Page 982 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/5/31(月) 23:56 ┣Re(1):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ギアえもん 04/6/1(火) 0:25 ┃ ┗Re(2):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! つるみ 04/6/1(火) 0:51 ┃ ┗Re(3):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ギアえもん 04/6/1(火) 18:16 ┃ ┗Re(4):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! つるみ 04/6/1(火) 23:09 ┃ ┗Re(5):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/2(水) 0:35 ┃ ┗Re(6):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! つるみ 04/6/2(水) 0:59 ┃ ┣Re(7):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/2(水) 8:42 ┃ ┗Re(7):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ギアえもん 04/6/2(水) 16:15 ┃ ┗Re(8):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! つるみ 04/6/3(木) 19:45 ┣Re(1):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ニック 04/6/1(火) 3:29 ┃ ┗Re(2):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/1(火) 9:56 ┃ ┗Re(3):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ニック 04/6/1(火) 14:35 ┣必読HP 沈黙の初夏 04/6/1(火) 11:45 ┃ ┣Re(1):必読HP 森下 泰典 04/6/1(火) 18:14 ┃ ┃ ┗Re(2):必読HP 沈黙の初夏 04/6/2(水) 0:05 ┃ ┗学問の存在しない論争 沈黙の初夏 04/6/2(水) 19:08 ┃ ┣Re(1):学問とは何か? 珍 源齋 04/6/2(水) 19:38 ┃ ┃ ┗Re(2):学問とは何か? 沈黙の初夏 04/6/2(水) 20:20 ┃ ┃ ┗石油など化石燃料は有限である! 珍 源齋 04/6/2(水) 21:12 ┃ ┃ ┗Re(1):石油など化石燃料は有限である! 沈黙の初夏 04/6/3(木) 0:35 ┃ ┃ ┣Re(2):石油など化石燃料は有限である! ワクチン 04/6/3(木) 7:39 ┃ ┃ ┃ ┗石油文明の終末 沈黙の初夏 04/6/3(木) 15:37 ┃ ┃ ┗Re(2):石油など化石燃料は有限である! 珍 源齋 04/6/3(木) 10:19 ┃ ┃ ┗Re(3):石油など化石燃料は有限である! 沈黙の初夏 04/6/9(水) 0:20 ┃ ┗瑣末な炭酸ガス温暖化論 沈黙の初夏 04/6/3(木) 16:36 ┃ ┗Re(1):瑣末な炭酸ガス温暖化論 つるみ 04/6/4(金) 23:41 ┃ ┗Re(2):瑣末な炭酸ガス温暖化論 沈黙の初夏 04/6/5(土) 10:22 ┣Re(1):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/1(火) 13:26 ┃ ┗Re(2):どうしてみんなこれを無視するのですか? 蝦夷縞 ふく朗 04/6/9(水) 23:17 ┃ ┗Re(3):どうしてみんなこれを無視するのですか? 沈黙の初夏 04/6/10(木) 10:41 ┃ ┗Re(4):どうしてみんなこれを無視するのですか? 蝦夷縞 ふく朗 04/6/12(土) 23:43 ┃ ┗夢の検証 沈黙の初夏 04/6/13(日) 0:37 ┃ ┣Re(1):夢の検証 沈黙の初夏さん: 一言 04/6/13(日) 4:34 ┃ ┃ ┗Re(2):夢の検証 沈黙の初夏 04/6/13(日) 10:54 ┃ ┃ ┗夢の検証 続き 沈黙の初夏 04/6/19(土) 12:19 ┃ ┗Re(1):夢の検証 ワクチン 04/6/13(日) 17:50 ┃ ┣Re(2):夢の検証 蝦夷縞 ふく朗 04/6/13(日) 22:36 ┃ ┃ ┣Re(3):夢の検証 沈黙の初夏 04/6/13(日) 23:57 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):夢の予感 蝦夷縞 ふく朗 04/6/26(土) 12:55 ┃ ┃ ┗Re(3):夢の検証 ワクチン 04/6/14(月) 7:44 ┃ ┃ ┗Re(4):夢の検証 沈黙の初夏 04/6/15(火) 9:12 ┃ ┗Re(2):夢の検証 沈黙の初夏 04/6/13(日) 23:49 ┣Re(1):代替エネルギーと抑制エネルギー 石頭の息子 04/6/2(水) 1:55 ┃ ┗Re(2):代替エネルギーと抑制エネルギー つるみ 04/6/2(水) 2:05 ┃ ┗非科学的・非人道的対策 沈黙の初夏 04/6/3(木) 22:38 ┃ ┗Re(1):非科学的・非人道的対策 つるみ 04/6/5(土) 0:23 ┣Re(1):石油ショックが日本経済を強くした! 珍 源齋 04/6/3(木) 12:35 ┃ ┗Re(2):欧州ではデイーゼルが重要視されてる! 珍 源齋 04/6/3(木) 22:36 ┃ ┗Re(3):多様なエネルギーの開発と利用が近未来への福音! 珍 源齋 04/6/5(土) 11:43 ┃ ┗Re(4):多様なエネルギーの開発と利用が近未来への福音! 珍 源齋 04/6/10(木) 10:11 ┃ ┗Re(5):多様なエネルギーの開発と利用が近未来への福音! 珍 源齋 04/6/27(日) 19:16 ┃ ┗Re(6):多様なエネルギーの開発と利用が近未来への福音! 沈黙の初夏 04/6/28(月) 0:48 ┃ ┗Re(7):沈黙の初夏さんへ!多様なエネルギーの開発と利用が近未来への福音! 珍 源齋 04/6/28(月) 8:55 ┃ ┗事実の前に平伏せよ 沈黙の初夏 04/6/28(月) 10:16 ┃ ┗Re(1):事実の前に平伏せよ 珍 源齋 04/6/28(月) 10:53 ┃ ┗謙虚さとは検証から 沈黙の初夏 04/6/28(月) 11:11 ┣水で動く自動車 ギアえもん 04/6/3(木) 15:59 ┣Re(1):「脱エネルギー政策」を真剣に考えよう! 蝦夷縞ふく朗 04/6/3(木) 22:38 ┃ ┣感服 沈黙の初夏 04/6/5(土) 2:08 ┃ ┗Re(2):「脱エネルギー政策」を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/5(土) 12:54 ┃ ┗Re(3):「脱エネルギー政策」を真剣に考えよう! 蝦夷縞ふく朗 04/6/5(土) 16:47 ┃ ┗Re(4):「脱エネルギー政策」を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/5(土) 18:59 ┃ ┗Re(5):「脱エネルギー政策」を真剣に考えよう! 蝦夷縞ふく朗 04/6/5(土) 20:58 ┃ ┗「脱エネルギー政策」は欺瞞 沈黙の初夏 04/6/5(土) 23:22 ┃ ┗「脱エネルギー」を目指せ 蝦夷縞 ふく朗 04/6/6(日) 2:05 ┃ ┗いやはや、なんとも 沈黙の初夏 04/6/9(水) 0:01 ┃ ┗Re(1):いやはや、なんとも 蝦夷縞 ふく朗 04/6/10(木) 0:03 ┃ ┗心情吐露 沈黙の初夏 04/6/10(木) 0:42 ┃ ┗Re(1):心情吐露 ワクチン 04/6/10(木) 7:37 ┃ ┗Re(2):心情吐露 沈黙の初夏 04/6/10(木) 10:14 ┃ ┗Re(3):心情吐露 蝦夷縞 ふく朗 04/6/12(土) 23:45 ┃ ┣科学・技術をどうとらえるか 蝦夷縞 ふく朗 04/6/26(土) 3:16 ┃ ┗Re(4):心情吐露 沈黙の初夏 04/6/28(月) 3:59 ┣ドイツ首相も提唱・脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! 珍 源齋 04/6/4(金) 12:08 ┣Re(1):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ニック 04/6/4(金) 23:38 ┃ ┗バイオエネルギーに関して 沈黙の初夏 04/6/5(土) 9:55 ┃ ┗Re(1):バイオエネルギーに関して ニック 04/6/5(土) 23:25 ┃ ┗Re(2):バイオエネルギーに関して 沈黙の初夏 04/6/9(水) 0:07 ┣Re(1)タイム・イズ・マネーからの脱却! 珍 源齋 04/6/19(土) 21:45 ┃ ┣スローライフ と 生活環境の見直しが人間性回帰になる 石頭の息子 04/6/20(日) 1:04 ┃ ┣Re(1):Re(1)タイム・イズ・マネーからの脱却! 珍 源齋 04/6/20(日) 8:58 ┃ ┣テレビを見ない。車に乗らない。 ぎみゆら 04/6/20(日) 10:16 ┃ ┗Re(1):Re(1)もう一つの効果的な省エネルギー! 珍 源齋 04/6/20(日) 12:39 ┃ ┣Re(2):Re(1)悲観論は老化を呼ぶ! 珍 源齋 04/6/26(土) 14:47 ┃ ┗Re(2):Re(1)もう一つの効果的な省エネルギー! 珍 源齋 04/6/27(日) 19:04 ┃ ┗Re(3):Re(1)もう一つの効果的な省エネルギー! 石頭の息子 04/6/27(日) 20:22 ┃ ┣Re(4):Re(1)補足 - もう一つの効果的な省エネルギー! 石頭の息子 04/6/28(月) 0:54 ┃ ┃ ┗Re(5):Re(1)補足 - もう一つの効果的な省エネルギー! taka 04/6/28(月) 1:11 ┃ ┃ ┗Re(6):Re(1)補足 - もう一つの効果的な省エネルギー! 石頭の息子 04/6/28(月) 1:35 ┃ ┃ ┗Re(7):Re(1)補足 - もう一つの効果的な省エネルギー! taka 04/6/28(月) 1:54 ┃ ┃ ┗Re(8):Re(1)補足 - もう一つの効果的な省エネルギー! 石頭の息子 04/6/28(月) 2:26 ┃ ┃ ┗Re(9):Re(1)補足 - もう一つの効果的な省エネルギー! taka 04/6/28(月) 2:40 ┃ ┗Re(4):Re(1)石頭の息子さんへ!もう一つの効果的な省エネルギー! 珍 源齋 04/6/28(月) 8:23 ┃ ┗Re(5):Re(1)石頭の息子さんへ!もう一つの効果的な省エネルギー! 石頭の息子 04/6/28(月) 12:07 ┃ ┗Re(6):Re(1)石頭の息子さんへ!もう一つの効果的な省エネルギー! 珍 源齋 04/6/28(月) 12:37 ┣日本の食料の自給について 山田の案山子 04/6/26(土) 15:28 ┃ ┣Re(1):日本の食料の自給について 珍 源齋 04/6/26(土) 17:38 ┃ ┗Re(1):日本の食料の自給について 蝦夷縞 ふく朗 04/6/26(土) 18:49 ┃ ┣Re(2):不耕起栽培 蝦夷縞 ふく朗 04/6/27(日) 17:27 ┃ ┃ ┗Re(3):不耕起栽培 沈黙の初夏 04/6/28(月) 10:57 ┃ ┗Re(2):日本の食料の自給について 山田の案山子 04/6/28(月) 5:30 ┃ ┗Re(3):日本の食料の自給について 珍 源齋 04/6/28(月) 19:04 ┃ ┗Re(4):日本の食料の自給について 遍巳亭 04/6/28(月) 20:50 ┃ ┗御用学者とマスコミ 沈黙の初夏 04/6/28(月) 22:50 ┃ ┗感動と虚無と 蝦夷縞 ふく朗 04/6/29(火) 0:56 ┃ ┣Re(1):感動と虚無と 遍巳亭 04/6/29(火) 22:36 ┃ ┃ ┗難しい「市民」 蝦夷縞 ふく朗 04/7/1(木) 23:54 ┃ ┃ ┗Re(1):難しい「市民」 遍巳亭 04/7/10(土) 18:24 ┃ ┗Re(1):感動と虚無と 沈黙の初夏 04/6/30(水) 2:25 ┣風力発電 ワクチン 04/6/29(火) 7:39 ┃ ┣Re(1):風力発電 珍 源齋 04/6/29(火) 8:45 ┃ ┣風力発電に限らず 沈黙の初夏 04/6/29(火) 9:41 ┃ ┗傑作 新エネルギーの末路 沈黙の初夏 04/6/30(水) 1:37 ┣Re(1):「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! しゃねる 04/6/29(火) 12:17 ┣補助金 ワクチン 04/6/30(水) 7:53 ┃ ┣Re(1):補助金 珍 源齋 04/6/30(水) 9:31 ┃ ┗Re(1):補助金 ウミサチヒコ 04/6/30(水) 11:27 ┃ ┗嫌税 沈黙の初夏 04/7/1(木) 20:01 ┗核燃料・・・ ワクチン 04/7/3(土) 12:34 ┗核燃料リサイクルは最悪の選択 沈黙の初夏 04/7/3(土) 20:09 ┗Re(1):核燃料リサイクルは最悪の選択 蝦夷縞 ふく朗 04/7/3(土) 23:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 「脱”石油エネルギー政策を真剣に考えよう! ■名前 : 珍 源齋 ■日付 : 04/5/31(月) 23:56 -------------------------------------------------------------------------
いずれは、資源的に枯渇が目に見えてる、石油からエネルギーの主役を 転換する政策を「今から」考える必要があると思う・・・。 中東情勢も益々、混迷と剣呑の様相を呈してる・・・。 原油の国際価格、高騰もさることながら・・。 エネルギー政策を転換することにより、石油の争奪戦に巻き込まれる 事の無い・安寧と平和への「真の」近道かも知れない・・・。 真剣に近未来のエネルギー政策に取り組まねばならぬ・・と考える・・。 |
石油を作る細菌、バイオガス、太陽電池、風力発電、潮力発電、海洋温度差発電、 メタンハイドレート、究極的には常温核融合などがございますがどれになさいますか? (ちなみに燃料電池を書いてないのは、ほとんどの水素は石油から作られることになるから) |
▼ギアえもんさん: >石油を作る細菌、バイオガス、太陽電池、風力発電、潮力発電、海洋温度差発電、 >メタンハイドレート、究極的には常温核融合などがございますがどれになさいますか? >(ちなみに燃料電池を書いてないのは、ほとんどの水素は石油から作られることになるから) 私も注目していた事なんですが、メタンハイドレードが現実的でしょうね。 風力、太陽はこれは装置の製作にかけた電力を回収する前に寿命がきてしまうというから、どうにもなりません(ソーラーパネルに熱心に補助金が出されているのは、京セラなどの利権だという話があります)。 メタンハイドレードに関しては日本のEEZ内でも埋蔵量はほぼ無尽蔵と言われていますし。 国内でまかなえるようになれば、それこそエネルギー供給のために米国に尻尾振る必要はとりあえずなくなりますしね。 http://www.ztv.ne.jp/vxhodeg3/yadon2/metanH13.8/metan.htm http://www.npo-fg.org/mh.tokusyuu.htm メタンハイドレードに関しては 奥田義久,松本良,青木豊 共著『メタンハイドレード 21世紀の巨大天然ガス資源』(日経サイエンス社)に詳しいです。お勧めの一冊です。 |
うーむ、確かに太陽電池は元取るのに10年以上かかるって言ってたかな? 外断熱等の頑丈な家につけるのがポイントですかね?利権の話は驚きました。 でも、電池が安くなること自体はイイから何とも・・・・・ 前にタモリと吾郎の未来予測の番組で日本はメタンハイドレートで大金持ちになるって言ってましたな。 早く実用化してほしいです。 |
▼ギアえもんさん:こんばんは。 >うーむ、確かに太陽電池は元取るのに10年以上かかるって言ってたかな? >外断熱等の頑丈な家につけるのがポイントですかね?利権の話は驚きました。 太陽光発電が「クリーン・エネルギー」だというのはそもそも欺瞞だと指摘する声もあります。 まず太陽光発電の根幹である太陽電池の製造工程では大量の電力を消費します。その消費された電力以上の電力を発電しない限り、いくら太陽電池を製造したところでいたずらに化石燃料を消費したに過ぎません。 一ワット発電する太陽電池を製造するのに必要なシリコン樹脂10グラムを製造するのに必要な電力は3キロワット必要。まず、この機械で3000時間発電しないと元が取れない。これだけならすぐ回収できるように思えるが、夜間は使えないし、毎日晴天なわけでもないから、稼働率を10%と見積もって4年。もちろん、太陽光発電システム自体は、シリコン樹脂さえあれば出来るものではなく、周辺機器が必要なのでこれを勘案すると10年かかるという試算があります。 早い話、最初の10年は太陽光で発電しているように見えて、実際には化石燃料で発電しているのと変わらないわけです。 で、これは手入れが行き届いた状態での話しで、パネルが汚れると、当然に発電量は格段に下がる。屋上や屋根にパネルを張るのもいいけれど、実際にこれを汚れるたびに洗っている人がどれだけいるか? 自動車が雨の後非常に汚れるのを考えてみれば判る事です。それに、途中で壊れたら結局のところ化石燃料を無駄にしただけの事になります。 しかし、太陽光発電を導入した家庭には1キロワット毎に27万円もの補助金が出る(神奈川新聞、12/5/12)。火力による発電単価は1キロワットにつき5円。 あまりにもむちゃくちゃな補助金の出し方です。 補助金は貰ったと思って大喜びする人もいますが、概ね半額は自分で出費した上で、あまり役に立たないものの購入を政府は薦めているわけです。 誰が儲かるか? 京セラ、ソニーです。 そして、そのスポンサーは「クリーン・エネルギー」との宣伝を真に受けた消費者と、納税者なのです。 結局のところ、バラ撒き行政とそれにたかる企業という構図なわけです。 (平成13年、拙文要約) 風力などについても、調べていないので判らないのですが、最初にどれだけの電力を要して設置され、そしてそれが回収される見込みがあるのか? という問題が常に立ちはだかります。実験レベルではかまわないですが、実用化となると、下手をすると余計に化石燃料や原子力の無駄遣いになりかねません。 その辺りで、浅学ながらメタンハイドレードは非常に可能性が高いと思います。 |
エネルギー問題を考える上で大切なことは太陽電池やその他の システムについてもLSA「ライフ・サイクル・アセスメント」の指標に照らして 評価しませんと問題の解決をみることはできません。 LSAとは原料から製品に至り、更にそれを運転して、寿命の終わりまでを 一貫して見通す・・。評価法です・・。 勿論、トータル的なエネルギーコストもプラス・マイナスを見ます。 見かけだけでは無い、評価を経なければ、その価値はわかりません・・。 現在の新技術には前述のLSAの評価が開発や、製造段階で必須条件になりますので クリーンエネルギーは欺瞞とする考え方は成り立ちません・・・。 技術やメカニズムにおいては性能や数字が即・物を云いますので・・ 人文的な・・分野より嘘や虚が入り込む余地が少ない事と・・嘘や虚なる部分は 剥げ落ちて白日に晒される事になります。 |
▼珍 源齋さん:レスありがとうございます。 そうですね。LSA指標による評価が一定の基準に達しないままで実用化させるのは却って化石燃料の無駄遣いになると思いますね。そういう意味で「クリーン・エネルギー」自体を欺瞞とは思いませんが、太陽光発電が現状で「クリーン・エネルギー」であるというのは欺瞞だろう、とは思います。 良い技術が開発されるのを望みます。 しかしながら、急迫の問題として石油資源の代替エネルギーとしてはメタンハイドレードですね、これが私の知る限り最も石油に代替し得るエネルギーだと思います。 水力のみでまかなうのはかなり困難だと思います。淡水魚の生態系の問題もありますし……。 無公害は無理にしても、低公害化という観点で考えると、かなり火力には開発の余地があると思います。まぁ、第一にメタンハイドレードなんですが、その他にごみ焼却をエネルギー源にするという方法ですね、横浜市金沢工場なんかが有名なわけですけれど、旭区にもあったかな? 温水プールが付帯施設としてあるので有名ですが、まぁ、これも一つの方法として良いだろうと(可燃ごみ・不可燃ごみという区別は横浜にはありません。資源ごみと生活ごみですね。資源ごみ以外は全部燃やしますが、それでいてダイオキシンをはじめとする大気汚染物質を出さずに有効に燃焼させてタービンを回す最新鋭の仕組みを構築しています)思います。 燃やすものはなにも石油だけじゃなく(石油よりもっと低公害な燃料があるわけで)、燃やす過程での低公害化ということを考えていくのも必要なんじゃないか、と。 |
太陽電池の基本的な性能と耐久性はこの処飛躍的に向上してますので 従来云われてた太陽電池がもつトータルエネルギー上での問題は・・ 相当部分で解決される方向です・・。 太陽電池や風力発電の自然エネルギーの発生は自然現象に左右されますので 現在の商業電力に接続してのシステムとしては制約なり条件が適合しない ことも多々あります。 むしろエネルギー源としては「独立した形態」にして水の電気分解を利用した 一旦、水素にするシステムにすれば・・電力発生の変化も問題なくなりますし・・、 或いは水など比熱量の高い物質へ熱として貯蔵する方法も・・考えられます。 更に進んで、植物の光合成、(炭酸同化作用など)が人工的に成功すれば 酸素の生産と炭酸ガスが再びエネルギー資源になること・・も可能です・・。 加えて最も実現性の早いのは自動車などで減速や制動エネルギーを 回収して、発進、加速エネルギーとして利用する方法、これは電車や列車では 既に古くから利用されてます、自動車についてはハイブリット系や電気自動車 などで一部、実用化されてますし、今後更に改良が促進されるものと・・期待されます。 これには従来の化学イオン系の電池とは性質の全く異なる蓄電器「キャパシター」と 呼ばれてるもので、電気エネルギーを電気の形で貯蔵が可能で・・更に充放電が 数十万回レベルにて可能になってます。しかも資材的には高価な物ではないことも 特筆されます・。「充分実用化の要件は満たしてます」 |
つるみさんの仰ることを一言で言うと、 「太陽電池は作る割りに発電効率が悪いんだよ!」ってことですよね? 今の発電効率は20%くらいでしたっけ? 作る際のエネルギー消費量と大きく変わらずに効率が2倍くらいのができたらいいっすね。 |
▼ギアえもんさん: >つるみさんの仰ることを一言で言うと、 >「太陽電池は作る割りに発電効率が悪いんだよ!」ってことですよね? >今の発電効率は20%くらいでしたっけ? >作る際のエネルギー消費量と大きく変わらずに効率が2倍くらいのができたらいいっすね。 まぁ、平たく言えばそういうことですね。 どうしても天候に左右されるのと、パネルが汚れることで発電効率が激しく落ちる。洗えばいいじゃないかという話になるけれど、実際に屋根に上って、それをする人がどれだけいるかと。それに、水使いますし。 もう何段か、効率が高いものができると良いのですが……今後の動向を見守っています。 現実的には、脱石油という観点から考えると平たく言って「燃やすものを変えよう」という方向でメタンハイドレードという結論に達したのですが……。 |
最近風力発電が盛んですね、温度差で発電するシステムも考案されていますし、意外と身近にヒントになりそうな発明は隠れていると思います。 後は本気でやる気があるかないかだけでしょうか? |
前々回の石油ショック以来その「脱石油」を実現してる国々があります。 風力発電機の世界的なメーカーのある・・北欧諸国やヨーロッパ諸国では・ エネルギー政策は一貫しており「石油への依存度」を余り多くしない政策・ エネルギー源の分散を国家戦略にて展開してます・・。 日本の場合は企業努力の「省エネルギー」エネルギーの効率的な利用方法は 進んでますが・・国家戦略的なものは・・まだ見えてきませんね! 何れにしても石油への依存度をゼロにと云うのではなく・・ 依存度を低下させることの・・意味には大きいものがあります。 水素エネルギーが次世代エネルギーとしての期待がありますが・・ 水素エネルギーは2次エネルギーに当たりますので、・・ 水素を造るエネルギーが必要です。よって水素を造り出す技術とエネルギー源の 選択が必要になりますが・・その点は現在石油や炭化水素に頼らない「画期的 な技術」が・開発中です・・これには大いに期待を持てます・・。 |
