Page 587 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! 珍 源齋 04/5/25(火) 11:00 ┣Re(1):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! Black Joker 04/5/25(火) 16:35 ┃ ┗Re(2):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! 沈黙の初夏 04/5/25(火) 23:52 ┣Re(1):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! 高橋 04/5/25(火) 22:29 ┃ ┗Re(2):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! 珍 源齋 04/5/26(水) 12:12 ┣Re(1):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! ニック 04/5/25(火) 23:48 ┃ ┗Re(2):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! ららら 04/5/26(水) 18:38 ┃ ┗Re(3):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! ニック 04/5/26(水) 20:21 ┃ ┗Re(4):北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! ららら 04/5/27(木) 7:48 ┗Re(1):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 流水 04/5/26(水) 11:22 ┗Re(2):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 珍 源齋 04/5/26(水) 12:45 ┗Re(3):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 高橋 04/5/26(水) 14:34 ┗Re(4):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 珍 源齋 04/5/26(水) 16:11 ┣Re(5):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 高橋 04/5/26(水) 17:18 ┗Re(5):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 高橋 04/5/26(水) 17:36 ┗Re(6):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 珍 源齋 04/5/27(木) 0:29 ┗Re(7):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 高橋 04/5/27(木) 1:20 ┗Re(8):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 珍 源齋 04/5/27(木) 10:31 ┗Re(9):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 高橋 04/5/27(木) 13:45 ┗Re(10):もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも 珍 源齋 04/5/27(木) 18:52 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 北朝鮮はどんな国なのか冷静に考えてみよう! ■名前 : 珍 源齋 ■日付 : 04/5/25(火) 11:00 -------------------------------------------------------------------------
