Page 2041 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼これからの医療を考える ニック 04/12/14(火) 23:53 ┣Re(1):これからの医療を考える Gokai Sezutomo 04/12/15(水) 0:17 ┃ ┗Gokai Sezutomo様、こんばんは ニック 04/12/15(水) 1:18 ┃ ┗Re(1):ニック様、こんばんは Gokai Sezutomo 04/12/15(水) 21:32 ┃ ┣財政赤字は常に悪者 rerere 04/12/16(木) 0:41 ┃ ┗数字はリアルですから ニック 04/12/16(木) 0:51 ┣Re(1):これからの医療を考える 月光仮面のおじいさん 04/12/15(水) 7:51 ┃ ┗月光仮面のおじいさん様、こんばんは ニック 04/12/16(木) 0:04 ┃ ┗Re(1):親愛なるニックさま 月光仮面のおじいさん 04/12/16(木) 8:30 ┣Re(1):これからの医療を考える 北の老兵 04/12/15(水) 9:37 ┃ ┣Re(2):これからの医療を考える 北の老兵 04/12/15(水) 13:03 ┃ ┣Re(2):これからの医療を考える rerere 04/12/15(水) 23:46 ┃ ┗北の老兵様、こんばんは ニック 04/12/15(水) 23:58 ┣薬代の中身 あおばびと 04/12/15(水) 11:40 ┃ ┣Re(1):薬代の中身 北の老兵 04/12/15(水) 13:22 ┃ ┃ ┣ここは、老人党の出番です。 あおばびと 04/12/15(水) 14:32 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):ここは、老人党の出番です。 王里 04/12/16(木) 9:56 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):ここは、老人党の出番です。 あおばびと 04/12/16(木) 18:35 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):ここは、老人党の出番です。 王里 04/12/16(木) 22:29 ┃ ┃ ┗医薬分業の利点 J.J.Mack 04/12/16(木) 22:52 ┃ ┃ ┣Re(1):医薬分業の利点 Gokai Sezutomo 04/12/16(木) 23:11 ┃ ┃ ┗Re(1):医薬分業の利点 北の老兵 04/12/17(金) 1:39 ┃ ┗あおばびと様、こんばんは ニック 04/12/16(木) 0:07 ┃ ┗Re(1):あおばびと様、こんばんは あおばびと 04/12/16(木) 18:13 ┣Re(1):これからの医療を考える 北の老兵 04/12/16(木) 9:38 ┃ ┗Re(2):これからの医療を考える 珍 源斎 04/12/16(木) 11:55 ┃ ┗Re(3):これからの医療を考える 北の老兵 04/12/16(木) 13:27 ┗管理人様へお願い ニック 04/12/17(金) 0:44 ─────────────────────────────────────── ■題名 : これからの医療を考える ■名前 : ニック ■日付 : 04/12/14(火) 23:53 -------------------------------------------------------------------------
先日病院へ行った時に、ポスターが貼ってあり、そこには混合診療に反対の主旨が書いてありました。 混合診療を許すと、保険が効く治療と効かない治療を知らないうちに混ぜられてしまい、診療費が高くなるので反対と言う主旨であったと記憶しています。 その一方でTVでは、混合診療に賛成と言う方のインタビューがあり、現在ガンにかかってらっしゃる方が、治療の際に現在は混合診察が受けられない為に月100万もの治療費がかかっているが、混合診療が出来るようになると20万円程度の負担で済むから賛成だと言うものでした。 二つの意見それぞれに納得できる部分があり、さて、これは真面目に考えなければならない問題だぞと私は思いましたが、皆様はどのようにお考えでしょうか? この分野にお詳しい北の老兵様にも是非ご意見をお伺いしたいと思います、よろしくお願い致します。(^^) |
