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 ▼民主党よ! 改革はどうしたのか  pierre 05/8/9(火) 13:53
   ┣Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  昭和 人 05/8/9(火) 17:34
   ┃  ┗Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  昔神童・今人道 05/8/9(火) 18:48
   ┃     ┗Re(3):民主党は年寄り虐めの政党です  HATTORI 05/8/21(日) 19:46
   ┃        ┗Re(4):自民・公明政権は年寄り虐めの悪党です  昔神童・今人道 05/8/21(日) 20:27
   ┃           ┗Re(5):自民・公明政権は年寄り虐めの悪党です  ozone 05/8/21(日) 21:04
   ┃              ┣かわいそうな与謝野さん  ざるざる 05/8/21(日) 21:44
   ┃              ┃  ┗Re(1):かわいそうな与謝野さん  昔神童・今人道 05/8/21(日) 23:30
   ┃              ┗Re(6):自民・公明政権は年寄り虐めの悪党です  昔神童・今人道 05/8/22(月) 0:05
   ┣Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  tomyk 05/8/9(火) 18:52
   ┣Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/9(火) 19:45
   ┃  ┣Re(2):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  Gokai 05/8/9(火) 22:10
   ┃  ┃  ┗Re(3):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  団塊党 05/8/9(火) 23:06
   ┃  ┃     ┗Re(4):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  老猿(モンキー改め) 05/8/10(水) 15:04
   ┃  ┃        ┗Re(5):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  団塊党 05/8/11(木) 0:07
   ┃  ┃           ┗Re(6):民主主義の崩壊  告天子 05/8/11(木) 6:55
   ┃  ┗Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  pierre 05/8/15(月) 13:43
   ┃     ┣Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  月光仮面のおじいさん 05/8/15(月) 15:33
   ┃     ┣Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  昔神童・今人道 05/8/15(月) 15:42
   ┃     ┗Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/16(火) 1:06
   ┃        ┗Re(4):民主党よ! 改革はどうしたのか  pierre 05/8/17(水) 14:38
   ┃           ┣Re(5):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/17(水) 19:41
   ┃           ┃  ┗Re(6):民主党よ! 改革はどうしたのか  ozone 05/8/17(水) 20:56
   ┃           ┗Re(5):民主党よ! 改革はどうしたのか  たけチャン 05/8/18(木) 20:41
   ┃              ┗Re(6):民主党よ! 改革はどうしたのか  pierre 05/8/20(土) 16:31
   ┃                 ┣Re(7):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/21(日) 13:33
   ┃                 ┗Re(7):確認のお願い。  Gokai 05/8/21(日) 14:35
   ┣Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  HATTORI 05/8/10(水) 0:08
   ┃  ┗Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/10(水) 1:09
   ┃     ┣Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  愚民 05/8/10(水) 6:40
   ┃     ┃  ┗Re(4):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/10(水) 7:54
   ┃     ┃     ┗Re(5):民主党よ! 改革はどうしたのか  愚民 05/8/11(木) 19:57
   ┃     ┃        ┗Re(6):民主党よ! 改革はどうしたのか  団塊党 05/8/11(木) 20:58
   ┃     ┃           ┗Re(7):民主党よ! 改革はどうしたのか  ozone 05/8/11(木) 21:25
   ┃     ┗Re(3):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  HATTORI 05/8/10(水) 10:20
   ┃        ┣Re(4):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  昭和 人 05/8/11(木) 13:18
   ┃        ┗Re(4):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  団塊党 05/8/18(木) 11:54
   ┃           ┗Re(5):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  キタキツネ 05/8/18(木) 13:24
   ┃              ┗Re(6):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  昔神童・今人道 05/8/18(木) 18:57
   ┣Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ozone 05/8/10(水) 11:20
   ┗Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  歩喜人 05/8/18(木) 14:05
      ┣Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  ozone 05/8/18(木) 19:11
      ┗Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  昔神童・今人道 05/8/18(木) 19:38

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 ■題名 : 民主党よ! 改革はどうしたのか
 ■名前 : pierre
 ■日付 : 05/8/9(火) 13:53
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    郵政民営化法案が参議院本会議で否決され、小泉首相は衆議院を解散した。たしかに政府案は抵抗勢力への妥協に次ぐ妥協で大変おかしな内容になってしまった。しかし、今回の否決はその法案のおかしな内容を是正するどころか、民営化自体を葬り去ったのである。仮に9月11日の選挙で小泉首相が圧勝したところで、参院は変わらず、また否決の憂き目を見る可能性が高い。下手をすると郵政民営化による郵政事業改革は今後その道を閉ざされてしまうのかも知れない。仮に実現するにしても相当の遅れが生じることは間違いないだろう。
 そして昨日の会見で小泉首相は
「残念ながら、民主党も民営化に反対だ。対案も出さず、自民党の郵政民営化反対勢力と一緒になって法案を廃案にした」(「日本経済新聞」2005.08.09.朝刊)と言ったが、この指摘は的を得たものである。小泉首相がいう“抵抗勢力”と民主党とは、結果としてここでは手を組んで郵政民営化を葬ったのだからである。
 今日テレビで民主党の岡田代表は、郵政公社の時限がまだ2年残っているのだから、この間に郵貯・簡保の規模の縮小など、公社体制の中でできる範囲で改革を進めるというのが民主党の考えだ、という趣旨の発言をされていた。だがその郵貯・簡保の規模縮小にしても、例えば郵貯預入限度額を引き下げるなどの具体案はさっぱり示されない。政府案は10年先までの移行プランを示しているのに、たった2年先でありながらかけ声だけしか出てこないのでは、首相が指摘するように「対案も出さず」ではないか。
 350兆円という巨額の資金が市場の網を通らず、非効率な部門に流れ続ける仕組みに抜本的なメスを入れるには、その資金の入口である郵政事業手をつけるにしくはないのである。道路公団の談合にしても湯水のごとく低利で借り入れができるから可能なのだ。そういうカネの使い方をしているところに市場経由なら、もっと高い金利を要求されるかあるは安易な資金調達にブレーキがかかるだろう。そもそもまだ首相になる前の小泉氏が提唱した「郵政民営化」論には多くの民主党の人たちが加わっていたのではなかったか。だから私は政府案の問題点をえぐり出し、より良い対案を示して郵政改革の実をあげることを、民主党に期待してきた。それがこの体たらくでは今度の選挙はどうすればいいのか。かねてから民主党候補者に投票し、自民党からの政権を奪取を期待してきた私は、この解散にあたって深刻に悩んでいるのである。貴重な1票を無駄にしたくないからだ。岡田代表が政権を獲る絶好のチャンスとはしゃいでおられるのを見て、しらけた気分になるのは私だけではないだろう。
 民主党には労働組合の影響下にあって郵政民営化に抵抗する勢力が根強いと聞く。そういう体質を温存したままでは、自民党の政・官・業の癒着体質を非難する資格はない。それがまた民主党の改革への情熱を疑わせる重大な要因だ。そういう国民にとって好ましからぬ体質を早く払拭して、改革の実をあげて貰いたい。それこそが政権奪取の唯一の道だ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 05/8/9(火) 17:34  -------------------------------------------------------------------------
   全体的に同感です。
民主党は基本的公約を明確に発表すべきです。
郵政民営化に対しても統一見解を。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/9(火) 18:48  -------------------------------------------------------------------------
   民主党のマニフェストはハッキリしていますよね。

【小泉のデタラメ郵政改革はしない方がマシだ】

【道路公団民営化のデタラメでハッキリした。小泉の郵政改革はデタラメです】

【小泉のデタラメ改革は、この4年間でハッキリした】

【小泉デタラメ改革では庶民がますます苦しむだけです】


【真の改革は民主党しかできません】と描いてますね???

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):民主党は年寄り虐めの政党です  ■名前 : HATTORI  ■日付 : 05/8/21(日) 19:46  ■Web : http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昔神童・今人道さん:
>民主党のマニフェストはハッキリしていますよね。
>

民主党は年金生活者虐めの政党です

▼年金の財源に消費税増は年金受給者には痛いのです。
年金生活者には行政サービスも関係ないしね。
それとも消費税増分の物価値上げに比例して年金受給額が上がるのですか?
でなければ民主党は年金生活者虐めの党になるのです。

▼消費税増は日本では理不尽です。
日本の物価、特に食料、住居、電気ガス水道、はアメリカの2倍も高いのです。仮に物価が2割安くなれば税率30%でも5%の現時点より安く買えるのです。

▼財源は資産性所得税増です。この税はアメリカの1/2.5と極めて低率なのです。金持ち優遇税制の典型です。
次を
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1221.htm

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):自民・公明政権は年寄り虐めの悪党です  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/21(日) 20:27  -------------------------------------------------------------------------
   自民党のマニフェストはハッキリしませんねえ・・・。数字の記入が無いし・・・とテレビが言ってました。いかにデタラメか分かります。・・読む気もせんが。

いくら奇麗事のマニフェストでも自民・公明の実行力はゼロです。ハイ。

小泉自民・公明政権は金生活者虐めの悪党です。4年半で実証済みです。ハイ。

自民・公明の奇麗事のマニフェストに騙されてはイケマセン。ハイ。

4年半もデタラメし放題、やりたい放題の政権を引き摺り降ろしましょう。ハイ。

騙されてはイケマセン。ハイ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):自民・公明政権は年寄り虐めの悪党です  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/21(日) 21:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昔神童・今人道さん:

>自民党のマニフェストはハッキリしませんねえ・・・。数字の記入が無いし・・・とテレビが言ってました。いかにデタラメか分かります。・・読む気もせんが。

それだけではありません。与謝野自民党政調会長は各局の政党代表テレビ討論で政策の説明をきちんと出来ないでおります。 しどろもどろ、支離滅裂です。 誤魔化して切り抜け様との魂胆がアリアリです。 自壊作用の始まりですか。 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : かわいそうな与謝野さん  ■名前 : ざるざる  ■日付 : 05/8/21(日) 21:44  -------------------------------------------------------------------------
   政策もよくわかり、誠実な人柄の与謝野政調会長としては、ごまかすしかない、自民党の公約が、さぞ悲しかったでしょう。鴻池さんのように、言いたい放題、言いたいでしょう。全て、自民党に残ってしまったという、身から出たサビです。自分で責任を取るしかない、政治家ですから。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):かわいそうな与謝野さん  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/21(日) 23:30  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ざるざるさん:
>政策もよくわかり、誠実な人柄の与謝野政調会長としては、ごまかすしかない、自民党の公約が、さぞ悲しかったでしょう。鴻池さんのように、言いたい放題、言いたいでしょう。全て、自民党に残ってしまったという、身から出たサビです。自分で責任を取るしかない、政治家ですから。

これがホンマの自己(自公)責任!! な〜んちゃって・・・
飛んで火に入るナチの虫・・・
なんぼでも出て来るわ・・・
この4年半のタタリじゃ〜・・・ 
ザマア見やがれ!!! 