▼珍 源齋さん: >前々回の石油ショック以来その「脱石油」を実現してる国々があります。 >風力発電機の世界的なメーカーのある・・北欧諸国やヨーロッパ諸国では・ > >エネルギー政策は一貫しており「石油への依存度」を余り多くしない政策・ >エネルギー源の分散を国家戦略にて展開してます・・。 スイスは電力の殆どを水力発電で賄っているそうです、依存度は90%以上とか。 最も中東やその他の国では使えない手ですが、中東では逆に太陽発電でしょうか、北海道も、襟裳近辺では風の強い所が多いですし、風力発電を普及させるには十分な地盤がありますが、殆ど進んでいません。 >日本の場合は企業努力の「省エネルギー」エネルギーの効率的な利用方法は >進んでますが・・国家戦略的なものは・・まだ見えてきませんね! そうなんですね、国は原子力の普及には熱心ですが、その他のエネルギーに関しては無関心に等しい状態でした、最も最近ようやく重い腰を上げ始めた様ですが。 いずれにせよ核のゴミは海洋投棄が許されず(当然ですが)地中に埋めるしかないので、地中に埋めた場合は漏れ出した放射能が地中の水脈にどのような影響を与えるのか想像も出来ません。 場合によっては百年、二百年後に問題があらわれるかもしれませんね、この様な悲劇を防ぐ為にももっとクリーンなエネルギーが必要でしょう。 >何れにしても石油への依存度をゼロにと云うのではなく・・ >依存度を低下させることの・・意味には大きいものがあります。 > >水素エネルギーが次世代エネルギーとしての期待がありますが・・ >水素エネルギーは2次エネルギーに当たりますので、・・ エネルギー的には優秀なんですけどね、水素は、でも確かにおっしゃる通り、水素を作る為にエネルギーが必要になってきます。 確か南米ではアルコール車が普及しているとか、アルコールも植物から作れますしエネルギーとしては優秀ですね、しかしやはり燃焼させる為にガソリンほどではないにしても問題はありますが。 >水素を造るエネルギーが必要です。よって水素を造り出す技術とエネルギー源の >選択が必要になりますが・・その点は現在石油や炭化水素に頼らない「画期的 >な技術」が・開発中です・・これには大いに期待を持てます・・。 一番良いのは直接発電できる方法でしょうか、いずれにせよこれからの技術の進歩に期待したいものです。 |
エネルギー、いわゆる環境問題まで考えるなら おすすめしたい必読のHPがある。 この掲示板に出入りする多くの読者にとって、 もしご存知ないなら目からウロコではないだろうか。 でたらめな環境行政を科学的に考察する朱玉のHPと思う。 http://env01.cool.ne.jp/ |
▼沈黙の初夏さん: >エネルギー、いわゆる環境問題まで考えるなら >おすすめしたい必読のHPがある。 > >この掲示板に出入りする多くの読者にとって、 >もしご存知ないなら目からウロコではないだろうか。 > >でたらめな環境行政を科学的に考察する朱玉のHPと思う。 > >http://env01.cool.ne.jp/ 正直、環境問題にはいささか不慣れと言いますか、まだまだ勉強が足らない所がございます ので、ブックマークしてじっくりと見ていきます。 本当にありがとうございます。 |
これはごていねいに、おそれいる。 内容は既成マスコミから知らされるそれとは 全く反対のことが多いだろう。 おそらく面食らうのではないか。 むつかしいとは思うが、 機会があれば感想でも聞かせていただければうれしい。 ▼森下 泰典さん: >▼沈黙の初夏さん: >>エネルギー、いわゆる環境問題まで考えるなら >>おすすめしたい必読のHPがある。 >> >>この掲示板に出入りする多くの読者にとって、 >>もしご存知ないなら目からウロコではないだろうか。 >> >>でたらめな環境行政を科学的に考察する朱玉のHPと思う。 >> >>http://env01.cool.ne.jp/ > >正直、環境問題にはいささか不慣れと言いますか、まだまだ勉強が足らない所がございます >ので、ブックマークしてじっくりと見ていきます。 > >本当にありがとうございます。 |
庶民は、 エネルギーという言葉の定義も定まらぬままエネルギー問題を論じてよいのだろうか。 結論から言えば、 物理学で言うところの「エネルギー」と エネルギー問題で語られる「エネルギー」は性格がちがう。 前者は不変の法則が指ししめすように使おうが使うまいが一定である。 いっぽう後者は「枯渇」に代表されるように無くなってしまうものである。 不変則 対 消費則 つまり両者は異なるものなのだ。 異なることを念頭におかないで「エネルギー」という同じ言葉で 議論に入ると詭弁にまきこまれる。 このことを深く掘り下げ論じるには、知識の共有が必要であるが、 とてもそうは見えない投稿が続いておる。 ・・・ 太陽電池、風力発電など自然動力源で石油の代替などできるはずがない。 少しは学問を身につけてほしいものである。 参考 http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss022/ss0225.htm |
学問は・或いは理論は実際の現象を常に後追いしか出来ない・・。 自然現象の力の移動言い換えればエネルギーの移動や変換されるのを 人類は利用して、科学技術に発展させたり、実用化にこぎ着けたには それこそ説明を要さないことである、身近の電気器具・現在利用してるパソコン インターネットや交通機関・諸々、医学関係についてもその発展の黎明期から 見ると始めに学問ありでは・・・ない。 人類の文明に関わる歴史の基礎から改めて「学習」することを奨める・・。 人類の自然から真摯に学んだ結果であり、学問は傲慢な心では成就できない・・。 |
笑止 学問を語るには、学問の定義がまた必要となる。 学問とは同じ失敗をしないための行動原理である。 が、これはまた別の話。 ・・・ 貴殿が今問題にすべきは個人の学習姿勢、正邪判定などでなく、 現代科学技術を成立させている根本法則の理解だと思う。 それなしにエネルギー問題をしたり顔で語られるのは、 無用な混乱をおこし、せっかくの投稿をフイにされる恐れがある。 私は いわゆる石油文明を主軸としてエネルギー問題を語る気はあるが、 広く文明論まで手を広げ、 焦点のぼやけた議論をするつもりはない。 論じるならせめて共有概念を身につけてからにしていただきたい。 参考 http://env01.cool.ne.jp/ ▼珍 源齋さん: >学問は・或いは理論は実際の現象を常に後追いしか出来ない・・。 > >自然現象の力の移動言い換えればエネルギーの移動や変換されるのを >人類は利用して、科学技術に発展させたり、実用化にこぎ着けたには > >それこそ説明を要さないことである、身近の電気器具・現在利用してるパソコン >インターネットや交通機関・諸々、医学関係についてもその発展の黎明期から > >見ると始めに学問ありでは・・・ない。 > >人類の文明に関わる歴史の基礎から改めて「学習」することを奨める・・。 > >人類の自然から真摯に学んだ結果であり、学問は傲慢な心では成就できない・・。 |
石油など化石燃料は有限である・・。 石油がエネルギー源の主役になったのは第一次世界大戦以後であって そんなに古い話ではない・。その前のエネルギー源は「もっぱら」木材草木「薪炭」の 時代であった・・。それが燃える石としての石炭・燃える水の石油と云った形にて 一部の人類は豊富な熱源を利用できるようになって今日の文明社会が成立した・・。 これは説明を要さないことです・・・が。 今、エネルギーを資源・量からの話題であるが。・仮に将来核融合などでの 無尽蔵なエネルギーが獲得されるとしたら・・今度は根本的な限界を視野に 入れなければならぬようになります。・・それは地球自体の「熱容量的な限界」を 視野に入れねばなりません・・。その限界とは地球の熱の循環システムが破壊されて 想像もつかない気候変動が生じて多くの生命の存続が危うくなり・・ ひいては、「サーマル・デス」熱の死が訪れ地球は死の星と成り果ててしまいます。 これは、学問的にも予測されてます・・。コンピューターシュミレーションでも そう云った状態へ至ることは実証されてます。 そのように成らぬ為に人類の英知が試される訳です・・が。人類が分を弁「わきま」えて 破滅への道を避けるのには、先達「先祖」の知恵を活かすこと、自然エネルギーと 循環エネルギーの活用を図る必要があります。我が国「日本」にはそう云った知恵が 残されてます。戦時中に石油が一般人に手に入らなくなった時に日本では「木材や炭」で 自動車を走らせてました・・。つい最近篠田監督「女優・岩下志痲」の夫君が制作した 映画「スパイ・ゾルゲ」のなかで時代考証として現存してる「木炭自動車バス」が 登場しましたが、現在でも木炭にて走行できる能力が維持されてます。 改めて、論争する気は「サラサラ」ありませんがエネルギー問題に関心が ありましたら、その辺りの情報を集めると興味深いです・・・よ!お奨めします。 |
うーむ。 なんと申していいのやら。 貴殿のおっしゃる位置など私は20年以上前に通過しておる。 参考HPはご覧になられたか? 前回も書いたが、 お願いだから旧世紀での常識をしたり顔で語らないでいただきたい。 エントロピー学会とか、槌田敦などの固有名詞はご存知だろうか? |
私は10年以上前から一部で太陽電池を使用した機器を設計し、実際に現場につけて運用してきましたが、3年もすると効率がかなり落ちてきて5年しないくらいで交換をせざるをえないほどになってきます。メーカー的には効率は何パーセントとかいってますが、この効率は製品寿命通じての数字とはとても思えませんし、また、どなたかがおっしゃいましたが電池表面をクリーニングするということはまずありません。運用の問題といってしまえばそれまでかもしれませんが現実的にはまだ程遠く、日照時間の問題もありますから地域によってはまったく価値のないところもあります。ただ、ある一定の条件の場合だけはそれなりに有効でまだ使える部分もあるのかなとは思いますが、少なくとも電力の発電用ではありません。小規模な機器運転用の電源くらいに留めておくほうがベターだと思います。 風力発電も安定した電力供給とは程遠い現実ですので発電とは別の技術が必要となります。つまり、蓄電等や、機器の安定した(故障しない)運転であり、まだまだ非常にコストのかかるシロモノです。 技術の進歩で解決される部分もあるかと思いますが、こちらの技術も進みますが、石油の効率的な運用の技術も当然進みます。 なにか電子の世界でのソリッドステートメモリがビット当たりこれだけ安くなったからハードディスクに置き換わると何年もまえからことあるたびに言われていましたが、いつまでたってもHDの方が安く使われているのと同じような気もします。 |
現場の意見はたいへん参考になる。 実現不可能な代替エネルギー論を展開するよりも、 はるかに意義深いと思う。 もういっぺん立場を明確にしておくが、 私は石油代替エネルギーなど石油文明下では ありえないという主張をしている。 ・そもそも文明とはなんだろうか? いろんな切り口があると思うが一切を無視して、 資源物理学でいうところの文明の本質とは余剰食糧にある。 余剰食糧の生産と運搬。 アナタ作るヒト、ボク食べるヒトということだな。 どういうことかと言うと、直接食料生産に従事することなく 食べてゆける人間を養えうる状況の維持。 現代では生産地で生産された食料を都会まで運搬することになろう。 一部の頭の硬い御仁の出現により URLの紹介だけでは記事を読んでいただけているかどうか 怪しいことがわかった。 馬鹿馬鹿しいが、仕方が無いので参考記事を直接引用することにする。 記事URL http://env01.cool.ne.jp/ss04/ss042/ss0421.htm#n02 ---引用開始 【食糧と動力文明】 文明の基本は食糧である。この食糧を生産しないでも、これを得ることのできる都市の活動を文明という。その活動を保証するのは、食糧の生産と物流であり、これをおこなうのは動カである。したがって、動力(または動力資源)が文明を決める(1、p13〜42)。これにより文明は、人力文明、畜力文明、石炭文明、石油文明と区分される。 人類は、ある時期、植物の栽培を覚え、食糧を食べて得られる人力により食糧を拡大再生産した。このようにして得られた食糧は、翌年の分を残し、それ以外は人力により都市に運ばれ、文明活動に使われた。この人力文明の大きさは供給された食糧により何人の都市住民が生活できるかで決まることになる。 このようにして栄華を極めた古代の四大文明は、いずれも、農地から栄養を奪い、または農地に塩分を蓄積して、これを荒廃させた。食糧が得られなくなると、次々と遷都し、その周辺の森林と沼池を開墾し、新しい農地を作った。しかし、ついには開墾すべき森林と沼池を失い、文明は終了した。これらの古代文明の跡地は森林や沼地に戻らず、砂漠となっている。 ローマ文明になって馬が使われた。馬は人間の4倍背負うことができる。しかし、馬は奴隷の4倍食べる。これでは奴隷でも馬でも同じである。ところが、くびきと馬蹄が発明され、荷車を引かせれば、人の背負う量の24倍も運べるようになった。 これにより、食糧を馬に食べさせて、食糧をさらに大きく拡大再生産し、都市へ大量輸送できることになって、ヨーロッパでは畜力文明に変わった。 この畜力文明でヨーロッパの都市は発達し、燃料の薪が不足した。たまたまヨーロッパには石炭があったが、掘り出すには坑道に溜まった水を汲む必要があり、はじめは畜力が利用された。しかし、石炭を燃すにとによって水汲みのできる蒸気機関が発明され、石炭を消費して石炭を拡大再生産することが可能となった。 この蒸気機関は、鉄道や船に使用されて輸送力は増大し、ヨーロッパ、アメリカ、日本で石炭文明が成立した。ところで、蒸気機関は大きな作業に向いているが、小さな作業はやはり人力、中程の作業には畜力が用いられた。つまり、石炭文明は、畜力文明と併存していた。 【石炭文明から石油文明へ】 石炭文明の発達で、灯火に用いる鯨油が不足した。そこで石炭を乾留して灯油を得る技術が実用になった。これは直ちに原油を分溜して石油灯油を作るのに応用された。 一方、石炭からガスを得る技術もできて、ガスライトが都市の夜を照らした。この石炭ガスを用いて内燃機関が発明された。このエンジンには原油から灯油を得るときに廃棄物となるガソリンを用いてもよいことが分かった。そして、やはり原油から灯油を得るときの廃棄物である軽油を用いるディーゼルエンジンの発明につながった。そして灯油を用いるジェットエンジンも発明された。原油の主要成分は移動用動力源となったのである。そして重油は、定置用動力源として、石炭と共に電力を生産することになる。 これらの技術により、人力や畜力は追いやられ、『小さなものから大きなものまで動かす力は石油の動力』という石油文明となった。 ---引用おわり 結論 1次資源として石油以上のものはありえないということである。 ・・・ 関連参考記事 http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss022/ss0225.htm ---引用開始 §1.エネルギー産出比 エネルギー産出比とは、あるエネルギー供給システムに対して、投入されるエネルギー(資源)量に対する出力として産出されるエネルギー(資源)量の比率によって表される。 現在の工業生産を支えているエネルギー供給システムは、言うまでもなく、石油を中心とする炭化水素系の化石燃料である(以下これらの総称として石油と呼ぶ)。全ての工業生産は石油の消費によって行われている。そこで、ここでの議論におけるエネルギー産出比とは、「あるエネルギー供給システムに投入された石油燃料に対して、そのエネルギー供給システムから出力されるエネルギー量の比率」とする。 エネルギー産出比が1.0以下のエネルギー供給システム(?)は、何らかの他のエネルギー供給システム(=石油によるエネルギー供給システム)によるバックアップが無ければ存在できない。なぜなら、運用のために投入されたエネルギー量が、そのシステムが耐用期間中に産出するエネルギー量を上回るので、システム自身を再生産することすら出来ないからである。 産出比が1.0を超えると、エネルギー供給システムを再生産した上で余剰のエネルギーを供給できるので、とりあえず自立したエネルギー供給技術として存在するための『必要条件』を満足する。しかしながら、産出比が1.0に近ければ、産出としてのエネルギーの大部分を自家消費することになり、エネルギー産業が全産業の大部分を占めることになるので、現実的にはエネルギー産出比が1.0を越えることを以って、現在の工業生産レベルを維持したまま、石油によるエネルギー供給システムを全面的に代替する目安とすることは出来ない。 石油エネルギー供給システムでは、石油1単位を石油の採掘に投入することによって(油田の品位にもよるが)100単位程度の原油を得ることが出来る。ここにおける産出比は100という事になる。採掘された原油をタンカーなどの輸送機関を使って輸送し、これを精製し、用途別の最終的な石油製品(燃料)にした時、そのエネルギー産出比は10のオーダーである。 この石油製品の一部が電力供給システムに投入されて火力発電に利用される。火力発電単独のエネルギー産出比は0.35程度といわれている。火力発電システムに投入される前段階において、石油燃料のエネルギー産出比が10程度とすると、石油火力発電の総合的なエネルギー産出比は0.35×10=3.5程度と考えられる。 石油によるエネルギー供給システムのエネルギー産出比は、産油国と消費国との位置関係、原油の品位などの違いによって、一概には決められないが、ここではとりあえず石油火力発電を含む最終的な消費段階に供給される総合的なエネルギー産出比を15とする。石油によるエネルギー供給システムはきわめて優れたエネルギー供給システムである。 では、現在検討されている石油代替エネルギーシステムの存在理由は何であろうか?ここには二つの評価基準がある。 1-1 石油エネルギーシステムの全面的な代替 まず一つは、石油代替エネルギーシステムによって、現在の石油によるエネルギー供給システムを全面的に置き換えるという場合である。その最低の必要条件は、既に述べたように、単独のエネルギー産出比が大きく1.0を上回ることである。仮に現時点における石油によるエネルギー供給システムのエネルギー産出比が15だと仮定すれば、同程度、少なくともエネルギー産出比が10程度でなければ現実的ではない。 現在検討されている(主に電気)エネルギー供給システムのエネルギー産出比は、どう贔屓目に見ても1.0を越えることは有り得ない。これは、現在考えられているエネルギー供給システムは単独では存在できず(エネルギーを生み出さない、あるいはエネルギーを消費する)、石油によるエネルギー供給システムによるバックアップを前提にしていることを示している。故に、現在考えられている石油代替エネルギーシステムによって、現在の石油によるエネルギー供給システムを全面的に代替するという構想は実現不可能である。 エネルギー技術を論議する場合、よく「石油が枯渇した後のエネルギー供給を考えなければならないではないか」という言い方がされる場合がある。しかしエネルギー産出比から見て、現在検討されている石油代替システムでは、自己再生産すらおぼつかないのであって、現在の工業生産レベルを維持したまま、石油の次を担えるエネルギー供給システムは存在しないのである。石油の枯渇は工業化社会の終焉である。 1-2 火力発電としての発電効率の改善 では、再び石油代替エネルギー供給システムの存在価値とは何であろうか?石油によるエネルギー供給システムを前提として、同量の石油を発電システムに投入した場合、石油火力発電よりも多くの電力供給が可能である場合において、『石油節約的』な発電システムとして存在意義がある(産出比0.35〜1.00)。つまり、冷静に判断すれば石油の代替では有り得ず、高々(間接)石油火力発電の効率の改善が可能「かもしれない」という程度でしかないのである。 しかし現実には、詳細は後述するが、例えば太陽光発電システムでは、同量の電力を供給するために、少なくとも石油火力発電の3倍程度の石油の投入が必要註1)なのである。石油火力発電のエネルギー産出比を0.35程度とすると、太陽光発電のエネルギー産出比はわずか0.1程度にすぎないのである。エネルギー産出比が0.0〜0.35であれば、これは全くの石油資源の浪費に他ならない。それだけでなく、他の鉱物資源にいたっては石油火力発電の少なくとも10倍のオーダーの投入が必要であり、太陽光発電システムの導入によって、環境問題は確実に悪化する。 ---引用終わり ▼ワクチンさん: >私は10年以上前から一部で太陽電池を使用した機器を設計し、実際に現場につけて運用してきましたが、3年もすると効率がかなり落ちてきて5年しないくらいで交換をせざるをえないほどになってきます。メーカー的には効率は何パーセントとかいってますが、この効率は製品寿命通じての数字とはとても思えませんし、また、どなたかがおっしゃいましたが電池表面をクリーニングするということはまずありません。運用の問題といってしまえばそれまでかもしれませんが現実的にはまだ程遠く、日照時間の問題もありますから地域によってはまったく価値のないところもあります。ただ、ある一定の条件の場合だけはそれなりに有効でまだ使える部分もあるのかなとは思いますが、少なくとも電力の発電用ではありません。小規模な機器運転用の電源くらいに留めておくほうがベターだと思います。 >風力発電も安定した電力供給とは程遠い現実ですので発電とは別の技術が必要となります。つまり、蓄電等や、機器の安定した(故障しない)運転であり、まだまだ非常にコストのかかるシロモノです。 >技術の進歩で解決される部分もあるかと思いますが、こちらの技術も進みますが、石油の効率的な運用の技術も当然進みます。 >なにか電子の世界でのソリッドステートメモリがビット当たりこれだけ安くなったからハードディスクに置き換わると何年もまえからことあるたびに言われていましたが、いつまでたってもHDの方が安く使われているのと同じような気もします。 |
エントロピーと云う概念は 熱力学の第二法則に基づいて理論つけられた物であり 宇宙においてはエネルギー普遍の法則はあるのも そのエネルギー利用できるものから利用不能な物への 不可逆的な形へ進行して百々(とど)の詰まりは 宇宙的なサーマルデスへ向かう・・・と 極、一面を大ざっぱにあげれば・・そう云うこと・ このエントロピー理論は政治・経済・環境・情報・等々 総てを網羅して当てはまる・・理論でもある。 貴方の情報所得もHP頼りでは思考その物に失礼ながら HIエントロピーを感じる・・・薄っぺらい・・議論に陥らないように 学習努力を・・お奨めします・・。 |
なんとも薄っぺらい理解の仕方だし、 拡張のしすぎである。 いわゆるエントロピーの法則のねじれた解釈は 百害あって一利なし。 エントロピーの法則を神格化させる必要はない。 ただの物理法則にとどめるべきだろう。 HIエントロピーという用法からしてすでに錯誤をきたしておる。 困ったものだ。 ▼珍 源齋さん: >エントロピーと云う概念は >熱力学の第二法則に基づいて理論つけられた物であり > >宇宙においてはエネルギー普遍の法則はあるのも >そのエネルギー利用できるものから利用不能な物への > >不可逆的な形へ進行して百々(とど)の詰まりは >宇宙的なサーマルデスへ向かう・・・と > >極、一面を大ざっぱにあげれば・・そう云うこと・ > >このエントロピー理論は政治・経済・環境・情報・等々 >総てを網羅して当てはまる・・理論でもある。 > >貴方の情報所得もHP頼りでは思考その物に失礼ながら >HIエントロピーを感じる・・・薄っぺらい・・議論に陥らないように > >学習努力を・・お奨めします・・。 |
巷でさも事実のように語られているCO2温暖化脅威説も 欺瞞に満ちている。 誤差を無視すれば嘘と断じてもよいだろう。 もともと人類起源による地球大気への炭酸ガス放出量は 火山の噴火、海洋表面からの溶出など自然現象による全放出量の 3%にすぎないことを一般のヒトには、いっさい知らされていない。 人類が一切の工業活動をやめても97%の炭酸ガス放出量は、かわりばえしないのである。 またこんな指摘もある。 1 成人の摂取熱量を1日2000calとしてブドウ糖(C6H12O6)=4cal/gが 一日500g消費される。 2 500gX72/180=200gC/日 の2酸化炭素が炭素換算で排出される。 3 200gX365X60億人=0.44ギガトン 一年間で全人類により排出される2酸化炭素量 京都議定書による削減目標の最大値が0.36ギガトンなので 人口問題にとりくんだほうがはるかに効率がよいのではなかろうか?(笑) 炭酸ガス温暖化論・・・ 学問の無い人間の主張がいかに無意味であり、 本質を隠蔽し、誤った方向へ導きかねないことの証左でもある。 該当者の猛省を要求したいものだ。 参考URL http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss023/ss0231.htm ---引用開始 環境経済・政策学会 和文年報 第4集より CO2温暖化脅威説は世紀の暴論 ― 寒冷化と経済行為による森林と農地の喪失こそ大問題 ― 槌田敦(名城大学商学部) CO2温暖化脅威説は,たとえば南極ボストーク基地における氷床の調査により,大気中のCO2濃度と気温とが過去22万年にわたって関係があることなどを根拠にしている.しかし,2つの現象が長期にわたって関係するとき,どちらが原因でどちらが結果なのか,または別に本質的な原因があって,この両者はともにその結果なのか,その考察をすることなく,人々はCO2濃度上昇で気温が上がると信じ,その対策を一大国際政治課題にしてしまった.これにより,寒冷化説をとりつづける地道な学者は,研究費が得られず,また研究してもこれを発表する場をレフェリー制度によって奪われ,さらに圧倒的に多い温暖化論者の前に意欲を失い,沈黙を余儀なくさせられたように見える.寒冷化説の指摘した問題点は,現在もなお有効である. ここでは,CO2温暖化脅威説やO3ホールのフロン原因説が間違っており,また京都議定書を受けて提案される太陽光や原発などの取組みが無意味であることを示す.さらに,穀物の過剰生産,自由貿易,債務という経済行為を原因とする農地と森林の喪失がこのCO2温暖化説の陰に埋没しているという現実を打破するため,あえて思うままを率直に書くことにした. ---引用おわり |
