Page 145 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼日本国憲法9条と自衛隊について pcog_ngo 04/2/11(水) 18:44 ┣長沼事件は第一審破棄 曳馬野太郎 04/2/11(水) 20:34 ┃ ┗過去に合憲判決はない Black Joker 04/2/11(水) 23:14 ┃ ┗砂川判決は自衛権を認めたもの 曳馬野太郎 04/2/12(木) 8:41 ┃ ┣Re(1):砂川判決は自衛権を認めたもの peace 04/2/12(木) 10:39 ┃ ┗自衛隊は戦力か否か? Black Joker 04/2/12(木) 12:04 ┃ ┗peaceさん、Black Jokerさんへ 曳馬野太郎 04/2/12(木) 13:15 ┃ ┗あのですねぇ Black Joker 04/2/12(木) 17:56 ┃ ┣Re(1):あのですねぇ ニック 04/2/12(木) 18:12 ┃ ┃ ┗Re(2):あのですねぇ 平太 04/2/12(木) 19:03 ┃ ┗だから、それが飛躍でしょ? 曳馬野太郎 04/2/12(木) 20:44 ┃ ┣Re(1):だから、それが飛躍でしょ? ニック 04/2/13(金) 0:00 ┃ ┃ ┣Re(2):だから、それが飛躍でしょ? しゃねる 04/2/13(金) 2:20 ┃ ┃ ┗(少し気分を変えて) 曳馬野太郎 04/2/13(金) 20:07 ┃ ┃ ┗Re(1):(少し気分を変えて) ニック 04/2/15(日) 12:17 ┃ ┃ ┗自衛隊を違憲と言っているのは共産党だけ 曳馬野太郎 04/2/16(月) 8:19 ┃ ┃ ┗Re(1):自衛隊を違憲と言っているのは共産党だけ ニック 04/2/16(月) 13:52 ┃ ┃ ┗誰がそんなにひどいことを言ったのでしょうか? 曳馬野太郎 04/2/16(月) 19:08 ┃ ┃ ┗Re(1):誰がそんなにひどいことを言ったのでしょうか? ニック 04/2/16(月) 19:51 ┃ ┗やれやれ Black Joker 04/2/16(月) 23:07 ┣自衛隊のイラク派遣差し止め請求訴訟 笹井明子 04/2/15(日) 9:31 ┃ ┣自衛隊のイラク派遣差し止め請求訴訟が東京でも 珠 04/2/16(月) 11:03 ┃ ┃ ┣Re(1):自衛隊のイラク派遣差し止め請求訴訟が東京でも 笹井明子 04/2/16(月) 11:43 ┃ ┃ ┣派兵と派遣この似て非なるもの 曳馬野太郎 04/2/16(月) 13:16 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):派兵と派遣この似て非なるもの 海幸彦 04/2/16(月) 20:35 ┃ ┃ ┃ ┣派遣と派兵 Ray 04/2/16(月) 21:46 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗牽強付会では? 曳馬野太郎 04/2/17(火) 10:33 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗正確な表現を心がけたいと思います Ray 04/2/17(火) 17:17 ┃ ┃ ┃ ┗超能力の話ですか? 曳馬野太郎 04/2/17(火) 9:19 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):超能力の話ですか? 海幸彦 04/2/17(火) 14:42 ┃ ┃ ┗Re(1):自衛隊のイラク派遣差し止め請求訴訟が東京でも 笹井明子 04/2/25(水) 16:30 ┃ ┗原告になりました。 八五郎 04/2/16(月) 22:05 ┃ ┗Re(1):原告になりました。 笹井明子 04/2/17(火) 17:17 ┃ ┗原告の人数が激増していました。 八五郎 04/2/20(金) 21:56 ┃ ┗Re(1):原告の人数が激増していました。 笹井明子 04/2/21(土) 9:37 ┗Re(ぼくの1953年に書いた詩です なだ いなだ 04/2/17(火) 15:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 日本国憲法9条と自衛隊について ■名前 : pcog_ngo <matuoka_@mvi.biglobe.ne.jp> ■日付 : 04/2/11(水) 18:44 ■Web : http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/ -------------------------------------------------------------------------
憲法9条と自衛隊との関係について考察を加えて見る事にする。今日の自衛隊が、外国と交戦し得る戦力を備えた軍隊であることに異論をとなえる人は居ないと思われる。よって自衛隊の存在そのものが憲法9条に違反することは明白である。 ところで、現人神(あらひとがみ・living god)である天皇を頂点に戴く選民である日本民族は、他の民族に優越した民族であり、地球(世界)を支配すべき使命を持つという、八紘一宇を夢見る狂信的な神国主義が日本を戦争に駆り立て、近隣諸国に大いなる迷惑を掛けた過去を深く反省した結果、憲法が制定された当時は、憲法9条は絶対的な戦争の放棄及び戦力の不所持を意味するとの解釈について、政府をはじめ国民の見解は一致していた。 ところが、朝鮮戦争(1950〜1953)の勃発により、米国の覇権主義は、理不尽にも憲法9条を侵蝕するに至った。即ち、朝鮮戦争の勃発はアメリカの対日占領政策の転換をもたらした。連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(1880〜1964)の書簡により、1950年(昭和25年)に警察予備隊が誕生し、大量の旧軍人の公職追放解除が実現した。続いて1952年保安隊に、1954年に自衛隊へと発展していった。警察予備隊、保安隊、自衛隊が設けられるにつれて、政府の憲法解釈は変更されるに至り、「戦力なき軍隊」から今日では「自衛のための戦力は憲法の禁ずる戦力ではない」と変更された。如かしながらこの考え方は、日本が過去における一切の侵略戦争を、自衛権の発動として正当化した理論を踏襲することに他ならない。 自衛隊が合憲か違憲かについて論争することは、今日までタブーとされ、裁判所も、札幌地裁が1973年(昭和48年)9月7日「長沼事件」で、自衛隊は憲法9条2項によってその保持を禁ぜられている戦力に該当するものであり違憲であるから、防衛庁設置法、自衛隊法その他これに関連する法規は、憲法9条2項に違反し、憲法98条によりその効力を有しないものである旨の判決をした以外は、統治行為の法理その他様々な手法を用いて、その判断を回避してきたところであるが、終戦後既に50年余を経過しており、日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法が成立し、集団的自衛権の行使や海外派兵の問題が議論され、更に戦争を円滑に遂行する為の法律である有事関連三法が成立した今日、法治国家として決着をつけるべき時であると考えざるを得ない。 ブッシュ米政権が同盟国・日本に求めてきた「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」に呼応して、小泉純一郎首相は自衛隊のイラク派遣を決意し、2004年1月26日、自衛隊の本格的なイラク派遣が開始された。なお、自衛隊のイラク派遣について、「危険な地域へ派遣出来ない軍隊」という奇妙な意味の文言が使われて、世界の識者の失笑を買っているが、本来は危険な地域へ真っ先に出動するのが軍隊である。これも憲法9条を無視し且つ誤魔化し続けた結果招来した矛盾に他ならない。 |
