Page 1335 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼国の借金は 半体制 04/8/23(月) 18:11 ┣Re(1):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 Gokai Sezutomo 04/8/23(月) 21:01 ┃ ┗Re(2):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 半体制 04/8/24(火) 18:13 ┃ ┗Re(3):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 Gokai Sezutomo 04/8/25(水) 20:59 ┃ ┗Re(4):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 半体制 04/8/26(木) 7:54 ┃ ┗Re(5):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 Gokai Sezutomo 04/8/26(木) 13:31 ┃ ┣Re(6):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 rerere 04/8/26(木) 22:04 ┃ ┃ ┗Re(7):昼寝かな。 Gokai Sezutomo 04/8/26(木) 22:30 ┃ ┃ ┗Re(8):昼寝かな。 rerere 04/8/26(木) 23:01 ┃ ┃ ┗Re(9):種の限界? Gokai Sezutomo 04/8/26(木) 23:22 ┃ ┗Re(6):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 半体制 04/8/27(金) 7:49 ┃ ┗Re(7):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 Gokai Sezutomo 04/8/27(金) 13:06 ┃ ┗Re(8):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 半体制 04/8/27(金) 20:21 ┃ ┗Re(9):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 Gokai Sezutomo 04/8/27(金) 20:57 ┃ ┗Re(10):日本国は金持ち、政府債務はマネーの供給 半体制 04/8/30(月) 18:32 ┃ ┗Re(11):今頃、金利上昇の恐れの嘘 Gokai Sezutomo 04/8/30(月) 21:32 ┃ ┗Re(12):今頃、金利上昇の恐れの嘘 半体制 04/8/31(火) 18:23 ┃ ┗Re(13):今頃、金利上昇の恐れの嘘 Gokai Sezutomo 04/8/31(火) 20:49 ┃ ┗Re(14):今頃、金利上昇の恐れの嘘 rerere 04/8/31(火) 21:05 ┃ ┗Re(15):彼らの武器 Gokai Sezutomo 04/8/31(火) 23:09 ┃ ┗Re(16):どうもよくわからん 安兵衛 04/9/1(水) 8:56 ┃ ┗Re(17):どうもよくわからん Gokai Sezutomo 04/9/1(水) 23:43 ┃ ┣Re(18):どうもよくわからん 安兵衛 04/9/2(木) 9:44 ┃ ┃ ┗Re(19):どうもよくわからん Gokai Sezutomo 04/9/2(木) 21:56 ┃ ┗Re(18):どうもよくわからん ごまめの翁 04/9/2(木) 11:15 ┃ ┗Re(19):どうもよくわからん Gokai Sezutomo 04/9/2(木) 23:25 ┗Re(1):国の借金は 半体制 04/9/2(木) 18:22 ┗Re(2):国の借金は rerere 04/9/2(木) 19:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 国の借金は ■名前 : 半体制 ■日付 : 04/8/23(月) 18:11 -------------------------------------------------------------------------
