Page 1130 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! 珍 源齋 04/7/16(金) 13:41 ┣Re(1):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! ぎみゆら 04/7/16(金) 18:27 ┃ ┗Re(2):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! ワクチン 04/7/17(土) 7:38 ┣新潟の水害 山田の案山子 04/7/17(土) 10:00 ┣Re(1):地域力の衰退が心配! 珍 源齋 04/7/18(日) 9:15 ┃ ┗Re(2):地域力の衰退が心配! ワクチン 04/7/18(日) 19:28 ┃ ┗Re(3):山の荒廃と放置された田圃。農地が鉄砲水を呼ぶ! 珍 源齋 04/7/19(月) 10:12 ┣「気象、気候の変容」の、全体像の把握を。 ぎみゆら 04/7/19(月) 11:02 ┃ ┗Re(1):「気象、気候の変容」の、全体像の把握を。 こんぺいとう 04/7/19(月) 13:09 ┃ ┗Re(2):「気象、気候の変容」の、全体像の把握を。 ワクチン 04/7/19(月) 15:39 ┣Re(1):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! ワクチン 04/7/20(火) 8:11 ┃ ┣Re(2):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! 安兵衛 04/7/20(火) 9:09 ┃ ┗Re(2):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! ぎみゆら 04/7/21(水) 0:09 ┣自分で自分を守るしかない、が結論 漁民 04/7/21(水) 2:53 ┃ ┗自分で自分を守るしかない、が結論2 漁民 04/7/21(水) 2:58 ┃ ┗すいません最後です3 漁民 04/7/21(水) 3:00 ┣新潟県・下越、中越地方の水害お見舞いに 珠 04/7/21(水) 8:51 ┣Re(1):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! ワクチン 04/7/24(土) 20:37 ┃ ┗Re(2):新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! taka 04/7/24(土) 23:09 ┗水害被災者の方のためのフリーマーケットのお知らせ Ray 04/7/29(木) 17:07 ┗Re(1):水害被災者の方のためのフリーマーケットのお知らせ ななし 04/7/30(金) 12:16 ┗Re(2):水害被災者の方のためのフリーマーケットのお知らせ Ray 04/7/30(金) 18:26 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 新潟県・下越、中越地方の水害お見舞い申し上げます! ■名前 : 珍 源齋 ■日付 : 04/7/16(金) 13:41 -------------------------------------------------------------------------
この度の新潟県・中越・下越地方の大水害 衷心より、お見舞い申し上げます・・!。 亡くなられた方々のは謹んでお悔やみを申し上げます! 復旧までには難儀は事と存じますが、 皆々さまのご無事をお祈り申し上げます・・。 |
( 珍 源齋さん、私も続きます ) 新潟・福島豪雨の被災者の皆様、心よりお見舞いを申し上げます。 いまはおつらいばかりと思いますが、どうか、持ち堪えてください。 一日も早い、復旧、復興と、皆様のご息災を、お祈りいたします。 * 水の害は、本当に恐いです。 一階天井までの浸水で、泥だらけになった家を無表情で片付ける方々の ニュース映像を見ていると、涙が出てきます。いますぐに、お手伝いに 行きたくなります。何よりも、人手がほしいだろうと思います。 ニュースを見ていて印象的だったのは、何人ものお年寄りが、六十何年 暮らしてきて、七十数年生きてきて、こんなことは初めてだとおっしゃって いたこと。その土地にずっと暮らしてきた人たちにも、思いもよらない災害 だったのでしょう。気象が、気候が、大きく変わっているのだと思います。 一年を通じて、気象、気候の変容を、日本中のいろいろな場所で、お感じに なっている方がたくさんいるはずです。もう、地方自治体に任せておく状況 ではないように思います。全国的な気候変容に対して、国として、本格的な 調査と、具体的な対策を取るべき時期に来ているのではないでしょうか。 |
私は中越在住です。一部私の市でも被害がでているようですが、私の町は免れました。一時、すぐ前の川が増水し、あと30センチほどで溢れるところでしたが、なんとか収まりました。 この週末に親戚の家の手伝いをしてきます。水は引いたのですが、未だに水道は満足に出ず、泥を洗うこともできないし、下水も使えないからトイレも使えない、当然床、畳はダメになっているから休む場所がない。当分の間避難所生活しかないって言ってます。 悪臭や、衛星面の不安がでてきています。 まだ雨は続きそうです。 |
