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 ▼教育問題の前に!  イワオ 04/8/21(土) 1:29
   ┣Re(1):教育問題の前に!  こんぺいとう 04/8/21(土) 10:30
   ┗Re(1):教育問題の前に!  団塊党 04/8/21(土) 21:12
      ┗Re(2):教育問題の前に!  ウミサチヒコ 04/8/22(日) 18:23
         ┗Re(3):教育問題の前に!  団塊党 04/8/22(日) 21:05
            ┣Re(4):教育問題の前に!  団塊党 04/8/22(日) 21:16
            ┗Re(4):教育問題の前に!  ウミサチヒコ 04/8/23(月) 0:21

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 ■題名 : 教育問題の前に!
 ■名前 : イワオ <iwao_tanaka@hotmail.com>
 ■日付 : 04/8/21(土) 1:29
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   今日8/20(今午前一時過ぎですから昨日ですか)
大阪府池田市立小の教師「川瀬正博(55)」が、7月起こした女児誘拐事件の保釈中
にまた同じ事件を起こし逮捕されました。

10年ぐらい前から週刊誌では何度も、「M教師」の問題として同様の事件は報道されて
います。
新聞TVの報道見る限りでは、事実の羅列に終わっていますが、彼の年齢からして重要な
問題を意識的にか、それともそこまで考えが及ばないのか追求されていません。

55歳なら通常ほぼ30年以上、教師であったわけで、彼の性癖は突然今年の7月からこ
うなったわけでは絶対ありません。
彼にとっては小学校はよだれが出るくらい居心地が良い場所だったはずです。
30年間、教師であったなら余罪は両手でも数え切れないほど有ったはず。
しかも、相手は小学生ですからこの教師に抵抗するすべを持ち得ません。

同僚が気づかないはずはありません。
校長が教頭が気づかないはず有りません。
子どもの間でうわさにならなかったはず有りません。
苦情は父兄からでてるはずです。
教育委員会が知らなかったはず有りません。

30年間365日、彼は自分の性癖を完全に押さえきることは出来ません。
必ず誰かが気づいていたし、しかるべき所と人に情報は何らかの形で行っていたはず。

記者クラブに属している人たちも、公式非公式にうわさ話でも情報は届いているはず。

みんな何をやっていたんでしょう。

特に教育界に関係していたあるいは、いる方がおられたらご意見をお聞きしたい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):教育問題の前に!  ■名前 : こんぺいとう <shima-mama@jcom.home.ne.jp>  ■日付 : 04/8/21(土) 10:30  -------------------------------------------------------------------------
   変な先生、わかりますよ。私はかつて教師ではない立場で学校に勤めて
いました。採用が30代半ばでしたので、いわゆる一般社会の仕事を経験
してからでしたので、学校という世界の閉鎖社会性にとても違和感が
ありました。おかしな事をする教師に忠告しても、教師以外のものの声
は無視される事が多い世界でした。

教員は変な同僚がいても保護者や管理職が問題にしない限り見てみぬふり
学級王国の中で他のクラスへの批判はあまりしないような暗黙の了解の
ような空気が感じられました。
管理職である校長が出来た人物であり勇気がある人ならきちんと指導しますが
事なかれ主義の管理職なら問題が表面化しない限り、変な教師は次の年に転勤
させてしまって一件落着。
それに業を煮やした保護者が教育委員会へ直訴という形になります。
これが安易に使われることが多く、教師は親は何でも教育委員会へ行くと
いって保護者に不信感を持ちます。

私がずっと感じていたことは、一度教員免許を取って教師になるとずっと
そのままでいられること。5年に一回再試験や契約更新などがあると聞く
アメリカなどの教員制度とは違って事件がおきない限り質の悪さを再確認
する制度がありません。勤務評定などは内内の評価ですので管理職のさじ
加減一つです。人を育成する職種ですのでこの見直しはとても
必要とおもわれますが。変に教育基本法をいじる前に教員の免許更新制度
と職務内容を考える必要もあると思っています。
自分の学級や担当学科より部活に夢中な本末転倒の教員がいることからも
いえると思います。学校内でクラブ制度をとり部活は専門のインストラクター
に任せて教員本来の学問を教えることに徹してよいのではないでしょうか。
むかし、学問の遅れる子を残して補習授業を熱心にしていた先生が懐かしい
です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):教育問題の前に!  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/8/21(土) 21:12  -------------------------------------------------------------------------
   ▼イワオさん:

>今日8/20(今午前一時過ぎですから昨日ですか)
>大阪府池田市立小の教師「川瀬正博(55)」が、7月起こした女児誘拐事件の保釈中
>にまた同じ事件を起こし逮捕されました。
>