大変、勉強になりました。 成る程、CO2問題問いわれているのはさほどの問題ではないようですね。 やはりここは、 「燃やすものを代えていく、効率よく燃やす」 という方向で考えていく(私はメタンハイドレードを支持します)のでよいのだろう、という考えに落ち着きました。 |
余剰食糧を運搬できなければ文明は成立しない。 文明においてもっとも有用な動力源とは移動用のそれである。 メタンハイドレードは移動用動力源には不向きだから、 あまり期待しないほうがいいと思う。 すくなくとも「メタンハイドレード文明」と呼べる文明は 成立しそうにない。 もっと文明のあり方、人間の生き方自体を 問われる社会にならなくては新しい世界は見えてこないと思う。 参考記事 http://env01.cool.ne.jp/ss04/ss041/ss0411.htm#005 ---引用開始 1-5 利用の進む天然ガス 原油採掘のとき焼却廃棄していた石油天然ガスが,パイプラインや液化により運べるようになった。天然ガスによりガスタービン(ジェットエンジン)を回し,その余熱で蒸気タービンを回す発電方式も採用されて,天然ガスは重油と石炭を追い落とし,定置用動力源の首位となった。 この発電効率は50〜60%と高く,温排水をほとんど出さないし,公害も少ないから,都市の中に300万キロワット級の発電所を何ヵ所も建設できて,遠距離送電の必要がなくなった。しかも,効率をほとんど変えずに出力調整が可能だから,高価で環境破壊となる揚水発電所は必要がない。そのうえ,発電が簡単なので,運転員はごく少人数でよい。 サハリンには大量の天然ガスが存在し,これが海底パイプラインで日本各地に配給される日は近い。また,海底で50気圧(深さ500メートル)以上で温度が10℃以下のとき,メタンは地下水と結合してメタン水和物(ハイドレート)という氷状の物体になる。これが蓋になって,その下の岩石の透き間の水を押し出して天然ガスが蓄えられる。日本の周辺にはこのメタン水和物が多く,浜松沖と三陸沖でその試掘に成功している。 天然ガスは,移動用動力としての利用も考えられている。しかし,天然ガスは極低温にしなければ液体にならない。加圧してもその体積はガソリンの10倍もあり,100気圧以上の圧力に耐える重くて大きいボンベが必要となり,その分積み荷が減る。したがって,遠距離用のバスやトラックでは使用できず,屋根上や床下に巨大ボンベを積んだ都市バスなど限定的使用となるであろう。 まとめると,天然ガスを含む石油資源はこれから先100年程度で枯渇するとは考えられない。したがって,原発は高価でやっかいで,しかも無意味な発電方式となった。日本を除く先進国では,原発の廃止は常識となっている。 ---引用おわり ▼つるみさん: >大変、勉強になりました。 >成る程、CO2問題問いわれているのはさほどの問題ではないようですね。 >やはりここは、 >「燃やすものを代えていく、効率よく燃やす」 >という方向で考えていく(私はメタンハイドレードを支持します)のでよいのだろう、という考えに落ち着きました。 |
ギアエモンさん! 燃料電池で使用される「水素」は二次エネルギーであり 水素を発生させるエネルギーが必要になります。現在石油など炭化水素から 抽出する方法も検討されてますが、LSA「ライフ・サイクル・アセスメント」を考慮 しますと色々問題点もあるようです。 単純明快なこととしては水の電気分解が手取早いのですが、これとても電気のコストを みなければなりませんし、・・・しかしながら未だ視野に入ってない水素を効率的に 得られる画期的な技術の芽生えもあり・・何とかブレークスルーの道が開かれる ことも期待できます・・。 加えて日本の持つ省エネルギー技術を綜合しますと夢は大きなものがあります。 テレビにしても薄型液晶テレビや照明にしても蛍光灯以上の超停電力消費型の 物の出現も間近ですし・・自動車にしても減速、制動エネルギーを発進、加速エネルギー として利用可能な技術は既に具体的な形で目の前にあります・・。 要は;科学技術により平和をもたらすことにより日本国が幸せになる道を認識して進む と云うのが・狭量な「イデオロギー」を超えて人類に平和をもたらすことになり ませんか・・? |
>要は;科学技術により平和をもたらすことにより日本国が幸せになる道を認識して進む > と云うのが・狭量な「イデオロギー」を超えて人類に平和をもたらすことになり > ませんか・・? 科学技術による平和・・・。 技術には、それが生まれたときから思想が含まれ、その思想のもとに体系化(または発展?)する、のようなことを聞きかじった気がする。内燃機関が石油を必要とし、今日の石油文明の体系を築き上げたように。 「科学技術そのものに正邪の区別はなく、あくまでも使い方だ」などと言うことに対抗してのものだ。科学技術のある部分が動き出すと、それが世界のすべて(きっとイデオロギーも、それを善とするものに作り替えられていく)を変えていく。 原爆も科学技術の結果だ。科学技術が平和をもたらさないのは当然のこととしても、イデオロギーを乗り越える? 「心の中は自由だ、だが外側は従え」という平和? 日本国が幸せになる→人類に平和、・・・? 「あなたは科学を信じますか?」「はい、信じます」今や科学は宗教となった。我々庶民を無知蒙昧なものとして従わせるために科学は「君臨」する事を望んだ。君臨した科学は反論を許さない。信じることが科学だからだ。 「今日の科学技術」が、きっと誕生したときから内包していた本質なのかも知れない。 科学はものを見る視点の一つだ。検証によって確かめられること、それをもとに見ていこうとする態度だ。技術は誰のための物かが誕生の時に決定される。石油文明でもっとも得をしたのは? 国家をより強固なものにして紛争を大きくしたのは石油資源ではなかったか。貧富の差を大きくしたのではないか? 人類すべてに幸福をもたらす技術とは? |
蝦夷縞殿 他のヒトは知らんが、 私の場合はタイトルがあまりに馬鹿馬鹿しいので無視しておった。 科学技術というのは物理法則の組み合わせであるから、 適用範囲があるし限界もある。 その限界は一般のヒトが考えているよりもはるかに低いということが わかってきたのが最近のテクノロジーの実態ではないだろうか。 とくに珍氏にみられるような半可通が語る科学技術夢物語など私には 興味ない。 たとえば、 いろんな小手先の技術革新があたかもスゴイことのように書かれているが、 過程を複雑にすればそれだけ投入する石油も増えるわけだ。 システム全体として石油節約的かどうかは怪しいものだ。 ちょっと脱線。 イデオロギー論争になるとどうしても個人の色メガネがかかってしまう。 私はなるべく物理現象の事実のみですませてしまいたい。 メンドくさいし。 |
>他のヒトは知らんが、 >私の場合はタイトルがあまりに馬鹿馬鹿しいので無視しておった。 確かに。納得。 >科学技術というのは物理法則の組み合わせであるから、 >適用範囲があるし限界もある。 その限界を示していけるのが、正しい科学である、と思います。しかし、「科学が万能」的な誤った考え方が根強いのも現実です。無知蒙昧な庶民を沈黙させるために「科学」が権力の象徴として使われ過ぎました。正しい科学は日本の場合、農民・漁民の中にすでに昔からあったというのに。(迷信があったのは確かでしょうが、多くの(数百年のスパンを持つ)経験則の蓄積は無視出来ない部分もあると思います) 「石油文明」が「科学」を資本家の宗教に変えていったのだろうと推測しています。 >その限界は一般のヒトが考えているよりもはるかに低いということが >わかってきたのが最近のテクノロジーの実態ではないだろうか。 > >とくに珍氏にみられるような半可通が語る科学技術夢物語など私には >興味ない。 > >たとえば、 >いろんな小手先の技術革新があたかもスゴイことのように書かれているが、 >過程を複雑にすればそれだけ投入する石油も増えるわけだ。 >システム全体として石油節約的かどうかは怪しいものだ。 戦中の軍事技術を振興する考え方、戦後の復興期の活力のもととなった、信仰にも似た「科学」礼賛的な雰囲気を未だ引きずっているのでしょう。僕としては1970年頃に、多くの人に誤りを認識させる流れはあったと思うのです。 珍氏のように考える人が少数であれば無視して良いのですが(分かっているくせに)この考え方を利用する人間もいます。無視できない「力」はあります。したがって放って置いていいことにはならない、と思ったのです。このような考え方が根強い原因、これを探ることも大事なことではないか、と。 >ちょっと脱線。 > >イデオロギー論争になるとどうしても個人の色メガネがかかってしまう。 >私はなるべく物理現象の事実のみですませてしまいたい。 > >メンドくさいし。 科学論・技術論、というのもイデオロギーなのでしょうね。イデオロギーのなんたるか、どの範囲か、僕には良くわかっていないのですが。 |
20世紀は夢(成功)を語る時代であった。 これは世界が飽和する前の話。 21世紀は旧世紀が語ってきた夢の後始末をする時代になってしまった。 系には飽和、平衡状態というのがある。 そうなってしまうと、もう変化のしようがない。 旧世紀では学問とは夢の追求でもよかったのだが、 そもそも学問自体の根本的性格とは「失敗例」にある。 「失敗例」の集大成こそ学問の本質である。 先人の失敗をみて同じことをしないようにするのが、 学問の正しい使用法だと思う。 だから科学の限界を指し示すのは21世紀の急務なのだが、 珍氏のような半可通、ならびに権力の中枢にいる確信犯がこれを邪魔している。 庶民に科学技術を理解してもらいたい我が身にとっては、 まことに迷惑な存在と言えよう。 困ったものだ。 |
▼沈黙の初夏さん: > >だから科学の限界を指し示すのは21世紀の急務なのだが、 >珍氏のような半可通、ならびに権力の中枢にいる確信犯がこれを邪魔している。 > >庶民に科学技術を理解してもらいたい我が身にとっては、 >まことに迷惑な存在と言えよう。 > >困ったものだ。 一寸、待つたァァ:: 貴殿が *庶民* に理解してもらいたい科学技術とはどのようなものか? 具体的に教えて欲しい。 |
▼一言さん: >一寸、待つたァァ:: >貴殿が *庶民* に理解してもらいたい科学技術とはどのようなものか? >具体的に教えて欲しい。 具体的となると長文になる。 まずはさわりだけ。 現代の科学技術は石油の能力に支えられていると言える。 つまり石油の能力を超えて仕事はできない。 原子力も風力発電も太陽光発電、ロケットが月まで行き、ジャンボジェットが空を飛び、 ミサイルがヒトの命を奪い、中国の野菜が安く日本に入り、 行政と癒着した企業のサラリーマンが海でジェットを飛ばして遊び、 掲示板で愚痴をこぼせるのも、皆石油のおかげである。 ただし石油だけでは石油の能力を発揮できない。 そうであるならば中東の産油国の科学技術が世界でもっとも発達するはずだ。 が、 現実には産油国でない日本がかりそめにも経済大国になっている事実がある。 じつは日本は資源大国であったのだ。 おっと話が脱線した。 やっぱり長くなりそうだ・・・ |
石油文明というのは石油を燃やして水で冷やす文明でもある。 石油だけではこの文明を維持する動力装置は機能しないからだ。 だいたい石油1単位に対して水20単位が必要となる。 このことは石油産油国に水が少ないことから検証される。 産油国には水が少ない。 たとえば産油国が日本のような工業化社会になるには 20単位の水を輸入しなければならないわけだ。 これはシンドイぞ。 逆にいえば水の多い日本では1/20の石油を運んでくればいい。 重量比で考えても有利な条件である。 いわゆる先進国において年間1500mmを超える降雨量の国はそうそうない。 資源物理学的にいうと日本が経済大国になれたのは物理現象の必然であった。 人的資源が優秀だったからとか後付けの理由も耳にするが、 あんまり関係はなかったようである。 それにくわえて海岸線の複雑さは、良港の設営に貢献した。 日本の海岸線の延べ延長距離は発展途上国を除き世界第二位である。 これは国土が広い国の海岸が多くは砂浜だからだろう。 砂浜では大きな港はできない。 つまり資源の加工と輸送において日本ほど有利なところはなかったわけだ。 物事には必ず原因と結果があるものである。 ・・・ 結論 日本は資源のない国ではない。 工業的にみて世界のどことも遜色はない。 |
科学的うんぬんはいろんな学者先生が自分の立場の中でしか議論しないのでなにが本当かは全くわかりませんが、いずれにしても石油依存脱却は政策としてやればいいわけで、政策で依存率を下げるためにはもっと税金をかけて高くするのが一番早いやり方ですよね。 そうなれば民間企業はいかに石油を効率的に使うか、もっと使わなくてもすむようになるかを真剣に考えます。自動車でも、その他動力としての石油の使い方は日本が一番進んでいるんじゃないんでしょうか。(具体的例を出せといわれると困りますが・・・) 石油の代替を考えるよりはもっと効率良く使うにはを考えた方がはるかに現実的です。 以前はアラブでは石油より水のほうが高いって言われましたが、日本でも皆さんが飲んでいるミネラルウォーターは石油より高いんです・・・関係ないか。 もっと石油が高くなればさらにその分野の技術は発展します。そして省エネルギー社会になっていくと思います。 |
>ワクチン様 ワクチンさんが税金をかけるとおっしゃっているのは、誰が誰に、でしょうか。どうやら日本国内のお話のように受け取れますが。高い石油で作った高い製品を世界の誰が買うのでしょうか? 結果的に、これは「鎖国」を意味します。覚悟を持って、自給自足の経済小国となり、世界へ正義を発信する、というのも一つの道かも知れません。 しかし黒船が武力を持って開国を迫ったように、石油をふんだんに使う国は武力で世界を支配します。この流れを防ぐ方策を見つけたいのです。 >沈黙の初夏様 >20世紀は夢(成功)を語る時代であった。 >これは世界が飽和する前の話。 >21世紀は旧世紀が語ってきた夢の後始末をする時代になってしまった。 しかしながら世界はまだ飽和していないのです。おそらくこれからは中国が夢を語り出すでしょう。公害事件を何事もなかったように押しつぶし、12億人が幸福追求に乗り出します。巨大市場に世界も色めき立っていることでしょう。夢見るお姫様にははたから教訓をたれても効果はありません。自分たちだけ幸せになって、中国にその道を閉ざすのか!と言われるのが落ちです。 エンジンは中と外の気圧差で動きます。おそらく経済もこの不均衡をもとに莫大な利潤を(資本家・支配層に)もたらすはずです。このエンジンを理性によってコントロールする方策は? やはり鎖国でしょうか? 一国だけでは世界はそのままエンジンを動かし続けるでしょうね。 イデオロギーにつっこみそうです。無視して下さっても構いません。 |
▼蝦夷縞 ふく朗さん: >しかし黒船が武力を持って開国を迫ったように、石油をふんだんに使う国は武力で世界を支配します。この流れを防ぐ方策を見つけたいのです。 防ぐ方策。 石油があるうちは無理だと思う。 ただし、 ひとつ可能性がある。 自由貿易をやめることだ。 これは理論的には槌田環境経済論にあるのだが、 世界を牛耳る国際流通機構が黙っていまい。 >しかしながら世界はまだ飽和していないのです。おそらくこれからは中国が夢を語り出すでしょう。公害事件を何事もなかったように押しつぶし、12億人が幸福追求に乗り出します。巨大市場に世界も色めき立っていることでしょう。夢見るお姫様にははたから教訓をたれても効果はありません。自分たちだけ幸せになって、中国にその道を閉ざすのか!と言われるのが落ちです。 そうであったな。 しかし、その最後のアダ花がしおれてしまった後の世界は いったいどうなるのだろう。 あんまり想像したくないなぁ。 >エンジンは中と外の気圧差で動きます。おそらく経済もこの不均衡をもとに莫大な利潤を(資本家・支配層に)もたらすはずです。このエンジンを理性によってコントロールする方策は? やはり鎖国でしょうか? 一国だけでは世界はそのままエンジンを動かし続けるでしょうね。 イデオロギーにつっこみそうです。無視して下さっても構いません。 まず国際流通機構の害毒に人類が気がつく必要があると思う。 |
>>しかしながら世界はまだ飽和していないのです。おそらくこれからは中国が夢を語り出すでしょう。公害事件を何事もなかったように押しつぶし、12億人が幸福追求に乗り出します。巨大市場に世界も色めき立っていることでしょう。夢見るお姫様にははたから教訓をたれても効果はありません。自分たちだけ幸せになって、中国にその道を閉ざすのか!と言われるのが落ちです。 > > >そうであったな。 >しかし、その最後のアダ花がしおれてしまった後の世界は >いったいどうなるのだろう。 >あんまり想像したくないなぁ。 > そんなことを言うから、想像してしまうじゃありませんか。 アメリカなどではダムの寿命は100年という。砂を貯めて死んでいく。日本の場合は急流が多く、その半分、50〜60年の寿命だとか。それを回避するために、たまった泥を定期的に流すタイプのものも作られたが、ヘドロを流すに等しく、漁業被害は甚大であるとか。今も定期的に流しているのかなあ?報道が全くないのだけど。 中国の三峡(この字で良かった?)ダムは何年持つのだろう。川からの栄養分が来なくなって漁獲高は激減するかも知れない。ダム周辺の地震の起きる率は全く分からないが、巨大構築物が地殻に与える歪みまでも計算され尽くしているだろうか。予想外の地震を誘発しなければよいのだが。 もし地震でダム崩壊となると、どれほどのヘドロが海に流れ込むことか。東の海岸には化学コンビナートが集中するはず。電力不足から原発も水の豊富なところに作られる。泥と化学物質と放射能が混ざって流れ出す。事前の可能性が高ければ、じゃまな有害物はわざと流されやすい場所に集積するはずだ。自然災害で責任はない、と言い張れるからだ。 日本が影響を受けないはずがない。 日本の10倍の人口を持つ国は10倍の石油を使うようになる、と考えるのはそんなに奇異なことではないと思う。公害発生を押さえるための装置や総量を減らして効率を上げることよりも、「能率」を上げるためにエネルギーの無駄や公害の危険を無視するはずだ。したがって酸性雨は日本に降り注ぐ。有害物は川に垂れ流し、日本海は死ぬ。 石油価格は急騰する。石油が高くても、安い労働力は奥地にいくらでもいる。商品の価格の大部分は人件費だ。中国の植民地は、西欧諸国が持った植民地と違って、隣接しており、国内だと言い張る。ロシアと同じだ。(日本も北海道と琉球という植民地を持っている) 中国の安い労働力は世界の商品価格を引き下げる。労働者の賃金も引き下げる。労働者の中にこうした階層が生まれ、「万国の労働者」は団結できなくなる。今もすでにそうだけど。先進資本主義国は失業者を抱え、雇われる労働者は過労死するまでこき使われる。製品が売れなくなっては困るから、あるバランスは取られるだろうが、生かさず・殺さず、賃金はきっちり使い切らせる。 昔の炭坑では賃金が「券」で支給された。炭坑街の中の店だけで使えるものだ。むろんその店は炭坑経営者が経営している。世界的にそんな感じになるのだろう。 人から聞いた話だが、中国は工場を安い賃金の所に造って、賃金が上がりそうになったらまた奥地の安いところへ工場を建てる。こうして奥地まで開発される、という構想を持っているそうだ。 高度な職人の技はこれからの世界に必要ないのかも知れない。労働力の使い捨てを計画的にやるとは・・・。あとにはスラム・貧困・犯罪・・・。1億人の金持ち、5億人の犯罪者。そうであってもEUに匹敵する市場になる。中国の兵法に、近くの国は攻め滅ぼし、遠くの国と仲良くする、というのがある。遠くと戦争するには費用がかかりすぎる。ユーラシア大陸の両端で仲良くし、境界線がぶつかるまで協力し続ける。間の国はたまったものではない。ロシア・インドがそこに割り込めるのか?アジアの小国は連帯して対抗する意志があるのか?日本のように強国にすり寄って吸収されるのか? ヨーロッパの豊かさは大航海時代以降の植民地からの収奪による部分が大きい。今は石油によるものだろう。後発資本主義国(中国も政治的には独裁でも経済は資本主義)も石油があればのし上がれるかも知れない。ある時を期して中国は社会主義経済を宣言するだろうか。それまでの負債を反古にして豹変するだろうか?君子豹変す、の国だ。 急激な開発、貧困から来る木の伐採、砂漠化して農業的に疲弊し、餓死者が増える。農作物を豊かさによって輸入すれば世界の食糧は完全に不足する。餓死者は他の国で増えるかも知れない。アフリカは夢を見ないのだろうか? 遅れてアフリカが夢を見だしたとき、新たな展開、いや、新たな繰り返しが始まるのかも知れない。でもそのときには、どこから収奪するのだろうか。 僕の想像力なんて貧困なもの。きっと現実はこれ以上の展開を見せるのでしょう。どなたか、予言してみて下さい。 |
税金とうい形でなくてもアラブ諸国による石油の値上げでもかまいません。平成オイルショックという形であっても、少なくとも日本人(民間企業)は頑張りつづけます。 なんとか高い石油で安い商品を考えます。そうしないと企業は生きていけないからです。 変動相場性になっても企業は生き続けました。2回のオイルショックでもなんとかしてきました。(但し、産業構造は変わりつづけましたが) ただ、石油というシロモノはエネルギー問題という科学的観点からでなく、いつも政治的に利用されてきている点に問題があります。恐らくはこれからも多くの紛争の隠れたタネになりつづけます。 日本は何も無い国です。石油もありません。ありがたいことに軍事力もありません。だから知恵を出して頑張ります。アメリカなんかは軍事力があるから悪知恵と力で石油の確保ができます。だからその分野では日本にかないません。科学や技術は必要にせまられて発展していきます。 最近の日本人はエネルギーを使うことが文化的とは思っていません。むしろエネルギーを少なく使うことが先進国の条件くらいに思っている人の方が多いんじゃないでしょうか。 エネルギーを多く使うことはいろんな公害に結びつくことは皆さんなんとなく感じていますよね。 ただ、中国などの今後の公害問題については考えてしまいます。現在でも相当ひどいと聞いていますし、この問題で中国政府が本腰で取り組んでいるという報道はあまり聞きません。開発一辺倒の時代なんでしょう。いつか自国民から声があがらない限り進まないでしょうが,なにしろ人も多いですが国土も広いので公害の意識は相当遅れると思います。それに都市部以外は収入はまだまだ限りなく低いですので、経済的に破綻するまでは限りなく開発は続くと思われます。(破綻もそう遠い将来ではないと思いますが) 取りとめもなく書いてしまいました。雑感です。何も問題解決のための考えは書きませんでした。(書けませんでした) |
ワクチン殿 問題解決のヒントがあるかもしれない。 地球規模で我々をおかしくさせているものの正体は 国際流通機構である。 またどこぞの誰かから見当ちがいな批判がくるかもしれないが、 参考URLを記す。 http://env01.cool.ne.jp/ss04/ss043/ss0431.htm ----参考記事----- しかしながら、途上国の環境破壊はすさまじい。環境保護運動家は、アメリカが世界の農作物の貿易に君臨していることを示して、「貧しい第三世界の農民は、農場から追放され、都市のスラムや掘っ建て小屋の町へと追いやられる。彼らの土地は放置され、ついには侵食されるかまたは砂漠化するかもしれない」と主張する(4)。この主張は正しい。しかし、これは「かもしれない」ではない、事実である。たとえば、石弘之著『地球環境報告』(5)には穀物に限らず自由貿易による途上国の環境破壊の事実が多数示されている。 そこで、この論文では、現代砂漢化の3大原因として、1.穀物の過剰生産、2.自由貿易、3.累積債務を指摘し、特に、穀物に限らず自由貿易がなぜ途上国において砂漠化を引き起こすことになるのか、について大局的または総合的な考察をおこない、その解決策として財政関税の強化を提起することとしたい。 ----- ▼ワクチンさん: >ただ、中国などの今後の公害問題については考えてしまいます。現在でも相当ひどいと聞いていますし、この問題で中国政府が本腰で取り組んでいるという報道はあまり聞きません。開発一辺倒の時代なんでしょう。いつか自国民から声があがらない限り進まないでしょうが,なにしろ人も多いですが国土も広いので公害の意識は相当遅れると思います。それに都市部以外は収入はまだまだ限りなく低いですので、経済的に破綻するまでは限りなく開発は続くと思われます。(破綻もそう遠い将来ではないと思いますが) > >取りとめもなく書いてしまいました。雑感です。何も問題解決のための考えは書きませんでした。(書けませんでした) |
