Page 2039 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼モンサント社の訴訟作戦 船橋康正 04/12/16(木) 3:03 ┣Re(1):モンサント社の訴訟作戦 MNG 04/12/16(木) 22:31 ┗Re(1):モンサント社の訴訟作戦 石頭の息子 04/12/17(金) 0:13 ─────────────────────────────────────── ■題名 : モンサント社の訴訟作戦 ■名前 : 船橋康正 ■日付 : 04/12/16(木) 3:03 -------------------------------------------------------------------------
安田節子.comより http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/030728.htm 7月始め、東京で講演したモンサント社と戦う農民パーシー・シュマイザー氏によると、北アメリカで、農民に対してモ社が起こした訴訟は550件にものぼるといいます。 モ社は、組み替え種子の特許権を最大限に活用する戦略を展開しています。それは、遺伝子組み替え種子を一度買った農家には、自家採種や種子保存を禁じ、毎年確実に種子を買わせる契約を結び、そうでない農家には突然特許権侵害の脅しの手紙を送りつけるというものです。 その手紙は、特許のある組み替え作物が、農家の畑に存在することが確認された(農家からいえば、汚染を受けたことになるのだが)ので、賠償金を払わなければ訴訟に持ち込む、という内容になっている。 このような脅しを受けている農家が、米国国内では400人ほどいるといいます。汚染を受けた被害者は農家のほうなのだから、裁判で戦えば勝てるのではないかと常識的に思うのですが、ほとんど法廷に持ち込まれることはないといいます。農民のほとんどは、モンサント社との裁判を簡単に諦め、示談金を払うしかないからです。 (以下、興味のある方は上記サイトの記事を見てください) 日本でも、モンサント社の後押しを受けたバイオ作物懇話会が、組み替え作物を畑で生産する農家を物色しているそうです。 |
これは「食料の自給率」スレッドとも関わってくる問題ですね。 日本での遺伝子組み替え作物の栽培にも輸入にも、絶対反対です。 しかしアメリカ企業の貪欲さにはあきれ返ります。 人の健康や人命よりも、まず利益追求ですから。 ブッシュ政権を支えているのはこういう大企業や大富豪であり、アフガン・イラク戦争にも、その貪欲さ傲慢さが表れていると思います。 |
船橋康正さん、 アメリカの特許戦略は先鋭化しています、ネット社会では一秒一刻を争う熾烈な戦いです、それで特許をとれば利益優先ですから、およそ常識などは通じない訴訟になるようです。 パソコンのOS システムもアメリカのごり押しで、日本の優秀なしかも無料のトロンが潰されました、でもそのトロンは日本車にしっかり利用されています、電化製品にもトロンが生かされています、これらの製品で日本は優勢だったのです。 それで、思い出しましたが、20年程まえにテレビの特番で「アメリカの食料世界戦略」を見た覚えがあります、石油などの資源もさることながら、人口の膨張を予測して米国は食料の世界戦略を20年以上も前から国家戦略として考えていたのです。 ならば、日本はどうだったのか、私はよく知りませんが、農村部の集票のための減反の補助、保障をしていたように記憶しています、これじゃアメリカにしてやられるのは当たり前田のクラッカー(洒落てる場合か)。 国とは、国家とは未来へのしっかりとしたビジョンがなければ国民の生活を危うくするのは云うまでもないことです、金権と集票に明け暮れている内向政治では益々世界から取り残されます。 失われた10年もここらあたりに原因があるように思えてなりません。 |