Page 1615 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼金利ゼロ%の功罪 たけ 04/10/15(金) 23:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 金利ゼロ%の功罪 ■名前 : たけ <shn091946@yahoo.co.jp> ■日付 : 04/10/15(金) 23:34 -------------------------------------------------------------------------
日本政府の隠れ借金を含めた借金は1000兆円あります。金利1%でも10兆円の利息を毎年払わなければならない。もしアメリカ並みに5%になれば、50兆円になります。税収が40兆円です。収入を超えた利息を払うのは、まるでサラ金地獄です。日本が破綻しないための条件が、したがって金利0%です。銀行は国民から金利0%の預金を戴いて、せっせと日本国債を購入する。すると1〜2%の利ざやを稼ぐことが出来る。国債の購入が日本の銀行の新たな使命になったわけです。よかったですね。 金利0%は良いことだけではない、短所もある。日本の富裕層は外国の証券会社、銀行に預金して5%から10%の金利を稼いでいる。世界の標準的な金利が約5%です。日本の国民はグローバルスタンダードに従えば5%の利息を誰でも受け取れる。預金1000万円を持っている老人ならば、利息50万円がいただけるはずである。50万円あったら、何に使います?ところが現在の0.01%の金利では利息はわずか1000円です。定食ランチを食って終わりです。つまり金利5%あったならば、日本経済はこの20年間でかなり、GDPが増え、また経済成長もしていたはずである。 金利0%のため、日本は財政破綻を免れています、しかしそのために大きな代償を支払っています。それは経済成長が出来ないことです。日本全体が「たそがれの時代」を迎えています。まるで老人のようですね。体力が老人のように自然に落ちていきます。鳴り物入れで始まった構造改革であったが、何も無い空虚な構造改革ではないでしょうか。 たそがれの日本経済と日本の政治を若々しく飛躍させるにはどうすればいいのでしょうか。とりあえず、自公政権をノーと言いましょうか。 政治が変れば全てが変るのでしょうか。政治に振り回されて、夢も希望も打ち砕かれていませんか。では老人はこれからどう生きればいいのでしょうか。フランクシナトラの歌のように、マイ ウエイ でも歌いましょうか。マハテール氏が好きな歌でした。英語の勉強にもなって、ボケ予防に良いそうですよ。それとも、自然回帰で有機農業でもしましょうか。最近スーパーへ行くと、大根が一本250円、ほうれん草が一束300円しています。3倍以上値上がりしています。農薬を使わ無い野菜を食べれば、健康的で長生きできますよ。国民年金の5万円と自給自足で生きていけます。「衣食足りて礼節を知る」ではなくて、「衣食足りて政治が語れる」ようにしましょうか。 |