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 ▼国交正常化を何故急ぐ  閑古鳥 04/7/21(水) 10:57
   ┣Re(1):国交正常化を何故急ぐ  クルーズ 04/7/21(水) 11:50
   ┃  ┗Re(2):国交正常化を何故急ぐ  JS 04/7/23(金) 13:25
   ┣小泉総理の発言に関するマスコミの歪曲報道  小鉄 04/7/22(木) 17:04
   ┣Re(1):現実的に見れば!  珍 源齋 04/7/23(金) 8:38
   ┗Re(1):国交正常化を何故急ぐ  モンキー 04/7/27(火) 13:17

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 ■題名 : 国交正常化を何故急ぐ
 ■名前 : 閑古鳥
 ■日付 : 04/7/21(水) 10:57
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   曽我さん一家の来日が実現したことで、細田官房長官は正常化交渉の条件がそろいつつあるとの発言をした。小泉さんの発言も「拉致問題の解決なくして国交正常化なし」から「拉致問題の進展が正常化の条件」と明らかにトーンダウンしたきた。
小泉さんの狙いは一つ、北朝鮮との国交正常化を実現して政治家として後世に名を残すことに絞られてきた。
幼少の頃より我侭いっぱいに育ち、人の痛みなどに微塵も配慮する気持ちを持たないこの頭の悪い性悪男は、いよいよその本性を表してきたように思う。
北朝鮮に対して卑屈とも取れるほど下手に出て、平城宣言に明記してあることすら自ら反故にして食料と医療品の支援を表明するなど、金正日の機嫌をとっているのも全て自身の名誉欲を満たすための手段に過ぎないと思われる。
この男にしてみれば拉致問題も政治パフォーマンスの道具に過ぎず、10名の消息も金正日が再度漏らす情報さえ入手できれば、被害者の生死など関係ないのであろう。ましてや100名を超える被害者達のことなど眼中にはないのではないか。
核やミサイル問題は極めて重要なことではあるが、最初から日本は無視されており解決に一役買えるなどとは思ってもいないのだ。それならば米国の許しを得た上で国交正常を図り、「中国は田中角栄」「北朝鮮は小泉純一郎」と歴史の教科書に記して貰いたいと考えているのではないか。
国交正常化を急ぐ理由など日本にはひとつもない。急いで巨額の支援を手にして独裁体制を維持したいのは北朝鮮なのだ。今国交を正常化を急ぐべきと考える国民はどのくらいいるのだろうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):国交正常化を何故急ぐ  ■名前 : クルーズ  ■日付 : 04/7/21(水) 11:50  -------------------------------------------------------------------------
   ▼閑古鳥さん:
>この男にしてみれば拉致問題も政治パフォーマンスの道具に過ぎず、10名の消息も金正日が再度漏らす情報さえ入手できれば、被害者の生死など関係ないのであろう。ましてや100名を超える被害者達のことなど眼中にはないのではないか。
>核やミサイル問題は極めて重要なことではあるが、最初から日本は無視されており解決に一役買えるなどとは思ってもいないのだ。それならば米国の許しを得た上で国交正常を図り、「中国は田中角栄」「北朝鮮は小泉純一郎」と歴史の教科書に記して貰いたいと考えているのではないか。
>国交正常化を急ぐ理由など日本にはひとつもない。

小泉阿呆は、何もわかってない。
なにかやれば、金が動く、そして大きな利権が発生する。それが外務省の目的。
北朝鮮問題は、外務省及び関係者にとって大きな利権。外務省は今までも水面下で数多くのことをやってきた。
田中真紀子氏が、外務省の牙城にせまろうとした時、小泉阿呆を使って、邪魔な真紀子氏を辞めさせ、毒にも薬にもならない、川口ポンコを外務大臣にした。
小泉阿呆は利用されているだけ、この阿呆は、なにもしなくても、誰かがやってくれる。
外国へ行けば好きなオペラも見れるし、楽な今の椅子に座っていたいだけ。
何の能力もない小泉阿呆は毒にも薬にもならないたんなる阿呆だが、それを良い事に、勝手きままにやりたい放題の、外務省や、官僚達。そこが大問題
このままでは、ますます、官僚天国。
小泉阿呆の代わりがいないからと、のんきにいっている時間はない。
誰がやったって今の小泉阿呆よりは良いのは明白。この阿呆をとにかく辞めさせるべき。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):国交正常化を何故急ぐ  ■名前 : JS  ■日付 : 04/7/23(金) 13:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼クルーズさん:
>小泉阿呆は、何もわかってない。

