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 ▼[管理人削除]   
   ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  森の住人 05/11/15(火) 12:34
   ┃  ┣Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  キタキツネ 05/11/15(火) 15:16
   ┃  ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  森の住人 05/11/15(火) 19:16
   ┃     ┗Re(3):又聞きでいい加減な話  Gokai 05/11/15(火) 22:14
   ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  安本単三 05/11/15(火) 14:02
   ┃  ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  海軍大将 05/11/15(火) 15:34
   ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  石頭の息子 05/11/15(火) 14:37
   ┃  ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  みちのみやひろひと 05/11/15(火) 18:27
   ┃     ┣Re(3):社会保障制度・医療問題ほか ・2  石頭の息子 05/11/15(火) 20:31
   ┃     ┃  ┗Re(4):社会保障制度・医療問題ほか ・2  みちのみやひろひと 05/11/16(水) 0:57
   ┃     ┃     ┗Re(5):社会保障制度・医療問題ほか ・2  キタキツネ 05/11/16(水) 9:40
   ┃     ┗Re(3):社会保障制度・医療問題ほか ・2  Gokai 05/11/15(火) 23:46
   ┃        ┗[管理人削除]   
   ┃           ┣医者になるということ  BadBloke 05/11/16(水) 6:40
   ┃           ┃  ┣Re(1):医者になるということ  k・satou 05/11/16(水) 8:22
   ┃           ┃  ┃  ┗薀蓄とウンコの話  BadBloke 05/11/17(木) 18:59
   ┃           ┃  ┃     ┗Re(1):薀蓄とウンコの話  k・satou 05/11/19(土) 8:21
   ┃           ┃  ┃        ┗薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  BadBloke 05/11/20(日) 10:12
   ┃           ┃  ┃           ┗Re(1):薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  k・satou 05/11/20(日) 11:21
   ┃           ┃  ┃              ┗Re(2):薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  BadBloke 05/11/20(日) 14:35
   ┃           ┃  ┃                 ┣Re(3):薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  k・satou 05/11/20(日) 15:38
   ┃           ┃  ┃                 ┃  ┗医療の前に公衆衛生  レモン 05/11/20(日) 22:28
   ┃           ┃  ┃                 ┗Re(3):・・・、音楽の話  悠々 05/11/22(火) 19:20
   ┃           ┃  ┃                    ┣Re(4):・・・、音楽の話  レモン 05/11/22(火) 19:41
   ┃           ┃  ┃                    ┗Re(4):・・・、音楽の話  BadBloke 05/11/23(水) 0:10
   ┃           ┃  ┃                       ┣Re(5):・・・、音楽の話  珠 05/11/23(水) 2:14
   ┃           ┃  ┃                       ┃  ┗リパッティに乾杯!  BadBloke 05/11/23(水) 18:22
   ┃           ┃  ┃                       ┃     ┣Re(1):リパッティに乾杯!  告天子 05/11/23(水) 20:35
   ┃           ┃  ┃                       ┃     ┃  ┗Re(2):リパッティに乾杯!と思ったら、......  BadBloke 05/11/23(水) 21:24
   ┃           ┃  ┃                       ┃     ┃     ┗Re(3):リパッティに乾杯!と思ったら、......  告天子 05/11/23(水) 22:53
   ┃           ┃  ┃                       ┃     ┗Re(1):リパッティに乾杯!  レモン 05/11/23(水) 23:26
   ┃           ┃  ┃                       ┃        ┗Re(2):リパッティに乾杯!  BadBloke 05/11/24(木) 3:27
   ┃           ┃  ┃                       ┃           ┗Re(3):リパッティに乾杯!  キタキツネ 05/11/24(木) 10:38
   ┃           ┃  ┃                       ┃              ┗♪音楽はいいものです。♪  レモン 05/11/24(木) 11:57
   ┃           ┃  ┃                       ┗Re(5):・・・、音楽の話  レモン 05/11/23(水) 12:34
   ┃           ┃  ┣Re(1):医者になるということ  悠々 05/11/16(水) 19:06
   ┃           ┃  ┃  ┗Re(2):医者になるということ  BadBloke 05/11/17(木) 20:51
   ┃           ┃  ┃     ┗Re(3):医者になるということ  悠々 05/11/18(金) 9:04
   ┃           ┃  ┃        ┗Re(4):医者になるということ:66624訂正  悠々 05/11/18(金) 10:19
   ┃           ┃  ┗Re(1):医者になるということ  レモン 05/11/18(金) 8:29
   ┃           ┃     ┗弱者とお坊っちゃま  BadBloke 05/11/18(金) 15:46
   ┃           ┃        ┗Re(1):弱者とお坊っちゃま  レモン 05/11/18(金) 18:27
   ┃           ┃           ┗Re(2):弱者とお坊っちゃま  レモン 05/11/18(金) 18:49
   ┃           ┗Re(5):社会保障制度・医療問題ほか ・2  Gokai 05/11/16(水) 12:28
   ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  森の住人 05/11/15(火) 19:46
   ┃  ┣Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  キタキツネ 05/11/16(水) 9:02
   ┃  ┃  ┗[管理人削除]   
   ┃  ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  キタキツネ 05/11/17(木) 19:01
   ┣削除対象一覧  管理スタッフ 05/11/16(水) 21:20
   ┗別スレッドから転載します  管理スタッフ 05/11/23(水) 9:51

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 ■題名 : [管理人削除]
 ■名前 : 
 ■日付 : 
 -------------------------------------------------------------------------
   この書き込みは管理人によって削除されました。(05/11/22(火) 15:08)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 森の住人  ■日付 : 05/11/15(火) 12:34  -------------------------------------------------------------------------
   GDPに占める医療費の割合
ドイツ11.1%
ノルウェー10.3%
フランス10.1%
カナダ9.9%
スウェーデン9.4%
デンマーク9%
イタリア8.4%
------------
上記7ヶ国の平均9.7%
日本7.9%

日本は2割弱少ないですね。
==================================
人口千人あたりの医師数
ドイツ:3.4
フランス:3.4
イタリア:4.1
イギリス:2.2
デンマーク:2.9
------------------
上記5ヶ国の平均:3.2
日本:2.0

日本の医師の数を6割増やさないと、平均に届かないですね。
===========================================
6割少ない人数に対して、2割少ない金を分配する。
結果的には一人一人には平均よりも多くの金が割り当てられるはずだ。
(こんな単純な話ではないのは分かっている。しかし、あえて書かせてもらう)

現実はそうなっているか?なっていない。
そう。搾取がおきているのだ。
=============================================
人口100万人あたりのMRI台数
フィンランド:12.8
イタリア:11.6
デンマーク:9.1
ドイツ:6.2
イギリス:5.2
カナダ:4.5
フランス:2.8
------------------
上位7ヶ国の平均:7.4
日本:35.3

なんと諸外国の5倍弱
===============================================
製薬会社と医療器具関連に搾取されている。
そのため医者の労働環境、給与などが悪化している。

穴の開いたバケツに水をそそいでもだめだ。
穴を塞いでから水をそそがないと。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/15(火) 15:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼森の住人さん:

>製薬会社と医療器具関連に搾取されている。
>そのため医者の労働環境、給与などが悪化している。
>
>穴の開いたバケツに水をそそいでもだめだ。
>穴を塞いでから水をそそがないと。

 そのとおりです。
 厚労省と製薬業界・学会の権威そして政治家の結びつき……薬害エイズや岡光前厚生事務次官の収賄事件で明るみに出たことは、まだ記憶にあたらしい。
 
 医療器具機材に関していえば輸入物が高いのです。 これは流通経費がかかりすぎる事と、前にもあげたが、日本の自動車や電気製品でアメリカの貿易が赤字の見返りに、医療機器で儲けさせてあげるという日米協定によるもので、そのために輸入される医療機器が高くなっていると言われています。

      医療機器の値段(万円 1995)

       ペースメーカ     PTCD カテーテル   冠動脈ステント
 日本      160        25.7         35
 アメリカ     60         7.1         20
 イギリス     30          6.0         10
 ドイツ      40          6.0          10
 フランス     40          4.0         30


 実例をあげれば、心臓の治療に用いるバルーン・カテーテルの値段は、原価は 25% ですが、中間マージンが 64%、医療機関に入るのが 11% です。貴重な国民医療費を外国メーカーに搾取されているのです。

 トヨタが一人勝ちをしているが、そのお陰で農業やいろんなところで、そのワリを食っているともいえます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 森の住人  ■日付 : 05/11/15(火) 19:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼森の住人さん:
>人口100万人あたりのMRI台数
>上位7ヶ国の平均:7.4
>日本:35.3
>
>なんと諸外国の5倍弱

緊急患者用の機械であればあちこちにあるべきだなと
理解できますが、このような緊急性が少ない機械が諸
外国の5倍も置いてあるのが不思議でなりません。

このようなものばかり買って無駄使いしているから、
医者の給料に回す金が無くなってしまうのではないの
でしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):又聞きでいい加減な話  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/11/15(火) 22:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼森の住人さん:
>▼森の住人さん:こんにちは

これらの器械は大学の教授が口を利いて市や県に買わさせているということはないのですか?
MRIもないところに腕の良い医師を派遣するのもな〜・・とか何とか言って、
・・まあ、そんなことはないと思うが、公的病院も含めて大学からの医師の派遣はその大学のそれぞれの科の教授に差配させる制度は改めた方が良いように思うのは素人だからでしょうか?