とにかくデタラメ野郎政権を引き摺り降ろすことです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):自民・公明政権は年寄り虐めの悪党です  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/22(月) 0:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ozoneさん:
>▼昔神童・今人道さん:
>
>>自民党のマニフェストはハッキリしませんねえ・・・。数字の記入が無いし・・・とテレビが言ってました。いかにデタラメか分かります。・・読む気もせんが。
>
>それだけではありません。与謝野自民党政調会長は各局の政党代表テレビ討論で政策の説明をきちんと出来ないでおります。 しどろもどろ、支離滅裂です。 誤魔化して切り抜け様との魂胆がアリアリです。 自壊作用の始まりですか。

岡田代表が言うてましたねえ。
自民党A 自民党B 自民党C の出現でコップの中のアラシ論を

兎に角、4年半の悪事の「A級戦犯」を引き摺り降ろす事です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : tomyk  ■日付 : 05/8/9(火) 18:52  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

失礼します。
おっしゃる通り民主党の「改革」は「倒閣」を優先させたようです。
これは他の野党も同じことが言えることですが・・・。

長期スパンで考えれば、歳出を減らすための「公務員削減」の第一歩としての改革を実行しなければならなかったでしょう。
しかし、政権交代のみを狙っていた民主党に希望は見出せません。
この後の「マニフェスト」を眺めても、空々しさを感じてしまうかもしれませんね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/9(火) 19:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

> そして昨日の会見で小泉首相は
>「残念ながら、民主党も民営化に反対だ。対案も出さず、自民党の郵政民営化反対勢力と一緒になって法案を廃案にした」(「日本経済新聞」2005.08.09.朝刊)と言ったが、この指摘は的を得たものである。

民営化すればうまくいくという見通しがどの程度あるのか、そのメリット、デメリットをよく見極めた上でなければ、あまりにも危険じゃないでしょうか。

小泉さんは自分の功をあせるあまり、その見通しまがないまま、自分の任期中に民営化を強行しようとしているとしか思えません。

今回反対した人達の中には単に既得権を守るためだけだった人達もいるでしょうが、真面目に考えたすえに反対した人達もたくさんいると思います。

野党が反対した理由は、公社化の成果をもう少し見極めようということだけでなく、他にいくつもあるでしょう。

例えば、資金の流れが本当に意図したとおりに健全な流れになるのかどうかが大きなポイントの一つです。
私はそういうことに詳しくはありませんが、シロウト考えでも心配になります。
アメリカの禿げたかファンドに吸い取られてしまうという話しもよく聞きますし。

またこの10年間、銀行の不良債権でわれわれの税金がいくらつぎ込まれましたか?
郵政公社が民営化された後、税金を投入しないですむ保障はなにもありません。
もちろん、公社のままでもその保障はありませんが、いずれにしてもその見通しをもう少しはっきりさせるべきです。

小泉さんはこれらの不安を取り除く説明が足りなさすぎます。
昨日の記者会見を見ても、口から出てくるのは「なぜ民営化がいけないのか?」と何度も言っていました。
これは逆でしょう。自分が質問するのではなく、説明しなきゃあ。
彼は説明する立場なのに、質問を何度も国民に対してしていました。
これを見ながら、私は、彼には見通しがないことを確信しました。

それに比べて、岡田さんは昨日のテレビで、350兆円の資金の流れをどうコントロールするのかはっきり述べていました。
郵貯から外に流れる資金は国が法律でコントロールすれば簡単に健全化できるときっぱり言っていました。
私には小泉さんの記者会見よりはるかに分かりやすかったです。

小泉さんと賛成派の人達は私のような一般の人によくわかるような説明をして、「それなら民営化しなければ」という気持ちにさせる責任があります。
それなしでの拙速な民営化は取り返しのつかない結果をもたらす可能性が十分にあると私は思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/8/9(火) 22:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:こんにちは

>民営化すればうまくいくという見通しがどの程度あるのか、そのメリット、デメリットをよく見極めた上でなければ、あまりにも危険じゃないでしょうか。
>例えば、資金の流れが本当に意図したとおりに健全な流れになるのかどうかが大きなポイントの一つです。
>私はそういうことに詳しくはありませんが、シロウト考えでも心配になります。
>アメリカの禿げたかファンドに吸い取られてしまうという話しもよく聞きますし。
>またこの10年間、銀行の不良債権でわれわれの税金がいくらつぎ込まれましたか?
>郵政公社が民営化された後、税金を投入しないですむ保障はなにもありません。
>もちろん、公社のままでもその保障はありませんが、いずれにしてもその見通しをもう少しはっきりさせるべきです。

仰るとおりだと思います。
綿貫民輔氏への質問メールへの返信文のご紹介がありましたのでそれを転載します。「郵政民営化への米政府の要望」に関するもののまとめです。
http://www.watanuki.ne.jp/

転載開始
.......................................
第四に小泉総理や竹中担当大臣を始めとした日本政府は同法案作成にあたり、17回にわたってアメリカ政府と交渉されてきました。この点に関しましてアメリカ政府から主に6つの点において要望が出されたと聞きます。この要望を簡単に表にしてみました。

米国政府対日要望 郵政民営化法案 
1. 郵便貯金・簡易保険は民間企業と完全同一競争条件とすること 。 郵便貯金は民間銀行、簡易保険は生命保険会社に変更。 
2. 民間と同じ法案を起用すること。 郵便法・簡易保健法を廃止し、銀行法・保険業務法を適用 。
3. (株式会社化した後)政府の保有する株式は完全売却すること。 10年間で株式を完全売却 。
4. (完全売却までの間)暗黙の政府保証の防止策をとること。 暗黙の政府保証を防止する為、業務・子会社保有を制限。 
5. 郵便貯金・簡易保険と他の業務との会計完全分離を目指すこと 。4分社化し、会計は完全分離 。
6. 民間との競争状況を調査する独立の委員会を設置すること。 民営化を検証するため、内閣に民営化委員会を設置 。


 国内問題であるにも関わらず、アメリカからの要望が非常に多い事に驚きます。6月22日付けの夕刊フジでUFJ総合研究所主任研究員である森永卓郎氏はご自身のコラム「サラリーマン塾」で次の様に述べておられます。

 「(前略)恐らく米国が最後に期待をかけているのが、郵政民営化なのだろう。民営化で売り出される株式を買い占めて一定の経営権を握れば、郵貯・簡保資金を米国に振り向ける事が出来る。350兆円の郵貯・簡保資金は好都合な事に米国の経常収支赤字の4年分にも相当する。アメリカの海外投資を復活させるのに十分な額だ。結局郵政民営化で起こる事は、国民の資産を米国による日本買い占め資金に回すだけなのではないか。」
(6月22日(水)夕刊フジ 森永卓郎「サラリーマン塾」より)

 本来極めてドメスティックな事柄である筈の郵政民営化に関し、これだけ大きな米国の意思が働いている事に非常に驚かされます。
.......................................
転載終了

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/9(火) 23:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokaiさん:

>仰るとおりだと思います。
>綿貫民輔氏への質問メールへの返信文のご紹介がありましたのでそれを転載します。「郵政民営化への米政府の要望」に関するもののまとめです。
>http://www.watanuki.ne.jp/
>
>転載開始
>.......................................
>第四に小泉総理や竹中担当大臣を始めとした日本政府は同法案作成にあたり、17回にわたってアメリカ政府と交渉されてきました。この点に関しましてアメリカ政府から主に6つの点において要望が出されたと聞きます。この要望を簡単に表にしてみました。
>
>米国政府対日要望 郵政民営化法案 
>1. 郵便貯金・簡易保険は民間企業と完全同一競争条件とすること 。 郵便貯金は民間銀行、簡易保険は生命保険会社に変更。 
>2. 民間と同じ法案を起用すること。 郵便法・簡易保健法を廃止し、銀行法・保険業務法を適用 。
>3. (株式会社化した後)政府の保有する株式は完全売却すること。 10年間で株式を完全売却 。
>4. (完全売却までの間)暗黙の政府保証の防止策をとること。 暗黙の政府保証を防止する為、業務・子会社保有を制限。 
>5. 郵便貯金・簡易保険と他の業務との会計完全分離を目指すこと 。4分社化し、会計は完全分離 。
>6. 民間との競争状況を調査する独立の委員会を設置すること。 民営化を検証するため、内閣に民営化委員会を設置 。
>
>
> 国内問題であるにも関わらず、アメリカからの要望が非常に多い事に驚きます。6月22日付けの夕刊フジでUFJ総合研究所主任研究員である森永卓郎氏はご自身のコラム「サラリーマン塾」で次の様に述べておられます。
>
> 「(前略)恐らく米国が最後に期待をかけているのが、郵政民営化なのだろう。民営化で売り出される株式を買い占めて一定の経営権を握れば、郵貯・簡保資金を米国に振り向ける事が出来る。350兆円の郵貯・簡保資金は好都合な事に米国の経常収支赤字の4年分にも相当する。アメリカの海外投資を復活させるのに十分な額だ。結局郵政民営化で起こる事は、国民の資産を米国による日本買い占め資金に回すだけなのではないか。」
>(6月22日(水)夕刊フジ 森永卓郎「サラリーマン塾」より)
>
> 本来極めてドメスティックな事柄である筈の郵政民営化に関し、これだけ大きな米国の意思が働いている事に非常に驚かされます。
>.......................................
>転載終了

