Page 2354 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼米国のおいしすぎる基軸通貨特権 Gokai Sezutomo 05/1/21(金) 21:45 ┣Re(1):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 rerere 05/1/29(土) 0:26 ┃ ┗Re(2):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 Gokai Sezutomo 05/1/30(日) 1:11 ┃ ┣Re(3):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 しげちよ 05/1/30(日) 1:17 ┃ ┃ ┗Re(4):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 Gokai Sezutomo 05/1/30(日) 12:25 ┃ ┗Re(3):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 rerere 05/1/30(日) 18:06 ┣Re(1):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 珍 源斎 05/1/29(土) 16:21 ┃ ┗Re(2):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 Gokai Sezutomo 05/1/29(土) 21:25 ┃ ┗Re(3):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 珍 源斎 05/1/30(日) 12:41 ┃ ┗Re(4):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 Gokai Sezutomo 05/1/30(日) 13:25 ┃ ┗Re(5):米国のおいしすぎる基軸通貨特権 珍 源斎 05/1/30(日) 14:11 ┗Gokai Sezutomo様、お久しぶりです ニック 05/2/1(火) 12:56 ┗Re(1):こちらこそ感謝です。 Gokai Sezutomo 05/2/1(火) 23:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 米国のおいしすぎる基軸通貨特権 ■名前 : Gokai Sezutomo ■日付 : 05/1/21(金) 21:45 -------------------------------------------------------------------------
面白い考えがありましたのでリンクさせて頂きます。 機関投資家の見るマーケット 2005年1月第3週 http://www.gcams.co.jp/stock/mkt/0501_3.htm |
▼Gokai Sezutomoさん:こんばんは >面白い考えがありましたのでリンクさせて頂きます。 > >機関投資家の見るマーケット >2005年1月第3週 >http://www.gcams.co.jp/stock/mkt/0501_3.htm このトピックを見逃しておりました。 阿修羅でもご活躍の様子。何よりです。 どうやら読んでいるレポートが同じようです。私も読んだときこれを紹介しようかと思いましたが、できずに終わっていました。 米国はドルが基軸通貨である以上はなんら心配なく赤字を垂れ流すことができのだが、やはりユーロの存在がかなり恐怖になってきたんだと思います。だからアメリカの考える強いドル政策とはドルの基軸を守ることなんだと思います。 私はアメリカが中国製品の大量輸入を続けなければならない以上は元の切り上げはそう簡単にはないだろうと思っていますが、やはり中国が米国債を手放す、ドル離れを起こすようなことがあれば米ドルの基軸も吹っ飛びかねないと考えますが如何でしょう。 |
