Page 736 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼赤字国債スレッド Ray 04/6/12(土) 14:38 ┗GokaiSezutomoさま peace 04/6/13(日) 0:27 ┣Re(1):日本経済・数多くの誤解 Gokai Sezutomo 04/6/13(日) 19:22 ┃ ┗Re(2):日本経済・数多くの誤解 石頭の息子 04/6/13(日) 19:37 ┃ ┗Re(3):真実の日本の経済力に興味を。 Gokai Sezutomo 04/6/13(日) 20:18 ┃ ┗Re(4):真実の日本の経済力に興味を。 石頭の息子 04/6/13(日) 20:32 ┃ ┗Re(5):泥棒に財布を預ける。 Gokai Sezutomo 04/6/14(月) 21:22 ┗Re(1):貸し剥がしの本当の理由? Gokai Sezutomo 04/6/14(月) 0:15 ┗Re(2):貸し剥がしの本当の理由? [名前なし] 04/6/15(火) 23:02 ┣名前入れ忘れ上記投稿はpeaceです peace 04/6/15(火) 23:09 ┗Re(3):米国だけが振れるドルの打ち出の小槌 Gokai Sezutomo 04/6/16(水) 21:58 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 赤字国債スレッド ■名前 : Ray ■日付 : 04/6/12(土) 14:38 -------------------------------------------------------------------------
「韓国若者の反米感情」スレッドがだいぶ長くなってきましたので スレッドタイトルを変えて新しいスレッドにしました。 以後のご議論にはこちらをご利用ください。 (以下は「韓国若者の反米感情」スレッドの最後の書き込みです) ------------ 【9986】Re(1):利子はどうでしょうか? Gokai Sezutomo - 04/6/11(金) 23:08 - ▼peaceさん:こんにちは >> 私は政府債務の大小は政府の健全不健全とは無関係だと思います。 >> peaceさんはどのような理由で不健全だと思われましたか? > >この考え方自体がずれているのかもしれませんが(よく新聞とかの解説でありますよね。)国を個人に置き換えるとすると、個人の借金の利子が収入以上になると普通破産しますよね。または借金を借金で返す多重債務者になってしまいます。おそらくみなさんがイメージしているのはこの姿では無いでしょうか? もちろん、個人ではそのとおりです。なぜなら、最後には誰からも借金が出来なくなるからですね。日本国がそうなる場合は、将来、貿易赤字が続き、あちらこちらの国から世界通貨(ドル?)を借用しすぎてどこの国も外貨を貸してくれなくなったときかと考えます。(外貨準備金不足) ところが、赤字国債はいつまでも金融機関が購入してくれます。何故か、日銀がベースマネーを減少させない限りは、金融機関に現金として入金(預金)されてくるからなんです。誰かに融資しても入金されます。銀行の自己資本でなく、預金でさえあれば、株を購入してもすぐ入金されます。絵を買っても何をしてもすぐ入金されます。それがマネタリー・ベースの一定という意味ではないのでしょうか? 従って、そうやってすぐに入金されてくるマネーは、例えどんなに金利が安くても金利が付きさえすれば購入されてしまいます。現在金融機関同士ではそのようにお金がジャブジャブのはずです。 また、ソースが示せないのが残念ですが97年ごろより国債の金利支払いに関しては現在のほうが少ないそうです。さらに、ベースマネーを増やすために日銀が国債引受を増やすと政府が支払う金利は一旦、日銀勘定に入るが、それは政府に剰余金(?)として納入され、歳入となるので金利を払っていないのと同様の効果にもなる。・・とWeb上のどこかで見たことがありますし、私もそう思っていました。 >それと一緒で国債にしても財投にしても国の借金であって、利子の支払いが嵩んでいくと税収の多くを利払いに費やしてしまい予算運営が立ちゆかなくなりそうな気がします。(利払いも赤字国債で、となるのでしょうか?) 利払いも赤字国債で、となっても、それは民間貯蓄の増加となるのですから、いずれどこかで税収と利払いの均衡が取れるはずです。但しそれは赤字国債増発だけに頼ったわけですから、金利は限りなく0接近になってしまっているのだとも思います。 