Page 40 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼教育を創ろう・3 Ray 04/2/2(月) 20:47 ┣まとめレスですみません Ray 04/2/2(月) 20:54 ┃ ┗Re(1):まとめレスですみません 島根の渡し守 04/2/2(月) 22:44 ┃ ┗Re(2):まとめレスですみません ひまんじい 04/2/3(火) 9:30 ┣Re(1):教育を創ろう・3 ごきぶり 04/2/3(火) 11:40 ┃ ┣Re(2):教育を創ろう・3 ワクチン 04/2/3(火) 12:19 ┃ ┗Re(2):教育を創ろう・3 北の老兵 04/2/3(火) 14:37 ┣Re(1):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/3(火) 19:33 ┃ ┗Re(2):教育を創ろう・3 ひまんじい 04/2/4(水) 9:35 ┣Re(1):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/3(火) 20:37 ┃ ┣Re(2):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/4(水) 1:01 ┃ ┃ ┗Re(3):教育を創ろう・3 ワクチン 04/2/4(水) 7:49 ┃ ┗Re(2):教育を創ろう・3 ワクチン 04/2/4(水) 12:55 ┃ ┣Re(3):教育を創ろう・3 北の老兵 04/2/4(水) 20:54 ┃ ┃ ┣Re(4):教育を創ろう・3 オルトン 04/2/5(木) 0:11 ┃ ┃ ┃ ┗Re(5):教育を創ろう・3 北の老兵 04/2/5(木) 17:20 ┃ ┃ ┃ ┣Re(6):教育を創ろう・3 海幸彦 04/2/5(木) 19:19 ┃ ┃ ┃ ┗Re(6):教育を創ろう・3 オルトン 04/2/5(木) 21:36 ┃ ┃ ┃ ┗Re(7):教育を創ろう・3 北の老兵 04/2/6(金) 11:24 ┃ ┃ ┗Re(4):教育を創ろう・3 ワクチン 04/2/5(木) 8:09 ┃ ┃ ┗Re(5):教育を創ろう・3 ひまんじい 04/2/5(木) 9:32 ┃ ┃ ┗Re(6):教育を創ろう・3 ワクチン 04/2/5(木) 13:09 ┃ ┃ ┣Re(7):教育を創ろう・3 北の老兵 04/2/5(木) 19:14 ┃ ┃ ┣Re(7):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/5(木) 21:22 ┃ ┃ ┃ ┗Re(8):教育を創ろう・3 海幸彦 04/2/5(木) 21:42 ┃ ┃ ┃ ┗Re(9):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/5(木) 22:18 ┃ ┃ ┃ ┗Re(10):教育を創ろう・3 海幸彦 04/2/5(木) 23:10 ┃ ┃ ┃ ┗Re(11):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/6(金) 1:37 ┃ ┃ ┗Re(7):教育を創ろう・3 ひまんじい 04/2/6(金) 9:25 ┃ ┃ ┗Re(8):教育を創ろう・3 北の老兵 04/2/6(金) 11:04 ┃ ┣Re(3):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/4(水) 20:59 ┃ ┣Re(3):教育を創ろう・3 団塊党 04/2/4(水) 21:20 ┃ ┗Re(3):教育を創ろう・3 なお 04/2/4(水) 23:03 ┗「徹子の部屋」を見て 北の老兵 04/2/6(金) 16:04 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 教育を創ろう・3 ■名前 : Ray ■日付 : 04/2/2(月) 20:47 -------------------------------------------------------------------------
スレッドが長くなってきましたので新しくします。 前のスレッドの書き込みへのレスをこちらにお書きになる際は、 元の書き込みの番号をお書きくださるとわかりやすいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
【327】>Tuttiさん レスありがとうございました。 『自省録』は私も好きでときどき読み返しています。 【328】>島根の渡し守さん こんばんは。 先日は生意気なことを書いてしまったと反省していましたが、 渡し守さんのレスを読んで、 「勉強(新しいことを知ること)」は本来楽しいものだということを 先生方が子どもたちに教えることも大事なことだとあらためて思いました。 お仕事お忙しいことと思いますが、 心の余裕を忘れない素敵な先生でいらしてください。 ありがとうございました。 |
▼Rayさんへ 「自省録」、昨日松江の本屋に買いに行ったら、在庫がなかったので、今日自宅近くの本屋に注文しました。読んで、息子にエラソウな顔をしてやるぞ、と今から楽しみにしています。 ▼皆さんへ どなたかが、現役の教師や子育て中の主婦の投稿が少ない、と嘆いておられましたが、「老人党」なんだから無理もないのじゃないかと思います。ただ私はなだいなださんが「老人党宣言」に、若い人も大歓迎、若い人だっていずれは老人になるのだから、と書いておられたのに賛成です。 女だから感情的、男だから論理的(?)と決め付けるのには反対です。私は女で、論理よりも感情に信頼をおいてますけどね。私がそうだからといって、女がみんなそうだとは言えないでしょ。個人個人の顔を思い浮かべれば、「女はあつかいにくい」なんて、いちがいには言えないと思います。 年齢を重ねれば、その分多くの人に出会うわけで、老人ほど「決めつけ」や「偏見」から自由であってほしいと思いますが、これも「老人は考え方が柔軟」という決め付けですかね。 |