Gokai Sezutomo さん教えてください 政府債務を返したり減らしたりする必要はないと書いておられましたが、このまま国の借金が増大しても何の心配もないということでしょうか? |
▼半体制さん:こんにちは、お呼び出しをかけてくださり有難うございます。 >Gokai Sezutomo さん教えてください > > 政府債務を返したり減らしたりする必要はないと書いておられましたが、このまま国の借金が増大しても何の心配もないということでしょうか? その通りです。政府債務の増大など何の心配も要りません。 日本国は対外的に債務国ではなく、債権国です。つまり、借金をしているわけでなく、お金を貸している国なのです。そして更に、毎年、1300億ドル前後のお金を海外に預金(貸付)しています。これによって、他国から観ると円の信頼は現在では絶大なのです。破産などありえません。 ご心配の政府債務の殆んどは、国内の金融機関を通じての借金でありますから、民間へのマネーの供給と同義語です。 経済は発展拡大すればするほどマネーの量を要求します。 「100人の経済社会では、100枚のコインで事足りるかもしれませんが、1万人を養う経済に発展したとき、100枚のコインのままでは成り立ちませんね。」 戦後の労働の成果である果実を収穫しようとコインの供給が、バブルと酷評されたカタチで増加を始めましたが人々はそれを異常な事とと認識させられて、壊滅させられてしまいました。 その誤りの思い込みは現在も続き、デフレ経済に甘んじているのです。 財務省は、全国11箇所で財政危機を訴えて、構造改革の重要性を説く講演会を行うそうですが、決して惑わされないようにしてください。おそらく、小泉−竹中の指示に違いありません。 |
▼Gokai Sezutomoさん: > ご心配の政府債務の殆んどは、国内の金融機関を通じての借金でありますから、民間へのマネーの供給と同義語です。 早速のご回答ありがとうございます。 上記について、もう少し詳しく説明してください。 |
▼半体制さん:こんにちは >> ご心配の政府債務の殆んどは、国内の金融機関を通じての借金でありますから、民間へのマネーの供給と同義語です。 > > 上記について、もう少し詳しく説明してください。 金融機関・・民間のお金を預かる組織、銀行、証券会社、郵便局、年金基金、生保、その他と仮定します。 (なにしろ、説明に適切で正確な語彙が現在ないようなので。) 民間の持つお金のほとんどはこの金融機関に預けて(貸し出しでも良い)います。金融機関はお金を預かった以上、何かの資産に返還して金利を稼ぎ出さなくてはなりません。このとき、国債を購入しても良いわけです。つまり、国債は金融機関にとって、金利を稼ぎ出すための都合の良い商品でもあるのです。 で、現在、発行済み国債の95%をこれら金融機関(日銀も含めて)が保有しています。 よく考えて頂きたいことは、金融機関からこのようにして調達したお金を政府は、民間へ、事業その他の報酬として支払います。つまりこの時点でお金を民間へ供給したことになります。 そして、民間はこれをまた金融機関へ預金しますので、民間の預金量は増加します。この事は教科書的ではありませんが、銀行の信用創造機能の一つの形態と考えられますね。 少し話がそれますが、確認しておかなくてはならないことがあります。 普通、人は日常感覚で、お金は使えば、なくなると思っています。ところがお金の行方に注視すればわかることですが、お金は通常、商行為ではなくなりません。人の手から人の手へ渡っていくだけなのです。 ただ、なくなるときもあります。ベースマネーに関しては日銀が償却するとき、信用マネーに関しては、貸借関係を解消(つまり、返済)したときです。現在のように、貸借関係の解消が大量に起こっている状態を、金融収縮とも言います。 尚、私はお金を便宜的に、三種に分類しています。 1)ベースマネー・・・日銀が供給するお金。 2)信用マネー・・・日銀以外の金融機関が信用創造機能(貸借関係)によって創り出したお金。 3)評価マネー(資産評価マネー)・・・比較的短期間に現金に換えうる資産 誤りあれば、ご遠慮なくご指摘ください。議論しましょう。ご質問でも結構です。 |
