Page 101 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼介護移送を考えよう 小鼓太助 04/2/5(木) 18:58 ┣Re(1):介護移送を考えよう 北の老兵 04/2/5(木) 19:28 ┣Re(1):介護移送を考えよう 大和勝久 04/2/5(木) 21:56 ┗Re(1):介護移送を考えよう 堺 新之助 04/2/6(金) 1:01 ┣Re(2):介護移送を考えよう 小鼓太助 04/2/6(金) 7:52 ┃ ┗Re(3):介護移送を考えよう 大和勝久 04/2/6(金) 9:52 ┃ ┗Re(4):介護移送を考えよう 大和勝久 04/2/20(金) 22:45 ┗Re(2):介護移送を考えよう 新居田 光次郎 04/2/6(金) 10:51 ┗Re(3):介護移送を考えよう 北の老兵 04/2/6(金) 11:47 ┣Re(4):介護移送を考えよう 団塊の次の世代 04/2/6(金) 13:23 ┗Re(4):介護移送を考えよう なだ いなだ 04/2/7(土) 0:49 ┣Re(5):介護移送を考えよう 役立たず隅の隠居 04/2/9(月) 19:44 ┃ ┗Re(6):介護移送を考えよう 大和勝久 04/2/11(水) 21:55 ┗Re(5):介護輸送シンポが22日新宿で なだ いなだ 04/2/12(木) 0:31 ┗Re(6):介護輸送シンポが22日新宿で 大和勝久 04/2/15(日) 15:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 介護移送を考えよう ■名前 : 小鼓太助 ■日付 : 04/2/5(木) 18:58 -------------------------------------------------------------------------
かつて人が人らしく生活するためには「衣・食・住」の3つの基本的条件が必要とされていました。現代社会においてはもう1つの大切な条件として「移動」が加わります。それは現代人の社会生活が移動に基づいて営まれるようなったからであり、現代社会においては「移・衣・食・住」の4つの条件が基本的な生活条件となっています。 この新しく加わった「移動」の自由を満たされない人たち、特に加齢や障害などで移動が困難になった方たちへの外出支援サービスの社会的なシステムの構築が求められています。移動が困難な人たちにとって外出するという行為がいかに大きな欲求であり、そのニーズを満たしてあげることがその人の社会生活をどんなに豊かにすることでしょうか。 人は社会とのつながりを持たずには生きられません。ゆえにすべての人に移動の自由は認められなければならないものです。自由な移動の確保こそが真のノーマライゼーションの基礎となるのでしょう。 介護移送サービスについて話しませんか。 〜よーく考えよう。移送は大事だよ〜 |
▼小鼓太助さん: 次の文章は「旭タクシー 西野俊典様」より私宛に届いたメールです。 本人からOK戴いているので照会します。 北の老兵 様 はじめまして なだいなだ先生のご自宅で貴殿のお話を先生からお聞きました。 これからも、ご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします。 さて「介護タクシー」とはなんぞや?のご質問にお答えします。 生い立ち編 九州は福岡県の遠賀郡岡垣町海老津に所在があった(過去形) ?メディスという名のタクシー会社が98年に始めたサービスです。 この会社の若き社長木原圭介は、どんな人でも望む場所にお連れしたいとの熱い血潮で生み出されたサービスでした。その名も「きんとん雲」サービス。 お客様が三蔵法師、ドライバーは孫悟空、きんとん雲に乗って何処へでもお連れする。お客様の行きたい場所へお連れする。例えば、昔の恋人を尋ねて歩く、思い出の場所へもう一度行く、好きだった山登りや釣りに行く、旅行に行く(実際に北海道や韓国への旅行にケアドライバーが同行) このサービスは瞬く間に高齢者や障害者の心を掴んだのです。 それは、木原と同じ熱い血潮で働く若きケアドライバーの、心からの接客が在ったからです。 介護タクシー誕生編 このサービスは順調に伸びましたが、木原は悩んでいました。それは、病院へ行く高齢者の存在でした。実はもっともこのサービスを必要とする人達だったのです。 しかし大きな問題が在りました。それは通院にかかるタクシー代でした。 このサービスは、タクシー代プラス5百円という料金設定だったのです。 木原は考えました。何とか使いやすい料金を探しました。そして難産のうえ生まれたのが「介護保険」を利用したサービス料金の設定でした(運賃では無い)。 