アメリカにおだてられて「構造改革」を押し進めて、その行き着く先がどうなるか、本当に怖いですね。

今日も夜のテレビで「欧米は小泉の構造改革路線を支持している」と誰かが得意気に言っていましたが、甘い汁を吸うために狙われているのに気がついていないのでしょうかね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  ■名前 : 老猿(モンキー改め)  ■日付 : 05/8/10(水) 15:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:
>▼Gokaiさん:

小泉「郵政民営化」の本質を理解する上で、大変参考になるので上に挙げさせていただきます。
併せて昨日の某新聞に掲載された、今般の郵政改革失敗に関し寄せられたアメリカ国際経済研究所(IIE)上級研究員 アダム・ポーゼン氏のコメントを要約、付記いたしますのでご参照ください。

「郵政改革の失敗は今後の改革全体の方向が不透明になり、日本経済回復への懸念が高まる。郵政改革は政策をめぐる戦いというより自民党内の政治抗争に見える。
経済政策としては(郵政改革より)銀行部門の健全化・公的年金の改革・デフレ阻止などのほうがずっと重要だ。
小泉首相は(大胆な規制緩和など)限られた看板政策に執着し、その中身を掘り下げることなく「正しい」という信念だけで突っ走るようなところが、故レーガン大統領に良く似ている。
郵政民営化については完全に達成できればすばらしいが、長い検討の間に修正などを通じて多くの抜け穴がでて、真の意味の民営化とは言い難い。」

この研究所は過去、米国の貿易赤字削減のため大幅な円高誘導を提言したこともある、米国では有名な研究所です。
そこの上級研究員が既に小泉「郵政民営化」には多くの抜け穴があり、真の民営化とはいえないこと(道路公団の民営化協議を想起させる)を喝破、郵政改革よりもっと重要な経済課題があることを指摘しているのは正にそのとおりと考えます。
特に小泉首相の特質、自分の狭い思いに固執し周りを恫喝しながら突き進む政治スタイルには大いに危惧を覚えます。

仮に選挙民が今度の総選挙で彼の巧妙な論理すり替えと政治スタイルに欺かれ、公明党と一緒に過半数を得るようなことがあれば、「似非郵政民営化」どころか先の政府税調の提言どおりの大増税・靖国参拝・アジア外交すべて信任を得たものと強弁して突き進むのは目に見えています。

>>綿貫民輔氏への質問メールへの返信文のご紹介がありましたのでそれを転載します。「郵政民営化への米政府の要望」に関するもののまとめです。
>>http://www.watanuki.ne.jp/
>>
>>転載開始
>>.......................................
>>第四に小泉総理や竹中担当大臣を始めとした日本政府は同法案作成にあたり、17回にわたってアメリカ政府と交渉されてきました。この点に関しましてアメリカ政府から主に6つの点において要望が出されたと聞きます。この要望を簡単に表にしてみました。
>>
>>米国政府対日要望 郵政民営化法案 
>>1. 郵便貯金・簡易保険は民間企業と完全同一競争条件とすること 。 郵便貯金は民間銀行、簡易保険は生命保険会社に変更。 
>>2. 民間と同じ法案を起用すること。 郵便法・簡易保健法を廃止し、銀行法・保険業務法を適用 。
>>3. (株式会社化した後)政府の保有する株式は完全売却すること。 10年間で株式を完全売却 。
>>4. (完全売却までの間)暗黙の政府保証の防止策をとること。 暗黙の政府保証を防止する為、業務・子会社保有を制限。 
>>5. 郵便貯金・簡易保険と他の業務との会計完全分離を目指すこと 。4分社化し、会計は完全分離 。
>>6. 民間との競争状況を調査する独立の委員会を設置すること。 民営化を検証するため、内閣に民営化委員会を設置 。
>>
>>
>> 国内問題であるにも関わらず、アメリカからの要望が非常に多い事に驚きます。6月22日付けの夕刊フジでUFJ総合研究所主任研究員である森永卓郎氏はご自身のコラム「サラリーマン塾」で次の様に述べておられます。
>>
>> 「(前略)恐らく米国が最後に期待をかけているのが、郵政民営化なのだろう。民営化で売り出される株式を買い占めて一定の経営権を握れば、郵貯・簡保資金を米国に振り向ける事が出来る。350兆円の郵貯・簡保資金は好都合な事に米国の経常収支赤字の4年分にも相当する。アメリカの海外投資を復活させるのに十分な額だ。結局郵政民営化で起こる事は、国民の資産を米国による日本買い占め資金に回すだけなのではないか。」
>>(6月22日(水)夕刊フジ 森永卓郎「サラリーマン塾」より)

転載終了

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):郵政民営化法案への米政府からの6点の要望、そのまとめ  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/11(木) 0:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼老猿(モンキー改め)さん:

>特に小泉首相の特質、自分の狭い思いに固執し周りを恫喝しながら突き進む政治スタイルには大いに危惧を覚えます。
>
>仮に選挙民が今度の総選挙で彼の巧妙な論理すり替えと政治スタイルに欺かれ、公明党と一緒に過半数を得るようなことがあれば、「似非郵政民営化」どころか先の政府税調の提言どおりの大増税・靖国参拝・アジア外交すべて信任を得たものと強弁して突き進むのは目に見えています。

老猿さんのおっしゃる通りです。
「自分の狭い思いに固執する」そして民主主義の手続きを踏まずに「周りを恫喝しながら突き進む」のが小泉政治の特徴です。
国民がこれに拍手を送るようなことになれば、民主主義の崩壊と言っても過言ではありません。


>>>http://www.watanuki.ne.jp/

>>> 「(前略)恐らく米国が最後に期待をかけているのが、郵政民営化なのだろう。民営化で売り出される株式を買い占めて一定の経営権を握れば、郵貯・簡保資金を米国に振り向ける事が出来る。350兆円の郵貯・簡保資金は好都合な事に米国の経常収支赤字の4年分にも相当する。アメリカの海外投資を復活させるのに十分な額だ。結局郵政民営化で起こる事は、国民の資産を米国による日本買い占め資金に回すだけなのではないか。」
>>>(6月22日(水)夕刊フジ 森永卓郎「サラリーマン塾」より)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):民主主義の崩壊  ■名前 : 告天子  ■日付 : 05/8/11(木) 6:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

>「自分の狭い思いに固執する」そして民主主義の手続きを踏まずに「周りを恫喝しながら突き進む」のが小泉政治の特徴です。
>国民がこれに拍手を送るようなことになれば、民主主義の崩壊と言っても過言ではありません。


団塊党さんの話は、非常にムード的な物言いだと思います。「自分の狭い思いに固執」して、「周りを恫喝しながら突き進む」のであれば、最近の中国の恫喝外交などはまさにそれ、だと思いました。また、民主党の「主権を委譲」なども、驚愕的なまでの国民への恫喝となる主張です。( そもそも譲渡したり分割したり出来ないのが主権ですし、このような主張がされること自体、もはや「亡国」としか言いようがありません )

日本国民の民意が届き得ない国に、主権を譲るなど、狂気の沙汰だし、そもそも憲法違反です。

国民が間違った民主主義に拍手を送ることが「民主主義の崩壊」になるのだ、と仰いますが、むしろ大部分の国民はこのような中国や民主党やらの動きに、「ああ、いやだ」と感じているでしょう。