それから診療報酬制度では審査員になる医師が権限が強くなるし、その医師を任命する医師会の幹部の権限も強くなりそうですね。したがって、若い先生方や普通の町医者は制度改革に意見がいえないのではと想像してしまいます。
そうやって統率が取れた医師会とは厚生労働省がコントロールするには非常に都合の良い組織かもしれませんね。

又聞きのいい加減な話でした。


>>人口100万人あたりのMRI台数
>>上位7ヶ国の平均:7.4
>>日本:35.3
>>
>>なんと諸外国の5倍弱
>
>緊急患者用の機械であればあちこちにあるべきだなと
>理解できますが、このような緊急性が少ない機械が諸
>外国の5倍も置いてあるのが不思議でなりません。
>
>このようなものばかり買って無駄使いしているから、
>医者の給料に回す金が無くなってしまうのではないの
>でしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 安本単三  ■日付 : 05/11/15(火) 14:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:

> 突然出てきて、こんどは「怠け者」? 
> なんであなたにそこまで言われなきゃならないの? 
>
> 確かに医療関係に40年ほど身を置いていましたが、私は医者じゃありません。自分で専門家などというほど傲慢じゃないです。

その姿勢で良いと思います。
私も自分の在職中の専門に近い分野では、かえって慎重になります。
慎重で良かったと思ったこと、しばしばです。

遠慮無く、続けて下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 海軍大将  ■日付 : 05/11/15(火) 15:34  -------------------------------------------------------------------------
   ▼安本単三さん:
>▼キタキツネさん:
>
>> 突然出てきて、こんどは「怠け者」? 
>> なんであなたにそこまで言われなきゃならないの? 
>>
>> 確かに医療関係に40年ほど身を置いていましたが、私は医者じゃありません。自分で専門家などというほど傲慢じゃないです。
>
>その姿勢で良いと思います。
>私も自分の在職中の専門に近い分野では、かえって慎重になります。
>慎重で良かったと思ったこと、しばしばです。
>
>遠慮無く、続けて下さい。


医療保険がずいぶん問題になっているとき、医療事情がわからず困惑しています。薬効は変わらないのに安価なジェネリックがなぜ消極的にしか使用されないのか等々、知りたいことが山積しています。
 キタキツネさんが投稿してくださるおかげで勉強になります。
 キタキツネさんの情報に疑義があれば又別の方が意見を出して議論してくださればよい。
 
>遠慮なく、続けてください
 という安本さんのご意見に私も同意です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 05/11/15(火) 14:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みちのみやひろひと さん:

>私の意見は 週40時間労働で、月、手取り100万円出せば コンスタントに良い人材を医者として確保できると思います。

30代週50時間、がんばって、がんばって、12〜3万円からみれば雲の上の職業です、医者は学業に秀でていて、それなりに勉学、知識、技術習得にお金が掛かっている、しかも人の命を預かるから当然の報酬なんでしょう。

医師の報酬は如何ほどが妥当なんでしょうか? 竹の子大学出の工場労働は如何ほどが妥当なんでしょうか? もしそこに差があるのであれば、それはなんでしょうか? 

世の中の常識なんでしょうが、若い頃からの私自身への疑問です、だから警察官、教師、政治家、公務員(工場や運転手、日雇いはいないが)が並べられていたので興味をそそられました。

世の中、自由、平等などと云われていますが、実は自由も平等も絵に描いた餅なんですね。

仮に医者が30代後半から100万円以上稼げる職業であっても、庶民からは憧れの職業です。

ご子息が医師なら自慢しても良いのではないでしょうか。

愚息は日々雇用で月に10万円そこそこですから自慢にはなりません。

スレッドちがいのことで申し訳ありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : みちのみやひろひと  ■日付 : 05/11/15(火) 18:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼石頭の息子さん:
>世の中、自由、平等などと云われていますが、実は自由も平等も絵に描いた餅なんですね。

あなたは根本的に勘違いしている。『平等に』というつもりで書いた
つもりはみじんもない。医者の数を増やして医者の月給をあげる。
で、社会情勢として消費税の増税の話も出ている。

非常に分かりやすくいうと
『老人全員からも毎月5000円取り上げます。それを医者の給料に回します』
そういうことです。厳密な計算をしたわけではないので数値は
おかしいかもしれないが、金は空から降ってくる訳ではない。

『はいはい。どうぞ少ない年金から好きなだけ取ってっ
てください』本当にそう言えますか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 05/11/15(火) 20:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みちのみやひろひとさん:
>▼石頭の息子さん:
>>世の中、自由、平等などと云われていますが、実は自由も平等も絵に描いた餅なんですね。
>
>あなたは根本的に勘違いしている。『平等に』というつもりで書いた
>つもりはみじんもない。医者の数を増やして医者の月給をあげる。
>で、社会情勢として消費税の増税の話も出ている。
>
>非常に分かりやすくいうと
>『老人全員からも毎月5000円取り上げます。それを医者の給料に回します』
>そういうことです。厳密な計算をしたわけではないので数値は
>おかしいかもしれないが、金は空から降ってくる訳ではない。
>
>『はいはい。どうぞ少ない年金から好きなだけ取ってっ
>てください』本当にそう言えますか?

どうも早とちりしたようで申し訳ありません。

医師への報酬が低いので如何にして正当な報酬にするのかということですね?

もしそうであれば、如何ほどが正当な報酬というか対価とお考えでしょうか。

勿論医療制度とか、医療負担、などの複雑な要素がありますが、月・100万円が多いとか少ないとかとあったので、あまりにも単純な問いですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : みちのみやひろひと  ■日付 : 05/11/16(水) 0:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼石頭の息子さん:
>医師への報酬が低いので如何にして正当な報酬にするのかということですね?

金が無いので無い袖は振れない。
消費税の増税→老人への負担が増加。

>もしそうであれば、如何ほどが正当な報酬というか対価とお考えでしょうか。

私は月100万よりも、週40時間の主張が「ふざけた考えだ」と
思っているのですが、月200時間以上残業するのであれば
月100万は妥当かなという気はします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/16(水) 9:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みちのみやひろひとさん:

>金が無いので無い袖は振れない。
>消費税の増税→老人への負担が増加。
>
>>もしそうであれば、如何ほどが正当な報酬というか対価とお考えでしょうか。
>
>私は月100万よりも、週40時間の主張が「ふざけた考えだ」と
>思っているのですが、月200時間以上残業するのであれば
>月100万は妥当かなという気はします。

 医師には、だいたい残業という意識はないですが、週40時間の枠の中に納まる医者などいるわけが無い。きっと開業医(診療所)か勤務医でも部長クラスの偉い医者なんじゃない?

 30歳を過ぎても、40時間を越えた時間の合計は200時間なんて珍しくありません。35歳になってようやく地方の病院に空きができ、2年の約束で赴任。その後はどうなるか……。

 医師の給料はどのくらいが妥当か? それは分からないとしか言えない。ただ、これだけは言える。医者はかつては世の中の尊敬と要望を集めた職業だった。それに見合う報酬も保証された。

 今やそれも崩れた。人々の権利意識がたかまり、情報が発達した今では、医療過誤を起こせば大変な事になる。当然毎日のストレスは常任では計り知れない。そして閉鎖的な社会だ。夢が持てなくなって来ている。だからアメリカ行きが増えてくる。

 医療においては、旧ソ連のような社会主義体制では、医療技術は進歩しない。しかし、アメリカのように、技術は世界一でも、公的保険が無い事(正確には、メディケア、メディケイドがあるが)、訴訟社会が医療を歪めている。事実廃院するクリニックも増えているという。

 それと訴訟が怖くてついつい濃厚治療をし、それが医療費をあげる原因になっているという。

 私は、社会主義のような社会は望んでいない、しかし、アメリカのように何でも自己責任、命までお金で買う社会も望まない。

 日本の医療制度は確かに問題は多い。それでもまだまだ日本の皆保険は優れている。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/11/15(火) 23:46  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みちのみやひろひとさん:

>では聞こう。警察官は危険と隣りあわせだ。
>犯罪者を相手にするときは死ぬときだってある。
>法律だっていろいろ勉強しないといけない。
>で、あなたは警察官の月給は100万ほどあげればいいと思うか?

>政治家にいい人材がそろわないと、世の中狂ってしまうぞ。
>で、政治家の月給は100万ほどあげればいいと思うか?

>教師にいい人材がそろわないと、やっぱり世の中狂ってしまうぞ。
>で、教師の月給は100万ほどあげればいいと思うか?

>私は『週40時間労働で月給100万』と言える感覚が
>おかしいことに気がついて欲しかった。
>別に全ての職業の給料を平等にしろと言うつもりはないが、

>医者は特別な存在ではない。大切な職業は世の中に一杯ある。

ここに
生涯賃金が2億円保障の医師20名の求人と
生涯賃金6億円保障の教師20名の求人があるとする。
今、大卒卒業者40名に成績の良い順にどちらかの職に付くように選択させ、そしてどちらの職が先に定員に達するか予想すると、
私には生涯賃金の高い教師の職が先に定員に達すると予想できる。
つまり、成績の良いものが給与の高い教師の職を独占すると想像します。

これが本当の意味での市場原理の一つだろうと思います。
だから、
民主主義における主権者である我々民衆が 今後も医師になる者に、学問的素養の高い者や倫理観の高い者をを欲するとするならば、高給を与えるか高い人望を与えるかをせねばならないのではないでしょうか?

ところで、一昔前、(今は知りませんが)国公立の医学部に入学しようとするとセンター試験で9割以上の正解率、地方の大学でも医学部なら、東大入学以上の偏差値、学力が必要だったようです。
医者は特別な存在であると
我々民衆は素直に認めて良いのではないですか?

>で、やっぱり『週40時間労働で月給100万』と言えますか?

