Page 1689 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼読んだ本・記事などを紹介するスレッド・2 Ray 04/7/16(金) 20:15 ┣『複数の東洋/複数の西洋』 Ray 04/7/16(金) 20:16 ┃ ┗Re(1):『複数の東洋/複数の西洋』/科学の今 蟷螂の斧 04/7/16(金) 23:13 ┣Re(1):読んだ本・記事などを紹介するスレッド・2 ふくちゃん 04/7/16(金) 22:56 ┃ ┗Re(2):読んだ本・記事などを紹介するスレッド・2 k・satou 04/9/24(金) 21:11 ┣『ヤンキー弁護士になる』金崎浩之(講談社) 三吉 04/7/17(土) 19:18 ┃ ┗Re(1):『ヤンキー弁護士になる』金崎浩之(講談社) こんぺいとう 04/7/17(土) 21:33 ┣Re(1):読んだ本・記事などを紹介するスレッド・2 王里 04/7/19(月) 12:40 ┣辺見庸の「抵抗論」 平太 04/7/20(火) 11:23 ┣『火星年代記』『華氏451度』 Ray 04/7/24(土) 11:48 ┃ ┗Re(1):『南方熊楠・萃点の思想』 蟷螂の斧 04/7/24(土) 22:48 ┣人間を幸福にしない日本というシステム 珍 源齋 04/7/24(土) 16:40 ┃ ┗Re(1):人間を幸福にしない日本というシステム 珍 源齋 04/7/25(日) 14:44 ┃ ┗【千の風になって】新井 満 珍 源斎 04/8/15(日) 8:59 ┣まんがですが ごまめの翁 04/7/27(火) 12:08 ┣『いまこそ憲法とその理念を学び考える』 詫田 04/7/29(木) 23:46 ┣『南方熊楠 萃点の思想』(鶴見和子、藤原書店) Ray 04/7/30(金) 19:17 ┃ ┗Re(1):『南方熊楠 萃点の思想』(鶴見和子、藤原書店)/心学・実学 蟷螂の斧 04/7/30(金) 21:25 ┣『警察幹部を逮捕せよ!―泥沼の裏金作り』 柳馬場通り姉小路上ガル 04/8/1(日) 0:29 ┃ ┗Re(1):『警察幹部を逮捕せよ!―泥沼の裏金作り』 柳馬場通り姉小路上ガル 04/8/1(日) 0:31 ┣肥田舜太郎『ヒロシマを生きのびて』 ぎみゆら 04/8/3(火) 21:50 ┃ ┗記録映画『ヒバクシャ』に出てたオヂサン ぎみゆら 04/8/4(水) 8:13 ┣週刊ダイヤモンド『創価学会の経済力』 森下 泰典 04/8/3(火) 23:22 ┃ ┗Re(1):週刊ダイヤモンド『創価学会の経済力』 ニック 04/8/3(火) 23:32 ┃ ┗Re(2):週刊ダイヤモンド『創価学会の経済力』 つるみ 04/8/5(木) 3:00 ┃ ┗宗教の恐ろしさですね ニック 04/8/5(木) 9:15 ┣Re(1):否戦・私たちの派兵反対メッセージ 王里 04/8/7(土) 17:41 ┣Re(1):読んだ本を紹介するスレッド・2/ 蟷螂の斧 04/8/14(土) 23:12 ┃ ┗Re(2):読んだ本を紹介するスレッド・2/ 蟷螂の斧 04/8/14(土) 23:17 ┣Re(1):読んだ本を紹介するスレッド・2/「センス オブ ワンダー」・「般若心経講義」 蟷螂の斧 04/8/14(土) 23:31 ┃ ┗Re(2):読んだ本を紹介するスレッド・2/「センス オブ ワンダー」・「般若心経講義」 こんぺいとう 04/8/15(日) 8:22 ┣戦争のつくりかた 最古老 04/8/16(月) 12:51 ┣Re(1):昭和史 王里 04/8/21(土) 10:14 ┃ ┣Re(2):昭和史 しろは 04/9/10(金) 21:21 ┃ ┗Re(2):昭和史 しろは 04/9/14(火) 18:52 ┃ ┣Re(3):読後感など聞かせてください 王里 04/9/14(火) 22:07 ┃ ┃ ┗Re(4):読後感など聞かせてください しろは 04/9/24(金) 21:13 ┃ ┃ ┗Re(5):ありがとうございました 王里 04/9/25(土) 10:38 ┃ ┗Re(3):昭和史 小鉄 04/10/7(木) 18:14 ┃ ┗Re(4):昭和史 しろは 04/10/8(金) 0:19 ┃ ┗Re(5):昭和史 小鉄 04/10/8(金) 16:11 ┣Re(1):創価学会 王里 04/9/7(火) 7:03 ┣『武士道』『バレンボイム/サイード 音楽と社会』『燃えあがる緑の木』 Ray 04/9/14(火) 21:19 ┣『あたらしい憲法のはなし』『戦争のつくりかた』『反戦の手紙・日本語版序文』 Ray 04/9/14(火) 21:38 ┣「世界の半分が飢えるのはなぜ?」 peace 04/9/15(水) 18:31 ┣Re(1):在日 姜尚中 王里 04/9/24(金) 14:04 ┃ ┗Re(2):在日 姜尚中 小鉄 04/9/24(金) 14:43 ┃ ┗Re(3):在日 姜尚中 k・satou 04/9/24(金) 21:05 ┣「子産」上下 宮城谷昌光 講談社 しろは 04/9/24(金) 21:59 ┃ ┗Re(1):「子産」上下 宮城谷昌光 講談社 王里 04/9/25(土) 10:04 ┣13歳のハローワーク 村上 龍 幻冬社 しろは 04/10/6(水) 22:39 ┃ ┗Re(1):13歳のハローワーク 村上 龍 幻冬社 月光仮面のおじいさん 04/10/9(土) 10:17 ┣秦郁彦『現代史の争点』文藝春秋 つるみ 04/10/7(木) 2:50 ┣Re「運のつき」養老孟司 著 珍 源斎 04/10/7(木) 12:55 ┣孟嘗君 宮城谷昌光 講談社 〜 しろは 04/10/11(月) 20:04 ┣易経(えききょう) 江戸住民A 04/10/12(火) 15:27 ┣教科書が教えない歴史 藤田信勝 しろは 04/10/15(金) 12:12 ┃ ┗Re(1):教科書が教えない歴史 藤田信勝 小鉄 04/10/15(金) 17:28 ┣Re(1):読んだ本・記事などを紹介するスレッド・2 しろは 04/10/26(火) 8:59 ┗本ではありませんが ごまめの翁 04/10/26(火) 9:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 読んだ本・記事などを紹介するスレッド・2 ■名前 : Ray ■日付 : 04/7/16(金) 20:15 -------------------------------------------------------------------------
