Page 2573 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アルコールの功罪 北の老兵 05/3/18(金) 10:18 ┣Re(1):アルコールの功罪 愚民 05/3/18(金) 17:19 ┃ ┗愚民さん 始めまして! 焼酎のビール割り 05/3/19(土) 22:40 ┣Re(1):アルコールの功罪 珍 源斎 05/3/19(土) 17:34 ┣Re(1):アルコールの功罪 石頭の息子 05/3/19(土) 22:48 ┃ ┗Re(2):アルコールの功罪 北の老兵 05/3/20(日) 10:38 ┣Re(1):アルコールの功罪 ビーンズきし 05/3/22(火) 1:50 ┃ ┣良いお話ですね! 焼酎のビール割り 05/3/22(火) 21:33 ┃ ┗Re(2):アルコールの功罪 宮天狗 05/3/23(水) 8:50 ┣Re(1):アルコールの功罪2 北の老兵 05/3/23(水) 11:08 ┃ ┗Re(2):アルコールの功罪2 石頭の息子 05/3/23(水) 18:39 ┗Re(1):アルコールの功罪 もの申す 05/3/24(木) 15:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : アルコールの功罪 ■名前 : 北の老兵 ■日付 : 05/3/18(金) 10:18 -------------------------------------------------------------------------
古来より「酒は百薬の長」といわれます。確かに適度のアルコールは健康に良い事は内外の研究機関でも証明されています。 しかし、アルコールは健康に及ぼす影響ばかりじゃなく、精神をリラックスさせる事が良く知られています。実はこれが曲者で、ついつい量を過ぎて自制心まで失ってしまう事が多いので、皆さんも酒の席で一度や二度の失敗はあるのではないでしょうか。特に普段は真面目な人ほど酔うと自制心を失う事が多いといいます。 最近、有名人の酒が原因の不祥事が後を絶ちません。この他にも「アルコールハラスメント」による被害が増えており、「アルコール依存症」も増えているといいます。 (※「アルコールハラスメント」は体質的にアルコールを全く受け付けない人に、無理やりアルコールを飲ませる事。大学のコンパなどで新入生に一気飲みを強要し、急性アルコール中毒で死者を出し問題になった) アルコールは薬にもなるし毒にもなるのです。「個人差」はありますが、アルコールを少量、つまり1日30ml(日本酒1合、ビール大瓶1本)程度たしなむ人は、全く飲まない人より、心筋梗塞や狭心症など虚血性心疾患の発症率が低いことが報告されています。 また、心臓や頸部、手足などの動脈硬化の程度も、飲む人の方が軽く、これは、アルコールによって善玉の HDL コレステロールが増えたり、血液が固まりにくくなって、血管が詰まる危険性が少なくなるからとされています。 アルコールは体内に入ると、アルコール脱水素酵素(ADH)によって分解されます。このときできた物質がアセトアルデヒド。頭痛や吐き気などの二日酔い症状は、これが原因。その後、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により酢酸になり、最終的には炭酸ガスと水にまで分解されます。 ALDHにはアセトアルデヒドが低濃度の時に働くALDH2と、高濃度にならないと働かないALDH1があります。このALDH2を多く持っているかどうかが、お酒に強い弱いを決めます。ALDH2は遺伝するものですから、お酒に強い弱いは生まれつきの体質です。 だから生まれつきお酒に弱い人にとっては、酒は「毒」と同じなのです。お酒の弱い人に酒を強要する事は、「毒」を強要しているに等しいのです。 |