↑だからこれは正しいと言えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : [管理人削除]  ■名前 :  ■日付 :  -------------------------------------------------------------------------
   この書き込みは管理人によって削除されました。(05/11/22(火) 15:08)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 医者になるということ  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/16(水) 6:40  -------------------------------------------------------------------------
   大学受験生の頃、もし医者になるのだとすれば、癌の専門医になりたいと思っていた。医学部にまだ合格してもいないのに、医者になった後のことを想像してみたことがある。日々、癌患者の治療に従事している自分が、たとえば、スキーに出かけようと友人に誘われたら、どうだろうか。たとえ白銀のゲレンデに到着したとしても、こころからスキーを楽しむことができるだろうか。自分の患者のことが気にならないだろうか。

スキーなんて贅沢なことは言わなくても、たとえば、家のステレオの前で、ギーゼキングの弾くモーツァルトを聴いている時は、どうだろう。やはり患者のことが気にならないだろうか。フルトヴェングラーのベートーヴェンでも、ダメかもしれない。ビートルズのヘルプなど聴いたならば、もう終わりだ。「助けて!」という患者の声が聞こえてしまうにちがいない。

医者になるということは、人生を患者のために捧げることになるのだろう。自分にそれほどの覚悟があるか? この問いにハッキリとは答えられなかった。そうこうするうちに、受験日が近づいた。医学部は、学力の面でも遠かった。患者ではなく細胞を相手にするのが、自分にはちょうどいいと思い、理学部への道を選んだ。

同窓生に医者は多い。彼らの数百倍は人生を楽しんで来たにちがいない自分が、彼らより金持ちになっては申し訳ないような気がして、ジャンボ宝くじは、いまだに買う勇気がもてないでいる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):医者になるということ  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/16(水) 8:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
当時はクロポトキンさんに憧れて 貧乏人のとこへ行くあの馬車のヒズメの
 音に感動したものでした。よし医学部にいこう。
 しかし ”ヒポクラテスの誓い”を読まされ ”人生は短い 技芸は永い”
 アルフ・ロンガ・ウ"イタ・ブレビスという調子のいい言葉を聞いたとたん
 やっぱり自分には不向きだ なんてのも 思うものですよね。
 技術を習得するには人生は短すぎる。つまり 技術を習得するには時間
 がかかるんだから 暇さえありゃ技術の習得を続けなさい。
 決して遊んじゃいけませんよ と紀元前5世紀のヒポちゃんに言われたん
 では じっと 5分ほど 考えこむ。 そして力なく じゃ やめた。
その後 なにくそ!と根性をみせてきた連中も どうも金勘定ばかり。
 経営がどうの 経費を削減しなさいよ。
しかし 実際の医者は大変だ。勤務医なんて気楽なものよ といってたのが
 ほとんど 休めない。 この夏は2日休んだだけという。それも墓参り。
 手術が続き 食事は たったまま。座ったのは夜の8時。それも菓子パン。
 激務なんてものじゃない。本も読めず 勉強もできない。
 アメリカにでも行こうかな と言い出すのは当然。先輩やなんかは
 それじゃ 教授にしないぞ なんて脅すが
 皮膚病専門のと歯医者が一番ゴルフがうまいようだ。
 医学が これほど進み 社会福祉というものも知られ みんなが明るく
 生きなければならない。こんなご時世だというのに
 偏狭な虚勢をはり 愛国心・軍国主義へのあともどり・近隣諸国への
 せっかく地道に有交への理解を深めようとされてきた多くの
 努力をぶっ壊し 悦に入っての 自分は人気者との錯覚。
 自虐だのと人にいい 首相の公式参拝を訴えているのは迷惑なことです。


>大学受験生の頃、もし医者になるのだとすれば、癌の専門医になりたいと思っていた。医学部にまだ合格してもいないのに、医者になった後のことを想像してみたことがある。日々、癌患者の治療に従事している自分が、たとえば、スキーに出かけようと友人に誘われたら、どうだろうか。たとえ白銀のゲレンデに到着したとしても、こころからスキーを楽しむことができるだろうか。自分の患者のことが気にならないだろうか。
>
>スキーなんて贅沢なことは言わなくても、たとえば、家のステレオの前で、ギーゼキングの弾くモーツァルトを聴いている時は、どうだろう。やはり患者のことが気にならないだろうか。フルトヴェングラーのベートーヴェンでも、ダメかもしれない。ビートルズのヘルプなど聴いたならば、もう終わりだ。「助けて!」という患者の声が聞こえてしまうにちがいない。
>
>医者になるということは、人生を患者のために捧げることになるのだろう。自分にそれほどの覚悟があるか? この問いにハッキリとは答えられなかった。そうこうするうちに、受験日が近づいた。医学部は、学力の面でも遠かった。患者ではなく細胞を相手にするのが、自分にはちょうどいいと思い、理学部への道を選んだ。
>
>同窓生に医者は多い。彼らの数百倍は人生を楽しんで来たにちがいない自分が、彼らより金持ちになっては申し訳ないような気がして、ジャンボ宝くじは、いまだに買う勇気がもてないでいる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 薀蓄とウンコの話  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/17(木) 18:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼k・satouさん:

薀蓄とウンコで思い出しました。ぼくが日本の愛犬家グループできらわれた原因の一つが、どうも薀蓄にあったらしいのです。ぼくは知っていることを平気でずばずば発表するでしょ。知識ってのはたいてい出典があるのであって、ぼくの場合、犬のことに限らず、ほぼ英国仕込みになっているわけですね。「そんなに英国が好きなら英国に行っちまえ」なんてことも言われましたよ。

話が通じないことがわかったので、話題を変えました。うちの犬が子犬の頃、丸善の洋書売り場でオシッコしたことがあるが、これは丸善の歴史に残るべき出来事だ、なんて話を始めたんです。すると、神楽坂の住人がこれに反応して、うちの犬は赤坂のセブンイレブンのATMの前でウンコしたことがある、なんて自慢するのです。だから、ぼくは、それはすごい。うちの犬は、赤坂の檜町公園でならウンコしたことがあるけど、今のところセブンイレブンでは未経験だ。なんて返事を書いたのです。薀蓄より愛犬自慢が楽しいなんて意見もあったので、その方面でベストを尽くしたつもりでした。

ぼくへの非難の声には、「薀蓄ならべて、あんたはクリームの上田か?」ってのもありましたね。でも、そのとき、ぼくはクリームの上田の意味がさっぱりわからなかったのです。この手の薀蓄にはついていけないんですね。ある公園で石田ひかりと20分も二人きりでおしゃべりしていたのに、ついにその人が有名な女優だってことに気づかなかったくらいですから。

すみません。クロポトキンと聞いて、大杉栄の話でもしようと思っていたのに、とんでもない話になってしまいました。この流れではもう大杉栄は出せないですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):薀蓄とウンコの話  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/19(土) 8:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
いやあ 参りました。
 あのクリームの上田には まったく解りませんでした。辞書まで出して
 あちこち調べましたが解らず。  
 ウエダ? ウエダ? ウエダ?クリーム?クリーム?の 私の独り言に
 子どもが振り向きざまの一発明快回答。納得。ついでに教えてと頼み
 石田なんとかは石田あゆみの娘か 石田ひかりってあの”ひかる”かと
 それは おとうさんの好きな”ひかる”ともちがうと。まあ いいや。
 のあいまい納得?でした。ついでに たまにはテレビでも観ろ!とのご託宣。
  ビリー・ホリデイのアイル・ビーシイング・ユー お嫌いですか
   私を抱いたあの男も 私に夢を見させてくれたあの男も 
   みんなカーキ色の軍服を着て戦場に行ってしまった。途中 略
   私は見送らない。 椅子に腰掛け 窓から男の背を眺めているだけ。
こういうのは 立派な反戦歌ですよね。”行かないでくれ!”という。
相変わらずの薀蓄で 失礼します。

>▼k・satouさん:
>
>薀蓄とウンコで思い出しました。ぼくが日本の愛犬家グループできらわれた原因の一つが、どうも薀蓄にあったらしいのです。ぼくは知っていることを平気でずばずば発表するでしょ。知識ってのはたいてい出典があるのであって、ぼくの場合、犬のことに限らず、ほぼ英国仕込みになっているわけですね。「そんなに英国が好きなら英国に行っちまえ」なんてことも言われましたよ。
>
>話が通じないことがわかったので、話題を変えました。うちの犬が子犬の頃、丸善の洋書売り場でオシッコしたことがあるが、これは丸善の歴史に残るべき出来事だ、なんて話を始めたんです。すると、神楽坂の住人がこれに反応して、うちの犬は赤坂のセブンイレブンのATMの前でウンコしたことがある、なんて自慢するのです。だから、ぼくは、それはすごい。うちの犬は、赤坂の檜町公園でならウンコしたことがあるけど、今のところセブンイレブンでは未経験だ。なんて返事を書いたのです。薀蓄より愛犬自慢が楽しいなんて意見もあったので、その方面でベストを尽くしたつもりでした。
>
>ぼくへの非難の声には、「薀蓄ならべて、あんたはクリームの上田か?」ってのもありましたね。でも、そのとき、ぼくはクリームの上田の意味がさっぱりわからなかったのです。この手の薀蓄にはついていけないんですね。ある公園で石田ひかりと20分も二人きりでおしゃべりしていたのに、ついにその人が有名な女優だってことに気づかなかったくらいですから。
>
>すみません。クロポトキンと聞いて、大杉栄の話でもしようと思っていたのに、とんでもない話になってしまいました。この流れではもう大杉栄は出せないですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/20(日) 10:12  -------------------------------------------------------------------------
   ▼k・satouさん:

クリームの山田は、k・satouさんにまでご迷惑をおかけしたようですね。ぼくのばあいは、クリームというから、エリック・クラプトンなんか思い出しちゃいまして、話は自然、1960年代のロック音楽の話になりました。それで終わればまだいいほうだったんですが、ここの掲示板でも何人かの方から「考えすぎですよ」と言われているぼくですからね、話はそこから全共闘へと発展しまして、たまたまそこのメンバーだった自称全共闘世代の愛犬家から、あの当時の学生はダメだったみたいなことを言われ、ぼくの左翼的発言を批判されたのです。だから、ぼくは、近ごろの右傾化した風潮の中で左翼と見られることは名誉なことだ、と答えときました。とても愛犬家グループのおしゃべりとは思えないですね、これは。

