Page 2324 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 流水 05/1/25(火) 23:39 ┣Re(1):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 沈黙の初夏 05/1/26(水) 0:55 ┃ ┗Re(2):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 ウミサチヒコ 05/1/26(水) 8:55 ┃ ┣Re(3):ホームレス退去問題からみえるウミさん k.satou 05/1/26(水) 9:46 ┃ ┃ ┗Re(4):ホームレス退去問題からみえるウミさん ウミサチヒコ 05/1/26(水) 10:14 ┃ ┗Re(3):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 珍 源斎 05/1/27(木) 19:02 ┃ ┗Re(4):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 ワクチン 05/1/27(木) 20:01 ┃ ┗Re(5):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 57歳未老人 05/1/27(木) 21:55 ┣Re(1):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 石頭の息子 05/1/26(水) 1:13 ┣Re(1):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 MNG 05/1/26(水) 1:28 ┣Re(1):まとめレスにて失礼 流水 05/1/26(水) 7:24 ┃ ┗ホームレスの扱い 馬鹿正直 05/1/26(水) 10:03 ┃ ┗ホームレスの問題 しげちよ 05/1/26(水) 10:20 ┃ ┗Re(1):ホームレスの問題 馬鹿正直 05/1/26(水) 10:39 ┣Re(1):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 流水 05/1/26(水) 11:50 ┃ ┗Re(2):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 北の老兵 05/1/26(水) 16:20 ┣Re(1):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 ぎみゆら 05/1/27(木) 22:48 ┃ ┗Re(2):ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 流水 05/1/27(木) 23:39 ┗Re今国会の討議から考える! 流水 05/1/28(金) 12:31 ┣Re(1):Re今国会の討議から考える! 珍 源斎 05/1/28(金) 15:06 ┣Re(1):Re今国会の討議から考える! 王里 05/1/28(金) 20:41 ┗Re(1):Re今国会の討議から考える! 三吉 05/1/29(土) 1:47 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ホームレス退去問題からみえるこの国の風景 ■名前 : 流水 ■日付 : 05/1/25(火) 23:39 -------------------------------------------------------------------------
昨日、ホームレスに関するニュースが、二つ流れた。一つは、日本。一つは韓国。 韓国の方は、ソール駅の中で机を投げたりして、非常に激しかった。日本の方は、名古屋市中区の公園のホームレス排除である。少しの混乱は見られたが、韓国ほど激しいもみ合いはなかった。 しかし、今日昨日排除されたホームレスと支援者が、名古屋市役所に抗議に訪れ、市役所職員と激しくもみ合っていた。 昨日の排除の映像を見ながら、最初に感じたのは、この寒空に唯一の寝る場所を奪われた人たちは、今晩どこに寝るのだろう。寒いだろうな。大丈夫だろうか、という思いである。 名古屋市も難しい対応を迫られているのは、容易に想像できる。名古屋万博が近い。公園の青テントのホームレスはできるだけ見せたくない。同時に、この背景には怖いとかくさいとか治安がよくないという市民社会の要請があるということである。 しかし、そういう事情を勘案しても、この寒空に寝る場所を奪うのはどう考えてもやりすぎである。(※たとえ、法的に正しい強制代執行であっても、非人間的措置であることは免れない) 戦後の焼け跡時代のホームレスとは違い、平和で一応先進国の日本で、冬に路上で凍死する人間がかなりの数あるというのは何なのだろうか。 江戸時代は、現在に比べて非常に寒かったそうである。当時、江戸の深川あたりは、諸国から浪人たちや食えなくなった百姓たちが集まり、一種の貧民窟の様相を呈していた。そこでは、冬になると、非常に凍死が多かったという。 幕府の方は、浮浪人や無宿人の数が減るのは歓迎で、特別な手はあまり打たなかったそうである。 名古屋市の今回の措置などを見ていると、日本という国の寒々とした光景が見えてくる。さまざまな事情から社会から脱落せざるを得なかった人々は、もはや人間として扱われていないのである。そうでなければ、ひょっとしたら路上で凍死するかも知れない人々のねぐらを強権的に奪うなどという決断ができるはずがない。 昨日・今日のニュース映像を見ながら、背筋が凍る思いをした人はわたしだけではないと思う。 |
