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 ▼戦後、敗戦日本の復興を考える!  珍 源斎 04/10/10(日) 9:10
   ┣Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ニック 04/10/10(日) 15:05
   ┃  ┗Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  パンドラ 04/10/10(日) 16:25
   ┃     ┗Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ニック 04/10/10(日) 21:04
   ┃        ┣Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  パンドラ 04/10/11(月) 9:53
   ┃        ┃  ┗Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ニック 04/10/15(金) 19:43
   ┃        ┃     ┗Re(6):戦後、敗戦日本の復興を考える!  パンドラ 04/10/15(金) 21:11
   ┃        ┃        ┗Re(7):戦後、敗戦日本の復興を考える!  数理梵哲 04/10/15(金) 21:42
   ┃        ┃           ┣Re(8):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ニック 04/10/15(金) 22:54
   ┃        ┃           ┗Re(8):戦後、敗戦日本の復興を考える!  パンドラ 04/10/15(金) 23:56
   ┃        ┗Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/11(月) 19:18
   ┃           ┗Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ニック 04/10/15(金) 22:43
   ┃              ┗Re(6):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/16(土) 8:36
   ┃                 ┣Re(7):戦後、敗戦日本の復興を考える!(訂正)  月光仮面のおじいさん 04/10/16(土) 9:12
   ┃                 ┣反論では有りません  ニック 04/10/16(土) 10:19
   ┃                 ┣腹立たしい言葉  沈黙の初夏 04/10/16(土) 10:55
   ┃                 ┗Re(7):月光仮面のおじいさんへ戦後、敗戦日本の復興を考える!  珍 源斎 04/10/16(土) 11:37
   ┣Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/10(日) 17:09
   ┃  ┣Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  小鉄 04/10/10(日) 17:35
   ┃  ┃  ┗Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/10(日) 19:41
   ┃  ┃     ┣Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  松 04/10/10(日) 20:30
   ┃  ┃     ┃  ┗Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/11(月) 19:02
   ┃  ┃     ┃     ┗申し訳ありません  松 04/10/11(月) 20:06
   ┃  ┃     ┗Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  小鉄 04/10/11(月) 18:03
   ┃  ┃        ┗Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/11(月) 20:08
   ┃  ┗Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  珍 源齋 04/10/10(日) 18:24
   ┃     ┗Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/10(日) 19:11
   ┣Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  加茂井77 04/10/10(日) 20:28
   ┣Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  珍 源齋 04/10/11(月) 10:38
   ┃  ┗Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  珍 源斎 04/10/12(火) 8:40
   ┃     ┗Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  月光仮面のおじいさん 04/10/12(火) 9:58
   ┣Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  オセッカイ屋 04/10/12(火) 7:08
   ┗Re(1):廃品や、ゴミは資源に!  珍 源斎 04/10/14(木) 9:03
      ┗Re(2):造る事無く、消費者になってしまった。  珍 源斎 04/10/15(金) 19:21

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 ■題名 : 戦後、敗戦日本の復興を考える!
 ■名前 : 珍 源斎
 ■日付 : 04/10/10(日) 9:10
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   無謀な戦争の果て・無惨な敗戦・・

辺り一面焼け野原、餓死者や栄養失調で倒れる人、結核などの感染症に罹り多くの人たちが命を落とす惨状、資源も払底して設備も壊滅、戦災復興の困難さの中で占領軍の施策、ガリオア、イロア資金、戦後の復興を目的とするアメリカの資金援助や・・・、

栄養失調の子供達へのララ物資「食糧現物贈与」により辛うじて命脈を維持して、
やせ細った身体で戦災復興に立ち上がったことを実際に身体をもって
記憶してる人も今では少なくなりました。

日本経済の本格的な復興への切っ掛けはその後、朝鮮動乱「朝鮮戦争」による戦時特需によるものが大きなインパクトとなりました。

戦車や兵器の修理から重工業も復興への足掛かりを得たり、
朝鮮戦争による需要は当時の日本にとっては慈雨のようなものと云っても良いと思います・・。

その後アメリカからは様々な近代技術を教えてもらい効率よく利用したことによって日本経済の復興は確かなものへとなったと記憶してます・・。

結果は奇跡的な経済復興を遂げ現在に至ることに繋がってると思います・。
勿論日本国国民の努力は並々ならぬものがありましたが、

当時のアメリカは実に鷹揚な面をもっており、そのお陰も日本にとっては幸いな
ことでした。背景には戦後の東西対立や冷たい戦争も終始、日本にとっては有利に作用したことも歴史的な事実です・・。

軍事費に多くの国費を使わずに、専ら経済成長に集中できたのもアメリカの傘を
大いに利用させて頂いたことにあります。

戦後の日米経済に関する流れと傾向を辿れば以上の見解も成り立ちます。
自動車製造の技術、エレクトロニクス、食糧、医薬品、医療技術も

アメリカからの恩恵は図り知れないものがあります。
今、キーボードを叩いてるパソコン、インターネット、軍事衛星利用の

GPSも生まれはアメリカの技術です・・。よってアメリカには「より良い国」に
なってもらえるような努力も日本として果たすことが必要ではないかと

思考する処です・・。   


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/10/10(日) 15:05  -------------------------------------------------------------------------
   良い部分は学び、悪い部分は真似しないのが鉄則と思います。

小泉政権は将来的に日本をアメリカのようにすると考えていますが、日本人の気質や物事の考え方が必ずしもアメリカ方式に合っているとは言えないでしょうが、その点を無視して国家の将来像を描いて果たして良いものなのかどうか。

この点を真剣に考える必要があると思います、私はむしろ、米国式よりは欧州式の方が、より日本にとっては政治的に学ぶべき所が多い様に考えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/10/10(日) 16:25  -------------------------------------------------------------------------
   ニック様 ご無沙汰いたしております。
パンドラです

先ほどのニック様の書きこみにありました

>小泉政権は将来的に日本をアメリカのようにすると考えていますが、日本人の気質や物>事の考え方が必ずしもアメリカ方式に合っているとは言えないでしょうが、その点を無>視して国家の将来像を描いて果たして良いものなのかどうか。

>この点を真剣に考える必要があると思います、私はむしろ、米国式よりは欧州式のが、より日本にとっては政治的に学ぶべき所が多い様に考えます。

という部分の「米国式と欧州式」の違いについて教えて頂けますでしょうか?
社会福祉とかの点で相違があるのは何となく分かるのですが。

お忙しい中お手を煩わせて申し訳ありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/10/10(日) 21:04  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラ様、おひさしぶりです(^^)

>ニック様 ご無沙汰いたしております。
>パンドラです
>
>先ほどのニック様の書きこみにありました
>
>>小泉政権は将来的に日本をアメリカのようにすると考えていますが、日本人の気質や物>事の考え方が必ずしもアメリカ方式に合っているとは言えないでしょうが、その点を無>視して国家の将来像を描いて果たして良いものなのかどうか。
>
>>この点を真剣に考える必要があると思います、私はむしろ、米国式よりは欧州式のが、より日本にとっては政治的に学ぶべき所が多い様に考えます。
>
>という部分の「米国式と欧州式」の違いについて教えて頂けますでしょうか?
>社会福祉とかの点で相違があるのは何となく分かるのですが。
>
>お忙しい中お手を煩わせて申し訳ありません。


