Page 2208 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼老人党の皆様にお聞きします 相良唯夫 05/1/2(日) 21:59 ┗Re(1):老人党の皆様にお聞きします 珍 源斎 05/1/3(月) 11:25 ┣Re(2):老人党の皆様にお聞きします 相良唯夫 05/1/4(火) 11:15 ┃ ┗倫風誌(時代を読むより) 相良唯夫 05/1/5(水) 22:15 ┗Re(2):老人党の皆様にお聞きします 相良唯夫 05/1/6(木) 21:16 ┗Re(3):老人党の皆様にお聞きします 数理梵哲 05/1/6(木) 23:36 ┣Re(4):老人党の皆様にお聞きします 相良唯夫 05/1/7(金) 0:04 ┃ ┗Re(5):老人党の皆様にお聞きします 数理梵哲 05/1/7(金) 6:38 ┗Re(4):老人党の皆様にお聞きします 相良唯夫 05/1/8(土) 13:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 老人党の皆様にお聞きします ■名前 : 相良唯夫 ■日付 : 05/1/2(日) 21:59 -------------------------------------------------------------------------
なださんはある教育団体の会報誌に次のような投稿をされています。 医療では患者を診察して、その人に合った薬を処方する。教育もそれぞれの子どもに合った教育が施されるべきだ。ところが、戦後の日本は少品種大量生産による経済発展の道を選んだため、個性的な人間は必要でなかった。同じ物を大量に作るためには、平均的な能力を持った、均一的な人間がいればいいからだ。そこで一つの物差しによる画一的な教育をして、それに合わない子どもは落ちこぼれとして切り捨ててきた。 さらに、どうすれば子どもたちが健全な精神を持ち、自立した個人として社会に出て行けるかを念頭に置いた議論をすべき時だと思う。子どもたちの将来を考えることは、日本の未来を考えることである。今の大人の都合ではなく、五十年後、百年後の日本のために議論すべきことなのだ。 と結んでおられます。 老人党の皆様はどのように教育基本法を改正すべきであるとお考えですか、お教えくだされば幸いです。 私は老人党の皆様と見方や考え方を異にすることが多くありますが、それは生い立ちや環境によって当然であると思います。私を右翼と言われるのは一向に構いませんが、異論を排斥する姿勢は心外です。なださんを人格的に尊敬する者にとっては、左翼とか右翼と言われようが、共通点を見出すことは可能です。 私となださんでは立場は大きく異にしますが、次代を背負う若者のために、将来の日本のために、罵声を浴びせることなく語り合えることを望みます。 |
▼相良唯夫さん: 新年・明けましておめでとうございます。 戦後の日本の教育を振り返ってみて自分自身の経験も、そして息子や 子供たちの受けてきた教育にはご指摘の通りの「画一化」をキーワード としてのものが一貫としてあったように思われます・。 所謂、モノカルチャー「横文字は使いたくないのです・・が」 人間の大量生産とでも云うような恐ろしいほどの単一思考の徹底が 図られてたように感ぜられます・。 ・・その対極である多様な価値観の否定・・ 現在の様々な社会現象の綻「ほころ」びも正に、その帰結とでも 云うような状況です。 今や開かれて時間距離とも短縮されてる国際関係の中にあって 日本人の良いところ、とは別に見劣る場面にも多々出くわします。 若者については私の主観ですが礼儀や周囲への思いやりに欠ける ことなどお隣の韓国人の若者たちと比べても見劣りを感じてます。 >老人党の皆様はどのように教育基本法を改正すべきであるとお考えですか、お教えくだされば幸いです。 基本法との関係についてはのご設問とは関係ありませんが、 「脱・カリキュラム偏重」・・「管理部門の教師のリストラ」と教育現場の 裁量の巾を広げて、現場にての創意工夫が活かせるようにする。 文部科学省の内「旧文部省組織の解体」「一旦リセット」が第一に必要! ・・結果責任をとらせる。・・ >私は老人党の皆様と見方や考え方を異にすることが多くありますが、それは生い立ちや環境によって当然であると思います。私を右翼と言われるのは一向に構いませんが、異論を排斥する姿勢は心外です。なださんを人格的に尊敬する者にとっては、左翼とか右翼と言われようが、共通点を見出すことは可能です。 >私となださんでは立場は大きく異にしますが、次代を背負う若者のために、将来の日本のために、罵声を浴びせることなく語り合えることを望みます。 右左のイデオロギーへの囚われからは脱却して、もっと広い人類愛に 沿う、環境、安寧、健康、各自の幸福への道を切り開くことに 思考、行動指標をもつべきでないかと思います。 日本では毎年自殺者が3万人を大幅に超えてる現状、経済の不況を 主因とする自殺者の累計数は数十万人に達し小国の総人口、国内で云えば 県庁所在の地方都市の人口をも超えてることなど・・極めて異常な状態です。 その人的な損失は計り知れないものがあります・。 これも多様な思考回路・価値観を持ち得ない、モノカルチャー思考の ・なれの果て・?ではないかと思ってます。「戦後教育の歪みに帰する」 日本の経済の規模が「英国、ドイツ、フランス」の合計を超える域に達してる とか・経済も規模の拡大・成長路線から国民の「幸せ拡大路線」への変換を 図る必要があります。そのような現状と将来ビジョンを目標とする ことを早急に打ち立てる必要があるのではないでしょうか? ご設問の主旨とは少々ズレましたが・お許し下さい。 |
