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 ▼引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/19(金) 15:38
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  風鈴カザン 04/11/19(金) 17:52
   ┃  ┣ひょっとすると、↑も「児童虐待」???  風鈴カザン 04/11/19(金) 18:27
   ┃  ┣Re(2):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/19(金) 18:27
   ┃  ┃  ┣Re(3):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/19(金) 21:08
   ┃  ┃  ┃  ┗自分に負けるなーーーーーーーー  しろは 04/11/19(金) 21:22
   ┃  ┃  ┃     ┗Re(1):自分に負けるなーーーーーーーー  パンドラ 04/11/19(金) 23:48
   ┃  ┃  ┃        ┗Re(2):自分に負けるなーーーーーーーー  しろは 04/11/21(日) 15:57
   ┃  ┃  ┗Re(3):引きこもり 不登校 に考える  風鈴カザン 04/11/19(金) 21:54
   ┃  ┃     ┣Re(4):引きこもり 不登校 に考える  団塊党 04/11/20(土) 2:25
   ┃  ┃     ┃  ┣Re(5):引きこもり 不登校 に考える  とうろう(蟷螂の斧/FAKE) 04/11/20(土) 3:07
   ┃  ┃     ┃  ┃  ┗Re(6):引きこもり 不登校 に考える  団塊党 04/11/20(土) 21:29
   ┃  ┃     ┃  ┃     ┣Re(7):引きこもり 不登校 に考える  北の老兵 04/11/21(日) 0:36
   ┃  ┃     ┃  ┃     ┃  ┗Re(8):引きこもり 不登校 に考える  団塊党 04/11/21(日) 7:56
   ┃  ┃     ┃  ┃     ┗Re(7):引きこもり 不登校 に考える  とうろう 04/11/27(土) 23:48
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┗Re(8):引きこもり 不登校 に考える/ご理解頂いたのでしょうか?  とうろう 04/12/3(金) 0:00
   ┃  ┃     ┃  ┃           ┗Re(9):引きこもり 不登校 に考える/ご理解頂いたのでしょうか?  団塊党 04/12/3(金) 22:29
   ┃  ┃     ┃  ┃              ┗Re(10):引きこもり 不登校 に考える/ご理解頂いたのでしょうか?  とうろう 04/12/6(月) 21:53
   ┃  ┃     ┃  ┣Re(5):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/20(土) 10:28
   ┃  ┃     ┃  ┣Re(5):引きこもり 不登校 に考える  秋明菊 04/11/20(土) 11:19
   ┃  ┃     ┃  ┃  ┗Re(6):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/20(土) 12:27
   ┃  ┃     ┃  ┣Re(5):引きこもり 不登校 に考える  風鈴カザン 04/11/20(土) 11:26
   ┃  ┃     ┃  ┃  ┗Re(6):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/20(土) 12:06
   ┃  ┃     ┃  ┃     ┗Re(7):引きこもり 不登校 に考える  風鈴カザン 04/11/20(土) 15:41
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┣Re(8):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/20(土) 16:20
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┃  ┣Re(9):引きこもり 不登校 に考える  桃李 04/11/20(土) 17:11
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┃  ┗Re(9):引きこもり 不登校 に考える  風鈴カザン 04/11/20(土) 17:41
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┃     ┣皆が特別では無い  tomyk 04/11/20(土) 18:25
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┃     ┃  ┗Re(1):皆が特別では無い  風鈴カザン 04/11/20(土) 19:29
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┃     ┃     ┗Re(2):皆が特別では無い  蒼 04/11/20(土) 22:32
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┃     ┗Re(10):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/20(土) 20:17
   ┃  ┃     ┃  ┃        ┗私は自称スパルタなのですが。  英 04/11/20(土) 21:41
   ┃  ┃     ┃  ┃           ┣私はこう考えます。  退役軍人(元兵士) 04/11/20(土) 23:28
   ┃  ┃     ┃  ┃           ┃  ┣Re(1):私はこう考えます。  桃李 04/11/20(土) 23:53
   ┃  ┃     ┃  ┃           ┃  ┗躾を学校にやれと言う歪んだ世の中ですから。  英 04/11/21(日) 0:48
   ┃  ┃     ┃  ┃           ┗誰が何と言っても、引きこもりは「良いこと」ではありえません  風鈴カザン 04/11/21(日) 18:57
   ┃  ┃     ┃  ┃              ┣Re(1):誰が何と言っても、引きこもりは「良いこと」ではありえません  九州渡辺 04/11/21(日) 19:32
   ┃  ┃     ┃  ┃              ┣Re(1):誰が何と言っても、引きこもりは「良いこと」ではありえません  団塊党 04/11/21(日) 20:57
   ┃  ┃     ┃  ┃              ┗些事だと考えております。  英 04/11/21(日) 22:54
   ┃  ┃     ┃  ┃                 ┗Re(1):些事だと考えております/命の大事の他に?  とうろう 04/11/21(日) 23:15
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┣一所懸命という事です。  英 04/11/21(日) 23:57
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃  ┗Re(1):一所懸命という事です/鎌倉武士ですか?  とうろう 04/11/22(月) 0:35
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃     ┗しいて言えば「日本人」でしょうか。  英 04/11/22(月) 21:55
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┣[管理者削除]   
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃  ┣Re(3):些事だと考えております/命の大事の他に?  とうろう 04/11/22(月) 0:45
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃  ┗削除のお知らせ  管理スタッフ 04/11/22(月) 1:49
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃     ┗Re(1):削除のお知らせ/ご苦労様です  とうろう 04/11/22(月) 1:58
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃        ┗Re(2):削除のお知らせ/ご苦労様です  管理スタッフ 04/11/22(月) 3:05
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┃           ┗Re(3):削除のお知らせ/ご苦労様です  とうろう 04/12/6(月) 22:23
   ┃  ┃     ┃  ┃                    ┗ちょっと違うような気もします。  退役軍人(元兵士) 04/11/22(月) 1:17
   ┃  ┃     ┃  ┃                       ┗Re(1):ちょっと違うような気もします/そうですか  とうろう 04/11/22(月) 1:46
   ┃  ┃     ┃  ┗Re(5):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/20(土) 13:17
   ┃  ┃     ┃     ┗Re(6):引きこもり 不登校 に考える  団塊党 04/11/21(日) 8:10
   ┃  ┃     ┗Re(4):引きこもり 不登校 に考える  なお 04/11/20(土) 11:02
   ┃  ┗Re(2):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/21(日) 19:02
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  石頭の息子 04/11/19(金) 21:28
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  外野 04/11/20(土) 13:10
   ┃  ┣Re(2):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/20(土) 13:33
   ┃  ┃  ┗Re(3):引きこもり 不登校 に考える  外野 04/11/20(土) 17:03
   ┃  ┃     ┗Re(4):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/20(土) 18:59
   ┃  ┃        ┗Re(5):引きこもり 不登校 に考える  外野 04/11/21(日) 5:57
   ┃  ┗Re(2):引きこもり 不登校 に考える  松 04/11/20(土) 14:25
   ┃     ┗Re(3):引きこもり 不登校 に考える  外野 04/11/20(土) 17:10
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  北の老兵 04/11/20(土) 15:58
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  外野 04/11/20(土) 17:11
   ┃  ┗Re(2):引きこもり 不登校 に考える  真茶 04/11/20(土) 18:54
   ┣「行けない」と「行かない」  ぎみゆら 04/11/20(土) 17:53
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/20(土) 19:17
   ┃  ┗Re(2):引きこもり 不登校 に考える  パンドラ 04/11/20(土) 23:10
   ┃     ┗Re(3):引きこもり 不登校 に考える  しろは 04/11/21(日) 17:19
   ┣厳しさだけの教育は危険  団塊党 04/11/20(土) 20:57
   ┃  ┣単なる根性なしですわ!  スサノオ 04/11/20(土) 21:47
   ┃  ┃  ┣私へレスした方。  スサノオ 04/11/20(土) 22:21
   ┃  ┃  ┣Re(1):単なる根性なしですわ!  団塊党 04/11/21(日) 7:06
   ┃  ┃  ┣Re(1):単なる根性なしですわ!  九州渡辺 04/11/21(日) 15:50
   ┃  ┃  ┗Re(1):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  とうろう 04/11/21(日) 20:11
   ┃  ┃     ┗Re(2):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  スサノオ 04/11/21(日) 22:07
   ┃  ┃        ┗Re(3):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  とうろう 04/11/21(日) 22:42
   ┃  ┃           ┗Re(4):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  スサノオ 04/11/22(月) 1:03
   ┃  ┃              ┗Re(5):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  とうろう 04/11/22(月) 1:28
   ┃  ┣Re(1):厳しさだけの教育は危険  遍巳亭 04/11/21(日) 1:11
   ┃  ┃  ┗Re(2):厳しさだけの教育は危険  団塊党 04/11/21(日) 7:24
   ┃  ┃     ┗Re(3):厳しさだけの教育は危険  真茶 04/11/21(日) 10:33
   ┃  ┃        ┣Re(4):厳しさだけの教育は危険  遍巳亭 04/11/21(日) 11:43
   ┃  ┃        ┃  ┗Re(5):厳しさだけの教育は危険  遍巳亭 04/11/21(日) 11:53
   ┃  ┃        ┣Re(4):厳しさだけの教育は危険  団塊党 04/11/21(日) 12:09
   ┃  ┃        ┗Re(4):厳しさだけの教育は危険  ぎみゆら 04/11/21(日) 12:24
   ┃  ┗Re(1):厳しさだけの教育は危険  並型 04/11/21(日) 2:31
   ┃     ┗Re(2):厳しさだけの教育は危険  団塊党 04/11/21(日) 7:38
   ┣Re(1):引きこもり 不登校 に考える  真茶 04/11/21(日) 14:14
   ┃  ┣Re(2):引きこもり 不登校 に考える  遍巳亭 04/11/21(日) 18:40
   ┃  ┣Re(2):引きこもり 不登校 に考える  遍巳亭 04/11/22(月) 18:47
   ┃  ┣Re(2):引きこもり 不登校 に考える(1)  流水 04/11/22(月) 20:17
   ┃  ┗Re(2):引きこもり 不登校 に考える(2)  流水 04/11/22(月) 20:22
   ┃     ┗Re(3):引きこもり 不登校 に考える(2)  パンドラ 04/11/22(月) 22:43
   ┃        ┗Re(4):引きこもり 不登校 に考える(2)  流水 04/11/22(月) 23:56
   ┃           ┗Re(5):引きこもり 不登校 に考える(2)  パンドラ 04/11/23(火) 1:16
   ┗新スレッドへ移行願います  管理スタッフ 04/11/22(月) 21:14

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 ■題名 : 引きこもり 不登校 に考える
 ■名前 : しろは
 ■日付 : 04/11/19(金) 15:38
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   引きこもり 不登校 
人とコミュニケーションをとるのが苦手な人が多いようです
ですが心の内面は宝石の原石です

私の場合はスポーツを通して人とコミュニケーション
が取れるので恵まれています

唯脳論からすれば本当に有能な人材が日本各地で
老子荘子のように隠者になって隠れています
老人党への参加を呼びかけてみるのも
良いかも知れないと考えています

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/19(金) 17:52  -------------------------------------------------------------------------
   引きこもり 不登校、単なる甘ったれです。
親も教師も猫なで声で甘やかすから、何時までたってもこういうのがなくなりません。
女房子供のいる会社員が、「引きこも」ったら当然家族は路頭に迷うし、誰も
そんなのを認めるはずがない。
それを何で、ガキだからっていうだけで、世間は甘やかすようになっちまったのか。
何様なんだろうね、ガキって???
そんなにガキが偉いのでしょうか?
人を刺しても泥棒しても「ガキだから」って済んでしまう恐ろしい世の中。
ガキだからと言って、妙に甘やかして引きこもりなんぞを増長させるのは、
全く何考えているんだか、訳分かりませんね。
学校に行く義務すら果たせないガキに人並みな権利が与えられていいはずがありません。
言うまでもなく引きこもりというのは、人並み以下なんです。

ともかく、学校すらろくすっぽ行かないようなガキに対して、過剰に評価を与えたり
甘やかすことは百害あって一利ありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ひょっとすると、↑も「児童虐待」???  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/19(金) 18:27  -------------------------------------------------------------------------
   http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=32232;id=sougou

を読むと、そのような警告があっても不思議ではない気がする。

しかし私には、そういう神経が不思議でならない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/19(金) 18:27  -------------------------------------------------------------------------
   風鈴カザン 様 お返事ありがとうございます

なかなか手厳しいご意見ですが、そこで終わりにすると
何も見えてきません
かかる状態は社会全体のゆがみの現れだとは思いませんか?

>何様なんだろうね、ガキって???
>そんなにガキが偉いのでしょうか?

永続する思春期問題を思えば大人の定義の方が難しいくらいです
ガキではなく子供、子供が立派な大人になろうとするから
大人らしくなる、成長する。

>学校に行く義務すら果たせないガキに人並みな権利が与えられて
>いいはずがありません。
>言うまでもなく引きこもりというのは、人並み以下なんです。

少し違う気がします、人並みに対する考え方でしょうか?

>ともかく、学校すらろくすっぽ行かないようなガキに対して、
>過剰に評価を与えたり
>甘やかすことは百害あって一利ありません。

何故学校に行く必要があるのか
私の答えは人間関係を学ぶためです

確かに甘やかすことはいけないですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/19(金) 21:08  -------------------------------------------------------------------------
   しろはさん
初めまして
パンドラと申します
横レス失礼いたします

あなたのご意見に深く共鳴いたします
私はあなたの「白い病院」
のスレッドをずーっと拝読致しておりました
お辛い体験をなさったんですね

不登校、ひきこもりは甘えでも怠けでもありません
学校や職場に合わなくなった人間の心と身体の
拒否反応なのです

私の知人が不登校の子どもや、ひきこもり
の若者のフリースペースを運営しています

彼らは皆、自分が学校へいけないこと
社会へでられないことに苦しんでいます

自分を責めているのは自分自身なのです

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 自分に負けるなーーーーーーーー  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/19(金) 21:22  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラ 様 こんばんは 

よろしくお願いします
>彼らは皆、自分が学校へいけないこと
>社会へでられないことに苦しんでいます

>自分を責めているのは自分自身なのです

人の苦しみは他人ではわかりません
ですが分かろうとすることは出来るはずです。

自分自身に負けない事と
自分を大事にすることは
じぶんに対する誠意だと思います

「まけるなー」は第一番目に自分に対して負けないことです

私はこんなにも普通ではない面白い人生を歩むことが出来て幸いです

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):自分に負けるなーーーーーーーー  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/19(金) 23:48  -------------------------------------------------------------------------
   しろは 様
こちらこそ、宜しくお願いします

自分自身に負けない事と
自分を大事にすることは
じぶんに対する誠意だと思います

そうですね、そしてそれはとても大事なこと
だと思います。

人が他人に対して
自分に負けるなーというのは
一見励ましているように見えますが
より、辛い状況に、その人を追いやっているように
思えます。

ひきこもり、不登校と一口にいっても
様々な事情があり、とても怠けだ、甘えだと
人括りにはできないものがあると思います。

社会の歪みだけのせいにするつもりはありませんが
一年に30000人もの人が自殺する社会は
やはり、それだけ人が生き難くなっているのではないでしょうか

9月の新学期は子どもの自殺が一番多い時期でもあります
大人になる前に命を自ら断ってしまう子どもは弱い
子ども達なのでしょうか

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):自分に負けるなーーーーーーーー  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/21(日) 15:57  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラ様 遅いレスになり申し訳ありません

>9月の新学期は子どもの自殺が一番多い時期でもあります
>大人になる前に命を自ら断ってしまう子どもは弱い
>子ども達なのでしょうか

心のある一面が弱いのだと思います
生きてきた時間が短いから知識はあっても
経験が少ないため
死に美しさを見たり、死ぬと楽になる
感覚が有るのです
そしてうっかり本当に死んでしまう

私も自殺未遂経験者です

色々有ったけど今の私は生きていて楽しいですよ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/19(金) 21:54  -------------------------------------------------------------------------
   >かかる状態は社会全体のゆがみの現れだとは思いませんか?

だから、それが甘ったれていると言うこと。
何だって、親が、学校が、先生が、友人が、社会が、って、責任を転嫁する。
引きこもりや登校拒否というのは、そもそも自己に対する無責任から発生するものです。

>少し違う気がします、人並みに対する考え方でしょうか?