米国式と欧州式の違いは、まず環境問題に顕著に表れていると思います。

欧州は歴史が長く、それぞれの国が独自の文化を持っている為、まず公害に対して敏感です、京都議定書を例に取れば、例えばイタリアやオーストリアなどでは温暖化などが原因と思われる洪水が頻繁に起こっていますし、異常な寒波や熱波が最近は欧州を襲っています。

ポーランドでは人間の活動で一度ヨーロッパバイソンが絶滅の危機に瀕しましたが、現地の方々の努力により復活致しました、ドナウ川河口の中洲は大湿地帯として有名でしたが、東ヨーロッパの流す汚水や煤煙により、環境の悪化が非常に深刻になりました。

欧州は諸国が肩を寄せ合いながら狭い地域にあるため、隣国の公害や問題は他人事ではなく、それゆえ欧州全体でこの問題を何とかしようと言う意識が非常に高く、又国民の環境に対する意識が高いので、環境に配慮しない企業は国民の反対運動にさらされます。

一方のアメリカではやはり環境面では日本より先進国であるものの、企業の金儲け主義が非常に強いので、環境よりは経済を優先する傾向があります。

放射能に汚染され使えない地域がアメリカではいくつか存在しますし、一般住宅の土から高い濃度の放射能が検出され、あわてて浄化作業を行ったと言う事件もありました。

企業の廃棄物がインディアン居住地区に汚染を引き起こし、深刻な問題を引き起こした例もあります。

環境と経済の調和をはかるのが欧州式、環境よりは経済を優先させるのが米国式とでも申せましょうか。

また政治システムも、二大政党制のアメリカに比べて、欧州では多数政党の国が多く存在し、プラスかマイナスかしか選べない米国に比べれば選択の幅が広いと言う所があり、アメリカが選挙に莫大な資金を投じるのに対して、英国などではそれぞれの政党が使える資金は全て決められており、一円でもオーバーすれば厳罰を受けるなど、不正が起こり難いシステムを確立してきています。

北欧では地方議会等の運営はボランティア的に時給制で行っている国があり、意識の高い地域住民が政治に加わり、日本のように仕事もせず寝ているだけで給料を貰える議員が存在するような環境ではありません。

小泉政権がアメリカ式を目指すのは、財界に配慮したものでしょう、税制にもそれが現れています、直接税は年収500万円代を境に、上は割安に、下は割高にし、103万円の控除は無くそうとしています。

一方では株などの税金は安くし、消費税は小泉政権では上げないと言いつつも、将来的には上げる可能性がある事を臭わせています。

金儲けが得意な人も居れば不得意な方も居り、ただ一つの事を熱心に行うのが得意な人も居ればマルチな才能を持つ方も世の中には存在します、しかし小泉政権が救おうと考えているのは「金儲けが得意な人」で、逆のタイプの人間が存在することには非常に冷淡です、世の中には「騙される奴が悪い」とこれ見よがしにのたまう輩も居りますが、年を取り思考力が低下したお年寄りなどに対してそのような事が果たして言えるでしょうか?

情けは人の為ならずと言う諺がありますが、「騙される奴が悪い」とのたまう方は、ご自身がそのような立場に立つ可能性がある事には全く気が付いていないように感じられます。

歴史が長く、環境に配慮し、財界もコントロールする国民意識の高い欧州式か、歴史が短く財界に大きく依存し、金儲けの為ならばあらゆる犠牲も厭わない事が顕著な米国式にするか、パンドラ様であれば、日本はどちらに向いていると思いますか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/10/11(月) 9:53  -------------------------------------------------------------------------
   ニック様
パンドラです
私の質問に分かりやすくお答え頂きありがとうございます
今年は台風が日本列島を通過する事も多く、夏の超真夏日とあわせて
やはり世界規模で環境がおかしくなっているのではないか、と思います
そういう意味でも私は環境に配慮し、財界をもコントロールするといわれた
欧州式が日本の将来には模範とするものなのかな?と、思います。

もちろん、歴史が浅い国アメリカにも学ぶものは沢山あったのだろうと思いますし
何よりも欧州もそうなのかも知れませんが、日本に比べると情報開示の広がりには
驚かされます。

日本という国は今まで、食べるものでも他国から入って来たものを日本的にオリジナリティーを持って取り入れてきた、したたかさが有ります。
欧州方式を取り入れながら日本には日本の将来像がきっと描けると思います。

小泉首相がしょうとしている、「皆が同じ痛みを分け合う」と言いながらこれから
進めようとしている高額所得者にはそれなりに、低所得者には厳しく税を取り立てる
というアメリカ方式の税制改革という名の増税は多くの人々を苦しめるけだと思います。

 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/10/15(金) 19:43  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラ様、こんばんは。

>ニック様
>パンドラです
>私の質問に分かりやすくお答え頂きありがとうございます
>今年は台風が日本列島を通過する事も多く、夏の超真夏日とあわせて
>やはり世界規模で環境がおかしくなっているのではないか、と思います
>そういう意味でも私は環境に配慮し、財界をもコントロールするといわれた
>欧州式が日本の将来には模範とするものなのかな?と、思います。
>
>もちろん、歴史が浅い国アメリカにも学ぶものは沢山あったのだろうと思いますし
>何よりも欧州もそうなのかも知れませんが、日本に比べると情報開示の広がりには
>驚かされます。
>
>日本という国は今まで、食べるものでも他国から入って来たものを日本的にオリジナリティーを持って取り入れてきた、したたかさが有ります。
>欧州方式を取り入れながら日本には日本の将来像がきっと描けると思います。
>
>小泉首相がしょうとしている、「皆が同じ痛みを分け合う」と言いながらこれから
>進めようとしている高額所得者にはそれなりに、低所得者には厳しく税を取り立てる
>というアメリカ方式の税制改革という名の増税は多くの人々を苦しめるけだと思います。


良い所は良い、悪い所は悪いとして、良い部分のみ取り入れるのが一番であろうと思います、何故かその取り入れ方が、経済のことのみ考えたものになってしまっているのが気がかりです。

最近の若者が荒んできているのも、経済的に追い詰められている部文が非常に大きいと思います、サービス残業までさせて給与は出さないでは、これではやり切れないでしょう。

バブルを引き起こした者たちは罰せられもせずに大手を振って生活しています、米国では米国版バブルを引き起こしたトップは懲役300年以上の刑になったといいますが、こう行った所は真似しない政府はやはりおかしいですね。

今の日本に何が必要なのかが分かる政治家が今求められていると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/10/15(金) 21:11  -------------------------------------------------------------------------
   ニック様
ご多忙中の折り私の投稿にレス頂きありがとうございます。