この教師がなぜこれまで何らかの処分をされずにきたのか私も首をひねりたくなります。
いずれ週刊誌やテレビのワイドショーの恰好のネタになるでしょう。

「だから今の教師はダメなんだ」という世論がこういう事件のたびに強くなってくるようで、教師(私のような中年男性教師は特に)としては非常に居心地の悪い気持ちになります。

学校批判、教師批判をかわそうとは思っていませんが、極めて特殊な事例をもって教師不信の理由にされることだけは勘弁して欲しいところです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):教育問題の前に!  ■名前 : ウミサチヒコ <hrdjapan@me.scn-net.ne.jp>  ■日付 : 04/8/22(日) 18:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:18134
>▼イワオさん:

教師の世界にも事なかれ主義の官僚主義が忍び寄ってきた、いや、すでにそれが蔓延している、のかもしれません。役人・企業・教育、すべてがそうではありませんか。特に気になるのか、ケーサツです。かばい合いの最たるものです。点にならない事件は取り上げないとか、ひどいものは事件のもみ消し。あるいは、あらゆる恣意的な逮捕劇。ケーサツの信頼は地におちています。なにかあると「信頼を取り戻すため…」などと懺悔して見せますが、もともと「信頼」などしていない…。ケーサツは、もっと、駅前のパトロールをしっかりしてほしい。飲み屋街なんかも、しっかりパトロールしてほしい。子供がウンコすわりでタバコなんか吸っていたら、どんどん、職務質問してほしい。そんな庶民の味方になって欲しいのに。
およそ、組織と名のつくものの腐敗は、多く目にし、耳にします。その中でも、特異なことは、教師の不祥事は、すぐに日教組に結び付けたがる人が多いのは、実に、にがにがしいことです。教師に問題事件が起きると、すぐ教育の荒廃などと叫びたくなる人がいるようですが、同時に社会全体の荒廃に目がいかないのは、どう見ても、片手落ちです。悪意としか思えません。言いやすいところに取り付く、いじめ心理と共通したものを感じます。私は、そういう時は、教師全体の擁護者です。…一般的には、良く思っていませんが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):教育問題の前に!  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/8/22(日) 21:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ウミサチヒコさん:

>教師の世界にも事なかれ主義の官僚主義が忍び寄ってきた、いや、すでにそれが蔓延している、のかもしれません。

やっかいな問題に関わりたくないという意識は大なり小なりあります。
教師の場合は特に、子どものためになる仕事に打ち込みたい。
その障害になるようなことからは遠ざかりたいという気持ちが強くあります。
それが外から見たら事なかれ主義に見えるのでしょう。

情報公開は大事なんですが、教師の忙しさを助長するという欠点があります。
教師は直接に子どものためになる仕事に打ち込めるときが一番充実しているんです。

とは言っても変に隠そうとするのはよくないです。
正直に、フランクに、という姿勢は絶対に必要です。


>およそ、組織と名のつくものの腐敗は、多く目にし、耳にします。その中でも、特異なことは、教師の不祥事は、すぐに日教組に結び付けたがる人が多いのは、実に、にがにがしいことです。教師に問題事件が起きると、すぐ教育の荒廃などと叫びたくなる人がいるようですが、同時に社会全体の荒廃に目がいかないのは、どう見ても、片手落ちです。悪意としか思えません。言いやすいところに取り付く、いじめ心理と共通したものを感じます。私は、そういう時は、教師全体の擁護者です。…一般的には、良く思っていませんが。

流水さんのスレッドにも書いたのですが、日本人はどうもトータルな視点から物事を見たり考えたりすることが苦手なのかも知れません。
部分を見て全体を推量するという思考方法を否定はしませんが、絶えず全体を意識のどこかにおいていないと、とんでもない方向音痴になってしまう気がします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):教育問題の前に!  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/8/22(日) 21:16  -------------------------------------------------------------------------
   全体を意識に置くというのは、ぼんやりと漫然と考えるということではなく、目の前の事実をしっかり見て分析するという作業が一方にあるということは言うまでもありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):教育問題の前に!  ■名前 : ウミサチヒコ <hrdjapan@me.scn-net.ne.jp>  ■日付 : 04/8/23(月) 0:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:
>▼ウミサチヒコさん:

>流水さんのスレッドにも書いたのですが、日本人はどうもトータルな視点から物事を見たり考えたりすることが苦手なのかも知れません。
>部分を見て全体を推量するという思考方法を否定はしませんが、絶えず全体を意識のどこかにおいていないと、とんでもない方向音痴になってしまう気がします。

それが、「ためにする議論」と結びつくと、ひどく粗雑な攻撃的意見になって現れてきます。多分、わかってしているのでしょうが、それがファシズムの特徴です。
中国・北朝鮮批判、外国人批判など、バレバレの雑な中傷は、その代表的なものです。
本題に戻れば、文部省による教育の囲い込みは、組織の柔軟性・自浄能力も奪っていると考えているのです。

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