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 ▼李登輝さんにビザは渡ったけれど  小鉄 04/12/23(木) 0:38

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 ■題名 : 李登輝さんにビザは渡ったけれど
 ■名前 : 小鉄
 ■日付 : 04/12/23(木) 0:38
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    ビザ発給に際して、細田官房長官はマスコミに対して李登輝さんへの取材を自粛するよう要請し、町村外務大臣は国会議員に対しては李登輝さんとの面会を自粛することを求めている。
 護憲派の人ならこれが憲法上問題となる事が分かるだろう。
 マスコミに取材するなといい、立法府の構成員に対して活動ををやめろというのは、行政府の行為としては明らかな越権行為。統治論的にも人権論的にも、憲法上の問題が大いにある。民主主義国家である日本においては、誰であろうと自由にその政治的意思を口にすることができなければならない。それがマスコミであれ、国会議員であれ、日本人であれ台湾人であれ、原則は変わらない。
 これでは日本は三権分立も、表現の自由も認めませんといってるような物。
 李登輝さんが政治的発言をするかどうかは彼のみぞ知る事だが、そういった事について事前に統制しようというのでは日本は一党独裁国家と変わらなくなってしまう。
 日本が民主主義の国であり続けようとするならこういった国是に反する「配慮」は慎まなくてはならないだろう。
 護憲派はこの事に対して怒りの声を上げなければならない。

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