Page 2518 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼人権擁護法案について 柴犬(24) 05/3/10(木) 15:20 ┣Re(1):人権擁護法案について 石頭の息子 05/3/10(木) 18:03 ┃ ┗Re(2):人権擁護法案について 柴犬(24) 05/3/11(金) 1:01 ┃ ┣Re(3):人権擁護法案について 役立たず隅の隠居 05/3/11(金) 8:45 ┃ ┗Re(3):人権擁護法案について k.satou 05/3/11(金) 11:10 ┣Re(1):民主主義の根幹にかかわる大問題! 流水 05/3/11(金) 11:00 ┗Re(1):人権擁護法案について MNG 05/3/14(月) 17:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 人権擁護法案について ■名前 : 柴犬(24) ■日付 : 05/3/10(木) 15:20 -------------------------------------------------------------------------
老人党の皆様、はじめまして。 今月15日に閣議決定される見込みの『人権擁護法案』というものを、ご存知でしょうか? 私が条文を読みましたところ、以下のような問題点が見受けられました。 ・極端な人権保護による、言論の自由の阻害の恐れ。 ・人権委員の選考基準があいまい。 国家試験や国籍の条項がない。 ・罷免されない権限を持つ。 暴走しても止められない。 ・人権侵害が何かは、人権委員会自身が決定。 何が差別か明文化されていない。 人権委員会が「差別だ」と判断したら、それが「差別」。 ・立ち入り・財物の押収・個人情報の公開 が「人権委員会だけ」で可能。 裁判も(令状)なしに人権委員会の判断だけで行なえてしまう。 テレビを含め、ほとんどのメディアに露出しないまま、上記の法案が閣議決定に向け、現在も進行しております。 私は24歳男性です。生まれた頃から、空気のように言論や思想の自由があり、とりたて意識することもありませんでした。私より先に、多くの経験を踏まれた先輩方にご意見を頂きたく、老人党のホームページを訪れた折に、書き込みをさせて頂きました。 ・現行の人権擁護法案(原文)http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g15405056.htm ・産経新聞社説 http://www.sankei.co.jp/news/050310/morning/editoria.htm ・人権擁護法案、反対サイト http://blog.livedoor.jp/no_gestapo/ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 |
▼柴犬(24)さん: 国民が知らない、しらしめられない内に数々の法案が出されています、国会の表舞台におも郵政民営化、年金問題に焦点があてられていなかで、このような基本的人権にかかわる法案が国民、国会の議論も無く、あたかも議会の裏で成立しているような状態は憂慮すべきことです。 >老人党の皆様、はじめまして。 >今月15日に閣議決定される見込みの『人権擁護法案』というものを、ご存知でしょうか? >私が条文を読みましたところ、以下のような問題点が見受けられました。 > >・極端な人権保護による、言論の自由の阻害の恐れ。 > >・人権委員の選考基準があいまい。 > 国家試験や国籍の条項がない。 > >・罷免されない権限を持つ。 > 暴走しても止められない。 > >・人権侵害が何かは、人権委員会自身が決定。 > 何が差別か明文化されていない。 > 人権委員会が「差別だ」と判断したら、それが「差別」。 > >・立ち入り・財物の押収・個人情報の公開 が「人権委員会だけ」で可能。 > 裁判も(令状)なしに人権委員会の判断だけで行なえてしまう。 > >テレビを含め、ほとんどのメディアに露出しないまま、上記の法案が閣議決定に向け、現在も進行しております。 > >私は24歳男性です。生まれた頃から、空気のように言論や思想の自由があり、とりたて意識することもありませんでした。私より先に、多くの経験を踏まれた先輩方にご意見を頂きたく、老人党のホームページを訪れた折に、書き込みをさせて頂きました。 > >・現行の人権擁護法案(原文)http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g15405056.htm > >・産経新聞社説 >http://www.sankei.co.jp/news/050310/morning/editoria.htm > >・人権擁護法案、反対サイト >http://blog.livedoor.jp/no_gestapo/ > >最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 |