常日頃感じていること。 社会というのは不条理と矛盾に満ちている。 その矛盾をどこかで吸収してやらねばならないのだが、 公園などのダンボールハウスは矛盾吸収システムとしては 優秀だと思う。 だが、 官僚のしくガチガチのシステムには、 いわゆる「遊び」がない。 結果として矛盾は拡大し、 やがて臨界点を越えて暴走に向かう。 ・・・ この国はそう長く持たないと愚考する次第。 |
▼沈黙の初夏さん: >常日頃感じていること。 > >社会というのは不条理と矛盾に満ちている。 >その矛盾をどこかで吸収してやらねばならないのだが、公園などのダンボールハウスは矛盾吸収システムとしては優秀だと思う。>だが、官僚のしくガチガチのシステムには、いわゆる「遊び」がない。>結果として矛盾は拡大し、やがて臨界点を越えて暴走に向かう。・・・ >この国はそう長く持たないと愚考する次第。 ホームレスが数万人いるなら、その予備軍は数百万人いると容易に想像できる。 自殺者が数万人いるなら、未遂者はその十倍、百倍はいるだろう。 失業者が数百万いるなら、不本意な職場で働いているものはその何倍かいるはずだ。 今、日本ではウン千万の人々が苦しんでいる。選挙にも行かず、どうしていいか分からない人達かもしれない。自暴自棄になっている人もいよう。一つの事件から、世の中の現状がわかって来る。 ホームレス・自殺・失業、これは人間社会の病理の内、明らかになったほんの一端である。そういう言葉、カテゴリーで語れない苦しみも人間は抱えている。 明るい未来、人々は心底それを望んでいるはずだ。 |
▼ウミサチヒコさん: 全く同感! 金子という友人が”私はこうしてホームレスになった”てのを書き そこにほんのわづかでも 人間関係さえあれば 人間て奴は ホームレスになんかならない。 と焼酎 片手に 言ってました。 当時私はニュウヨークの日本人で 億万長者がいると聞きあこがれて いたのですが・・ ああ俺には シガラミが多すぎると断念。 人と人との連帯・友情てものが 奴のいう人間関係で 人間を信じ・人間のもつ夢や理想を追う。相手の誠実さを軸にして はじめて この友情てやつは芽生え育つ雰囲気がうまれてくる。 私は あなたに これを大いに期待し 実行するあなたに敬意を表します。 しかし ジェットコース−タにもベルトがありました。 花壇にはベルトは不要。でも柵は必要か この老人党には ベルトを 頼むよ! 若くない人もいるからね! >▼沈黙の初夏さん: >>常日頃感じていること。 >> >>社会というのは不条理と矛盾に満ちている。 >>その矛盾をどこかで吸収してやらねばならないのだが、公園などのダンボールハウスは矛盾吸収システムとしては優秀だと思う。>だが、官僚のしくガチガチのシステムには、いわゆる「遊び」がない。>結果として矛盾は拡大し、やがて臨界点を越えて暴走に向かう。・・・ >>この国はそう長く持たないと愚考する次第。 > >ホームレスが数万人いるなら、その予備軍は数百万人いると容易に想像できる。 >自殺者が数万人いるなら、未遂者はその十倍、百倍はいるだろう。 >失業者が数百万いるなら、不本意な職場で働いているものはその何倍かいるはずだ。 > >今、日本ではウン千万の人々が苦しんでいる。選挙にも行かず、どうしていいか分からない人達かもしれない。自暴自棄になっている人もいよう。一つの事件から、世の中の現状がわかって来る。 > >ホームレス・自殺・失業、これは人間社会の病理の内、明らかになったほんの一端である。そういう言葉、カテゴリーで語れない苦しみも人間は抱えている。 > >明るい未来、人々は心底それを望んでいるはずだ。 |
▼k.satouさん: >そこにほんのわづかでも 人間関係さえあれば 人間て奴はホームレスになんかならない。と焼酎 片手に 言ってました。 普通はホームレスにならないんでしょう。ギリギリのところで人は踏みとどまる。そうでなければならないが、それを私はホームレス予備軍、と見ている。 >この老人党には ベルトを 頼むよ! 若くない人もいるからね! ベルトも鎖もぶっちぎってやりたいね。 |