ウンコの話題が老人党にふさわしかったかどうかは疑問です。でも、三木清だって、哲学は疑うことから始まるってなことを書いてましたね。そこで、ちょっと疑ってみたのですが、このスレッドってのは、雑談スレッドじゃなかったんですね。

とは言っても、ビリー・ホリデイを出されちゃあ、このまま退散するわけにはいきません。しばらく聴いてなかったですが、あの人の声は一度聞いたら忘れられない声です。エラ・フィッツジェラルドの声もいいですが、ビリー・ホリデイはもっとずっと苦労を乗り越えたって声です。ああいう声は、人生がそのまま歌にならなくちゃ出ない声です。音楽はどうも昔のほうがよかったですね。小林秀雄が確かジャズのことを書き残していたと思いますが、当時のインテリが下等な音楽とみなしていたジャズを、小林はそれなりに評価していたと記憶します。小林秀雄はなんだかよくわからない人ですが、そういう芸術的な感性はかなり敏感だったようですね。

最近にしては、ちょっと品よくまとまったみたいですが、相変わらずスレッドのテーマからずれていますね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/20(日) 11:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
 食事時もちかいから 表題をすこし変えますか ”薀蓄”とか?
 山田のソバヤが最近 アイスクリームを始めたに違いないとの
 初動捜査方針が 良くなかっただけのことで、わかんない事は人に
 聞けばいいということですね。
 アイル・ビー・シーイング・ユウで カーキ色の軍服を 着た男たちが 
 つぎからつぎへ 戦争にいくのを”ひばり”は悲しく 絶望感をこめ
 哀愁波止場で ブイをみつめる女にしてしまう。奥の深い人です。
 当時の安保で樺さんが死に 時の首相が人の数をいうのなら
 野球場にはもっと大勢いると言ってました。まねして言ってるのもいますけど
 小林秀雄は 日本人というのは 黙々としてシナ事変に処した。といい
  戦後でも 黙々として自分は戦争に処したんだから 自分は何の
  反省もしない。反省したい奴は たっぷり反省したらいい。
 あの発言で グッドバイというわけです。 


>▼k・satouさん:
>
>クリームの山田は、k・satouさんにまでご迷惑をおかけしたようですね。ぼくのばあいは、クリームというから、エリック・クラプトンなんか思い出しちゃいまして、話は自然、1960年代のロック音楽の話になりました。それで終わればまだいいほうだったんですが、ここの掲示板でも何人かの方から「考えすぎですよ」と言われているぼくですからね、話はそこから全共闘へと発展しまして、たまたまそこのメンバーだった自称全共闘世代の愛犬家から、あの当時の学生はダメだったみたいなことを言われ、ぼくの左翼的発言を批判されたのです。だから、ぼくは、近ごろの右傾化した風潮の中で左翼と見られることは名誉なことだ、と答えときました。とても愛犬家グループのおしゃべりとは思えないですね、これは。
>
>ウンコの話題が老人党にふさわしかったかどうかは疑問です。でも、三木清だって、哲学は疑うことから始まるってなことを書いてましたね。そこで、ちょっと疑ってみたのですが、このスレッドってのは、雑談スレッドじゃなかったんですね。
>
>とは言っても、ビリー・ホリデイを出されちゃあ、このまま退散するわけにはいきません。しばらく聴いてなかったですが、あの人の声は一度聞いたら忘れられない声です。エラ・フィッツジェラルドの声もいいですが、ビリー・ホリデイはもっとずっと苦労を乗り越えたって声です。ああいう声は、人生がそのまま歌にならなくちゃ出ない声です。音楽はどうも昔のほうがよかったですね。小林秀雄が確かジャズのことを書き残していたと思いますが、当時のインテリが下等な音楽とみなしていたジャズを、小林はそれなりに評価していたと記憶します。小林秀雄はなんだかよくわからない人ですが、そういう芸術的な感性はかなり敏感だったようですね。
>
>最近にしては、ちょっと品よくまとまったみたいですが、相変わらずスレッドのテーマからずれていますね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/20(日) 14:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼k・satouさん:

先の投稿では、くりぃむしちゅーの上田晋也と女優の石田ひかりがごちゃ混ぜになって、クリームの“山”田になってしまったようです。ところで、おとうさんの好きな“ひかる”とは、西田ひかるのことですか、もしかして? それとも、宇多田ヒカル? ぼくのばあいは、石田ひかりと西田ひかるを昔から混同していて、石田“ひかる”とか西田“ひかり”とか、どっちがどっちだか判然としないところがありました。

小林秀雄のその「反省なんかしない」発言を知った時は、ぼくもたいへん失望した記憶があります。文脈がわからなかったので、もしかしてレトリックかなとも思いましたが、数学者の岡潔との対談なんかでは、この情感的な日本主義者と意気投合していましたね。ぼくは数学が好きだったので、受験生の頃に岡潔の数学関係の本なども読んでいたので、この人の思想を知った時は、ほんとうにがっかりしました。小林秀雄と岡潔からぼくが学んだ最大のことは、おそらく知識人のもろさでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):薀蓄とウンコじゃなくて、音楽の話  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/20(日) 15:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
  西田ひかる です
  あとのは まったくわかりません。 きっぱり。
   芸能博士ぶりも こんなものです。
  小林秀雄は ”いいだもも” のを読んでから確信に変わりました。
   天皇制のもとで 戦争前後をとわず 理屈も筋も中身すらとわず
   自ら一体化し 同調しようそして 競争の効率化
   に黙々としていくことが実際的であるとは驚いたことでした。 
  ああいうのは知識人ではないと確信してます。ほんものではないと。


>▼k・satouさん:
>
>先の投稿では、くりぃむしちゅーの上田晋也と女優の石田ひかりがごちゃ混ぜになって、クリームの“山”田になってしまったようです。ところで、おとうさんの好きな“ひかる”とは、西田ひかるのことですか、もしかして? それとも、宇多田ヒカル? ぼくのばあいは、石田ひかりと西田ひかるを昔から混同していて、石田“ひかる”とか西田“ひかり”とか、どっちがどっちだか判然としないところがありました。
>
>小林秀雄のその「反省なんかしない」発言を知った時は、ぼくもたいへん失望した記憶があります。文脈がわからなかったので、もしかしてレトリックかなとも思いましたが、数学者の岡潔との対談なんかでは、この情感的な日本主義者と意気投合していましたね。ぼくは数学が好きだったので、受験生の頃に岡潔の数学関係の本なども読んでいたので、この人の思想を知った時は、ほんとうにがっかりしました。小林秀雄と岡潔からぼくが学んだ最大のことは、おそらく知識人のもろさでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 医療の前に公衆衛生  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/20(日) 22:28  -------------------------------------------------------------------------
   みなさま、時々、スレッドのタイトルを思い出しましょう。
病気の予防は、医療より前に、公衆衛生から始まります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):・・・、音楽の話  ■名前 : 悠々  ■日付 : 05/11/22(火) 19:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
>▼k・satouさん:
先日、出かけたのは若手のピアノ演奏会。1986年生まれのロシア人演奏家と
いっても、なんと12歳で大学に入学して現在モスクワ大学大学院在籍中。
さらに昨年の第89回世界エスペラント大会での弁論大会で2位をとったという
多彩な才能を持つ青年でした。ロシアの作曲家であるスクリャービンを聴いて、
モスクワに滞在していたことのある知人は「ロシアの大地を思い出すよ」と
感慨深げでした。あの若さにしてあの情感の豊かさ!

ショパンを得意とする日本女性の演奏もステキでした。アンコールに、
末っ子が独学で時間をかけて練習中の曲が出てきたのは嬉しいことでした。

フェリスの音楽堂で聴いた演奏では黒沼ユリ子さんのレクチャーコンサート。
その人となりをしっかりと映した演奏が心に残ります。

友人から音楽について2つのメール。Buninのショパンを聴いた直後に
「スケルツォの第2番がすごかったです。作品の音の全体像の中で調和、融合を
みながらも、かつダイナミックで、聴くものの心を一体化してくれました」と。

もう一つはボランティア仲間がロックバンドを率いており(多分私より年上の方、話を聞いたときにはビックリ!!してしまいました)、そのライブへのお誘い。
そういえば、彼女の身のこなしはすこぶる軽やかであるような・・、
年齢をものともせず、さわやかに活動している姿に共感!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):・・・、音楽の話  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/22(火) 19:41  -------------------------------------------------------------------------
   悠々さん

お久し振りです。
クラシックの演奏会のお話だったので、横から失礼します。

ロシアのピアニスト、スケールの大きな演奏が想像できます。
私が好きなのは、ラフマニノフ。

黒沼ユリ子さんのお名前は、久し振りに聞きました。メキシコで今もお元気にご活躍なのでしょうか?学生時代に黒沼さんの著書を読んだことを思い出します。

フェリスの音楽堂、ああ、だからBadBloke さんへなのですね、納得。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):・・・、音楽の話  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/23(水) 0:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼悠々さん:

ショパン弾きといえば、むかしの人ならホロヴィッツあたりの名前が出てくるのでしょうね。ぼくの世代だと、アルゲリッチかポリーニになるのでしょうか。でも、例によって、ぼくの趣味は時代がずっと過去へ飛びまして、まず思い浮かぶのはディヌ・リパッティです。白血病と闘いながら残したといわれる録音は、決して多くはないですが、バッハ、モーツァルト、ショパン、どの演奏もすごく美しいです。モーツァルトは、寒いウィーンの冬に、暖炉のまきを買うお金がなくて、奥さんと部屋でダンスをしながら共にからだを暖めたとか。この明るさがぼくは好きです。リパッティの残してくれたレコードにも、それと同質の明るさ、透明な美しさがあるように思います。