こうした中国やら民主党やらに「拍手を送っている」のは誰でしょうか。真の民主主義というものを「分かってもいない」し、その崩壊に手を貸しつつも、口では言葉だけ「民主主義」を絶賛するなら、それこそ、民主主義を以て民主主義を破るの図に当たります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : pierre  ■日付 : 05/8/15(月) 13:43  -------------------------------------------------------------------------
    私が口火を切った議論に大勢の方が意見をお寄せ下さり、大変ありがたく思います。皆さんのご意見を拝読してあるいはまた最近の動きなどを見て、考えるところを若干書かせていただきます。
(1)民営化は避けて通れない
 団塊党さんは、
「民営化すればうまくいくという見通しがどの程度あるのか、そのメリット、デメリットをよく見極めた上でなければ、あまりに危険」
と言われますが、私は、少なくとも郵貯、簡保は民営化を避けて通ることはできないと考えます。なぜならこの分野は民間企業が長年担っている分野であり、そこに国営の企業体が居座り、しかも圧倒的なシェアを持つと言うことがそもそも異常だからであります。ですから郵貯、簡保を維持するなら民営化して、同業他社とイコール・フッティングになるようにすべきです。あるいは廃止して民間にすべてゆだねる選択があってもいいでしょう。現状はいわば社会主義的金融事業ですが、社会主義が不合理なのはソ連、東欧の壮大な実験で証明済みではありませんか。
(2)労働組合は貴重な存在だが常に正しいわけではない
 労働組合が貴重な存在であることは、私も同感です。しかし例えば不要になった役所を縮小するのに反対する労組は、国民の利益に反する存在ではありませんか。郵政事業の民営化に労組が反対で、そのため民主党が民営化を口にできないというのはまさにに同じ構図なのです。郵貯・簡保は戦前は富国強兵・戦費の調達、戦後は復興と高度成長にともなうインフラ整備などの資金調達のためのシステムでした。今やそのいずれの歴史的使命も終わったのです。民主党は13日に郵貯限度額の引き下げをマニフェストに明記することになったそうです。これで郵貯残高は約100兆円減少を見込むそうですが、それに対応した人員削減、郵便局の統廃合などの組織のスリム化をどう考えているのでしょうか。郵貯・簡保を縮小し、いずれは廃止するという将来像を描いてその第1歩を踏み出すというなら評価できますが、その点を民主党は是非はっきりさせて欲しいものです。労組は郵政公社の雇用を強調しますが、公務員といえども「官制若しくは定員の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合」は「その意に反して、これを降任し、又は免職することができる」と国家公務員法第78条(地方公務員法第28条にも同様規定あり)に明記されています。雇用が優先するのではなく、国民のための政策が最優先で雇用はその結果であるべきなのです。
(3)総選挙の争点
 HATTORIさんが言われるように
「選挙の争点は『郵政民営化の是非』すなわち郵政に限らず『行政改革の是非』『利権既得権益の打破』で大きな争点です」
というのにはまったく賛成です。しかし小泉首相は「郵政」に的を絞って仕掛けています。その訴求力は馬鹿にできない力があると見なければなりません。それに民主党が対抗して政権を奪取するには相当の知恵が求められるでしょう。私は敵の土俵に上がることになるかも知れませんが、民主党が労組の思惑を脱却して郵貯・簡保の縮小、廃止を展望した徹底的に筋の通った郵政事業改革を提起し、政府・与党のまやかしとも言える「民営化」を抜本的に正して欲しいと思っています。それをやれば、それこそHATTORIさんが言われるような行政改革、利権既得権益打破、さらには財政構造改革につながる広い裾野を持つ政策展開が可能になると思うのですが如何でしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/8/15(月) 15:33  -------------------------------------------------------------------------
   pierre さま
昨日の岡田代表の話を聞き、別の意味で岡田さんの素晴らしさを感心いたしました。ことによったら小泉さんに負けない論争が出来るようにも思います。
pierre さまが今回ご指摘の点はごもっともですが、民営化の論理のすり代わりを心配いたします。

半年前になりますか、このサイトで公務員人件費の総額が議論されました。その時出た金額は概略40兆円と教えていただきました。今年の日本の国の税収総額合計は概略40兆円です。
つまり、現在の状況は税収全体がそっくり公務員給与となり、公共事業や社会保障費用などは全て借金によってなされている現実です。
無駄な支出を減らす、不要不急な支出を無くすなど民主党は叫んでいますが、その前にこの現実を覆い隠しています。岡田代表もその部分に触れられないよう、公務員人件費と言わず、貯金金額の上限を削減などと論点をそらしていますが、小泉さんはこの選挙で公務員天国を許していいのかと言ったのはこのことを指していると思います。その点から公務員の削減は緊急課題です。その手始めが郵政公社でしょうか。それは壮絶な戦いになるでしょう。

おそらく内部事情により岡田さんが公務員を守る立場に立たなければならない以上、説得力のある説明は無理と思いますし、出来ることなら岡田さんも既成の労組圧力からの脱却を考えなければならないでしょう。それが痛いほど感じる岡田さんでした。変な話ですが”俺が古い民主党をぶっこわす”と決意する気持ちが無ければ今回の選挙は無理でしょう。

まるで判官びいきの心境で岡田代表にがんばって欲しいとも思うのですが。。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/15(月) 15:42  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:こんにちは 

>HATTORIさんが言われるように
>「選挙の争点は『郵政民営化の是非』すなわち郵政に限らず『行政改革の是非』『利権既得権益の打破』で大きな争点です」

>というのにはまったく賛成です。しかし小泉首相は「郵政」に的を絞って仕掛けています。その訴求力は馬鹿にできない力があると見なければなりません。・・・

仰ることご最もですが、よ〜く読ませて頂くならば完全に小泉流にマインドコントロールされていますねえ。いえいえ、今や国民全体が「郵政民営化」で「改革に賛成か反対か」のごくごく分かり易いフレーズにコロッとイカレコリン?の状態です。国民の健忘症をよ〜く知ってないと、ここまで露骨に「ゴマカシ」ませんよ。

何と恐ろしい宗祖があらわれたのでしょうかこの国に・・・ です。

少し、冷静に考えたら騙されずに済んだ信者も居たのになあ。何でカンタンに騙されて金品を巻き上げられて身も心もズタズタにされるのだろう?・・・揚げ句がテレビのワイドショーの「ネタ」にされて衆目の見世物でチョン。

皆に蔑まされて・・・見世物だからと言っても一銭の金が手元に入るわけでもなし。あ〜あ「だまし」と分かっていても騙される親愛なる「日本国信者」の民に幸あれ〜。

この日本の片隅からの忠告に耳を貸せ〜。悪い事は言わん。騙されるなよ〜!!

戦後60年の大半の政権を欲しいままにした自民党が営々と築いた「既得権益の構造」を4年前にその「構造改革」をかざして小泉首相が登場しましたが・・・この4年間の実体は一体どうなってるでしょうか。出来ないことがハッキリしているのに、しつこく郵政にかこつけて「権益打破」でごまかそうとしているだけである。

郵政法案は国民の多くの反対で「否決」された事実をまだ往生際悪く「口先パフォーマンス」と「小泉 対 抵抗勢力」 の古びたサル芝居のロングランをしているだけなのである。観客も目が肥えてとっくの昔にお見通しなんだけどなあ・・・。

道路公団民営化にしても「骨抜きだらけ」で結局ムダな高速道路も造り放題ではありませんか。通行料も一向に安くなってないじゃないですか。ドライブインもファミリー企業と天下り役人の受け皿となっていてなんら解決していないではないか。

所詮自民党の権益構造を自民の総理がいくらエラソーに言っても「庶民イジメ」「弱者見殺し」でしかお茶を濁せないのである。利権構造の根底から変えないと真の改革ができる筈がないのである。この4年間の代償はあまりにも大きい。

民主党もケンカべただから救われない。この4年間の「庶民のうめき声のテープ」を選挙カーに積んで徹底的に4年間のデタラメさを訴えたらいいのです。

それから自民党は、民主党は労組がおるから郵政民営化に賛成できないとしきりに喧伝しているが時代は変わってることが分かっていない。

民主党は徹底して言えばよい。郵政民営化なんてどうでもいい。それより4年間の骨抜きデタラメ庶民イジメの改革(改悪ばかり)を天下に知らしむべきなのである。

今や「連合のササモリ」は自民党造反組を応援すると言ってます。昔の労組ではないのだ。企業と一緒になって「リストラ」に手を貸す労組らしい応援の仕方ではないか。どんどんやりたまえ。自民を助ける労組に民主も何もないのが事実だ。

企業の未曾有の大リストラで路頭に迷っている多くの中高年労働者、こんな筈ではなかった青テント・路上生活者・中高年失業者、ニート・フリーター・経済苦をはじめとする年間自殺者3万人。議員年金温存、弱者年金給付金カット、社会保障費削減、医療費負担増大、・・・どれもこれも、この4年間の結果です・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/16(火) 1:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

>(1)民営化は避けて通れない
> 団塊党さんは、
>「民営化すればうまくいくという見通しがどの程度あるのか、そのメリット、デメリットをよく見極めた上でなければ、あまりに危険」
>と言われますが、私は、少なくとも郵貯、簡保は民営化を避けて通ることはできないと考えます。

議論を尽くした上で民営化することを否定しているわけではありません。
野党の質問をはぐらかし、改革という言葉だけが先行する議論に乗せられて取り返しのつかない結果になることを恐れているのです。

アメリカでは健康保険制度がなく、民間保険会社しかありません。
そのため、低所得者層は病気をしても治療が満足に出来ないそうです。
保険会社は莫大な利益を得ているのでしょうが。
(キタキツネさんが詳しいと思いますが・・・)
この例からも分かるように、民営化イコール国民の幸せとは必ずしも言えません。
誰のための改革かを問わずして、安易に民営化論に組みするわけにはいきません。
民営化して得するのは誰なんでしょうか?そこをしっかり見極める必要があります。

小泉さんや竹中さんの話を聞いても、次から次に疑問が出てきます。
(経済にはシロウトですので初歩的な勘違いがあるかもしれませんが)

(1)民営化したらなぜ340兆円の資金が特殊法人や政府系金融機関から民間の企業に流れるようになるのか。
特殊法人を減らさなければ、流れは変わらないのではないか。
むしろ、金の出口を法的に規制することによって流れを変えていくのが確実な方法ではないのか。

(2)特殊法人を減らしていくことが先決ではないか。
小泉総理は特殊法人についてはどこまで本気なのかわからないような弱腰なのに、郵政改革になると何故これほど強引な手法で急ぐのか。
思いこみが激しすぎるのか、名を残すためか、アメリカの圧力に負けているのか、いずれにしても不可解。
一説にはこれまでの失政をごまかすためとも言うが。

(3)過疎地の人々にとって重要な役割を担ってきた郵便局の機能を本当に民間会社が担えるのか?
何故、きちんと法案の中に入れなかったのか。

(4)今まで庶民のささやかな貯蓄を担ってきたのに、そのうま味を民間やアメリカの金融業に手渡してしまうことになるのではないか。
喜ぶのは大資本かばかりで庶民はささやかな楽しみを失うのではないか。

