Page 683 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか 風鈴カザン 04/6/2(水) 20:28 ┣Re(1):今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか 珍 源齋 04/6/2(水) 22:08 ┃ ┗Re(2):今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか 風鈴カザン 04/6/3(木) 14:35 ┃ ┗Re(3):今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか 珍 源齋 04/6/3(木) 17:43 ┗Re(1):今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか つるみ 04/6/2(水) 23:57 ┗Re(2):今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか 風鈴カザン 04/6/3(木) 17:04 ┗Re(3):今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか つるみ 04/6/4(金) 17:51 ┗日本の観光の収支を黒字にするには 風鈴カザン 04/6/11(金) 19:53 ┗少なくとも「今の辻元」を肯定する人は 風鈴カザン 04/6/11(金) 19:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか ■名前 : 風鈴カザン ■日付 : 04/6/2(水) 20:28 -------------------------------------------------------------------------
他所にも書きましたが、これには黒白つける必要性があると感じられたので 勝手ながら独立した命題として、作らせて頂いた。 単独で中国(China)は怖いかというのもありますが、より具体的なこの設問を はっきりさせるという作業は、日本を取り囲む安全保障を語るのにそれほど無意味であるとも思われない。 私の理解ではどう考えても、中国という国は決して煽るわけでなく、 周辺国に大きな脅威を与え(う)る存在であると思う。 規模からすれば、ヤクザ国家北朝鮮の比ではない。 できればこれが杞憂で、私の勝手な思い過ごしであれば、 つまり、中国が決して他国を侵略したりすることはなく、大量に人命や都市を破壊し得る兵器の開発に 余念なくあまつさえ保有するなど決してしておらず(例を挙げれば核などもってのほかであろう)、 国内に於いては、多民族を抱える中で、分け隔てなく善政を敷き、特定民族や団体に対して弾圧虐殺の限りを尽くすなどという事は している筈もないという、そういった安全で無条件に友好を図るべき国家であるという確証を得たい。 それがはっきりとしたならばもう少し安眠を貪る事が出来そうなものだが、もし私の安眠を確保してやってもいいと言う、 奇特な方、いらっしゃればその虎の巻を見せて(聞かせて)頂きたい。 |
風鈴かざんさん!こんばんわ! 貴殿の設問と少しズレてるかも知れませんが・・。見解を述べさせて頂きます。 「国家や民族」が凶暴性を発揮する条件があります・・。 その根底には生存の確保と云った一点に要約されます。・・これは動物たちの縄張り争いに見られるのと同じではないか?とも思いますが人間にはそれ以上の残忍なところがあります・・。 国として、国民が生活出来なくなれば侵略をしてでも食を得ようとしての 闘争が始まります・。人類史をみれば、至る所にその痕跡や存在をみることが出来ます。 覇権主義とは、生存圏を自己の為に極限まで拡大して他民族や国家を支配下におく ことにより自己の生存を確かなものにするために為政者をして最も誘惑にかられる ことではないかと思います。日本も、かつては大東亜共栄圏などを唱えて 覇権国家の道を歩まんとしました。