黒沼ユリ子さんといえば、ぼくは小学生のころに同級生でヴァイオリンを習っている子がいて、自分も習いたいと言ったら、父に男の子には必要ないと言われた記憶があります。ピアノでもそうですが、日本ではなぜかクラシック音楽は女性のやるものだという感覚があるのでしょうか。ウィーンフィルなんかは男ばかりという伝統がずっとあったのに、アメリカのフェミニストの抗議で女性も団員になれるようになったらしいですね。ぼくはもちろん男尊女卑なんて考えはないけれども、地球上にひとつくらい男ばかりのオーケストラがあってもいいと思うのですが。こんなことフェミニストの前で言ったら、やはり怒られるのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):・・・、音楽の話  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/11/23(水) 2:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
>ショパン弾きといえば、(略)まず思い浮かぶのはディヌ・リパッティです。

リパッティの最後の録音となったレコードを、学生の頃に買って、何度も何度も聞いていました。まだ大事に持っています。この掲示板でリパッティの名前を見てびっくりしてしまって……。

黒沼ユリ子さんは、今年、ご自分の始めた「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」が25周年を迎え、メキシコの子供達と一緒に来日、日本各地でコンサートを開かれました。私も行きましたが、とても上手な子供達がいて、また卒業生で音楽家として活躍している方も演奏なさいました。メキシコの作曲家の作品も演奏されて、興味深い楽しいコンサートでした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : リパッティに乾杯!  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/23(水) 18:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珠さん:

やはりいましたか。きっとリパッティのことが忘れられない人がここにもいるにちがいない、と思っていました。実際に知ると、なんだかとても嬉しいです。

リパッティの最後の録音といえば、あのブザンソン音楽祭のレコードですね。白血病が末期状態で、立っているだけでもつらかったとか。それで、あれだけの演奏ができたなんて、ぼくはこれだけでも奇跡を信じますね。モーツァルトのイ短調ソナタ。モーツァルトには珍しい、どこか悲しい感情をすなおに表現しているような曲です。パリで母親の死の知らせを聞いた直後に作曲したと言われているそうですね。思い入れたっぷりに弾こうと思えば、それも可能でしょう。

でも、リパッティは、個人的なあらゆる情念を排除して、純粋にモーツァルトの音楽を再現することだけにベストを尽くしていたかのようです。これが最後の演奏会であることを知っていたでしょうに。そういうピアニストでしたね。生涯ずっと。自分の生徒たちに「音楽はたいせつなことです」と口癖のように言っていたのは、あれはリパッティではなかったでしょうか。

音楽とか犬の話は、思想や哲学に関係なく、共有できるからすごいと思います。中には、たとえば靖国発言などのゆえにぼくのことを嫌って、リパッティ・ファンでも、ぼくとはおしゃべりしたくないという人もいるのでしょうか。人間てのは、哀しいですね。やはり美しい音楽は必要です。


>▼BadBlokeさん:
>>ショパン弾きといえば、(略)まず思い浮かぶのはディヌ・リパッティです。
>
>リパッティの最後の録音となったレコードを、学生の頃に買って、何度も何度も聞いていました。まだ大事に持っています。この掲示板でリパッティの名前を見てびっくりしてしまって……。
>
>黒沼ユリ子さんは、今年、ご自分の始めた「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」が25周年を迎え、メキシコの子供達と一緒に来日、日本各地でコンサートを開かれました。私も行きましたが、とても上手な子供達がいて、また卒業生で音楽家として活躍している方も演奏なさいました。メキシコの作曲家の作品も演奏されて、興味深い楽しいコンサートでした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):リパッティに乾杯!  ■名前 : 告天子  ■日付 : 05/11/23(水) 20:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:

>音楽とか犬の話は、思想や哲学に関係なく、共有できるからすごいと思います。中には、たとえば靖国発言などのゆえにぼくのことを嫌って、リパッティ・ファンでも、ぼくとはおしゃべりしたくないという人もいるのでしょうか。人間てのは、哀しいですね。やはり美しい音楽は必要です。


差し出がましい話かも知れませんが、一言。

私は靖国問題などでBadBlokeさんとは対立していますが、それでBadBlokeさんのことを嫌ってとかはおりませんし、他のことでは楽しい話が出来るのが人間同士というものではないでしょうか。


で、差し出がましい話ですが(苦笑)、BadBlokeさんが美しい音楽を愛するように、異文化に対しても、理解と同情を・・・愛の心を持って見ていただけたら、という思いで、おりました。

アフリカの人にベートーベンの音楽を聴かせたら、ゲラゲラ笑いだした、という話があります。文化の違いというのは、そういうものです。だから、お互いに寛容であり、尊重し合う心が必要ではないかと、思います。・・・って、本当に差し出がましいですね!。これは、僕自身にも言えることです。では。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):リパッティに乾杯!と思ったら、......  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/23(水) 21:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼告天子さん:
>
>で、差し出がましい話ですが(苦笑)、BadBlokeさんが美しい音楽を愛するように、異文化に対しても、理解と同情を・・・愛の心を持って見ていただけたら、という思いで、おりました。
>
ぼくは初めて告天子さんとおしゃべりしていたときから思っていましたが、その「異文化」ってところで、告天子さんには、何かぼくとは異次元の感性があるように感じています。以前もこんな話になったような記憶がありますが、日本人として生まれたからって、日本文化に制約されなくちゃいけないってのは、どうしてもぼくには納得できないんですね。

だいたい、告天子さんのような日本人の主張される<日本文化>には、たとえばキリスト教的な文化は含まれずに、そうゆうのは<異文化>になっちゃうわけですね。ところが、ぼく思うに、日本人として生まれた偶然の中でも、人間としての普遍的なものを知る人だっているのじゃないですか。

閉じられた日本主義でやっていると、必ず異文化との衝突がありますね。ぼくが告天子さんに目を向けてもらいたいのは、日本人の中に確かに存在する<異文化>です。ぼくの考えでは、これも異文化として片づけるのではなく、日本の文化として受け入れるべきだと思うわけです。ぼくのような日本人は、告天子さんから見れば、非国民(的)というわけでしょ? そういう思想こそが、戦前の日本文化を不寛容にしたのじゃないですか。

日本人なら靖国を尊重するのが当然というドグマによって、戦没者遺族の中にさえ、どれほど苦しんでいる人がいらっしゃることか。日本人というものを、そうそうジッパヒトカラゲにまとめてもらっちゃ困るという話を、ぼくはしてきたつもりなんですが。まさに<異文化>に対して寛容になるべきだ、という話です。靖国信仰でやりたい人は信仰を共有する仲間でやってください、という話です。ぼくは何もそういう人にまで、靖国を拒否しろなんてことは、一度も発言していないのですから、ここで寛容なんて言葉を使われちゃあ、渡辺一夫だって、モンテーニュさんだって困りますよ。

ま、しかし、告天子さんのばあいは、今までの数々の論戦にもかかわらず、ぼくのいのちを日本刀か鉄砲かで抹消してしまおうなどというお気持ちはないようで、以前も申し上げたと記憶しますが、そのような姿勢には敬意を表したいです。

ちなみに、「靖国発言などのゆえにぼくのことを嫌って」という話は、何も告天子さんのことを思っていたわけではありません。むしろ、思想的には左寄りであるかのごとく見える日本人の中に、意外に、宗教の話になると、右翼と同調してしまうような人が少なくないらしい。それこそが、ぼくには問題だと思っているのです。告天子さんからすれば、「ほら見ろ、それこそが日本人だ」ってな話になるのでしょうが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):リパッティに乾杯!と思ったら、......  ■名前 : 告天子  ■日付 : 05/11/23(水) 22:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:

お気持ちを害してしまうかと心配していたところもあるので、少しほっとしております。


私は別にBadBlokeさんのことは、面白い方だ(よい意味でですよ)とは思いますが、非国民だとかはあまり思わなかったですね。


まあ、正直言って、キリスト教・・・歴史的キリスト教です。キリスト教の歴史に対しては、私は好感は持っておりません。また、一神教ということから来る非寛容性にも、やはり好感は持っていません。むしろ、八紘一宇、多様にして、而して一、閉じれば一つ、開けば八百万の日本の神の精神の世界に対する、世界宗教であるところのキリスト教の寛容さが、これからは、世界的に必要になってくるだろう、求められるのだろうと、思っています。


そんなところから、「非寛容」に対しては、カチンと来るわけですが(笑)、それは、お互いに対して、そういうものを投影しているのかも知れませんね。


>閉じられた日本主義でやっていると、必ず異文化との衝突がありますね。ぼくが告天子さんに目を向けてもらいたいのは、日本人の中に確かに存在する<異文化>です。ぼくの考えでは、これも異文化として片づけるのではなく、日本の文化として受け入れるべきだと思うわけです。ぼくのような日本人は、告天子さんから見れば、非国民(的)というわけでしょ? そういう思想こそが、戦前の日本文化を不寛容にしたのじゃないですか。


そうかもしれないです。しかし、同じことを、私はキリスト教に対して、見ているところがあります。


>日本人なら靖国を尊重するのが当然というドグマによって、戦没者遺族の中にさえ、どれほど苦しんでいる人がいらっしゃることか。日本人というものを、そうそうジッパヒトカラゲにまとめてもらっちゃ困るという話を、ぼくはしてきたつもりなんですが。


靖国神社に対する個々人の感情は、極めて複雑なものがあると思います。十把一絡げに、賛成しない者は非国民、みたいに言うのは、私もどうかと思いますが、靖国神社に対する「憎み、呪う心」を醸成するような言論に対しては、いや、違うのではないか、と言うことにしています。ときに激昂的な物言いになるのは、ご勘弁ですが・・・。


>まさに<異文化>に対して寛容になるべきだ、という話です。靖国信仰でやりたい人は信仰を共有する仲間でやってください、という話です。ぼくは何もそういう人にまで、靖国を拒否しろなんてことは、一度も発言していないのですから、ここで寛容なんて言葉を使われちゃあ、渡辺一夫だって、モンテーニュさんだって困りますよ。

