Page 104 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼”地方分権”を実現する なお 04/1/21(水) 20:41 ┣Re(1):”地方分権”を実現する なお 04/1/21(水) 20:48 ┣Re(1):今後の予定 なお 04/1/21(水) 23:06 ┃ ┗Re(2):なぜ今地方分権か なお 04/1/22(木) 22:28 ┃ ┗Re(3):なぜ今地方分権か 団塊党 04/1/25(日) 18:19 ┃ ┗Re(4):なぜ今地方分権か なお 04/1/25(日) 21:43 ┣Re(1):”地方分権”を実現する 安兵衛 04/2/4(水) 11:38 ┃ ┗Re(2):”地方分権”を実現する なお 04/2/4(水) 21:02 ┃ ┗Re(3):”地方分権”を実現する 安兵衛 04/2/5(木) 10:49 ┣Re(1):”地方分権”を実現する 珍 源齋 04/2/5(木) 11:55 ┣今日の朝日の社説と木原孝久氏 なお 04/2/16(月) 23:40 ┗Re(1):”地方分権”の本質を考える 珍 源齋 04/2/21(土) 9:52 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ”地方分権”を実現する ■名前 : なお ■日付 : 04/1/21(水) 20:41 -------------------------------------------------------------------------
永年「地方分権」の重要さは指摘されてきました。しかし、どれだけ分権は実現されたでしょうか? 2000年に地方分権一括法が施行されましたが、私たちの生活が何か変わったでしょうか? 政治を私たちの生活空間と結びつけるために、庶民が政治をリアルなものと実感にするために地方分権は必要です。 「地方分権改革」を統治者が統治し易いようにするための分権にするのではなく、各地域の”まちづくり”を活性させる地方分権とするため、区市町村への権限、財源の本当の移譲を実現することが求められます。 このスレッドは、マスコミではあまり注目(もしくは重視)されてこなかった「地方分権」を議論し認識を深め明確にしていくような場でありたいと思います。 |
今まで散発的に書き込みしていましたが、これからは自分の立てたこのスレッドを足場に主体的に継続的に参加します。 「地方分権」をひとりじゃなく、みんなで話し合える、うれしいい。 |
「地方分権」をよく認識している人はあまりいないと思います。マスコミでも何故地方分権が必要なのかをあまり示していません。選挙の時にも「地方分権」を基準にするという有権者はすごく少数です。 「官官分権」という言葉をご存知でしょうか? 分権と言っても国から都道府県くらいで結局は役人の中だけのもので、有権者(一般市民)には関係のないものだという言葉です。分権がお役所言葉で語られ、一般の人の関心を引かず、マスコミも大きく取り上げない、選挙の争点にもならない。という悪循環になっていると思います。 そこでこのスレッドでは、「なぜ今地方分権か」や「地方分権論の経歴」などを私の知っている範囲で開陳していこうと思います。また、地方分権について質問して下さい。質問に答えるとういうディスカッション形式の方が、一方的なものより私は楽です。 気長にお付き合い下さい。 |
最近、都会ではオフィス・ビルや大規模マンションの建設ブームだそうですが、地域住民の意見は無視されているようです。田舎でも若者が希望の持てる社会ではありません、ミニ中央集権=封建的な家長制で若者は都会へ出ていてしまいます。 私は田舎の若者の定着を促す方法は、その地域の”まちづくり”を活性化し若者が”まち”の運営に参加できているという実感をもてるようにすることだと思っています。 都会でも「シャッター商店街」があって”まちづくり”の運動が起こっているそうですね。 どこか遠くの偉い人が決めていくものに黙ってついていく(中央集権)、じゃなくて顔がわかる距離で自分たちで決まり事をきめていき(自治)、暮らしやすいようにお互いに支えあう(まちづくり)が求められていると思います。 市民の市民による市民のための下手くそな政治が求められると思います。市民の手作りの政治の失敗は小さくてすみます、「失われた10年」ような大規模な失政を回避できるのではないでしょうか。 世界第二位の経済大国になった日本、その舵を中央の政治家や中央官僚からそろそろ市民・住民に手渡してもらてもいいのではないでしょうか? 3時間ほどPCとにらめっこしてまとめたものです。私も「地方分権」の認識が確かではないようです。なんとなく”まちづくり”論になってしまいました。 |