いや、違いません。学校も碌に行かないで「人並み」なんて考えるとしたら、
つまりそこが、単なる甘えです。

生きていくと言うことは、どんな立場、性別、年齢、国籍などに関わらず、
真剣に生きれば必ず苦悩は伴うと思います。
しかし、それを他に転嫁して自分で負う意思がなくなった時点で、または
それを行動で示せなくなったときに、人は人並みではなくなるのです。
それを屁理屈並べて「人並み」と強弁する傲慢さからは、当人にプラスなものは
何も生まれ得ない。
「あ、俺は人並み以下の、どうしようもない奴なんだ。
どうしようもないけど、死ぬわけにも行かない。何とか人並みか或いは頑張って
人並み以上になれるよう、がんばって見よう」
という気持ちが芽生えて、初めてスタートラインにたつ権利を有すると言うこと。
何時までたっても、あいつが、親が、学校が、社会が。。。。なんていう人間は
人生の敗者以外の何者でもありえないでしょう。

不登校に限らず、人は様々な理由で様々な悩みを持つ。どうやっても仕方のないと、
自分ではどうしようもないと思われる悩みなんていくらでもある。
しかし、自分で泣いていたって、世界が変わるかと言えばそんなに甘くはない。
世の中優しい奴ばかりじゃあない。
だったら、どうそれを克服するか。
結局は自分で頑張るしかないでしょ。例え結果が悪くとも。

私はそう思う。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/20(土) 2:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼風鈴カザンさん:

>不登校に限らず、人は様々な理由で様々な悩みを持つ。どうやっても仕方のないと、
>自分ではどうしようもないと思われる悩みなんていくらでもある。
>しかし、自分で泣いていたって、世界が変わるかと言えばそんなに甘くはない。
>世の中優しい奴ばかりじゃあない。
>だったら、どうそれを克服するか。
>結局は自分で頑張るしかないでしょ。例え結果が悪くとも。
>
>私はそう思う。

おっしゃっていること自体はその通りですが、引きこもりや不登校で苦しんでいる人達は自分で自分の気持ちがコントロールできない状態になっているのです。
甘えというのは意思の力でできるのにやろうとしないことを言います。
ですから彼らは甘えではありません。
頑張れと励ますことが有効なのはその人が自分で自分の気持ちをコントロールできる状態にあるということが前提だと思います。

先日のテレビで(夕方6時くらいの報道番組で)、引きこもりのお嬢さんに家族が言いたいことをぶちまけて叱咤しそのお嬢さんが引きこもり状態からやや立ち直ったという放送がありましたが、私は疑問を持ちました。

あのようなやり方をしてもそのお嬢さんが根本的に自分を肯定する気持ちを取り戻すことはできないと思います。
人間は深いところで自分自身が自分を認め肯定することを求めています。
それが実現でき、少しずつ蓄積されていって初めて人生を生き抜く力が備わっていくのじゃないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : とうろう(蟷螂の斧/FAKE)  ■日付 : 04/11/20(土) 3:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

こんばんは。

団塊党さんには、誤解のことがあるのでそれを解消したいと思っていました。

“「先生と言われるほどの馬鹿でなし」が分からない人がいる”と言いましたが、この謂いは、「先生、先生とおだてられ、調子に乗っていい気になるほど」馬鹿なことは無く、こんなことも分からない人が「先生」の中には居るかもしれない、という意味でした。

「先生」は必ずしも、いわゆる先生「教諭、教師」だけでなく「政治家、医者、弁護士・・・などの先生族」を言ったつもりでした。

従って、一般に先生が「大ばか者」などとの意味ではないことを申し上げたいと思います。

このスレッドの「本論」については、別の機会とし、取りあえず、「誤解」だけを解きたいと思いました。失礼。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/20(土) 21:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろう(蟷螂の斧/FAKE)さん:

>“「先生と言われるほどの馬鹿でなし」が分からない人がいる”と言いましたが、この謂いは、「先生、先生とおだてられ、調子に乗っていい気になるほど」馬鹿なことは無く、こんなことも分からない人が「先生」の中には居るかもしれない、という意味でした。
>
>「先生」は必ずしも、いわゆる先生「教諭、教師」だけでなく「政治家、医者、弁護士・・・などの先生族」を言ったつもりでした。
>
>従って、一般に先生が「大ばか者」などとの意味ではないことを申し上げたいと思います。

わざわざ有り難うございます。
とうろうさんのお考えよく分かりました。
ただ、一つ誤解があります。
少なくとも教師は「先生、先生」とおだてられる時代では今はありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/11/21(日) 0:36  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党さん

お久しぶりですね。投稿しないでおこうと思っていましたが、引きこもり・不登校は前にも散々議論した議題でしたよね。

この問題は根が深い一言で「甘やかし」と明確に断言できるほど簡単な問題ではありません。現実に厳しい親の元でも引きこもり不登校はあるのです。

学校・家庭環境・少子化・隣近所の人間関係の希薄さ、世の中が激変と要ってよいくらい変わった、もう我々が経験したことをそのまま押し付ける事に無理があるんですよ。上記で照会した家族は私の遠い親戚なんですが、7回忌を向かえ、お母さんが娘への贖罪の意味を込めて本をだしました。印税は全部寄付するそうです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 7:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼北の老兵さん

>この問題は根が深い一言で「甘やかし」と明確に断言できるほど簡単な問題ではありません。現実に厳しい親の元でも引きこもり不登校はあるのです。
>
>学校・家庭環境・少子化・隣近所の人間関係の希薄さ、世の中が激変と要ってよいくらい変わった、もう我々が経験したことをそのまま押し付ける事に無理があるんですよ。上記で照会した家族は私の遠い親戚なんですが、7回忌を向かえ、お母さんが娘への贖罪の意味を込めて本をだしました。印税は全部寄付するそうです。

またお元気に書きこみをされているので喜んでいます。

おっしゃること、まったく同感です。
厳しすぎても問題が起きる場合が多いのです。
クラスの子供を見ていても、前担任とか、父親とか母親からよく叱られたり怒鳴られたりしてきた子どもは、様々な問題を感じることが多いです。
自己防衛ばかりを考えたり、人に責任をなすりつけたり、ちょっかいばかりを出したり、自分の頭で考えることが出来なかったり、無気力であったり等々、どこか精神的に大らかなところがありません。

厳しさが必要なのは言うまでもありませんが、厳しさの意味を一歩はき違えたり行きすぎたりすると様々な問題の引き金になることは多いです。

また、おっしゃるように世の中の変化も大きいですね。
昔は通用していた教育方法も今のでは通用しないと言うことがいくらでもあります。

厳しさとは何か、よくその意味を考え直す時代に来ているのかも知れません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/27(土) 23:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

こんばんは。

「わざわざ」ではありません。

子供を育てる「先生の立場」に居られる「団塊党」さんに誤解されたままでは、我々の次代の子供に悪影響があるかとも思い、気になっておりましたので言いました。

「先生」は、おだてられる必要はありませんが、「尊敬」されるべきとは思います。「尊敬」されることと、「おだてられる」こととの違いをお分かり下さい。

真面目な(と私は理解しています)「団塊党」さんには、先入観を排してご理解頂きたいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):引きこもり 不登校 に考える/ご理解頂いたのでしょうか?  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/12/3(金) 0:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

こんばんは。お返事がありませんのでお伺いいたします。

あらためて、下記、弊意はご理解頂いたのでしょうか?

>「わざわざ」ではありません。
>
>子供を育てる「先生の立場」に居られる「団塊党」さんに誤解されたままでは、我々の次代の子供に悪影響があるかとも思い、気になっておりましたので言いました。
>
>「先生」は、おだてられる必要はありませんが、「尊敬」されるべきとは思います。「尊敬」されることと、「おだてられる」こととの違いをお分かり下さい。
>
>真面目な(と私は理解しています)「団塊党」さんには、先入観を排して、*「私の真意を」*ご理解頂きたいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):引きこもり 不登校 に考える/ご理解頂いたのでしょうか?  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/12/3(金) 22:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん:
>▼団塊党さん:
>
>こんばんは。お返事がありませんのでお伺いいたします。
>
>あらためて、下記、弊意はご理解頂いたのでしょうか?
>
>>「わざわざ」ではありません。
>>
>>子供を育てる「先生の立場」に居られる「団塊党」さんに誤解されたままでは、我々の次代の子供に悪影響があるかとも思い、気になっておりましたので言いました。
>>
>>「先生」は、おだてられる必要はありませんが、「尊敬」されるべきとは思います。「尊敬」されることと、「おだてられる」こととの違いをお分かり下さい。
>>
>>真面目な(と私は理解しています)「団塊党」さんには、先入観を排して、*「私の真意を」*ご理解頂きたいと思います。

このスレッドを見落としていました。
申し訳ありません。

おっしゃるとおりだと思います。
教師は自然に尊敬されるようでありたいものです。
ただし欠点のない完ぺきさを求められてはかないません。
教師も普通の人間です。

「あの先生は生徒のために一生懸命にやってくれている」
「あの先生に受け持ってもらうと子どもがよくなる」
という信頼感を持ってもらえればそれでいいと思います。
それも難しいことで私などまだまだはるか手前にいますが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(10):引きこもり 不登校 に考える/ご理解頂いたのでしょうか?  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/12/6(月) 21:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

こんばんは。

>>>真面目な(と私は理解しています)「団塊党」さんには、先入観を排して、*「私の真意を」*ご理解頂きたいと思います。

>おっしゃるとおりだと思います。
>教師は自然に尊敬されるようでありたいものです。
>ただし欠点のない完ぺきさを求められてはかないません。
>教師も普通の人間です。

多分、何方も「先生」に、「聖職」ということばを盾にして、完ぺきを求めてはいないと思います。
ただ、「生徒の上に君臨する立場にある」とは思っているので、全ての先生が、団塊党さんのように「真摯に」生徒に向って欲しい、と考えているとは思います。

>「あの先生は生徒のために一生懸命にやってくれている」
>「あの先生に受け持ってもらうと子どもがよくなる」
>という信頼感を持ってもらえればそれでいいと思います。

その通りと思いますし、団塊党さんが、そのように努力なさっておられると、今までの投稿から感じておりました故、くどくお尋ねしました。

失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/20(土) 10:28  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党様
初めまして
パンドラと申します
横レス失礼いたします

昨日からこのスレッドを拝読いたしております

>甘えというのは意思の力でできるのにやろうとしないことを言います。
ですから彼らは甘えではありません。
>頑張れと励ますことが有効なのはその人が自分で自分の気持ちをコントロールできる状態にあるということが前提だと思います。
>人間は深いところで自分自身が自分を認め肯定することを求めています。
それが実現でき、少しずつ蓄積されていって初めて人生を生き抜く力が備わっていくのじゃないでしょうか

そのとおりだと思います

しろは さんにも申し上げましたが、私の知人が
運営しております、不登校、ひきこもり、のフリースペースには
実に様々な状況を抱えた、子ども、若者達がおります
彼らは一様に
「学校へ行けない」「社会に出られない」
自分を責め苦しんでおります。
でも、
周囲にいる人達が彼らを理解し、彼らの今の状態を、肯定
する事によって彼らは少しずつ自分で自分の事を考え
動きだすようになります。

もちろん1+1=2というようには行きません。
時間もかかりますし、色々な紆余曲折はありますが

団塊党さんの様に不登校やひきこもりに対して
の御意見を拝読いたしますと
掲示板を見ている、不登校やひきこもり経験者の方達
も深く共感できる事と思います。

又そのような状態にある彼らをどう見るか?
という部分で社会のあり方も問われるのではないでしょうか

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 秋明菊  ■日付 : 04/11/20(土) 11:19  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党さま
パンドラさま

私の友人二人にも、引きこもりの子供がいます。
二人の友人とも、普段の生活・考え方共に尊敬出来る人達です。

>おっしゃっていること自体はその通りですが、引きこもりや不登校で苦しんでいる人達は自分で自分の気持ちがコントロールできない状態になっているのです。
>甘えというのは意思の力でできるのにやろうとしないことを言います。
>ですから彼らは甘えではありません。
>頑張れと励ますことが有効なのはその人が自分で自分の気持ちをコントロールできる状態にあるということが前提だと思います。

彼女達の子供さんは、とても優しく大人しい性格です。
それで、イヤな事があってもズーッと我慢して、それが限界を超えてしまって引きこもりになりました。とても辛かったと思います。
そして自分が受けた心の傷に関して、自分が悪いのだと思っている面もあり、今も引きこもりになった事を責めているようです。

親も生活が忙しく、大人しくて手が掛からない、成績なども心配する必要のない、逆に親にも気を遣ってくれる子供に安心してしまっていました。
早く気付いてやれなかった自分達を責めています。

>人間は深いところで自分自身が自分を認め肯定することを求めています。
>それが実現でき、少しずつ蓄積されていって初めて人生を生き抜く力が備わっていくのじゃないでしょうか。

友人達は、今は子供達の心を癒す時間だと割り切ろうとしています。
じっくり心を癒して、そして自分に自信を取り戻した時に外に出られると思っています。

周りの人達は、そんな親子を温かく見守る事が必要ではないかと思います。
そうして引きこもりと決別した子は、しっかりした考えを持った「立派な大人」になると信じています。

すべての子供達が強い子ばかりではありませんし、言葉・態度に出せる子ばかりでもありません。
今は子供達も(ワガママな大人達の為?)ストレスで一杯です。そんな子供達がより弱い子供に、ストレス発散に向かう事はよく有ることだと思います。
引きこもりの子供の家庭より、虐めたりする子供の家庭の方に問題がある事も少なくないと思います。

私が身近に知っている例ですので、全部には当てはまらないかもしれませんが、そういう例もある事をお知らせしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/20(土) 12:27  -------------------------------------------------------------------------
   秋明菊 様
レスありがとうございます

秋明菊 様のご意見に深く賛同したします。

今の時代、ひきこもり、や、不登校、になる子どもは多い
のではないかと思います。
全て時代や社会のせいにするつもりはありませんが
子どもや若者は私など大人より柔らかい心を持っています。
傷ついたり、苦しんだりしても、それを周囲の大人達がきちんと
受け止め、彼らの心の深い部分で肯定することが出来れば
自らの生活や、生き方を自分で変える力を持っているのです。

その力こそが、厳しいかも知れない社会で生きていく事には大切
なものだと思います
そして、人によって癒された心は人を信じ人と関わって行こうとする
エレルギーにもなるのです。

私達大人は社会には、辛いことや苦しいこともあるけれど
それだけではなくて、楽しいこと、面白い事も一杯あって
生きていくことはそんなに悪くないことだよ
というメッセージを若い彼らに伝えていけたらと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/20(土) 11:26  -------------------------------------------------------------------------
   >引きこもりや不登校で苦しんでいる人達は自分で自分の気持ちがコントロールで
>きない状態になっているのです。

だから、それは甘えが原因だって言ってるのです。
確かに、全くいわれのないイジメなどが原因で不登校になる生徒は、気の毒に違いありません。
太っているからとか、ただ、何となくとか、親がいないとか、当人でどうしようもない理由で
周りから苦しめられている子供は恐らく少なくない筈です。
無論、原因を作るいじめる側の子供を弁護すべきではないし、むしろ、そういうガキは
張り倒すべきなんです。

しかし、子供の世界に限らず、人間社会はどこに行っても理不尽なものが付き纏い、
当人でどうしようもない問題が、絶えず付いて回って当たり前です。
子供時分に社会の荒波に対する免疫を付けさせないで、どうしようというんですか。
実社会を、如何に自立して強く生きていけるようになるかを考えたら、ただ、ひたすら
甘ったるい事ばかり言っても駄目なんです。
労わりや慰めも必要。
しかし、不登校の子供に理解を示してばかりで自主性に任せるばかりであったら、
それで立ち直る子はともかく、何時までたってもうじうじしている子は、大人になっても
碌な人間になりません。
甘やかすことしかしらない大人は、実はこれ以上ない残酷非情で冷酷な仕打ちを子供にしているのに
等しいのです。愛情があれば当然厳しさが必要です。それに欠けている親教師が多すぎるので
甘ったれた子供がごまんと出来上がるんです。

厳しさの全くないやさしさは偽りであり、その当人は偽善者です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/20(土) 12:06  -------------------------------------------------------------------------
   風鈴カザン様
初めまして
パンドラと申します

風鈴カザン様のおっしゃりたいことは良く分かりました
それは殆どの世の大人達が言う正論であり間違っては
いないと思います。

でもそれでは生きていけない子ども達もたくさんいるのです
そして、彼らを認める事が「甘え」だとは私は思いません。
いまは、ウジウジ、一つの事に拘っているように見える
彼らも自分のことを深い部分で肯定することが出来れば
必ず自分の事を自分で考え動きだすようになるのです

私の周囲にも、不登校、引きこもりの経験者がおります
その内の一人の子は中学年齢は殆ど学校へ行かず、ひきこもり
の生活をいたしておりましたが、中学卒業の年齢になり
間もなく自分から大検を受けたいと言い出し、高一学齢の秋に
受けた大検で高校卒業と同等の資格を取ってしまいました。

今は大学受験に向けて予備校や家庭での更なる学習に挑み
又、予備校の先生や友人達との出会いで人との関わりも様々に
学んでいるようです。

私の知人である、その子の母親が言うには
「どうしても、大学へ進学したいという思いがあったようで
中学年齢の三年間は家にいて、鉛筆一つ持たなかった子が
大検という目標を自分で決めたら、それにむかって頑張る
ことが出来たようです」
と語っていました。

何も進学することばかりが良いとは思いませんが自分の気持ち
を整理して考え、自分で決めて生きていくことは実は「甘え」
の許されない厳しい生き方なのです。

ひとは甘えさせてくれる誰かがいることで頑張ったりエレルギー
を溜め社会へ出ていく事ができるのではないでしょうか。

そこが風鈴カザン様がおっしやるどんな厳しい社会だとしても。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/20(土) 15:41  -------------------------------------------------------------------------
   難しいことないのです。
「引きこもる」「登校拒否をする」
こういうことに、価値や意味があるのか否か。

無いんです。そう、無価値。もっと言えば価値以下、というか、マイナスですよ、疑いなく。

言い方は厳しいかもしれなくても、そういう自覚を当人、周り、双方が持たずに、
妙な理解を示したりする、つまり、普通に学校へ行けばいいのに、学校も行かず大検を
通って受験してどうのこうの。それは、あくまで引き子守から抜け切れないよりは「まし」
なだけであって、その事がいい訳でもなんでもないんです。
大学に行くと言う目的があったら、普通に高校へ行って受験するのが当たり前です。
下手に「大検受けて、学校に行きなおせばいいんだ」という価値観を作ってしまうことこそ
問題なわけです。「多様な価値観があっていい」とか。
あくまでそれは、選択肢として下から何番目、であるべきなんですね。決して上からではなく。
本人にしてみても学校で勉強以外の人間関係やら何やらを学ばずに、英語だの
数学だのだけ「人並み」にやったつもりだって、やっぱりそれは、人並み以下ですよ、
どう考えたって。

人は誰でも時には誤りを犯したり、道を踏み外すこともあるでしょう。
しかし、それを変な言い訳をせず「あ、俺は間違っていたんだ」「随分親やみんなに
心配かけたな」という自覚を持ってこそそれを生かせようものですけど、そこに
「君は人より繊細なだけなんだよ」なんて端からそこに価値を見出せるような口実を与えてしまっては、
世の中、引きこもりだらけになってしまうし、実際、そういう馬鹿な親教師がいっぱいいるから、
雪だるま式に不登校児が増えているんでしょうね。

どんな屁理屈並べられても、無用な「甘やかし」は私は認められませんね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/20(土) 16:20  -------------------------------------------------------------------------
   風鈴カザン 様

本人にしてみても学校で勉強以外の人間関係やら何やらを学ばずに、英語だの
数学だのだけ「人並み」にやったつもりだって、やっぱりそれは、人並み以下ですよ、
どう考えたって。

学校以外の場でも、人間関係は学べると思います

大学に行くと言う目的があったら、普通に高校へ行って受験するのが当たり前です。

何故、「学校へ行く」ことにそんなに拘るのですか?