余談ですが、個人向け国債はM+CDのマネーサプライの増加に繋がりませんので、この点でも現政府は誤りの金融政策を行っていることになります。 >思い出したのですが、あるところで読んだ記事には、人は寿命があるので限られた返済期間でローンを組むことになり収入から換算する借金の上限はたとえば3000万とか決まっているのですが、国の場合は寿命が無いので人の約3倍の借金までは可能だとか。関係ないでしょうか。 関係ないかと? > >ちなみに財投も国債と同じような働きを持っているとお考えでしょうか、いかがでしょう? 財投(郵貯、年金資金の運用)は、民間への銀行の融資と同様の信用創造機能によるマネーサプライの増加かと思います。 少し雑な回答になっていましたら、謝罪申します。 そのときはご指摘ください。 |
こんばんは、しつこくてすみません。 > ところが、赤字国債はいつまでも金融機関が購入してくれます。何故か、日銀がベースマネーを減少させない限りは、金融機関に現金として入金(預金)されてくるからなんです。誰かに融資しても入金されます。銀行の自己資本でなく、預金でさえあれば、株を購入してもすぐ入金されます。絵を買っても何をしてもすぐ入金されます。それがマネタリー・ベースの一定という意味ではないのでしょうか? なるほど、 > 従って、そうやってすぐに入金されてくるマネーは、例えどんなに金利が安くても金利が付きさえすれば購入されてしまいます。現在金融機関同士ではそのようにお金がジャブジャブのはずです。 > また、ソースが示せないのが残念ですが97年ごろより国債の金利支払いに関しては現在のほうが少ないそうです。 それは以外でした、ずっと増加し続けているものと思っていました。 さらに、ベースマネーを増やすために日銀が国債引受を増やすと政府が支払う金利は一旦、日銀勘定に入るが、それは政府に剰余金(?)として納入され、歳入となるので金利を払っていないのと同様の効果にもなる。・・とWeb上のどこかで見たことがありますし、私もそう思っていました。 なんだか、本当に打ち出の小槌のようなお話ですね。 > 余談ですが、個人向け国債はM+CDのマネーサプライの増加に繋がりませんので、この点でも現政府は誤りの金融政策を行っていることになります。 要するに国債は金融機関に購入させて信用創造機能の一端を担わせるべきだと言うことですね? >>ちなみに財投も国債と同じような働きを持っているとお考えでしょうか、いかがでしょう? > > 財投(郵貯、年金資金の運用)は、民間への銀行の融資と同様の信用創造機能によるマネーサプライの増加かと思います。 それでは個人向け国債でもマネーサプライの増加につながるのでは? すみません、勉強不足で分からないことだらけなのですが。 あるグラフを見て疑問に思ったのですが、近年ハイパワードマネーは増加しているのにマネーサプライは増加できないでいるのはどのようなことが原因とお考えになりますか、それが分かれば金融機関に積極的に信用創造機能を働かせる事は可能でしょうか? ヴェルナー氏の「円の支配者」(2001年発刊)では日銀が日銀券の印刷スイッチを押す(ハイパワードマネーを増加させる?)だけで景気は回復すると言っているように思いますが。2004年現在そうなってはいないようですが? 日銀の窓口指導は現在はどうなっているのでしょうか?ちょっと、ヴェルナー氏が言っている日銀が日本の経済、強いては社会をコントロールしていると言うのにはちょっと疑問に思いますが。いかがでしょうか? すみません、誤解や勉強不足も有るかとも思いますが、お時間有ればおつき合いください。 |
▼peaceさん:こんにちは >こんばんは、しつこくてすみません。 とんでもありません。私は出来るだけ大勢の方に真実を知ってもらい、早期に正しい経済運営への舵取りをしていただきたいと思っています。 それには数多くの誤解を解く必要があります。さも真実であるかのような誤解による思い込みがが人々の心の中で絡み合って、日本国民を真実から遠ざけ、日本人が不幸の道を歩もうとしていると私には思えるのです。何とかしたいという思いでいっぱいです。是非ご協力をお願いします。 或いは、私の考えの誤りを正しい論理でもって否定して下さることを望んでいます。私のハンドルネームの「Gokai Sezutomo」は私自身の誤解でもよろしいのです。 そして、こういう言い方をしては韓国の人々に叱られるかもしれませんが、いまの、韓国若者の反米感情は正しいのですが遅すぎたのだとも思います。