Page 2447 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼小泉首相と郵政民営化 健太郎 05/2/21(月) 15:26 ┣Re(1):小泉首相と郵政民営化 昼寝もぐら 05/2/22(火) 1:25 ┃ ┣Re(2):小泉首相と郵政民営化 昼寝もぐら 05/2/22(火) 8:47 ┃ ┗Re(2):小泉首相と郵政民営化 健太郎 05/2/23(水) 1:21 ┣Re(1):小泉首相と郵政民営化 Gokai Sezutomo 05/2/23(水) 11:46 ┃ ┗Re(2):小泉首相と郵政民営化 JS 05/2/23(水) 16:39 ┃ ┣Re(3):小泉首相と郵政民営化 Gokai Sezutomo 05/2/23(水) 21:02 ┃ ┃ ┗Re(4):小泉首相と郵政民営化 佐藤 圭 05/2/24(木) 18:45 ┃ ┃ ┗Re(5):peaceさん、rerereさんへお願い Gokai Sezutomo 05/2/25(金) 0:31 ┃ ┃ ┗Re(6):peaceさん、rerereさんへお願い 佐藤 圭 05/2/25(金) 9:47 ┃ ┃ ┗恥ずかしながら、考えてみました。 peace 05/2/26(土) 1:25 ┃ ┃ ┣Re(1):恥ずかしながら、考えてみました。 健太郎 05/2/26(土) 3:48 ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):恥ずかしながら、考えてみました。 Gokai Sezutomo 05/2/26(土) 22:55 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):恥ずかしながら、考えてみました。 健太郎 05/2/27(日) 22:51 ┃ ┃ ┃ ┗こう考えます peace 05/2/27(日) 0:46 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):こう考えます あおばびと 05/2/27(日) 11:26 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):こう考えます 王里 05/2/27(日) 22:41 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(3):こう考えます あおばびと 05/2/27(日) 23:22 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(3):こう考えます 健太郎 05/2/28(月) 0:08 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):こう考えます MNG 05/2/28(月) 17:56 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):こう考えます 健太郎 05/2/27(日) 23:41 ┃ ┃ ┗Re(1):恥ずかしながら、考えてみました。 Gokai Sezutomo 05/2/26(土) 18:51 ┃ ┃ ┗Re(2):恥ずかしながら、考えてみました。 佐藤 圭 05/2/26(土) 22:33 ┃ ┃ ┣Re(3):一部誤記あり 恥ずかしながら、考えてみました。 佐藤 圭 05/2/26(土) 22:42 ┃ ┃ ┗Re(3):恥ずかしながら、考えてみました。 Gokai Sezutomo 05/2/27(日) 20:58 ┃ ┃ ┗Re(4):再度恥ずかしながら、考えてみました。 佐藤 圭 05/2/28(月) 14:24 ┃ ┗Re(3):小泉首相と郵政民営化 健太郎 05/2/23(水) 21:05 ┃ ┗Re(4):350兆円の資金は? Gokai Sezutomo 05/2/23(水) 22:59 ┣郵政民営化を考える。 ステディ ベア 05/2/23(水) 17:10 ┃ ┣Re(1):郵政民営化を考える。 しげちよ 05/2/23(水) 17:26 ┃ ┣小泉内閣「行政改革」の問題点 Ray 05/2/23(水) 21:15 ┃ ┃ ┗Re(1):小泉内閣「行政改革」の問題点 ステディ ベア 05/2/24(木) 0:40 ┃ ┃ ┗Re(2):小泉内閣「行政改革」の問題点 Gokai Sezutomo 05/2/24(木) 13:35 ┃ ┃ ┣Re(3):小泉内閣「行政改革」の問題点 ステディ ベア 05/2/24(木) 14:23 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):小泉内閣「行政改革」の問題点 Gokai Sezutomo 05/2/24(木) 23:57 ┃ ┃ ┗小泉内閣「行政改革」の問題点 ステディ ベア 05/2/24(木) 16:04 ┃ ┃ ┗小泉内閣「行政改革」の問題点−2 ステディ ベア 05/2/24(木) 16:52 ┃ ┃ ┗Re(1):小泉内閣「行政改革」の問題点−2 peace 05/2/24(木) 22:16 ┃ ┃ ┗小泉内閣「行政改革」の問題点−3 ステディ ベア 05/2/25(金) 0:20 ┃ ┃ ┣Re(1):小泉内閣「行政改革」の問題点−3 Gokai Sezutomo 05/2/25(金) 0:54 ┃ ┃ ┗Re(1):小泉内閣「行政改革」の問題点−3 peace 05/2/25(金) 16:30 ┃ ┃ ┗Re(2):特殊法人はそれほどひどくない? Gokai Sezutomo 05/2/26(土) 0:04 ┃ ┗Re(1):財投資金の欠損の責任? Gokai Sezutomo 05/2/23(水) 22:30 ┃ ┗Re(2):財投資金の欠損の責任? ステディ ベア 05/2/23(水) 23:39 ┗Re(1):小泉首相と郵政民営化 昼寝もぐら 05/2/25(金) 0:07 ┗Re(2):小泉首相と郵政民営化 Gokai Sezutomo 05/2/25(金) 22:33 ┗Re(3):小泉首相と郵政民営化 昼寝もぐら 05/2/26(土) 22:05 ┗Re(4):政府広報に騙されないように Gokai Sezutomo 05/2/26(土) 22:37 ┣Re(5):政府広報に騙されないように 佐藤 圭 05/2/26(土) 22:47 ┗Re(5):政府広報に騙されないように 昼寝もぐら 05/2/27(日) 11:13 ┗Re(6):政府広報に騙されないように Gokai Sezutomo 05/2/27(日) 18:53 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 小泉首相と郵政民営化 ■名前 : 健太郎 <ponken@m8.dion.ne.jp> ■日付 : 05/2/21(月) 15:26 -------------------------------------------------------------------------
小泉首相の「郵政民営化」が、具体化してきているのか、まだ何も決まっていない というのか、私には、理解しがたいことが多すぎる。 郵政に限らず、民間企業が、赤字になれば、不採算部門から、切り捨てるのは当然と考えます。 しかし、現在、郵便事業だけでなく、貯金、保険でも、全国一律サービスを、義務付けるという、方向性が出されてきている。 私は、北海道の片田舎に生まれ、育った者として、地方が切り捨てられるのには、反対しています。 同級生には、農家をしている者も、郵便局員、警察官、道職員、今、多くの論議の場と、なっているところに務めている、友人が何人もいます。 トップとは関係のない、もっぱら現場の職員ですが。 郵政に話は、戻しますが、民営化されれば、都心部のサービスは、良くなると思います。1枚50円の葉書も、民間のメール便ならば、利益のでる都心部で、新規のオープン案内とか、リュニアールオープンとか、その地域の、利益を得るところで、値下げをしても、利益をだせるでしょう。 しかし、今の郵便局を、民営化し、郵便、貯金、保険、これらを、全国一律サービスを、義務付ける、ということは、私の最初の考えからすれば、喜ばしい事なのですが、どうもその様には行きません。 民営化しても、それだけ手かせ、足かせ、の民営化は、何のための民営化という、最初の問題に戻ります。 国民の意識調査では、10項目のうち、郵政問題は、8番目だそうです。 つまり、国民は、都心部で、利益をあげて、採算の取れない、地方への再配分をしている、現状を容認し、さほど問題にしていないと受けとめます。 特殊法人への、問題は、マネーの出口の問題として、入り口の問題と切り離して、悪いところは、手術して治せばよい、私は、そういう認識でいます。 そこで、小泉首相は、どのように考えているのか。 どうも、郵政法案の中身よりも、妥協の産物の法案でも、国会を通りさえすれば 自分の手柄、実績と言うのか。つまり、道路公団の民営化と同じ事なのか。 郵政の民営化の説明責任は、野党ならず、与党内からも出ているが、私たちに、納得出来る説明は、今もってない。 紙芝居を作って説明しているというが。 小泉首相の、問題の優先順位が、国民と離れすぎている。 |
郵政民営化については、地方の切り捨てにつながる懸念がありますが、私は基本的には賛成です。公団のままでも改革はできるという意見もありますが、たぶん民営化しないと無理なような気がします。理由は何とも言えませんけど。 ただ私にとっては小泉首相はもはや信頼がないため、彼にはやらせたくないと思っています。道路公団改革の中途半端さや国会答弁の誠意の無さなどがその理由です。 民営化は別の人にやらせたいです。たぶん自民党では無理でしょう。民主党の中に民営化賛成の人がいますから、いつになるかわかりませんが、彼らに期待したいところです。もう少しわかりやすく、またオープンな議論で、政治家同士で駆け引きするのではなく、あくまで国民のためという目線で進めて欲しいものです。それでも国民の多数が民営化反対ということであれば、それはそれで仕方ないと思います。 |
訂正です。 公団のままでも → 公社のままでも |
▼昼寝もぐらさん こんばんわ。 >郵政民営化については、地方の切り捨てにつながる懸念がありますが、私は基本的には賛成です。公団のままでも改革はできるという意見もありますが、たぶん民営化しないと無理なような気がします。理由は何とも言えませんけど。 > >ただ私にとっては小泉首相はもはや信頼がないため、彼にはやらせたくないと思っています。道路公団改革の中途半端さや国会答弁の誠意の無さなどがその理由です。 > >民営化は別の人にやらせたいです。たぶん自民党では無理でしょう。民主党の中に民営化賛成の人がいますから、いつになるかわかりませんが、彼らに期待したいところです。もう少しわかりやすく、またオープンな議論で、政治家同士で駆け引きするのではなく、あくまで国民のためという目線で進めて欲しいものです。それでも国民の多数が民営化反対ということであれば、それはそれで仕方ないと思います。 私の考えも、貴殿と大差はないと考えます。 今日の地元紙の朝刊。「簡保の宿 売却へ」 郵政民営化後、5年以内に。 こんなことは、郵政事業を民営化しなくとも、出来ることと思います。 小泉首相の言う、「民営化出来るモノは、民営化し」問題はその次です。 つまり、農業を営む友人の言う、「民間に出来ないところはどうするのか。」 明らかに採算の取れない地域を、どうするか。この点です。 全国一律サービスを「民間会社に義務付けるB」 これは、おかしい。変だ。と言うことなのですが、皆さま、それぞれ環境も違います。 反対、賛成、それぞれの考えがあると思います。 そこで、一番の問題は、国民的関心がもっともっと、重要な問題、つまり、年金、雇用、福祉、医療、そう言う問題よりも、「郵政民営化」をあまりにも、全面に 出す、小泉首相が、異常と、私の目には写ります。 国民の関心のある事に、誠意をもって答えない小泉首相はあまりにも国民をなめきっている。 |