いやいや、判ってやっているのでしょう。
大きな利権のね。

>なにかやれば、金が動く、そして大きな利権が発生する。それが外務省の目的。
>北朝鮮問題は、外務省及び関係者にとって大きな利権。外務省は今までも水面下で数多くのことをやってきた。

昨年、TV朝日の「サンデープロジェクト」に出演した石原都知事は司会の田原氏を相手に、北朝鮮に向けて援助されたコメについてこんな発言をした。「全部ではないが、かなりの部分は日本の商社が買い戻している。その金をピンハネしている政治家がいる」。
北朝鮮のコメ支援を買い戻す商社とは、三菱商事だろう。
しかし、北朝鮮支援米で現実にカネ儲けをしていると噂される政治家は、野中広務、鈴木宗男、中山正暉、その他大勢いるのは周知である。

かつて北朝鮮コメ支援に関して、「北朝鮮から謝礼の一言くらいもらうべきではないか」との世論が巻き起こり、橋本龍太郎の政府は、北朝鮮当局に謝礼を求めたことがあった。ところが北朝鮮側から返ってきた言葉は、「コメ支援で大儲けしているのは日本の政治家ではないか。われわれは感謝される側であって、謝意を表明する必要はない」そして、コメ支援で儲けている政治家のリストと、その金額を提示したと伝えられている。そこには、上記の者を含めて、与党どころか野党の大物政治家の名がズラリと並んでいたという。

>何の能力もない小泉阿呆は毒にも薬にもならないたんなる阿呆だが、それを良い事に、勝手きままにやりたい放題の、外務省や、官僚達。そこが大問題
>このままでは、ますます、官僚天国。
>小泉阿呆の代わりがいないからと、のんきにいっている時間はない。
>誰がやったって今の小泉阿呆よりは良いのは明白。この阿呆をとにかく辞めさせるべき。

小泉阿呆を辞めさせても、良くなる保証がないというのが日本の悲劇です。
どうすれば良いのでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 小泉総理の発言に関するマスコミの歪曲報道  ■名前 : 小鉄  ■日付 : 04/7/22(木) 17:04  -------------------------------------------------------------------------
    小泉総理が韓国済州島で盧武鉉大統領と首脳会談を行った。その後の共同記者会見の記事が歪曲報道のオンパレード。「北朝鮮との国交正常化」に関する政府の姿勢を出鱈目に伝えている。
 この共同記者会見の要旨は政府が公式発表しているので先ずそちらを読まれる事をお勧めする。それを読む限り記者は質問時点から「日本と北朝鮮との国交正常化」と「韓国と北朝鮮の南北首脳会談」についてミスリードさせようという意図がミエミエ。

 参考 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2004/07/21press.html

 (首相官邸のHPにある共同記者会見のやり取りを示した物)

 小泉・盧両首脳の冒頭発言直後に、記者が盧武鉉大統領に投げかけた質問:

 日韓首脳会談後の共同記者会見【質疑応答】
【質問】 本日、日韓両首脳間で合意されたように、北朝鮮の核問題は順調に解決の方向に向かっているように見受けられる。北朝鮮に対する米国の態度が変わってきており、小泉総理も訪朝されて5月に金正日委員長、そしてブッシュ大統領と会談され、今後、北朝鮮と1年以内に国交正常化するという意見も披露された。盧武鉉大統領は、南北首脳会談を行って、画期的な突破口とする構想をお持ちなのか。また、北朝鮮の核問題の解決に向けての小泉総理の役割如何。

 これは、盧武鉉大統領への質問だが、なぜか唐突に「(小泉総理は金正日とブッシュ大統領に)今後、北朝鮮と1年以内に国交正常化するという意見も披露された。」というコメントが挟まれている。これはその後の「盧大統領は南北首脳会談を核問題の突破口にするつもりはあるのか?」という質問に対しての誘い水。要するに日本も1年以内に国交正常化しようとしてるんだから、韓国も南北首脳会談やりなよ、という誘導尋問。
 この記者の誘い水に盧武鉉大統領は乗らなかった