長沼事件は第一審破棄 pcog_ngo さんへ *********************************** >札幌地裁が1973年(昭和48年)9月7日「長沼事件」で、自衛隊は憲法9条2項によってその保持を禁ぜられている戦力に該当するものであり違憲であるから、防衛庁設置法、自衛隊法その他これに関連する法規は、憲法9条2項に違反し、憲法98条によりその効力を有しないものである旨の判決をした。 *********************************** 事実を指摘しておきます。 長沼事件は、第一審では自衛隊の存在そのものが違憲であるという判決、控訴審では第一審を破棄した上、この問題は極めて政治性が強い問題であるので司法審査の対象外であるとした。 砂川刑特法事件では、「憲法9条は我が国の過去の軍国主義的行動を反省し、わが憲法の特色である平和主義を具体化したものである。同条は戦争を放棄し、戦力の保持も禁止しているが、しかしこれによりわが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではない。」と最高裁大法廷判決が確定した。 自衛隊が法的に合憲であるとの根拠はここにあります。 自己に都合のいい事実の一片(地裁の判決のみという)から論を組み立てても、全体として間違いであれば、何ら説得力は持ち得ないでしょう。 これではプロパガンダの類とみなされる恐れもあるのではないでしょうか? |
砂川事件に対する最高裁の判断は、 「駐日米軍は、我が国の保有する戦力ではないから、憲法9条に抵触するものでない」 という意味ではないですかね。 自衛隊と9条の関係については、同判決の中では明確な判断を示さず棚上げしていますが。 砂川事件で最高裁が「自衛隊は合憲」と明言したのなら、その後の長沼事件他で再度問題になる余地はないはずです。 実際には、長沼事件では駐日米軍ではなく自衛隊が争点になり、砂川事件で棚上げされていた問題が問い直されました。 しかし、長沼事件でもその他の事件でも、控訴ないし上告の最終結果としては、司法は棚上げを続けてきています。明確に「自衛隊は合憲である」と断定した判決は、まだありません。 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kyuujyouhanketuitirann.htm http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/hogaku-kenpo.htm >自己に都合のいい事実の一片(地裁の判決のみという)から >論を組み立てても、全体として間違いであれば、何ら説得力 >は持ち得ないでしょう。 >これではプロパガンダの類とみなされる恐れもあるのでは >ないでしょうか? 曳馬野太郎さんも、すり替えというか不適切な飛躍をしてるんではないですかね。 |
Black Jokerさんへ 砂川判決は自衛権を認めたもの >司法は棚上げを続けてきています。明確に「自衛隊は合憲である」と断定した判決は、まだありません。 砂川判決は以下のように述べています。 「憲法9条は我が国の過去の軍国主義的行動を反省し、わが憲法の特色である平和主義を具体化したものである。同条は戦争を放棄し、戦力の保持も禁止しているが、しかしこれによりわが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではない。 しからば、わが国が自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことといわなければならない。そのためにとられる方法は国際連合の機関である安全保障理事会等の執る軍事的安全措置等に限定されるものではなく、憲法9条はわが国がその平和と安全を維持するために他国に安全保障を求めることを、何ら禁ずるものではない。」 私は「自衛隊が法的に合憲であるとの根拠はここにあります。」と述べました。 >曳馬野太郎さんも、すり替えというか不適切な飛躍をしてるんではないですかね。 私の「すり替えというか不適切な飛躍をしてる」部分が何処あるか具体的に指摘されれば、再度検討します。 私は、自然権たる「自衛権」と9条の関係は、その整合性に違和感をもっています。本来これを解決するのは立法府の責任であり、司法府はありていに言えば「そっちでもっとしっかりしてくれ」との思いでしょう。 |
▼曳馬野太郎さん: >「憲法9条は我が国の過去の軍国主義的行動を反省し、わが憲法の特色である平和主義を具体化したものである。同条は戦争を放棄し、戦力の保持も禁止しているが、しかしこれによりわが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではない。 >しからば、わが国が自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことといわなければならない。そのためにとられる方法は国際連合の機関である安全保障理事会等の執る軍事的安全措置等に限定されるものではなく、憲法9条はわが国がその平和と安全を維持するために他国に安全保障を求めることを、何ら禁ずるものではない。」 すみません、この方面にはあまり詳しくないのですが、上記文章に「自衛隊」と言う文字がでてこないのですが、この判決は自衛隊に付いて述べられたもので合憲であることの文章になるのでしょうか。難しくてわかりませんのでわかりやすく翻訳していただくとありがたいです。 |
>砂川判決は自衛権を認めたもの 最高裁では、そうです。しかし、ここから、 >自衛隊が法的に合憲であるとの根拠はここにあります。 ・・・と言ってしまうのは、飛躍です。この判決では、 「自衛権はある」 「日本が(自前の)戦力を保持することはできない」 ・・・と言っているだけなのです。 「自衛隊の保持は、日本の戦力の保持には該当しない、ゆえに自衛隊は合憲である」 ・・・とまでは言っていないのです。ここをぼかしたまま、 「駐日米軍の存在は、日本の戦力の保持には該当しない、ゆえに(日本の自衛権と整合する限りにおいて)駐日米軍は合憲である」 ・・・という点に限定した結論を示したのです。 砂川事件で最高裁が 「自衛隊の保持は、日本の戦力の保持には該当しない、ゆえに自衛隊は合憲である」 ・・・とは言わなかったから、その後の長沼事件等で 「自衛隊の保持は、禁じられているはずの戦力の保持に該当するのではないのか?」 ・・・という問い掛けが提起されたのです。 以後今日に至るまで、司法は明確な答えを出していません。 |