▼なおさん: >私は田舎の若者の定着を促す方法は、その地域の”まちづくり”を活性化し若者が”まち”の運営に参加できているという実感をもてるようにすることだと思っています。 >都会でも「シャッター商店街」があって”まちづくり”の運動が起こっているそうですね。 >どこか遠くの偉い人が決めていくものに黙ってついていく(中央集権)、じゃなくて顔がわかる距離で自分たちで決まり事をきめていき(自治)、暮らしやすいようにお互いに支えあう(まちづくり)が求められていると思います。 >市民の市民による市民のための下手くそな政治が求められると思います。市民の手作りの政治の失敗は小さくてすみます、「失われた10年」ような大規模な失政を回避できるのではないでしょうか。 地方分権も”まちづくり”のような身近なところから出発するのではないでしょうか。 なおさんのような方が地方で頑張っていらっしゃることを心強く思います。 影ながら応援させて頂きます。 (イラク派遣反対の集会の時間に合わせてご自宅で鳴り物をならされたこと感動しながら読ませて頂きました。) |
団塊党さん、レスどうもありがとうございます。 >なおさんのような方が地方で頑張っていらっしゃることを心強く思います。 実は私、全然がんばっていません。何も地元の”まち”に貢献してないのですよ。ただ地元の地域社会をよくしようと思って、「広報」や「議会だより」や地元議員の出している「通信」などをよく読んでいます。 >イラク派遣反対の集会の時間に合わせてご自宅で鳴り物をならされたこと感動しながら読ませて頂きました。 私が行動を起こしたとしてもラジカセを鳴らす程度です。団塊党さんは集会に参加されたとか。私よりもすごく頑張っていらっしゃいますね。私は都会の方の「市民運動」に強い憧れを持っています。 今、昔読んだ地方自治に関する本を読み返しています。いざ文章にしようとすると自分の知識の曖昧さにあきれています。書き込めるようまとまりましたら投稿しようと思っています。血液型がB型なのでマイペースになってしまうと思いますが、気長にお付き合い下さい。 |
勇気はあっても知恵が少々足りない私も、いかにしたら地方分権を実現できるか考えてみた。 東京、大阪等の大都市に人口の半分が集中し、地方では、既に少子高齢化が現実のものとなっている。 地方に半分の人口があるにもかかわらず、情報のほとんどは、この大都市からのものである。 これでは、地方の意向は反映されにくい。 まず地方からの情報量を、大都市からのそれに負けないくらい増やそう。 その手段にもっとも有効なのは、NETの利用であろう。 大都市並みに地方のNET利用をすすめ、地方の意向を日本中に伝えることが、地方分権実現の早道ではないだろうか。 |
▼安兵衛さん: レスありがとうございます。スレッドを立てておきながら何日もほったらかしにしてしまいました。 >地方の意向を日本中に伝えることが、地方分権実現の早道ではないだろうか。 地方からの情報発信が重要とのことですが、地方に住む者としては、東京や大阪が市民の意見を尊重して市民自治を豊かにしていく方が日本の地方分権には早道のような気がします。 地方といっても色々あると思いますが、私の地元の首長は東京を目指しています。私のまちを東京化しようとしているようです。(そんなことは現実には確実に不可能なのですが) 大阪府知事選の投票率が過去最低だったそうですね。大都市の市民にとっても地元の政治が遠いものになっていることを現していると思います。 田舎(の偉い人)は東京や大阪を目指しています。東京や大阪が変わることの日本全体への影響はすごいものがあると思います。 でも、長野県の田中康夫知事や他の改革派知事、北海道ニセコ町逢坂誠二町長などの先進自治体の動向は注目ですね。 |