北朝鮮と云う国の実態を、もれ伺う処によると、 徹底した閉鎖国家であり、思想の自由が無く、人権が極端に無視されてる ように見える・・。 国内経済はかなり疲弊してる様子、国民が虐げられて 一部の特権階級?のみが普通の生活が許されてる・・? 何とも、理解しがたい国である・・・。 「いやしくも」日本国民を代表して小泉総理大臣が訪れたのにも関わらず・・ 国として礼儀を弁えぬ非礼は許し難いレベルであり、国民の一人として屈辱感すら覚えた・。 今後共このような国と付き合うには此方も相当に腹を「くくらねば」ならぬ と・・痛感する・・。 |
>国内経済はかなり疲弊してる様子、国民が虐げられて >一部の特権階級?のみが普通の生活が許されてる・・? 注意せねば、日本も、似たような国になるやもしれませんな。 あちらは、軍事に国の金を使い過ぎて、民生が貧しくなっている。 こちらは、土建型公共事業に国の金を使い過ぎて、先進国中最多の借金を溜めている。 政府は国民に「借金で財政が苦しいから、痛みに耐えろ」と言う。 教育も、医療も、介護も、年金も、公的サービスを切り下げて、国民負担を上げる。 消費税を上げろ、しかし所得税や法人税は下げろ、と言う。 実際、消費税の導入に伴い、所得税や法人税の最高税率は引き下げられてきている。 「痛みに耐えること」を免除されるところがあるということか。 >徹底した閉鎖国家であり、思想の自由が無く、人権が極端に >無視されてるように見える・・。 あちらは、将軍様を批判すると、酷い目に遭わされる。 「反朝的分子(?)」を排除するためか。 こちらも、政府を批判する者を黙らせたいと考えている政治家がいるらしい。 「反日的分子」とやらを排除したいらしい。 そういえば昔はよく「非国民」という言葉を使っていたが。 連中の思考回路は昔のままなのか。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040514/mng_____tokuho__000.shtml http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040505/mng_____tokuho__000.shtml |
▼Black Jokerさん: >>国内経済はかなり疲弊してる様子、国民が虐げられて >>一部の特権階級?のみが普通の生活が許されてる・・? > >注意せねば、日本も、似たような国になるやもしれませんな。 > >あちらは、軍事に国の金を使い過ぎて、民生が貧しくなっている。 > >こちらは、土建型公共事業に国の金を使い過ぎて、先進国中最多の借金を溜めている。 >政府は国民に「借金で財政が苦しいから、痛みに耐えろ」と言う。 >教育も、医療も、介護も、年金も、公的サービスを切り下げて、国民負担を上げる。 >消費税を上げろ、しかし所得税や法人税は下げろ、と言う。 >実際、消費税の導入に伴い、所得税や法人税の最高税率は引き下げられてきている。 >「痛みに耐えること」を免除されるところがあるということか。 > >>徹底した閉鎖国家であり、思想の自由が無く、人権が極端に >>無視されてるように見える・・。 > >あちらは、将軍様を批判すると、酷い目に遭わされる。 >「反朝的分子(?)」を排除するためか。 > >こちらも、政府を批判する者を黙らせたいと考えている政治家がいるらしい。 >「反日的分子」とやらを排除したいらしい。 >そういえば昔はよく「非国民」という言葉を使っていたが。 >連中の思考回路は昔のままなのか。 > >http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040514/mng_____tokuho__000.shtml >http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040505/mng_____tokuho__000.shtml 貴殿は正しい。 人間を人間としてあつかわない。 かの国も、この国も、誤差を無視すれば一緒だ。 |
▼珍 源齋さん: >北朝鮮と云う国の実態を、もれ伺う処によると、 >徹底した閉鎖国家であり、思想の自由が無く、人権が極端に無視されてる >ように見える・・。 > >国内経済はかなり疲弊してる様子、国民が虐げられて >一部の特権階級?のみが普通の生活が許されてる・・? > >何とも、理解しがたい国である・・・。 > >「いやしくも」日本国民を代表して小泉総理大臣が訪れたのにも関わらず・・ >国として礼儀を弁えぬ非礼は許し難いレベルであり、国民の一人として屈辱感すら覚えた・。 > >今後共このような国と付き合うには此方も相当に腹を「くくらねば」ならぬ >と・・痛感する・・。 「腹をくくらねばならぬ」とは具体的にどういう態度をとるということでしょうか。 