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 ▼2005年衆議院総選挙を振り返る。  ぎみゆら 05/9/12(月) 11:46
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  昭和 人 05/9/12(月) 14:11
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  tomyk 05/9/12(月) 18:50
   ┃     ┣Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  昭和 人 05/9/12(月) 22:28
   ┃     ┗Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  昭和 人 05/9/13(火) 14:07
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ozone 05/9/12(月) 14:35
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  流水 05/9/12(月) 15:32
   ┃  ┣Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  笹井明子 05/9/12(月) 15:59
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ワン太郎 05/9/12(月) 18:11
   ┃     ┣Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る/ワン太郎さん、まぁその通りかもしれません。  とうろう 05/9/12(月) 21:07
   ┃     ┗Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  蝦蔵 05/9/13(火) 22:04
   ┣世論の変化を読めなかった事が一つの敗因  たけチャン 05/9/12(月) 18:53
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ぎみゆら 05/9/12(月) 19:05
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ozone 05/9/12(月) 20:39
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  昼寝もぐら 05/9/12(月) 19:13
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ぎみゆら 05/9/12(月) 19:33
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  しまったk2 05/9/12(月) 20:14
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ぎみゆら 05/9/13(火) 20:06
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  rerere 05/9/12(月) 21:22
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。 友人へのメール  石頭の息子 05/9/12(月) 23:06
   ┃  ┣Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。 友人からのメール  石頭の息子 05/9/12(月) 23:07
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。 友人へのメール  ギアえもん 05/9/12(月) 23:12
   ┣過ぎたるは及ばざるがごとし  たけチャン 05/9/12(月) 23:06
   ┃  ┗Re(1):過ぎたるは及ばざるがごとし  JS 05/9/13(火) 16:18
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  安兵衛 05/9/13(火) 10:13
   ┣民主党に「解党的出直し」ができるか?  ぎみゆら 05/9/13(火) 11:35
   ┃  ┣Re(1):民主党に「解党的出直し」ができるか?  昭和 人 05/9/13(火) 12:14
   ┃  ┣Re(1):民主党に「解党的出直し」ができるか?  ワン太郎 05/9/13(火) 14:40
   ┃  ┗Re(1):民主党に「解党的出直し」ができるか?  秋明菊 05/9/13(火) 19:16
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  パンドラ 05/9/13(火) 11:51
   ┃  ┣Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  パンドラ 05/9/13(火) 13:18
   ┃  ┃  ┗Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  健太郎 05/9/13(火) 21:06
   ┃  ┃     ┗Re(4):2005年衆議院総選挙を振り返る。  パンドラ 05/9/14(水) 9:27
   ┃  ┣Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ozone 05/9/13(火) 13:26
   ┃  ┃  ┗Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  パンドラ 05/9/14(水) 8:20
   ┃  ┃     ┗Re(4):2005年衆議院総選挙を振り返る。  晴朗なれど 05/9/14(水) 9:29
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ぎみゆら 05/9/13(火) 20:57
   ┣悪魔の小選挙制度  しまったk2 05/9/13(火) 16:05
   ┃  ┣本当に、得票率と議席数を一致させる制度の方が 良いですか?  ワン太郎 05/9/13(火) 19:11
   ┃  ┃  ┗Re(1):本当に、得票率と議席数を一致させる制度の方が 良いですか?  しまったk2 05/9/13(火) 22:16
   ┃  ┗悪魔?  questiontime 05/9/14(水) 0:01
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  晴朗なれど 05/9/13(火) 16:50
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  昔神童・今人道 05/9/13(火) 19:41
   ┃     ┣Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  昔神童・今人道 05/9/13(火) 19:42
   ┃     ┗Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  たけチャン 05/9/13(火) 21:41
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  キタキツネ 05/9/13(火) 19:32
   ┃  ┗Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ぎみゆら 05/9/14(水) 10:37
   ┣国民の支持を得るには  ゆきりん 05/9/13(火) 19:43
   ┃  ┗Re(1):国民の支持を得るには  たけチャン 05/9/13(火) 21:49
   ┣Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  団塊党 05/9/13(火) 22:07
   ┣別スレッドからの転載です  管理スタッフ 05/9/14(水) 1:00
   ┗Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  k.satou 05/9/14(水) 10:43

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 2005年衆議院総選挙を振り返る。
 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>
 ■日付 : 05/9/12(月) 11:46
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   このスレッドは、今回の選挙を振り返り、「何が起きたのか」
「私たちはそれを、どう受け止めればいいのか」について、
みなさんのご感想やお考えをうかがってみたい、というものです。

2005年衆議院総選挙は、「歴史的な選挙」になりました。しかし
それは、多くの人が漠然とイメージしていたのとは、違う意味での
「歴史的」でもあったんじゃないでしょうか。

正直いって、ホンマかいなこれはという、悪い夢を見ているような
気持ちと、もう勝手にせい好きにしろといった、とことん凹みつつ
すべて放り出したいよう気分が、相半ばしています。

しかし、何がいいとか悪いとか、合ってるとか間違ってるとかいう
よりも、実際に起きたこと、その受け止め方を、なるべく正確に
見ておくことが、まずは大事なのではないかと考えました。

   *

私なりの印象を、思いつくままに書いてみることにすると、まず
第一に、「小泉さん、本当に、大変なことをやってくれましたね」
という感じでしょうか。

ここでいう「小泉さん」とは、小泉純一郎個人ではなく、小泉さん
という「勝ち馬」に、争うようにのったすべての勢力、公明党・
創価学会、財界、マスコミ、等々です。

創価学会、マスコミについてはすでにいろいろいわれているので、
ここで詳しくは述べませんが、今回の選挙では久しぶりに、財界、
大企業が、露骨な「企業ぐるみ選挙」に出たともいわれています。

たとえば、「森田実の政治を斬る 2005年森田実政治日誌[329]
経団連は経済に徹すべし。経済界は政治に深入りしすぎている。」
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

政治と宗教、政治と経済、政治とマスコミ。これらはすべて本来、
ある程度距離を取り合って、相互批判、相互チェックを大事にして
いったほうがいいというのが、近代社会が長い年月をかけて学んで
きた、大事な教訓であったはずです。

しかし今回の選挙では、政治、宗教、経済、マスコミがすべて、
一挙に寄り集まって、御輿を担ぐように「小泉自公」を祭り上げて、
圧倒的多数の議席をもたらしました。

ある意味で非常に現代的とも思えますし、また、なんだかとっても
古くさい「小さな村のドタバタ政治」の再来のようにも見えます。
ふだんは牽制し合っている村長と坊主と米屋と瓦版屋が、ある日突然
肩を組み、声を揃えて「この村を改革しよう!」と合唱し始める。

   *

衆議院で三分の二という圧倒的多数を得たということは、要するに、
小泉さんとその少数の取り巻きの相談だけで、何でも思い通りに
できるということです。参議院を気にかける必要すらない。

ということは、これから「やる」ことについても、「やらない」
ことについても、いままで以上に、すべての責任はひとえに小泉
さんにかかるということでもあります。

とりあえず郵政民営化法案。それから、イラクの自衛隊派遣延長も
すでに決めたと漏らしているようです。そして日米軍事再編。早速
決めたのは、その辺であるようです。

「何でもできる」小泉さんが、そのほかに、これから何をやるのか、
何をやらないのか、きびしく見守っていきたいと思います。

   *

各党の得票率や、有権者各層の実際の投票行動などに関する報道を、
もう少し詳しく見てから考えたいところもありますし、すでに長く
なりましたので、この辺でいったん切ります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 05/9/12(月) 14:11  -------------------------------------------------------------------------
   私の見方と感想。(大都市での周囲人と、地元候補者との対話、マスコミ、より)

予想通りでした。
原因は次のとおりだと思う。
(1)根底には郵政民営化の世論が多かったこと。
昨年の東洋経済などのアンケートでは賛否おおよそ半々であったが、国会提案後賛成多数になったのではないかと推定される。
(2)民主党代表岡田氏の対応が失敗だらけであった。
・最初のキャッチフレーズからして「日本を、あきらめない。」なんですかこれは。感覚がおかしい。自民、社・共を見習うべきです、比較してみてください。
・マニュフエストが解りにくい。パンチがない。読めば読むほど小泉自民と大差なし、細かすぎる、党内用ですこれは、選挙・大衆用としては最悪失格。
(3)強調した政策の大失敗
・郵貯、簡保の縮小廃止(財界、業界、自民の望むところでヤボへビ)、基本的に民営化に通じる)
・郵政民営化反対を叫んでいない。(うそでもよいから)
せめて、外資フアンドからの危険の主張をすべきだった。
・公務員の20パーセント削減(前と同様、自民小泉と同じ思想)
・「前から民社党は郵政化の基本は賛成」と言ってしまった。
うそでも良いから反対を強調すれば、こんな惨敗はしない筈。
国会で反対し解散をさせながら逃げていたのが批判された。
・(私の選挙区候補者に聞いたら、同じようなものです、ですから政権交代のため民主党へと回答していた)
・自衛隊イラク撤退12月はよかったが、もっと前面へ押し出すべきだった。
・比例区定数の削減80人を後の頃に言い出した。(革新派の反発)
・岡田監督はヒット1本だけ(イラク撤退)、エラー続発で大敗となったのである。
(4)地べたの運動員がダメ。市会議員など党員の活動が全然なかった。
(共産党、公明党を見習え。または統一協力努力を)

相対的に小泉自民の悪口と政権交代のみ叫ぶだけで、政策内容の論争が優勢にならなかった。(老人党の掲示板の如く)。

従来の東京など都市部では無党派の人は、最後にはエイャで、野党の方へ入れる傾向が多かったのが、与党へ流れたのは、上記の原因だと思う。
民主党は負けるべくして負けたのである。

「たしかな野党」共産、社民が現状維持できたことが、せめてもの慰めでした。
これからは、民主党内に護憲派を増やさないと日本は危ない。
民主党よ、第二自民党を脱却し、護憲野党になって欲しい。
政権交代はその後でよい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : tomyk  ■日付 : 05/9/12(月) 18:50  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昭和 人さん:
横から失礼します。

>(1)根底には郵政民営化の世論が多かったこと。
>昨年の東洋経済などのアンケートでは賛否おおよそ半々であったが、国会提案後賛成多数になったのではないかと推定される。

選挙前のアンケートで、郵政民営化を指示理由とする意見は1位になっていませんでした(情報ソース失念、見つかり次第再掲します)。
確かパーセンテージでも低かったはずです(二割いってませんでした)。
この事から今回の選挙で無党派層の有権者が自民にいれたのは、閉塞感を打破してくれる事を望んだからではないでしょうか?
郵政民営化という旗印に、改革を断行していく事を望んだ結果ではないでしょうか?

翻って民主党は、昭和人さんのおっしゃるように政策論では戦略的失敗を犯しています。
閉塞感の象徴ともいえる造反議員と同じようにしか見られなかったということ。
そして、民主党も造反組も余りにも有権者を舐めていた。
その結果が今回の選挙ではなかったでしょうか。

多角的な方面から今回の選挙を分析すべきです。

失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 05/9/12(月) 22:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼tomykさん:
>▼昭和 人さん:
>横から失礼します。
どうぞ。レスは歓迎です。

>
>>(1)根底には郵政民営化の世論が多かったこと。
>>昨年の東洋経済などのアンケートでは賛否おおよそ半々であったが、国会提案後賛成多数になったのではないかと推定される。
>
>選挙前のアンケートで、郵政民営化を指示理由とする意見は1位になっていませんでした(情報ソース失念、見つかり次第再掲します)。
>
私のいうデータは郵政民営化自体の世論と議員の賛否調査です。争点ではありません。
憲法改定の賛否とほぼ同様に半々です。このときの民主党議員へのアンケート結果も半々よりも少し賛成者が多かったはずです。当時から全員賛成は公明党だけでした。(議員では未回答も多かった)
今手元に資料がないが、必要なら明日以降、原典を調べましょうか。
昨年末から、今年5月頃までは、この掲示板でも民営化討論が活発だったのを覚えています。(この掲示板でも半々でしたね。外資の話はなかった頃)

「郵政民営化を指示理由とする意見は1位」の意味が解かりません。

あまり拘る数値ではないが、政府案審議の約1年前のことです。
たしか、新聞、NHK、著書などでも同様の賛成/反対の率でした。

主論点から外れますので、確かめるほどのことではないでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 05/9/13(火) 14:07  -------------------------------------------------------------------------
   「週間 東洋経済」2004ー9/25版
「誰のための郵政民営化か」特集号でした。念のため。

当時面白いのは、民社党議員は(賛成+、どちらともいえない人)とが反対の人よりも多かったことである。大体、世論を反映していましたね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/9/12(月) 14:35  -------------------------------------------------------------------------
   五十嵐仁さんが専門家の視点から下記のように示唆にとんだ分析、コメントをしております:
----------------------------------
「純ちゃん、大好き!」という声が聞こえました。総選挙の最終日、党首の遊説を特集するテレビ番組でのことです。
1932年7月31日、ドイツの議会選挙でナチスは230議席を獲得して第1党になりました。そのとき、手を振り上げて演説するヒトラーに向けて黄色い声が飛んだかもしれません。「アドルフ、大好き」と……。

(省略)