>石頭の息子さん: 書き込みありがとうございます。確かに憂慮すべきことです。それらに関連して今回私が強く感じたことは、「知る権利」への私たちの有り様です。 もちろん相対に「公開の義務」もあり、特に重要法案などに関しては、メディアという手段を使って、情報を公にする必要があると思います。今回のケースを見ても、閣議決定直前にも関わらず、ほとんどのメディアでその露出が見られません。只、今回私が強く感じたことは、そのことに全ての責を置くことではなく、私たち自身が「知る権利」に対し、積極的に向かい合い、それを行使することの重要さです。 テレビ、ラジオ、新聞、ネット等メディアからの情報は、厖大であるがゆえに、全ての情報が独りでに流れ込んでくる錯覚に陥るように感じます。そのことで、ごく自然に情報に対し受身になり、それらの真偽を問うことなく飲み込んでしまうのは非常に危険なことです。もちろんすべてを疑ってかかれということではありませんが、少なくとも自分のフィルターは持つべきであり、その判断に欠如する情報があれば、自ら求めるべきだと考えます。かく言う私も、情報に対して受け身な部分を多く含んでしまっています。 上記は決して、新しい考察ではなく、先人が多く語ってきたことです。私も受け売りに過ぎないかも知れませんが、しかし、それらを日常的に意識下に置くことは、難しいことでもあります。 法案の条文内容に疑問を持ち、投稿させて頂いた訳ですが、同時に情報に対する、積極的な「知る権利」を強く感じました。 論題が多少ずれましたが、この条文の曖昧さ、権限の危うさにはやはり疑問が残ります。ただ、はっきりと言及しておかなければいけないことは、決して「差別」を肯定する立場ではないということです。「差別」が許しがたい行為であることには、私も考えを同じくしています。その上での、この法案する問いかけです。 秩序はもちろん必要であり、「差別」を受けた人間が泣き寝入りせざるを得ない社会では困ります。しかし、秩序の一人歩きもまた危険であると思います。「正義」と名の付くものには、その強さゆえ、より慎重な扱いが求められるべきです。 稚拙な文章ではありますが、お読み頂いた方のご意見賜れましたらと思います。 |
人権擁護法案について、どんな法案なんか殆どの国民はしらないのではないか。 知らされていたら、この老人党の掲示板でも賛成・反対の立場からいろいろ意見がでて、それなりにどういう内容なのか理解でき、それぞれ自分の意見を持てた。 若い人でよくこの法案について危機感をもって書き込みするのを見ることがるが、一度、法案の提出を見送り国民に周知すべきだと思う。 そうすればネット上で賛成・反対の意見を闘わせ、反対するにしよ賛成するにせよ、内容を理解したうえ、国会で議決すれば、決められたことに従う。 その結果次の選挙のとき、どの政党、誰に投票するかを決めるのが民主主義というものだ。 昨日報じられた、NHK聴取料不払いに罰則について早速に意見がでている状態なんだから、人権擁護法案に知らされていたら論議されているはず。 ザーと目を通しただけでも首を傾げることがある。 |
柴犬さん はじめまして ご紹介のURLとご意見 拝読させていただきました。 ご意見 賛同いたします。 自らのフィルターを持つこと。こりゃ難しいことですね。 あまりにも多い世の中の矛盾に 正直に見・純粋に考えてみようか? なんて考えると善悪だけで決め付けられないものが この世の中 には 渦巻いてるんだ。これらから逃れていこうとすると かえって その志と反して へんな深みにはまりこむような 気がしてます。 私も すこしは大人になったか? あげく 奴は・・・だ。どうせお仲間だ。とか。 自由だ!なんて言い出せば アカだ!ヘチマだ!とか。 私たちは あの”なだ”さんに共鳴し その一味たる 海さん・笹井の姉御なんかを支持し 決して既成政党にたよらず ”人権尊重”の小さい灯りをかかげて いくのを目印に 歩きつづけていくべきだと思うのです。 騙されたって 奴等に じゃしょうがないよ!これは積極的あきらめ? 人権擁護法案そのものについてへのピンぼけは私の専売。 また論旨すりかえも どうせそんな奴ですから お許しくださいね。 |