>最近の若者が荒んできているのも、経済的に追い詰められている部文が非常に大きいと>思います、サービス残業までさせて給与は出さないでは、これではやり切れないでしょ
>う。

そうですね、それと20代の失業率は10%にもなっているという話を聞いた事が
あります。
彼らは自分達の将来に希望が持てないのです
4年程前にベストセラーになった
村上 龍の「希望の国のエクソダス」という小説があります

数十万人の中学不登校生がネットビジネスを展開するという内容のものです
不登校に対する考え方や是非は色々あると思いますが
「この国には何でもある、が、希望だけがない」
という言葉がとても印象に残っています。

戦後の行き過ぎた「自由と権利」を主張する風潮のせいだ。とか
昔は「道徳」を重んじる良い時代だった。とか
言う方もおられますが、私は違うと思います。

物欲に走り、希望が持ちにくい社会にしていまったのは大人達なのです
(私自身も含めて)

小倉 千加子さんという方が書かれた「結婚の条件」という本によると
世界で最も合計特殊出産率の低い国は
2002年現在
イタリア  1.15
ドイツ   1.24
日本    1.32
だったそうです
これら第二次世界大戦の敗戦国は戦後50年以上経った今、少子化に見舞われている
のです 

日本の国でも、女性達が
希望が持てない結婚はしたくないと非婚化が続き
希望が持てない子育てはしたくないと少子化が続いているのです

少子化は結婚することと、母になることに対する静かな反乱だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 数理梵哲  ■日付 : 04/10/15(金) 21:42  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パンドラさん:

>>最近の若者が荒んできているのも、経済的に追い詰められている部文が非常に大きいと>思います、サービス残業までさせて給与は出さないでは、これではやり切れないでしょう。
>
>そうですね、それと20代の失業率は10%にもなっているという話を聞いた事が
>あります。
>彼らは自分達の将来に希望が持てないのです
>戦後の行き過ぎた「自由と権利」を主張する風潮のせいだ。とか
>昔は「道徳」を重んじる良い時代だった。とか
>言う方もおられますが、私は違うと思います。
>
>物欲に走り、希望が持ちにくい社会にしていまったのは大人達なのです
>(私自身も含めて)
>
>小倉 千加子さんという方が書かれた「結婚の条件」という本によると
>世界で最も合計特殊出産率の低い国は
>2002年現在
>イタリア  1.15
>ドイツ   1.24
>日本    1.32
>だったそうです
>これら第二次世界大戦の敗戦国は戦後50年以上経った今、少子化に見舞われている
>のです 

私は少し違うように思います。
若者がおかしくなっているのも、経済的に追い詰められているというよりもそれ以前の年齢の時からおかしくなっているのではないでしょうか。一つには、他の方のご発言にもあるように、額に汗して働くよりも楽をして金儲けをする方が良いとする風潮があると感じます。
また、家庭での躾の欠如もあると思います。実は、今日も図書館で子供がうるさくしているのに平気な母親を見ました。(驚いたことに、図書館の職員が注意しない。) 
私には、このような母親を育てた家庭に大きな問題があると思えてなりません。その子もこのままで行けば母親のような女性になるのでしょうね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/10/15(金) 22:54  -------------------------------------------------------------------------
   ここまでモラルが無くなった原因を遡ると、日清日露戦争に行き着くと言う方もいらっしゃいます。

日清日露で多数の大黒柱を失った日本人家庭は、結局の所母親が子供を育ててきた訳ですが、片親では子供の全てを見て躾をする事が出来なかったのが原因だと言う話しです。

それが結果として太平洋戦争→敗戦へと繋がったと言う見方の様ですが、なかなか面白いなと思いました。

私的には、物質社会にしてしまった事にも原因があると思います、腹も八分目とは言いますが、少々ものが無い位が状態としては一番良いのではないでしょうか、何より働いて充足させようと言う気にもなります、しかし現代ではものが無い所か余り過ぎています、これが原因の一つ。

そして社会問題、政治家の汚職などを筆頭に、苦労してこつこつお金を貯めるよりも、楽をして大金を手に入れた方が良いと言う考え方が広まってしまった、これが原因の二つ目。

そして生活習慣と食生活の変化、労働時間の変化、周りから死の臭いのするものが無くなってしまった事、これらも原因の一つでしょう、あくまで私の個人的な考えですので、他の方はまた違う見方を持ってらっしゃるでしょうが、いずれにせよここ数十年で急激にモラルが無くなっているのは確かだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/10/15(金) 23:56  -------------------------------------------------------------------------
   数理様

家庭でのしつけーたとえば、人に迷惑をかけない、とか、たくさんの人がいる場所
では静かにするとか。
そういうことが出来なくなっている。
という話を聞きます。公共の乗り物やレストランなどでも。

しつけというだけでなく想像力も欠如しているのでしょう
同じことをされたら自分がどんなに不愉快な思いをするのかという。

若者がおかしくなっているー
ということですが

それ以前の年齢の時からおかしくなっているのではないでしょうか

という部分の「おかしくなっている」という意味をもう少し具体的にお話頂ける
と助かるのですが。
数理様のご意見を読み、私の考えをまとめるためにお手数ですがお願い致します。

額に汗して働くよりも楽して楽をして金儲けした方が良い
という風潮は正にバブルの時の社会現象的な考え方ではありましたね

もうそれも通用しなくなり「楽をして金を儲ける」どころか
「額に汗して働いて」もリストラという名の首切りにあったり
労働条件が劣悪なところではサービス残業を強いられたり

「働く」ことの条件が良い方向へ向かっているという話をあまり聞かないのですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/11(月) 19:18  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
>
>小泉政権がアメリカ式を目指すのは、財界に配慮したものでしょう、税制にもそれが現れています、直接税は年収500万円代を境に、上は割安に、下は割高にし、103万円の控除は無くそうとしています。
>
>ニックさまの記載ですが、直接税に関して現在では収入が大きくなるほど税率が高くなる累進課税となっていると認識していますが、貴方の500万円以上を割安にし、下を割高と言うのはその構造を逆転することなのでしょうか。
そうなると500万円以上の税率より500万円以下の税率の方が高くなるのですか。それは確かに大問題です。進行中の税率のガイドラインを教えてください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/10/15(金) 22:43  -------------------------------------------------------------------------
   ▼月光仮面のおじいさんさん:
>▼ニックさん:
>>
>>小泉政権がアメリカ式を目指すのは、財界に配慮したものでしょう、税制にもそれが現れています、直接税は年収500万円代を境に、上は割安に、下は割高にし、103万円の控除は無くそうとしています。
>>
>>ニックさまの記載ですが、直接税に関して現在では収入が大きくなるほど税率が高くなる累進課税となっていると認識していますが、貴方の500万円以上を割安にし、下を割高と言うのはその構造を逆転することなのでしょうか。
>そうなると500万円以上の税率より500万円以下の税率の方が高くなるのですか。それは確かに大問題です。進行中の税率のガイドラインを教えてください。