▼ウミサチヒコさん: こんばんわ! >ホームレスが数万人いるなら、その予備軍は数百万人いると容易に想像できる。 >自殺者が数万人いるなら、未遂者はその十倍、百倍はいるだろう。 >失業者が数百万いるなら、不本意な職場で働いているものはその何倍かいるはずだ。 全くその通りだと思う。 今日は、東海道新幹線に飛び込み自殺があったそうな・ 一つの事件から、世の中の現状がわかって来る。 >ホームレス・自殺・失業、これは人間社会の病理の内、明らかになったほんの一端である。そういう言葉、カテゴリーで語れない苦しみも人間は抱えている。 > そして不幸にならないように誰しも堪え忍ぶが、 それでも耐えられないこの世の不条理は現に存在する、人によってはその臨界を 超えれば住処を失い街を只生きる為のみで彷徨する身になり果てる。 憲法で保証された人間としての枠の外へ放り出されてしまう。 もし、憲法に意志があるならばそのような事は無いのだが? 憲法を守るべき政治なり行政が機能すればこのような事態には 至らないと思うが、如何せん肝心のことには政治も行政も機能してない 現実がある、国際貢献も大切であるが、自国民をもう少し大切にする 視点と取り組みがあっても良いのではないか・ ホームレス退去問題から見えるこの国の風景に鑑みて考えさせられる 処です。 誰しも↓ >明るい未来、人々は心底それを望んでいるはずだ。 |
ホームレスの人達は明らかに中高年層が多く,もうこの歳で手に職のない人達は単純労働しかできません。しかし、今では単純労働は殆どが外国人が行っています。 外国人は給料も安く、日本人よりしっかり働きます。 このような中でホームレスの人たちの出番はなくなっています。そして一度ホームレスをしばらく経験してしまうともう普通の社会生活をする意欲がなくなり誰かが世話をしても拒否すらしてしまうホームレスの人も多くいるようです。 このような人達を社会復帰をしてもらうようなことができるのでしょうか・・・。 |
白川公園にホームレスが住むはじめたのはいつごろからか、あまり正確な記憶はありません。しかし昔に比べ、極端に増加してきたのは、バブルがはじけてからであることは間違いありません。 ホームレスは、決して白川公園だけに住んでいるわけでもなく、例えば、休日に土手を散歩すれば橋という橋の下すべてに居住しています。 中にはテレビアンテナを立て自家発電機を使ってテレビを見ているものもおれば、ブルーシートに小さな看板を掛け、アルミ缶回収の元締めらしきことをしているものもおります。 早朝、散歩に出れば、ゴミ回収場などでアルミ缶を回収している彼らによく出会います。 最近は、その内の何人かとは、少し会釈などしてすれ違ったりしております。 働く意欲のある人も沢山いるのです。 まして当地は既に人手不足が顕在化し始めています。 ただ彼らは、職安などで職を見つけることが困難です。 (正確な理解ではないので間違えているかもしれませんが)決まった住居がなければ職も斡旋されないと聞いております。 敗者復活がとても困難な社会だと痛感します。 |
流水さん、 今回の名古屋では600人の執行者が勧告に応じない7〜8つの小屋を瞬く間に片付けたとラジヲで聞きました、名古屋市もシャワー設備もある仮宿泊所を用意していたようですが、入所の条件が夜の宿泊だけだそうです、朝の定時(不明ですが)には其処を一旦出なければならないようです、そしてまた夕方入所だそうです。 確か、川崎でもありました、其処も宿泊所を用意していたようですが、細かな取り決めは知りません。東京でもあった、二週間の入所期間限定だったようです、期間が終わると元の新宿に帰っていったそうです。 バブルの後にホームレスが増えたようです、東京の新宿でも見かけました、横浜の桜木町でも見かけました、大阪の中ノ島でも見かけました、神戸でも居ます。 神戸では毎年この時節には公園の片隅とかビルの植え込みなどでホームレスらしき凍死者のニュースが流れます。 これは、かってホームレスを経験した友人の話ですが、かれは仕事を失ってドヤ賃もなくて公園で野宿するようになったそうです、始めは恥ずかしくて隠れるようにしていたそうですが、開き直るのに時間は掛からなかった、親類、知人の居ない都会の片隅は気楽であったようです。ホームレス仲間には夫婦子供連れもいたそうです、なんとそこにはホームレスのボスまでいたそうです。 これも、友人の打ち明け話ですが、彼女の父親が母親と義理の息子との折り合いが悪くて家出したそうです、10年ほど経って突然電話があったが、関東のある飯場で飯炊きをしているとのことでしたが、すでに70歳を越していたようです、その後の消息は無くなり、友人は警察に家出捜索願いをしたところ、9月か10月に全国一斉の相談期間(よく知りません)があって、その相談所に行くと身元不明の死亡者リスト(写真付き)を閲覧さしてもらったそうですが、自殺、水死、凍死、野垂れ死、等で途中で気分が悪くなったそうです。 話は変わりますが、昭和30年代でしたが、俗に言う浮浪者、無宿人、沖中氏、が神戸にはたくさん居ました、一晩200円の蚕部屋に泊まれない者は駅前の広場で、魚市場のマグロのように並んで寝ていたものです、コンクリートの広場は冷たくて夏には野宿に適していました、また臨海線の線路でレールを枕に並んでねていましたね、朝一番の列車がくると線路がガタゴトするので心配はなかった。 神戸の震災の後、ビニールで作った避難小屋を見るたびに、その頃の浮浪者をおもいだしました。 ホームレスになる人の理由は様々です、浮世のしがらみから逃れたい人、個人的理由でなった人、社会から落ちこぼれて立ち直れない人。 政治が悪いのか、行政が行き届かないのか、社会が冷たいのか、浮浪者の勝手なのか、いつもこのようなニュースを聞く度に複雑な思いに駆られます。 |