▼rerereさん:こんにちは >米国はドルが基軸通貨である以上はなんら心配なく赤字を垂れ流すことができのだが、やはりユーロの存在がかなり恐怖になってきたんだと思います。だからアメリカの考える強いドル政策とはドルの基軸を守ることなんだと思います。 > >私はアメリカが中国製品の大量輸入を続けなければならない以上は元の切り上げはそう簡単にはないだろうと思っていますが、やはり中国が米国債を手放す、ドル離れを起こすようなことがあれば米ドルの基軸も吹っ飛びかねないと考えますが如何でしょう。 強いドルを維持し、パンを与え、米国民をも騙し続けなければ、 米国の政治体制は崩壊に向かうのかもしれません。 だから、仰られるように、アメリカは中国製品の大量輸入を必要とし、 そのために、元の急激な切り上げも無いものと思います。 また、中国も先進技術力を身につけるまでは、 安い元に甘んじ、じっと我慢し、 内需を本格的に拡大する気などはさらさら無いとも想像します。 中国の態度がいつ変わるかがやはり注意点なのでしょうね。 また、下記に基軸通貨に関連して、面白い記述を見かけましたので良かったらご覧下さい。 円・元・ドル・ユーロの同時代史 第29回〜ニクソンショックは避けられた 「トリフィンのジレンマ・再考」 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep01/313290 |
▼Gokai Sezutomoさん: こんばんは。 一つだけ質問させてください。 >だから、仰られるように、アメリカは中国製品の大量輸入を必要とし、 >そのために、元の急激な切り上げも無いものと思います。 アメリカやIMFは、元の切り上げを要求していると思いましたが、ちがうのでしょうか。 >また、中国も先進技術力を身につけるまでは、 >安い元に甘んじ、じっと我慢し、 >内需を本格的に拡大する気などはさらさら無いとも想像します。 中国は、元を今の水準にしておきたいと思っていたのですが、これも違うのですか。あげれるものなら、あげたいとおもっているのでしょうか。 |
▼しげちよさん:こんにちは >>だから、仰られるように、アメリカは中国製品の大量輸入を必要とし、 >>そのために、元の急激な切り上げも無いものと思います。 > >アメリカやIMFは、元の切り上げを要求していると思いましたが、ちがうのでしょうか。 > そのように、私も聞いています。 >>また、中国も先進技術力を身につけるまでは、 >>安い元に甘んじ、じっと我慢し、 >>内需を本格的に拡大する気などはさらさら無いとも想像します。 > >中国は、元を今の水準にしておきたいと思っていたのですが、これも違うのですか。あげれるものなら、あげたいとおもっているのでしょうか。 これも仰られるように聞いています。 けれどもそれらは大雑把な言い方だし、 本音と建前とを分けなければならないかもと思っています。 状況証拠にてそれを論理的に判断しようとしています。 |
▼Gokai Sezutomoさん: > >また、下記に基軸通貨に関連して、面白い記述を見かけましたので良かったらご覧下さい。 > >円・元・ドル・ユーロの同時代史 第29回〜ニクソンショックは避けられた >「トリフィンのジレンマ・再考」 >http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep01/313290 読ませて頂きました。「基軸通貨国の国際収支赤字は必然でない。むしろ黒字を稼ぎながらでも、短期貸し付けなどの経路を活用することで世界に流動性を供給できることになる。米国は基礎収支を健全に維持しながら大いに銀行機能を発揮することによって、世界に成長・決済通貨を供給する基軸通貨国としての責任を果たせたかもしれないという見解に導かれる。」 これが本当ならアメリカは基軸通貨国だから、経常収支および基礎収支に赤字を計上しなければならないという都合のいい説を安易に採用したのかもかも知れない。 一度その道を歩んだ以上、もうその体質は変えられないだろうから何が何でも基軸通貨としてのドルを守らなければならない。イラク戦争とはその側面が前面に出てしまった結果であろうという印象を改めて感じました。 |
▼Gokai Sezutomoさん:こんにちわ! 貴兄の経済問題のオーソリテイーとしてのご意見は いつ感心しつつ拝見させて頂いてます。 今回ご紹介のリンクを見ましたが、問題の根幹を覗かされた感じが しました。 そこで、この問題に関しての私なりに一貫した捉え方をして まいりましたが・・その点についての要旨を・纏めてみます。 アメリカ合衆国の経済政策がニクソンショックと云われた当時 $が金兌換で無くなった時からアメリカは借金が怖く無い国になりました。 それ以来$は輪転機次第になりました。「覇権国の特権?」 アメリカは世界に向けて自国市場を提供する共に日本のように ひたすらアメリカの市場を頼りに輸出して自国の生産力の維持に 努めてきました。アメリカに物が売れなくなると経済に大きな 影響が及んだのも現実です。 勿論、日本のみでなく、ドイツ、フランス、などヨーロッパ諸国に してもアメリカ市場を頼りにしてましたが、それでも一辺党にならない 手だては、講じてたようです。各国の貿易の推移にもそれが現れてます。 