北朝鮮が相当に歪んだ国家形態にあり、国民が窮乏していることは確かでしょう。問題は日本が隣国としてその北朝鮮の将来ををどう考えるか、にあると思います。 このまま、窮状をどんどん追い込んで独裁体制が崩壊するのを待つか、人道支援等を続けて、経済交流などを活発化し、開かれた国になるのを目指すのか。私は後者をとります。前者の道は、北朝鮮国民の過酷な犠牲を強いることになるし、それこそ窮鼠猫をかむという危険性も無きにしも非ずでしょう。韓国、中国等も望まざる方向であろうと思います。 一方でテポドンだとか核攻撃の脅威を誇張し、他方で米25万トンをただ呉れてやっただけだというのは私に言わせれば矛盾しています。もし本当に脅威があるなら、米25万トンで少なくとも当面安全がかなり確かなものになったのです。イラクへの人道支援には金に糸目をつけないが、北朝鮮には厳しいと言うのも(日本にとっては、北朝鮮の方がよほど縁の近い隣国である)変だといえば変ではないか。 少なくとも小泉-金ラインが再開しただけでも価値があったといえませんか。そんな甘いことを言っていると何処までもつけ上がってくるぞという人もいるでしょう。今後の人道支援いついては、近隣諸国と充分に話し合い、出来れば国際的な支援体制を作れれば申し分ないことと思います。 歴史を振り返れば、、南北分断の悲劇があり、その一因には日本が起こした先の大戦があります。国の体制が悲劇的であるからといって、或いは自分達が今自由で豊かであるといって、その人民を蔑視したり、優越感をもって対することは、私には好ましいことではないように思われます。如何にすれば、同じアジアの仲間として迎え入れられるか、よく考えたいと思います。 |
高橋さんへ” 朝鮮の南北分断の悲劇は、その原因として日本の第二次大戦までの 国家戦略に一連の繋がりがあることは歴史を「ひもとけば」歴然とした事実です。 勿論、当時の世界情勢にも連鎖的な要因があったこともあります・・が。 日本の敗戦を契機として、世界はその後東西「イデオロギー」対立からの冷戦へ そして東西の代理戦争的な朝鮮戦争「これも過酷を極めたもので人的損耗も言語に 絶する悲劇であった」が起こった・・。 (北朝鮮「金日成」が共産主義的「朝鮮統一」を図らんとする、野望・?により 北が南の韓国に攻め込んだのが発端・・) ・・・・・中間は省略・・・・ 金日成がスターリンや毛沢東の例に倣う個人崇拝一党独裁の国家体制を確立し・・ その個人崇拝独裁の「カルト国家」を金正日が相続して・・現在に至ってる・・ 故に:現在の世界常識から云っても奇異に感ぜられる北朝鮮の現状があり・・ 少なくても、昨今の「彼の国」の状態は・・・異常でもあり・・・ それと、お付き合いするにしても「腹をくくり、かつ、肝を据えて掛からねば・・ ならぬ」・・と考える。 しかしながら、北朝鮮の国民と国家とは同一視してはならないし・・ 国民一人一人に襲いかかる悲劇に関して同情と暖かい心をもって望まねばならぬ と思う・・。 |
北朝鮮に関して分かっている事。 1.独裁国家な事。 2.軍事政権な事。 3.兵隊の数は多いが、兵装は旧式のものが多い事。 4.食料や資金が無い事。 5.国民は飢えている事。 6.中国と友好関係を結び、またそれが最後の生命線である事。 7.日本からの物資(万景峰号)が命の綱な事。 8.日本を批難しておられる将軍サマご自身は、日本の食べ物が大好きな事。 9.国民に言論の自由は無い事。 10.ニュースキャスターが二名程しか居ない事。 11.国民の生活に比べて、軍幹部や将軍サマの生活は大変に豊かである事。 12.将軍サマお手つき女性の一族は出世する事。 ・・・・・書くのが馬鹿らしくなって来ました、こんな事は全て皆様本やTVニュースで見た事ばかりでしょう、一言で言うならば、「自分勝手な我侭ボンボンの支配する国」と言う事でしょうか。 最も将軍本人があの腹ですから、いずれ成人病か何かでぽっくり逝くのではないでしょうか、そうなれば後は後継者争いと言った所でしょう、肝心の中国も、最近はアメリカの資本が欲しいのであまり交流は無いようですし、色々な面を考えるとどうしても日本を攻める事が出来るほどの国力があるとは思えません。 唯一恐ろしいと思われるのは、独裁者の暴走による(所有していると言われる)核兵器の発射ですが、これもハイテク機器が無い北朝鮮では、考える場所へミサイルを当てることは困難だと思われますし、本当に持っているのかさえ怪しい所です。 情報を集めるのはどのような場合も必要ですが、危機を煽る必要はありません。 どうも必要以上に危機を煽りたて、日本も核武装が必要と言う論旨をだす方もいらっしゃいますが、「目には目を」では意味がありませんね。 いずれにせよ冷静に対処し、向こうの脅しに屈しさえしなければ思っているほどの脅威は無いと思われます。 それは国民の生活を見れば分かるでしょう。 いずれにせよ拉致問題と北朝鮮の国民の飢餓問題は早急に対策を立てねばならない重要案件である事に間違いはないでしょう。 |
