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 ▼問題提起  20代 04/5/25(火) 17:59
   ┣Re(1):テロについて  つるみ 04/5/25(火) 18:34
   ┃  ┗Re(2):テロについて  20代 04/5/25(火) 19:02
   ┗Re(1):老人について  つるみ 04/5/25(火) 19:00

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 ■題名 : 問題提起
 ■名前 : 20代
 ■日付 : 04/5/25(火) 17:59
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   今思う事を書いてみますのでご意見よろしくお願いします。

テロについて
テロは絶対に良くないということについてですが、
この発想は上からものを見た意見のような気がします。
実際にこれからは世界にしても日本国内にしても、
生活の格差はひらいていくと思います。
そうすると最下層に位置しどうやっても自力で、
最低水準の生活さえ営むことが困難な人たちが出てくると思います。
そうした場合、生活改善の矛先は実力行使以外には無くなり、
過激な手段に出ることもやむをえなくなるのではないでしょうか。
権力の力が大きければ大きいほどテロのような手段以外に、
反抗するすべは無いように思われます。
テロ以外に訴える手段を無くさせた側に大きな責任があるのではないかと思います。

老人について
私は定年後のいわゆる老人についてやや疑問を持っています。
年金をもらいそれをただ趣味に費やして毎日を過ごす人を見るとどうも納得できません。
決まって「若い頃にはたくさん働いたから当たり前だ」という反論を受けます。
しかし、人間として社会で生きていく上では、社会に何かしら貢献することが必要なのではないでしょうか。
マンションにこもって高いオーディオで音楽を聴いたり。
シアターセットで映画を見たり。
たまにはいいと思います。
しかしそれでは社会に生きている意味はあるのでしょうか?
誰かに必要とされ、尊敬されることで人間としての存在意味があるのではないでしょうか。
お金を稼げ、と言いたいのではありません。
国民生産を上げろと言いたいのではありません。
本人のためにも、社会のためにもより良く生きて欲しいのです。
人生を長く生きて得られたすばらしい経験と知識を若いものに伝えるべく
交流して欲しいのです。
地域の頑固オヤジが今は少ないと思われませんか。
もっと積極的に地域の生活指導の先生になって欲しいです。
町内会で老人会を作って活動したりして欲しいと思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):テロについて  ■名前 : つるみ <spic774@yahoo.co.jp>  ■日付 : 04/5/25(火) 18:34  -------------------------------------------------------------------------
   ▼20代さん:
>今思う事を書いてみますのでご意見よろしくお願いします。
>
>テロについて
>テロは絶対に良くないということについてですが、
>この発想は上からものを見た意見のような気がします。
>実際にこれからは世界にしても日本国内にしても、
>生活の格差はひらいていくと思います。
>そうすると最下層に位置しどうやっても自力で、
>最低水準の生活さえ営むことが困難な人たちが出てくると思います。
>そうした場合、生活改善の矛先は実力行使以外には無くなり、
>過激な手段に出ることもやむをえなくなるのではないでしょうか。
>権力の力が大きければ大きいほどテロのような手段以外に、
>反抗するすべは無いように思われます。
>テロ以外に訴える手段を無くさせた側に大きな責任があるのではないかと思います。
戦闘区域でのテロと、平時におけるテロとをわけて考えたいと私は思います。
というのは、米軍や、旧ソ連軍、イスラエル軍、中国人民解放軍のような圧倒的武力を前に正規戦闘で戦う術を失ったものが、テロという手段に訴え出る事は、心情的に理解できるからです。
しかしながら、そこにおいてもまた「群民兵」のルールを守って戦うべきだと思います。人民大衆の中に隠れ、そこから攻撃することは、徒らに同胞の生命財産を危険に追い込むことに他なりません。
私は「郡民兵」をテロだとは考えません。
郡民兵というのは、国際法上以下のように定義された交戦者です。
>>第二条[群民兵]
>>占領セラレサル地方ノ人氏ニシテ、敵ノ接近スルニ当リ、第一条ニ依リテ編成ヲ為スノ遑ナク、侵入軍隊ニ抗敵スル為自ラ兵器ヲ操ル者カ公然兵器ヲ携帯シ、且戦争ノ法規慣例ヲ遵守スルトキハ、之ヲ交戦者ト認ム
(ハーグ陸戦法規 交戦者規定)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/kaisetsu/other/hague_rikusen.html
正規軍兵士もまた、国策としてどのような目的で派遣されたにせよ、指揮官以下命がけで戦っております。対して戦う側も命がけのことと思います。
私がこのことを強く訴えるのは、戦闘従事者が一般人民大衆の中に隠れてしまうとパレスチナのように一般人民大衆全体に対してまた攻撃が加えられ――つまり虐殺ですが――死の悪循環を生み出すことに他ならなくなってしまうからであります。