▼みなさま: お読みになった本や記事などを他の方にもお薦めするスレッドです。 (「1」は過去ログに入っていますので、興味がおありの方は 上の「検索」で検索なさってください) 本や記事の本文を引用なさる場合は、 著作権法に抵触しない範囲で引用してくださいますよう、 よろしくお願い申し上げます。 =============================================== 著作権法上、「引用(許諾不要)」と認められるための条件 =============================================== ・引用が論理の展開上必要不可欠である ・引用部分が本文(引用部以外の文章)よりも短い ・引用部分とその他の文章の区別が明確である ・原文を改変せずに引用している ・出典が明記されている これらの条件をすべて満たしている場合は 著作権者の許可がいらない「引用」として認められるそうです。 なお、個人的な手紙などへの引用は「私的利用」と見なされますので、 上記の条件を満たしていなくても(引用でなく転載であっても) 著作権を侵害することには当たらないとされています。 (掲示板やウェブページは原則として万人に対して公開された場なので 個人のホームページであっても「私的利用」とは見なされません) |
『複数の東洋/複数の西洋』(鶴見和子+武者小路公秀、藤原書店) 「鶴見和子対話まんだら」という叢書の最新刊です。 社会科学に疎い私には馴染みのない名前や語句が多く ちょっと読みにくかったですが(註を参照しながら読みました)、 言われている内容は本当にそのとおりだと思うことばかりでした。 『9条の会』発足のときに大江健三郎さんが 使われた「萃点」という言葉の意味が、 この本を読んで初めて理解できた気がします。 お時間がおありの方はぜひどうぞ。 |
▼Rayさん: 今晩は。掲示板の管理ご苦労様です。いつもお世話になっております。 下記、ご紹介ありがとうございます。 >『複数の東洋/複数の西洋』(鶴見和子+武者小路公秀、藤原書店) 鶴見和子氏の「南方熊楠・萃点の思想」(藤原書店 2001.5.31第1刷)と言う本があります。南方熊楠は、司馬遼太郎の「街道を行く」で知り、興味がありました。そこで前記の本を読みました。 鶴見氏は、明治の巨人「南方熊楠」の思想を「萃点の思想」と称したように思います。熊楠の業績はもっと広く知られて良い業績と思いますし、尊敬・憧憬に値する驚異の人物と思っています。ただ、科学知識の深化は進み、生命、生物、ヒト(人)に関する昔の「博物学」の知識は最早通じなくなっているとも思っています。 そこで、興味のある方に下記をご紹介したいと思います。 1.「利己的な遺伝子「生物=生物機械論」」(リチャード・ドーキンス、日高利隆他訳)紀伊国屋書店 ダーウィンの進化論に基づき、ヒトはどのように進化して来たか、地球の誕生以来、混沌の海(スープ)の中の化学物質から「RNA・DNA」が偶然生じ、生命(細菌)が生じ、植物、動物、「ヒト(人)」に至った過程が述べられています。 同時に「自然科学」に対する、主として、人文科学系からの批判に対しても、反論をしていたように思います。 2.「虹の解体;いかにして科学は驚異への扉を開いたか」(リチャード・ドーキンス 福岡伸一訳)早川書房 上の「科学」に対する故無き人文科学系(哲学など)の反論に対し、また、科学に対する大衆の知識の欠如によるいろいろな現象(オカルト、占い、宗教・・・)を科学的アプローチで、その誤謬、無知蒙昧を説明しています。 (このシリーズで「盲目の時計職人−自然淘汰は偶然か?」リチャード・ドーキンス 中嶋康裕、遠藤彰、遠藤知二、疋田務 訳 日高敏隆 監修 早川書房も出ています。現在、読書中です) また、上記の本に教えられた本に下記があります。 3.「生存する脳;心と脳と身体の神秘」(アントニオ・R・ダマシオ、田中三彦訳) 講談社 これは、副題が「デカルトの誤り」とされ、「我思うゆえに我在り」の「心身二元論」を排し、「我在るゆえに我思う」とでも言うべき「心身(意識と脳と身体)一元論」を証明する途上の本です。 さらに以前書き込みもしました、 4.「DNA―すべてはここから始まった」( J.D.ワトソン 著/青木 薫 訳) 講談社 これは「ヒト」がどのように構成されているか、DNAの観点から述べ、「遺伝子工学」の現状、将来についても述べたものです。 以上がなどが、小生が、「科学」信者と広言する根拠になっています。なお、信者ではありますが、「盲信」ではありません。一応、自己の観察、知見と照らし合わせて、咀嚼して受け入れているつもりです。 長くなりますが、「盲信」に関して、「(宗教の)盲信」についてリチャード・ドーキンスが述べている言葉を引用します。 (利己的な遺伝子「生物=生物機械論」(リチャード・ドーキンス、日高利隆他訳)紀伊国屋書店 2000.4.14、第18刷) P.520 「盲信は一切を正当化できる」 “私の信仰批判に抗議して、信仰の犠牲者から私あてに予想どおりたくさんの手紙が届いた。信仰はそれ自身に都合の良い見事な洗脳者である。とくに子供たちへの洗脳は見事で、その拘束をはずすのはむずかしい。しかし結局のところ信仰とは何なのだろうか。それは、証拠がまったくない状況のもとで、人々に何か(それが何であるかは問題でない)を信じさせてしまう心の状態だ。十分な証拠がある場合は、信仰は余分である。いずれにせよ証拠がわれわれに信じることを強いるだろうからだ。だからこそ、しばしばオウムのように繰り返される「進化それ自身が信仰の問題」という主張はばかげているのである。人々が進化を信じるのは、彼らが恣意的に信じたいと思うからではなく、公に入手可能な膨大な証拠があるからである。・・・ ・・・問題は、それらを信仰の対象として望ましいと決める方法が、存在しないことである。証拠を論ずることを意識的にさけるからだ。実際、本当の信仰は証拠を必要としないという事実は、信仰の最大の徳とされている。” 小生の「科学信者」である所以は、以上の先賢の説に負い、これをを正しいと思うところにあります。 小生が今まで「レス」した方々にこれが目にとまれば幸いです 以上、本の紹介旁々ご挨拶いたします。 長々となった事をお詫びします。取り合えず一度で済ませたかった事をご了承ください。 |
為になりました。教えて頂きありがとうございました。 |
▼ふくちゃんさん: >為になりました。教えて頂きありがとうございました。 ついでに これもお読みください。 大仏次郎の 詩人 テロリストは みんなこんな心情です |
あの大平光代さんの「だからあなたも生き抜いて」に近いものも ありますが、読んでみる価値大有りです。 元暴走族の兄ちゃんが、今、独立して弁護士として活躍されています。 人間その気になれば、いくらでも成功できるチャンスがあるもんだと 思いました。 私の友人にも元暴ヤンとか学校の問題児(私もでしたが) が何名かおりますが、今、事業で成功した者もかなりおります。 私はまだまだ甘いと思いました。 |