普通にとおっしゃっていますが、皆と同じように出来ない
ことはそんなに悪いことなのですか。

高校を中退し、でもまた、学ぼうと大検を受けたり、定時制の高校へ
通ったり、通信で勉強している子ども達もいます。

そして彼らは、バイトなどをすることによって社会の中での人間関係
を学んでいるのだと思います。

彼らなりのペースで。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 桃李  ■日付 : 04/11/20(土) 17:11  -------------------------------------------------------------------------
   私は、パンドラさまと同じで、学校にこだわる必要はないと思います。

教育の語源は「引き出す」です。教会が学校を兼ねていたころには、母なる教会が子を分娩して嬰児を引っ張り出す。

というイメージでしたから、教育の根本を考えると、その子供を、当代の社会で生きていけるように、必要なことを教えたり、各々の成長にあわせて援助できて、いずれ自分で生きていけるようになればいいのです。

学校はその支援の役割がありますが、学校に通うこと=子供が一人で生きていけるようになる。ではありません。

また、学校に一生通うのは、教師のほうですから、先生にとっての学校は、子供にとってよりも深い意味のある場所だと思います。

子供にとって、まず「自分がいつかは自分の力で生きていけるように、自分にあった方法と時間のかけ方で成長していくことが、最も重要です。」

この*教育の根本的な意味*を考え直すことも忘れてしまい、学校へ行かなければ一人前でないと言う見方があれば、それは「学校にさえ行っていれば安心」という考えに行き着くこともあります。でも、「大学は出たけれど・・・」と昔言われたように、学校さえ出ていれば、安心、ご飯も食べていける。とはいえない。

学校は、社会の歴史の中で、教育の根本の目的を支援するために作られた方法のひとつである。と言うこと、義務教育もと言う考え方も、もともとは「子供が社会に出るための*支援目的*の社会制度」

それが、子供の一生を保証する制度ではない。と言うことを分かっている方々は、大人も子供も、各自の状態に合わせて、様々な教育・成長支援の方法を利用しているのですから、柔軟で勇気があり、忍耐をもって、教育の本質に子供とともに取り組んでいるのだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/20(土) 17:41  -------------------------------------------------------------------------
   ま、あなたがそう思うのは勝手ですがね。
こう言っては何ですけど、あなたみたいな人がいるから、そういう考えがあるから、
不登校児が減らないんでしょうね、きっと。

>学校以外の場でも、人間関係は学べると思います

そりゃそうでしょう。でも、少なくとも中学までは行くのが義務なんです。
義務を放棄するのはいかんでしょ。

>何故、「学校へ行く」ことにそんなに拘るのですか?

全然拘ってはいないですね。中学でて学校行きたくないのは働けばいいんです。
高校以上で引きこもりなんて論外ですよ。高い授業料親に払ってもらって、その上行かないなんて、
ただ、我侭で甘ったれているだけです。

行きたくないなら退学して働けばいいんですよ。籍だけ置いて「引きこもり」或いは
籍も置かずに無駄飯食って篭っているなんて。
ふざけているにもほどがあります。

>普通にとおっしゃっていますが、皆と同じように出来ない
>ことはそんなに悪いことなのですか。

皆が(やってしかるべきことを)同じように出来ないのは悪いに決まっています。
誰が、何でもかんでも同じでなければ駄目だ何て言っていますかね。
親に授業料ださせておいて学校行かないなんて、悪いに決まっていますよ。当たり前です。
何考えているんですか?

>高校を中退し、でもまた、学ぼうと大検を受けたり、定時制の高校へ
>通ったり、通信で勉強している子ども達もいます。

だから、そういうのは、あくまで下からの選択肢だっていうんです。
大検というのは、言わば、敗者復活戦なんです。はじめから、そんなものを肯定的に
お勧めする馬鹿がどこにいるっていうんでしょうか?
そんな親がいたら、躊躇わず私は「馬鹿だ」と言いますよ。身内にいたら張り倒しますね、きっぱりと。

悪いですけど、もう、絶望的というか、暗澹たる思いがしますね、こういうのを読んでいると。
愛のかけらも感じられない。
あるのは、偽りの優しさと本質的な冷酷さだけじゃないですか。

恐ろしいことです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 皆が特別では無い  ■名前 : tomyk  ■日付 : 04/11/20(土) 18:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼風鈴カザンさん

ちょこっと前にこんな歌詞がついた歌がはやってました。
個人個人に可能性は十分にあります。
不登校も、なんらかの原因があるでしょう。
かくいう自分も落ちこぼれの上に、人生の挫折を相当経験しました。
歳を取る事に、自分の前から可能性が消えていく様は、最初のうちは絶望も感じました。
だが、人間生きていかなければならない。

幸い自分の両親は鞄と共に自分を放り出すほどでした。
だが、影ではかなり尽力してくれました。

子供の頃は気が付かなかった事も、分別が(一応)解る歳になれば気が付くもんです。
本当の親の愛情というのは、厳しく、子供の見えないところに愛情を尽くす事ではないでしょうか?

普通に行けば、子供より親が先に亡くなる訳ですし。
子供の一人立ちを考えれば、こうあるべきですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):皆が特別では無い  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/20(土) 19:29  -------------------------------------------------------------------------
   >本当の親の愛情というのは、厳しく、子供の見えないところに愛情を尽くす事で
>はないでしょうか?

そういうことを言うと、やれ体罰だ、子供の人権がどうのって、訳の分からない
反発がわわわーっと来るんですね。
学校に行かないのも自由、なんて人には愛情なんてものは少しも無いと思いますよ。
それ言い出したら、会社に行かないのも自由、遅刻するのも自由、鼻ピアスして、
面接に行くのも自由。。。。。。すべからく、こういうのに繋がりますね。
どうぞ、勝手にやっておくんなさいって感じです。

「何で学校に行かなければ行けないのか?」
なんて力むくらいなら、じゃ、止めて働け、それしか言葉はありません。
大体、贅沢なんですよ。学校に行きたくとも行けない人が世の大半だというのに、
何でも人権とか自由とかいう語を歪んだ解釈で子供に当てはめて、どんどん駄目に
しちゃうんですから、性質が悪いったらありませんね。

ここで、何で学校に行かなければ行けないのか、何ていう人は倅や娘に「学校なんて、
行かなくてもいいわよーん。あなたには自由に行動を決定する権利と果てしない可能性があるんですからー。おおーかわいいかわいい、私の宝物ちゃん」

とか言うんでしょうか?想像するだけで悪寒が走ります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):皆が特別では無い  ■名前 : 蒼  ■日付 : 04/11/20(土) 22:32  -------------------------------------------------------------------------
   みなさん初めまして。
蒼と申します。どうぞよろしく


▼風鈴カザンさん:
>>本当の親の愛情というのは、厳しく、子供の見えないところに愛情を尽くす事で
>>はないでしょうか?
>
>そういうことを言うと、やれ体罰だ、子供の人権がどうのって、訳の分からない
>反発がわわわーっと来るんですね。

果たして体罰だ、人権侵害だ、なんて言われるものが本当に「愛情を尽くす事」でしょうか?
そんな事を言われるのは行き過ぎている証拠ではないですか?

>学校に行かないのも自由、なんて人には愛情なんてものは少しも無いと思いますよ。

しかし「かならず学校に行け!」と強制し、学校に行かないという選択肢を奪い去ることも愛情にはならないはずです。
「学校に行かなくなった」時にどうしてやるのかが愛情の見せ所だと思います。


>それ言い出したら、会社に行かないのも自由、遅刻するのも自由、鼻ピアスして、
>面接に行くのも自由。。。。。。すべからく、こういうのに繋がりますね。
>どうぞ、勝手にやっておくんなさいって感じです。

会社に行かないのは自由でしょう。そのかわりその代償を負わなければなりませんが。
遅刻の関しては、それが社会人か否かにかかります。
それが義務教育を受けるべき年齢の者ならば、なぜその子が遅刻するのかを考え、改善してあげるのが扶養者の義務です。
鼻ピアスにしても面接にしてもそうです。
それを行う人間がその事に対して責任を負える年齢に達しているかどうかが大きな問題です。

>「何で学校に行かなければ行けないのか?」
>なんて力むくらいなら、じゃ、止めて働け、それしか言葉はありません。

高校以降ならその通りです。
しかし中学生までの児童に対してのそれは「教育を受けさせる義務」の放棄です。(ただし扶養者に課せられる「義務」と児童が有する「権利」を混同しないでください」

>大体、贅沢なんですよ。学校に行きたくとも行けない人が世の大半だというのに、
>何でも人権とか自由とかいう語を歪んだ解釈で子供に当てはめて、どんどん駄目に
>しちゃうんですから、性質が悪いったらありませんね。

行かないこと選択するのがどう「贅沢」なのでしょう。
また、学校に行かないという権利を行使した児童に対して学校に行くことを無理強いする事は立派な人権侵害でしょう?


>ここで、何で学校に行かなければ行けないのか、何ていう人は倅や娘に「学校なんて、
>行かなくてもいいわよーん。あなたには自由に行動を決定する権利と果てしない可能性があるんですからー。おおーかわいいかわいい、私の宝物ちゃん」
>
>とか言うんでしょうか?想像するだけで悪寒が走ります。

そうですね。
でも実際こんな事言ってる親はいませんよ。
「どうしてウチの子は学校に行けないのだろう・・・」と悩んでいます。
それ以上に「何故学校に行けないんだろう」と子供も悩んでいます。


あなたの価値観を語るのも良いですが、人に対して理解を示し「どうしてそうなったのだろう」と考えてあげることが一番大事だと思いますよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(10):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/20(土) 20:17  -------------------------------------------------------------------------
   風鈴カザン様

子どもが学校へ行くのは義務でしょうか
「義務教育」という言葉がありますが
それは子どもが学校へ行かなければいけない義務ではないのです


こう言っては何ですけど、あなたみたいな人がいるから、そういう考えがあるから、
不登校児が減らないんでしょうね、きっと。

>学校以外の場でも、人間関係は学べると思います

>何故、「学校へ行く」ことにそんなに拘るのですか?

多くの子ども達が学校へ行っているからといって
皆と同じように出来ないことはそんなに、罵倒されたり
人並み以下だと言われる程悪いことなのですか

皆が(やってしかるべきことを)同じように出来ないのは悪いに決まっています。

学校へ行く事も働くことも出来ない人達もいるのです
あなたは摂食障害やリストカットしてしまう若者達に
それでも、働け!とか、学校へ行けない奴は人並み以下だ!
とか言えますか


>高校を中退し、でもまた、学ぼうと大検を受けたり、定時制の高校へ
>通ったり、通信で勉強している子ども達もいます。

だから、そういうのは、あくまで下からの選択肢だっていうんです。
大検というのは、言わば、敗者復活戦なんです。はじめから、そんなものを肯定的に
お勧めする馬鹿がどこにいるっていうんでしょうか?
そんな親がいたら、躊躇わず私は「馬鹿だ」と言いますよ。身内にいたら張り倒しますね、きっぱりと。

何故、大検や定時制の高校へ進むことを
下からの選択とおっしゃるのですか

どんな形であれ進学する事に上も下もないと思います

悪いですけど、もう、絶望的というか、暗澹たる思いがしますね、こういうのを読んでいると。
愛のかけらも感じられない。
あるのは、偽りの優しさと本質的な冷酷さだけじゃないですか。

恐ろしいことです。

何故そいういう話になるのでしょうか

私には貴方の決め付けと不登校、ひきこもりの子達を一括りにする
考え方が分かりません

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 私は自称スパルタなのですが。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/20(土) 21:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼風鈴カザンさん:

私は「出来うるだけ学校には登校した方が良い」とは考えています。
しかし、やはり個々人を取り巻く環境とは色々とあると思います。

生きるとはある意味、戦う事だと思います、しかも親や学校や社会を相手にではなく自分に対してです。
大検受験のうえで大学進学も、その個人なりの戦い方かもしれません。
昔のアニメに「あしたのジョー」というのがあったではないですか。
「足をくじけば膝で這い、膝をくじけば肘で這い」
このスレに出てくる件の子も、足をくじいて膝で這っていたのかもしれません、よく見えない前を目指して。

まあ、子供の引きこもりを叩く前に、その子の親を叩くべきかと思います。
もし叩くなら、引きこもりの子供の頭を一発はたいて、親の方はドツキ回しますよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 私はこう考えます。  ■名前 : 退役軍人(元兵士)  ■日付 : 04/11/20(土) 23:28  -------------------------------------------------------------------------
   英さん、こんばんは。

このスレッドの投稿の中で、初めて原因と結果、それに対する責任の所在について述べられていますよね。

私も父親ですから、よく解ります。

▼英さん:
>▼風鈴カザンさん:
>
>私は「出来うるだけ学校には登校した方が良い」とは考えています。
>しかし、やはり個々人を取り巻く環境とは色々とあると思います。

その通りだと思います。

このスレッドの違和感は、考え方の違う人が「己のモノサシ」で計った結果を主張しあっているだけで、「本当の原因は何なのか」、とかじゃあ「対策はどうするの」といった議論に進まないところから感じるのではないのかなぁ。

心情的には風鈴カザンさんに近い考え方を持っています。

>生きるとはある意味、戦う事だと思います、しかも親や学校や社会を相手にではなく自分に対してです。
>大検受験のうえで大学進学も、その個人なりの戦い方かもしれません。
>昔のアニメに「あしたのジョー」というのがあったではないですか。
>「足をくじけば膝で這い、膝をくじけば肘で這い」
>このスレに出てくる件の子も、足をくじいて膝で這っていたのかもしれません、よく見えない前を目指して。

これを見て取れない「両親」にこそ責任の大半が存在すると思います。

>まあ、子供の引きこもりを叩く前に、その子の親を叩くべきかと思います。
>もし叩くなら、引きこもりの子供の頭を一発はたいて、親の方はドツキ回しますよ。

大賛成です。

子育ては「親育ち」であるという厳然たる現実が存在します。子供を授かった若い両親が親として一人前であるはずがないのです。

親として一人前になろうとする意識なくして、子供を育てられるはずがありません。

社会環境や社会の有り様の変化に「親育ち出来ない親」や「自分を見失う子供達」を生んでしまう原因を求めるのはたやすいことでしょう。

しかしながら「大多数の親」がもがき苦しみながらも「親として育ちつつ、子を育てている」と思うし、苦しさや無念さ、あるいは悲しみに耐えて育っている「子供達」の存在にも目を向ける必要があると思うな。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):私はこう考えます。  ■名前 : 桃李  ■日付 : 04/11/20(土) 23:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼退役軍人(元兵士)さま

>しかしながら「大多数の親」がもがき苦しみながらも「親として育ちつつ、子を育てている」と思うし、苦しさや無念さ、あるいは悲しみに耐えて育っている「子供達」の存在にも目を向ける必要があると思うな。

これは賛成です。子育てや親になっていく事の実感がこもっているお言葉です。
そういう人たちをできる限り温かく支援する社会であって欲しいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 躾を学校にやれと言う歪んだ世の中ですから。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/21(日) 0:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼退役軍人(元兵士)さん:

以前にある平和運動団体の掲示板に、登校拒否の娘さんを持つ運動家の主婦の方がおりました。
いわく、子育て記の本を出版すべくがんばるとか。
しかしながらやる事は子供との対話でなくて市民運動…

この国は政治以前に家庭から歪んどるな〜〜〜〜 と痛烈に感じた事象でした。


親が親として子を育てるって…
これって掲示板で話し合わないと認識できない事なんでしょうかねぇ?
不思議な世の中じゃありませんか、国民保険だの中国海軍原潜だのの話なんか首突っ込んでる場合じゃなくて。
元兵士さんからシンプルに中心を捕らえたレス頂いて、やっと安心しているところです。
(今まで不思議でこのスレに手付かずだったんですよ。)

その他、幾人かの方の書き込みを見て、「親」に育てられたのだなと見て取れるのも救いです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 誰が何と言っても、引きこもりは「良いこと」ではありえません  ■名前 : 風鈴カザン  ■日付 : 04/11/21(日) 18:57  -------------------------------------------------------------------------
   こういうことは、私はとても簡単に考えます。

つまり、二者択一で「引きこもりは、いいのか、悪いのか」

悪いですよ、どう考えても。

こういう時に、一々こういう例がある、ああいう事もあった、何て言って、
たまたま、立ち直って立派にやっている人の例なんかを出して、そこに相対的な
価値をすら与えようということに意味があるとは、私には到底思えません。