peaceさん、Black Jokerさんへ 私の理解では、砂川事件は自衛隊の違憲、合憲を直接争ったものではありません。従って私は「自衛隊は合憲判決が下された」とは述べていません。「自衛隊が法的に合憲であるとの根拠はここにあります。」と言いました。 判決文「わが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではない。」 から自衛権が認められていると、まず言っています。 司法立法行政権があれば、その権限の施行のための組織として、それぞれ裁判所、国会、政府が存在し、その組織を動かす為の適正なる人員が配置されます。 同様に、自衛権が存在すれば、必要時に自衛権行使のための組織を用意するのは極めて当然視されることです。それが自衛隊でしょう。 私の「すり替えというか不適切な飛躍をしてる」部分とはこのことでしたら、今のところ私は同意しません。 なお同判決では「戦力」について 「憲法9条の趣旨に即して同条2項の法意を考えてみるに、同条項において戦力の不保持を規定したのは、わが国がいわゆる戦力を保持し、自らその主体となってこれに指揮権、管理権を行使することにより、同条1項において永久に放棄することを定めたいわゆる侵略戦争を引き起こすがごときことのないようにするためであると解するを相当とする。従って同条2項がいわゆる自衛のための戦力の保持をも禁じたものであるか否かは別として、同条項がその保持を禁止した戦力とは、わが国がその主体となってこれに指揮権、管理権を行使し得る戦力をいうものであり、結局わが国自体の戦力を指し、外国の軍隊は、たとえそれがわが国に駐留するとしても、ここにいう戦力には該当しないと解すべきである。」と述べています。 ここは正直に言って私には非常にわかりにくい部分であると言えます。 要するに 「侵略戦争を目的とすればそれは戦力である」 「9条2項は戦力を禁じたものかどうかの判断は留保する」 「駐留米軍は憲法9条にいう戦力にあたらない」 と読みとれますが、なにやら最高裁の「呻吟」が聞こえてくるようです。 憲法9条を巡ってこのような紛争が起こるのは、もともとこの9条の持つ根本的欠陥に由来するものと私は考えています。 憲法9条はこのままの姿では、国益に反し、諸外国からもかえって疑念を招き続けるでしょう。 |
>自衛権が存在すれば、必要時に自衛権行使のための組織を用意する >のは極めて当然視されることです。それが自衛隊でしょう。 だから、それが飛躍でしょ。 「自衛隊の保持は、戦力の保持に該当するのか否か?」 司法がこの問い掛けを棚上げしているのは、「自衛隊が法的に合憲か違憲か未確定である」ということでしょ。 どうして「自衛隊が法的に合憲である」根拠になるのか。 「自衛隊が戦力に該当しない」という根拠が、判決のどこかに示されているのか? どこにも示されてないでしょ。 >私の理解では、ここで自衛隊の合憲は確定しています。(ログ463) >自衛隊が法的に合憲であるとの根拠はここにあります。(ログ752) >私は「自衛隊は合憲判決が下された」とは述べていません。(ログ777) ↑正直に言って非常にわかりにくい部分であると言えますな。 何やら「矛盾」に聞こえてくるようですが。 要するに、どう読み取ればよろしいのですか? |
▼Black Jokerさん: >>自衛権が存在すれば、必要時に自衛権行使のための組織を用意する >>のは極めて当然視されることです。それが自衛隊でしょう。 > >だから、それが飛躍でしょ。 >「自衛隊の保持は、戦力の保持に該当するのか否か?」 >司法がこの問い掛けを棚上げしているのは、「自衛隊が法的に合憲か違憲か未確定である」ということでしょ。 >どうして「自衛隊が法的に合憲である」根拠になるのか。 >「自衛隊が戦力に該当しない」という根拠が、判決のどこかに示されているのか? >どこにも示されてないでしょ。 > >>私の理解では、ここで自衛隊の合憲は確定しています。(ログ463) >>自衛隊が法的に合憲であるとの根拠はここにあります。(ログ752) >>私は「自衛隊は合憲判決が下された」とは述べていません。(ログ777) > >↑正直に言って非常にわかりにくい部分であると言えますな。 >何やら「矛盾」に聞こえてくるようですが。 >要するに、どう読み取ればよろしいのですか? 私もブラックジョーカー様のおっしゃる通りだと思います。 違憲審査権を持っているにもかかわらず今日に至るまで答えを保留し続けているのが司法の実態です。 判例でも、”自衛権”は認めていますが、”自衛の為に外国軍(同盟軍)が駐留することを妨げない”と述べているだけで、日本国軍の保有に関しては認めていません。 それがあるから政府は今まで、自衛隊は軍隊ではないと言い続けてきたのですね。 その考え方から行けば、小泉首相の”自衛隊は軍隊である”発言は、明らかに憲法を無視したものと言えましょう。 憲法9条がこのままでは良くないと言う考え方は理解できますが、”軍隊を保有できる方向への改憲”は私は反対です。 |
ロシアから輸送機を借りるなど超莫大な費用をかけて、装甲車や 機関銃を持ち運び、完全な軍服姿で「人道援助」に行きますはあ まりにも矛盾に満ちている。 でも、それが「異常である」と、あの首相に言わしめることがで きない。「びっき(蛙)の面に水」。「イラク戦争」の狙いは完 全に暴露されている。やはりブッシュも「蛙の面に水」だ。 「自衛隊の派遣」が憲法に違反することは、あまりにも明白だと 私は思うのだが、今度の提訴に対して、まず、地検がどう判断す るか。ひょっとして「違法である」とでてほしい。 |
「司法立法行政権があれば、その権限の施行のための組織として、それぞれ裁判所、国会、政府が存在し、その組織を動かす為の適正なる人員が配置されます。 同様に、自衛権が存在すれば、必要時に自衛権行使のための組織を用意するのは極めて当然視されることです。それが自衛隊でしょう。」 >だから、それが飛躍でしょ (飛躍=論理や考え方などが、順を追わないで飛び越して進むこと。) 自衛権は存在する。(判例で確定)ならばその権限の実行のための組織は認められる。その組織が自衛隊(と言う名称を冠した組織)である。 この文の中に「論理や考え方などが、順を追わないで飛び越して進んだ箇所が何処にあり、何が欠落しているか、Black Jokerさんとニックさんに指摘ご指導願いたいものですね。 それとも自衛権は存在するが、自衛隊は存在してはいけないという論理を、お二人が論理の飛躍なしで展開してみせてくれるのでしょうか? なお率直に言って、砂川判決は明晰な論理展開に欠けると言うのが私の主観的見方です。それは裁判官の論理構成能力に問題があるのではなく、憲法9条そのものが持つ欠陥(その成立の歴史的背景に触れると、また膨大な論争へと踏み込む必要が生じますが)によるものでしょう。 |