現在の税制改正大網

http://www.lotus21.co.jp/data/news/0312/news031219_taikou.html

現行控除(既に過去に比べて低所得者の控除が削られてきているのが分かります)

収入金額 給与所得控除額
162.5万円以下 65万円
162.5万円を超え 360万円以下 収入金額×40%
180万円を超え 360万円以下 収入金額×30%+18万円
360万円を超え 660万円以下 収入金額×20%+54万円
660万円を超え 1,000万円以下 収入金額×10%+120万円
1,000万円超 収入金額×5%+170万円


現行税率(下の※部分より、最高税率が下げられて来ているのが分かります、比べて低所得者の分は、控除が減った分逆に増えてきているとも言えます)

課税所得金額等(A) 税額速算式
330万円以下       A×10%
330万円超900万円以下  A×20%−33万円
900万円超1,800万円以下 A×30%−123万円
1,800万円超       A×37%−249万円


※1950年の税制       20%から55%まで5%刻みの8段階。
 1970年〜1983年までは、19段階(10〜75%)の税率。
 1984年〜1986年までは、10.5%から70%までの15段階。
 1987年          10.5%から60%の12段階。
 1988年          10%から60%の6段階。
 1989年頃         10%から50%までの5段階となつている。

最高税率が軒並み下がってきているのが明白になっています、この分岐点が500万円台と言う事ですが、理由は所得が少ない者の方が数が圧倒的に多く、富裕層の税率を下げ、低所得層の控除額を減らした方が結果的に税収が上がるからです。

特に年金生活のご老人世帯においては、これは深刻だと思います。

因みに税率などは誰でも手に入れれるものですから、これに関してのソースは省きます、資料は税理士などのHPで見る事が出来ますから、興味がありましたらどうぞ。

ちなみにビル・トッテン氏の見解は以下のようなものです、ご参考までにどうぞ。

http://www.ashisuto.co.jp/magazine/topic.php?A=34&B=398

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/16(土) 8:36  -------------------------------------------------------------------------
   >>>
>>>小泉政権がアメリカ式を目指すのは、財界に配慮したものでしょう、税制にもそれが現れています、直接税は年収500万円代を境に、上は割安に、下は割高にし、103万円の控除は無くそうとしています。
>>>
>>>ニックさまの記載ですが、直接税に関して現在では収入が大きくなるほど税率が高くなる累進課税となっていると認識していますが、貴方の500万円以上を割安にし、下を割高と言うのはその構造を逆転することなのでしょうか。
>>そうなると500万円以上の税率より500万円以下の税率の方が高くなるのですか。それは確かに大問題です。進行中の税率のガイドラインを教えてください。
>
>
>現在の税制改正大網
>
>http://www.lotus21.co.jp/data/news/0312/news031219_taikou.html
>
>現行控除(既に過去に比べて低所得者の控除が削られてきているのが分かります)
>
>収入金額 給与所得控除額
>162.5万円以下 65万円
>162.5万円を超え 360万円以下 収入金額×40%
>180万円を超え 360万円以下 収入金額×30%+18万円
>360万円を超え 660万円以下 収入金額×20%+54万円
>660万円を超え 1,000万円以下 収入金額×10%+120万円
>1,000万円超 収入金額×5%+170万円
>
>
>現行税率(下の※部分より、最高税率が下げられて来ているのが分かります、比べて低所得者の分は、控除が減った分逆に増えてきているとも言えます)
>
>課税所得金額等(A) 税額速算式
>330万円以下       A×10%
>330万円超900万円以下  A×20%−33万円
>900万円超1,800万円以下 A×30%−123万円
>1,800万円超       A×37%−249万円
>
>
>※1950年の税制       20%から55%まで5%刻みの8段階。
> 1970年〜1983年までは、19段階(10〜75%)の税率。
> 1984年〜1986年までは、10.5%から70%までの15段階。
> 1987年          10.5%から60%の12段階。
> 1988年          10%から60%の6段階。
> 1989年頃         10%から50%までの5段階となつている。
>
>最高税率が軒並み下がってきているのが明白になっています、この分岐点が500万円台と言う事ですが、理由は所得が少ない者の方が数が圧倒的に多く、富裕層の税率を下げ、低所得層の控除額を減らした方が結果的に税収が上がるからです。
>
>特に年金生活のご老人世帯においては、これは深刻だと思います。
>
>因みに税率などは誰でも手に入れれるものですから、これに関してのソースは省きます、資料は税理士などのHPで見る事が出来ますから、興味がありましたらどうぞ。
>
>ちなみにビル・トッテン氏の見解は以下のようなものです、ご参考までにどうぞ。
>
>http://www.ashisuto.co.jp/magazine/topic.php?A=34&B=398

ニックさま
ご丁寧な説明有難うございます。当方もサラリーマンを卒業し20%の税が懐かしいこのごろです。これからはニックさまのお話になる対象層になってきます。

ただ収入の応じて累進課税になっている現実は変わらず、高所得層の累進税率が緩和されてきたと言うのが正しい表現でしょう。過去欧米に較べ累進課税の度合いがひどく、日本は社会主義の国かと揶揄されていました。戦後構築された日本の税方式が直接税に頼りすぎると指摘され、累進課税の比率を減らし消費税率の導入により直間比率を改善しようと言うものでした。それが消費税論議の時に散々議論になりました。

この先は意見の違いかと思いますが、道路を使ったり、公共インフラの使用は万人均一なサービスが受けられます。それに対し累進課税と言うのは、善意の還元ではないかと思っています。つまり、望ましい税方式は収入に対し比例方式が平等なのかと考えています。
(これが消費税ですね)
ただ、生活にかかるインフラは誰でも一定にかかるのだから収入が減ってくるとその負担は大きくなることは骨身にしみて最近感じています。だからある一定以下は社会全体で対応して行こうではないかとして、各種優遇政策が採られていると認識しています。

ただ社会が様々な一定の優遇策を行い、その財源が累進課税の高所得者層の善意によって成されていると言う感謝を忘れてはなりません。
私は了見が狭く、心が寛容では有りませんので、まずは不幸にして収入が少ないために税金が払えない人がまず感謝の気持を持って社会に対応し、その上でなるべくその継続をお願いすべきと考えています。

