Page 917 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? ニック 04/7/5(月) 21:57 ┣Re(1):日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? J.I 04/7/6(火) 2:38 ┃ ┣Re(2):日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? つるみ 04/7/6(火) 11:33 ┃ ┣Re(2):日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? JS 04/7/6(火) 12:05 ┃ ┗Re(2):日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? ニック 04/7/6(火) 12:10 ┗Re(1):日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? つるみ 04/7/6(火) 12:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 日本国憲法は米国から押しつけられ?、では自衛隊も同じなのでは? ■名前 : ニック ■日付 : 04/7/5(月) 21:57 ■Web : http://www.geocities.jp/rojinto_goken/ -------------------------------------------------------------------------
「自衛隊は軍隊では無い」と時の政権は述べましたが、一方で小泉首相は憲法改正も成されていないうちから「自衛隊は軍隊だ」と述べました。 自衛隊自体、民主的な選択から設立されたものではなく、米国からの圧力により強制的に成立されたもので有る事は明白な事実であり、憲法自体にも「陸海空軍はこれを持たない」と明言されています。 軍隊とは何か? 辞書では「一定の規律のもとに組織・編制された軍人の集団。」 とあります。 自動小銃を持ち、軍服を着て敵兵を殺す訓練を施された者が軍人と言う訳ですが、これを素直に解釈すれば自衛隊=軍隊と言う事になります。 本来は軍隊であるものを、米国に強要されて強制的に持たされた為に、過去の政権は 矛盾の有る発言を繰り返してきた訳です。 米国から押し付けられたと言われる憲法が、実は既に日本人の手によってその大元となった文章が作成されていた事が明らかになっていますが、自衛隊に関しては朝鮮戦争時に、日本の防備を固める為に米国が無理強いをして創設させたことが明らかになっています。 憲法は押し付けられたものであるから変えなければならないが、自衛隊はそのままと言うのではお天道様が許してはくれないでしょう、矛盾のある手前勝手な論法には正直うんざりします。 好戦的軍国主義者の方々には是非ともお答え頂きたい問題です、更に、北海道新聞でビル・トッテン(米国出身)と言う方の記事が載って居りましたが、この方の記事にも論理的に反論頂ければと思います。 「日本の改革は米国に言われるままに行なったものか、叉は米国の真似をしたもの」 「日本の政治家(トッテン氏が会った議員の中では)で日米安保条約を読んでいたのは共産党志位委員長だけ」 「日本の政治家は、日米安保条約があるので日本は米国よりの保護を約束されていると言うが、条約にはそんな約束は書いていない」 「米国は(日本保護は)得になるならば保護するが、そうでなければ契約には無いと言うはず」 「日本は食料自給率が非常に低いにもかかわらず、減反してまで大豆・麦・米までを米国から買っている」 「政府は憲法九条を変えたがっているが、国を護ると言うならば敵は誰でどうやって日本を攻撃してくるのか考えなければならないはず」 「日本は輸出中心国なので円高は困ると言うが、日本の全GDPの99%は国内経済分で国際経済分はたったの1%である、それらの法人が払う法人税は全体のたったの3%、でも円高になると政府は円安に誘導しようとする、車やTVは安く輸出できるが、逆に食料などの輸入品は高くなる」 「昨年政府は円高防止の為に21兆円も米国債を買った、満期に米政府はUS$で返却するが、米政府はその金で米国の土地や会社を購入する事を許さない、日本はその金で更に米国債を買う、表向きは米国に日本が金を貸している形に見えるが、実際は日本が米国に金を差し上げているのと同じである」 「日本は米国のような強い国にはへつらうが、弱い国には威張っている」 「日本国民は論理やデータではなく、印象で政治を見、物事を判断するようになった、TVの影響が大きいと思われるが、それは無知の民族になる事と同じである」 |
今日(5日)テレビみていたら(NTVだった?)自衛隊50周年・ということでやってました、でその前身、警察予備隊、日本国憲法を作った?GHQの命令で?か要請か知らないけれど・要請なんて言うよわいものではないですね・作らされたものだから、当然・・・ ま、それに続いて朝鮮戦争ー>朝鮮特需、それが言ってみれば今の日本の基礎にあるわけですね・・・ ベトナム戦争のときは自衛隊、結構米軍支援してたようだし・当時ほとんど誰も問題にしてなかった・と思うけれど。 |