>>若者については私の主観ですが礼儀や周囲への思いやりに欠ける ことなどお隣の韓国人の若者たちと比べても見劣りを感じてます。 そうですか、そのようにお感じになられますか? 今の若者の全てがという訳ではありませんが、その多くは家庭環境によると思います。私は今も田舎で生活していますから、家の戸締りもしませんでしたが、この頃は玄関に鍵を掛けるようになりました。 人が生きるためにはそんなに大きな家も、大金も要らないのに、どうもお金さえあればそこに幸せと満足があると信じている人が多いですね。 子どもの頃、3.4軒が交代でもらい湯をしたことを覚えています。 そこでちゃんとした礼儀を教わりました。助け合うことの仕合せも感じました。 本当は豊かさが仕合せにつながらなければならないのに、家族の中でも助け合わないばかりか、会話のない家庭が増えているとか…。 家庭教育、社会教育は大切であると思います。 そして自然に対する畏敬の心が欠けてくると犯罪が増えると思います。 |
なだいなださんは多様な能力を認める教育をと題してお書きになり、次のように紹介されています。 犯罪の低年齢化や凶悪化、不登校やひきこもりの増加など青少年問題が深刻化しています。 教育基本法の改正論議も活発化していますが、今の教育の問題点はどこにあるのでしょうか。 作家で精神科医のなだいなださんは、「画一的、効率的な教育が元区」として、子どもを生き生きと育てる姿をしまします。 「長い人生で蓄積してきた老人の知恵を日本の改革に生かそうと、私がインターネット上に旗揚げした「老人党」のホームページの掲示板には、現在も一週間に千件ほどの書き込みがある。その内容は驚くほど多岐にわたっているが、スタート時から目立つのは教育問題に関するものだ。高齢者の書き込みを読むと、老人の見識はこれほど広いのかと思わず感心してしまうと同時に、彼らが日本の将来を危惧していることがよくわかる。教育は「国家百年の計」といわれるように、日本の将来を左右する重要な問題であり、黙っていられないだろう。長い間この国に生き、この国を見つめてきた老人たちの意見は傾聴に値する。・・・・・」と続いています。 私はこのなだいなださんの「老人の知恵」というご文章から、老人党を知り、躊躇なく投稿しましたが、党員と思われる方から右翼のレッテルを貼られ、退場勧告までされました。それは主義主張を異にしているから仕方がないにしても、なださんの文章からは想像すら出来ないことでした。 前にも述べましたが、人にはそれぞれの生い立ちがあり、生活環境も違いますから見方考え方の違うのは当然であります。勿論私は、自分の考えが100パーセント正しいとは思っていません。どちらになびくか分かりません。私が考え違いをしていたならば、潔く考えを改めることにやぶさかではありません。でも、そう簡単に(納得しないままに)入党はできません。なださんのご文章とこの掲示版の党員と思われる方の書き込みのギャップが大き過ぎるからです。 最近は教育問題に関する書き込みは少ないように感じられますが、如何でしょう? |
>>日本の経済の規模が「英国、ドイツ、フランス」の合計を超える域に達してる とか・経済も規模の拡大・成長路線から国民の「幸せ拡大路線」への変換を 図る必要があります。そのような現状と将来ビジョンを目標とする ことを早急に打ち立てる必要があるのではないでしょうか? 日本を始め、先進国と言われている国の環境破壊は凄まじいものがあります。その現実を知らせ、環境について考えさせることも必要であると思います。 そして本当の幸せとは、(幸福論は色々尽きませんが)と考えさせるゆとりも必要であると思います。 例えば、愛の反対は何ですか?と聞きます。「憎しみ」等の答えが上がってきますが、ちょっと見方を変えると「無視」が浮かんできます。 老人の悩みは何ですか?と聞いたら、「若者の仲間の入れない」という方がおられました。お年寄りの仲間をつくったらと言いますと、「そんな愚痴ばっかり言い合っています」と言われました。 そんなことから愛の対極は無視かな、とも思います。 無視されることは学校でも寂しいことです。それが不登校の原因になるかもしれません。人と人とが仲良く生活するのに一番必要なことは、仕え合う仕合せであると思います。私たちが生活する組織の中でその最小単位が家族であると思います。 先ずは家庭教育が充実することが大切であると思います。 |