▼ワクチンさん: >科学的うんぬんはいろんな学者先生が自分の立場の中でしか議論しないのでなにが本当かは全くわかりませんが、いずれにしても石油依存脱却は政策としてやればいいわけで、政策で依存率を下げるためにはもっと税金をかけて高くするのが一番早いやり方ですよね。 それを実現するには貧乏になる覚悟が必要である。 権力者にとって富を得るには石油を使うのがもっとも手っ取り早いからだ。 現状では、 庶民にとっても「豊か=エネルギーを使うこと」 という思いこみがある。 おそらく「豊かさ」の価値観が変化しない限りできない相談だろう。 >そうなれば民間企業はいかに石油を効率的に使うか、もっと使わなくてもすむようになるかを真剣に考えます。自動車でも、その他動力としての石油の使い方は日本が一番進んでいるんじゃないんでしょうか。(具体的例を出せといわれると困りますが・・・) >石油の代替を考えるよりはもっと効率良く使うにはを考えた方がはるかに現実的です。 >以前はアラブでは石油より水のほうが高いって言われましたが、日本でも皆さんが飲んでいるミネラルウォーターは石油より高いんです・・・関係ないか。 >もっと石油が高くなればさらにその分野の技術は発展します。そして省エネルギー社会になっていくと思います。 じつは、 個人的には石油をじゃんじゃん使っていただいて、 早く枯渇してもらいたいのだ。 そうすれば否応なしに石油のない世界が来る。 そこで初めて人類は「豊かさ」のパラダイムシフトへ至ると思う。 ただし、その時に石油の悪い使い方で生活できないくらい環境が破壊されては困る。 原子力などの核廃棄物は、その最たるものだろう。 石油なしに原子力の制御はできない。 石油がなくなってから暮らす子孫のいい迷惑になるだろう。 |
ここにあるご意見のように、石油の枯渇と環境汚染でクリーンで安価な代替エネルギーは世界的に考えられているようですね。 ところで、エネルギーの消費を押さえようと実践している、何かの記事を見たことがありました、確か電器製品の使用する時間の制限とか、車を自転車にするとか、そうだ「スロー何とか」だった。 エネルギー消費の絶対量を減らす動きがあるのですが、よく知りませんがあるようです。 【あすが早いので寝ます】 |
▼石頭の息子さん: >ここにあるご意見のように、石油の枯渇と環境汚染でクリーンで安価な代替エネルギーは世界的に考えられているようですね。 > >ところで、エネルギーの消費を押さえようと実践している、何かの記事を見たことがありました、確か電器製品の使用する時間の制限とか、車を自転車にするとか、そうだ「スロー何とか」だった。 > >エネルギー消費の絶対量を減らす動きがあるのですが、よく知りませんがあるようです。 アイドリングストップ、もその一つに加えられると思います。 ただ、最近の路線バスの信号停車ごとのエンジン停止・発車は逆効果のような気がしますが(少なくともバッテリーの寿命を著しく下げる、廃バッテリーの処理は環境問題でもある)。 私の良いと思った実践例なんですが http://www.tokyo-tc.or.jp/user/u_osirase/u_osirase.html#haneda これはエネルギー消費の絶対量を減らす効果的な実践だと思います。 |
極寒期と酷暑期に車内で客待ちする運転手はどうするんだろう? 冷暖房をバッテリーでまかなえばエネルギー消費の絶対量は、 かえって増えると思うのだが。 ・・・と、ジョークのひとつも言いたくなる対策。 効果があるとすれば空港駐車場付近の排気ガスが少し減る程度ではないだろうか。 運転手が気温変動を我慢すればたしかに省エネにはなるが。 結論 小手先の対策など自己満足にすぎない。 やはり科学的考察が必要なのである。 参考 http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss021/ss021.htm ▼つるみさん: >私の良いと思った実践例なんですが >http://www.tokyo-tc.or.jp/user/u_osirase/u_osirase.html#haneda >これはエネルギー消費の絶対量を減らす効果的な実践だと思います。 |
成る程、法人タクシーのNOXは元から少ないし、あまり効果はないですね。 結局バッテリーでまかなうことになるから、同じですか。 ふぅむ。難しいですね。 |
もう古い話しになりますが・・、 中東に勃発した・イスラエルとエジプトなどアラブ諸国との戦争によって 石油の供給が影響を受けるとの・・事から、 石油ショックと呼ばれた「パニック」現象が起こった事は未だ記憶の隅に あります。 その石油ショックが全世界に及ぼした影響は大きくそれを境に原油価格が 確か・?数倍に上昇しそれが定着しました。 日本経済はそれにより相当ダメージを受けるのではないか・・と、 日本国内ではトイレットペーパーの争奪戦まで発生するなど一時期は懸念されましたが、「何と」日本経済はいち早くそれに順応しました。 一例を挙げると、アメリカの自動車市場で日本車の評価が一挙に高まり 現在の発展に至る道筋もそれを契機としてから・・と今にして思えます・。 以来・・諸々の省エネ技術において日本が世界の主役になったことです・・。 今後、原油の国際相場の低下は諸々の条件から考えられません・・し むしろ原油価格が高止まりしてくれた方が省エネルギーが促進されてるだけでなく 現在、揺籃期にあるエネルギー技術「低エントロピー性」「循環型」自然エネルギー利用の開発が促進されて実用化への道が開けて来ることは必至です・ 地球温暖化の元となる炭酸ガス量の削減がなされると云うことにも通じます。 エネルギー資源としての石油依存度が低下すれば・・現状での戦争の背景として 云われてる・石油の資源の争奪も意味が無くなり・・世界平和につうじるかも・? 考えられます・。科学技術を戦争でなく、平和に利用する典型的な例であると 思います・・。 |
日本では「デイーゼル・エンジン」が石原東京都知事のパフオーマンスに より悪者されてるが・・・、ヨーロッパではデイーゼルが重用されてる・ 日本の場合と異なるのは低硫黄のデイーゼル燃料が使用されてることや 植物系の油脂も燃料に利用可能でもある・・・ことも挙げられる。 加えて、近未来にGTL「ガス・ツー・リキッド」が実用に供すれば 元々使用燃料の種類の巾もあることと・・。 燃料を吟味すれば云われてる大気汚染物質も相当に減ずることが可能であること、CO2もガソリンエンジンに比較して低いことも評価の一つであるようです・・・。 欧州のデイーゼルエンジンの性能向上に日本のメーカーの部品群「燃料噴射ポンプ」 が高い評価を得て採用されてます・・・。 日本製の乗用車用デイーゼルエンジンも欧州の有名メーカーの主力車種に搭載される ことも報じられております・・。 新型デイーゼルエンジンは加速性については「ガソリンエンジン」より少々 劣ってると云われるが・・燃費については断然有利である・・・。 デイーゼルエンジン悪者論!は考え直す必要があるように思う・・・・。 |
水素エネルギー・バイオエネルギー・風力、ソーラーエネルギーを電力として 利用する場合、従来の集中的、集約的な大規模化してる現実から捉えると 比較の上から「いたらぬ」こともあるが、電力も地産〜地消型としてみると 分散型の形式が色々と考えられる・・・、現在、工業関連や電力の大消費ユーザー への普及が推進されてる「コージェネレーション」も・・ 自家発電から冷却水も含めて発生するエネルギーを総合的に利用する方法で 燃料電池の場合では熱効率が80%を超えることも可能である・・。 現在、燃料電池は電極やセパレーターの耐久性において改良の余地があると 云われてるが、問題が判ってるので解決は時間の問題だと・・思う。 その他、マイクロ・ガスタービン・コージェネレーションなどは完全に 実用レベルに達してる・・。 僅か1メートルの落差を利用する水力発電機はネパールやヒマラヤの 山岳地帯での利用が可能になり、燃料として伐採される木材の消費も抑制できるのでは ないか・・?・・環境保全に役立つ・・ これの構造は極めて単純でメンテナンスも容易である・・。・・日本メーカーが開発済み ・・更に電気エネルギーの利用方法が交流(AC)式でなく直流(DC)式になれば 給配電分散型の利用方法は促進されると考える・・。 一次エネルギー源も石油以外の燃料の利用も容易になるシステムも登場への出番を 待っていることも視野に入れておく必要もある・・・・。 |
最近、自動車の減速や制動エネルギーを回収して発進、や加速エネルギーとして 利用可能な技術が自動車のハイブリッド化により採用が可能になってる・ それはキャパシターと云われてる「蓄電器」の一種で電池とは異なりイオン化学作用で なく電気その物を一時的に貯える機能をもち・加えて充放電の回数「サイクル」が 数十万回のレベルに達しており実用域に入ってる・資源、LSA的にも見合うもので 自動車の本格的な省エネ化に今後、期待の持てる技術と考えられる・・。 大型旅客機の新機種ではコントロールシステムが油圧系から電気コントロール式に変わっことや他の新技術と相まって機体重量の低減により有効積載量「ペイロード」と航続距離を大幅に増加させることも・・可能になった。 事々左様に省エネルギーの技術も新たにエネルギーを作る以上に有効なものに 成っておることにも大いに関心を持ちたいものである・・。 |
「アメリカよりの技術情報・・・」 石炭を燃料に使うジェット機 まさか蒸気機関車を動かすように石炭を燃やしてジェット機が飛ぶわけは ない。 石炭ではあるが、液化され、若干の精製油が混入されている。 この新燃料を開発したのは、Pennsylvania州立大学の研究チームである。 新型戦闘機F-35Joint Strike Fighterに使われるジェット・エンジンは、 温度が900F(華氏)にもなり、このような高温では、 従来のジェット燃料は不安定なため、エンジンの冷却などが必要になる。 石炭から作るジェット燃料は、高温でも安定性を失わないという特長があるという。 生産も、既存の石油精製設備が使えることから、実用化にも適している。 アメリカにおけるジェット燃料の消費は、石油消費量全体の約 10%を占めており、 石油の節約にもつながる・・・。 |
あんまりくだらぬことを書きなさんな。 石炭の液化技術など大昔からある。 それが有用であればもっと普及したはずだ。 石炭液化技術が一般に普及しなかったのは、 石炭を液化するときに石油を使うからである。 それぐらいなら、 最初から石油をそのまま使うほうが賢いわけだし、 石油節約的なわけだ。 まだ石油文明の本質がおわかりになっておらないようだ。 困ったことだ。 ▼珍 源齋さん: >「アメリカよりの技術情報・・・」 > >石炭を燃料に使うジェット機 > まさか蒸気機関車を動かすように石炭を燃やしてジェット機が飛ぶわけは >ない。 > >石炭ではあるが、液化され、若干の精製油が混入されている。 > >この新燃料を開発したのは、Pennsylvania州立大学の研究チームである。 > >新型戦闘機F-35Joint Strike Fighterに使われるジェット・エンジンは、 >温度が900F(華氏)にもなり、このような高温では、 > >従来のジェット燃料は不安定なため、エンジンの冷却などが必要になる。 > >石炭から作るジェット燃料は、高温でも安定性を失わないという特長があるという。 >生産も、既存の石油精製設備が使えることから、実用化にも適している。 > >アメリカにおけるジェット燃料の消費は、石油消費量全体の約 10%を占めており、 >石油の節約にもつながる・・・。 |
沈黙の初夏さん!レス有難うございます。 貴方が大変「賢く利口で」あることは良く理解する処ですが・・。 このアメリカよりの技術情報をご紹介した「真意」はアメリカのような エネルギー大国でも日本以上に自然エネルギーの開発や利用は 真摯に取り組まれてます・・。 ご紹介した情報は、単に石炭が石油の変わると云うことではなく、 革新的なジェットエンジンには全く新しいタイプの燃料が必要になるとの 観点からのものです・・・。 内燃機関に利用される燃料に関しての研究はアメリカでは元々意欲的に 研究がされており、試行錯誤を繰り返しつつも・・かなりの前進があるようです・。 仰有る、石油文明・云々の本質をもう少し掘り下げてみるともう少し視野が開けて 来るのではないでしょうか・・? アメリカの凄さは「民間人」が自前で宇宙旅行に挑むとか・古くはリンドバークの 大西洋の単独飛行による横断等々・何事にも挑戦的な面は・羨ましくも思うところです・。 始めから、貧弱な知識で否定的な予見に立つことは・折角の若さを失うことに なりかねません・・。私、小生も無知であることを自覚して参りたいと思考する 処です・・。 ・・無知を自覚できぬ無知ほど恐ろしい事はない!・・を肝に銘じてゆきたいと 重ねて思います・・。 |
困りましたな。 私は貴殿の位置こそ無知で蒙昧だと申し上げておるのです。 これ以上新しい燃料を開発してなんになるというのです。 エネルギー開発とはただの産業です。 エネルギーを使ってエネルギーを開発するということは 愚かな行為だとわかりませんか? もしそれが、 本当に可能なら永久機関であるということが理解できませんか? エネルギーがエネルギーを生むのは物理法則からありえない。 つまり石油の無駄使いです。 早く石油になくなって欲しい私としては、 歓迎すべきでしょうが嘘でヒトを煽動するのはよろしくない。(笑) ちなみに 石油というのは原油を精製したときにできる製品の総称です。 私にHPの引用はよくないと愚痴るくらいなら、 ご自身で原油の精製過程で、 どのような成分が、 どれくらいの割合で、 抽出されるのか調べられたらいかがか。 ガソリン、灯油、軽油、重油、アスファルト.etc たとえばガソリンだけが欲しくても一緒に重油もできてしまうわけです。 ジェット燃料を精製したら後は捨てる? そんな馬鹿な。 産業構造の中で原油とは有効利用されつくしてゆく。 それが石油文明というものです。 貴方のようなロートルの知識では役に立たない。 私に言い負かされて口惜しいのは理解できますが、 もう少し謙虚になって私の主張を受け入れなさい。 ▼珍 源齋さん: >沈黙の初夏さん!レス有難うございます。 > >貴方が大変「賢く利口で」あることは良く理解する処ですが・・。 >このアメリカよりの技術情報をご紹介した「真意」はアメリカのような > >エネルギー大国でも日本以上に自然エネルギーの開発や利用は >真摯に取り組まれてます・・。 > >ご紹介した情報は、単に石炭が石油の変わると云うことではなく、 >革新的なジェットエンジンには全く新しいタイプの燃料が必要になるとの >観点からのものです・・・。 > >内燃機関に利用される燃料に関しての研究はアメリカでは元々意欲的に >研究がされており、試行錯誤を繰り返しつつも・・かなりの前進があるようです・。 > >仰有る、石油文明・云々の本質をもう少し掘り下げてみるともう少し視野が開けて >来るのではないでしょうか・・? > >アメリカの凄さは「民間人」が自前で宇宙旅行に挑むとか・古くはリンドバークの >大西洋の単独飛行による横断等々・何事にも挑戦的な面は・羨ましくも思うところです・。 > >始めから、貧弱な知識で否定的な予見に立つことは・折角の若さを失うことに >なりかねません・・。私、小生も無知であることを自覚して参りたいと思考する >処です・・。 > >・・無知を自覚できぬ無知ほど恐ろしい事はない!・・を肝に銘じてゆきたいと >重ねて思います・・。 |
傲慢を棄て!謙虚になることをお奨めします・・! 老婆心ながら・・・!ざいさもないと・・。人生を誤る事になる・・。 年の功であえて云わせてもらうと・謙虚と傲慢故に 人生に躓いた多くの人達や企業破綻に至った実例を見てきた・・。 反面教師として・私、自身もそのようにならないように努めてきた・・・が。 今後とも、反省・自省しつつ前進して行きたいと切に!思う・・・。 レス有難うございました・・。 この後の「レスポンス」は無用です・・。 |
うーむ。 そんなことよりテーマに即した事実の検証が急務だと思われるがなぁ。 もしそれを実践されないなら貴殿こそ謙虚でないわけだ。 私は再三忠告しておる。 まぁ、石頭はお互い様というところだろう。 むしろ反省しつつ前進してゆきたいというのに 実践されておられない貴殿のほうは嘘つきだな。 とにかく今後も有害な投稿がされたときは、 逐次反論を述べさせていただくからそのつもりで。 ▼珍 源齋さん: >傲慢を棄て!謙虚になることをお奨めします・・! >老婆心ながら・・・!ざいさもないと・・。人生を誤る事になる・・。 > >年の功であえて云わせてもらうと・謙虚と傲慢故に >人生に躓いた多くの人達や企業破綻に至った実例を見てきた・・。 > >反面教師として・私、自身もそのようにならないように努めてきた・・・が。 >今後とも、反省・自省しつつ前進して行きたいと切に!思う・・・。 > >レス有難うございました・・。 この後の「レスポンス」は無用です・・。 |
を、ある小さな会社が作ったらしい。下のページの真ん中あたりに書いてあります。 http://www.creative.co.jp/top/main2217.html |
脱「石油」エネルギーなどと言っているけど、他のエネルギーまで使って、何をするつもりなんでしょうね。石油がなくなってくれれば戦争の規模も小さくなるだろうに。夜遅くまで働かなくてもよくなるのに。 でも。 凶暴な人々が自ら石油を使わなくなるなんて、あり得ない。石油を得るために戦争し、戦争の結果として消費を増やし儲ける。戦争に参加して人を殺してでも手に入れたくなるくらい、石油は安く効率がいい。新しいエネルギーなど、作るまで石油をたくさん使うから商品になるのだ。そうでなければ、凶暴な石油業界が黙っているはずがない。 凶暴な国々がエネルギーを使って世界征服を着々と果たしていく現実の中で、工業的なエネルギー使用の禁止を実現させる手だては? やはりじゃんじゃん石油を使いまくって、石炭も使い切って、メタンハイドレートも天然ガスも使い切って、人口が自然エネルギーで支えられるくらいに減るのを待たなければならないのでしょうか? 千年はこの地獄が続くというのでしょうか? 人間の「叡智」とは、こんなにも弱々しいものなのでしょうか。資源の枯渇を心配しているなどと(きっと口先だけか、または何か陰謀を持ってのことでしょうが)言い出す人がたまにいますけど、千年後・二千年後のことより、今の地獄を早く何とかしたいものですね。資源の枯渇は世界を平和にします。早く来るといいですね。 |
非常に刺激的な投稿であるが、貴殿は正しい。 文明という社会形態を容認したままで、 エネルギー資源の枯渇を心配し、 あまつさえ石油代替エネルギーを開発するなど間違っている。 たとえば東京では全ての駅の階段に エスカレーターを設置しようとしているが、 そんな過剰設備などエネルギーの無駄使いにきまっているではないか。 全ての代替エネルギー開発論は現状の石油工業文明を 維持しなければならないという前提の元に語っているわけだ。 が、この前提がそもそもおかしい。 エネルギーをたくさん使う生活が豊かであるといったい誰がきめたのだろう。 我々を悩ますものの正体がじつは石油文明にあるという 事実に気がつくべきである。 ▼蝦夷縞ふく朗さん: >脱「石油」エネルギーなどと言っているけど、他のエネルギーまで使って、何をするつもりなんでしょうね。石油がなくなってくれれば戦争の規模も小さくなるだろうに。夜遅くまで働かなくてもよくなるのに。 でも。 > >凶暴な人々が自ら石油を使わなくなるなんて、あり得ない。石油を得るために戦争し、戦争の結果として消費を増やし儲ける。戦争に参加して人を殺してでも手に入れたくなるくらい、石油は安く効率がいい。新しいエネルギーなど、作るまで石油をたくさん使うから商品になるのだ。そうでなければ、凶暴な石油業界が黙っているはずがない。 >凶暴な国々がエネルギーを使って世界征服を着々と果たしていく現実の中で、工業的なエネルギー使用の禁止を実現させる手だては? > >やはりじゃんじゃん石油を使いまくって、石炭も使い切って、メタンハイドレートも天然ガスも使い切って、人口が自然エネルギーで支えられるくらいに減るのを待たなければならないのでしょうか? 千年はこの地獄が続くというのでしょうか? 人間の「叡智」とは、こんなにも弱々しいものなのでしょうか。資源の枯渇を心配しているなどと(きっと口先だけか、または何か陰謀を持ってのことでしょうが)言い出す人がたまにいますけど、千年後・二千年後のことより、今の地獄を早く何とかしたいものですね。資源の枯渇は世界を平和にします。早く来るといいですね。 |
蝦夷縞ふくろうさん!「ズドラフストヴイチェ」こんにちわ! 蝦夷とのHNから、北海道にお住まいですか・・? エネルギー問題を論ずると面白いことに、その方々の思考の傾向が判ります・・。 例えば未来について何を考えてるか、未来に希望を持ってるか否か・が 話題への反応の中で浮き彫りになります・。 物事の捉え方は人各々で、どのような考え方も始めから否定されるものではありませんが 月日や日時の経過によって真理が導き出されます・・。 よって、未来を悲観的に捉えることより、楽観的に捉えるのも・・ 悲観・楽観を同時に捉え考えることも・・・奥行きの深い思考に繋がるかも・・? しれませんね! 「ダスビダーニア」再見! |
え〜、なんとお返事申し上げて良いやら。まあ、このスレッドを立てられたご本人ですから、ご自分の土俵で議論がされることを望んでおいでなのは分かります。ただ、僕が読みとった、このスレッドの中心議題は、 環境のことなんかどうでもいい。アメリカの一人勝ちは許さないし、中国の横暴も許さない。ただ、遠くから輸入する石油は「日本にとって」リスクが大きいから、いつでも戦争できるようにするために、他のエネルギー資源の確保が帝国の急務である。 (「>エネルギー政策を転換することにより、石油の争奪戦に巻き込まれる 事の無い・安寧と平和への「真の」近道かも知れない・・・。」という始めの書き込みからそう読めました。) ではないでしょうか? 平和のため、とおっしゃいますが、庶民には高い自然エネルギーを与え、確保した大規模エネルギーは(経済戦も含め)世界との戦いに使われるのでしょう。一国主義を早く脱したいものです。国家としての生き残り、国家の繁栄、など考え出せば、いずれも同じ争いにしかなりません。世界のためのエネルギー資源政策、強国をいかに変えうるか、世界が平和で幸福になるにはどうすべきか、そういった新たな学問が求められる時期だと思います。槌田氏にその萌芽はあるのかも知れません。しかし石油文明下では異端として黙殺されるが目に見えています。悲観的になるのはその点です。 また、なぜにロシア語と中国語の挨拶が書かれるのか。北海道と言えば半分ロシアの植民地、ぐらいに思われているのでしょうか?確かにその危機はあったはずですが。ただ、北海道に対しても、ロシアや中国に対しても侮蔑的な感情があるようにお見受けしますが? 〜「中南海」という、のどにやさしいと書いてある中国煙草を吸いながら。僕って非国民? ▼珍 源齋さん: >蝦夷縞ふくろうさん!「ズドラフストヴイチェ」こんにちわ! >蝦夷とのHNから、北海道にお住まいですか・・? > >エネルギー問題を論ずると面白いことに、その方々の思考の傾向が判ります・・。 >例えば未来について何を考えてるか、未来に希望を持ってるか否か・が > >話題への反応の中で浮き彫りになります・。 >物事の捉え方は人各々で、どのような考え方も始めから否定されるものではありませんが > >月日や日時の経過によって真理が導き出されます・・。 > >よって、未来を悲観的に捉えることより、楽観的に捉えるのも・・ >悲観・楽観を同時に捉え考えることも・・・奥行きの深い思考に繋がるかも・・? >しれませんね! 「ダスビダーニア」再見! |
あと一回だけお答えしますね! お気に障った分は洒落!として気にしないで下さい。 私の申し上げたかったのは、石油などの限定されたエネルギー源に頼ってる ことの脆弱さに気づいて欲しいと思うからです・・。 今、ヨーロッパではアメリカの覇権に対して距離をおくことの政策が一貫として とられてます、エネルギーもさることながら食糧でも自給率の確保が図られて エネルギーでもEUドイツの首相が、最近エネルギーの自然エネルギーや循環エネルギーなど多様化への指針を掲げてます。今回のサミットでも提唱されるそうです。 フランス、ドイツ、オランダ、スエーデン等の北欧諸国も、ず〜と以前から着々と 食糧のエネルギーの自立については一貫した政策を推進してます。 日本はかつて、大東亜共栄圏なる覇権の確立を図り、それを否定せんとする 勢力と一戦を交えて日本全土が焦土と化し多くの貴重な人命を失ったと云う 事があります。日本では戦時中に軍隊以外では石油を使えない事態の追い込まれました そのときは「一般ではバスも自動車も木炭で走りました。」 石油の一滴は血の一滴とも例えられた事を思い出します。 日本の真の自立を思考するとき、ヨーロッパ諸国に見られるE:エネルギーF;フーズ「食糧」C;ケアー社会福祉に充実をキーワードにした国々の方向づけを手本にしたいものです・・。 話には色々な切口がありますが、エネルギー問題をその切口として考えてみました 察するところ、・・蝦夷の縞ふくろうさん・も若い世代の方とお見受けしますが、 出来たら、日本を離れて外国から日本を見たり、またヨーロッパ諸国への 旅行なども楽しく見聞が広げられること・・と存じます。 それから、もう一つインターネット時代です、多くの情報を広く得られますが 他人「ひと」のURLの検索人留まりにならないように! 引用・受け売りに終始してますとご自身の思考力・想像力・が啓発され難く なります・・・。 お目通し有難うございました。 では この辺で サヨウナラ! |