30分身体介護をすれば、介護保険制度では210単位2100円が収入になりま す。利用者はその一割の210円を支払えば「身体介護プラス通院」がセットになる介護タクシーを利用できるという画期的なサービス体系です。 2000年介護保険制度スタートと同時にメディスは訪問介護指定会社の資格を取 り、このサービスを開始しました。利用者は爆発的に伸び、特に遠方通院や独居で苦しんでいた高齢者には福音となりました。 地方官僚との戦い編 しかしこのサービスにもの言いがつきました。それは地方運輸局からでした。 人を「運送」しているのだから「運賃」を取れと言うのです。確かにはた目ではタクシー会社ですから・・・。しかしこれは「身体介護サービスと連動したサービスであり、身体介護料金と別々にできない」と主張したのです。運賃を取れ取らないの戦いは続きました。そしてタクシー事業免許を没収するとの脅しが露骨に言いわれだしました。 介護維新の志士集結編 木原は同じ志を持つ同士の集結を求め、専門誌に載せました。 集結日は2000年12月2日、場所は福岡市中洲にある古い料亭でした。 そしてそれは、全国から集まった同士13名が、初めてお互いの存在を知った瞬間でした。 全国でばらばらに介護タクシーを行っていた私達は、この時木原の元、団結の証として時の旧運輸大臣の扇ちかげに対して、連判状を出したのです。 それは、タクシー事業免許没収になるかも知れないとの恐怖心より、理不尽な行政に対する怒りのほうが上回っていたからでした。まさしく背水の陣でした。 高級官僚との戦い編 明けて翌年、新国土交通省は態度を一転させたのです。それは、「介護保険内に運賃相当分が入っているとの考えである」との見解を出したのです。 私達は歓喜しました。勝った、これで心配事が無くなったと信じました。 しかし喜ぶのもつかの間でした。今度は厚生労働省からの物凄い批判でした。 「介護保険に移送は無い」との意見です。勝手な国土交通省の判断は越権行為との、縦割り行政の壁にぶち当たったのでした。早々、同年の2月14日に厚生労働省は、全国課長会議を招集し「介護タクシー潰し」に取り掛かりました。 先ず手始めは、「特化してはならない」との見解を出してきました。移送ばかりしてはならない。半分以上は、別のサービスをせねば違反とみなし、訪問指定業者の取り消しと言い出したのです。 私達はまたしても窮地に立たされました。どうして判ってもらえないのか、寝たきりの方のベット介助から始まり、外出着の着替えトイレ介助、必要ならおしめ交換、車両への乗降の介助、院内での付き添い介助等すべて行っているのに・・・。 どうしても潰したい厚生労働省は、特化基準では潰せないと判断(他の事業者も特化している事例が出てきた)した為、次に新基準を出してきました。それも社会保障審議会介護保険給付部会の委員を周到に見方に付けてです。 そして今年の4月の料金改正で、無理やり介護タクシー料金を新設定し、半分以下 の100単位体系を作り上げてしまいました。また高齢者は、介護ルネッサンスから、元の中世暗黒世界に突き落とされてしまったのです。 事件は会議室で起きているのではない、現場で起きているのだ編 私達は介護タクシーを通じて、高齢者の生活を知りました。それはまさしく我が国の抱える大問題でもありました。生活保護者の方がましな年金生活者、施設にも入れない失明の独居生活者。数十メートルも歩けない、タクシーしか乗れない、仕方なく食費を削ってタクシー代を工面している方。夫婦二人で缶詰一個を分けてです。 全国の仲間から次々と明かされる、悲惨な出来事の数々・・・。自分の老後とどうしても重なってしまうのです。高級官僚は常に予算の話をします。現場の話は聞きませんし、まして見にも来ません。彼らの言う日本国は、霞ヶ関と永田町なのです。そして己の保身と出世・・・。 明日を信じて編 今私達は、現場を知っていただこうと地道な活動をしています。 社会保障審議会のメンバーに会ってもらったり、地元政治家に陳情したり、学識経験者の指導を受けたり、マスコミに働きかけています。 そして少しずつその手ごたえを感じています。 私達の合言葉「自利・他利・国利」の精神が心ある方達に伝わりはじめました。 その結果として今現在、なだいなだ先生とつながったのです。 来年2月に、なだ先生の基調講演と介護移送問題のシンポジウム を開催します。ボランティアやNPOと手を結び開きます。 それは心から、そして正面から問題と向き合う者達の集いです。 私達を馬鹿と言い、罵り、突き落そうとする人達・・・。 私達を励まし、勇気付けて、応援してくれる人達・・・。 ここ何年かで実に多くの人と会い勉強させられました。 多分これからも多くの方達に助けられ、あるいは突き落される事と思います。 でも僕達は、明日を信じて、暖かい心在る人を信じて頑張ります。 説明し足りない件、多々ありますが後は、参考出版物があります のでそれをお読みください。ただ情報が古く出版当時とは変わっては いますが。 角川書店 井口幸久著 「介護タクシーを知っていますか」 ミネルバ書房 安宅温著「走れ介護タクシー」 まとまりの無い文章で申し訳ありません。 誤字脱字等ございましたらご了承ください。 とりあえずは、これで終わらせていただきます。 また何かありましたらご連絡ください。こんな文で 良ければ、老人等HPに載せても構わないのですが・・・・・ |