皆様、お久しぶりです。私の妻の実家は新潟の小千谷市です。父親が無くなり少し気が弱くなっている母親にこの水害で妻は連日電話をしています。街の中央を信濃川がながれている小千谷市は地形状、今回の大雨による被害は今のところ少ないそうです。昔、家族で信濃川の源流から河口まで2泊3日で下ったことがありました。2泊目、川中島でキャンプしていたときあの日航機墜落事故がおきました。千曲川の土手をを救急車が川上に向かって走っていきました。前日は源流への登山口でキャンプをしていたのでひょっとしたらダッジロールの日航機を目撃していたかもしれません。水害のひどかった三条市の近くには大河津分水が有り、信濃川の水害を防ぐため当時(昭和の始)としては大規模な土木工事だった新設の水路がつくられたことを分水管理事務所で説明を受け、子供より私が感激したものです。それから河口に向かって下りその日の夕方河口に到着しました。源流から河口に近づくに従って河の水が汚れていたことを思い出します。信濃川の河口地域は被害が起きてみれば、大雨には被害のおきやすい地形なのですね。岡山倉敷の北を流れる高梁川の水害対策で河道付け替え計画の地域対策にかかわったことがありましたが、まだできたという話を聞きませんので今回のような大雨では工事事務所の担当者は心配でしょう。気象庁の担当者によると2000年ごろから異常気象の起こる頻度が増えているというニュース解説があったことをおぼえています。そういう異常気象のデータについて定期的に国民に知らせておく方がよいと思うのですが。温暖化バブルが起きないうちに。 |
この度の水害で、亡くなられた方々は高齢者が殆どであったと 聞いて・その原因を総括的にみると・・・、 地域力;住民同士の連帯で互いに助けあうことが出来にくくなってきた・・。 地域人口の老齢化や地域住民の老若のバランスが成り立たなくなったこと・・。 この最大の要因は地域経済を二の次にして日本経済の歪みの表れであると 思う・・経済を効率本位にまかせて東京一極集中に至ったこともその底流的な 要因として・・考えられる・・。 災害に強く、住民の安全対策としては優先順位としては土木的なハード面より 住民の命を守ることソフト面に特化したものに重点を置くべきと考える・・。 土木ハード面に重点を置くと、際限の無い莫大な予算が必要となる・。 一つ一つの復旧には「しっかり」としたものとする事は云うまでもない・が、 日本の国力は地域力を綜合したものであり いくら首都や大都市が発展しても地域力が衰退したのでは真の国力とは なり得ない・・この辺りの対策は「正に政治力」に負うところが大きいと思う・。 |
確かに地域の体制もそうですが、水害の場合、地震などと違い、逃げる際に危険な場所がわからないんです。地震の場合は目で見て危険個所がはっきりわかります。崩れそうな建物、道路、火事等、見ればわかる為に避けて逃げることができます。しかし一端洪水になるとそれがわからないんです。水が腰より上にあるために逃げようにもどこが道路だかわからない。泥水のために深さもわからない。みるみる水位が上がってくる。 これでは自分さえ逃げようにもに逃げられないのが現状です。お年よりばかりでなく比較的年齢の若い方もなくなっています。道路なのか用水なのかわからい。泥水の中、歩道を進んでいたのに車道に一歩踏み出してその段差でよろける。急に深くなる。急に背が立たなくなる。皆さんも海水浴で急に深みにはまって焦ったことくらいあるでしょう。深みにはまって流されてしまうんです。まして服をきています。これがどのくらいの重さになるかわからず水の中に入ります。水泳するつもりなら少し考えればわかります。膝上の水位で流速1メートルを越えると一度転んだら立つことはできません。洪水になると外へ出たほうが危ない。といって家ごと流されてしまうかもしれない。これが地震とちがうところです。でも明らかに予知はできる。予知はできて死者はなくなるかもしれませんが家屋等の被害の大きさは変わりません。 恐らく立派な堤防ができるでしょう。建設業界が浮き足立っているのが目に浮かびます。 |
新潟県人の知合いに聞くところによると この度の豪雨による水害は従来の予測を超えたものであったとの ことでありましたが、被害は人災的な面もあるとの事でした。 その理由は山が荒れており本来・山の木々などが持ってる保水力の低下や 水田のもつ保水力が、これも放置水田によりその機能が低下してること等々で 降った雨が即、流れ出したことにより、上流から時間的な余裕もなく 鉄砲水的に流れ下ったことも要因の一つではないかとの見解でした・。 その対応策としては従来の河川管理・土木事業を超えた原点「治山治水」に 立ち戻らなければならないと痛感する・・処・です。 |
みなさん、こんにちは。 こちらは東京ですが、ここ二、三日、朝方に、妙に涼感があるんです。 この感じは覚えがあって、八月も半ば頃、終戦記念日の前後あたりに、 朝夕にフッと、秋の気配を感じることが、昔よくありました。もちろん その後も、暑い日はたくさん続くんですが、その辺が、秋の始まり。 私はもうだいぶ以前から、自分の実感で、次のような仮説を立てています。 1)四季の巡りが、以前より、1ヵ月ほど前倒しになっている。 2)温度が上昇気味で、不安定。季節にかかわらず、寒暖差が激しい。 3)湿度も上昇気味で、不安定。スコール的な突然の雨が多い。 4)イメージとして、香港や東南アジアの気候に近づいている感じ。 人間の病気なんかでもそうなんですが、自分自身や周りの「何か」が、 いつの間にか、かなり変化しているのに、その自覚が持てないときに、 大きな災いが起こりがちです。 山田の案山子さんの以下のご指摘は、重要だと思います。 【14502】山田の案山子さん > 気象庁の担当者によると2000年ごろから異常気象の起こる > 頻度が増えているというニュース解説があったことをおぼえて > います。そういう異常気象のデータについて定期的に国民に > 知らせておく方がよいと思うのですが。 もう、一時的な異常気象の頻発ではなく、構造的な気象と気候の変容と 認識することが、必要なのではないかと感じています。国として、 その全体像をとらえる努力をして、その成果を、国民に十分に知らせる。 そのようなことを、真剣に考えるべき時期に来ていると思います。 |