あと一回だけ? どうして僕だけ? ただ、地球環境問題でもなく、人類の幸せのためでもなく、ひたすら「日本国」のための議論であることははっきりしました。また、本当に石油がなくなると思っているのではなく、日本の安全保障の面で石油以外の道を模索する、という目的もはっきりしました。エネルギー問題というのは、結局国家間の政治・軍事・経済の力関係だと言うことですね。 むろん、僕自身は「国家」と民衆が同一ではないと思っています。始めは口先だけの方かと思っていましたが、むしろ陰謀をお持ちの方でしたか。「エネルギーを切り口」にして国家を強くする議論をしたかったのですね。 環境・エネルギーを語るのは「見た目市民派」「民主主義派」が多いかと思っていましたが、真っ向反対のほうにも語る方がいらっしゃったんですね。これから環境・エネルギーを語るときにはそうした人々も視野に入れて行かねばならないのは、なかなか大変です。 「石油がなくなる!大変だ!」論は、やはり「おぞましいどこか」へ引っ張り込む陰謀だったんですね。マインドコントロールの技術というのも日々進歩しているようです。恐ろしいことです。 >蝦夷の縞ふくろうさん・も若い世代の方とお見受けしますが 若いと言っていただけるのは嬉しくなるような恥ずかしくなるような年齢ですが、きっと珍 源斎さんは、ご高齢なのでしょうね。 >それから、もう一つインターネット時代です、多くの情報を広く得られますが >他人「ひと」のURLの検索人留まりにならないように! あはは・・・。「沈黙の初夏」さんへの当てこすりのような。 でも、沈黙の初夏さんがご紹介下さったホームページ、ご覧になりました? 直接その内容に言及されていないのが気になります(あ、全部読んでないかも知れません。あったら御免なさい)。せっかくわかりやすく紹介までしてくれているのに、そこ「留まり」、とは・・・。あのページでは僕もだいぶ勉強させていただきました。槌田氏は20年くらい前に講演を聴いて以来、気にし続けていました。そのときの切り口は反原発でした。 遅くなりましたが、沈黙の初夏さん、お褒めいただいて光栄です。ちょっと、こそばゆい・・・。 本当に環境問題・エネルギー資源の偏在(独占)問題について未来を指し示してくれるところはないものでしょうかね。せめてそんな議論が盛んな掲示板は。 珍さん、 お答えはいただけなくても、勝手に書き込むのは構わないんですよね? ヨーロッパの多様性は武器ですよね。フランスが原発で発電してドイツが原発をやめる。自然エネルギーを売り込むかと思えば、アメリカに対抗してアラブとの関係を取り付ける。国によってバラバラのことをやっていながら、EUとして利益を上げる・・・。うまくいくと、世界の覇権をねらえる・・・。お好きでしょ?こういう話。 ▼珍 源齋さん: >あと一回だけお答えしますね! >お気に障った分は洒落!として気にしないで下さい。 > >私の申し上げたかったのは、石油などの限定されたエネルギー源に頼ってる >ことの脆弱さに気づいて欲しいと思うからです・・。 > >今、ヨーロッパではアメリカの覇権に対して距離をおくことの政策が一貫として >とられてます、エネルギーもさることながら食糧でも自給率の確保が図られて > >エネルギーでもEUドイツの首相が、最近エネルギーの自然エネルギーや循環エネルギーなど多様化への指針を掲げてます。今回のサミットでも提唱されるそうです。 > >フランス、ドイツ、オランダ、スエーデン等の北欧諸国も、ず〜と以前から着々と >食糧のエネルギーの自立については一貫した政策を推進してます。 > >日本はかつて、大東亜共栄圏なる覇権の確立を図り、それを否定せんとする >勢力と一戦を交えて日本全土が焦土と化し多くの貴重な人命を失ったと云う > >事があります。日本では戦時中に軍隊以外では石油を使えない事態の追い込まれました >そのときは「一般ではバスも自動車も木炭で走りました。」 > >石油の一滴は血の一滴とも例えられた事を思い出します。 >日本の真の自立を思考するとき、ヨーロッパ諸国に見られるE:エネルギーF;フーズ「食糧」C;ケアー社会福祉に充実をキーワードにした国々の方向づけを手本にしたいものです・・。 > >話には色々な切口がありますが、エネルギー問題をその切口として考えてみました >察するところ、・・蝦夷の縞ふくろうさん・も若い世代の方とお見受けしますが、 > >出来たら、日本を離れて外国から日本を見たり、またヨーロッパ諸国への >旅行なども楽しく見聞が広げられること・・と存じます。 > >それから、もう一つインターネット時代です、多くの情報を広く得られますが >他人「ひと」のURLの検索人留まりにならないように! > >引用・受け売りに終始してますとご自身の思考力・想像力・が啓発され難く >なります・・・。 お目通し有難うございました。 では この辺で サヨウナラ! |
今、人類は混乱の極みにいる。 新しい概念の吸収にとまどっているのだろう。 昔、地球が平面だと信じられていたころ、 「地球は丸い」 と発言したヒトはおそらく誹謗、嘲笑の渦にまきこまれたのではないか? いわく 「地球が丸かったらすべり落ちるではないか」 というような。 槌田氏の主張に陽があたらないのも、そういう現象と相似にあると思う。 かの理論の妥当性を検証する前に皮膚感覚で理解できないヒトが多すぎる。 たとえば、珍氏。 私に言い負かされて口惜しいのだろう。 口惜しいのは理解できるが少しは頑迷さを捨て、 件の記事自体にも言及していただきたいものである。 でなくば、 貴殿のおっしゃるようにエネルギー問題を 政治的プロパガンダの尖兵に使いたくて仕方ないと言われても 反論できまい。 それとも、 私の投稿内容に正面から反論できないので、 投稿姿勢に物言いをつけることによって、 ウサを晴らしているのかもしれん。 困ったものだ。 ▼蝦夷縞ふく朗さん: >あと一回だけ? どうして僕だけ? > >ただ、地球環境問題でもなく、人類の幸せのためでもなく、ひたすら「日本国」のための議論であることははっきりしました。また、本当に石油がなくなると思っているのではなく、日本の安全保障の面で石油以外の道を模索する、という目的もはっきりしました。エネルギー問題というのは、結局国家間の政治・軍事・経済の力関係だと言うことですね。 > >むろん、僕自身は「国家」と民衆が同一ではないと思っています。始めは口先だけの方かと思っていましたが、むしろ陰謀をお持ちの方でしたか。「エネルギーを切り口」にして国家を強くする議論をしたかったのですね。 > >環境・エネルギーを語るのは「見た目市民派」「民主主義派」が多いかと思っていましたが、真っ向反対のほうにも語る方がいらっしゃったんですね。これから環境・エネルギーを語るときにはそうした人々も視野に入れて行かねばならないのは、なかなか大変です。 > >「石油がなくなる!大変だ!」論は、やはり「おぞましいどこか」へ引っ張り込む陰謀だったんですね。マインドコントロールの技術というのも日々進歩しているようです。恐ろしいことです。 > >>蝦夷の縞ふくろうさん・も若い世代の方とお見受けしますが > >若いと言っていただけるのは嬉しくなるような恥ずかしくなるような年齢ですが、きっと珍 源斎さんは、ご高齢なのでしょうね。 > >>それから、もう一つインターネット時代です、多くの情報を広く得られますが >>他人「ひと」のURLの検索人留まりにならないように! > >あはは・・・。「沈黙の初夏」さんへの当てこすりのような。 >でも、沈黙の初夏さんがご紹介下さったホームページ、ご覧になりました? 直接その内容に言及されていないのが気になります(あ、全部読んでないかも知れません。あったら御免なさい)。せっかくわかりやすく紹介までしてくれているのに、そこ「留まり」、とは・・・。あのページでは僕もだいぶ勉強させていただきました。槌田氏は20年くらい前に講演を聴いて以来、気にし続けていました。そのときの切り口は反原発でした。 > >遅くなりましたが、沈黙の初夏さん、お褒めいただいて光栄です。ちょっと、こそばゆい・・・。 >本当に環境問題・エネルギー資源の偏在(独占)問題について未来を指し示してくれるところはないものでしょうかね。せめてそんな議論が盛んな掲示板は。 > > >珍さん、 >お答えはいただけなくても、勝手に書き込むのは構わないんですよね? > >ヨーロッパの多様性は武器ですよね。フランスが原発で発電してドイツが原発をやめる。自然エネルギーを売り込むかと思えば、アメリカに対抗してアラブとの関係を取り付ける。国によってバラバラのことをやっていながら、EUとして利益を上げる・・・。うまくいくと、世界の覇権をねらえる・・・。お好きでしょ?こういう話。 > > >▼珍 源齋さん: >>あと一回だけお答えしますね! >>お気に障った分は洒落!として気にしないで下さい。 >> >>私の申し上げたかったのは、石油などの限定されたエネルギー源に頼ってる >>ことの脆弱さに気づいて欲しいと思うからです・・。 >> >>今、ヨーロッパではアメリカの覇権に対して距離をおくことの政策が一貫として >>とられてます、エネルギーもさることながら食糧でも自給率の確保が図られて >> >>エネルギーでもEUドイツの首相が、最近エネルギーの自然エネルギーや循環エネルギーなど多様化への指針を掲げてます。今回のサミットでも提唱されるそうです。 >> >>フランス、ドイツ、オランダ、スエーデン等の北欧諸国も、ず〜と以前から着々と >>食糧のエネルギーの自立については一貫した政策を推進してます。 >> >>日本はかつて、大東亜共栄圏なる覇権の確立を図り、それを否定せんとする >>勢力と一戦を交えて日本全土が焦土と化し多くの貴重な人命を失ったと云う >> >>事があります。日本では戦時中に軍隊以外では石油を使えない事態の追い込まれました >>そのときは「一般ではバスも自動車も木炭で走りました。」 >> >>石油の一滴は血の一滴とも例えられた事を思い出します。 >>日本の真の自立を思考するとき、ヨーロッパ諸国に見られるE:エネルギーF;フーズ「食糧」C;ケアー社会福祉に充実をキーワードにした国々の方向づけを手本にしたいものです・・。 >> >>話には色々な切口がありますが、エネルギー問題をその切口として考えてみました >>察するところ、・・蝦夷の縞ふくろうさん・も若い世代の方とお見受けしますが、 >> >>出来たら、日本を離れて外国から日本を見たり、またヨーロッパ諸国への >>旅行なども楽しく見聞が広げられること・・と存じます。 >> >>それから、もう一つインターネット時代です、多くの情報を広く得られますが >>他人「ひと」のURLの検索人留まりにならないように! >> >>引用・受け売りに終始してますとご自身の思考力・想像力・が啓発され難く >>なります・・・。 お目通し有難うございました。 では この辺で サヨウナラ! |
え〜、スレッドを立てた方から「返事しない」宣言を受けてしまった蝦夷縞です。ふく朗でもいいですが。他の方との交流は禁止されてはいないと思いますので、時々独り言を呟かせて下さい。 嘘があまりにも多く、僕自身も嘘と見破れずに、情報の量の多さに引きずり回されている部分はあります。その修正にはいつでも真摯であろうと努力はしているつもりでいます。 原発を止めるためなら、太陽光発電もいいんじゃないか、だいたい電力会社の人が、「百万戸の家に太陽光発電パネルをつけなければ原発一機に相当しない」と言っていた。「ほ〜お、百万戸でいいのか。4人家族なら3000万戸、工場・学校・役場・・・まだまだつけられるな。」と思ったものです。本州の場合、晴れた夏の真昼が電力消費のピークです(北海道は冬の夕方)。太陽光発電にはぴったりではありませんか。原発を止めてくれるなら、電気料金が5倍に上がってもいい、とさえ思っていました。太陽光発電パネルを買ってもいいとさえ。 家電メーカーの展示会に行きました。太陽光発電パネルの展示もありました。そしてそこには電力会社の社員までいるのです。その横には、原子力発電所のキャラクターの入ったのぼりが・・・。「僕はこれがイヤなんだよね」と家電メーカーの人に言っても、「なんで?」という顔をしている。 昼は電力を売ってくれ、夜は原発の電気を買ってくれ、というのが本音でした。太陽光発電パネルは、原子力産業を補完する意味しかないのです。 新しいエネルギーよりも、原発はどうしたらなくせるのか、道筋を示してくれる人、いませんか? 珍さんは、もう返事を下さらないようですし。まあ、こういう場面でおちょくりが入ったら、真面目に議論するのを放棄していますよね。スレッドを立てた以上、真摯な態度を求めたいところですが。たった2〜3回で本音を吐かせてしまった。 沈黙の初夏さん、お優しいですね。まだ珍氏に何かを期待していらっしゃる。無知なのではなく陰謀を持って大事なことを無視する、そんな人に僕はそこまで優しくなれないな。珍氏が変わる可能性は、ありますか? いやいや、努力は続けなければなりませんね。 |
世の常識と自然科学の根本原理は遠く離れているものだと、 あらためて思った。 正直、脱力である。 蝦夷縞殿も疲れたのではないか? 議論ではいろんな要素が飛び交うが、 学術的な内容よりも情緒のそれが優先される世界では こと環境問題に限って言えば何を語っても無駄。 ふりだしにもどった感じだ。 やれやれ。 |
そうはいっても、僕自身も似たように考えた時期や瞬間はあったように思います。 心情的には、世界の他はどうなっても自分は安穏と暮らしたい、という欲望は、ないと言ったら嘘になりますし。しかしそれが結局首を絞めていくことも分かるわけで。 色々迷っても、ダブルスタンダードにならないようにだけ気をつけて行ければいいかな、と思います。地下資源が産出国の物で平等ではない、というのはしかたないとしても、乱暴な国が独占してより乱暴になっていく、世界がそれに対抗して乱暴になっていくのではねえ。強国はお互いの侵略は認めあっているし。競争して勝つ見込みがあると思ううちは、競争を正義とするでしょうしね。負けそうになるとルール変更を言い出すでしょうけど。 石油エネルギーを使って富を蓄積して、庶民にはそのおこぼれを与えて幸せな気分にする。効率よくピンハネする材料として最高だったんですね。売れる商品を作れば、おこぼれさえも回収できますから。自然エネルギーで地産地消、ではピンハネするチャンスがない。ここで言う自然エネルギーというのは、自然エネルギーだけでまかなえるシステムを含みます。 |
蝦夷縞殿 白状すれば私も昔は原発推進者であった。 が、今では180度反転である。(笑) 原理的に矛盾するとわかって使うのは馬鹿である。 今は一般人に自然法則の根っ子のとこが知らされていない。 たとえば権力成立条件。 権力というのは発生過程をなぞれば盗賊の進化したカタチになるのだが、 そういう隷属状況がなければ暮らせないヒトもいたのであろう。 さしずめ天皇家などは元々は盗賊の親分にすぎないはずである。 おっと、話が脱線した。 ・・・ まぁ、そういう事象の根本原理を知ってなお人々がどういう選択をするかは これからの歴史が語るわけであり、私などはそれが老後の楽しみでもある。 ただし、 今は学問が浸透していないため、(教育という洗脳装置は浸透しているが) 未来への取捨選択の材料が権力に都合のよい一方的なものであるのが問題。 だから私は語る。 石油文明継続派が、みずから石油の無駄使いにすぎない 代替エネルギー開発を行う滑稽さを、 フェアに判定してもなお石油文明を維持する価値があるかを。 庶民が何を知らず、何に騙されているかをアダムとイブを誘惑した 蛇になって知らせて行きたい。 私の場合は、 庶民に根本原理を知らないまま選択され、 結果として従わされるのが不愉快なわけだ。 ▼蝦夷縞 ふく朗さん: >そうはいっても、僕自身も似たように考えた時期や瞬間はあったように思います。 >心情的には、世界の他はどうなっても自分は安穏と暮らしたい、という欲望は、ないと言ったら嘘になりますし。しかしそれが結局首を絞めていくことも分かるわけで。 > >色々迷っても、ダブルスタンダードにならないようにだけ気をつけて行ければいいかな、と思います。地下資源が産出国の物で平等ではない、というのはしかたないとしても、乱暴な国が独占してより乱暴になっていく、世界がそれに対抗して乱暴になっていくのではねえ。強国はお互いの侵略は認めあっているし。競争して勝つ見込みがあると思ううちは、競争を正義とするでしょうしね。負けそうになるとルール変更を言い出すでしょうけど。 > >石油エネルギーを使って富を蓄積して、庶民にはそのおこぼれを与えて幸せな気分にする。効率よくピンハネする材料として最高だったんですね。売れる商品を作れば、おこぼれさえも回収できますから。自然エネルギーで地産地消、ではピンハネするチャンスがない。ここで言う自然エネルギーというのは、自然エネルギーだけでまかなえるシステムを含みます。 |
私は推進派でもなんでもないのですが、なにも勉強してないのでおそらくはモーレツに反発されると思いますが、原子力は安全性と廃棄物の問題さえなければ(この仮定に無理があるのかもしれませんが)もしかして一番効率良く、結果的に環境にやさしい発電になるような気がしているのですが・・・ きっと責められるのでしょうね・・。 |
ワクチン殿 いや貴殿の位置は、かつての自分のそれであるからモーレツに反発などしない。 私が原発に反対なのは原理的に意味をなさないからである。 動力源になる資源というのは条件がいる。 原子力はその条件を満足しないのだ。 1 自身の再生産性 たとえば油田では石油1単位の投入により石油100単位が産出される。 その石油を使って石油自身を日本まで運搬し火力発電にした場合、 最終的には石油3.4単位相当の電力が生産できるわけだ。 これを石油産出比という。 2 自身の利便性 石油では石油を燃やして石油自身を運べる。 他に石油が液体であるため非常に加工しやすいという特徴がある。 これを資源の低エントロピー性という。 ・・・ つまり石油は動力源として非常に優秀で意味がある。 ウラン鉱山でウラン何単位を投入しようがウランは出てこないし運搬できない。 自然に存在するカタチとして何万tの原石から石油を使ってウランを 取りだし、そこから燃えるウランだけ濃縮するのにまた石油を使う。 ウランはウランを使って加工できない。 電力として取り出すのに複雑な工程がありすぎる。 工程があるたびに変換効率があるのでシステムとして全体の効率はさがる。 たとえ90%の変換効率だとしても5回も重ねれば60%。 ウランの場合、実際は精製過程で90%の効率などどこにもない。 かつてウランが単位重量あたりの熱量での優位性をもって 優秀だと語られた。 が、 原発というカタチでしか生活動力源にならない以上、 物理学的熱量優位性など意味をなさぬ。 ちなみに原発の石油産出比は20年まえの公式発表では4である。 これは多くの物理学者が理論的に考えた数字よりはるかに少ないものであった。 なお、 この公式発表はずさんなもので廃棄物問題などを考慮し、 厳密に計算しなおすとどんどん1に近づくらしい。 産出比が1の発電所に意味はない。 廃棄物も生じるし、 そのまま石油を燃やしたほうがはるかに効率がいいわけだ。 そういえば国土の狭い日本では、 これから原子炉の廃炉問題がどんどん起きてくると思うが 行政はどうするつもりなんだろう。 ただでさえ効率の悪い原発に新たな石油を投入し、 後始末をしなければならないわけだ。 こんなものが動力を産出してるといえるだろうか? ちなみに厳密にいえば発電所であたかも生産されているかに見える 電力というエネルギーは無い。 あれは力を遠くへ運ぶための手段である。 発電所でタービンを回すチカラが電線にのって運搬されてきてるにすぎない。 前にも書いたが文明が一番必要とするのは、 運搬に使うための移動用動力源。 原子力発電にそれをになう資格は無いのである。 ▼ワクチンさん: >私は推進派でもなんでもないのですが、なにも勉強してないのでおそらくはモーレツに反発されると思いますが、原子力は安全性と廃棄物の問題さえなければ(この仮定に無理があるのかもしれませんが)もしかして一番効率良く、結果的に環境にやさしい発電になるような気がしているのですが・・・ >きっと責められるのでしょうね・・。 |
沈黙の初夏さんが、ここまで心情を吐露して下さるとは。 なかなか出来ることではありません。とても照れくさいものですし。 昔から自分は正しかった、と言いがちなものです、人間は。 >原子力は安全性と廃棄物の問題さえなければ(この仮定に無理があるのかもしれませんが) もう、本質までもおわかりですから、あえて多くは語らなくても・・・、とは思います。 ただ、今ひとつ確信が持てない、いっそ叩いてもらったほうが、それに対抗できる考え方があるかを自分に問うことが出来る、という、大変真摯なお考えのようです。(人に責め立てられて快感を覚える方なら別ですが) 原子力が安いように宣伝されるのは、(憶測ですが)軍事技術として採算度外視で造られた工場を無駄にしないように民間へ移行したのではないか、という点。違っていれば指摘していただきたいところです。原爆を造り始めたはいいが、もういらなくなっても工場は動く、首切りもしにくい、なら発電所用の燃料でも作ろう、ついでに外国に売って儲けてしまおう、アメリカの害にならないことがはっきりしている日本が適地だぞ、と。 今の日本の原子炉用燃料をどんな価格で輸入しているのか、良くわからないのですが、濃縮(化学的性質が同じで質量だけが違う物質をより分ける)という面倒な作業をするには、確かに相当なエネルギーを必要とするでしょうね。 原子力発電所は、電気を必要としない時間帯であっても出力を下げることが難しい。挙動が不安定になるからです。チェルノブイリの原発事故も、燃料を節約するために出力調整の実験を強行しているときに起きたと言います。夜でも止められない。エネルギーをつぎ込んだ燃料棒は夜でも消費されています。したがって、電力会社は余る電気を売るために必死です。安い深夜電力によるオール電化住宅、それは昼間の電気代を高くすることでまかなわれているのでしょう。深夜労働が増える原因でもあります。 みんな、夜は寝ましょうよ。 原油価格が上がったからと、あまりにもすみやかすぎるガソリンの10%値上げ。 前のオイルショックの時は夜12時以降はテレビの放送がなくなった。ネオンが消された。今回もそうしましょうよ。子どももがおかしくなる原因は、可能な限り切り捨てていきましょうよ。 |
科学や技術の進歩のスピードというのは、どのように計ったらよいだろうか。日常を変えていく速さは、最近鈍っているように感じている。 生活の中に始めに入ってきたのは電球なのだろうか。炊飯器・洗濯機・テレビ・・・。順番はどうであったか分からないが、電化製品があふれ出す・改良される(ローラーの手絞りが二層式の脱水機付きに・白黒がカラーに・壊れてペンチで回していた回転式チャンネルがボタンに)というのは80年頃までに一応の完成を見ていたように感じる。ビデオで録画もできた。初期のテレビゲームも出始める。本当の携帯電話はもう少しかかるが、小型化の方向性は決定し、完成・システム構築に時間が必要であったに過ぎない。携帯電話を持たぬ身には実感のない技術ではあるが。 生活を一変させる技術というのは、鈍化が始まっていると感じるのは僕だけだろうか?ウィンドウズも十年で終焉すると思っていたら、結構生き延びている。ビデオデッキが手放せないのと似ている。大規模に広まったシステムは変更を阻害する一面もある。にしても、コンピューターの能力アップの速度は一時ほどではないようだ。低価格化も思うように進んでいない。新機能を搭載して価格を維持しなければ儲からないからだ。 価格の問題、エネルギーの投入、そうしたものをあまり考えないようにするならある意味科学が切り開くバラ色の未来はあるのかも知れない。無邪気に科学の進歩に身をゆだねてさえいれば、幸福が続いたのかも知れない。鉄腕アトムの世代、60年代の高度成長を体感した世代は、その変化のスピードが正しいと、身体が記憶している。科学に不可能はないのだ。時間さえあればいつかはすべてを可能にするはずだ、と。 問題解決の先送り体質、官僚の専売特許ではない。夢見る科学がそれを支えた。 70年代、多くの人が科学のもたらす弊害を実感し、考えるチャンスはあった。しかし科学の力で問題までもねじ伏せられるという「信仰」もまたあった。 しかし、水俣病患者を救えたか?放射性廃棄物を放射能のない物質に変える技術が確立したか?年間1万人の交通事故死は悲劇ではないのか? 今日の右肩上がりの成長が「善」である世の中では、科学も技術もその「善」に従わされる。システムとして社会・科学・技術は一体なのだ。槌田学派に正義があったとしても、社会の「発展」(今の状態の右肩上がりの発展)に寄与し、企業が儲かる科学がそれを駆逐する。 自然エネルギーを言うなら、それが規定する社会のあり方を認めなければならない。自然エネルギーで支えられる人口、生産と消費の限界、人間の生き方・・・。それらすべてが完全に達成されることを、自然エネルギーの技術は要求する。 技術は不偏不党ではない。その技術が自動的に規定する社会のあり方、というものがある。石油文明は、富の蓄積と偏在が拡大することを内包している。理性が武力を封じ得るか、圧倒的多数が目覚めるのでない限り、この地獄は続く。 |
非常に微笑ましい。 が、事実だ。 だいたい維持する必要のないものを無理に維持するくらい馬鹿げたものはない。 たとえば、深夜と昼間のテレビが止まっているほうが、 社会にとっては健康的だと思う。 が、現実は反対らしい。 無理にでもネオンをつけ、深夜のテレビは録画用に動くのがいいなどと 庶民は誰も望んでいないと思うが、どうだろう。 そういえば行政のおこなう無駄な公共事業などもひどい。 最近では諫早湾干拓といい長良川河口堰といい、役人の趣味ではすまされない 事態を招いている。 いったい誰のための、何のための技術の進歩なのだろうか。 ▼蝦夷縞 ふく朗さん: >みんな、夜は寝ましょうよ。 > >原油価格が上がったからと、あまりにもすみやかすぎるガソリンの10%値上げ。 >前のオイルショックの時は夜12時以降はテレビの放送がなくなった。ネオンが消された。今回もそうしましょうよ。子どももがおかしくなる原因は、可能な限り切り捨てていきましょうよ。 |