▼健太郎さん:こんにちは >小泉首相の「郵政民営化」が、具体化してきているのか、まだ何も決まっていない >というのか、私には、理解しがたいことが多すぎる。 >郵政に限らず、民間企業が、赤字になれば、不採算部門から、切り捨てるのは当然と考えます。 >しかし、現在、郵便事業だけでなく、貯金、保険でも、全国一律サービスを、義務付けるという、方向性が出されてきている。 郵政事業は全体では黒字です。 政府財政の予算の自由度を奪う存在ではありません。 それなのに何故民営化をしなければならぬのでしょう? なんでも民営化が良いと考えるのは発想が貧弱に思います。 なんでも右に倣えではちょっとね。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >郵政事業は全体では黒字です。 >政府財政の予算の自由度を奪う存在ではありません。 >それなのに何故民営化をしなければならぬのでしょう? 郵便貯金の民営化は、銀行業界の要望による郵貯の弱体化を計るものです。 改革でなく、改悪です。 銀行の貸し渋りが横行している現状で、郵貯による中小企業や国民の暮しに大切なお金を自主運用させては、景気がますます悪くなるのが目に見えるようです。 それより、無駄な公共事業への融資を中止する方が先決です。 >なんでも民営化が良いと考えるのは発想が貧弱に思います。 >なんでも右に倣えではちょっとね。 本当、小泉の発想は貧弱だなぁ。 |
▼JSさん:こんにちは >郵便貯金の民営化は、銀行業界の要望による郵貯の弱体化を計るものです。 銀行業界の要望というのが正解ですか? わたしはアメリカの要望・・「年次改革要望書には無かった?」・・かと思っています。 >改革でなく、改悪です。 もちろんです。 >銀行の貸し渋りが横行している現状で、郵貯による中小企業や国民の暮しに大切なお金を自主運用させては、景気がますます悪くなるのが目に見えるようです。 >それより、無駄な公共事業への融資を中止する方が先決です。 無駄な公共事業への融資を中止させるのは良いことですが、 郵貯簡保のお金は、どのようなもので運用させるべきだと思われますか? 株式や投資信託などのマネーゲームに係わりそうなのは駄目なのでしょう? だったら何が良いのでしょう? >本当、小泉の発想は貧弱だなぁ。 小泉を筆頭にして、与党も野党も、皆、発想が貧弱です。 それでもプロか!・・と怒っております。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >▼JSさん:こんにちは >>それより、無駄な公共事業への融資を中止する方が先決です。 > >無駄な公共事業への融資を中止させるのは良いことですが、 >郵貯簡保のお金は、どのようなもので運用させるべきだと思われますか? >株式や投資信託などのマネーゲームに係わりそうなのは駄目なのでしょう? >だったら何が良いのでしょう? > >>本当、小泉の発想は貧弱だなぁ。 > >小泉を筆頭にして、与党も野党も、皆、発想が貧弱です。 >それでもプロか!・・と怒っております。 郵政民営化論の最大重要ポイントと理解(させられてかも)しています。 ・郵貯、簡保の資金が民間へ流れるようになる。 従来財投資金の出口で道路公団等へ無駄な採算の取れないところへ流れていた が、これを止めることが、郵政民営化の主目的である。 と小泉氏は首相になる前から言明しており、在任中にこれだけはやってみると公約してきた。 私はこの点は良いことだと思ってきました。 ここで是非▼Gokai Sezutomoさんに お聞きしたい。 (1)財投への流れは止めたが結果的には資金の多くの部分が国債保有にあてられ ている(国債発行額の約1/4が郵政資金)と言われています。 このことは国民一般の人にとって良いことなのか。 (2)また日本の経済にとってどのような影響があって、景気が良くなる要素にな るのかどうか。 解釈と、できれば お考えを いただければとお願いします。 私には解りません。 しかし これで 郵政民営化のメリットを、また 賛否のキーにしたいと思っています。(その他の郵便、窓口 業務の民営化については 考えることができそうです) 繰り返しますが、郵貯、簡保の資金はどうするのがベターなのか。 今の実態(国債保有の増加)はどうなのか。 これで郵政民営化の是非を測りたいとおもいます。 教えてください。 |
▼佐藤 圭さん:こんにちは 私がお答えしても良いのですが、宜しければpeaceさんにもお答えいただければより信憑性が高まるかと思うのですが、 peaceさん、お願いできないでしょうか?甘えすぎですか? 出来れば、rerereさんにも・・・勝手に音頭を取るようなマネはご不快ですか? 佐藤 圭さん、ご指名有難うございます。心よりお礼申し上げます。 是非、真実を知って頂いて、正しいご判断を下していただけるように願っています。 >ここで是非▼Gokai Sezutomoさんに お聞きしたい。 > >(1)財投への流れは止めたが結果的には資金の多くの部分が国債保有にあてられ ている(国債発行額の約1/4が郵政資金)と言われています。 > このことは国民一般の人にとって良いことなのか。 >(2)また日本の経済にとってどのような影響があって、景気が良くなる要素にな るのかどうか。 > >解釈と、できれば お考えを いただければとお願いします。 > >私には解りません。 >しかし これで 郵政民営化のメリットを、また 賛否のキーにしたいと思っています。(その他の郵便、窓口 業務の民営化については 考えることができそうです) >繰り返しますが、郵貯、簡保の資金はどうするのがベターなのか。 >今の実態(国債保有の増加)はどうなのか。 >これで郵政民営化の是非を測りたいとおもいます。 >教えてください。 |
GokaiSezutomoさん ご親切に有難うございます。 peaceさん いつかは有難うございました。今度は教えてください。 rerereさんもよろしく お願いします。 私の目的は郵政民営化の議論への共通土俵の認識のためです。 私は基本的には郵政民営化は良いことと考えています。 巷には単純ー小泉反対が多いのですが、私は自衛隊イラク派遣反対、郵政民営化賛成の考えでしたが、今回の点、疑問なので、ぜひ郵政資金の流れの論理と実態を教えて欲しい(ただの無料で申し訳ありませんが)。 できれば「外国資本の餌食になる」等についても教えてください。 私は単純に郵政民営化により大きな銀行と保険会社が増えてイコールフッテングが確保されるなら競争の良さがでるだろうと思っています。 お時間のあるときに、また私に読める著書の紹介、その他の引用でも結構です。 2〜3日お待ちしております。 最終には GokaiSezutomoさん、もし 「郵便貯金会社」または「郵便保険会社」の社長(代表取締役)となったとしたら集まったお金をどう運用しますか バーチャル構想を聞かせてください。 勝手なお願い お許しください。 |
▼佐藤 圭さん: こんばんは、 Gokai Sezutomoさんにご指名を受けまして大変光栄なのですが、正直言って素人の私にはぼんやりとしか事態がつかめていません、間違いなどありましたらどうぞご指摘下さい、できれば一緒に勉強してゆきたいと思っています。よろしくお願いします。 ▼Gokai Sezutomoさん: よろしくお願いします >>無駄な公共事業への融資を中止させるのは良いことですが、 >>郵貯簡保のお金は、どのようなもので運用させるべきだと思われますか? >>株式や投資信託などのマネーゲームに係わりそうなのは駄目なのでしょう? >>だったら何が良いのでしょう? うーん、わかりません。無駄な公共事業でも良いのではないでしょうか? >(1)財投への流れは止めたが結果的には資金の多くの部分が国債保有にあてられている(国債発行額の約1/4が郵政資金)と言われています。このことは国民一般の人にとって良いことなのか。 良いことだと思います、財投、国債をやめて民間に貸し出すと言っても資金需要自体がないのではないでしょうか。 >(2)また日本の経済にとってどのような影響があって、景気が良くなる要素になるのかどうか。 国債を買ったお金は結局国が公共事業などで企業などを通じて国民に支払うので景気には少なくともプラスになると思います。国が国債を償還するとその分のお金は消えてなくなります。言い換えれば個人消費が低迷している分個人に代わって国が個人の貯金を使ってくれているのではないでしょうか?企業の資金需要の低迷している分も銀行が国債を購入することにより借金をしてお金を増やしているのではないでしょうか。 >解釈と、できれば お考えを いただければとお願いします。 たとえば(ちょっと極端な表現にはなっていると思いますが) 二人の人間がいて一人が借入をし、もう一人が貸し出しすれば借用書であれ何であれお金は発生しますが、借金を返済するとお金の機能は失われただの紙切れになります。お金とはどこから現れどこへ行くのでしょうか? 多くの人(私もその一人でしたが)はお金は先天的に有るものと誤解しているのではないでしょうか。お金とは貸し借りをする事によってそれが創造できます。そしてその貸し借りを続けてゆくことでお金がどんどん増えてゆくのを信用創造と呼ぶようです。今、企業の資金需要が低迷している(むしろ借金を返している)ので市中にお金がなくなって景気が低迷していると思います。だから政府でも何でも借金してお金を使うことで景気は下支えされるのではないでしょうか。 このスレッドのステディ ベアさんと私のやりとりと見ていただければ分かると思うのですが、もし、アメリカ型の市場原理主義を日本に導入したいのならば郵政民営化には賛成した方がよいと思います、そうでなければ民営化して業務を「効率化」する必要はないと思います。 私の考えるのは、郵政民営化のような社会の「効率化」が最終的には人間性の排除であり貧富の差の拡大で有ると信じています。 そして「効率化」と「景気」は全く関連性がないと思っています。もし、今の不景気から脱出するために痛みを伴った「効率化」を押し進ようとするのならばそれは、まとはずれだと思います。 どうでしょうか? |
>▼佐藤 圭さん、Gokai Sezutomoさん、peaceさん: みなさん、こんばんわ。 佐藤 圭さん、ご氏名の Gokai Sezutomoさん Gokai Sezutomoさんご指名のpeaceさん: 私ごときの、入り込む隙間がないハイレベルですが、 一般庶民の「健太郎」もう一言、言わせてください。 私の言いたいことは、地方切り捨てと、地方の役割についてです。 「地方」「過疎地」「北海道」どうも日本国家では、お荷物的存在のように言われている件です。 まず、農業、漁業、林業等、第一次産業です。 国家の、根幹をなす事業が営まれている地域です。 「住みにくに」、から「住めない」状況に変わりつつあります。 それに、加速するする政策を支持するか、しないか。という選択です。 大都市圏内、大都市間の輸送、それは、市場原理に耐えうるでしょうが、それ以外の地域は、どうするのでしょうか。 「俺の代で止めさせる」「子供の世代では、飯は食っていけない」 私の「分校」の同期会というか、同窓会というか、そのようなレベルです。 生活している者の、「生活者」の原点で、考えて頂きたいと思います。 「何の為の民営化か」「民営化という形造り」の民営化なのか。 単純な「政争の具」なのか。 |