靖国信仰は、普遍的なものだと思います。日本では、神道の形で礼を尽くし、英霊としてお祀りするのだと思います。教義的にキリスト教とぶつかるところがあるのかも知れませんが、むしろその教義をゆるやかに考えて、運命というものを共にしようではないかと、そこに「寛容を求める」という言葉を使ったのです。


>ちなみに、「靖国発言などのゆえにぼくのことを嫌って」という話は、何も告天子さんのことを思っていたわけではありません。むしろ、思想的には左寄りであるかのごとく見える日本人の中に、意外に、宗教の話になると、右翼と同調してしまうような人が少なくないらしい。それこそが、ぼくには問題だと思っているのです。告天子さんからすれば、「ほら見ろ、それこそが日本人だ」ってな話になるのでしょうが。


私は靖国神社の政治利用というのは、好ましくは思っておりません。右も左もです。政治の心をきれいさっぱり流して、祈るということが、大事ではないかと思っています。右翼の人でも、宗教意識となると、だいぶんバラバラのように思います。しかし、死者を悼み、祈る気持ちは誰でも一つだと思います。大事なのはそこであって、日本では、神道式にやる、ということだと思います。自分はどの宗教だから、というわだかまりを棄てて祈ることが、宗教相互間で、必要になってくると思います。まあ、難しい教義の話というのも、あるのでしょうけれども・・・。自分は、そういうことを考えています。


音楽のお話しに、横から入って済みませんでした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):リパッティに乾杯!  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/23(水) 23:26  -------------------------------------------------------------------------
   こんばんは。
横から失礼します。

私は悲しいことに、リパッティを知らない世代。
ジネット・ヌヴゥーなども、最近知りました。
何となく最近は、音楽がショービジネス化する以前の演奏を懐かしむ人が多くなってきたような気がしています。
自己表現が過剰な音楽に疲れた人が、純粋な音楽を求めているのではないでしょうか?
「個人的なあらゆる情念を排除して・・・」 リバッティぜひ聴いてみたいです。

このスレッド、タイトルがいつの間にかなくなってしまいました。
そのうち、音楽のスレッドを立ててお話できればと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):リパッティに乾杯!  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/24(木) 3:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼レモンさん:

リパッティに関心をもっていだだけたようで、嬉しいです。ぼくが語り始めると、また長くなってしまいそうなので、さきほどネットで調べてみたところ、ちょうどよさそうなサイトを発見しましたので、ここに紹介させてもらいます。

http://cgi14.plala.or.jp/cello/lipatti/index.shtml

CDの紹介もありますし、彼の先生ナディア・ブーランジェの追想からは、リパッティの人柄が伝わってきます。

このスレッドのタイトルといえば、[管理人削除]となっていますよね。ぼくは最近、この文字を見ると、ゾクゾクッとするんです。新種のビョーキでしょうか。


>こんばんは。
>横から失礼します。
>
>私は悲しいことに、リパッティを知らない世代。
>ジネット・ヌヴゥーなども、最近知りました。
>何となく最近は、音楽がショービジネス化する以前の演奏を懐かしむ人が多くなってきたような気がしています。
>自己表現が過剰な音楽に疲れた人が、純粋な音楽を求めているのではないでしょうか?
>「個人的なあらゆる情念を排除して・・・」 リバッティぜひ聴いてみたいです。
>
>このスレッド、タイトルがいつの間にかなくなってしまいました。
>そのうち、音楽のスレッドを立ててお話できればと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):リパッティに乾杯!  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/24(木) 10:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:

>このスレッドのタイトルといえば、[管理人削除]となっていますよね。ぼくは最近、この文字を見ると、ゾクゾクッとするんです。新種のビョーキでしょうか。

 (^^; この私も同病かもしれません。タイトルそのものが〔管理人削除〕となっているので、新規にスレッドを3として立てたらタイトル:〔管理人削除]に移動させられてしまいました。

 まるで虐めにあっているような気がします。(^^:
 投稿意欲が失せましたが、ぐ・あ・ん・ば・って「心」を奮い立たせて意見を言うつもりです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ♪音楽はいいものです。♪  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/24(木) 11:57  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん

こんなに言葉に気をつけなくてはならないとは・・・。その点、音楽はいいものです。ただし、歌詞のついていないものに限ります。♪

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):・・・、音楽の話  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/23(水) 12:34  -------------------------------------------------------------------------
   BadBloke さん

こんにちは。
男ばかりのオーケストラ、読響などしばらく前まではありました。(ハープだけは人材不足か、エキストラの女性)少しずつ変わってきたとはいえ、現在でもオーケストラは男性優位なようです。同じ実力なら男性を採用するらしいです。組織では女性は弱いのが今も現実としてあるようです。
逆に、ソリストは人気実力ともに断然女性が強いです。特に日本では、活躍しているピアニスト、ヴァイオリニスト、チェリスト(体格にハンディがあるにも関わらず)などは女性が圧倒的に多いです。
「楽器と身体」 フライア・ホフマン著 春秋社刊 を読んでいるのですが、社会と女性の歴史(やや時代が限られています)が、音楽を通して書かれていて興味深いです。

ところで10年以上前、女性だけのオーケストラが作られた話はご存知ですか?指揮者も奏者の全員女性。なぜかうまくいかなかったようで、すぐに消えてしまいました。私も特に聴きたいという気持ちにはなりませんでした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):医者になるということ  ■名前 : 悠々  ■日付 : 05/11/16(水) 19:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
ある雑誌の表紙にとてもいい表情を見つけました。記事を見てみると
諏訪中央病院の鎌田医師がその人。著書の『がんばらない』がすでに
テレビドラマ化(テレビドラマはほとんど見ることがないので気が付きません
でした)。患者の【思い】をくみとる診察の日々からは、"がんばらない”
けれど”あきらめない”を信条としてご活躍です。

昨年の今頃だったでしょうか、やはり信州で地域医療に取り組んでおられる
色平医師の話をお聞きする機会がありました。お坊さんかと見間違う風貌、
けれど、視線を限りなく患者に近くして、その暮らしや人生にさえ耳を傾ける
診療姿勢。昨年の新潟中越地震の折にも、いち早くPC上に避難生活における
留意点をあげておられるのを見つけました。

>大学受験生の頃、もし医者になるのだとすれば、癌の専門医になりたいと思っていた。医学部にまだ合格してもいないのに、医者になった後のことを想像してみたことがある。日々、癌患者の治療に従事している自分が、たとえば、スキーに出かけようと友人に誘われたら、どうだろうか。たとえ白銀のゲレンデに到着したとしても、こころからスキーを楽しむことができるだろうか。自分の患者のことが気にならないだろうか。
>
>スキーなんて贅沢なことは言わなくても、たとえば、家のステレオの前で、ギー
ゼキングの弾くモーツァルトを聴いている時は、どうだろう。やはり患者のことが気にならないだろうか。フルトヴェングラーのベートーヴェンでも、ダメかもしれない。ビートルズのヘルプなど聴いたならば、もう終わりだ。「助けて!」という患者の声が聞こえてしまうにちがいない。
>
>医者になるということは、人生を患者のために捧げることになるのだろう。

『信州に上医あり』−若月俊一と佐久病院−(岩波新書)第100回芥川賞を受けた医師でもある南木佳士さんの文に共通点があるように感じました。例えばこんな
ところ。「芥川賞を受賞してから注文原稿が多くなったが、義理のあるものだけを引き受け、あとはすべて断った。・・メッキ飾りの文化人に仕立て上げられるのはごめんだった。そして、作家になるべきか、医者を続けるべきか迷ったこの時期に一つだけはっきりしたことがある。それは、私は佐久病院が好きなのだ、という事実である。常に患者の視点から発想して改革を続けてきたこの病院にいたからこそ、私は自分の視点を低くすることができ、小説が書けたのだった」

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):医者になるということ  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/17(木) 20:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼悠々さん:

さきほど、k・satouさんへ品の悪い返事を書いたばかりでして、しばらく新鮮な空気を吸う必要がありました。(微笑)

>ある雑誌の表紙にとてもいい表情を見つけました。記事を見てみると
>諏訪中央病院の鎌田医師がその人。著書の『がんばらない』がすでに
>テレビドラマ化(テレビドラマはほとんど見ることがないので気が
>付きませんでした)。患者の【思い】をくみとる診察の日々からは、
>"がんばらない”けれど”あきらめない”を信条としてご活躍です。
>
がんばり過ぎるのは、やはりよくないかもしれないですね。がんばっても、自然といいますか、どこかにゆとりを持てる人ならいいでしょうが、たいていは、がんばると、ゆとりを失ってしまうでしょうから。でも、今の御時世、生活のためには、がんばるしかないという人は多いのでしょうね。<がんばる>の意味がちょっとちがうかもしれませんが。

>昨年の今頃だったでしょうか、やはり信州で地域医療に取り組んで
>おられる色平医師の話をお聞きする機会がありました。お坊さんか
>と見間違う風貌、けれど、視線を限りなく患者に近くして、その
>暮らしや人生にさえ耳を傾ける診療姿勢。昨年の新潟中越地震の折
>にも、いち早くPC上に避難生活における留意点をあげておられるの
>を見つけました。
>
日本人の医者は、患者にあまり余計な話をしてくれない人が多いらしいですね。患者の余計な話を聞く耳を持たない医者も多いのでしょうか。これもゆとりという話になるのでしょうが、たとえ医師と患者の関係であっても、人間関係にゆとりはたいせつじゃないか、なんてことを、医者になれなかったぼくが言うべきことじゃないですね。
>
>『信州に上医あり』−若月俊一と佐久病院−(岩波新書)
>第100回芥川賞を受けた医師でもある南木佳士さんの文に共通点
>があるように感じました。例えばこんなところ。「芥川賞を
>受賞してから注文原稿が多くなったが、義理のあるものだけを
>引き受け、あとはすべて断った。・・メッキ飾りの文化人に
>仕立て上げられるのはごめんだった。そして、作家になるべき
>か、医者を続けるべきか迷ったこの時期に一つだけはっきり
>したことがある。それは、私は佐久病院が好きなのだ、という
>事実である。常に患者の視点から発想して改革を続けてきた
>この病院にいたからこそ、私は自分の視点を低くすることが
>でき、小説が書けたのだった」

