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 ▼今こそ憲法九条改定に反対しよう・3  Ray 04/9/15(水) 18:55
   ┗Re(1):今こそ憲法九条改定に反対しよう・3  異邦人 04/9/20(月) 11:14

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 ■題名 : 今こそ憲法九条改定に反対しよう・3
 ■名前 : Ray
 ■日付 : 04/9/15(水) 18:55
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   ▼みなさま:

こんばんは。Ray@スタッフです。

「今こそ憲法九条改定に反対しよう」スレッドおよび
「今こそ憲法九条改定に反対しよう・2」スレッドが
平行して長くなってきてしまいましたので
新スレッド「今こそ憲法九条改定に反対しよう・3」を立てました。

以後のご議論は新スレッドをご利用下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。

なお、以下は旧スレッドの最後の書き込み二件ずつの転載です。
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 【20824】Re(3):徴兵制は? かさご - 04/9/14(火) 22:54 -

  予感という全く論理の備わっていないものですが、多分改憲してのち
徴兵制も制度として国民に義務づけられる、と思う。日の丸、君が代
の強制、愛国心などの言語の頻度の多さ、それがひとつの現れです。
戦前教育に戻りつつあります。という予感。論理的には説明できませ
んが、いつか来た道をいつか戻ります。

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【20846】Re(4):徴兵制は? tomyk - 04/9/15(水) 5:42 -

  ▼かさご様
始めまして。
横レス失礼します。

ご心配は無用です。
予感は予感です。
根拠が全く無いのです。
徴兵制を強いている国は長大な国境線を持つか、戦力の維持(いわゆる数で確保する為)を目的とした場合です。
では何故日本が徴兵制を行わないかという根拠は、この掲示板で色々書かれてますが、単純に予算的に不可能だからです。
日本の装備では、徴兵した人員すべてにハイテク兵器の教育に割ける予算がないのです。
それくらいなら志願制をとってやる気のある者を教育した方が効果が望めますし、それで十分自衛隊の戦力は維持できます。
現代戦の兵士に重要なのは、職人芸並の練度なのです。
また、自衛官の募集に対して、現在は40倍の志願者がいるという事も併記させていただきます。

予感を感じられる前に、根拠を論理的に書かれる事が「勉強」では無いかと愚考いたしますが?

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【20614】平和はいかにして守るのか? 珠 - 04/9/12(日) 19:00 -

  ▼しげちよさん:
>もちろん最大の目標は「戦争回避」です。自衛隊も,出動しないに越したことはありません。
そうお聞きして嬉しいです。ご一緒の土俵で考えられますね。

>軍隊は,殺人が目的ではありません。相手の作戦をつぶすことが目的です。その際,殺人が行われるのは認めます。だから,忌避したくなる気持ちもよくわかりますが,目下の世界では残念ながら不必要ではないのです。
その際に、どちらの方向に持って行くかが問われます。自衛隊はすでに充分軍隊として戦えます。それを拡大方向に持って行くのか、縮小方向に持って行くのか。イラクに出兵したように世界に出て行くのか、「自衛」隊として国内に止めるのか。私は日本を含めた世界での軍縮を願っています。

>日本が戦争してこなかったのは,すべて第9条があったからだとは思えません。日本にはその力もなかったし,アメリカの占領下,または準占領下にずっとあったわけですから,経済的な外交はしてきたのですが,利権に関する外交はほとんどやっていません。冷戦崩壊までは,アメリカ任せだといっても過言ではありませんでした。日本独自で結論を出すこともなく,アメリカの意向に従ってきたのです。
>だから,戦争になることもなかったし,もしそのような危険があったとしても,アメリカが代わって危険な外交交渉をしてきたのです。

しかし憲法九条がなかったら、と考えると、戦後すぐの朝鮮戦争はともかく、ベトナム戦争、アフガニスタン、湾岸などには、日本も安保条約を結んでいる以上、当然派兵要求が来たと思います。憲法は有効なのです。当政府が勝手に破らない限りは。
>
>しかし,これからはそうも行かないようです。日本も独自の外交をしなければならないでしょう。
>憲法改正問題では,国民がその責任を負うべきです。「改正しない」という選択もあり得るわけです,国民の大半がそれで賛成であれば。
>しかし,自衛隊を今の形で残すのならば,改正は必要です。自分の国のありようをごまかしているのですから。
>もしも,改正しないという判断が下れば,自衛隊は解散されるべきです。そして,安全保障は,すべて米軍に任せる,という形にならねばなりません。

私は、このことも含めて、憲法九条は改正しない、しかし付帯条項で現実と摺り合わせて行く方向があると思っています。憲法九条を改正(改悪)してしまったら、日本はアメリカの国際戦略の中に、何の歯止めもなく放り出されることでしょう。(付帯条項については、憲法学者や政治学者に、可能であると確認済みです)。

アメリカは日本に主な基地を集めようとしているようです。そうなれば、アメリカがやられる前に日本が攻撃されるわけです(アジア人などアメリカ人より下だと思っている人たちが、残念ながらいるようです)。実に上手い方法ですね。日米安全保障条約を破棄し、日米平和友好条約を結ぶのも、そうした問題の解決に繋がるかも知れません。

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【20657】Re(1):平和はいかにして守るのか? しげちよ - 04/9/13(月) 10:30 -

  >その際に、どちらの方向に持って行くかが問われます。自衛隊はすでに充分軍隊として戦えます。それを拡大方向に持って行くのか、縮小方向に持って行くのか。イラクに出兵したように世界に出て行くのか、「自衛」隊として国内に止めるのか。私は日本を含めた世界での軍縮を願っています。