▼小鼓太助さん: > かつて人が人らしく生活するためには「衣・食・住」の3つの基本的条件が必要とされていました。現代社会においてはもう1つの大切な条件として「移動」が加わります。それは現代人の社会生活が移動に基づいて営まれるようなったからであり、現代社会においては「移・衣・食・住」の4つの条件が基本的な生活条件となっています。 > この新しく加わった「移動」の自由を満たされない人たち、特に加齢や障害などで移動が困難になった方たちへの外出支援サービスの社会的なシステムの構築が求められています。移動が困難な人たちにとって外出するという行為がいかに大きな欲求であり、そのニーズを満たしてあげることがその人の社会生活をどんなに豊かにすることでしょうか。 > 人は社会とのつながりを持たずには生きられません。ゆえにすべての人に移動の自由は認められなければならないものです。自由な移動の確保こそが真のノーマライゼーションの基礎となるのでしょう。 > 介護移送サービスについて話しませんか。 > > 〜よーく考えよう。移送は大事だよ〜 よーく考える事が大事ですよね。 日本では、他の国が経験した事のない高齢化社会に移行している。高齢化の進行も急速である。これらの高齢者は介護必要とする割合が高く、外出には特別な配慮を必要とし、その機会もすくなくない。 高齢者に並びに障害者は、活用できる交通手段も限られ、外出を断念する事も多い。そのために社会との関わりを阻害され、地域社会において快適な生活をおくれていない。 介護移送のサービスについてしっかり考えてみたいものです。 |
移動に制約のある老人の「自由に移動する権利」が、 介護保険から抹殺されようとしています。 厚生労働省の言い分は財源がないから 新しいサービスは認められないの 一点張りです。 移送サービスが必要かどうかの議論よりも 財源の方が、お役人には大切なようです。 そして、利用者である高齢者からはそんなに 必要だという声は上がっていないとも。。 今こそ自分たちの「自由に移動する権利」を もっと切実に訴えてください。 2月22日(日)あいおい損保新宿ホールにて 介護移送に関するシンポジウムがある団体主催で 行われます。 老人代表としてなだ先生も参加してくれる ことになっています。 たくさんの利用者である高齢者の声が届くように 皆で集まって、今こそ声を上げるときです。 有志の参加者をお待ちしています。 |
早速のレスありがとうございます。 なださんが参加されるシンポの内容を教えていただけませんか。 |
▼小鼓太助さん: >早速のレスありがとうございます。 > >なださんが参加されるシンポの内容を教えていただけませんか。 全国介護移送シンポジウム2004 外出は一番のリハビリ!! 〜介護保険に移送サービスの定着を〜 ■ 開 催 日 平成16年2月22日(日)13:30〜 ■ 会 場 あいおい損保新宿ホール 東京都渋谷区代々木3−25−3 TEL03-3377-5511 ■ 参 加 費 2,000円 ■ 主 催 全国介護移送協会 ■ 共 催 特定非営利活動法人 福祉交通支援センター ■ 参加対象者 移動サービス事業者 介護タクシー事業者 NPO団体 ボランティア団体 訪問介護事業者 医療関係者 利用者 一般 来賓挨拶 円より子(民主党 副代表) ◇ 基調講演 なだいなだ(老人党 主催者、作家) ◇ パネルディスカッション 司 会 浅川澄一(日本経済新聞 編集委員) パネラー なだいなだ(老人党 主催者、作家) 秦 洋一 (介護保険部会委員、日本医学ジャーナリスト協会 副会長) 高橋万由美(宇都宮大学 社会福祉学 助教授) 塚田英樹 (利用者代表) 坂井 保 (利用者代表) 田中尚輝 (NPO法人市民福祉団体全国協議会 事務局長) 黒田司郎 (全国介護移送協会 会長) 全国介護移送協会 事務局 〒762-0046 香川県坂出市富士見町2−5−3 TEL 0877-46-3066 FAX 0877-46-0757 e-mail kchit@mail.kbn.nr.jp 多くの方に参加いただきたいと思っております。 よろしくお願いいたします。 |