ニックさん 1〜12まで書いてることを 日本にあてはめてください。 わかりやすいのは、年収の問題です 日本のほうが もっと 貧富の差が 激しいのですよ。 私のきいてるのは 貧富の差は 10倍くらいとおもいます。 このコーナーのみなさんは、悪口のみで、自らどうなんだか、 まったく ふれていません。 私は 北朝鮮大嫌いです。 ここは あまりにも レベルが ひくすぎます。 国力が 低いとしかたないです。 日本も かつてそうでしたよね、 言論の自由・・・日本も特高がいたのですよ、 朝鮮は りっぱに独立した国です。 日本こそ 世界にわらわれてるのでは ないですか。 日本がキッチリ独立したら どうなるでしょう。 人ごとでは ありませんよ。 |
その通りです、日本も北朝鮮と同じ時期がありました。 今の日本が良いとは御世辞にも言えませんが、かと言って日本人拉致や金正日の国民虐待は目に余るものがあります。 過去の問題は過去の問題、今の問題は今の問題として分けて議論する事にしていますので、其の辺りはご理解頂きたいと思います。(何処かで分けなければ国家成立の頃にまで話しを遡ってしなければならなくなりますので) |
ニックさん; ありがとうございます。 皆 解った上で、話されているのですね。 よかったです。 |
北朝鮮がひどい国家であることは、言を待ちません。中国が、相変わらずの覇権国家的志向を持っていることも事実でしょう。 この認識は、米国も日本も変わらない。 しかし、ここからが違う。 国際戦略コラムの記事によると、米国は、基本的には、中国・北朝鮮をパートナーとして、認知しているようです。 トーマス・バーネット教授が国防総省の合意の上で、冷戦後の基本的戦略を 構築しています。 それによると、世界を基本的に2つに分けると書いています。 その基準はグローバリズムがキーワードです。 自由経済圏に入るかどうかで、世界を分けて考えていることです。 そして、この自由経済圏にロシアや中国やインドは入いっているが、 シンガポールやタイは除外されていることです。 この判断基準は、世界的なグローバル法体系に沿った国内法が整備 されているかどうかによるようです。グローバルな国際的な結びつ きは世界を平和にして、戦争が起こらないという理論だそうです。 このグローバリズムを止めようとする伝統的な勢力が強い地域が、 テロなどの問題を世界に振りまいている。しかし、中国にはこのよ うなグローバリズムを止める伝統的な勢力がいない。このため自由 経済圏に入るのだそうです。 それより中国を米国の重要な戦略パートナーになると予測している ことです。そして、中国を含めたアジア地域でNATOのような組織 ができると予測しています。 韓半島は、中国の経済圏に吸収されるので、問題はないということなのでしょう。 この構想にしたがって、世界的な米軍配置の転換が行われています。 韓国における米軍縮小計画は、この表れです。 この構想は、米国の政権が代わっても変化はないでしょうね。 長期的には、米国は中国とのパートナーシップを志向しているということです。 いつまでも、感情的な反中国、反韓国のキャンペーンを繰り広げていると、 日本は取り残される可能性がありますね。 米国は、きわめて現実的にアジア戦略を展開しようとしていると思います。 小泉訪朝も、この国際的な視点でとらえると、違う意味があるかもしれません。 |
流水さんへ” かねがねご高説は参考にさせて頂いてます。 覇権国家、アメリカの世界戦略のパターンについて、世界の戦略研究家・?の 見方の一つを借りれば・・。 歴史的に覇権国家「中華思想」たらんとする中国には一方の新興?覇権国家としての アメリカは深層では非常な警戒感を持っており・・それを裏付けるものとして 「対;台湾政策」勿論、「対:日本政策」「対:朝鮮半島政策」もあり、 何れも連鎖的な形で政策展開が図られてます・・。 特に朝鮮半島の統一が「中国のイニシアチブ」で図られることには警戒の目を もって眺めてる様子は伺えます・・。 沖縄の戦略的な価値と日本のシーレーン確保を当座の目的とする自衛隊の ロングレンジ展開能力「空中給油機導入」を増強させる事への肩入れや 日本の軍事力の縛りを解くための息の長い戦略も「そこに」存在する訳です・・。 アジアをして欧州のようなEU的なもの共栄圏的なものはアメリカの望むところでは 無く、あるとしたら環太平洋経済圏のような形があるように考えられます・・。 アメリカは中国の膨張政策と覇権国家への道には様々な縛りを掛けてるように 見受けられます。テクノロジーは勿論、エネルギー、食糧、などで深遠なものが あります。 これは我が国のそれから類推すると、見えてきます・・ 日本の食糧自給率の低下、国民の食に対する嗜好さえも変わってきた経過も 戦略の一旦であると伺えます・・。 長くなりますので「この辺」・・・・で |