与党が衆院議席の3分の2を獲得しましたので、たとえ参院で否決されても郵政民営化法案を成立させることができるようになりました。衆院での「憲法改正」に向けての発議も可能になります。まさに、「郵政」をエサに、「改憲」という大きな魚を釣り上げるという小泉首相の目論見通りの結果になったわけです。
 小泉首相は単純明快な分かりやすい争点を掲げて選挙を戦い、熱狂的な支持を背景に圧倒的な多数を獲得しました。これは大衆的な支持を背景にした独裁、つまり、ネオ・ファシズムの誕生なのでしょうか。

(以下省略)

http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm

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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 流水  ■日付 : 05/9/12(月) 15:32  -------------------------------------------------------------------------
   わたしの総選挙の総括は、護憲+のところに書いております。
http://yufuu.com/bn/Fs.exe?Parm=kp!OmKiji&Val=DATA!OmN0032&FTSIZE=12

よろしかったら、お読みください。

一言で言えば、【危機感の無さ】が敗因です。どのスポーツでもそうですが、試合のレベルが上がれば上がるほど、ほんのささいな戦略ミスが命取りになります。

小泉首相にとっては、今回の選挙は、乾坤一擲の大博打でした。
大博打であろうがなかろうが、博打を打つには度胸がいります。まして、今回のような大博打を打つためには、それ相当の準備が要ります。
準備が整ったから博打に打って出たのです。ここのところを見誤ったのです。
それが証拠に、解散が決まった直後からの各新聞の社説が、【郵政民営化賛成】で足並みをそろえたはずです。
つまり、マスコミ対策も全て終えて、解散総選挙に行って出たのです。

民主党はじめ野党各党は、この準備万端整えて総選挙に行って出たことを過小評価したのです。

この選挙で負ければ、日本の右傾化は決定的になり、「新ファッシズム」が日本を覆うという危機感が欠落していたのです。
野党各党の危機を感じ取る感性の鈍磨が、小泉首相の大博打に負けたのです。
これで、向こう4年間、日本のあらゆるシステムは、小泉自民党の思いのままに変えられるでしょう。
これを取り戻すためには、気の遠くなるような努力がいります。
これからが、野党各党の政治家としての正念場です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 笹井明子  ■日付 : 05/9/12(月) 15:59  ■Web : http://www.geocities.jp/rojinto_goken/  -------------------------------------------------------------------------
   ▼流水さん:
>わたしの総選挙の総括は、護憲+のところに書いております。
>http://yufuu.com/bn/Fs.exe?Parm=kp!OmKiji&Val=DATA!OmN0032&FTSIZE=12

横から失礼します。流水さんのメッセージへのアクセスについて、補足させてください。

上記アドレスは、「護憲+」メンバー専用で、非メンバーは直接アクセスできません。「護憲+HP」表紙の左側、メンバー投稿BBSをアクセスしていただくと、http://yufuu.com/Usr/kp/html/BBSFrame.htm
に繋がります。(直接このアドレスにも行っていただけます。)そこの左側メニュー から「踊る改革選挙の顛末」をクリックしてご覧下さい。(申し訳ないのですが、HPには、今夜9時以降の反映となります。)

>よろしかったら、お読みください。

是非お読みください。>皆さま

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 05/9/12(月) 18:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼流水さん:

>これで、向こう4年間、日本のあらゆるシステムは、小泉自民党の思いのままに変えられるでしょう。
>これを取り戻すためには、気の遠くなるような努力がいります。
>これからが、野党各党の政治家としての正念場です。

また、大袈裟な。
詳細な分析は専門家がなさるでしょうが、
今度の勝負の決め手は「無党派層(数百万人)」の動向だったと思います。

投票率の上積みをした(5、6% = 数百万人)無党派層の人々の 共感・支持を 取り込んだ自民党(小泉氏)が勝ったというだけの事でしょ?

次の選挙までに その無党派層の積極的な支持が得られるための シッカリとした手立てを考え実行することです。

岡田君もそうでしたが、そんなに 目を吊り上げて 大上段に振りかぶられては
付いて行くのも 大変です。
(無党派層が「理解」できていませんネ)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る/ワン太郎さん、まぁその通りかもしれません。  ■名前 : とうろう  ■日付 : 05/9/12(月) 21:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:こんばんは。

>▼流水さん:
>
>>これで、向こう4年間、日本のあらゆるシステムは、小泉自民党の思いのままに変えられるでしょう。
>>これを取り戻すためには、気の遠くなるような努力がいります。
>>これからが、野党各党の政治家としての正念場です。

>また、大袈裟な。詳細な分析は専門家がなさるでしょうが、今度の勝負の決め手は「無党派層(数百万人)」の動向だったと思います。投票率の上積みをした(5、6% = 数百万人)無党派層の人々の 共感・支持を 取り込んだ自民党(小泉氏)が勝ったというだけの事でしょ?

その通りと思います。

公務員の特権の維持?自治労(連合?)の呪詛のために、

「改革の民主党」が、本来賛成すべき「郵政民営化」(その中身は兎も角、民営化=公務員特権の解消)に、

反対した民主党の弱点を衝いた「小泉氏」の「喧嘩上手」によるものと、私は思います。

ついでに言えば、「衆愚」は「嘘」を鋭く見通し、また、「真っ直ぐ」が好きなものです。

「ためらい」などは、すぐ見えるのです。(民主岡田の郵政民営化に対するブレなどミエミエでした)。

>次の選挙までに その無党派層の積極的な支持が得られるための シッカリとした手立てを考え実行することです。岡田君もそうでしたが、そんなに 目を吊り上げて 大上段に振りかぶられては付いて行くのも 大変です。

>(無党派層が「理解」できていませんネ)

そうかも知れませんね。

横から失礼申しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 蝦蔵  ■日付 : 05/9/13(火) 22:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:
>▼流水さん:
>
>>これで、向こう4年間、日本のあらゆるシステムは、小泉自民党の思いのままに変えられるでしょう。
>>これを取り戻すためには、気の遠くなるような努力がいります。
>>これからが、野党各党の政治家としての正念場です。
>
>また、大袈裟な。
>
>投票率の上積みをした(5、6% = 数百万人)無党派層の人々の 共感・支持を 取り込んだ自民党(小泉氏)が勝ったというだけの事でしょ?

ワン太郎さんも人が好い。
私が、彼らの立場だったら(これまで野党が主張してきた)企業・団体献金の廃止法案を成立させます。
さらに、現在の政党助成金の額を半分、ないし1/3に減額します。理由は、国家財政の危機的状況に於いては、国会も自ら血を流す必要がある、と言うものです。これにより、議員年金はそのまま、うやむやにします。だって、議員も血を流しているのですから。
次に、少し時間を置いて、政策立案費的なものを政権与党に対してのみ助成する法案を目立たないように作ります。理由は、助成金の効率的配分です。野党に助成しても法案に結実する割合が低いので、与党に多くの助成金を割り当てるには合理的理由がある、と言うものです。

このように露骨にやるかどうかは分かりません。頭のいい人たちは、もっと目立たないように、もっと過酷に、お金の面から対立者を締め上げることは、十分考えられるのではないでしょうか。
今回、敗れた人たちは4年間茨の道が予想されます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 世論の変化を読めなかった事が一つの敗因  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/9/12(月) 18:53  -------------------------------------------------------------------------
   太平洋戦争における日本軍の敗因の一つにレーダーが日本になかったことが上げられる。ミッドウエー海戦でアメリカは日本艦隊の所在を掴んでいたが、日本軍はまったく敵の展開情報をつかんでいなかった。これが戦術の決定的な遅れとなって、日本軍艦隊は壊滅状態となった。

民主党が世論の異変に気が付いたのは9月4日前後であったといわれる。民主党独自の調査で、首都圏で民主党が全敗という調査結果であったという。実際に選挙結果も全敗に近いものであった。これでは選挙戦術に決定的な遅れが生じてしまう。

翻って、マスコミは毎日視聴率競争を繰り返しており、世論の変化には、優れた「レーダー」を備えて、変化に対応した番組つくりをしている。つまり、マスコミは世論形成のプロなのである。このマスコミが一方に加担すれば、世論を誘導するのは簡単ではなくても、それほど難しくもない。

民主党が選挙戦の初期段階で世論を読み間違えていたように、老人党の主なメンバーも、世論の変化に最期まで気が付いていなかった。かく言う私も、世論を知る術も無かった。わずかに「選挙情報専門サイト」で民主党の善戦を知るのみであった。これでは、闇に鉄砲を撃つようなもので、有効な発言など出るわけがない。

老人党に世論の変化をリアルタイムに掴めというのは、酷な話である。また、この掲示板で何かを述べたからといって、それが民主党の敗因に繋がるわけではない。掲示板は楽しい喋り場であり、むきになる所ではない。自己責任を問われる場でもない。ただ、老人党の公開された主張にたいする、世の反応及び意見調査くらいは、老人党内部の共通認識であっても良いのではないか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/12(月) 19:05  -------------------------------------------------------------------------
   昭和 人さん、ozone さん、流水さん、こんにちは。
まとめレスにて失礼いたします。


選挙期間中は民主党批判はできる限り避けていましたが、「民主党の
失敗、ケンカ下手」については、個別には、おおむね昭和 人さんの
ご指摘のとおりと思います。

郵政では、「われわれも郵政改革自体に反対ではない」などと半端な
ことをいうくらいなら、「とにかく今回の欠陥だらけの郵政法案には
絶対反対。ましてこんな成り行きでの解散総選挙は強権丸出し以外の
何ものでもない」くらいのことは、まず言い切るべきでした。四の
五の言うのは、その後の話です。

共産党は、小泉自公政権批判一本槍で徹底するべきでした。「自民も
民主も同じ悪政の仲間」を基調にしたことが、大衆の「そんなら別に
自民でもいいじゃん」という「雪崩化」に、一つのきっかけを与えた
はずです。今回は、最初から「比例は共産」という姿勢で一貫して
いたのですから、ならば、「選挙区ではとにかく自公を負けさせる」
という点に、もっと真剣に知恵と力を注ぐべきでした。

流水さんがおっしゃるとおり、民主党も共産党も、「とにかく勝つ」
ための戦略という視点が、明らかに欠けていた。「正しい訴えを
すれば、国民はいつかわかってくれる」という「優等生」姿勢から、
今回も脱却できなかった。ということなんだろうと思います。

今回の選挙で自民党を押し上げたのは、まだ詳細はわかりませんが、
学者や評論家がチラチラ言っていることなどを見ても、これまで
投票率が低かった、比較的若い年代の無党派層ではないかと見られ
始めているようです。非常に閉塞した、行き場のない不満感を抱えて
いる若い人たちが、小泉vs岡田という決闘シーンにちょっと興味を
ひかれ、その結果としてイケニエを求めた。

これまでは、道路公団イジメとかで多少なりともウサを晴らしていた
「イケニエを求める民衆心理」が、今回は、小泉vs岡田という決闘に
招待されて、岡田民主党を血祭りにあげるという結着を選んだんじゃ
ないでしょうか。「御曹司、優等生、官僚上がり」の岡田さんが
辞任を表明する蒼白な顔に、「ザマミロ!」と溜飲を下げた人は、
ずいぶんいたと思う。少なくとも、そういった一面が、かなりある
ように感じます。そして小泉自公陣営は、それを意図的に演出した。

民主党の今回の敗北は、かなり深刻と見るべきです。大げさでなく、
解党、崩壊の可能性まで十分にあると思います。もともと、理念、
信条的にさほど確固たるものがあるわけではなく、「政権が欲しい」
比較的若い政治家たちの集合体が、いまや衆議院の議席が過半数の
半分にも満たない状況に一気に追い込まれてしまったんですから。

いま、ほんとに本気で立て直しを図らないと、もうダメかもしれ
ません。国民にとって、ただのわかりにくくてジャマなだけの存在に
落ちぶれてしまうでしょう。「次の党首」選びをめぐるダラシナサ、
小役人仕事ぶりを見ていると、もうダメかな、という気もします。

共産党は、今度こそ、小選挙区制度下での「勝つための闘い方」を、
本気で考え抜いてほしい。それはつまり、「勝つ」とはどういう
ことであるのかを、本気で考えてほしい。単に「共産党が勝つ」の
ではなく、「国民が勝つ」のを共産党が後押しするという方法論を、
具体化して提示してほしい。弱体化、高齢化がいわれながらも、
全国の地方組織と数百万の『赤旗』読者を持つ政党です。地域に
「足腰」を持ってる政党って、もう公明党と共産党しかないんです。

彼らが今回やったのは、要するに、組織防衛選挙です。国民のために
捨て身になってでも小泉自公政権の続行を阻止するという構えでは
なく、なんとか現有勢力を維持する、そのために比例での議席獲得に
努力を集中した。そういう意味では、少なくとも気構えとしては、
「郵政反対派37人衆」のほうが、よっぽど立派でした。

結局のところ、小泉自公政権の存続を認めたくないという国民に
とって、頼れる野党は「ない」というのが、残念なことながら、
少なくとも、現状なんだろうと思います。悲観一色ということでも
ないのですが、まずそのような現状認識から出発しないと、ダメなん
じゃないだろうかというのが、いまとりあえず私が言えることです。