 【盧武鉉大統領】(前略) 首脳会談の中でも、南北首脳会談のような大行事は、政治家にとって魅力的であることは確かであり、望まない人はいないだろう。しかし、北朝鮮の核問題が解決し、朝鮮半島の安定と繁栄の土台を整えることが何よりも大事である。南北首脳会談を行うか否かについては、核問題解決や南北関係の進展にどれだけ資するのかという判断基準がなければならない。
 北朝鮮の核問題については、日米韓の連携の中、六者会合が進行しており、米国の態度が決定的に作用する。こうした状況で、金正日委員長と私が会談する南北首脳会談の中で核問題を扱うことが、問題解決にとってプラスになるか否か、綿密に計算する必要がある。韓国がこうした点を考慮せず南北首脳会談を急いでも、核問題解決にはプラスにならないと考える。北朝鮮がこの問題について負担を感じず、自由に南北関係に臨む心の準備ができた時、意味ある首脳会談が可能となると考える。北朝鮮には、負担を感じず、約束どおり答礼訪問を行い、交渉に臨むことを期待するが、今はそれを促すのに適当な時期ではないと考える。

 つまり六カ国協議で核問題を扱っている以上、直接南北首脳会談で核の議論をするのは全く意味が無い所かマイナスだと明言し、韓国のスタンドプレーで六カ国協議の足並みを乱し北朝鮮ペースに対話を引き戻そうとするかのような失言を狙った記者の意図は軽く看破された。

 一方で、この盧武鉉大統領の回答に続く小泉総理への質問に対する小泉総理の対応も素晴らしかった。

【質問】 北朝鮮に対し核の完全廃棄を求める求める日米韓の間には温度差がある。今回の会談で温度差をどれだけ埋められたか。また、北朝鮮の核問題解決に向け、具体的にどのように取り組んでいくのか。

【小泉総理】 質問に答える前に、日朝国交正常化について、一昨年の金正日氏との間の日朝平壌宣言を誠実に履行されるのであれば、正常化するという立場であることを明らかにしておきたい。拉致問題、核問題、ミサイル問題を総合的、包括的に解決された際に、正常化がなされるということである。
 私の任期はあと2年ほどであるが、その間に、日朝平壌宣言が誠実に履行されれば、正常化がなされる。これが誠実に履行されれば2年にこだわらない。1年もあり得る。私は期間にはこだわらない。*誠実な履行がなければ1年経っても2年経っても、3年経ってもない。望ましいことは、できるだけ早く日朝平壌宣言を誠実に履行することである。時期にはこだわらない。*(重要)

 記者の次なる質問を遮り、その前の盧大統領への質問で勝手に記者が妄想を撒き散らした「(小泉総理は金正日とブッシュ大統領に)今後、北朝鮮と1年以内に国交正常化するという意見も披露された。」という発言に対して、キッチリ楔を打ち込む。

 つまり日本は「国交正常化ありき」ではなく、「拉致・核・ミサイル」の問題解決ありきだという事だ。逆説的に「拉致・核・ミサイル」問題が解決すれば、いつでも国交正常化がなされると言ってるけど、それを真に受けて「一年以内に国交正常化を目指す」と理解するのはバカか、そうでなければ意図的に発言を歪曲して既成事実を作ろうとしているとしか思えない。5月22日の北朝鮮再訪問以降しつこくメディアにそれをやられてきた小泉総理は、この機会にメディアの情報歪曲を、わざわざ冒頭に「拉致問題の解決」まで言及して完璧に否定した。

 なのに、各メディアの報道の仕方は酷い

首相、日韓米の同盟関係の重要性強調 日韓首脳会談
(前略) 首相はまた、日朝国交正常化の時期について、「私の任期はあと2年ほど。その間に平壌宣言が履行されれば正常化されるし、2年でなく、1年以内でも結構だ。年数にはこだわらない。その意味で望ましいのは平壌宣言を早く誠実に履行することだ」と述べた。正常化の早期実現に意欲を示すとともに、小泉政権中に実現できなければ国交正常化は遠のきかねないと、北朝鮮側に示唆する狙いがあると見られる。(後略)
(朝日新聞07/21 22:03)

 正常化の早期実現は日本が意欲を示す物ではない。北朝鮮がそれを望み、日朝平壌宣言通り「拉致・核・ミサイル」問題を解決するなら、それが与えられるという事。別に日本の意欲なぞ関係ないという事をなぜメディアは報道しない?「小泉政権中に実現できなければ国交正常化は遠のきかねない」なんて日本は北朝鮮に示唆する狙いなんか無い。日本が狙ってるのは「平壌宣言は絶対に守らせるぞ」という強固な意思表明。その意味で、これを書いた記者は「落第」。