EU・ドイツの首相の提唱! 脱’石油エネルギー政策を・・との観点からEU諸国はもとより 世界的な運動として推進することを提唱している・・。 自然エネルギーの利用、循環型エネルギーの開発、石油代替エネルギーへのシフト 等々を推進することにより「現在の中東などに」見られる争い戦乱の元を断つこと を主眼として。サミットにても提唱すると・・云うことが報道された・・。 そこで改めてレンズを引いて欧州の状況を眺めてみると、 フランスは工業国であると共に食糧自給率も100%を超える農業国としての 側面もありますが・・、 ドイツも同様に一級の工業国であると共にフランスには 若干「じゃかん」及ばないものの食糧自給率も高い部類に入ります。 加えて、北欧の諸国は「おしなべて」ハイテク工業国であると同時に食糧の自給率が 高いのも特徴で・常にエネルギー・食糧の自給には伝統的に配慮がなされてる のも特徴としています。 ・・・それにひきかえ日本の状況には考えさせられて しまいます。今後、努力する道はペーパーマネーのドルを溜め込むより別の 自立への能力を向上させることに結集させることが必要に思えます・・。 |
最近のバイオエネルギーはいいですね。 いつぞやTVで、フィリピン方面の農家が家畜の糞でガスを作る作業を行なっていましたし、あちらの発明家が、有機物を発行させて、高熱を出すシステムを開発していました。 日本だと高価な装置を作って実現するようなシステムを、逆に身近な自然を利用してエネルギーを生産する考え方に驚きました。 あれ日本でも販売してくれないかなぁ。 |
工業規模で無理やりにエネルギーを取り出すのでなければ いわゆるバイオもそれなりに意味はあるかもしれない。 熱源として用いるなら規模が問題だし、 牧歌的利用にとどめるべきだろう。 参考記事 http://env01.cool.ne.jp/frommanager/fm2004_1.htm#n109 ---引用開始 エネルギー - 2004/01/12(Mon) 00:08:03 世界では、石油に代わるエネルギーとして期待されているのがバイオマスと言われています。率直に言って、エネルギーを考える中でバイオマスが語られていないのには問題があると思います。エネルギーだけでなくバイオマス製品としても期待され、すでに製品化になっているものはたくさん出てきています。バイオマスに目を向けてみてください。 -------------------------------------------------------------------------------- この方はまだ読んでいないようですが、§2-2の「クリーンエネルギー社会」のシナリオを検討するの中で、バイオマスについても簡単に触れています。バイオマスなどと言っていますが、そんなに目新しいものではありません。要するに生物起源の物質の総称に過ぎません。薪、炭などは代表的な『バイオマス』起源の燃料です。 まず大きな間違いは、環境問題ないし人間社会の持続性という議論において、これを工業的なエネルギー問題と同一視するという、とんでもない勘違いがあると考えます。人間社会の持続性を考えるとき、最も重要なのは、現在の工業生産を維持することではなく、生態系の物質循環を如何に健全に保ち、あるいは豊かにしていくかという問題です。人間が生態系から獲得する生体物質で最も重要なのは、食糧です。既に人口の急激な増加によって、食糧生産の場が絶対的に不足する時代がすぐそこにまで来ている現状で、工業的なエネルギー供給のためにバイオマスを大規模に利用するなど、全く愚かなこととしか言いようがありません。 バイオマスの、生態系のバランスを維持しつつ行われてきた、歴史的なエネルギー利用法としての、薪や炭の利用を否定するつもりはありません。しかし、これを工業を支えるエネルギー源として大規模に利用することは、直接的な環境破壊につながるものだと考えます。歴史的に見ても、例えば西欧では製鉄を行うために、大量の森林資源を食潰し、ヨーロッパ大陸の広範囲で森林が消失しています。 上図に赤色で示されている通り、年間の炭化水素燃料(化石燃料)の燃焼による二酸化炭素に含まれる炭素量は約6Gt(=ギガトン=1,000,000,000トン)程度といわれています。これに対して、バイオマスと考えられる地上生物に含まれる炭素量(ストック)は約550Gt、生物死骸に含まれる炭素量(フロー)は年間約60Gtです。つまり、平均的に炭素量として年間約60Gtの地上生物が新たに生まれ、それに見合うだけ死んでいることになります。 この60Gtの炭素に対応する生体物質=バイオマスのうち、多くは食糧になり、また植物を育てるための土壌を形成することになります。もしここから工業的なエネルギーを得るために、炭素量にしてGtオーダーでバイオマスを利用することになれば、生態系の物質循環は急速に衰えることになると考えます。 バイオマスは勿論化学工業の材料資源として利用できることは明らかなことです。しかし、これも工業的なエネルギーとしての利用同様、大規模に化学工業原料として利用することは、生態系の破壊に直結します。 以上のような考えから、バイオマスの大規模な工業的な利用は、環境問題を本質的に悪化させるものだと考えます。現在の社会システムの中において、全く無為に放置・廃棄されているバイオマスがあるのなら、これを有効利用することは、勿論悪いことではないでしょう(本質的には、バイオマスは、生態系の物質循環の中で利用すべきものです。)。しかし、石油代替を視野に入れた、エネルギー源としてのバイオマスの利用や、工業原料としての利用を考えると、とても廃物利用では量的にお話にならないのです。書き込みを頂いた方、どのようにお考えでしょうか? 【追記】 バイオマスを燃料として利用する場合、「大気中への二酸化炭素放出量が増加しない」という説明がされる場合があります。これは、植物系のバイオマスを使った場合、植物は大気中の二酸化炭素を固定するからだと言うことでしょう。しかし、炭素循環図からわかるように、生物死骸の多くは土壌へ堆積してその後徐々に風化作用などによって二酸化炭素として大気中に放出されます。これを横取りして燃料として使用すれば、速やかに大気中へ二酸化炭素が放出されることになります。こうした炭素循環のバランスをこわすような組織的な生物死骸の大規模な燃料化を進めれば、大気中に放出される二酸化炭素量は明らかに増加します。また、石油をはじめとする使いやすい炭化水素燃料を代替しようとすれば、バイオマスを人力で集めてそのまま薪として燃やす場合とは違って、何らかの工業的な処理を加えることが必要になりますから、炭化水素燃料使用量を削減したよりも大量の二酸化炭素がバイオマス燃料供給システムから排出されることになることは確実です。(2004/01/26加筆) ---引用終わり ▼ニックさん: >最近のバイオエネルギーはいいですね。 > >いつぞやTVで、フィリピン方面の農家が家畜の糞でガスを作る作業を行なっていましたし、あちらの発明家が、有機物を発行させて、高熱を出すシステムを開発していました。 > >日本だと高価な装置を作って実現するようなシステムを、逆に身近な自然を利用してエネルギーを生産する考え方に驚きました。 > >あれ日本でも販売してくれないかなぁ。 |
面白い資料の掲載有難う御座います、参考になります。 |
▼ニックさん: >面白い資料の掲載有難う御座います、参考になります。 21世紀の環境問題を知るには、 自分の知らないことを素直におもしろいと思う感性が必要なのだと思う。 機会があれば感想などお聞きしたいものだ。 |
最近、欧州各地で自然発生的に興った「市民運動?」の方向で スローライフとスローフーズ運動がある・・。 それらの趣旨は人間らしい生活の復権にあると云われてる・・。 現代人の忙しさの根本にあるのは、資本を利用する上でのコスト「利息」「利子」を 何かにつけて負担せねばならぬことから・古い格言ではあるが・ 「時は金なり」「タイム・イズ・マネー」が、そのまま、忙しさに直結することに なってる・・。 スピード「速度」と「時間」は互換性があるが、双方を追い求めるとなると 加速度的に多量のエネルギーが必要になる・・・。 先進国と云われてる国々に属する現代人「現役世代」には気が付いてみると 従来云われてる人間性にとっては、理不尽な負担を余儀なくされてるのではないか・・? もう少し諸々の点にて物理的にスローダウンすることにより、人々の生活環境が著しく 改善されるのでは・・ないか・・? 「無論、幸せに通じる、少子化も改善される?」 前述のスローライフは正にそのような思考の元に展開されてるように思われる・・。 一方、スローフーズ運動も地産・地消・の旬と素材を活かした食への指向で 従来の大量生産に頼った画一的な「フアーストフーズ」で無く、 各家庭で母親が子供達へ個性豊かな料理を作ったり、手抜きでない食事、料理が 家族に提供される・・そこに人間復権がある・・とする運動で 日本でも「心ある生活者」は意識的にスローライフ・スローフーズの意義に共感・共鳴してる人達も増加しつつある・・。 省資源や省エネルギーについて思考を巡らして行き着いた処・次世代の人達の安寧で 幸せな暮らしにも通じる要素として浮上してくるように思われる・・。 |
【8654】からの抜粋 >ところで、エネルギーの消費を押さえようと実践している、何かの記事を見たことがありました、確か電器製品の使用する時間の制限とか、車を自転車にするとか、そうだ「スロー何とか」だった。 > >エネルギー消費の絶対量を減らす動きがあるのですが、よく知りませんがあるようです。 貪欲な現代の生活が昔に生活に戻れるのか? それが出来ればエネルギー問題の多くは先が見えるのだが。 究極のエネルギー政策は質素な生活環境への回帰が鍵だ。 年金制度の破綻か、このままの少子化と年金給付の減額で可能になるのは皮肉な話だ。 曲がったキュウリ、不ぞろいのトマト、良いではないか。 テレビのワイドショーなんか見なくても良いではないか。 早寝早起き健康のもとではないか。 自転車も身体に良いではないか。 冷暖房もゆるくすると神経痛で病院に行かなくても良いではないか。 一時的には経済が成り立たないが、何とかのりきれば、100年先は人間の生活が豊かになるではないのだろうか。 やはり、政治にも生活にも哲学がなければ、人間は欲望の動物の延長でしかないのだろう。 夢のような話だが。 |
スローライフとスローフーズに関連する考え方としては 単なる懐古主義に基づくものではなく・・新しい考え方から 構築されてる処にある・・・・。 人々の日常での価値観や生活意識を見直して・次世代の人達へ 環境や幸せそして暮らし易さを定着させるために・・ 今、人類の知恵を結集する、科学技術もそれに沿って集約して行くこと等々。 単純にスローとは何か?を考えたとき物理的な現象・条件に限定して 速度と消費エネルギーの相関関係を見ると速度の増加の2乗に比例して エネルギーの消費量は増加する・・逆に速度を低下させるとその逆な現象を辿り エネルギーの消費量は低下する・・。 加えて人々の「意識」マインドに及ぼす影響は生活に潤いが生じることになり 極、自然に少子化問題の解決が図られるのではないか・・? これは単に希望的な観測でなく少子化に歯止めが掛かった北欧やヨーロッパに おいて証明されつつある・・・。 |
●テレビを見ない ニュースや天気予報など1日1〜2時間で十分。たまにスポーツ実況くらいは ともかく、いまどきのワイドショー、バラエティ番組は、見ないほうがいい。 食事時はテレビを消す。ものさびしければ、ラジオのほうがずっとオツ。 ●車に乗らない 大都市生活者は、個人使用目的での車の所有をやめる。公共交通だけで、 十分生活できる。いまは地方都市のほうが、車がないと暮らせないけれど、 それでもなるべく公共交通を使う。地方鉄道路線の廃線は、もう見たくない。 ──とりあえず、この二つ。自分で実行して、ほかの人にもすすめる。 環境がどうとか、エネルギー問題とか言うまでもなく、単純にそのほうが、 自分も、周りの人も、かなり気持ちよくなるんじゃないかと思っています。 暮らしを見渡せば、なくてもすむもの、要らないものが、ずいぶんあります。 こういうことを言うと、時計は逆に回らないと言われます。逆に回す必要は ない。腕時計を外して、腹時計と日時計ですませる。それだけのことです。 |
現代の我々の住環境における、暖房は部屋全体の空気を暖める伝導熱 暖房が主流であるが、韓国、朝鮮半島でのオンドルと云うのがある・・。 これの仕組みは床暖房の一種で練炭などから発する熱を部屋の床下に煙導管を 巡らせてその上に壁土を塗り固め更に漆のような塗料で表面処理を施したもので・・、 あり中型の練炭1個のエネルギーを一昼夜以上保たせる事が可能である・・。 寒い時季にこの部屋に入ると別段、暖かさは感じないが、しばらく部屋に居ると 身体全体に優しい暖かさを感じるようになる・・。 この仕組みと原理は熱を効果的に輻射させる長波長赤外線に練炭の熱を変換させた ことにある・・。「空気を暖める伝導熱でない輻射熱による身体を暖める方式」 ロシアや北方の寒冷地でのペチカも薪や石炭の熱を煉瓦などへ熱を伝える 事で熱の平準化と長波長赤外線の放射熱を利用した先人達の知恵から 生み出されたものである・・。 一方、日本に昔からある局地暖房としての炬燵「こたつ」もあるが・何と中央アジアの ウズベキスタンなどでも利用されてるのをみて「びっくり」した・。 いずれも省エネ暖房として古くから利用されており先人の経験則から 導きだされた知恵によるものと・・・思う。「熱エネルギーを放散させない」 電気自動車時代になるとエンジンの冷却水を利用する現在の自動車の 暖房も空気を暖める伝導方式に替えて輻射熱を利用する方法や 冷房にしても半導体「熱電対」の一種を利用した省エネ効果の 高い物の実用化が改良し普及するようになると・・思う・。 |
現代はインターネットや各種メデイアの発達により「情報が豊富」になり 情報過多の様相さえ・・現出してる・・ このスレッドへも情報の消化不良を生じてる色々なものが散見されるが ・・中でも物事を悲観論でしか語れない・・若者・・?もおるように思える・・。 人類の歴史をみると「人類は問題を捉えると」・必ずと云って良いほど解決策を 発見したり開発してきた・・。(生存の危機さえも回避してきた) 例えば、単純な通信・情報技術にしてもモールス電信では文字内スペース、文字と文字のスペースを入れると「平均8デジット」毎分60字の送信に要するデジットは480となるが・・・・、 現在利用してるPCによるインターネット技術ではCPUのクロック数からも 一分間に新聞の内容の数年分・・?さえ送信可能になってる、 画像送信に至ってはモールス時代に比較すると情報量の差は正に天文学的な 開きがある・・。 事々左様に身の回りを見回せば、科学技術の上からも我々は「数限りない」先達「先人」の努力の恩恵を受けてる事も改めて感謝を込めて認識しなければならないと・・思う。 要は解決せねばならぬ問題を共有できれば、人類には自「おの」ずと解決の道は開ける ことは歴史が証明する処でもあるので・・無為な悲観論には組みせぬ事が肝要である と思う・・情報過多の時代は俗に云われてる「ドックイヤー」のように急速に 老けてしまう社会現象も一方にあり、・・悲観論に組みしてると精神の老化が急速に 高進してしまう事がないように切に願う・・!。 最近、心が老化してしまってる若者が目につくので「老婆心」ながら 敢えて、申し添えたいと・・思う・・。 |
日本国内での運輸、輸送システムについて新時代の 最も省エネルギーの度合いが高いのは・・新型高性能・機帆船による 沿岸航路の活用です・・。日本では近年まで国内輸送は鉄道に並んで 沿岸海運は活用されてました・・。 江戸時代は専ら沿岸海運が物流の主役であったことは誰でも知る処です・・。 沿岸海運を推進するためには、航路の密度が高くなるので船舶同士の衝突を避けるために 日本近海を航行する船舶には現在の航空管制に類した、各船舶にはレーダー 応答型のトランスポンダーの搭載を義務つけて航路の管制を図り、ニヤミス「異常接近」や自動衝突防止機能を働かせたり・・ 国籍や不明や船籍の不明な船舶は徹底的に監視を図り密入国や密貿易、密漁を防ぐことも可能になる・・。 新型高性能・機帆船はエンジンと帆走も併せて可能なハイブリット型で帆の操作は コンピューター制御で確実に風を利用することが出来るうえに、 例え向かい風であってもヨットのように前進力として風の利用が可能で 特筆すべき利点は風のエネルギーを20%〜30%程度の利用でも 燃費は著しく改善されることと「場合によっては50%を超えて節約が可能」・ ・船足も20ノット程度を巡航速度として利用できるので・ ・現存の船舶と速度に遜色はない・・。 陸上のトラックの長距離輸送に比較し省エネ効果は桁違いに改善される・・が 陸上輸送のとの棲み分けなど諸々の問題も発生し得るので・ ・政治的な調整が必要になってくると考えられる・・。 船の大きさは現存の沿岸輸送に利用されてる1000トン級〜3000トン級 を主として比較的・小規模の港にも接岸可能とする・・。 新しい時代の物流の主役となり新型機帆船の造船技術は世界中で ・・脚光をあびることになるであろう・・。 これらは国の施策「政策」として実施されることになれば、運輸関連での 省エネルギー効果は大きいものになるだけでなく・海洋国日本の真価を・ 発揮することにな投資効果の高い物になる・。 |
▼珍 源齋さん, 貴方のご高説はいつも伺っていますが、日本の海上物流はすでに1970年代初頭に画期的転換を果たしています、これは陸上物流をも含めています。 当時「Logistsis」(意味は兵站ですが)なる言葉が使われ初めて、今では物流のみならず他の分野にもこの言葉は時代の先進性を表す言葉として使われています。 貴方の提唱されている、 >新型高性能・機帆船はエンジンと帆走も併せて可能なハイブリット型で帆の操作はコンピューター制御で確実に風を利用することが出来るうえに、 >例え向かい風であってもヨットのように前進力として風の利用が可能で特筆すべき利点は風のエネルギーを20%〜30%程度の利用でも >燃費は著しく改善されることと「場合によっては50%を超えて節約が可能」・・船足も20ノット程度を巡航速度として利用できるので・・現存の船舶と速度に遜色はない・・。 >陸上のトラックの長距離輸送に比較し省エネ効果は桁違いに改善される・・が,陸上輸送のとの棲み分けなど諸々の問題も発生し得るので・ >船の大きさは現存の沿岸輸送に利用されてる1000トン級〜3000トン級 を主として比較的・小規模の港にも接岸可能とする・・。 これらは時代遅れなのです。 日本の海上輸送においいて致命的な間違いは、2000年までに15メートルバースを作らなかった、政府の無策にあります。 更に、海上物流の基幹となるコンピゥターターシステムが当時の大蔵省(税関)と通産省の軋轢で頓挫した事です、これは日本の海上物流の常識です。 だから、いまや海上物流は隣国とアジア先進国に10年の差を付けれているのです、この点において日本はアジアでは後進国になりさがりました。 失われた10年はここにも有ります。 |
珍 源齋さん, > >貴方のご高説はいつも伺っていますが、日本の海上物流はすでに1970年代初頭に画期的転換を果たしています、これは陸上物流をも含めています。 > >当時「Logistsis」(意味は兵站ですが)なる言葉が使われ初めて、今では物流のみならず他の分野にもこの言葉は時代の先進性を表す言葉として使われています。 > >日本の海上輸送においいて致命的な間違いは、2000年までに15メートルバースを作らなかった、政府の無策にあります。 > >更に、海上物流の基幹となるコンピゥターターシステムが当時の大蔵省(税関)と通産省の軋轢で頓挫した事です、これは日本の海上物流の常識です。 > >だから、いまや海上物流は隣国とアジア先進国に10年の差を付けれているのです、この点において日本はアジアでは後進国になりさがりました。 > >失われた10年はここにも有ります。 専門的な説明はここでは書き尽くせませんが、要約を補足します。 アメリカの軍事兵站に端をはっした、フェニキアからの海上輸送がコンテナーりゼーションによって革命的な海陸一体輸送になり、グローバルな輸送に掛かるエネルギーの節約に留まらず、電算化(コンピゥター)の発展と相まって、資本主義経済の進展は、共産圏を圧倒して、東西冷戦の終結の一翼を担ったと云っても過言ではないでしょう。 コンテナー輸送の威力; ・輸送物量の多さ 10数倍以上なので、エネルギーの節約になる。 ・スケジュールは国鉄並の正確さ 在来船は雨が降れば動けない、港が混めば半年 待船もある、 その間のエネルギーの軽減。 ・船、陸にあがる 船の一部(コンテナー)が港から後背地に瞬時に移動が可能、 その間のエネルギーの軽減。 ・貨物の包装の軽減 荷造り材料が少ない、それを作る材料、エネルギーの軽減。 余談: 日本はこのコンテナーの恩恵に浴しながら、官僚の縦割り、縄張り争いに明け暮れてコンテナー輸送の将来への展望、行政を疎かにしたがために、東南アジア、隣国韓国に遅れを取った。 それは、港湾施設の拡充と改革、電算機による手続きの簡素化、諸外国の船会社の勧誘、等は行政の怠慢で怠っていた為に、ジャンボ化するコンテナー船が日本に寄航しなくなった。 つまりハブ港(基幹港)を作らなかったがために、日本の港はハブ港からローカル港と成り下がってしまった。 かって日本が、コンテナーのノウハウを教えたプサン港に追い越されて、日本海側の港はもとより、太平洋側もプサンがハブ港になっているのは慙愧に耐えない。 これが失った10年の末路だ。 |
石頭の息子 様 初めまして、ご高説有難う御座います。日本でも、ハブ港の企画は随分前に、耳にし、計画地の図面までこの目にしましたが、何処に行ってしまったのでしょうか?−−−昔からのーーー港湾荷役の利権とのからみが有ったのでしょうか? お教え頂ければ幸いです。 |
▼takaさん: >石頭の息子 様 > 初めまして、ご高説有難う御座います。日本でも、ハブ港の企画は随分前に、耳にし、計画地の図面までこの目にしましたが、何処に行ってしまったのでしょうか?−−−昔からのーーー港湾荷役の利権とのからみが有ったのでしょうか? > お教え頂ければ幸いです。 takaさん、 はい、ありました、それも大きな要因です、詳しく説明するとなると港湾業者、港湾労務者、港湾協会、船舶協会、トラック協会、はては大企業にまで話が広がります。 でも、私は行政の怠慢で、特に当時の大蔵省(税関)、通産省、産業省、などがバブルで浮かれて業界の指導を怠っていた、また日本の生命線である海運行政の展望を持っていなかったことが大きいと思います。 例えば、1996年頃(?)に竹村健一さんだったとおもいますが、「行政の計画には港湾拡充に15メートル バース(本船寄航岸壁)の構想が2000年になっても無い」と嘆いていたと記憶しています、竹村健一さんが先見の明が特別にあったのではありません、港湾事情を知っている者は誰もが思っていたのです。 今、神戸には15M バースはあります、しかし関門が14Mでは意味の無い、ごまかしではありませんか? 神戸空港を作るのも反対まではしませんが、港の行政を小手先でごまかしている場合ではないのです。 阪神・淡路大震災で神戸港は見る影もなくなりました、神戸の殆どがなんらかで神戸港に依存しているといわれていました、然るに神戸の失業率はおそらく日本一ではないでしょうか、かっての神戸港は世界一と言われていたのに。 失われた10年の負の所産です。 |
石頭の息子 様 有難う御座いました。 随分前に、この眼にしたハブ港、そして陸上運送関連施設の絵が、いつのまにか 消えてしまった事が残念で成りません。神戸、横浜、川崎、仙台、等々、8〜10ケ所、予定に有ったと、記憶しております。理解に苦しむ変な圧力の為に消えてしまったのでは、無いと信じます。 |
▼takaさん: >石頭の息子 様 > 有難う御座いました。 > 随分前に、この眼にしたハブ港、そして陸上運送関連施設の絵が、いつのまにか >消えてしまった事が残念で成りません。神戸、横浜、川崎、仙台、等々、8〜10ケ所、予定に有ったと、記憶しております。理解に苦しむ変な圧力の為に消えてしまったのでは、無いと信じます。 takaさん、 圧力ではなくて、全ては日本のエネルギーが衰えていたからではないでしょうか? 少しくどくなりますが最後に、熟覧期のあとには必ず衰退期があります、その逆も。 我々の出る幕は少なくなりましたが、優秀な後輩や若い方々がいます、それに落ちぶれたとはいえ、日本は海運立国であるのですから、かならずや再興してくれるものと信じています、それは貴方の見たハブ港、関連施設とは違った形かもしれませんが、そー遠くではない予感がします、我々の眼で見られる程に近いのではないかと。 エネルギー問題から脱線しましたが、ありがとうございました。 |
石頭の息子 様 深夜まで、ご説明頂き、誠に有難う御座います。邪推をいたし、申し訳ありません。貴兄のご指摘通り、若者が育ち、海運立国(四方が海)日本が、我々の眼の黒いうちに、復活する事を、祈ります。 有難う御座いました。 taka, |
石頭の息子さん 的確なレス有難うございます・・。 ご指摘の港湾関係他、諸々の件は、視野に入ってましたが・。 ご説の通り複雑な利害関係があるので、あえて触れませんでした・・。 申し上げたかったのは、従来、既存の権益を超えて・・の問題を捉えなければ ならない事を考慮しての考え方を述べさせて頂きました・。 新型の機帆船については航行に要するエネルギーの僅かでも風力により アシスト可能であれば、対数カーブを逆に辿るようなエネルギーの節約が 可能であり往年の帆船とは全く異なった物が研究されており、 省エネ技術が新しいエネルギーの開発以上に価値のあることになります・・・。 そして、大型化、高速化を追求する考え方の逆な考え方もあっても良いのでは ないか・・?これはエネルギー問題を考えるときの一つの方向でもあり・・ 別なスレッドで触れたいとも思いますが、ドイツで建造された飛行船「ニューツエッペリン号」の持つ意義などについても考えてみたいと思います・・。 貴重なご意見とレス有難うございました・・。 |