この本呼んで見ます。 私は20年以上社会教育の立場で子供達に接してきました。 そして10年前までは学校に裏方で(教師でない職員)勤務していました。 どちらも教育という立場の違った面から見るチャンスがありましたが、 いい子といわれてる子が本当の心を正直にあらわせなくて陰で卑劣ないた ずらをしているのを何度も見ましたし注意もしました。 学校はIQを重視しますが、つっぱたりヤンキーになったりする子には EQの高い子が多いのです。 EQ の高い子は成人して、中年になっていい大人になる人多いですね。 世の中の正悪両方見て結構自分でコントロールできる大人に育っていくの ではないでしょうか。きっと傍にいい大人がサポートしていたのでしょうね。 社会教育では私たちはテイチャー、ではなくエディケイターといっています。 (英語で書けなくてすみません) 私達社会教育に関わるものは教えるなんておこがましいことは言いません、 心に一種の哲学見たいなものを持って一緒に育っていく子をサポートして いくだけです。子どもの一面だけ見ていては良い子は育たないですから。 学校教育と社会教育が一緒に連携できればいいのですが、学校教育とは なかなか難しいものがありますので。 いい本ご紹介有難うございます。 |
『サムライと英語』(明石康、NHK英語でしゃべらナイト取材班、角川書店) 無謀にも50歳をすぎてから英語に再挑戦したものの一向に上達しない。ともすれば挫けそうになる意欲をなんとか維持できればと読んでみた。この本は「日本は幕末と戦後の2回、グロバリーゼイションの大波に飲みこまれてきた。そして今が3回目だ」と指摘、この第三の出会いを考えるために150年前の原点に帰ってみようと問題提起。堀達之助、福沢諭吉、西郷・大久保、新渡戸稲造らと英語の関わりを描写している。分量も適当、値段も手頃。日本人であることをあらためて考えさせられた。 『年金のウソ』(保坂展人、ポット出版) 年金問題、とりわけ年金積立金に関心があり購入した。この本によると、147兆円といわれる年金積立金は総額がはっきりしないうえ使い方がいいかげんで60%が不良債権化しているとのこと。いうまでもなく巨額の積立金は国民の財産です。それが、役人によって食い荒らされ、しかも今回の年金法でさらなる上積みと年金官僚の独占支配が意図されています。大事な積立金を監視、その真相を解明することこそ急務です。世直しに賛成の老人党のみなさんに是非読んでもらいたい一冊です。 |
「ものを食う人びと」で辺見庸を知ってはいましたが、彼の著作を一度も読んだことはありませんでした。しかし、「永遠の不服従のために」を読んでとんでもなく彼に惹かれてしまいました。札幌での講演も一度聴きました。 「三浦朱門は、文部科学省にも影響力をもっているようですね。教育基本法や平和憲法の改悪にことのほか熱心でもある。文学者というより朝鮮総督府官僚的な発想であり、典型的な歴史修正主義者といえるのではないでしょうか」 辺見庸は、物事の現象の根幹をずばりと表現している。もちろん、その見方は、日本国民の願望に基本的に合致していると私は思う。「テロ国家としてのアメリカ」を一日でも早く終わらせるために「抵抗論」などの学習をしたい。 *「抵抗論」国家からの自由へ 辺見庸 毎日新聞社 ¥1400* |
▼みなさま: こんにちは、Rayです。 先日読んだ本で、現在の世界を暗示していたり 老人党のような組織を考えていたりする内容のものがあったのでご紹介します。 『火星年代記』と『華氏451度』(いずれもレイ・ブラッドベリ著)です。 どちらも古典的なSFの作品ですので すでにお読みになった方も多いかも知れませんが (余談ですが、マイケル・ムーア監督の映画『華氏911』のタイトルは 『華氏451度』をもじってつけたものだそうです)。 なお、私は早川書房からでている『世界SF全集』の 13巻に所収されたものを読みました(上記の二編で一冊になっています)。 * ▼蟷螂の斧さん(14467): 亀レスですみません。 現在ご紹介いただいた『南方熊楠・萃点の思想』(鶴見和子、藤原書店)を 取り寄せていますので、読了しましたらまた感想を書きたいと思います。 教えてくださってありがとうございました。 |
▼Rayさん: こんばんは。お久し振りです。 >現在ご紹介いただいた『南方熊楠・萃点の思想』(鶴見和子、藤原書店)を >取り寄せていますので、読了しましたらまた感想を書きたいと思います。 レス有難うございます。感想楽しみにしております。 暑さ厳しき折からご自愛を。 |
人間を幸福にしない日本というシステム「著者カレル・ヴアン・ウオルフレン」 毎日新聞社・初版・1994年11月30日 たすき帯びに「この国がどれほど異常か、本当にご存知ですか?」 「変えなければ生き残れない。」 「変えなければ生きる甲斐がない!」との副題の記載があります・・! 今では「ふた昔前」になる出版であるが、内容は現在露呈してる行政・政治・社会現象 に亘り今でも新鮮に感じられるほどである・。 日本の国という仕組みは其処に住む「人間を幸福に」しないと云う社会構造に組み込まれてる事を鋭く客観的に捉えてるだけでなく問題提起を通して・・ その改善法に関わるヒントも多い・、政治家や官僚、そして国民たる我々も・・ 日本の国を国民を幸せにせんとする「心意気があるならば是非・ご一読を・・!」 良く外国人たる著者が現状を客観的に的確に捉えてるか・驚きと感銘を受けた・・。 世界的ベストセラー「日本・権力構造の謎」も彼の著作である。 |
人間を幸福にしない日本というシステムの一部を紹介させて頂きます。 第一章・偽りのリアリテイーより なぜ、この国には学校ぎらいの子供達がこれほど多いのか? なぜ、この国の大学には何の理想もないとすら見える学生がこれほど多いのか? なぜ、この国の女性は世界一晩婚なのか?そして なぜ、結婚しないと決めてしまった女性の数も驚くほど多いのか? また、子供を産まないと決めた女性も多い・なぜか? これらの現象は、世界でも日本にだけひときわ目立つ現象だ。 この国の人々の、顔に貼りついたような笑顔や不自然なはしゃぎかたの下に、その素顔を 垣間見てしまった外国人にはこの国は「うちひしがれた人々の国」だとわかる。 日本の社会はゆがんでる。死・事故・失恋・貧困といった運命というべき理由ではなく、 社会の「ひどいゆがみのせい」で大きな悲劇に見舞われた人の例を、あなたも身近に ご存じだと思う。自分の身近で最近起こった例をあげてみよう。 56才の男性。30年余会社一筋に勤め上げて退職し、妻と水入らずの暮らしを 始めたところだった。しかし、1年とたたないうちに妻から離婚を求められた。 二人きりになってみると共通の話題ひとつなく、彼は彼女の人生のお荷物でしか なかったというわけだ。・・ココまで記述引用「転写」・・ ・これは書き出し部分ではあるが日本の社会に存在することの記述があり 冗談じゃないよ!と日本人として否定したくもなりましたが、何れも否定することの 叶わない「事実と現実」を突きつけられ・納得の境地にもなりました。 日本の社会に存在する理不尽、不合理等々明解な分析の上に書かれており 日本社会を少しでも暮らし易い国へと考えるならば又と無い参考書としての 価値もあるように・・思える。 |