▼健太郎さん:こんにちは 40年も昔より、現在のほうが、格段に技術力や生産力がアップしているのに、 そしてまた、日本は経済力があるから、貿易黒字でもありますし、、経常黒字でもある訳なのに、 経済力が上がると住み難くなるのだったら、 経済力が上がるように我々の先輩たちが、あるいは我々が頑張ったのは誤りだったのでしょうか? 昔より住みにくい世の中になったというのは辻褄が合わないと思いませんか? 本来は、昔より住みやすくなって当然だと思うのです。 考え方の、 何かが間違っているのです。 間違えた考え方で、政策が行われていると思うのです。 或いは、丸ごと日本を売り渡す政策が庶民を騙しながら進められているか?です。 >私の言いたいことは、地方切り捨てと、地方の役割についてです。 >「地方」「過疎地」「北海道」どうも日本国家では、お荷物的存在のように言われている件です。 >まず、農業、漁業、林業等、第一次産業です。 >国家の、根幹をなす事業が営まれている地域です。 >「住みにくに」、から「住めない」状況に変わりつつあります。 >「俺の代で止めさせる」「子供の世代では、飯は食っていけない」 >私の「分校」の同期会というか、同窓会というか、そのようなレベルです。 >生活している者の、「生活者」の原点で、考えて頂きたいと思います。 >「何の為の民営化か」「民営化という形造り」の民営化なのか。 >単純な「政争の具」なのか。 |
▼Gokai Sezutomoさん:こんばんわ。 先日は、変なタイミンで、大変失礼しました。 他の方にも、ご迷惑かけました。 ずっと、読み直してみました。 皆様から、信頼されているGokai Sezutomoさんの、人柄がよく解りました。 知識の豊富さは、もちろん、一人一人への丁寧なレス。誠実さ、温かさ、優しさ、 間合いの取り方。どれも、これもすばらしい方ですね。 佐藤圭さん、の質問以降、宝のような言葉を、少し拾わせてもらいました。 「無駄をなくせば、何かいいことありますか?」 「政府の借金を家計の借金とは同一視してはならない」 「政府の借金は、民間へマネーの供給であって、貨幣経済が発展するためにはどうしても必要な行為だという認識が必要」 まだまだありますが、「目から鱗」という感じです。 昔は、貧しくとも、地位が無くとも、人々が「誇り」を持てていたような気がします。 「おれは、人様には絶対迷惑はかけない」「俺は、曲がった事が大嫌いだ。」 何でも良いが、貧しくとも、誇りを持って働く事が出来た社会だったような気がします。 今は、金。収入が人間の価値を決めるような、一般庶民までが、プロスポーツ選手の価値観のような、物差しではかられる。その様な気がします。 政治と大きな関わりを感じます。 >何かが間違っているのです。 >間違えた考え方で、政策が行われていると思うのです。 > >或いは、丸ごと日本を売り渡す政策が庶民を騙しながら進められているか?です。 |
▼健太郎さん: こんばんは >私の言いたいことは、地方切り捨てと、地方の役割についてです。 >「地方」「過疎地」「北海道」どうも日本国家では、お荷物的存在のように言われている件です。 >まず、農業、漁業、林業等、第一次産業です。 >国家の、根幹をなす事業が営まれている地域です。 >「住みにくに」、から「住めない」状況に変わりつつあります。 >それに、加速するする政策を支持するか、しないか。という選択です。 >大都市圏内、大都市間の輸送、それは、市場原理に耐えうるでしょうが、それ以外の地域は、どうするのでしょうか。 >「俺の代で止めさせる」「子供の世代では、飯は食っていけない」 >私の「分校」の同期会というか、同窓会というか、そのようなレベルです。 >生活している者の、「生活者」の原点で、考えて頂きたいと思います。 >「何の為の民営化か」「民営化という形造り」の民営化なのか。 >単純な「政争の具」なのか。 私が感じているのは、現政権が行っている政策は一言で言うと日本社会の「効率化」「合理化」「アメリカ流市場経済原理主義の導入」であると思っています。現政権は景気を良くするためには日本社会をそうするしかないと訴えていますが。GokaiSezutomoさんに教えていただいたのは「景気」と「社会構造」の間には関連性はほとんどないと言うことだと思いました。 この改革で効率的でないと切り捨てられる者は仰られている北海道などの「地方」や「第一次産業」というくくりでは言い尽くせないと思います。それは都市に住んでいようと同じでいわゆる<市場価値の低い「弱者」>と言う者だと思います。都市部(大阪)の私の知り合いにも失業して立ち往生している者もおります。 先にスレッドを立てられていたバスの運転手さんの問題にしても同じ根っこであると思っています。他のスレッドでも有りますが弱者(又はスピードののろい者)をどんどん食ってきて大きくなってきたような人物がもてはやされたりもしています。 逆に言うと「市場経済原理主義」社会になると地方においても強者になり得るチャンスは有るかもしれません(ほとんど可能性として低いでしょうが)。そういう地方が今後出てくると思います。 所得倍増計画や日本列島改造論などビジョンを示しそれに向かって社会をひっぱって行くのが政治家だと思いますが今の政権はビジョンを示さずに部分的に世論を操って改革を進めています。この先に何があるのか?アメリカ化すれば社会はどうなるのかきちっと示すべきだと思います。 無駄のない効率的な社会とは人間性を排除した社会だと思います。そんな社会は私はごめんです。 |
peaceさん、健太郎さん、おはようございます。横から失礼します。 ▼peaceさん: > 私が感じているのは、現政権が行っている政策は一言で言うと日本社会の > 「効率化」「合理化」「アメリカ流市場経済原理主義の導入」であると > 思っています。 > > 中略 > > 所得倍増計画や日本列島改造論などビジョンを示しそれに向かって社会を > ひっぱって行くのが政治家だと思いますが今の政権はビジョンを示さずに > 部分的に世論を操って改革を進めています。この先に何があるのか?アメ > リカ化すれば社会はどうなるのかきちっと示すべきだと思います。 > > 無駄のない効率的な社会とは人間性を排除した社会だと思います。そんな > 社会は私はごめんです。 いつも漠然と思っていた事を明確に示していただきありがとうございました。「アメリカ流市場経済原理主義」を導入すると、日本の社会がどうなるか、どういう社会になるか、そのビジョンの説明がまったくありません。改革には痛みを伴うと言いつつも、その痛みの具体的な説明がありません。痛みは、増税だけでなく、「人間性を排除した社会」になる事が最大の痛みだと思っています。現政権が進めているアメリカ化の社会がどういう社会か、はっきりさせる事が必要だと思います。 |
▼あおばびとさん:こんばんは >peaceさん、健太郎さん、おはようございます。横から失礼します。 > >▼peaceさん: >> 私が感じているのは、現政権が行っている政策は一言で言うと日本社会の >> 「効率化」「合理化」「アメリカ流市場経済原理主義の導入」であると >> 思っています。 >> >> 中略 >> >> 所得倍増計画や日本列島改造論などビジョンを示しそれに向かって社会を >> ひっぱって行くのが政治家だと思いますが今の政権はビジョンを示さずに >> 部分的に世論を操って改革を進めています。この先に何があるのか?アメ >> リカ化すれば社会はどうなるのかきちっと示すべきだと思います。 >> >> 無駄のない効率的な社会とは人間性を排除した社会だと思います。そんな >> 社会は私はごめんです。 > >いつも漠然と思っていた事を明確に示していただきありがとうございました。「アメリカ流市場経済原理主義」を導入すると、日本の社会がどうなるか、どういう社会になるか、そのビジョンの説明がまったくありません。改革には痛みを伴うと言いつつも、その痛みの具体的な説明がありません。痛みは、増税だけでなく、「人間性を排除した社会」になる事が最大の痛みだと思っています。現政権が進めているアメリカ化の社会がどういう社会か、はっきりさせる事が必要だと思います。 小泉改革がめざすアメリカ型社会、その行き着く先にまっているもの。私にビジョンを与えてくれたのが『うそつき病のはびこるアメリカ』という本でした。 本の内容は下記のHPに紹介してますので、興味がありましたらご覧ください http://www.janjan.jp/book_review/0410/0409209067/1.php |
王里さんこんばんは >小泉改革がめざすアメリカ型社会、その行き着く先にまっているもの。私にビジョンを与えてくれたのが『うそつき病のはびこるアメリカ』という本でした。 早速、手に入れて読んで見ます。どうもありがとうございました。 |
▼王里さん: >▼あおばびとさん、こんばんは >> >>▼peaceさんに、教えていただいたことで、私も全くの同感です。 一部の富裕層と、多くの貧しい人。こんなアメリカ型階級社会は、まっぴらです。 ほしいモノが目の前にいくらでもあり、仕事がない。これでは犯罪もおきます。 仕事がなければ、若者は軍隊にも入ります。 私も、自衛隊に入ろうかと考えた時もありました。 単純に、「仕事に就くために。」という理由で。 『うそつき病のはびこるアメリカ』ですか。 何となく、解る気がします。「エライ人」のやることが、それで良いのなら「自分も」という気持ちでしょうか。 日本も、似てきていると思います。 「あれが、通るのならば自分も」こんな気持ちになって「誠実さ」とか「優しさ」 は、どこかへ行ってしまうでしょう。 >>いつも漠然と思っていた事を明確に示していただきありがとうございました。「アメリカ流市場経済原理主義」を導入すると、日本の社会がどうなるか、どういう社会になるか、そのビジョンの説明がまったくありません。改革には痛みを伴うと言いつつも、その痛みの具体的な説明がありません。痛みは、増税だけでなく、「人間性を排除した社会」になる事が最大の痛みだと思っています。現政権が進めているアメリカ化の社会がどういう社会か、はっきりさせる事が必要だと思います。 > >小泉改革がめざすアメリカ型社会、その行き着く先にまっているもの。私にビジョンを与えてくれたのが『うそつき病のはびこるアメリカ』という本でした。 > >本の内容は下記のHPに紹介してますので、興味がありましたらご覧ください >http://www.janjan.jp/book_review/0410/0409209067/1.php |
▼王里さん、みなさん、ごめん下さい。 >>> 無駄のない効率的な社会とは人間性を排除した社会だと思います。そんな >>> 社会は私はごめんです。 >> >>いつも漠然と思っていた事を明確に示していただきありがとうございました。「アメリカ流市場経済原理主義」を導入すると、日本の社会がどうなるか、どういう社会になるか、そのビジョンの説明がまったくありません。改革には痛みを伴うと言いつつも、その痛みの具体的な説明がありません。痛みは、増税だけでなく、「人間性を排除した社会」になる事が最大の痛みだと思っています。現政権が進めているアメリカ化の社会がどういう社会か、はっきりさせる事が必要だと思います。 > >小泉改革がめざすアメリカ型社会、その行き着く先にまっているもの。私にビジョンを与えてくれたのが『うそつき病のはびこるアメリカ』という本でした。 > >本の内容は下記のHPに紹介してますので、興味がありましたらご覧ください >http://www.janjan.jp/book_review/0410/0409209067/1.php 皆さんのおっしゃるとおりです。 ブッシュ政権の下で、アメリカの貧富の差はますます広がり、悲惨な状況になっています。 アメリカの記事やレポートを翻訳して紹介しているサイトがありますので、ぜひご覧下さい。 http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/cat167444/index.html このスレッドが50になってしまい、佐藤圭さんの質問のお邪魔をしてしまいましたが、 GokaiSezutomoさんには、続きのスレッドでお答えをお願いできたらと思いますので、よろしくお願いします。 |