・・・結果それを否定する勢力に痛い目に遭わされましたが。・・・かと云ってそのDNAは死滅した訳ではありません・・。 中国は元々中華思想なる覇権をもって存在する国です・・。 それが近代化を遂げて益々勢力を拡大する趨勢にあります・・。 中国の船が日本近海や尖閣諸島に接近を試みてるのは、将来の国民を飢えさせない ための中国為政者の深遠なる・・・企てによるものではないかと思われます。 アメリカは自身がローマ帝国以来の覇権国家になってますので、 アメリカに伍するような覇権国家はアメリカの勢力が現在のレベルにて維持されてる 限りは、絶対に認めることはないと思います・・。 朝鮮半島の問題も台湾問題も、それに日本も含めてアメリカをして覇権を維持する 上で必要としてることからも・・中国の覇権も日本の覇権も認めないでしょう。 北朝鮮の「やくざカルト国家」をあえて残しておくのも国際政治の冷徹な一面かも 知れません、朝鮮半島が中国の意志で統一されることはアメリカにとっては 最も許し難いことであることも視野に入れておく必要があると思います。 |
珍 源齋さん、 こんにちは さて、 >「国家や民族」が凶暴性を発揮する条件があります・・。 >その根底には生存の確保と云った一点に要約されます。・・これは動物たちの縄張り争>いに見られるのと同じではないか?とも思いますが人間にはそれ以上の残忍なところが>あります・・。 >国として、国民が生活出来なくなれば侵略をしてでも食を得ようとしての >闘争が始まります・。人類史をみれば、至る所にその痕跡や存在をみることが出来ます。 >覇権主義とは、生存圏を自己の為に極限まで拡大して他民族や国家を支配下におく >ことにより自己の生存を確かなものにするために為政者をして最も誘惑にかられる 私は人と動物の縄張り争いを特に分けては考えておりませんが、覇権主義とは、以下のくだりは、 ご指摘の側面は確かにあると存じます。 大東亜共栄圏を唱え日本が覇権主義の道を歩まんと云々、以下に関しましては 私の見解では、全くそういった、つまり覇権主義的な要素が日本になかったかといえば、 必ずしもそうは思いませんが、しかし、それを当時の欧米列強や現アメリカ、中国などの 覇権主義と同列に論じる事には、賛成いたしかねますけれども、取り敢えずは、表題の 「今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか」というポイントに絞って、 今回はお話を進めさせて頂きたく存じます(話しが右往左往して、論点がボケますので)。 >中国の船が日本近海や尖閣諸島に接近を試みてるのは、将来の国民を飢えさせない >ための中国為政者の深遠なる・・・企てによるものではないかと思われます。 これは中国側からの視点に立てばご指摘の通りかと存じます。領内の人民を安定して 食わせていくことは為政者の最大の目標のひとつでありますから、それはそうでしょう。 しかし私はやはり日本人ですから、彼らの強引な尖閣列島を巡る行動には「日本側からの 視点に立」って承服いたしかねる所存でございます。 >北朝鮮の「やくざカルト国家」をあえて残しておくのも国際政治の冷徹な一面かも >知れません、 本音を言えば、ヤクザ国家の存在が地球の裏側のことで、身近に差し迫った危機感、 実害がなければ私も「国際政治の冷徹な一面」くらいに構えていられるやも知れません。 しかし、気が小さいんでしょうか、やはり目と鼻の先にヤクザが居座って手を替え 品を変え我々に脅しをかけたり金品を分捕られたり、人攫いや覚せい剤の拡散を 堂々とされては、「国際政治の冷徹な一面」かな、とのん気に嘯く事は叶わないのです。 |