▼相良唯夫さん: >そんなことから愛の対極は無視かな、とも思います。 >無視されることは学校でも寂しいことです。それが不登校の原因になるかもしれません。人と人とが仲良く生活するのに一番必要なことは、仕え合う仕合せであると思います。私たちが生活する組織の中でその最小単位が家族であると思います。 >先ずは家庭教育が充実することが大切であると思います。 当初ご提案の趣旨とずれるかも知れませんが、私は、人は子供の頃に愛情を一杯注がれて育つことが大切であると考えています。愛情不足で育った人は、情緒が不安定になるような気がします。 また、家庭教育を充実することの大切さはその通りと思いますが、正直に言って今となっては難しいという気がしています。というのは、教育をすべき親が教育できる状態にないと思われてなりません。 今、精神が自立している大人がどれだけ居るでしょうか。半分いるか居ないかではないかと感じています。言い方を変えれば、哲学の貧困と言っても良いように思います。 私は、毎日の通勤電車の中で、乗ってすぐ電車の壁やドアに寄りかかる人を何人も見ています。自分の足で立とうとせず、すぐに何かに寄りかかろうとする精神の持ち主が多くなっていると感じています。 多分、為政者にとっては都合の良い状態なのでしょうが。 せめて、この老人党に集う方々は、立派な子供や孫を育てて戴きたいと願います。 |
▼数理梵哲さん: >私は、毎日の通勤電車の中で、乗ってすぐ電車の壁やドアに寄りかかる人を何人も見ています。自分の足で立とうとせず、すぐに何かに寄りかかろうとする精神の持ち主が多くなっていると感じています。 >多分、為政者にとっては都合の良い状態なのでしょうが。 >せめて、この老人党に集う方々は、立派な子供や孫を育てて戴きたいと願います。 レスありがとうございます。 そうですね、ここに集われる方が立派な子供や孫を育てて戴きたいですね。 子供は親の言うことを聞かなくても、親のすることをすると言われますから、子供に自分の生き様を見せる責任もありますね。学校の先生になるには資格試験がありますが、子供にとって最も影響力のある親は無試験でなります。それだからこそ、子供に尊敬されるに値する親になるための努力が必要であると思います。 「多分、為政者にとっては都合のよい状態」というところをもう少しご説明していただけませんか? |
▼相良唯夫さん: >▼数理梵哲さん: >>私は、毎日の通勤電車の中で、乗ってすぐ電車の壁やドアに寄りかかる人を何人も見ています。自分の足で立とうとせず、すぐに何かに寄りかかろうとする精神の持ち主が多くなっていると感じています。 >>多分、為政者にとっては都合の良い状態なのでしょうが。 >>せめて、この老人党に集う方々は、立派な子供や孫を育てて戴きたいと願います。 > >レスありがとうございます。 >そうですね、ここに集われる方が立派な子供や孫を育てて戴きたいですね。 >子供は親の言うことを聞かなくても、親のすることをすると言われますから、子供に自分の生き様を見せる責任もありますね。学校の先生になるには資格試験がありますが、子供にとって最も影響力のある親は無試験でなります。それだからこそ、子供に尊敬されるに値する親になるための努力が必要であると思います。 > >「多分、為政者にとっては都合のよい状態」というところをもう少しご説明していただけませんか? 私は、自分の足で立とうとせず、すぐに他の何かに寄りかかろうとする心の持ち主は、恐らく自分の頭で考え行動し問題を解決する努力をすることの少ない人であろうと考えています。 自分の問題を人任せにすることが癖になっているものと考えています。 |
▼数理梵哲さん: >また、家庭教育を充実することの大切さはその通りと思いますが、正直に言って今となっては難しいという気がしています。というのは、教育をすべき親が教育できる状態にないと思われてなりません。 >今、精神が自立している大人がどれだけ居るでしょうか。半分いるか居ないかではないかと感じています。言い方を変えれば、哲学の貧困と言っても良いように思います。 学校教育と平行して大人の社会教育をしなければならないと考えています。 その方法はここに記すことをひかえますが、民間では存在します。 ここは老人党の掲示板であり、老人党の目指す方針に反する書き込みを排斥することは、見方によっては当たり前かもしれません。 しかし、異なる意見からも学ぶことが多くあることを理解していただきたい。 「荒し」と思われる書き込みに対し、それを一掃しようと書き込むことを正義と感じ、乱暴な言葉づかいになることを頭から批判しませんが、それは効果の無いことが多いことを知っていただきたい。 さらに、外部からの攻撃が無くなったら、今度は内乱ではお話になりません。 特に老人は、頭に血をのぼらすだけでなく、相手の言葉を一旦は受け入れたらどうでしょう?それから、持論を静かにお話するという方法はいかがでしょう? ここが、このような社会教育の場であったらとも願います。 |