だからこそ・・・。 ここらで、どのような誤解があると思っているのか、納得していただける解説が出来るかどうかは別として、私の感じる多数の誤解を一度、列挙してみたいと思います。 1.回復した韓国経済の実情 2.中国デフレ輸出説の誤解 3.銀行・企業悪者説の誤解 4.輸出企業悪者説の誤解 5.過剰融資、不良債権悪者説の誤解 6.ハイパーインフレの誤解 7.政府債務(赤字国債)悪者説の誤解 8.構造改革への誤解 9.土地や株式の時価総額への誤解 10.株価は業績によって決まるという誤解(経済学の常識の誤り) 11.年金と少子高齢化との関係に対する誤解 12.日本国債の価値に対する誤解(ムーディーズの評価の誤り) 13.市場が強制的に排除というときの市場とはどういう市場か? 14.ガバナンス(統治)という言葉の使われ方に誤解はないか? 15.各国中央銀行の独立性必要論の誤解 16.通貨統合必要論の誤解 17.マネーの総量に対する誤解 18.ペイオフ必要論の誤解 19.ドルマネーと円マネーの量が日本経済に与える影響の誤解 20.不況、すなわち弱い経済力という誤解 上記のような数多くの誤解によって『日本人は痛みに耐えることを良し』としていると思うのです。その必要がないにも拘らずです。 今回は聞かれもしないこと先にを書いてしまいました。 スレッド<10135>に対する回答を後回しにしたこと、ご容赦ください。 >すみません、誤解や勉強不足も有るかとも思いますが、お時間有ればおつき合いください。 もちろんです。必ず、回答させていただきます。 |
▼Gokai Sezutomoさん: > >1.回復した韓国経済の実情 >2.中国デフレ輸出説の誤解 >3.銀行・企業悪者説の誤解 >4.輸出企業悪者説の誤解 >5.過剰融資、不良債権悪者説の誤解 >6.ハイパーインフレの誤解 >7.政府債務(赤字国債)悪者説の誤解 >8.構造改革への誤解 >9.土地や株式の時価総額への誤解 >10.株価は業績によって決まるという誤解(経済学の常識の誤り) >11.年金と少子高齢化との関係に対する誤解 >12.日本国債の価値に対する誤解(ムーディーズの評価の誤り) >13.市場が強制的に排除というときの市場とはどういう市場か? >14.ガバナンス(統治)という言葉の使われ方に誤解はないか? >15.各国中央銀行の独立性必要論の誤解 >16.通貨統合必要論の誤解 >17.マネーの総量に対する誤解 >18.ペイオフ必要論の誤解 >19.ドルマネーと円マネーの量が日本経済に与える影響の誤解 >20.不況、すなわち弱い経済力という誤解 > > 上記のような数多くの誤解によって『日本人は痛みに耐えることを良し』としていると思うのです。その必要がないにも拘らずです。 難しい内容なので、理解しようとしても追いつけるかどうかなんですが、でもこの20項目を本にすれば、私はすぐにでも購入します。興味深々。 |
▼石頭の息子さん:こんにちは >>1.回復した韓国経済の実情 >>2.中国デフレ輸出説の誤解 >>3.銀行・企業悪者説の誤解 >>4.輸出企業悪者説の誤解 >>5.過剰融資、不良債権悪者説の誤解 >>6.ハイパーインフレの誤解 >>7.政府債務(赤字国債)悪者説の誤解 >>8.構造改革への誤解 >>9.土地や株式の時価総額への誤解 >>10.株価は業績によって決まるという誤解(経済学の常識の誤り) >>11.年金と少子高齢化との関係に対する誤解 >>12.日本国債の価値に対する誤解(ムーディーズの評価の誤り) >>13.市場が強制的に排除というときの市場とはどういう市場か? >>14.ガバナンス(統治)という言葉の使われ方に誤解はないか? >>15.各国中央銀行の独立性必要論の誤解 >>16.通貨統合必要論の誤解 >>17.マネーの総量に対する誤解 >>18.ペイオフ必要論の誤解 >>19.ドルマネーと円マネーの量が日本経済に与える影響の誤解 >>20.不況、すなわち弱い経済力という誤解 >> >> 上記のような数多くの誤解によって『日本人は痛みに耐えることを良し』としていると思うのです。その必要がないにも拘らずです。 > >難しい内容なので、理解しようとしても追いつけるかどうかなんですが、でもこの20項目を本にすれば、私はすぐにでも購入します。興味深々。 有難うございます。日本のために、大勢の子々孫々のために是非たくさんの興味を持ってください。 ただ、私は作文能力やデータ収集能力が低いのと、また、経済の専門家でもないし、時間もないので本にするなどとても無理なのです。 ということなので出来るだけ老人党掲示板を利用させていただきたいと思っています。今後も話し相手になってくだされば幸いです。 |