例えば、凄まじい理不尽なイジメを受けてしまったり、精神的にどうしようもならない
疾患を抱えたりしてとても学校に行けなくなった子供の例を挙げたりして、それで、
一律に論じてもいけないんだとか、言う話になりがちですが、そんなことは言うまでも無いことと
私は解釈しております。はっきり言って次元の違う話です。

不登校や引きこもりを過剰に弁護するような感覚と言うのは、極端な話、泥棒だって、本当に止むにやまれずやってしまった
ような例ならば、それが「良い」と言えてしまうんですね。いかなる理由があっても
泥棒と言うのはいけないことですから、「仕方ない」とは言えても「良い」とは、
絶対に言えない筈なんです。いくらねずみ小僧みたいに、貧乏人に分け前を振舞ったって
泥棒は泥棒に違いありません。
引きこもりだって、いかなる理由があっても、できれば、本人だって親だって回避したり、
抜け出したいと思いますよ、絶対に。
それを周りが甘いことばかり言って、肯定的な保険になるようなことを言う。
「○○さんは、立ち直って、こんなに偉くなった」とか。
そんなのは、あくまで非常にまれな例であって、引きこもるような弱い神経の人なら
普通はやっぱり、いろんな意味で苦しみを引きずりますよ。だから、何とかして
そうならないように、特に親をはじめとした大人はもっと毅然と子供に臨むべきなんです。

不登校とか、引きこもりというのは、言い出せば、それはたくさんの理由でそうなる子が
いるのでしょうし、どう考えたって仕方ないな、とか同情すべき例も多くあると思うのですね。
しかし、(勿論上の泥棒と同列に言っているんじゃありませんが)、論理的に、
引きこもることを「良い」とか、つまり肯定的な評価を一般的に与えてしまうと、
もう、それまで何とか悩みつつも苦しみつつも頑張ってきた「予備軍」の人たちが
そこへ、なだれ込んでくるのは、自然な流れです。

どうも、ここで色んな理屈を並べて引きこもりだって、そういう生き方もあるみたいに
言う人たちは、晩御飯にうどんを食べるか、それとも蕎麦にするのか、くらいな安易さで
例えば、大検受けて大学入ったって、全然問題ないじゃない、みたいな乗りが
見受けられますけれど、私には、そういうのが本当に冷たい、いやーな感じがするのです。

こんな問題にさえ、歪んだ人権思想やら平等思想を持ち込んで、「子供の権利が!」
何ていわれても、その当人が正常な神経を持っているとは到底思えませんね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):誰が何と言っても、引きこもりは「良いこと」ではありえません  ■名前 : 九州渡辺  ■日付 : 04/11/21(日) 19:32  -------------------------------------------------------------------------
   風鈴カザンさん
学校教育そのものがヘナチョコになってしまっのも問題です。
陰湿ないじめというのも昔はありませんでした。必ずクラスには親分格が
おり、『男は口でウダウダ言うよりも、一対一の喧嘩で決める。しかも組み
討ちで組み伏せられた方が負けという不文律』みたいなものがありました。
傷つき安いと一くくりで済ませるのも安直です。これも家庭環境・育て方
に問題があります。実際、親の教育方針に問題のある例も多く、総じて
甘やかせている。『宅の子はそんなことはしない。現場を見ていないから、
宅の子供が悪いと断定しないで欲しい』と開き直ります。

高校教師の友人は 『学校生活でもたった3年間だろ。それが我慢出来ずに
中途退学やひきこもりなどに逃げる人間は、これから更に長い実社会でも
逃げてばかりはいられないだろう。いつかは現実と向き合う時が来る。
その時はもっと苦しい状況になっている』と言います。因みに日教組活動
とは無縁の人物です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):誰が何と言っても、引きこもりは「良いこと」ではありえません  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 20:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼風鈴カザンさん:

要するにあなたのおっしゃりたいことは、周囲の大人がもっと厳しく毅然と教育していけば不登校や引きこもりは起こらないということでしょうか。

確かに小さい頃から真に厳しく育てられてきたなら、最近の子どもの問題のかなりの部分は未然に防げるのかも知れません。
人の迷惑を全然意に介さないで傍若無人に振る舞う若者などを見ると腹立たしくなります。
社会全体がもっと厳しく教えていかなければいけないことはたくさんあると私も感じています。

しかし、厳しく育てれば不登校やひきこもりにならないかというとそうでもないでしょう。
厳しすぎる故に引きこもりになったケースもあります。
この問題はもっと社会全体のあり方と関わっているのじゃないでしょうか。
厳しさの中身についてももっと吟味していく必要を感じます。

それに、今このスレッドで論じ合っているのは、既に引きこもりや不登校になって苦しんでいる人達のことです。
その人達に対してただ厳しさを突きつけていくだけで、問題が解決するわけではありません。
どうも議論がかみ合わないのは、一方は予防策を言っているのに対して、一方は事後の解決策を言っているところにあるようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 些事だと考えております。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/21(日) 22:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼風鈴カザンさん:

私の物事を判断する物差しは「生きるか死ぬか」です。
なので、仰るとおり、高卒か大検かは、蕎麦かうどんか程度にしか考えておりません。
私は自分の子はもとより、他の全ての人にも生きて(活きて)欲しいので、活きる為の手段の中でよりベターな選択肢を選んでいって欲しいと考えます。
世間体や常識など、腹の足しにもならない事で、人生を誤るなどくだらないと考えています。

子供の引篭りは、おおよそは親に原因があるのです。
いじめや教師の不出来や学校の校風など、それらは生きていく上で当然遭遇する外乱です。
問題は、それらに対処できるだけの人間性を育てられなかった親、それらに対処できるようフォローできなかった親、です。
学校や社会制度が〜 などは当然大人が対応すべき問題ですから、これらに責任転嫁するなどはそれこそ親の「甘え」です。
子の為なら死ぬ気でフォローに回れと。

カウンセラーや精神科医の助言を受けねばならぬ引篭りの子は、叱咤激励ではどうにもならないものだと理解して下さい。
なぜならば、育つ十数年もの間、欠陥のある育て方ゆえ、精神的熟成に本人では埋め難いハンディキャップがあるのです。
これは歪みを取り除いた親の愛情と、周りの大人の仁(あい)で、自分の人生を戦い生き抜いていけるように心と智恵を育む事が必要なのです。

親の見せるべき厳しさとは、愛情と人生経験が表裏一体のものでなければなりません。
故に、親の愛とは力強いのだと思います、魂の力とでも申しましょうか…

私のような鬼畜と呼ばれる人間が愛を口にしても説得力が無いかもしれませんが☆

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):些事だと考えております/命の大事の他に?  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/21(日) 23:15  -------------------------------------------------------------------------
   ▼英さん:

こんばんは。

誠に「命の大事」の他に「大事無し」と思うものですが、この頃は、家庭のなかの「親子の教育」よりも、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・の教育」の方が優勢ではありませんか。

多分、「引きこもり」は、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・」などの力が働いているのではないでしょうか。

(そして、私は、その昔子供の教育に対しての無力感を感じてはいましたが、背中を見せるだけで、若し、悪く行けば、自分が全責任を果たせば良いとは覚悟していました)

このスレッドのご意見を全く読まなくて、以下の英さんの意見に対するだけのコメントで誠に失礼ですが・・・。

・・・・・・・
>私の物事を判断する物差しは「生きるか死ぬか」です。なので、仰るとおり、高卒か大検かは、蕎麦かうどんか程度にしか考えておりません。私は自分の子はもとより、他の全ての人にも生きて(活きて)欲しいので、活きる為の手段の中でよりベターな選択肢を選んでいって欲しいと考えます。世間体や常識など、腹の足しにもならない事で、人生を誤るなどくだらないと考えています。子供の引篭りは、おおよそは親に原因があるのです。
>いじめや教師の不出来や学校の校風など、それらは生きていく上で当然遭遇する外乱です。問題は、それらに対処できるだけの人間性を育てられなかった親、それらに対処できるようフォローできなかった親、です。学校や社会制度が〜 などは当然大人が対応すべき問題ですから、これらに責任転嫁するなどはそれこそ親の「甘え」です。子の為なら死ぬ気でフォローに回れと。カウンセラーや精神科医の助言を受けねばならぬ引篭りの子は、叱咤激励ではどうにもならないものだと理解して下さい。なぜならば、育つ十数年もの間、欠陥のある育て方ゆえ、精神的熟成に本人では埋め難いハンディキャップがあるのです。これは歪みを取り除いた親の愛情と、周りの大人の仁(あい)で、自分の人生を戦い生き抜いていけるように心と智恵を育む事が必要なのです。親の見せるべき厳しさとは、愛情と人生経験が表裏一体のものでなければなりません。故に、親の愛とは力強いのだと思います、魂の力とでも申しましょうか…私のような鬼畜と呼ばれる人間が愛を口にしても説得力が無いかもしれませんが
・・・・・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 一所懸命という事です。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/21(日) 23:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん:

こんばんわ、ただ今エアコンの故障した部屋で寒さに凍えております。
世間の不況の寒さとはまた別の寒さです、さむさむ…


>(そして、私は、その昔子供の教育に対しての無力感を感じてはいましたが、背中を見せるだけで、若し、悪く行けば、自分が全責任を果たせば良いとは覚悟していました)

私も以前は「事あらば腹を切る」覚悟で青少年の育成に尽力していた時期がありました。
幸いにも生きている内に役を終える事となりました。


>多分、「引きこもり」は、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・」などの力が働いているのではないでしょうか。

勿論これらも原因とは無縁ではないでしょうね。
親が世間の害毒に侵されてまともな子育てが出来ない事もあるでしょうし、子供に理不尽な出来事を目の当たりにさせすぎだと思います。
例えば今回のファルージャでの米軍の乱行、そしてそれを黙認してしまう多くの国々、そんな中でサマーワに駐留している自衛隊。
これらの「なぜ?」を説明できる大人がどれほどいるのでしょうか?

欲得に溺れる大人、思想闘争に凝り固まった大人、人権や社会制度を隠れ蓑に己の卑怯矮小を隠す大人、こんな毒の中ではまともな子は育たないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):一所懸命という事です/鎌倉武士ですか?  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/22(月) 0:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼英さん:

こんばんは。

なかなか返事が頂けない中 (これは私の「管理人さん」に対する皮肉です) レス有難うございます。

>こんばんわ、ただ今エアコンの故障した部屋で寒さに凍えております。
>世間の不況の寒さとはまた別の寒さです、さむさむ…

今、エアコンが必要なのですか。重ね着では済みませんか。昔は、エアコンなどありませんでした。

>親が世間の害毒に侵されてまともな子育てが出来ない事もあるでしょうし、子供に理不尽な出来事を目の当たりにさせすぎだと思います。

そうですね。見なくても良いことを幼いときから見ざるを得ません。誠に可哀相だと思います。

しかし、それが、実相の一部だと覚悟をさせるべきともいえます。これが実相の一部だ、しかし、これ(メディアが面白おかしく見せること、悲惨に見せること)が全てではない(極々一部だ)よ、人生は楽しいことが大半であり、それは、自分で、努力して決められることだよ、貴方の人生は貴方が決められるのだよ、貴方の命は・人生は、本当にかけがえの無いものだよ、と言うことを心を込めて、言ってあげるべきと思います(あるいは、心で、態度で示してあげるべきと思います)。

>欲得に溺れる大人、思想闘争に凝り固まった大人、人権や社会制度を隠れ蓑に己の卑怯矮小を隠す大人、こんな毒の中ではまともな子は育たないと思います。

まぁ、そうかも知れません。しかし、個人が出来ることは、例えば、言葉を発するときに、例えば文を綴るときに、自分の想いを正直に・誠実に表すことではないでしょうか。

記録に残る、残らないは兎も角、一貫した姿勢と言葉を、次代に残すべきではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : しいて言えば「日本人」でしょうか。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/22(月) 21:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん:

>今、エアコンが必要なのですか。重ね着では済みませんか。昔は、エアコンなどありませんでした。

当方、すでに風邪をひいておりまする、あおっぱなダラダラです。
約半月ばかり長引いておりまして、先ほどようやっと意を決して足のツボを揉みました。(これは本気やると目の前に白い閃光が走るほど痛いのです。)


>しかし、それが、実相の一部だと覚悟をさせるべきともいえます。

いえ、私が意図する事はそうではないのです。
子供のうちから毒を見るのは必要だと思います。
そしてそれをフォローし糧と出来るような親の存在があって、より深い人間性を育んでいけるのだと確信しております。

私が意図しておるのは、空虚な作り事が多すぎて、でたらめな事が世間を飛び交いすぎていると言いたいのです。
大の大人でも虚実に振り回されて筋の通った説明が出来ないのでは、と。
もっとも、育てるとは魂を吹き込むと同義ですから、育てる側の言い訳には出来ません。
(虚実とは、ここではあえて述べません。)


>記録に残る、残らないは兎も角、一貫した姿勢と言葉を、次代に残すべきではないでしょうか。

これも、ですが。
次世代に残すべき役を負う、大人そのものが不在なのが嘆かわしいのです。
大人そのものがウソッパチ、人間づきあいも子育てもマニュアルがないと始められない、何かあれば学校が会社が世間がと権利主張の垂れ流し。
自立も自律も縁遠い、ソロバン片手のとっちゃん坊やばかりでは、誰が次世代を育成するのかと。
私に出来る事はと言えば、我が周りから元気の元を照射して、活を入れて回る事でしょうか。

ここに来ていい言葉を思い出しました。
「元気があれば何でも出来るっ!!」
お互い手のつくところから尻を叩いて回りましょう☆

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : [管理者削除]  ■名前 :  ■日付 :  -------------------------------------------------------------------------
   この書き込みは管理者によって削除されました。(04/12/13(月) 0:51)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):些事だと考えております/命の大事の他に?  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/22(月) 0:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ORBさん:

どなたに対して、何を仰っているのか分かりませんが、
私のレスについていますので、念のためお答えします。

私は、結構社会的負担をしております。税金(所得税・住民税など)、年金費、健康(介護)保険・・・予想を越える負担で、青息吐息なのです。したがって、下記のようには言われる所以は無いことだけ申し上げます。

>くだらねえ。仕事もできないで税金納められない社会不適合者なんて自殺でもしてもらった方がいいよ。そいつが何を悩んでいようと毎日汗水たらして働いている人間には興味ない話。邪魔だから消えろ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 削除のお知らせ  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 04/11/22(月) 1:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ORBさん:
本投稿は、掲示板の趣旨に反していましたので、管理スタッフ連絡板に移動しました。
>元投稿者の人格を否定する内容、誹謗中傷、脅迫的な文章
>読み手を不快にすることで掲示板の混乱を招くことを意図する文章、もしくはその恐れのある文章(いわゆる「荒らし」行為)
>いいかげんな姿勢、面白半分で書かれたもの、下品、低俗、口汚い文章(おまえ、てめえ呼ばわりなども含む)

本件についてなにかありましたら、「連絡掲示板」までお願い致します。
担当:珠

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):削除のお知らせ/ご苦労様です  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/22(月) 1:58  -------------------------------------------------------------------------
   ▼管理スタッフさん(珠さん):

こんなことは余り気にならないのですが。誰に言ってるかも分からないのに・・・。

ご苦労なことです。発信元が分かれば教えてください。

とうろう拝。

>▼ORBさん:
>本投稿は、掲示板の趣旨に反していましたので、管理スタッフ連絡板に移動しました。
> >元投稿者の人格を否定する内容、誹謗中傷、脅迫的な文章
> >読み手を不快にすることで掲示板の混乱を招くことを意図する文章、もしくはその恐れのある文章(いわゆる「荒らし」行為)
> >いいかげんな姿勢、面白半分で書かれたもの、下品、低俗、口汚い文章(おまえ、てめえ呼ばわりなども含む)
>
>本件についてなにかありましたら、「連絡掲示板」までお願い致します。
> 担当:珠

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):削除のお知らせ/ご苦労様です  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 04/11/22(月) 3:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん:
>
>ご苦労なことです。発信元が分かれば教えてください。

これまでに説明した通りですが、私にはその権限をもっていないので分かりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):削除のお知らせ/ご苦労様です  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/12/6(月) 22:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼管理スタッフさん:

こんばんは。

で、結局、何故「移動」は無し、にされたのでしょうか。

当の相手「らしい」、私が「好い」と言ったからでしょうか?

私は、このようなスレッドなどは、投稿者の人品の賤しさを、世間に曝すだけだから「曝しておいた」ほうが好いと思うものです。

むしろ、投稿者の身もとが、仮に分かれば、それを明らかにされるほうが好いと思うものです。念のため申し添えます。

>▼とうろうさん:
>>
>>ご苦労なことです。発信元が分かれば教えてください。
>
>これまでに説明した通りですが、私にはその権限をもっていないので分かりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ちょっと違うような気もします。  ■名前 : 退役軍人(元兵士)  ■日付 : 04/11/22(月) 1:17  -------------------------------------------------------------------------
   こんばんは、とうろうさん

横槍ですが、異議を唱えさせて頂きます。

▼とうろうさん:
>▼英さん:
>
>こんばんは。
>
>誠に「命の大事」の他に「大事無し」と思うものですが、この頃は、家庭のなかの「親子の教育」よりも、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・の教育」の方が優勢ではありませんか。

違います。
親としての責任は学校や社会さらにはメディアがどうであろうとまったく関係無く、大きな責任があります。

そういった家庭以外の部分がどうあろうと「親としての責任」を全うしようとする親には、それに応える子が育ちます。

>多分、「引きこもり」は、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・」などの力が働いているのではないでしょうか。
>
>(そして、私は、その昔子供の教育に対しての無力感を感じてはいましたが、背中を見せるだけで、若し、悪く行けば、自分が全責任を果たせば良いとは覚悟していました)
>
>このスレッドのご意見を全く読まなくて、以下の英さんの意見に対するだけのコメントで誠に失礼ですが・・・。
>
>・・・・・・・

人として生きる過程で、

うまくいくことと、そうではないことはどちらが多いですか。?