▼ニックさん:こんにちは、お返事いただけないかもしれないですけれど、書きます。国民のためです。 混合診療にすると、お金持ちは、新しい高額医療を安く受けられるでしょうが、 低所得者はどっちみち高くて手が出ません。 それよりも、新しい治療の健康保険への導入が遅くなると思われます。 ひどい場合は今まで保険で可能だった治療も、健康保険外になる恐れが十分です。 これを読み解く、キーワードは赤字財政のために、健康保険への国庫負担の減額でしょう。 国民の命より、財政赤字解消です。 低所得者の苦しみより、一部の高額所得者への福祉です。 そして差し引き余ったお金はアメリカへ流れます。 >先日病院へ行った時に、ポスターが貼ってあり、そこには混合診療に反対の主旨が書いてありました。 > >混合診療を許すと、保険が効く治療と効かない治療を知らないうちに混ぜられてしまい、診療費が高くなるので反対と言う主旨であったと記憶しています。 > >その一方でTVでは、混合診療に賛成と言う方のインタビューがあり、現在ガンにかかってらっしゃる方が、治療の際に現在は混合診察が受けられない為に月100万もの治療費がかかっているが、混合診療が出来るようになると20万円程度の負担で済むから賛成だと言うものでした。 > >二つの意見それぞれに納得できる部分があり、さて、これは真面目に考えなければならない問題だぞと私は思いましたが、皆様はどのようにお考えでしょうか? > >この分野にお詳しい北の老兵様にも是非ご意見をお伺いしたいと思います、よろしくお願い致します。(^^) |
▼Gokai Sezutomoさん: >▼ニックさん:こんにちは、お返事いただけないかもしれないですけれど、書きます。国民のためです。 > >混合診療にすると、お金持ちは、新しい高額医療を安く受けられるでしょうが、 >低所得者はどっちみち高くて手が出ません。 > >それよりも、新しい治療の健康保険への導入が遅くなると思われます。 >ひどい場合は今まで保険で可能だった治療も、健康保険外になる恐れが十分です。 > >これを読み解く、キーワードは赤字財政のために、健康保険への国庫負担の減額でしょう。 > >国民の命より、財政赤字解消です。 >低所得者の苦しみより、一部の高額所得者への福祉です。 >そして差し引き余ったお金はアメリカへ流れます。 お返事有難う御座います、赤字財政の中で負担を増やす事が出来ないと言うのは国民それぞれが理解している事と思いますが、財政問題はおっしゃる様にいまだに無駄遣いが無数にあり、それが日々新聞などで報道されていると言う事です。 アメリカへの軍事費負担もこの苦しい財政状況の中でそのまま続けられているようですし、政治と国民の間には埋める事が出来ない認識の格差が生まれていますね。 元をただせば、バブルを引き起こし崩壊させたのは誰かと言う事に尽きますが、今はそれを言っている場合ではないようです、本当に何とかしなければならない所まで来ていると思います。 |
▼ニックさん:こんにちは、こちらこそお返事有難うございます。 >>これを読み解く、キーワードは赤字財政のために、健康保険への国庫負担の減額でしょう。 >> >>国民の命より、財政赤字解消です。 >>低所得者の苦しみより、一部の高額所得者への福祉です。 >>そして差し引き余ったお金はアメリカへ流れます。 > > >お返事有難う御座います、赤字財政の中で負担を増やす事が出来ないと言うのは国民それぞれが理解している事と思いますが、財政問題はおっしゃる様にいまだに無駄遣いが無数にあり、それが日々新聞などで報道されていると言う事です。 > 私、上記のように書かせていただきましたが、 財政赤字が悪い等とは露ほども思っていません。 それよりも財政赤字を解消しようとすることが 今を生きる日本人と、将来の日本人をいかに苦しめるかを大勢の方々に知っていただき、小泉-竹中を引き摺り下ろしていただきたく、出没しております。 このたびの混合診療もいい例でありますが、 大増税時代が来るとして、今週のTVタックルでも問題にされていたように、 全てが財政赤字問題解決のためと称して、 想像を絶する負担を中、低所得者層ににかけようとしています。 財政赤字を引き合いに出して、 日本の将来を闇に引き込もうとしているのです。 |