▼peaceさん:こんばんわ。 これほど、知識の豊富な方が、優しく、広い心を持っておられることに、勇気づけられました。 私は、耳にたこができるくらい、「無駄な公共事業、無駄な公共事業」と見聞きしてきました。 確かに、無駄はよくないが、そこで、汗して働いた人達は「何をして、飯を食えばよいのか」そんな風に、心の中で、思っていました。 さすがに、GokaiSezutomoさんに氏名されるかたですね。 「弱肉強食型」の国なんて、まっぴらごめんです。 竹中大臣が「頑張っている人(富裕層)には、頑張っているように」とか、言っていましたが、貧しくとも頑張っている人は、いくらでもいる。 日本は、もっと思いやりのある国だ。 ありがとうございました。 >私が感じているのは、現政権が行っている政策は一言で言うと日本社会の「効率化」「合理化」「アメリカ流市場経済原理主義の導入」であると思っています。現政権は景気を良くするためには日本社会をそうするしかないと訴えていますが。GokaiSezutomoさんに教えていただいたのは「景気」と「社会構造」の間には関連性はほとんどないと言うことだと思いました。 > >この改革で効率的でないと切り捨てられる者は仰られている北海道などの「地方」や「第一次産業」というくくりでは言い尽くせないと思います。それは都市に住んでいようと同じでいわゆる<市場価値の低い「弱者」>と言う者だと思います。都市部(大阪)の私の知り合いにも失業して立ち往生している者もおります。 > >先にスレッドを立てられていたバスの運転手さんの問題にしても同じ根っこであると思っています。他のスレッドでも有りますが弱者(又はスピードののろい者)をどんどん食ってきて大きくなってきたような人物がもてはやされたりもしています。 > >逆に言うと「市場経済原理主義」社会になると地方においても強者になり得るチャンスは有るかもしれません(ほとんど可能性として低いでしょうが)。そういう地方が今後出てくると思います。 > >所得倍増計画や日本列島改造論などビジョンを示しそれに向かって社会をひっぱって行くのが政治家だと思いますが今の政権はビジョンを示さずに部分的に世論を操って改革を進めています。この先に何があるのか?アメリカ化すれば社会はどうなるのかきちっと示すべきだと思います。 > >無駄のない効率的な社会とは人間性を排除した社会だと思います。そんな社会は私はごめんです。 |
佐藤圭さん、こんにちは ▼peaceさん:こんにちは、 ご迷惑かけましたが、やはりお願いしてよかったと思います。 これからもあつかましくもお願いしようと思っています。 >うーん、わかりません。無駄な公共事業でも良いのではないでしょうか? > 景気回復だけを考えるのなら、無駄な公共事業でも良いかもしれません。 今はそれほど、庶民にとっては危機のようにおもいます。 資源と環境の無駄遣いについては、 peaceさんもわかった上で、述べられていることだと思いますが、その公共事業への融資の中止のために、 郵政民営化は決して、するべきではありませんね。 それこそデメリットが大きすぎるように思います。 郵貯が庶民にとって最も有利な預金であるのは、財投資金への預託にあったからだと思います。 郵政民営化はそれを庶民から取り上げることでもあるのです。 それを庶民から取り上げないで、効率的な社会資本の整備に融資を振り向ける方策があるはずです。 それを専門家が議論しているのを聞いたことがありません。 これ以上、庶民にとって悪い生活社会環境を作ってよいのですかと問いたいです。 >良いことだと思います、財投、国債をやめて民間に貸し出すと言っても資金需要自体がないのではないでしょうか。 > >>(2)また日本の経済にとってどのような影響があって、景気が良くなる要素になるのかどうか。 > >国債を買ったお金は結局国が公共事業などで企業などを通じて国民に支払うので景気には少なくともプラスになると思います。国が国債を償還するとその分のお金は消えてなくなります。言い換えれば個人消費が低迷している分個人に代わって国が個人の貯金を使ってくれているのではないでしょうか?企業の資金需要の低迷している分も銀行が国債を購入することにより借金をしてお金を増やしているのではないでしょうか。 > 私も全く、同じ考えです。 ただ、ここら辺の考えが一般には、知らされていません。 だから人々は、政府の借金を家計の借金と同一視し、 大変だ、借金が膨大だ、返済できないから破産だと言って騒ぐのだと思います。 政府の借金は民間へマネーの供給であって、貨幣経済が発展するためにはどうしても必要な行為なのだとの認識が必要です。 たとえば、短期金融市場において、日本銀行は金融調節を行っていますが、これには発行済み国債を利用しています。 売りオペや買いオペなどの言葉を聞いたことがあると思いますが、もし赤字国債がないと、オペによる金融調節の自由度が減少し、不便になると思います。 >多くの人(私もその一人でしたが)はお金は先天的に有るものと誤解しているのではないでしょうか。お金とは貸し借りをする事によってそれが創造できます。そしてその貸し借りを続けてゆくことでお金がどんどん増えてゆくのを信用創造と呼ぶようです。今、企業の資金需要が低迷している(むしろ借金を返している)ので市中にお金がなくなって景気が低迷していると思います。だから政府でも何でも借金してお金を使うことで景気は下支えされるのではないでしょうか。 > このことは、銀行の信用創造機能といわれていて、経済学のイロハのようなものですね。 本当は、義務教育程度で、国民に知らしめておくべき知識だと思います。 >私の考えるのは、郵政民営化のような社会の「効率化」が最終的には人間性の排除であり貧富の差の拡大で有ると信じています。 >そして「効率化」と「景気」は全く関連性がないと思っています。もし、今の不景気から脱出するために痛みを伴った「効率化」を押し進ようとするのならばそれは、まとはずれだと思います。 > 完璧に的外れなのに、 小泉キャッチフレーズは 日本の将来のために、痛みに耐えよ!・・・ではなかったのでしょうか? 今までの日本のシステムが老朽化したから、今の日本の苦境があるのだと、国民は騙されています。 だから、古い体質を変えるための、郵政民営化というのなら、「NO!]と言うべきですね。 |
▼Gokai Sezutomoさん: > ストレートな回答を大変有難うございました。 >▼peaceさん:こんにちは、 peaceさん ご丁寧な回答を感謝します。 無駄のような公共投資でも景気対策になっていること。効率化は庶民のために必ずしも良くない。等 、わかりました。 しかし もう一つ納得できないところがあります。 厚意に甘えてもう少し教えてください。(議論ではありません。質問です。) (解らないところだけ残し、他は消します) >景気回復だけを考えるのなら、無駄な公共事業でも良いかもしれません。 >今はそれほど、庶民にとっては危機のようにおもいます。 (1)「今はそれほど、庶民にとっては危機のようにおもいます。」 の意味がよくわかりません。 >郵貯が庶民にとって最も有利な預金であるのは、財投資金への預託にあったからだと思います。 >郵政民営化はそれを庶民から取り上げることでもあるのです。 (2)民営化しても同様な投資はできませんか。(例国債を通すなどで) 一般の民間銀行は公共投資への道はないのでしょうか。 >それを庶民から取り上げないで、必要な社会的基盤などへの投資〜 >それを専門家が議論しているのを聞いたことがありません。 (3)民営化した郵便(または保険)会社ではできませんか。 最初私が質問したのは まさしく民営化によて社会的基盤、福祉、などへの投 資がより自由に可能だと思っていたからです。 一般民間銀行によるこれら公共投資はどうなっているのでしょうか。 > 以上(1)〜(3)についてご説明お願いします。 私は郵政民営化によってこそ資金を民間の必要なところ(需要も)へ従来(財投)よりも自由にできることが国民にとってもメリットだと思っていました。 例えば新規商品の開発、福祉関係、教育、警備、IT、など官公需、民需を問わずに。それが民営化によってより良くならなければ民営化の意味はないと考えます。 |
質問(3)民営化された郵便(または保険)会社は誤り 貯金(または保険) です。 |
▼佐藤 圭さん:こんにちは、レス有難うございます。 >>今はそれほど、庶民にとっては危機のようにおもいます。 > >(1)「今はそれほど、庶民にとっては危機のようにおもいます。」 > の意味がよくわかりません。 現役世代にとってはとてつもなく不況で、将来的な不安が増大する一方で辛抱も限界を超えようとしています。 例えば、理髪店、飲食業の低迷はかなりなものです。もちろん過去にこのようなことは無いといっています。 預貯金も減少に向かっています。預金ゼロの家庭が20%を超えたと聞いたことがあります。 だから、自殺も増え、お金にかかわる犯罪も増えます。 >>郵貯が庶民にとって最も有利な預金であるのは、財投資金への預託にあったからだと思います。 >>郵政民営化はそれを庶民から取り上げることでもあるのです。 > >(2)民営化しても同様な投資はできませんか。(例国債を通すなどで) > 一般の民間銀行は公共投資への道はないのでしょうか。 > 郵貯や簡保は財投への資金の預託によって有利な運用がなされ、それが庶民に還元されてきました。 民間で、このような有利な運用があればもう既にしていることでしょう。利益を郵政公社に残さなくても良いものだからこれが出来たと思います。 >>それを庶民から取り上げないで、必要な社会的基盤などへの投資〜 >>それを専門家が議論しているのを聞いたことがありません。 > >(3)民営化した郵便(または保険)会社ではできませんか。 お上だから出来たことだと思います。 民営化すると、全てが他の民間銀行と同じ条件になるわけですから、経営上、それだけ残せるはずも無いですね。 > 最初私が質問したのは まさしく民営化によて社会的基盤、福祉、などへの投 資がより自由に可能だと思っていたからです。 そういう風に思わせる政府広報だったわけですから、 そう思われるのは無理からぬことです。 でも今政府が公言しているようなことに、もし将来ならなかったら、誰が責任を取ると思いますか? 今の内閣やこれにかかわった政治家や、マスメディアや経済学者等が、「私達が間違っていたと謝罪し」、元に戻してくれると思われますか? 間違いなく知らん振りでしょう。 > 一般民間銀行によるこれら公共投資はどうなっているのでしょうか。 一般銀行hが財投資金を預かっているかどうかは知りませんが、預かったから良く儲かるということではなく、郵貯が儲けなくて良い体質だから、民間に還元できたと思っています。 >以上(1)〜(3)についてご説明お願いします。 >私は郵政民営化によってこそ資金を民間の必要なところ(需要も)へ従来(財投)よりも自由にできることが国民にとってもメリットだと思っていました。 民間であろうと公的機関へであろうと 資金の供給は預貯金で行われるのではなく現金で行われるのですから、 現金の供給量が問題なわけで、それは 日銀供給のベースマネーの量と peaceさんのご指摘のように、民間の資金需要が問題なわけで、それが低迷している現在では、メリットようなものは、まるで無く、むしろ民間銀行の事業を邪魔するギガバンクを誕生させるだけです。 ところで、民間に資金需要を生み出す政策が論じられないのはどうしたことでしょうか? まるで、郵貯改革が民間資金の需要を生み出させるような錯覚に陥りませんか? 民間の必要なところへ資金を廻すために郵貯を民営化させるという意見は、 これもマスメディアでよく聞くところですが、 全くの出鱈目です。嘘八百、無知も甚だしい。 >例えば新規商品の開発、福祉関係、教育、警備、IT、など官公需、民需を問わずに。それが民営化によってより良くならなければ民営化の意味はないと考えます。 実は日本の効率のよさは世界のトップなのです。 だから輸出競争力が高く、日本は経済力があると言われるのです。 効率が悪くて20年以上も貿易黒字が続けられる筈もありません。 総合的な効率と 輸出競争率は決して別物ではありませんよね。 |