これ以上はニックさんと議論する気は有りません。(ごめんなさい)
社会の一構成員として、また我々の税金によって社会が成り立っているのだから、もし払えないとしたら、沢山の人に申し訳ないと思っています。その気持が先にあります。
昨日、労働党宣言を再読しました。
このサイトに来たことを少し反省しています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):戦後、敗戦日本の復興を考える!(訂正)  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/16(土) 9:12  -------------------------------------------------------------------------
   最後の文が違っていました。訂正します。ご迷惑をおかけします。
▼月光仮面のおじいさんさん:
>>>>
>>>>小泉政権がアメリカ式を目指すのは、財界に配慮したものでしょう、税制にもそれが現れています、直接税は年収500万円代を境に、上は割安に、下は割高にし、103万円の控除は無くそうとしています。
>>>>
>>>>ニックさまの記載ですが、直接税に関して現在では収入が大きくなるほど税率が高くなる累進課税となっていると認識していますが、貴方の500万円以上を割安にし、下を割高と言うのはその構造を逆転することなのでしょうか。
>>>そうなると500万円以上の税率より500万円以下の税率の方が高くなるのですか。それは確かに大問題です。進行中の税率のガイドラインを教えてください。
>>
>>
>>現在の税制改正大網
>>
>>http://www.lotus21.co.jp/data/news/0312/news031219_taikou.html
>>
>>現行控除(既に過去に比べて低所得者の控除が削られてきているのが分かります)
>>
>>収入金額 給与所得控除額
>>162.5万円以下 65万円
>>162.5万円を超え 360万円以下 収入金額×40%
>>180万円を超え 360万円以下 収入金額×30%+18万円
>>360万円を超え 660万円以下 収入金額×20%+54万円
>>660万円を超え 1,000万円以下 収入金額×10%+120万円
>>1,000万円超 収入金額×5%+170万円
>>
>>
>>現行税率(下の※部分より、最高税率が下げられて来ているのが分かります、比べて低所得者の分は、控除が減った分逆に増えてきているとも言えます)
>>
>>課税所得金額等(A) 税額速算式
>>330万円以下       A×10%
>>330万円超900万円以下  A×20%−33万円
>>900万円超1,800万円以下 A×30%−123万円
>>1,800万円超       A×37%−249万円
>>
>>
>>※1950年の税制       20%から55%まで5%刻みの8段階。
>> 1970年〜1983年までは、19段階(10〜75%)の税率。
>> 1984年〜1986年までは、10.5%から70%までの15段階。
>> 1987年          10.5%から60%の12段階。
>> 1988年          10%から60%の6段階。
>> 1989年頃         10%から50%までの5段階となつている。
>>
>>最高税率が軒並み下がってきているのが明白になっています、この分岐点が500万円台と言う事ですが、理由は所得が少ない者の方が数が圧倒的に多く、富裕層の税率を下げ、低所得層の控除額を減らした方が結果的に税収が上がるからです。
>>
>>特に年金生活のご老人世帯においては、これは深刻だと思います。
>>
>>因みに税率などは誰でも手に入れれるものですから、これに関してのソースは省きます、資料は税理士などのHPで見る事が出来ますから、興味がありましたらどうぞ。
>>
>>ちなみにビル・トッテン氏の見解は以下のようなものです、ご参考までにどうぞ。
>>
>>http://www.ashisuto.co.jp/magazine/topic.php?A=34&B=398
>
>ニックさま
>ご丁寧な説明有難うございます。当方もサラリーマンを卒業し20%の税が懐かしいこのごろです。これからはニックさまのお話になる対象層になってきます。
>
>ただ収入の応じて累進課税になっている現実は変わらず、高所得層の累進税率が緩和されてきたと言うのが正しい表現でしょう。過去欧米に較べ累進課税の度合いがひどく、日本は社会主義の国かと揶揄されていました。戦後構築された日本の税方式が直接税に頼りすぎると指摘され、累進課税の比率を減らし消費税率の導入により直間比率を改善しようと言うものでした。それが消費税論議の時に散々議論になりました。
>
>この先は意見の違いかと思いますが、道路を使ったり、公共インフラの使用は万人均一なサービスが受けられます。それに対し累進課税と言うのは、善意の還元ではないかと思っています。つまり、望ましい税方式は収入に対し比例方式が平等なのかと考えています。
>(これが消費税ですね)
>ただ、生活にかかるインフラは誰でも一定にかかるのだから収入が減ってくるとその負担は大きくなることは骨身にしみて最近感じています。だからある一定以下は社会全体で対応して行こうではないかとして、各種優遇政策が採られていると認識しています。
>
>ただ社会が様々な一定の優遇策を行い、その財源が累進課税の高所得者層の善意によって成されていると言う感謝を忘れてはなりません。
>私は了見が狭く、心が寛容では有りませんので、まずは不幸にして収入が少ないために税金が払えない人がまず感謝の気持を持って社会に対応し、その上でなるべくその継続をお願いすべきと考えています。
>
>これ以上はニックさんと議論する気は有りません。(ごめんなさい)
>社会の一構成員として、また我々の税金によって社会が成り立っているのだから、もし払えないとしたら、沢山の人に申し訳ないと思っています。その気持が先にあります。
>昨日、老人
党宣言を再読しました。
>このサイトに来たことを少し反省しています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 反論では有りません  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/10/16(土) 10:19  -------------------------------------------------------------------------
   お考えの説明をして頂き有難う御座います。

税に関しては同じように考えています、一定の所得を超えた分からは、その余裕範囲で平等に取っていくのが正しいやりかたと私も思います。

所が日本では、低所得者の控除を無くしつつ、高額所得者の税率を減らしています、これが小泉政権などで「直接税減税」とうたったものの正体でした。

こう言った行動に対してはビル・トッテン氏が警鐘を鳴らしています、やはり消費の主役はそう言った低所得者だからです。

お金の還流が経済を活性化させるならば、高額所得者は一定以外のお金は使わずに手元に置いてしまいますから、低尾所得者層を保護するのが結局は経済活性化に繋がるというのがビル氏のお考えでした。

しかしこれとは逆の行動を取っている小泉政権が果たして真面目に経済活性化を考えているのかは非常に疑問です、政治家では無く(株)自民党として、自己の利益だけで物事を考えていないか?

これからの日本は、この点に注意しなければならないでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 腹立たしい言葉  ■名前 : 沈黙の初夏  ■日付 : 04/10/16(土) 10:55  -------------------------------------------------------------------------
   >ただ社会が様々な一定の優遇策を行い、その財源が累進課税の高所得者層の善意によって成されていると言う感謝を忘れてはなりません。
>私は了見が狭く、心が寛容では有りませんので、まずは不幸にして収入が少ないために税金が払えない人がまず感謝の気持を持って社会に対応し、その上でなるべくその継続をお願いすべきと考えています。


高所得者の善意?