この本のことは知りませんでした。さっき調べたら、1994年の発行ですね。ちょうどぼくが日本語の本からほとんど離れていた時期です。むかしは岩波の『図書』を購読していて、新刊の発表を楽しみにしていたものです。最近、再び日本人の書いたものを読むようになりました。このごろは新刊よりも古本のほうに関心があります。読みたい本が多すぎて困ってます。でも、この『信州に上医あり』は、近いうちに読んでみたいと思っています。ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):医者になるということ  ■名前 : 悠々  ■日付 : 05/11/18(金) 9:04  -------------------------------------------------------------------------
   心に残るものとして'99年度ノーベル平和賞をうけた『国境なきなき医師団』元
会長の基調講演があります。『ボランティアが作る参加型社会』のシンポジュウムでのこと。政治の手段にならず、自主性、独立性を維持しつつ活動。過酷な現場での献身。必要とされる世界で日夜現実の命と向き合っている”凄い”人々は少なくないのですね。

ペシャワール会の中村医師。20年以上に渡って、《誰もが行きたがらないところに
行き、だれもがやりたがらないことをやる》活動を続けていらっしゃいます。
診療のみならず、水源確保事業、灌漑水利事業をも実戦しておられます。
砂漠化した大地を緑の農地に変えるために。

ペシャワール会報No.85のワーカー通信にあった一文から。「・・色々な現場を見て共通して感じることは、日本人だけでは何もできないことです。・・土地の人々の目線で、現地スタッフとお互い尊敬し合ながら活動を続けています。今まで築かれた信頼によって全て支えられているような気がします」。
もちろん、作業現場にはワーカーと一緒に働く中村医師の姿が。現実の活動とその積み重ねの年月の重さはとてもとても語りつくせるものではないでしょう。HPを見ましたら、12月1日から10日まで全国数ヶ所で講演が予定されています。

遠い日の、受験期にとても優秀だった女子高校生が「医師よりも、もっと身近に
患者に寄り添う看護婦(看護士)になりたい」と話したことを覚えております。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):医者になるということ:66624訂正  ■名前 : 悠々  ■日付 : 05/11/18(金) 10:19  -------------------------------------------------------------------------
   国境なきなき医師団→国境なき医師団
失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):医者になるということ  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/18(金) 8:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
>大学受験生の頃、もし医者になるのだとすれば、癌の専門医になりたいと思っていた。医学部にまだ合格してもいないのに、医者になった後のことを想像してみたことがある。日々、癌患者の治療に従事している自分が、たとえば、スキーに出かけようと友人に誘われたら、どうだろうか。たとえ白銀のゲレンデに到着したとしても、こころからスキーを楽しむことができるだろうか。自分の患者のことが気にならないだろうか。
>
>スキーなんて贅沢なことは言わなくても、たとえば、家のステレオの前で、ギーゼキングの弾くモーツァルトを聴いている時は、どうだろう。やはり患者のことが気にならないだろうか。フルトヴェングラーのベートーヴェンでも、ダメかもしれない。ビートルズのヘルプなど聴いたならば、もう終わりだ。「助けて!」という患者の声が聞こえてしまうにちがいない。
>
失礼いたします。
当時、スキーもステレオも、今より贅沢だったでしょう。一般労働者とは微妙に世界が違う。

>医者になるということは、人生を患者のために捧げることになるのだろう。自分にそれほどの覚悟があるか? この問いにハッキリとは答えられなかった。そうこうするうちに、受験日が近づいた。医学部は、学力の面でも遠かった。患者ではなく細胞を相手にするのが、自分にはちょうどいいと思い、理学部への道を選んだ。

丸善の洋書売り場がお気に入りのようで、てっきり文学青年でいらしたのかと思っていました。もしかして現在の理工学部?お坊ちゃまの香りがするもので。
神田古書街でなくて、日本橋丸善というところも。

>
>同窓生に医者は多い。彼らの数百倍は人生を楽しんで来たにちがいない自分が、彼らより金持ちになっては申し訳ないような気がして、ジャンボ宝くじは、いまだに買う勇気がもてないでいる。

「同窓生に医者は多い。」このセリフ、老人党掲示板では嫌われそうです。
だって、そういう人は弱者には見えませんし、世の中に望むことも違うような気がします。
誤解でしたら失礼しました。悪意はありません。素朴な感想です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 弱者とお坊っちゃま  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/18(金) 15:46  -------------------------------------------------------------------------
   ▼レモンさん:

>当時、スキーもステレオも、今より贅沢だったでしょう。一般労働者とは微妙に世界が違う。
>
>丸善の洋書売り場がお気に入りのようで、てっきり文学青年でいらしたのかと思っていました。もしかして現在の理工学部?お坊ちゃまの香りがするもので。
>神田古書街でなくて、日本橋丸善というところも。
>
お坊っちゃまだったのは、父の時代までです。父は子どもの頃、<女中>にパジャマを着せてもらっていたとか、親戚のだれかが話していたのを記憶しています。ぼくの世代は<お手伝いさん>ですが、うちに女性は母と妹と、ぼくが校庭から拾って来た犬しかいませんでした。
 神田の古本屋はもちろん大好きですよ。米軍の偉い人にあそこの価値のわかる人がいたらしく、爆弾を落とさなかったとか。だからといって、民家を狙ったことがゆるされるわけじゃないけれど、戦後バブルの時期、神田を狙った地上げ屋の日本人よりは、いいことしてくれたんじゃないでしょうか。
>
>「同窓生に医者は多い。」このセリフ、老人党掲示板では嫌われそうです。

「老人党掲示板では」でなくて、「老人党掲示板にも」であってほしいと思います。日本人の愛犬家のことをよく思っていない英国人に、ぼくは日本の犬事情の実態を話したことがあります。正直に日本人のダメなところを認めたのです。すると、彼はこう言いました。「悪いやつは、どこの国でも、悪いんだよ」。ぼくのセリフを嫌う人のことを悪いやつとは思っていません。<悪いやつ>は、ぼくBadBlokeですから。

>だって、そういう人は弱者には見えませんし、世の中に望むことも違うような気がします。

セレブ(日本的な意味での)は、弱者の気持ちが理解できないかもしれませんね。でも、ぼくは弱者に見える人が必ずしも弱者の味方だとも思えないのです。これは経験上、そう思うのです。白州次郎はまちがいなくお坊っちゃまでした。でも、あの人の「困っている人は助けてあげるものだ」というセリフは本物だったようです。それと、マルクスもいます。彼もお坊っちゃまでした。奥さんは貴族出身です。彼はなぜロンドンでパンを買うためにベッドを売るような貧乏暮らしをしてまで、労働者の生活に同情したのでしょう。

>誤解でしたら失礼しました。悪意はありません。素朴な感想です。

素朴な感想は大歓迎です。こうして、日常でも、ひとは哲学することができるわけです。同窓生に医者の多い学校は、たぶん金持ちの悪臭がするのかもしれませんね。金など必要ない、などと言ったら、また天から中野好夫に怒られそうですが、ぼくは若い頃から今でも、ビートルズの<愛こそはすべて>を信じているようなところがあります。これも、中野好夫から「やだな、純情人間は」なんて言われそうですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):弱者とお坊っちゃま  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/18(金) 18:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼BadBlokeさん:
>▼レモンさん:
ご丁寧なお返事をありがとうございます。
お気を悪くされなくてよかったです。
いつも何かゆとりを感じる書き込みですね。犬の話はすみません、あまり読んでいないんです。
愛犬家が嫌いなわけではなくて、単純に犬が怖くて苦手なのです。
私が育ったあたりでは、躾のよい犬より、野良犬の方が多かったもので、犬に追いかけられるのが恐怖でした。
犬を飼っているのは、お金持ちの家、ワンワンよく吠える犬が多かったです。

私の鼻も、犬に負けなかったようですね。
>>
>>「同窓生に医者は多い。」このセリフ、老人党掲示板では嫌われそうです。
>
>「老人党掲示板では」でなくて、「老人党掲示板にも」であってほしいと思います。日本人の愛犬家のことをよく思っていない英国人に、ぼくは日本の犬事情の実態を話したことがあります。正直に日本人のダメなところを認めたのです。すると、彼はこう言いました。「悪いやつは、どこの国でも、悪いんだよ」。ぼくのセリフを嫌う人のことを悪いやつとは思っていません。<悪いやつ>は、ぼくBadBlokeですから。

なぜ<悪いやつ>が、老人党掲示板にやって来たのか、興味があります。
>
>セレブ(日本的な意味での)は、弱者の気持ちが理解できないかもしれませんね。でも、ぼくは弱者に見える人が必ずしも弱者の味方だとも思えないのです。これは経験上、そう思うのです。白州次郎はまちがいなくお坊っちゃまでした。でも、あの人の「困っている人は助けてあげるものだ」というセリフは本物だったようです。それと、マルクスもいます。彼もお坊っちゃまでした。奥さんは貴族出身です。彼はなぜロンドンでパンを買うためにベッドを売るような貧乏暮らしをしてまで、労働者の生活に同情したのでしょう。

弱者という言葉は考えものですね。自分に使うのも、他人に使うのも、気持ちのよいものではありません。
人間を強い者、弱い者に分類するようで嫌いです。

>素朴な感想は大歓迎です。こうして、日常でも、ひとは哲学することができるわけです。同窓生に医者の多い学校は、たぶん金持ちの悪臭がするのかもしれませんね。金など必要ない、などと言ったら、また天から中野好夫に怒られそうですが、ぼくは若い頃から今でも、ビートルズの<愛こそはすべて>を信じているようなところがあります。これも、中野好夫から「やだな、純情人間は」なんて言われそうですが。