▼Gokai Sezutomoさん: ご丁寧な回答を有難うございました。 私の認識が甘かったようです。 再確認をさせてください。 > >>>郵貯が庶民にとって最も有利な預金であるのは、財投資金への預託にあったからだと思います。 >>>郵政民営化はそれを庶民から取り上げることでもあるのです。 >> >>(2)民営化しても同様な投資はできませんか。(例国債を通すなどで) >> 一般の民間銀行は公共投資への道はないのでしょうか。 >> >郵貯や簡保は財投への資金の預託によって有利な運用がなされ、それが庶民に還元されてきました。 >民間で、このような有利な運用があればもう既にしていることでしょう。利益を郵政公社に残さなくても良いものだからこれが出来たと思います。 ◎「利益を郵政公社に残さなくても良いものだからこれが出来たと思います。」と は民営化した会社では利益をみるから庶民への同様な還元はできないと理解して よいですか。 > >>>それを庶民から取り上げないで、必要な社会的基盤などへの投資〜 >>>それを専門家が議論しているのを聞いたことがありません。 ◎そのとおりです。政府の説明でも出ていません。 >> >>(3)民営化した郵便(または保険)会社ではできませんか。 >お上だから出来たことだと思います。 >民営化すると、全てが他の民間銀行と同じ条件になるわけですから、経営上、それだけ残せるはずも無いですね。 >> 一般民間銀行によるこれら公共投資はどうなっているのでしょうか。 > >一般銀行hが財投資金を預かっているかどうかは知りませんが、預かったから良く儲かるということではなく、郵貯が儲けなくて良い体質だから、民間に還元できたと思っています。 ◎「郵貯が儲けなくて良い体質だから」とは 上と同様に民営化した会社では経営上できない(困難)ということですか。 >>私は郵政民営化によってこそ資金を民間の必要なところ(需要も)へ従来(財投)よりも自由にできることが国民にとってもメリットだと思っていました。 > >ところで、民間に資金需要を生み出す政策が論じられないのはどうしたことでしょうか? >まるで、郵貯改革が民間資金の需要を生み出させるような錯覚に陥りませんか? > >民間の必要なところへ資金を廻すために郵貯を民営化させるという意見は、 >これもマスメディアでよく聞くところですが、 >全くの出鱈目です。嘘八百、無知も甚だしい。 > >>例えば新規商品の開発、福祉関係、教育、警備、IT、など官公需、民需を問わずに。それが民営化によってより良くならなければ民営化の意味はないと考えます。 ◎最近の著書で竹中大臣は 「郵政は現在、約350兆円という巨額のお金を持っていますが、郵政民営化に よってそれが民間のお金になる道が開けるのです。そのお金をもっと効率的に使 うことによって、日本経済をもっと元気にできる〜」 と書いていますが。 (竹中平蔵・郵政民営化「小さな政府」への試金石 PHP 「全くの出鱈目です。嘘八百、無知も甚だしい。」ですか。 > 最後に一つ追加質問させてください。 郵政民営化によりメガバンクが銀行界に参入しますがその影響は。 ・日本経済のためには ・庶民の便利さなどのためには ・競争の激化で銀行界はさらに合併など進むのか 所見をお聞かせください。 勝手な質問で恐縮ですが、郵政民営化の正しい議論のために。 |
▼Gokai Sezutomoさん: ▼JSさん: こんばんわ。 >>郵政事業は全体では黒字です。 つまり、郵便、貯金、保険の3事業で、全国でならば。と言うことだと理解します。 それを、事業別、地域別となれば、赤字の地域も多々あると思います。 つまり、私の住んでいる北海道は、郵便など利益の出る所とは、考えづらいのです。 大都市圏での生活圏を、対象とした地域の場合は、顧客にもっと有利に出来るでしょう。 私の危惧するのは、その他の地域なのです。 ちょっとした、買い物をするのに、6キロも、7キロも車で街まで出かけなくてはならない農家などが、多数あるのです。 そして、今、民営化しながら、全国一律サービスを、義務付ける。 民間の会社にそんなことを、義務付けるならば「何の為の民営化なのですか」 と、小泉首相に聞きたいのです。 貯金については、私は「政治が悪い。老後への不安。そのお金が郵貯に集まってきている。」そのように考えています。 350兆円の運用とか、はげたかファンドを恐れる前に、何故、そのお金を使える社会システムを作らないか。 老後の事を考えると、安心してお金を使えないから、雇用も増えず、 無職の若者、中高年のリストラ不安がデフレ経済を作っていると考えます。 小泉首相は、経済の立て直しが、最初の公約だったはず。 私が、子供の教育費とか、住宅ローンとかで、お金を使えれないのは、やむを得ないが、ある程度のお金を持つ人も、先行き不安でお金を使えれないことが、今の日本経済の一番の問題と考えます。 郵政を民営化し、350兆円の資金を民間市場に出すことによって、経済の活性化を促進する。そんなこと、信用できますか。 |
▼健太郎さん:こんにちは >郵政を民営化し、350兆円の資金を民間市場に出すことによって、経済の活性化を促進する。そんなこと、信用できますか。 もちろん信用できません。 何故かって言うと、350兆円の資金はもう既に民間に出回っているのです。 例えば、財投資金として財務省に預託された資金は、道路公団等の特殊法人を通し、道路や箱物の工事費用として、民間に支払いが済んでいます。 そのお金を受け取った民間は 一部を預金や返済や支払いや設備投資に廻し、従業員の給料にもしています。そしてそのお金はさらに他のものを購入し、またさらに、ぐるぐる回って、景気に貢献してきたのです。 だから、350兆円はもう既に民間に出回っていて、郵貯や簡保の金庫の中には殆んどお金は残っていません。残っているのは、財投資金への預託証書だけでしょうか? 小泉政権は、なんとつまらぬ事を選挙民に言って、嘯くのでしょう。 とぼけたことを言う経済学者にも、 そのうち、大衆からの鉄槌を下す必要ありです。 |
何故、郵政民営化をしなければならないのか、こう考えます。 財政投融資は有償資金であり、原資の大半は郵便貯金と簡易保険です。 郵貯は絶対つぶれない庶民の銀行として、善男善女の信仰を集めていますが、いつかは利息をつけて現金で返却しなければなりません。 こんな話は恐ろしくて、誰も口にしませんが、いま原資の郵便貯金はウン百兆円ほどの欠損が出ていると見積もられています。 返せないのではないでしょうか? 融資先の38(も!)ある特別会計の大半が、シロアリ被害にあって、ボロボロだからです。しかも、外郭団体は黒字で、甘い蜜を吸い続けています。 郵政三事業は、38特別会計のうち、郵便事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険特別会計で出来ています。 郵便事業は独立採算制で、赤字になれば、料金の値上げで簡単に済みます。 郵便には「K価格」と言われる犯罪的な契約慣習がありますが、ま、百歩譲って、郵便は料金とサービスの適否が目に見えるから、庶民でもある程度その悪徳ぶりは判ります。 しかし、深刻なのは郵貯と簡保から注ぎ込まれている財投(第二の国家予算)の使われ方です。使いみちが極めて不透明な財投の使命は終わりました。 小泉は道路公団を突破口に頑強な抵抗を受けつつ、不十分ながらも出口を攻めました。今度は入り口の番(郵政民営化)で、併せて一本です。 断言します。痛みを伴うのはこれからです。覚悟が必要です。 予算の使われ方に目を光らせてこなかった野党や国民にも半分その責任はあります。かつてバブルを謳歌し、「もう一度」と願っているゾンビ企業はさっさと淘汰されるべきです。第一、小売業は数が多すぎます! 小金持ちは、それなりの痛みに耐えることです。 貧乏人はある意味、自業自得であり・・・政府に泣きつくしかありません。 |
▼ステディ ベアさん: >小泉は道路公団を突破口に頑強な抵抗を受けつつ、不十分ながらも出口を攻めました。今度は入り口の番(郵政民営化)で、併せて一本です。 そういうことですね。 > >断言します。痛みを伴うのはこれからです。覚悟が必要です。 こりゃこわいですね。 >第一、小売業は数が多すぎます! ほんとそれは思います。同種企業が,このせまい日本に多すぎます。 昔,なんで日本にこんなに多くのガソリンスタンド会社,銀行,繁華街のクラブなどがあって,やっていけるの,と思いました。 製造業も多いですけどね。車やオートバイも多い。 |
▼ステディ ベアさん(44094): Rayです。 現在、国の赤字が非常に大きく、国家予算(税金)の使い方を 考え直す必要があるというのはおっしゃるとおりだと思います。 また、 >予算の使われ方に目を光らせてこなかった野党や国民にも半分その責任はあります。 とのご意見にも賛成ですが、しかし、 「ここまで赤字を大きくさせてしまったのは 国民の責任でもあるのだから、そのつけは国民が負担するべき」 という趣旨のご意見には賛成できません。 なぜなら、「税金の使い方を考え直す」場合に、 できるだけ国民に痛み(犠牲・負担)を強いることの ない方向で考え直すことも可能なはずであるのに、 小泉政権はそれを考えることなく、持てるものを優遇し、 弱い立場に負担を押しつける方向で 支出を削ろうとしているように私には思えるからです。 そして、国民の中でも弱い立場にいる人の負担で 赤字を減らそうとすることは、ここまで赤字を 大きくしてしまったことに対する政府自らの責任を取ることなく その後始末を国民に押しつけるものだと思いますので、 このようなやり方には私は反対です。 郵政事業の民営化であれ他の政策であれ、 その政策を実行した場合の国民の負担・犠牲が少なく、 しかも国の財政状況が改善するのであれば 私はその方針に賛成しますが、上記のとおり、 今小泉政権が打ち出している「行政改革」は いずれも財政的効果よりも国民の負担の方が 大きいものだと思いますので 私はこれらの政策に賛成できません。 また、老人党は、その目的として ---- 1. 老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる 2. 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする 3. 平和と基本的人権を保証する日本国憲法を守る 4. 現政権の交代をめざす 5. そのために、老人と未来の老人が協力しあって自ら行動する ---- の五つを掲げていますが、ステディ ベアさんのご意見は この目的のうち1と4に矛盾するものであり、 「老人党の目的実現のために、政治や暮らしについて意見を述べ合う交流の場」 というこの掲示板の趣旨に反するものであると思いますので、 その点を申し添えます。 |