風鈴かざんさん! 早速のレスポンス有難うございます。 今にして思い当たるフシがあります。 拉致問題や北朝鮮に関してのことは「日本」もアメリカも冷戦下の 謀略戦の中で総て見通してたのではないか・・・?と思えます。 北朝鮮と見本国内に潜入いてる工作員との暗号通信は全て傍受解読をしてたこと 工作員を日本国内で泳がせてた様子も一部、明らかになってます。 北朝鮮の無法、無道を「テコ」に日本に本格的な軍事力持たせようと・・ ・・「自衛隊の活動抑制」を解くための深遠なる企ての存在が?想像できます。・・・ 自衛隊のイラク派遣も「北朝鮮の脅威」に備えアメリカへの義理立てが 本意であるように取れる事を小泉首相も国会答弁にて述べておられました。 そろそろ日本の「覇権主義的なDNA」を覚醒させてそれを利用するような意図を・・・ 感じるような動きもみてとれます・・。「国際政治と地政学的な見方から」 北朝鮮問題も尖閣諸島のことが日本に及ぼすインパクトの作用も計算済み・・と 思えます・・・? |
▼風鈴カザンさん:こんばんは。 いやもっともなことだと思いますよ。 しかしながら、これ、安心できるところがほとんどないんですね。 >日本を取り囲む安全保障を語るのにそれほど無意味であるとも思われない。 >できればこれが杞憂で、私の勝手な思い過ごしであれば、 >つまり、中国が決して他国を侵略したりすることはなく、大量に人命や都市を破壊し得る兵器の開発に >余念なくあまつさえ保有するなど決してしておらず(例を挙げれば核などもってのほかであろう)、 核兵器保有は公然事実でして、日本・台湾(未確認ですがクアララルンプールにも)に向けてミサイルを据えつけている。これはもう、動かしようのない事実なワケでして。 >国内に於いては、多民族を抱える中で、分け隔てなく善政を敷き、特定民族や団体に対して弾圧虐殺の限りを尽くすなどという事は 法輪功弾圧、チベット侵略、蒙古の漢人化というのですね、もう数々と事実が出てきてしまっているわけでして。 >している筈もないという、そういった安全で無条件に友好を図るべき国家であるという確証を得たい。 で、むしろ逆の確証ばかり出てくるわけです。 >それがはっきりとしたならばもう少し安眠を貪る事が出来そうなものだが、もし私の安眠を確保してやってもいいと言う、奇特な方、いらっしゃればその虎の巻を見せて(聞かせて)頂きたい。 ASEAN+日韓台+印で集団安全保障の策をとる方向を提案しているのですが、実現しそうにありません(歯軋り |
つるみさん:こんにちは。 私はあなたの7769番及びその周辺で述べておられた事に非常に共感を覚えました。 あの線でことが運ばれれば理想に近いといえますが、現実は。。。。。。。 >ASEAN+日韓台+印で集団安全保障の策をとる方向を提案しているのですが 実現は難しいですが、方向性としてあるべきところに向かっていると思います。 本来なら東アジアを中心とした地域安全保障を、同盟関係に基く集団安全保障体制で 確立していこうとするのであれば、ここに当然中国は入るべきものであると考えます。 しかし、残念ながら中国の不断の敵対行動と自己中心主義的な政策からすれば、とてもでは有りませんが、 銃を突きつけている張本人と手を結ぶ事は、いくらお人よし、義理人情の日本人にも 出来る訳がなく、すべきではないという考えです。 私は日本が国家としての行動の基調とすべきキーワードは二つあると思っております。 ひとつは誇りであり、ひとつは正義です。 (この単語を発するだけで「右翼」と決め付ける人のなんと多い事か。ワケワカラン) よく論じられる「国益が」という話しも、とりあえずこれだけ豊かな暮らしを享受している 日本人が、単に目先の経済的利益をのみ「国益」という意味として捉え、一丸となって その奪取に没頭すべきだといった論には、とてもついていけません。 単に金と安全だけを絶対的価値として崇め奉るのであれば、いつまでもアメリカに隷属して 額を地面に擦り合わせていれば、それくらいな「価値」は最も簡単に得られるでしょうが、 それが正義や誇りに反する行為であることは言うまでもないでしょう。 |