更に、日本では生産手段である新技術、エネルギーや食糧に付いてもアメリカ への依存を益々大きくしてきた経過もあります。 事々左様に日本経済は過去数十年の趨勢のなかである面アメリカ経済と 一蓮托生の形は「ゆるぎない?」ものになってます。 最近では中国の台頭も大きくなり従来、日本の役割であった生産部門が かなりの部分中国にシフトされたのも日本経済の仕組みに大きな影響が 生じてることは眼の前にある現実です。 ・此処までは前段です。 今、世界では借りたお金は貰ったものとする厳然たる現実があります。 【日本国内でも不良債権の発生とその処理に付いては借金は踏み倒す物である】 のことは否定できません。 余剰なる財貨を持てば、使い切れないお金がありば変わって使って あげようとする国々や人々があっても不思議ではありません。 故にそれらを踏まえた現実的対応は如何にあるべきか・が悩ましい 問題ではないかと思います。再建策を必要としる日本経済も単なる足し算・引き算の帳尻合わせではない、もっと根本的な処にあるように思えます・。 したたかさが必要ではないかと思う処です。 早晩、覇権国であるアメリカのシステムも臨界点に達し破断界へと 突き進む怖れは必然性を秘めてるようにも思えます。 そこで私の持論ですが、メインシステムとはなり得ませんが 「ドル経済」とリンクしないサブシステムの構築・エネルギーや食糧など 地産・地消を取り入れた分散型のものがあっても良いのではないかと 考えます。 西欧諸国や北欧諸国では第二次世界「欧州」大戦後の戦後の復興期以来 アメリカの影響力をそれなりに利用しつつも一定の距離を置いた政策が 一貫してとられてました。エネルギー食糧問題はもとより テレビの映像方式にしても日米の方式と異なるPAL方式や 通信システムの方式、諸々の標準についても決してアメリカ一辺倒に ならない政策がとられてます。その辺りについても今後は複眼的に 見ることが遅蒔きながら必要に思えます。・・如何でしょうか? |
▼珍 源斎さん:こんにちは 今後日本人、日本の子孫達が経済的にどのように糧をつないでいくかが重要問題です。 私は、今後日本人達が 経済的優位性を保てるのか?この国土を守り通せるのか? 或いは地球上に繁栄する場所を確保し続ける事ができるのか? 或いは近い将来、奴隷のような扱いを受けず済ませられるのかと案じています。 あまりの状況証拠がそれを恐れさせます。 珍さんから観れば、違和感をもたれる視点かもしれませんが、 それをご承知いただいた上で、 お考えの地産地消について質問させてください。 地産地消とは、 その土地の生産はその土地で消化するということですか? つまり自給自足経済の進めでしょうか? >そこで私の持論ですが、メインシステムとはなり得ませんが >「ドル経済」とリンクしないサブシステムの構築・エネルギーや食糧など >地産・地消を取り入れた分散型のものがあっても良いのではないかと >考えます。 > >西欧諸国や北欧諸国では第二次世界「欧州」大戦後の戦後の復興期以来 >アメリカの影響力をそれなりに利用しつつも一定の距離を置いた政策が > >一貫してとられてました。エネルギー食糧問題はもとより >テレビの映像方式にしても日米の方式と異なるPAL方式や > >通信システムの方式、諸々の標準についても決してアメリカ一辺倒に >ならない政策がとられてます。その辺りについても今後は複眼的に > >見ることが遅蒔きながら必要に思えます。・・如何でしょうか? |
▼Gokai Sezutomoさん: こんにちは! 早速のレス有り難うございます。 >今後日本人、日本の子孫達が経済的にどのように糧をつないでいくかが重要問題です。 > >私は、今後日本人達が >経済的優位性を保てるのか?この国土を守り通せるのか? >或いは地球上に繁栄する場所を確保し続ける事ができるのか? >或いは近い将来、奴隷のような扱いを受けず済ませられるのかと案じています。 > >あまりの状況証拠がそれを恐れさせます。 私も貴兄と同じような視点をもって考えてます。 >珍さんから観れば、違和感をもたれる視点かもしれませんが、 >それをご承知いただいた上で、 >お考えの地産地消について質問させてください。 >地産地消とは、 >その土地の生産はその土地で消化するということですか? >つまり自給自足経済の進めでしょうか? その意味も包括しますが、原始社会的な自給自足は現在では成立しようも ありませんが、生活圏や経済圏を今、云われてるようなグローバリゼーション のような形でなく、地方、地域の自立が大切に思われます。 ・・まず他者の圧倒的な支配を受けないことに・あります。・・ 言い換えれば覇権国のアメリカが推進してる「グローバルゼーション」 「マネー資本主義?」