島根の渡し守さん こんにちは。 私の飲み屋で体験した暴論?に対し返信いただきありがとうございました。心優しき方で、そっと諌めていらっしゃるようですが、男と女を論理的か感情的か、マルかバツかの議論を吹っかけたつもりはありません。一部だけ見て全体を断定するな、と仰るわけですが、大雑把な人間ですから相対論はぶったつもりではあります。いきなり「男は論理的」というくだりでまず腰が抜けんばかりでした(妻もそうですが、ホントにそんなこといったかしらと思って即チェックしてしまいました)。飲み屋での暴論(小生は大いに感ずるとこはあります)もありますが、それにも一理あるとして学校運営の参考にはなりませんか、というような意味です。釈迦に説法ですが、それもすべて受け売りの知識ですが、フレデリック・ニーチェの「ツァラトゥストラはこう語った」(リヒャルト・シュトラウスの交響詩としても有名ですね)で、人間の一生を、ただひたすら模倣におく「らくだの時期」と世の中にアピールする「ライオンの時期」と最後の悟りの境地「小児の時期」に分類しているそうです。 |
こんにちわ。久々に登場です。初めての方はハジメマシテ。後1ヶ月ちょっとで18歳&高校卒業のごきぶり♀です。このスレは教育系ですよね? 定時制高校が減っていることについて、老人党の皆さんの意見が知りたいです。 私の高校も夜間・昼間定時制と通信制と単位制があり、入試は一応ありますが、学習意欲があり保護観察処分中でなければ大抵の人は入学できます。単位制・通信制は卒業するのはなかなか難しいです。大抵の人が他の高校中退しているか、私のように中学に行ってなくて中学からストレートでこの高校に来ます。私は単位制なので大学のように自分で授業を選択・登録してきました。授業時間がみんな違うのでクラスはなく、遠足なども申し込み制で参加義務はありません。校則が校内禁煙・土足厳禁だけなので他の高校の人には羨ましがられますが、かなり厳しいです。私は必修だった現代社会をテスト直前に休み過ぎと雪で来なかったバスのために落としました。一応大検で取り戻しましたが。 私は、自分の頭で考える高校生が増えると困るから定時制高校が減っているのだと思います。単位制は逆に少ないので、単位制の数を増やして質を悪くしようというのが今の文科省の政策です。 小泉首相が宮崎県の高校3年生が武力に頼らないイラク復興支援を求める5358人の署名を提出したことについて「よくイラクの事情を説明して、なかなか国際政治、複雑だなあという点を、先生がもっと生徒に教えるべきですね」と述べたそうです。この小泉政権は自分の頭で考える子供を、学校では育てていません。だったら誰が育てるのだと思いますか? 久々の登場で長文ゴメンナサイ。 |
文科相は、高校の公民の学習指導要領で日本の安全保障の問題を理解させるよう明記されていることなどを挙げ、「自衛隊が何の目的で行くのかを高校生なりに理解してもらう必要がある。(派遣の)法的な根拠もあり、事実に基づいてきちっと教えてもらいたい」と述べた・・・ 現場の先生はこのような問題に対してどう生徒に説明するのでしょうか |
▼ごきぶりさん: >こんにちわ。久々に登場です。初めての方はハジメマシテ。後1ヶ月ちょっとで18歳&高校卒業のごきぶり♀です。このスレは教育系ですよね? >定時制高校が減っていることについて、老人党の皆さんの意見が知りたいです。 お元気でなによりでした。私の姪と同い年なので忘れません。 >私は、自分の頭で考える高校生が増えると困るから定時制高校が減っているのだと思います。単位制は逆に少ないので、単位制の数を増やして質を悪くしようというのが今の文科省の政策です。 >小泉首相が宮崎県の高校3年生が武力に頼らないイラク復興支援を求める5358人の署名を提出したことについて「よくイラクの事情を説明して、なかなか国際政治、複雑だなあという点を、先生がもっと生徒に教えるべきですね」と述べたそうです。この小泉政権は自分の頭で考える子供を、学校では育てていません。だったら誰が育てるのだと思いますか? >久々の登場で長文ゴメンナサイ。 そう、あなたのように自分の頭できちんと考える人が増えると、今の政権に取っては都合が悪いのでしょう。 これじゃ現場の教師も大変ですね。 我々大人がもっとしっかりしなければいけないと、改めて思った次第です。 |
▼ひまんじいさん(368): >次回は大真面目に団塊党さんに絡んでみたいと思っていますのでどうぞ宜しく。 ひまんじいさんならとことん議論しても決裂などしなくてすむような気がします。 こちらこそよろしくお願いします。 |
>>次回は大真面目に団塊党さんに絡んでみたいと思っていますのでどうぞ宜しく。 > >ひまんじいさんならとことん議論しても決裂などしなくてすむような気がします。 >こちらこそよろしくお願いします。 どうも恐れ入ります。偉そうなここと言っちゃってからしまったと思ったのもあとの祭り。 そのことについては練りきれておらず、多分出しても自分自身消化不良のままになってしまうでしょう。申し訳ありませんがもう少し後にさせてください。 島根の渡し守さん こんにちは。 もう少し話させてください。(412)の後段のくだりで、だからなんなのさ、と言われればそれまでのことなんです。偉い哲学者のおひとりが人生をそんな風に便宜付けておられる、というだけのことです。 男と女の優越性についてあえて踏み込ませていただきますが、 「女の方が、知的能力を生きることの上に役立てるという点では、男よりはるかに上だ」 なだいなだ「あなたへの手紙」−娘の幸福のためのカルテ− 「人間は自分に甘く、他人に厳しいという、いかんともしがたい業を持った生き物なので、自分もあの人も、欠点だらけの弱い人間だという共通認識に立てないだけにすぎない。おんなよりもおとこのほうが、はるかに嫉妬深く、やっかみ根性に長けているが、これはじつは、女よりも男のほうが、自分に甘く、他人に厳しいという性質によるものだと私は思っている。」 宮本輝「ひとたびはポプラに臥す」 と2賢人も言っておられます。男としてなにか一矢をと思います。