Page 693 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼話題の本の√くんって? 悠々 04/6/7(月) 9:05 ┗Re(1):話題の本の√くんって? こんぺいとう 04/6/7(月) 10:06 ┗Re(2):話題の本の√くんって? 悠々 04/6/12(土) 21:55 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 話題の本の√くんって? ■名前 : 悠々 ■日付 : 04/6/7(月) 9:05 -------------------------------------------------------------------------
2日のディサービスでは、近所の小学校まで散歩に出かけました。 当日は開港記念日で市内の学校はお休み。にもかかわらず、校庭に 元気な声があふれていたのは、日頃、地域の各学校の学童保育で放課後を 過ごしている児童たちの運動会だったから。私たちは心地よい 乾いた風に吹かれながら、いろいろなゲームに取り組んでいる児童の姿を 見ておりました。それだけで、元気になれそうな気がして。利用者さんも 水の入った横向きに置いたペットボトルを足を使って立てるゲームに参加できて、 笑顔がこぼれていました。その学校とは、総合学習の一端として、 グループごとの発表に施設に来てくれたり、こちらからの校内散歩を 受け入れてくれたりの交流があります。 息子が中学の福祉委員だったころ、「みんな、すご〜く上手なんだよ」と、 目を丸くして話してくれた年長者とのゲートボール体験。高校生のいまも、 地元の運動サークルで、やはり「みんな、すごいよ!」と学ぶことの多いこと!! こどもとおとなをつなぐ接点は、案外身近にありそうです。 昨日、読んだ小川洋子の『博士の愛した数式』。√くんのような幼い息子に 支えられた介護の日々がよみがえってまいりました。 |
悠々さま 久々にここの書き込みでほっとする文章に出会いました。 私は一人暮らしの低額年金生活者ですが、幸いにも人様のお子さんと 野外で楽しく遊べる機会を頂いています。 私は25年間、野外活動中心に子供の心と体を育て、社会に役立つ人間に 成るようにとの活動の一端をになうボランテイアをさせていただいて います。社会に役立つとはなんでしょうか。私はエリートになることでは なく、社会の一隅を照らせる人間ということだと思ってます。 子供たちは身近な森や林でのハイキングや遊びなどに参加したあとは 見違えるほどの生き生きいた表情を見せます。大人が励まされます。 命を大切にとか、友達と仲良くなどといくら机上での奇麗事を言っても 伝わりません。自然の中で心地良い風や太陽を浴び、またその反対に強風や 雨の中の辛さを感じながら人間はほんとは小さいのだという実感を体験 させることから仲間との協力や、他者への思いやりが育つのだと思って います。バーチャルの世界ではなく本当の自然は楽しいし怖いんだよ ということを昔自然の中でしっかりあそんだ中高年世代がもっと子供や 若者に伝えるために関わってください。そうしたら、日本の自然が身近 な所でどんどんなくなっている事に気づいてくださるでしょう。 自然の中で生き生きしている若者はいっぱいいますしそんな子供たちと 接していると、今の子はどうなってるんだなどと悲観的な事は言いたく はなりません。 小川洋子「博士の愛した数式」読んでみたいと思います。 未来を託す子供たちに近くにいる大人がどんな小さなことでも気にかけて 行きましょう。まずは家の前の通る子に「おはよう」「こんにちは」と 声を掛けてみませんか。繰り返しやっているといつか笑顔が返って 来ます。これ私の体験です。 |
今井通子さんの講演を聞いたことがあります。 いわく、−人間社会で悩んだときには、自然と対峙してみる。 大自然の中では人間は小さくみえる− 先日、外国人青年を案内して、川崎生田緑地内の岡本太郎美術館を 訪れました。深い緑の木立の中”長く遠い坂道”と゛長く急な階段”の ユニークな案内板の後者を選んで、木製の174段を往復。美術館では 岡本太郎のパワフルで多彩な活動(絵、彫刻、書、写真、執筆、 ピアノなど)が、とても新鮮に映りました。 ホ−ムスティを引きうけ、北の国からのゲストに共通しているのは、 物静かで謙虚、なによりNature Loverであること。 いつの場合でも、人の輪が広がっていくのは嬉しいことです。 教育とは?介護とは?、そして人としてのあり方を問いかけて 『博士の愛した数式』は、もう30刷とか。息子の友達はいっそう 数学が好きになったといいます。読者層が厚いのですね。 |