うまくいかないことの方が多い現実がありますよね。

我慢しなくて良い事と、我慢しなくてはならない事はどちらが多いですか。?

我慢しなくてはならないことの方が多い現実がありますよね。

こういった現実は、ヒトという種が「社会を構成する種」であり、その社会の中でしか生きられない種であることにその理由があります。

誰かと関わる事が「ヒトとして生きる」必須条件であるということかと。

その最初の関わりが親と子の関わりだと思うのです。

そして、その関わりは親子の愛情で裏付けられた「絶対の信頼」を根底としなければならないのです。

親であるのなら、「そういった現実」に対して、どう対処しどう気持ちを持つかの「知恵」を子に授ける責任があると思いますよ。

たとえ、それが子に苦痛を強いる「躾け」であったり、間違った事をしてしまった子に与える罰であったとしても。

例え、どんなに厳しくとも根底に「絶対の信頼」があれば曲がって育つ子はいませんよ。

引きこもりや不登校の原因を社会の有り様に求めるのは「親としての責任」を回避している、言葉は悪いが「現実から逃避」しているに過ぎないかと。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ちょっと違うような気もします/そうですか  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/22(月) 1:46  -------------------------------------------------------------------------
   ▼退役軍人(元兵士)さん:

こんばんは。レス有難うございます。以下、貴コメントに沿って思うまま書いて見ます。

>横槍ですが、異議を唱えさせて頂きます。

異議は勿論大歓迎ですが、「異議」などと言われると構えてしまいますので「意見」などと優しく言われるとありがたいです。

>>誠に「命の大事」の他に「大事無し」と思うものですが、この頃は、家庭のなかの「親子の教育」よりも、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・の教育」の方が優勢ではありませんか。

>違います。
>親としての責任は学校や社会さらにはメディアがどうであろうとまったく関係無く、大きな責任があります。

勿論、その通りです。だから、無力を感じながらも責任は負うつもりだったと言っているではありませんか。

>そういった家庭以外の部分がどうあろうと「親としての責任」を全うしようとする親には、それに応える子が育ちます。

その通りです。私は、親としての責任を全うして来たつもりですし、今のところ、幸いにも、三人の子供は自立し、社会には迷惑をかけてはいません。私の喜びとするところです。

以下には、お答えする必要が無いと思います。


>>多分、「引きこもり」は、「学校(子供社会)、社会、メディア・・・」などの力が働いているのではないでしょうか。
>>
>>(そして、私は、その昔子供の教育に対しての無力感を感じてはいましたが、背中を見せるだけで、若し、悪く行けば、自分が全責任を果たせば良いとは覚悟していました)
>>
>>このスレッドのご意見を全く読まなくて、以下の英さんの意見に対するだけのコメントで誠に失礼ですが・・・。
>>
>>・・・・・・・
>
>人として生きる過程で、
>
>うまくいくことと、そうではないことはどちらが多いですか。?
>
>うまくいかないことの方が多い現実がありますよね。
>
>我慢しなくて良い事と、我慢しなくてはならない事はどちらが多いですか。?
>
>我慢しなくてはならないことの方が多い現実がありますよね。
>
>こういった現実は、ヒトという種が「社会を構成する種」であり、その社会の中でしか生きられない種であることにその理由があります。
>
>誰かと関わる事が「ヒトとして生きる」必須条件であるということかと。
>
>その最初の関わりが親と子の関わりだと思うのです。
>
>そして、その関わりは親子の愛情で裏付けられた「絶対の信頼」を根底としなければならないのです。
>
>親であるのなら、「そういった現実」に対して、どう対処しどう気持ちを持つかの「知恵」を子に授ける責任があると思いますよ。
>
>たとえ、それが子に苦痛を強いる「躾け」であったり、間違った事をしてしまった子に与える罰であったとしても。
>
>例え、どんなに厳しくとも根底に「絶対の信頼」があれば曲がって育つ子はいませんよ。
>
>引きこもりや不登校の原因を社会の有り様に求めるのは「親としての責任」を回避している、言葉は悪いが「現実から逃避」しているに過ぎないかと。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/20(土) 13:17  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党 様 こんにちは 横レスご容赦

よろしくお願いします

>人間は深いところで自分自身が自分を認め肯定することを求めています。
>それが実現でき、少しずつ蓄積されていって初めて人生を生き抜く力が
>備わっていくのじゃないでしょうか。

同感です、この問題は本人を含めた家族、地域社会と絡み合っています
みんなが変われないと本人だけをどうこうしょうとしても意味がありません

動かざること山の如しで力を蓄えてもらいましょう
そして中学卒業の検定や大検(今日は大検の日です)
を受けて先を目指しましょう
免許や資格の取得に動いてみるのもいいでしょう
私はそうしてきました

Ps逆上がり運動の調子どうですか?

貴方と子供達の明日がいい日でありますように。
しろは

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 8:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しろはさん:

>同感です、この問題は本人を含めた家族、地域社会と絡み合っています
>みんなが変われないと本人だけをどうこうしょうとしても意味がありません
>

その通りだと思います。
甘やかすことと支援することを混同しないことが必要です。

逆上がりはやっと3分の2ができるようになりました。
全員達成は今のところ厳しい状態です。
しかし苦労して出来るようになった子が一人でも増えるととても嬉しいです。
その子にとっては一生の財産になりますからね。
こういう瞬間が一番教師冥利を感じます。
それにしても最近の子どもの体力は落ちる一方です。
何とかしなければいけません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : なお  ■日付 : 04/11/20(土) 11:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼風鈴カザンさん:

>何だって、親が、学校が、先生が、友人が、社会が、って、責任を転嫁する。
>引きこもりや登校拒否というのは、そもそも自己に対する無責任から発生するものです。

先日、「党首討論」を見ました。

岡田代表の質問に対する小泉首相の答弁には私は「責任」をほとんど感じませんでした。さらに議場にいる政治家の野次などにも「自己に対する無責任」を感じました。

>世の中優しい奴ばかりじゃあない。

確かにそうですね。それが日本の現実でしょう。

>人は様々な理由で様々な悩みを持つ。どうやっても仕方のないと、
>生きていくと言うことは、どんな立場、性別、年齢、国籍などに関わらず、
>真剣に生きれば必ず苦悩は伴うと思います。

上記の方々はあまり苦悩を持っておられないようですね。

>人生の敗者以外の何者でもありえないでしょう。
>結局は自分で頑張るしかないでしょ。

その通り。私も自分で頑張ろうと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/21(日) 19:02  -------------------------------------------------------------------------
   風鈴カザン様 こんばんは
やはり 成長の段階で高校生位からは自分で自分の食を得る事が必要でしょう
バイトをするとかいっそ就職するとか
食べるために働く事(働かなければならない)は一つの解決策ですね

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 04/11/19(金) 21:28  -------------------------------------------------------------------------
   しろはさん、

「他人(ひと)を傷つけられない人は、自分を傷つけるのです」

鬱のとき、友人から心を開かせられた言葉でした。

レスご無用。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/20(土) 13:10  -------------------------------------------------------------------------
   登校拒否の問題は、気の持ちようでどうにでもなる、という誤謬をまずただして議論したほうがいいと思います。

登校拒否は、”行かない”のではなく、”行けない”のだ、ということをはっきりさせておいたほうがいいと思います。
それはちょうど、夜オバケが怖くて、道が歩けない、というのにも似ているものであり、理屈でどうこうというものではないように思います。

しかも、オバケという対象がはっきりとしている恐怖なのではなく、対象が本人にもわからない恐怖、つまり不安に圧倒されている状態のように思えます。この種の不安に勝てる理屈は、僕には思い浮かびません。

僕の知っている子が登校拒否で、4度目の自殺企図で死んでしまっています。
夕刊の片隅に、小さく記事が載っているのを見た時、僕は社会というのものに無性に腹が立ちました。死んだときだけ、こんな記事を、しかもベタ記事扱いの小さな記事を載せる社会というものにです。また自殺をしたその子にも腹が立ちました。

精神論などは無駄です。本人も含め周囲や、社会が実際に変らないとだめなような気がします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/20(土) 13:33  -------------------------------------------------------------------------
   外野 様 はじめまして よろしくお願いします

>登校拒否は、”行かない”のではなく、”行けない”のだ、
>ということをはっきりさせておいたほうがいいと思います。

私の場合「行かないし、行けない」の両方でした
勝てないまでも負けない考え方が必要です

自分から命を捨てる行為の恐ろしさは
一度死んでみなければわかりません
(物のたとえですがよく言われます)
自分の命は自分だけのものと言う考えは
自分勝手です

私も怒りがわいてきます
社会にたいしては20年間心の中で戦ってきました
半端な怒りでは有りません

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/20(土) 17:03  -------------------------------------------------------------------------
   しろはさん はじめまして こんにちは

>自分の命は自分だけのものと言う考えは
>自分勝手です

彼女は「今の私のいのちは私だけのものではありません」と、自殺企図をしたときに助けていただいた人たちのことを言い、「だけども時々くじけてしまいそうになる」とも言っていました。

「私はまじめすぎるの。学校を中退なんてとてもできない。だけど不適応するのならば学校に行けない。それならば見つけられる道は…」
これは彼女の遺書にあった言葉です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/20(土) 18:59  -------------------------------------------------------------------------
   外野 様 どうかよろしくお願いします

痛ましいことですね。
心からご冥福をお祈りさせていただきます

私も以前色々と悩むことがあって自殺未遂を起こした事が有ります
でも死にきれませんでした、その時臨死体験を味わい死が本当に
消滅な事と死の恐ろしさを身体で学びました

生きることは嬉しいこと半分つらいこと半分
生きていればいいことも本当にありますよね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/21(日) 5:57  -------------------------------------------------------------------------
   しろはさん

しろはさんの書き込みは心がかよっていて、いたらない人間の僕としては考えさせられることが多いです。
これからも貴重なご意見よろしくお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 松  ■日付 : 04/11/20(土) 14:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼外野さん、こんにちは。

人間というものは集団になれば、そのうちの何割かは必ずその集団についていけなくなるのだそうです。
その様なデータを昔見た記憶があります。

ですから、不登校児が出るのは必ずしも社会システムの問題ではないと思います。

不登校になる子供の背景には様々な原因があると思います。
それはもしかしたら本人自身の問題かも知れませんし、もしかしたら本人にはどうしようもない原因によるのかもしれません。

しかし、不登校が始まる第一歩はやはり、本人の甘えがあると思います。
そういう意味では風林カザンさんの仰る言葉は正しいと思います。
何の不自由もない環境で学校を休んでしまう子供がいます。
そうかと思うと、身体的な障害を持ちながらも立派な成績で学校を卒業する子供もいます。
その違いはやはり精神的なもの以外には考えられません。
いかなる大人であっても、逆境を経験していない人はほとんどいないでしょう。
その多くの人がその逆境を乗り越えてきています。
子供であっても、大なり小なり逆境を乗り越える力が要求されます。
生きる力として。

また、不登校になってしまった事自体が逆境かも知れません。
その時本人にとって最も必要なのは、再出発をするために第一歩を踏み出す勇気を持つ事でしょう。
その一歩が踏み出せないのが不登校なのですが、それでも踏み出さないと抜け出せません。
とにかく考える事よりも動くことなのです。

周囲の大人たちは、子供が不登校になれば悩みます。
特に普通の両親であれば、親のその悩み苦しみは非常に深い。

親はその苦しみのため、まず子供を責め、そして自分を責めます。
周囲はたいてい悩まないように忠告してくれますが、それは容易な事ではありません。
例えれば、水中を潜って息を止めているのが苦しくなった頃に、体の力を抜いて楽にしろ、と言われる様なものです。

それでも子供を責めては逆効果なのです。
子供本人も自分を責めています。
本人が自分自身を責めるというのは救いがありません。
その様な時に親まで子供を責めても、より追い詰める事にはなれ、何の解決にもなりません。
最悪の場合、貴方のご友人の様に自ら命を絶つ事もありえます。

不登校になる家庭は、その子供も親も、真面目な人が多い様に思えます。

私は、何か家庭に問題が出た時は、それまでの生活の中の誤りが表に出た時なのだろうと考えています。
それが子供に出た時は、子供に無理をさせていたのです。
子供は親に気を使っていますから口には出しません。
でも病気と同じで、無理を重ねれば異常となって表れるのです。

そうなったら親は自分を責めるのではなくもちろん子供を責めるのでなく、それまでの自分を省み反省して、自分の生き方の過ちを改めるしかありません。
言葉ではなく、身をもって子供に伝えるしかないのです。

最初にも書きましたが、どの様な社会になってもこの様な子供は出ると思います。
完璧な社会というのはありえません。
完璧を目指しても、必ず何かしらの歪みが、その社会の弱者を直撃すると思います。

それでも私が社会に望むことは、失敗した者に再挑戦を許す社会であって欲しい、という事です。
社会感情としても、システムとしても、です。

そういう意味では日本は、昔よりは随分と良くなってきていると思いますが、それでもまだまだ厳しいと思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/20(土) 17:10  -------------------------------------------------------------------------
   松さん はじめまして こんにちは

> 最初にも書きましたが、どの様な社会になってもこの様な子供は出ると思います。
> 完璧な社会というのはありえません。
> 完璧を目指しても、必ず何かしらの歪みが、その社会の弱者を直撃すると思います。

> それでも私が社会に望むことは、失敗した者に再挑戦を許す社会であって欲しい、という事です。
> 社会感情としても、システムとしても、です。

僕は「登校拒否」や「引きこもり」は弱者ゆえの病だとはあまり思えないのですが(つまり、かかえた問題が──人生上、あるいは人間としての問題。意識するとしないとにかかわらず──大きければ、その大きさの如何で”強者”もそうなる可能性があるということです)、それ以外の松さんのご意見には深く同意します。
ほんとうにそういう世の中になるといいですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/11/20(土) 15:58  -------------------------------------------------------------------------
    風鈴カザンさんの言う事も、団塊党さんの言う事も良く解ります。

引きこもりや不登校は甘えからくるものもあるでしょう。しかし、一刀両断に全て「甘えだ」と切り捨てるのはどうかと思うのです。

精神的ダメージを受けて引きこもりに陥った子もいるからです。私の身近であった話です。両親は躾けには厳しい人でしたが、レストランを経営していた為に、子供と接する時間が少なく、子供がシグナルを発していたのを見逃したのです。

学校で容姿の事で苛めに会い、先生に言ったら「お前が悪いからだ」と言われ、その事が引き金になり、学校に行かなくなり引きこもってしまったのです。それからまもなく摂食障害に陥り、過食、拒食を繰り返し精神病院の入退院を繰り返します。

最後は自傷行為をするようになります。家庭は破壊状態、まるで地獄です。食べていかなければならない両親は店を開けなければなりません。両親が店に出た留守の時に悲劇が起こりました。マンションから飛び降りたのです。だから一把一絡げに断じる事は出来ないのです。

私の経験ですが、親父は寡黙で躾けはスパルタ、明治男の典型的な人でした。その分、お袋が優しく親父に怒られた時には必ずフォローしていました。私自身小学校の頃は体が弱く苛めにあいましたが、今のように陰険ではなかったですね。

中学校に入ってもおとなしくて苛められましたが、ある日とうとう堪忍袋の緒が切れて、所謂対マンを張って相手をねじ伏せました。この事を契機に苛めはなくなり、むしろ私を中心に集まるようになってきました。

しかし、これはあくまでも私の中にあった「負けん気」が人より強かっただけであり、人それぞれです。今、孫たちと一緒に暮らしていますが、今の子供は可愛そうです。近所に遊ぶ子供がいないのだから・・・。時代は変わりました。我々の経験した事を今の子供達に押し付けようとするところに無理があります。


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/20(土) 17:11  -------------------------------------------------------------------------
   学校って何でしょうか。
そこに行かないことが人間にとって重大なことでしょうか。
就職が左右される、ひいては生涯苦労する可能性が高い。
でもそれは人間のほんとうの幸福とどれだけ関係しているのでしょうか。

たとえば、4度の自殺企図で死んだ子が、もし生きていれば、学校なんかに行かなくても、周りの人も本人もずっと幸せだったと思います。

太平洋戦争当時、日本は特殊な戦争ノイローゼを除きノイローゼ患者は減少したし、自殺者も減りました。国防婦人会などの戦時組織は、それまで家庭にこもってきた女性たちを生き生きさせたといいます。
こういうことを知ると、もっと他にそうさせる道もあるはずで、人間というのは天性の羅針盤というのを持っていないのかなという気もしてしまいます。

もしかしたら、引きこもりというのは、社会動向を鋭敏にとらえるアンテナを持った人々である、とも言えないだろうかと今の世の中を見てふと思ったりします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/20(土) 18:54  -------------------------------------------------------------------------
   はじめまして 真茶 でマチャと読んでください。

私も学校って何だろう? と思っています。
20年間、不登校・ひきこもりの若者たちと付き合ってもらっています。

10年ほど前に当時中学不登校だったこどもが言っていました。
学校でする勉強は受験に役立つなどの狭い勉強だが、
不登校後に出会った場所・人たちの中で学んだこと(机上の学習以外での勉強)は現在・未来でも生かされる広い意味での勉強だった…と。彼女はコレを「狭勉・広勉」と言っています。
25歳、一児の母となった彼女は今でも機会があると、「人生に生かせる勉強は学校以外の場所で習得できた、不登校は悪いことではない、行きたい人は行けばいい。でも行かない子どもたちを否定しないでほしい」と言ってます。
彼女だけでなく多くの若者たちが似たような感覚・感想を語ります。

