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 ▼Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  イワオ 05/3/8(火) 2:09
   ┗Re(5):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  告天子 05/3/8(火) 12:43
      ┗Re(6):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  イワオ 05/3/11(金) 2:09
         ┗Re(7):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  告天子 05/3/11(金) 10:45

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 ■題名 : Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か
 ■名前 : イワオ <iwao_tanaka@hotmail.com>
 ■日付 : 05/3/8(火) 2:09
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    【44912】Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か ... 告天子 05/3/6(日)
の続きです。
ちょっと開示板見ないと、投稿多くて書き込めなくなりますね。

さて

▼告天子さん:

>>まず謝罪外交は、外務省の無能のためであって「道徳」とは何ら
>>関係のない問題です。

>いや、あります。国民の道徳意識に多大な影響を与えたと思いま
>す。また、謝罪をよしとするような道徳意識の横行が、「謝罪外
>交」を招いたのでしょう。あの当時、「謝った者が立派だ」「そ
>うでない者は軍国主義者なのか!?」みたいな気分は蔓延してい
>ましたよ。

外務省が、最も庶民からかけ離れた省庁の外務省が、庶民の道徳意
識に影響されると思いますか。実際、海外の外務省の出先大使館で
庶民がどういう扱い受けるか御承知ですか。

あの当時ですか。その当時何を参考にして道徳意識が横行している
と思われたのですか。大手メディアの報道ではないですか。
大手メディアで記事、番組発表している人たち庶民の真逆の立場に
立っています。

日本の報道は、上部三分の一の方々の内輪のキャッチボールに過ぎ
ません。庶民の意見のように装ってはいますが、庶民は、謝罪外交
だとかそれが道徳に何んとかのことは、日常生活に全く関係ないこ
とです。

>>オウム事件は「道徳」の問題も無いことは無い
>>のですが宗教法人への日本政府のへっぴり腰が招いた(苦情がむ
>>ちゃくちゃ出ていたのに、脅されて宗教法人登録を許した東京都
>>も同罪)問題です。

>現行法制では政府が宗教に対して
>強い姿勢を取れないからではないでしょうか。いや、現行法制で
>は、取れるか。しかし、取れば、「宗教に対する弾圧だ」などと
>攻撃を受けかねない風潮を恐れてのことでしょう。

現行法制下でも強い姿勢がとれるなら取れば良いではないですか。
それができないなら、職務怠慢と言いませんか。
攻撃抗議もらったら政府は動かないのですか。

>じゃ、何故そんな風潮になるのかといえば、宗教法人に対する政
>治当局サイドの価値判断において、敗戦後の法改正により、何が
>問題かについてイニシアチブを取れないからでしょう。断固たる
>姿勢を取れば、逆にイチャモンを付けられるが故に、へっぴり腰
>になるのも当然であって、これは戦後体制の欠陥のあらわれだと
>思う。

これって政府の根性がないか有るかの問題で、庶民の道徳とどう関
わってくるのです。
へっぴり腰になる理由は、庶民に道徳がないからなのですか、庶民
に道徳があるからなのですか。
イニシアチブとれないのはとれない奴の責任ではないですか。

戦後体制の欠陥ではなく、最近の政府にお勤めの方々の欠陥ではな
いですか。できないならできる人募集すれば。できない人くびきっ
て。

>>少年犯罪は、個々の家族だけが対応できる問題ではありません。
>>個々人の道徳問題にすり替え責任逃れしているそれぞれの関係諸
>>機関の方々が第一の原因です。

>断固たる措置を取ることが出来ないのは、国民の支持を得られそ
>うにないという自信の欠如も原因になっています。この辺りは、
>水掛け論になるので、固執はしません。

政府のお役人の自信回復するのに、国民は協力しなければならない
のですか。お役人ってオトナでしょ。

>>>その世界に道徳がない、とはこれ如何にですね。それなら、戦
>>>国時代の殺し合いをした武士にも道徳はないし、戦場に赴く兵
>>>士にも道徳はないし、およそこの世界のどこにも、道徳などな
>>>いでしょうよ。

>>なら、なぜ道徳を特に、庶民側に必要だとされるのですか?