軍縮は賛成です。自衛隊も防衛大綱をご覧になったらおわかりのように、削減する方針です。従来、陸上自衛隊の人員は18万人でしたが16万人体制にし、護衛艦を50数隻から48隻体制に削減、となっております。
まぁ、その分兵器の刷新が入っているのでしょうけど。これは、ミサイル防衛構想と無関係ではなく、ミサイルをミサイルで防衛できるのならば、人員や護衛艦などを削減しても、十分守ることができるとの判断のようです。

>しかし憲法九条がなかったら、と考えると、戦後すぐの朝鮮戦争はともかく、ベトナム戦争、アフガニスタン、湾岸などには、日本も安保条約を結んでいる以上、当然派兵要求が来たと思います。憲法は有効なのです。当政府が勝手に破らない限りは。

日米安保と第9条は密接な関係にあり、第9条がなければ日米安保もありません。
第9条で(憲法上では)軍備をもたないことになっているので、アメリカが片務的に日本を防衛することになっているのです。憲法も安保もアメリカが決めたことです。日本を軍事的に独立させると危険という判断だろうと思います。
したがって、上記のような状況にはなり得なかった、つまりベトナムなどへの出兵は、第9条がなくてもなかったと思います。
しかし、たとえ第9条があったとしても、これからはアメリカに引きずり回されるでしょう。そこが問題です。アメリカが起こした騒動に、巻き込まれないようにするには、どうしたらよいのか。智恵が必要ですね。
安保があるからアメリカに引きずり回されるとしたら、安保を解消して新たな防衛体制を考えなければなりません。(夢のような話ですが)

>私は、このことも含めて、憲法九条は改正しない、しかし付帯条項で現実と摺り合わせて行く方向があると思っています。憲法九条を改正(改悪)してしまったら、日本はアメリカの国際戦略の中に、何の歯止めもなく放り出されることでしょう。(付帯条項については、憲法学者や政治学者に、可能であると確認済みです)。

付帯条項で「当分の間、防衛のために自衛隊を保有する」ということを盛り込むということですか?

>アメリカは日本に主な基地を集めようとしているようです。そうなれば、アメリカがやられる前に日本が攻撃されるわけです(アジア人などアメリカ人より下だと思っている人たちが、残念ながらいるようです)。実に上手い方法ですね。日米安全保障条約を破棄し、日米平和友好条約を結ぶのも、そうした問題の解決に繋がるかも知れません。

アングロサクソン人には、ずるさでも強さでも、とうてい勝てないという気はします。
日米安保条約は、破棄できるならば、破棄したほうがいいと思います。アジアの防衛は、アジア各国と話し合って、ゆるい連合をつくるほうがよいと考えますが、アメリカが許さないでしょうね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):今こそ憲法九条改定に反対しよう・3  ■名前 : 異邦人  ■日付 : 04/9/20(月) 11:14  -------------------------------------------------------------------------
   政治の政策放棄と国民の選択(憲法論議の前にあるもの)


先のことは誰にもわからぬもの。しかし、他国からの侵略ケースが突出して憲法議論
と連結していることに疑念を覚えます。
現代の社会は下記の不安を今後もかかえ、あるいはますます拡大して暮らす社会が
考えられるとき政治家はその対応策を包括的に考え、国民はその対応策を選択する
とういう自覚が必要だと個人的には思います。

 1.台風・地震・火山等自然災害対策(地球温暖化の影響等環境問題が直接
  人間の生死に直結する)
   自然災害だから打つ手なしは政策放棄・政治無責任
   また、ペンタゴンの研究ではテロ不安より被害甚大の可能性
   最近の台風・ハリケーンは今後も拡大の可能性あり
 2.サーズ・鳥インフルエンザ・BSE・抗生物質のきかないウイルス
  環境問題と関係して、新種のウイルス対策 動物と人の間で感染ルートが
  できつつある(従来人ー動物間では感染しないが常識)
   WTOでは来年の再発の危険性を警告
   現在研究中で政治的には打つ手なしは政策無策・政治無責任
 3.国の借金700兆円にたいするデフォルトの可能性
   日本人は預金1400兆円あるのでデフォルトの可能性なし、
   だから、やることなしは政治無策・政治無責任
   日本の株式・債券市場は国際的な中のひとつだ。だから、日本人が
   いくら金をもっていても、外国投資家がみすてたらデフォルトの
   可能性がある。この問題で、日本人がデフォルト可能性なしの評価
   をすること自体疑念を感ずる。実際、日本株式市場の高低、円ードル
   の高低は日本円だけれはどうにもならない状況だ。
   個人的には金(きんの現物)(国際通貨)の薦めます。
   もちろん郵便局が民営化されれば、デフォルトの時は倒産します
 4.企業のリストラ・倒産にともなう自殺・他殺等の不安
   世界で1年間100万人の自殺者があり日本3万
   自己責任では政策無策・政治無責任
   日本の治安悪化の大きな理由

 以上まだまだ、その可能性を考えなけらばなかないケース・不安・現実が
 あるなかで、突出して他国侵略ケースと憲法論議をする気にならない。
 上記4ケースで日本人が、悲惨な状況になる可能性が高いと個人的には
 思っているからだ。
 だから、平和運動も、護憲運動ももう少し枠を広げて、たとえば台風被害者の支援
 にも傾注するとういうことが必要だと思います。
 今日の強者は明日の弱者。弱者を思いやることが自分にできることと、
 自分のために考えています。

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