珍 源斎さんへ 「北朝鮮の窮状を更に追い込んで、現体制の崩壊を画策するのか、人道援助等を通じ経済などで開かれた国になるのを目指すのか」という具体的な方針を伺った小生の先の投書に対し、貴殿は再び「腹をくくり、かつ肝を据えて掛からねば」とだけお答えになりました。しかし、貴殿の北朝鮮の歴史認識などを書かれた前半の部分から想像するに、兎も角「相当警戒しながら付き合ってゆこう」ということのように思われます。 私が北朝鮮の歴史に一寸触れたのは、単に”北朝鮮は本来的に排他的独裁国家であったわけではなく、様々な国が関与した不幸な歴史があって、不幸な国家が存在するようになってしまったのだ”ということを言いたかっただけです。これは当たり前のことではありすが、人々は往々にして、現在の北朝鮮(に限らず、他国についてはほぼ常に、と言っても過言でないと思うが、)の目立った”好ましからざる所”のみにまず目が行き、それが永遠の本質であるかのように争論をする、そこから果たして双方にハッピーといえる結果が生まれるだろうか。と言いたかっただけです。 流水さんの投書7803の尻馬に乗るわけではありませんが、北朝鮮対日本という図式だけで彼の国との対応を考えても良い訳ではありません。それは貴殿が中国等に対して認識を示して居られるとおりです。 今我々は北朝鮮と言う国を何とか救ってあげたい。それは前の投書にも触れたように嘗ては朝鮮の悲劇に関与したその罪滅ぼしの意識もあって良いし、拉致問題や(もしあるとすれば)核攻撃などの不幸な事件の将来の可能性を無くすことでもあります。また隣国援助の努力をする過程を通じ、またそれが成功した暁にはアジア共栄圏の可能性が見えてくるはずです。 私も小泉首相の言動には常々不満が多いのですが、先にも書いたとおり、今回の訪問で小泉-金ルートが復活し、友好推進の道が開けたことは本当に良かったと思います。一国の首相として遇されなかったとか、援助をただ取りされたとか、窮鳥に対する”大国”の国民としては、余りに尻の穴が小さくないか。イラクも大切だろうが、アジア共栄共存と言う大局を見据えた時、北朝鮮の国際社会への取り込みは大変重要な課題であると信じます。 貴殿の言われる、「腹を据えてかかる」ということに対応するかどうか分かりませんが、小生は今後の援助については、出来るだけ韓国、中国等と協議、連携の上、出来れば国際的援助体制を作って臨むのが将来的にもベストだと思います。不明拉致被害者の消息など、中国の完全な支援が無ければかなり困難ではないかとも思いますし。視点を変えれば、共通の問題で3国が協同できる機会でもあり、日本一国で解決を図るより多大な利点があると思います。 |
高橋さんへ 幾つかの点で貴方の現状認識は疑問に思います。 北朝鮮は初めから排他的・独裁国家でありましたのは歴史が証明する処です。 第二次世界大戦が終わってから「イデオロギーを対立する軸」として 東西が分断しました。東ヨーロッパのソ連邦の衛星国と云われた諸国と 同様な、極東に於けるソ連邦「共産主義」の前衛であり、国家の形態もソ連邦の スターリン個人崇拝と共産党の一党独裁に習い・・ 金日成主席への個人崇拝と現在に続く労働党の一党独裁政権が成立した訳です・。 その後、東ヨーロッパではソ連邦の崩壊に機を一にするように変革を遂げました・・。 一部にはルーマニアのよううに独裁者として君臨したチャウエスク大統領の 失脚・即、処刑されたように旧共産圏は各々に変革を遂げたのですが、 一部はユーゴのように今まで国を束ねてたチトー大統領の死去と共に 国が分裂してしまい、紛争が生じてこれも痛ましい「戦乱の状態」になって しまったこと・・悲劇は現在まで続いてます・・。 中国は毛沢東への個人崇拝が死去と共にそれを継承する4人組の失脚・・ を経て市場経済を取り入れる形で今日の飛躍的発展に繋がってます。 東西ドイツも分断国家ではなくなりましたね・・。 