Page 2506 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼野菜博士逝く 北の老兵 05/3/11(金) 19:31 ┗Re(1):野菜博士逝く 珍 源斎 05/3/12(土) 9:49 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 野菜博士逝く ■名前 : 北の老兵 ■日付 : 05/3/11(金) 19:31 -------------------------------------------------------------------------
「私の愛する北海道農業」が口癖の野菜博士、相馬暁先生が亡くなりました。相馬先生は上川農試場長だった96年、道産米の新銘柄「ほしのゆめ」開発にもかかわりました。 「野菜博士」として知られ、一貫として有機農法や減農薬による農業を提唱。2000年、拓殖道短大教授となり、北海道農業再生を目指し、就農希望者を支援する深川市の新規就農サポートセンター設立にも尽力しました。 03年7月にがんに侵されている事が分かり、治療を受けながら教壇に立ち、昨春には就農希望者を支援する奨学金制度の設立にも奔走しました。 最後まで「土とのふれあい」にこだわり続け、04年1月からは、北海道新聞に闘病生活を綴った「相馬暁のがんと向き合う」を掲載して、多くの道民を元気付けてくれました。 今年の一月に最後の教壇に立つ姿がSTVで放送されたのが、最後になりました。その時、「教壇に立たなければ、生きている意味がないのです」と言って、延命より教壇に立つ事を最優先に治療を受けたようです。 「食物連鎖の頂点に立つ人間も、本来は死ねば微生物により分解され、その循環を止める事はない。地球とは本当にうまく出来ている。その連鎖を人間の手によって断ち切ってはいけない。有機農法とはそれを繋ぐために必要なのです」と。 相馬先生は周囲にも家族にも自然にもやさしい人で、信念の人でした。先生の北海道の農業、食への思いはきっと受けつながれていくでしょう。 ------------------------------------------合掌 |
北の老兵さん: 相馬先生のご冥福をお祈り申し上げます。 孫や子供たちの将来を考えたとき相馬先生が説かれてた こと・・総てはそれに尽きることに通じてます。 >相馬先生は周囲にも家族にも自然にもやさしい人で、信念の人でした。先生の北海道の農業、食への思いはきっと受けつながれていくでしょう。 >------------------------------------------合掌 |