私は人後に落ちない(?)酒好きです。 もちろん人に強要はしませんが人からとやかく言われるのも嫌いです。 曰く、飲み過ぎは体に毒、休肝日がどう、明るいうちから飲むのは・・・・・ 大の大人、それも老人と言われる歳になってまで自己責任による行動を他人からとやかく言われたくないですね。 酔って人に迷惑を掛けたなら、言われてもしょうがないですがお陰様で未だ前後不覚に陥ったことはありません。 テンションが上がって言わずもがなのことを言って恥ずかしい思いをしたことはありますが、飲んで口論などは一度もないですね。相手が絡んできても相手にせず場を外します。 酒だけが好きなので、飲んで議論はしたくないし愚痴もこぼしたくない聞きたくない。女性のお酌もいらない。 歳と共に弱くなって来ていますから早く寝るようにはしています。 最近の晩酌は500mlの発泡酒2本と焼酎の牛乳割り5〜6杯。 3年ほど前までは一升酒、もっと若いときは中ジョッキ20〜30杯はいけたんですがね〜 飲んで不祥事を起こす人は酒に飲まれる人、結局は酒に弱い人ですね。酒量の問題だけではないのでしょうね。 |
お幾つかは判りませんが、老人と言われる年に なってと有りますので、相応のお年と思います。 ご立派です。こんなハンドルネームでレスする のが恥ずかしいです。私の晩酌は焼酎甲類25度 を180CCに発泡酒350缶一本のミックスです。 これでコップ3杯になります。ちょっと物足りま せんが、これ以上いくと翌朝アルコールが体内 に残っているのが判ります。休みの日で囲碁も 釣も無い時は、昼飯に350缶を一本やって、昼寝 します。ささやかながら女房の手料理で晩酌する のが一番の楽しみですね。 |
北の老兵さん こんにちわ! 今年も会社などでは、新入社員の歓迎会やお花見で アルコールに接する機会も多くなりますね・・。 お酒を長く楽しめる事は幸せの一つではないかと 私は思います。 お酒を飲み過ぎて体を壊してしまう人、お酒は 人それぞれに適量なる?ものがありますが、 酔っぱらう迄、適量云々は意識できてもその後は 制御不能になり飲む過ぎてしまうことは再三でした。 それでも高度経済成長時代において社用族全盛時代 自分のお金を使わなくても飲んだり食べたり・の 機会はありましたが、私、只酒は飲むなとの言いつけを 程良く守った事が、私の身体を「かろうじて」守ったことに 通じたようです。 アルコールの功罪については反面教師の何と多いことか それも毎年のように新規な先生の登場で学習機会は 増えてるように思えます。飲み過ぎての失敗についても かつては鷹揚な面がありましたが、現在では許容範囲は 極々狭くなっており、事・女性に絡むことになれば 即、留置場行きは間違いない・・と云うだけでなく 社会的な地位まで失ってしまう事には酒飲みの一人として 同情は禁じ得ない・・と身に染みて感じる処です。 月並みな酒飲みを諫める言葉ですが 「酒は飲んでも呑まれるな!」・・しかありません・ |
▼北の老兵さん: >古来より「酒は百薬の長」といわれます。確かに適度のアルコールは健康に良い事は内外の研究機関でも証明されています。 <略> >だから生まれつきお酒に弱い人にとっては、酒は「毒」と同じなのです。お酒の弱い人に酒を強要する事は、「毒」を強要しているに等しいのです。 お酒の弱い人には「毒」になる、よくわかりました。 私は飲める口なんで、酒にまつわる話であれば幾らでもあります、医者に止めるように云われているのに、こっそり飲んでます、いけないんですが、いけるんですね酒が。 |
▼石頭の息子さん: >お酒の弱い人には「毒」になる、よくわかりました。 > >私は飲める口なんで、酒にまつわる話であれば幾らでもあります、医者に止めるように云われているのに、こっそり飲んでます、いけないんですが、いけるんですね酒が。 私もあなたと同じ口です。(笑) C型肝炎ですから、酒が良い訳が無い。タバコも同じ、息子が一応医者なものですから、タバコも酒もご法度。 しかし、他のどんな趣味でも埋められない、何か物足りない、ついついイライラして、「え〜い!禁煙、禁酒や〜メタ。どうせ長生きは出来ないなら、好きな事しようっと。」ってな事で、1週間に2日禁酒の日を作って、晩酌にワインを少々飲んでいます。 タバコは一日6〜7本を喫っています。依存性が強い体質なのか、止める気が無いのか分かりませんが、もうストレスになる事は止めました。 |