白州次郎も中野好夫も読んでいませんが、何となくお気持ちがわかるような気がします。友人のお父上のような感じがします。
でも、白州正子は、私の世代では理解できない世界ですね。

お金持ちの悪臭がするところから逃げると、お金持ちの臭いがすると嫌われる、居心地のよい場所はなかなかないものです。
レモンの香りではごまかせないものです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):弱者とお坊っちゃま  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/18(金) 18:49  -------------------------------------------------------------------------
   スレッドのテーマから話題が逸れてしまいました。
引越し先を見つけましたので、移動いたします。
大変失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/11/16(水) 12:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みちのみやひろひとさん:

>『消費税が10%上がろうが、20%上がろうが知ったこっちゃ無い。
>特別な存在の医者のために、年金から金を払え』と言って回ってください。

貴方が言いたいのはこの事だと思いますよ。
政府財政が逼迫しているのだから、医師の給与を上げるなよ。・・と。

私が過去1年半もの間、この老人党掲示板で言ってきたのはそのことです。
貴方のように政府財政が逼迫していると思い込んでいる国民がほとんどだ。事実は違うんだ...貴方のような考えは誤りだと言い続けてきた。

............................
貴方はこんな事を言っている。

>非常に分かりやすくいうと
>『老人全員からも毎月5000円取り上げます。それを医者の給料に回します』
>そういうことです。厳密な計算をしたわけではないので数値は
>おかしいかもしれないが、

>金は空から降ってくる訳ではない。

このようにわかりきった事のように言っているが、
ではどうしたらお金は生まれるのですか。・・の問いにあなたは答えていない。
だから政府財政を心配したところで、貴方にはそれを何とかすることができそうにもない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : 森の住人  ■日付 : 05/11/15(火) 19:46  -------------------------------------------------------------------------
   ものすごい失礼な事だとは思いますが、あえて聞きます。
植物人間のような状態になって延命を希望する老人は
いらっしゃるのでしょうか?

http://www.jcoa.gr.jp/it/siten/content/resept.html
レセプトから見た医療費の使われ方
20%の患者さんに75%の医療費が使われているというお話しです。

http://www.fukuyama.hiroshima.med.or.jp/iryou/uchiwake.html
レセプト(医療費明細書)の統計をみると上位10%の患者さんが
総医療費の6割を使っています.そして上位一%の患者さんが
総医療費の26%を使っています.ですから開業医を受診する
患者さんの数は多いのですが,使われている医療費は意外に
少ないのですこのことから診療所の診察料を減額しても医療費
全体からみれば微々たるもので,医療費カットの効果は少ない
といえます.本当は,医療費全体の26%を使っている高額医療の
部分をどうするかを議論すべきです.

 高額レセプトの患者さんが高度医療で生命が助かるならよいことです.
しかし高額レセプト上位20の患者さんの9割はその月に死亡しており,
そして残り一割の患者さんも,翌月に死亡しているか,ほとんど社会復帰を
していません.何のための高額医療,高度医療なのか,この現状をふまえた
議論をすべきです.

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/16(水) 9:02  -------------------------------------------------------------------------
   森の住人さん

> 高額レセプトの患者さんが高度医療で生命が助かるならよいことです.
>しかし高額レセプト上位20の患者さんの9割はその月に死亡しており,
>そして残り一割の患者さんも,翌月に死亡しているか,ほとんど社会復帰を
>していません.何のための高額医療,高度医療なのか,この現状をふまえた
>議論をすべきです.

 医療機関の経営は、今や大変厳しい。重篤な患者は医療機関にとって、従来の出来高制では、削られることのないので「宝の山」であった。私のいた病院でもあった。末期がん患者に一ヶ月200万円ということが……。

 現在はは審査も厳しくなっているので、そういう事も減ってきているのではないだろうか。
 小泉総理は構造改革を看板に国民の支持を取り付け、それを背景に医療費の削減を推し進めようとしています。健保がじわじわと医師の首を絞めにかかっているいま、交通事故の自由診療は、宝の山だったが、損保会社と医師会の間で協定料金を決めているので、健康保険の点数とたいして変わらないそうだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : [管理人削除]  ■名前 :  ■日付 :  -------------------------------------------------------------------------
   この書き込みは管理人によって削除されました。(05/11/22(火) 15:08)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):社会保障制度・医療問題ほか ・2  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/17(木) 19:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼森の住人さん:
>ものすごい失礼な事だとは思いますが、あえて聞きます。
>植物人間のような状態になって延命を希望する老人は
>いらっしゃるのでしょうか?
>
>http://www.jcoa.gr.jp/it/siten/content/resept.html
>レセプトから見た医療費の使われ方
>20%の患者さんに75%の医療費が使われているというお話しです。
>
>http://www.fukuyama.hiroshima.med.or.jp/iryou/uchiwake.html
>レセプト(医療費明細書)の統計をみると上位10%の患者さんが
>総医療費の6割を使っています.そして上位一%の患者さんが
>総医療費の26%を使っています.ですから開業医を受診する
>患者さんの数は多いのですが,使われている医療費は意外に
>少ないのですこのことから診療所の診察料を減額しても医療費
>全体からみれば微々たるもので,医療費カットの効果は少ない
>といえます.本当は,医療費全体の26%を使っている高額医療の
>部分をどうするかを議論すべきです.
>
> 高額レセプトの患者さんが高度医療で生命が助かるならよいことです.
>しかし高額レセプト上位20の患者さんの9割はその月に死亡しており,
>そして残り一割の患者さんも,翌月に死亡しているか,ほとんど社会復帰を
>していません.何のための高額医療,高度医療なのか,この現状をふまえた
>議論をすべきです.

 【66490】と併せて同感です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 削除対象一覧  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 05/11/16(水) 21:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

Ray@スタッフです。

以下の書き込みは掲示板のルールのうち

 ・掲示板を混乱させる恐れのある投稿(揶揄、侮蔑的表現)
 ・削除対象書き込みに関連する投稿

に該当するため、削除対象としてスタッフ連絡板に移動しました。
以後これらの書き込みへのレスを禁止します。

掲示板をご利用の際は掲示板のルールおよび
ネットマナーにご配慮くださるよう、よろしくお願いいたします。

----
(削除対象一覧)

●【66414】Re(8):社会保障制度・医療問題ほか…  みちのみやひろひと - 05/11/14(月) 21:36 -

●【66417】Re(8):社会保障制度・医療問題ほか…  みちのみやひろひと - 05/11/14(月) 21:44 -

●【66441】Re(9):社会保障制度・医療問題ほか…  キタキツネ - 05/11/15(火) 0:25 -

●【66447】Re(9):社会保障制度・医療問題ほか…  みちのみやひろひと - 05/11/15(火) 2:36 -

(以上、前スレッド)

●【66458】社会保障制度・医療問題ほか ・2 キタキツネ - 05/11/15(火) 9:27 -

●【66513】Re(4):社会保障制度・医療問題ほか ・2  みちのみやひろひと - 05/11/16(水) 1:09 -

●【66521】Re(3):社会保障制度・医療問題ほか ・2  みちのみやひろひと - 05/11/16(水) 10:10 -

●【66525】Re(4):社会保障制度・医療問題ほか ・2  キタキツネ - 05/11/16(水) 11:16 -

----

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 別スレッドから転載します  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 05/11/23(水) 9:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

Ray@スタッフです。
以下の書き込みを別スレッドから転載いたします。

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【66917】社会保障制度・医療問題ほか ・3
 キタキツネ - 05/11/22(火) 16:16 -
引用あり 
パスワード  

 前スレッド「社会保障制度・医療問題ほか ・2」が、訳も分からず削除されたので「3」として立てます。

 ここで何度か話題になっているので、ジェネリック医薬品については周知のことと思いますが、おさらいの意味で再度勉強しましょう。 皆さん病院で処方される薬に、同じ成分、同じ効き目で、高い薬と安い薬を貰った経験があると思います。

 高い方は、日本で最初に発売された薬(新薬)で、先発品と呼ばれており、安い方は、新薬の特許が切れた後に厚生労働省の承認を得て発売される薬で、後発品と呼ばれています。

 後発品は欧米では一般名(generic name――※成分名のこと)で処方されることが多いためにジェネリック医薬品とも呼ばれています。
 
 ところが日本では一般名で承認になっていないのです。例えば、三共が開発して、2002年度国内売上高ランキング第1位となった高脂血症治療薬のメバロチンの1錠当たりの薬価は145.5円だが、後発医薬品メーカーが販売する同じ成分の製品が、あるメーカー111.9円、あるメーカーでは88円となっているのです。

 同じ成分で、同じ効き目なら、同じ薬価でも良いと思いませんか? このあたりが薬の認可で、製薬業界と厚生労働省のいろんな事情が見え隠れするのです。

 もう一つ、ジェネリック医薬品が今ひとつ伸びない理由に、この後発品は大包装が多い事と、その種類が物凄い数に上る事です。病院はその中から一種類を選びますが、これはメーカーと病院の関係で決められることがほとんどで、各病院まちまちです。
 調剤薬局では、これを全部用意するとなったら、全部使い切る前に、期限が切れて在庫を処分しなければなりません。

 小包装を販売するか、一般名で承認するようにしなければ、ジェネリック医薬品は、欧米のような伸びは期待できないでしょう。やはり、大手製薬業界を保護するためと見られてもしょうがないのです。

 医療費を抑えようとするならば、まずこうしたことを先にするべきであり、高齢者の負担を増やすなどとは本末転倒なのです。
 結局、小泉政権のの構造改革はマヤカシなのです。

 今マスコミで騒がれている耐震強度偽造問題なども、民営化の悪しき例でしょう。これなどは、JR西日本の事故と同じように、経済性を優先するあまり、安全性が軽視されたものと同列でしょう。

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