▼曳馬野太郎さん: >「司法立法行政権があれば、その権限の施行のための組織として、それぞれ裁判所、国会、政府が存在し、その組織を動かす為の適正なる人員が配置されます。 > >同様に、自衛権が存在すれば、必要時に自衛権行使のための組織を用意するのは極めて当然視されることです。それが自衛隊でしょう。」 > >>だから、それが飛躍でしょ > >(飛躍=論理や考え方などが、順を追わないで飛び越して進むこと。) > >自衛権は存在する。(判例で確定)ならばその権限の実行のための組織は認められる。その組織が自衛隊(と言う名称を冠した組織)である。 > >この文の中に「論理や考え方などが、順を追わないで飛び越して進んだ箇所が何処にあり、何が欠落しているか、Black Jokerさんとニックさんに指摘ご指導願いたいものですね。 > >それとも自衛権は存在するが、自衛隊は存在してはいけないという論理を、お二人が論理の飛躍なしで展開してみせてくれるのでしょうか? > >なお率直に言って、砂川判決は明晰な論理展開に欠けると言うのが私の主観的見方です。それは裁判官の論理構成能力に問題があるのではなく、憲法9条そのものが持つ欠陥(その成立の歴史的背景に触れると、また膨大な論争へと踏み込む必要が生じますが)によるものでしょう。 うーん、これ以上なんとご説明申し上げれば良いのでしょう? あなたが自衛隊の存在は自衛権を行使する為のものであるとお考えになるのは分かりますが、私とブラックジョーカー様の言っているのは、あくまで”司法の見解”なのです。 自衛隊の成立した背景はご存知の事だと思いますので割愛致します。 本来、存在してはならなかった自衛隊を無理やり創設させたのが米国です、そして日本は三権分立を標榜しています、しかし、実際はどうか? 司法の長である、最高裁長官を指名するのは内閣です、つまりこの時点で司法は内閣(行政)に逆らえなくなっているのです。 その内閣が決定した自衛隊創設に司法が異議をとなえれるわけは有りません、かと言って自衛隊の存在は明らかに違法です。 そこで司法が考え付いた解釈が、”高度に政治的な判断を要する事柄に司法が介入するのは適当ではない”です。 その上で、現実に沖縄などに駐留していた米軍にも配慮して、”外国の軍隊(同盟軍)が駐留して我が国の自衛権を実現するのは合憲、なぜならば憲法が禁止している軍隊の保有とは、我が国独自の軍隊の事だからである”と言う判断になっています。 つまり外国に護ってもらうのは合憲、独自に軍隊を持つのは違憲と言う事です。 >自衛権は存在する。(判例で確定)ならばその権限の実行のための組織は認められる 自衛隊は存在する、それは自明の理です、しかし”ならばその権限の実行のための組織は認められる”これが誤りなのです。 つまり、自衛隊は本来は(軍隊として)存在していない事になっている組織なのです、それは司法がその判断をいまだに避けているからです。 その考え方に立って見たあなたのご発言、”自衛隊=日本の自衛権を行使する組織”は明らかに間違った考え方だと言う事に成るのです。 ご納得頂けたでしょうか? 以下は最近の憲法改悪に対する私なりの考え。 最も現実には、未だ政情が安定していなかった日本国内の治安を維持させる為に、朝鮮戦争に忙殺されていた米国が日本国内の治安を維持させる為に創設させたのが自衛隊(警察予備隊)のはしりだったわけです、つまりこの時点では自衛隊は自衛権を行使する存在では無かったわけですね。 それがいつのまにかあれよあれよと言う間に、軍隊と呼べる程の武力を身につけてしまった、最初は1%以内に抑えると言っていた防衛予算もいつのまにかそれを超え、陸海空三軍を持つまでに至ってしまった。(しかも軍事力は世界でも上位に位置する) それでも対外の反発と憲法違反を指摘される事を恐れ、時の内閣は”あれは軍隊ではない”と言う詭弁を吐き続けていましたが、小泉政権になるに至って、はっきり”あれは軍隊だ”と言うまでになりました。 今までの歴史を見れば、米国の横槍があったとは言え、その時その時で勝手な憲法解釈をしてきたのが良く分かります、この調子では”改憲”と言っていても”改悪(軍隊保有)”の方に話が進むのは明らかな事で、しかもどのように軍隊に昇格した自衛隊に、絶対過去の過ちを犯させない様にするかの命令系統組織作りの議論は与党内には全く有りません。 つまり、勝手な憲法解釈をする命令系統組織はそのままに、軍隊を保有しようとしている事になります。 因みに、今後自衛隊をどうする?、と言う意見の中で”自衛隊を解散する”、”自衛隊を軍隊と認める”、”自衛隊の解釈を現状維持とする”とだけしか選択肢をださない方もいらっしゃいますが、私は第四に”自衛隊をレスキュー隊などの組織に改変する”と言う選択肢も有りだと思っています。 もともと災害救助の時などにその力を発揮する組織ですから、自衛隊はレスキュー隊に再編し、国防は”軍隊を置かない”、又は置いたとしてもそれは”各国軍混成の国連軍の配置”に限ってするのが、私は良い方法の様に思います。 自衛隊再編のレスキュー隊は、海外の災害救助では威力を発揮するでしょうし、それは日本国の名声を高める事にもなるでしょう。 人を殺す為の軍隊のまま存在するよりは、人命を救助する為のレスキュー隊に再編する方が、自衛官も余程仕事に意義を持てるのではないかと思います。 |
現行憲法てなんなのでしょうかね。 中学で前文や1条・9条を暗誦し 自衛隊(当時は警察予備隊か保安隊)は絶対憲法違反と 信じてました。 ところが大学では憲法概論で日本の法体系はドイツを真似た 大陸法の思想ですべて作られており、その思想で法律家が見れば 自衛隊は憲法違反とする意見が大半を占める。 ところが憲法だけがアメリカが指導する英米法の思想で作られており 現在の法律家では運用が困難であると。 何せ4-50年前の知識ですので極めて曖昧ですが、 現状で国民が必要とするとして整備したものは認めていこう とする精神があり、追認あるいは改正していくのが精神だと。 まあ極めておおらかな法体系ですが、憲法以外はがんじがらめの ドイツ法体系で組み立てられおり、ついつい大陸法の精神で 英米法で作られた憲法を解釈してしまうのでしょうね。 こんなややこしいことにならないように、すべての法律が 大陸法で伝統的に明治以来体系化されているのですから、 この際ドイツ法学の見地から憲法を書き直し、うろうろ しなくてすむようにしてもらいたいものです。 |
(少し気分を変えて) ある判事の独り言。 自衛隊が憲法違反か、っての?そんなもん憲法を縦に読んでも横から眺めたって、違反に決まっているさ。 だいたいがこの憲法、戦後のどさくさで、アメリカが金輪際日本の牙を引っこ抜いてやろうとして押しつけたもので、9条なんぞは、まあ秀吉の刀狩りにあったようなもんだ。 しかし「この野郎ぶっ殺すぞ」ってドスを抜いて襲われた時、なんの抵抗もしちゃあいけないよ、はいどうぞ、って命を差し出すのも馬鹿げた話だ。 そこで「自衛隊は憲法違反ですか?」なんって聞かれたから、しょうがないあれこれ思案したね、あたしゃ。 まあ憲法の何処にも書いちゃいないけど、自然権なんてのはどうだ。だまって殺されるのはイヤでござんすと抵抗するのを、それはゆるさん、なって言う奴はおるまい。 こんな事は人間に限らず、猿だって同じだろう。憲法だ法律だのない大昔からきまりきった道理。だから「イヤでござんす」(自衛権)は自然権、あって当たり前と言ってやった。 そしたら「戦力」はどうだときた。まいったね。まあここはむにゃむにゃと小難しいことを言ってごまかした。 だいたい腹が立つのは、こっち(裁判所)は法律の番人で、あほみたいなもの(法)でも破るわけにはいかんし、具合が悪けりゃあっち(国会)でなおしゃあいいものをいつまでもほったらかしにしておいて。 だから下の者(下級審)にも言っておいた。こんどきたらそっち(国会)で何とかしろと言ってやれと。 しかし吉田の爺さん(吉田茂)もえらいもの置きみやげにしてくれたなあ。アメリカに押しつけられて渋々受け取ったのはしょうがないが、朝鮮半島がドンパチとなって、アメリカが今度は、ありゃどうもまずいなあやっぱり軍隊持てよ、って言われると「バカヤロー脱いだり穿いたりそんなにテコテコ踊れるか」なんて言って、ふんどしだけは穿いたな。あっそう言えばバカヤローは口癖だったか。 まあ江戸っ子で自分の意地は通したが、あとあと未だにごたごたしているよ、まったく。 しかし吉田の爺さんばっかりのせいでもないしな。例のWGIPっていうやつ、ウオーギルトなんたらかんたら、あれはきいたねえ−まったく。 いずれにしてもこっち(司法府)がため息ついてもしょうがない。なおす、なおさんは、あっち(立法府)の責任だ。 *********************************** ニックさんへ >ご納得頂けたでしょうか? いいえ残念ながら。 私の話が飛び上がっているのなら、どうやらニックさんの話はモグラのように地下に潜り込み、何処をどう通って、たどり着くのかさっぱり分かりません。 |