▼Gokai Sezutomoさん > >金融機関・・民間のお金を預かる組織、銀行、証券会社、郵便局、年金基金、生保、その他と仮定します。 > で、現在、発行済み国債の95%をこれら金融機関(日銀も含めて)が保有しています。 国は、これら金融機関に国債を発行して得たお金を、期限が来たら返さなければならないのではないですか。 |
▼半体制さん:こんにちは > 国は、これら金融機関に国債を発行して得たお金を、期限が来たら返さなければならないのではないですか。 その通りです。期限が来て返さないのを債務不履行といいますね。実際には借り換えというカタチで返済します。 また、もし期限が来て返さないのなら、それはマネーの供給とはなっていないのです。 半体制さん、現在、発行済み日銀券の残高は約70兆円ですが、一方、国内銀行、個人の預金という条件での預金残高は2001年3月で約300兆円ありましたが、差額の230兆円はどのようなメカニズムで殖えることができたか説明できますか?、日銀がそんなに印刷していないのに増えているんですよね?不思議に思いませんか? |
▼Gokai Sezutomoさん:こんばんは 本題からそれるのですが、今週の週刊ダイアモンドに金利上昇不安の特集がありました。 国債を買おうとしない悪夢が金利を押し上げる恐怖が待ち受けていると書いていました。 確かに新BIS規制が来年度から適用され、国債も20%のリスク資産と査定しなければならず、増資できない銀行から自己資本比率を保持するために日本国債が放出され、長期金利がもっと揚がる懸念がありますね。 金利が上がると家計、雇用、給与すべてマイナスに作用すると書いてありました。 とくに住宅ローンには相当影響がありそうです。本来なら国債はリスク0%の金融資産のはずなのにわざとこういうインチキ制度を導入しようとする。これも竹中の日本潰し戦略の一環なのでしょうね。 |
▼rerereさん:こんにちは >本題からそれるのですが、今週の週刊ダイアモンドに金利上昇不安の特集がありました。 >国債を買おうとしない悪夢が金利を押し上げる恐怖が待ち受けていると書いていました。 >確かに新BIS規制が来年度から適用され、国債も20%のリスク資産と査定しなければならず、増資できない銀行から自己資本比率を保持するために日本国債が放出され、長期金利がもっと揚がる懸念がありますね。 >金利が上がると家計、雇用、給与すべてマイナスに作用すると書いてありました。 >とくに住宅ローンには相当影響がありそうです。本来なら国債はリスク0%の金融資産のはずなのにわざとこういうインチキ制度を導入しようとする。これも竹中の日本潰し戦略の一環なのでしょうね。 私はその記事読んでいませんが、国債以上に軽リスクの資産とは、新BISによると何になるのでしょう?まさか他国の債権ってことはないでしょうね。 読まないであれこれ云うのもなんだけど、更に軽リスクのものあれば、そちらに比重を移すでしょうね。もしないとすれば、単に、日本の民間銀行の自己資本比率を落とす外資の策略かも?ワシントン・コンセンサスとか? こんなとき日銀が、日本の味方なら、有効な防御手段を打つはずなんでしょうけれど。昼寝するかもしれませんね。 |
▼Gokai Sezutomoさん: > 私はその記事読んでいませんが、国債以上に軽リスクの資産とは、新BISによると何になるのでしょう?まさか他国の債権ってことはないでしょうね。 > 格付けに比例するらしいので日本国債は20%のリスクだそうです。 当然トリプルAの米国債は0%に決まってますけど(笑) > 読まないであれこれ云うのもなんだけど、更に軽リスクのものあれば、そちらに比重を移すでしょうね。もしないとすれば、単に、日本の民間銀行の自己資本比率を落とす外資の策略かも?ワシントン・コンセンサスとか? > こんなとき日銀が、日本の味方なら、有効な防御手段を打つはずなんでしょうけれど。昼寝するかもしれませんね。 日本国債を無理やりに値下げさせ、さらに米国債を買わせようとする戦略なのか。 そして日本企業は金利上昇に苦しんで、弱った所はハゲタカが襲う。 これを日本の政策としてやるのだから全く情けない。 半体制さんとのやりとりすっかり邪魔してしまい申し訳ありませんでした。 失礼します。 |