▼Gokai Sezutomoさん:こんばんは >>お返事有難う御座います、赤字財政の中で負担を増やす事が出来ないと言うのは国民それぞれが理解している事と思いますが、財政問題はおっしゃる様にいまだに無駄遣いが無数にあり、それが日々新聞などで報道されていると言う事です。 >> > >私、上記のように書かせていただきましたが、 >財政赤字が悪い等とは露ほども思っていません。 > >それよりも財政赤字を解消しようとすることが >今を生きる日本人と、将来の日本人をいかに苦しめるかを大勢の方々に知っていただき、小泉-竹中を引き摺り下ろしていただきたく、出没しております。 > >このたびの混合診療もいい例でありますが、 >大増税時代が来るとして、今週のTVタックルでも問題にされていたように、 >全てが財政赤字問題解決のためと称して、 >想像を絶する負担を中、低所得者層ににかけようとしています。 > >財政赤字を引き合いに出して、 >日本の将来を闇に引き込もうとしているのです。 財政赤字で日本は破綻、多くの人にこの作られたイメージは常識化されてしまい、もう頭の片隅にもそれを払拭させる余地はないのだろうか? 少しはこのマインドコントロールから抜け出してくれている人がいることを信じたいものです。 |
数字は究極のリアルですから、赤字があればかならずそれを何かで埋めなければなりませんが、使う事のプロは多くても、削減する事のプロは政府には存在しないようです。 赤字があれば利息によりそれが更に増大し、それを返す為に又借りると言う悪循環、これはサラ金地獄に陥る典型的パターンです。 >全てが財政赤字問題解決のためと称して、 想像を絶する負担を中、低所得者層ににかけようとしています。 これは全くおっしゃる通りです、政府はバブル崩壊を引き起こした張本人であるにもかかわらず、負担は低所得者に、利益は企業人にとアメリカ式の経済政策を行なっています、ここが問題なのだと私は考えるのです。 |
ニックさま 総額40兆円にのぼる医療費。これから大きな論議が起きると思います。 個人的には病院経営というものが金環食だと思っています。よく病院経営は赤字だと言いますが、病院を食い物に業者や役員が利益を食い荒らして、見かけが赤字になっていると感じています。 一例を挙げれば入院でテレビを見ると法外な料金がかかりますが、その収入の一部は院長などにリベートとして戻る仕組みを作った専門の業者が出入りしています。おそらく売店などの販売も同じ仕組みになっていると推察いたします。つまり見えないところで利益を確保する巧妙なシステムが完成しているのです。 ただ全体で見れば我々老人の医療費が増え続けていることが問題なのでしょう。自戒を含め、病院で長く入院しないでポックリあの世に行くのが世のためとも考えますが、そればかりは当人の気持ちが反映できません。 加害者側に立っているのでちょっと気持ちが重いですね。。。 |
>総額40兆円にのぼる医療費。これから大きな論議が起きると思います。 おっしゃる通りです、これが財政を圧迫している原因の一つ伴っていますが、だからと言って必要なものなので安易に縮小する事も出来ない、そこで北の老兵様のご解説下さった混合診療の話しです、まさか医療費圧縮の為の方策だとは思いませんでした、これは重大な政治課題の一つだと思います。 >加害者側に立っているのでちょっと気持ちが重いですね。。。 加害者側と申されますと、月光仮面のおじいさん様も医療関係の方なのでしょうか?、でしたら北の老兵様との意見交換は私にとっても非常に興味があります、医療現場の問題点を知らなければ、何が問題なのか見えてきませんから。 これからも前向きなご発言をよろしくお願い致します。 |
ニックさま いつもピントがずれて申し訳ありません。混合医療のことでしたら意見を持ち合わせません。あしからず。 加害者側と言いましたのは、以前より医療費の増大化の原因として老人が病院に行くことを楽しみにしており、まるで憩いの場所と勘違いしていると指摘がありました。その対策として自己負担金額を上げれば本当に困っている人だけが行くことになり、医療費が下がるのでないかと議論された経緯をさします。 年をとると自然に体の悪いところが出てきて病院通いが多くなりますが、我々が健康な体の保全を第一にすることで医療費の拡大を防止することが一番大事なのではないでしょうか。 若い人たちから老人の増大が医療費増加の最大の犯人だと強く指摘される時代が来るでしょうから、まずは身内の問題点をしっかり解決してこそ、他人の話を語れると感じます。いつもお話に難癖をつけるようで申し訳ありません。 |