▼流水さん: >名古屋市も難しい対応を迫られているのは、容易に想像できる。名古屋万博が近い。公園の青テントのホームレスはできるだけ見せたくない。同時に、この背景には怖いとかくさいとか治安がよくないという市民社会の要請があるということである。 >しかし、そういう事情を勘案しても、この寒空に寝る場所を奪うのはどう考えてもやりすぎである。(※たとえ、法的に正しい強制代執行であっても、非人間的措置であることは免れない) > 今回のホームレスの排除は、おっしゃるとおり名古屋万博を睨んでのことでしょう。 名古屋万博は「愛・地球博」という別名を付けて、【「自然のもつすばらしい仕組みと、いのちの力」に感動し、世界各地での自然とのさまざまなつき合い方、知恵に学びながら、多彩な文化・文明の共存する地球社会を創ろうではないか。】 【多様な交流が様々な摩擦を生むこともある。だからこそ、私たちは人類の持つ理性と愛と美しいものへの憧憬を、大切に育てたい。】 【人間らしい交流の原点とは、何だろう。それは人が人と出会い、語り合い、理解し合い、尊敬し合い、愛し合うことにあるのではないか。】 などと環境や愛を強調しています。 しかし、会場自体が広大な森をつぶして造ったものですし、人との交流や理解を言いながら、ホームレスには愛のない冷たい仕打ちを行っています。 立派なお題目を掲げるなら、まず足元からやらなければ意味がないのではないでしょうか。 結局は自然と人間を犠牲にして、財界を潤しているのが本質のような気がします。 > >名古屋市の今回の措置などを見ていると、日本という国の寒々とした光景が見えてくる。さまざまな事情から社会から脱落せざるを得なかった人々は、もはや人間として扱われていないのである。そうでなければ、ひょっとしたら路上で凍死するかも知れない人々のねぐらを強権的に奪うなどという決断ができるはずがない。 >昨日・今日のニュース映像を見ながら、背筋が凍る思いをした人はわたしだけではないと思う。 |
沈黙の初夏さん、石頭の息子さん、MNGさん、 本当に複雑な気持ちです。もう、10年近く前になりますか。誰だったか名前は忘れましたが、ルポライターが、ホームレスのルポを書いていました。 ホームレスになった当初、人間的な矜持を保っていたのに、一週間後に取材をすると見事なホームレスに変身していたそうです。 人間の【矜持】など一週間程度しか持たないものか、とわびしくなりました。 石頭さんが書いておられるように、東京・横浜・大阪・名古屋・神戸など大都市中心にホームレスが多いと統計に出ています。 わたしも数年前、朝上野公園に出かけたとき、あまりのホームレスの多さに驚きました。 参考までに、関係法令、基礎的数値を書いておきます。 関係法令 平成14年 ホームレスの自立支援に関する特別措置法 厚生労働省の統計(平成15年1〜2月)によると、 ホームレスと認知された人数は、25,296人。 内訳は、男20、661人 女 749人 不明 3,886人。 【推移】平成11年、16,247人。平成13年、24,090人。 【年齢構成】 平均年齢 55・9歳 55〜59 23・4% 50〜54 22・0% 60〜64 20・8% これは、役所が捕捉した数であり、実数はこれをかなり上回ると推定される。 ※ホームレスの定義 都市公園・道路・駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでしまうものをいう。 |
皆様にお伺いします。 ホームレスの存在が望ましいものではない、との点ではあまり意見の違いは無いような気がします。が、望ましくないホームレスが存在している事も事実です。 1.ホームレスを社会から排除すべきである、との立場に立てば排除した後の行き先をどうするのかの議論になると思います。 2.ホームレスを強制的に排除すべきでない、との立場に立てば、どのように共生してゆくか、具体案を考える必要があると思います。 いまのところ1、か 2、かの議論をせずに、行政側を非難しているだけのように見えてしまいます。 私個人はどちらかというと1、の立場に近いのですが、ではどうやって彼らの居場所を確保するのか、となると、コストの問題もあり、人権の問題もありで、明快な答えを見つけられずにいます。 皆様はどのようにお考えなのでしょう。 |
▼馬鹿正直さん: >1.ホームレスを社会から排除すべきである、との立場に立てば排除した後の行き先をどうするのかの議論になると思います。 >2.ホームレスを強制的に排除すべきでない、との立場に立てば、どのように共生してゆくか、具体案を考える必要があると思います。 > >いまのところ1、か 2、かの議論をせずに、行政側を非難しているだけのように見えてしまいます。 >皆様はどのようにお考えなのでしょう。 1と2しかないのでしょうか。 わたしは,ホームレスの方々が自立し,定まった家をもっていけるように支援する方法があると思います。 これには,もちろん,ホームレスの人々のモチベーションの問題もあります。「もうこれでいいんだ」となかば,あきらめか,あるいはそれ以外の生活をするのが億劫になっている場合もあるかもしれません。 いろいろな啓蒙活動,および,経済的な支援をもって,家で生活できるようにもっていく方法が必ずあると思うのです。 |