珍 源齋さん。 横道にそれたことをお詫びします。 でも、珍 源齋さんのイメージされている「脱、石油エネルギー政策を真剣に・・」のご主旨はおぼろげなながらも見えています、現代の石油依存社会は、いずれ石油の枯渇に伴って新たな世界になるでしょうが、その前に「脱、石油」を考えるのは人間の叡智だとおもいます。 「脱、石油」か必ずしも石油依存社会前への回帰ではありません、人類の(大袈裟な表現ですが)進歩の証です。 お邪魔しました。 |
石頭の息子 様 ご丁重なるご返信有難うございます・・。 他のことになりますが、昨日、テレビで新撰組をみました・・。 時代考証や脚本については、全くの創作であり、歴史的な検証とは ほど、遠いものですが、明治維新前後の人々の様子に想いを、「はせたとき」 歴史上の時代の変革きには・・多くの理不尽がまかり通り、多くの人々の犠牲、 或いは、屍を乗り越え時代は通り過ぎて行くものと・・感じ入ってます・・。 現在でもバブル経済崩壊以後・経済評論家の造語「失はれた10年」と云うのが ありますが・・言い得ての妙!と思いますが、仰有るとおり、多くの失ったもの、 取り分けて、人命の喪失は「空前」であったように思われます・・。 経済不況を原因とする、自殺者の数、産業事故、交通事故、など累計すると 中型の県庁所在都市の人口(〜十万人)が全滅したのに等しい数になります・・。 現在、戦争中のイラクでもアフガニスタンでもこれほどの人数は死んでないそうです・・。・・これも時代の変革期における人々に課せられる理不尽なこと・・かとも 思いますが、決して許される事ではないと思いますし・・。 その責任は「やはり」政治や行政など為政者にあることは、当然ですが・・。 国民一人一人、今風に云うところの「自己責任」に帰することは否定できないと 思います・・・。 宜しければ、「失われた十年を」切り口として、ご意見を頂ければ・・と 存じます。 |
静岡県野菜茶業研究所によると、食料を輸入せず石油が今までどうり確保できるなら9千万人位の自給ができるかも知れないそうです。これは1960年代まだ食料の自給率の高かった時の人口です。しかし石油が使用できないと3000万人も難しいとの事です。3000万人は長く自給自足だった江戸時代の人口です。なぜ石油が確保できないとそんなことになるのかというといまの農業は肥料や農薬、農業機械、輸送に石油が必要なのです。 いま、1キロカロリーのお米を作るのに石油2.6キロカロリーが必要だそうです。 週末、農作業をするようになって11年有機農業を続けている私の農園でも管理機(手押しの小型の耕運機を農家ではこう呼んでいる)と草刈機を使用しないと作業時間は何倍もになって、午前中2時間ほど作業して午後からはスローライフというわけに行かないでしょう。近くの農地でもエンジンの音が聞こえて誰かが農地で作業をしているのがわかるほど動力に頼っている農作業システムになっています。 競争と経営効率を考えた農業システムとは別に石油と食料が十分確保できない場合を考えた農業システムも準備しておく必要があるのではと思いながら草刈をしている今日この頃です。 |
山田の案山子さん!お久しぶり! 食糧の自給問題について論ずる場合、諸々の前提条件がありますが・。 仰有る通りに石油ベースでの見方も現実的にはあります・・。 その石油への依存度を少しでも低くするための模索が第一次石油ショック時を 起点として北欧やドイツなどヨーロッパ諸国では各種対策が講じられておるようです・・。 話題は少し変わりますが・・、現在アメリカでは国民の肥満が大問題となっており それを解決への国家的な戦略と政策が検討されてるようです・・。 油脂類の摂取をひかえる・日本食の持つ機能性に注目されており大豆などの豆類や 魚介類のすり身から作る蒲鉾や竹輪、薩摩揚げのような「練り物」への関心が 高まってるとの事です・。バルト三国の一つリトアニアでは日本の技術提供による かに蒲鉾が「ヘルシーフーズ」として有力な輸出品としてイギリスやドイツなどへの 輸出されて消費者に好評とのことです・・。世界的な食糧不足が予測される中で の肉食は資料穀物のオリジナルから換算して優に1/6〜1/10に減じてしまい ますので、未来の食糧問題を論ずるには当然、前述のことも視野に入るはずですし アメリカやヨーロッパに見られる先見性を問題とする分野では研究検討されてます・。 日本の食料自給率も食べられずに「廃棄」され無駄となってるものを減らせば・・ 何と15%以上改善されるそうです・・。 加えて米飯をもう少し食べるようになれば軽く10%は改善されるとのことです・・。 現在地下水を調べてみますと長年の田畑への肥料の多給ににより窒素系の亜硝酸などの 累積からの水の富栄養化がもう一つの環境汚染として注目されてますことなどを 考えると肥料の使い方にも量的には改善せねばならぬ問題もあるそうです・・。 自然界の循環を取り入れた農業政策やエネルギー政策を求めねばならないようです・。 幸いなことに、ヨーロッパや北欧では早くから前述の視点に立脚した考え方が先行してますのでお手本には事欠かないようです・・。 ハンブルグ風ステーキは古いパン粉と肉くずを玉葱などの野菜くずを混ぜ練り固めたものをフライパンで焼いたもので戦争中のドイツでの代用食・?が・今ではハンバーガーと云われる最もポピュラーな食べ物になってます・・・。 真剣に生きた方々の知恵の賜物ではないでしょうか・・? 無い物ねだりや「悲観の為の悲観」を超えて次なる世代の事を真剣に考えなければと思う・・昨今・です・・。 |
人口・農地面積・水資源・農耕技術は密接に関係しています。 「国家」を強くしたい方々はもとより、国家のくびきは弱いほどいい、と考える僕のような人間でも、食糧自給は一定の地域の中でおこなうべきものと思っています。自分の国家からかまわれたくないのと同様、他の国家からも干渉されたくないからです。3000万人は感覚的に少ないように感じますが(そのころなら北海道の農業生産力は入っていないのでしょう)、それでも人口を減らす必要はあるようです。 今、過酷な少子化政策を政府が推し進めていますが、結果として支配階級と最底辺の人口比が増えているように感じます。圧倒的多数の、知恵を持って社会を支えてきた庶民は子供を作れないようにされています。僕としてはこうした普通の庶民を大事にしてほしいのですが。 高密度な農業生産は土地を疲弊させます。日本では長らく里山(農地と原生林の間の、人の手が入った山林)から肥料や燃料を手に入れてきました。肥料を輸入することから里山の荒廃が始まりました。(今、「里山」は少し違う意味のようです。農地を含んで「田園」に近い使われ方のようです) 高密度な商品作物の栽培は病害虫の問題や生態系への負担もあり、自然に融和させつつ栽培する農法も開発され始めたようです。耕す・草取りする、そうした農業の厳しい面を緩和する農法でもあるらしいのです。現金収入を得る能率ではどうかは分かりませんが、自給自足、余った分だけを現金化する、そうした生活が普通になればそれ以上何を望むでしょう。農業人口は80%を必要とするでしょう。まあ、多少の畜力は可能だと思います。おいしい肉は食べられなくなるかも知れません。年を取った農耕の家畜(牛・馬・ロバ)の肉を食べるだけで我慢しましょう。羊毛を取った老羊でジンギスカンでもいいでしょうか。 農産物を輸入する、と言うことはその生産・輸送に使った「石油」「肥料」「水」「労働」「知恵」を輸入することでもあります。本来輸入できない「土地」を輸入したことにもなります。正確な数字は忘れましたが、牛肉100グラムに水が何百キログラムだったか何トンだったかが使われている(牛の飲み水・飼料を栽培する水)そうです。豊かと思われる日本の水資源も、今は輸入によって守られています。 人は言葉で気持ちが動くものです。農業がかっこわるい、大変だ、というイメージを払拭出来ればもう少し農業人口は増えるかも知れません。ひどいアレルギー・アトピーから逃れようと農業をめざす人が居ます。人間らしく生きる、儲けなくても自給できればいい、ぐらいに考え方が変わる動きは細々とではありますが、存在します。多くの人が動くのは本当に食糧難となってからでしょう。そのときの移行をスムーズにするシミュレーションを、行政のプロにやっておいてほしいものです。 ご自分で農作業をしていらっしゃるなんて、うらやましいですね。石油のあるうちは仕方ありませんね。なくなったら、貸し馬一時間1000円とか、新しい商売が出来てくるでしょうかね。農業は本来の人間性を取り戻すものだと思います。農家に長寿の方、亡くなる直前まで元気な方、が多いと聞きますが、実体はどうでしょう。健康に農作業を楽しんでいただきたいと思います。 |
土地生産性、労働生産性。耕地面積が少なく人口の多い日本はどちらも高める必要がありました。エネルギーの投入が可能になったとたん、一気にその方向へ走りだし、現在のエネルギー依存型農業という姿があるのだと思います。北海道など、アメリカ型の大規模農業を夢見て開拓民に借金をさせて農業機械を買わせ、払いきれずに結局離農、という姿がよく見られました。 日本の風景として特徴的な棚田(僕には異国と同じエキゾチックなものです)、地形から機械を持ち込めません。田植えもすべて手作業です。その労力を軽減するために綿のシートに籾を織り込み、田植えの手間を軽減する、という農法をテレビで見ました。綿がマルチのはたらきをして雑草を押さえます。まあ、綿をシートにするには機械を動かすエネルギーを必要とするのですが・・・。手作業でも出来るのでしょうかね? 合鴨に雑草を食べさせることも併用しつつ耕さずにお米を作る農法もあるそうです。キツネなどに襲われないように電気の柵が必要かと思ったら、それはない方が、合鴨が隠れやすいとか。 まばらな林のような所に、色々な作物を混植する、歩きながら良くできたものから収穫する、というのもありますね。 エネルギーを使わないとなると、土地生産性は落ちます。しかし自然と融和させる方法をとれば、可能な面積はもう少し広がりそうです。また、人手をつぎ込めば生産性を高めますが、スローライフを楽しむことにはなりません。あまり手を加えないで収穫できれば労働生産性は高い、と言うことが出来るように思います。 耕すのは馬でできますが、田植えとなると、どうなんでしょう? 工夫すれば馬の力で植える動きは作れるはずですが、馬が田んぼで動けるものでしょうか?踏みあとがとんでもないことになりそうです。田の外からロープで田植機に動力を伝える形になるでしょうか? やはり田植えは、綿や黒く塗った紙のシートに籾をつけていくのがいいようです。寒い地方でも出来るのかなあ? 経験がないので、山田の案山子さんのご意見を伺いたいところです。 |
自給自足の確保。 すくなくとも、 新エネルギーの開発などという煽動の結果 導き出される工業化未来よりも人類を幸福にさせると思う。 実現できるかどうかはともかく、 人類はすでに小作農から解放されるための手段はわかっているはずだ。 作りすぎなければいいだけなのだ。 にもかかわらず、(過剰生産のための)新エネルギーの開発を推進せよなどという 本人すら気づいていないアホウな意見が存在することは驚きを 通り越してあきれるばかりである。 |
珍 源斎さん、蝦夷縞 ふく朗さん おはようございます。(昔から早寝早起きなもので。)御返事参考になりました。元の資料は枝広純子氏(環境関連翻訳業)のメールマガジンを参考にしたものです。元資料は量が多かったので私が気にいったところだけを書きましたからご不満のこととおもいます。 老後生活のひとつのあり方として農林水産業を無理なくできる範囲で組み入れ、地域にも喜んでもらえる生活をいま実験しつつありますが、いままでの残務整理もあってなかなか十分な時間がとれません。 私にとって日本はかけがえの無い国であり、この国のよさを子供たちや孫の世代にも引き継ぐために私に出来ることは何かと考えています。 しかしながらいまの小泉政権にまかせていたのではアブナイ列島構造改革をやりつつあるように思えます。後2週間で参議院選挙が終わります。緊褌一番、小泉政権の悪しき流れを変えるため汗をかきたいと思っております。 選挙が終わってもこのようなテーマで意見を交換できる場があるとよいですね。 |
山田の案山子さん! 蝦夷縞ふく朗さん! 日本の食糧(料)自給についてを問題とする切り口は非常に意義深いものと存じます・。 ご両人の仰有る通り戦後の日本の食糧政策は現状からみても明らかな矛盾や弊害の 多いものであった・・と、今更ながら気付かされます・・。 稲作の不耕起栽培については永年これに取り組んでおられる方を存じ上げてますが 自然環境や自然の循環の仕組みへの理解は奥深く幅広いことで・・ ・・私としては尊敬する人物の一人です・・。 「かつて」日本の高度経済成長期には農業においても行け行けドンドンで「かの御仁」は 変人扱いでした・・。 今にして、「かのお方」を変人扱いした人達「農林関係の偉いさん」を含めて 考えの「浅はかさ」と不明を恥じなければならないと思います・・。 話は変わりますが、欧州では第二次世界大戦後は日本のような高度経済成長政策は とらなかったそうですね・・! 日本のように「アメリカ文化」の急速な侵入を許さずに独自性が保たれ 結果として伝統的な文化に基づく農業政策が維持されたそうです・・。 フランス、ドイツ、オランダ、デンマーク等々では先進国であり農業国でも ある形が保たれて食糧の自給率は100%を超えるとのことです・・。 アメリカの種子戦略に伍す、農産物や畜産物の種子戦略を確保してることは 良く知られてます。「デンマークやオランダでは世界的に有名な原種があります。」 日本では農産物、牛や豚、鶏に至るまでアメリカの種子戦略に組み込まれており それが長年に亘り徹底されたので日本として独自性の発揮される面はごく限られてます。 別の意味でアメリカに抜き差しならぬ程、大変お世話になってる現実を認識せねば ならない処です・・。「アメリカのご機嫌を損なう事は出来ないことと理解してます。」 ざっと浅い知識をもって述べさせて頂きましたが、主題の「日本の食糧の自給について」 共々に考えさせて頂ければ幸甚に存じます・・。 |
▼珍 源齋さん: 横レス失礼します。 >今にして、「かのお方」を変人扱いした人達「農林関係の偉いさん」を含めて >考えの「浅はかさ」と不明を恥じなければならないと思います・・。 第二掲示板で紹介された内橋克人、ジェーン・ケルシー両氏のお話から。 http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/20030310MSDokUchihashiBassui.htm いずれ内橋克人氏、同じような立場の方々を「かのお方」としたことの浅はかさを恥じ入ることになるのでしょう。 両氏の対話を「市場主義から市民主義」と小生なりに要約して読みました。 「市民」とはなにか、「消費者」、「消費者の利益」などはなにをいうのかをまず吟味してみる必要を思います。 地球規模で共有されていく情報、情報流通の質と量の拡大はこれまでには見られなかった、一国主義から人間、人類の共同体という「市民」を形成していく、そこに希望があります。 その萌芽はすでに見ることができます。 「市場主義」と「市民主義」を比べてみますと、前者は熟成の足りない促成の酒、深みも安らぎもない、飲めば酔い、イライラする、後者は十分寝かせ、熟成させた深い味わいと落ち着きがある、そのような違いで表現するのがそぐいます。 「市場主義の中の人間」とはなにか、はなはだ疑問でです。果たして「市場主義の中の人間」は、その中で多くの利益を得る層に属すとしても人間として幸せなのだろうか。スローライフなどの潮流はなにをいうものなのか。 小生できるだけ、素朴な、身の幸福感を覚えるところから始めます。 |
参考記事を読まさせていただいた。 私は誰かとちがってHPの引用があればちゃんと目を通させていただく。 非常に有用であった。 マスコミが流す規制緩和というのは大企業の傍若無人さに お墨付きを与えるものであり庶民にとっては何にもありがたくないものである。 スローライフというものを、 口先だけでなく実践したいなら蝦夷縞氏も述べておられるように、 生命と生き方まで視点がとどいてなければならぬ。 そうして現代マスコミから一方的にながされる科学考証もない 御用学者の言説に対し検証する姿勢も必要なのである。 ちゃんと考証すれば新エネルギー開発などがいかに欺瞞であり、 スローライフと矛盾する存在なのかも理解できよう。 余談ではあるが、 新エネルギー開発とスローライフなる文言が同じ口から出るのは 私には信じられない。 じつはかなり怒っているのである。 ぷんすか。 ちょっと脱線。 何も貴殿に八つ当たりすることはなかった。 お許しくだされ。 |
遍巳亭 様 大変すばらしい資料のご紹介、ありがとうございました! いやぁ、よくぞ言ってくれた、という感じですね。ニュージーランドのことは全く知りませんでした。「きっとこうであろう」で考えていくことが多いので、突きつけられる現実の重みには、格別の凄まじさがあります。 「市民」、この言葉の今の使われ方はどうなんでしょうね。昔ならブルジョアジーをさしたのでしょうか? 労働者・農民と対極的なイメージもあります。単に「市」の住民という意味にもなります。市井の人々といった軽い意味にも。 でもこの資料の中では一定の意識を持った、経済人ではないすべての人、という意味で使われているように感じます。使う人・所・時によって揺らぐ言葉のようで、使い方は難しそうです。レートや賃金の格差で世界的な連帯というのは昔ほど耳にしなくなった(マスコミによるコントロール?)ように感じているのですが、この資料のような視点で新たな悲劇を防ぎ、回復を目指したいものです。 >地球規模で共有されていく情報、情報流通の質と量の拡大はこれまでには見られなかった、一国主義から人間、人類の共同体という「市民」を形成していく、そこに希望があります。 >その萌芽はすでに見ることができます。 ふだんの生活でも感じるほどにその息吹が吹き付けることを願っています。マスコミがコントロールしようとしても抵抗できないほどの力となって。「市場主義から市民主義へ!」多くの人がこの考えに触れらるようにしていきたいですね。 ▼沈黙の初夏さん: >参考記事を読まさせていただいた。 > >私は誰かとちがってHPの引用があればちゃんと目を通させていただく。 > >非常に有用であった。 > >>そうして現代マスコミから一方的にながされる科学考証もない >御用学者の言説に対し検証する姿勢も必要なのである。 >ちゃんと考証すれば新エネルギー開発などがいかに欺瞞であり、 >スローライフと矛盾する存在なのかも理解できよう。 > >余談ではあるが、 >新エネルギー開発とスローライフなる文言が同じ口から出るのは >私には信じられない。 >じつはかなり怒っているのである。 > >ぷんすか。 > 実は僕も同感なのです。珍さんは、新エネルギー開発と科学・技術の発展で「行け行けドンドン」、悲観論は排除、という考えだったはず。20〜30年前からアイディアがあって未だ実現していないものを持ち出しているのが、科学礼賛という思考(指向?嗜好?)と相まって、レトロな雰囲気を醸し出しているのですが。 石油資源の枯渇→いや、日本のエネルギー→石油ではないエネルギー→科学が発展すればすべて解決する→スローライフ→? 同じ人でしょうか? イヤ、考え方が変わることは喜ばしいことではありますが、そうであれば、変更の根拠とともにしっかり宣言して貰わないと混乱するばかりです。 >珍 源斎さん 今上に書いたとおりです。あなたの本心はどこに? あ、「返事は最後」と宣言されてしまいましたが、復活したんですね? とにかく、市場主義と市民主義についてご高説を一席! >山田の案山子 様 お返事ありがとうございました。早く寝ましょうよ、と言いつつ夜更かしのふく朗です。田んぼを初めて見たのが修学旅行の列車の窓から、という状態ですので、農業のなんたるかは全く分かっていません。あやしげな事を言っていなければ、と冷や汗ものです。むしろビシバシ、「それは変!」「間違い!」と指摘していただきたかったのですが。 農業を目指す人、受け入れを考えて下さる方、それをサポートする人・機関、うまくかみ合っていくといいですね。本当に何もできない人間ですので、今は気持ちだけの応援ですが、頑張って下さい。 |
▼蝦夷縞 ふく朗さん: なだいなださんのご提案にそって、「さん」づけで通させていただきます。 >「市民」、この言葉の今の使われ方はどうなんでしょうね。昔ならブルジョアジーをさしたのでしょうか? 労働者・農民と対極的なイメージもあります。単に「市」の住民という意味にもなります。市井の人々といった軽い意味にも。 > でもこの資料の中では一定の意識を持った、経済人ではないすべての人、という意味で使われているように感じます。使う人・所・時によって揺らぐ言葉のようで、使い方は難しそうです。 「市民」という言葉が日本で十分な実態を有しているのか、疑問を持っています。五木寛之がNHKの番組で石山本願寺の独自な文化を高く評価していましたが、それは以降の歴史では連続性を持たなかったようです。 「市民」について、ある社会、共同体で権利義務を担う主体。集合的に、または個人としてと、とりあえず定義してみます。 このような市民とそれと利害が対立する関係に、統治権力があります。 統治権力は常に市民を、自らの利害の元に操作、支配しようとします。統治を合目的に遂行しようとするのなら当然の行為です。 しかしながら、国民主権の元では強権的な支配には強い制限がかけられていますから、操作、支配はいわば隠れ蓑をまとって行われざるをえない。 その手段としてこの数年顕著にみられたものは、マスメディア(大手新聞、テレビなど)を道具とすること、表面的な正義を操作の手段として徹底的に追求することなどです。 司馬遼太郎だったか、正論を武器に政治的な目的を果たしていく優秀な官僚、東条英機について、これが一番困るというようなことを述べていました。 小生なりに言い換えれば、 正論と 正義は七つ 道具かな 正論と 表正義で 国破る ということになります。 なお、シェイクスピアの「ジュリアスシーザー」第三幕第二場のブルータスと、それに続く「政治家」アントニーの演説の場は「市民」、「市民と統治権力」の上記のような関係を、現在の日本にもほぼ完璧に当てはまるほど見事に描いています。 アントニーの見事な演説から、「市民」はその権利を統治権力に委譲する道に自ら進んでいく。市民の友は読者の立場からはどう見てもブルータスです。 ブルータス:ローマ市民諸君、わが同胞諸君、而してまたわが愛する友人諸君よ! アントニー:友人諸君、ローマ市民諸君、わが同胞諸君、諸君の耳を拝借したいのです。 (岩波文庫、中野好夫訳) 市民について考える上でこの部分を読んでみたのですが、ブルータスとアントニーの呼び方、その並べ順の巧妙さに気づき、シェークスピアのすごさに驚いています。 「国民、有権者の皆さん」と呼びかけ始める政治家の方が信用できそうです。 |
▼遍巳亭さん: >>「市民」、この言葉の今の使われ方はどうなんでしょうね。昔ならブルジョアジーをさしたのでしょうか? 労働者・農民と対極的なイメージもあります。単に「市」の住民という意味にもなります。市井の人々といった軽い意味にも。 >> でもこの資料の中では一定の意識を持った、経済人ではないすべての人、という意味で使われているように感じます。使う人・所・時によって揺らぐ言葉のようで、使い方は難しそうです。 > >「市民」について、ある社会、共同体で権利義務を担う主体。集合的に、または個人としてと、とりあえず定義してみます。 > >このような市民とそれと利害が対立する関係に、統治権力があります。 > >統治権力は常に市民を、自らの利害の元に操作、支配しようとします。統治を合目的に遂行しようとするのなら当然の行為です。 > >しかしながら、国民主権の元では強権的な支配には強い制限がかけられていますから、操作、支配はいわば隠れ蓑をまとって行われざるをえない。 > >その手段としてこの数年顕著にみられたものは、マスメディア(大手新聞、テレビなど)を道具とすること、表面的な正義を操作の手段として徹底的に追求することなどです。 > ここで「市民」は、「統治されるもの」ということができます。 真の民主主義社会であれば、「市民」こそが統治するものでなければならないのに。 現実は未だ支配されるものであるのが、何ともやり切れません。 狡猾で高い知力とエネルギッシュな実行力が、我ら無知蒙昧な庶民を心から操っていく様を、多くの人は受け入れているのでしょう。 そして「市民」という言葉は、統治者がまるで「市民」が主人公であるかのごとく思い込ませるためのものでもあります。何かにつけ「市民」と呼び、階級というものを意識させなくするはたらきをしてきました。統治者自身が善良な市民面をします。 世界市民・コスモポリタン、というのを一時聞きましたが、どんな意味だったのでしょう。均質で根無し草的なイメージを持ってしまったために、考えたこともなかったのです。グローバリゼーション(アメリカ・多国籍企業の支配)の先鞭を切ったものでしょうか?それとも紹介された資料にあるような意味での市民社会を形成しようとするものだったのでしょうか? 不勉強で、ローマの「市民」がどのようなものか良くわかっていないのです。 職人も農民も市民だったのでしょうか。農民は自分で耕したのでしょうか、それとも奴隷を使う農場経営者だったのでしょうか。もし良ければお教え下さい。 クウェートでは国民すべてが貴族で、おそらく市民でもあるでしょう。税金は全くない、夢のような国です。インド人などの労働者階級がいるからです。ローマもそうした市民社会であったのか、もっと本来の意味の(というのも変ですが、今の感覚で言うところの)市民社会であったのか、が分からないと言うことです。 「市民」という言葉は都合よく使われそうで、その都度しつこく脚注をつけていかなければならないようです。自分の中にいくつの「市民」が存在することか・・・。 スレッドを立てた方からのお返事をお待ちのことと思います。ご紹介された資料に目を通して、考えて遅くなっているのかも、と思ったのですが、他の方へのRESを優先させたようです。僕が先に書き込みをしたせいであると思われます。大変申し訳ありませんでした。 エネルギー争奪戦にどう参加し勝ち抜くか、他のエネルギーを開発して「一抜け」を目指そうか、という目的のスレッドです。日本の科学力で、世界が平和になるそうです。 それに異議を唱えているのですが、真っ向正面からの論戦を展開してはくれないのですよ。他のホームページの紹介があっても、「そうしたものに惑わされることのないように」の一言です。様々な古い情報は披瀝して下さるのですが、他の方が紹介するものはすっぱりと切り捨てるようです。珍さんはおそらく読んでいないと思います。 科学礼賛、科学への信仰、・・・統治される我らが、常にさらされるマインドコントロールの根幹を成すものともいえるでしょう。原発が出来るとき、ダムが出来るとき、「未来の輝く科学」と「無知蒙昧な庶民」という構図が作られてきました。「狡猾で破滅的な似非科学」と「すべてを見通している本当の人間」であるのに。 |