私のお墓の前で泣かないで下さい! そこには私はいません! そこに眠ってなんかいません! 千の風になって・千の風になって! 喪失や悲しみを癒してくれる詩として 原詩は作者不明であるが”死者からのメッセージ”を 感ずる・・・生きてることの大切さを感じさせてくれるよう・・・な。 不思議な感動を受けました・・・。 |
幻冬舎 http://shop.gentosha.co.jp/ 『武士道というは死ぬことと見つけたり』 著者・ジョージ秋山 本を買ってもなかなか読む間が無くて、積読ばかりです。先日参歩のおり本屋の店先で見つけたマンガです。たかがマンガ、されどマンガです。葉隠れ、武士道を再認識さしてくれました。 |
法学館憲法研究所の主席客員研究員である、名古屋大学の浦部法穂教授が、2004年4月24日に、伊藤塾の「明日の法律家講座」で行った講演 『いまこそ憲法とその理念を学び考える』 を収録したもの。 サイズが 18×12.8(センチ)、厚さ2ミリの小冊子 300円 法学館憲法研究所 http://www.jicl.jp/ 法学館憲法研究所サイトの、「今週の一言」には、 * 先行する憲法の根本改正としての教育基本法改正 西原博史氏 * 憲法の「改正」とはどういうことなのか 浦部法穂氏 など、今まさに「旬」の一言がそろっています。 |
▼みなさま: こんばんは、Rayです。 蟷螂の斧さんが(14467)で教えてくださった 『南方熊楠 萃点の思想』(鶴見和子、藤原書店)を読みました。 私は南方熊楠をあまりよく知らなかったので この人がどういう人なのかを知ることができただけでもいい勉強になりましたが、 それ以上に、創造性ということ、萃点という考え方、 回生ということについて明解に書かれていて、 私の人生の上で大きな意味のある一冊になる本だと思いました。 特に、創造性・萃点(偶然性)・回生についての私の理解をまとめると、 次のようになります。 ・創造性について 「創造性とは、異なったものの新規な結びつきまたは奇異なものどうしの融合であり、 しかもそれが社会的または理論的に価値を持つか、人に感動を与えうるものである」 「創造性を生み出す源となるのは、 概念(concept)と内念(endocept)が結びついたときであり、 二つのものの共通性を見つけだすことに重きを置く古代論理学(paleology)と 二つのものの相違点を探そうとする形式論理学(formalogy)の融合である」 (直感的に考えられたことは、論理的(?)に証明されることによって はじめてほかの人にも受け入れられる(普遍的な?)ものになる) ・萃点と偶然性について 「ものごとが起きるときには必然もあるが、偶然もある」 「偶然を引き起こすきっかけとなる点=さまざまなものが出会う『萃点』」 (一見無関係であるようなことどうしであっても、萃点でぶつかりあうことによって お互いに影響をおよぼしあう) ・回生について 「回生」というのは、脳硬塞で倒れてのちのご自身にヒントを得て 鶴見さんがおっしゃっていることですが(鶴見さんの第二歌集の題でもあります) この本の中で印象的だったのは、最終章の 松居直樹さん(お名前が違うかも知れません)との対談で 日本や世界の現状について 「負け戦であることはわかっているけれど、 だからといってやめてしまうわけには行かない」 という趣旨のくだりで使われている「回生」という語でした。 私から見ると少し悲観的すぎる見方であるような気もしますが、 老人党のような動きも(私自身の仕事のことも(^^;))、 社会全体が違う方向に向かっているからといって やめてしまうわけには行かないことですから、 長い目で見ることを忘れずにやっていかなければいけないと改めて思いました。 * ▼蟷螂の斧さん: いい本を紹介してくださって本当にありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
▼Rayさん: こんばんは。 >▼蟷螂の斧さん: >いい本を紹介してくださって本当にありがとうございました。 >今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 お役に立てたようで嬉しく思いました。 南方熊楠についてはその著書を直接読むことなく、上記の本、あるいは、司馬遼太郎氏から学んだことですが、南方熊楠については、上記の要点のほか仏教真言密教の思想を象徴する「曼荼羅図」をベースにした「熊楠曼荼羅」も述べられていたと思います。 南方熊楠に先立つ、江戸期の、「心学」の、石田梅岩、富永沖基、また、経済学者、科学者ともいえる「実学」の山片蟠桃、海保青陵、緒方洪庵、佐久間象山・・・など優れた思想家、科学者がいたことはよく知られていますが、その業績が広く現在に知られていないことは残念に思います(以上は全て司馬遼太郎氏の受け売りです)。 それぞれの先人の著書を読みたいと思い、一部は入手していますが未読です。 若しご興味があればチェック下さい。 また、科学・技術は現在、昔よりはるかに進んでいるにせよ、いつの世も、人は変わらず、人の世も大して変わっていないと言うのが私の感懐です。 調子に乗って縷縷述べました。 お礼有難うございました。こちらこそ今後とも宜しくお願いします。 |
『警察幹部を逮捕せよ!―泥沼の裏金作り』 内容 元警視長の告発を契機に北海道をはじめ全国の警察での裏金づくりが暴かれつつある。国民の税金である調査費等が裏金としてどのように作られ使われているのか、その真相を追究する。 目次 なぜ、道警の裏金を追及するのか 幕引きを許すな 多様な裏金作りのシステム なぜ、原田氏、斎藤氏は告発に踏み切ったのか メディアと警察の癒着を絶つ 政党は役に立つのか 警察が丸ごと腐っていく 外部監察は機能しているのか 裏金の根を絶つには 内容は、大谷氏と宮崎氏と道新の記者との座談会が主。座談会の一節を紹介。 大谷―それは宮崎さんがいつも言っているように、1995年に何者かに撃たれた前警察庁長官国松孝次はローンも組まずに何であれだけの億ションを買えたのか、という疑問にもつながっていくんです。キャリアの警察官といえども、億ションを二つも買えるということは、給与から考えてちょっとと思うけどな。 道新―ありえないですね。たしか荒川区の南千住の高層マンションですね。 大谷―彼が撃たれたところです。それともう1軒持っている。 道新―やりますね。(笑い) |
著者名と出版社を忘れました。 大谷昭宏/著 宮崎学/著 北海道新聞取材班/著 出版社名 : 旬報社 (ISBN:4-8451-0887-9) 発行年月 : 2004年06月 |