不登校・ひきこもりを心ならずも選択せざるを得なかった若者たちは(真茶がであったのは百人前後ですが)、一人の例外なく「真面目で優しく我慢強い」人たちばかりでした。
もちろん学校に籍を置く若者たちにも同様の感覚の持ち主もいます。が、ごく一部には自身の不満・不安をクラスメートをイジメる形で発散する人もいます。

誰でも自己肯定できるようになれば、自らの人生を選択し行動していきます。
周囲のオトナたち(家族・教員・近所)が本人の現状を否定し続ければ、当事者が自己否定してしまうのは当然のことではないでしょうか?
誰か一人でも彼らの苦しさを理解し余裕を持って付き合えれば、いつか必ず彼らなりの人生を作りますしこもっていても作っています。ひきこもりは充電期間ですから。

これらは私の体験的持論です。
不登校・ひきこもりに私と反対意見の方と議論する気はありません。
それぞれが個人的な想いを自由にカキコしていいと思います。
反対意見の方たちの想いを否定したくないし、上記の体験的持論を否定されても変えられません。

最期に、小・中学の義務はオトナ(学校施行、管理者および保護者)が負う義務であって、子ども自身は「学ぶ権利」です。権利なら受ける権利と受けない権利との選択肢があるのではないでしょうか。
また多くの保護者は義務を怠っているのではなく、我が子の心身を守るために不登校せざるを得ないこどもの代弁者にすぎません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 「行けない」と「行かない」  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/11/20(土) 17:53  -------------------------------------------------------------------------
   しろはさん、みなさん、こんにちは。


既にしろはさんが【32410】で短く的確に書いてくれていますが、
誰かが何かをやらないときには、「やれない」と「やらない」の
二つがあると思うんです。

 A できなくて、やれない。(不如意、不本意)
 B やらないぞと思って、やらない。(意志、勇気)

   *

たとえば会社勤めの人で、調子が出ない。原因不明の体調不良が
続く。やる気が出ない。何もかも面白くない。そんなとき。

 1 それでも仕事だからと、頑張り続ける。
 2 無理がたたり、朝起きられず会社に行けなくなる。
 3 数日会社を休んで、体調と気分を新鮮にする。

1は「会社に行く」。2が「行けない」。3が「行かない」。

いろいろあるし、一概にはいえないけど、現実には、1→2という
パターンがとても多いんです。ならば、早めに3を選択したほうが、
長い目で見たら得策だし、賢いやり方ともいえる。休む勇気ですね。

実際には、誰でもたいてい両方の気持ちが混ざっているんですが、
「〜のために」いまは休む、会社に「行かない」という、意志と
いうか、「先」を見る気持ちが何らか持てると、勇気が出てくる。

それをもう一段大きな視点に移せば、ほんとにずっといまの会社で
いいのか。ガマンしてるだけじゃなく、もっと発展的な転職とか、
独立を考えるとかいう道もあるのでは。そんな発想も出てきます。

   *

私は子供がいないし、取材でも子供や思春期をテーマにしたことは
これまであまりないんですが、でも子供の場合も、基本的には同じ
なんじゃないかなと思うことがあります。

何て言うのか。子供にも、「学校に行こうとしても行けない」気持ち
だけでなく、何らかの理由で「もうあの学校には行かないぞ」という
意志のようなものが、多かれ少なかれ、あるだろうと思うんです。

だけど子供は多くの場合、自分でも自分の気持ちがよくわからないし、
それがうまく表現できない。それに周りの大人には、学校に行くのは
当然という観念があるから、上のAの視点だけで見ちゃいがちになる。

でも、その子をありのままに見るという意味で、Bのほうの見方にも、
大切な意味があるんじゃないか。ほんとに「学校なんか行かなくても
いいよ」ということではなく、一度そのように見てみるだけでも。

周りの大人が、なるべく頭を柔らかくして、いろんな見方を試して
あげると、それだけ、それぞれの子供なりのやり方を見つけていく、
何かヒントが見つかりやすくなるんじゃないか。

みなさんの書き込みを読んで、そんなことを考えました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/20(土) 19:17  -------------------------------------------------------------------------
   引きこもり と 不登校 

千人いれば千通りの形があるはずです
原因は人それぞれですから
どこかで成功した対策があっても
どこでも成功するとは限らないはずです

あまり難しく考えないで、深いこだわりを捨て
ゆっくりと社会を学んでいけばいいと思います

偏見はよしましょう責めても何もで出てきません

一生懸命よりも気楽に行きましょう
人生一寸先は 光ですぞ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/20(土) 23:10  -------------------------------------------------------------------------
   しろは 様

正直申しまして、この「不登校、ひきこもり」の
スレッドを貴方様が立てられた時はこんなに皆様のご意見を頂ける
とは思いませんでした。

この問題が単なる個人に帰するものではなく、色々な場所で
形を変え起こっているものだと改めて認識いたしました。

真茶様とか普段はきっと見ておられるだけの方々が、投稿なさった
という事にも、この問題への関心の深さが伺えると思います。

皆様、本当にありがとうございました。

私も友人のフリースペースに通っている子ども達や若者達の
ことを考え、つい色々な言葉を並べてしまいました

しろは 様も辛い記憶を乗り越えてこのスレッドを立てて
頂きありがとうございました

千人いれば千通りの形があるはずです
原因は人それぞれですから
どこかで成功した対策があっても
どこでも成功するとは限らないはずです

あまり難しく考えないで、深いこだわりを捨て
ゆっくりと社会を学んでいけばいいと思います

偏見はよしましょう責めても何もで出てきません

一生懸命よりも気楽に行きましょう
人生一寸先は 光ですぞ

本当にそのとおりだと思います。

夜もだいぶ更けて参りました、私のこのスレッドへの投稿は
今夜はこれで終わりに致したいと存知ます

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/21(日) 17:19  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラ 様 こんばんは

>私も友人のフリースペースに通っている子ども達や若者達の
>ことを考え、つい色々な言葉を並べてしまいました

素晴らしい取り組みですね、私も少年時代にそういった取り組みに
混じりたかったです
どんどんお言葉を下さい、言葉には力があります

不登校、引きこもりの原因について一言

今の若い世代の家庭は家族愛が足りないのではないでしょうか
(私にとって親子の愛とは一緒に過ごせる時間だと考えています)

一緒に何でも時に厳しく時に優しく話し合える家庭、
必要なのは子供を大事にする心
なにかと戦う時には家族一丸となってやり遂げる心

ひきこもりだの不登校だの好きなことを言いたいひとには
言わせておけばいいのです、学校に行かなくても
一生かけて取り組めばノーベル平和賞が取れるかもしれません
(私は是を狙っています)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/20(土) 20:57  -------------------------------------------------------------------------
   朝から出かけて今帰ってきたら、このスレッドにたくさんのご意見が寄せられていて、この問題の関心の高さを改めて感じました。

身近なところで不登校や引きこもりを目にされていらっしゃる方はみなさん一様に、この問題の難しさを感じられているように思います。
このスレッドを一読した印象はまずこの点を強く感じました。
周りが厳しく対応したら解決できるというような簡単な問題ではないということをこれは示していると思います。

私は幸いなことに不登校の子を直接に担任したことはありません。
不登校になりかかった子を受け持ったことはありますが、いずれも小学1年生でした。
入学後間もない頃ですから、これは不登校というよりも学校にまだ慣れていないためだったのでしょう。
ですから不登校は経験がないと言ってもいいです。

しかし私は教師ですから、子ども達はたくさん見てきました。
一人一人千差万別、様々な子どもがいます。

大人が本気で厳しく対決しなければならないこともたくさんあります。
今の時代は本当に厳しさの必要な時代だとつくずく思うことがあります。
もちろん、大人の側の愛情がなければその厳しさも反発として帰ってくるだけですが。(北海道の北星余市高校の元ヤンキー教師、義家先生はこの典型です。愛情と厳しさの両立が実現できています。)

一方では厳しさよりもむしろ受容してあげること、ありのままを肯定してあげることを何よりも求めている子どももいます。
(実際には一人の子どもの中にこの両方を求めている部分があります。)

単純化して言えば、不登校や引きこもりの子ども、あるいは親から十分な愛情を受けてきていない子どもなどは後者をより強く必要としていると思います。
子どもを甘やかすのはもちろん一般的には良いとはいえないでしょうが、意図的に甘えさせてあげる場合もあっていいと思います。

また最近は発達障害と思われる子どもが増えてきています。
このような子どもは特に専門家の助言を得ながら対応をしなければ、とても難しいです。

一般的に厳しさが必要だという考えは分かりますが、何でもこれだけで押し進めるのは大変危険です。
特別な事情をかかえた子どもだけでなく、ごく一般的な子ども達も厳しさだけで教育が出来るわけではありません。

いつも指示や命令ばかり受けている子どもは無気力になったり反抗的になったりしますし、時にはいじめを始めたりします。
また暴言や暴力をいつも受けていると、攻撃的な性格になっていじめを始めたり逆に自傷に走ったりします。
これは私の過去の失敗から学んだ体験的真実(私にとって)です。

すべてを自己責任論やスパルタ論で解決しようとするのは、社会一般でも同様ですが、子どもの教育には特に危険だと言うことを理解しておくべきです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 単なる根性なしですわ!  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/20(土) 21:47  -------------------------------------------------------------------------
   学校は「行く」ところではありません。
中学校を卒業し「権利教育」に移行した瞬間から
「出していただく」ところです。
高等学校に進んだ私に、親父はあれこれ言いませんでした。
2年の夏に、所謂。凶器準備集合の門で補導され、事情聴取
を終え、家に送り届けられた私は・・・
「半端な悪さ、しやがって」と思い切り殴られました。
中2以来の鉄拳でした。

それはもう、昭和一桁で、職業軍人の倅ですから言葉より
手足が先でした。でも決して親父を怨んだりしたことは、ありませんでしたし。
一家の中での「分」を弁えることを覚えました。
「あんちゃん」 兄弟の間でこの言葉は絶対です。
つまり・・・長男は、兄弟を支配できる代わりに、全責任を負う
リスクをも背負っていました。
登校拒否やひきこもりなど、許されません。
下は下で、「あんちゃん」に首根っこ掴まれる訳ですから・・・。
そんなことは出来ません。個人の「権利」ばかりを云々言い出して
一人っ子しか作らない親。不登校や引きこもりは起こるべくして
起きています。

愛の鞭と虐待の違いも解らない老人党の皆さんには
馬耳東風ですな。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 私へレスした方。  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/20(土) 22:21  -------------------------------------------------------------------------
   日本刀!?関東オフ!?
行ける訳がありませんね。仕事ですから。
ついでに申し上げれば、太刀を持って東京を歩くなど不可能です。
居合道などの方がお使いになる「鈍ら」と一緒にされては・・・
お止め下さい。いかにも私が、日本刀で殴りこむかのようなことは・・・
絶対にありません。
そんな違いもお分かりにならない方々に、当家の家宝など理解できますまい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):単なる根性なしですわ!  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 7:06  -------------------------------------------------------------------------
    ▼スサノオさん:

>それはもう、昭和一桁で、職業軍人の倅ですから言葉より
>手足が先でした。でも決して親父を怨んだりしたことは、ありませんでしたし。
>一家の中での「分」を弁えることを覚えました。
>「あんちゃん」 兄弟の間でこの言葉は絶対です。
>つまり・・・長男は、兄弟を支配できる代わりに、全責任を負う
>リスクをも背負っていました。
>登校拒否やひきこもりなど、許されません。

子どもの心が通常の状態、健康な状態を保っているときにはそのような教育も可能でしょう。
(私は賛成しませんが。なぜならその子が大人になると暴力崇拝的な人になる可能性が大きいと思いますので)

このスレッドで問題になっている不登校や引きこもりの子どもの多くは、心が自分の意志力の限界を超えて、弱っているのです。
このような場合にストレートに厳しさを突きつけていくのは危険だと思います。一歩間違えば虐待です。
飢えて死にそうな人に、水も食料も我慢しろと言っているようなものです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):単なる根性なしですわ!  ■名前 : 九州渡辺  ■日付 : 04/11/21(日) 15:50  -------------------------------------------------------------------------
   つまり・・・長男は、兄弟を支配できる代わりに、全責任を負う
リスクをも背負っていました。>>そうです。弟がテストで悪い点を取って
いれば『この成績は何か?』 『でも僕より悪い成績の友達もいるよ』
『ばかもん!自分より下を目標にするとは何事か!』と叱ったものです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/21(日) 20:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼スサノオさん:

お久し振りです。

上の貴コメントに、大筋、同意します。

ただ、画竜点睛を欠いているような気がします。
それは、「愛の鞭と虐待の違いも解らない老人党の皆さんには馬耳東風ですな」と決め付けられたことです。

老人党の皆さんにも色々居られるのではありませんか、と、私は思いたいのですが、「名誉右翼」として。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/21(日) 22:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん:
>▼スサノオさん:
>
>お久し振りです。
>
>上の貴コメントに、大筋、同意します。
>
>ただ、画竜点睛を欠いているような気がします。
>それは、「愛の鞭と虐待の違いも解らない老人党の皆さんには馬耳東風ですな」と決め付けられたことです。
>
>老人党の皆さんにも色々居られるのではありませんか、と、私は思いたいのですが、「名誉右翼」として。

すみません。思慮が不足してました。
私は自分の倅達にも子育ての「信念」がありまして・・・
すべて、我が家代々の教えを子供にも実践しております。
特に長男には「家督を継ぐ」とはなんたるか?を教えております。
逃げられないのですよ。一家の長は・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/21(日) 22:42  -------------------------------------------------------------------------
   ▼スサノオさん:

レス有難うございます。

誠に、失礼ながら、私の、この掲示板におけるスサノオさんの書込みから想像したプロファイルを記してみます。

1.住む所:長野県
2.職業 :自動車部品製造会社 社長
3.年齢 :40代
4.家族 :男子3人、六人家族(母上、妻女);父上は入院中
5.思想・信条:父上に反発した青春時代を経て家業を継ぎ、父上の正しさを認識し、我が子にも同じように「男子一家を構えるとあらば・・・」を教育中・・・。左翼(共産)思想家の、ある意味での、社会に対する甘え、国家権力への責任転嫁には、鼻持ちなら無い、許せん・・・という感じ、を持っている。
6.従業員、女性に対して、十分な配慮をし、尊敬を受けていると(自身では)思っている。

そして、時に(お酒を飲んで??)激して、暴言を吐く、そして、少し、反省をする。元、好敵手「ウミサチヒコ」。

私の、認識の間違いを正してください。宜しく。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/22(月) 1:03  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん:
>▼スサノオさん:
>
>レス有難うございます。
>
>誠に、失礼ながら、私の、この掲示板におけるスサノオさんの書込みから想像したプロファイルを記してみます。
>

こちらこそ。
>1.住む所:長野県
>2.職業 :自動車部品製造会社 社長
これ違います。しがない特需設計部の一、課長です。
家業は畑違いの、食品卸売業でして、こちらは母親が社長です。

>3.年齢 :40代
正確には昭和38年兎年生まれの41です。

>4.家族 :男子3人、六人家族(母上、妻女);父上は入院中
正解です。

>5.思想・信条:父上に反発した青春時代を経て家業を継ぎ、父上の正しさを認識し、我が子にも同じように「男子一家を構えるとあらば・・・」を教育中・・・。左翼(共産)思想家の、ある意味での、社会に対する甘え、国家権力への責任転嫁には、鼻持ちなら無い、許せん・・・という感じ、を持っている。

反発・・・ではなく。「甘え」でしょうね!?衣食住足りて礼節を知らず・・・
という感じでしょうか?高校3年で読んだ「三島由紀夫」に
後頭部を鈍器で殴られたような衝撃を覚え・・・(笑)
許せない!そんなことはありません。大学卒業後すぐくらいに結婚し
親になった私は、自分で言うのも何ですが。本当に大変でした。
「人を育てる」というのは、並大抵ではない「覚悟」が必要だと思います。
今だに「親孝行」などしていません。ただ、がむしゃらに今迄来ました。
そりゃ、社会や国家権力に憤ったこともあります。
しかし、全ては自身の「身の税」なのです。
死ぬ気になれば・・・。何だって出来ます。本田総一郎が部下によく言った
言葉ですが「やってみもせんで・・・何を言っておるか!!」
ですね。

>6.従業員、女性に対して、十分な配慮をし、尊敬を受けていると(自身では)思っている。
>

これに関しては・・・「不可」ですね。部下の女性は「女性」と思っていませんし
彼女等にしてもそう思われたくないでしょう!?女性で「専門職」を選んで入社してくるわけですから・・・。まぁ、よく働きます。時々、上司として「プライベートは大丈夫なのか?」と心配になるくらい働きます。当然。チャラけた男よりも
遙かに頼りになる「戦力」です。
尊敬はされていないでしょうね!?元来が破天荒な上司ですから・・・気に入らなければ取締役にも喰ってかかりますし・・・。妥協は嫌いなんで・・・
常に、「最高か?無か?」そのどちらかの人間ですから(苦笑)
良いモノ造って当たり前!ユーザー様の命を預かっているわけですから・・・。
本当に「コスト」という言葉は嫌いなんです。
我々の造るモノは、コストより「性能」ですから。