▼J.Iさん: > 今日(5日)テレビみていたら(NTVだった?)自衛隊50周年・ということでやってました、でその前身、警察予備隊、日本国憲法を作った?GHQの命令で?か要請か知らないけれど・要請なんて言うよわいものではないですね・作らされたものだから、当然・・・ > ま、それに続いて朝鮮戦争ー>朝鮮特需、それが言ってみれば今の日本の基礎にあるわけですね・・・ > ベトナム戦争のときは自衛隊、結構米軍支援してたようだし・当時ほとんど誰も問題にしてなかった・と思うけれど。 朝鮮戦争でも実は日本海軍出身者が集められてインチョン上陸作戦の布石となる掃海に従事していますね。また、犠牲者も出ている。この矛盾を米国はつくことは出来ないですね。 |
▼J.Iさん: > ベトナム戦争のときは自衛隊、結構米軍支援してたようだし・当時ほとんど誰も問題にしてなかった・と思うけれど。 朝鮮戦争については知りませんが、ベトナム戦争の自衛隊支援については問題になっていました。 詳細についてはデータが手元にありませんが、当時の首相・佐藤栄作に相当追求されていました。 |
そうなんですね、時の政府も憲法九条と米国からの押し付け軍隊創設の板ばさみになってしまい、結果「自衛隊は軍隊ではない」と言う非常に無理な見解を出さざるを得なかったわけですが、一つ確かな事はあれは民主主義に則って行なわれたものではないと言う事です。 この点の説明を明快に出来る方が好戦的軍隊創設論者の方々の中には全くと言って良いほど存在せず、憲法自体は米国からの押し付け、自衛隊はそうではない、自衛隊は既に認められているなどと言った法解釈に全く則らない感情論だけをしきりに述べてらっしゃる訳です。 私が憲法改正を危惧するのは「何故こうなったか」の議論が全くなされず、この様な好戦的考え方によって自衛隊イラク派兵の時と同じに、何ら憲法改正の議論がなされないまま、なし崩し的に憲法改悪を数の力によって強行されてしまう可能性が非常に高いと言う見通しがあるからです。 少なくともトッテン氏のおっしゃったように、印象だけで投票する候補者を決める様な風潮が無くなり、もっと多くの国民が政治に関心を持つようにならなければ憲法改正などと言う諸刃の剣的行動はするべきでは無いと私は思います。 |
▼ニックさん:こんにちは。 私は好戦的軍国主義者ではありませんが、貴兄の記事に関して関心を持ちましたので、レスさせていただきます。 >「自衛隊は軍隊では無い」と時の政権は述べましたが、一方で小泉首相は憲法改正も成されていないうちから「自衛隊は軍隊だ」と述べました。 これは有る意味、正しい発言なんですよね。 実際、軍隊ですから。英語ではJSDFなんて自称していますが、一般には「Japanese army(Navy)」と呼ばれていると聞きます。韓国でも「チグムイルボングン」(今の日本軍)と言っていましたよ。「中国人民解放軍」が中共の軍隊で、これは党の軍隊なんですが、それはさておき「人民」を「解放」しているとは誰も思っていない。けれどChinanese armyであることには変わらない。 今までの時の政権の詭弁のほうがおかしい。貴兄の説明されたとおり、 >本来は軍隊であるものを、米国に強要されて強制的に持たされた為に、過去の政権は矛盾の有る発言を繰り返してきた訳です。 そうです。自衛隊は建軍の経緯に問題があり、我が国の軍隊として体裁が整っていない。現行憲法に従えば明らかに違憲の存在です。「紛争を解決する手段として」の存在ではないから、という屁理屈がまかり通るなら、仮に尖閣諸島に中共軍が上陸作戦を行い、占領されても、宣戦布告がない限り、領土「紛争」だからこれを解決するためには自衛隊は拱手傍観するしかないという理屈になる。 ちなみに、国際法上「海上保安庁」は「コーストガード(沿岸警備隊)」の扱いであってこれも軍のヒトツに数えられます。 >軍隊とは何か? >辞書では「一定の規律のもとに組織・編制された軍人の集団。」 >とあります。 >自動小銃を持ち、軍服を着て敵兵を殺す訓練を施された者が軍人と言う訳ですが、これを素直に解釈すれば自衛隊=軍隊と言う事になります。 内閣法制局の詭弁に惑わされてはなりませんね。 >自衛隊に関しては朝鮮戦争時に、日本の防備を固める為に米国が無理強いをして創設させたことが明らかになっています。 >憲法は押し付けられたものであるから変えなければならないが、自衛隊はそのままと言うのではお天道様が許してはくれないでしょう、矛盾のある手前勝手な論法には正直うんざりします。 そうです。こんな手前勝手な論法はない。自衛隊の位置づけをはっきりとしなければならない。いわば、どうであるにせよ軍隊でありますから、我が国は我が国の軍隊をどう活用し、また制限するか、ということを日本人の手によって規定する必要があります。 ここも、憲法で位置づけるべき問題だと考えております。 |