平時におけるテロは、やはり散発的なものではなく組織された蜂起として行われるべきだと思います。この場合も、一般市民と蜂起者の区別をしっかりとすることが肝要だと思います。三里塚空港決戦においても、最低限、セクトごとに統一された塗装のヘルメットをかぶっていました。また、財閥の横行、貧困の放置に憤り2・26で蜂起した部隊も白タスキで区別を致しました。
しかしながら、トップを狙って攻撃する場合もあるのかも知れません。
私は支持しませんが、最低限、相手の命を奪ったら自らも自決する事が最低の中の最低のいわば「仁義」だと思います(現場で取り押さえられた場合は仕方ありませんが)。アラブにおける自爆テロもまたそうかも知れません。
しかし、どの場合においても共通することは、一般非戦闘市民を攻撃目標にしたり、巻き添えにしたり、その中にまぎれたりすることは断じて許されない事と思う所であります(テルアビブ乱射や中核の「背広部隊」のように)。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):テロについて  ■名前 : 20代  ■日付 : 04/5/25(火) 19:02  -------------------------------------------------------------------------
   戦闘地域での民衆にまぎれての攻撃は、
攻撃を行う側の民衆が被害を被るため有効でないと思います。
しかし、アメリカでの同時多発テロのような、
敵国民衆への無差別攻撃はというと、考えてしまいます。
確かにイスラム教の中でも過激派の一部が行うものだとは思いますが、
現在の国際社会の運営に異を唱え、先進国に主張を認識させるためには
彼らにテロの他に手段はあるのでしょうか。
ルールというものは強者の論理の根拠として用いられてしまいます。
またルールが強者と反する場合、強者にはルールを破ってもその力で押し切ることができます。
しかし弱者には制裁を逃れるすべはありません。
いくら理性に訴えてルールでがんじがらめにしようと、
抑圧される側が本源的欲求に基づき理性を排除した行動に出てしまえば、
現在の秩序などというものはまったくの無意味なもになるのではないでしょうか。

ルールに厳格になることは大切だと思います。
しかし、それ以前にフェアであるべきだと思うのです。
大人と子供がケンカをするのに、ハンデもなしに同じルールというのは納得できません。
ハンデがつけられないのであれば、
大人は子供がルールを破らなくて済むように気をつけなければいけないのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人について  ■名前 : つるみ <spic774@yahoo.co.jp>  ■日付 : 04/5/25(火) 19:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼20代さん:
>老人について
様々な老人の方がいらっしゃるので一概にはいえません。
「明るいうち数時間だけやってるんだよ」と話してくれた70代の個人タクシーの乗務員にあったこともあります。
また、私の祖父(大正8年生まれ)は旧制高校の歴史編纂、陸軍航空本部の「当事者たちの」記録編纂、社史とは別に、戦後勤務していた会社のOB会の幹事などをして実際出版物として残したり、と活動しています。また、郷土史にも取り組んでいます。お金になることはなく、むしろ赤字ばかりの事業ですが、私はもし長く生き延びられたら、祖父のようになりたい、と目標にしています。

>私は定年後のいわゆる老人についてやや疑問を持っています。
>年金をもらいそれをただ趣味に費やして毎日を過ごす人を見るとどうも納得できません。
>決まって「若い頃にはたくさん働いたから当たり前だ」という反論を受けます。
>しかし、人間として社会で生きていく上では、社会に何かしら貢献することが必要なのではないでしょうか。
>マンションにこもって高いオーディオで音楽を聴いたり。
>シアターセットで映画を見たり。
>たまにはいいと思います。
そういった「年金生活」が送れるのは限られた層だと思います。
市役所の職員に友人がいます。伝え聞くところによると、サービス課に高齢を理由に保護を求める人が年々増えているとの事です。年金だけでは数万円しか得られない。生活保護を受けると、最低生活費が9万円前後と家賃、そして医療費が無料になるそうです。最低生活費と家賃から得ている収入(年金)を差し引いた額を生活保護費として支給するそうです。
彼らが、たまたま現役時代にもっていた「高いオーディオ」や廉価なオーディオで音楽を楽しんだり、普通のビデオやDVDで映画を鑑賞したりして日々を送っていることを私は責められません。
天気の良い日は公園に集まって仲間同士語らったり。
以前、公園で集まってチビチビとカップ酒を飲んでいる老人の一群がいました。
私は小売業という職業上、時間をずらしてしか昼食をとれず、同僚と一緒に、ということは稀なのですが、混雑する従業員休憩室やファストフードであわただしく昼食をとるのが嫌だったので、弁当を買って公園で昼食をとることにしました。
そのときに出くわした(失礼な言い方ですが)のですが、最初、
(ナンだこの老人は、昼間から酒飲んでブラブラして)
と思いました。しかし、話しかけられ、少しの時間でしたが、色々な話を聞かせてもらいました。夜は外出するのは大変だし、仲間で集まって少しの酒を楽しむのはここなんだ――と聞いたとき、目からうろこが落ちました。

>人生を長く生きて得られたすばらしい経験と知識を若いものに伝えるべく
>交流して欲しいのです。
同意します。しかし、親しくさせていただいているご高齢の方の中には「子供たち(つまり40代〜50代なのでしょうか)は話を聞きたがらないんだ」という話を聞いたことがあります。残念なことだと思います。


>地域の頑固オヤジが今は少ないと思われませんか。
>もっと積極的に地域の生活指導の先生になって欲しいです。
>町内会で老人会を作って活動したりして欲しいと思っています。

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