肥田舜太郎『ヒロシマを生きのびて』(あけび書房、2004年) 著者の肥田氏は、1945年8月6日、広島陸軍病院勤務の28歳の 軍医として、原爆に被爆しましたが、前夜、急患の往診以来で 近隣の村に往診に出ていたために直撃を免れます。本書は、以来、 諸々の曲折を経て、被爆者医療に一生を捧げた一医師の自伝です。 反核、平和という以前にまず、とくに昭和二十年代から三十年代に かけての、混沌、混乱の日本を駆け抜ける武勇伝ぶりが、何とも 痛快に、理屈抜きで、面白く読める本です。小出版社、少部数の 本ですが、掛け値なしに、おすすめできます。 図書館でもけっこうですので、ぜひご一読を。 |
書き忘れてました。 鎌仲ひとみ監督の記録映画『ヒバクシャ 世界の終わりに』を ご覧になった方。あの映画で、鎌仲さんと一緒にアメリカの ハンフォードに行ったメガネのオヂサンが、肥田センセイです。 |
てっきり学会員による買占めを受けてるかと思ったら、仕事で立ち寄った、横浜は 戸塚の書店で購入いたしました。 内容といたしましては、毎度おなじみの「自公融合」の他にも、 イトーヨーカドーの186億円、KDDIの189億円と肩を並べる、181億円もの法人申告 所得(宗教法人ランキングで2位の明治神宮ですら、1億6千8百万円ほど)を挙げて いること、 全国各地で行われている「墓苑開発」に反対する人たちを「カネ」で黙らせて いること、 静岡の「浜名湖花博」に「池田大作写真展」のブースを出して憲法89条違反で 訴えられていることなどが取り上げられていますが、 一番目を引いたのは、 「『学会村』信濃町ルポ」 でございます。 地元商店が減る一方で、学会の方は不動産買収で関連施設を続々と増やし、 それにつれて監視カメラだの警備員だのが増え、ジャーナリストの野田峯雄 さんによれば、 「人間のにおいを喪失し 息苦しくなった街」 になった様相が語られています。 全国津々浦々でかような事態が行われる、ということが、「SF」で済む様、 改めて、「自公融合」に監視の目を光らせなければいけない、そう考えた 次第でございます。 |
某サラキンの会長も自宅に監視カメラをあちこちに付けていたそうですが、後ろめたい事が無い限り普通はそう言う行動は一宗教団体がしないのではないかと思うのですが・・・それとも国宝級の仏像なり何かを所有しているのでしょうか? |
▼ニックさん: 信濃町は様子を見にいったことがありますが、とてもまともな町じゃないですね。 喫茶店で新聞がおいてあるのですが、これも聖教新聞が5枚。一般紙はありませんでした。 創価学会本部の外観を撮ろうとしたら、警備員にしつこく付きまとわれました。 その後、トランシーバーでしきりに連絡を取り合って、追跡してきましたよ。 気色が悪く、ナンバーを知られるのが怖かったので一端タクシーで青山まで避難しました。 信濃町は、そういう町です。カメラの数も数え切れません。 |
かつて戦国時代に石山本願寺門徒は、寺の為に戦い死ねば極楽に行けると考え、織田信長も手を焼いたそうです。 ローマに迫害されたキリスト教徒はその後イスラム教徒を惨殺し、ユダヤ教徒を殺害しました。 やられたものがやりかえすようになるのは今のイスラエルを見ても良く分かりますが、創価学会も疑心暗鬼を通り越してそのような行動を取っているのですね。 「盲信」と言う言葉がありますが、これが一番怖い・・・・個人的に信仰するだけならば全く問題ありませんが、仲間を増やそうとする、内に篭る・・・・と言う事を行なっている間に、オウム真理教のようなカルト集団が産まれてしまいます。 それにしても写真を撮影しただけで追い掛けてくる、新聞は聖教新聞だけと言うのは尋常ではありませんね。 |
週刊金曜日7月23日号増刊 亀井静香さんのインタビューが面白かった。これまで強面の保守主義者のイメージを持っていたが、イラク派遣に反対し、米国に大いなる注文をつけて当然という発言に共感した。また、自分のHPに寄せられたメールをみて心強く感じたという発言にこの人の強面一辺倒でない一面を感じた。 |
▼Rayさん: >▼みなさま: > >お読みになった本や記事などを他の方にもお薦めするスレッドです。 >(「1」は過去ログに入っていますので、興味がおありの方は >上の「検索」で検索なさってください) > >本や記事の本文を引用なさる場合は、 >著作権法に抵触しない範囲で引用してくださいますよう、 >よろしくお願い申し上げます。 > >=============================================== >著作権法上、「引用(許諾不要)」と認められるための条件 >=============================================== > >・引用が論理の展開上必要不可欠である >・引用部分が本文(引用部以外の文章)よりも短い >・引用部分とその他の文章の区別が明確である >・原文を改変せずに引用している >・出典が明記されている > >これらの条件をすべて満たしている場合は >著作権者の許可がいらない「引用」として認められるそうです。 > >なお、個人的な手紙などへの引用は「私的利用」と見なされますので、 >上記の条件を満たしていなくても(引用でなく転載であっても) >著作権を侵害することには当たらないとされています。 >(掲示板やウェブページは原則として万人に対して公開された場なので >個人のホームページであっても「私的利用」とは見なされません) |
>▼Rayさん: >>▼みなさま: このレスはミスです。すみません。 次に、本レスを書き込みます。あらためてすみません。お詫びします。 |
みなさま: こんばんは。先にミスレスを掲示してすみません。以下、本レスです。 「こんぺいとう」さんから紹介いただいた(【14625】/【14631】)『センス オブ ワンダー』(レイチェル カーソン著 上遠恵子訳 新潮社)をようやく読むことが出来ました。 環境運動家の「バイブル」と言うことでした。 かのレイチェル カーソン氏(女史)の著であり、タイトルから想像したように、人間が、幼きから「自然」を観ること、「自然の驚異」を「体感する」ことの重要性を語られたエッセイでした。 カーソンさんが、キリスト教文明、文化(自然と人間を対置・対立する思想)の中でこのような境地に至られたことを大いに賛嘆するものですが、東洋思想、仏教思想で育てられ、また、少なくとも戦後の高度成長開始(S30年〜)に至るまでは、日本には自然が豊かであって(都会は兎も角、地方では)その当時の子供には、敢えて自然を求めなくとも、いわゆる「センス オブ ワンダー」は自然に身についていたように思います。 今の、日本の子供には、この本で述べられた「気遣い、心遣い」(幼きから自然に触れさせ、「自然の驚異」を体感させること)が必要と切に感じます。「心(感情・情動)」は「身体神経系」と深く結びついているらしいとは最近の研究成果です。「脳化社会」(人工環境)の中で、自然を知らず、「心(感情・情動)」が正常に育たず「脳(意識)」だけが肥大化したと思われる「子供」の「異常犯罪」を見るにつけ、今の「子供」の不幸を思います。 なお、「仏教」は今は「宗教」になっていますが、本来は「哲学」であったと思っております(自然の中に人間をも包含する)。その意味から、私は、仏教思想は優れた思想と思っております。 そこで、標記『般若心経講義』(高神覚昇著 角川ソフィア文庫)をお勧めしたいと思います。この本を私に教えてくれたのは友人ですが、彼は「本はこの一冊で十分、他の本は読まない」と言ってます。私は、「軽佻浮薄」で常に新しいものを求めていますが、ある意味で、この本は全てを語っているかも知れません。宗教的な面を除いて、哲学的には私もそのように思います。 またまた、長くなり恐縮ですがご興味のある方はご一読を。 こんぺいとうさん: ご本の紹介有難うございました。 暑さ厳しき折、ご自愛の上お過ごしください。 |