Gokai Sezutomoさん, こんばんわ、これは私の意見ではありませんが、世の中の動きは全て経済、お金で動くそうです、ですから経済、お金の動きを追えば世間が見えてくるそうです、政治の世界は特にお金だそうです。 理念、哲学で政治は出来ないと極論する人もいます。 それで、企業の政治献金は企業の社会への還元なんてお題目は誰も信じていません、宗教団体もお金で動いているそうで、信心だと思っている人はいません。 なのに、庶民は政治家、教団は社会を良くする為と信じたいのです、でも何時も騙されています。 経済に明るくならなければ、庶民は何時までも騙されるのです。 |
▼石頭の息子さん:こんにちは >経済に明るくならなければ、庶民は何時までも騙されるのです。 その通りですよね。経済は難しすぎて庶民はわからないなんていうのはやめましょう。言い方が悪いかもしれませんが、泥棒に財布を預けているのと同様の結果を招くかもしれないのですね。日本人は今まで経済に対して、経済学に対して澄まし過ぎです。義務教育でほとんど教えていないようですので仕方ないのかもしれませんが。 |
▼peaceさん:こんばんは >なんだか、本当に打ち出の小槌のようなお話ですね。 事実、「打ち出の小槌」だと思います。しかしドルを借金した場合はそうは行きません。 > >> 余談ですが、個人向け国債はM+CDのマネーサプライの増加に繋がりませんので、この点でも現政府は誤りの金融政策を行っていることになります。 > >要するに国債は金融機関に購入させて信用創造機能の一端を担わせるべきだと言うことですね? 一端を担わせても大した問題ではないのですが、本当に私が言いたいことは、政府が借金だらけという言い訳で構造改革が必要だとか、年金や失業保険、健康保険等への助成金を減らすなどの口実に使うのは論理的でない。また、景気回復への対策費が財政上の理由で制限されるなども辻褄の合わない事だと、云いたいのです。 >>>ちなみに財投も国債と同じような働きを持っているとお考えでしょうか、いかがでしょう? >> >> 財投(郵貯、年金資金の運用)は、民間への銀行の融資と同様の信用創造機能によるマネーサプライの増加かと思います。 郵貯、年金資金はもともとM2+CDで表されるマネーサプライの一般的な指標には算入されていないようですね。ところが特殊法人に貸し出された後、そのお金は一般に回り銀行に入金されることになります。よってM2+CDは増加かと思います。しかし正確にはM3+CDと表現するのがよかったかとも思います。 >それでは個人向け国債でもマネーサプライの増加につながるのでは? 仰るとおり、広義流動性としてマネーサプライを考えると、増加に繋がるようです。ところが、個人が国債を購入する場合、一旦、銀行口座からお金を引き出して(預金の減少)国債を購入、そしてまた政府が事業報酬として民間にお金を払い、それが銀行口座に入る(預金の増加)。・・M2+CDは差し引き、0=<小さい。 結果、M2+CDの増加にはならないが、広義流動性でのマネーサプライの増加にはなるので景気回復に貢献することになりますね。 ゆえに、個人向け国債でも普通の国債でもどちらでも同じ結果にほぼなるので、前言の『政府の政策の誤り』という言葉、謹んで撤回させていただきます。すみませんでした。ここら辺、かなりややこしいですね。 > >すみません、勉強不足で分からないことだらけなのですが。 >あるグラフを見て疑問に思ったのですが、近年ハイパワードマネーは増加しているのにマネーサプライは増加できないでいるのはどのようなことが原因とお考えになりますか、それが分かれば金融機関に積極的に信用創造機能を働かせる事は可能でしょうか? BIS規制による自己資本比率のことが大きな問題だと考えています。銀行の自己資産のうちの株式と土地の評価額が低いと融資額の上限が下がり、銀行は貸し剥がしの行動に出ざるを得ないようです。つまり信用の収縮が起こっているのでしょうね。その上(正確なことは忘れてしまいましたが)、銀行が株式の評価額を自己資本に算入するのは銀行の経営が不安定になるという理由で、金融庁がいついつまでに株を売却して、自己資本に対する株式の評価額を何%までに抑えるようにとの、マネーサプライの増加を抑制するような理不尽な指導(命令)?が銀行に対してあるようです。 日銀の窓口指導も重要ですが、いまは、金融庁の指導が問題だと思います。