▼蝦夷縞 ふく朗さん: 「市民」についてしばらく考えていたのですが、よく分かりません。 >「市民」という言葉は都合よく使われそうで、その都度しつこく脚注をつけていかなければならないようです。自分の中にいくつの「市民」が存在することか・ 「市民」は都民、市民、町民、村民から、国民も有権者も消費者も、労働者も経営者も、学生も教師も、日本人も日本における外国人も、日本人からみたヨーロッパ、アフリカ、アメリカの人々も含む概念と考えることができるはずです。市民と非市民、その集合と要素、結びと交わりで整理すれば多少は見晴らしがよくなるかもしれません。考え始めるととたんに曖昧模糊となり、分からなくなります。 >ここで「市民」は、「統治されるもの」ということができます。 >真の民主主義社会であれば、「市民」こそが統治するものでなければならないのに。 「統治する市民」という「像・絵」は未だ十分に身に具わっていないのかもしれません。「市民」は結局「組織・共同体」との関係から現れてくる概念と思われます。いわば個人的なこだわり、「利害得失」を一旦括弧に括った組織・共同体との間に生まれる「私と公の中間」にある主体像を示す言葉。「市民としての義務」のような使われ方にその一端をみることができます。 日本との関係に於ける市民、地球との関係に於ける市民、地域との関係に於ける市民像を措くと、どこか輪郭を得ます。 しかし、日本人は組織・共同体との間でこのような「像・絵」を結ぶことに慣れているのか、はなはだ疑問に思います。エゴ(ego)と「市民」は無縁ではないでしょう。 「市民」というのは本来非常に大事な概念、日本の社会の中で私たちはひとりひとり「市民」としての自覚を持つべきなのでしょうが、それはほとんど上滑りの言葉に留まっている、身には付いていない、肉のない香りのようなものなのかもしれない、自身よく分かりませんから、このように曖昧な言い方しかできません。 >現実は未だ支配されるものであるのが、何ともやり切れません。 >狡猾で高い知力とエネルギッシュな実行力が、我ら無知蒙昧な庶民を心から操っていく様を、多くの人は受け入れているのでしょう。 > >そして「市民」という言葉は、統治者がまるで「市民」が主人公であるかのごとく思い込ませるためのものでもあります。何かにつけ「市民」と呼び、階級というものを意識させなくするはたらきをしてきました。統治者自身が善良な市民面をします。 > それ故、おっしゃるような操作に用いるのに都合がいい言葉なのかもしれません。 >世界市民・コスモポリタン、というのを一時聞きましたが、どんな意味だったのでしょう。均質で根無し草的なイメージを持ってしまったために、考えたこともなかったのです。グローバリゼーション(アメリカ・多国籍企業の支配)の先鞭を切ったものでしょうか?それとも紹介された資料にあるような意味での市民社会を形成しようとするものだったのでしょうか? > むしろ離れている、距離が置かれている故に、「世界市民」はより実感を伴うように思われるのは不思議なことです。 >不勉強で、ローマの「市民」がどのようなものか良くわかっていないのです。 >職人も農民も市民だったのでしょうか。農民は自分で耕したのでしょうか、それとも奴隷を使う農場経営者だったのでしょうか。もし良ければお教え下さい。 >クウェートでは国民すべてが貴族で、おそらく市民でもあるでしょう。税金は全くない、夢のような国です。インド人などの労働者階級がいるからです。ローマもそうした市民社会であったのか、もっと本来の意味の(というのも変ですが、今の感覚で言うところの)市民社会であったのか、が分からないと言うことです。 > ・・。 残念ながらほとんど知りません。考えの手がかりとして、「使徒行伝 22章25節」の"a man who is a Roman citizen"というパウロの言葉、ローマ帝国はローマの市民権をローマ人以外にも与えたということです。権利としての「ローマ市民」をみることができます。また、「ジリアス・シーザー」の、翻訳では「ローマ市民諸君、わが同胞諸君」となっている、その原文は"Romans, countrymen"となっています。想像ですが、ブルータスは平民、貴族、元老員の別なくこのように呼びかけたのでしょう。 |
蝦夷縞殿もそう思われたか。 まったく珍氏の発言にはあきれるばかりだ。 これでは責任の所在を明らかにしない悪徳官僚の手口と同じではないか。 氏のセリフで以下のようなものがある。 >今後とも、反省・自省しつつ前進して行きたいと切に!思う・・・。 よくもまぁ、ぬけぬけとこんなことが言えるものだ。 こういう無自覚で口あたりのよい言葉こそ危険なのである。 おそらく氏の場合、 体系的な学問も無いのにどこぞのマスコミの記事から事実を検証することもなく 引っ張ってきてはタレ流しているだけだと推測する。 でなければ、「もうひとつの効果的な省エネルギー」等、 説明のつかない現象が多すぎる。 つまり、 彼の発言に思想の根底を支えるものは何もないのだ。 蝦夷縞殿の質問にも、おそらく返答はないだろう。 いや出来ないといったほうが正しいかな。 ・・・ あまり老人をいじめるのも気がひける。 まぁ、反面教師となるからよしとしようではないか。 ▼蝦夷縞 ふく朗さん: >実は僕も同感なのです。珍さんは、新エネルギー開発と科学・技術の発展で「行け行けドンドン」、悲観論は排除、という考えだったはず。20〜30年前からアイディアがあって未だ実現していないものを持ち出しているのが、科学礼賛という思考(指向?嗜好?)と相まって、レトロな雰囲気を醸し出しているのですが。 >石油資源の枯渇→いや、日本のエネルギー→石油ではないエネルギー→科学が発展すればすべて解決する→スローライフ→? >同じ人でしょうか? イヤ、考え方が変わることは喜ばしいことではありますが、そうであれば、変更の根拠とともにしっかり宣言して貰わないと混乱するばかりです。 > >>珍 源斎さん >今上に書いたとおりです。あなたの本心はどこに? >あ、「返事は最後」と宣言されてしまいましたが、復活したんですね? >とにかく、市場主義と市民主義についてご高説を一席! |
北海道恵山町の風力発電第三セクターの恵山クリーンエネルギー開発が今年3月に破綻 もはや自治体が町おこしで風力に取り組む時代は終わったとの見かたが広がっている・・・だそうです。(日経産業新聞) 原因は見積もりの甘さ。風況調査で予定地は毎秒5.9メートルと見積もったが実際は3メートル台。発電計画に対し4分の1しか発電できなかった・・・。倒産しますよね。おまけにこの調査でマイルとメートルの換算を誤ったため・・?なんて言い分けにもならないことをいったりしてます。いったい誰が,何をもくろんだのでしょうか。 電力会社は風力発電は出力変動が激しく、送電網に接続した場合、周波数や電圧など変動させ電力品質を低下させる可能性があるとのことで嫌がっているみたいです。おまけに去年政府の出した新エネルギー法も中小の自治体にとっては逆風になっているとか。 一気に風力発電の勢いが無くなるでしょうね。もっとも私も風力発電については初めから懐疑的でしたが・・・。 |
ワクチンさん!おはようございます。 風力発電に関する幻想などと云われて、風力発電についての期待が「しぼむ」例が あります。 仰有ってる通り、事前の条件「風力量」等、施設の建設をも目論見に関わる人達の 共通現象として、「捕らぬタヌキの皮算用」ならぬ希望的な或いは期待する条件を 「あたかも」現実と捉えてしまうこと、 これは古くは大戦中に軍部が犯した戦略、戦術上での大失敗「ミスリード」 「ミステーク」とも同じで、新しくは、四国〜本州の瀬戸内海へ3本の橋を架けたこと、 ダムや道路、農業補助事業等々行政が絡む事業には歴然とした共通要因があります。 風力エネルギーは元々自然のパワーですから、不安定であることは始めから判ってる 事ですので、その不安定さを考慮したものが必要となります。 技術的には現在それらに対応する物は数多く存在しますが、余剰電力を電力会社への売電となると交流電力独特の電気の質に関わる条件は厳しくなりますので、・・ 風力エネルギーについては地産、地消的な見地に立つことが必要にも思えます。 それから風力で得られる電気エネルギーは蓄電池や蓄電器へのフローテイングや 新時代の二次エネルギーとしての水素を水から分解して水素として貯蔵するなど・・ 比熱効果の高い水などへ熱エネルギーとして溜め込み平均化して利用すること 家庭や事業所での暖房にも冷房にも利用可能ですし・・ 現在の主力の電気エネルギー等をアシスト「補完・補助」する形での利用が太陽光や風力エネルギーを有効ならしめることになると・・思います・。 現在、ある種、流行のように風力発電が関心を呼んでますが、それの建設となると 事前に厳しい立地条件の調査や利用する手段を考慮しませんと、・・ 失敗に終わるケースをあり得ることで、今後、風力発電にとり組むには日本国内は 元より外国での失敗例を学ぶことから入ることが・前提条件として・必要に思えます。 ワクチンさんの仰有る通り、懐疑的な側面を通して、可能性へ導くと云うのが 新技術の開発には必要ではないでしょうか・・・。 |
ワクチン殿 貴殿の感性は正しい。 風力発電がダメなのは、もともと原理的にダメだからである。 現代石油文明社会は自然エネルギーという入力になじむように設計されてないのだ。 自然エネルギーが意味をもつとしたら入力と出力、社会デザインを含めた 設計全部の手直しが必要なのに入力側だけを小賢しくふるまったところで 破綻するのはわかりきったことである。 なんて愚かなことをしてるんだろうと思う。 頭の悪い老人が懐疑的な側面から可能性うんぬんへなどと発言しているが、 新エネルギー開発など物理法則上不可能であることが20年前に喝破されている。 いわば発明の世界における永久機関の出願禁止みたいなものだ。 その事実が今まで隠蔽され一般に知らされていないのは、 エネルギー産業という役人と癒着企業にとって、おいしい商売の大義名分をつぶすわけにゆかないからだ。 人々が反対しずらい善意のファッショというのは公的資金投入にとても都合がよろしいからな。 頭の悪いマスコミも一緒になってこの利益誘導システムのお先棒をかついでいる。 なんて情けないんだろう。 参考記事 http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss022/ss0225.htm ▼ワクチンさん: >北海道恵山町の風力発電第三セクターの恵山クリーンエネルギー開発が今年3月に破綻 >もはや自治体が町おこしで風力に取り組む時代は終わったとの見かたが広がっている・・・だそうです。(日経産業新聞) >原因は見積もりの甘さ。風況調査で予定地は毎秒5.9メートルと見積もったが実際は3メートル台。発電計画に対し4分の1しか発電できなかった・・・。倒産しますよね。おまけにこの調査でマイルとメートルの換算を誤ったため・・?なんて言い分けにもならないことをいったりしてます。いったい誰が,何をもくろんだのでしょうか。 >電力会社は風力発電は出力変動が激しく、送電網に接続した場合、周波数や電圧など変動させ電力品質を低下させる可能性があるとのことで嫌がっているみたいです。おまけに去年政府の出した新エネルギー法も中小の自治体にとっては逆風になっているとか。 >一気に風力発電の勢いが無くなるでしょうね。もっとも私も風力発電については初めから懐疑的でしたが・・・。 |
さて新エネルギーとやらの後始末はどうするつもりなのだろうか。 >自然エネルギーの活用という耳に快い響きに裏に隠されたずさんな事業計画。今回の破たんが、風力発電に水を差す結果になってはならない。破たん第1号を教訓にできるかどうかは、百条委の徹底調査にかかっている。 ・・・税金が無駄に使われてゆくのは忍びない。 科学考証のできない能無しマスコミがこういう具合に煽って被害は大きくなってゆく。 教訓というなら、まず自分たちが学ばなくてはならないのに。 もうこの国の新エネルギーに関するマスコミ報道を信用してはならない。 この事実を庶民の教訓にできるかどうかはここのスレッドを見る限りでは怪しい。 参考記事 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/newsw/news/20040516ddlk01040156000c.html ◇真相究明の動きも−−町議会、住民 調査委は大まかな設立経緯を解明したが、事業に主体的にかかわった山田前町長は同委の質問状に回答を寄せていない。今年4月上旬に3回開かれた町民説明会には延べ120人が参加。「なぜ風況調査のずさんさが分からなかったのか」「議会に無断で覚書を交わすなんてとんでもない」などの怒りの声が上がった。 一方、町議会は3月、地方自治法に基づき強制的な調査権を持つ百条委員会「風力発電事業調査特別委員会」設置を可決。函館市など周辺4市町村との合併を12月に控え、町議から「すっきりとした形で合併したい」との声が出るなど、究明への機運は高まっている。 自然エネルギーの活用という耳に快い響きに裏に隠されたずさんな事業計画。今回の破たんが、風力発電に水を差す結果になってはならない。破たん第1号を教訓にできるかどうかは、百条委の徹底調査にかかっている。 |
御用学者に気をつけよう. 御用ORに気をつけよう. もっと大切なのは自民党政策を うらづける、嘘の官僚政策資料にも 気をつけよう. 今度の年金法政策過程でボロを 出しました. 各省庁にはORの専門化は 大型計算機を駆使して 自民政権の政策を支援する、 政権の期待する結果が先に有って それを可能にするでっち上げ基礎データ (OR用語のパラメータ)探します. 今回の出生率予測はそのように設定 しないと法案との整合がとれなかっただけです. |
政府が今までに科学技術に対して補助金をだして成功した例があるのだろうか・・・。 恐らくは相当多くの分野で現在でも補助金を出していると思います。 地方自治体もほとんど全ての自治体で技術開発のための補助金、融資などしています。 実は私の会社も数年前にその対象にしてもらい300万ほどですが補助を受けました。 でも県の担当者は一応技術系の人でしたが、当然あらゆることを知っているわけでもなく、言ってみれば畑違いの素人みたいなもので融資する会社の技術などはなんとなく理解はしますが、それ以上のことはありませんでした。概ね理解してもらい、書類を作成しさえすれば補助は簡単にでてしまいました。担当の人にしてみれば早く予算を消化したかったようにも見えましたが・・・。 どの補助金もあるテーマに対して補助はでますが、それが開花し、現在でも有効に利用されているといった話は殆ど聞いたことがありません。 なぜこうなってしまうかというと、私なりの考えですが、一つはそのテーマがシーズ中心に考えられているからではないかと思っています。ニーズではなくシーズです。ニーズがあるのは当然あとから売上に直接結びつきやすいから補助をうける必要もない。でもシーズはある意味賭けですから会社としてはお金をかけられないから補助金もらってやってみようかとなるわけです。会社としてもいってみればアブク銭ですから真剣味に欠けてきます。ある意味、いいかげんなテーマも多くあります。殆どの場合、成果らしい成果はないわけですが、年度末に報告書を提出しなければならないので、それなりに成果があったような報告書を作成します。つまり補助金は純粋な開発用資金という意味合いより会社にとってみれば運転資金に近い運用になってしまうことも多くあります。 恐らくこのような補助金はなくしてしまったら地元企業の発展に影響すると役人は言うでしょう。でも、補助金がないからできないものは最初からできないんです。ちゃんとした技術であれば当然自治体の補助金がなくても民間からの融資も受ける手段もあります。他の企業の応援も受けられます。いいかげんに技術に対する補助金は全てやめるべきなんじゃないかと思っています。なにか補助金などというものは民間企業をバカにしているような気さえします。 ・・・ここのテーマとすこしズレてしまいました。 (ちなみに依然私の会社が補助を受けたときも不純な気持ちも少しはありました。なにせ苦しかった・・・他人のフンドシで開発できるわけですから) |
ワクチンさん!おはようございます。 補助金・・と云う格好の切り口を展開して頂きました・・が。 仰有るように補助金がその目的と効果を発揮した例は、私も聞いた例がありません。 行政側も何とかして成功例を導きだしたいとの思いは強くあるようです・・が。 補助金を受けるには、事業や技術の有用、有望性を最もらしく作文して、 成果に至る数字なども列挙して、行政側の審査にパスしなければなりません・・。 その尤もらしい要件の列挙には後から見れば「ナンセンス」的な感さえあります・・。 これは、中小企業や農林関係の補助金でも補助事業でも見るも無惨な「破綻」の痕跡を 残す物も多々あります・・。 成功してる事業者の多くは自立型で始めから「補助金」など・頼らずに情熱をもって 開発にも身銭を切って取組んでる方々が、失敗・挫折を乗り越えて成功してる 共通する条件があるように見受けます・・。 アメリカの場合など有望な事業の芽を探し出して、それらに資金的なサーポートを 提供する「エンゼル」と云われる・銀行でもなく、行政でもない個人、組織があり それらの事業の成功率が例え低くても「ハイリスク・ハイリターン」を承知で 蛮勇をもって事にあたり、「失敗は成功の母」の格言を地で行くようなことで 運営されており、その中から「マイクロソフト社」「マッキントッシュのアップル社」 等々のベンチャー事業から大企業に発展させた例は枚挙に暇がないことは良く知られてます。 日本でも「ソニー」の黎明期に当時花形作家の「野村胡堂」銭形平次の著者が ご自身の私財をもってベンチャーキャピタル的な役目を果た現在の世界のソニーへの 基盤作りに役立ったことは広く知られてる処です・・。 事々左様に目先の創作的な数字でなく、企業家の優れた資質や事業の将来性を直感的に 見抜ける能力をもった人の存在が・・大切に思われます・・。 ワクチンさんの「補助金」に関しての切り口の提言は意義あること・・と思います。 有難うございました!。 |
▼ワクチンさん: そういうことがあるのでしたら、この類の補助金はそんなもんだと思います。国が「技術立国」というようなスローガンになまじ反応して、形だけ補助金を予算化したんだと思いますが、政治家と役人がつるむとろくなことをしません。 大分以前ですが、日タイ経済交流協会というところから突然「タイに視察旅行に行かないか」という誘いがありました。無料招待だったので、忙しい中、好奇心に負けて出かけました。日本の中小企業から15人ほど参加しました。そしたらなんのことはない、タイの領事達の宴会旅行のダシに使われたのでした。この見方は多少偏見かも知れませんが、あるところにはあるものだと、お金の無駄遣いにあきれたものです。 どこの世界に限らず、役人の中に少しでもまともな感覚の人材がいれば、お金の使い道も変わってくるのでしょうが、理念なき政治にひきずられるなかで、役人による無駄遣いの合計額は国家的レベルにすれば巨大であろうと推測できます。 問題は、それらの無駄使いが、決して生産的なものにつながっていない、ということです。経済界のまともな人たちも、眉をひそめているに違いありません。あるいは、必要悪として認めているのか…。 |
金が余ってしかたなく交際費として視察旅行代を使うのならば大目にもみれるのだが、 現実は予算が足りないと言っては増税の嵐なのである。 その手の交際費を別のとこに回せられるだろうに、 入力にあわせて出力の調整をなすという考えがないのが官僚と言わざるをえない。 消費税の値上げとか、年金とか全く間違っている。 行政補助金による自然エネルギーの開発もカラクリは同じ。 実現可能で役にたつ開発なら 補助金など出なくても黙って密かにやるはずだ。 だから私は権力に銭を渡すなと言い続けるのである。 どうせ無駄なことにしか使われないのだから。 ちなみに今の経済界にまともなヒトなどいるわけがない。 自分たちの利益のみ追求するのが、いわゆる財界の実態だ。 ▼ウミサチヒコさん: >▼ワクチンさん: >そういうことがあるのでしたら、この類の補助金はそんなもんだと思います。国が「技術立国」というようなスローガンになまじ反応して、形だけ補助金を予算化したんだと思いますが、政治家と役人がつるむとろくなことをしません。 >大分以前ですが、日タイ経済交流協会というところから突然「タイに視察旅行に行かないか」という誘いがありました。無料招待だったので、忙しい中、好奇心に負けて出かけました。日本の中小企業から15人ほど参加しました。そしたらなんのことはない、タイの領事達の宴会旅行のダシに使われたのでした。この見方は多少偏見かも知れませんが、あるところにはあるものだと、お金の無駄遣いにあきれたものです。 >どこの世界に限らず、役人の中に少しでもまともな感覚の人材がいれば、お金の使い道も変わってくるのでしょうが、理念なき政治にひきずられるなかで、役人による無駄遣いの合計額は国家的レベルにすれば巨大であろうと推測できます。 > >問題は、それらの無駄使いが、決して生産的なものにつながっていない、ということです。経済界のまともな人たちも、眉をひそめているに違いありません。あるいは、必要悪として認めているのか…。 |
核燃料リサイクルについての試算があったことが暴露されてしまいましたね・・。 http://www.asahi.com/science/update/0703/001.html 役人は都合の悪いことは適当でないという理由でなんでも隠します。 さらに、こんなことも見てあげてください http://www.asahi.com/money/topics/TKY200405230255.html http://www.asahi.com/money/aera/TKY200405190175.html 日本の将来はいったいどうなるのか・・・だれが止めるのか・・・ |
愚かなことだ。 いいかげん原子力発電全般の構造的欠陥、瑕疵に目をむけなくては エライことになる。 この世には使えない、使ったらいけないモノがあるのだ。 石油が有限だというなら石油が無くなった後で制御不可能なものは 使ってはいけない。 原子力、汚染化学物質などである。 ところでアサヒの報道で科学考証ができてないか、あるいは無視した部分がある。 海水中のウランが利用できれば燃料はほぼ無尽蔵と記事にあるが、 誰がウランの濃縮を行うというのだろう。 ウランがウランの濃縮をできるわけないから濃縮に使う資源が必要となる。 言うまでもなくそれは石油しかない。 原子力。 ・・・石油がなくなったら運転できない技術となぜ気がつかないのだろう。 ▼ワクチンさん: >核燃料リサイクルについての試算があったことが暴露されてしまいましたね・・。 > >http://www.asahi.com/science/update/0703/001.html > >役人は都合の悪いことは適当でないという理由でなんでも隠します。 > >さらに、こんなことも見てあげてください > >http://www.asahi.com/money/topics/TKY200405230255.html > >http://www.asahi.com/money/aera/TKY200405190175.html > >日本の将来はいったいどうなるのか・・・だれが止めるのか・・・ |
「捨てればゴミ、集めれば資源」 「リサイクルしよう」という内容の子供向けのポスターには核燃料の「リサクル」も描かれている。税金の投入はここまでも無駄なことをしなければ気が済まないのか。ここでは核のゴミは出ないことになっている。 日本が二等国(かそれ以下)であることに甘んじてさえいれば、無駄に使おうにも税収はなかっただろうに、と思う。借金して国を破綻させてでも突き進むようになろうとは。 技術は生まれてしまうとそれ自身の存在を目的とするのか。 将来の原子力関係の技術者は、どのような意識を持つのだろうか。 今、原子力に手を染めようとする若い技術者は、何を思っているだろうか。珍さん並の鈍い感性を武器として、輝く未来しか見えていない人々なのだろうか。「嘘」と言うことに触れたことのない無菌培養の若者?今の日本では考えられないことなのだが。就職のない時代だから、仕方なく組織に飲み込まれていくのだろうか。 原子力に関する一切はむろん中止することが何よりも優先する。その上で、核関連技術者の養成に多大な予算を振り向ける必要が出てくる。誰からも尊敬や羨望のまなざしを向けられることなく、放射線を振りまく有毒な廃棄物を見張り続けるのだ。未来を生まない仕事など、誰が好きこのんでやるものか。高く抑制的な理性と、強靱で健康な精神を持ち合わせていなければならない。ゴミを見守り続けながら一生を終わる事を決意して原子力の技術を学ぼうとする若者は、果たしているのだろうか。 |