あくまで一般論だと思いますが、女はまじめで与えられたことをわりと常識という尺度でやり遂げられると思います。そこでお茶の水の哲学の土屋賢二先生曰く「このような厳しい正義感と使命感のおかげで、社会の秩序が保たれ、女の態度は居丈高になり、男はいじけ、われわれは合理的な生活を享受できるのである」(なんとなく飲み屋の話の一端が理解されるのでは?) ああ なんと! ここからが教養あふれるあなたの出番です。かつてラジオで介護のプロたる方が、対象者を「いとおしくて」という表現をされていました。男というものは、ガキと同じでかわいらしいものです。(こりゃ強引な我田引水だな) ついでに、私のような理屈っぽい親父の感じる教育の懸念についてやはり引用をして終わらせていただきます。 「知識というものにも、その機微というものはある。いまの学問は割り切れるところだけで学問をしているから、学問の喜びというものも生れない。情(こころ)が脱落しているからね。 情(こころ)を欠くのは、人間を欠くことだからな」 小林秀雄 「育児書の活字は、心のささえや、信頼すべき老人たちが教えてくれる たかのくくり方 まで教えてくれないのである。このことも、人間が人間に対する尊敬心をもつという原始以来の習性をうしなったための、大げさにいえば文明史的な不幸というほかはない。」司馬遼太郎 |
▼珍 源齋さん: >学歴無用の時代が唱えられても、日本社会では相変わらず・・・と云った処。 本来、権威には権威に能えするものが求められる処、レッテルやブランドが ものを云う社会・お国柄は外国からは異様に見られてる・・とのことです。 ○学歴を重視しすぎるのは良くないと私も思います。 でも学問をしっかりやってきた人が社会の中で認められるのは必要なことだと思います。 やらされる学問、単位を取るための学問ではなく、やりたくてやってきた学問はきっとその人の能力を高めているはずです。 知識ももちろん豊かなはずです。 そういう人は社会に出ても立派な仕事ができる、少なくともその条件は備えていると考えます。 学歴だけで判断するのは間違いですが、学歴は一つの重要な要素だと思います。 もちろん学歴などなくても有能な人はたくさんいます。 そういう人ものびのびと活躍できるような社会であって欲しいと思います。 >子供たちのお受験騒動やそれに纏(まつ)わる悲喜劇を見聞するにつけ 日本再生への新しい価値観の創造と云った観点からも・・意を決し改めなければ ならない・・日本の救いがたい高コスト構造の一端もこの辺りに有るのではないか・・? ○学歴がブランドになり、内容がないのにいかにも値打ちがあるような風潮はやはり弊害をもたらすと思います。 親を早期教育に駆り立てていきます。 しかし私は早期教育には反対です。 子供はその年齢でしかできないようなことを思う存分やることで成長していくのではないでしょうか。 幼時の頃には幼時の、少年期は少年期の一番自然な過ごし方があると思います。 長い目で見れば、早期教育は子供にとってプラスにならないと思います。 小さい頃は好奇心に満ちた時代。 塾に行かなくても親の姿勢次第で十分に勉強好きな好奇心に満ちた子供に育っていくのではないでしょうか。 塾で頭でっかちになるよりも、好奇心に満ちた心を養うことの方が大切だと思います。 |
432は珍 源齋さんの質問にほとんど応えていませんね。 学歴偏重という問題、それに伴う教育の高コストという問題の解決策は何かないのでしょうか。 |
東大の6割以上が年収1千万以上の家庭の子です。医学部の半分以上が親が医師です。 今は、税率も変わり、高額所得者がより裕福になる社会です。広く浅く税を取り、低所得者層がより厳しく生活をしなければいけない時代です。学歴も収入と比例していく時代です。このままでいくとより官僚化社会になっていくような気がします。森永さんの言っているようにより二極分化が着実に進んでいます。それもかなりスピードが速い。昭和30〜50年代の日本的社会主義の方がよかったのかもしれません。 |
>小さい頃は好奇心に満ちた時代。 >塾に行かなくても親の姿勢次第で十分に勉強好きな好奇心に満ちた子供に育っていくのではないでしょうか。 >塾で頭でっかちになるよりも、好奇心に満ちた心を養うことの方が大切だと思います。 好奇心に満ちた子にしたいんですけど、どうやったらいいのかわからないんです。 今の世の中で,子供たちが自立して生き抜いていく上でなにが必要なのか、何をどう教えていいのかがわからない。だから学校に任せる。とりあえず勉強していい学校目指す。 大人たちも将来がみえていない。だから子供の教育ができないんです。大人たちの目標もないんです。それが子供に影響しているんです。大人に夢がないから子供にも夢がありません。子供は全て大人の鏡です。 |
▼ワクチンさん: >好奇心に満ちた子にしたいんですけど、どうやったらいいのかわからないんです。 >今の世の中で,子供たちが自立して生き抜いていく上でなにが必要なのか、何をどう教えていいのかがわからない。だから学校に任せる。とりあえず勉強していい学校目指す。 >大人たちも将来がみえていない。だから子供の教育ができないんです。大人たちの目標もないんです。それが子供に影響しているんです。大人に夢がないから子供にも夢がありません。子供は全て大人の鏡です。 大人たちの目標がない、それが子供に影響する。それは確かに一面をついていますが、しかし、それは一種の”逃げ”じゃないですか? 現実に子供はそこにいるのです。そのような自信のない事を言う親の元に生れた子供は悲劇でしょう。 私たちの親はもっと悲惨でした。子供を食わすだけで精いっぱいです。特に何を教えるなどと考えていた訳じゃありません。 しかし私の兄妹は横道にそれる事もなくそれぞれ立派に自立しています。 何故か? 子供たちは親の必死な背中を見て育ったからです。 私は子供には徹底して読書をさせました。読書の面白さを知った子供は、親が心配するくらい読書に没頭します。読書を始めると親から言われなくても、将来の夢を持ちます。そりゃもうドンドン変わります。将来の夢は両手に余るくらいでしたね。 もう一つ参考になるかどうか解りませんが、私の家内の事です。