暑い毎日ですが、家中をあけ放ち何とか自然の風だけでこの夏も 乗り切ろうとやせ我慢しています。 地球環境、特に日本の気温がもうかなり前からおかしいのは確かです。 20年ほど前まで、箱根あたり以西にしか見る事がなかった「くまぜみ」 がここ数年、千葉県でも見かけています。「くまぜみ」は関西では 「ジャボ」といって関東以北での油蝉のような、声を聞いているだけで 夏だー! という思いの蝉です。 この1・2年で海に沈んでいく南海の島があることもテレビで知りました。 南極や北極での氷が解けていっているという事らしいです。 ヒマラヤなど世界の最高峰の山の雪渓の面積が少なくなってきたといわれて います。このまま融けていくと日本列島は2・30年後標高の高い地域しか 残らないと仮説を立てる方もいます。 いま、あちこちで環境に関する講座が開かれています。 知識だけでもと思い講義を聞きにいって、身近なところからでも何かしな ければというおもいになります。 一人の力は小さくてもみんなに少しずつ呼びかければ大きな力になると おもって、まずは冷房をやめよう、入れるなら温度の調整をこまめにして とまわりに言っています。 力のない庶民はこんなことからしか出来ませんが・・・ |
先日TVで東京の汐留、品川で高層ビルが立ち並びはじめているが、その影響で海風がさえぎられ、ビルの陰となっている地域(新橋、品川)では1,2度温度が上がっているとか。今後ますますその影響が広がるかもしれないとのことです。40度を越えるのも時間の問題だそうです。完全に東京は悪循環にはまったようです。ますます冷房を強化し、ますますヒートアイランドになっていくことでしょう。(埼玉など内陸部にはもう影響がでている) 狭い地域での異常気象は明らかに人為的要素が強いでしょうね。 ただ、これと地球規模の気象は別ですが。 |
昨日テレビを見ていて三条市長に避難勧告の出し方について不手際があったのではないかと恐らく中央からきた人の記者なんでしょうが食って掛かっていました。すごく腹が立った。マスコミは災害時なにをしてくれたか。避難勧告、退去が出たときなにをしてくれたか。何もしていないではないか。こんなときこそマスコミはいち早く動き回ってくれればいいのに事が終わってからただ責めまくる。地元のテレビ局ではただ避難勧告のテロップが流れただけ。番組を中断して非難を呼びかけたか。そんなこともしていないじゃないか。市の職員は一生懸命やっていた。豪雨の中、身動きの取れない中一生懸命やっていた。それをただ責めているなんてなんてやつらだ。あの状態で市民全体に避難勧告を伝えることは不可能に近い。まして市の歴史始まって以来のことであった。不手際はあったであろう。しかし、あの状態では責められない。そんなときこそマスコミが協力してくれればよかったのに何もしていないじゃないか。あれは人災ではない。自然災害だ。 |
若者に苦言を呈する事が多い昨今ですが、この度の大水害の復旧に、全国から若者中心のボランティアが数千人参加しているという。ただただ、真にありがたい。 困ったときはお互い様だが、それに即行動で示す若者に幸あれ。 |
ワクチンさん、こんにちは。 >昨日テレビを見ていて三条市長に避難勧告の出し方について不手際があったのではないかと恐らく中央からきた人の記者なんでしょうが食って掛かっていました。すごく腹が立った。マスコミは災害時なにをしてくれたか。 そういうのを見かけたときは、放置せずに、ぜひ抗議してください。 いまのマスコミの現場スタッフは、とくに取材スタッフの多くは、 そういうところを、完全に勘違いしています。マスコミの、組織としての 行き過ぎであれ、個人の先走りであれ、抗議したほうがいいと思います。 |
かなり長くなりますが、頻繁に投稿できない事情を考慮願います。数回に分けて投稿しますので。 余計なお世話かもしれませんが、気象と防災に不案内な方の役に立てればと思います。 1。気象庁、気象台 a)大雨洪水注意報・警報 1時間・3時間・24時間あたりのどれかの降水量が基準を越える(越えると見込まれる)と発表される。 地域によって異なるので、御自分の居住区に対応する気象台のHP等で確認の事。 一連の災害において、最初の被害が起きる前は事後発表が少なくない(基準を超えていても出なかったり)。それ以後早めに出るようになるが。 b)気象情報 一般の天気予報より詳細な情報で、雨・風・雪等の気象現象が顕著な場合、またそれが見込まれる 場合に注意報・警報に先立って、全国向けが気象庁、地方別に各気象台から発表される。 特に災害可能性が高まっている時、災害発生時、頻繁に発表される。 気象庁のHPで閲覧可能。最新のものを見る事で、細かい地点別の、降り始めから現在までの 累積降水量、1時間あたりの最大降水量、これまでの瞬間最大風速等々を確認できる。 先月の台風6号上陸前北海道の胆振日高地方では総降水量最大で250mm、時間降水も 最大で50mmを越えるとの予報が出ており、昨年の台風10号の記憶が未だ生々しい特に日高 地方の住民の気象台への問い合わせが殺到し、気象台職員はそれに忙殺されていた? 当該の室蘭地方気象台の注意報警報、気象情報は、TVのテロップでは最新の警報が発表されて いるのに、室蘭気象台と気象庁の室蘭分がHP上で上陸直前6時間以上更新がストップしていた。 c)記録的短時間大雨情報 地域により異なるが、1時間あたり80〜90mm以上の降水があった場合に発表される。 災害発生可能性はこれ以前にどれだけ降水があったかに影響受けるが、まず間違いなく何らかの 災害が起こる、と思ってよい目安だと思う。 レーダー画像は、降水量の多寡を色に変換して判別できるようにしてあるもので、 TVやPC、携帯電話で入手可能。サイトによっては10分毎の生画像をアップしているものがある。 