(5)公務員の削減という点から見ても、郵政職員は税金でまかなっているわけではないので、民営化によって実質的に公務員を減らすことにはならない。
組合が支援しているから、民主党は公務員経費を削減できないと言うのは小泉さんの思うつぼの論理である。
公務員の仕事の整理縮小と首切りは別の問題。
組合は首切りには反対であろうが、適切な仕事の合理化、縮小案には反対していない。
民間だろうが公務員だろうが安易なリストラを支持するような発想は良いとは思えない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : pierre  ■日付 : 05/8/17(水) 14:38  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党さん
 貴方がおっしゃるように、「民営化して得するのは誰なんでしょうか?そこをしっかり見極める必要があります」というご指摘には、私もまったく賛成です。だからこそ民主党に、政府・与党のおよそいい加減な“民営化”をしっかりチェックするような国会論議をして欲しかったのですが、それははかない希望でした。以下、貴方のご意見に関連して、また私の考えを書かせていただきます。
(1)政府・与党の民営化で得をするのは誰か
 政府・与党の案は、極端に言えば今ある郵政公社を株式会社にするだけの“民営化”に過ぎません。今度は法人税などを払ったり、預金保険料も払うことになるでしょう。しかしその代わりに規模と組織を温存したままで業務の拡大、多様化という大きな果実を手にすることができるのです。その結果、株式会社のポストを手に入れる郵政官僚など、今までの郵政族が引き続き得をすることになるでしょう。また、その資金は今までも同様に、その多くが国債、財投債に運用されるでしょうから、政府、利権に群がる政治家たちも変わることのない利益を得るでしょう。
(2)出口が先か入口が先か
 これをあれこれ議論するのは、あまり生産的ではないと思います。本来は両方を同時にやるべきだと思います。そしてさらにいえば、入口の改革が先行した場合、出口の財投機関は資金を市場で調達しなければなりませんからそこではこれまでよりはるかに市場原理が働くでしょう。また財投機関債には政府保証を外すなど、市場原理が働くのを妨げる制度を改めるべきです。そうすれば自ずから不採算の事業は淘汰され、出口の改革も進むのです。
(3)郵貯・簡保の資金はどこへ行くか
 郵政民営化すればすぐにその資金が民間部門に流れるなどということは考えられません。引き続きその多くが公的部門に流れるでしょう。しかし、郵貯・簡保が完全に民営化され、あるいは大幅に縮小、廃止され、金融市場が正常な競争条件を確保できれば、公的部門といえども市場から調達しなければなりません。それが最も必要なことではないか、私は考えます。
(4)庶民のささやか貯蓄の“うま味”を取られるのか
 民営化が庶民のささやかな貯蓄の“うまみ”を米金融資本に手渡すという議論には、私は賛成できません。なぜなら、国や財投機関(民間の借金企業も同じです)は庶民のささやかな貯蓄を手数料にならない安い金利で利用しているです。これは金利形成に市場原理が十分に働いてないからだと思います。日本の個人金融資産に占める外貨勘定の比率は先進国でも極端に低いという話です。仮にこのささやかな貯蓄がもっと外貨に廻ったら、円は今より安くなり円の金利は上がっているのではないでしょうか。民主党がマニフェストで提案しているような郵貯の預入限度の引き下げで払い出される資金の多くがもし外貨に向かうなら、そういうことも考えられるでしょう。そのとき、“うま味”は今手にしている借り手から貯金者に戻ってくるでしょう。
(5)公務員の仕事と首切り
 これは本来切り離せるものではありません。それを切り離そうとするから公務員の仕事の合理化が進まないのです。エネルギーが石炭から石油に転換するとき、石炭労働者がどれだけ解雇・転職を余儀なくされたことでしょう。この大転換があったからこそ、戦後の高度成長と経済大国への道がついたのです。大きな転換のときには、公務員といえども解雇・転職を余儀なくされるのは、やむを得ないのではありませんか。民主党がいう預入限度引き下げで郵貯残高が100兆円減ったら、相当な人員整理をしなければ郵貯の収益は極端に悪化するでしょう。それを税金でカバーするなど、とんでもありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/17(水) 19:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん
ていねいに答えてくださり有り難うございます。
またまた素朴な質問を出させて頂きますがご迷惑でなけれな教えてください。

>(1)政府・与党の民営化で得をするのは誰か
>(2)出口が先か入口が先か
>(3)郵貯・簡保の資金はどこへ行くか
>(4)庶民のささやか貯蓄の“うま味”を取られるのか

(1)〜(4)を読む限り、小泉民営化法案でかなり改善するようにも取れますが、pierreさんはこの法案に賛成なのでしょうか?反対なんでしょうか?
また、今回の民主党の、預金限度額を1000万から段階的に500万まで下げるというのも入り口の改革の一つですが、これについてはどうお考えでしょうか。

>(5)公務員の仕事と首切り

公務員だから身分が保障されるべきだなんて言っているのではないんです。
本来、労働者の権利は民間であれ公務員であれ守ろういう思想が必要だと思います。
だから労働組合があるわけです。
ところが最近は自民党がことあるごとに労働組合を悪者のように言い、それにマスコミが乗っかって世論を誘導しています。

最近の労働条件の悪化はそれと無縁な問題ではないと思います。
正規社員が減って派遣社員やパート、フリーターが増えているのは日本の将来の不安要因の一つです。

われわれ労働者はもっと自分たちの権利を主張すべきじゃないでしょうか。
国が緊急事態の時には首切りもやむなしというケースがあるでしょうが、それは万策尽きたときに限るべきです。
軽々しく解雇やリストラを口にしてはいけないと思います。

民主党案での人員整理の仕方について自民党が攻撃しているようですが、管さんが今日、それについて反論していました。
もちろん税金でカバーするというのはとんでもないことですが、方法は様々あるんじゃないでしょうか。
あまり自民党の議論に乗っかるような発言はしたくありません。

最後に、釈迦に説法かも知れませんが、今回の選挙は政権選択の選挙であり郵政問題だけで選挙すべきではないということは確認しておきたいと思います。
特に日本の中枢を握る人達の利権体質の一掃は緊急を要しています。
長年政権の座にいる自民党ではどうにもなりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/17(水) 20:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

済みません。 横から失礼します。 働く人たちをイジメル昨今の風潮に我慢が出来ませんので。

>>(5)公務員の仕事と首切り
>
>公務員だから身分が保障されるべきだなんて言っているのではないんです。
>本来、労働者の権利は民間であれ公務員であれ守ろういう思想が必要だと思います。
>だから労働組合があるわけです。
>ところが最近は自民党がことあるごとに労働組合を悪者のように言い、それにマスコミが乗っかって世論を誘導しています。

働いて生産をする人が居なかったら衣食住の需要は満たされず、人類は総べて餓死する事になります。

働く人達を考える場合、この事は原点である思います。

であれば、当然働く人たち、そしてその人たちを支える家族が健康にして文化的な生活を送れて、明日の労働を可能にするための労働条件、報酬が当然保障されなければなりません。それなしでは社会的に必要な生産は退化して行くと思います。

昨今、弱肉強食の理論である「新自由主義経済」を実践している政府のリストラ、合理化政策のあおりを受けて、働く人たちは窮地に追い込まれております。

そして、本質の追求をしないマスコミが政府の宣伝の尻馬にのって、リストラ、合理化を批判をするどころか問題を増幅しております。

>最近の労働条件の悪化はそれと無縁な問題ではないと思います。
>正規社員が減って派遣社員やパート、フリーターが増えているのは日本の将来の不安要因の一つです。

働く人たちを蔑ろにする社会、国家はきっと滅亡します。このままでは、きっと日本の経済は破綻すると思います。

今度の総選挙には、この問題を解決するという観点からも、私は各党の政策を具に吟味して、望もうと思っております。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/8/18(木) 20:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

郵政民営化のプラス面しか見ていないのではないでしょうか。
>(1)政府・与党の民営化で得をするのは誰か
> 政府・与党の案は、極端に言えば今ある郵政公社を株式会社にするだけの“民営化”に過ぎません。今度は法人税などを払ったり、預金保険料も払うことになるでしょう。しかしその代わりに規模と組織を温存したままで業務の拡大、多様化という大きな果実を手にすることができるのです。その結果、株式会社のポストを手に入れる郵政官僚など、今までの郵政族が引き続き得をすることになるでしょう。また、その資金は今までも同様に、その多くが国債、財投債に運用されるでしょうから、政府、利権に群がる政治家たちも変わることのない利益を得るでしょう。

民営化されれば、郵貯340兆円の運用を国債、財投債に縛ることは出来ない。
民間会社ならば、利回りのいい運用先に340兆円の運用を委託する。当然ではないでしょうか。例えば豪州ドルの公債が5%、南アフリカ建債券の利回りが7%などは日本国債よりも格付けが上です。現在200兆円が国債に回っているが、これが他に転用されれば、日本国債の金利が上昇する。金利が上昇すれば、財政バランスを取るために消費税を上げざるを得ない。金利上昇で潤う金持ち以外の日本人は増税のつけを払うことになる。誰が得をするかの問題と、同時に誰が損をするかも問題である。

>(3)郵貯・簡保の資金はどこへ行くか
> 郵政民営化すればすぐにその資金が民間部門に流れるなどということは考えられません。引き続きその多くが公的部門に流れるでしょう。しかし、郵貯・簡保が完全に民営化され、あるいは大幅に縮小、廃止され、金融市場が正常な競争条件を確保できれば、公的部門といえども市場から調達しなければなりません。それが最も必要なことではないか、私は考えます。

