Page 378 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼何かが違う「イラク問題」 馬鹿正直 04/4/19(月) 23:10 ┣Re(1):何かが違う「イラク問題」 peace 04/4/19(月) 23:31 ┣Re(1):何かが違う「イラク問題」 氷山 04/4/20(火) 3:30 ┃ ┣Re(2):何かが違う「イラク問題」 JS 04/4/20(火) 9:32 ┃ ┃ ┣本当のこと? 威嚇斎 04/4/20(火) 10:00 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):本当のこと? JS 04/4/20(火) 11:14 ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):本当のこと? 猫猫(しがない庶民) 04/4/20(火) 11:28 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):本当のこと? 地球人 04/4/24(土) 16:39 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):本当のこと? 昔神童・今人道 04/4/24(土) 17:33 ┃ ┃ ┗Re(3):何かが違う「大中東構想」 猫猫(しがない庶民) 04/4/20(火) 10:42 ┃ ┃ ┗Re(4):何かが違う「大中東構想」 猫猫(しがない庶民) 04/4/20(火) 11:01 ┃ ┃ ┗Re(5):何かが違う「大中東構想」 猫猫(しがない庶民) 04/4/20(火) 11:11 ┃ ┗Re(2):何かが違う「イラク問題」 馬鹿正直 04/4/20(火) 10:05 ┃ ┣Re(3):何かが違う「イラク問題」 法華行者 04/4/20(火) 21:14 ┃ ┗Re(3):何かが違う「イラク問題」 氷山 04/4/21(水) 3:47 ┃ ┗引き上げだけが選択ですか 馬鹿正直 04/4/21(水) 13:07 ┃ ┣抜けてますねえ、イラクの人たちの気持ちが 森下 泰典 04/4/21(水) 21:15 ┃ ┃ ┗Re(1):抜けてますねえ、イラクの人たちの気持ちが 馬鹿正直 04/4/21(水) 21:23 ┃ ┃ ┗「100人のビンラディンを生む」米英のイラク占領 森下 泰典 04/4/21(水) 21:46 ┃ ┃ ┗説明になっていないように思います 馬鹿正直 04/4/21(水) 21:59 ┃ ┃ ┗「米英出て行け」はイラクの人たちの思い 森下 泰典 04/4/21(水) 22:16 ┃ ┃ ┣まだ分かりません 馬鹿正直 04/4/21(水) 22:43 ┃ ┃ ┃ ┣今の混乱がレジスタンスだとしたら? 森下 泰典 04/4/21(水) 23:02 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣今は国連にそんな力はありません 馬鹿正直 04/4/22(木) 9:28 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):今は国連にそんな力はありません ごまめの翁 04/4/22(木) 15:50 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):今の混乱がレジスタンスだとしたら? しゃねる 04/4/23(金) 18:13 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):まだ分かりません Gokai Sezutomo 04/4/22(木) 0:36 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):まだ分かりません 馬鹿正直 04/4/22(木) 10:04 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):まだ分かりません Gokai Sezutomo 04/4/22(木) 23:09 ┃ ┃ ┗Re(1):「米英出て行け」はイラクの人たちの思い 平和 04/4/21(水) 23:59 ┃ ┗Re(1):引き上げだけが選択ですか 氷山 04/4/21(水) 21:58 ┃ ┣稀有のチャンス 馬鹿正直 04/4/22(木) 20:02 ┃ ┗Re(2):引き上げだけが選択ですか しゃねる 04/4/23(金) 17:48 ┣Re(1):何かが違う「イラク問題」 半体制 04/4/23(金) 18:14 ┃ ┣Re(2):何かが違う「イラク問題」 馬鹿正直 04/4/23(金) 20:11 ┃ ┃ ┗Re(3):何かが違う「イラク問題」 平和 04/4/23(金) 20:50 ┃ ┗Re(2):何かが違う「イラク問題」 ぬっら・えぬっら 04/4/23(金) 22:48 ┃ ┗Re(3):何かが違う「イラク問題」 馬鹿正直 04/4/24(土) 13:52 ┃ ┗今私たちが「具体的に」しなければならないこと 森下 泰典 04/4/24(土) 14:04 ┃ ┣誤字訂正 森下 泰典 04/4/24(土) 14:06 ┃ ┗国連を過大評価していませんか 馬鹿正直 04/4/24(土) 15:48 ┃ ┗米英がもたらした「イラク団結」 森下 泰典 04/4/24(土) 16:22 ┃ ┗希望と幻想ですか 馬鹿正直 04/4/25(日) 0:05 ┃ ┗絶望よりはずっと有益 森下 泰典 04/4/25(日) 12:00 ┃ ┗絶望と考えたときが絶望 馬鹿正直 04/4/25(日) 17:28 ┃ ┗餞別ついでに、イラク労組幹部の声を 森下 泰典 04/4/25(日) 18:07 ┃ ┗「自己責任」と「責任回避」 馬鹿正直 04/4/25(日) 22:44 ┗オランダ元首相:イラクからオランダ軍は早く撤退すべし:有志連合国が続々撤退! neutral 04/4/25(日) 21:32 ┗空自、米軍兵士を輸送 そら 04/4/26(月) 1:02 ┗イラク失業労働者組合代表が来日会見「自衛隊は早く撤退してほしい」 neutral 04/4/26(月) 2:44 ┗自衛隊は即時撤退しても日米同盟は壊れません 真の武士道 04/4/26(月) 2:58 ┗日米関係 馬鹿正直 04/4/26(月) 19:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 何かが違う「イラク問題」 ■名前 : 馬鹿正直 ■日付 : 04/4/19(月) 23:10 -------------------------------------------------------------------------
何か違うような気がする。 アメリカ、ヨーロッパ、国連、日本、誰かを悪者に仕立てて、その悪者に全部責任をかぶせて....「俺は正しい」と言ってるような気がする。 アメリカが無理やり戦争をおっぱじめたのかもしれない。日本は自衛隊を派遣すべきじゃなかったのかもしれない。国連さえ出てくれば全て解決。本当にそうなのか。 実はそうじゃないんだ。アメリカだろうが、国連だろうが、イラクを民主化させることそのものが不可能なのだ。何とか派と何とか部族は別の何とか派や別の何とか部族と共同でイラクと言う国を運営する気は初めからないし、その能力もない。 誰が旗を振ろうがイラクは民主化できない。この事をみんな知っているのに誰もそれを言わない。 無理やり戦争を仕掛けて1年も経ってやっとそれが分かったお坊ちゃんのアメリカに非がありそう。尻馬に乗った日本はバツの悪い思いをしてるに違いない。 絶対に妥協するつもりのない何とか派や何とか部族も今はとりあえずアメリカを叩いて鬱憤を晴らしているけど、仮にアメリカを追い出したら自分たちで自分たちの国を何とかできるのか、出来はしまい。 フセインのイラクの方がましだった、なんてことになりかねない。 「さてどうする」ここらあたりから議論を始めたほうがよさそう。 解放された5人の日本人? そんな些細なことで後ろ向きの議論はやめようよ。 日本は今大事な岐路に立っているんだから。 |