▼曳馬野太郎さん: >(少し気分を変えて) > >ある判事の独り言。 > >自衛隊が憲法違反か、っての?そんなもん憲法を縦に読んでも横から眺めたって、違反に決まっているさ。 > >だいたいがこの憲法、戦後のどさくさで、アメリカが金輪際日本の牙を引っこ抜いてやろうとして押しつけたもので、9条なんぞは、まあ秀吉の刀狩りにあったようなもんだ。 > >しかし「この野郎ぶっ殺すぞ」ってドスを抜いて襲われた時、なんの抵抗もしちゃあいけないよ、はいどうぞ、って命を差し出すのも馬鹿げた話だ。 > >そこで「自衛隊は憲法違反ですか?」なんって聞かれたから、しょうがないあれこれ思案したね、あたしゃ。 > >まあ憲法の何処にも書いちゃいないけど、自然権なんてのはどうだ。だまって殺されるのはイヤでござんすと抵抗するのを、それはゆるさん、なって言う奴はおるまい。 >こんな事は人間に限らず、猿だって同じだろう。憲法だ法律だのない大昔からきまりきった道理。だから「イヤでござんす」(自衛権)は自然権、あって当たり前と言ってやった。 > >そしたら「戦力」はどうだときた。まいったね。まあここはむにゃむにゃと小難しいことを言ってごまかした。 > >だいたい腹が立つのは、こっち(裁判所)は法律の番人で、あほみたいなもの(法)でも破るわけにはいかんし、具合が悪けりゃあっち(国会)でなおしゃあいいものをいつまでもほったらかしにしておいて。 >だから下の者(下級審)にも言っておいた。こんどきたらそっち(国会)で何とかしろと言ってやれと。 > >しかし吉田の爺さん(吉田茂)もえらいもの置きみやげにしてくれたなあ。アメリカに押しつけられて渋々受け取ったのはしょうがないが、朝鮮半島がドンパチとなって、アメリカが今度は、ありゃどうもまずいなあやっぱり軍隊持てよ、って言われると「バカヤロー脱いだり穿いたりそんなにテコテコ踊れるか」なんて言って、ふんどしだけは穿いたな。あっそう言えばバカヤローは口癖だったか。 > >まあ江戸っ子で自分の意地は通したが、あとあと未だにごたごたしているよ、まったく。 > >しかし吉田の爺さんばっかりのせいでもないしな。例のWGIPっていうやつ、ウオーギルトなんたらかんたら、あれはきいたねえ−まったく。 > >いずれにしてもこっち(司法府)がため息ついてもしょうがない。なおす、なおさんは、あっち(立法府)の責任だ。 > >*********************************** > >ニックさんへ > >>ご納得頂けたでしょうか? > >いいえ残念ながら。 > >私の話が飛び上がっているのなら、どうやらニックさんの話はモグラのように地下に潜り込み、何処をどう通って、たどり着くのかさっぱり分かりません。 単純な話だと思うのですが。 あなた個人がそう思う事は自由なのですが、そのお考えが=合法と言う訳ではないと言う事はご理解下さい。 自衛隊は軍隊ではない幽霊組織とでも申しましょうか、憲法で”国軍は持たない”と規定しているのですから当たり前の話なのですけどね。 小泉首相は、なんとか合法な軍隊にしようと改憲をしきりに持ち出していますけどね。 |
自衛隊を違憲と言っているのは共産党だけ ニックさんへ >あなた個人がそう思う事は自由なのですが、そのお考えが=合法と言う訳ではないと言う事はご理解下さい。 ニックさんが自衛隊を違憲だと思うのは自由ですが、日本の公党(国会に議席を持つ)で自衛隊を違憲と考えているのは日本共産党だけでしょう。 とすれば日本は代議員制度の民主主義社会ですから、間接的に日本人の圧倒的多数は、自衛隊を合憲と認知していることになります。 >自衛隊は軍隊ではない幽霊組織とでも申しましょうか、憲法で”国軍は持たない”と規定しているのですから当たり前の話なのですけどね。 自衛隊は自衛権行使のための組織です。 >小泉首相は、なんとか合法な軍隊にしようと改憲をしきりに持ち出していますけどね。 自民党に限らず、民主党も「創憲」を党の理念に掲げていますよ。 |
▼曳馬野太郎さん: >自衛隊を違憲と言っているのは共産党だけ > >ニックさんへ > >>あなた個人がそう思う事は自由なのですが、そのお考えが=合法と言う訳ではないと言う事はご理解下さい。 > >ニックさんが自衛隊を違憲だと思うのは自由ですが、日本の公党(国会に議席を持つ)で自衛隊を違憲と考えているのは日本共産党だけでしょう。 > >とすれば日本は代議員制度の民主主義社会ですから、間接的に日本人の圧倒的多数は、自衛隊を合憲と認知していることになります。 > >>自衛隊は軍隊ではない幽霊組織とでも申しましょうか、憲法で”国軍は持たない”と規定しているのですから当たり前の話なのですけどね。 > >自衛隊は自衛権行使のための組織です。 > >>小泉首相は、なんとか合法な軍隊にしようと改憲をしきりに持ち出していますけどね。 > >自民党に限らず、民主党も「創憲」を党の理念に掲げていますよ。 さぁ、それはどうでしょうか。 論争するつもりはさらさらありませんが、先入観無くあの文章を読んで軍隊を持って良いと解釈する人間が居るとは私は思いませんが。 よくあなたのご発言の様に、”共産党が、共産党が”と、まるで悪性のおできのように共産党の名前を使う方がいらっしゃいますが、どこの政党の発言でも良いものは良いし、悪いものは悪い、それだけだと私は考えています(現自民党は悪い部分が殆どなので私は糾弾しますが) 更に民主党のは”創憲”です、言葉のまま理解すれば憲法を創ると言う意味です。 民主党は内部に反対派も抱え込んでいますから、そう言う考えになるのでしょう、あなたはそれを、民主党も憲法9条改悪に賛成していると手放しで考えていらっしゃるみたいですが、国民次第で民主党の意見は変わりますよ。 決まりごとは、数が多ければ破っても構わないと言うものではありません、やはり決めた事は守る、それが大人と言うものだと私は考えます。 人間ですからうっかりと言う事もありますが、憲法9条に関しては人の生き死にが問題になってくる事柄ですから、勝手な解釈で変えてしまって良いものではないと思います。 現に、司法でも自衛隊自身の違憲判断は保留していますが、”国軍は持ってはいけないが、(同盟軍などの)外国軍の駐留は憲法違反にはならない”と言う判断はしています。 あなたがそれを無視されるのはご自由ですが、それは法律違反を助長していると言う事になりますよ? 憲法論争決着前に、”あれは合憲だ”と判断するのは時期尚早と私は考えます。 |