歴史の講義をするつもりではありませんのでこの辺にしておきます・・・が。 要は国として自己変革できなかったことは「彼の国」の最大の悲劇です・・。 日本も「原爆投下され」敗戦に至ったなかで、変革を余儀なくされて今日に 至ってること・・これには人々にとっては理不尽、未曾有の犠牲を伴ったことは 記憶に残る処です・・。 事々左様に理不尽な形での国家体制は長続きしないことも歴史が証明する処です。 その国の民にとっての幸・不幸は国の政治形態によるところ極めて大なること・・、 今更ながら考えさせられます・・。 生存を確かにする為の自己変革が遂げられない、生命、個人、企業、国家に 至るまで・・共通したものがあります。「偏狭なイデオロギー」に凝ったり 思い込みが強いと「自己変革」が難しくなるように・・思います・。 念の為にこの件は「これにて御名御璽」 |
珍 源斎さんへ 仰ることは尤もです。 私が言ったのは北朝鮮が分断された国家として誕生した第2次大戦の前後にまで思いを馳せ、(例えば日本が分断されていたらどうだったろうかとか)民族の苦難に同情したい、と言うことです。 その後の歴史認識,特に民族の悲劇などについては私もほぼ同意見で、何について反論しておられるのか良く理解できませんが、兎も角私が言いたかったことは、これらの歴史的な事実も踏まえ、北朝鮮が(貴殿も指摘されるように、特にあのような独裁政権が長続きする筈はありません。ましてや現今、情報化,グローバル化の時代です。)どう変わるのが日本にとって好ましいのか、隣人としてどう手助けするのが良いのか、ということで、私は北朝鮮との国交正常化、更にはアジア共栄圏の実現を目指すべきでないかと思うのです。 |
再び 珍 源斎さんへ 済みません、もう一度貴殿のご意見を読み直して、私が 「北朝鮮が初めから排他的独裁国家であったわけではない」と言ったことに対する反論であることに気付きました。 私は、(朝鮮王朝の時代まで遡れとは言わないが)もっと歴史を振り返れば、偶々いろんな不幸が積み重なって排他的独占国家が出来たと考えてみよう。とでも言えば良かったのかと思います。言葉の足らなかったところはお詫びいたします。 そうしてみると、貴殿と小生の歴史認識はさほど違わないのではないでしょうか。 今後の北朝鮮への日本の対応のあり方についても、ご意見頂ければ幸いです。 |
高橋さんへ 北朝鮮への日本の対応については、世界の現実に目を覚ますような 働きかけが何よりも必要です。・・真実を知らせること・・ 特に北朝鮮の国民にたいしてはそれが望まれますが・・現状では難しいでしょうね・・。 それでも彼の国の国民にたいしては独裁者の呪縛が解けるような働きかけを続けることがが何よりも必要に思えます・・・。 想像だに出来なかった・ソ連邦の崩壊も、それにいたる過程は通信手段や放送衛星テレビに負うところが多いと聞いております・・。・・国民が真実を知ったこと・・・ 真実や現実を国民に知らせずに済んでる状態は長続きしないとも思いますが・・・? 戦争中の日本の場合、短波放送の受信が禁じられたり、 敵性外国語として一般には英語の習得を禁じられたり、音楽や文化芸術にに至るまで 厳しい検閲と統制があったことが記憶にあります・・。 勝者ある連合国のマッカーサー元帥がコーンパイプをくわえて厚木飛行場へ降り立った のを機に・・漸くにして世界の様子を一般国民は知ることになりました。 それを思うと、カルト国家である現在の北朝鮮のことを他人「ひと」ごとのように 云うのが・正直・「おこがましく」・恥ずかしくも思います・・。 ヒトラーにしてもスターリンやその他の独裁者に一旦、権力を渡してしまうことが 「如何に」恐ろしいことか・・私たちも、改めて身に浸みなければならないと思います・・。 |
珍 源斎さんへ 全くおっしやる通りと存じます。 現在、良くも悪くも情報化、グローバル化の時代です。無理な体勢は早晩崩れるでしょう。 北朝鮮の人達に最も無難な方法は、やはり経済を中心とした物品,文化,情報,人の交流ではないかと思います。その為にも、今回の接触を足掛かりにして、中国、韓国を巻き込んだ支援体制を構築できれば、本当に素晴らしいことだと思うのですが。 また、仰る通り、我々も隣人を蔑視したり,差別意識を持ったりせず、あくまでも対等の人間同士という気持ちを持ちながら、手を貸してあげたいものと思います。 |