▼大和勝久さん: >▼小鼓太助さん: >>早速のレスありがとうございます。 >> >>なださんが参加されるシンポの内容を教えていただけませんか。 >全国介護移送シンポジウム2004 >外出は一番のリハビリ!! >〜介護保険に移送サービスの定着を〜 >■ 開 催 日 平成16年2月22日(日)13:30〜 >■ 会 場 あいおい損保新宿ホール > 東京都渋谷区代々木3−25−3 TEL03-3377-5511 >■ 参 加 費 2,000円 >■ 主 催 全国介護移送協会 >■ 共 催 特定非営利活動法人 福祉交通支援センター >■ 参加対象者 移動サービス事業者 介護タクシー事業者 NPO団体 >ボランティア団体 訪問介護事業者 医療関係者 利用者 一般 >来賓挨拶 >円より子(民主党 副代表) >◇ 基調講演 > なだいなだ(老人党 主催者、作家) >◇ パネルディスカッション > 司 会 浅川澄一(日本経済新聞 編集委員) > パネラー なだいなだ(老人党 主催者、作家) > 秦 洋一 (介護保険部会委員、日本医学ジャーナリスト協会 副会長) > 高橋万由美(宇都宮大学 社会福祉学 助教授) > 塚田英樹 (利用者代表) > 坂井 保 (利用者代表) > 田中尚輝 (NPO法人市民福祉団体全国協議会 事務局長) > 黒田司郎 (全国介護移送協会 会長) >全国介護移送協会 事務局 〒762-0046 香川県坂出市富士見町2−5−3 > TEL 0877-46-3066 FAX 0877-46-0757 > e-mail kchit@mail.kbn.nr.jp >多くの方に参加いただきたいと思っております。 >よろしくお願いいたします。 当日参加ができます。 よろしくお願いいたします。 |
介護移送の難しいことは分からないが、介護保険は変です。私は要支援、妻は要介護2の認定をされています。介護の通院のタクシーですが、妻は使えるけど、私は要支援だから使えないと言われました。認定された以上、こちらがサービスを選んで自由に使えると聞いていたのに話が違います。また妻は私が病院に付き添ってやらないと、耳が遠いので非常に不安なのですが、妻の通院のタクシーに同乗したらいけないと言われました。まるでいじわるされてるみたいで、いったい何故かわかりません。それから、通院ばかりに保険をつかったら困るともいわれました。こんな実情にそぐわないことはありません。介護保険のパンフレットとあまりに話が違います。それから値段も変です、妻は一回の通院に100円とタクシーのなんとかで500円往復1200円かかります。ところが妻よりもっと手間のかかる人は、身体介護とかで、一回230円でいけるそうです。介護の会社によっては、要支援の人でも使えて、病院の付き添いもついて往復600円ぐらいのところもあるそうです。介護の会社を変えようと思っていますが、介護保険があまりにいいかげんすぎて腹がたってしょうがありません。いったいどうなっているんだ厚生省は。 |
▼新居田 光次郎さん: >介護移送の難しいことは分からないが、介護保険は変です。私は要支援、妻は要介護2の認定をされています。介護の通院のタクシーですが、妻は使えるけど、私は要支援だから使えないと言われました。認定された以上、こちらがサービスを選んで自由に使えると聞いていたのに話が違います。また妻は私が病院に付き添ってやらないと、耳が遠いので非常に不安なのですが、妻の通院のタクシーに同乗したらいけないと言われました。まるでいじわるされてるみたいで、いったい何故かわかりません。それから、通院ばかりに保険をつかったら困るともいわれました。こんな実情にそぐわないことはありません。介護保険のパンフレットとあまりに話が違います。それから値段も変です、妻は一回の通院に100円とタクシーのなんとかで500円往復1200円かかります。ところが妻よりもっと手間のかかる人は、身体介護とかで、一回230円でいけるそうです。介護の会社によっては、要支援の人でも使えて、病院の付き添いもついて往復600円ぐらいのところもあるそうです。介護の会社を変えようと思っていますが、介護保険があまりにいいかげんすぎて腹がたってしょうがありません。いったいどうなっているんだ厚生省は。 これが実態だと思うと本当に腹が立ちますね。 この気持ちをどこへ持っていけばよいのか? やはり、政権交代より道はないのではないでしょうか? |