蟷螂の斧様 ご丁寧に有難うございました。 「センス・オブ・ワンダー」の深いところまで読んでいただき 有難うございます。紹介させていただいた甲斐がありました。 私は本来の日本人はこうした感性を身につけていたからこそ俳句や 短歌、そして茶道のわびさびがあったのだと思います。 話は変わりますが、私は以前から一神教に疑問を持っています。 般若心経の中にある様々な文言にこそ世界平和へのヒントが あるような気がしています。親しい友人が若い時に仏教から離れ、 苦しい時にキリスト教に救われたといっているのを聞くにつけ、日本の 僧侶達がなぜこの自然思想の般若心経で人を救えなかったのかと残念で ならないのです。 これからの日本や世界の安定に必要な「センス・オブ・ワンダー」 これは自然だけでなく、世の中全てのことに対して不思議?と思う 感性を子供達に持ってもらいたいと思っています。 えらそうなことってすみません。 私に出来ることは関わってきた子供達とキャンプやハイキングを通じて 自然の中で一緒に感動を共有することを健康が続く限り続けようと思って います。 老人党の皆様も身近な子どもと一緒に夕日の美しさに感動し、小さな草花を いとおしく思う心をわずかな時間でも作っていただきたいと思います。 |
マガジンハウス出版 絵本になっていて子供にも読みやすい。 しかも、法律に基づいた本で 帯に(これは空想にもとづく 作り話ではありません) と書いてある。 |
「昭和史」半藤一利著 平凡社 ¥1600 あとがきに「学校ではほとんど習わなかったので昭和史のシの字も知らない私たち世代のために、手ほどき的な授業をしていただけたら、たいそう日本の明日のためになると思うのですが」の説得を受けて昭和史講座を開いたとある。これをもとに版をおこしており、表現は平易だが、内容は示唆にとんでいる。 「それにしても何とアホな戦争をしたものか。この長い授業の最後には、この一語のみがあるというほかはないのです」が著者の結論。 憲法改正、国際貢献、武力行使などが叫ばれている現在、戦争を知らない世代はもちろん、その渦中にいた方にも読んでいただきたい一冊です。 |
「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは 李登輝(著) 今年の大河ドラマは新撰組を放送していますが、 武士道を声高に叫ぶ彼らのほとんどは平民の出身です。 武士だけが武士道を持っていた訳でもありません。 色々考えながら日曜の夜をTVの前で過ごしがちです この本を読んでから新撰組を観ているとまた一味違う 楽しみがあります |
王理様 ご紹介いただいた「昭和史」を図書館で見つけたので借りてきて 読んでいるところです。 【創価学会】の内容を紹介していただいて思ったのですが、 何でも売っている世の中で、人間関係は宗教団体で取り扱っていると 言うことでしょうか? |
▼しろはさん:こんばんわ >王理様 > >ご紹介いただいた「昭和史」を図書館で見つけたので借りてきて >読んでいるところです。 > やさしい語り口で書かれており、どなたにもすんなり受け入れられる内容ではないでしょうか。読後感などお聞かせください。 >【創価学会】の内容を紹介していただいて思ったのですが、 >何でも売っている世の中で、人間関係は宗教団体で取り扱っていると >言うことでしょうか? ある意味そういったことが言えるように思えました。この本を読んだ限りでは、創価学会は宗教団体というよりも共同体組織の色合いが濃いようです。会に所属しているという安心感と強い仲間意識に支えられた現世利益から自分を解放するには、よほど強い意志が必要でしょう。 |
王里様 こんばんは 「昭和史」読み終えました、 歴史の授業を聞いているような感じで、読み終えまして 一番響いてきた部分がこの部分でした、普段この内容だけを何かのきっかけで 読んだとしても素直に心に響いたかは疑問です 「昭和史」のなかの一文ゆえの説得力だと思うのです 私は歴史を本当に勉強しているのか???勉強を生かしているのかと 「昭和史」の中から >これは何もあの時代に限らないのかもしれません。 >今だってそうなんじゃないか。なるほど、新聞やテレビや雑誌など、 >豊富すぎる情報で、われわれは日本の現在をきちんと把握している、 >国家が今は猛烈な力とスピードによって変わろうとしていることを >リアルタイムで実感している、とそう思っている。 >でもそう思い込んでいるだけで、実は何もわかっていない、何も見えていない >のではないですか。 自分はどこまで本当に見えているのかなんて深く考える機会は有りませんでした 考えて行くうちに浮かんだ問いが、今のIT、情報処理とはなんなんなのか 有限にして無限の空間と言われるネットの世界は情報が偏ってはいないのか? です。 私は真実や正義とは人の数だけあると考えています、ゆえに自分の外に 「正しい情報」と言うのは存在しない、自分自身でその情報が正しいのか 判断出来る能力が必要なのだと思ってきました。 まだまだ情報処理能力が足りないのだなと思うところ有り、読書と勉強に励みます 終りに戦争責任について思うことですが、 言葉には力がありますが、言葉には責任が無い、己が発した言葉に責任を 取れない者の言葉に信用など生まれない 利のために声高に他者の責任を追及することは出来ても 自らの責任についてはほとんど考えが及ばない、 ペンは剣よりも強しと言うが、その強さが何らかの罪を犯したとき ペンにはなんら償う能力は無い。 |
▼しろはさん:お返事いただきありがとうございます 国民は戦争の被害者と言われてきたが、加害者の側面があった。あれは国民が望んだ戦争であった。その原因はさまざまあるが、結局、自分の望むものしか見ようとしなかったからだ。政府や軍部に強制され、マスメディアに踊らされた面はあるが、決してそれだけではない。自分が見たいものしか見ない、イラク戦争も似たような理由で始められ支持されてきた。 ゆるぎない自己の確立よりも他者の視点を大事にしたいと思います。 |