誰がそんなにひどいことを言ったのでしょうか? ニックさんへ >論争するつもりはさらさらありませんが 論争はともかく、返事も無用でしたら正確にそうおしゃって下さい。何となく問いかけられているような気もしますので落ち着きません。 >よくあなたのご発言の様に、”共産党が、共産党が”と、まるで悪性のおできのように共産党の名前を使う方がいらっしゃいますが・・・・・ 共産党を「悪性のおでき」とは、またひどい言いようですね。だれがそんなことを言ったのでしょう。まさかニックさんの「問うに落ちず語るに落ちる」ではないでしょうね? この際ですから言いますが、私は共産党の存在意義は貴重なものだと認めています。アクセルだけでブレーキのない車は危険で乗れたものではありません。同様に政権与党の政策はしばしば傲慢になりがちで、どこかで誰かが鋭い批判を加えないとその健全性を毀損します。 共産党の存在はこの機能を担保するものでしょう。(政権をゆだねたいとは思いませんが)予算委員会を聞いていて、眠気が覚めるのはたいがい共産党の出番の時で「ムネオハウス」などはクリーンヒットでした。 さて、簡単に「復習とまとめ」です。 憲法改正問題(改正するにしろ、しないにしろ)は日本の最重要な課題です。 この検討の場合、自衛権という基本的概念を認めるという前提を、お互い確認した上で、さて9条をどうするのか、日本を取り巻く政治情勢と安全保障を踏まえ感情的にならず、国益に照らして、冷静に考えるべきである、と言うのが私の考えです。 |
▼曳馬野太郎さん: >誰がそんなにひどいことを言ったのでしょうか? > >ニックさんへ > >>論争するつもりはさらさらありませんが > >論争はともかく、返事も無用でしたら正確にそうおしゃって下さい。何となく問いかけられているような気もしますので落ち着きません。 そうなんですか? いえ、あなたが名指しで私に説明して下さいと書かれたので今まであなたの書き込みに返信をつけていたのですが、それでは今までの返信は必要無かったと言う事でしょうか? それならば最初に名指しで返答を求められなくてもよかったと思うのですが。 いずれにせよ私は憲法の解釈は今こうなってますよ、と言いたかっただけで、この手の問題で議論する気はさらさらありません、不毛だと言う事が分っていますから。 >>よくあなたのご発言の様に、”共産党が、共産党が”と、まるで悪性のおできのように共産党の名前を使う方がいらっしゃいますが・・・・・ > >共産党を「悪性のおでき」とは、またひどい言いようですね。だれがそんなことを言ったのでしょう。まさかニックさんの「問うに落ちず語るに落ちる」ではないでしょうね? > >この際ですから言いますが、私は共産党の存在意義は貴重なものだと認めています。アクセルだけでブレーキのない車は危険で乗れたものではありません。同様に政権与党の政策はしばしば傲慢になりがちで、どこかで誰かが鋭い批判を加えないとその健全性を毀損します。 >共産党の存在はこの機能を担保するものでしょう。(政権をゆだねたいとは思いませんが)予算委員会を聞いていて、眠気が覚めるのはたいがい共産党の出番の時で「ムネオハウス」などはクリーンヒットでした。 いいえ、これははっきり申し上げてそうは取れませんでしたよ? あなたが共産党の良いところも取り上げて比較された上で名前を出されたのであれば、良いところも認めていらっしゃると理解しましたが、憲法の話題で、「憲法違反を言っているのは共産党くらいだ」、と言う発言をされるのはほぼ間違いなく国軍創設支持者ですから。(そしてそれが頭が古い、国民に支持されない政党の代名詞にしようと使用したりします) あなたも憲法の条文を読んで、自衛隊が違法だと言う事くらいは理解しているのではないですか?、なにせ陸海空三軍は持たないと明記されていますからね。 しかし自衛隊には海自、空自、陸自の三自衛隊があり、小泉首相がそれまでの首相が避けてきた”自衛隊は軍隊”発言を公然と行ったので、その時点で今まではっきりしなかった自衛隊の立場が、はっきりと違法な存在になってしまったのだと私は理解しています。 しかし自衛隊は既成事実でそこにあるから、じゃあとりあえず存在する事は認めましょうと言うのが社民党、共産党のあらたな認識であったはずです。 その部分をさらに超えて、じゃあ全政党が(存在を)認めたのだから、憲法九条をなんとかしましょうと言い出したのが自民党です、しかし彼らの目的は、「正式な軍隊を持つこと」ですから、それが持ちたくない派からは憲法改悪と呼ばれていますね。 改憲派が多いとは言っても、九条以外を変えると言う意見から、hanmeru様のように、軍隊は持つが、専守防衛に限ると言う意見、果ては強力な軍隊を持ち、米国から独立して北朝鮮を滅ぼすと言う意見までさまざまです。 いずれにせよ今の政権の様に勝手な憲法解釈をする政治家をそのままにしておけば何を選んでも日本の行く先はおのずと見えてしまいます。 政治家や政府はそのままで、軍隊だけは持てるようにすると言う考え方に果たして賛同する方はどの程度いらっしゃるのでしょうか。 あなたがどのようなお考えであるかは個人の自由ですけれども、私の説明や考え方を一から十まで否定できるほどあなたの憲法解釈は正しいのでしょうか、少なくともブラックジョーカー様や私は、現行の司法による憲法解釈に則ってご説明申し上げたのです。 納得いかないと言うお考えは分りますけれども、それは違うと決め付ける事は出来ないとは思われませんか? お互い、認める所は認めなければ何処まで言っても議論は平行線を辿ると私は思います。 あ、所でこの文章に対するレスは不用ですよ、取り合えず私の考え方はこうなのだと理解して頂ければ結構ですから(もともとそのつもりで解説したのですし)、それがあなたにとって受け入れられるものではなくともです。 |
>司法立法行政権があれば、その権限の施行のための組織として、 >それぞれ裁判所、国会、政府が存在し、その組織を動かす為の >適正なる人員が配置されます。 憲法の中では、司法は6章、立法(国会)は4章、行政(内閣)は5章に記されています。 >同様に、自衛権が存在すれば、必要時に自衛権行使のための組織を >用意するのは極めて当然視されることです。それが自衛隊でしょう。 >自衛権は存在する。(判例で確定) >ならばその権限の実行のための組織は認められる。 >その組織が自衛隊(と言う名称を冠した組織)である。 名称だけなら、ナチスドイツの軍隊だって「国防軍」と名乗っていましたがね。 ちゅーか、現在において侵略軍とか征服軍とかいう名前の組織を有する国がありますかね? どこの国でも、一応は「自衛のための組織」ということになっとるでしょ。 「従来近年ノ戦争ハ多ク自衛権ノ名二於テ戦ハレタノデアリマス。」 ・・・というのは、歴史の事実ですが。 自衛権も自衛隊も、憲法レベルでは何ら記されてはいません。「同様に」ではないのです。 そこで、上位の憲法と下位の法律の整合性、すなわち、 「自衛隊法は憲法に抵触しないか」「自衛隊は戦力に該当しないか」 が問われてきましたが、司法は今日でも未回答です。 |