▼rerereさん: >日本国債を無理やりに値下げさせ、さらに米国債を買わせようとする戦略なのか。 >そして日本企業は金利上昇に苦しんで、弱った所はハゲタカが襲う。 >これを日本の政策としてやるのだから全く情けない。 > 日本の野党政治家も、これらのことを材料にして、小泉-竹中攻撃ができればいいが、やれない。誰かが云ってた、種の限界だと。 |
▼Gokai Sezutomoさん:何回もすみません。 >実際には借り換えというカタチで返済します。 具体的にはどうするのですか。 |
▼半体制さん:こんにちは > >>実際には借り換えというカタチで返済します。 > > 具体的にはどうするのですか。 数字が間違えているかもしれませんが本年度国債発行額が、確か160兆円ほどだったと思いますがそのうち新規国債発行学が30兆円ぐらいだったでしょうか。不確かですけれど。160-30が借り換え分です。 つまり、国債を償還するために国債を発行しています。 借金のための借金、普通これは悪いといわれますね。通貨発行券を持たない個人や団体、また、通貨発行券を持っていても、貿易赤字なら私も悪いと思いますが、そうでない場合、民間へのマネー供給となり、現在でも不況をいくばくか軽減することに貢献しています。 |
▼Gokai Sezutomoさん > 数字が間違えているかもしれませんが本年度国債発行額が、確か160兆円ほどだったと思いますがそのうち新規国債発行学が30兆円ぐらいだったでしょうか。不確かですけれど。160-30が借り換え分です。 > つまり、国債を償還するために国債を発行しています。 > 借金のための借金、普通これは悪いといわれますね。通貨発行券を持たない個人や団体、また、通貨発行券を持っていても、貿易赤字なら私も悪いと思いますが、そうでない場合、民間へのマネー供給となり、現在でも不況をいくばくか軽減することに貢献しています。 これって問題の先送り・泥沼化じゃありません? 金融機関が「ノー」と言ったらどうなるのですか。 |
▼半体制さん:こんにちは >> 数字が間違えているかもしれませんが本年度国債発行額が、確か160兆円ほどだったと思いますがそのうち新規国債発行学が30兆円ぐらいだったでしょうか。不確かですけれど。160-30が借り換え分です。 >> つまり、国債を償還するために国債を発行しています。 >> 借金のための借金、普通これは悪いといわれますね。通貨発行券を持たない個人や団体、また、通貨発行券を持っていても、貿易赤字なら私も悪いと思いますが、そうでない場合、民間へのマネー供給となり、現在でも不況をいくばくか軽減することに貢献しています。 > > これって問題の先送り・泥沼化じゃありません? > > 金融機関が「ノー」と言ったらどうなるのですか。 問題の先送りでも泥沼化でもありません。政府債務が悪いことなら、これを問題といいますが、私は政府債務を悪いといっていません。マネーの供給と云っています。 私がこのイタに出没することの第一の目的は、日本人の殆んどが「政府債務は悪い。」と思い込まされている、その誤解を解くためです。 政府債務は悪くありません。マネーの供給なのです。経済が拡大すればそれに見合う量のマネーが必要ですが、バブルとの理由でその量を大幅に減少させられています。 1990年からの経済の低迷は、計られたといっても過言でないと思います。 政府債務が悪くないといってそれを説明しているわけですから、その相手に、「問題先送り」という、疑問を投げるのは不適切という気もしますが? それから、政府債務は資産運用の中で、日本国内のものでは最も信頼のおけるもので、銀行がこれを「ノー」というなどありえません。そんなことを言う専門家はきっと、鼻薬をかがされた怪しい人間です。騙されてはなりません。もし貴方の身近にそのような方がいらっしゃるならどうか、この議論に引っ張り出してください。 |
▼Gokai Sezutomoさん > 私がこのイタに出没することの第一の目的は、日本人の殆んどが「政府債務は悪い。」と思い込まされている、その誤解を解くためです。 > > 政府債務が悪くないといってそれを説明しているわけですから、その相手に、「問題先送り」という、疑問を投げるのは不適切という気もしますが? > それから、政府債務は資産運用の中で、日本国内のものでは最も信頼のおけるもので、銀行がこれを「ノー」というなどありえません。 失礼しました。質問を次のように訂正します。 新規国債分はマネー供給になるかもしれませんが、借り換え分は、既に使ってしまったお金ですから、単なる借金返済の期限先延ばしになりませんか。 また、金融機関に国債を買うだけのお金が無くなることはないのですか。 |