▼ニックさん: >混合診療を許すと、保険が効く治療と効かない治療を知らないうちに混ぜられてしまい、診療費が高くなるので反対と言う主旨であったと記憶しています。 混合診療とは、健康保険の範囲内の分は健康保険で賄い、範囲外の分を患者さん自身が費用を払うことで、費用が混合することです。一見、便利に見えますが、混合診療には幾つかの重大な問題が隠されています。 そのひとつは、政府は財政難を理由に、混合診療を認めることで、現在、健康保険でみている療養までも「保険外」とする可能性があります。(つまり自費の部分が増えるという事) さらに、混合診療が導入された場合、保険外の診療の費用は患者さんの負担となり、お金のある人とない人の間で不公平が生じます。 >その一方でTVでは、混合診療に賛成と言う方のインタビューがあり、現在ガンにかかってらっしゃる方が、治療の際に現在は混合診察が受けられない為に月100万もの治療費がかかっているが、混合診療が出来るようになると20万円程度の負担で済むから賛成だと言うものでした。 現在は確かに保険の利かない薬を使った場合、全額が自己負担となり患者の負担が多くなります。国民の皆さんが騙されてならないのはここなのです。今、海外で癌に効くとされ普通に使われいる新薬が日本では未承認になっており、それが多いのです。 かつてサリドマイドという薬が奇形児(アザラシ奇形児)が生まれると言う薬害で製造中止になりました。そのサリドマイドがある癌には非常に良く効くのです。もう子供が生めなくなった人とか、副作用をよく観察しながら使うと非常に効果があります。私の従姉妹もこれでよくなりました。 さて混合診療は何故だめか?それには幾つかの理由があります。一つは承認されると国内のメーカーは困ります。当然メーカーは厚労省に圧力を加えます。メーカーと厚労省の癒着は今更言うまでもないでしょう。 二つ目は過去の薬害事件で及び腰になっていること。 三つ目は現在保険の適用を受けている治療を適用外とする意向が見え見えだという事です。混合診療を採用するとただ単に自己負担が増えるだけでなく、治療の総額も増えます。 これを防衛するためにはアメリカのように医療保険に入らざるを得ません。そうです。アメリカの保険会社はそれを狙って日本政府に圧力を掛けているのです。製薬会社も医療機器メーカーも、日本の医療の市場開放を迫っています。 アメリカの政府高官でさえも自国の医療制度はどこかで間違った、もはや取り返しがつかないと嘆いているという。今、正に日本はその悪い見本のアメリカ型の医療制度を取り入れようとしているのです。 |
ニックさん 先ほどは急用で出かけるところだったので大まかな説明でした。 現在は認可になっていない新薬を使用すると、薬代ばかりじゃなくそれに付随する療養費なども全部自由診療と見なされ、無認可抗がん剤などを使うと患者の負担はかなりの高額になります。 そのような患者には一見混合診療はありがたいと思われがちですが、海外で使用されて効果も証明済みで、副作用も全部分かっている薬は一日も早く承認し保険を適用する事の方が先だと思うのです。 政府は医療費を抑えるために意識して認可しないのです。それと前回の投稿にあるように国内の製薬メーカーとの問題もあります。 しかし国はそれでも混合医療に踏み切るのでしょう。それを阻止するのは政権交代しかないのです。現政権の元ではWHOでも高く評価されてきた日本の医療制度は根底から崩れるでしょう。所謂アメリカ型の金持ちしか病院にかかれない時代が来るのです。 私は社会保障のありかたは、年金と健康保険はリンクしているので、併せて考えるべきで、かってない少子高齢化を向かえ、国民もある程度の負担増は止むを得ないでしょうが、年金は生活の最低保障するだけの額でもよいから、医療費の個人負担は抑え、安心した老後を送れるようにするべきと考えております。 |