我が家は熟にやるほどの余裕ありませんでしたので、小学生の頃は家内が問題を作り、学校からかえったらその問題を解くまで遊びにやりませんでした。子供はなんの文句も言わず当然と思ってやっていましたね。 ファミコン、ゲーム機の類いは与えませんでした。テレビのチャンネル権は私です。私の言う事は絶対です。口答えは許しません。私の教育方針は単純明快、隣の芝生は気にしない、間違いかも知れないが絶対的信念を貫く事。 勉強は特別強制はしませんでしたが、良く言って聞かした事は、、勉強しないで後悔しても勉強をして損をする事は無い。 また、勉強する事によって将来の選択肢(可能性)が拡がる、ホームレスから総理大臣までと。今から将来の事を決めるのは早い、今は将来の準備段階なんだからと。 私は営業だったので家を留守にする事が多かったが、その変わり休みの時は精いっぱいスキンシップをしました。 お陰で長男も長女も第一志望校に合格し、職業も自分の志望する職業につく事ができ、現在は2人とも結婚し、子供がいます。お笑いですが、我が子の子育ては、私が反面教師か全く正反対です。しかし、揺るぎない自信を持っているようですので、それはそれでけっこうな事だと思い、余計な口出しは絶対しません。 父親は父親の役目があるだろうし、母親は母親の役目があります。とにかく子供の顔色を伺うような子育てだけは止めましょう。 もっと親は自分の教育方針に自信を持ってほしいなあ。 |
北の老兵さん > 私は子供には徹底して読書をさせました。読書の面白さを知った子供は、親が心配するくらい読書に没頭します。読書を始めると親から言われなくても、将来の夢を持ちます。そりゃもうドンドン変わります。将来の夢は両手に余るくらいでしたね。 >>もう一つ参考になるかどうか解りませんが、私の家内の事です。我が家は熟にやるほどの余裕ありませんでしたので、小学生の頃は家内が問題を作り、学校からかえったらその問題を解くまで遊びにやりませんでした。子供はなんの文句も言わず当然と思ってやっていましたね。 >ファミコン、ゲーム機の類いは与えませんでした。テレビのチャンネル権は私です。私の言う事は絶対です。口答えは許しません。私の教育方針は単純明快、隣の芝生は気にしない、間違いかも知れないが絶対的信念を貫く事。 > > 勉強は特別強制はしませんでしたが、良く言って聞かした事は、、勉強しないで後悔しても勉強をして損をする事は無い。 また、勉強する事によって将来の選択肢(可能性)が拡がる、ホームレスから総理大臣までと。今から将来の事を決めるのは早い、今は将来の準備段階なんだからと。 > > 私は営業だったので家を留守にする事が多かったが、その変わり休みの時は精いっぱいスキンシップをしました。 > > お陰で長男も長女も第一志望校に合格し、職業も自分の志望する職業につく事ができ、現在は2人とも結婚し、子供がいます。お笑いですが、我が子の子育ては、私が反面教師か全く正反対です。しかし、揺るぎない自信を持っているようですので、それはそれでけっこうな事だと思い、余計な口出しは絶対しません。 北の老兵さんに敬意を払ってきた私なのですが、勉強とスキンシップ以外の点に関しては、行き過ぎるように思います。 北の老兵さんとは率直にお話ができると期待し、 失礼を省みずにお伺いしたいのですが、お子さんは少年時代、幸せだったのでしょうか? お子さんがその少年時代どういう内面感情をもっていらしたかの記述がないので、 気にかかったのです。結果として志望校、志望の道にめでたく歩まれたようですが、 教育方針が北の老兵さんのとは正反対なんですよね? そこにお子さんの内面感情が 伺えるように・・思えてしまうのです。 かくいう私は・・ 親から勉強、読書させすぎる事への反抗、反動で、中学時代、遊びほうけましたね。 その結果公立高校不合格。親に何も言うなと約束させて、自分で勉強し始める。 親から色々言われると、内面で反感が芽生え、やる気をなくす。勉強もしたくなくなる。その事を実感してるだけに、お子さんが現在そのお子さんにされてる教育内容が、 北の老兵さんのそれを反面教師とするかのごとく・・に至るのではないかと邪推した次第です。気を悪くされたら、申し訳ございません。お子さんが少年時代に抱いた内面感情 はいかなるものであったかとお考えになりますでしょうか? 幸せに楽しく過ごしていた という回答がいただけるのであれば、私もうなずけるのですが・・。 |
▼オルトンさん: >北の老兵さんに敬意を払ってきた私なのですが、勉強とスキンシップ以外の点に関しては、行き過ぎるように思います。 北の老兵さんとは率直にお話ができると期待し、 >失礼を省みずにお伺いしたいのですが、お子さんは少年時代、幸せだったのでしょうか? >お子さんがその少年時代どういう内面感情をもっていらしたかの記述がないので、 >気にかかったのです。結果として志望校、志望の道にめでたく歩まれたようですが、 >教育方針が北の老兵さんのとは正反対なんですよね? そこにお子さんの内面感情が >伺えるように・・思えてしまうのです。 かくいう私は・・ >親から勉強、読書させすぎる事への反抗、反動で、中学時代、遊びほうけましたね。 >その結果公立高校不合格。親に何も言うなと約束させて、自分で勉強し始める。 >親から色々言われると、内面で反感が芽生え、やる気をなくす。勉強もしたくなくなる。その事を実感してるだけに、お子さんが現在そのお子さんにされてる教育内容が、 >北の老兵さんのそれを反面教師とするかのごとく・・に至るのではないかと邪推した次第です。気を悪くされたら、申し訳ございません。お子さんが少年時代に抱いた内面感情 >はいかなるものであったかとお考えになりますでしょうか? 幸せに楽しく過ごしていた >という回答がいただけるのであれば、私もうなずけるのですが・・。 全くおっしゃる通りです。気にする必要などありません。 私の子供の教育の仕方は今の時代には合わないし、間違っているのかも知れません。ただ父親である私には、微塵も迷いはなかった事は事実です。子供の個性を一番知っているのは親の私何ですから、他人にとやかく言われるの筋合いは無いと絶対の自信を持っていましたので。 