▼半体制さん:こんにちは > 新規国債分はマネー供給になるかもしれませんが、借り換え分は、既に使ってしまったお金ですから、単なる借金返済の期限先延ばしになりませんか。 > そこが一般的によく、誤解を招いてる部分ですね。既に使ってしまったお金は、なくなっていると誤解されるのですね。 先に書きましたが、使ったからといってもお金はなくなりません。政府の手を離れたお金は民間で回ります。そしてそれは銀行にも預けられるし税金として徴収もされます。日銀だけが増減させうるベースマネー(現金・日銀当座預金)も使ったからといってもなくなりません。日銀が回収しない限り、人の手から手へ、銀行から企業へ、その他からその他へと移動するだけで決してなくなりません。 信用マネーも同様です。金融機関の信用創造機能(貸借関係により生み出されたお金。国債発行により生み出されたお金も含まれます。)により生み出されたお金は、貸借関係が解消されない限り、使っても、民間で回転するだけでなくならないのです。 国債発行残高が積みあがれば、民間マネーの総量においてそれと同額のお金が積みあがります。逆に政府が債務を返却すればするだけ、その分のお金が民間マネーの総量から減少していくのです。これが現代貨幣システムなのです。 こんなこと、帰納的に検証すれば明らかなのですが、どういう訳か、専門書に書いていません。そのためか、財務省も、政治家も、マスコミも、エコノミストも、気がついていないのです。だから、一般の方々が気付かないのも当然です。 繰り返しますが、このこと 『帰納的』に検証すれば明らかなのです。全ての人が同じ答えに到達するはずです。蛇足ですが、『帰納法』は科学的証明には欠かせない証明法ですね。 > また、金融機関に国債を買うだけのお金が無くなることはないのですか。 買うお金がなくなるようなことはありえません。金融機関から政府が借りたお金は回りまわって再び、金融機関に集まってきますし、それらのお金の供給(短期金融市場のお金の量)の調節は日銀の日常の職務です。 国債発行残高が増えれば、それに合わせて(同量という意味でなく、もっと少なく)ベースマネーの増量を検討することも必要というわけで、それも日銀の日常業務の延長上の検討であり、取りたてて騒ぐほどのことでもありません。 今頃、景気回復につれて、金利上昇がコントロール不能な生き物のように取りざたされていますが、呆れて、「何、ばか、言ってんだ。」と思わず言いたくなります。 金利については、昔からの日銀の専管事項といわれ、コントロール不能などありえません。 |
▼Gokai Sezutomoさん 金は天下の回りもの ですか |
▼半体制さん:こんにちは >金は天下の回りもの ですか ことわざ以上の事実があるのに人々のお金に関する知識は江戸時代以前のままです。これでは、グローバル資本に喰われてしまう運命も仕方がないかもしれません。 |
石原都知事によると日本は江戸時代に既に米相場のデリバティブ取引をしていた そうです。その当時はグローバル金融の先端を行っていたはずなんでしょうけど。 今ではグローバリストたちからはこんなちょろい国はないと思われているでしょうね。 首相自らが日本売りを政策の柱にしているようでは・・・・ |
▼rerereさん:こんにちは、 >石原都知事によると日本は江戸時代に既に米相場のデリバティブ取引をしていた >そうです。その当時はグローバル金融の先端を行っていたはずなんでしょうけど。 >今ではグローバリストたちからはこんなちょろい国はないと思われているでしょうね。 >首相自らが日本売りを政策の柱にしているようでは・・・・ そうですね。チョロイでしょうね。第二政党の民主党までもが同様の政策を選択しそうですから。 米の先物相場は現在、取引されていませんが、穀物の先物相場は今も行われているそうです。いわゆる『赤いダイヤ』。 ところで、「円の支配者」の著者、リチャード・A・ベルナー氏によれば、 13世紀の欧州の金細工師たちの組合は、この頃、既に自分たちで、紙幣(金の預り証)を発行し流通させ、金がたくさんあるように見せ、当時の王や領主たちの戦費を都合し、自分たちの目論見で戦争の行方を左右していたそうです。 当時既に、現代貨幣システムの基礎を築いていたことになります。そして彼らは彼らの大きな武器である、そのシステムの本質を世界中の人々に知らせるような、ヘマを、学問の世界においても、現在まだ、していないのです。 |