▼北の老兵さん: > >現在は確かに保険の利かない薬を使った場合、全額が自己負担となり患者の負担が多くなります。国民の皆さんが騙されてならないのはここなのです。今、海外で癌に効くとされ普通に使われいる新薬が日本では未承認になっており、それが多いのです。 > >かつてサリドマイドという薬が奇形児(アザラシ奇形児)が生まれると言う薬害で製造中止になりました。そのサリドマイドがある癌には非常に良く効くのです。もう子供が生めなくなった人とか、副作用をよく観察しながら使うと非常に効果があります。私の従姉妹もこれでよくなりました。 > >さて混合診療は何故だめか?それには幾つかの理由があります。一つは承認されると国内のメーカーは困ります。当然メーカーは厚労省に圧力を加えます。メーカーと厚労省の癒着は今更言うまでもないでしょう。 > >二つ目は過去の薬害事件で及び腰になっていること。 >三つ目は現在保険の適用を受けている治療を適用外とする意向が見え見えだという事です。混合診療を採用するとただ単に自己負担が増えるだけでなく、治療の総額も増えます。 > >これを防衛するためにはアメリカのように医療保険に入らざるを得ません。そうです。アメリカの保険会社はそれを狙って日本政府に圧力を掛けているのです。製薬会社も医療機器メーカーも、日本の医療の市場開放を迫っています。 > 詳しい説明ありがとうございました。わかっている人には全て見えていますね。 ほぼ全ての分野についてアメリカの会社が日本市場に食い込んで市場を独占しようとしている。それを構造改革と呼んでいる。 >アメリカの政府高官でさえも自国の医療制度はどこかで間違った、もはや取り返しがつかないと嘆いているという。今、正に日本はその悪い見本のアメリカ型の医療制度を取り入れようとしているのです。 国民のためにならないと判っているシステムを無理やりに入れようとする日本政府。アメリカに都合のいいシステムを押し付けるための仕上げをやるために使いやすい小泉を首相に祭りあげ、マスコミに宣伝させてブームを作り、その意味もわからぬまま改革でよくなると思わせて国民を見事に欺いた。国民は日々日本の資産が自らの政策によって奪われていても一向に気付かない。正に「自業自得」とう言葉がぴったりなのだ。 |
ご解説有難う御座います、私は医療の方面はとんと疎くて、双方の見解を聞いたり読んだだけでは何が問題点になっているのかが分からなかった為に、ご発言をお願いした次第です。 これで何が問題になっているかが理解できました、せっかく老人党にはそれぞれの分野の専門家がいらっしゃるのですから、こう言う所でお話しを聞かないのは大いなる損害と言うものです。 有難う御座いました、それにしてもサリドマイドが癌に効くとは知りませんでした、驚きです。 |
みなさんの書き込みを読んで、混合診療の問題点がおぼろげながら解かりました。 今、病院から帰ったところです。丁度、手元に薬局からの領収書がありますので、そこからの転記です。 調剤報酬自己負担分内訳 1)調剤基本料 63円 2)調剤料 240円 3)調剤技術加算料 6円 4)薬歴管理指導料 51円 5)薬剤情報提供料 51円 6)他指導管理料 0円 7)薬剤料 339円 8)医療材料料 0円 合計 750円 医療事務にはまったくの素人なので、間違っていたら指摘していただくとして、 2)の調剤料は、昔は乳鉢と乳棒でゴシゴシやっていましたので、理解できますが、現在ではメーカが包装してきた物の数を数えるだけです。それでも、調剤料を取られているとは知りませんでした。 4)の薬歴管理指導料は、恐らく「お薬手帳」に貼るシールと「お薬手帳」を持参していれば、貼り付けてくれる行為の料金なのでしょう。 5)の薬剤情報提供料は薬の写真と効能や注意を書いたプリントの事だと思いますが、もう4ヶ月も病院に通って毎回同じプリントを貰っています。 「お薬手帳」に貼るシールや薬の説明書は薬局のサービスだと思っておりましたが、ちゃんと料金を取られているとは知りませんでした。 7)の薬剤料、これが私の言うところの薬の代金だと思うのですが。 薬局に支払った750円のうち薬に相当する部分が半分以下なのにびっくりしました。普段は合計額が記載されている領収書しかもらっていなかったので、今まで気がつきませんでした。2)、4)、5)が全てなくて良いとは思いませんが、どこかおかしい気がします。医療費高騰の一因ですから、検討する余地はあるのではないでしょうか? 混合診療と言う大きな問題を扱うスレッドにしては、細かいことの書き込みで、申し訳ありません。チリも積もれば山となると思って書き込みました。 |