長くなりました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/9/12(月) 20:39  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>昭和 人さん、ozone さん、流水さん、こんにちは。
>まとめレスにて失礼いたします。

>郵政では、「われわれも郵政改革自体に反対ではない」などと半端な
>ことをいうくらいなら、「とにかく今回の欠陥だらけの郵政法案には
>絶対反対。ましてこんな成り行きでの解散総選挙は強権丸出し以外の
>何ものでもない」くらいのことは、まず言い切るべきでした。四の
>五の言うのは、その後の話です。

この問題もそうですが、あと民主党は憲法九条の改正を提起したり、消費税増税を提起したり、比例区の定員を80人も減らすと提起しております。 この辺のところに国民の命、生活、民主主義等に関わって、何か根源的な重大な問題が潜んで居ることを私は感じて来ました。

五十嵐仁法政大学教授の研究によると、概略下記のような政治過程があるそうです。

去る細川内閣以来のマスコミ先導による「改革」は、金権腐敗政治で国民の怒りをかって沈没寸前にあった自民党の延命装置として、財界と小沢一郎氏が練りに練って作成した戦略路線であるそうです。

その骨子は、小選挙区制の実現、二大政党制の実現、その二大
政党による政権の交代等にあるそうです。

細川内閣以来の政治過程を振返ってみると、確かにほぼこの戦略路線通りに政治は進められて来ております。 しかも、かって自民党がやろうとしても出来なかった政策が今ではどんどん実現されて来ております。 しかも政策課題は、消費税増税、憲法九条の改正に見られるように、ほぼ財界のものと同様のものです。

今や憲法九条の改正までほぼ日程に登るようにさえなりました。 

私は一人の主権者として、このような、財界と小沢氏の掌の上で泳ぐようになるような、国民の命運を左右する戦略路線には妥協しては駄目だと思うようになりつつあるのです。国民の命と生活が否定されてしまう危険性があるからです。

ぎみゆらさんが小泉自公の「改革」という名のイタミの悪政に我慢が出来ず、お怒りになることは充分理解出来ます。 私も同じです。 ハラワタガ煮え繰り返っております。 ただ、根っこが根っこですので、本質を捉えて、最善の方策を模索しております。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 昼寝もぐら  ■日付 : 05/9/12(月) 19:13  -------------------------------------------------------------------------
   政権交代を期待していた者にとっては、大変残念な結果になりました。
それにしても、投票率が上がってなおかつ自民の圧勝ですから、これが今の国民の選択ということになるわけであり、返す言葉はありません。受け入れるしかないでしょう。

国政選挙と直接比較はできませんが、この間行われた都議会選では、候補者は小泉首相の応援を断ったほどなのに、今回は小泉劇場で大勝利。変われば変わるものです。

まあ、今の民主党に入れろといっても、政策ははっきりしないし、無党派が離れても無理からぬことです。
しかし、民主党も都市部で敗退したけど、地方ではそれほど議席を減らしたわけではないみたいですね。都市部の有権者はとにかく改革やるべし、と判断したのでしょう。

これで郵政民営化は決定的となりました。
私は郵便事業の民営化は時代の流れであり、ある程度 やむなしと思っていました。問題は350兆の使い方です。今後これがどうなるかです。結果がわかるのは10年くらい経ってからですか。

今後 改憲論議が活発になるでしょうけど、その時 今回自民党を支持した人がどう対応するのかも注視したいです。改憲OKで投票したんですかね。基本的には、今回の選挙は郵政選挙だから、このまま改憲に突っ走るのはアンフェアーです。

マスコミによる国民心理の誘導が行われたといった風な非難がありますが、これはどうでしょうね。過去数回の国政選挙では、民主党は議席を伸ばしてきたわけですからね。

ところで、日本人はバランス感覚に優れるといわれますが、今回は自民を勝たせすぎた印象があります。ここまでの勝利を無党派層も思い描いていたのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/12(月) 19:33  -------------------------------------------------------------------------
   流水さんが【62412】で、小泉首相は「準備万端整えて」「乾坤
一擲の大博打」で総選挙に打って出た、とお書きになっていました。
私もその通りだと思い、その点についても、少し書いておきます。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=62412;id=sougou

たしか今回の解散直後、日経新聞の政界欄(2面)のコラムか小さな
記事だった記憶していますが、自民党国対委員長の中川秀直氏が、
「小泉首相は、郵政否決、解散総選挙という想定を、昨年の9月ごろ
から持っていた」と言ったとありました。

昨年9月といえば、小泉自民党が参議院選で大敗北した直後です。
中川氏の言が本当だとしても、おそらく「郵政否決、解散総選挙」
というのは、複数のオプションシナリオの一つだったのではない
だろうかと思います。

それにしても、もしそうだとすれば、藪から棒のような今回の解散
総選挙が、実は周到に準備されたものだったということになります。
私自身、楽観していたわけではありませんが、甘かったというか、
なるようになれといった気分が、どこかあったことは否めません。

してやられたというか、自らの不明を恥じるほかありません。
自分の馬鹿さ加減を重々心にとめながら、今後自分ができること、
やるべきことを、考えていきたいと思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/9/12(月) 20:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>このスレッドは、今回の選挙を振り返り、「何が起きたのか」
>「私たちはそれを、どう受け止めればいいのか」について、
>みなさんのご感想やお考えをうかがってみたい、というものです。
>
>2005年衆議院総選挙は、「歴史的な選挙」になりました。しかし
>それは、多くの人が漠然とイメージしていたのとは、違う意味での
>「歴史的」でもあったんじゃないでしょうか。
>
>正直いって、ホンマかいなこれはという、悪い夢を見ているような
>気持ちと、もう勝手にせい好きにしろといった、とことん凹みつつ
>すべて放り出したいよう気分が、相半ばしています。
>
>しかし、何がいいとか悪いとか、合ってるとか間違ってるとかいう
>よりも、実際に起きたこと、その受け止め方を、なるべく正確に
>見ておくことが、まずは大事なのではないかと考えました。
>
云われますことは一つの、選挙総括として正解ではないでしょうか。

無党派私は、当初、民主党の躍進を予想しながら、民主党と共産党に票を入れるつもりでいました。

ところが、民主党のマニフェストと、その選挙運動を見たとき、あれ、違うんじゃない!という感じでした。

そして、その疑問は、一週間ほど前の、共同通信の信頼度99%(サンプル数から)の世論調査を見、さらに巷の人達との会話で、感覚的に都市部での、民主党の大敗北を予感しました。それを投票前日(土)に書き込みました。そして、その通りになりました。

その直感が当たったのは、私は、皆さんと異なり、評論家の目を使いません。そのような知識と情報を十分携えた方々は、選挙民のごく一部でしょう。私の周囲の方々と話すと、殆どのかたは、政治経済について、皆さんほど、評論家ほどの情報を持っていないようです。

そのような政治経済情報の、いわば素人の方々が、一票を投じて政治を決めています。したがって、そのような方々が、どのような判断をするのか、という予測の正否が、結果につながる。専門家でないから単純明快でいいのです。辞書を引かなくても見えればいいのです。小泉さんは、まさに、単純明快に、マンガのセリフのように、訴えて勝ったのです。

このスレッドをみても、皆評論家である。そのうな抽象実態の見えない分析をしても、屁のツッパリにもなりません。是非とも、無党派層、漫画層、じいちゃんばあちゃん層の心境を、正確に把握して、リードしてください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/13(火) 20:06  -------------------------------------------------------------------------
   しまったk2さん、こんにちは。


> そのような政治経済情報の、いわば素人の方々が、一票を投じて
> 政治を決めています。したがって、そのような方々が、どのような
> 判断をするのか、という予測の正否が、結果につながる。専門家で
> ないから単純明快でいいのです。辞書を引かなくても見えれば
> いいのです。小泉さんは、まさに、単純明快に、マンガのセリフの
> ように、訴えて勝ったのです。

おっしゃるとおりと思います。

反対側から見れば、いま野党側に、「庶民のヒーロー、ヒロイン」が
いないんです。辻本清美なんか、まあ数少ない「庶民派ヒロイン」の
一人なんでしょうね。(ちなみに私は、好きではありません)

で、小泉さんが、「反権威」の「庶民のヒーロー」の座を独り占め
したという、日本の歴史に残るくらいの壮大なアイロニーだったん
です。このことの意味が、肌身でわからない限り、民主党に未来は
ないでしょうし、いまの面々そのままでは、難しそうな気もします。

それから小選挙区制についても、別コメントでご指摘のとおりと
思います。ひどい制度なんですが、もはやこれを「政治」によって
変えることは、少なくとも当面は、至難でしょう。

じゃあ、さて? というところなんですが……。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : rerere  ■日付 : 05/9/12(月) 21:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>このスレッドは、今回の選挙を振り返り、「何が起きたのか」
>「私たちはそれを、どう受け止めればいいのか」について、
>みなさんのご感想やお考えをうかがってみたい、というものです。
>
いろいろ分析があるようですが、多くの国民はいろいろ考えたわけで
はないと思う。だだテレビ見て自民党がよさそうに見えたので投票し
たということでしょう。今回の勝者はマスメディアと言えそうです。

自分自身の経済価値を搾取される政策に大切な一票を投じさてしまう
ほど郵政民営化法案の宣伝効果は抜群だったということです。
民営化によってATMの手数料が取られようと、口座維持手数料が取られ
ようと、誰でも入れた簡保に入れなくなってマリコの「入れます、でも
払いません保険」にしか入れなくなったとしても、国民の審判で弱者保護
を捨てました。一票を投じるという責任は本当は重かったのです。

世界で最も価値を創造できる日本人は、残念ながら提供した価値相応の
豊かさは享受できないでいるのです。ともかく新自由主義の春がやって
きました。つまり儲けるが勝ちという時代です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。 友人へのメール  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 05/9/12(月) 23:06  -------------------------------------------------------------------------
   武庫のご隠居、

2005年衆院選を振り返ってみると、自民党の歴史的圧勝には些か驚いたが、これから詳しく新聞などの選挙結果を詳細に分析する必要がある。

今は拙速な意見は慎まなければならないが、私は将来的には次の意味において良かったと思える。

1.今の民主党が躍進したとしての二大政党への移行にならなかった点です、今の民主党では亜自民党になる危惧があった、行政改革や憲法論議が亜自民党的であれば、民主党が躍進しても意味がない。

2.小選挙区制の欠点がはっきりと国民が知るところとなった。共産党、社民党の凋落が一時的にも止ったのは比例代表制がいかに民意を表わしているかが証明された、小選挙区制であれは消滅していただろう。また、宗教政党なども相応の結果となり、政局を左右するような弊害は避けれれる。小選挙区制の廃止が望まれる。

3.大所帯は必ず分裂する、自民党自身もびっくりの圧勝で、しかも落下傘議員を初め公募で当選した議員、主を無くした派閥、これらを一つに纏めていつまでもやっていけない。

4.その分裂と、これからの民主党の分裂、分裂をしないまでの、自党や民主党の思想、志を近くする集団が迎合する可能性は高い。そうあって欲しいももだ。

これ等は次の選挙には揺り戻しとなって、新たな政治均衡があるだろう、政治が良くなって行くのは時間の掛かるものです、民意が高まり次第に高等な政治が生まれなくては成らないと思うが故に、今回の自民党圧勝は国民の目を開かせたと思える。自民党は今回の出来すぎた選挙に幻想を持ち傲慢になるならば、次はそれによって泣くことになる。

5.刺客とか落下傘候補とかがマスコミに騒がれたが、

  ・それが無関心な若者層にマンガ的な印象とインパクトがを与え、本当の政治への関心でなくとも投票所に足を運ばせた、今後の選挙への呼び水になると期待したい。

  ・地縁、シガラミ、の無い候補者でも当選できる、むしろ旧態然とした、これらを否定するような結果が出たことは喜ばしい。

6.私は郵政民営化は大筋では反対ではなかった、明治に出来たこの制度は土地の名士の不満を抑えるべく郵便局長として金融、郵政を任せたことに始まり、日本の旧弊の名残であったなど、また、郵貯、簡保などの潤沢な資金が国に金がないのに国の借金として無駄な行政を野放図にしていた、そして帳簿上の貸借として孫子の代にその付けを回していたからだ。

7.政官業の癒着体質の改善がある、郵政民営化が本当に小さな政府を標榜する一里塚であれば、その資金を断つところから、また、本当に中央から地方に行政と税を移すならば、まず、悪しき官僚体質の一端を崩せるのではないかと期待したい。

8.最後に憲法問題であるが、これは如何にメガ政党となった自民党であろうと、また、メガ政党であるがゆえに、議論を尽くさず前に進めることは出来ない。自民党の結論が出るのは早くても来年末以降だろう、その時はカリスマ党首、小泉は居ない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。 友人からのメール  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 05/9/12(月) 23:07  -------------------------------------------------------------------------
   神出のご隠居、

