Page 554 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼各地の紛争問題 ニック 04/5/22(土) 22:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 各地の紛争問題 ■名前 : ニック ■日付 : 04/5/22(土) 22:00 ■Web : http://www.geocities.jp/rojinto_goken/ -------------------------------------------------------------------------
そのうちの一つ、パレスティナ問題です。 こう言う事を支援する姿勢が争いの元を根深くします、殺人も時と場所によって正当化されるとお考えの方々にも是非読んで頂きたいものです。 (5月21日付)転送・転載歓迎 とうとうパレスチナ・ガザ地区のラファで憤怒に耐えない虐殺事件が起こりまし た。5月19日、家屋破壊と住民虐殺に抗議する約3000人の非武装非暴力のデモに対 して、イスラエル軍が上空からはアパッチヘリで、地上からはメルカバ戦車からの砲 撃で攻撃し、多くの住民が虐殺されたのです。死んだのは十数人とも二十数人とも報 道されています。しかも犠牲者のほとんどは子供や若者達です。平和的なデモに重火 器で襲いかかるなど、想像しただけでぞっとします。血迷ったとしか思えない残虐非 道な行為です。 5月18日に始まったイスラエル軍の新たなガザ侵攻は「レインボー作戦」と名付 けらたもので、約500台の戦車と装甲車、多くのアパッチ・ヘリが動員された196 7年の第3次中東戦争以来の大規模なものと言われています。たくさんの家屋が次々 と破壊され、この2日間の犠牲者は、少なくとも50人近くに達しました。シャロンと イスラエルをこのまま放置すれば、もっと恐ろしい大虐殺を起こしかねないでしょ う。 以下は私たちが5月19日にウェブサイトに掲載した記事とイスラエルの平和活動 家ギラ・スヴィルスキーさんの緊急アピールです。一刻の猶予もありません。現地か ら送られてくる映像からは緊迫した状況が分かります。まずは、それぞれの人が、そ れぞれのやり方で抗議をして下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ガザ地区で緊急事態======== ラファにイスラエル軍が侵攻、手当たり次第に破壊と虐殺を開始 ただちに抗議のeメール、ファックス、電話を! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (1) ガザ地区ラファで緊急事態が生じています。2002年4月のジェニンでの 破壊と大虐殺がラファで再現されようとしています。身の毛もよだつ残虐行為が始 まったのです。シャロンは何人殺せば気が済むのか。どれだけの家屋を破壊すれば気 が済むのか。パレスチナ民族を根絶やしにするつもりなのでしょうか。本当に許せな い暴虐と蛮行です。 イスラエル平和運動の「女性連合」ギラ・スヴィルスキーさんから緊急メールが届 きました。eメール、ファックス、電話で、即刻の抗議を集中してほしいと全世界に 向けて呼びかけています。 (2) 共同通信などの速報によれば、イスラエル軍は18日、ラファに戦車など5 00台の軍用車輛を集結して、大規模な侵攻作戦を開始しました。「イディオト・ア ハロノト」紙は、1967年の第3次中東戦争以来、最大規模の作戦と報じていま す。 イスラエル平和運動の40人の女性たちが、体を張ってイスラエル軍の行動を阻止 しようと、18日の朝ガザに向かい、軍によって検問所で止められています。彼女た ちは、そこで野営して抗議を続けています。他のイスラエル平和運動・人権運動の諸 団体も緊急行動を開始し、40人の女性たちに続こうとしています。 「ガザ撤収案」がリクード党員投票で否決されて極度の政治的苦境に陥ったシャロ ンは、今や“手負いの獅子”のように暴れようとしています。強硬姿勢をいっそうエ スカレートさせることで苦境を乗り切ろうとしています。 (3) 現地での闘いに私たちもできる限り応えたいと思います。まずは緊急に抗議 のメールやファックスを発信しましょう。ギラさんからの呼びかけを急ぎ翻訳しまし た。サンプル・レター以下、抗議先は原文のままです。できるだけ多くの人に知らせ 呼びかけて下さい。自由に転送・転載して下さい。 ※『ナブルス通信』は、ラファでのイスラエル軍の蛮行、パレスチナ住民の状況な ど、時々刻々の動きを丁寧にフォローされています。 