▼あおばびとさん: 調剤報酬自己負担分内訳 1)調剤基本料 63円 2)調剤料 240円 3)調剤技術加算料 6円 4)薬歴管理指導料 51円 5)薬剤情報提供料 51円 6)他指導管理料 0円 7)薬剤料 339円 *3割負担とすれば薬剤料は総額1130円 8)医療材料料 0円 合計 750円 医薬分業になり今は殆ど院外の薬局で薬を貰うようになりましたが、そのお陰で総医療費は増えています。(病院+薬局=総医療費) 薬剤料以外の料金が薬局の収入として計上されます。 医薬分業になって果たして良くなったのか? 総合的な検証をする必要がありますね。 |
北の老兵さん、レスありがとうございました。 > 医薬分業になり今は殆ど院外の薬局で薬を貰うようになりましたが、 > そのお陰で総医療費は増えています。(病院+薬局=総医療費) > 薬剤料以外の料金が薬局の収入として計上されます。 > > 医薬分業になって果たして良くなったのか? 総合的な検証をする必要が > ありますね。 医薬分業の検証、大賛成です。しかし、今の政府では、国民の命より、財政赤字解消の面からの検討になってしまうでしょう。国民の目からの検討が必要です。まさに、老人党の出番だと思うのですが。 |
▼あおばびとさん: >医薬分業の検証、大賛成です。しかし、今の政府では、国民の命より、財政赤字解消の面からの検討になってしまうでしょう。国民の目からの検討が必要です。まさに、老人党の出番だと思うのですが。 そのとおりです。国民のあきらめと無関心、それが彼らのねらいです。おかしいと思えば、おかしいと発言することが大事だと思います。 |
王里さん、レスありがとうございました。 >▼あおばびとさん: > >> 医薬分業の検証、大賛成です。しかし、今の政府では、国民の命より、財政 >> 赤字解消の面からの検討になってしまうでしょう。国民の目からの検討が必 >> 要です。まさに、老人党の出番だと思うのですが。 > > そのとおりです。国民のあきらめと無関心、それが彼らのねらいです。おか > しいと思えば、おかしいと発言することが大事だと思います。 今、マスコミは北朝鮮への「経済制裁」で持ちきりですが、その事によって、道路公団民営化、年金、イラク自衛隊派遣、三位一体、郵政民営化等々の政府の失政が覆い隠されてしまった感じです。何で、国民は簡単にあきらめてしまったり、無関心だったりするのか、理解できないのですがお解りになりますか。 |
▼あおばびとさん: >今、マスコミは北朝鮮への「経済制裁」で持ちきりですが、その事によって、道路公団民営化、年金、イラク自衛隊派遣、三位一体、郵政民営化等々の政府の失政が覆い隠されてしまった感じです。何で、国民は簡単にあきらめてしまったり、無関心だったりするのか、理解できないのですがお解りになりますか。 私見ですが、政府によるマスコミを通した情報操作が一因ではないかと思います。大衆は騙されたがっているという人もいます。 少しづつですが、国民の怒りがたかまりつつあるように思います。老人党の掲示板のようなインターネットを通した情報交換が、その力を発揮しつつあると言う見方は楽天的すぎるでしょうか。 |
▼北の老兵さん: >医薬分業になり今は殆ど院外の薬局で薬を貰うようになりましたが、そのお陰で総医療費は増えています。(病院+薬局=総医療費) 分業・非分業で使う薬に変わりが無ければ、その通りです。 しかし分業下においては、 処方箋発行料は、どんな薬をどれほど使おうと 一定ですから、 使う薬の種類や量によって 病医院の利益が左右されることがなくなります。 つまり、使う薬を決定する者と、経費負担をし 利益を得る者を切り離したのです。 健康保険という公金を使うからには、当然のシステムだと思います。 ロコツに言えば、 医師が薬で儲ける(薬漬け)のを阻止し、結果として総医療費抑制を期待しています。 以上は経済面ですが、医療面では、 処方箋という公開文書の発行により、医療の透明性が高まる。 薬暦を管理することにより、副作用の再発が防げる。 複数の医療機関にかかる場合も薬の飲み合わせの危険が減少する。 (小生の場合、旅行の時は保険証とお薬手帳は必携です) と いったところが期待できます。 >医薬分業になって果たして良くなったのか? 総合的な検証をする必要がありますね。 問題点も多々あるとおもいますが、医薬分業の利点について述べてみました。 |