この法案は、3年前に多くの反対をうけて、継続審議になったものです。 今回の法案では、メデイア規制についての条項を凍結といっていますが、凍結を解除すればいつでもこの条項が復活します。 問題は、この法案がメデイア規制だけではなく、きわめて重要な内容を含んでいる点です。 少し、内容を見て見ます。 ■争点は以下の2点です。 1、人権委員会の独立性の問題⇒法務省の外局 「法務省が所管する拘禁施設などの人権侵害を実効的に救済できない恐れがある点。 2、メデイア規制への危惧 ★人権擁護委員会の人権救済手続き 1、一般救済手続き⇒一般調査⇒一般救済措置(助言・行政機関への紹介)、加害者と被害者の調整、加害者への指導、犯罪にあたれば告発 2、特別救済措置⇒一般調査・特別調査⇒特別救済措置 特別調査⇒1.調停・仲裁⇒勧告・公表⇒訴訟参加・被害者側への資料公表 2.(差別助長行為など)勧告・公表⇒訴訟による差し止め 問題は、特別救済手続きにあります。 (対象)不当な差別・相手をひどく不快にさせる差別的言動・深刻な虐待・メデイアによる人権侵害 (調査)強制力を伴い、文書の差し押さえ、出頭を求めての質問、侵害現場への立ち入り。理由無く協力を拒めば、30万円以下の過料を科する。 ★問題の焦点は、この調査権です。人権侵害の申し立てがあれば、『令状なしに』特別調査と称して立入り等ができるということです。これは、司法権(裁判所)を無視したものです。しかも、それが『内閣総理大臣』の任命する委員によって恣意的に運用される危険性があるのです。これは近代民主主義の根幹にかかわる大問題なのです。 では、特別救済の対象になる差別・虐待・メデイアによる人権侵害とは何か ★人種、信条、性別、社会的身分、門地、精神的・身体的障害や病気、性的嗜好などを理由とする差別的取扱い (例:差別)ハンセン病患者のホテルなどの宿泊拒否や同性愛者の宿泊拒否、アイヌ・被差別部落民の結婚・交際の妨害、在日朝鮮人への嫌がらせなど。 しかし、石原都知事の「ババア」発言のように不特定多数を対象にした場合は、被害者を特定できないので対象外。 (虐待)配偶者や恋人の暴力(DV)ストカー行為、家庭や施設での子供、高齢者、障害者に対するもの、学校・職場などのいじめ、体罰。警官や入管職員の暴言・暴行など「公権力による人権侵害」も並列。 ★(メデイアによる人権侵害) 特別救済の柱として別枠で設けられています。 取材者が犯罪被害者や容疑者の家族に対し『つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、見張り、住居や学校、勤務先への押しかけ、電話・FAXを送ることを継続的反復的に行い、生活の平穏を害する。私生活に関する事実をみだりに報道し、名誉や平穏を著しく害する』ことを【過剰取材】などとして、対象にしています。 ⇒定義が不明確で、拡大解釈される恐れ。これを拡大解釈して、特別調査の対象にすると、令状なしの立ち入り検査ができます。こうなれば、メデイア側が萎縮することは確実です。 |
▼柴犬(24)さん:こんにちは。 人権擁護法案、すばらしい名前の法案ですね。 でも中身はご紹介のとおり、問題だらけのようです。 国民保護法はすでに成立しましたが、これも名前だけは立派なもんです。 こちらも中身は怪しいところが多いようですが。 昔は分りやすい名前の法律が多かったですね。 治安維持法とか、国家総動員法とか、○○統制法とか。 (これは伏字ではありません。種類が多すぎていちいち書けないんです) 昔の政治家は正直でした。 名前どおりの内容の法律を作って、厳しく実行しました。 やりすぎの面もありましたが。 今の政治家はダメですね。 ウソと隠し事ばかりで、国民をだます事ばかり考えてます。 やはり道徳教育が足りなかったんでしょうか。 国民に道徳教育をする前に、まず自らが道徳を身に付けて欲しいですね。 国民が政治家の建前と本音を考えなければならないなんて不幸なことです。 正々堂々と、人権・言論統制法案と何で言えないんでしょうねえ。情けない。 |