>ご紹介いただいた「昭和史」を図書館で見つけたので借りてきて 読んでいるところです。 渡辺昇一の「昭和史」も一度読んでみては如何でしょう?学校では教えられなかったことが分かりますよ。 |
小鉄 様 色々悩むところあってレスが遅れていることを お詫びします ちょうどスレッドのタイトルも合いそうなので ここでお返事させていただきます >自分の国のシンボルを大事に扱えない人は、 >他国のシンボルに対しても大事に扱おうとしません。 >そんな人間が「国際社会」において尊重されますかね? >愛国心以前にマナーの問題ですよ。 愛国心については、程度がむずかしいですね まったく無くても強すぎても問題があると思います これは誇りにしても同じ事で このことを何かで一気に変えようとするのは やっぱり少し違うのかなと、考えます 実際問題愛国心と言う言葉が悪いのか日本人は 「マナーの問題」で相当遅れをとっていることは確かです >渡辺昇一の「昭和史」も一度読んでみては如何でしょう? >学校では教えられなかったことが分かりますよ。 「昭和史」を探す本リストにくわえておきます。 でも私は学校の先生から歴史を習ったことなんてありませんよ 今後ともよろしくお願いします |
>愛国心については、程度がむずかしいですね まったく無くても強すぎても問題があると思います これは誇りにしても同じ事で このことを何かで一気に変えようとするのは やっぱり少し違うのかなと、考えます ただ同時に「摘み取る事」も又問題ですよね。 >実際問題愛国心と言う言葉が悪いのか日本人は 「マナーの問題」で相当遅れをとっていることは確かです 昔Jリーグの試合で韓国出身の選手の動きが悪いので腹を立てたやつが韓国代表のユニフォームを投げ捨てて彼を怒らせたというのがありましたが。シンボルというものに関しての「鈍さ」がこんな所にも現れています。 >>渡辺昇一の「昭和史」も一度読んでみては如何でしょう? >>学校では教えられなかったことが分かりますよ。 >「昭和史」を探す本リストにくわえておきます。 これ渡「部」の間違いでした。 >でも私は学校の先生から歴史を習ったことなんてありませんよ そっちの方が余程良いですよ。教師の当たりが悪ければ染められて見えなくなるのだから。 >今後ともよろしくお願いします こちらこそ。 |
【創価学会】島田裕巳著 新潮新書 一宗教団体であるにもかかわらず、いまや国家を左右する創価学会。国民の7人に1人が会員とも言われる巨大勢力だが、その全容はあまりにも知られていない。発足の経緯、高度成長期の急拡大の背景、組織防衛のしくみ、公明党の役割、そしてポスト池田の展開。客観的な研究者の視点から、現代日本社会における創価学会の意味を読み解いた入門書とある。 読後感−農村から都市へ大量に流入した都市下層階級を組織化、現世利益を求める相互扶助の共同体組織に仕立て上げた。入会すれば強固な人間関係のネットワークに包まれ、ゆりかごから墓場まで保証される。庶民的で村的な暖かさをもっている。この組織を抜けるのは、それまでの人間関係の大部分を捨てるに等しい。 都市下層宗教として勢力を拡大してきた創価学会は、インテリや中上流階層に受け入れられないという社会階層的限界を伴って発展してきた。学会が社会の安定に寄与する以上、その存在は受け入れられてきたが、権力の中枢を握ろうとするとはげしい反発を受ける。創価学会が日蓮の教えを忠実に実践しようとするなら、さらに先鋭化せざるを得ないし、その反発は強い。おそらく宗教色をうすめながら、相互扶助の共同体組織として生き残っていく道を選ばざるをえないのではないだろうか。 |
こんばんは、Rayです。 最近読んだ本のなかでよかったものをご紹介いたします。 * 『武士道』(新渡戸稲造、岩波文庫) 主に江戸時代の日本人(武士)が どのような規範・道徳・価値観をもっていたのかを 西洋人に説明するために書かれた本です (1899年に英語で書かれたものを 1938年に矢内原忠雄氏が訳したものです)。 映画『ラスト・サムライ』以降ブームのようになっているそうですが、 この本を読むと「武士道」があとの世代に いかに間違って伝わったのかがわかって面白いと思いました。 * 『バレンボイム/サイード 音楽と社会』 (A.グゼリミアン編、みすず書房) アルゼンチン出身イスラエル国籍の指揮者・ピアニストと カイロ出身アメリカ在住のパレスチナ人文学者の対談集です。 クラシック音楽(特にベートーベンとワーグナー)に関する話を中心にした ドイツとイスラエル、パレスチナとイスラエルの問題の考察(?)を 興味深く読みました(音楽そのものについては専門的で あまりよくわからないところもありましたが)。 結局のところ、お互いのことを知る以外に 平和や友好関係を保つ方法はないように思います。 * 『燃えあがる緑の木』三部作(大江健三郎、新潮社) 『第一部 救い主が殴られるまで』 『第二部 揺れ動く(ヴァシレーション)』 『第三部 大いなる日に』 の三冊です。 とても入り組んでいる長い話で、 まだ私自身も完全には消化しきれていないのですが、 第三部の最後まで読んで 「大江さんは『萃点』ということを この話で表したかったのではないだろうか」 ということを思いました。 「燃えあがる緑の木」という宗教団体のようなものが出てくるのですが、 この団体の団体としてのあり方を老人党に重ね合わせながら読みました。 * 以上三作、読書の秋にお読みいただければ幸いです。 |
こんばんは、Rayです。 インターネットで無料で読める資料(?)です。 * ・『あたらしい憲法のはなし』 (童話屋という出版社から出ている復刻版は書店で買えます) ・『戦争のつくりかた』 (マガジンハウスから出ているブックレットは書店で買えます) ・『反戦の手紙・日本語版序文』 (『反戦の手紙』そのものは、ティツィアーノ・テルツァーニ著・深田亮介訳で WAVE出版から出ています) * 『戦争のつくりかた』はすでにほかのスレッドで紹介してくださった方もありましたが、 改めてここにまとめておきます。 みなさまのご参考になれば幸いです。 |
「世界の半分が飢えるのはなぜ?」 ジャン・シグレール著 合同出版刊 本文より 「ビルゲイツの資産はアメリカ人の低中所得者1億1250万人が所得する総資産と同じだ。」 世界の経済システムを変える必要があると思っています。 もちろん日本も例外ではないと思います。 |
【在日 姜尚中】著者姜尚中 講談社 著者が指紋押捺拒否撤回を支援者に告げる場面で、支援者のひとり土門牧師が「わたしは姜さんがどんな決定をしても、それを支持したいですね。もともとわたしたちの運動は、市民の運動です。市民の運動はね、国家権力と対峙するとき、敗北するに決まっているんです。でもそれをただ敗北とだけ受け止める必要はないと思いますよ。負けて、負けて、負け続けて、しかしいつの日か勝てないけれど、負けてもいない、そんなときがくるはずですよ。だから姜さん、今あなたが犠牲をこうむる必要はないんです。だれもそれを姜さんに求めることはできないし、求めてはダメなんです。姜さんがこんなふうに悩まなければならない状態を作っているわたしたち日本人にこそ、問題があるのですから」という部分(154ページ)が強く印象に残った。 |