>そして、時に(お酒を飲んで??)激して、暴言を吐く、そして、少し、反省をする。元、好敵手「ウミサチヒコ」。

ウミサチヒコさんが「好敵手」などと・・・畏れ多いですね。
私は正直。右翼でも民族主義者でもありません。
先人が築いて、発展を遂げたこの日本。敗戦の焼け野原と、屈辱から立ち直った
日本。四季折々の景色。風情。みんな素晴らしいじゃありませんか?
海の無い長野に居るからでしょうか?海が大好きです。
ジェット・スキーも乗ってますしクルーザーも操縦します。
もうじき長野の山々は雪に閉ざされますが、スノー・モービルで行く
雪山も大好きですし、そこで獲る「山の幸」も好きです。
仕事が忙しく、解禁日には山に行けないのも悲しいですが・・・
冬眠しない「熊」も居るんですよ。ご存知ないでしょうが?
それ程。気候がおかしくなってます。気候だけでなく、世の中すべてが・・・
それを憂いているのは事実です。
>
>私の、認識の間違いを正してください。宜しく。

「良」を差し上げましょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):単なる根性なしですわ!/言葉尻ですみませんが  ■名前 : とうろう  ■日付 : 04/11/22(月) 1:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼スサノオさん:

こんばんは。未だ起きていますので一言。

元「敦煌」さんですよね。為念確認です。「優」を貰えると思っていたのですが、残念です。

今後とも宜しく。そして、排他的な言は控えて楽しく「論」を交わしましょう、と、年寄りが言います。

失礼。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/21(日) 1:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

はじめまして。

>すべてを自己責任論やスパルタ論で解決しようとするのは、社会一般でも同様ですが、子どもの教育には特に危険だと言うことを理解しておくべきです。

まず、関わる人間がどれだけ安定した強い価値観を有しているのかは極めて重い要素になるのではないでしょうか。その逆はダブルバインド。

私が思うのは、実際に作ることを通じて作る楽しさを実感させる。その上、収穫のうれしさも味わってもらう。作る、収穫するには無論厳しさも苦しさも無念さもあるでしょうが、丸ごと経験させる。大事なのは「作る」ことと「収穫」が結びついていること。

「作る=労働」を通じて人は人になるのではないでしょうか。すると「作る=労働」が問われることになります。

ここで「作る=労働」というのは芸術でもスポーツでも農作業でも機械工作でも勉強でも、その人の好むところのものとして。

そこで周りができるのは、「作る=労働」の環境作り、支援となるのではないでしょうか。

人間は一人一人ではそんなに強いものではないし、どこか限界があります。支援が必要。

処方箋についても、処方箋を出す人には上記求められますが、出す処方箋は極めて複雑なものに対して最適なものということになりますから、Aに対してのBというのではなく、Anに対してのBnということでしょうから、理想をいえばnの数が必要で、それはとても無理だとしても一般論には無理があるとはこれから言えます。

「引きこもり人集会場(具体的な場所とネット+)」など、まずできることなのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 7:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼遍巳亭さん はじめまして

>人間は一人一人ではそんなに強いものではないし、どこか限界があります。支援が必要。
>
>処方箋についても、処方箋を出す人には上記求められますが、出す処方箋は極めて複雑なものに対して最適なものということになりますから、Aに対してのBというのではなく、Anに対してのBnということでしょうから、理想をいえばnの数が必要で、それはとても無理だとしても一般論には無理があるとはこれから言えます。
>
>「引きこもり人集会場(具体的な場所とネット+)」など、まずできることなのではないでしょうか。

おっしゃるとおりです。
ひきこもりや不登校と一口に言っても、個々のケースは全部違うと思います。
思い切り単純化して言えば、その人が自分の心を自分でコントロールできる状態にあるかどうかがポイントだと思います。
ある程度健康な状態を保っている人に対する対応と、そうでない人に対する対応とでは違ってくると思います。

後者の場合には専門家の助言も必要です。
家族だけにおっかぶせるのではなく、社会全体で支援していこうという態勢が整えられるべきだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/21(日) 10:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しろはさんへ

この、不登校・ひきこもりのスレの前の 白い病院を見させていただきました。
つらい体験をなさっているのに 今もがんばっておられるのですね。
不登校もその後の体験もあなたの力不足なのではありません。
それどころか、中学、いえ小学校から現在まで、自分のエネルギーがゼロ以下に近い状況でも、自分でガンバッテこられたんですよね。そのパワーは想定した結果ではなく、努力してこられた経過こそ大事にしてほしいと思います。
結果(成果)のみで判断する人たちがいますが、判断基準(ものさし)が違う人間もいます…って、こんなことも充分理解しておられることも感じています。
そして<20年間の苦しさ恨みは半端じゃない>も十二分に確認同意できます。

▼団塊党さんの言葉を引用して話させていただききますが、団塊党さんだけの質問ではありません。 

<ひきこもりや不登校と一口に言っても、個々のケースは全部違うと思います。
思い切り単純化して言えば、その人が自分の心を自分でコントロールできる状態にあるかどうかがポイントだと思います。
ある程度健康な状態を保っている人に対する対応と、そうでない人に対する対応とでは違ってくると思います。
後者の場合には専門家の助言も必要です。
家族だけにおっかぶせるのではなく、社会全体で支援していこうという態勢が整えられるべきだと思います。>  ここまで引用

ほぼ私も同意見です。あくまで体験的私見(No.32443 真茶 - 04/11/20(土) 18:54 もご覧くださるとありがたいです)にすぎないここと、日〜火までPCのない場所に出かけていることをご了承くださいませ。

<自分の心を自分でコントロールできる状態>
この状態が肝心なのですが、当人の能力不足(育っていない・素質など)ととらえられると家庭の問題だとか当人の弱さだという、大きい誤解を生じる元になっていると思います。(これらの誤解と偏見で親ごさんが悩み大きく落ち込みます)
これらは当事者のエネルギー(動活力)が奪われた結果です。また、数々の誤解と偏見で親も当人も実りのない努力を数十倍、数百倍使い果たした結果なのです。

<後者の場合には専門家の助言も必要>
専門家…この場合不登校・ひきこもりの専門家といわれたら、皆さんはどんな職業をおもいうかべるでしょうか?
教育関係(教員)? 医療関係? カウンセラー? 体験した親? 体験した若者?

私が推薦する専門家は、自己肯定(整理)できた体験した若者たちと、それらの若者たちの言葉を補足説明できるオトナたちだと思います。
専門家は職業で判断しないでほしいのです。

教員・医者でも偏見のカタマリのような人もいますし、片側学習しかしていないカウンセラー人もいます。ひきこもり・不登校などの当事者でも過去の整理も肯定もできない状況の体験者は、苦しみが前面に出て「自分は不登校だったが卒業した方がいい」と親ごさんに助言します。
学校否定ではありません。その時のこどもの状態に注視してほしいのです。


登校(出社)できない状態を体現できるまでに、周囲の人たちが想像する以上の永い苦しい期間があります、月単位でなく年単位の期間です。
当人にとっては、苦しみながらでも(たとえ数日間の休養でも)現場から距離を取ることが大事で動力充電すれば動けるのです。
しかし、現場関係者も家族もやっとの思いで体現した直後に当人へ働きかけを始めますから、静かに休養できる環境ではなくなりますし、何よりも当人が一番自分を責めています。

オトナなら転職・転居は条件制限はあっても(法的に)可能です。
でもコドモはコドモであることで学校に行かないことは、あたかも犯罪者のように感じられる扱いをされます。学校関係者だけでなく親戚・近所のオトナからもコドモからもです。
庇護されるべき保護者(家族)からもなのです。家族は誤解と偏見の毒性から解放されれば本当の保護者になっていますけれど、その期間と相談先が人さまざまなだけです。
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/21(日) 11:43  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:はじめまして

><自分の心を自分でコントロールできる状態>
>この状態が肝心なのですが、当人の能力不足(育っていない・素質など)ととらえられると家庭の問題だとか当人の弱さだという、大きい誤解を生じる元になっていると思います。(これらの誤解と偏見で親ごさんが悩み大きく落ち込みます)
>これらは当事者のエネルギー(動活力)が奪われた結果です。また、数々の誤解と偏見で親も当人も実りのない努力を数十倍、数百倍使い果たした結果なのです。

皆様のご意見から考えていました。すると疑問がわいてきます。

「自分の心を自分でコントロールできる状態」とはなにかということです。実は「自分」というものはそれこそ巨大な怪物のようなもので、それをちっぽけな「自我」がコントロールをするなどはとても満足にできることではないというのが、自らのこれまでの人生を振り返っての思いです。特に青年期などは振り返りますとそれこそ暴風雨のまっただ中でした。

ただいま悩んでいる者には、消耗するような方向にエネルギーをできるだけ使わせないこと。エネルギーをよりよく生きるために転化させる方向で関わる者たちが知恵を絞ること。

周りができることとして、

1.彼(彼女)に対して自らリスクを負って助言し、関わる。肝心なことは「自らリスクを負う(それ故関わりうる限度があります)」ということ。「体を張って育てた」という言い方がありますが、まさしく「体を張る」。皆様の体験談からの成功例として親御さんの「体を張る」がみられます。

2.とにかく肯定すること。認めること。肯定から自己治癒力(修正、形成のエネルギーが生まれてくるはずです)。

3.「つながり」の大切さ。独りにはしない。他者があって自分が成るのでしょう。


彼(彼女)らに欠けているものは逆に考えますと、

1.「体を張る」存在の不在。
2.自らを肯定する存在の不在。そのような存在には「自ら」も当然含まれます。
3.「つながり」の無さ。

このように考えますと、私たちのいま進んでいる社会は後者の「1・2・3」があまりみられないように思われます。かつては「大家族・地域」がこのような「1・2・3」を有してしかるべき役割を果たしていたのかもしれません。すると、個人(家族)の問題だけに終わらない構造をどうしても視野に入れなくてはならなくなります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/21(日) 11:53  -------------------------------------------------------------------------
   失礼しました。訂正します。

後者→前者。

このように考えますと、私たちのいま進んでいる社会は前者の「1・2・3」があまりみられないように思われます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 12:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん はじめまして

数多くの不登校や引きこもりの方達を見てこられたのですね。
体験に根ざしていらっしゃるだけに説得力があります。
ご意見にはすべて賛同いたします。

専門家だけでなく、体験された方々の助言は何よりの指針になると思います。
また家族はもちろん周囲や社会全体の理解が大切なこともおっしゃるとおりだと思います。
本人だけでは解決できないからこそこれだけ社会問題化しているわけですから・・・
周囲が理解を示すだけでも随分救われる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

今後ともどしどし書き込んで頂ければ有り難く存じます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/11/21(日) 12:24  -------------------------------------------------------------------------
   真茶さん、はじめまして。


医療・健康関連を中心に、フリーで出版関係の取材・執筆を
仕事にしている者です。

私は子供のこと、とくに不登校の子のことは、ほとんど知り
ません。ですが、以下のご指摘には、たいへん共感します。

> 登校(出社)できない状態を体現できるまでに、周囲の人たちが
> 想像する以上の永い苦しい期間があります、月単位でなく年単位の
> 期間です。当人にとっては、苦しみながらでも(たとえ数日間の
> 休養でも)現場から距離を取ることが大事で動力充電すれば
> 動けるのです。

ある精神科医から、一般にはマイナスの気持ちと思われている
うつや不安にも、当人にとって積極的な意味がある。うつ気分は、
立ち止まって休養し、周囲をもう一度見渡そうというメッセージ。
不安感情は危険の接近を知らせる警報サイン。そう教わりました。

職域での相談経験が豊富なカウンセラーからは、若いサラリー
マンの不出社が着実に増えていると聞きました。無理に頑張り
すぎるより、思い切って数日休みなさい。そのように相談者に
つねづね勧め、これを「プチ引きこもり」と呼んでいるそうです。

大人も子供も、大事なことは共通しているなと感じます。
どうもありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 並型  ■日付 : 04/11/21(日) 2:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

はじめまして。

私は、小学校五年の一時期「不登校」の経験があります。
原因は、無視する事によるいじめでした。
「お腹が痛い」・「気分が悪い」等と理由を付けて、私が
「不登校」をはじめてから一週間が過ぎた頃に、その本当
の理由がいじめである事を知った父が、私を呼びつけて次
のように言いました。
「お前は、学校でいじめに遭っているそうだが、なぜそう
 なったか原因が解るか?」
私は、いじめが始まった頃から、あれこれその原因を考えて
いましたが、思い当たる事がなかったので、
「解らない。」
と答えました。すると父は、
「ではお前は、自分を省みて、他人様に対して何らやましい
 事はしていないのだな?」
と私に問いました。私は、
「していない。」
と答えました。その言葉を聞くと父は、
「自分を省みて、何らやましい事が無いのであれば、顔を挙げ
 て、胸を張って正々堂々と登校しろ、戦う前から白旗を揚げ
 な!」
と強い口調で言いました。次の日から私は、自分なりの作戦を
考えて登校を再開しました。作戦とは、登校時・下校時に教室
に出入りする時は、窓ガラスが揺れんばかりの大声で挨拶をす
る事と、無視を続ける級友には相手が自分に対して何かしらの
言葉を発するまで話し掛ける事、そして廊下を歩く際には、胸
を張って正々堂々と歩くというものでした。この作戦を始めて
から一ヶ月ほどして、私に対するいじめはなくなりました。

私は今でも、父が私に同情する事無く「他人の理不尽な行為に対して
は徹底的に戦え。」と私の尻を叩いてくれた事に感謝していま
す。「不登校」の原因・解決策は人それぞれだと思いますが、実際に
経験した私が考える最善の解決策は、その原因と真正面から向
き合い、戦って、それを克服することだと思います。戦う事な
く安易に別な解決策を取ろうとすれば、根本的な解決にはなら
ないばかりか、「不登校」によってできる「心の傷」も一生癒
える事はないし、人生に対して「負け癖」が付いてしまう気が
するからです。

以上、私が考える解決策です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):厳しさだけの教育は危険  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/21(日) 7:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼並型さん:

>「していない。」
>と答えました。その言葉を聞くと父は、
>「自分を省みて、何らやましい事が無いのであれば、顔を挙げ
> て、胸を張って正々堂々と登校しろ、戦う前から白旗を揚げ
> な!」
>と強い口調で言いました。次の日から私は、自分なりの作戦を
>考えて登校を再開しました。作戦とは、登校時・下校時に教室
>に出入りする時は、窓ガラスが揺れんばかりの大声で挨拶をす
>る事と、無視を続ける級友には相手が自分に対して何かしらの
>言葉を発するまで話し掛ける事、そして廊下を歩く際には、胸
>を張って正々堂々と歩くというものでした。この作戦を始めて
>から一ヶ月ほどして、私に対するいじめはなくなりました。
>
>私は今でも、父が私に同情する事無く「他人の理不尽な行為に対して
>は徹底的に戦え。」と私の尻を叩いてくれた事に感謝していま
>す。「不登校」の原因・解決策は人それぞれだと思いますが、実際に
>経験した私が考える最善の解決策は、その原因と真正面から向
>き合い、戦って、それを克服することだと思います。戦う事な
>く安易に別な解決策を取ろうとすれば、根本的な解決にはなら
>ないばかりか、「不登校」によってできる「心の傷」も一生癒
>える事はないし、人生に対して「負け癖」が付いてしまう気が
>するからです。
>
>以上、私が考える解決策です。

説得力のある貴重な体験論を教えて頂き有り難うございました。
自分の力で立ち向かっていくことを教えるのは親の義務だと思います。

動物はみなそれを子どもに本能的に教えています。
生まれたばかりの頃は感心するほど犠牲的に子どもの面倒を見ますが、ある時点まで来ると冷たいほど突き放すようになります。
これは自然の摂理じゃないかなと思います。

ただ、これはすべてのケースには当てはまらないと思います。
並型さんの心が強かったから出来たことじゃないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/21(日) 14:14  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん 団塊党さん  ぎみゆらさん レスありがとうございました。

1.「体を張る」存在の不在。
2.自らを肯定する存在の不在。そのような存在には「自ら」も当然含まれます。
3.「つながり」の無さ。
このように考えますと(中略)
かつては「大家族・地域」がこのような「1・2・3」を有してしかるべき役割を果たしていたのかもしれません。すると、個人(家族)の問題だけに終わらない構造をどうしても視野に入れなくてはならなくなります。  No.32534 遍巳亭さんより引用

以下は遍巳亭さんから引用して話させていただきますが、遍巳亭さんだけへの発言ではありません。

個人(家族)を問題視する前になぜ学校から距離を取りたいのかを、既成概念を(たとえ一時的でも)はずして考えてほしいです。

1.「体を張る」存在の不在
これらがマスメディアで大きく伝わっていますが、マスメディアで伝えられる事例は成功例というより、こじらせた事例の奮闘記だと思います。 事例の親ごさんのご苦労は理解しますが、誰よりも苦しみ心の傷を(過去も現在も)背負っているのは当事者です。
「学校・偏見から(こどもを)保護できる人が本当の意味での保護者だと思います、どうか親ごさんは本当の保護者になってください」と体験者(発言当時21歳)が語っています。

私は、1、よりも「2、自分の想いを肯定できるオトナと仲間の存在」……が先決・大事だと思います。
しかし、本人も家族も担任(医療関係者・カウセラー・教育行政側・他などなど)も既成概念が障害となって真実を見つめる心眼を曇らせます。

「自立できてない」とあらゆる場面で言われます。
自立より「自律」してほしい、私自身もつねに自律を目指してきました。(成果・評価は人それぞれですが…) ひきこもり・不登校だけでなく大学生や30〜過ぎのオトナ年齢の人たちにも、自律(自主性)が部分的に不安に感じるケースがあります。
自律にあって自立にないもの
と私が感じるのは、意志が外部の拘束から自由なこと(三省堂)です。
一時的に何かから距離をおきたい想いが不登校・ひきこもりなら、たとえ強固な意志でなくても<外部の拘束から自由>である部分の発露でしょう、表現方法はうまくなくても。
 蛇足として、不登校・ひきこもり当事者は 自由選択 → 行動 → 結果責任 ができる…できている若者たちです。
学校制度と学校制度外との両面を体験しているから、次代を担う彼らにバトンを渡すことに、私はまったくためらいはありません。それが20年間の経験で彼らに教えてもらったことです。
桃季さんはじめ多くの方々が言われるように、苦しむ若者・親たちをできる限り温かく支援する社会であって欲しいと思います。