高所得者は独りで稼いだわけではない。
貧乏人のヒエラルキーの上にたまたま立っているだけだ。

たとえば一人のタレントが1億稼いだとて、
そのヒトの力だけでそんなに稼げるわけがないではないか。
スタッフの力も必要だろうし目の見えないところで
いろんな力が働いているにきまっている。

元をたどれば貧乏人の金が金の引力で集まっていくわけだな。

上記、
こういう引用が正しいなら金持ちこそみなに感謝して税金を払うべきだ。

・・・
実際は税金などただの義務。
感謝も恥辱もない。

できれば権力にさしだす金は少なければ少ないほどよい。
どうせロクなことに使われはしまい。

年金、北朝鮮、中国ODA、etc.とかみればあきらかであろうに、
どうして庶民は「お上」「農奴」の関係からぬけきれないのだろう。

困ったものだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):月光仮面のおじいさんへ戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/10/16(土) 11:37  -------------------------------------------------------------------------
   このスレッドは租税制度云々の意図をもって立ち上げたのでは
ありません・・。

今や第二の敗戦と云われたバブル経済に至ったことと、それの崩壊からくる
日本国及び国民が被った損害は太平洋戦争の敗戦をも超えたと云われてます・。

自殺者や産業労災事故、交通事故等々の犠牲者の累計をみると驚くほど、信じられないほどの人数に達してます・。目前には見えませんが、想像力を働かせると・・

屍累々の様相が見えるようです・・。これらを何とかせねば・・との想いです。

評論家モードより離れて・もう少し原点への想いをはせて頂きたい・・と思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/10(日) 17:09  -------------------------------------------------------------------------
   珍 源斎さま
日本の多くがアメリカを見ながら、あのようになったら良いなと夢見ていました。そしてどうやらその影が見えてきたと思います。ご指摘の事、忘れてはならないと思います。

ただ素晴らしい経済成長が果たした日本で、今になって”もし”が有るのならもう少し経済成長の速度を落としたら、今になってこんなに買うものが無いほどに消費が進行しなかったのではないかと残念に思います。そんな事を思うと計画経済と言う手法に魅力を感じるのです。中国は現在の成長をうまくコントロールできるでしょうか。

アメリカ人の大統領の多くがアイルランドからの移住者です。また、アメリカンドリームを実現した経済人も多くがアイルランドから来ています。
食べることも事欠く厳しい環境を経験し、なんとかしたいと言う上昇志向が成功の要因でしょうか。戦後の日本にダブる”何とかしたい”と言う意思が共通ですね。

いつかアメリカの大統領がペルーのフジモリさんのように日本人の2世、3世の時代が来ると思います。テニスのシャラポアさんはアメリカ在住ロシア人です。
そして、政治思想が国とはあまり関係無いようになればと思います。でも相撲の横綱はやっぱり日本人が良いな。。

貴方の言いたい趣旨とは外れますが。ご笑止ください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 小鉄  ■日付 : 04/10/10(日) 17:35  -------------------------------------------------------------------------
   >ただ素晴らしい経済成長が果たした日本で、今になって”もし”が有るのならもう少し経済成長の速度を落としたら、今になってこんなに買うものが無いほどに消費が進行しなかったのではないかと残念に思います。そんな事を思うと計画経済と言う手法に魅力を感じるのです。中国は現在の成長をうまくコントロールできるでしょうか。

 中国は上手くコントロールできていません。土地バブルはいつ弾けてもおかしくない状況。以前から酷かった内陸部と沿岸部の格差もますます酷く、最近では上海などの都市住民の間でさえ所得の格差が生じる始末。
 更に肝心の成長率も粉飾されたものでした。党中央からの指示どおりに経済発展しなければ役人の首が飛ぶ、だから成長率を偽造する訳です。
 中国の経済成長率発表に嘘が多いのは以前から外国のまともな経済学者からは指摘されており、各部門の成長率を合計すると、明らかに全体の成長率を上回るとか、経済発展してるはずなのに何故か一人あたりのエネルギー使用量は減っているなど明らかな矛盾が多く見られました。これらは党中央も頭を痛めているようで。
 更に言うと中国株も又危険であり、企業側がきちんとした情報を公開しなかったり、嘘の情報を流すので中国ブームを煽った経済アナリストさえ「中国株は危ない」と言い出す始末です、無責任な物ですが(笑い

 結局計画経済は「国家という最大の不良債権」と「正しい情報が得られない事から来る読み誤り」しか生み出さないと言うことです。
 こうした事実はチャイナブームを演出することに躍起の日本の一部メディアでは流れないものですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/10(日) 19:41  -------------------------------------------------------------------------
   小鉄さま
中国の実際は今回の議論ではありません。今から100年前共産主義の御大マルクスさんは確か高度成長化のロンドンで今の日本と同じような環境にあったはずですから、彼らたちに良い方法が見つかり、計画経済を考えたのではないかと思ったからです。

要は人の欲求はだれもコントロールできないのが残念だと言いたいだけです。これが日本の野党で出来なかったのはどうしてなんでしょうか。
あっと言う間に皆で日本の総需要を食い尽くしたのを反省することでしょう。後はガマンをする以外手が無いのではないでしょうか。それが現在です。非は我々一人一人に有るのです。人のせいにしてはなりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 松  ■日付 : 04/10/10(日) 20:30  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさん様、はじめまして。
貴方の書かれた内容を見て中国の四書のひとつ「大学」の一節を思い出しました。


大学の道は、明徳を明かにするに在り。

民に親しむに在り。

至善に止まるに在り。


古の明徳を天下に明かにせんと欲する者はその国を治む。

その国を治めんと欲する者は、先づその家を斉ふ。

その家を斉へんと欲する者は、先づその身を修む。

その身を修めんと欲する者は、先づその心を正す。

その心を正さんと欲する者は、先づその意を誠にす。

その意を誠にせんと欲する者は先づその知(良知)を致す。

知を致すは物を格(ただ)すに在り。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/11(月) 19:02  -------------------------------------------------------------------------
   松さま
ご返事有難うございます。まったく恥ずかしいことにご案内いただいた、この文の内容が良くわかりませんでした。”どうも怒っているようではないな”等とお門違いの感想です。

まったく”馬鹿に付ける薬は無い”とお思いでしたら、その際は今回はしょうがないとお許しください。お恥ずかしい限りです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 申し訳ありません  ■名前 : 松  ■日付 : 04/10/11(月) 20:06  -------------------------------------------------------------------------
   決して怒っているわけではありません。
どうも心ならずご迷惑をおかけしてしまいました。
申し訳ありません。

私のこれは貴方様がご投稿された末尾の文
>非は我々一人一人に有るのです。人のせいにしてはなりません。
に賛同して書かせていただいたものです。

私が引用した「大学」の文意は、大志を持つ者はまず身近な小事から収めていかねばならない、というものだと理解しています。

現在があるのは我々の日常の積み重ねの結果である、という意味にも解釈できると思っています。

しかし、ご返信をいただいて貴投稿と私の拙文の流れを見なおしてみますと、どうやら私はご投稿の文意にかかわり無く末尾の文だけに反応してこれを書いてしまったようです。

これでは貴方様が困惑されるのも当然です。
我ながら汗顔の至り。冷や汗ものです。

>馬鹿に付ける薬は無い
というのはまさに私に返る言葉。
真にあいすみませんでした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 小鉄  ■日付 : 04/10/11(月) 18:03  -------------------------------------------------------------------------
   >中国の実際は今回の議論ではありません。今から100年前共産主義の御大マルクスさんは確か高度成長化のロンドンで今の日本と同じような環境にあったはずですから、彼らたちに良い方法が見つかり、計画経済を考えたのではないかと思ったからです。