>庶民が多数だからです。

庶民の声「ごまめの歯ぎしり」とも言います。
数では多数です。何万、何十万、何百万にまとまってやっと聞こえる
サイズの歯ぎしりです。

それより、ごまめから抜きんでている方々、ごまめのために働くから
ごまめより良い条件をもらっているのではないですか。
そちらの道徳、倫理が真っ先です。

>>ストレス解消になります。まずは問題有ると思ったら、関係各庁、
>>関係者に電話、メールを。案外聞いてくれますよ。

>まあ、公僕ですからね。

実際、やってみて下さい。簡単ですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  ■名前 : 告天子  ■日付 : 05/3/8(火) 12:43  -------------------------------------------------------------------------
   ▼イワオさん:

>外務省が、最も庶民からかけ離れた省庁の外務省が、庶民の道徳意
>識に影響されると思いますか。実際、海外の外務省の出先大使館で
>庶民がどういう扱い受けるか御承知ですか。

大いに影響は受けるんではないですか。外務省がいくら世間の常識とはかけ離れた機関だとは言っても、謝罪外交のようなものは、「国民の政治的支持が背景にあって」可能になるものでしょう、外務省は国民から超越した機関ではありません。

>あの当時ですか。その当時何を参考にして道徳意識が横行している
>と思われたのですか。大手メディアの報道ではないですか。
>大手メディアで記事、番組発表している人たち庶民の真逆の立場に
>立っています。

大手メディアの関係者が庶民的ではない、ということと、その報道から世情を知ることが出来るかどうかとは別の話です。


>日本の報道は、上部三分の一の方々の内輪のキャッチボールに過ぎ
>ません。庶民の意見のように装ってはいますが、庶民は、謝罪外交
>だとかそれが道徳に何んとかのことは、日常生活に全く関係ないこ
>とです。

謝罪外交と、庶民の日常生活は勿論関係ないでしょうね。非常に希薄な関係としてしか、つながってはいないでしょう。

しかし、国家の在り方、それと国民の道徳意識が「関係ない」とは到底言えません。謝罪外交は、日本の国家としての在り方と大いに関係があります。これは、日本の歴史をどう捉えるか、単に「日本」という国の問題だけではなく、我々の直接の父祖の人生をどう捉えるかとも関係しています。「庶民の日常生活」を、もともとイワオさんは「道徳には関係ない」として捉えているようですが(富者にのみ道徳は求めうる)、国家の在り方と庶民の精神生活とは、大いに関係があります。


>現行法制下でも強い姿勢がとれるなら取れば良いではないですか。
>それができないなら、職務怠慢と言いませんか。

賛成ですね。

>攻撃抗議もらったら政府は動かないのですか。

動きづらいでしょうね。民主日本の政府ですから。国民に反対の声が上がれば、動きづらいでしょう?

>これって政府の根性がないか有るかの問題で、庶民の道徳とどう関
>わってくるのです。

政府がどんな政策を採用するかと、庶民の意識動向とは影響し合っているんではないでしょうか。日本は民主主義国家であるから、庶民の道徳意識に全く関係なく、政府の根性だけで政策が決まるわけではないでしょう。

>へっぴり腰になる理由は、庶民に道徳がないからなのですか、庶民
>に道徳があるからなのですか。

健全な道徳意識が阻まれているからです。道徳にもいろいろありますよ。

>イニシアチブとれないのはとれない奴の責任ではないですか。

独裁的な権力運用が保証されているなら、「全て為政者側の責任」と言えるでしょうが、為政者は国民の支持がなければ強力なイニシアチブは取れないでしょう。

>戦後体制の欠陥ではなく、最近の政府にお勤めの方々の欠陥ではな
>いですか。できないならできる人募集すれば。できない人くびきっ
>て。

是非そうなることを望みたいですね。猛反対が起こると思いますが・・・。それでも強力に政策を実行できる政府、であるならば、国民多数の支持がその成立には必要です。

謝罪外交のようなものが改められるには、利害関係もさりながら、国民が道徳意識に於いて「そういうのは間違っている」と強い声を上げることで、政策も変わっていくのではないですか。