今回の自衛隊のイラク派遣に対しては、箕輪元郵政相の提訴に続き、全国で同様の市民訴訟の動きが起きています。名古屋でも自衛隊のイラク派遣差し止めを求める訴訟が、23日名古屋地裁に提訴されます。私たち老人党リアルグループ「護憲+」はこれを支持し、多くの方が参加されることを願っています。(詳細はhttp://www.haheisashidome.jp を参照ください。) 政府がなし崩しの実績作りによって憲法を空洞化させているにも拘らず、国会ではまともな議論がされることもなく、驚くほどスムーズに現実が進んでいる現在、全ての国民がそれを追認しているのではないこと、「裁判沙汰になるほど疑義がある」と判断する国民が少なからずいることを今示すことは、それだけで大きな意味があると思います。 なお、(最高)裁判所は、自衛隊違憲判断については、“統治行為論”=民主主義・政治の問題として、これを判断するに裁判所は相応しくないと、これまで(違憲)判断を避けてきています。今回の訴訟も同様の結果となることは十分考えられます。また、全国の違憲訴訟のうちどれかひとつの原告にしかなれない(二重起訴の禁止)など、留意すべき点もあります。参加に当たってはその点を考慮に入れて判断して下さい。 #いくつかの新聞に報道され、老人党関連掲示版でもすでに紹介されて、ご存知の方も多いと思いますが、「護憲+」からの(初めての)具体的行動提案として、ここにご紹介させていただきます。(老人党関連の他掲示版にも投稿します。ご了承ください。) |
▼笹井明子さん 北海道・愛知に続いて、東京でも始まります。 イラク派兵違憲訴訟の準備始まる 原告募集中! 原告になるのはちょっと、という方もぜひ応援団に! ●「イラク派兵違憲訴訟 国会打ち合わせ会」● 2004.2.24(火)15:00‐18:00 衆議院第二議員会館第4会議室(永田町・国会議事堂前) 午後3時第二議員会館1Fロビー集合。遅刻した場合、定員を超えた場合は、入室できません。お早めにおこしください。 小野正春氏「私の見たイラク戦争」(人間の盾) 片岡顕二氏「米兵・自衛官人権ホットラインの現状」 西川重則氏「イラク問題をめぐる国会審議の状況」 主催:イラク派兵違憲訴訟準備会 参加団体:テロ特措法海外派兵は違憲市民訴訟の会、日本友和会有志、 平和のための裁判を考える会、良心的軍事費拒否の会有志 後援:世界連邦有志 問合せ:03‐3356‐8516(野村) |
▼珠さん: > 北海道・愛知に続いて、東京でも始まります。 情報を有難うございます。全国あちこちで展開されると良いですね。14日にみどりの会議のシンポジウムを(みどりの会議とは何ぞや?の解明も兼ねて^^)、覗きに行ってきました。天木直人さんのスピーチがあったのですが、彼も一連の訴訟の動きを支持し「弁護団や憲法学者がいま動かなくてどうする?」と言っていました。全く同感です。立法府がまともに機能しているととうてい思えない現状で、司法に訴えるという私たちに与えられた権利を行使するという発想は卓越していると思いますし、かなり多くの弁護士さんたちが動き始めたことにわずかながら希望を感じています。この動きがさらに大きく広がることを心から願っています。 (私は名古屋に参加しました。東京でも始まるのなら待てば良かった!) |
派兵と派遣この似て非なるもの 【派兵】 = 軍隊をある地へ派遣すること。出兵。 【派遣】=任務を負わせて、他の地に行かせること。 例えば、地震や台風の被災地に自衛隊が救助活動に赴いたとき、これを「政府は自衛隊を派兵した」と報道するメディアはないでしょう。 国外ならばどうか? ロシアの招請でウラジオストックに、海上自衛隊が親善訪問しとすれば、これもまさか「派兵」したとは言いますまい。 つまり、自衛隊が何らかの任務をおびて、国内外に移動した場合、これをすべて派兵とするのは言葉の使い方として、著しく適正を欠くと思います。 【派兵】とは、 (軍隊をある地へ派遣すること。出兵。)の意味ですから、これは戦争遂行の任を帯びているか、戦争抑止のためか、いずれにしても武力の行使と密接不可分であると、私は考えます。 珠さんの文中には >イラク派兵違憲訴訟の準備始まる・・・・・ 「イラク派兵違憲訴訟 国会打ち合わせ会」 イラク派兵違憲訴訟準備会 と繰り返し「派兵」の文言がありますので、これは単純な間違いでなく、確信を持った決めつけでしょう。 しかしイラク特措法に基づく人道支援を目的とした、自衛隊の出動は「派遣」が正しいと思いますが、いかがですか。 ちなみにかの朝日ですら私の知る限り、「派遣」とはいっても「派兵」とは言っていないはずです。 たかが1文字の違いと言う無かれ、これは根本的認識を問われることで、間違った基本認識の上に、どんな計画を立て、実行しようとしても、それは砂上の楼閣でしょう。 |
▼曳馬野太郎さん: >派兵と派遣この似て非なるもの >繰り返し「派兵」の文言がありますので、これは単純な間違いでなく、確信を持った決めつけでしょう。 >しかしイラク特措法に基づく人道支援を目的とした、自衛隊の出動は「派遣」が正しいと思いますが、いかがですか。 >たかが1文字の違いと言う無かれ、これは根本的認識を問われることで、間違った基本認識の上に、どんな計画を立て、実行しようとしても、それは砂上の楼閣でしょう。 間違った米戦略支援のための派遣です。憲法違反とか特措法違反とかは枝葉のこと。そして、派遣になるか派兵になるかは事実の経過しだい。珠さんはそれを正しくも派兵と見ているのです。イラク特別措置法の条件にないところに、いざとなったら派兵と等しいことをしに行くことになる、と言っているのです。あなたも、小泉総理と同じ基本的認識をいまさら改めて開陳したいのですか? |
▼曳馬野太郎さん: 「派遣」と「派兵」は異なるものだ、というご意見には同意しますが、 今回の自衛隊のイラク「派遣」は「派兵」であって「派遣」ではないと思います。 なぜなら、現在イラクは米軍をはじめとする連合軍(?)による占領統治下にあり、 自衛隊もその一部として活動するからです。 (自衛隊が連合軍司令部の指揮下に入ることは共産党によって確認されています) 占領は戦争状態の一つの形態であり、 地震などの災害がおきた場合の「派遣」とは まったく異なる目的・任務のためにイラクに行ったのですから、 「『イラク派遣』であって『派兵』ではない」 という小泉首相以下の説明は 「売春・買春」を「援助交際」と言ったり 「税金」を「公的資金」と言ったりするのと同じ種類のごまかしであると思います。 (「自衛隊」と言うのも同じ種類の言葉によるごまかしでありますが) |
牽強付会では? Rayさんへ >小泉首相以下の説明は「売春・買春」を「援助交際」と言ったり・・・ 米国のイラク攻撃を「売春・買春」とすれば、日本の自衛隊がサマワに展開する人道支援活動を「援助交際」とみなしうると言うのは、私はかなりの牽強付会であろうと思います。 自衛隊のイラク派遣の是非については、おおいに議論の余地があるでしょう。 そのことと、事実を歪曲したうえで論を展開することは雲泥の差があります。 それでは、プロパガンダと見なされるのではないですか? |