▼風鈴カザンさん: >つるみさん:こんにちは。 > >私はあなたの7769番及びその周辺で述べておられた事に非常に共感を覚えました。 >あの線でことが運ばれれば理想に近いといえますが、現実は。。。。。。。 > >>ASEAN+日韓台+印で集団安全保障の策をとる方向を提案しているのですが > >実現は難しいですが、方向性としてあるべきところに向かっていると思います。 >本来なら東アジアを中心とした地域安全保障を、同盟関係に基く集団安全保障体制で >確立していこうとするのであれば、ここに当然中国は入るべきものであると考えます。 >しかし、残念ながら中国の不断の敵対行動と自己中心主義的な政策からすれば、とてもでは有りませんが、 >銃を突きつけている張本人と手を結ぶ事は、いくらお人よし、義理人情の日本人にも >出来る訳がなく、すべきではないという考えです。 国境的には近い国なんですが、政治的に「日本が攻撃されたらわが国への攻撃とみなす」旨の発言をしておきながら、また、小泉政権はそれを全面的に信用しておりますが、実際、尖閣諸島問題などについては「二国間の問題」と言い放ち、尖閣諸島が攻撃されても「わが国への攻撃」とはみなさないでしょう。 台湾に関しても大陸政権の意向に反する行為は支持しない方向です。 むしろ、中華人民共和国・米国の二国間が結託する可能性というのが非常に高い。 尖閣諸島の盗掘問題でも、中華人民共和国に関しても、米資も関わっていますし。そう考えていくと東亜全体の脅威としてやはり米国/中華人民共和国」というのは浮かび上がってくるのですね。中華人民共和国、地理的には東亜域内の国家ではあるのですが。そうなると、印度をどう捉えるか、がキーワードになるのではないだろうかと思います。南沙諸島問題でもASEAN各国は中華人民共和国の拡張を目の当たりにしておるわけですし(これについてマレーシア・ベトナムなどが領有権を互いに主張するのは長い植民地支配の経緯もあり、理解できるのですが、いくらなんでも中華人民共和国が出てくるのは第三者から見ても理解できない)。 将来的には、東亜/欧州/米支という3大ブロックが出来てくるのではないだろうかと思います。その際、東亜が中華人民共和国に飲み込まれてしまわないよう、いまこそ日韓台がASEANと協調連帯すべきときだと思います。 > >私は日本が国家としての行動の基調とすべきキーワードは二つあると思っております。 >ひとつは誇りであり、ひとつは正義です。 >(この単語を発するだけで「右翼」と決め付ける人のなんと多い事か。ワケワカラン) >よく論じられる「国益が」という話しも、とりあえずこれだけ豊かな暮らしを享受している >日本人が、単に目先の経済的利益をのみ「国益」という意味として捉え、一丸となって >その奪取に没頭すべきだといった論には、とてもついていけません。 >単に金と安全だけを絶対的価値として崇め奉るのであれば、いつまでもアメリカに隷属して >額を地面に擦り合わせていれば、それくらいな「価値」は最も簡単に得られるでしょうが、 >それが正義や誇りに反する行為であることは言うまでもないでしょう。 全く同感です。 |
>今の日本と中国。より覇権主義or危険なのはいずれか こんな問いかけには、 「今の日本の方が今の中国よりも覇権主義で危険である」 という答えは、喩え左翼的志向の強い人間であっても、よほどな偏りのない限り 得られないであろう。 それなのに、敢えて意図的に、より身近な脅威には目を瞑り、過去反省教の信者となって 現在の日本及び日本人をも含めた過去から今に連なる日本の総体を辱めること「のみ」に 腐心し、それが現在及び未来の糧になると信じて疑わない、カルト的似非平和主義、 似非愛国主義に冒された偽善者として、亡国者として、或いはPCでいうところの スパイウェアとして手を変え品を変えドブネズミのように、「ねずみ算」式に 勢力を増して、生まれ育った日本を食い物にし、彼らが中共や朝鮮に「貢献」する様は、 世界広しといえ異形中の異形といえる珍景観であると思う。 少なくとも類似した例を私は知らない。 観光収支が慢性的に赤字だそうであるが、赤字でも私は全然構わないけど、この珍景観を 売り物にしたならば、例えばCMやパンフレットで大々的に宣伝したならば(ああ、恥ずかしい)、 世の奇人変人がこぞって日本に押し寄せ、中国の奇岩もそこのけの ユネスコも真っ青の、世界的名物になること疑いなし。 しかし、恥ずかしいから、世界遺産への登録申請だけは避けて頂きたいものである。 |
「今の」日中の国体を冷静に比較し分析する目を持つ事は当然のことと思う。 |