「まっかっか」に色がついている箇所は上記の大雨に準じているかそれを超えていると考えるべき。 これだけでも災害可能性を厳格に認識すべきだし、更に多大な降水が長時間続いているならば間違いなく災害が発生すると即断しなければならない。過去の例はこれから外れていない。 昨年7月の水俣土石流、台風10号の日高地方、今回の新潟、等等。。。。 (今年6月の静岡沼津での道路の冠水ではこの雨量は記録していないがまっかっか) 2。国土交通省 a)(指定河川)洪水注意報・警報。 気象庁単独で一般河川全体に対して出されるものと違い、気象庁・国交省・都道府県が共同で 指定河川の名を冠し、水位または流量も示すなどをして発表する(主として一級河川が対象)。 河川の水位は低い方から、指定・警戒・危険・計画高・水位と分別されているが、 計画高水位に達したとの意味は、堤防の高さ自体が限界であり、これ以上流量が増えると物理的 に、溢水するんですよ、というもの。 国交省のサイトや場合によっては都道府県のHPで主要な河川の水位はリアルタイムで閲覧可能。 TVでも何度か新潟三条市の堤防決壊河川の水位増減のグラフが放送されました。 計画高水位に達した時間、それ以前の各水位に達した時間、それまでの水位上昇のカーブの傾き、今後の予想雨量、上流部での降水と下流部での流量の増加とのタイムラグ、等々を考察し、 行政の避難勧告出すか出さないかの判断タイミングの適否は考えられるべきかと。 行政の持っている情報伝達手段能力の限界から逆算するのは防災担当者にとっては酷な事でしょうが、そこから洗いなおして今後全国の自治体の担当者は他山の石とせず、対策を再構築していただきたい(と言う事は毎度語られるのだが。。。)。 b)水防警報 国交省大臣、または都道府県知事が発表する。待機・準備・出動等々の指示が出され、 詳細には明るく無いのですが、排水ポンプ車や夜間作業のための照明などを用意すると言った、 現地において被害を未然に防ぐまたは軽減する為の対策を取る為に、自治体向けに発表されるもののようです。 c)雨量計、水位計 国交省のサイトで、気象庁設置のアメダスも含め都道府県保有の雨量計の設置地点が、日本全国 どこにあるか確認できます。水位計も同様。10分間隔で更新され(無い時もあるが)ます。 また、土砂災害、洪水被害の顕著な都府県で、知っている範囲では、鹿児島・熊本、広島、茨城県 等で市民一人一人が災害可能性を考慮し、自主的な避難の判断の目安にしやすいようなサイトを 提供している場合もあります。内容や見せ方はそれぞれです。 例えば、 鹿児島 : 現在の細かい降水量の情報と合わせて、過去の災害時の降水量等の概略が 自然と目につくように提供されている。 広島や茨城 : 『実効雨量』『(雨量の)半減期』『スネーク曲線』だとかを考慮した、 「降った後に何が起こるか」を具体的に念頭においた防災基準の為の手法があるのです が、これを採用している。 過去に災害の起こった基準値をグラフにプロットしておいて、今現在の雨量等の数値と対比 させ、災害発生可能性がどれ程高まっているか、を考える、というもの。 自治体がどの時点で避難勧告を出すか等の、要警戒態勢を段階的に考える為の一手段。 気象庁の出す、単純な実際に降った降水量を元に出される注意報警報よりも細かい判断が 可能。地域の土壌の相違による保水力も考慮される等実践的工夫が凝らされる。 |
3。放送局 a)地域防災計画 これは数10ページに及ぶもので、あらゆる関係機関はこれに準じて必要な活動を要請される。その業務は末端の関係自治体にも過大な要求をするものであることは事実だとは思う。放送局に関連する条項を以下に一部を示す。 __________________________________ 「北海道地域防災計画」より 5 報道の要請 (1) 放送 『知事は、基本法第55条に基づき、札幌管区気象台及び北海道開発局から災害に 関する予報及び警報を受けたとき、又は予想される災害に対してとるべき措置につ いて、緊急に関係地方行政機関の長、指定地方公共機関、市町村長その他関係 者に対し、通知、要請、伝達、警告を要するときは、道が予め次の放送機関と締結 した「災害時における放送要請に関する協定」により放送を求めるものとする。』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ この項以外にも、放送局が自身の判断で災害が想定される場合の、関連報道を行う事の責任についても明文化されていたと思う。これは北海道に限らず各都道府県で変わらないでしょう。 これらが問題として指摘されたのは聴いたことが無い。しかし、PCや携帯電話を 持たない家庭において、刻々と変化し災害発生に向けて悪化していく状況に関する情報を 逐次的確に入手するには、テレビとラジオが最も有用性が高いのは明白。 次のb)の備考でも説明するが、放送局がこれを適切に行っているかというと、甚だ疑問である。 そしてこういう時に知事は何をしているのか? 災害後の災害対策本部の指揮だけでなく、発生以前にも上記義務の一端を担っているのだ、という認識が欠けていないか? という批判があっても良いのでは。 b)報道体制 周知の事実だが、例えば台風接近上陸時の報道対応は、関東圏に影響が無くなれば全国放送はぴたりと止む。今回のように忘れた頃にやってくるケースでは、どれ程災害発生可能性が高まっていても事前にはそれを強く喚起する種の報道はなされない。 しかし一旦災害が発生すれば、その後同一地方で大雨洪水「注意報」が発表されるレベルでもニュースは厳重注意を呼びかける。そしてほとぼりが冷めた頃に他の地域で別の、過去に例のない災害が予想される場合、また事前に扱われる事は無い。これは気象庁気象台の予警報においても同じだ。 