Page 1239 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼狭い日本を広く活用することは考えられないのか? 珍 源斎 05/12/11(日) 14:51 ┣Re(1):狭い日本を広く活用することは考えられないのか? キタキツネ 05/12/11(日) 19:52 ┃ ┗Re(2):狭い日本を広く活用することは考えられないのか? ウミサチヒコ 05/12/13(火) 14:24 ┗Re(1):狭い日本を広く活用することは考えられないのか? 珍 源斎 05/12/13(火) 11:26 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 狭い日本を広く活用することは考えられないのか? ■名前 : 珍 源斎 ■日付 : 05/12/11(日) 14:51 -------------------------------------------------------------------------
首都圏への集中が相変わらず停まらないようである。 北海道などの地方でも札幌圏への人口の集中が続いてるようで ある。 生活の利便性も含めて集中には経済上の利点もあるが、 それだけで良いのだろうか? 狭いと云われてる日本をより狭くするのではないかと 懸念される。狭さに慣れてしまうと人々のマインド迄も 狭いものになってしまう怖れがある。 ローカルカラーが失われて、画一化して行く先には 何やら、危ういものを感じる。 環境も循環と持続性のある生活環境を国家百年の大計の 基に考えられる政治家は存在しないのか・ 先進諸国と云われてる国々では、その辺り、政治家たちの哲学的 な思考も含めて弛まぬ努力が続けられてると聞く。 |
この事については私も良く考える。 北海道の札幌を除く地方では、「18歳の別離」という言葉がある。つまり高校を卒業すると同時に、進学しようが、就職しようが、親元を離れる事になりもう二度と生まれ故郷に住む事は無い。そのためだろうか、高校の卒業式には人生の別離の雰囲気が漂う。 その昔、第一次産業が持て囃されていた頃は、地元でも就職があった。しかし、今はどうであろうか? 沿岸漁業は廃れ、はたまた遠洋漁業の花形だったサケ・マス漁業も駄目になり、スケソウ漁も駄目になった。かつては日本一の水揚げ量を誇った釧路も日本一の座を譲った。 炭鉱も無くなった。そして頼みの綱の農業も国の無策により衰退する一方だ。かつては日本の経済の下支えをしてきた北海道は、なんどもババを掴まされ今や地方の過疎化は驚くばかりだ。 いつも沖縄と北海道は鬼子のような仕打ちを受けている。文化生活を営むための原子力発電は核のゴミをもたらす。北海道はそのゴミ処理場を受け持っている。 経済の活性化のために公共事業をやれば、大都市の文化生活をしている人々は「我々の税金を無駄遣いするな」という。そのお陰で公共事業は減り、失業者は増え自殺者は増える。 今の若者は都市志向だと思ったら大間違い。むしろ地元に就職したいと思う若者のほうがはるかに多いことは意外と知れれていない。人間、霞を食って生きるわけにはいかない。北海道の地方には、「メシの種」になる仕事がないのだ。 結局人間は土壇場にならないと分からないのだろう。 おそらく化石燃料が枯渇する前に、食糧が不足することは間違いないと言われる。その時に初めて気づくのかも知れない。 都市一極集中を避けるには、一次産業を疎かに出来ないことだけははっきりしている。 |
▼キタキツネさん: > いつも沖縄と北海道は鬼子のような仕打ちを受けている。文化生活を営むための原子力発電は核のゴミをもたらす。北海道はそのゴミ処理場を受け持っている。 > 結局人間は土壇場にならないと分からないのだろう。 > おそらく化石燃料が枯渇する前に、食糧が不足することは間違いないと言われる。その時に初めて気づくのかも知れない。 北海道は人口が500万人。国としても十分すぎるくらいにやって行ける。気候的にも、ニュージーランドの南島のようで、猟場に恵まれ、農地に恵まれ、自然に恵まれ、なに不自由ない生活が送れてしかるべきだが、どうしてか。一番の問題は失業者だろう。仕事さえあれば…。 狂っている。きっと、「支店経済」という形で本州(東京一極、はては米国グローバリズム?)に搾取されているに違いない。 小手先の公共事業やムネムネODAなどでなく、根本的な経済改革が望まれる。北海道独立運動も考えられる。北海道から自衛隊なんぞは追い出し、東京には関税をかけてやるのだ。やることはいくらでもある。沖縄もしかり。沖縄は中国や日本、アメリカを手玉にとって、東洋の真珠として生きていけるはずだ。 |
今、首都圏、東京ではでは高層ビルの建設ラッシュである。 お馴染みの六本木ヒルズと覇を競うような形も感じられる。 街並みにはクリスマス・モードで華やか、艶やかな電飾の 光が眩い街を歩く人々も一見、華やか我が世の春さえ彷彿させる ような感じてあるが、この華やかさは何なのか?・・ この疑問は正直拭えない、そこには生産者の姿は無く、 只々貪欲に消費の限りを尽くす。虚業の姿のみが映る・。 一方、いたいけな子供たちへの残酷な犯罪や依然として 自殺者が減らないとも聞く・。 一見して華やかに見える高層ビル群の光景にも、かつて聞いた覚えが ある旧約聖書にある神の怒りの前に崩壊したソドムの市とバベルの塔 を思わずには入られない・・・・・・・。 過度の集中がもたらす弊害が現れるとしたら、発生の周期に入ってる とも云われてる関東圏の地下に溜まり続ける地震エネルギーの 力により思い知ることになるのではないか? そのようにならぬ事を、今は祈るばかりである。 |