寝ようと思いましたが、眼が冴えてしまいました。 貴方は本当に一途で真面目なお方と推察致しますので、真面目にご返事いたします。 ▼Rayさん: >なぜなら、「税金の使い方を考え直す」場合に、できるだけ国民に痛み(犠牲・ >負担)を強いることのない方向で考え直すことも可能なはずであるのに、小泉政 >権はそれを考えることなく、持てるものを優遇し、弱い立場に負担を押しつける >方向で支出を削ろうとしているように私には思えるからです。 >郵政事業の民営化であれ他の政策であれ、その政策を実行した場合の国民の負 >担・犠牲が少なく、しかも国の財政状況が改善するのであれば、私はその方針に >賛成しますが、上記のとおり、今小泉政権が打ち出している「行政改革」は >いずれも財政的効果よりも国民の負担の方が大きいものだと思いますので >私はこれらの政策に賛成できません。 貴方のお考えは理解しました、じゃ、今のままでいいというのではないでしょう?まさか、議員年金の廃止や議員歳費カットでこの難局を乗り越えられると思っておられる、そんなノー天気なわけじゃないでしょうね。 どういう手段で行政改革がなされれば満足なんでしょうか。 特別減税を続けられるだけ続けてきましたが、もう、財政的に支えられなくなったので、景気の動向を見て、今こそこれを考え直すものでしょう。 年金も本来は物価スライド制なのに、ポピュリズムからズルズルとここまで既得権を擁護してしまいました。世代間の対立が先鋭化するのも無理からぬことです。 二言目には弱い立場、弱い立場って・・・失礼ながら、もういい加減その台詞は聞き飽きました。ツケは皆が負担するしかないでしょう、後世に託すのですか? 省庁再編成だって換骨奪胎になっちゃったし、公務員定数カットだって労組は認めていないでしょ?それどころか、公務員はもっと給料をよこせと言ってますよ。ご存知でしょ? 私は過去ログで何度も言っていますが、消去法で今は小泉しかいないと思っています。自民党の中で極めて不安定な立場で、欠点だらけですが、よくやっていると思いますよ。自民党はもちろん、民主党の誰がいるのですか、期待した小沢 一郎は三回も敵前逃亡を致しました。三回ですよ、本当に残念ですが、もう見限るしかないでしょう。岡田は、まだ党首の器ではありません、高校の学級委員長に過ぎません。菅なんて、選挙区を回るべきときに、四国遍路なんて、何をやっているんですか、この国難に正気の沙汰ではありません。 「ポチは、はよ止めさらせー」なんてので、問題は何にも解決しないのですよ。少しは、違う観点から物を見ても良いかと・・・ >ステディ ベアさんのご意見は >この目的のうち1と4に矛盾するものであり、「老人党の目的実現のために、政治 >や暮らしについて意見を述べ合う交流の場」というこの掲示板の趣旨に反するも >のであると思いますので、その点を申し添えます。 何をたわけたことを・・・ 貴方達は、軍事力を廃して、全て話し合いで解決しようとしているのではありませんか? 議論を拒否して・・・おかしいと思いませんか? |
▼ステディ ベアさん: 黙っておれ、というからには少しはましなことを言うかと思ったら、 下記のようなことしかいえないのですか? それでは黙ってなど居れる訳が無い。 一度、スレッド<43921>で示したURLでの、東大教授 野口悠紀夫氏と神戸大教授 井上健吾氏、お二方の「健全財政主義への疑問」に対して、きちんとした反論をされてみては如何か? それともそんな能力は無いから遠慮する、 議論は拒否すると仰いますか? まさか、たわけじゃなかろうから、そんなことは言うまいね? >どういう手段で行政改革がなされれば満足なんでしょうか。 >特別減税を続けられるだけ続けてきましたが、もう、財政的に支えられなくなったので、景気の動向を見て、今こそこれを考え直すものでしょう。 >二言目には弱い立場、弱い立場って・・・失礼ながら、もういい加減その台詞は聞き飽きました。ツケは皆が負担するしかないでしょう、後世に託すのですか? >何をたわけたことを・・・ >貴方達は、軍事力を廃して、全て話し合いで解決しようとしているのではありませんか? >議論を拒否して・・・おかしいと思いませんか? |
>▼ステディ ベアさん: >黙っておれ、というからには少しはましなことを言うかと思ったら、 >下記のようなことしかいえないのですか?それでは黙ってなど居れる訳が無い。 はい、はい、あの書き込みは、レベルの高い教授との会話ではなく、Rayさんとの会話でしたので、拙いやり取りは教授のお耳汚し、という意味で申しました。黙っておれなどと申したつもりは全くありません。 そのように受け取られたのであれば、甚だ誤解を与えたようです、すみません。 >一度、スレッド<43921>で示したURLでの、東大教授 野口悠紀夫氏と神戸大教授 井上健吾氏、お二方の「健全財政主義への疑問」に対して、きちんとした反論をされてみては如何か? 勿論、当然、全て拝読させていただいております。 イワオさんの書き込みも一緒に。私も、イワオさんと同じ感想を抱いていました。 それに対するご返事はありませんでしたが。 ▼Gokai Sezutomoさん: >社民党、共産党、民主党の皆さん、「真実」とは、多数の意見の中にあるとは限 >らないのです。 >財務省、日銀、御用学者、御用新聞の主張が正しいとは限りません。 これもほぼ同感と思っております。 しかし、あの、お二方の「健全財政主義への疑問」ははっきり申しまして、理解困難でした。 難しいことを判りやすく、簡潔に説明できる能力と言うのは大切なことだと思いますよ。 何故、そのような数少ない意見が世間には通用しないのか、が判りません。 世間で通用している方を信じることが普通当たり前でしょうから。 ワンフレーズではダメですが、私のような者(と言うことは大多数の者)にも判る説明が望まれます。そうしないと少数意見に過ぎず、誰も聞く耳を持ちません。 いずれにしましても、お怒りをかってしまわれた事には、お詫びいたします。 |
▼ステディ ベアさん: >勿論、当然、全て拝読させていただいております。 有難うございます。 >イワオさんの書き込みも一緒に。私も、イワオさんと同じ感想を抱いていました。 >それに対するご返事はありませんでしたが。 スレッド<44059>で述べさせていただいておりまして、 ご返信を待つ立場です。 >しかし、あの、お二方の「健全財政主義への疑問」ははっきり申しまして、理解困難でした。 >難しいことを判りやすく、簡潔に説明できる能力と言うのは大切なことだと思いますよ。 かのコペルニクスも「地動説」を発表したとき、人々の「地面が動いたら振り落とされるではないか。」との反論には閉口したのではないかと思います。 簡潔に説明できないから真実でない、とは言えない事もお分かりかと思います。 沈黙の初夏氏の言葉を借りれば、 「政府の借金と家計の借金とは、同じ借金という言葉を使うが、その概念はまるで別物である。学問的立脚点に沿うなら、違う現象のものを同じ単語で呼んではいけないのである。」・・となります。良ければ全文を紹介しましょうか? >何故、そのような数少ない意見が世間には通用しないのか、が判りません。 経済学が未熟だからではないでしょうか?・・という具合な結論のほうが良く辻褄が合いそうです。 >世間で通用している方を信じることが普通当たり前でしょうから。 その気持ち解からないではありませんが、 鸚鵡(おうむ)や九官鳥と同じ習性でいいとも思っておられないでしょう。 > >ワンフレーズではダメですが、私のような者(と言うことは大多数の者)にも判る説明が望まれます。そうしないと少数意見に過ぎず、誰も聞く耳を持ちません。 そのような説明法についてはまだ捜索中なのです。困っています。 |
教授、拙い脳みそでもう一度考えました。 ▼Gokai Sezutomoさん: >一度、スレッド<43921>で示したURLでの、東大教授 野口悠紀夫氏と神戸大教 >授 井上健吾氏、お二方の「健全財政主義への疑問」に対して、きちんとした反 >論をされてみては如何か? 野口 悠紀夫氏 >財務省の立場で言えば、国債は望ましくない財源の理由がいくつかある。 >三 国債をいつまでも償還せずにおくことはできず、償還財源のための増税 > に、将来の主計局は苦心するだろう。 >四 国債残高累積、利子支払い増加、他の財政支出に充てうる財源が減少。 >一 国債は権力的な徴収財源でなく、市場での消化が必要。これは財務省の > 立場を弱体化。 >二 無制限な国債発行は、財源制約理由が喪失し、予算要求の却下権限が弱 > 体化。 三、四、一、二の順でしょう。順序が根本的に違う!と思います。 この学者の発想は端から違っている、と思います。 >国債償還のために増税を行えば、確かに将来の納税者の負担は増える。しかし、 >税金で徴収された資金は、国債償還金となって国債保有者に戻ってくるのであ >る。 これは、私の脳みそではわかりません。国債償還金とは現金のことでしょうか?だったら、財投の損失金はどう処理されるのでしょうか? >国債の発行が資本蓄積に与える影響を通じての将来世代への影響、国債償還の >ための税負担増の予測が現在世代の消費活動に与える影響、といった議論であ >る。ただしこれらはサミュエルソン=ラーナーの基本認識を否定するものではな >い。 ほら、色々理屈はこねても、国債の発行が資本蓄積を通じての将来世代への影響、国債償還のための税負担増の予測が現在世代の消費活動に与える影響が重要な観点であることを認めているでは在りませんか。 今の国民の不安は間違っていないではないですか。井上氏のほうはまた、・・・ |
教授、拙い脳みそでもう一度考えました。 > >▼Gokai Sezutomoさん: >>一度、スレッド<43921>で示したURLでの、東大教授 野口悠紀夫氏と神戸大 >>教授 井上健吾氏、お二方の「健全財政主義への疑問」に対して、きちんとし >>た反論をされてみては如何か? > >井上 謙吾氏 >国民が金融資産を蓄積していくとすれば、誰かの負債が増えなければならないの >であり、国家財政については、それがやるべきことを効率的にやっているか否か >が問題なのである。 だから、やるべきことを効率的にやっていないことをこうして問題にしています。 >国民の金融資産、つまり貯蓄は誰かが有効な投資に使わなければならず、不況で >民間が使わない時には、政府が投資するために、貯蓄の範囲内で借金しても、国 >民が貸しているのだから、国全体としては借金したことになっていない。 国民の貯金である国債を現金で国民に返済できなくなる心配をしています。 >財政の肥大化が潜在成長率を下げる場合や、財政赤字が海外からの借金でまか >なわれているようなケースを除けば、借金が有効な投資に使われる限り、基本的 >にツケではないのである。 今は財政が極端に肥大化しているではないですか?また、有効でないものに投資されているから問題となっているのではないですか?例外がもはや例外になっていないのでしょう? >「現在世代」が「将来世代」にツケを残すのは、「現在世代」が自分たちの生産 >物以上に消費を行い、それを借金でまかなう結果、「将来世代」が自分たちの生 >産以下に消費を押さえ、その借金に充てる場合に限られる。・・・「将来世代」 >へのツケとして心配すべきものは、政府の借金そのものではなく、不適切な支出 >内容や、財政政策運営の誤りによって、わが国が低成長路線を余儀なくされるこ >とだということである。 いまや、全くそのまんまそのとおりになっているではありませんか。何か、悪い冗談を聞かされているみたいな気がしてきました。 >もちろん借金を貯蓄の範囲なら幾らしても構わないといっているわけではない。 >景気が回復すれば、政府の借金といえども、減らしておいて、好況時の有効な投 >資と、将来の不況時や状況変化への備えをし、基本的には「大きな政府」を回避 >すべきであることはいうまでもない。 そのとおりです。難しいことをさんざんいっておきながら、結局は当たり前のことを言う、その神経には本当に理解に苦しみます。 >結局、現段階とその後の財政施策で配慮しなければならないのは、まず着実な景 >気回復、有効な投資(非効率、無駄の排除)で、次いで状況に応じて、貯蓄・国 >債の買い意欲の減退への対応、クラウディングアウト・「大きな政府」の回避な >のである。 有効な投資(非効率、無駄の排除)と言っているではありませんか、私は今そうではないからこうして主張しているのです。本当に疲れる論文です。 |