・・、さて選挙のほうですが結果は狂気の果ての自民圧勝でした。

負けた民主党もあまりにも情けない。しかし小泉劇場のバレエティーパーフォーマンスに選挙民は酔い思考停止状態のまま投票したとしか思えません。狂気の沙汰です。

郵政だけが改革みたいに叫んで、このワンフレ−ズに騙され酔いしれてしまった日本人はほんとうに思考停止のアホになっていまったのか。冷静に考えれば小泉4年間で医療、年金は負担は増える一方、2局化による勝ち組、負け組が出来上がり、所得格差は広がる一方。特殊法人なんか一つもなくならず天下り役人天国は相変わらず。確かに特定郵便局は前世紀の遺物で、これは改革すべき問題。しかし郵貯で集めた金を無駄な財投にどんどんぶち込んでいるのは財務省の役人共。順序が違う。郵政の前に先に行政改革すべきは各省庁とそれににぶら下がっっている特殊法人、膨大な公務員。恐ろしい勢いで増え続ける赤字国債。国民はこの悪政をすっかり忘れ小泉のパーフォーマンスに踊らされ冷静な判断を忘れてしまったようです。

しかし何と言っても自民党の一党独裁が何と50年も続いていること自体が異常です。これでは北朝鮮、中国のことをあれこれ言えない。日本は民主主義国家ではなく、ついに自民一党支配の独裁国家になってしまったか。真に民主主義が根付いている英国では選挙民は長期一党支配はマズイと知っているので必ずその時々の状況に合わせて政党を選んで政権を交代させていますが、日本ではその選択がきかない。もっとも自民にかわる政党がいないことがその選択肢を奪っているのかも知れませんが。

今の民主党は解党したほうがいいかも。ほんとうに第二の政権党としてやり直すのであれば、英国の労働党が若いブレアを党首として育てたみたいに有能な若手をリーダーとして育て次の政権を目指すべきでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。 友人へのメール  ■名前 : ギアえもん  ■日付 : 05/9/12(月) 23:12  -------------------------------------------------------------------------
   伸びる前に縮むってやつですか・・・・・
でも劇薬だなあ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 過ぎたるは及ばざるがごとし  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/9/12(月) 23:06  -------------------------------------------------------------------------
   小泉首相はあまりに勝ちすぎてしまった。
郵政民営化関連法案は10月には成立である。選挙の公約はこれで実現する。その後、何をやるのでしょうか。4年半の実績からすると、何もできないでしょう。小泉首相を信じて投票した人は、郵政民営化すれば、景気が良くなるとか、暮らしが楽になると思ったのではないでしょうか。その期待に、今度は小泉首相が潰されてしまうかしれない。

もし、年末にかけて金利が上がれば企業倒産が起きて、失業者が増加するでしょう。物価が上がれば生活は今より苦しくなるでしょう。所帯収入は過去5年間、一貫して下がっている。収入は少なくなるは、税金は多くなるは、物価は高くなるは!小泉首相を信じた人が、これが、郵政民営化の結果だと思い始めたらどうなるでしょうか。

http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm
「改革幻想と変革願望」

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):過ぎたるは及ばざるがごとし  ■名前 : JS  ■日付 : 05/9/13(火) 16:18  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たけチャンさん:
>小泉首相はあまりに勝ちすぎてしまった。
>郵政民営化関連法案は10月には成立である。選挙の公約はこれで実現する。その後、何をやるのでしょうか。4年半の実績からすると、何もできないでしょう。小泉首相を信じて投票した人は、郵政民営化すれば、景気が良くなるとか、暮らしが楽になると思ったのではないでしょうか。その期待に、今度は小泉首相が潰されてしまうかしれない。

小泉・自公政権は、議席占有率3分の2となりましたので、参議院を無視して法案を成立出来ます。
まず、郵政民営化法が成立します。
また、衆議院議員で気に入らない者を除名し、議員失職をさせることが出来ます。
野党の議員は戦々恐々ですね。
更に、憲法改正の決議を行えることも出来ます。
国民投票の結果次第では第9条が改正されてしまいす。
まさに、任期切れの2009年9月までの4年間、やりたい放題です。
こ郵政民営化後、れらは、小泉の後継者が押し進める恐怖政治が始まります。

>もし、年末にかけて金利が上がれば企業倒産が起きて、失業者が増加するでしょう。物価が上がれば生活は今より苦しくなるでしょう。所帯収入は過去5年間、一貫して下がっている。収入は少なくなるは、税金は多くなるは、物価は高くなるは!小泉首相を信じた人が、これが、郵政民営化の結果だと思い始めたらどうなるでしょうか。

貧富の格差がますます広がるのは目に見えています。
後悔先に立たずですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 安兵衛  ■日付 : 05/9/13(火) 10:13  -------------------------------------------------------------------------
    民主の大敗の要因は、ほぼ皆様のご意見どうりなのでしょう。

しかしマ二フェストの比較では、民主に分があるように思う。
又政策論争でも、自公に分があったとも思えない。

得票率からすると、自公対民主は1.3対1であり、それほどの差はない。
小選挙区制恐るべしである。

本来、攻めるのが野党守るのが与党である筈が、今回は立場が逆転していたように思う。

また都市部の閉塞状況の中に常にいる無党派層に対するアプローチは、自公の方が数段上であった。

無党派層には評論家顔負けの方々もいるが、大多数は将来に対する期待値がどちらが大きいかを敏感に肌で感じ取り、行動する特性を持っている。
この辺の捉え方の差が議席差のような気がする。

無党派層に限って言えば、自公への期待値は、3月もすればゼロクリアーされると思う。ピンチの後にチャンスありである。

民主も自民も同様に混成部隊であり、ハンデはない筈だ。
後は常日ごろの地道な努力次第ではないだろうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 民主党に「解党的出直し」ができるか?  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/13(火) 11:35  -------------------------------------------------------------------------
   これだけ劇的な結果が出た選挙ですし、もう少し、個別に振り返って
おきたいと思います。ご意見、割り込み、引き続きいつでもどうぞ。

   *

まず、もう一度、民主党。その敗因と今度について。かなりきびしい
ことを言いますが、大敗を罵倒するのが本意ではなく、健全な野党を
望む立場からの苦言であることを、あらかじめお断りしておきます。

●敗因の第一は、「郵政」でのブレブレ

これについては、昭和 人さん、流水さんほか、すでに多くの方が
ご指摘ですので詳しくは言いません。相手が「郵政民営化GO!」と
ケンカを売ってきたのに、「いやボクも反対じゃないんだけどね」と
受けてしまったので、ケンカにもならなかった。

●「政権交代」呼びかけが裏目に

岡田代表は選挙中一貫して「政権交代! 民主党に一度やらせてみて
ください」と訴えた。それでこの結果。ならばそれは、いままでの
人気は「第一野党」としてに過ぎず、多くの人から「次の政権党」
として信頼してもらえなかった、ということではないかと思います。

「小泉自公NO!」の気持ちはかなり存在し、その一定数は共産、
社民に流れたが、民主には向かわず、「小泉NO!→民主GO!」
という流れにはならずに、むしろ「現状NO!→小泉改革でもう
一度!」となった。そういうことだったんじゃないんでしょうか。

●民主党はなぜ信頼されなかったのか?

だとすれば、「第一野党」としてはそこそこの人気を得ながら、
「次の政権党」としてはなぜ信頼されなかったのか。その点こそを、
民主党は今後きびしく自己点検しなければならないはずです。それが
できなければ、再生、立ち直りは、本当にないかもしれません。

現在の民主党は、まず第一に、「政権欲しさ」の寄り合い所帯です。
鳩山氏に連ねる保守系、小沢氏の旧自由系、川端幹事長の旧民社系、
横路副代表の旧社会、社民系、 菅氏グループ。 菅氏グループを仮に
「市民派」と呼ぶとすれば、旧政党名で、自民、自由、民社、社会、
市民派。要するに、公明と共産をのぞくほとんどすべての旧政党。

しかしそれをいうならば、自民党こそ長年の混成軍団です。派閥、
地方利権、族議員。いまはそこに、公明党・創価学会まで引き入れて
連立政権を組んでいる。

自公政権も民主も「寄せ集め」であることに変わりはないのに、なぜ
民主の「寄せ集め」ぶりばかりがどうも目立つのか。「寄せ集め」を
凌駕する「民主党らしさ」「独自の魅力」を、明快に打ち出すことが
できなければ、率直にいって、先行きは暗いといわざるをえません。

●エリート集団のひ弱さも

「寄り集まり」であることと同時に、いまの民主党がなんとなく信頼
されないもう一つの理由は、「筋のよいエリート集団」という印象が
強いからだろうと私は思っています。岡田代表は、その「エリート」
イメージにピッタリはまって、それを大きく増幅してしまった。

いちいちは言いませんが、テレビに出てくる民主党の、とくに若手の
面々を見れば、すぐわかると思います。地ベタを這うような、野武士
タイプの政治家が、ほとんど皆無といっていいほどいない。そういう
ことには、とくにテレビ視聴者大衆は敏感です。

現在進行形の、新党首選びのテイタラクも、それを端的に表して
います。大負けした途端、誰も次のリーダーに手を上げない。とくに
若いモン、40代の「新リーダー候補」たちがみんな逃げ回っている。
ここでもまた、こりゃあちょっときびしいなあと感じてしまいます。

   *

以上、たいへんきびしいことを言いましたが、率直な感想です。
「外ヅラ」ではなく、まずきびしい内部改革。そのうえで、民主党
としての「ウリ」を、国民にわかりやすく打ち出すこと。はたして
それが、これからの民主党にできるのでしょうか?

なお、この場での各位のご意見も参考にしながら、しばらくの内に、
民主党宛に、今回は個人名の書状で意見書を送ろうと思っています。
現在の官僚的な民主党が、一個人からの意見にどの程度耳を傾ける
ものかはわかりませんが、やってみるだけ、やってみるつもりです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党に「解党的出直し」ができるか?  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 05/9/13(火) 12:14  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん  賛成。
特に最後の民主党への指摘。
私の分も出してください。

パンドラさん
よくみていますね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党に「解党的出直し」ができるか?  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 05/9/13(火) 14:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

私は「国民の目」からの指摘を。

>●敗因の第一は、「郵政」でのブレブレ

何と言っても、郵政民営化の「対案」を出さないで「ハンタイ」と云われても
説得力は無かった。 (昔の「社会党」を思い出す)

>●「政権交代」呼びかけが裏目に

「政権交代」を唱えておきながら「シャドウキャビネット」が表に出てこなかった。
このメンバーが「次の内閣です!」と打ち出してくれなきゃ。
「自信が無い」としか見えなかった。

やっぱり「政権交代」を現実的なものとして国民に「見せて」くれなきゃ。

>●民主党はなぜ信頼されなかったのか?

>現在の民主党は、まず第一に、「政権欲しさ」の寄り合い所帯です。

・・・ と、国民の誰もが見抜いてしまった。
特に、菅氏の言動はいかにも「本当は自分がトップ」と云いたそうな「もの欲しげ」なのは、岡田氏の足を引っ張った。

この様に、岡田氏が民主党の「トップ、中心」ではないことがミエミエだった。

>●エリート集団のひ弱さも

これは、岡田氏の個性でしょう。
何と言っても「笑わない」人を 民衆は信頼しないもの。


【その他】
ぎみゆらさんが見落とされている重要な点があります。
岡田氏が「政権奪取に失敗したら身を引く」と宣言したことです。

これで、菅、小沢、鳩山がサーッと手を引きました。
「ポスト岡田」を考えたのです。
岡田がコケれば「俺の出番が」と考えたのでしょう。

本来なら、岡田氏を中心に三人が一緒になって、全国キャンペーンを組まなきゃいけないのに、菅、小沢、鳩山は「お手並み拝見」となってしまいました。

私は、岡田氏の「失敗したら身を引く」を聞いたとたんに民主党の負けを確信しました。


いづれにしても、国民の安心感、信頼感を与えることについての 知恵が無さ過ぎました。
政治力のあるリーダーが必要です。
(本当は、もう一度、岡田氏を担ぎ直すのが一番良さそうに思えるのだが・・・)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):民主党に「解党的出直し」ができるか?  ■名前 : 秋明菊  ■日付 : 05/9/13(火) 19:16  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん こんばんは。

>●敗因の第一は、「郵政」でのブレブレ
>
>これについては、昭和 人さん、流水さんほか、すでに多くの方が
>ご指摘ですので詳しくは言いません。相手が「郵政民営化GO!」と
>ケンカを売ってきたのに、「いやボクも反対じゃないんだけどね」と
>受けてしまったので、ケンカにもならなかった。

後出しジャンケンだって、自民党にしっかり言われましたね。
法案に対し反対で、郵政民営化には賛成すると言ったのが、言い訳のように
映ったのでは?
>
>●「政権交代」呼びかけが裏目に

「小泉自公NO!」の批判がはっきりしない。
郵政公務員より、高級官僚の削減をはっきり言うべきだったのでは?
政官癒着を切らなければ、改革なんて出来ないよ!って。

「政権交代」をしてどう変えるのか、絵図が見えなかった。
郵政民営化賛成、改憲賛成、靖国に自民党の議員達と参拝に行く。

どこが、自民党と違うのか?きちんと訴える事が出来たのか?努力をしたのか?
マニフェストなんて読む人や、討論番組・国会中継を観る人は少ない。

逆に、ワンフレーズを叫び、分かり易い、おまけに周りの意見など無視して
我が道を行く小泉さんなら、ホントに改革をしてくれるのでは?と期待を抱か
せた。

>●民主党はなぜ信頼されなかったのか?