前略 北の老兵さん、こんばんは。 私は一応・・・下戸です。しかし、慣れとは恐ろしいもので、学生時代に赤提灯のガラスコップの1/3しか飲めなかった者が、25年後には中ジョッキを空けるまでに成長?いたしました。 お酒を強要されるのがキライで、学生時代は体育会系を避けていました。文化系クラブで「オレ(先輩)の酒が飲めないのか?」とからまれても平然と拒否していた、生意気な男です。 一方、私の父親はお酒大好き、特に日本酒。酔うとクドクなり、若かりし頃の武勇伝(と言っても、酔って野良犬とケンカしたとか)を繰り返します。 母親は赤玉ポートワインを少し飲む程度ですから、私の耐アルコール性能は母親似なのでしょう。北の老兵さんがおっしゃる体質・遺伝のお話は、よくわかります。 さて、その功罪ですが・・・酒好きの父(昭和4年生まれ)が昨年末に、胃ガンで胃を全摘出いたしました。「胃は切り取っても、似た器官が自然にはえてくる」という勝手な迷信を信じていた私は、術後の食事制限や少量しか食べられない事で体重が10kg以上ダウンし、痩せこけた父を見て愕然としました。 一日に3食きっちり食べていたのが少量ずつ5食にしろと指示されても、なかなかできません。少量でも食道で詰まって嘔吐したり、ゲップが出なかったり。食欲が失せたようです。体重・体力が落ちた父を心配し、高カロリーのゼリー状ドリンクやカロリーメイトを勧めましたが、急には効果が表れません。 ところが、医者には黙ってお酒を飲み始めたら、食欲が出て体重が増えたようなのです。日本酒から焼酎に変えた効果か否かは不明ですが、「お酒を飲みたい!」という意欲が術後の回復を早めている気がします。 胃の全摘出によって、食欲→体力→気力が低下し、寿命を縮めた方のお話を伝え聞きますので、私の父に限っては「良薬」だったようです。もちろん、過度にならないよう厳重な監視が必要ですが(笑)。草々 |
ビーンズ岸さん 私なんか、アルコールが入れば入るだけ、食欲が 増します。その点家内からは、厳しく指摘されて います。それは余談ですが、術後の身体に力を着 けるのは、やはり口から入る食物と聞いています。 点滴は幾らやっても、生命維持が精一杯との話で す。程度問題ですが、アペリティフとしては大変 有効と思います。お父様お大事に。 |
ビーンズきしさん おはようございます。 下戸の悩みは年に関係ありません。私もよくからかわれたものです。 お父様が禁じられた好きなお酒を飲んで健康と元気を回復されている!。 まさに百薬の長の面目躍如です。一度でよいから酔って陶然とした気分に なってみたいものですが、ワイン一杯で脈拍120になってしまうのでは 所詮かなわぬ夢です。 昔から英雄豪傑にはなくてはならない酒、しかし過ぎれば凶器(狂気)と 化すのは偏狭な愛国心と同じ。心しなければなりませんね。 |
「酒の肴」として聞いて頂ければ幸いです。お酒のウンチクをもう少し・・。 それではお酒自体の毒性はどのくらいあるのだろうか? お酒に含まれるのはアルコールはエチルアルコールです。 エチルアルコール自体の毒性は非常に弱く、LD50(半数致死量)は8000mg。成人なら500gほど(日本酒に換算すれば約2升。これを一気飲みすれば飲んだ半数の人が死ぬ)摂取すれば危険になりますが、 純度100%のアルコールでも飲まない限り大丈夫でしょう。 しかし、前述のように、お酒の場合は単純にアルコールの毒性が問題なわけではなく、体内でアルコールがアセトアルデヒドに変化するのが問題なんです。 アセトアルデヒドも、しばらくすれば無害な酢酸に変化するんですけど、 こうした変化を起こす酵素が多いか少ないかで、お酒に強いかどうかが決まります。(これも前述の通り) ではアセトアルデヒドの毒性はどの位かというと、LD50(半数致死量)300mg。 成人に換算すると18〜20gくらいになります。 (因みにカフェインは190mg/kgで、アルコールより強い事である。