 日韓首脳会談:北朝鮮核廃棄へ連携強化
(前略)記者会見で首相は早ければ1年以内に日朝国交正常化が可能との認識を示した。(略)
【済州島・堀山明子】小泉純一郎首相と韓国の盧武鉉大統領が21日、韓国・済州島で行った共同記者会見の要旨は次の通り。(略)
《日朝国交正常化》
 首相 私の(自民党総裁)任期はあと2年。その間に日朝平壌宣言が誠実に履行されれば正常化はなされる。1年以内に可能だ。
(毎日新聞 2004年7月21日21時18分)

 毎日新聞は更に酷い。小泉発言は確かに「日朝国交正常化は1年以内に可能」という発言はしたが、それはあくまで「拉致・核・ミサイル」問題の完全解決ありきの話。更に最悪なのは、記事後段に「共同記者会見の要旨」として小泉発言を掲載している部分に一番重要な「国交正常化に必要な条件」、即ち「拉致・核・ミサイル」問題の解決についての言及が全く無い。
 こんな報道姿勢だから家族会や救う会から「拉致問題を解決済みにしようとしている」とか小泉批判の声が上がる訳だ。
 所が政府の意向を無視して、拉致問題を蔑ろにしたままで日朝国交正常化を進めさせようとしているのは、実はマスコミ。
 今回の韓国での共同記者会見の「歪曲報道」にマンマと騙されて(もしくは騙された「フリ」をして)小泉総理の北朝鮮問題に対する姿勢を非難する人たちも多い。残念だ。日本人同士で仲間割れして一番喜ぶのはマスコミであり、金正日。「隠された意図」を見抜かなければならない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):現実的に見れば!  ■名前 : 珍 源齋  ■日付 : 04/7/23(金) 8:38  -------------------------------------------------------------------------
   北朝鮮は残された市場であり・・。
北朝鮮の国民は残された消費者であるとする見方と

北朝鮮との国交が開かれれば日本からの経済援助を含めて
膨大な利権が生じる事は日本の戦後辿った道を見れば明らかである・・。

北朝鮮の政治体制は「かつての共産国」が変貌を遂げてることに
習わなければ・最早、立ち行かぬことは連中も判ってきており・・

そう云った情勢に間もなく雪崩を打つように傾いて行く・・と
思われる・・。・・しかしながら彼の国の「したたか」さは油断が

出来ない・どのような場合に立ち至っても「拉致問題」などでは、シッカリとした
「落とし前」を付けるなど・日本も足元下心を読まれずに「したたか」に

対応する必要がある・・。「中国に漁夫の利」を与えぬような日・米・韓の
思惑も見え隠れするように感じる・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):国交正常化を何故急ぐ  ■名前 : モンキー  ■日付 : 04/7/27(火) 13:17  -------------------------------------------------------------------------
   ▼閑古鳥さん:

政府は先の日朝首脳会談で首相が約束した医療援助と食糧援助25万トンを7月中にも実施する意向とのこと。8月10日ごろといわれている10人の拉致被害者の安否情報をメインテーマとする日朝実務者協議を直前にしてのこの対応に不自然さを感じざるを得ない。なぜ調査結果を待って実施できないのかということです。
ジェンキンス氏がすでに米軍により訴追されていたことをとっくに了知していたはずの政府がずっと公表しなかったことや同氏の病状の急変、米国の親族がわざわざ来日していたにもかかわらず面会を許可しなかったことなどこのところ政府の不可解な対応が目立つ。

私見では一連の対応は曽我さん家族の帰国で拉致問題を一応終了させ、国交正常化を急ぐための布石としか考えられない。
10人の再調査結果については既に日本政府は結果を知らされており、その内容が日本と家族にとって思わしい結果ではないため、約束の援助が履行できなくなる状況を懼れて前倒しで支援を実行するのではないかと危惧している。もちろんこの推測が外れることを願っているが、最近の政府の動きを見るとそうした不安を感じざるを得ない。

拉致問題、核問題が未解決のこの時期、小泉首相が金正日独裁テロ国家と国交正常化交渉を急ぎたがるのは単に功名心からのみとは思われない。
おそらく米国ブッシュの意向を受けて、対北朝鮮戦略の一翼を国民の知らないところで担わされているのではないかと考える。
なぜ小泉首相が日本の国益を放棄してまでアメリカの属国的行動をとるのかは不明であるがいずれ明らかになるであろう。

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