>しかしそれをいうならば、自民党こそ長年の混成軍団です。派閥、
>地方利権、族議員。いまはそこに、公明党・創価学会まで引き入れて
>連立政権を組んでいる。

小選挙区では、自公のように、共産・社民と協力すれば、結構当選出来たの
ではないか?と思います。
しまったk2さんが、[62535]でおっしゃっている様に、当選者数の大差ほど
得票数が違っていないからです。

自民党だって、創価学会の票がなければ落選している議員も多いはずです。

次回の選挙のため、普段から、共産・社民との協力体制を作っておく事も必要
ではないでしょうか?

その為には、憲法9条死守を掲げれば簡単だと思いますが、西村真吾さんなどの
超タカ派がいますので、難しいかな?

今回の選挙では、20代の若者が多く自民党に投票したそうです。
彼らが選挙に関心を持ったのは、よい機会です。
自公が彼らの為に、どのような政策をとるのか?
その政策次第では、逆転も可能ではないか?と思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 05/9/13(火) 11:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

おはようございます


>ここでいう「小泉さん」とは、小泉純一郎個人ではなく、小泉さん
>という「勝ち馬」に、争うようにのったすべての勢力、公明党・
>創価学会、財界、マスコミ、等々です。

ここの部分というか、その感覚は良く分かります
今回の選挙では久しぶりに、財界、
>大企業が、露骨な「企業ぐるみ選挙」に出たともいわれています。
>
>たとえば、「森田実の政治を斬る 2005年森田実政治日誌[329]
>経団連は経済に徹すべし。経済界は政治に深入りしすぎている。」
>http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

>しかし今回の選挙では、政治、宗教、経済、マスコミがすべて、
>一挙に寄り集まって、御輿を担ぐように「小泉自公」を祭り上げて、
>圧倒的多数の議席をもたらしました。

>衆議院で三分の二という圧倒的多数を得たということは、要するに、
>小泉さんとその少数の取り巻きの相談だけで、何でも思い通りに
>できるということです。参議院を気にかける必要すらない。
>
>ということは、これから「やる」ことについても、「やらない」
>ことについても、いままで以上に、すべての責任はひとえに小泉
>さんにかかるということでもあります。
>
>とりあえず郵政民営化法案。それから、イラクの自衛隊派遣延長も
>すでに決めたと漏らしているようです。そして日米軍事再編。早速
>決めたのは、その辺であるようです。

小泉総理は来年9月で、辞めると言っています。
「それが国民との約束だからだ」と
支持率が下がらない内に辞めて後は自分の後継者を選び
院政を敷くのか?
「郵政民営化」という想いを遂げたら後は総理大臣、自民党総裁
という大役から降りるつもりなのか?

殆ど我が侭と言える位自分の意志を貫き
又、「かっこいい」とテレビや新聞がもてはやすのでしょうか

無党派層といわれる人達の中に
我が家の選挙権をまだ持っていない息子のように
「どうせ誰がやっても同じさ」
というニヒルな虚無的な考えの人も多数いたと思うのです。

今迄の若い無党派層の人達の考えや行動って
「選挙」も「政治」も、面白くない、かっこよくない
気持ち良くない だったと思うのです

「面倒ちいから(投票に)いかない」とか

今度の選挙の投票行動で、その人達も投票に行った
のでしょうか?

「どうせ、誰がやっても同じ」だと思うけれど
ある人は、ありえない事に驚き、目を見張り

ある人は「分かりやすい」「面白い」「かっこいい」
(小泉首相、堀江貴文社長)に投票してみようか?
という行動になったのでしょうか?

「小泉総理」や「堀江貴文社長」を
かっこいい、分かりやすい、気持ちいい という
という一面しか取り上げなかったのはマスコミです

他の部分に光を当てることをしなかったのです

小泉総理ほど、怒り、絶叫し、疲れ、微笑み
自分の言葉で「殺されてもいい」「私はこうしたい」
と「私」を表面に出した政治家はいなかったのでしょう

考えても見てください、岡田代表の選挙中や後の
「もう、やってられないよ〜」との表情豊かな場面を見たことが
ありますか?

代表になってから、自分の表情を見せたことがありますか?

ガッツポーズも、映してもらえなかったということもありますが
野党の党首の人達って何故、あんな表情に乏しい人が多いのでしょう

見た目が問題ではなく、中身が大事というのも良く分かりますが

女性はメイクギラギラの女(ひと)より薄化粧か、ノーメイクの方が良いって
いう人もいますが、実はそんな簡単なものじゃなくて
薄化粧やノーメイクに見せるテクニックって
難しいし、時間も手間もお金もかかるんですよね。
そして、したたかに「素顔の美」をつくっているのですよね

素のままで、「私は素晴らしいのだ!」と言っても伝わらないのではないかと‥
市民運動をしている人達の中にもテレビや週間誌を「愚民化政策」
とか言っている人もいますが、かれらはしたたかに、目一杯「テレビ」を利用していますね

田中康夫「新党日本」副代表は、長野知事として赤字を何年かに亘って
解消したという実績があります。
その上でテレビに出てしゃべるのです。

田中さんを無条件に支持する訳ではありませんし
田中真紀子とW田中でGO-!なんてありえないとは思いますが
インパクトだけは強いと思いませんか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 05/9/13(火) 13:18  -------------------------------------------------------------------------
   もう1つ気になった動向というか
感じたことを書きます

投票結果が出た後
「あんなに、勝つとは思わなかった」
「あんなに勝つんだったら、入れなくても良かった」
と、ちょっと勝ちすぎという意見が自民党に投票した人達
の中に見られたことです

それから、前回は民社へ入れたけれど今回は自民にした
という意見が多かったですね

前回自民へ入れたけれど今回は民主あるいは他の野党へ入れた
という人の意見は聞けませんでした
まさか、前回自民へ入れて、今回民主か、他の野党へ入れた
人が一人もいなかった訳ではないのでしょうが、(郵政反対派無所属は別にしても)数が少ないせいなのか他の理由があるのか聞けませんでしたね

都市の無党派層と言われていた、特に家庭を持ち、家族を支えてきた人達
前回民主→今回自民、という人は「愚直」と言う言葉で象徴された
民社党へ入れてみたけれど、別にたいして何も変わらなかった

そのうち「郵政解散」になり、あれよあれという間に
「コイズミ、コイズミ、ユウセイ、ユウセイ」という言葉が、テレビ週間誌
新聞等を通して流れてきた

なにをやっているのか分からない岡田民主党より、分かりやすくて、面白い
コイズミさんに賭けてみようか

公務員の無駄使いなどもカイカクしてくれそうだし、公務員なんて
高い給料貰ってたいした仕事もしないで、ろくじゃないわよ

私達の税金からあんな36万人なんて公務員を雇う必要ないね
官舎に安い家賃で住んで、ムダなんものばかりつくって
ミンカンになって、リストラにでもあって少しは痛みを感じて苦しめばいいのよ

→ 妬み 憎悪 蔑み 

の複雑な感情が入り乱れていたように思うのですが

大阪市の役所ぐるみの不正給与事件、社会保険庁の放漫行政
やその他「ミンカンに比べてムダが多すぎる、ユウグウされ過ぎている」
という与えられた情報の中で、その象徴として祭り上げられたのが
「郵政公社」ではなかったのでしょうか

その憎悪、嫉妬のエネルギーの中では「郵政公社は独立採算制」
「350兆円の国民の財産を外資に売り渡してしまうかも知れない」
なんて情報は何処かへ吹き飛ばされてしまったようです

だって、あんなに、ひたむきで面白くて、かっこいい、コイズミさんが
そんな恐ろしいことするはず、ありませんものね

今までの脂ぎった、金権まみれの自民党議員なら、分かりません
けれど

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 健太郎 <ponken@m8.dion.ne.jp>  ■日付 : 05/9/13(火) 21:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パンドラさん:こんばんは。

私は、ザーと見て、貴方の分析が非常に現実的で、事実に近いと感じました。
無党派層(あまり、好きな言葉ではありませんが)の、感覚はバンドラさんのおっしゃる通りかと思います。

>投票結果が出た後
>「あんなに、勝つとは思わなかった」
>「あんなに勝つんだったら、入れなくても良かった」
>と、ちょっと勝ちすぎという意見が自民党に投票した人達
>の中に見られたことです

何が真実かというよりも、そのような感覚で自民党が、圧倒的に議席を増やした。
小選挙区制の怖さだと思います。
この怖さは、自民党も感じているでしょう。
>
>なにをやっているのか分からない岡田民主党より、分かりやすくて、面白い
>コイズミさんに賭けてみようか
>
>公務員の無駄使いなどもカイカクしてくれそうだし、公務員なんて
>高い給料貰ってたいした仕事もしないで、ろくじゃないわよ
>
>私達の税金からあんな36万人なんて公務員を雇う必要ないね
>官舎に安い家賃で住んで、ムダなんものばかりつくって
>ミンカンになって、リストラにでもあって少しは痛みを感じて苦しめばいいのよ
>
>→ 妬み 憎悪 蔑み 
>
>の複雑な感情が入り乱れていたように思うのですが
>
>大阪市の役所ぐるみの不正給与事件、社会保険庁の放漫行政
>やその他「ミンカンに比べてムダが多すぎる、ユウグウされ過ぎている」
>という与えられた情報の中で、その象徴として祭り上げられたのが
>「郵政公社」ではなかったのでしょうか
>
>その憎悪、嫉妬のエネルギーの中では「郵政公社は独立採算制」
>「350兆円の国民の財産を外資に売り渡してしまうかも知れない」
>なんて情報は何処かへ吹き飛ばされてしまったようです
>
>だって、あんなに、ひたむきで面白くて、かっこいい、コイズミさんが
>そんな恐ろしいことするはず、ありませんものね
>
>今までの脂ぎった、金権まみれの自民党議員なら、分かりません
>けれど

岡田さんは、「政権を取るまで、戦い抜きます。」と言って欲しかった。
「負けたら、辞める。」野党の挑戦者の言う言葉ではない。
今回の選挙では、正視しにくい、腰というか、ウェストの部分、肌が露出している服装の女性が、投票所に来ていた。今までに見たことがない。
これも、小泉効果か。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 05/9/14(水) 9:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健太郎さん:

おはようございます

レス頂きありがとうございます

私の住む地域はまだ残暑が厳しく、気をつけないと
熱中症で倒れる人も出そうな、何とも暑くて気持ちの悪い
「風」が吹いています

何だろう、この気持ちの悪い空気は
と、衆議院が解散してから選挙が終わるまで
ずーっと、考えていました

実は私自身がミーハーなわけで、ミーハーな人達の気持ちがよくわかるのです
テレビ、新聞、週間誌が
「コイズミ」「ユウセイミンエイカ」
と、連日、広報部隊と化したように、流していましたね

笑っちゃいました
「連日、刺客、造反議員の事を報道したマスコミは‥」
って、テレビで言っていましたが「報道」じゃないだろう、たれ流しだろうって

>何が真実かというよりも、そのような感覚で自民党が、圧倒的に議席を増やした。
>小選挙区制の怖さだと思います。
>この怖さは、自民党も感じているでしょう。
そうですね
例え次点の候補者がどんなに、1位の人に得票率で肉薄しても
全て死票になり、落選してしまうのですね

>>だって、あんなに、ひたむきで面白くて、かっこいい、コイズミさんが
>>そんな恐ろしいことするはず、ありませんものね
>>
>>今までの脂ぎった、金権まみれの自民党議員なら、分かりません
>>けれど
という分けで造反議員達は、「悪者」にされてしまったようです
「金権」「しがらみ」というキーワード
そして民主党も吹き飛ばされた

>
>岡田さんは、「政権を取るまで、戦い抜きます。」と言って欲しかった。
>「負けたら、辞める。」野党の挑戦者の言う言葉ではない。
そうですね、本当に歯がゆい位ですね
愚直なら、最後迄、愚直を貫けば良かった‥と思います。

でも岡田さんも頑張ったんですよね、
戦い方は上手くはなかったかもしれないけれど

共産、社民の主張が、ぶれなくて、民主もぶれなくて
「郵政民営化反対」で通したら、造反議員も、皆、「郵政民営化反対」で
通したら、負けたかも知れないけれど、もっと争点が分かりやすくなった
かも知れないですね

>今回の選挙では、正視しにくい、腰というか、ウェストの部分、肌が露出している服装の女性が、投票所に来ていた。今までに見たことがない。
>これも、小泉効果か。
あはは、そうですか
我が家のミーハー娘も投票に行ったようで
テレビで誰かが「小泉内閣の構造改革を最後まで見届けたいので
自民党に一票入れました」
と言ったら
「地獄を見届けることになったりして‥」
と、申しておりました

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/9/13(火) 13:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パンドラさん: 今日は。

横から失礼します。

>▼ぎみゆらさん:
>
>おはようございます
>
>>ここでいう「小泉さん」とは、小泉純一郎個人ではなく、小泉さん
>>という「勝ち馬」に、争うようにのったすべての勢力、公明党・
>>創価学会、財界、マスコミ、等々です。
>
>ここの部分というか、その感覚は良く分かります
>今回の選挙では久しぶりに、財界、
>>大企業が、露骨な「企業ぐるみ選挙」に出たともいわれています。
>>
>>たとえば、「森田実の政治を斬る 2005年森田実政治日誌[329]
>>経団連は経済に徹すべし。経済界は政治に深入りしすぎている。」
>>http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