今イラク問題で一番大事なのは、アメリカの敵はサダムではなく他のイラクを支配したがっている勢力との戦いになってきていることだと思います。 だから、自衛隊は今撤退しないと、とんでもないことになる可能性が大きいと思います、派兵するときよりも撤退する事の決断の方が遙かに難しいでしょう。 |
5人には悪いが、勝てば官軍、負ければ賊軍。 景気良ければ、社長!社長! 支払い遅れれば、ボケ・カス・死ね。 帰国した3人は、逃げてないで報道陣の前に出て、謝罪と経緯の説明をするべきだな。逃げてもなにも始まらないし、心象も良くない。 今のイラクは、各派閥も部族も老人から子供までアメリカ憎し で団結している。 ブッシュのやり方が間違っていたんだが今更言っても始まらない。このまま突き進んでも暫定政府はもちろん、主導権も失いかねない。だから国連を引っ張り出し暫定政府ができたところで再度主導権を握ろうと考えた。なんといっても石油の利権は死守せねば。という思いだろう。 しかし、今は共通の敵・米国がいるので固まっているが、民の目が内政に向いたとたん部族や派閥の争いが噴出して、ちょうど日本の戦国時代に入っちまうんじゃないか? そんな中で、一部の派閥に米国が資金や武器を供給し、別の派閥には、ロシアあたりが同じように資金や武器を供給して第2、第3のビンラディンを作ってしまう。 イラクの人達から、日本は友人とまで言われ、またイラク人が今の自衛隊を望んでいない以上サッサと引き上げよう。そして国連主導でもいいが暫定政府の要請で再度復興人道支援を行ったほうがイラク・日本両国の国益となるのではないか。 純ちゃんもブッシュにべったりもいいが、どーせブッシュは再選されないだろうし、純ちゃんの牙城(自民党)も砂城になりつつあるからといって、ブッシュといっしょに心中 なんていうのは個人的にやってくれ。日本を巻き込むな。 |
帰国した3人は、逃げているのではなく、政府・官僚の圧力で監禁されているのですよ。 自由にしゃべらせないためですね。 本当のことをはなされると困るからです。 |
「すいません、自作自演でした」ってこと(笑)? 政府・官僚の圧力じゃなくて、共産党・NPOの圧力だってことも考えられるよね。あなたと同じ論理で言えばさ。なんの証拠もないんだから。 |
> 政府・官僚の圧力じゃなくて、共産党・NPOの圧力だってことも考えられるよね。 それも考えられる。 この際、全てを語ってもらいたいですよ。 なにがあって、黙り込んだんですか? と…質問したいです。 |
>「すいません、自作自演でした」ってこと(笑)? 本物の今井君の文体は、句読点が多いんじゃないか? ネット上で流された「自作自演説」は、政治的な情報戦争の謀略だったらしい。 彼ら三人の言葉は、純朴でバカ正直すぎるから、政府が恐れているのさ。 彼らは、プライバシーを暴露されることなく、 フツウに過ごしたいんじゃないかと思うし。 混乱を望んでいない・・・と思う。 誰もが。。。 |
あれだけ心無いバッシングがあればかれらは黙らざるを得ないでしょう。開放から帰国までズート付き添っていたのは外務省の役人、政務次官だけでしょう。機内でもマスコミは接触できませんでした。なのに何を根拠に、共産党やNPOが黙らせた、なんていう発想がでてくるのでしょう? 彼らは全くの被害者であって加害者では全くありません。念の為。 |
さすが地球人さんのおっしゃるとおり。 あなたのご高言はヘナチョコ・お坊ちゃま・二世議員の寄せ集めオタク内閣より幾重にも重いです。 真の自己責任を負うべきは史上最悪のコイズミ内閣です。年金を払ってなくてもノウノウト大臣が務まるマカ不思議。血税をネコババできる二世議員のなれの果て。ナカガワ・アソウ・イシバの国賊議員の他ウヨウヨ・・・吐き気を催すのでこのへんで・・・ 選挙で撃沈・自民・公明 退場させよう。撤退させようイラクから。 |
イスラム教のモスクを空爆して、イスラム民族の心を支配できると思えない。 イスラム教の人たちが、突然、キリスト教に変わるとは思えない。 フセインのようなカリスマがいないと、まとまらない地域のようだ。 不安定な地域ほど、カリスマ権力者が登場してくる。 アメリカそのものの歴史が短いがために、アメリカ国民は、あまり世界史を勉強しないのかもしれない。他の民族の文化に対する理解度が浅すぎるのではないか、と思う。 アメリカは、いったい、何をめざしているんだろう? 教え諭すこともしない同盟国って、なんなんだろう? マスコミのチカラによって、マインドコントロールされている状態。 情報戦争のテレビチャンネル、雑誌、インターネット・・・。 アルジャジーラを眺めていることしかできなかった日本政府。 戦場カメラマンがいないと、本物の情報が入ってこないんじゃないかと思う。 情報鎖国で、戦争を支持しているだなんて、変だと思う。 サマーワのイラク国民が、「自衛隊撤退デモ」をしているというのに、 「テロに屈せず、撤退しません」。NGOの人たちは、 イラクの友人として、お客様として、受け入れられているのに。 ネガティブな人たちは、武器を持って行く。 ポジティブな人たちは、武器なしで行く。 正反対の生きざまの違いが、見えてしまう。 日本は、一神教じゃないから、二大政党制の形式を真似してみても、 さまざまな意見が出てくる。そういう国なんじゃないかと思う。 |
日本は、看護隊のような感じかもしれない。 劣化ウラン処理隊なのかもしれないし。 もっとも、過酷な環境の中のボランティア精神。 これほど、珍しい軍隊は、今まで存在しなかった。 戦争ゲームも、宗教も、超越してしまっているのだから。 「核兵器」が、 このような「環境保護隊」みたいな発想を生み出したのだと思う。 NGOに近いような自衛隊。でも、非効率で、金がかかっている。 憲法ギリギリだな。究極。政治的な言葉は、いらない。 善良な気持ちを、行動で示すだけさ。 |
劣化ウランが好きじゃない兵士は、 撤退しても良いんじゃないかと思う。 国家権力が、彼らを不健康にすることは、許されない。と思う。 |
▼氷山さん: >イラクの人達から、日本は友人とまで言われ、またイラク人が今の自衛隊を望んでいない以上サッサと引き上げよう。そして国連主導でもいいが暫定政府の要請で再度復興人道支援を行ったほうがイラク・日本両国の国益となるのではないか。 復興人道支援は行うべきだが今はサッサと自衛隊を引き上げる、ここらあたりが皆さんの落しどころなんでしょうか。 アメリカと袂を分かち血と汗を流さないで金で貢献しようと言うわけですね。湾岸戦争の日本の立場ですね。世界中から馬鹿にされましたが平和憲法で制約を受けていた日本が出来ることはせいぜいそこら辺だったんですね。 ところが今何がどう間違ったかイラクの戦場に日本の軍隊が駐在しています。平和憲法を持った国の軍隊が世界が注目する戦争の地に駐屯しているのです。世界史でも例がないきわめて珍しい例です(と思います、世界史を精査した結果ではありませんので念のため)。 「場違いだから引き上げろ」まあ常識的な判断だと思います。ただし、アメリカとの関係は悪化します。北朝鮮との対峙力も弱るでしょう。何より世界平和貢献への発言力は低下するでしょう。世界のリーダーとしての日本の立場は間違いなく弱まると考えます。 アメリカとの関係を維持し、毅然と北朝鮮と対峙し、世界平和に貢献し、世界のリーダーとしての日本の立場を確保する方法はないのだろうか。 平和憲法を背負った日本の軍隊(自衛隊と軍隊の違いが良くわからないのでとりあえず軍隊としておきます)をイラクに駐留させひたすら人道支援に徹することが唯一の手段です。人に銃口を向けず、ひたすら水道水を供給し続けます。病院や学校を補修し続けるのです。リスクは高いです。犠牲者も出るでしょう。が、愚直に民衆のための活動に徹するのです。半年や1年で結果が出るとは思えませんが、10年もかからないでしょう。民衆が豊かになるにつれてイラク国内世論も変化します。日本の発言力が徐々に増してきます。アメリカも石油の利権を独占しておくわけには行かなくなります。 自衛隊、政府、そして何よりも日本国民にそこまでの覚悟があるかどうかが問われています。 |