▼ステディ ベアさん: こんばんは、おじゃまします。 私の感じましたことをちょっと・・・ GokaiSezutomoさんも違う意見ならば遠慮なくご指摘下さい。 > >三、四、一、二の順でしょう。順序が根本的に違う!と思います。 >この学者の発想は端から違っている、と思います。 順番は関係ないのではないですか? >>国債償還のために増税を行えば、確かに将来の納税者の負担は増える。しかし、 >>税金で徴収された資金は、国債償還金となって国債保有者に戻ってくるのである。 > >これは、私の脳みそではわかりません。国債償還金とは現金のことでしょうか?だったら、財投の損失金はどう処理されるのでしょうか? 国が国債を発行して公共事業をするとそのお金は事業者に支払われます。事業者は社員に給料を払い、社員は貯金します。その貯金で銀行は国債を買います。そして国は国債を発行して公共事業を行い事業者にお金を払い、事業者は社員に給料を払い、社員は貯金をします。 国が国債を償還すると銀行にお金がきます、お金は預金者がおろします、おろしたお金で預金者は買い物をします。買い物をすると消費税を払います、買い物をしたお店の人も儲かったので所得税を払います、また商品を仕入れます、仕入先は税金を払います、税金で国は国債を償還します。 どこか間違っているでしょうか? ご心配されている国にお金が無くなって国債を償還できなくなると言うことは、すべてのお金が国民側に停滞すると言うことでしょうか?財投の損失金でもお金が蒸発してしまうのではないと思います。 >>国債の発行が資本蓄積に与える影響を通じての将来世代への影響、国債償還のための税負担増の予測が現在世代の消費活動に与える影響、といった議論である。ただしこれらはサミュエルソン=ラーナーの基本認識を否定するものではない。 >ほら、色々理屈はこねても、国債の発行が資本蓄積を通じての将来世代への影響、国債償還のための税負担増の予測が現在世代の消費活動に与える影響が重要な観点であることを認めているでは在りませんか。 >今の国民の不安は間違っていないではないですか。 不安に思うから不安なのであって、不安でなければ不安ではなくなる、お金だと思うからありがたいのであって、紙切れだと思ったら誰もありがたく思わない。だから不安に思う必要はない。 井上氏の意見は私も疑問に感じることがたくさんありまが。 >>井上 謙吾氏 >>国民が金融資産を蓄積していくとすれば、誰かの負債が増えなければならないのであり、国家財政については、それがやるべきことを効率的にやっているか否かが問題なのである。 > >だから、やるべきことを効率的にやっていないことをこうして問題にしています。 やるべきことを効率的にやることと、景気を良くすることは別なのではないのかと思いますがいかがでしょうか?たとえば、公共事業で穴を掘って埋めるだけでも景気は良くなることもあるのでは、また極論を言うと破壊活動を伴う戦争でも景気が良くなって来たのでは?(個人的には戦争には反対ですが。) 痛みを伴って効率的なシステムを急激に作ってもあまり意味がないような気がします。高効率な市場原理主義社会に移行してゆくと堀江氏のような人がたくさん出てくるのではないかと思ってしまいます。違法でなければ何でも平気でする人が増えてくる社会になってくるような気がします。(アメリカ型社会、だから何でも訴訟になる。) 確かに今の戦後から続いてきたシステムは非効率な部分が多いとおもいますがそれは決して不景気の原因ではないと思っています。少なくとも今の社会構造はバブルの時よりも効率的になっていると感じるからです。効率を良くするためには今のように急激に痛みを伴う方法ではなく徐々に国民のコンセンサスを得て行うべきだと思います、景気の問題を抜きにして今国民が本当に自殺者・失業者を増やしてまでアメリカ市場原理主義を取り入れることに賛成しているとは思えません。 |
いいですねぇ、いいですねぇ。熱レス感謝! ▼peaceさん: >>三、四、一、二の順でしょう。順序が根本的に違う!と思います。 >>この学者の発想は端から違っている、と思います。 >順番は関係ないのではないですか? 好意的に読めばそうなるのでしょうが、「馬鹿者!教授なら、優先順序くらいつけろ!そのくらい肌理の細かい論文を書け!」って言いたいですね。ま、いつまでもこんなことにぐずぐず言いません。 >>>税金で徴収された資金は、国債償還金となって国債保有者に戻ってくる。 >>これは、私の脳みそではわかりません。国債償還金とは現金のことでしょうか? >>だったら、財投の損失金はどう処理されるのでしょうか? >国が国債を発行して公共事業をするとそのお金は事業者に支払われます。買い物 >をすると消費税を払います、買い物をしたお店の人も儲かったので所得税を払い >ます、また商品を仕入れます、仕入先は税金を払います、税金で国は国債を償還 >します。どこか間違っているでしょうか? サイクルくらいは判っております。でも、依然、国債償還金の疑問は解けません。 また、私の主張は国債そのものではありません。国債に無造作につぎ込まれている財投の原資の使われ方について危機感を持っているのです。 Gokai氏も仰っていましたが、公共事業を発注して、工事が行われ、その対価にお金が支払われる、景気刺激になる・・・よーく判っております。 何度言えば判っていただけるのか、問題は、公共工事の不透明かつ泥棒的発注システムや、外郭団体の寄生的搾取を指摘しているのです。 >不安に思うから不安なのであって、不安でなければ不安ではなくなる、お金だと >思うからありがたいのであって、紙切れだと思ったら誰もありがたく思わない。 >だから不安に思う必要はない。 心理デフレだ、と言った評論家が居りました。私もそのとおりと思っています。 しかし、年寄りの大半は資産を持ちながら、将来が不安なので、消費行動に移れない、と言うところではありませんか?その不安の根源を的確に指摘していないところが現政権の重大かつ最大の欠点だと思っています。 >>だから、やるべきことを効率的にやってないことをこうして問題にしています。 >やるべきことを効率的にやることと、景気を良くすることは別なのではないのか >と思いますがいかがでしょうか?たとえば、公共事業で穴を掘って埋めるだけで >も景気は良くなることもあるのでは、また極論を言うと破壊活動を伴う戦争でも >景気が良くなって来たのでは?(個人的には戦争には反対ですが。) USAでは、戦争は公共事業ですが、公共事業の実施には何の異存もありません。それに、私は景気が良くなって欲しいなどとはこれっぽっちも思っていません。無駄をなくせ、ただそれだけです。 >痛みを伴って効率的なシステムを急激に作ってもあまり意味がないような気がし >ます。高効率な市場原理主義社会に移行してゆくと堀江氏のような人がたくさん >出てくるのではないかと思ってしまいます。 繰り返しますが、収入と支出の両方に厳しい査定をせよ、財源はある、道路特定財源は三兆円、自賠責保険は二兆円余っています。また、悪名高き各種特殊法人への毎年の補助金、補給金は眼が眩むような税金と財投です。それを絞れと言うのがどこが「痛みを伴って効率的なシステムを急激に作ってもあまり意味がないような気がしますが・・・」なのでしょうか。 若き上杉 鷹山が米沢藩改革に乗り出したとき、最も頑強に抵抗したのは老人達でした・・・もうこれ以上何も申し上げることはありません。 |
▼ステディ ベアさん:こんにちは 出来ればpeaceさんのご意見もお聞きしたいので、あまり多くは言わないようにしたいと思います。 >いいですねぇ、いいですねぇ。熱レス感謝! >USAでは、戦争は公共事業ですが、公共事業の実施には何の異存もありません。それに、私は景気が良くなって欲しいなどとはこれっぽっちも思っていません。無駄をなくせ、ただそれだけです。 > 無駄をなくせば、何かいいことありますか? >繰り返しますが、収入と支出の両方に厳しい査定をせよ、財源はある、道路特定財源は三兆円、自賠責保険は二兆円余っています。また、悪名高き各種特殊法人への毎年の補助金、補給金は眼が眩むような税金と財投です。それを絞れと言うのがどこが「痛みを伴って効率的なシステムを急激に作ってもあまり意味がないような気がしますが・・・」なのでしょうか。 > >若き上杉 鷹山が米沢藩改革に乗り出したとき、最も頑強に抵抗したのは老人達でした・・・もうこれ以上何も申し上げることはありません。 財源と資源、もしかしたら多くの人々は、 この二つの言葉の区別が付き難いのかもしれません。 貴兄の主張を読んでの感想です。 |
▼ステディ ベアさん: こんにちは よろしくお願いします。 >サイクルくらいは判っております。でも、依然、国債償還金の疑問は解けません。 >また、私の主張は国債そのものではありません。国債に無造作につぎ込まれている財投の原資の使われ方について危機感を持っているのです。 >Gokai氏も仰っていましたが、公共事業を発注して、工事が行われ、その対価にお金が支払われる、景気刺激になる・・・よーく判っております。 >何度言えば判っていただけるのか、問題は、公共工事の不透明かつ泥棒的発注システムや、外郭団体の寄生的搾取を指摘しているのです。 多分議論がかみ合っていないのは国債と財投を一緒に議論するからかもしれませんね、財投=国債ではないですよね。国債は先にも述べたように仰られるサイクルがある限り償還については心配する必要はないと思われます。また、財投で買っている国債に付いてもそういう意味で心配はないと思います。他の財投機関に対する融資については http://www.mof.go.jp/zaito/zaito2004/Za2004-02-08.html と国が言っています、これを信じる信じないはお金が紙切れだと思うかどうかと同じになってくると思います。 >心理デフレだ、と言った評論家が居りました。私もそのとおりと思っています。 >しかし、年寄りの大半は資産を持ちながら、将来が不安なので、消費行動に移れない、と言うところではありませんか?その不安の根源を的確に指摘していないところが現政権の重大かつ最大の欠点だと思っています。 そのような側面もあると思います。 >USAでは、戦争は公共事業ですが、公共事業の実施には何の異存もありません。それに、私は景気が良くなって欲しいなどとはこれっぽっちも思っていません。無駄をなくせ、ただそれだけです。 確かに役人の無駄遣い、公共工事の効率の悪さは目に余る物があり、報道を見るたびに苦々しく感じています。しかし、だからといって今の政権が取っている市場原理主義を導入して効率化(最適化・オプチマイズド)アメリカ化させるのは反対です。