http://www.onweb.to/palestine/ ※益岡賢氏のサイトにも5/14に「パレスチナへの攻撃に声を挙げて下さい」とい う呼びかけが掲載されました。こちらにも抗議文、要請文のサンプルがあります。 http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/palestina0405.html 2004年5月19日 アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 ----------------------- [ギラ・スヴィルスキーさんからの緊急メール] ガザでの今現在の緊急事態 親友の皆さん、 あなたがたの助力が必要です。 今現在、ガザ地区で、ラファの街で、緊急事態が生じています。とりわけて特筆す べきなのは、2002年の春にイスラエルがジェニンとナブルスに侵攻したことを思 い起こさせるような場面を伴っているということです。今日すでにこれまで18人の パレスチナ人が殺されましたが、軍事行動は続いています。先週末、116戸の家が 破壊され、1千人以上の人々がホームレスにされました(www.btselem.org)。さらに 数百戸の破壊が予定されています。ラファの内部から劇的な日々のリポートを送って いるアミラ・ハスは、人々が、軍用ブルドーザーの突入に先立って、子どもの手をひ き、手当たり次第にもてるものだけをひっつかんで自分の家から逃げる場面を描写し ています(www.haaretzdaily.com)。いつもはイスラエル軍の頑強な擁護者であるヤ ハド党(前のメレツ党)のヨシ・サリードでさえ、ラファでの軍事行動を「戦争犯 罪」だと述べました。私の友人のイナムがガザから恐怖にふるえながら私に電話をし てきて、パレスチナ人のニュースキャスターが、報道するとき涙ながらに語って取り 乱したことを知らせてくれました。 多くの人が−−イスラエル人が、国際的支援者が、パレスチナ人が−−、必死に流 血を止めようと努力しています。イスラエルの女性平和運動は、暴力に訴えることの 即座の停止と、一切の占領地から私たちを引き離すような和平合意へ向けた交渉の再 開を呼びかける広告を、ちょうど「ハ・アレツ」紙に出したところです。(「真の恒 久的な解決は、破壊や復讐や屈辱を与えることによってではなく、交渉によって達成 される」と私たちは書きました。)今朝、40人の女性が、体を張って物理的に止め ることができるかどうかやってみようと、車でガザへ向かいました。しかし、彼女た ちは軍によってガザに入ることを阻止されています。この女性たちは、スーファ検問 所で野営して、軍がガザでの軍事行動を止めるまで立ち去らないと言っています。他 の平和団体や人権団体も新聞広告を載せて、金曜日にはこの女性たちに合流するため に、より大規模な代表派遣を組織しはじめました。 国際的な名の知れた人々も発言しはじめましたが、もっと必要です、また即刻に。 どうか、ちょっとした時間をとって、下記のリストのいずれかまたはすべてに、手紙 (eメールまたはファックス)を書いてもらえないでしょうか、電話をしてもらえな いでしょうか。手紙文のサンプルを付け加えておきます。 人の命や家をまもるために、どうか少しの時間を割いて下さい。まさに今この瞬間 に、腕に抱えられるものだけを持って自分の家から出なければならないという事態、 そしてその家とその中にあるものを二度と再び見ることがないという事態を、思い浮 かべてみて下さい。どうか、複数の人に知らせて下さい。 ギラ・スヴィルスキー ********************************** Coalition of Women for Peace: http://www.coalitionofwomen4peace.org ********************************** ----------------------------- HP掲載ページは、 http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Palestine/accuse_aggression_lafah2.htm ----------------------------------------------------- アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 URL: http://www.jca.apc.org/stopUSwar/ e-mail: stopuswar@jca.apc.org 〒580-0023 大阪府松原市南新町 3-3-28 阪南中央病院労働組合 気付 FAX 072-331-1919 |