私は昔も今も親が一番子供の個性(親の性格は子供にも似るでしょう)をしる立場にいるので、その親が絶対の自信を持つことが大事だと思うのです。その点については子供達も私に賛成ですよ。 手前みそで申し訳ないが、私は転勤族でしたが、転勤先で先生がよく我が家を訪問しましたよ。「どうしたら、こんな子供さんになるのだろう。お父さん、お母さんに会ってお話を聞きたい」と言って。 1・朝晩の挨拶は近所でも評判でした。知らない人でも「おはようございます」と 大きな声で挨拶します。 2・人に優しい、特にお年寄りに・・学校の帰りにどっかのお婆ちゃんの買い物を 持ってあげてお礼にお土産をもらって来ました。万引きでもしたのかと思って 問い詰めていたところに、そのお婆ちゃんから電話ありました。 3・ゴミは捨てるなと躾けているので、帰ったらポケットの中がゴミだらけ。 嫁さんが言っていましたが、今でもそうです。娘も全く同じ。 4・小学校の低学年の時は、私と家内で勉強を教えていました。 中学校も高校も熟にはやりませんでした。 5・読書の習慣はいったんついたら親がとやかく言う必要はありません。 親も知らなかったのですが、読書感想文が入選し新聞に載った事があります。 6・親の血は争えない、お調子者なもので、生徒会の役員をやりながら窓から飛び 出て親が呼ばれて注意された事もあります。 7・高校(ラサール)で、「青春と言う名の塩ラーメン」(裸でポリ袋を被って走 り、プリ袋の汗を煮詰めて塩を取り、それでラーメンを作り、校長先生が食べ る)で優勝しテレビに出た事があります。 8・大学では親に内緒で毎週テレビに出た事があります。親類から電話あり知りま した。今は医師として頑張っております。 9・一度だけ息子を殴った事があります。大学受験の時、自分で医学部を志望した が、受験が近付くにしたがってイライラし、家人に当たり散らしたので、12 月31日の大みそかの日、病気の両親も健在でしたが、堪忍袋がキレ「そんな 自信がないのなら、志望校を変えろ、親が強制した訳じゃないんだ!」と言っ て泣きながら殴りました。翌日から脇目も振らずに部屋のあちこちに「オヤ ジ、今に見ていろ「オヤジのバカ」と張り紙をしていました。 合格発表の日、職場に息子から直接電話ありました。「オヤジ、ありがとう」 と言って、思わずに涙がこぼれた事を思い出します。今でも息子は「あの時に オヤジに殴られていなければ合格出来なかったかも知れない」と言っていま す。「俺、オヤジを尊敬するよ。俺オヤジのように教育出来るかな〜?」とも 言っています。 父と息子はいつか対決する場面があるものです。私とオヤジもありました。 私も型破りだったが、息子もやはり似たのでしょう。親子関係は非常に良いですよ。子供はそれで幸せだったのだろうか?とのお訪ねですが、子供は幸せだったと言っていますよ。 それと大学ばかりが人生じゃないとおっしゃいますが、全くその通りで、私も賛成です。しかし、大学に行く事は子供の将来の可能性は拡がる事は事実、私はけっして強制はしていませんですし、全て子供の意志です。 あまり子供の顔色を窺う事はしないほうが良いんじゃないかな? 娘のところも、息子のところもそれはしていませんね。だめな事は厳しく何故だめか教えているようです。息子とはいつもメールでこの本面白いよ、この映画面白いよと教えてくれます。良い親子関係です。 私と教育方針は違うと言っても根っこのところは同じです。今は物が豊富だし、廻りに或る程度会わせないと苛めなどもあるでしょう。とにかく自分の子供の個性にあった教育をすれば良いのじゃないですか?人真似はどだい人真似です。 |
▼北の老兵さん: 思わず全部読ませて頂きました。 我家には出来の良い長男と、出来の悪い二男がいます。家の中でははっきりそうは言えませんが…。そしてせつないほどいとおしい長女と、無条件にかわいい二女がいます。みんな私のヨメが生んだ子達ですけれど。髪の毛をPartial coloredにしている今の二男が大化けしてくれることを願っています。 名前をだしては物議をかもしますが、あのTutti氏に言われたように、さぞかし家族は苦労してるだろう、なんて私には大きなおせわです。しかし、今のところ、です。これから先、どのように環境・関係がかわるか分かりません。日本経済と一緒です。いつ大恐慌にまきこまれるか分かりません。幸福は一つだけれど、不幸は人の数だけある。悲しいかな、それが真実です。そういったことも子供達と分かりあえたらと思いました。 |
▼北の老兵さん: こんばんわ。全文読ませていただきました。 教育の行き過ぎがあったのかな?と思った次第ですが、 その中で北の老兵さんの親としての熱情や慕情とでもいうのか・・気持ちは、 子供に実感して伝わってたみたいですね。親として子供に対して真剣であった ように感じられますので・・。 ちょっと感動しました。 私自身は私自身で、親に「自分を信頼して何も言わずにして欲しい」と言い、 その誓いの末に、結果として大学で「好きで楽しいと言い切れる情熱を持てる」 学問に悦びを持って打ち込め、かつ討論倶楽部で充実してる日々です。 母子家庭の私として、父親たる日がいつか来る事・・その日のためにはそれまでの中での 幾多の困難に打ち克つ過程で勇気と智慧を多く内面に得ていくことが大事なのかな。 と思っています。 そうですね、反面教師であれ、親を憎む時期もあれ、いつか感謝できる存在なので しょうね・・子供にとって、親とは。 最近、親から愛されたい、親にいつか感謝できる・・という実感に出会いたいと 思い、苦しみながら頑張るにもかかわらず、親と本当に精神的な面で絆が つながっているのを感じない、と言った子がいます。 その子は本当の自分を親以外に見せられない、というのです。 察するに、親から本当に愛された事のない愛情を愛情と思い込みながら、 親以外の人(友達など)に心を決して開くことができない(信頼というきずなが 未だわからないから怖くてできないのでしょうか)子がいます。 自分が深くかかわってるだけにこの子を幸せにしたい、の思いです。 今お子さんが居る親御さんの方は、よくよく考えて欲しいのです。 |