▼しげちよさん: そうですね、問題提起の仕方があやふやでしたね。 > >>1.ホームレスを社会から排除すべきである、との立場に立てば排除した後の行き先をどうするのかの議論になると思います。 >>2.ホームレスを強制的に排除すべきでない、との立場に立てば、どのように共生してゆくか、具体案を考える必要があると思います。 >> >>いまのところ1、か 2、かの議論をせずに、行政側を非難しているだけのように見えてしまいます。 >>皆様はどのようにお考えなのでしょう。 > >1と2しかないのでしょうか。 >わたしは,ホームレスの方々が自立し,定まった家をもっていけるように支援する方法があると思います。 このアプローチの場合でも1、か2、に分けてみようというものです。 つまり、支援をしている間は(1)しかるべき場所に移ってもらうか、(2)そのまま放置するか、との問いかけです。 |
★各国のホームレスの定義 (1)日本⇒都市公園・道路・駅舎その他の施設を故えなく起居の場所とし、日常生活を営んでいるものをいう。 (2)EU諸国でホームレスは「個人的な家のない者」とされ、そこには施設居住者等も含まれている。まず、この点で日本とは明確に概念が違う。 (内容)「社会扶助施設・緊急施設・支援団体に宿泊する者」「家族、友人宅に寄宿する失業者」、母子施設などの「若年母子世帯」、施設居住の「40歳以上の単身者」、「車中生活の家族」、路上生活者などである。 (3)アメリカでは、1.夜間に定まった住居がない者、2.一時的宿所(シェルター、福祉ホテルなど)に泊まっている者、とされている。 これを見て一目で分かるのは、日本のホームレスの定義が一番狭いということである。ホームレス25,000人というのは、この狭い範囲で定義された数であるということを認識する必要がある。もし、EUのような定義をするなら、その数は飛躍的に増加するはずである。 EUの場合、路上生活者には、かなり援助の手が差し伸ばされており、その数は少ないとされている。 【ホームレスの生まれる背景】 ホームレスが生まれる背景には、構造的背景として社会・経済的要因があり、都市社会や地域の近隣関係、あるいは親族などの社会的なつながりの希薄化、病気やけが、家族との離死別、失業などの個人的な関係が複雑に絡み合っている。 野宿生活者は、親族関係の相互扶助ネットワークを持たない人が多く含まれ、生活基盤が脆弱な傾向にある。また、飯場などと結びついた日雇労働や建設現場を転々とする仕事を経験した人が多いため、社会的なむすびつきの形成が十分でなく、失業や疾病などの要因で住居を失い、貧困と野宿という生活形態に直結する傾向があるといわれる。(「野宿生活者(ホームレス)に関する総合的調査研究報告書」(2001年1月) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わたしたちがよく考えなければならないのは、ホームレスの人の多くが、失業や疾病が大きな要因になっている点である。 これは、これは誰もが、ホームレスの状態におちいる可能性があるということになる。 新聞・TVなどで時折報道されるアパート・マンションなどでの老人の孤独死なども、見方によれば一種のホームレスであるといえないこともない。 この背後には、これまで機能してきた日本社会の家族、地域、企業などが培ってきた環境が脆弱になり始めているという証左でもある。わたしは、これを社会の「流民化」現象と呼んでいるが、いよいよこれが顕在化しはじめたと考えている。 上記のホームレスの定義に見られるように、日本の発想は、ホームレス問題をきわめて限定的にとらえている。つまり、特殊例外的な人ないし、困った人という認識が背後にあると思われる。 そのため、ホームレス問題を考える時、行政はどうしても対策的手法を考える場合が多い。しかし、これは日本社会が抱え込んでいる経済・社会の構造的背景が大きな要因を占めているという視点を持たなければ、抜本的解決は難しいと思う。 |
▼流水さん: >【ホームレスの生まれる背景】 >ホームレスが生まれる背景には、構造的背景として社会・経済的要因があり、都市社会や地域の近隣関係、あるいは親族などの社会的なつながりの希薄化、病気やけが、家族との離死別、失業などの個人的な関係が複雑に絡み合っている。 >野宿生活者は、親族関係の相互扶助ネットワークを持たない人が多く含まれ、生活基盤が脆弱な傾向にある。また、飯場などと結びついた日雇労働や建設現場を転々とする仕事を経験した人が多いため、社会的なむすびつきの形成が十分でなく、失業や疾病などの要因で住居を失い、貧困と野宿という生活形態に直結する傾向があるといわれる。(「野宿生活者(ホームレス)に関する総合的調査研究報告書」(2001年1月) ホームレスになる背景は↑通りですが、不況による失業が原因の人が大多数で、元職は技能工など安定就労層が6割、うちホワイトカラーが1割 、7割が解雇、倒産、病気など不本意な理由で失業、 飯場などで失業と同時に住居を失うケースもあると言います。 そして、7割以上が求職活動をし、8割は就労希望、 8割弱がこの1年間で家族・親族との連絡が途絶えていると言います。