私も、中央集権的な官僚社会主義とも言うべきこの官僚システム打破こそが、地方分権実現に最も必要と思っております。 そこで、これを実現するには、とりあえず政権交代と。 県知事さんだけが、『大都市の都合で地方を動かすな』と言っても弱い。 大都市住民の意識変革を促すためにも、うちらはこうありたいという情報発信がだいじだと思います。 なんとしても、このような小さなうねりを大きなうねりにし、政権交代を実現しようではありませんか。 |
▼なおさん: >永年「地方分権」の重要さは指摘されてきました。しかし、どれだけ分権は実現されたでしょうか? 日本の将来を考えたとき・・、 一番の問題点は首都圏への政治、経済、や人口集中に行き着きます。 現在のような首都圏への政治、経済、情報関連、の異常な集中は世界でも例のない ことで、大地震や大規模災害への脆弱性については議論の余地の無い処です。 その反対に地方の衰退は目を覆うばかりの現状は日本国としての病的症状としては 限界に達してる観があります。 政治家、行政、国民も事態の認識は持つにも関わらず、改善策への具体的な 行動は見えてきません、首都移転に関する動きも「トン座」した感があります。 この辺りも今一度、真摯に見直す必要はあるのではないでしょうか・・。 食や農に関することの問題解消の道筋もこの辺りからも見えてくるはずです・・。 西欧先進国はじめアメリカにおいても日本人に馴染みの多いカルフオルニア州でも 州都はサクラメント市、他サンフラシスコ市、ロスアンゼルス市、ハイテクで有名な サンノセ市など政治、商業、工業、農業、等々・・各々特色をもった地域が分散して発展、機能してます。 ・・冒頭に挙げた大地震、自然災害、も何時、起きても不思議はないとする 専門家の危機感も「政治家には余り頓着されてない様子・?」・・ 「待った」の効かない差し迫った事として憂慮に堪えない処です・・・。 |
今日の朝日新聞の社説「地域福祉――互助の地図を作ろう」 http://www.asahi.com/paper/editorial.html に木原孝久氏のことが紹介されています。 サロンの意見交換の場でナナママさんに紹介した 『”わたくし流”ボランティアのすすめ』の著者です。 私の”まちづくり”への想いは、この本に紹介されているような普通の人のさりげない支え合いが日常的に日本のどこでも行われることです。 私の”地方分権”、”まちづくり”の基本文献です。お読みになることを薦めます。 木原孝久氏が主宰している「住民流福祉総合研究所」のURLは、 http://www5a.biglobe.ne.jp/~wakaru/index.htm です。 |
▼なおさん: >永年「地方分権」の重要さは指摘されてきました。しかし、どれだけ分権は実現されたでしょうか? >2000年に地方分権一括法が施行されましたが、私たちの生活が何か変わったでしょうか? > >政治を私たちの生活空間と結びつけるために、庶民が政治をリアルなものと実感にするために地方分権は必要です。 > >「地方分権改革」を統治者が統治し易いようにするための分権にするのではなく、各地域の”まちづくり”を活性させる地方分権とするため、区市町村への権限、財源の本当の移譲を実現することが求められます。 > >このスレッドは、マスコミではあまり注目(もしくは重視)されてこなかった「地方分権」を議論し認識を深め明確にしていくような場でありたいと思います。 日本と云うシステムが老化してるために様々な歪みやら弊害が表面化してる・・、 元々人々の暮らしに重心をおけば、人々の住んで生活してる地方の各地がそれに あたりますが中央集権的な手法では現状に沿わなくなってる・・・。 故に昨今、地方分権の必要性が多くの方々の意識に上がってる事と考えるが、 ここで、最も大切なことは官僚の思惑による誘導は何としても避けなければ ならないと考える・・、主役は「あくまでも」住民であることに拘(こだわ)る 必要がある・・・。別のスレッドにて北海道の独立を考えるを立ち上げてますので 地方の分権、地方の自立、から一挙に地方の独立国としての構想を練ること から諸々見えてくることもあります。 |