▼オルトンさん 母子家庭でしたか。いろいろご苦労がおありでしょう。 私の昔のお得意先で、母子家庭の看護婦長(今は看護士長と言うのですね)のお子さんで優秀なお子さんがいました。一度自宅に伺った事があるのですが、きちんと挨拶をするし、母親思いのやさしいお子さんでした。 そのお子さんが東大の医学部に合格し、今は医師として頑張っています。 同じような境遇の看護士さんをもう一人知っていますが、この方もお子さんが国立大学の医学部を出られ医師として活躍しています。 母親役と父親役をこなさなければならないので、大変でしょうが、子供は親の姿をちゃんと見ているものです。愛情を持って接すれば必ず通じるものと、私は信じています。かく言う私の姉のところも母子家庭ですが、男の子2人共、立派な社会人になり、どの甥っ子、姪っ子よりも母親思いです。 私いつも姉を見て偉いと思うのは、私がたまに甥っ子の事で苦言を呈すると一生懸命になって庇うのです。自分の息子の事を悪く言ったの見た事がありません。 子供達は母親に信頼されている事をちゃんと理解しているのですよ。 |
▼北の老兵さん: すみません。これは私ごとではなく一般論としてそう思えたんです。 私は,こと、教育に関しては一般論を言うことは好きではなかったんですが、このサイトでも単なる理屈とも思える一般論?が多く(言い方が悪くてごめんなさい)、とかく評論、議論に終わってしまうような印象を持っていたものですから。 ちょっと矛盾していました。私が思った一般論でした 政治問題などは、大いに議論、討論をぶつけあうことは非常に大事だと思いますが,教育はもっと身近な問題(家族の問題、地域の問題)です。みんな事情が違う、固体差がある、環境が違う。私がこうだからこうだって言えない部分がかなりある。でも、他の政治問題と違って各個人が実行することのできる環境はすぐ身近にある。地域の問題として参加できる環境はすぐそこにあるとういことを考えてほしいと思います。 ちなみに私は子供が大好きなので、勘違い?をしてしまい、友達家族で子育てをしてしまいました。反省しきりです・・・。 |
ワクチンさん こんにちは。 486にてあなたの思いがわかりました。これは非常に興味深いので、言われる2点そのものについてお伺いしたい。 >私は,こと、教育に関しては一般論を言うことは好きではなかったんですが、このサイトでも単なる理屈とも思える一般論?が多く(言い方が悪くてごめんなさい)、とかく評論、議論に終わってしまうような印象を持っていたものですから。 小生のものを単なる屁理屈と捕らえられるのは勝手です。私の場合は評論ではなく、ただ単なる講釈ですが、講釈の悪いところ、講釈に終始することの欠陥が明確に示せるのか。少なくとも一般論というような高尚なものを提示したつもりはありません。議論の次元が違うからといってそれを排除しようとする姿勢には怒りを覚えます。 あなたは子供達の現場周辺で大人の存在意義を主張されていますが、私は教育を政治が包含してしまう恐れを言っています(朝刊での小泉首相のイラク派遣について教育界にちょっかいを出しているのも一つの例でしょう、ただこれとてけしからんとだけ言うのでなく、是非も含めて徹底的に議論すればいいんじゃないかと思っています)。もっと言えば以前オルトンさんのスレッドでは戦後の進駐軍の意思にまで踏み込みました。そこまで言わなくても、背後になにか不気味なものが聳え立ってはいないか、との思いを持てるのも経験豊富な大人だからこそ、と思っているわけです。 |
▼ひまんじいさん: わたしの文章はごらんになってのとおり幼稚なものです。もし、言葉が足らないか、誤解を生んでしまったなら平に謝ります。決して排除しようなんて考えてもいません。 私は教育問題を考える上では長いこと学校関係者と接し、すぐ目の前のこと、身の周りのことしか見えないようです。体制の中での教育と現場に近いところの教育では議論が別のものだと思います。 もしかしたら、私がここに書き込むのはまちがいなんでしょうか。 ただ、イラク問題についのことは前にも書いたように現場の先生がたの対応が気になります。当然先生方にもいろんな考えの方がいらっしゃいます。生徒に何というのか,上からの方針より、現場がどう伝えるのか心配です。 |
▼ワクチンさん: >わたしの文章はごらんになってのとおり幼稚なものです。もし、言葉が足らないか、誤解を生んでしまったなら平に謝ります。決して排除しようなんて考えてもいません。 >私は教育問題を考える上では長いこと学校関係者と接し、すぐ目の前のこと、身の周りのことしか見えないようです。体制の中での教育と現場に近いところの教育では議論が別のものだと思います。 >もしかしたら、私がここに書き込むのはまちがいなんでしょうか。 >ただ、イラク問題についのことは前にも書いたように現場の先生がたの対応が気になります。当然先生方にもいろんな考えの方がいらっしゃいます。生徒に何というのか,上からの方針より、現場がどう伝えるのか心配です。 あれも意見、これも意見、なんら気にすることないよ。 それだけ教育に対して皆が真剣に考えている証拠です。 教育はそれぞれ考え方があり、これが絶対だと言うものなんてありゃしないんだから。ただ根っこのところは大事だろうね。根っこのところとは? 事の善悪、礼儀、社会道徳などの躾け、そして子供の個性に合わせた教育でしょう。 勉強の嫌いな子供に、勉強を強制したり、運動神経が良くないのにスポーツを強制したり、こう言うのは親の見栄であり、勝手と言うものです。 ただ勉強を好きにさせる事や、スポーツを好きにさせる方法はあるので、一応そのような努力はするべきでしょう。 それでだめなら子供の個性を尊重するべきだと思うね。 親も教師もその個性を伸ばす、お手伝いをしているに過ぎないんだって。 多様化した現代にあっては生き方も千差万別、日本は資源の無い島国、人こそ財産です。国際的に活躍出来る、スケールの大きな人間を育てる環境になる事を願うのみ。 |