郵貯340兆円が民間部門に流れないと仮定するのであれば、そもそも民営化は必要ないということになります。民営化されれば、当然運用先は、利回りのいい所に流れる。つまりは外資に、または外国市場に流れる。なぜなら、日本の民間銀行の間では、カネがあっても借り手がない、資金需要が無い。しょうがないから国債を買うかということになっている。もちろん、資金の一部は民間銀行も外資ファンドを通して15%くらいのハイリスクハイリターンの投資先に投資をしている。ハイリスク・ハイリターンであるから、投資先が潰れればカネは戻ってこない。


>(4)庶民のささやか貯蓄の“うま味”を取られるのか
> 民営化が庶民のささやかな貯蓄の“うまみ”を米金融資本に手渡すという議論には、私は賛成できません。なぜなら、国や財投機関(民間の借金企業も同じです)は庶民のささやかな貯蓄を手数料にならない安い金利で利用しているです。これは金利形成に市場原理が十分に働いてないからだと思います。

金利は市場原理で決まる。郵貯200兆円が国債を買っているために、低金利を維持できた。郵貯が国債を買わなければ当然、国債の金利は上昇する。その他の金利も当然上がる。1970年代のアメリカでは15%まで上がったことがある。国債の金利が1%上昇すれば、金利の利払いが7兆円上昇する。これは多分、全て消費税の上昇分で賄われる。金利が上がって、誰が得をするかが問題なら、同時に誰が損をするかも問題になる。

>(5)公務員の仕事と首切り
> これは本来切り離せるものではありません。それを切り離そうとするから公務員の仕事の合理化が進まないのです。エネルギーが石炭から石油に転換するとき、石炭労働者がどれだけ解雇・転職を余儀なくされたことでしょう。

小泉政権の郵政民営化は、カネの出入りの問題だけである。経済と言うのは金融だけではない。生産、労働、消費など実体経済というものがある。現在までの郵政民営化議論は金融だけで日本の実体経済がばら色になる幻想を振り撒いているだけである。小泉改革のお手本である、ニュージランドの行財政改革では10年で経済がガタガタになってしまった。日本も同じ、ばら色の幻想だけの行財政改革である。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : pierre  ■日付 : 05/8/20(土) 16:31  -------------------------------------------------------------------------
    団塊党さん
 たけチャンさん
 いろいろ貴重なご意見をありがとうございました。
(1)郵政改革案について
 私は政府・与党の郵政民営化法案には反対です。その理由は、反対派への妥協に次ぐ妥協で、このままでは郵政公社を株式会社に衣替えするだけの似て非なる“民営化”になってしまうからであります。また民主党の預入限度額引き下げは、郵貯の肥大化したスケールにメスを入れるという意味で政府・与党案よりは評価できますが、資金量が減ったときに肝腎の組織、人員をどうするのかに触れていないのが納得できません。結局労働組合を意識して明快な方針を出せないという民主党の欠陥が露わで、見ていられない気がします。これでは本当の規模縮小は不可能、あるいは発生する赤字を国費で穴埋めするというような最悪なシナリオにすらなりかねません。
(2)労働者の権利
 労働者の権利が守られなければならないことは当然です。しかしだからといって無条件で今の仕事、待遇などの労働条件を保障しなければならないということにはなりません。大きな環境の変化あるいは改革などの場合には、その変更を余儀なくされる場合が起こるのはやむを得ないことではありませんか。その代わり妥当な配置転換、転職先の確保あるいは特別退職金などの代替条件の確保などを用意する必要があるでしょう。まずはじめに郵政公社の雇用ありきで、それを前提に郵政事業の改革論議をするのは、まったくの本末転倒ではありませんか。
(3)郵政民営化の影響
 郵貯・簡保が民営化された場合にそれが金融情勢にどう影響するか、これは大変難しい問題で私などには大したことを言えません。しかしその中で素人なりに感じていることはありますので、それを若干書くことにします。
(a)今の日本の低金利は、いわば大変ラッキーだったのです。そのラッキーさにかまけて、国も特殊法人も借金を重ねてきました。しかしそれは何時までも続けられるものではありません。
(b)郵政民営化がこの異常事態にピリオドを打つ契機になるなら、それは大変意味があることではないでしょうか。
(c)金利が上がれば増税というご指摘は、多分あたっていると思います。しかし金利が上がらなくても増税はあるのではないでしょうか。また、たけチャンさんが言われるように、金利が上がった場合でも
「金利上昇で潤う金持ち以外の日本人は増税のつけを払うことになる」
というような単純なものでは、決してないと思います。今年の初め、日銀総裁が国会で低金利が続いたことで家計が受け取ったはずの利息は
「93年の水準と比べ、その後の10年間の累計で154兆円減った」
と答弁しているように、それは一部の金持ちだけでなく、広い庶民が営々と積み立てている年金積立金、預貯金、あるいは保険の積立金などから貴重な果実を奪っているからです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/21(日) 13:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

ていねいに答えて頂き有り難うございます。

民営化については細かい話になると、いったい何が真実なのかよくわかりません。
民営化によって350兆円のお金が本当に民間に流れるのか誰の話を聞いても納得いく説明はありません。

むしろ郵貯・簡保がこれまで国のサイフとして果たしてきた役割(利権ではなく健全な融資元としての機能)を民間企業が担えるのか、あるいはアメリカ金融資本に株を買い取られて、思うままに動かされてしまうのではないかとか、郵便局のネットワークが本当に守られるのかとか不安のタネは数え上げればいくつでも出てきます。

ある意味で劇薬ではないかという懸念は消えません。劇薬は効果も期待できますが、失敗すれば死に至ります。仮に劇薬であるならば余程慎重にやらなければ取り返しがつかないことになります。改革にはスピードが大事だという議論もありますが、それは見通しがあってのことです。今回の場合はやみくもに突き進んでいる気がしてなりません。今の日本がそんな博打を打つような状況にあるのでしょうか。

 公務員削減については、民間も含めた労働者全体の権利や生活を守るという視点で見なければ、いずれ労働者自身の首を絞めることになります。安易に自民党のリストラ案にのるのは危険で、国民全体が正規の職をなくしてしまう流れを是非ストップしなければなりません。そのために労働組合の役割はこれからますます重要になると思います。(公務員だけが身分保障されなければいけないということを言っているのでは全然ありません。大企業だけが儲かって、日本中が派遣社員やパート、フリーターであふれるようなことにならないよう労働者は連帯していくべきだと言うことです。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):確認のお願い。  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/8/21(日) 14:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:こんにちは

>(3)郵政民営化の影響
>今年の初め、日銀総裁が国会で低金利が続いたことで家計が受け取ったはずの利息は
>「93年の水準と比べ、その後の10年間の累計で154兆円減った」
>と答弁しているように、それは一部の金持ちだけでなく、広い庶民が営々と積み立てている年金積立金、預貯金、あるいは保険の積立金などから貴重な果実を奪っているからです。

日本銀行総裁のコメントが中立であるという確信はありますか?
用心しないで鵜呑みにしてはなりません。

日本銀行は60年前の敗戦時より一貫して NY連銀=アメリカ支配者層の影響下にあるという意見もあります。
私もそのように思います。そのように思わなければ、金融システムをある程度以上理解した者には日銀の行動政策は不自然で辻褄が合いません。
上のコメントで以前議論したことがありましたが、
これは明らかに、片手落ちの発言なのです。金利を支払ったほうの計算が抜け落ちているのですから。
個人金融資産1400兆円にしても同じです。反対側の借り入れのお金のことが言及されていないのですから。

もう一度言います。
日本銀行とてどちら側の味方か確認されていない筈です。
確認しないで信用してはなりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : HATTORI  ■日付 : 05/8/10(水) 0:08  ■Web : http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

> 民主党には労働組合の影響下にあって郵政民営化に抵抗する勢力が根強いと聞
>く。そういう体質を温存したままでは、自民党の政・官・業の癒着体質を非難す
>る資格はない。それがまた民主党の改革への情熱を疑わせる重大な要因だ。そう
>いう国民にとって好ましからぬ体質を早く払拭して、改革の実をあげて貰いた
>い。それこそが政権奪取の唯一の道だ。

日本では官公労、大手労組が嫌がる改革が必要なのです。
しかしながらこの改革は民主党には出来ないのです。
なぜなら日本には消費者の立場の政党はないのです。

そこで今回の解散で思うこと
郵政民営化解散で選挙の争点は『郵政民営化の是非』すなわち郵政に限らず『行政改革の是非』『利権既得権益の打破』で大きな争点です。

小泉総理、解散おめでとう。守旧派は小泉総理の作戦にはまっただけ。民意を得て自民党ぶっ壊して下さい。民主党も同じですね。

そもそも民意を聞こうとする小泉総理を独裁者と批判するのは滅茶苦茶ですよ。民意は議会の意思より遥かに重要なのです。だから民意を重視する小泉自民党でなければ改革はできないのです。民主党も大手労組や官公労べったりでは駄目なのです。
だから郵政解散で小泉自民党大勝利ですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/10(水) 1:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼HATTORIさん:

>> 民主党には労働組合の影響下にあって郵政民営化に抵抗する勢力が根強いと聞
>>く。そういう体質を温存したままでは、自民党の政・官・業の癒着体質を非難す
>>る資格はない。それがまた民主党の改革への情熱を疑わせる重大な要因だ。そう
>>いう国民にとって好ましからぬ体質を早く払拭して、改革の実をあげて貰いた
>>い。それこそが政権奪取の唯一の道だ。
>
>日本では官公労、大手労組が嫌がる改革が必要なのです。
>しかしながらこの改革は民主党には出来ないのです。