コーヒー一杯中に、カフェインは100mgぐらいは含まれる、体重50kgの人だと、90杯を一気に飲むと致死量。90杯も飲むことは無いと思うでしょうが) ※このように、あらゆるものは毒であって、毒性をもたないようなものは何ひとつ存在しない。ある毒物が毒でなくなるのは、適度な用量のみである お酒に弱い人だと、日本酒7合くらいで半数致死量に達します。 日本人の場合、下戸は全体の約40%、 ついでに言うと10%くらいの人は全く飲めないそうですから、お酒を飲む時は気をつけましょう。 我々の年代になるとお酒について、充分飲み方を学習しているので、「釈迦に説法」ですが、お酒のウンチクでした。 |
▼北の老兵さん: >「酒の肴」として聞いて頂ければ幸いです。お酒のウンチクをもう少し・・。 酒について北の老兵さんのように的確に知ってる方は以外に少ないようです、それに日本の社会は酒にはおおらかなところがあるようです、酒の上だからなんて。 「酒の肴」にならない話ですが、酒のはなしです。 昭和30年初頭の神戸の三ノ宮駅前の広場に早朝トラックが来ます、その広場には日銭仕事を求めて多くの労務者がたむろしていて、そのトラックの手配しに指名されるようにするのです、手配しは顔なじみを見つけて指名します、足らないときは頑丈そうな労務者を選び、次々とトラックの荷台に引き上げていきます、そしてトラックは仕事場に向かうのです、でも労務者はその日の仕事場を知らない、時には沖仲士であったり、バラックの取り壊しだったり、するのです。 その広場のすぐ南にジャン市(じゃんじゃん市場)があり、仕事にあぶれた労務者が朝から焼酎を飲んで路地に寝転がっていました、本当に焼酎なのかバクダンなのかは、いまだに知りません、なぜなら、その情景が焼きついていて、忘れようとしても忘れられない、忘却というなかれ、すみません脱線です、そんな時代でした、それ以来、酒を飲むようになってからは焼酎またぎなんです、昨今じゃ焼酎は身体に良いそうで、焼酎ばやりですが、僕は焼酎をのみません。 その他の酒はほとんど経験しています、初めは夜学の先生と生意気にハイボールでした、と同時は日本酒でした、丁稚奉公の時で番頭さん以下岡山県のかたで、酒ぐらい飲めんで、おえりゃーせん、などと言われて一升酒、次は外資系の仕事であったが先輩連中は主にバーキャバレでビールでしたね、時おり偉いさんのお供でホテルのラウンジでかカクテルなど頂ました、との次の職場も外資系でしたが毛並みがちがった、ウィスキーでした、職場のバーティで十名(内女性四名)でボトル8本と、ビール6本、酒2本が二時間で空、酒豪ばかりでした。 30過ぎた頃に難病で手術後肝炎になり、酒類はぴったり止めましたが、子供も成長して一息つたところで、東京単身赴任のときに酒を飲むようになりましたが、今はブランディーを嗜んでいます、もう飲まれることはない歳になっていました、それでも焼酎は飲んでいません。 一つだけ例外があります、デンマークの芋焼酎、アクアビッツ、これはメチャイケます、機会があればお試しを、ただしご用心を。 酒の話はどこまでも尽きない、切り上げ時のようです、ハイお勘定。 |
私は人生の喜びのひとつを知りません。そうです全くの下戸なんです。 祖母の代まで新潟市内古町で旅館を営んでおりましたが、酒処であるにも拘わらず先祖に酒飲みはいなかったそうです。 社会人になって酒を飲む機会が激増しましたが、ビールを一口飲むと真っ赤になって寝てしまう私に、周囲の人たちはいつの間にか酒を勧めなくなりました。 亡くなった父は羊羹が好物で、よく取り寄せてうまそうに食べていました。当然私も父親のDNAを100%引継ぎました。 一方、家内の家系はアルコールで産湯に浸かったと思えるほど、酒無しには一日も過ごせない一族。家内もいける口ですが、幼少の頃より父親の酒乱を見て育ち、酒飲みとは絶対に結婚しないと決心したのが小学校六年の時だったとのこと。 今日まで酒とは無縁の人生を過ごしてきました。訪ねてきた息子と娘、それに連れ合い達が家内とうまそうにビールを飲んでいるそばで、私は孫達と最中を食べています。明日は羊羹にする予定です。 |