これは何も無くて済んだ場合に、無駄(とは思わない、訓練になるし)になった、事前の関係機関が投入した人員・経費等からくるクレームを避けたい、というところだろう。また、注意喚起が狼少年的に偏重した場合、真実の瞬間にその効力を発揮できない、という怖れもある。 このような事態を毎年毎年繰り返している。そして毎回同じような問題点が指摘され皆で解かったような気になって終わる。 昨年の台風10号上陸時の深夜、日高のニ風谷周辺で記録的短時間降水量が計測され、更に2日間240mmでなされているダムとその下流の治水対策の想定累積降水量を既に凌駕している状況下でその後2時間以上、災害発生が明瞭となるまでNHKは暢気に海外ドラマを放送し続けた。 民報も一部の良識ある局が通常放送続けながら画面の一部を使っての、通行止め情報や気象関連情報を流していただけだった。 昨年の水俣土石流、同台風10号(日高で豪雨災害)、今回は福井県での堤防決壊、 どれも休日に発生している。前2つは深夜から未明にかけて。 テレビを見てて思うのは、月〜金曜の早朝・午前中・昼前後・午後・夕方・夜半〜深夜に ニュースやワイドショーのプログラムが林立している場合は即座に(未発生の段階でも)災害対応の内容に切り替わる事が多いのだが、土日や休日は平気でしょうもないバラエティやドラマをそのまま 放送して憚らない。生の報道番組が非常に少ないからだ。 テレビマンでもこれはどうやら表も裏方も、月〜金曜勤務体制をとっている者が多いのか? 一般企業に比べて遥かに多忙を極めるツワモノどもに、災害「可能性」だけで、休日出勤強制は憚られる、という所で、週末は人材が手薄になりがち、特に地方局はそうなるのだろう。 c)気象予報士、お天気キャスター 彼らは、事前に災害発生の可能性を予測し、視聴者に明瞭に自信を持って発言すると言う事はない。予報士には警報を出す権利は与えられていないからだ。 気象台が大雨洪水警報を出し、予想降水量が過去に例を見ない数値になっていても、 事前に語られる言葉には、ほとんどの予報士キャスターと資格なしお天気お姉さんには大きな相違は感じられず、皆決り文句の枠を出ない。 『土砂災害に厳重に注意が必要です』とは言うが、それも時間内の通り一遍の解説のひとつ。 中にはそれを笑顔のままで。土砂災害の予兆現象等を解説してくれるが、誰が土砂降りの中しかも夜だったりする時、外に様子を見に行くと言うのか? しかし一端災害が発生するとここぞとばかりに予報士が解説に駆り出されるが、時既に遅しだし、気象をかじったものにとっては特別目新しい事を発言する人もいない。 私の知ってる唯一の例外の事例は森田正光キャスター。昨年台風10号が四国に接近時、 降り始めからの総降雨量が700mmと予想されていたのを受け、自分自身の言葉で これは本当にやばい状況なんですよ、と絶対的な自信を持って警戒の要を断言していた。 こういう人は他では見ない。皆700が100mmと変わらないかのような平然とした口調で流れ作業のように触れただけ。これでは誰も警戒しない。 4。現状の予報技術 何度もTVで解説されているので、みなさん知っているかもしれませんが、梅雨末期の一極集中型の局地的集中豪雨は、通常の今日明日の天気予報と同じレベルで事前に予測する事は不可能です。 降水量もさることながら、場所の特定が出来ないのです。 というのは、今日明日の天気予報は(短期予報と言いますが)、日本周辺を東西南北かつ鉛直方向にもある大きさで格子状に分割し、それぞれの持つ純粋な物理量がお互いに隣接する一つ一つの格子に影響を及ぼすと1秒後にどう互いに変化するか、更に2秒後は。。。。。と言う作業をスーパー コンピュータ内で延々演算し、24時間・48時間後にはどう変化していくかを最終的に算出します。 かなり簡素化して誤魔化していますが、大体そう言うことです。 低気圧や高気圧はこの網目より遥かに大きい為、その動向は予測しやすいのですが、梅雨末期の豪雨を起こす個々の積乱雲はそれより遥かに小さいので、その手法では補足できないのです。 現状で可能なのは、大気の状態を考慮しどれだけの降水量になるのかとは別に、それがどの地点で起こるのかの判別は、 既にどこかで豪雨をもたらしている地点のレーダーエコーを追跡し、それがどう動くのか、と言う手法に限られてしまいます。つまり5分後に強いエコーが突発的に発生するのだとしても、 現在時それが存在しなければ予測できない、という問題を含みます。 この辺気象に詳しい方にとっては、怪しくかなり省略した説明ですが、そう言うものだと理解して下さると幸いです。 5。治水対策 TVに識者と称する方々が登場し、100年に一度の豪雨にも耐えられる治水事業を行っていたのだが、今回の降水はそれを遥かに上回るもので、予測不可能だった、等という発言が散見されてますが、 これだと全ての問題を異常気象、地球温暖化に結び付けてしまうきらいがあります。 ところが、単一の積乱雲による局所的降水の予測については現在技術上の問題で非常に難しい。 じゃあ、300年に一度の豪雨対策を進めればよいのか? これも時間と経費がかかり過ぎます。 参考に治水対策の規模がどのような根拠に基づきなされているかを説明します。 治水対策が十分でないと考えられるX川があり、その流域に町Aがあります。 この町Aを洪水から守る為の計画を立てよう、という話になりました。 そこから上流部には幾つかの支河川があります。 降雨後河川は増水しますが、町Aの前を流下する水量はそこから上流部の本流と 支河川の全てが集めた水量となります。地形・土壌・構造物の有無等で変化しますが、 どれだけの降雨があった場合、流域付近に降水した雨水で地中に浸透できなかった量が どれだけ速やかに河川に流入するかを考えます。 それと共に、過去の雨量データを元に統計処理・確率計算をし、 じゃあ、最大で○○年に1度の大雨でも洪水が起きないような施設を作りましょう、 という事になります。 