Page 1450 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼RA 老頭児 06/2/5(日) 19:16 ┣Re(1):RA たけチャン 06/2/5(日) 19:38 ┃ ┗夜明けが近い中南米 老頭児 06/2/6(月) 11:02 ┣Re(1):RA 弥生 06/2/6(月) 17:19 ┗Re(1):RA しまったk2 06/2/6(月) 19:33 ─────────────────────────────────────── ■題名 : RA ■名前 : 老頭児 ■日付 : 06/2/5(日) 19:16 -------------------------------------------------------------------------
ラテンアメリカとカリブ海出身の1610人の学生が、給付金を受けながら6年間の課程を修了し、ハバナのラテンアメリカ医学学校を卒業した。 卒業式には、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領、パナマのマルティン・トリホス大統領、エクアドルのアレハンドロ・セラーノ副大統領が出席、さらには、サン・ビセンテなどカリブ海諸国の首相が出席した。 卒業生は、それぞれの国に帰り(多くは遠隔地)、医師として働くが、すでに300人は働き始めている。 ラテンアメリカ医学学校は、1999年遠隔地にいる貧しい青年を募集し、医師として育て、ふたたびその地域で貢献してもらおうとするもの。 現在、ラテンアメリカ・カリブ28カ国、33民族の1万508人が学んでいる。 学生は、それぞれの国で選抜され、航空費のみの負担で、書籍、宿泊、食事など全てが給付される。 今年の卒業生の71%は、貧困家庭の出身者で、労働者や農民の子女、自国では資金不足などからこのようなことは不可能だった。 「フィデル・カストロは私のパドリーノ(代父)です。」「(フィデルは)父のいない私にとっては、父親です。」、「いつまでも、私は人生を変えていく。」これは何人かの学生のコメントだ。 カストロは、真に幸福に輝いていた。実際、この学校は彼の理想であり、1998年、ハリケーン・ミッチの襲来後のラテンアメリカの医療不足を見て、急いで軍施設の再活用をし、アメリカを含む米州大陸の若者たちに呼びかけた。 この間、言語、方言、教育課程などあらゆる問題を解決した。 「ハイチが必要としているのは、兵士の流入ではなく、医師の流入だ。」カストロは数年前、こう述べたが、いまはハイチだけでなくアメリカにも送り込んでいる。 キューバ政府は、医師、看護士、スポーツ指導者などの専門家の育成は、政治的目的ではなく、連帯のためだと説明している。 こうした連帯については、最近パラグアイのラウル・クーバス元大統領が、アメリカのキューバ、ベネズエラ批判を支持するよう求められたのに対し、これを拒否する理由として使われた。 疑いなく、彼ら学生はキューバ政府の最良の宣伝手段ではあるが、それよりも、これまで医療サービスの全く届かなかったコミュニティに医者となった若者が帰ってくることの方が重要である。 政治的であろうとなかろうと、毎年ラテンアメリカに1500人の医者が出現する。 <写真左:最初の卒業のポスターは、キューバ全土におかれている。写真中:29カ国、33民族の青年が学んでいる。写真右:卒業式にはベネズエラとパナマの大統領が出席した。> (060121BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Cuba: medicos para Latinoamerica) |
▼老頭児さん: > ラテンアメリカとカリブ海出身の1610人の学生が、給付金を受けながら6年間の課程を修了し、ハバナのラテンアメリカ医学学校を卒業した。 > > 卒業式には、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領、パナマのマルティン・トリホス大統領、エクアドルのアレハンドロ・セラーノ副大統領が出席、さらには、サン・ビセンテなどカリブ海諸国の首相が出席した。 > > 卒業生は、それぞれの国に帰り(多くは遠隔地)、医師として働くが、すでに300人は働き始めている。 > > ラテンアメリカ医学学校は、1999年遠隔地にいる貧しい青年を募集し、医師として育て、ふたたびその地域で貢献してもらおうとするもの。 > 現在、ラテンアメリカ・カリブ28カ国、33民族の1万508人が学んでいる。 > > 学生は、それぞれの国で選抜され、航空費のみの負担で、書籍、宿泊、食事など全てが給付される。 > 今年の卒業生の71%は、貧困家庭の出身者で、労働者や農民の子女、自国では資金不足などからこのようなことは不可能だった。 > > 「フィデル・カストロは私のパドリーノ(代父)です。」「(フィデルは)父のいない私にとっては、父親です。」、「いつまでも、私は人生を変えていく。」これは何人かの学生のコメントだ。 > > カストロは、真に幸福に輝いていた。実際、この学校は彼の理想であり、1998年、ハリケーン・ミッチの襲来後のラテンアメリカの医療不足を見て、急いで軍施設の再活用をし、アメリカを含む米州大陸の若者たちに呼びかけた。 > この間、言語、方言、教育課程などあらゆる問題を解決した。 > > 「ハイチが必要としているのは、兵士の流入ではなく、医師の流入だ。」カストロは数年前、こう述べたが、いまはハイチだけでなくアメリカにも送り込んでいる。 > > キューバ政府は、医師、看護士、スポーツ指導者などの専門家の育成は、政治的目的ではなく、連帯のためだと説明している。 > こうした連帯については、最近パラグアイのラウル・クーバス元大統領が、アメリカのキューバ、ベネズエラ批判を支持するよう求められたのに対し、これを拒否する理由として使われた。 > > 疑いなく、彼ら学生はキューバ政府の最良の宣伝手段ではあるが、それよりも、これまで医療サービスの全く届かなかったコミュニティに医者となった若者が帰ってくることの方が重要である。 > > 政治的であろうとなかろうと、毎年ラテンアメリカに1500人の医者が出現する。 > ><写真左:最初の卒業のポスターは、キューバ全土におかれている。写真中:29カ国、33民族の青年が学んでいる。写真右:卒業式にはベネズエラとパナマの大統領が出席した。> >(060121BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Cuba: medicos para Latinoamerica) 人の心もカネで買えると言ったのは、ホリエモンである。その彼を持ち上げては叩き潰す、ホリエモン劇場が、わが国では進行している。地球の裏側では、アメリカの経済封鎖で、経済的に困窮して、家庭の裏庭を自家菜園に改造して野菜を作り、経済危機を乗り切った国もある。神は自ら助けるものを助ける。神に近いのは、ホリエモン、コイズミよりカストロのようですね。 |
▼たけチャンさん: ラテンアメリカに広がる運動は21世紀を希望に満ちた明るい世界を予感させるものがある。 われわれが子孫に残せる未来はここにあるように思う。 アジア・アフリカ大陸にこの運動が広がっていくとき若者は未来に希望を抱くことだろう。 >> ラテンアメリカとカリブ海出身の1610人の学生が、給付金を受けながら6年間の課程を修了し、ハバナのラテンアメリカ医学学校を卒業した。 >> >> 卒業式には、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領、パナマのマルティン・トリホス大統領、エクアドルのアレハンドロ・セラーノ副大統領が出席、さらには、サン・ビセンテなどカリブ海諸国の首相が出席した。 >> >> 卒業生は、それぞれの国に帰り(多くは遠隔地)、医師として働くが、すでに300人は働き始めている。 >> >> ラテンアメリカ医学学校は、1999年遠隔地にいる貧しい青年を募集し、医師として育て、ふたたびその地域で貢献してもらおうとするもの。 >> 現在、ラテンアメリカ・カリブ28カ国、33民族の1万508人が学んでいる。 >> >> 学生は、それぞれの国で選抜され、航空費のみの負担で、書籍、宿泊、食事など全てが給付される。 >> 今年の卒業生の71%は、貧困家庭の出身者で、労働者や農民の子女、自国では資金不足などからこのようなことは不可能だった。 >> >> 「フィデル・カストロは私のパドリーノ(代父)です。」「(フィデルは)父のいない私にとっては、父親です。」、「いつまでも、私は人生を変えていく。」これは何人かの学生のコメントだ。 >> >> カストロは、真に幸福に輝いていた。実際、この学校は彼の理想であり、1998年、ハリケーン・ミッチの襲来後のラテンアメリカの医療不足を見て、急いで軍施設の再活用をし、アメリカを含む米州大陸の若者たちに呼びかけた。 >> この間、言語、方言、教育課程などあらゆる問題を解決した。 >> >> 「ハイチが必要としているのは、兵士の流入ではなく、医師の流入だ。」カストロは数年前、こう述べたが、いまはハイチだけでなくアメリカにも送り込んでいる。 >> >> キューバ政府は、医師、看護士、スポーツ指導者などの専門家の育成は、政治的目的ではなく、連帯のためだと説明している。 >> こうした連帯については、最近パラグアイのラウル・クーバス元大統領が、アメリカのキューバ、ベネズエラ批判を支持するよう求められたのに対し、これを拒否する理由として使われた。 >> >> 疑いなく、彼ら学生はキューバ政府の最良の宣伝手段ではあるが、それよりも、これまで医療サービスの全く届かなかったコミュニティに医者となった若者が帰ってくることの方が重要である。 >> >> 政治的であろうとなかろうと、毎年ラテンアメリカに1500人の医者が出現する。 >> >><写真左:最初の卒業のポスターは、キューバ全土におかれている。写真中:29カ国、33民族の青年が学んでいる。写真右:卒業式にはベネズエラとパナマの大統領が出席した。> >>(060121BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Cuba: medicos para Latinoamerica) > >人の心もカネで買えると言ったのは、ホリエモンである。その彼を持ち上げては叩き潰す、ホリエモン劇場が、わが国では進行している。地球の裏側では、アメリカの経済封鎖で、経済的に困窮して、家庭の裏庭を自家菜園に改造して野菜を作り、経済危機を乗り切った国もある。神は自ら助けるものを助ける。神に近いのは、ホリエモン、コイズミよりカストロのようですね。 |
老頭児さん こんにちは。 良いお話を教えてくれました。キューバーは、経済封鎖で大変苦しい立場に立たされています。 一度テレビで見たんですが、砂糖の下落によりとうきび畑が農作物の生産に替わりまた。とうきびで燃料を造りそのかすを肥料に有効利用をしていること。太陽光をエネルギーに学校などにもコンピューターを設置してました。 カストロ首相はアメリカのニューオーリズのハリケーンの時も医師団の派遣を申し出ていたようですがアメリカ政府に拒否されたそうです。 最近中南米で反米政府が続出しているのもアメリカに付いていても自国の安全や生活を守れないと、かしこい選択をする。いいことですね。キューバーは良いお手本を示しているんですね。アメリカは憎いでしょうね。失礼しました。 |
▼老頭児さん:こんばんわ 中南米の属性は良く解りませんが、断片的情報によっても、イスラム社会の反米とは、ひと味異なるアメリカ主義を否定する動きですね。 アメリカを全部否定するわけではないが、いずれににしても、アメリカが国際スタンダードという驕りは、もう終焉に近づいてきているのでしょうか。 そろそろ、日本もアメリカだけしか見えない、遮眼帯は取り払わなければ、本当の国際社会から疎外されてしまうのでしょうか。 |