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 ▼警察署長の謝罪  なお 04/10/13(水) 19:40
   ┣Re(1):ごめんなさいという勇気  桃李 04/10/13(水) 20:50
   ┃  ┗Re(2):ごめんなさいという勇気  なお 04/10/13(水) 21:31
   ┗Re(1):警察署長の謝罪  もの申す 04/10/15(金) 8:39
      ┗Re(2):警察署長の謝罪  ウミサチヒコ 04/10/15(金) 8:52

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 ■題名 : 警察署長の謝罪
 ■名前 : なお
 ■日付 : 04/10/13(水) 19:40
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   <連続殺人>長野県警飯田署長が犯人扱いされた女性に謝罪

 長野、愛知両県で起きた4件の連続殺人事件で、今年4月に殺害された長野県飯田市の無職、島中実恵さん(当時77歳)の長女、桜井好子さん(51)が「警察の取り調べで犯人扱いされた」と抗議していた問題で、県警飯田署の竹内勇次署長は12日、桜井さん方を訪問し、桜井さんと家族に謝罪した。
 桜井さんによると、竹内署長は「捜査の過程でご心痛をおかけして申し訳ない」と話し、頭を下げたという。捜査の行き過ぎを認める言葉はなかったが、桜井さんは「直接謝罪を受けたことで、気持ちに区切りがついた」と話した。
 この問題では県公安委員で「松本サリン事件」第一発見者の河野義行さん(54)が、桜井さんと7日に面談したほか、県公安委員会が県警に対し、「遺族に直接謝罪すべきだ」と提言していた。【肥田木良臣、藤原章博】
(毎日新聞) - 10月12日21時6分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000095-mai-soci

権力を持ったものがその行使を誤った場合、一般の市民の発言に基づいて謝罪するのは、民主主義、否、常識が機能しているのではないでしょうか。

県警に謝罪を提言していた県公安委員河野義行さんは田中康夫知事が任命されました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ごめんなさいという勇気  ■名前 : 桃李  ■日付 : 04/10/13(水) 20:50  -------------------------------------------------------------------------
   ごめんなさいというのは、自分から頭を下げて
たたかれるかもしれないと分かっているからこそ
とても勇気のいることだと思います。

この勇気を、自分の心に持っている人は、私はすばらしいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):ごめんなさいという勇気  ■名前 : なお  ■日付 : 04/10/13(水) 21:31  -------------------------------------------------------------------------
   あまりテレビニュースは見ないのですが、昨日は小泉首相の所信表明演説の報道があったので見てました。(全部ではないですが)
このニュースはテレビでは取り上げなかったようですね。このような事こそ、公にし広く国民に伝える価値のあるものではないでしょうか。報道すべき価値のある事実だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):警察署長の謝罪  ■名前 : もの申す  ■日付 : 04/10/15(金) 8:39  -------------------------------------------------------------------------
   今回はたまたま犯人が逮捕されたので警察も謝罪せざるを得なくなったもので、これが普通の姿と思ったら大間違いです。家内の弟はキャリア官僚で某県警に勤務していますが、彼から聞く警察内部の実態は驚きを通り越して背筋が寒くなるほどです。

容疑者と思ったら(第一線の捜査官が時には感だけで)徹底的に吐かせろ、少しでも疑問があったら署に引っ張ってこい環境が変われば観念するものだ、など等およそ人権を尊重した考えなど微塵もないのが現状のようです。確かに多発する犯罪に限られた人数で対処する為、捜査官の感による強引な取調べが行われる背景も理解できないことはありませんが、国家権力の本質は国民が考えているほど生易しいものではないようです。

彼等には強大な権限が与えられています。彼等にとってちょっとした過ちでも、誤認逮捕や長期間拘留された人にとっては、人生を狂わされ生涯取り返しのつかない傷を負う人が大勢おります。そのような場合でも謝罪だけで全てを終わらせてしまいます。被害者が国家賠償を求めて仮に勝訴しても、人生を取り返せるものではありません。

過去多数の冤罪事件が発生しました。民主主義が機能していると言われている現在でも、その可能性は常に付きまとっています。何故ならば警察は一種の密室であり、部外者の計り知れないものが潜んでいます。
警察が公開する情報は犯罪件数や逮捕状況だけであり、その他は一切秘密にされます。ましてや取調べの模様など外部の人間には知る方法は皆無です。そのような閉ざされた世界で民主主義が機能し、人権が守られると考えるほうが異常です。

警察に限らず国家権力は情報を秘匿します。国というよりも自分達に都合の悪い情報は絶対に出そうとはしません。情報公開を求めても肝心なものが提出されない例は無数にあります。黒塗り資料が彼等の姿勢を明確に表しております。
警察を含め官の体質を変換させるには、第三者機関がいつでも如何なる方法でも彼等の言動をチェックできる監査制度の導入と、徹底した情報公開を実施させることが不可欠です。

警察署長の謝罪はポーズとみることが妥当ではないでしょうか。もっとひどい例が永田町にあります。ブレアも謝罪したのに未だに詭弁を弄して自らの誤りを謝罪しない人がいます。国家権力を一手に握る総理大臣という役職者です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):警察署長の謝罪  ■名前 : ウミサチヒコ <hrdjapan@me.scn-net.ne.jp>  ■日付 : 04/10/15(金) 8:52  -------------------------------------------------------------------------
   ▼もの申すさん:

おはようございます。
ご指摘の通りだと思います。国家・公共機関による情報かくしは頭にきますね。民間企業ならいざしらず、公共機関はいわば国民が選挙で選んだもの、であればこそ、政治の改革こそが全てとの想いは強まります。
老人党の発想もそういうところにあったのかなと思っています。

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