経団連は政党に多額の献金をしているから強い発言をして政策を実行させるようにしていると思います。

民主党も経団連に献金を要請し、受領するような事はしない方がよいと思います。 主体性を発揮出来ません。

>無党派層といわれる人達の中に
>我が家の選挙権をまだ持っていない息子のように
>「どうせ誰がやっても同じさ」
>というニヒルな虚無的な考えの人も多数いたと思うのです。
>
>今迄の若い無党派層の人達の考えや行動って
>「選挙」も「政治」も、面白くない、かっこよくない
>気持ち良くない だったと思うのです
>
>「面倒ちいから(投票に)いかない」とか

ご指摘されるように、これからの日本の民主政治を考える場合、このような問題は大変重要な問題だと思います。

戦前の日本で女性の方々が選挙権、被選挙権、参政権を奪われてどのような生活を強いられていたか。 また男性であってもお金の無い人は選挙権、被選挙権を奪われており同様な非人間的な状態にありました。

今の若い人たちにあらゆる機会にあらゆる方策を考えて、知ってもらうように工夫することが今急務ではないでしょうか。 そして一票の価値が今人の一生にとって如何に大切なものであるかということを教えるために。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 05/9/14(水) 8:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ozoneさん:

おはようございます
レス頂きありがとうございます
>>
>>>ここでいう「小泉さん」とは、小泉純一郎個人ではなく、小泉さん
>>>という「勝ち馬」に、争うようにのったすべての勢力、公明党・
>>>創価学会、財界、マスコミ、等々です。

と、ぎみゆらさんが言っておられたように
「小泉さん」の一人勝ちのお陰で
今日の朝日新聞朝刊にも出ていましたね

2007年に定率減税を全廃すると
700万円の所得のある家庭では年間82000円の
支出になるようです

更に酷い話では自民党のマニフェストには
「増税はしない」と書かれていたのに
「定率減税は元々特例なので増税にはならない」(!)
という、あきらかにマニフェスト違反を詭弁で誤魔化していますね

そしてイラクでは
イギリスとオーストラリアは軍の撤退を日本へ打診してきたそうです
そのことを、日本の外務省は一ヶ月も前に知っていたのに
選挙が終わるまでは、公表しなかった

年金問題の時に、年金案を出してから、これからの、日本の少子化を
発表したあのやり方と一緒ですね

増税の問題も
「財源がないから仕方がない」

自衛隊のイラク派遣の問題も
「アメリカの要望だから仕方がない」

と皆、諦めていくのでしょうか

テレビも、新聞も怒りませんね
さんざん、小泉総理を持ち上げて、今頃になって
怒る振りをしても、茶番劇ですね

今、テレビでは落選した議員達特に「小泉さん」に逆らった
彼らの惨めな姿を イヤというほど、流しています


>戦前の日本で女性の方々が選挙権、被選挙権、参政権を奪われてどのような生活を強いられていたか。 また男性であってもお金の無い人は選挙権、被選挙権を奪われており同様な非人間的な状態にありました。
>
>今の若い人たちにあらゆる機会にあらゆる方策を考えて、知ってもらうように工夫することが今急務ではないでしょうか。 そして一票の価値が今人の一生にとって如何に大切なものであるかということを教えるために。

レス頂いた内容とは違ってしまい、失礼いたしました

本当に僅かと思われる一票も、本当は大きな力を持つ
大切な一票だということを忘れてはならないと思います

国民はこれから始まる増税に泣いても
「あ・と・の・ ま・つ・り」
です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 晴朗なれど <nakajima.nk@nifty.com>  ■日付 : 05/9/14(水) 9:29  -------------------------------------------------------------------------
   おはようございます。 
 今更言っても仕方が無いのですが、

 郵政民営化法案に反対した議員は、
             民主・社民・国民・日本、

 「ハッキリと郵政民営化反対」と言って欲しかった。

選挙になったら「民営化賛成」では、全て自分で墓穴を掘ったも同然
ではないですか。

 国民は「賛成」の言葉に騙されたと思ったのです。ハシゴを外されたと
思ったのです。
 小泉が勝って、反対した参議院議員が次々と転向するのを暗澹たる気持
で見ています。

 「小泉法案に反対」などと言っても、大衆には通じないのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/13(火) 20:57  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラさん、お久しぶりです。


相手がパンドラさんですので正直に言いますと、まだ、とことん
凹んでいます。「なんでいったい、こんなことに」と思ってます。
こういうときには、本当は、しばらく、たとえば一週間くらい、
凹みきってたほうがいい。パンドラさんは、そういうことを、
よくご存じだろうと思います。私も経験上、多少知ってる。

だからもしかしたら、冷静なつもりでかなり近視眼的なこと言ってる
かもしれませんけど、でも、間違ってても言っちゃったほうがいいと
いうことも、あるかもしれないし。(苦笑) 以下、思いつくままに。

> 小泉総理は来年9月で、辞めると言っています。
> 「それが国民との約束だからだ」と
> 支持率が下がらない内に辞めて後は自分の後継者を選び
> 院政を敷くのか?

「ブッシュ総督府」という感じなんじゃないでしょうか? でもその
ブッシュの支持率がメチャメチャ下がってるし、それよりそもそも、
アメリカが世界から孤立しつつあるんだし。日本とアメリカは運命
共同体、行くとこまで行って、ダメなら心中。それでいいの?

私は、絶対、ヤですね。第一、もしそうなっても、アメリカは必ず、
日本を踏み台にして、自分だけ生き残ろうとするだろうし。

> ある人は「分かりやすい」「面白い」「かっこいい」
> (小泉首相、堀江貴文社長)に投票してみようか?
> という行動になったのでしょうか?

そうかもしれません。「ヒーローアニメ」的選挙、というところは
ありました。次の選挙ではそろそろ、ジャニーズ系とか、小池栄子
とか釈由美子とか、出てくるんじゃないでしょうか。ただ、若い人の
投票率が上がったのは、別の意味で見逃せないことでもあるはず。
そこもいちおう見ておかなくちゃいけないとも、思います。

> 小泉総理ほど、怒り、絶叫し、疲れ、微笑み
> 自分の言葉で「殺されてもいい」「私はこうしたい」
> と「私」を表面に出した政治家はいなかったのでしょう

そうですね。見事に演出された「私」です。

> 女性はメイクギラギラの女(ひと)より薄化粧か、ノーメイクの
> 方が良いっていう人もいますが、実はそんな簡単なものじゃなくて
> 薄化粧やノーメイクに見せるテクニックって
> 難しいし、時間も手間もお金もかかるんですよね。
> そして、したたかに「素顔の美」をつくっているのですよね

よくわかります。近所に何軒かスーパーがあり、ふだん行くとこは
決まってるんですが、他にも行くことがあり、見てるとよくわかる。
たとえば「自然食品」とか「地球にやさしい」とかっていう感じの
買い物をする人って、小綺麗な小金持ち。なんか生っぽいなあって
人のカートには、カップヌードルや冷凍食品がドッサリ。

いまどきは、「ナチュラル」も、それなりにお金と気持ちの余裕が
ないとできないんです。あれ、ちょっとズレましたか?(苦笑)

> 投票結果が出た後
> 「あんなに、勝つとは思わなかった」
> 「あんなに勝つんだったら、入れなくても良かった」
> と、ちょっと勝ちすぎという意見が自民党に投票した人達
> の中に見られたことです

これはたぶん、多くの自民党関係者も、内心そう思っているだろうと
思います。「さて?」という、「その先」に、彼らがどう動くのか。
まずはそこを、それこそ「目を皿」にして、見ておくべきだと思う。

> → 妬み 憎悪 蔑み 

そんな感じだと思います。別のとこで私も、似たようなことを書き
ました。いまレス番号を探す余裕がないので、興味があれば、たぶん
このスレッドだったと思うんで探してみてください。ごめんなさい。

取り急ぎ。またいつか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 悪魔の小選挙制度  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/9/13(火) 16:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:もう一言付け加えます。

>このスレッドは、今回の選挙を振り返り、「何が起きたのか」
>「私たちはそれを、どう受け止めればいいのか」について、
>みなさんのご感想やお考えをうかがってみたい、というものです。
>
総選挙の各党派・都道府県別の得票・当選者数を見て驚きと、デタラメと、虚しさに、愕然とした。

小選挙区では公明支持票のような、選挙戦術としての主体性のない宗教票が入っているので、政党に対する民意としては不純とも云えるから、その得票数は、政党の政策の是非を判断するうえでは参考程度である。

したがって政党別の支持率は、比例区の得票数が二アリーイコールと見れるが、自民党は、総得票率が38%を以って全議席の62%を獲得している。大敗したという民主党が、得票率31%で24%の議席しか獲得できない。

これでは、小選挙区制の欠点のため、まさに、あまり政治を吟味していないと思われる塊が想定される無党派層にキャスティングボードを握られて、その気分で政治が左右されたということである。

選挙エリア別に、詳しく見てみると恐ろしい状況である。
北海道は、自民と民主の得票率に見合った議席配分になったが、それ以外の地域は、もう滅茶苦茶である。

東北: 自民 36%→36議席、 民主 33%→12議席
北関東:自民 40%→36議席、 民主 31%→11議席
東京: 自民 40%→30議席、 民主 30%→ 9議席
近畿: 自民 37%→45議席、 民主 29%→17議席
以下同傾向だが、四国がひどい。
四国: 自民 38%→14議席、 民主 33%→ 3議席

なかでも、大阪、兵庫ブロックは言語道断である。兵庫は自民37%対民主30%が10議席対0議席である。そして大阪小選挙区では、46万票の公明が4議席、159万票の民主が2議席である。
こんな数字を見たら、真面目に選挙に出かける気がしなくなる。

これが議会制民主主義というのだろうか。民主主義が数の論理で動くならば、それは選出された議員レベルの論理ではなく、原点の国民の次元の論理である。

このように初歩的な分析を以ってしても、正当に民意を反映できない選挙制度の下で行われた選挙を、とてもじゃないが民意などとは呼べない。そして小泉暴君政治に白紙委任状を与えてしまうなら、云うべき言葉もない。

付け加えるならば、この小選挙区制度は、10年前の村山社会・自民党連立政権のとき、いつも対立していた共産党など少数政党を、追い払う思惑があり、2大政党などという驕りから、自民党の策略にのせられて、作ってしまったものである。まさに自己責任、自業自得とも云える。
民主党は、原点に返り、謙虚に、本当に全ての国民サイドにたった政治を志向しなければ、消滅する。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 本当に、得票率と議席数を一致させる制度の方が 良いですか?  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 05/9/13(火) 19:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん:

>総選挙の各党派・都道府県別の得票・当選者数を見て驚きと、デタラメと、虚しさに、愕然とした。

小選挙区制を否定なさる方々が 今回の選挙の結果を見て「否定論」を展開されるのであれば、その見識を疑います。
(以前から否定されていた方は「一人だけ」存じておりますが・・・)

現行制度は「政権交代」を し易くするための制度で、それは民主党にも「公平」に機会と可能性が与えられていたはずです。

<デタラメと、虚しさ>とおっしゃいますが、政権交代が実現した場合でも、
そうおっしゃいますか?

>これが議会制民主主義というのだろうか。民主主義が数の論理で動くならば、それは選出された議員レベルの論理ではなく、原点の国民の次元の論理である。

どの様な選挙制度であっても「数の論理」で動くでしょ?
(「数の論理」で動かない選挙制度があれば、お教えください)

>こんな数字を見たら、真面目に選挙に出かける気がしなくなる。

そうでしょうか、自民と民社の票差は1.3倍、それが議席差は4倍に働く。
「自分の一票」の効果が大きく反映すると考えれば、投票は真剣・慎重になり、投票の励みになると思うのだけれど。

もし、すべての議席を「全国民の完全比例制」にしたら、一票の効果はとても低い感じを持つのではありませんか?
6千5百万人が投票所に足を運ぶ必要など無く、せいぜい10万人も投票すれば充分となります。
(統計的には「1万人程度」のサンプルで 精度の高い結果が得られます)

本当に、得票率と議席数を一致させる制度の方が 良いとお考えですか?


小選挙区制を擁護するような いい方をしましたが、
実は、私自身 中選挙区制の方が好みであります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本当に、得票率と議席数を一致させる制度の方が 良いですか?  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/9/13(火) 22:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:小選挙区制の議論は、尽くされているようですから、改めてする必要もないでしょう。しかし、ミクロにコメントいたします。
>
>>総選挙の各党派・都道府県別の得票・当選者数を見て驚きと、デタラメと、虚しさに、愕然とした。
>
>小選挙区制を否定なさる方々が 今回の選挙の結果を見て「否定論」を展開されるのであれば、その見識を疑います。
>(以前から否定されていた方は「一人だけ」存じておりますが・・・)
>
>現行制度は「政権交代」を し易くするための制度で、それは民主党にも「公平」に機会と可能性が与えられていたはずです。
>
><デタラメと、虚しさ>とおっしゃいますが、政権交代が実現した場合でも、
>そうおっしゃいますか?

