Page 256 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼不知足老人 七分 残康 04/3/27(土) 16:49 ┣Re(1):不知足老人 Gokai Sezutomo 04/3/27(土) 20:39 ┣Re(1):不知足老人 ワクチン 04/3/28(日) 9:53 ┗Re(1):不知足老人 Gokai Sezutomo 04/3/28(日) 21:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 不知足老人 ■名前 : 七分 残康 ■日付 : 04/3/27(土) 16:49 -------------------------------------------------------------------------
足ることを知らない人のことを言う。ここに一人の不知足老人がいる。彼は並外れた責任感の持ち主でもあり、診ようによっては病的でさえある。 例えば、最近の社会(政治)の右傾化傾向に対しても、なんの歯止めもして来なかった自分の来し方を反省し、我が身の不甲斐なさに自己嫌悪し、気持ちのやりばに困っている。 病的といいつつも、「牛の頭に角がある」のも「鶏冠が赤い」のも自分の責任という程ではないが、BSE問題や鳥インフルエンザ、鯉ヘルペスの問題などは、生産者にも一端の責任はあろうが、多くは自分を含む消費者側にあると彼は思い込んでいて、 「昭和の一桁世代の俺達老人は、わが子だけには惨めな思いをさせまいと、自己を顧 みず努力した結果、子供たちを飽食の世界に放り込み、なんでもかんでも銭金勘定の 風潮の世の中にしてしまったのだ、責任を取るべきは我々消費者だ、我慢ということ を教えて来なかった責任は重い」と言う。 老人党の諸兄よ、この老人の繰言をなんと診ますか?ご意見ご感想及びご指導を戴きたく、一筆啓上しました。 |
▼七分 残康さん:こんにちは > 足ることを知らない人のことを言う。ここに一人の不知足老人がいる。彼は並外れた責任感の持ち主でもあり、診ようによっては病的でさえある。 > 例えば、最近の社会(政治)の右傾化傾向に対しても、なんの歯止めもして来なかった自分の来し方を反省し、我が身の不甲斐なさに自己嫌悪し、気持ちのやりばに困っている。 > 病的といいつつも、「牛の頭に角がある」のも「鶏冠が赤い」のも自分の責任という程ではないが、BSE問題や鳥インフルエンザ、鯉ヘルペスの問題などは、生産者にも一端の責任はあろうが、多くは自分を含む消費者側にあると彼は思い込んでいて、 > 「昭和の一桁世代の俺達老人は、わが子だけには惨めな思いをさせまいと、自己を顧 みず努力した結果、子供たちを飽食の世界に放り込み、なんでもかんでも銭金勘定の 風潮の世の中にしてしまったのだ、責任を取るべきは我々消費者だ、我慢ということ を教えて来なかった責任は重い」と言う。 >老人党の諸兄よ、この老人の繰言をなんと診ますか?ご意見ご感想及びご指導を戴きたく、一筆啓上しました。 仰るとうりです。 教育の基本の一つが「我慢を覚える」に凝縮していると思います。どうやったらこれを教えることができるのか、それを討論してほしいと思っていました。 |
▼七分 残康さん: > 足ることを知らない人のことを言う。ここに一人の不知足老人がいる。彼は並外れた責任感の持ち主でもあり、診ようによっては病的でさえある。 > 例えば、最近の社会(政治)の右傾化傾向に対しても、なんの歯止めもして来なかった自分の来し方を反省し、我が身の不甲斐なさに自己嫌悪し、気持ちのやりばに困っている。 > 病的といいつつも、「牛の頭に角がある」のも「鶏冠が赤い」のも自分の責任という程ではないが、BSE問題や鳥インフルエンザ、鯉ヘルペスの問題などは、生産者にも一端の責任はあろうが、多くは自分を含む消費者側にあると彼は思い込んでいて、 > 「昭和の一桁世代の俺達老人は、わが子だけには惨めな思いをさせまいと、自己を顧 みず努力した結果、子供たちを飽食の世界に放り込み、なんでもかんでも銭金勘定の 風潮の世の中にしてしまったのだ、責任を取るべきは我々消費者だ、我慢ということ を教えて来なかった責任は重い」と言う。 >老人党の諸兄よ、この老人の繰言をなんと診ますか?ご意見ご感想及びご指導を戴きたく、一筆啓上しました。 私事ですが、私の娘はこの春に短大を卒業し、社会人となります。私が娘に言ったことは、借金はするなといいました。カードも使ってはいけない。できれば持つな。とにかく借金はするな。借金さえなかったら収入は少なくてもなんとか生活できると言って送り出しました。 先日本をよんでいたら、1960年以前は家を買う際に借金して買うといったことは一般的じゃなかったということでした。でも今では大借金して人生かけて家を買うことが当たり前の時代です。借金を返すために働いているようなものです。でもその借金は親がせっせと働いて返して、子供はその苦労を知らずに育ってきました。子供は昔は中学、高校卒業して働くのが当たり前、今では大学行くほうが多い。 1955年から1995年までにGDPは50倍に膨れ上がりました。金周りがよくなり、借金したほうが明日はいい生活ができました。借金を返せる時代だったんです。一度その生活に浸ってしまうとそこからは抜け出せません。 |
▼七分 残康さん:こんにちは > 足ることを知らない人のことを言う。ここに一人の不知足老人がいる。彼は並外れた責任感の持ち主でもあり、診ようによっては病的でさえある。 > 例えば、最近の社会(政治)の右傾化傾向に対しても、なんの歯止めもして来なかった自分の来し方を反省し、我が身の不甲斐なさに自己嫌悪し、気持ちのやりばに困っている。 > 病的といいつつも、「牛の頭に角がある」のも「鶏冠が赤い」のも自分の責任という程ではないが、BSE問題や鳥インフルエンザ、鯉ヘルペスの問題などは、生産者にも一端の責任はあろうが、多くは自分を含む消費者側にあると彼は思い込んでいて、 > 「昭和の一桁世代の俺達老人は、わが子だけには惨めな思いをさせまいと、自己を顧 みず努力した結果、子供たちを飽食の世界に放り込み、なんでもかんでも銭金勘定の 風潮の世の中にしてしまったのだ、責任を取るべきは我々消費者だ、我慢ということ を教えて来なかった責任は重い」と言う。 >老人党の諸兄よ、この老人の繰言をなんと診ますか?ご意見ご感想及びご指導を戴きたく、一筆啓上しました。 お気持ちは解かりますが全て自分たちの責任にしてしまっては真実は見えてこないのではないでしょうか。潔いのも時によりけりかと? |