への過剰適応は避けねばならぬということです。 良く例に挙げる北欧諸国の政策で一貫してると見られることは、 F食糧・Eエネルギー・Cケアー医療、福祉の自立に取り組んでる 姿勢です。その他の欧州諸国でもその辺りは共通してるようにも 思われます。 ・・・↓・・・ 他方、エネルギー環境問題についても自立循環型への転換は 優位であることは申すまでもありません。 >>西欧諸国や北欧諸国では第二次世界「欧州」大戦後の戦後の復興期以来 >>アメリカの影響力をそれなりに利用しつつも一定の距離を置いた政策が >> 一貫してとられてました。エネルギー食糧問題ではも各国の自給率の 推移を見れば理解することが出来ます。 その他の各種、機器類の標準方式については頑「かたく」なまでに 欧州独自方式にこだわってる事でも理解できます。 現在GPS機器類は全てアメリカの軍事衛星に頼ってますが ヨーロッパでは、それとは別の方式にて人工衛星を打ち上げる 計画が推進されてると聞き及びます。 >>通信システムの方式、諸々の標準についても決してアメリカ一辺倒に >>ならない政策がとられてます。 少し視点がズレ気味ですが。ご許容のほど! |
▼珍 源斎さん: >>地産地消とは、 >>その土地の生産はその土地で消化するということですか? >>つまり自給自足経済の進めでしょうか? > >その意味も包括しますが、原始社会的な自給自足は現在では成立しようも >ありませんが、生活圏や経済圏を今、云われてるようなグローバリゼーション >のような形でなく、地方、地域の自立が大切に思われます。 >・・まず他者の圧倒的な支配を受けないことに・あります。・・ > 地方地域の自律とは具体的にどのような政治経済形態を指しているのでしょうか? 全部を記述されるのは無理でしょうから、 一点だけでよろしいのです。具体性のあるものをお示しいただけるでしょうか? >言い換えれば覇権国のアメリカが推進してる「グローバルゼーション」 >「マネー資本主義?」への過剰適応は避けねばならぬということです。 グローバリゼーション=マネー資本主義...?・・とのお疑いを持っているのですか? ところで、マネー資本主義とは何を意味する言葉でしょうか? それから、グローバリゼーションに従うよりもっと良い方法、 日本人の大多数を説得できる良い方法があるのでしょうか? もしそれが、「地産、地消」であると言われるなら、 具体的にお示しくだされば、良い議論ができるかもしれません。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >地方地域の自律とは具体的にどのような政治経済形態を指しているのでしょうか? かつて、日本にも存在した、生産と消費が地域に循環する形をもって ありましたね・。 再三例を挙げますがオランダ、フランス、英国も含めた欧州諸国には その経済形態が現在でも色濃く残ってます。 取り分けフインランドをはじめ北欧諸国ではそれが更に徹底されてると 聞き及びます。これらのことはご自身で調べらる事をお勧めします。 >グローバリゼーション・マネー資本主義...? この・?は言葉の定義意味する処への疑問符です。 マネー資本主義とは地球上にある国々のGDP30兆ドルを超えて 世界中に流通してるマネーは300兆ドルを超えると云われてますが それらが時として投機に走れば実態を超えた暴力性をも顕わにすることも ある、エネルギー、食糧、資源の暴騰等々・・。 過剰にして余剰なるドル「マネー」は資本主義の本質まで歪めてしまうこと、 市場の持つ処のよく言われる「神の声」さえ悪意を込めた意志により 動かすことが可能になる・・。 そこで今、考えられることは欧州が一貫して推進してきた政策、 EUの成立、ヨーロッパ共通の通貨、ユーロの誕生、それを維持する 為のバックグランドについては以前スレッド及び前述にて述べさせて 頂いてますのでご参照いただけれ・ばと存じます。 以上 |
興味のある内容のHPのご案内、有難うございました。 早速読んでみたいと思います。 |
▼ニックさん:こんにちは >興味のある内容のHPのご案内、有難うございました。 > >早速読んでみたいと思います。 有難うございます。 もしよろしければ下記URLも見てやってください。 円・元・ドル・ユーロの同時代史 第29回〜ニクソンショックは避けられた 「トリフィンのジレンマ・再考」 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep01/313290 それから、貴兄の社会のためにとの問題定義の姿勢には、敬意を表します。 引き続き頑張ってください。 また、反対意見を述べさせて頂くこともあるかと思いますが、その時もよろしくお願いします。 |