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシズカニワラツテイル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニイテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ツテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ツテソノ稲ノ束ヲ負イ 南ニ死ニソウナ人アレバ 行ツテコワガラナクテモイイトイイ 北ニケンカヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイイ ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ ソウイウモノニ ワタシハナリタイ ソウイウクニニ ワタシワシタイ |
▼馬鹿正直さん: >「場違いだから引き上げろ」まあ常識的な判断だと思います。 人に銃口を向けず、ひたすら水道水を供給し続けます。病院や学校を補修し続けるのです。リスクは高いです。犠牲者も出るでしょう。が、愚直に民衆のための活動に徹するのです。半年や1年で結果が出るとは思えませんが、10年もかからないでしょう。民衆が豊かになるにつれてイラク国内世論も変化します。日本の発言力が徐々に増してきます。 一つの考え方として尊重します。 しかし、誰のための復興支援か を考えると、自衛隊出てけ!とデモが起きた以上イラクに留まる理由がないではないか。 5人の人質も開放されニュートラルの状態の今、撤退しないとタイミングが非常に難しくなるのではないか。 自衛隊に迫撃砲が打ち込まれたり、新たな拉致にあってから引き上げを始めれば、世界のいい笑いものだ。 その後、暫定政府からの要請や国連からの要請で、改めて支援活動に赴けばイラクの人々はもちろん、アジアの国々に対しても、自衛隊は旧日本軍とは違うんだ ということを示せる絶好のデモストレーションだと思う。 米国との関係は一時的には悪化するでしょう。しかし次の選挙でブッシュがいなくなり元に戻ります。 |
▼氷山さん: 「軍隊の引き上げはイラク問題の解決にならない」これがわたしの考えのベースです。たまたまアメリカ軍が矢面に立って対処しているのでアメリカ軍が非難されていますが、これが国連軍であっても同じように抵抗されていたはずです。 イラク国民と言う人種がいるのではなく、利害が完全に対立する色んな集団がたまたまイラクと言う囲われた地域に存在しているわけで、対立集団同士に妥協する気持がないのですから誰が旗を振っても(アメリカであろうが、国連軍であろうが)暫定政権が平和的に組織されるはずがありません。平和的にではなく力で押さえつけてきたのがサダムフセインだったのでしょう。 アメリカはここらあたりの読みを間違った(と言うより、読みが甘かったのでしょう)ので非難が集中していますが、それでは国連が正しかったのかというと、そうではないでしょう、ただ単にしり込みして逃げているだけですから。要するに五十歩百歩の範疇です。 間違ったアメリカですが、もうここまできたら引き返すことは出来ません。The Point of No Returnははるか後方です。この時点でアメリカ軍が引き上げるとしたら二つの選択があります。サダムフセインにもう一度専制政治をやってもらうかあるいは無政府状態のまま内戦に突入するかです。いずれにしろ国際テロの巣屈になることは間違いありません。 窮地に陥ったアメリカを見限って自衛隊を引き上げるのも日本の選択です。国益をじっくり考えて見ましょう。私個人はそんな卑怯な日本の国民であることに痛みを感じます。 アメリカに協力しながら国益を増す方法、これが人道支援集中です。 どのような国益にかなうのでしょうか。 1.アメリカ、国際社会への発言力と信頼感が高まる。 2.自衛隊の海外派兵の真意を世界に伝える絶好の機会。 軍隊が海外派兵されて人道支援だけに活動するなんていっても誰も信用しません(特に国際社会では)。実際にやって見せるチャンス。 3.自衛隊の海外派兵の真意を日本国内で確認する絶好のチャンス。 憲法問題を現実的な議論に出来るチャンスでもある。 馬鹿正直だと認識します、が、やってみる価値があると思いませんか。 もちろん犠牲はあります、と言うより、犠牲を乗り越えなければ信頼感は勝ち取れません。 千載一遇のチャンスだと思うんですがねえ。 |
▼馬鹿正直さん: >「軍隊の引き上げはイラク問題の解決にならない」これがわたしの考えのベースです。たまたまアメリカ軍が矢面に立って対処しているのでアメリカ軍が非難されていますが、これが国連軍であっても同じように抵抗されていたはずです。 何がたまたまですか? 国連決議を無視して勝手にイラク戦争を起こし、劣化ウラン弾やクラスター爆弾で イラクの大地、そして生命を破壊しつくしたからアメリカ軍が非難されているの ですよ。 そして大量破壊兵器なんか、どこを探しても見つかりはしてないのですよ。 むしろ米英軍が撤退してくれた方が、イラクの混乱も収まるのではないでしょう か。 >アメリカに協力しながら国益を増す方法、これが人道支援集中です。 >どのような国益にかなうのでしょうか。 >1.アメリカ、国際社会への発言力と信頼感が高まる。 >2.自衛隊の海外派兵の真意を世界に伝える絶好の機会。 > 軍隊が海外派兵されて人道支援だけに活動するなんていっても誰も信用しません(特に国際社会では)。実際にやって見せるチャンス。 >3.自衛隊の海外派兵の真意を日本国内で確認する絶好のチャンス。 > 憲法問題を現実的な議論に出来るチャンスでもある。 > >馬鹿正直だと認識します、が、やってみる価値があると思いませんか。 >もちろん犠牲はあります、と言うより、犠牲を乗り越えなければ信頼感は勝ち取れません。 >千載一遇のチャンスだと思うんですがねえ。 要するに、イラクの人たちの気持ちを無視した、日本の右傾化の足がかりとしての イラクへの自衛隊派遣、というわけですか。 ある意味、小泉首相の本音を読んでいる様な気がして、それはそれで貴重な(そし て恐ろしい)言葉ですね。 ちなみに【3843】でも紹介しましたが、人質事件の初期の段階に、[4月10日0時 15分更新]の毎日新聞電子版が、「誘拐は当然と語る人々もいる。」と報じて います。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040410-00000134-mai-int 曰く、 「どうして日本は軍隊をイラクに派遣するのか。占領者に対しては、抵抗運動は 認められる。彼らがやった誘拐も抵抗運動である」 「誘拐は当然であり、米軍が引くまでもっと外国人を誘拐すべきだ」 との事。 スンニ派の大学教授、アブデルサラム・カザールさん(40)は 「市民の誘拐には反対だが、日本の人々には今、イラクが地獄のような状況にある ことを理解してほしい。日本が米国を支援しているため、イラク人には米国も日本 も同じという意見が広がっている」 こんな意見が少しずつ少しずつイラクの人々から出てくる様では、「逆効果」と 思わざるを得ません。 |
▼森下 泰典さん: > >むしろ米英軍が撤退してくれた方が、イラクの混乱も収まるのではないでしょう >か。 ここの所もうちょっと詳しく説明してもらえませんか。 米英軍が撤退した方が混乱が収まるのならぜんぜん問題はないじゃないですか。 米英軍が今撤退したら大混乱になる、と恐れているからこそ、心配しています。 私はその道のプロではありませんので、素人にも分かるように、出来れば小学6年生の子供に分かるよう説明してください。 よろしくお願いします。 |
▼馬鹿正直さん: >米英軍が撤退した方が混乱が収まるのならぜんぜん問題はないじゃないですか。 >米英軍が今撤退したら大混乱になる、と恐れているからこそ、心配しています。 >私はその道のプロではありませんので、素人にも分かるように、出来れば小学6年生の子供に分かるよう説明してください。 >よろしくお願いします。 言っておきますが、今のイラクの混乱は、明らかに米英が間違った戦争を起こした 結果。 その米英による占領そのものに対する反感が、形となっているのが今の混乱です。 今のままの米英主導の占領では、エジプトのムバラク大統領が予言したように、 「100人のビンラディンを生む」だけでしょう。 ところで、これでは米英が撤退してくれた方がイラクの安定に役立つ、と思わせる 情報をいくつか紹介しておきます。これでもほんの一部ですが。 「イラク邦人人質の遠因? 米国のポカ 逆ギレ二正面作戦」 http://www.creative.co.jp/top/main1233.html 「米イラク統治の崩壊★田中宇の国際ニュース解説」 http://www.creative.co.jp/top/main1265.html 「ファルージャのサッカー場は死体の山」 http://www.creative.co.jp/top/main1288.html |