見逃せないのは、ギャンブルなどで多重債務者となって、借金から逃れるためにホームレスになっている人や、引きこもりと同じで、人間嫌いになり現実から逃避したいがためにホームレスになる人も多いと言います。中には知っている人間に遇いたくないがために、海外を流浪する人も多いと言います。 いずれにしても経済成長一辺倒の、政治がもたらした社会の病根である事は間違いないですね。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >わたしたちがよく考えなければならないのは、ホームレスの人の多くが、失業や疾病が大きな要因になっている点である。 >これは、これは誰もが、ホームレスの状態におちいる可能性があるということになる。 >新聞・TVなどで時折報道されるアパート・マンションなどでの老人の孤独死なども、見方によれば一種のホームレスであるといえないこともない。 >この背後には、これまで機能してきた日本社会の家族、地域、企業などが培ってきた環境が脆弱になり始めているという証左でもある。わたしは、これを社会の「流民化」現象と呼んでいるが、いよいよこれが顕在化しはじめたと考えている。 > >上記のホームレスの定義に見られるように、日本の発想は、ホームレス問題をきわめて限定的にとらえている。つまり、特殊例外的な人ないし、困った人という認識が背後にあると思われる。 >そのため、ホームレス問題を考える時、行政はどうしても対策的手法を考える場合が多い。しかし、これは日本社会が抱え込んでいる経済・社会の構造的背景が大きな要因を占めているという視点を持たなければ、抜本的解決は難しいと思う。 全く同感です。同じ日本国民ですもの。 |
流水さん、みなさん、こんにちは。 私も、ちょっとだけ。 このスレッドで話されていることについては、以下の書き込みが とても本質を突いているように、私は感じます。 【41828】沈黙の初夏さん > 社会というのは不条理と矛盾に満ちている。 > > その矛盾をどこかで吸収してやらねばならないのだが、 > 公園などのダンボールハウスは矛盾吸収システムとしては > 優秀だと思う。 > > だが、 > 官僚のしくガチガチのシステムには、 > いわゆる「遊び」がない。 > > 結果として矛盾は拡大し、 > やがて臨界点を越えて暴走に向かう。 急に違う話に聞こえるかもしれませんが、私はいまフリーで、 執筆時など何日も自宅にこもることがあるんですけど、そんな とき、ちょっと買い物に出たりしてよく思うのは、本当に、 平日の昼間、居住地に、「大人の男」がいないんです。 私は公団住宅育ちなんですが、子供の頃、1960〜70年代は、 こんなじゃなかった。個人タクシーの運転手、お店やってる人、 職人、正体不明の遊び人さんみたいなオジサン。平日の昼間にも、 けっこう「男」たちがウロウロブラブラしてた。公園で集団で 遊ぶ子供たちに交じって、ベンチでタバコ吸ったりしてました。 これは一つのもののたとえ、シンボルとして言ってるんですが、 会社でも、地域社会でも、家族や親族でも、友人知人人間関係 でも、そういう、ちょっと得体の知れないウロウロブラブラが、 至るところから消えていく。 消してるのは、半端な優等生の木っ端役人たちと、いつもそれと よく似た発想ばかりする「きれいな大人」たち、なんだろなと 思います。たぶんいくつかの意味で、クリーンなばかりの社会は、 あまり長持ちしないものなのではないでしょうか。 |
▼ぎみゆらさん: > ●消してるのは、半端な優等生の木っ端役人たちと、いつもそれと >よく似た発想ばかりする「きれいな大人」たち、なんだろなと >思います。たぶんいくつかの意味で、クリーンなばかりの社会は、 >あまり長持ちしないものなのではないでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この認識、大賛成です。 森を育てるのは、雑木です。雑木をなくして、杉・ヒノキばかりを 植林したのが、昭和30年前後でした。 お陰で森は滅び、いまや大量のスギ花粉で、人間は花粉症に悩まされる、という 笑えない喜劇が起こっています。 人間社会も同じで、不完全さを許容できない集団になったら、間違いなく滅びの道を歩むと思います。 |
ホームレス関連の予算措置は、現在27億円。 ところが、来年度予算で整備新幹線の着工予定地でない、福井駅の整備費に10億円だそうです。 この数値にこの国の国民に対する視点が象徴されていると読まなければ、ホームレス問題の本質は見えてこないと思います。 今日の国会討論で、民主党の岩国哲人氏が、分かりやすい討論を展開していました。 ★0金利政策による国民の所得移転 ⇒約154兆円。(平成5年から平成15年度までの累積額)※要するに、国民に入るべき預金の金利が、銀行などに移転されたということです。岩国氏は、これを【泥棒】といっていたが、わたしは「強奪」に近いと思う。 それに反して、国民の貯蓄率は激減。⇒つまり、生活のために、貯金を取り崩している。 