政府債務はマネーの供給の側面があるのは判るが、政府債務の返済はわたし達の税金で為される。 税収が伸びず国債償還元本利払いが増えれば、財政を圧迫し国民への諸サービスは低下し、増税にもつながる。 わたし達国民が国債を信用しなくなったら、ひどい事になると思うのだが、どうもよくわからん。 |
▼安兵衛さん:こんにちは > 政府債務はマネーの供給の側面があるのは判るが、政府債務の返済はわたし達の税金で為される。 政府債務は借金という面と民間へのマネー供給、という両面がありますがこの二つは同等の重みで存在します。 「マネー供給の側面」という言い方は軽い気がします。 >税収が伸びず国債償還元本利払いが増えれば、財政を圧迫し国民への諸サービスは低下し、増税にもつながる。 税収が伸びなくても財政支出を減らす必要などありません。 財政支出を減らす必然性があるときとは、貿易赤字が続くときです。 そもそも税収を増やそうとすれば好景気にしなければ税収は増えません。 好景気にするためには民間の持つお金を増やし、消費意欲を増大させ、商取引を活発化させなければなりません。 さらに、民間のお金を増やそうとするにはベースマネーだけでなく、信用創造を拡大して信用マネーを増やすか、資産価格を上げて、評価マネーを増やすかです。 過去、バブル崩壊によって、資産評価マネーは壊滅的な減少とさせられてしまいました。その後政策担当者が、特にマネー供給を意図したわけではありませんが、大幅な赤字国債の増発により、民間へのマネー供給という形をとりました。けれども、一方の信用創造である、民間の借金は、資産評価マネーの大幅な減少に見合うように、返済を急ぎ、急がされてきました。これには不良債権処理と一般的に云われるものも含まれます。このことは冷静に、別の言い方をすれば、『信用収縮』と呼ばれるもので、過去、不況の代名詞として使われたという記憶も私にはあります。 つまり、1992年以降、景気回復のために政府債務の増大という政策を採りながら、一方では、民間で信用収縮とそして資産マネーの大幅な減少が起こっていたのです。 これでは、総体的に観れば、マネーの総量の減少なので、不況が長期化するのは火を見るより明らかだったのです。そして、これを正しく検証しようとする声もあったのですが、どういう訳か、マスメディアの主流となることはなく、いつの間にか掻き消されてしまったようです。もちろん、現代貨幣システムに対する正しい認識が、常識として存在してなかったのも原因です。 >わたし達国民が国債を信用しなくなったら、ひどい事になると思うのだが、どうもよくわからん。 我々国民が、国債を信用しようがしまいが、実質的には何ほどの影響もありません。何しろ国民は国債の実質的な購買者ではなく、実際の購買者は金融機関や日銀なのですから。 『ひどい事になる』と思ったのではなく、そうなると思わされたのではないのですか? |
Gokai Sezutomo さん 判り易いご説明有難うございます。 しかし、まだ判らない事があります。 少子化に向かっているわが国では、土地などの資産価値は相対的に減少していきます。好景気にする為にマネーを増加させていけば、戦後のようなハイパーインフレになりませんか。また、好景気による金利の上昇で、国債の買い手である金融機関だどが損失を増大させませんか。 国債より魅力的なものが出てきて、国債が消化されない事はないのですか。 一時的な好況はあるのでしょうが、わが国の将来はジリ貧だと思います。貿易黒字国から赤字国になる可能性もあると思いますが。 |
▼安兵衛さん:こんにちは >少子化に向かっているわが国では、土地などの資産価値は相対的に減少していきます。好景気にする為にマネーを増加させていけば、戦後のようなハイパーインフレになりませんか。また、好景気による金利の上昇で、国債の買い手である金融機関だどが損失を増大させませんか。 土地の価格下落の原因は少子化ではなく、バブル崩壊にあります。そしてこのバブル崩壊は必然的な結果ではなく意図して行われたということを思い出してください。そして、この政策の反省評価がいまだ行われていないことにも注視するべきです。 ハイパーインフレは需要に対する供給不足が原因です。