Page 2225 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼中国は瓦解するのか 風鈴カザン 05/1/11(火) 16:30 ┗Re(1):中国は瓦解するのか 風鈴カザン 05/1/11(火) 17:01 ┗Re(2):中国は瓦解するのか しげちよ 05/1/11(火) 17:08 ┗Re(3):中国は瓦解するのか 風鈴カザン 05/1/11(火) 17:55 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 中国は瓦解するのか ■名前 : 風鈴カザン ■日付 : 05/1/11(火) 16:30 -------------------------------------------------------------------------
経済規模の慎重が著しいおかげか、この点が大きく取り上げられることは少ない。 世界には欧米をはじめ、未だに略奪による領土領民を自国のものと定めている国々もあるが、 果たして中国が同様に、というか規模的にはソビエトが瓦解した今世界最大といえる 略奪国家、「中華人民共和国」でい続けられるのであろうか? (ただし、正確を期すのであれば、これとアメリカを並べることに、私は無論やぶさかでない) 未来永劫、共産党独裁政権は続くのであろうか? 第二、第三の天安門事件は起こらないのであろうか? 私は、上記のどれについても否定的見解を持つ。 おそらく、さほど遠くない将来に北のヤクザ政権が崩壊するのと同様、 中国においてもチベットやウイグルのみならず、被侵略・抑圧側の民族の一部が、 今よりも目に見える形で、大規模に自治を超えた独立を求めた運動を展開するであろう確立は 相当高いと思う。 いくら力で押さえつけようとも、否、むしろ押さえつければつけるほど、抑圧される側の怨恨は増すばかりである。 私は、今の領海線を保った「中華人民共和国」というのは、案外、先が短いと踏んでいる。 |
経済規模の慎重 →「伸張」のつもりでした。失礼。 |
中国,アメリカと,瓦解しそうな国がありますね。 アメリカは,カナダやオーストラリアのように,大きくてもそこそこをやっていれば,生き残れると思うのですがねぇ。先鋭にならないと,アイデンティティが保てないのでしょうか。 中国は,これまた違う構造なので,違うプロセスで瓦解しそうですね。 あそこは,中原,東北区,南区(民族混在)をのぞいて,だいたい自治州ごとに構成民族がちがうのではないですか? 独立を認める方向に行けば,瓦解というよりも,分裂ですけど。民族自決と国内争乱の境目はなんでしょうね。 |
アメリカを出したのは、「略奪国家」と並べるつもりであって、瓦解の対象としてではなかったです。 しかし、アメリカといえども、いわゆるヒスパニック系の人々を中心とした既に、 マイノリティという呼称が適当かどうか定かでなくなりつつあるような人たちの存在が、 国家の存亡に影響を与えずにはおかないでしょうという気はします。 アメリカ然り中国然り、現代社会においてはこの二大人口国家が、世界でも幅を利かせ、 大きな顔をしておりますが、私には歴史や伝統、宗教、風習。。。。。。 こういうものを無視した国の行き末というのは、決して明るくないという予感がしております。 理由は簡単で、人間というのは結局理性よりも本能の勝る生き物だと思うからです。 逆に、こういった存在を必要以上に膨張させてしまうようなシステムが今以上に確立されてしまいますと、 私にとっては、究極の帝国主義を選択するに等しい恐ろしい世の中に思えてなりません。 左翼の好きな「国境のない世界」「国家の否定」こういったものと、実は根っこは まったく同じで、 単に力のみを頼って、ひたすら膨張を繰り返し、増長してしまう巨大人口国家というのは、 つまり、ローマ帝国も真っ青、文字通りの「世界はひとつ」を究極の目標とする、 壊し屋に過ぎないでしょう。 壊し屋というのは、最終的には生むことを怠り、徹底的な搾取に走り、人々に幸福をもたらさないでしょう。 ですから、私は覇権主義が嫌いなのです。 |