米国の家計に占める金利の割合→約10% 日本→1%弱 ★生活保護世帯数の激増 ⇒平成5年度・・約70万世帯・100万人 平成15年度・・100万世帯・約140万人 ※先進国でこんなに生活保護世帯が増加している国はない ★自殺者数の増加 平成10年度に3万人を超えてから、平成15年度まで3万人台である。 ※先進国でこんなに自殺者の多い国はない。 ◆結語:0金利政策の目的は、デフレスパイラルを止め、金融システムの保護をするという発想です。つまり、国民の金を吸い上げて、それを銀行に移し、それにより経営危機に陥っている大企業などを救うことに目的があったのです。企業が元気になれば、回りまわって国民生活が豊かになるという理屈でおこなったものです。 岩国氏は、上記の数字からこの【0金利政策】は、完全に失敗していると結論付けます。これだけ、生活保護者数・自殺者数が増加しているのは、回りまわって国民 生活が豊かになる、という理論は破綻していると結論付けます。 わたしは、この国の支配者たちの発想は、上記の岩国氏の指摘に尽きると思います。彼らの発想には、生活者の視点が完全に欠落しているところにあると思います。 今回のホームレス問題には、上記のようなこの国の姿が象徴的に示されていると考えなければ、所詮他人事の問題になると思います。 |
▼流水さん:こんにちわ! 私も同じく国会中継を見て同様な想いに駆られました。 その後の後の若い代議士の政治資金に絡む追求も的を得てたと 感じました。・・今更ながら日本の政治の劣化を知らされてます。 何とかせねば・・との「たかぶり」を覚えずに居られませんでした。 >ホームレス関連の予算措置は、現在27億円。 >ところが、来年度予算で整備新幹線の着工予定地でない、福井駅の整備費に10億円だそうです。 >この数値にこの国の国民に対する視点が象徴されていると読まなければ、ホームレス問題の本質は見えてこないと思います。 > >今日の国会討論で、民主党の岩国哲人氏が、分かりやすい討論を展開していました。 > >★0金利政策による国民の所得移転 >⇒約154兆円。(平成5年から平成15年度までの累積額)※要するに、国民に入るべき預金の金利が、銀行などに移転されたということです。岩国氏は、これを【泥棒】といっていたが、わたしは「強奪」に近いと思う。 >それに反して、国民の貯蓄率は激減。⇒つまり、生活のために、貯金を取り崩している。 >米国の家計に占める金利の割合→約10% 日本→1%弱 > >★生活保護世帯数の激増 >⇒平成5年度・・約70万世帯・100万人 > 平成15年度・・100万世帯・約140万人 >※先進国でこんなに生活保護世帯が増加している国はない > >★自殺者数の増加 >平成10年度に3万人を超えてから、平成15年度まで3万人台である。 >※先進国でこんなに自殺者の多い国はない。 > >◆結語:0金利政策の目的は、デフレスパイラルを止め、金融システムの保護をするという発想です。つまり、国民の金を吸い上げて、それを銀行に移し、それにより経営危機に陥っている大企業などを救うことに目的があったのです。企業が元気になれば、回りまわって国民生活が豊かになるという理屈でおこなったものです。 > >岩国氏は、上記の数字からこの【0金利政策】は、完全に失敗していると結論付けます。これだけ、生活保護者数・自殺者数が増加しているのは、回りまわって国民 >生活が豊かになる、という理論は破綻していると結論付けます。 > >わたしは、この国の支配者たちの発想は、上記の岩国氏の指摘に尽きると思います。彼らの発想には、生活者の視点が完全に欠落しているところにあると思います。 >今回のホームレス問題には、上記のようなこの国の姿が象徴的に示されていると考えなければ、所詮他人事の問題になると思います。 > > ↑全く・仰有ってる通りです! |
▼流水さん:こんばんは 今朝丁度、この中継を見てました。生活保護費を質問された厚生労働大臣が1兆余りの予算を1千何万円と答えて失笑をかってましたね。その後も何回かカメラに写されてましたが、恥ずかしそうに下をむいてばかり。 年金担当、特に社会保険庁という喫緊の課題を抱えている大臣としてその能力を充分発揮していただけるのか、いささか不安を感じました。 >ホームレス関連の予算措置は、現在27億円。 >ところが、来年度予算で整備新幹線の着工予定地でない、福井駅の整備費に10億円だそうです。 >この数値にこの国の国民に対する視点が象徴されていると読まなければ、ホームレス問題の本質は見えてこないと思います。 > >今日の国会討論で、民主党の岩国哲人氏が、分かりやすい討論を展開していました。 > >★0金利政策による国民の所得移転 >⇒約154兆円。(平成5年から平成15年度までの累積額)※要するに、国民に入るべき預金の金利が、銀行などに移転されたということです。岩国氏は、これを【泥棒】といっていたが、わたしは「強奪」に近いと思う。 >それに反して、国民の貯蓄率は激減。⇒つまり、生活のために、貯金を取り崩している。 >米国の家計に占める金利の割合→約10% 日本→1%弱 > >★生活保護世帯数の激増 >⇒平成5年度・・約70万世帯・100万人 > 平成15年度・・100万世帯・約140万人 >※先進国でこんなに生活保護世帯が増加している国はない > >★自殺者数の増加 >平成10年度に3万人を超えてから、平成15年度まで3万人台である。 >※先進国でこんなに自殺者の多い国はない。 > >◆結語:0金利政策の目的は、デフレスパイラルを止め、金融システムの保護をするという発想です。つまり、国民の金を吸い上げて、それを銀行に移し、それにより経営危機に陥っている大企業などを救うことに目的があったのです。企業が元気になれば、回りまわって国民生活が豊かになるという理屈でおこなったものです。 > >岩国氏は、上記の数字からこの【0金利政策】は、完全に失敗していると結論付けます。これだけ、生活保護者数・自殺者数が増加しているのは、回りまわって国民 >生活が豊かになる、という理論は破綻していると結論付けます。 > >わたしは、この国の支配者たちの発想は、上記の岩国氏の指摘に尽きると思います。彼らの発想には、生活者の視点が完全に欠落しているところにあると思います。 >今回のホームレス問題には、上記のようなこの国の姿が象徴的に示されていると考えなければ、所詮他人事の問題になると思います。 > > |
▼流水さん: 私も国会中継、見ておりました。 下手なテレビドラマよりよっぽど面白い。 (こんな事言っていいのかな?) >ホームレス関連の予算措置は、現在27億円。 >ところが、来年度予算で整備新幹線の着工予定地でない、福井駅の整備費に10億円だそうです。 >この数値にこの国の国民に対する視点が象徴されていると読まなければ、ホームレス問題の本質は見えてこないと思います。 > いまだにホームレスが「怠惰だからだ」と言う者が、文化人(?)の中にも いる。 日本はイギリスより100年以上遅れているのかな? イギリスでは 19世紀のC.ブースやラウントリーの貧困調査などで、「貧困の原因は個人的 習慣ではなく、雇用や環境の問題である」と指摘し、福祉国家建設のきっかけの 一つとなっている。 私はあの阪神・淡路大震災の後、仮設住宅を訪問するボランティアに参加した時、 住民の声を聞きましたが、神戸・長田区の焼失した企業に勤めていた方の話は 酷かった。 会社がまともに保険も掛けていない、会社として最低限度の事が 出来ていない所が実に多いのである。 先進国でありながら、よくぞまあ こんなデタラメな会社が沢山が存在しているのかと腹立たしくさえ思った。 >今日の国会討論で、民主党の岩国哲人氏が、分かりやすい討論を展開していました。 > >★0金利政策による国民の所得移転 >⇒約154兆円。(平成5年から平成15年度までの累積額)※要するに、国民に入るべき預金の金利が、銀行などに移転されたということです。岩国氏は、これを【泥棒】といっていたが、わたしは「強奪」に近いと思う。 >それに反して、国民の貯蓄率は激減。⇒つまり、生活のために、貯金を取り崩している。 >米国の家計に占める金利の割合→約10% 日本→1%弱 > その上で銀行は、ATMの手数料を引き上げたり、又、両替にまで手数料を新設したりしております。 機械を変更するだけでも多大な費用がかかるというのに。 私は数行に引き上げ(値上げ)の理由を問うたが、まともに回答できたところは 一つもなかった。 ある銀行など「そういう事は上層部で勝手に決められている ので、我々現場の者には分らないのです・・・」と言っていたので、私は「おたく の銀行は、昔のソビエト共産党ですねー」と言った次第である。 >★生活保護世帯数の激増 >⇒平成5年度・・約70万世帯・100万人 > 平成15年度・・100万世帯・約140万人 >※先進国でこんなに生活保護世帯が増加している国はない > 福岡の筑豊地区のある町では、生活保護率70%の地区があったり、生活が 苦しいため、自分の指を切り落とした者もいたそうです。 これがほんとに 先進国の姿なのか。 >★自殺者数の増加 >平成10年度に3万人を超えてから、平成15年度まで3万人台である。 >※先進国でこんなに自殺者の多い国はない。 > 先に述べた、仮設住宅住民で、私が訪問した方でも3人が自殺されました。 悔しいです。 >◆結語:0金利政策の目的は、デフレスパイラルを止め、金融システムの保護をするという発想です。つまり、国民の金を吸い上げて、それを銀行に移し、それにより経営危機に陥っている大企業などを救うことに目的があったのです。企業が元気になれば、回りまわって国民生活が豊かになるという理屈でおこなったものです。 いつまで昭和40年代の感覚でいるのだろうか? 一刻も早く官僚支配型を崩す べきです。 > >岩国氏は、上記の数字からこの【0金利政策】は、完全に失敗していると結論付けます。これだけ、生活保護者数・自殺者数が増加しているのは、回りまわって国民 >生活が豊かになる、という理論は破綻していると結論付けます。 景気の基準は、アホの一つ覚えのように「企業の設備投資」と「株価水準」。 もはやそんな単純な問題ではないと思います。 > >わたしは、この国の支配者たちの発想は、上記の岩国氏の指摘に尽きると思います。彼らの発想には、生活者の視点が完全に欠落しているところにあると思います。 >今回のホームレス問題には、上記のようなこの国の姿が象徴的に示されていると考えなければ、所詮他人事の問題になると思います。 > > |