 マルクスが共産党宣言を出したのは「愛国心」からでした。産業革命を達成したイギリスは彼の祖国ドイツに対しても輸出攻勢をかけたためドイツは潰れそうになった。そこでマルクスは愛国心から「祖国ドイツがイギリスの2番煎じで産業革命を達成したとしても、それでは後発国のドイツは追いつけない。ならば社会主義を実現する事でイギリスより優位に立とう」と考えた訳です。資本主義から社会主義への進化という進歩史観(もっとも恣意的なもので、歴史の中の都合の良い事象を繋ぎ合わせただけの物)はこういう要請から誕生したわけです。
 もっともマルクス自身は社会主義について具体的なプランがあった訳ではないので、マルクス主義者一人一人によって解釈も違ってくるのでその事が異論を認めない共産主義国の閉鎖性、危険分子としていとも簡単に人間を粛清すると言う陰湿な体質を作り出す元になりました。

 さて、計画経済がいいとの事ですが本当にそうでしょうかね?マルクス主義者のやる事が結局はビジョンも無く行き当たりばったりであった事は歴史を見れば分かる事ですが。
 まず第一に計画経済をとると官僚の力が増し(クギ一本動かすのにもハンコが必要)、国家の影響力も増します。しかしその事は「国家と言う最悪の独占資本」を生み出す事に他ならず(その事は国鉄を見れば分かるだろう)赤字だけが蓄積されていきます。それでも潰れることは無いから平気で乱脈経営を続ける。
 更に2番目の問題として計画経済による発展とは所詮一時的な「覚せい剤効果」に過ぎないという事。資本をある特定部門に集中投入してそこが飛躍的な発展を遂げたとしてもそれは限りある「資本」を食いつぶして得られた結果に他なりません。そういう事を続けていればいずれ底をつく。覚せい剤をやる者が「俺は寝ないでも大丈夫な気がする」と思いつつ、実際は自分のエネルギーをすりつぶしてるだけでいずれ廃人になるように。ソ連は覚せい剤をやり続けた結果、富を食いつぶし崩壊しました。
 それに対して自由主義経済は如何か?計画経済に対して一見無駄が多いように見えるが、そこでは絶えず新しい産業が生まれ、富が生み出される。
 アメリカとソ連は冷戦期、宇宙開発競争をしていたほど力のある国でした。アメリカは冷戦後も自動車産業やら、コンピューター産業等様々な産業を発展させ続けていますが、一方のソ連は限りある富を宇宙開発に集中投資したは良いが、その後なんらかの産業が発展したとは聞きません。富を食いつぶして滅んだだけでした。

 以上の事から分かるように、計画経済が良いと言うのは情報の不足がもたらした幻想に過ぎなかったと言うことです(共産独裁国家の多くは必ずと言って良いほど「ポチョムキン村(豊かな町のセット。村人役に豊かな生活の演技をさせ、それを海外の「文化人」に見せる事で、実態からは大きく外れた素晴らしき共産国家像を植えつける)もありましたしね)。

 結局計画経済とは破滅への道、死への緩慢な準備役といえましょう。
 言ってみれば計画経済とはオアシスみたいなものです。遠くから見れば素晴らしいが、近づいてみれば「空っぽ」

要は人の欲求はだれもコントロールできないのが残念だと言いたいだけです。これが日本の野党で出来なかったのはどうしてなんでしょうか。
あっと言う間に皆で日本の総需要を食い尽くしたのを反省することでしょう。後はガマンをする以外手が無いのではないでしょうか。それが現在です。非は我々一人一人に有るのです。人のせいにしてはなりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/11(月) 20:08  -------------------------------------------------------------------------
   小鉄さま
詳細を知らせていただき有難うございます。何度か書きましたがロシアなどの計画経済が良いとは思っていません。

ただ、今の日本が買うべきものはすべて揃ったと言う飽和現象が中で、もだえ苦しむ原因としてこれからも更に成長をしなければならないと言う不幸を考えるのです。渋谷の繁華街で売っているものの多くは雑貨と言われる必要不可欠の商品ばかりです。欲しいものはすべて揃ってしまったその後が今の世の中のむなしさに繋がります。そこでもう少し経済成長のスピードが落ちていればこんな経済環境にはならないのでないかとも思うのです。

でも難しいのですよね。今我々に出来ることは自制ではないかと思うこのごろです。
そして年輪を重ねた我々が改めて先頭に立ちそれを実践すべきと考えます。
小鉄さまの投稿いつも見ています。では。。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 珍 源齋  ■日付 : 04/10/10(日) 18:24  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさん!早速のレスコメント有難うございます。

仰有るように日本も戦後復興、経済の高度成長政策と加速の付くままに
「足ることを知らず」に来てしまったことは、今となっては大いに悔やまねばなりません。

経済成長への偏重にかまけて、大切なものを多く失ってきたことは他人事「ひとごと」
でなく反省すること、しきりです。

戦後の日本経済は自立よりアメリカに大きく依存してきましたことは
ヨーロッパや北欧の国々とは異なります・・・。

それを象徴的に表すのは食糧の自給率に現れてます。フランスやドイツにしても
食糧とエネルギーについては自給や圏内自給には徹底して取組んで、確立してます。

いずれも長期的なビジョンの元にその成果を挙げてるわけですが・・・・、
日本では長期的なビジョンとなると限界を考えないことで、経済もバブル崩壊をみるまで

思考停止状態できてしまったこと、政治や官僚達の仕儀を責める前に我々国民にも
責任があったと認めざるを得ません・。これは太平洋戦争での国民の責任にも通じる処が

ありませんか・・・?。

これからは、今、云う処のスローライフ、スローフズ運動に観られる低成長下でも
幸せな生活を確立出来るような意識の改革も必要ではないでしょうか・・。

「足を知ること」がキーワードになります・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/10(日) 19:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源齋さん:
>これからは、今、云う処のスローライフ、スローフズ運動に観られる低成長下でも
>幸せな生活を確立出来るような意識の改革も必要ではないでしょうか・・。
>
>「足を知ること」がキーワードになります・・。

政府が悪いと言っても政府とは架空の産物です。我々一人一人の寄り集まっての行動が日本の毎日を動かしていると思います。だから人のせいにしないで、その個人個人がしっかり対応する以外解決は無いのではないでしょうか。
今の自分達がどれほど豊かなのかを感じましょう。私は偶然にもロシアや北朝鮮に生まれなかった幸せを噛み締めています。また江戸時代でもなくて良かったと思います。(だってそうなったら自分ではどうしようもないですもの)