▼森下 泰典さん: >言っておきますが、今のイラクの混乱は、明らかに米英が間違った戦争を起こした >結果。 >その米英による占領そのものに対する反感が、形となっているのが今の混乱です。 こんなお答えでは小学6年生には分かりません。 米英軍が撤退したら混乱が収まる、の説明にはなっていません。 森下さんのお言葉で説明してください。 |
▼馬鹿正直さん: >▼森下 泰典さん: >>言っておきますが、今のイラクの混乱は、明らかに米英が間違った戦争を起こした >>結果。 >>その米英による占領そのものに対する反感が、形となっているのが今の混乱です。 > >こんなお答えでは小学6年生には分かりません。 >米英軍が撤退したら混乱が収まる、の説明にはなっていません。 >森下さんのお言葉で説明してください。 米兵がイラク住民を無差別に殺したり、モスクに爆撃を行ったり。 (「イラク邦人人質の遠因? 米国のポカ 逆ギレ二正面作戦」 http://www.creative.co.jp/top/main1233.htmlより) 家宅捜査と称して一般人から現金や宝石類を盗んだり。 (「米イラク統治の崩壊★田中宇の国際ニュース解説」 http://www.creative.co.jp/top/main1265.htmlより) ファルージャから逃げ出そうとする一般人を追い返して死に追い込んだり。 「ファルージャのサッカー場は死体の山」 http://www.creative.co.jp/top/main1288.html これではイラクの人々から見れば、「米英は出て行け」と思うのも当然でしょう。 それでも「小学6年生には分からない」と言うのだったら、単に貴方が強情なだけ だとしか思えません。 |
▼森下 泰典さん: >これではイラクの人々から見れば、「米英は出て行け」と思うのも当然でしょう。 この点は私も理解します。 しかし、実際に出て行ったあとイラクをうまく統治できると思えないのです。 私は今アメリカが引いたらサダムフセインにカムバックを頼むか、あるいはイラクが無政府状態で内戦が始まると書きました。 森下さんは:むしろ米英軍が撤退してくれた方が、イラクの混乱も収まるのではないでしょうか、と書かれました。 この根拠を教えてください。 蛇足ですが、イラクの人々なんて人種はいません。 それぞれ対立するグループ、部族が存在するだけです。対立するグループ、部族がうまくイラクを統治できますか。出来るとしたらそれこそが究極のノウハウです。 ぜひ米英に教えてやりましょう。 |
▼馬鹿正直さん: >私は今アメリカが引いたらサダムフセインにカムバックを頼むか、あるいはイラクが無政府状態で内戦が始まると書きました。 >森下さんは:むしろ米英軍が撤退してくれた方が、イラクの混乱も収まるのではないでしょうか、と書かれました。 >この根拠を教えてください。 では言いますが、今の混乱が一概に「テロ」というものではなく、 「レジスタンス」としての側面を持つ、としたらいかがでしょうか。 現実問題として「火に油を注いでいる」のは米英の方ですし。 結局、「力」を中心とした米英流ではなく、米英がコケにした国連を中心にする しかないでしょう。 もはやそれしか道は無い、としか私は思います。 |
▼森下 泰典さん: >結局、「力」を中心とした米英流ではなく、米英がコケにした国連を中心にする >しかないでしょう。 >もはやそれしか道は無い、としか私は思います。 私もそう思います。 米英軍が撤退したら国連軍が入れ替わりに担当してくれるのでしょうか。 それが出来ないから答えが出ないと私は心配しているのです。 国連が進出してくるまで、米英に治安を担当させるしかないでしょう。 それとももっとほかのアイデアがありますか。 |
本当です。 常任理事国の一国でもノーと云えば何も出来ない国連なんか、絵で書いた餅です。 |
国連がイラクに行っても 絶対に自衛隊を派遣したり資金援助 絶対反対。 日本を敵とみなしている国連に何で 協力してるの。 いざというとき絶対に日本を助けてくれない。 国連に対する税金の垂れ流しを止めてもらいたい。 |
▼馬鹿正直さん:こんにちは、横からごめんなさい。 >蛇足ですが、イラクの人々なんて人種はいません。 >それぞれ対立するグループ、部族が存在するだけです。対立するグループ、部族がうまくイラクを統治できますか。出来るとしたらそれこそが究極のノウハウです。 >ぜひ米英に教えてやりましょう。 教えていただければ幸いです。 国連の意思として、イスラム教(スンニ派、シーア派)にイラクの統治を相談するという形をとったとしても、イラクの混乱は収まる事がないのですか? もしそうなら、それはどういう情報ソースを利用しての、どういう論理からの結論なのでしょう? 蛇足ですが、私のスタンスは自衛隊撤退云々よりも、イラクが米国の思いどうりになってはならないと思っています。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >国連の意思として、イスラム教(スンニ派、シーア派)にイラクの統治を相談するという形をとったとしても、イラクの混乱は収まる事がないのですか? > もしそうなら、それはどういう情報ソースを利用しての、どういう論理からの結論なのでしょう? 論理と言うほど科学的に分析した結論ではありません。ですから、皆さんのアイデアをお伺いしているしだいです。 ただ、おっしゃるように「イスラム教(スンニ派、シーア派)にイラクの統治を相談するという形をとったとしても、イラクの混乱は収まる事がない」のは相談しても対立する意見しか出てこなかったからだと見ています。 イスラム教国で民主化がうまく機能している国は少ないですね。イスラム教徒にとって自分の信じている宗派の教えを守ることが優先順位の第一です。家族より、仕事より、政治よりも優先します。厄介なことにその宗派がたくさんあるのです。 イスラム教は民主化になじまない宗教なのかもしれません。私はイスラム教に関する知識を持っているわけではありませんので、この程度のことしか言えません。 民主化が比較的うまく行っているイスラム教国にマレーシアがあります。マレーシアの人たちは中近東のイスラム教国の民衆よりははるかに経済的に豊かです。経済的な豊かさこれがキーワードになるような気がします。 私も含め、日本人は宗教についてあまり知識がありません。イスラムの専門家がこの掲示板に参加してくれるのを切望するしだいです。 |
▼馬鹿正直さん:有難うございました。 >論理と言うほど科学的に分析した結論ではありません。ですから、皆さんのアイデアをお伺いしているしだいです。 >ただ、おっしゃるように「イスラム教(スンニ派、シーア派)にイラクの統治を相談するという形をとったとしても、イラクの混乱は収まる事がない」のは相談しても対立する意見しか出てこなかったからだと見ています。 >イスラム教国で民主化がうまく機能している国は少ないですね。イスラム教徒にとって自分の信じている宗派の教えを守ることが優先順位の第一です。家族より、仕事より、政治よりも優先します。厄介なことにその宗派がたくさんあるのです。 >イスラム教は民主化になじまない宗教なのかもしれません。私はイスラム教に関する知識を持っているわけではありませんので、この程度のことしか言えません。 >民主化が比較的うまく行っているイスラム教国にマレーシアがあります。マレーシアの人たちは中近東のイスラム教国の民衆よりははるかに経済的に豊かです。経済的な豊かさこれがキーワードになるような気がします。 >私も含め、日本人は宗教についてあまり知識がありません。イスラムの専門家がこの掲示板に参加してくれるのを切望するしだいです。 私はアラブの国々はイラクを除いて取り敢えず、混乱していないと思っていたのですが?例えば、イラン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア等、それらの国々の国内は一つに纏まっていないのですか? 貴方のような考えを聞いたのは二度目です。それまで私はアラブの問題は全て、パレスチナ問題に収束すると思っていました。それ故、米国に思いどうりにさせてはならないと思っていたのです。 |
