Page 2266 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼亡き友に誓う 月光仮面のおじいさん 05/1/17(月) 11:06 ┣Re(1):亡き友に誓う こんぺいとう 05/1/18(火) 13:35 ┃ ┗Re(2):亡き友に誓う とうろう 05/1/18(火) 15:42 ┃ ┗Re(3):亡き友に誓う(お礼) 月光仮面のおじいさん 05/1/18(火) 21:32 ┗Re(1):亡き友に誓う 北の老兵 05/1/18(火) 14:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 亡き友に誓う ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp> ■日付 : 05/1/17(月) 11:06 -------------------------------------------------------------------------
氷雨の降りしきる中、一人の友人が逝ってしまった。 彼と初めて会ったのは彼が駅前で市町村合併賛成の講演会開催のビラを配っていた時だった。文面には旧内閣官房副長官の石原信雄氏を迎え「市町村合併を考える」と言う題目でさいたま市の実現に尽くした石原氏の話がされると書いてあった。 石原氏の講演は平成の大合併の歴史的背景や経緯を説明し、合併を反対する人たちには「よく説明して納得してもらうことが何より大事だ。合併を決めるのは市民なのだから行政側は市民に情報を充分提供することが必要」と語った。ただ、全国にも合併の話が出ている市の中で一番財政状況が厳しい市が一番消極的なのは極めて珍しいと話された。 その数ヶ月前合併反対の会合が市の主催で行われ、そのコーディネーターは市職員で内容の伴わないただただ反対の意見表明だったのである。それを受けてのこの講演会開催となった。その後半年後、市長選挙と市議会議員選挙が行われ、残念ながら近隣の市を含む合併賛成派が負けてしまい、それを期に合併論議は頓挫してしまったのである。 若干渦中を体験した私には我々市民の味方であると固く信じていた労働者層(市職員)が自ら自身を守るために、なりふりかまわず合併阻止に動き回る姿を垣間見て、改めて憤りを感じざるを得なかった。また、ある党の国から「国が押し付ける合併論に反対」と、うまくオブラートに包んだ労組支援に憤慨したものである。 弱いものの敵が自民党や経営者層ばかりではないのである。残念ながら平凡な市民同士がまるでいじめのように争っているのであろうか。政権批判などの前に身近な人たちを相手にしなければならない現実をみて亡き友はどんな絶望をしたのであろうか。彼は人類愛を訴えていたのである。 「私はだまされない」彼の前で固く誓った。 |
▼月光仮面のおじいさんさん: >氷雨の降りしきる中、一人の友人が逝ってしまった。 > >弱いものの敵が自民党や経営者層ばかりではないのである。残念ながら平凡な市民同士がまるでいじめのように争っているのであろうか。政権批判などの前に身近な人たちを相手にしなければならない現実をみて亡き友はどんな絶望をしたのであろうか。彼は人類愛を訴えていたのである。 > >「私はだまされない」彼の前で固く誓った。 大切なご友人の事お悔やみ申し上げます。友がいなくなるのは寂しいことです。 弱いものの敵が、権力を持っている人といえないのは私自身も経験しています。 人は、自分が蹂躙されているのに、弱いもの同士がより弱いものをふみつけに し今までの仲間を裏切っていく、そんな場面にいくつも出会っています。 そんな話をすると、人間自分がかわいいからね、と私が青臭いというような からかわれ方をします。[私はだまされない]この言葉が大切ですね。 人に流されず、自分のきちんとしたぶれない軸足を持つことをしたいですね。 60年以上生きてきて、自分を裏切らない、人もだまさない、これが一番楽な 生き方だと思っています。勝手な事書きました、失礼いたします。 |
▼こんぺいとうさん:こんにちは。 (そして間接的に月光仮面のおじいさんさん、こんにちは。はじめまして。) >>氷雨の降りしきる中、一人の友人が逝ってしまった。 >>*現実をみて*亡き友はどんな絶望をしたのであろうか。彼は*人類愛*を訴えていたのである。「私はだまされない」彼の前で固く誓った。 >大切なご友人の事お悔やみ申し上げます。友がいなくなるのは寂しいことです。 >人間自分がかわいいからね、と私が*「青臭い」*というようなからかわれ方をします。「私はだまされない」この言葉が大切ですね。 >人に流されず、自分のきちんとしたぶれない軸足を持つことをしたいですね。60年以上生きてきて、*自分を裏切らない、人もだまさない*これが一番楽な生き方だと思っています。 上の各位の感懐(特に*ー*)に共感します。 そこで、英語で少し気障(きざ)ですが、私が自分の「座右」というか「行動基準」をあるとき(もう20年以上も前かと記憶します)考え、まとめたものを紹介させてください。 Be Shoff!です。 Be Simple. :簡単、質素、平易に、飾るな。 Be Honest. :正直、率直、計算するな・謀るな。 Be Fair. :公正、公平、衡平、平等、客観的、不偏。 Be Flexible. :柔軟、可変、受容的。 そして、結構いい年になるまで、 「君はユニークだね。現実を見なくちゃ、いかんよ。」と、「現実妥協」を「現実主義」と考える、ヒラメ主義者(上ばかり見ている)から言われ、 「声が小さい(自己宣伝が足らん?)。人を見て法を説け」と「声」が大きい「上昇志向」主義の方から言われていました。 全て過ぎたことですが、今も自分は変わっていないと思います。それで良いと思っています。多分、今までの私の意見には上の言葉が多用されていると思います。 少し、「私ごと」を申しました。失礼。 |
こんぺいとうさま、北の老兵さま、とうろうさま 皆様からのご返信ありがとうございます。このような文には返事のしようが無いと思いますが、皆様からは暖かい文をいただき感謝しています。 皆様はさまざまにお感じになったと思いますが、人に強要する内容ではなく、ふと感慨を記載いたしました。 ついでに調子に乗って書かさせていただきますと、最近少子高齢化の実態に関する本を読みました。そして思ったことは、 現在の日本が抱える問題の本質は、逆ピラミッドの人口構成による経済環境の劇的な変化が若者に負担を強いることになり、老人層のサービス低下に成らざるを得ない最大の原因と思います。 しかしながら、そうしたのは自分の子供、孫を教育してきた我々自身であり、我々が子供たちの教育を失敗したのではないかと思うのです。 自由を許し、自分達さえ良ければと思う心をしっかり指導できなかった結果が、社会を構成するのに必要条件である子孫を残すことの重要性をないがしろにしたように感じるのです。 産む産まないは当人の自由などとのたわごとは、少なくとも頑固じじいになって、ご先祖さまに申し訳ないとだだをこねて阻止しなければなりません。 それが遅きに失した我々の責務と考えます。 ただし、これは亡き友には怒られるようにも感じます。皆様にはたわごとと聞き捨ててください。ここでは乱心する自由をお許しください。 |
月光仮面のおじいさんさん 友人に対するあなたの思い、痛いように伝わります。 >弱いものの敵が自民党や経営者層ばかりではないのである。残念ながら平凡な市民同士がまるでいじめのように争っているのであろうか。政権批判などの前に身近な人たちを相手にしなければならない現実をみて亡き友はどんな絶望をしたのであろうか。彼は人類愛を訴えていたのである。 > >「私はだまされない」彼の前で固く誓った。 その通りです。私も医療の現場にいたころ、たくさんそのような経験をしました。常日頃から「騙されない」ために、その「裏にあるもの」を読み取る習慣を付けなければと思います。 さて、小泉政権の構造改革、地方分権、郵政三事業の民営化の裏にはいったい何があるのか?国民一人一人が自分で考えてみようではありませんか。 |