それは自民党がよく使う攻撃手段ですね。
政官業は権力の側ですよ。
その癒着を問題にせずに、労働者の権利を守ろうとする組合を攻撃するのは何か違うなと思います。

組合の力が弱体化したことによって、労働者が今、どのような状況になっていますか?
春闘が実質的になくなっているじゃないですか。


>なぜなら日本には消費者の立場の政党はないのです。

普通の人は労働者であり、消費者でもあります。
しかし今の社会は消費者の立場ばかりを尊重しすぎています。
その結果、消費者としては恩恵を受けていますが、労働条件がどんどん悪化しています。
私はもっとバランスをとるべきだと思いますね。

>小泉総理、解散おめでとう。守旧派は小泉総理の作戦にはまっただけ。民意を得て自民党ぶっ壊して下さい。民主党も同じですね。

小泉マジックに魅了されているようですね。
実態をよく見てください。

>そもそも民意を聞こうとする小泉総理を独裁者と批判するのは滅茶苦茶ですよ。民意は議会の意思より遥かに重要なのです。だから民意を重視する小泉自民党でなければ改革はできないのです。民主党も大手労組や官公労べったりでは駄目なのです。
>だから郵政解散で小泉自民党大勝利ですね。

解散で民意を問うことについては私も賛成です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 愚民  ■日付 : 05/8/10(水) 6:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

>政官業は権力の側ですよ。
>その癒着を問題にせずに、労働者の権利を守ろうとする組合を攻撃するのは何か違うなと思います。
>
>組合の力が弱体化したことによって、労働者が今、どのような状況になっていますか?
>春闘が実質的になくなっているじゃないですか。
>
>普通の人は労働者であり、消費者でもあります。
>しかし今の社会は消費者の立場ばかりを尊重しすぎています。
>その結果、消費者としては恩恵を受けていますが、労働条件がどんどん悪化しています。
>私はもっとバランスをとるべきだと思いますね。

失礼ですが労働者を一元化しすぎていませんか。

日本の労働者の構造は複雑です。
発注者側労働者(官庁及び大手が多い)、受注者側労働者(官庁天下り先大手が多い)、その下請労働者、孫請、ひ孫請。
官庁や大手の労働者は組合員が多く、下請以下は組合活動など出来る状態ではありません。

しかも、誰が見ても待遇その他は、組合員労働者>下請以下の図式になっているでしょう。
下請(雇用主を含め)以下から見れば、春闘などをやっている発注者側あるいは元請側組合員の鼻息一つで生活が変わるのは理解できるはずです。

彼らは弱い労働者の仲間などではなく、ある意味においては絶対君主です。
その優位性を持つ彼らが構造改革に反対するのは全労働者のためではなく自分たちの既得権益を守るためですよ。

自分たちの既得権益を手放さず、政官業の癒着だけを論っても日本の大多数の本当に弱い立場の労働者からは見放されます。
過去の労働運動が本当のものであったなら、人口は労働者が多いのだからとっくに自民党政権は崩壊しているはずです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/10(水) 7:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼愚民さん:

>日本の労働者の構造は複雑です。
>発注者側労働者(官庁及び大手が多い)、受注者側労働者(官庁天下り先大手が多い)、その下請労働者、孫請、ひ孫請。
>官庁や大手の労働者は組合員が多く、下請以下は組合活動など出来る状態ではありません。
>
>しかも、誰が見ても待遇その他は、組合員労働者>下請以下の図式になっているでしょう。
>下請(雇用主を含め)以下から見れば、春闘などをやっている発注者側あるいは元請側組合員の鼻息一つで生活が変わるのは理解できるはずです。
>
>彼らは弱い労働者の仲間などではなく、ある意味においては絶対君主です。
>その優位性を持つ彼らが構造改革に反対するのは全労働者のためではなく自分たちの既得権益を守るためですよ。

その発想で行けば、組合運動そのものがなくなってしまいます。
その結果はどうなるのでしょうか?
企業のリストラは益々加速し、ニート、フリーターは蔓延し、やがて大企業だけが勝ち残る悲惨な図しか私には思い浮かびません。
労働者が自分たちの生活を守るために運動するのは正当な権利です。
それを既得権益を守るという言い方で否定するのはあまりにも大ざっぱな議論です。

愚民さんは組合運動そのものを否定されているのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 愚民  ■日付 : 05/8/11(木) 19:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

旧国鉄時代良く言われた話(私も現場をよく見ました)ですが、線路などの修理に実際にスコップを持って働いている人が一人で、うしろで腕組みしながら監督している人が三人。
腕組みは発注者、受注者、スコップを持って働いているのは下請の従業員もしくは孫請。(今でもよく見かけませんか?)

誰が本当の労働者なんでしょうね。
労働者の名を騙った労働貴族というのもいますが。

誰のための労働運動をすべきなんですか?
まさか、腕組みしている人が最優先ではないですよね。

労働運動の挫折の原因は、スコップを持って働いている人に相手にされないからではないですか?
私はそう思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/11(木) 20:58  -------------------------------------------------------------------------
   ▼愚民さん:

>誰のための労働運動をすべきなんですか?
>まさか、腕組みしている人が最優先ではないですよね。
>
>労働運動の挫折の原因は、スコップを持って働いている人に相手にされないからではないですか?
>私はそう思います。

愚民さんがおっしゃるような不信感は分かるような気がします。
組合が停滞してきている原因もそこに一つあると思います。
しかし、それでもやはり組合は大切だと思います。
世の中が右傾化すればするほど組合の大切さを痛感します。
それなのに教員組合の現状を見るとみんな疲れ切り、自分のことで精一杯。
無力感が蔓延してきています。
私は現在、組合活動をしていませんし、退職まで残り少ないのですが、組合運動を今一度見直し、組合運動を活性化するのに少しでも力を尽くしたいと密かに考えているところです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/11(木) 21:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

>愚民さんがおっしゃるような不信感は分かるような気がします。
>組合が停滞してきている原因もそこに一つあると思います。
>しかし、それでもやはり組合は大切だと思います。

その通りだと思います。

労働組合は昔から御用組合と言われるような反労働者の組合があります。そしてそのような組合も社会の進歩、発展を阻んで来たのです。

本当に組合員を大事にし、地域の人たち、国民の利益も考え、自分の人間としての成長を目指してしっかりした活動をして来た労働組合も沢山ありました。 現にマスコミが意図的に茶の間に伝えないないようにしているけれども、今真の労働組合は沢山あり活動しております。

まともな本来の労働組合がこの世から無くなったら、本当にこの世は闇になります。

株や証券、為替等の売買だけでは人類は生活をして生きて行けないのです。

>私は現在、組合活動をしていませんし、退職まで残り少ないのですが、組合運動を今一度見直し、組合運動を活性化するのに少しでも力を尽くしたいと密かに考えているところです。

さすが団塊党さんです。 私の目の前も明るくなりました。 局外者に指を指させない、まともな労働組合を作ってください。 それには自分達組合員だけの利益ではなくて、子供たちや父母、地域の人たち、ひいては国民の利益の増進にも目配りをして、労働組合の歴史的、人類的役割も果たして下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  ■名前 : HATTORI  ■日付 : 05/8/10(水) 10:20  ■Web : http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

>それは自民党がよく使う攻撃手段ですね。
>政官業は権力の側ですよ。
>その癒着を問題にせずに、労働者の権利を守ろうとする組合を攻撃するのは何か違うなと思います。
>
>組合の力が弱体化したことによって、労働者が今、どのような状況になっていますか?
>春闘が実質的になくなっているじゃないですか。
>

労組は国民から信頼を失っているのです。だから弱体化しているのです。
正社員と同じ職場で働く派遣社員や下請け労働者の賃金格差は益々大きくなっているのです。労組の信義としてこれで良いのでしょうか。すなわち組合幹部は労働者を公平に守るという感覚が麻痺しているのです。
だから国民から信頼されていないのでストライキも打てないのです。
そもそも組合の組織率も少なく、大手組合や官公労が主体ですね。それで利権擁護では国民の信頼は得られませんよ。

>
>>なぜなら日本には消費者の立場の政党はないのです。
>
>普通の人は労働者であり、消費者でもあります。
>しかし今の社会は消費者の立場ばかりを尊重しすぎています。
>その結果、消費者としては恩恵を受けていますが、労働条件がどんどん悪化しています。
>私はもっとバランスをとるべきだと思いますね。
>
>>小泉総理、解散おめでとう。守旧派は小泉総理の作戦にはまっただけ。民意を得て自民党ぶっ壊して下さい。民主党も同じですね。
>
>小泉マジックに魅了されているようですね。
>実態をよく見てください。
>

郵政民営化ができないようでは、何の改革もできないのです。
日本では汗水流して現場で働く労働者が世界でも超一流なので現在の日本があるのです。それに比べ政治家、官僚、企業トップ、それに組合トップは三流なのです。それなのに日本の労働者は恵まれていないのです。
この原因は労働組合が諸悪の根源だからで、労働者を守ろるストライキも打てない。それで組合幹部は組合を足場に代議士になることに汲々として労働者のことなど眼中にないと言わざるを得ないのです。
労働者の地位向上に全力投球すべきです(大手のみでなく非正社員を含め全ての労働者ですよ)。それなら国民の信頼を得るのです。それなのにストライキも打てないのに高い会費をとる労組は必要無いのです。
●組合幹部が代議士になるのは諸悪の根源です。
労働者の地位向上のため、国民の信頼を得てストライキが打てる組合になって頂きたいのです。そのためには自らの痛みも必要なのです。
>>だから郵政解散で小泉自民党大勝利ですね。
>
>解散で民意を問うことについては私も賛成です。