効率化しても景気は良くならない、人々は幸せにならない、効率が悪くても景気を良くして人々が幸せに生きる方法があると信じています。 おそらく現政権が景気を回復させるとしたら効率化が終了しアメリカ型社会を導入し終わった時だと思います。 この議論に正解・不正解はないと思います。今後の社会がどういう社会に向かうかが問題の原点であると思っています。もし弱肉強食のアメリカ型社会をめざすのであれば今の方向性は間違っていないと思います。しかし、国民の多くは今の流れの先にある物を知らされていないと思います。景気回復のために痛みを伴った効率化をしていると信じていますがそれは間違いです。 >繰り返しますが、収入と支出の両方に厳しい査定をせよ、財源はある、道路特定財源は三兆円、自賠責保険は二兆円余っています。また、悪名高き各種特殊法人への毎年の補助金、補給金は眼が眩むような税金と財投です。それを絞れと言うのがどこが「痛みを伴って効率的なシステムを急激に作ってもあまり意味がないような気がしますが・・・」なのでしょうか。 今、企業も個人もお金を使いたがりません、唯一消費を引っ張っているのが国ではないでしょうか。この国が消費をストップさせると日本の景気は本当に危ういのではないかと思います。批判を覚悟で暴論を言えば「景気回復には誰も通らない山の中でもいいから暇なおっちゃん、おばちゃんを雇って高速道路でも作っちゃえ!戦争するよりもましだろう!」でしょうか >若き上杉 鷹山が米沢藩改革に乗り出したとき、最も頑強に抵抗したのは老人達でした・・・もうこれ以上何も申し上げることはありません。 良く知らなかったので調べましたが米沢藩改革とは広く民衆を助けた物語だったのではないですか、今社会を効率化しようとしているのは貧富の差を広げ市場原理主義を導入し民衆を奈落の底へ突き落とすことだと思います。 それと私は自営業者の中年のおっちゃんで既得権益にしがみついて言っているわけではありません、あなたもそうだとは思いますが日本社会の行く末を憂慮しているだけです。 その辺ゆっくりとお考えになられてはいかがでしょうか。 |
▼peaceさん:こんにちは、勝手なことを言ってすみません。 もしだめだったらご遠慮なく断ってください。 >多分議論がかみ合っていないのは国債と財投を一緒に議論するからかもしれませんね、財投=国債ではないですよね。国債は先にも述べたように仰られるサイクルがある限り償還については心配する必要はないと思われます。また、財投で買っている国債に付いてもそういう意味で心配はないと思います。他の財投機関に対する融資については >http://www.mof.go.jp/zaito/zaito2004/Za2004-02-08.html >と国が言っています、これを信じる信じないはお金が紙切れだと思うかどうかと同じになってくると思います。 > いつも、いい資料のご紹介有難うございます。 ・・ということは、マスコミで騒がれているほど特殊法人もひどい経理状態じゃないということでしょうか? もしそうなら、益々民営化の意味が解からなくなります。 |
▼ステディ ベアさん:こんにちは >財政投融資は有償資金であり、原資の大半は郵便貯金と簡易保険です。 >郵貯は絶対つぶれない庶民の銀行として、善男善女の信仰を集めていますが、いつかは利息をつけて現金で返却しなければなりません。 >こんな話は恐ろしくて、誰も口にしませんが、いま原資の郵便貯金はウン百兆円ほどの欠損が出ていると見積もられています。 >返せないのではないでしょうか? 郵貯や簡保の資金は財政投融資に預託しているわけであって、預託された時点で、郵貯や簡保の資金ではなく、財政投融資資金になっているのではないのですか? 従って、その欠損の責任は郵政省ではなく、財投資金の管理をしている財務省にあって、欠損資金の返済は財務省の責任で行うものでしょう。 よって、郵貯や簡保には投資による欠損は無いものと思うのですがいかがでしょう? |
これは、教授自らお出ましとは、恐れ入ります。 ▼Gokai Sezutomoさん: >郵貯や簡保の資金は財政投融資に預託しているわけであって、預託された時点で、郵貯や簡保の資金ではなく、財政投融資資金になっているのではないのですか? >従って、その欠損の責任は郵政省ではなく、財投資金の管理をしている財務省にあって、欠損資金の返済は財務省の責任で行うものでしょう。 >よって、郵貯や簡保には投資による欠損は無いものと思うのですがいかがでしょう? 仰るとおりです、理財局ですか? なんて私如きが教授に講釈を垂れる無礼をお許しください。 教授、しばらく静観していらして下さい。 ▼珠さん: 今、返事書いているんですが、もう寝ます。すみません、また明日・・・ |
私は主に下記の2点の理由で民営化に賛成です。 ・族議員の影響力の排除 ・公務員の非公務員化 族議員がこぞって民営化に反対しているのを見ると滑稽です。よっぽど民営化されたら困るんでしょうね(自分が)。 地方の切り捨てにつながる可能性は私も心配していますけど。 資金の運用面について、民営化によるメリット・デメリットはよくわかりません。またアメリカが年次要望書で民営化を求めているのは気持ち悪いし、大きなお世話という感じはあります。しかし総合的に見ると民営化による改革が妥当かなと思います。民営化やる前に、公社のままで改革してみることも一考ですが、これだと族議員の影響力が残りそうな感じがします。 ただ私は「44008」で述べたようにもはや小泉首相にはやらせたくないです。彼には郵政民営化より、迂回献金の防止を先にやれと言いたい。 |
▼昼寝もぐらさん:こんにちは 族議員による無駄な投資をさせたくない。これに尽きるような言い方に聞こえます。 結局、無駄な投資が今の日本の苦境の最大の原因だと思われているのでしょうか? >私は主に下記の2点の理由で民営化に賛成です。 >・族議員の影響力の排除 >・公務員の非公務員化 |
▼Gokai Sezutomoさん: >▼昼寝もぐらさん:こんにちは >族議員による無駄な投資をさせたくない。これに尽きるような言い方に聞こえます。 >結局、無駄な投資が今の日本の苦境の最大の原因だと思われているのでしょうか? > >>私は主に下記の2点の理由で民営化に賛成です。 >>・族議員の影響力の排除 >>・公務員の非公務員化 基本的にそうです。もっと別の意味もあるんでしょうけど、細かいところまではわからないもので。まあ族議員が悪いだけではなく、官僚も悪いんですけど。 最近の民営化論議では、郵政が抱えている不良債権の処理をどうするのか充分説明されていないように思え、気になっています。 それと、首相としては公務員の非公務員化にこだわっているようであり、これだけやってあとは自民党の要望を取り入れた折衷案に収まってしまうのかなと想像しています。 |
▼昼寝もぐらさん:こんにちは >>族議員による無駄な投資をさせたくない。これに尽きるような言い方に聞こえます。 >>結局、無駄な投資が今の日本の苦境の最大の原因だと思われているのでしょうか? > ということは、 無駄な投資をするから財政赤字が増え、 財政の自由度が無くなり景気回復が出来ないという 現政権の言い分をそのまま信じておられるのですね。 それが嘘かもしれないと、ほんの少しも疑わないのですか? 政府借金と家計の借金とは同一視してはならないという意見が、1950年代ぐらいから、経済学者の間で意見が戦わされてきています。 スレッド<43921>をよければご覧下さい。 ただ、日本のマスメディアはこの論争があることなどおくびにも出さなかったのですがね。 この機会に興味を持って頂けると有り難く思います。 >最近の民営化論議では、郵政が抱えている不良債権の処理をどうするのか充分説明されていないように思え、気になっています。 peaceさんがこのことについては、資料を紹介してくださっています。 http://www.mof.go.jp/zaito/zaito2004/Za2004-02-08.html だから、郵政の不良債権ではなく、もう既に政府債務に変更が済んでいるということのようです。厳密にはもともと郵政の不良債権ではないのですけども。 >それと、首相としては公務員の非公務員化にこだわっているようであり、これだけやってあとは自民党の要望を取り入れた折衷案に収まってしまうのかなと想像しています。 昼寝もぐらさんには、 政府広報にすっかり、騙されていることに気付いていただきたく思います。 |
私も似ていました。(疑問はあったが) 参考になりました。 |
Gokai Sezutomo さん、こんにちは。 騙されないように注意しているつもりなんですけど、なにせ相手は騙すプロだからうまく導かれている可能性は否定できませんね。 資料読んでみました。 財政赤字は問題ないんですか。これが本当だとすると、CO2悪玉説と同じくらい常識を覆す考えですね。参考になります。 それと資料の中に小泉首相に対する批判として以下の文章があったのが印象的でした。 「ごく最近まで小渕内閣以降の積極財政を見逃しておいて、少し景気回復の兆しが見えたら、やはり緊縮財政だと言い出すのは、卑怯である。本当に信念があるのなら、小渕内閣の施策に体を張って抵抗すべきだったはずである。このような態度はマスコミの姿勢と同じで、ある種のパーフォーマンスである。」 やっぱり彼が悪いんだ。(私はこういう判断しかできないもので) ところで郵貯に関しては、国が補償(保障?)する物として残してもいいだろうという意見も聞き、それもいいかななんて思います。 ただ郵便事業については、民間の運送網がこれだけ発達した状態では民営化してもいいのではないかと思います。多数の職員が非公務員化するし。離島などへのサービスは国が補助するとして。 さて、Gokai Sezutomo さんは民営化反対のようですが、公社のままで改革するとして、族議員を排除するためにはどうしたらよいとお考えでしょうか? 私は民営化しかないかなと思っているんですが。 あとは政権交代させて民主党にやらせるかなんですが、これはやらせてみないとわかりませんね。 |
▼昼寝もぐらさん:こんにちは >資料読んでみました。 >財政赤字は問題ないんですか。これが本当だとすると、CO2悪玉説と同じくらい常識を覆す考えですね。参考になります。 > >さて、Gokai Sezutomo さんは民営化反対のようですが、公社のままで改革するとして、族議員を排除するためにはどうしたらよいとお考えでしょうか? 私は民営化しかないかなと思っているんですが。 族議員がその業界の利益を代弁する議員のことを言うなら、族議員=悪い議員という図式にならないと思っています。 例えば、共産党が労働者を代弁する党であるなら、共産党議員は全て労働者の族議員ということになりますし、公明党の議員も創価学会の族議員ということになります。民主党は何の族議員の集まりなのでしょうか? つまり、民主主義とはそうしたものではないのでしょうか? だから、郵政族、族議員がいれば、どんな悪い影響が日本の将来にあるかが問題なのであって、 たとえば、特殊法人等にした融資が郵政族族議員のせいであって、それが今日の日本に悪影響を与えた最大のものだというなら、 族議員の排除を考えないでもないですが、 郵政族を公然と名乗る荒井広幸議員のいい分を聞いているとそうとは思えなくて、むしろ彼などは日本のために必要な政治家に思えます。 (私は、彼の選挙区の人間ではないです。念のため) 論点として大切なものは、族議員をどうするかではなく、 財政赤字は本当に問題なのかでは無いですか?・・だと思います。 ここが解からないままで、次の結論を出すのは 石垣を積まないで、 天守閣のある城を作るみたいなものではないのですか? あるいは、砂糖と塩との区別がつかないままで、料理するみたいに。 |