もう米英が出て行ったら混乱が収まる、収まらないの状態ではなくなってきている。米国を中心とした「有志連合」も崩れ始めてきた。スペインに続き、ホンジュラスが派遣部隊の撤退を表明し、タイ、フィリピンなども検討中だ。 未だに戦争理由だったイラクの大量破壊兵器は発見されていない。米英両政権は最初から「フセイン政権打倒」で情報操作したとの疑惑が出てきている。 「国連の合意を得ずに単独で大規模戦争を発動し、一般市民一万人を含むイラク国民一万六千人を殺害。国際法に反し劣化ウラン弾、クラスター爆弾などを使用し、深刻な環境汚染も招いた。」米英こそテロ国家だ。イラク人が怒るのはあたりまえ。 ファルージャでは地獄だ。米軍に完全に包囲されて、人々は遺体をサッカー場に集め、グラウンドを掘って埋めている。米軍の包囲で郊外にある墓地へ運びこめないためだ。米軍のファルージャ攻撃で、子供や老人を含め、もう600人ものイラク人たちが殺された。その無差別攻撃はベトナム戦争で起きたソンミ虐殺の地獄的光景だ。 そして我が自衛隊は、アメリカがつくり出すその地獄に積極的に手を貸している...クウェートを拠点にイラクへの物資輸送にあたる航空自衛隊が、武器を携行する米兵を輸送していたことが解った。いくら復興支援だと強弁しょうと、イラク人の目からみれば『日本はアメリカの手下』と見えるのだ。 今イラク全土に反米闘争が拡大、治安が憂慮されてる。治安維持には、兵力は1000人あたり10−20人、総勢少なく見て23万最大で46万人ぐらい要すといわれ、それ兵力をアメリカはイラクに駐留させる力はない。国連の枠組みでしか解決方法はない。イラクの治安は深刻さを増す一方だ。さすがの米国も、国連を全面に立てての主権移譲へと方針転換した。もう米英の手に負えないのだ。ブッシュが国連に駆け込み、助けを求め始めた。屈辱的だろう。 |
馬鹿正直さん。 私も日本が今後100年を決める岐路に立っていると思います。 私も少し前まで同じ考えでした。どこから変わったかというと、イラクの学生300人のデモからです。 しかし、どこの国でもこのころは血気盛んな訳だから、これすなわち民意とは言えません。ただ、報道を見ていると”外国人は出て行け”と見れるものだから、だったら自衛隊が体を張って命をかける必要は無いと思ったまでです。 もともとの考えは、水道や学校よりもまずケガ人の救護をし(医療技術も医薬品も豊富にある)イラク人の心の掌握をする。 次に、学校やインフラ整備に取り掛かる。 これにより日本のイメージ及び自衛隊の体制と言うものが内外に発信されるのです。 当然危険が伴いますが、先のイラク人の心の掌握が出来ていれば、イラク人が味方してくれ、ゲリラの情報等危険を早めにキャッチでき最小限の犠牲で済むのではないか との思いです。 いずれにせよ、この21世紀に、日本がいつまでも米国のポチでいるか、はたまた、自立した国家であり経済大国としての使命を真の意味で果たせるのか重大な局面であると考えます。 |
▼氷山さん: 「去るも地獄、残るも地獄」こんなフレーズがぴったりなのがアメリカ軍ですね。 同じ地獄でも去ってしまえば奈落のそこが抜けた地獄です。残って踏ん張れば地獄で光明をみいだせるかもしれません。アメリカは残る地獄を選択するでしょう。 アメリカの地獄に付き合うのか、引き上げて汚れた手をきれいにして知らん顔をするのか、日本の選択です。 私は引き上げる自衛隊を非難するつもりは毛頭ありません。さしあたりその方が賢い選択に見えるからです。 ただ、アメリカを見限って引き上げる損得だけはしっかり自覚しておかなければなりません。あとで泣き言を言うのだけは見苦しいので止めてほしい。 引き上げないでイラクで活動を続ける選択肢も同時に検討してほしいのです。引き上げない方が長い目で見た日本の国益に沿うのではないかとの局面を日本の国民が一度は考えた方が良いと信じるからです。引き上げない局面を十分考察したうえで、やっぱり引き上げようと結論を出すのであれば、それはそれで日本の選択です。 勉強不足で「平和憲法」を持っている国が日本以外にあるのかどうか知らないままこの文章を書いているのですが、平和憲法なんて国際社会では誰も信じていないでしょう。あまりにも現実離れだからです。 現実離れした平和憲法を国際社会の紛争の地にあって実践しようとしているのが日本ですよ、こんなメッセージを発信できる稀有のチャンスなのです。 右だ左だって不毛の議論をする前にこのチャンスを生かすためにはどうしたらよいのか、こんな議論が広まることを祈念します。 |
またく同じ思い。 日本は核装備して北朝鮮の核テロ の抑止力を持たない限り永久に アメリカのポチでいる以外選択肢はないでしょう。 政権交代でアメリカがすべてを国連に託して モンロー主義に帰ったくれたら日本も 楽できるのに。 ほんとにイラク人はアメリカが総引き上げ することを望んでいるのですかね。 それで国連軍にアメリカ軍を提供 アメリカも役に立たない国連ために 自国民軍隊の犬死はさせないでしょう。 |
アメリカはイラクであと何千人殺したら引き揚げるのだろうか。 日本はこんな国に追随していて大丈夫か。 |
▼半体制さん: > アメリカはイラクであと何千人殺したら引き揚げるのだろうか。 >日本はこんな国に追随していて大丈夫か。 半体制さんはどこの国に追随するのが良いとお考えですか。 あるいは、どこの国にも追随せずにやっていける方法をお持ちですか。 |
アメリカとの協調関係は大切だ。だが横路議員は次のように言っている。 日本は一体どう進むのがいいのだろう? 年寄りの私には解らない。 . 「早く撤退すべきだ。小泉首相も撤退という選択肢はみとめているが、現政権では難しい。民主党が政権を取れば当然、撤退に向けた措置を取る」 「米国は毎年のように、世界のどこかで武力行使をしている国だ。今回の事態が既成事実化すれば、日本は米国が起こしたあらゆる戦争に参加しなければならなくなる。自衛隊の任務は専守防衛だ。首相は日本が戦後58年間、積み重ねてきた原則を踏みにじった。」 「首相はブッシュ大統領と心中するつもりのようだ。心中するのは勝手だが、自衛隊と国民を道連れにしないでほしい」 2004年2月21日 東京新聞「私の視点」で横路孝弘議員の発言 |
「さよなら」と言いながら、未だにカキコしてますが…。 反対体制さん、アメリカはこの一年で、トマホークミサイルを何百発(千単位かもしれません)もイラクに打ち込んで武器を消費しています。戦争終結宣言をしていながら(とりあえずかな?)、治安維持とテロリスト撲滅を理由に、動くものは全て標的にするという行為を繰り返しています。妊婦を運ぶ救急車ですら攻撃しました。ファルージャは相変わらず包囲されているそうです。現地報告集会でも聞きました。 2〜3日前、名前も覚えられないくらいおぞましい(私にとって)米政府要人が、「(…1ヶ月間で)米兵の戦死者は100人だが、テロリストを1000人討伐した。云々」と言う公式発言を耳にしました。血が逆流しました。妊婦も子どもも、老人も病人もイラクの民全員がテロリストという定義なのでしょうか。ヒロシマ市民もナガサキ市民も、東京都民も、その他地方都市の市民は、全て戦士予備軍および軍属として、殺戮されたのか!?とアフガニスタン、イラクの現状を考えるとき一緒に浮かんできます。 米国が行っていることは、侵略行為。大儀を掲げたテロ。目先の利権のみ考え、追従した日本の現政府の「あやまち」は、後何年かすれば明確。それを支持し、日常恩恵に与かる私たちの「責任」も。私たちも間接的にテロの一味ということか!?色んな事実を知っても、古今東西の善悪の判断に照らし合わせても、「悪」に加担することを選ぶのは何故か…。高邁で高尚な論理の構築可能な方々が? このようなことは、今まで、ここで散々皆さんが意見されていました。私はいいかげんに端折った意見を、ジャンクに焼き直したに過ぎません。多量の情報の、細かいことの是非は私の頭で理解不能。ただ切実に平和を望んでいる観点から書き込みました。補欠選、7月の参院選でどのような結果になるか不安です。 「現米国追従は決して幸福にはなれない。日本も世界も。米国自身ですら。」と声を大にして言いたい。(耳を貸してはもらえまいが。)きれいごとではなく、この戦争早期終結のためにも、私たちがしなければならないことは明確だと思います。 |
