Page 1572 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼道州制と地方分権の促進を! 珍 源斎 06/3/2(木) 13:04 ┗Re(1):地方銀行が続々首都圏へ! 珍 源斎 06/3/3(金) 9:52 ┗Re(2):今・何故道州制が必要か! 珍 源斎 06/3/7(火) 9:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 道州制と地方分権の促進を! ■名前 : 珍 源斎 ■日付 : 06/3/2(木) 13:04 -------------------------------------------------------------------------
明治維新から日本の近代化での中央集権は富国強兵政策としては 確かに効果があり、戦後の焼け野原からの奇跡的な復興もそれに よるものと思える。 しかし乍現在ではそれの弊害がより多く露呈してる。 構造的には制度の疲労が顕著化して各所に見られるのも現実である。 生態系に「なぞらえ」ても多様性が失われることの弊害は 言を待たないことで有るが、文化的にも画一化がこれ以上進めば 広く地方文化の衰退を招き日本文化の持ってる価値すら減ずる ことになる、加えて国民的なパワーすら減衰することになる。 近代の科学技術が「集中、寡占化」から「多様、分散化」を容易にする 機能を有してる、生活や暮らしの面でも地産、地消が図られる ことにより環境、省エネルギー、などでも循環型をより徹底し易く なることはヨーロッパ各国の都市や町村の姿を散見すれば肯ける ことも多い。 東京首都圏へこれ以上に過度な集中が促進されることがあれば 地震災害等々も含めて国自体の安全性にも関ってくるように 思える。中央集権国家より地方への分権と連邦制のような國の形へと 変革することが急務と思う。 お目通し感謝 |
バブル経済の崩壊により痛手を被り一旦地方に引き上げた 地方銀行が又ぞろ首都圏への進出を図ってると云う。 地方企業には資金需要が無いことによると思えるが、 やはり、地方経済の復興と活性化が依然として遅れてるか 或いは死に態となってしまってるのか、この辺りの事は 日本の経済構造に関しても大きな問題を含んでるのでは ないかと案じられる。 首都圏の経済力は強烈な自己増殖を遂げる構造化してるので 其れを抑制する政策が日本経済の歪みを是正するために必要である。 過度な過密である首都圏への集中をこのまま許すと 災害への脆弱性の増加、環境への負荷の増大、交通渋滞、 等々がやがて臨界に達して破断界に陥ることが必定と思われる。 加えて人間社会の歪みの増大も無視できない。 |
ニセメール騒動で肝心の政治が空転してそまったようであるが この國の「ありよう」として大切なことが論議されてる。 朝日新聞3月7日朝刊に一ページを割いた記事に掲載されてる。 その囲み記事に「自民党・参議院議員・片山虎之助 氏」は 首都圏への依存をやめ・各地に「小東京」をと題したことを 述べられてる。 同じく、その下段にには「増田寛也・岩手県知事」が自立できる 地域経営をと題して近未来の政治・行政・暮らしの方向付けに ふれたことを述べられてる。 何れにしても放置出来ない首都圏への一極集中の弊害を 危惧する考え方は共通するものがあると思う。 |