その過大な流量を、溜め込むことで解決しようとするのがダムであり、 囲い込んだ範囲内でとどめて海まで流してしまおうというのが堤防です。 ここで問題になるのは、じゃあ何年に1度の大雨に堪えられるように、自分の 住んでいる町の河川が計画されているか、です。 じつはこれが50年から200年以上、と大きな幅があります。 そして、この50年・200年確率の設定根拠は、町Aがどれだけ重要な地域であるか、 という行政上の判断です。 不正確かもですが、それはひとえに、洪水時被害に遭う住宅(住民?)の多寡や 総被害額の概算結果で決定されているに過ぎません。 つまり乱暴な言い方をすれば、相応の治水対策事業が河川X全流域で完成した時、 町Aの上流部でB氏の住む村Cが、隣家のまばらな過疎の寒村であれば、 裏の畑に接する堤防は50年に一度の大雨で決壊してしまっても 町Aの下流部の100万都市Bに住むD氏の住宅は、堤防より低い立地にも拘わらず 同じ雨でも全く心配は要らないし、一生の間に洪水被害を体験しないで済むだろう、 という状況を黙認して計画が立てられている、という事。 この事を知らない人の方が多いのではないでしょうか? 今回の災害は他人事では なくなってきますよね。 今後、これまでの○○年確率の降雨が通用しない豪雨が頻発するとしたら、あらゆる河川 流域の住民にとっても火急の問題となってきます。 |
6。地方自治体 (今回のことではありません)ニュースバリューがありよく取り上げられるのは、 情報伝達の不備(国→都道府県→市町村→住民のどこかでの断絶)、避難勧告の判断ミス・遅れ、ひどいのは深夜での災害発生時にまだ関係者が家で寝ていた、等々枚挙に暇が無いのですが、 大体どこで起きた災害でも共通しているのは、職員がパニックを起こした、問い合わせや苦情の電話に忙殺されてそれ以外の業務を失念・放置・手が回らなかった、と言うもの。 恐らく必要業務に対応するにはあまりにも人員が少ないのでしょう。 これを人災とするか否か? たいがいどの自治体にとっても初めての体験となるのが普通でしょう。しかし避難が遅れたために落とす命は各人にとってたった一つです。 降雨が各地で時間差を持ち災害がずれて発生する時、まだ何も起きていない時点で被害をいち早く想像し避難勧告を他に先んじて出す。これは首長にとって非常に勇気を要する英断となるでしょう。 発生後に別の地域が勧告するのはそう難しくはない。 7。ハザードマップ 北海道ではほんの一部の一級河川流域でしか作成されていません。また一般に公開していない場合すらあります。 全国で見ても未作成の河川流域地区は少なくないのではないかと思います。 予算がついて実際に作成されるまでに仮に最速で1年だとしても、その間に今回同様の災害がどこで起きるやら。。。。可能性は非常に高い。 ですから個人的に、自分の住む町や行動範囲内の堤防やダムが、何日で何mmの降水量を想定して整備されているかを知り、またご自宅が増水時に堤防から溢水しやすい地点にあるのかどうか等々、土木関係や地学関係の知識を得て、どういう地形にどういう災害が発生しやすいのか、の判断基準を持てる観察眼を養う事が重要になってきます。 これは対策としても一番手っ取り早く低予算にできるものになる。また、 この視点は拡大して旅行出張先においても非常に重宝するようになるし、その観察自体が楽しい。 長々と書き連ねましたが、以上より導いた結論は 少なくとも今の現状では、自分の命を守りたいと思うならば、人任せにするなという事。 そしてその意識を個人から隣近所・町内会・・・と拡大していければなお良い。 上から変わるのを待っているのは、予算の面からも時間面からも得策ではない。下から変わるのだ。 治水のハード面がどれ程強化されようと、想定外の降雨は有り得る。いつでも災害は想定外の気象現象が引き起こすもの。 治水構造物の規模を大きくする方向は、それを超える気象現象が発生した時に余計に被害は拡大する。 また、行政等の対応上のソフト面に幾重にもフェイルセーフを設けたにしても、結局動かすのは人間。大抵マニュアルに沿って業務を逐次遂行するが、不備なく行っても、マニュアル自体に問題があったと事後に検証されるのも珍しくない。 人員を増やす事で、上記6で挙げた頻発する典型の事例は防げるかもしれないが、機器の 故障や停電での使用不能等もまたよくある。 災害は天災でも人災でもあり、必ず起こりえるもの。関連する種々の局面・関係方面の対応・内実を考えると避けようがない、としか考えられない。 であるならば、少なくとも他人に責任を転嫁せずに済むよう恨まずに済むよう、自分で可能な限り情報を求めたい。というより、知ってしまった以上人のせいに出来ないのです、もはや。 現在は個々人にそれが可能になった(PCと携帯に頼れる限りにおいてですが)。 毎年毎年の、また年間を通して、どこかで発生している豪雨災害において、当外地域とレーダーエコー図の長時間の強い真っ赤な反応は必ず符合している。定時の天気予報を見そびれても、このレーダーエコー図は個人でも最新のものを簡単に閲覧できる。 TVが災害対応報道になく、自治体の対応も遅れている中、雨量の実況値が実は気象台の警報基準を遥かに上回っている場合がある。同時に河川水位も急激に上昇中だったりする。 しかし個人でそれを知る手段がある。 その手段を放棄し、他者に判断を委ねるのを是とするか。 私は個人的に自主避難決定の為の基準を持っています。 家の近所に水防法対応でない小河川があり、数百m上流部に無人でしかも旧式で遠隔操作の出来ないダムがあるからです。更に右岸左岸ともに急傾斜地になっている。 しかし我が市にはなんの対策の説明も無い。。。。 |