わたくし骨折の自宅療養のため昼間から皆さんの書き込みに同様の腹立たしさをを 書かせていただきます。我が家には要介護1の伯母と75歳になるがん治療中の 母親がいます。ケアマネージャーさんの進めで母も最低でも要支援に認められる でしょうとのアドバイスを受け役所に申請中ですが、伯母の件もあり前倒しで病院の往復に介護タクシーをと思っていましたし、また搬送用介護タクシー会社もご近所にあり、簡単に利用できるものと思っていました。しかし実際の介護保険の適用はあまりに現実離れしたまま介護を本当に必要としている人間を無視していると言っても良いぐらいです。きょうは我が家の二人の老人は普通のタクシーで病院に行きました。役にたたない介護保険より近くにある普通のタクシー会社の運転手さんはとても親身になってお客さんに気を使ってくださるからです。 |
政治家は法律を作ったら、アフターサービスをすべきです。 現場にいって、こうした矛盾に出会ったら、それをどう解決するか、行政を指導するか、法律を改正するか、手早く決断すべきです。民主党の人たちに選挙前にそう話したのだけれど、選挙が終わったら、忘れてしまったみたい。 頼みもしないのに、憲法改正などといいだした。 2月の22日に新宿のあいおい損保新宿ビルで13時30分から介護タクシーの シンポが開かれます。そのときに円参議院議員が来るそうですから、忘れたらあかんぞ、といいましょう。ぼくも参加します。 |
介護移送を考えるとき、介護保険の範囲で考えるのではなしに、他の社会問題との関連で議論してはどうかと思います。 山間僻地をイメージして考えると、独居高齢者・高齢者夫婦がいまの住まいに住み続けることが困難になってきています。地域の交通機関がバスにしろ電車にしろ経営がなりたたなくなり廃業していくので、移動のため自家用車の所有に迫られる、保有する費用も大変だし、身体不自由な高齢者の自動車運転は危険である。一方で働き盛りが雇用の場がなくて田舎には住めない。ワーク・シェアリングで自分で出来ることも人にまかせる、車を持たずにタクシーを利用することで雇用創出になる。 戦前のことになりますが、私らが子供の頃、村でタクシーを営業している人がおり、それで暮らしを支えていたのを憶えています。当時は車の運転は特殊技術で専門家であって、普通の人は運転できなかったのですが。 役所は老人施設を建設して高齢者に集団生活をさせることで費用の軽減化を図りたい考えのようですが、ハコモノをつくるより、現在の住まいに住める条件を整えることが大切です。介護移送を介護保険の対象とすることが介護費用全体から見ると軽減措置になる。介護タクシーは単に介護の問題だけではなしに、雇用の問題、車を少なくすれば排気ガスの環境問題・高速道路建設を押さえることも合わせて考えられることだと思います。 |
▼役立たず隅の隠居さん: >介護移送を考えるとき、介護保険の範囲で考えるのではなしに、他の社会問題との関連で議論してはどうかと思います。 >山間僻地をイメージして考えると、独居高齢者・高齢者夫婦がいまの住まいに住み続けることが困難になってきています。地域の交通機関がバスにしろ電車にしろ経営がなりたたなくなり廃業していくので、移動のため自家用車の所有に迫られる、保有する費用も大変だし、身体不自由な高齢者の自動車運転は危険である。一方で働き盛りが雇用の場がなくて田舎には住めない。ワーク・シェアリングで自分で出来ることも人にまかせる、車を持たずにタクシーを利用することで雇用創出になる。 >戦前のことになりますが、私らが子供の頃、村でタクシーを営業している人がおり、それで暮らしを支えていたのを憶えています。当時は車の運転は特殊技術で専門家であって、普通の人は運転できなかったのですが。 >役所は老人施設を建設して高齢者に集団生活をさせることで費用の軽減化を図りたい考えのようですが、ハコモノをつくるより、現在の住まいに住める条件を整えることが大切です。介護移送を介護保険の対象とすることが介護費用全体から見ると軽減措置になる。介護タクシーは単に介護の問題だけではなしに、雇用の問題、車を少なくすれば排気ガスの環境問題・高速道路建設を押さえることも合わせて考えられることだと思います。 2月12日 国土交通省と厚生労働省より 介護輸送に係わるガイドラインとバブリックコメントの募集があります。 ぜひ注目して見てください。 |
介護輸送をめぐるシンポジウムが、新宿あいおい損保ホールで2月22日に 開かれます。ぼくも出てしゃべります。13時30分から。 お役人も出てきます。フロアから質問がぶつけられればいいのですが。 そのときは一つ、老人党です、といってから、質問してください。そうして もらえれば、最高にうれしいですね。 |
要介護の高齢者は公共交通機関での移動が困難です。 移送サービスを介護保険給付対象にすることで、要介護者・要支援者の 移動手段が確保され、自立支援に向けて地域で安心して在宅生活が継続できる。 22日のシンポジウムで移動権についての白熱した議論をきたいしております。 多くの方の出席お待ちしております。 |