私は、今回は共産党を支持しましたので、民主党への肩入れは全くしておりません。しかし、私の、出した数字を見てください。ほとんど差異がない得票率で、議席を獲得する制度に疑問を持ったわけです。しかも、国民の30数%の信任でです。そのことに、大いに疑問を持ったわけです。

なんで、その程度の数字で政権維持や交代が行われる必要があるのですか。


>
>>これが議会制民主主義というのだろうか。民主主義が数の論理で動くならば、それは選出された議員レベルの論理ではなく、原点の国民の次元の論理である。
>
>どの様な選挙制度であっても「数の論理」で動くでしょ?
>(「数の論理」で動かない選挙制度があれば、お教えください)

数の論理をどのように理解されているのですか。私は、選挙民の数の論理を言っているわけです。自民党を60数%は支持していないわけです。それで、なんで60数%の議席になるのですか。
>
>>こんな数字を見たら、真面目に選挙に出かける気がしなくなる。
>
>そうでしょうか、自民と民社の票差は1.3倍、それが議席差は4倍に働く。
>「自分の一票」の効果が大きく反映すると考えれば、投票は真剣・慎重になり、投票の励みになると思うのだけれど。

>
>もし、すべての議席を「全国民の完全比例制」にしたら、一票の効果はとても低い感じを持つのではありませんか?
>6千5百万人が投票所に足を運ぶ必要など無く、せいぜい10万人も投票すれば充分となります。
>(統計的には「1万人程度」のサンプルで 精度の高い結果が得られます)
>
>本当に、得票率と議席数を一致させる制度の方が 良いとお考えですか?

決して、そのような極論は一言も言っていない。選挙制度は、現実的な方法論も考慮しなければならない。しかし、小選挙区制は、あまりにも多様な民意を、無視した制度ではないか。ということです。もう一度、私が出した数字を見てください。なんで、同じ選挙の中で、1票の値が、枠組みや状況によってそんなに区々に変わるのですか。
>
>
>小選挙区制を擁護するような いい方をしましたが、
>実は、私自身 中選挙区制の方が好みであります。

私も、現実的な妥当な制度としては、中選挙区制がベストと考えていますので、到達点は同じです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 悪魔?  ■名前 : questiontime  ■日付 : 05/9/14(水) 0:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん:
>したがって政党別の支持率は、比例区の得票数が二アリーイコールと見れるが、自民党は、総得票率が38%を以って全議席の62%を獲得している。大敗したという民主党が、得票率31%で24%の議席しか獲得できない。

今日の日経4面に、「主要政党の都道府県別得票数、得票率」が出ています。
これによれば、小選挙区の得票率と比例代表での得票率には大きな差が出ており、「政党別の支持率は、比例区の得票数が二アリーイコールと見れる」とは言えません。全国的に比例代表区の候補を擁立しているのは、自民、民主、共産だけですのでこの3党の小選挙区と比例代表での得票率を見てみると。以下のように大きな差があります。(他の党は小選挙区に立候補していない選挙区が多すぎて比較になりません)

(以下全国計)
   小選挙区           比例代表
自民 3,252万票 47.8%   2,589万票 38.2%
民主 2,480万票 36.4%   2,104万票 31.0%
共産   494万票  7.3%     492万票  7.3%

>これでは、小選挙区制の欠点のため、まさに、あまり政治を吟味していないと思われる塊が想定される無党派層にキャスティングボードを握られて、その気分で政治が左右されたということである。

上記の結果を見ると必ずしもそうではないことが判ります。

>選挙エリア別に、詳しく見てみると恐ろしい状況である。
>北海道は、自民と民主の得票率に見合った議席配分になったが、それ以外の地域は、もう滅茶苦茶である。

しまったk2さんの投稿の下にブロック別の小選挙区での得票率を入れてみます。

>東北: 自民 36%→36議席、 民主 33%→12議席
        47.9%         38.7%
>北関東:自民 40%→36議席、 民主 31%→11議席
        53.0%         36.4% 
>東京: 自民 40%→30議席、 民主 30%→ 9議席
        50.0%         36.5%
>近畿: 自民 37%→45議席、 民主 29%→17議席
        41.5%         36.4%
>以下同傾向だが、四国がひどい。
>四国: 自民 38%→14議席、 民主 33%→ 3議席
        53.2%         33.3%
>なかでも、大阪、兵庫ブロックは言語道断である。兵庫は自民37%対民主30%が10議席対0議席である。そして大阪小選挙区では、46万票の公明が4議席、159万票の民主が2議席である。
兵庫小選挙区では公明が7.4%を稼いでいるのでその影響でしょうか、また、一口に大阪といっても多くの選挙区がありますし、公明は大阪の全小選挙区に候補を擁立したわけではないでしょうから、民主と公明の票を単純比較しても意味がありません。

>こんな数字を見たら、真面目に選挙に出かける気がしなくなる。

小選挙区と比例代表でこれだけの差があってもまだそう思われますか?
自民は小選挙区で強かったんです。これが以前は地方中心だったのが今回は都市部でも強かった。つまり、自民は自らの基盤を手放すことなく、新たな支持層を手に入れたことになります。今回に限っては。
民主は基盤であったはずの都市部で完敗してしまったということです。
>
>これが議会制民主主義というのだろうか。民主主義が数の論理で動くならば、それは選出された議員レベルの論理ではなく、原点の国民の次元の論理である。
>
>このように初歩的な分析を以ってしても、正当に民意を反映できない選挙制度の下で行われた選挙を、とてもじゃないが民意などとは呼べない。そして小泉暴君政治に白紙委任状を与えてしまうなら、云うべき言葉もない。

私も小選挙区制度には必ずしも全面的に賛成はしませんが、今度の選挙結果を選挙制度に求めても、現実的にはどうしようもありません。
逆に言えば、小選挙区制度は現在の野党でも一回の選挙で政権奪取が可能な制度といえます。ならば、次回の選挙に向けていかにしたら逆転できるのかを考えたほうが賢明ではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 晴朗なれど <nakajima.nk@nifty.com>  ■日付 : 05/9/13(火) 16:50  -------------------------------------------------------------------------
     今回の大敗劇を見て、遅ればせながら一言。
1 戦後生まれ二世が日本の中枢を占めるようになって、民主教育の成果
  が結実したか、戦勝国の日本人改造教育の効果が結実したか、
  日本人の思考過程は「伝統的日本人」とは全く変わってしまった
  ように思える事。 「イジメを諌めるのではなく、イジメに加担する
  人が(強者志向)が多い」等。

2 民主党が、現代人の社会環境の変化、思考過程の変化を、無視して、
  何の戦略・戦術も無しに、無造作に選挙戦に突入してしまった事。

3 マニュフェスト選挙と言いながら、民主党独自のオリジナリティが
  見えない(難解な東大生の作文的)物を、錦の御旗の如く掲げた事。
  一般には「新鮮味の無い自民党の2番煎じ」にしか見えなかった。

4 演説の術、討論の術、説得の術、等、もう少し勉強すべき。
  相手に質問され、準備も無いままに素直に答え相手に勝ち点を与え
  支持者を失望させた事が何と多かった事か、(岡田・菅共)。

5 アニメ全盛・バーチャル全盛・メール全盛の時代にあっては、少なく
  とも、党首になろうとする人は、「吉本で勉強」「俳優座で勉強」
  「演出の勉強」等、「世の風潮に乗り」、「人を導く」「術」を
  模索し、身に着けて置く、必要があるのではないか。

6 自民党に比べ、メールが送りにくい、回答が無い等、もっと
  インターネットも大切にすべきではないか。
 
  後の祭りですが、今回の解散劇は、対応の仕方によっては、緒戦で、
  勝機を物にする事も出来た、とも思えるので。  
   ド素人の戯言ですが、一言述べさせて頂きました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/9/13(火) 19:41  -------------------------------------------------------------------------
   改悪劇場・第二幕のはじまり はじまり〜 (その1)

その人は4年前「構造改革なくして成長なし」で登場しました。
そして・・・国民は何かをやってくれる!!大きな大きな大きな期待をしました。
しかし・・・改悪ばかりで弱者いじめのオンパレードでした・・・。

そして・・・企業は構造改革を先取りして大大大リストラを敢行しました。
そして・・・巷には中高年の職探しが溢れましたが「企業の職はがし」「銀行の貸        しはがし」が横行しました。

そして・・・大企業、銀行は空前の利潤を挙げましたが法人税は減額のままです。
そして・・・サラリーマン大増税、社会保障削減はどんどん進みます。

そして・・・郵政民営化に賛成か反対か。改革の一丁目一番地だと言って総選挙。
選挙民はまたまた「悪夢の4年」の録画ボタンのスイッチを押しました。

このようにして、口先男は4年半「改革」も何もせず、やったのは「改悪」だけでしたが無罪放免。郵政民営化に反対した民主党と反対議員が「改革に反対」した。

「改革の小泉の邪魔をした」悪者だ。「国民の敵だ」のレッテル貼りにマンマと成功したのでありまする。真面目な岡田民主党代表が気の毒で気の毒で気の毒で。

人生いろいろ、会社もいろいろ。ロクに会社に籍も置かずに「厚生年金」を丸抱えしてもらってた「要領のいい男」はどこにも居るものです。「改悪男」をすっかり「改革男」と信じ切った聴衆は本当にお見事でした・・・。 真性のアホか。

今回、小泉を選んだ選挙民はこの4年半本当に「日本国内」で生活していたんでしょうか? 昨日あたりに急に日本国へ帰ってきたんでしょうかねえ。それとも4年半「冬眠」でもされていたんでしょうかねえ???

4年後、そんな筈ではなかった・・・涙目で再生ボタンを押すんでしょうかねえ。
一体この国に真の民主主義が宿るのは何時のことなんでしょうかねえ・・・。

62451がまたまた管理人さんの“秀逸”なバランス感覚で削除になりましたが全く腑に落ちない。選挙結果を“総括”する上では他の投稿分を引用する場合もありますよ。その“行為”まで削除対象となれば・・・最早何をか言わんやである・・・。一老人党員と野党を繋ぐ声として発しているのだ・・・。

私が言わんとしたのは “選挙結果が民意”だとすれば・・・それを何も否定するものではない。その後の各機関の選挙結果分析でも明らかなように「どっちに転んでもおかしくない“民意”なのである。だから、今度はこっちだ!の思いで新たに頑張って行こう。(だから、党員は何も落胆することはないのである。自虐的になる必要は全くない。)

だから、今回の選挙結果を持って「勝った、勝った」と喜ぶのは早計である。
勝てば、デタラメ男も英雄に成り得るのだ。だから、4年半の“実績”があたかも認知された!!「勝った勝った」・・・そんな「言動」に惑わされずに「老人党」として今後を見据えた反省をして行こう・・・。 を提唱したつもりなんです。

(つづく)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/9/13(火) 19:42  -------------------------------------------------------------------------
   改悪劇場・第二幕のはじまり はじまり〜 (その2)

返す返すもこの4年半の ”小泉政治“ の徹底検証結果を世にアピールできなかった、老人党としての総論にまとめ挙げることができなかった点を反省したい。「一体この4年半の間に何か良いこと有りましたか」を徹底して老人党の「声」として発信できていたなら別の結果になったであろう。

この4年半の間、弱者は「痛み」だけを強いられ、その「痛み」がこれからまた4年も延長されるのだから最早「絶望的」である。私は常日頃から、とにかくこの政権の“デタラメさ”を追及して来たが「来年9月の任期切れ」までは「選挙がないと踏んでいた民主党幹部」の言動に一抹の不安を抱いていたので「明日にでも政権を取りに行け」「ケンカをせよ」と党本部に何回もメールし、ハッパを掛けてきたつもりである。

だけど、勝ち組と負け組を鮮明にし、弱者ポイ捨て。大企業の利潤に大貢献をした為政者が英雄視され、弱者の「痛み」なんて「痛み」ではない。「この4年半は小泉政権はよくやった」との判断を国民が判定したのだから・・・。 「もうこれ以上の痛みは限界だ」の「弱者の声」もムニャムニャと黙らせる選挙結果。「勝てば官軍」である。正論はひっそりと葬りさられたのである。

さてさて4年後にまたまた葬り去られる「新弱者」の数たるや・・・如何ばかりか・・・ 「ここ4年間の「痛み」をどうしてくれるんだ!!」の「声」がまたまた「一人の役者」により葬り去られるのだろうか・・・ この国は一体いつになったら「真の民主主義国家」になるんだろう・・・

今回壊滅的な敗北を被った民主党はきっとバネに飛躍することだろう。それを我々の「一縷の望み」にしないと救われない。上下(うえした)8年以上もの“政治空白”を弱者は強いられることになったのである。只、今回一筋の光が見えたのは「社民党の躍進(微増ではあるが)」である。(過去議席を減らして来たのは「真の悪玉・自民党」追及より、野党攻撃をして来たからと私は見ていた。)

今回は、けな気に「憲法九条」を訴えた姿に多くの有権者が感動したのではないか。また、民主党との選挙協力無しには生きて行けない弱小政党の明日の姿と見た。民主党も一党に固執せず野党協力を全面に打ち出すべきだ。「護憲勢力の塊」をうまく吸い上げる余地を残して置けと言いたい。とにかく、自民党とは違う点を鮮明にしないと自民党を利するだけである。政権を取りに行けだ。