▼ぬっら・えぬっらさん: 半体制 そして 平和さん しつこいようですが、あえてお伺いします。 >「現米国追従は決して幸福にはなれない。日本も世界も。米国自身ですら。」と声を大にして言いたい。(耳を貸してはもらえまいが。)きれいごとではなく、この戦争早期終結のためにも、私たちがしなければならないことは明確だと思います。 とおっしゃっていますが、今私たちが「具体的に」しなければならないことは何なんでしょう。 米英軍の即時撤退を要求することですか。それがイラク問題を解く回答なんですか。 |
▼馬鹿正直さん: >今私たちが「具体的に」しなければならないことは何なんでしょう。 >米英軍の即時撤退を要求することですか。それがイラク問題を解く回答なんですか。 今私たちが「具体的に」しなければならないこと。 イスラム世界のみならず、世界中から見て、「ブッシュのポチ国家」と思われない ことが重要です。 そのためにも7月の参院選で自公を大敗させて、小泉政権を崩壊させることです。 そうすれば「有志連合」はドミノ倒し的に崩壊し、米英は撤退せざるを得ない でしょう。 そうすれば、ブッシュ大統領が目論むような、「形だけ国連主導・実際は米国 主導」という、石油・復興特需・中東への派遣という目論みも消え、本当の意味 での「国連主導によるイラク復興」がなされるでしょう。 |
「中東への派遣」ではなく、「中東への覇権」でした。 すみません。 |
▼森下 泰典さん: >そうすれば、ブッシュ大統領が目論むような、「形だけ国連主導・実際は米国 >主導」という、石油・復興特需・中東への派遣という目論みも消え、本当の意味 >での「国連主導によるイラク復興」がなされるでしょう。 良くわかりました。今「具体的にやること」は7月の参院選挙なんですね。ご健闘を祈ります。 もうひとつ質問があります。「国連主導によるイラク復興」はどのように行われるのでしょうか。国連軍が治安を維持するのでしょうか。あるいは、武器を持たない国連がイラク復興を担うのでしょうか。 私は国連に「国連軍」を組織する能力はないと判断しています。百歩譲って国連軍が組織されたとして、イラク国内のシーア派、スンニ派あるいはクルド族といった利益の相反する集団と対峙したとき、国連軍は銃をその人たちに向けるのでしょうか。仮に銃を向けるのであればいまの米英軍とどのような違いがあるのでしょうか。 |
▼馬鹿正直さん: >もうひとつ質問があります。「国連主導によるイラク復興」はどのように行われるのでしょうか。国連軍が治安を維持するのでしょうか。あるいは、武器を持たない国連がイラク復興を担うのでしょうか。 > >私は国連に「国連軍」を組織する能力はないと判断しています。百歩譲って国連軍が組織されたとして、イラク国内のシーア派、スンニ派あるいはクルド族といった利益の相反する集団と対峙したとき、国連軍は銃をその人たちに向けるのでしょうか。仮に銃を向けるのであればいまの米英軍とどのような違いがあるのでしょうか。 以前紹介した「米イラク統治の崩壊★田中宇の国際ニュース解説」 http://www.creative.co.jp/top/main1265.html に、米英による占領が、逆に、あなたの言う「利益の相反する集団」を「反米」で 団結させている、というくだりがあります。 結果的に、現在の反米レジスタンスが、将来の「イラク人の団結」への道しるべと して、希望の道しるべを見せている、と考えます。 米英撤退後、いますぐに「イラク人による、イラク人のための政府」を作るにせよ 国連による復興を経過してからにせよ。 なお、「国際ニュース解説」からの当該部分は、以下の通りです。 ///////////////////////////////////////////////////////////////////////// フセイン政権の崩壊以来「イラク人」という単一性を失い、宗派や部族間の対立に終始していたイラクの人々は、ここに来て「反米」という軸を得て一気に団結した感がある。この見方は欧米などのマスコミで広く報じられ出しているが、これは過去のナショナリズム運動の再来を期待するリベラル的な幻想かもしれず、一時的な現象に過ぎない可能性もあるが、米軍が不利になっている政治的、軍事的な現実を見ると「イラク人の団結」は、あながち幻想ではない感じがする。 |
▼森下 泰典さん: >結果的に、現在の反米レジスタンスが、将来の「イラク人の団結」への道しるべとして、希望の道しるべを見せている、と考えます。 米軍が不利になっている政治的、軍事的な現実を見ると「イラク人の団結」は、あながち幻想ではない感じがする。 希望と幻想が私の質問に対する回答なんですか.......... |
▼馬鹿正直さん: >希望と幻想が私の質問に対する回答なんですか.......... 今の米英占領下での「絶望」よりは、ずっと、有益だとおもいますよ。 どうも貴方ははなから「イラク人に自治は早すぎる」と思ってる節があるので、 なんだか話が平行線に入ってしまっていますが。 これが、貴方に対する私の回答の全てですので。 |
▼森下 泰典さん: >▼馬鹿正直さん: >>希望と幻想が私の質問に対する回答なんですか.......... > >今の米英占領下での「絶望」よりは、ずっと、有益だとおもいますよ。 >どうも貴方ははなから「イラク人に自治は早すぎる」と思ってる節があるので、 >なんだか話が平行線に入ってしまっていますが。 > >これが、貴方に対する私の回答の全てですので。 そうですね、これ以上の議論は無駄なようです。 米英占領は「絶望」と考えていない馬鹿正直でした。 |
▼馬鹿正直さん: >米英占領は「絶望」と考えていない馬鹿正直でした。 では、餞別ついでに、(【4690】でも紹介されてますが)、 来日したイラク失業労働者組合(UUI、会員15万人)幹部アソ・ジャバール氏 (36)の声を。 「米国の軍事政策によってイラクは混乱している。自衛隊を含む軍隊は撤退し、 その上で民主政権を樹立すべきだ」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040425-00000071-jij-soci |
▼森下 泰典さん: >▼馬鹿正直さん: >>米英占領は「絶望」と考えていない馬鹿正直でした。 > >では、餞別ついでに、(【4690】でも紹介されてますが)、 >来日したイラク失業労働者組合(UUI、会員15万人)幹部アソ・ジャバール氏 >(36)の声を。 >「米国の軍事政策によってイラクは混乱している。自衛隊を含む軍隊は撤退し、 >その上で民主政権を樹立すべきだ」 >http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040425-00000071-jij-soci 私のほうからもアドバイスをひとつ:− URLを張るのはあくまでもreferenceでしかありません。「自己責任で」「自分の言葉で」自分の意見を述べましょう。 具体的に指摘してみます。 URLを紹介することで、森下さんは以下の質問に回答する責任も回避されておられるように見えてしまいます。 イラクの総人口は?(15万人の位置づけ?) UUIはイラクの総意ですか? UUIはシーア派、スンニ派、クルド族、その他のどれを代表していますか? UUIは「民主政権を樹立する」ための「具体案」を提案しましたか? (対案を出さない)反対のための反対なら小学生でも出来ます。 |