もっと、国際的視野で見ないと取り残されるかも・・・の観点から推測すると・・、 北朝鮮の体制が変革せずに存在する理由として・・ 現状の「ままに」しておいた方が良いとする国際政治の冷徹な見方もあります。 ロシア、中国も、アメリカさえも、そのようなフシが見受けられます・・。 対立及び対立の芽は温存される傾向が常にあります・・。 分断して支配すると云うのは・・覇者をしてそれに従う物を支配する手法は ますます、洗練したかたちで存在してますので、その観点から見れば 現状の改革は・・一筋縄では行かない複雑なものを持ってるようです・・。 国際政治の狭間における人々の悲劇はこの地球上には数多く存在してますのは 日々に入手する報道ニュースより垣間見ることがあります・・。 朝鮮戦争の後遺症は根深く残っており、我々(日本人)が想像するものより その悲惨の度合いは遙かに大きいものであるとのこと・・。 太平洋戦争中に日本への攻撃に使用された爆弾、砲弾のそれを上回るものが 朝鮮戦争で使われたこと・・。 兵士や国民の人的損耗も莫大なものがあったそうです。 途中から参戦した中国軍の損害は現在の自衛隊員の総数の優に2倍を超える とのこと・・その最前線で最も犠牲の多かったのは「かつて国民党・蒋介石」 軍であったが、降伏して中国人民軍に編入された兵士であったと・・聞いて おります・・。 再度・・思うに国際政治の冷徹な現実を視野に入れないでの判断は ・・・事態の見え方に確かさを欠くのではないか・・・と思われます・。 |
珍 源斎様 この所、余り現状認識も違わない2人だけの会話になっておりますので、適当なところで議論を終わりにしたら如何かと思っておりますが、最後に一つ伺わせてください。 ある程度の国なら、世界戦略は皆持っているでしょう(日本にはあるのか?)。しかしそれは普通は一部の為政者の腹の中にあって、大抵の場合、我々はそれを様々な情報から推測するに過ぎない。また、一国の戦略も、常に変わる可能性を持っている。例えばブッシュが再選に敗れれば何か多少は変化するだろうし、小泉さんがブッシュさんのポチであることを少しでも路線変更すれば(北朝鮮再訪はその一つと希望的観測をするのは一寸甘いか)、中、韓両国、或いは北朝鮮の見方も変わってくるであろう。 日本は各国の世界戦略に圧倒されてただ傍観するのではなく、積極的にその渦中に飛び込んで、日本の、そして世界の平和のために必死の努力を為すべきでないか。 私がいつも主張するアジア共栄圏構想については、アメリカは多分好まないでしょう。だから日本は具体的な、緊喫の問題(拉致問題などはその好例)について、一つ一つ近隣諸国との連携を深めてゆくのが良いと思います。 中国にとっても、もはや北朝鮮問題は重荷になっているのではないか。中国はご存知のように国内に種々多大な問題を抱えていて、他民族問題もその一つ、朝鮮族対策にこれ以上手を焼きたくなかろうし、また中国がアメリカに対抗してもう一つの超大国になるには、足元のアジア各国との友好的共存が不可欠だと思うのです。 貴殿とのここでの何回かの送返信は、貴殿の「腹をくくって、肝を据えてかからねば」とのご発言が端緒でありました。小生の希望するアジア共存・平和外交というのは、北朝鮮のみならず他の近隣諸国に対しても、またアメリカに対してさえ、相当に腹をくくり、肝を据えて、たまには理想実現のためには一時的な損失を覚悟してでも臨まねばならぬものだと考えます。 この点についてのご教示、ご異論、コメントなぞ御座いませんか。もし無ければこれにて終わりにさせていただく所存です。(また別のスレッドででも・・) |
高橋さんへ、これにて「フアイナル」にさせて頂きますが・・。 小泉さんのブッシュさんのポチ論には、些か抵抗を感じます・・。 「小泉さん」諸々については、日本の立場を考え国民経済のことを思えばの事と 理解してます。覇権国との付き合い方には現実的、対応が重要です・。 日本国はエネルギー、食糧、アメリカ市場、技術「航空関連、宇宙産業、GPS、 今、我々が利用してるPC・インターネット」等々・・アメリカに敵対?しては 存在も危ういものです・・。覇権とはそれに従う者にとっては殺生与奪を握られてるに 等しいこと・・と考えます・・。 かつて、宮沢内閣の時にマレーシアのマハテール首相が提唱したアジア共栄圏的な ものの提案にも乗れなかったのは・・やはりアメリカの意向に逆らえないと云う 現実があったものと私は理解してます・・。 日本丸の船長にはその辺りを視野に入れて操船せねばならぬこともあると思います。 よって、小泉首相をポチ呼ばわりには・私としては「親の心・子知らず」の 思慮に欠けるばかりでなく、薄っぺらい現状認識ではないか・・?と思います。 少々「キツイ」云い方になりましたが、日本が戦争に負けた現実を再度認識しなければ ・・・と思う故です・・。 再見・・「ダスビダーニア」 |