今回も共産党の野党攻撃には失望以外何ものでもない。これでは今後も議席は増やせられないだろう。非情に残念だ。私は「タメにする民主党攻撃」は得策ではないが「信念」である。しつこく言うが、私はあくまで民主党が政権を取るには【護憲勢力拡大】が近道と考えたい。自民との違いをこの代表選出で見出すことである。社民、共産が単独で政権が取れるなら別の話だが・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/9/13(火) 21:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昔神童・今人道さん:
>「改革の小泉の邪魔をした」悪者だ。「国民の敵だ」のレッテル貼りにマンマと成功したのでありまする。真面目な岡田民主党代表が気の毒で気の毒で気の毒で。

私は、テレビで選挙後の岡田代表の顔を見るのが非常につらかった。岡田代表は大衆受けがあまりよくなかった。真面目すぎる所が、大衆が描く首相のイメージではなかったのかもしれない。将棋で言えば、歩の様な存在であった。華麗ではないが一歩一歩着実に前に進むタイプである。私はそんな岡田代表に首相になってほしいと願って2票投じた。

将棋でも囲碁でも、勝負事というのは、重大場面では敵の立場になって考えて見ることがある。今、小泉首相の立場になって考えると、非常に困っているのではないかと思う。選挙で重要な約束手形を切ってしまった。「郵政民営化をすれば景気が良くなる、財政再建もできる、全てが良くなる」と言ったとか。20代の若者の半分は失業か、パートか、フリーターか派遣社員である。経済的な不安を意識すればこそ、小泉首相の言葉に藁をもすがる気持ちで、自公に2票を投じたのではないか。来年9月までに景気が回復し、正社員が50%からもっと多くならなければ、彼らの生活は不安定のままである。不渡り手形を来年9月に発行したらどうなるかと、小泉首相の心配は絶えない。と見ました。

この掲示板で多くの言葉が語られているが、選挙投票の参考として考慮されることは余りないと思います。若者がどの大学を受験するかを決めるときと同じである。先輩、諸先生のアドバイスを聞いても、結局は偏差値という数値で選択することがほとんどである。数値という分り易いものを基準にして自らの選択をする。人生経験が少ないから、他の選択基準が無いのかもしれない。
翻って、老人党には、革新、保守と多彩ではあるが、小泉内閣支持率も郵政民営化賛成、反対の比率も示されていない。これでは、老人党の顔が具体的に見えないだけでなくて、若者が意見を参考にしょうとしても出来ないのではなかろうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/9/13(火) 19:32  -------------------------------------------------------------------------
    北海道は善戦したが、東京、埼玉、千葉、神奈川はほぼ全滅。
小選挙制度の特徴であるが、それにしても、小泉による「アメリカ」戦略に負けましたね。

 これで日本の金融資産は、基本的にアメリカに流れるでしょう。国民は白紙委任をしたのですから……。
今度の選挙で「刺客」と表する公募型の候補者の特徴は、外国(主にアメリカ)系、官僚系というところでしょうか。

 郵政民営化で郵便局の公務員を批判しているが、所詮は木っ端役人、放蕩の公務員批判は、官僚批判でなければならない筈ですが、小泉さんは、逆に官僚温存、官僚支配を続ける図式です。

 ここに小泉さんの欺まんが見えるのですが、しかし、国民はそれを選択した。今更泣き言いっても始まりません。次に手を付けるのは農協改革だと言われているが、私は医療制度改革の方が心配だ。(おそらく、医療制度に大鉈を振るってくるはずだ。外資系の損保会社は舌なめずりをして待っている)

 また原点に返って、医療問題に特化して発言して行こうと思う。
 これからこそが、目が離してはいけないと思う。くだらん身内の喧嘩や、変な政治活動を宣伝するより、本当に身の回りの小さな事から、情報を発信し広く知らしめることが必要だろう。

 小選挙区は批判もあるが、政権交代を考えるならば、チャンスもあるという事だ。 私はそう自分に言い聞かせている。
 この先を考えるといろいろ不安だが、死ぬまで生きなければならないのだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/14(水) 10:37  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん、こんにちは。


> 次に手を付けるのは農協改革だと言われているが、私は医療制度
> 改革の方が心配だ。(おそらく、医療制度に大鉈を振るってくる
> はずだ。外資系の損保会社は舌なめずりをして待っている)

農業、教育、医療、福祉、といったところがいわれていますね。

「医療改革」という面では、岡山3区、平沼赳夫氏への「マドンナ
刺客」、比例区で当選した阿部俊子氏(日本看護協会副会長)に、
これから何か役割が与えられるのか、ひそかに注目しています。

医師や病院経営者に積年の「複雑な気持ち」を持つ看護師団体を
手なづけて、日本医師会、日本病院会を挟み撃ちに……なんて、
「軍略」好きな人たちが、いかにも考えそうなことですし。

> また原点に返って、医療問題に特化して発言して行こうと思う。

とくに、「それはつまり、患者として医療を受ける側にとっては、
どういうことになるのか」を、ぜひわかりやすく聞かせてください。

> 本当に身の回りの小さな事から、情報を発信し広く知らしめること
> が必要だろう。

身の丈の具体的な事象をよく見るのは、とても大事です。そこに、
世の中の流れや変化の、いろんなことが表れるはずなんです。

これからも、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 国民の支持を得るには  ■名前 : ゆきりん  ■日付 : 05/9/13(火) 19:43  -------------------------------------------------------------------------
   今回の選挙で自民党は圧勝しました。
これは事実です。
この事実から目をそらすかの如く、
選挙制度がどうとか
国民の投票行動が愚かだったなどとほざいても
この事実を覆すことは出来ません。

老人党の掲示板という閉鎖空間の中で
傷を舐め合えば満足だというのでは
多くの国民の信任は得られず
政権交代など夢のまた夢でしょう。

政権交代を実現するための具体的方策を考えることが
現実的であり、選挙の総括として必要なことです。

そこで大変僭越ではありますが、
自民党から政権を奪取するための具体的な対応を
アドバイスしたいと思います。

1.政権交代を望むならまず愛国者たれ!!
  反日を標榜していては国民の支持は得られない。
2.反自民”だけ”では逆に自民党の思う壺!!
  反自民は自民党がいないと成立しない。
  反自民はかえって自民党をマスメディアに登場させる機会を増やすだけ。
  現政権への批判だけでは支持の拡大は出来ない。
  自民は無視して、我々なら抗するという具体策をどんどん提示して
  そこに自民党を引きずり込むようにすべし。
3.言葉をイージーに扱うな!!
  今回の選挙でも小泉首相をヒトラーに例えたり
  選挙後の感想でアウシュビッツを簡単に比喩に使ったり
  こうしたインパクトのある言語で有権者を扇動しようと言うのは2億年古い
  同様に子供をダシに使って、
  この子達を戦争に云々なんて言うのも30億年古い
  戦後60年日本は戦争をしていない。
  それを昭和27〜8年の社会党の成功体験から
  同じようなことを言っても国民の支持は得られない。
  むしろ、異様なものを見るように蔑まれるのがオチ。  
4.日本国民を舐めてはいけない!!
  日本人は結構クレバーだと思いますよ。
  少子高齢化が進めば高齢者を支えるためには
  応分の負担が必要なことは皆理解していると思います。
  その負担が公平であるかを争点にすべきなのに
  増税反対だけでは駄目ですよ。
  老人党なんだから、まず自ら現老人の受けている年金の減額を掲げ 
  世代間の不公平感を無くすような給付と負担の関係を明示できれば
  自民党も民主党もぶっ飛ぶような支持を得ることが出来るかも知れませんよ。
5.最後に一番重要なこと
  国民を自分たちの主義主張に染め上げようとするのは思い上がりだ!!
  国民の意思を自らの主義主張に反映させよ!!


余計なお世話かもしれませんが、、、、、、 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):国民の支持を得るには  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/9/13(火) 21:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ゆきりんさん:

自民党(小泉)憎しが行き過ぎると、共産党のように性格が自民党(小泉)に似てきますよ。


>今回の選挙で自民党は圧勝しました。
>これは事実です。
>この事実から目をそらすかの如く、
>選挙制度がどうとか
>国民の投票行動が愚かだったなどとほざいても
>この事実を覆すことは出来ません。
>
>老人党の掲示板という閉鎖空間の中で
>傷を舐め合えば満足だというのでは
>多くの国民の信任は得られず
>政権交代など夢のまた夢でしょう。
>
>政権交代を実現するための具体的方策を考えることが
>現実的であり、選挙の総括として必要なことです。
>
>そこで大変僭越ではありますが、
>自民党から政権を奪取するための具体的な対応を
>アドバイスしたいと思います。
>
>1.政権交代を望むならまず愛国者たれ!!
>  反日を標榜していては国民の支持は得られない。
>2.反自民”だけ”では逆に自民党の思う壺!!
>  反自民は自民党がいないと成立しない。
>  反自民はかえって自民党をマスメディアに登場させる機会を増やすだけ。
>  現政権への批判だけでは支持の拡大は出来ない。
>  自民は無視して、我々なら抗するという具体策をどんどん提示して
>  そこに自民党を引きずり込むようにすべし。
>3.言葉をイージーに扱うな!!
>  今回の選挙でも小泉首相をヒトラーに例えたり
>  選挙後の感想でアウシュビッツを簡単に比喩に使ったり
>  こうしたインパクトのある言語で有権者を扇動しようと言うのは2億年古い
>  同様に子供をダシに使って、
>  この子達を戦争に云々なんて言うのも30億年古い
>  戦後60年日本は戦争をしていない。
>  それを昭和27〜8年の社会党の成功体験から
>  同じようなことを言っても国民の支持は得られない。
>  むしろ、異様なものを見るように蔑まれるのがオチ。  
>4.日本国民を舐めてはいけない!!
>  日本人は結構クレバーだと思いますよ。
>  少子高齢化が進めば高齢者を支えるためには
>  応分の負担が必要なことは皆理解していると思います。
>  その負担が公平であるかを争点にすべきなのに
>  増税反対だけでは駄目ですよ。
>  老人党なんだから、まず自ら現老人の受けている年金の減額を掲げ 
>  世代間の不公平感を無くすような給付と負担の関係を明示できれば
>  自民党も民主党もぶっ飛ぶような支持を得ることが出来るかも知れませんよ。
>5.最後に一番重要なこと
>  国民を自分たちの主義主張に染め上げようとするのは思い上がりだ!!
>  国民の意思を自らの主義主張に反映させよ!!
>
>
>余計なお世話かもしれませんが、、、、、、

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/9/13(火) 22:07  -------------------------------------------------------------------------
   敗因は自民党の弱点を民主党が突けなかったことが大きい。
自民党の最大の弱点は700兆円の借金を作ってきたこと。
その原因はもちろん税金の無駄遣い。
道路特定財源は5兆円にもなりだぶついているのに、未だにそれを他へまわせないでいることなど今日ラジオで聞くまで知らなかった。
借金のない郵政公社の改革をこれだけ急ぐ人が、こちらの方には何も手をつけない。
こういう矛盾を選挙期間中に繰り返し強調すれば、もう少しましな結果になったかも知れない。

逆に民主党は弱点を突かれっぱなし。
労働組合とのつながりがあるから民営化できないんだろうと言われて、あわてて自民党と大差ない民営化論を出したのは大きな敗因だ。
自民党は民営化により37万人の公務員を削減すると繰り返し言っていたが、こんなウソでも繰り返し言えばホントになる。

民主党は一にも二にも徹底して税金の無駄遣いを強調していくべきだった。
マニュフェストもいいが、まず敵の弱点を突くという戦いの基本を忘れていたのではないだろうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 別スレッドからの転載です  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 05/9/14(水) 1:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

Ray@スタッフです。
以下の書き込みは別スレッドからの転載です。

----
【62589】選挙考
 有無 - 05/9/14(水) 0:46 -
引用あり 
パスワード  

自民党と、民主党の、選挙姿勢を、感じると、自民党の候補者は、皆、一様にして、腰が低く、感じが良いと、思っが、民主党の候補者は、いつも感じるのだが、なにか、愛想が無く、関係ないよって感じで、威張っているように見えた、ので、一票投じる気が、無くなった。
以上。

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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):2005年衆議院総選挙を振り返る。  ■名前 : k.satou <kenji.satoucoa@ceres.ocn.ne.jp>  ■日付 : 05/9/14(水) 10:43  -------------------------------------------------------------------------
   私たちは よく成功者に学べ といわれてきました。
 ほんとは 不幸になった人や 失敗したりした人から学ばなくていけません。
 なぜ そこまで不幸になったか?
 自然災害や自動車事故はのぞくと 多くの場合 原因てのは たいてい
  こちらに 原因があるからです。
 教科書でならった建前の理論は現実の世の中で修正されて
  はじめて 理論として意味をもちうる。
 家の下の子が よく気が付く。 要領がどう!とかは性格ばかりではなく
 上の失敗をしっかりみて 現実を観察することから生まれている。

 あいつは悪気はなかった。根はいい奴なんだ。とか言わなくては
 評価できないようじゃ 困るわけですね 政治家というのは! 
もう一度 じっくり 民主党のマニュフェストとやらを
 みて見ることに します。
それにしても
 資本の潮流を サをさし 乗り切れるんでしょうか?小泉さんで?

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