▼ワクチンさん: >ただ、イラク問題についのことは前にも書いたように現場の先生がたの対応が気になります。当然先生方にもいろんな考えの方がいらっしゃいます。生徒に何というのか,上からの方針より、現場がどう伝えるのか心配です。 教師が自分の政治的な判断を子供に語るのはやるべきではないと思います。 私は自衛隊派遣やイラク戦争については反対ですが、それを子供に話したりはしません。 子供に語るべきは、あるいは考えさせるべきは、争いの心ではなく寛容な心、自分に厳しく他人には寛容にという心だと思います。 それと同時に世界で起こっている事実に目を向けさせます。 地雷で片足を無くした人や劣化ウラン弾の影響を受けた子供の姿は写真集を通してですが教えました。 「蛍の墓」を見せて感想文を書かせたりもしました。 政治がどうかという問題を超えて、人道的な立場から教えました。 平和を求める心は普遍的な心情であり、それを教えることは絶対に必要なことだと思います。 文部科学省の学習指導要領にも命の尊さを教えることとあります。 |
▼団塊党さん: 教育はそんなに腫れ物にさわるようにするものなんですね。政治を教えないとなると、世の中の大部分を直接は教えないということになります。歴史などどう教えてゆくのでしょう。 教研集会などでこのへんの扱い、話題になっているとおもいますが…。内情教えて頂けたら幸いです。 |
▼海幸彦さん: >教育はそんなに腫れ物にさわるようにするものなんですね。政治を教えないとなると、世の中の大部分を直接は教えないということになります。歴史などどう教えてゆくのでしょう。 別に腫れ物にさわるようにしてはおりません。 これが正しいと思うからそうしているだけです。 私は小学校教師ですが、もし中学や高校の教師なら反対か賛成かで討論をさせたかもしれません。 しかし、直接的に教師の政治的な考えを押しつけるのは間違っていいると思います。 子供には世の中の事に目を向けさせる、好奇心を持たせる、これが一番大切なことです。 歴史についても同様です。 若者の政治離れはこれが足りなかったからだと思いませんか? 教師の考えを押しつけたって、そんなものへの突っ張りにもなりませんよ。 政治的な判断は選挙権を持つようになって一人一人が主体的にするものでしょう。 >教研集会などでこのへんの扱い、話題になっているとおもいますが…。内情教えて頂けたら幸いです。 組合が戦後教育に果たして来た役割は大きいと思います。 多くの民間教育団体がここから出ました。 しかし、私には柔軟性が足りない、魅力がないという思いが年々強くなり現在は組合から離れています。 したがって教研集会には出ていません。 |
▼団塊党さん: 分かりました。教育は後戻りできませんから慎重にやっているんですね。バランス感覚、学ぶところあり、でした。私など、長男に2歳のときから強制的に碁石を持たせてみたり、長女には卵もって国会に突入して来い、などと教育?してました。 そのかいあって、長男はいまだに囲碁15級ぐらいでした。 |
▼海幸彦さん そんなに冷静に慎重にバランス感覚を持ってというわけでもないんです。 頭に血が上ってかっかとしながら教えることだって多いんですよ。 力んで勇んで教えすぎて肩すかしを食うことだって多いんです。 熱き心だけは失いたくないと思っていますが。 時々疲れて退職の年まで指折り数えている自分に気づき、呆然とすることだってあります。 教師も生身の人間です。 |
ワクチンさん こんにちは。 はっきり言っておきますが、あなたは嘱望されて難しいPTAの役員をやり続けられている人格者なんです。私のようなぐうたらとは違うんです。 >もしかしたら、私がここに書き込むのはまちがいなんでしょうか。 こういう妙な言い方はやめていただきたい。 それと私も自分なりに現場近くに行ったつもりの話もしましたが、どうにも不可解なのは何ゆえ >体制の中での教育と現場に近いところの教育では議論が別のものだと思います。 と決め付けられるのかが分かりません。 そうかもしれませんが、そうならがんと自説をぶってやってください。(体制とはいい言葉を使っていただきました。別ものだと言っている間に体制がすべてを飲み込む、日本人得意の集団性が背後にあるゆえ警鐘を鳴らしているつもりなんですよ) 私は北の老兵様のように何がいいことなのかを熟考できる方が子供達の周りにもいるんじゃないか、と(甘いですか?)思うんです。なにをベースに生きるか、真理と言えばいいんでしょうか、私が前から言っている倫理とか思想とかいう名前で呼んだっていいでしょう(500で言われている根っこですよ、根っこ)、そういうきちっとした道徳観のようなものを大人たちが持っていれば、なんらガキどものやることに心配することもないでしょう。(実はこの場面では宗教という言葉をあえて避けてきました。多くの方が宗教というと創価学会を連想されるようですし、宗教は哲学をすっと抜けて諦観の部分が重要な要素と考えたからです)『親はなくとも子は育つ』あるいは『親の背中を見て育つ』ですよ。私は北の老兵様のような方はそんなに多くはないはずだ、とも思っているんです。世代間を連続すべき思想が断たれているからです。これも前に何度も言ったはずです。どうも自信喪失の方の多い今、モラルの創造こそ教育の創生にもつながるものと確信しているんですが・・・ メイン掲示板のことでも感じたのですが、戦後ことに理(ことわり)の教育に重点を置きすぎたのではないか、情の教育がまったく顧みられなくなってしまったのではないか、だから正しいこと『正義』が縦横無尽にかけめぐる、と言う事態になっているのではないでしょうか。448の小林秀雄の言葉をもっと噛みしめるべきではないか、と思ってるんです。 北の老兵様の思われるように(これも先にきちっと説明しなければいけませんか?)、ここでは全くの異端者扱いされている雰囲気を感じます。ともかくどうもでしゃばりすぎたようです。ちょっと一休みします。 |