>【在日 姜尚中】著者姜尚中 講談社 著者が指紋押捺拒否撤回を支援者に告げる場面で、支援者のひとり土門牧師が「わたしは姜さんがどんな決定をしても、それを支持したいですね。もともとわたしたちの運動は、市民の運動です。市民の運動はね、国家権力と対峙するとき、敗北するに決まっているんです。でもそれをただ敗北とだけ受け止める必要はないと思いますよ。負けて、負けて、負け続けて、しかしいつの日か勝てないけれど、負けてもいない、そんなときがくるはずですよ。だから姜さん、今あなたが犠牲をこうむる必要はないんです。だれもそれを姜さんに求めることはできないし、求めてはダメなんです。姜さんがこんなふうに悩まなければならない状態を作っているわたしたち日本人にこそ、問題があるのですから」という部分(154ページ)が強く印象に残った。 日本では隠されてる事実ですが、当の韓国ではあらゆる外国人は指紋押捺を義務付けられています。 |
▼小鉄さん: > > 日本では隠されてる事実ですが、当の韓国ではあらゆる外国人は指紋押捺を義務付けられています。 よこからすみません。 いまごろそんなことに驚いているのは貴方らしくありません。 アメリカなんぞはあの事件以来出国さえできません。 わたしのあの帽子はどこへ行ったんでしょう? 私の大好きなアメリカは! バート・ランカスター主演の 怒れる13人の裁判官たちはどこへ行った? |
「子産」上下 宮城谷昌光 講談社 孔子に敬仰された賢相・子産と、その父・子国の生涯を描いた作品です。 中国の春秋時代、大国晋と楚二つに挟まれた小国鄭の宰相となる子産 歴史小説ではありますが、今の日本のあり方にも訴えて来るものがあります 私は宮城谷氏の本を読むと清々しく元気になるのでほとんど 買っています。 |
▼しろはさん:こんにちは 私も宮城谷さんの本は好きです。重耳、介子推、晏子の誠を貫く生き方にあこがれと共感を抱きます。買って読むには、経済状況が許さないので図書館で借りることが殆どですが、まだ読んでない宮城谷作品に出会うととても嬉しくなります。どこか司馬遼太郎さんの作品と似たところがあって、そこにひかれるのでしょうか。 |
図書館から借りてきて読んでみたのですが、 この本には嬉しい意味で色々と驚かされます 私の仕事についても実に的を得た書かれ方がされていますし、 自分の仕事がこの本に載ってることが嬉しいです。 子供だけではなく親子で色々話をしながら読んでもらえたらいいな。 大人も全部読まなくても少しだけでも読んで貰いたいな。 そんな一冊です 驚いたところのひとつはいまや人気職になった自衛隊のコーナーです 文中で自衛隊について意外にきちんと詳しく書かれていて、それは ちょっとした自衛隊についての書籍を一冊要約した位の内容なんです。 出来ましたらご一読下さい |
しろはさま、その他の皆さま 13歳のハローワークの件読まさせていただきました。前にも書いたことがありましたが、NHK、BS放送の週間ブックレビューでこの話題が取り上げられ、好評だと言われて村上さんがそれは良かったとうっすら涙を溜めていたのが印象的でした。 村上さんは”なださん”とは違う意味で世の中で役立ちたいと言う意思を著作など示しているように感じるのですが、自前のサイトを開設し、経済関係者からコメントという見方に限って質疑をしています。 老人党サイトの今回の問題に感じるのですが、村上さんは提起の手法として具体的現象をどう見るかと質問し、その回答を通じて世の中に問題を投げかける手法が素晴らしいと思います。 それに比べ老人党で提起される問題のやりとりが非難、中傷だけなのが気がかりです。 例えば、石油代金高騰が進行する現在、(原発反対の方は)原子力発電の比率をどうすべきなのか。などいかがですか。(こう書くといやらしく聞こえたらごめんなさい。純粋に思ったからです) 素晴らしい投稿をお待ちしています。 |
必ずしも秦氏の意見に同意しているわけではないが、これは非常に読みやすく、 現代史に関する争点になっている問題に対して、両論をつき合わせて秦氏なりの見解を出す、という手法で書かれています。 必ずしも秦氏の主張・見解に同意できるものではありませんが、これはモノを考える上で偏らないために、読む価値のある本だと思います。 |
「馬鹿の壁」超ベストセラーの著者が「馬鹿の壁」の種本のような形での著書 で表紙には「生きてるいるのは、運がいい。」・・・ ・・・・「死んでしまえば、怖いものなし。」・・ 裏表紙には医学部を出たのに、医者になりそびれ、科学をやったのに、 科学者になりそびれ、 65歳にしてベストセラーを出した。 人生、なにが起こるかわからない。・・軽快な文脈で読み易いこと請け合いです。 |
宮城谷昌光氏の著書で 「孟嘗君」全5巻 講談社 「楽毅」 全4巻 新潮社 「奇貨居くべし」 全5巻 中公文庫 この三作はほとんど連作として楽しめます 孟嘗君は特に面白く4回は読み返しています 「楽毅」は少し硬い感じがして、 「奇貨居くべし」は反対にやわらかい感じです。 三作通して孟嘗君が登場するので 孟嘗君が読みたいと思うと読みきってしまえます。 孟嘗君5巻から引用 >白圭「生きるとはたやすい人を助ければ自分が助けられる」 この言葉を実際の生活の中で少しでも生かそうと思えるくらい 宮城谷氏の本にはパワーがあります。 その時代が好きになると論語まで面白く読めてきます。 |
陽極まれば陰に転ず。陰極まれば陽に転ず。 感想:であるならば 保守思想極まれば、御皇室の民を想う弱者保護思想となり 革新思想極まれば、民族独立の愛国思想となる… はずなのですが…? |
「教科書が教えない歴史」 藤田信勝 自由主義史観研究会 産経新聞社 「東京の窓から日本を」 石原慎太郎 NESCO 「新ゴーマニズム宣言戦争論1.2.3」小林よしのり 幻冬社 以上の本を一気に読むと「愛国心が強くなる」かもしれません いずれの本も私の問いに対しての一定の解答が用意されていて 読んでいて勉強になるのですが、答えは一つではないと考えます |
>藤田信勝 では無く「藤岡」ですので、あしからず。 彼は元々は左翼だったのですが、朝鮮戦争は韓国による北朝鮮侵略と平気で言ってのけるいんちきな日本の史学会に危機感を感じ、教育を立て直そうとした人物です。 |
中国の詩人 「憂国詩人屈原」竹治貞夫 著 美しくて、面白くてやめられません |
昨日の朝日新聞の広告に 向井潤吉・風景画選集の広告が入っていました。 本ではなく昔の風景画ですが、広告の映像を見ていると、遠い遠い昔を覗いている感じで胸迫るものがあります。孫に見せようかと思い早速申し込みました歳のせいですかね。 |