【4711】同記載 アメリカは「ならずもの国家」 元オランダ首相Dries van Agtがテレビ・ニュースNOVAで(VIDEOはこちら オランダ語だけ)オランダ政府はイラクからできるだけ早く軍隊を撤退させるべきだと述べた。 これは危険だからではなく、国連の委任の全くない違法な占領に参加しているからだとした。 彼はまた、アメリカとイスラエルが繰り返し、そして深刻に国際法をないがしろにしていると述べて、アメリカを「ならずもの国家」と呼んだ。彼はブッシュのイスラエル支援は無責任で正当性に欠けるとも言った。 Former Dutch Prime Minister Says U.S. Is Rogue State Former Prime Minister Dries van Agt said (in tv-news Nova - video only in Dutch) that the Dutch government should bring back its troops from Iraq as soon as possible, not because of the danger but because they are participating without any UN mandate in an illegal occupation. He also said that the US and Israel 'repeatedly and seriously' breach international law and calls the US a rogue state. He said Bush's support for Israel is 'irresponsible and unjust'. http://www.informationclearinghouse.info/article6083.htm しかし、小泉首相は、こうおっしゃっています。 ■『 どの国も国際社会も、「米軍、手を引け」という言葉は聞かれません 』 「イラク国民は米軍撤退を求めてない」「イラクから米軍は撤退せよ」というのは武装グループ以外は言ってない(内閣記者会=産経) 参照記事 http://counternews.blogtribe.org/entry-830899fb1b155eb90984307aaa9aacc5.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■でも、河野衆院議長は、イラク派遣で日本の国会の「弔い合戦ムード」が心配だといい次のように語りました。 「外交官殺害事件で『弔い合戦をやるんだ。さあ行け』と、あおっているような感じが一部にあり、心配だ」と懸念を示した。 河野氏はまた、国会内でも戦後世代が多数を占めるようになったことを紹介し、「戦前、戦中のことを相当しっかり勉強してほしい。最近の時勢や風潮に乗っての発言には、多少の不安を感じざるをえない」と苦言を呈した。武器輸出三原則の見直しや、日本による先制攻撃や核武装容認論などを例示。 ちなみに、この河野衆院議長の発言を掲載してあった記事がきれいに消されているようですね。 ↓ 参照 @「弔い合戦ムードが心配」 イラク派遣で河野衆院議長 http://www.asahi.com/politics/update/0122/014.html A河野洋平衆議院議長が講演 外交官殺害事件との関連では、「一部には弔い合戦をあおっているところを感じて心配だ。9・11(米中枢同時テロ)以降、世界は変わったと考えるか、基本的に世界は変わっていないと考えるか、報復をするのが一番良い方法なのか、ほかに方法があるのか、考えることが大事だ」と懸念を表明した。 若手の国会議員などから核武装や先制攻撃を容認する意見が上がる最近の状況については、「新しい意見は否定はしないが、今までの長い国会論議の積み上げを踏まえることが必要だ」と指摘。先の総選挙後の国会の状況については「民主党は戦後生まれが75%を占め、自民党は52%。若い人が増えたのは改革を進める上ではプラスになると思う」と評価する一方、「先の戦争を知らないことに多少の不安を感じる。若い人にはしっかり歴史を勉強してほしい」と注文を付けた。 http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw04012361.html B 河野衆院議長が米のイラク対応批判 | 政治 | So-net ... http://www.so-net.ne.jp/news/yomiuri/politics/html/20040416ia22.html *「日本経済新聞」は記事が残ってました。 http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt69/20040122AS1E2200222012004.html ---------------------------------------------------- ■イラクから撤退した国、撤退を正式表明、撤退検討中の「米英占領軍に協力した有志連合国」の一覧(4/25現在)■ ニカラグア(115人) 撤退済み シンガポール(200人) 撤退済み スペイン(1400人) 撤退中 ドミニカ(300人)来週中に撤兵決定 ホンジュラス(368人) 撤退方針決定 ニュージーランド(61人) 撤退方針決定 ポーランド(2400人) 戦闘参加拒否 ウクライナ(2000人) 戦闘参加拒否 ポルトガル(2400人) 撤退方針検討中 フィリピン(270人) 撤退方針検討中 タイ(473人) 撤退方針検討中 エルサルバドル撤兵の検討を始めた模様 ■参照■ 米、14カ国に支援継続を要請 撤退相次ぐイラク派兵 http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200404210219.html スペインのサパテロ首相が18日に、イラクに展開している1400人のスペイン軍を できる限り早く撤退させると 表明したのに続いて、19日にはボノ国防相が 撤退を実際に開始した事を 発表しました。 http://news.tbs.co.jp/20040420/headline/tbs_headline946045.html スペイン国防相、イラク駐留部隊の撤退作業始める http://www.asahi.com/special/spainbombing/TKY200404200124.html Spain PM orders Iraq troops home Spain's new prime minister Jose Luis Rodriguez Zapatero has given orders for Spanish troops in Iraq to be brought home in "as short a time as possible". http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3637523.stm ノルウェー、駐留継続せず 米要請を外相拒否−−6月末、撤退 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040424dde007030064000c.html “米同盟国のホンジュラス”イラクから370人の部隊を撤退させることを検討 中米における米同盟国のホンジュ議会首脳らは、最近の一連の武力衝突を受けて同国部隊の安全に対して懸念を表明してきた。 http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=54ADNUBAIQBBECRBAEZSFEY?type=topnews&StoryID=4871335 |
航空自衛隊が、武器弾薬を携帯した米英連合国軍の兵士を輸送していたとの記事です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 空自、米軍兵士を輸送 【クウェート=桜庭薫】イラクへの物資空輸に当たる航空自衛隊の津曲義光・航空幕僚長は8日早朝(日本時間同日午前)、クウェートで記者会見し、空自のC130輸送機で米軍など連合国軍の兵士を輸送したことを明らかにした。武器・弾薬を単体では輸送していないが、他国兵士が携行可能な武器・弾薬を運んだことで、イラク派遣の自衛隊の活動範囲に関する議論が再燃する可能性がある。 津曲空幕長は携行可能な武器の範囲として、小銃や拳銃を挙げ、重火器は含まれていないとした。 3月3日の初飛行以来の輸送実績について、空自駐留先のクウェートからイラク南部のタリル空港に向けて約20回に渡って人道支援物資を中心に空輸したことを明らかにした。 イラクの治安悪化には「空自が飛行するイラク南部は危険が差し迫っているとはみていないが、いつそうなるとも分からない」と答え、活動継続に支障がないとの認識を示した。ただ、バグダッド、キルクークなど南部以外に飛行するには「ロケット弾などの脅威があり、飛べる状況ではない」と述べた。 (12:15) http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040408AT2M0801A08042004.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 武器弾薬を携帯している兵士を、空自はC130輸送機で運んでいたわけですから、これは、兵站活動(軍事行為)にあたり、人道復興支援とはいえないと思います。 イラクの人々から、自衛隊は、アメリカに協力する占領軍といわれてもしょうがないですね。実際、アメリカ(占領軍)の兵站をしていたわけですから。 それに、ブッシュは何回も全世界に向けて、自衛隊をCoalition Group(連合国)と連呼してスピーチを繰り返してきています。 中東諸国や、その報道などは「自衛隊は人道復興支援のためにきた」とする小泉首相の説明に対し、日本では通っても、こちらでは通らないと、当初から言われ続けてきていました。 小泉首相の無理な説明は、現地の人たちからみれば、最初から、破綻しているのです。中東諸国と日本はよい関係をこれまで(企業やNGOなのにより)築いてきたのに、残念だと思うのを否めません。 |