これでは狙われた銀行はいずれ国有化?外国資本の餌食?にされると疑ってしまいます。あるいは、金融に対する理解不足かと。 >ヴェルナー氏の「円の支配者」(2001年発刊)では日銀が日銀券の印刷スイッチを押す(ハイパワードマネーを増加させる?)だけで景気は回復すると言っているように思いますが。2004年現在そうなってはいないようですが? 日銀の窓口指導は現在はどうなっているのでしょうか?ちょっと、ヴェルナー氏が言っている日銀が日本の経済、強いては社会をコントロールしていると言うのにはちょっと疑問に思いますが。いかがでしょうか? 枡添氏も「日銀当座預金を引き上げろ!」と議員当選前後では勢い込んでいまして、実際にそうなりました。(日銀当座35兆円)、しかし景気は回復しませんね。また、ヴェルナー氏は、国債発行では信用創造機能は働かないとも言ってました。そこらあたりは彼の誤りなんだろうと思います。しかし、全てを正しいとはいえませんが真実を知るに示唆に富んだ著書であったと思います。とはいえ、疑いが晴れたわけではありません。むしろ未だ、濃厚です。 |
▼Gokai Sezutomoさん: こんばんは いろいろと、お教えいただき有り難うございます。 >>なんだか、本当に打ち出の小槌のようなお話ですね。 > > 事実、「打ち出の小槌」だと思います。しかしドルを借金した場合はそうは行きません。 外資が流入した場合は話がややこしくなると言う意味でしょうか。韓国がそうなったように? > 枡添氏も「日銀当座預金を引き上げろ!」と議員当選前後では勢い込んでいまして、実際にそうなりました。(日銀当座35兆円)、しかし景気は回復しませんね。また、ヴェルナー氏は、国債発行では信用創造機能は働かないとも言ってました。そこらあたりは彼の誤りなんだろうと思います。しかし、全てを正しいとはいえませんが真実を知るに示唆に富んだ著書であったと思います。とはいえ、疑いが晴れたわけではありません。むしろ未だ、濃厚です。 僕もバブルからバブル崩壊への過程において、大蔵省や民間銀行よりもよっぽど大きな責任を負うべきは日銀のような気がしています。しかし、日銀とて全てコントロールしていたと言うのに対してはちょっと疑問に思いました。 また、よろしければ【10189】の20項目についてもお話お伺いできればと思います。 よろしくお願いします。 |
すみません、題名通りです。 |
▼Peaceさん:こんにちは >> 事実、「打ち出の小槌」だと思います。しかしドルを借金した場合はそうは行きません。 > >外資が流入した場合は話がややこしくなると言う意味でしょうか。韓国がそうなったように? いえそうではなくて、 例えば、樺太と北方四島を600兆円で買ったとしましょう。そのうち300兆円は手持ちのドルで支払いましたが、300兆円(約5兆ドル)がどうしてもありません。そこで様々な国に借金(年利5%)をお願いしてロシアにそのお金を支払ったとしましょう。 このとき、元金を除いた利払いだけで年間15兆円必要となります。この借金、実は、無理な借金ですね。利払い金15兆円は円での換算額であり、実際にはドルで支払わなければなりません。で、2003年度の貿易サービス収支額(=日本国の外貨獲得額)は9兆5千億円ですから、到底払える額ではなく、それこそ、ドルのハイパーインフレが起こり、事実上の借金帳消し(ドルの価値の減価)にならない限り、日本国は破産となります。 『円のマネー』に関しては「打ち出の小槌」を日本政府が振ることが出来ても、ドルマネーに関しては振れないのです。 この説明でよろしいでしょうか? >僕もバブルからバブル崩壊への過程において、大蔵省や民間銀行よりもよっぽど大きな責任を負うべきは日銀のような気がしています。しかし、日銀とて全てコントロールしていたと言うのに対してはちょっと疑問に思いました。 > ところが、日銀と政府が本当に正確に、現代の貨幣システムを理解していれば、好況や不況などというもの、自由自在にコントロールできるものだと私は思っています。(この事、非常識な考えだというのも承知です。)私のような素人にも解かること、金融のプロである日銀が本当に解かっていなかったのでしょうか?・・・ないとは云えないが、その可能性は結構低いと思うのです。 よって、『ワシントン・コンセンサス』も本当なのかな〜?と思ったりして心配しています。 >また、よろしければ【10189】の20項目についてもお話お伺いできればと思います。 有難うございます。こちらこそよろしくお願いします。 |