▼ひまんじいさん あなたのおっしゃっている事は、間違いじゃ無いですよ。 けっして異端者などとは思った事さえありません。 私はあなたの論調は好きなんです。 去らないで、またドンドン言って下さいよ。 教育は特別のものじゃないと言うのが私の持論ですから。 私も偉そうな事を言っていますが、たいした事などやっていないのです。私は躾けなどは「理性に訴えるよりも、感情に訴える方がより相手に伝わりやすい」これを身をもって実行したに過ぎないのです。 こんな事を言うとまた差別だ、などと言われかねませんが、父親と母親はそれぞれ役目があると思うのです。もし、子供のためになるなら、父親は嫌われものになっても良いというのが、私の信念でした。 今はすっかり好々爺で、一家の柱も家内に奪われてしまいましたが。(笑い) |
▼ワクチンさん >好奇心に満ちた子にしたいんですけど、どうやったらいいのかわからないんです。 私も分かりませんが、少なくとも親自身が好奇心を持つということだけは分かります。 あまり難しく考えないで、対象は何でもいいんです。 身の回りのことでも、本を読んで知ったことでも何でもいいですから、ワクチンさんがちょっと心を惹かれたことをお子さんに話してあげるんです。 親子の会話は親が話してあげることから始まると考えたがいいと思います。 子供から聞き出すことよりも、親が語ってあげることが大切。 その中から自然に会話が出てきます。 そして、好奇心も育っていきます。 これは教師も同じです。 教室で語ってあげたことには子供は興味を持ちます。 本来、子供は好奇心に満ちている生き物だと私は思います。 >今の世の中で,子供たちが自立して生き抜いていく上でなにが必要なのか、何をどう教えていいのかがわからない。だから学校に任せる。とりあえず勉強していい学校目指す。 好奇心を育てておけば、それがベースとなって後は子供が自分でやっていきます。 そのベースがあれば塾通いだって必要と感じればやってもいいと思います。 野菜を育てるのだって土作りが大切です。子育てもまず土作りじゃないでしょうか。 後は子供の様子を見ながら、考えていくしかないと思います。 誰にも通用するようなマニュアルは子育てにはないのですから。 もう一つは道徳心、親がこれだけはと思うものをたたき込む。 北の老兵さんはお子さんにいくつかのことを徹底して教えられたそうです。 その中の一つに、ゴミを絶対捨てるなということがありました。 そしたら、大きくなった今でも、お子さんはゴミをポケットに詰め込んで持ち帰るそうです。 >大人たちも将来がみえていない。だから子供の教育ができないんです。大人たちの目標もないんです。それが子供に影響しているんです。大人に夢がないから子供にも夢がありません。子供は全て大人の鏡です。 確かに子供は大人の鏡だと思います。 でも完ぺきな大人である必要はありません。 欠点だらけでもちゃんと子供は大人の人間性を感じ取ります。 精一杯生きていくこと、それだけでいいのではないでしょうか。 |
▼ワクチンさん: 北の老兵さんもおっしゃっていますが、読書、これは決定的に大切です。 好奇心を育てるのも結局、本が好きになることにつながるからと言ってもいいくらいです。 例外はあるでしょうが、読書をしない人間で大成する人は基本的にいないのではないでしょうか。 上級の学校で力を出せるのも読書が好きかどうかにかかっていると言ってもいいと思います。 |
▼ワクチンさん: 子どもとは生来、好奇心に満ちているものだと思います。大人が余計な干渉をするから子どもたちが好奇心をなえさせてしまうんだと思います。 >大人たちも将来がみえていない。だから子供の教育ができないんです。大人たちの目標もないんです。それが子供に影響しているんです。大人に夢がないから子供にも夢がありません。子供は全て大人の鏡です。 大人たちの目標とは、政治=”まちづくり”だと思います。より良い社会になるよう大人たちが連帯して政治=”まちづくり”を行うべきだと思います。ベクトルを下=子どもたちに向けるのではなく、上=自治体政治や国政(もちろん市民活動にも)に向けるべきだと思います。 旧掲示板でも書きましたが私は、子どもとは基本的には「育つ」ものだと思っています。大人たち(特に男親)は連携して子どもたちが「育つ」環境整備(地域社会)に力を注ぐべきだと思います。 「親は無くとも子は育つ」は真理だと思います。 |
今日(2月6日)の「徹子の部屋」を見て、あ〜言い話だな〜と思いちょっと皆様にご照会したいと思います。 羽場裕一という俳優を御存知ですか? 私はあいにく知りませんでしたが、舞台俳優のようですね。彼の父親は教師で厳格だったらしい。その彼が北海道の駒沢大学の岩見沢分校に進学したそうです。 岩見沢は道内でも有数の豪雪地帯、それに内陸で寒いと来ている。 子供の頃に演劇を見て興味を持っていたが、他にする事もないので演劇にのめり込むようになったとの事です。当初は父親のように教師を目指していたが、演劇にのめり込むようになって勉強も疎かになっていた。 そこにある劇団のオーディションがあり、それを受けて、落ちたら教師になる勉強に身を入れようと決断したところ合格してしまった。それで大学を中退して舞台俳優になる事を決意したが、当然親は猛反対、勘当され仕送りはストップ。 その時にお金がどうしても必要で、恩師の博多先生に相談したら、現金じゃなく驚く事にクレジットカードを渡され暗証番号も教え、必要なだけ使って良いと言われた。そのカードで7万円を使わせて貰い、カードを返そうとしたら、「それは君が持っていなさい。またお金が必要になる事があるだろうから」と。 一人前になってそのカードと7万円を返しに言ったら、恩師は「お金は返さなくて良い、返したら、君と僕との繋がりが無くなるじゃないか」と言ったので、彼は「先生、そんな事はないですよ。この御恩は絶対忘れませんから」と言ったら、その恩師は「じゃ、こうしよう。69、999円を返し貰い、1円は君との絆として残しておこう」と。 だから現在も1円の借りがあるんだそうです。 それまで冷静な彼が恩師の事を、話始めたら、涙、涙、でした。 「僕の現在あるのは、博多先生のお陰です」と。 この話には、ほほ笑ましい後日談があって、恩師の奥様にその話をしたら、奥様が「あの人どこにそんなお金があったのかしら?」 どうも恩師のへそくりだったらしい。奥様は人助けに使ったからと恩師を許したそうです。 こんな教師ばかりでしたら良いのにね。 現在、両親は許してくれ、むしろ彼の番組は全部録画し、舞台も見に来てくれるそうです。 |