▼曳馬野太郎さん(1066): >米国のイラク攻撃を「売春・買春」とすれば、日本の自衛隊がサマワに展開する人道支援活動を「援助交際」とみなしうると言うのは、私はかなりの牽強付会であろうと思います。(1066) というご意見ですが、(1038)の私の書き込みを誤解なさっているようですので 該当部分を引用してコメントを付け加えておきます。 >「『イラク派遣』であって『派兵』ではない」 >という小泉首相以下の説明は >「売春・買春」を「援助交際」と言ったり >「税金」を「公的資金」と言ったりするのと同じ種類のごまかしであると思います。(1038) 「説明は」のあとで「、」を打たなかったのは私のミスですが、 >「売春・買春」を「援助交際」と言ったり >「税金」を「公的資金」と言ったりする の部分は、「(言い換えによる)ごまかし」の例として挙げたものであり、 米国のイラク攻撃や自衛隊の「人道支援活動」を例えたものではありません。 (1038)で私が言いたかったのは、 「どのような言葉で表現するかによって受ける印象が大きく変わるので (言葉の持つ雰囲気に惑わされやすいので)、 何かを聞いたり言ったり(読んだり書いたり)するときには それが正確な表現であるかどうか、よく気をつけなければいけないと思う」 ということであるという点をご理解いただければと思います。 |
海幸彦さんはおもしろいことを言う人ですね。 私は超能力や予知能力などという、似非科学ははなから信じていませんのでこの方面はとんと理解ができません。 >派遣になるか派兵になるかは事実の経過しだい。珠さんはそれを正しくも派兵と見ているのです。 つまりこういう事ですか、珠さんは将来自衛隊がイラクにおいて戦闘行為に突入(どんな国、又は国に準じる機関とそうなるか私には分かりませんが)し、派遣はやがて実態として派兵に変質する事を正しく予知したのであると。 |
▼曳馬野太郎さん: >海幸彦さんはおもしろいことを言う人ですね。 > >私は超能力や予知能力などという、似非科学ははなから信じていませんのでこの方面はとんと理解ができません。 > >>派遣になるか派兵になるかは事実の経過しだい。珠さんはそれを正しくも派兵と見ているのです。 > >つまりこういう事ですか、珠さんは将来自衛隊がイラクにおいて戦闘行為に突入(どんな国、又は国に準じる機関とそうなるか私には分かりませんが)し、派遣はやがて実態として派兵に変質する事を正しく予知したのであると。 わたし何かエセ科学、言いました?曳馬さんもいつもとんでもないところから竹槍くりだす人ですね。 そうです、予知するんです。 国または国に準じる機関、とか役人言葉いってるけれど、憲法や法律を平気で捻じ曲げる人々にとっては、準ずる準じないなどぜんぜん関係ないのでは?相撲になりませんや。そういうダブルスタンダードが世界中で場外乱闘おこしてるのとちがいます? |
▼珠さん: >▼北海道・愛知に続いて、東京でも始まります。 昨日準備会を覗いてきました。今回の東京の場合は、愛知のように弁護士に委任するやり方で裾野を広げるという方針ではなく、一人一人が実際に自分で法廷に出頭し、意見陳述をするという形をとるようです。主催者の呼びかけによれば、「毎日1人ずつ100人以上が提訴する。先行者が倒れても、次の人がという具合にリレー式提訴を行い、提訴は職種の発動を怠っている裁判所を覚醒させるための主権行使である。(中略)倒れても、倒れても白波が海岸に押し寄せ、砕け、砕けては押し寄せるような戦いを展開しよう。」ということです。 う〜ん、正直ちょっと私のような初心者向きではない、、、(汗)。 |
▼笹井明子さん: >今回の自衛隊のイラク派遣に対しては、箕輪元郵政相の提訴に続き、全国で同様の市民訴訟の動きが起きています。名古屋でも自衛隊のイラク派遣差し止めを求める訴訟が、23日名古屋地裁に提訴されます。私たち老人党リアルグループ「護憲+」はこれを支持し、多くの方が参加されることを願っています。(詳細はhttp://www.haheisashidome.jp >を参照ください。) > 情報をありがとうございました。 明日が第一次の締め切りのようなので、早速今日手続きをしました。 北海道で提訴のことを知って、一般市民でも訴訟を起こせないのかなと思っていました。 唯々諾々とした国民ばかりではないという事を、少しでも政府に知って欲しいと思い参加しました。 |
▼八五郎さん: >明日が第一次の締め切りのようなので、早速今日手続きをしました。 >北海道で提訴のことを知って、一般市民でも訴訟を起こせないのかなと思っていました。 >唯々諾々とした国民ばかりではないという事を、少しでも政府に知って欲しいと思い参加しました。 参加されたとのメッセージをいただき、とても嬉しいです。集会、デモ、色々な場で国民が反対の意思表示をしても、小泉内閣は選挙に勝った以上は全てが信任されたとして、国会でもまともな議論をしようとしない。もし、どこか門前払いしない裁判所がでてくれれば、きちんとした検証作業が行われる可能性がある。政府にとっても気になる動きだと思います。これが大きく広がることを願っています。 |
▼笹井明子さん: 今日数日振りに、自衛隊派遣差し止め訴訟のホームページを見ました。 原告の人数が1200人(15日現在集計)になっていました。 私が手続きをした時は600人位だったので、すごい増え方です。 まだ私のような駆け込み原告の人数はカウントされていないので、まだ増えるはず。 これはすごい事だと思います。いろんな意味で少し元気が出てきました。 |
▼八五郎さん: >原告の人数が1200人(15日現在集計)になっていました。 昨日たまたま(*)名古屋の原告団の代表の方と電話でお話ししました。老人党のことをしっかり認識していらっしゃって、「老人党の方が大勢登録してくれました」と言っていました。原告団が予想以上に増えて嬉しいです。代表の方も喜んでいました。なす術が無いと呆然としている私たちに、かすかな希望が出てきましたよね。 で、「たまたま」の理由なのですが、実は私自身は「名古屋訴訟」の原告登録からはずしていただくことにしました。珠さんの情報で、東京でも立ち上がることを知って、東京の原告に加わって裁判を見に行ったり等積極的に参加したいと思ったからです。(ごめんなさい!) 全国で同趣旨の訴訟が次々に五月雨式に起きることを期待したいですし、「護憲+」としてはこの動きトータルを支持していく積りです。(名古屋の代表の方と話したあと、朝日新聞名古屋支社の記者から、東京の動きに関する問い合わせもありました。マスコミも注目し始めているようです。) |
演説風スタッカート はじめにことばがあった/つぎに解釈が生まれた/そしてものが作られた/きみらは創造の物語をいままたこんなふうにくりかえすのか/わたしは詩人としてうったえる/わたしの言葉を分裂させるのはだれかと/ここに鉄かぶとをかぶりカービン銃を肩にかけ/戦車に乗って行進する軍隊でないものがある/自由という名の制限があり/独立自尊のドレイの群がある/そして愛国者という名の売国奴ある/ だが時として/詩人の立場を離れても/わたしはうれえる/いつか戦争とは呼ばれないが/一日にわかに平和が粉々にくだけちって/そのかけらで傷ついたわれわれの大地が/吹き出す血にむざんにいろどられる日が/果たして来ないだろうかと/ 自衛隊はだれの目にも軍隊に見えます。でも、軍隊ではないといっているのは政府です。だから危険な戦場には送らないのだと。でもその自衛隊を危険手当をつけてイラクに送ります。 ぼくは昔の軍隊の学校にいました。日当はもらいましたが、危険手当はもらわなかった。本土決戦の戦場ということになっていましたけど。関係ないか。 |