国民意識と政策が全然関係ないなら、それは民主選挙などの制度意義を否定していることになると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  ■名前 : イワオ <iwao_tanaka@hotmail.com>  ■日付 : 05/3/11(金) 2:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼告天子さん:

>謝罪外交と、庶民の日常生活は勿論関係ないでしょうね。非常に
>希薄な関係としてしか、つながってはいないでしょう。

その通りです。

>しかし、国家の在り方、それと国民の道徳意識が「関係ない」と
>は到底言えません。謝罪外交は、日本の国家としての在り方と大
>いに関係があります。これは、日本の歴史をどう捉えるか、単に
>「日本」という国の問題だけではなく、我々の直接の父祖の人生
>をどう捉えるかとも関係しています。

この問題は道徳と言うより、歴史観の問題でしょう。それも個々人
の。謝罪外交云々は、そのときの政権政党と、高級官僚がおこなっ
た事柄です。決断下し、あるいは決断先延ばしにした、間違いの決
断下した責任は、庶民の道徳の高低ではありません。

>「庶民の日常生活」を、もともとイワオさんは「道徳には関係な
>い」として捉えているようですが(富者にのみ道徳は求めうる)、
>国家の在り方と庶民の精神生活とは、大いに関係があります。

庶民はごまめですから。
道徳などと言う概念なくともお互い暮らしやすくするバランス感覚
は生きていく上で必須です。わざわざ道徳などと言い換えなくとも
色濃く存在します。それは必須であるが為空気と一緒で当たり前す
ぎて認識しがたいです。

物理的に狭い家、薄い壁、だいたい皆が動く時間で出勤帰宅繰り返
す、回りも同じような階層がうじゃうじゃ、要は余裕無し。
庶民の精神生活に国家のあり方占める割合無いとは言いませんが少
ないです。

>富者にのみ道徳は求めうる

これも私の主張と少しずれが。
富者はその財産が庶民の100倍なら100倍の道徳を求められる
と言うことです。

>政府がどんな政策を採用するかと、庶民の意識動向とは影響し合
>っているんではないでしょうか。日本は民主主義国家であるから、
>庶民の道徳意識に全く関係なく、政府の根性だけで政策が決まる
>わけではないでしょう。

何百年の単位で見たらそうでしょう、しかし日本のここ数十年の単
位で見たら決してそうとは言い切れません。
民主主義国家になろうとはしてましたがまだまだ不十分。

富士見産婦人科事件、庶民の道徳感覚から言えば、即該当医師達、
有罪、医師免許剥奪です。25年もたって大甘な結果。
政府と司法は立法は三権分立で等という理想論は無視して下さい、
現在この三つは、ほとんど一つです。

>謝罪外交のようなものが改められるには、利害関係もさりながら、
>国民が道徳意識に於いて「そういうのは間違っている」と強い声
>を上げることで、政策も変わっていくのではないですか。

いえ、国民が声あげなくとも、中国の国内であっても日本領事館の
敷地内は、治外法権であると外務官僚が理解すればいいのです。
最も、脱北者駆け込み事件の時、あの中国警官の帽子を、埃はらっ
て手渡したオッサンは、経産省かどこかの出向のお役人だったそう
ですが、そうであっても大使館側敷地内に警官入れたりで権利関係
全く理解無かったようです。

>国民意識と政策が全然関係ないなら、それは民主選挙などの制度
>意義を否定していることになると思います。

そうです、仰るとおり政府が否定してるのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か  ■名前 : 告天子  ■日付 : 05/3/11(金) 10:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼イワオさん:

>>しかし、国家の在り方、それと国民の道徳意識が「関係ない」と
>>は到底言えません。謝罪外交は、日本の国家としての在り方と大
>>いに関係があります。これは、日本の歴史をどう捉えるか、単に
>>「日本」という国の問題だけではなく、我々の直接の父祖の人生
>>をどう捉えるかとも関係しています。

>この問題は道徳と言うより、歴史観の問題でしょう。それも個々人
>の。謝罪外交云々は、そのときの政権政党と、高級官僚がおこなっ
>た事柄です。決断下し、あるいは決断先延ばしにした、間違いの決
>断下した責任は、庶民の道徳の高低ではありません。

その時の政権与党は、民主選挙により支持されて成立したものです。道徳、でも歴史観でも構いませんが、個々人の道徳や歴史観の動向と、政権与党の行動とは、関係していますよ。関係が全く「ない」とは言えません。

ただ、仰るとおり、「責任は庶民にある」というような話では、勿論無いです。


>庶民はごまめですから。
>道徳などと言う概念なくともお互い暮らしやすくするバランス感覚
>は生きていく上で必須です。わざわざ道徳などと言い換えなくとも
>色濃く存在します。それは必須であるが為空気と一緒で当たり前す
>ぎて認識しがたいです。
>
>物理的に狭い家、薄い壁、だいたい皆が動く時間で出勤帰宅繰り返
>す、回りも同じような階層がうじゃうじゃ、要は余裕無し。
>庶民の精神生活に国家のあり方占める割合無いとは言いませんが少
>ないです。

そうだと思います。


>>富者にのみ道徳は求めうる
>
>これも私の主張と少しずれが。
>富者はその財産が庶民の100倍なら100倍の道徳を求められる
>と言うことです。

私も、そうあってほしいと思います。しかし、庶民の道徳が富者の100分の1でよい、とは思えません。

>>政府がどんな政策を採用するかと、庶民の意識動向とは影響し合
>>っているんではないでしょうか。日本は民主主義国家であるから、
>>庶民の道徳意識に全く関係なく、政府の根性だけで政策が決まる
>>わけではないでしょう。
>
>何百年の単位で見たらそうでしょう、しかし日本のここ数十年の単
>位で見たら決してそうとは言い切れません。
>民主主義国家になろうとはしてましたがまだまだ不十分。

そうですね。

>富士見産婦人科事件、庶民の道徳感覚から言えば、即該当医師達、
>有罪、医師免許剥奪です。25年もたって大甘な結果。
>政府と司法は立法は三権分立で等という理想論は無視して下さい、
>現在この三つは、ほとんど一つです。

大体私も同意見ですが、こうなると庶民の道徳感覚と言うより、常識の問題のような気がしてきました。


>>謝罪外交のようなものが改められるには、利害関係もさりながら、
>>国民が道徳意識に於いて「そういうのは間違っている」と強い声
>>を上げることで、政策も変わっていくのではないですか。

>いえ、国民が声あげなくとも、中国の国内であっても日本領事館の
>敷地内は、治外法権であると外務官僚が理解すればいいのです。
>最も、脱北者駆け込み事件の時、あの中国警官の帽子を、埃はらっ
>て手渡したオッサンは、経産省かどこかの出向のお役人だったそう
>ですが、そうであっても大使館側敷地内に警官入れたりで権利関係
>全く理解無かったようです。

この辺りも、どんな常識がまかり通っているか、お役所の内部というのは計り知れないものがあるように思いますね。よくは知りませんが。

>
>>国民意識と政策が全然関係ないなら、それは民主選挙などの制度
>>意義を否定していることになると思います。

>そうです、仰るとおり政府が否定してるのです。

であるからして、もしそうであるなら(政府が国民の意思を無視するなら)、多数であるところの庶民が反対票を投ずればよろしいのです。

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