今から出かけなければなりません、帰宅は明日。多分かなりな量になるかも…覚悟して出かけます。ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/21(日) 18:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:
>1.「体を張る」存在の不在
>これらがマスメディアで大きく伝わっていますが、マスメディアで伝えられる事例は成功例というより、こじらせた事例の奮闘記だと思います。 事例の親ごさんのご苦労は理解しますが、誰よりも苦しみ心の傷を(過去も現在も)背負っているのは当事者です。

>「学校・偏見から(こどもを)保護できる人が本当の意味での保護者だと思います、どうか親ごさんは本当の保護者になってください」と体験者(発言当時21歳)が語っています。
>


「体を張る」(身体を張る。「体」というよりも「身」の「身体(カラダ)」の方が適切です。彼(彼女)に対して「私」がリスクを負って関わるという意味で使いました。「自分の心を自分でコントロールできる状態」について、真茶さん、団塊党さんの意味されるところと若干はずれてレスをしたのですが、「身体を張る」について、私の表現の不足から誤解を与えたのかもしれません。

リスク(責任が自分に及ぶ)を引き受けて彼(彼女)と関わるところで、言葉一つの伝わり方が異なるのではないでしょうか。関わるということは相手からみられるということです。嘘は嘘としてみられます。

ネット上で個人的な情報を曝すことは、自らの経験談(仕事など論外)は語ることはしない主義ですが(その危険性は十分に知っているつもりです。これ自体個人情報の開示になります。読む人が読めば)、亡父の思い出として。

父は手を挙げない人でしたが、ある時に素手ではなくポンと頭を叩かれたことがあります。いまもそのことで父の愛情を感じます。父の愛情が伝わりました。それはささやかなことかもしれませんが「身体を張る」ということです。私にとっては。

「責任(リスク)を引き受ける深度」と言い換えることもできます。それは「2」の「肯定する」、「3」の「つながり」に結びついています。


>私は、1、よりも「2、自分の想いを肯定できるオトナと仲間の存在」……が先決・大事だと思います。
>しかし、本人も家族も担任(医療関係者・カウセラー・教育行政側・他などなど)も既成概念が障害となって真実を見つめる心眼を曇らせます。
>
>「自立できてない」とあらゆる場面で言われます。
>自立より「自律」してほしい、私自身もつねに自律を目指してきました。(成果・評価は人それぞれですが…) ひきこもり・不登校だけでなく大学生や30〜過ぎのオトナ年齢の人たちにも、自律(自主性)が部分的に不安に感じるケースがあります。
>自律にあって自立にないもの
>と私が感じるのは、意志が外部の拘束から自由なこと(三省堂)です。
>一時的に何かから距離をおきたい想いが不登校・ひきこもりなら、たとえ強固な意志でなくても<外部の拘束から自由>である部分の発露でしょう、表現方法はうまくなくても。
> 蛇足として、不登校・ひきこもり当事者は 自由選択 → 行動 → 結果責任 ができる…できている若者たちです。
>学校制度と学校制度外との両面を体験しているから、次代を担う彼らにバトンを渡すことに、私はまったくためらいはありません。それが20年間の経験で彼らに教えてもらったことです。
>桃季さんはじめ多くの方々が言われるように、苦しむ若者・親たちをできる限り温かく支援する社会であって欲しいと思います。
>


彼(彼女)の「精神の自由」ですね。「自立」があって「自律」があり、「自律」があって「自立」があるでしょうから難しい問題です。やはり「自らリスクを負う深い深度で信頼し、肯定する」がまずなくてはならず、それとともに「経済的な自立のための修練を求める」ということは「自由な選択」は尊重しつつ捨てることはできないのではないでしょうか。

そこで、「作ること、制作への専念(=労働)」を厳しく求め、支援するが最も適切な道の一つと考えています。

「お前のしたいことはすればいい。ただ、する以上徹底してするべきで、逃げても中途半端に終わらせてもいけない」と腹をくくって言う。親にはリスクも、彼(彼女)への信頼肯定も、精神の自由の尊重もあると考えます。また、そういった以上は彼(彼女)の邪魔をしないし、その限りでは甘やかしもしない。そのような親になりたいものです。

大人は自分で腹をくくって覚悟してそれを行うだけですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/22(月) 18:47  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:
>自律にあって自立にないもの
>と私が感じるのは、意志が外部の拘束から自由なこと(三省堂)です。
>一時的に何かから距離をおきたい想いが不登校・ひきこもりなら、たとえ強固な意志でなくても<外部の拘束から自由>である部分の発露でしょう、表現方法はうまくなくても。
> 蛇足として、不登校・ひきこもり当事者は 自由選択 → 行動 → 結果責任 ができる…できている若者たちです。
>学校制度と学校制度外との両面を体験しているから、次代を担う彼らにバトンを渡すことに、私はまったくためらいはありません。それが20年間の経験で彼らに教えてもらったことです。

「自律」と言われること、「縛る−縛られる」ということに思い至りました。「縛る者に縛られる」から自由になれない。その縛りの縄を解くのは大変なことだ。拘束は外部からなされてがんじがらめになって、精神の自由な置き所は引きこもりの部屋の中にしか見いだされなくなる。外部からの拘束から逃れるようにしてその部屋に一旦引きこもってしまうと、外部の目はさらに強く、縛る縄目はさらにきつくなる。蜘蛛の糸、蚕の繭のように絡め取られてしまう。

このような状態なのでしょうか。

そうであれば「通路」が必要だと、自ら通路をつくるのは至難の業だとすると、周りの者たちの協力がなくてはならない。

「縛る−縛られる」からの自由、精神の自由、それを「自律」という言葉で指し示すのかと考えます。

他者が「見る」ことは即「見られる私」にとっては暴力、縄目になるのかもしれませんね。それは自縄自縛へと転化する。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える(1)  ■名前 : 流水  ■日付 : 04/11/22(月) 20:17  -------------------------------------------------------------------------
   この問題を考えるとき、二つの側面があります。多くの議論は、この二つの側面を混同しているため、具体的な方法論が生み出せないのです。

【二つの側面】
1、個別具体的な個人(本人)の問題
2、それを取り巻く家族と社会の問題

ところが、現実には「登校拒否」や「ひきこもり」の子供の解決法を模索するとき、この二つの側面は、非常に密接に連関しており、どこからどうと明確な線引きができないのです。
例えば、ある子供が精神病理学的症状で、登校拒否になったとしましょう。医者は、病気を治癒するために、懸命な努力をします。家族も協力したとしましょう。そして、何とか本人も立ち直ったと仮定します。そして、登校をしました。多くの場合、病気を再発させ、また登校拒否に陥る場合が多いのです。そして、事態はさらに深刻になっているケースもしばしば起こります。

なぜ、そうなるのか。
多くの場合、その子供を受け入れる側の学校・教師・子供たちの無理解が原因で、その子供に対して無神経な言葉や態度を示したことが、病気再発の引き金を引くのです。
ここでの最大の問題は、多くの人が「登校拒否」や「ひきこもり」や「精神病理学的症状の人」を、特殊例外的存在だと考えているところにあります。

つまり、人間に対する考え方(人間観)の問題なのです。
この人間観は、子供たちの生活している親・家族の意識やその属している社会意識の投影なのです。※親は、社会の鏡(子供は親を通して社会を見るのです)
これを変革するのは、そう簡単なものではありません。
【登校拒否】【引きこもり】の子供は、まず最初は、親・家族と戦い、次に自分を取り巻く社会意識と戦わなければなりません。
精神的にも肉体的にも強い子供は、親・学校・教師に徹底的に反抗できるのですが、彼らは、自らを傷つける形(自傷行為)でしか、その思いを表現できないと考えることができます。ある意味では、彼らは緩慢な自殺行為をしているのかも知れないのです。

では、具体的にはどうすればよいのか、という問題になります。以下の方法は、わたしが実践してきた方法です。

★人間観の問題(※できるだけ具体的に語る必要があります)
ここで、重要なのは、人間は、誰しも同じような心と身体のメカニズムを持っている、ということを語り込む必要があります。
つまり、行きたくても学校にいけない子ども自身や親には、あなたたちは特別でもなんでもなくて、心と身体のメカニズムのバランスが崩れているだけだ、ということを、納得させる必要があります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり 不登校 に考える(2)  ■名前 : 流水  ■日付 : 04/11/22(月) 20:22  -------------------------------------------------------------------------
   わたしは、PNI(精神神経免疫学)の理論を用いて、同僚教師や子供たちに以下のことを語りこむことにしていました。
★人間の心と身体をつなぐもの⇒自律神経系、中枢神経系、とニューロペプチドの3つがある。
★その中でニューロペプチド系の働き(心身の連絡を担う物質)

  思考=気持ち=感覚=イメージ
  ↓↑         ↑↓
 葛藤につながる感情  爽快さにつながる感情
  ↓↑         ↑↓   
 ストレス       リラクゼーション
       ↓↑
      神経細胞
       ↓↑
免疫細胞⇔ニューロペプチド⇔ホルモン細胞 
    (エリオット・S・ダシャー;PNIー心と身体をつなぐもの)

※ここで重要なのは、人間の心と身体はこのようなメカニズムになっており、誰でも「心」が痛むと、身体に影響するということを認識してもらうことにありました。
そこから、登校拒否になっている子供は、このメカニズムのどこかが、バランスが崩れたのであり、それを克服するためには、本人の努力も必要だが、周りの人間が上の図でいう右側の(爽快さにつながる感情)で生活できるように配慮する必要がある。同時に、左側の要素を如何にして少なくするかが重要であることを力説しました。
しかし、学校という場は、左側の【葛藤につながる感情】を全てなくすことは不可能です。しかし、【葛藤につながる感情】を引き起こす要因を仔細に分析して、極力少なくすることは可能です。
そうすれば、人為的に引き起こされる【葛藤につながる感情】⇒いじめ、体罰、言葉遣い、人間関係などをどのように解決できるか、という課題がみえてきます。

★上記の認識をもとにして、学級や友達に対するあり方や仕組みをどうするかを話し合いします。(いじめの問題・言葉の問題・班構成の問題・掃除班の問題・机の位置・給食の席の問題・保健室との連携の問題・教師の授業中の声かけの問題・授業遅れをどう解消するかの問題・意図的に友人を作ってやる必要性など)

★教師として最も重要なのは、上記のような人間観を生かした学級つくりを具現化していき、【登校拒否】を生み出さない学級を如何にして実現するかを考える必要があるのです。同時に、そのような学級を作り出すことによって、子供たちの、ものを考える力、相手の心を想像する力、学ぶ力などを鍛え、育てていく視点と方法論を生み出さなければならないと思います。
なぜなら、学校という組織は、登校拒否の子供も大切ですが、そうでない子供も同様に大切なのです。
この相反するようにみえる二つの要求を同時に満たす方法論を如何にして構築するかが、学校・教師の力量が問われるところだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもり 不登校 に考える(2)  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/22(月) 22:43  -------------------------------------------------------------------------
   こんばんわ
流水 様

二日程、留守にしておりまして、今PCを
明けてみましたら、まだまだ「ひきこもり、不登校」の
スレッドでの皆様の活発な投稿が続いておりますね。

特に流水様の

わたしは、PNI(精神神経免疫学)の理論を用いて、同僚教師や子供たちに以下のことを語りこむことにしていました。
★人間の心と身体をつなぐもの⇒自律神経系、中枢神経系、とニューロペプチドの3つがある。
★その中でニューロペプチド系の働き(心身の連絡を担う物質)

  思考=気持ち=感覚=イメージ
  ↓↑         ↑↓
 葛藤につながる感情  爽快さにつながる感情
  ↓↑         ↑↓   
 ストレス       リラクゼーション
       ↓↑
      神経細胞
       ↓↑
免疫細胞⇔ニューロペプチド⇔ホルモン細胞 
    (エリオット・S・ダシャー;PNIー心と身体をつなぐもの)

※ここで重要なのは、人間の心と身体はこのようなメカニズムになっており、誰でも「心」が痛むと、身体に影響するということを認識してもらうことにありました。
そこから、登校拒否になっている子供は、このメカニズムのどこかが、バランスが崩れたのであり、それを克服するためには、本人の努力も必要だが、周りの人間が上の図でいう右側の(爽快さにつながる感情)で生活できるように配慮する必要がある。同時に、左側の要素を如何にして少なくするかが重要であることを力説しました。

という部分はとても分かりやすく、言葉では中々伝えられない、
「人間の心と身体は連動する」という部分が良く分かりました。
この文章の中の
「それを克服するためには、本人の努力も必要だがー」
という「努力」というのは、具体的に、流水様が考えておられるのは
どのような、ものなのでしょうか?

教えて頂きますと幸いに存じます

流水様の
しかし、学校という場は、左側の【葛藤につながる感情】を全てなくすことは不可能です。しかし、【葛藤につながる感情】を引き起こす要因を仔細に分析して、極力少なくすることは可能です。
そうすれば、人為的に引き起こされる【葛藤につながる感情】⇒いじめ、体罰、言葉遣い、人間関係などをどのように解決できるか、という課題がみえてきます。

★上記の認識をもとにして、学級や友達に対するあり方や仕組みをどうするかを話し合いします。(いじめの問題・言葉の問題・班構成の問題・掃除班の問題・机の位置・給食の席の問題・保健室との連携の問題・教師の授業中の声かけの問題・授業遅れをどう解消するかの問題・意図的に友人を作ってやる必要性など)

★教師として最も重要なのは、上記のような人間観を生かした学級つくりを具現化していき、【登校拒否】を生み出さない学級を如何にして実現するかを考える必要があるのです。同時に、そのような学級を作り出すことによって、子供たちの、ものを考える力、相手の心を想像する力、学ぶ力などを鍛え、育てていく視点と方法論を生み出さなければならないと思います。
なぜなら、学校という組織は、登校拒否の子供も大切ですが、そうでない子供も同様に大切なのです。
この相反するようにみえる二つの要求を同時に満たす方法論を如何にして構築するかが、学校・教師の力量が問われるところだと思います。

という部分には、長年「先生」というお立場で、
子ども達が、一日の大半を過ごす「学校」という環境を
子どもの心の成長を育む場にしょうと努力なされて来られたのだと思いました。

そして、そのような取り組みをなさって来られた流水様は
「登校拒否をしている子」「学校へいき続けている子」の
違いなく優しく、時には、厳しく、慈しんでおられた事と思います。

何時も教えて頂くことが多くありがとうございます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):引きこもり 不登校 に考える(2)  ■名前 : 流水  ■日付 : 04/11/22(月) 23:56  -------------------------------------------------------------------------
   レスありがとうございます。

ご質問の【本人の努力も必要だが】という部分は、まず自分の状況の認識という
ことです。
自分のおかれている状況をどのように認識するかは、意外と難しいものです。
人間は、他の人からどうしろ、こうしろと言われても、簡単には従えないものです。
本人がこうしようと思わなければ、なかなかできません。
そのためには、まず自分がおかれている状況を自分できちんと認識することが
重要になります。
そうすれば、自分でこうしようという心が生まれます。
わたしのいう【本人の努力】とは、そういう意味です。

周りの人間ができるのは、本人の心(決意)を黙って受け入れ、そっと背中をおしてやることだけだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもり 不登校 に考える(2)  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/23(火) 1:16  -------------------------------------------------------------------------
   流水様
レス頂きありがとうございます。

ご質問の【本人の努力も必要だが】という部分は、まず自分の状況の認識という
ことです。
自分のおかれている状況をどのように認識するかは、意外と難しいものです。
人間は、他の人からどうしろ、こうしろと言われても、簡単には従えないものです。
本人がこうしようと思わなければ、なかなかできません。
そのためには、まず自分がおかれている状況を自分できちんと認識することが
重要になります。
そうすれば、自分でこうしようという心が生まれます。
わたしのいう【本人の努力】とは、そういう意味です。

流水様のお言葉の意味が分かりました
そして、それはとても大事な事だと思います。

「自分が置かれている状況を認識する」
ということは、又、自分の心の中を整理して、自分自身を客観的に
見る、ということにも繋がっていくのでしょうか。

周りの人間ができるのは、本人の心(決意)を黙って受け入れ、そっと背中をおしてやることだけだと思います。

本当におっしゃる通りだと思います。

それが、中々出来ないのが「親」なのですが。
親も人間なので混乱し、不安で心が一杯になる時もあると思います。

親は親で又自分の気持ちを整理し、本人の心(決意)を黙って受け入れる 努力
が必要なのでしょうね。

それは一見、本人を甘やかしているように見えますが実際は,
自立の為の大事なプロセスなのだと思います。

じぶんでこうしようと決め、実行したことの結果は
全部自分に反って来るのです。
それは誰のせいにも出来ないのです。
そうやって困難なことにぶつかりながら、その都度自分で考え、決意し
選び取って行く中で、子どもは親から離れて行くのかも知れないと思います
失敗をしても、
「大丈夫だよ、何度でもやり直していいんだよ」
というメッセージを伝えることが子どもの背中そっとをおすことにもなるのかなとも思います。

フリースペースに来ている子ども達と親御さん達のことを見ていてそのように
感じました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 新スレッドへ移行願います  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 04/11/22(月) 21:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

こんばんは。Ray@スタッフです。

「引きこもり 不登校 に考える」スレッドの
書き込みがだいぶ多くなりましたので
新しく「引きこもり・不登校を考える・2」スレッドを立てました。

以後のご議論は新スレッドをご利用くださるよう
どうぞよろしくお願いいたします。

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