だから投稿の中には寂しい想いをすることが有ります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 加茂井77  ■日付 : 04/10/10(日) 20:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん:
>無謀な戦争の果て・無惨な敗戦・・
>
>辺り一面焼け野原、餓死者や栄養失調で倒れる人、結核などの感染症に罹り多くの人たちが命を落とす惨状、資源も払底して設備も壊滅、戦災復興の困難さの中で占領軍の施策、ガリオア、イロア資金、戦後の復興を目的とするアメリカの資金援助や・・・、
>
>栄養失調の子供達へのララ物資「食糧現物贈与」により辛うじて命脈を維持して、やせ細った身体で戦災復興に立ち上がったことを実際に身体をもって
>
>記憶してる人も今では少なくなりました。

 苛酷な時代でしたね。田舎にいたので、それに子供でしたから深刻には
思わなかったのですが。

誰かに聞いた話:
 GHQって物がありましたね。そこへ本国から助言に来た特使か調査団が
日本の産業を視察した時の話です、(確か、Dで始まる名前でした)
 視察を終わったとき、日本は大発展をすると断言したそうです。
その時の彼の言葉:「額に汗して働く者に勝てる奴はいない」

それから約40年後、ペンシルバニアのある工場での話です。
社長の父親、ガレージの隅で事業を興し中堅企業にまで育てた技術者:
日本の子会社が投資を兼ねて土地を多めに取得しようと言うのに、
頑として聞き入れない。
「土地は働く場所である。土地に投資して利潤を得ようなどと言うのは、
不道徳な考えだ」
 仕事、労働に対する倫理観の強さ、信念に打たれました。

北朝鮮から輸入した縫製品、丹念に縫ってあると聞きました。
やがて何か起こる時、彼らもまた報いられるでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 珍 源齋  ■日付 : 04/10/11(月) 10:38  -------------------------------------------------------------------------
   みなさん!こんにちわ!各々に的確なレスコメント有難うございます。

バブル経済の崩壊を「第二の敗戦と」捉えると見えてくるものがあります。
焼け跡こそ見られませんが、地方都市のシャッターの閉じた商店街通り、

道路際の無惨に朽ち果てた倒産したガソリンスタンド・レストラン・ホテル等々
焼け跡より無惨な姿を見るにつけて、憂鬱な思いにかられます・・。

もっと強く感じるのは人々の「心の中の敗戦」に伴う焼け跡です。
乾き「カサカサ」したものは、第二次大戦の敗戦の焼け跡以上に悲惨さを感じます。

あの頃の子供達にはボロを纏ってましたが、目に輝きがあったように記憶してます。
現在の街で見かける子供たち、取り分け中高生達の力の無い眼光には一抹の不安すら

感じます・・・。出来るものなら何とかしなけれ・・ば、との思いに駆られてます・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/10/12(火) 8:40  -------------------------------------------------------------------------
   「第二の敗戦からの復興」と「心の焼け跡を復旧」させるの為に必要なことは
かつて、太平洋戦争の敗戦の焼け野原からの復興に国民一人一人が懸命に努力したように・・・、

再び一人一人が失ってしまった日本人が伝統的に持っていた精神的支柱「徳」を価値とする意識や恥を知ること何事も責任感を持つことが・・・・

先ず第一歩で・他人事で無く自分自身のことと捉えて各人において努力を地道に積み上げねばならぬと思います・。

特に評論家モードで他人事として論じるのでは無く、一人一人が実践して行く
事、以外に妙案や奇手はないようです・・・。

実践として取り組むのはマナーを重んじること、嘘や詭弁を労ずることを
しないこと、他人の気持ちや視点になって考えられる心の余裕をもつこと・・・。

等々、当たり前のことのですが即、実践いたしたいと思考する処です・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : 月光仮面のおじいさん  ■日付 : 04/10/12(火) 9:58  -------------------------------------------------------------------------
   このサイト前向きな投稿が増えると良いですね。。
今後とも楽しみにしています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):戦後、敗戦日本の復興を考える!  ■名前 : オセッカイ屋  ■日付 : 04/10/12(火) 7:08  -------------------------------------------------------------------------
   天皇の一声で→企業の教育訓練からIE.OR.MH.ZD.TQCは一寸別ですが・・・
VE.などなど生産管理技術をドンドン導入→生産性は向上し・・・・・・・
ただ、コロリと急変したのには サプライズ! 問題は哲学なき金儲けの
道にタダタダ ひたすら 走っちゃった。座して考えると・・・心がカラ
カラ。  この辺りが問題???

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):廃品や、ゴミは資源に!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/10/14(木) 9:03  -------------------------------------------------------------------------
   敗戦「終戦」直後の焼け跡から、鉄くず等の金属類やガラス瓶などのゴミ類を
徹底的に回収して資源化することが行われてました・・。

その回収には職にありつけない人たちが「ばたや?」として携わっていました・
最近の敗戦後の進駐軍に娯楽を提供してた「バンドマン」を描いた映画のカット

の中で時代考証としての背景として戦災孤児の映像をみました・・・。
進駐軍のキャンプ廻りをしてたバンドマンや芸能人達のアメリカの文化を

日本に広めたことは良く知られる処です。
「エリちえみ、雪村いずみ、ペギー葉山」も・・その中の一員であったことを記憶してます・・。・・表題と少々はずれました・・が、

最近、ペットボトル、古新聞などの古紙類、家電製品の廃棄物の再資源化や
リユースを取り上げたテレビのドキュメンタリー番組を見ましたが、

廃棄物が中国も巻き込んで奪い合いになるような事態さえ生じてるようです・・。
廃品やゴミの再資源化が終戦直後のように資源の「徹底活用」が図れれる

事により省資源、省エネルギーに通じる確かな方法であると評価できます・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):造る事無く、消費者になってしまった。  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/10/15(金) 19:21  -------------------------------------------------------------------------
   廻りを見渡すと、個人的には物を造「作」ったり、直{修理」したりすることが無くなってしまった。

食べ物にすても身の回りの物にしても只々買わされ消費すること専門になり
次から次へと「ひたすら」消費を続けて気が付くとゴミや廃棄物を輩出する

醜い化け物になり果てたような気がする・・・。

食べ物も素材を活かした旬のものが家庭の食事として各家庭に存在し
ちゃぶ台を囲んで一家の食事風景があったものだ。今ではフアーストフードや

個人個人での食事「個食時代」とも云われるような世相でもある・・。
自殺願望が増えたりするのは「孤独の背景」個食にもあるような感じがする・。

おそらく、大勢で楽しく暖かい食事が出来る「幸せな」人には「死に神」も
取り憑くことなく幸せな人生が送れるのではないか・・と思う。

身の回りの物でも壊れたら修理することが出来れば、これも精神安定上
大いによろしい・・。物を粗末にしたり無駄にすることは・・

精神状態の乾きに繋がるのではないかと・・実感する。
凶か、吉かの分岐点はごく小さく微妙な処にあるから・心せねばならぬと思う。

戦後の焼け跡風景から連想して思い浮かんだことを書き込んでみた。

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