Page 1454 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼困るのは地方在住者 ふくちゃん 04/9/19(日) 20:01 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 困るのは地方在住者 ■名前 : ふくちゃん ■日付 : 04/9/19(日) 20:01 -------------------------------------------------------------------------
新しく21426から転居してきました。 まず最初に私の意見を述べておきます。 郵政三事業の民営化について反対です。 三事業が民営化されると私的資本の利潤追求の対象となり、 竹村さんのおっしゃるとおり、郵便サービスは島や交通の不便な所に 住む私達は、企業は利潤追求に目が動き、必ず平等なサービスが 受けられなくなるおそれがあります。 また、私達の郵便貯金は貯金している国民一人一人のものです。 国がやっているから貯金しているのです。 これを民間にゆだねるというのであれば、 まず国は一人一人の国民との契約を解除して、 一人一人に戻すべきです。 契約を政府の都合だけで自分勝手に変更してはなりません。 簡易保険も同様です。国が国民一人一人との契約を 守ることができないのであれば国民にまず返済すべきです。 これを行わないで、政府が民間資本に渡してしまうのは約束違反です。 郵便貯金や簡易保険は、民営化を決める前に、 契約者である国民一人一人との契約を解除して、 一人一人に返済することが先決です。 小泉首相の「郵政民営化」は、はじめは郵政相支配をめざす大蔵省 (現・財務省)の野望のお先棒を担いだものでした。 この時は都市銀行を中心とする日本の金融界全体が大蔵省と一体でした。 小泉氏は大蔵省と金融界の連合軍の手先として 「郵政民営化」論を主張したのです。 小泉氏にとっては派閥的思惑もあったと思われます。 すなわち郵政相は田中派(のちの竹下派)と一体でした。 小泉氏は田中−竹下派の牙城を攻撃するために 郵政民営化を主張していたのです。 それが今では、ブッシュ大統領に気に入られたいため、 土産をもっていきたいからと人々の口から聞きます。 小泉首相は極端な従米首相なのです。 郵政民営化の閣議決定は米国政府への土産なのです。 小泉首相も報道で「郵政民営化は改革の本丸。協力するのが当然だ。 足を引っ張ろうとしている、改革を妨害しようとしている人たちを 起用する考えは全くない」などと発言したのは、 どうしても法案を成立させなければ、 面目丸つぶれになるからだと思います。 小泉内閣が国民の意思に反して郵政民営化方を成立させ、 国民の個人資産をアメリカ資本の手に渡すのは、 国民の利益を踏みにじる行為です。 百歩譲って、政府と国会がどうしても郵政民営化を行いたいのであれば、 今の郵政事業をそのままにして、新たに民間郵便局を許可し、 官業の郵政事業と民業の郵政事業とを併存させ競争させればよいのです。 国民一人一人が自主的判断にもとづいて、どちらかを選べばよいと思います。 |