▼J.J.Mackさん:こんにちは、お詳しいですね。 >しかし分業下においては、 >処方箋発行料は、どんな薬をどれほど使おうと 一定ですから、 >使う薬の種類や量によって 病医院の利益が左右されることがなくなります。 > >つまり、使う薬を決定する者と、経費負担をし 利益を得る者を切り離したのです。 >健康保険という公金を使うからには、当然のシステムだと思います。 > >ロコツに言えば、 >医師が薬で儲ける(薬漬け)のを阻止し、結果として総医療費抑制を期待しています。 > それと、分業下になったからか、どうかは知りませんが、 薬の仕入れ価格と売値価格がほぼ同じになったので、薬からの儲けは無くなり、自分の医院に薬を在庫する意味が無くなったとも聞きました。 |
J.J.Mackさん ご指摘の事については調剤薬局をしていましたので良く知っています。 確かに医薬分業が進んでから薬価差益は少なくなりました。また薬の間違いも以前から見たら減ったでしょう。 又病医院は確かに処方箋料は一定ですが、今なおメーカーとの結びつきが強く、例えば錠剤、カプセルは薬局の方に納入し、注射剤は病院に納めます。その製品の銘柄を決めるとき、メーカーは自分のところの製品を使ってもらいたいので、その決定権のある病院には薬局で使う錠剤、カプセルを自分のところの製品にした見返りとして、病院に納入する注射剤等を安くするとか、治験薬でサービスするとかいろいろ裏があるんですよ。 それともう一つジェネレック医薬品の事です。昔はゾロ製品といいました。特許が切れた後にゴキブリのようにゾロゾロ出で来るからです。 ゾロであろうが効き目が同じであれば、ジェネレックの方を使ってくれたほうが患者にとっては安くて助かるのですが、大きな病院になるほど大手メーカーの製品を使いたがります。大手メーカーと厚生労働省の結びつきと同じような事が末端でもまだあるんです。 医療機関に問題あるというより厚生労働省には新薬の審査に於いても、請求システムに於いてもまだまだ問題だらけです。 |
医療費、特に薬代は本当に高くなったなぁと私が感じたのは、病院内から調剤部がどんどん無くなった頃でした。 北の老兵様に実情を聞かせて頂いたのですが、まさかそんなカラクリだったとはと驚きました。 どうも国民が本当に必要とする部分が、一部人士によって食い物にされているようです、これも社会問題の一つと考えています。 |
▼ニックさん: > どうも国民が本当に必要とする部分が、一部人士によって食い物にされて > いるようです、これも社会問題の一つと考えています。 年金と言い、本当に食い物にされています。それを指摘されても、誰も責任を取りませし、それを咎める人も極少数です。一体、この国はどうなってしまうのでしょうか? |
こちらに投稿した方が良かったかも知れませんが今朝の道新で画期的な人工半月板の新素材発明とのニュースが載っていました。「医療・介護スレッド2」の方に投稿したので覗いて下さい。 画期的な発明です。人工半月板の発明ですが、人間の体は骨を歯を除いて殆どゲルで出来ているという。人工半月板の次は人工の心臓、血管など多方面に応用可能だということです。 また医療ばかりでなく多方面の応用が期待されます。 |
北の老兵さん: こんにちわ! 北海道発の医療先端技術の開発は相当に進歩しつつあるようですね。 今、話題のなってる組織再生医療など画期的なものがあるやに聞いてます。 高分子材料や昆布の成分、甲殻類の組織「キトサン」の利用等々。 >画期的な発明です。人工半月板の発明ですが、人間の体は骨を歯を除いて殆どゲルで出来ているという。人工半月板の次は人工の心臓、血管など多方面に応用可能だということです。 仰有る通り画期的な発明ですね。 > >また医療ばかりでなく多方面の応用が期待されます。 鉄などの金属を用いない機械類の駆動部分への応用など ロボットももっとソフトな形態イメージなもの・動作も 動物の運動機能により近い物へも利用されるのではないかと思います。 未来に希望の持てる明るい話題だと嬉しくなります。 |
珍 源斎さん こんにちは!あなたは荒しや嫌がらせに目もくれず、本来の議論をする数少ない中の一人です。いつもあなたのご投稿を楽しみにしています。 最近、流水さんや団塊党さんのご投稿を見ないのがちょっと寂しいです。 |
北の老兵様が医療のスレッドを私よりも大分前に立ててくださっていましたので、こちらのスレッドを合体させる事は出来ませんでしょうか? 所で今日は帰りが遅かったのでもう寝ます、皆様おやすみなさいませ。 |