こんなサイトがあります。 新潟豪雨、福井豪雨―ボランティアの活動 【震災がつなぐ全国ネットワーク】http://npo-aichi.or.jp/shintuna/ 【被災地NGO恊働センター】http://www.pure.ne.jp/~ngo/ ■楽市楽座のお願い■家の中にあまっている宝物を、被災された人たちに送って貰おうというプロジェクト http://www.peace2001.org 東海豪雨の時の参考サイト:http://www.maing.co.jp/maimai/Toukaigouu/Toukaigouu_000922.htm |
昨日で被災現場から自衛隊が撤収していきました。 でもまだまだ個人の住宅などでは全く手が足りていません。ボランティアの数も減ってきてしまいました。 地元ではテレビ、ラジオでもボランティアの募集を呼びかけています。 夏休みになった学生さんは是非協力お願いします。 |
心からお見舞い申し上げます。 ワクチンさん、こんばんは。 昨日で自衛隊が引きあげてしまった、との事ですが、本当に「政治屋」の皆さんは、何を考えているんですかね? 大雨の後は猛暑!疲れも限界だと、心配をしております。イラクにはジェット機を飛ばしながら、国内の災害ではこれからが最も大変な時に引きあげてしまう、なんともはや、言葉もありません。小泉総理ーマスコミ(現状を放送しボランティアを呼びかける、等)出来る事がいくらでも有るにも関わらずーーー 先ほど、知りましたが、福井県知事宛に「2億円の宝くじの当たり券」が匿名で送られて居たそうです、小泉でたらめ総理の3年間は地獄の思いをして耐えておりますが、ーーーーー「心が安らぐ」久々のニュースです。お体に気をつけて頑張って下さい。 |
▼みなさま: 水害にあった新潟県三条市のNPO「地域たすけあいネットワーク」が 今週末に「楽市楽座」という催し(フリーマーケット)を企画しています。 転載・転送歓迎とのことなのでこちらに転載します。 (参照サイト:http://www.soho-net.ne.jp/~tasukeai/rakuichi) ---------- 全国の皆様はじめまして。 7月13日に堤防が決壊して洪水が起きた新潟県三条市の NPO法人・地域たすけあいネットワークで、 地域通貨「らて」を担当しております加藤寛明と申します。 (中略) 初めのうちは、メディアなどにも知り合いや知っている町並みが出て、 ボランティアもたくさん入ってくれていたのですが、 だんだんメディアに出なくなり水が引いて来たら もう一件落着したと思われるような今の状況に、 被災地の皆さんはたいへん寂しい思いをしています。 すでに各地にあるボランティアセンターのうち、閉鎖されたところもあり、 今後一週間でほとんどのボランティアセンターが閉鎖すると言う噂が飛び交っています。 実はそれからが大変なのですが、 それ以降の中期、長期的なサポートというのがなくなってしまう事がないように、 私たち地元のNPOがまずは【楽市楽座】を開催して、 それを起点として長期的なサポートをして行くことになりました。 被災地では、どの家も1階に泥と水が入ったため、 1階にあった生活用品すべてをゴミとして出してしまったので、 1階は何もなくなっています。異臭と泥の跡だけです。 洗えば使えるものも多かったのですが、動揺していたり、 電化製品だから、当然使えなくなったと思い、ゴミとして出しました。 だから復旧作業を進めながらも、1階は空っぽで、 新しい落ち着いた生活ができるには膨大な時間とお金がかかります。 そこで、地域通貨の出番だと思いました。 持っている人が、持っていない人に、物や技術、労力を提供し合い、 何かをしてもらった人がまた別の人に、自分の持っている物や技術を使い、 何かをしてあげることが地域通貨の考えだからです。 (中略) そこで、みなさんの家の中に眠っている日用品、家電製品、家具や衣類などを、 被災した人たちに送っていただきたいのです。 それらを無料で持って帰ってもらうフリーマーケット「楽市楽座」を開催し、 新しい生活をサポートしていただきたいのです。 みなさんから送っていただいた宝物を、 新しく張り替えた畳の上で大切につかっていただこうではありませんか。 特に送って欲しいのがテレビです。 もうすぐオリンピックが始まります。 被災した方も、テレビで一緒に応援できたら素敵ではないですか。 もしご自宅にあまったテレビがありましたら、ご提供をお願いします。 その他、新しい生活に必要と思われる品物のリストを 参考までに下に載せさせていただきました。 あなたのご自宅に余っている何かをひとつでも送ってください。 ●笑顔でスマイル● 楽市楽座を準備している僕たちは、新潟県内からプレゼントを届けてくれる人も、 被災者の人たちも、思いっきり陽気な笑顔で迎えたいと思います。 この2日間はみんなで笑って過ごせるように、 気持ちのいいフリーマーケットにします。 つきましては多少の金額でも構いませんので、 私たちの活動にご寄付下さいましたら幸いです。 お振り込み頂いた寄付金は全て【楽市楽座】の経費に使わせていただきます。 またいずれ、ホームページで市町村名とお名前と金額をアップさせて頂きますので、 匿名希望者はその事もお知らせ下さい。 振り込み先:【郵便振替】 口座 番号:00550-9-38261 口 座 名:地域たすけあいネットワーク 通信欄に【楽市楽座】とお書き下さい _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ ■新潟豪雨【楽市楽座】■ ■開 催 日■ 2004年7月31日(土)8月1日(日)両2日間 ■開催時間■ 午前10時ー午後4時 ■開催会場■ 株式会社 サカタ製作所内(サカタ製作所様から400坪の屋根 付き倉庫を無料で貸して頂きました。