郵便局の労組の意見ではなく国民の意見が必要なのです。
労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか

「自分たちだけの利権擁護の労組は諸悪の根源です」
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/516.htm

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 05/8/11(木) 13:18  -------------------------------------------------------------------------
   組織率ダウン。
自然消滅の危険にありますね。
残念ではあるが。

お説、ごもっともと思う。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/18(木) 11:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼HATTORIさん:

>「自分たちだけの利権擁護の労組は諸悪の根源です」

とんでもない自民党擁護論を持ち出してきますね。
まるで自民党幹部の話とそっくりです。

労働組合は自分たちの労働条件を守るための権利を持っています。
それを守るための運動を「利権擁護」などと言うのは飛躍も甚だしい。

なるほど労組幹部があなたのいうような利権体質を持っているとして、具体的にどこの組合の幹部がどのようなことをしていますか?
私は知りませんが、仮に幹部が組合代表として代議士に立候補するとしてそれがいけないですか?
ストを打てない組合とおっしゃいますが、あなたのように組合攻撃する世論がそうさせている面はないですか?
そういう世論が、正社員の減少と派遣社員やパートの増加を作り出している面はありませんか。
安易な組合批判は労働者自身の首をしめることになります。
自民党のように無責任にムード的な言葉だけで批判しないで、具体的に正確に批判してください。
そうでなければあなたは組合の存在を否定したことになります。

念のために言っておきますが、私は組合員ではありません。
退職間近の一教師ですので、組合を擁護する何の理由も個人的にはありません。
しかし、今の日本の状況はあまりにも労働者にとって過酷なことが多すぎます。
自民党の宣伝に乗って組合つぶしの片棒を担ぐような世論には腹が立ってしまいます。
組合自身にも自己改革が必要でしょうが、それは世論の支えがあって初めて力を持つものでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/8/18(木) 13:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:
>▼HATTORIさん:
>
>>「自分たちだけの利権擁護の労組は諸悪の根源です」
>
>とんでもない自民党擁護論を持ち出してきますね。
>まるで自民党幹部の話とそっくりです。

 団塊党さん、この方はまともな議論が出来る人じゃありません。あっちこっちの掲示板に貼りまくっているマルチポストのトンデモさんです。

 「HATTORI」でググって見てください。なんでもアメリカが良いという「アメリカかぶれ」ですから。

 よけいなお節介でした……
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):労組をぶっ壊す第二の小泉は出ないのか  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/18(木) 18:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:こんにちは お久しぶりです。
>▼団塊党さん:こんにちは お久しぶりです。
>>▼HATTORIさん:
>>
>>>「自分たちだけの利権擁護の労組は諸悪の根源です」
>>
>>とんでもない自民党擁護論を持ち出してきますね。
>>まるで自民党幹部の話とそっくりです。
>
> 団塊党さん、この方はまともな議論が出来る人じゃありません。あっちこっちの掲示板に貼りまくっているマルチポストのトンデモさんです。
>
> 「HATTORI」でググって見てください。なんでもアメリカが良いという「アメリカかぶれ」ですから。

お二人さん こんにちは 

キタキツネさん貴重な情報ありがとうございます。そうですか、アメリカかぶれですか? 道理で横文字にしてると思うてたわ。

ホンマにどこかの国のデタラメ総理と同じやなあ。はぐらかしで誤魔化す手やなあ。どっこいその手には乗らんぞ。

「やってもない改革」をあたかもやった、やったと吠えまくる詐欺師もハダシで逃げ出すパフォーマンスなんか、もう通用しませんよ。いよいよ一巻の終わりをじっくりと、見届けましょう。

毎年12月になるとアメリカに住所を移して日本の住民税を払ってないとんでも疑惑のエセ学者大臣のタケナカ同様アメリカかぶれですか。エエ情報ありがとうございました。役に立ちますわ。おおきに。

(注:住民税は1月1日現在の住所で算定)

皆さんも情報の水平展開よろしく頼んまっせ〜

兎に角ダマシの権化・・・小泉自民・公明を引き摺り降ろすことです。
選挙の争点は只一点【政権交代】です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/10(水) 11:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:
> 郵政民営化法案が参議院本会議で否決され、小泉首相は衆議院を解散した。たしかに政府案は抵抗勢力への妥協に次ぐ妥協で大変おかしな内容になってしまった。しかし、今回の否決はその法案のおかしな内容を是正するどころか、民営化自体を葬り去ったのである。仮に9月11日の選挙で小泉首相が圧勝したところで、参院は変わらず、また否決の憂き目を見る可能性が高い。下手をすると郵政民営化による郵政事業改革は今後その道を閉ざされてしまうのかも知れない。仮に実現するにしても相当の遅れが生じることは間違いないだろう。

今回の衆議選は今までの小泉国政を国民が審判し、今後の日本の重大な進路を決める選挙だと思います。 ブッシュ・アメリカ、日本財界、小泉首相、マスコミ等が囃立てているような「郵政民営化か否か」一色の選挙ではありません。 有権者一人一人の主権者としての鼎の軽重が問われる選挙だと思います。

五十嵐仁さんは次のような考えを打ち出しております:
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なお、総選挙に向けての小泉首相の作戦は、「郵政民営化は是か非か」の一点だけを争点とし、「信念ある改革者」としての姿を前面に打ち出して支持を獲得しようということのようです。しかし、今回の選挙では、郵政民営化問題を含めた小泉構造改革全体が問われなければなりません。靖国神社参拝を契機に八方ふさがりになっている外交問題やイラクの問題をどう打開するのかということも、当然、争点の一つです。

憲法問題もありますし、サラリーマン増税や消費税の問題などの負担増、格差の拡大、社会保障改革、少子高齢化の問題など、今回の総選挙で問われなければならない争点は目白押しです。

したがって、総選挙の争点を「郵政民営化問題」だけに矮小化してはなりません。この問題もむろん争点の一つではありますが、それにとどまらず、もっと大きな21世紀の日本の進路そのものが問われているということ、小泉自民党の全てが審判にさらされなければならないということを、はっきりさせる必要があるでしょう。

http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm
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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 歩喜人  ■日付 : 05/8/18(木) 14:05  -------------------------------------------------------------------------
   TVを観ていたら、岡田党主は妙な事を言っていた。
それは配偶者控除を撤廃した財源を少子化対策手当てに振り向けたいと言うが、何時の間に公明党のマニフェストをパクッタのか?
政府税調のサラリーマン増税案に同調したのか!
もっと根本的な今後、年金、介護、医療等の福祉財源が必要になってくるが、税制の考えは自民党と同じ様に消費税で賄うお積もりか?
もっと市民党らしく金持ち優遇の利子配当等の分離課税を廃止し、総合課税を打ち出せないか、そうすれば、悪化した貧富の格差も多少緩和されるだろうし、福祉財源の足しにもなろう。マニフェストに是非追加願いたい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/18(木) 19:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼歩喜人さん:
>TVを観ていたら、岡田党主は妙な事を言っていた。
>それは配偶者控除を撤廃した財源を少子化対策手当てに振り向けたいと言うが、何時の間に公明党のマニフェストをパクッタのか?
>政府税調のサラリーマン増税案に同調したのか!
>もっと根本的な今後、年金、介護、医療等の福祉財源が必要になってくるが、税制の考えは自民党と同じ様に消費税で賄うお積もりか?
>もっと市民党らしく金持ち優遇の利子配当等の分離課税を廃止し、総合課税を打ち出せないか、そうすれば、悪化した貧富の格差も多少緩和されるだろうし、福祉財源の足しにもなろう。マニフェストに是非追加願いたい。

総選挙になって来たらいろんな情報が出て来ています。 今までのわが身の勉強不足を恥じるばかりです。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1343038/detail
----------------------------------
国民には空前の「痛み」、大企業には空前の大もうけ―これが、財界と小泉内閣が二人三脚で断行してきた「構造改革」の結果です。

小泉内閣のもと、国民の所得(雇用者報酬)は四年連続で減少しています。その一方で、大企業は史上空前の大もうけをしています。二〇〇五年三月期決算でトヨタ自動車が二期連続一兆円の純利益(最終利益)を稼ぎ出したのをはじめ、大企業の三分の一が過去最高の収益(経常利益)をあげています。大企業は余剰資金が〇四年の一年で十六・二兆円もふくらみ、八十二兆円に積み上がる「金余り」状態です(民間シンクタンク調べ)。

小泉流「構造改革」で明るさが出てきたのは財界・大企業だけです。それもそのはず、小泉流「構造改革」は、財界・大企業が求めてきたものだからです。
----------------------------------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):民主党よ! 改革はどうしたのか  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/8/18(木) 19:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼歩喜人さん:
>TVを観ていたら、岡田党主は妙な事を言っていた。
>それは配偶者控除を撤廃した財源を少子化対策手当てに振り向けたいと言うが、何時の間に公明党のマニフェストをパクッタのか?
>政府税調のサラリーマン増税案に同調したのか!
>もっと根本的な今後、年金、介護、医療等の福祉財源が必要になってくるが、税制の考えは自民党と同じ様に消費税で賄うお積もりか?
>もっと市民党らしく金持ち優遇の利子配当等の分離課税を廃止し、総合課税を打ち出せないか、そうすれば、悪化した貧富の格差も多少緩和されるだろうし、福祉財源の足しにもなろう。マニフェストに是非追加願いたい。

もし岡田くんがそんなことを言うとるんやったらアカンなあ。
小泉の4年半にやった「改悪」を現状復帰させるのが民主党やろが。
岡田くん勉強しろ、選挙までに。

マニフェストに緊急追加要望
【宗教法人の無税撤廃】・・・特に政権に参加の宗教法人からは1000%の税を取れ!!

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