現在は、貿易黒字もあり、生産余力は十分ですから、ハイパーインフレなどになる訳がありません。 また、マネー増加によるインフレは需給バランスが保たれていて、マネーだけが増加したとき起こりますが、これはデノミ(お金の呼称単位の変更)と大差なく、たいした問題ではありません。現在問題にすべきは、民間でのマネー不足による需要不足ですから、至急お金を増加させる必要があります。 好景気による金利上昇、国債暴落の説は明らかな誤りです。 短期金融市場という市場での金利は、日銀の資金の供給量で決定されるので、生き物のように、景気の好不況あわせて、金利が勝手に上下動などしません。多少の目論見違いによるブレはありますがその点は、日銀が毎日、細やかにコントロールしています。 日銀自信がこれをコントロールできないなどと、過去、発言したことがない点に留意してください。誰かが勝手に言って、それを黙認?していることはありますが。 >国債より魅力的なものが出てきて、国債が消化されない事はないのですか。 国債より、ローリスクハイリターンの商品がでてきたと仮定しても、現金は必ず回りまわって金融機関に帰ってきて運用先を探すのですから国債が無視されるようなことはありません。無視されるとしたらそれは、日銀の短期金融市場へのベースマネーの供給の不足を意味します。つまり日銀が国債の買いオペにて資金を供給すれば問題解決です。これは日銀の通常業務です。 >一時的な好況はあるのでしょうが、わが国の将来はジリ貧だと思います。貿易黒字国から赤字国になる可能性もあると思いますが。 現在のような日本売り、日本を壊すような政策を続ければ当然、赤字国への転落は早まります。 好況を続ける実力を持つ国が、故意か、無理解かは別として、不況を継続させられた結果として、あらゆる投資を制限され、他国との競争に遅れをとっていることもあると思います。 |
Gokai Sezutomoさま、はじめまして、 安兵衛さま横レス失礼致します。 貴兄の経済に付いて、凡人の悲しさ、書込み拝見する程訳が分らなくなります。以前、何かのテレビ番組で貴兄と同じ様な発言をされていた経済評論家がおられました。 >>我々国民が、国債を信用しようがしまいが、実質的には何ほどの影響もありません。何しろ国民は国債の実質的な購買者ではなく、実際の購買者は金融機関や日銀なのですから。 ど素人の素朴な質問で笑われるのを覚悟で質問致します。此の様な事は絶対ありませんが、もし全預金者が金融機関から預金を引き出したとしたら日本の経済はどう成るのでしょう。 |
▼ごまめの翁さん:こんにちは > ど素人の素朴な質問で笑われるのを覚悟で質問致します。此の様な事は絶対ありませんが、もし全預金者が金融機関から預金を引き出したとしたら日本の経済はどう成るのでしょう。 大体でお話させていただきますと、銀行預金270兆円、郵貯250兆円の合計500兆円を全て引き出そうとしたとき、日銀券の発行済み残高は2003年12月で、76兆円しかありませんのでこのままでは支払い切れないことになります。従って、預金者から支払い要求を受けた銀行は日銀に借用証を渡し、お金を借り入れ、支払いを完結することになります。 この論理で重要なことは現代貨幣システムは金本位制でありませんので、民間銀行の借用証を資産として日銀は幾らでも無限大に、日銀券を発行することが出来る点にあります。 日本経済への影響はお金の流通の不便さから来る悪影響を考える必要ありますが、一時的なものとすれば日本経済の力を減弱させるような影響は何もないと思います。 |
「預金封鎖」を書いた副島隆彦氏が今度は「老人税」(祥伝社、1680円)を出しています。 私は読んでいませんが、広告によると次の内容が含まれているようです。 累積の財政赤字1000兆円をチャラにする国の「秘策」 相続税強化、売上税、財産税 なぜ「個人向け国債」を買ってはいけないか 1ドル40円時代がやってくる |
▼半体制さん: >「預金封鎖」を書いた副島隆彦氏が今度は「老人税」(祥伝社、1680円)を出しています。 > 私は読んでいませんが、広告によると次の内容が含まれているようです。 >累積の財政赤字1000兆円をチャラにする国の「秘策」 >相続税強化、売上税、財産税 >なぜ「個人向け国債」を買ってはいけないか >1ドル40円時代がやってくる また出したんですか?恐怖本はやめられませんね。 巻末にまた丸秘海外ファンドですかね。 目的の一つはFAの紹介ですから。 |