スタッフ一同感謝致します) 新潟県三条市栗林500番地 ■段ボール箱など全国からのプレゼントの送付先■ 〒955-0085 新潟県三条市栗林500 株式会社 サカタ製作所内 【楽市楽座】 送り伝票に書かれる電話番号は、0256-34-2141とお書き下さい ■荷物は以下の様に配達指定して頂くようにお願いいたします■ 7月30日(金)午前中に配達指定。7月31日(土)午前9時に配達指定。 8月1日(日)午前9時に配達指定。 会場に集まった人たち全員で、トラックからプレゼントを運び出す予定です。 また、送料はご負担していただくようお願いします。当日持ち込みも大歓迎です。 (中略) また、福井豪雨【楽市楽座】は私たちと同じように地域通貨を広めている、 福井の地元の人たちが準備に入りました。 開催予定は8月7日と8日の2日間です。 詳しく決まり次第、私たちのサイトの中にアップいたします。 ■主催者: NPO法人 地域たすけあいネットワーク【らて事務局】 TEL/FAX 0256-34-2141 http://www.soho-net.ne.jp/~tasukeai/ ●新潟豪雨【楽市楽座】特設サイト: http://www.soho-net.ne.jp/~tasukeai/rakuichi ●問い合わせ先:どんなことでも、ご相談、お問い合わせ下さい。 担 当:加藤(090-4848-9954)、西山 メール:<hiroakijosekato@yahoo.co.jp> _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ 下記リストにあるものを送っていただけると大変ありがたいです。 その他、被災した方が新しい生活に必要としているもので、 思いつくものがあればなんでも送ってください。 ■調理道具・台所用品■ ●炊飯器(コンビニのおにぎりではなく、自宅で炊いたご飯を食べてもらいたい) ●鍋、ヤカンその他調理道具(泥まみれになって衛生面で使えなくなっています) ●食器棚(水でやられ、開かなくなりました) ●コーヒーメーカー(ビン詰めのインスタントコーヒーなんかも0Kです) ●サランラップ(こういったものまで全部買いなおすのは、積もれば山なんです) ●キッチンペーパー(新しいフキンなんかも不足しています) ●アルミホイル(まだまだ使うところまでいっていませんが、あまっていれば) ●カセットコンロ(台所のコンロが、ダメになりました) ●ホットプレート(こちらも大変助かります) ●まな板(木製のまな板は泥の色になりました) ●食器、洋食器、お茶道具など ■生活用品■ ●寝具(どろにまみれて、新しく調達しなければならなくなりました) ●テーブル(電気こたつも、ありがたいです) ●座布団(被災地から、姿を消してしまいました) ●ゲタ箱(最も被害をうけています) ●本棚(宅配便などで送られる場合は、分解してコンパクトにして送って下さい) ●電話機・ファックス ●ティッシュペーパー・トイレットペーパー ●石鹸・シャンプー・歯ブラシなどの洗面用具 (使っていない新品があったら送ってください) ●タオル・ハンカチ・バスタオル(みんなぞうきんとして使ってしまいました) ●衣装ケース ●アイロン台 ■電化製品■ 水につかって壊れました。家に使ってないものがあれば、 送っていただくようお願いします (但し、新潟は60ヘルツです。ご注意ください) ●電気ポット(赤ちゃんのミルク用に使われます) ●ポット ●テレビ(みんなでオリンピックが楽しめるようにしましょう!) ●パソコンと周辺機器 ●電子レンジ ●オーブントースター ●ビデオデッキ ●洗濯機(どろだらけなのに洗濯ができません) ●冷蔵庫(復旧作業の合間に冷たい水が飲みたいです) ●扇風機(暑いのに扇風機もクーラーも壊れてしまいました) ●掃除機(掃除の仕上げに必要です) ●犬小屋(犬小屋まで流されました) ●体重計 ●アイロン ●ドライヤー ■お店や会社で使える事務用品、機器■ お店や会社も大変な損害を出してしまいました。 特に個人商店などは壊滅的です。 使っていないものがあれば、お願いします。 ●レジ ●コピー機 ●電話・ファックス ●その他 もし同業者の方に特別に送りたいという場合もこちらにご連絡下さい。 お調べして後日連絡させて頂きます。 ■身につけるもの■ ●服(特に若い女性の服。すべて買いなおすのにとってもお金がかかるそうです) ●靴(全部やられました) 衣類などは、出来るだけクリーニングに出された物をお願いします。 ビニールのカバーなどにマジックでサイズなどをお書き下さい。 暖かい助けや励ましあいのおかげで、すべてを失ったにも関わらず、 たくさんの人の笑顔に出会えました。 復旧作業は始まったばかりです。 復興作業はまだまだこれからです。 全国の皆様からの宝物のプレゼントを心からお待ちいたしております。 どうか出来るだけたくさんの人たちに、 またアドレス帳の中のあなたの大切な友人たちに私たちのお願いを転送してください。 よろしくお願いいたします。 ------------ |
Rayさん:こんにちわ 不要の電子レンジ送りました。時間がないので、1日の9時に着くか心配ですが、宅急便の人は多分大丈夫と言ってくれました。 投稿しようか迷ったんですが、このままでは、あなたの書き込みが目立たなくなってしまいそうなので、あえて出します。 今回は、時間がないので準備できなかった方、福井でも計画されているようですので是非、元記事の参照サイトをご覧ください。 |
▼ななしさん: レスありがとうございます。 一応「老人党からのお知らせ」板にも同じ文面で書き込んでありますが、 こちらであげておいた方が目立ちますね。 ▼みなさま; ななしさんが書いてくださったとおり、 福井でも8月7日-8日の週末に同様のフリーマーケットが 企画されているそうですのでご協力いただければ幸いです (文章が長かったので私が省略してしまった部分にその記述がありました)。 |