「イラクの治安秩序は全く無い状態で、外国軍の占領が根本的な原因」と訴え、「自衛隊のイラクからの撤退」を求めました。 来日したのは、イラク失業労働者組合「UUI」海外代表のアソ・ジャバ―ルさん(36)で、神戸市内で日本の支援者とともに会見を開きました。UUIは、去年、およそ20人のメンバーで発足したイラクの労働組合で現在の組合員は25万人を超えているといいます。アソ・ジャバールさんは会見で「イラクの失業率は現在70パーセントを超えている」とイラク全土に広がる失業の深刻さを述べ、多くの市民が戦争の犠牲となっていると訴えました。また「イラクの治安秩序は全く無い状態で、外国軍の占領が根本的な原因」と訴えました。アソ・ジャバールさんは日本に10日間滞在し、大阪や広島、東京などで集会に参加して占領軍のイラクからの撤退を求める予定です。 http://www.ktv.co.jp/news/date/20040424.html KTVニュース関西版 これほどイラクの人に迷惑をかけて嫌がられているのに、日本政府官僚だけが「イラクの人の平和のための人道支援」と言い張る向こう側にみえるものは、自衛隊派遣をきっかけに、法成立、改正し、海外派兵できる国にしようとしているからでしょう。 |
JMM より以下抜粋 『from 911/USAレポート』 第140回 「自衛隊は即時撤退しても日米同盟は壊れません」 ■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住) 今回の派兵はあくまで「戦後の破壊されたインフラを整備する人道支援」という目的のものです。その「戦後」が改めて「内戦」に事態が変わるのなら、そして今日付でイラク国内からの日本人民間人の退避勧告が出たように、人道支援などできる条件が失われたのなら、自衛隊は駐留を続ける理由すら失ったと言えるのです。 では、自衛隊が撤兵の判断をした場合に日米同盟はどうなるでしょう。私は全く問題はないと思います。まず、第一に、CNNのアンドレア・ミッチェルが報告しているように、今回のファルージャの騒乱、更にはその動揺が南部にも波及しており、各国軍が引き始めているということは十分に伝えられています。その流れの中では、仮に自衛隊が引いても何ら不思議はありません。 第二に、アメリカ世論には自衛隊のサマーワ派遣のことは知られていません。日本の外交官や政治家は、ワシントンへ行けば「日本はもっと自覚を持って自主防衛を」とお説教されるので、それがアメリカ世論を代表していると思っているのでしょうが、完全な間違いです。 アメリカ世論の多数の日本観は次の二つです。年輩の保守的な人は、いまだに真珠湾の騙し討ちをした悪い国だが、その後はアメリカと仲良くしているから許す、ハイテクや自動車で頑張っているのもここまでやったのだから感服する、というような感覚です。彼等は、「日本軍の亡霊」が歴史の彼方から表れたら、むしろ不愉快に思う層だと思います。 今回のヤンキースの日本訪問に当たっては、球団の専門チャンネル「YESネットワーク」が「野球が結ぶ日米」という特番を何度も何度も流していました。先週お伝えした通り、ベーブ・ルースを含むオールスター軍団の1937年の訪日と、沢村栄治との伝説の名勝負に始まる「感動的な日米友好史」です。ですが、一点、その軍団と共に来日したメンバーが、その後日本に残って大戦直前の日本で「インテリジェンス」の活動をしていたという紹介がありました。 要するに日本との決戦に備えてスパイをしていたというのです。「そのスパイ行為が良いことだ」という文脈で紹介されていた内容からして、まだまだ戦争の記憶は消えていないのだと知らされます。ある年齢層、そしてある種の政治的な立場からすれば、日本はいつまでも「旧敵国」であって、その軍事的拡大は決して歓迎されるものではないのです。 もっと若い世代、それこそアニメやマンガ、日本語に日本食、と骨の髄まで日本大好き、というような層はどうでしょう。例えば『キルビル1』などという「チャンバラ映画」が絶賛されるのだから、日本の武道や血なまぐさい文化も歓迎され、自衛隊の活躍やら「勇気」がもてはやされるのでしょうか。『ラスト・サムライ』はどうでしょう。 こちらも逆なのです。『ラスト・サムライ』は「天皇に背いた」から正義だとされるのです。『キルビル』は完全なアート系の趣味的映画ですから、見る人は「パロディ」が分かる教養層です。この人達は、リベラルな感性を持っていて、日本文化がアメリカの西部劇的な文化とは違う、つまり「殺し合い、名誉の奪い合い」というような下品なことを「しない」日本文化が大好きなのです。 アメリカの映画ファンが黒澤明監督の『七人の侍』や、北野武監督の『ソナチネ』などを絶賛するのも、そこにある「正義」なり「破滅」が、荒っぽい強者の論理ではなく、繊細な弱者の矜持を訴えるものだから支持しているのです。アメリカ文化にはない立派さを、そこに見いだしているからなのです。 今回のファルージャでの市街戦という事態を受けて、ラムズフェルド国務長官は「同盟軍(コアリション)の意志(ウィル)が試されている」などという不敵な発言をしています。要するに、アメリカに反抗するものは叩くというのです。同盟軍の中で、兵を引くものは「意志の弱い」ものなのだ、そんな脅しとも言える発言です。 これに対しては、日本は堂々と自衛隊を引くべきです。胸を張って引き上げるべきです。アメリカの庶民は、誰も不思議に思わないでしょうし、大した悪感情も持たないでしょう。政治家のメンツは潰れます。ブッシュ=チェイニー=ラムズフェルドのメンツは潰れます。小泉=福田=石破のメンツは潰れるでしょう。ですが、それだけです、日米関係はビクともしないでしょう。 テロリズムの悪に屈するのではありません。悪の仕掛けた罠からは、堂々と距離を置くべきなのです。悪の敵になる道を選ぶのではなく、悪を憎むがゆえに悪を遠ざけることで間接的に悪の力を削ぐのです。この局面での撤兵は、紛争地全体の緊張と対立のレベルを上げるのではなく、下げるための積極的な行動なのです。 撤兵ではあっても消極策ではないのです。撤兵こそ戦略的な積極策なのです。動くべきです。決断の時です。手をこまねいて泥沼に入りつつあるブッシュ政権の外交政策とは一線を画すべきです。ここは兵を引くべきです。胸を張って引くべきです。今がそのタイミングです。 冷泉彰彦: 著書に 『9・11(セプテンバー・イレブンス)―あの日からアメリカ人の心はどう変わったか』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093860920/jmm05-22 http://ryumurakami.jmm.co.jp/ |
▼真の武士道さん: <政治家のメンツは潰れます。ブッシュ=チェイニー=ラムズフェルドのメンツは潰れます。小泉=福田=石破のメンツは潰れるでしょう。ですが、それだけです、日米関係はビクともしないでしょう。 メンツが潰れるのと、信頼関係が損なわれるのは直接関係ないのかもしれません。が、日米首脳間の信頼関係は自衛隊即時撤退で揺らぐことだけは間違いありません。普通そんな場面を指して「日米関係が揺らぐ」と表現するすると理解しています。 日米首脳間の信頼関係そのものに揺らぎが出たときでも「日米関係はビクともしない」とおっしゃる背景はなんでしょう。 |