Page 771 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼知らないのでは? 申年の男 04/6/19(土) 15:01 ┣Re(1):知らないのでは? つるみ 04/6/20(日) 1:51 ┃ ┗Re(2):知らないのでは? 風鈴カザン 04/6/20(日) 20:07 ┃ ┗籠の中の平和か大地の弱肉強食を選ぶか 風鈴カザン 04/6/21(月) 18:59 ┗これも自衛隊の多国籍軍参加についてなんですね。 船橋康正 04/6/20(日) 19:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 知らないのでは? ■名前 : 申年の男 <yama2000@cello.ocn.ne.jp> ■日付 : 04/6/19(土) 15:01 -------------------------------------------------------------------------
多国籍軍に参加しながら、多国籍軍の指揮は受けない等ということはあり得ない。軍隊というところは頭は一つで、指揮は一箇所からしか出ない。双頭の怪物ではない。 純一郎ちゃんは日本に軍隊があつた頃を知らないから、子供みたいな事を言って、国民を子供騙ししているのだろうが、我々昔を知るものは騙せない。 繰り返して云う。指揮は一ヶ所からしか出ない。出せない。したがって別の指揮系統を持つ組織は多国籍軍ではない。多国籍軍とは見なされない。 国際貢献は自衛隊という名の軍隊でなくてもできる。すべての外国武力がイラクから撤退して、平和が訪れてから民間の技術でイラクの社会基盤整備に貢献してやればいい。 施設・機材を寄贈して自衛隊は引き上げるべし。一刻も早くイラクから手を引くべし。 |
▼申年の男さん:はじめましてこんばんは。 > 多国籍軍に参加しながら、多国籍軍の指揮は受けない等ということはあり得ない。軍隊というところは頭は一つで、指揮は一箇所からしか出ない。双頭の怪物ではない。 > 純一郎ちゃんは日本に軍隊があつた頃を知らないから、子供みたいな事を言って、国民を子供騙ししているのだろうが、我々昔を知るものは騙せない。 > 繰り返して云う。指揮は一ヶ所からしか出ない。出せない。したがって別の指揮系統を持つ組織は多国籍軍ではない。多国籍軍とは見なされない。 ここまでは同意します。 わが国が何も米国の侵略戦争に加担する必要は全くないし、すべきではない。 > 国際貢献は自衛隊という名の軍隊でなくてもできる。すべての外国武力がイラクから撤退して、平和が訪れてから民間の技術でイラクの社会基盤整備に貢献してやればいい。 > 施設・機材を寄贈して自衛隊は引き上げるべし。一刻も早くイラクから手を引くべし。 立場を明確にすればいいのではないだろうかと考えます。 即ち「イラク戦争における英米による被害および積年の経済攻撃によって生じた被害の復興と安定のために」軍を派遣する。そう立場を明確にしたらいいと思う。 英米から猛烈な横槍が入るでしょうが、欧州二大国は支持してくれると思いますし、日本についで大規模に展開している韓国軍も国内世論を鑑みれば、東亜から中東への連隊と友誼の証としての派遣という事であれば共同してくれると思う。 平和が訪れてから、というのは非常に聞こえはいいのですが、その「平和」が米英の傀儡政府の統治によるものだったとしたらあまり好ましくない。 主体的行動としてイラク人民への連帯と友誼の証として、日の丸高く輝く事を強く願う。決して、星条旗の傀儡としてではなく。 |
>即ち「イラク戦争における英米による被害および積年の経済攻撃によって生じた被害の >復興と安定のために」軍を派遣する。そう立場を明確にしたらいいと思う。 確かに、もし、そういった事が可能であれば、望ましい事であると思います。 そもそも、米の傀儡であるが故に不正義極まりないイラク戦争に、いち早く支持を表明し 加担してしまったと言う、消し難い歴史的汚点を我が日本は残してしまったと思うのですが 多少とも、この不名誉を挽回するには上記立場の表明は筋が通っていると思います。 自分なら、英米に「及びわが国はじめそれに支持、加担した国々」という文言を潔く 付け足したいくらいですが。 しかし現実は、悲しいかな現時点で表立って米にたて突くということは、すなわち 日本における、戦後最大の危機をもたらすということに他ならないと言う気もします。 いくら米国債を日本が多く握っていようとも、経済的にも軍事的にも対抗手段として 使いうる手段については、「宗主国」米国と傀儡日本では、比較するまでもない圧倒的な 差があります。 仮に上記表明をした際に、具体的にどうなるかは想像も出来ませんが、米の有形無形の圧力で、未曾有の経済危機に 陥るやも知れませんし、あるいはその軍事的プレゼンスを欠いた瞬間に中国、北朝鮮あたりが 本気で日本(領土)に侵攻してこないとも限らない。 或いは、意外と深刻な打撃をこうむることはないのかもしれませんが。 日米関係というのは、日本から見た場合のみ一方的に一蓮托生の間柄であって、 対米追従の政治家諸氏がよく「ポチ」と揶揄されたりしますが、私もそういうのは 不快極まりませんが、ただ冷静に首根っこを押さえられている現状を見ると、 彼らの「ポチ」振りも、ある程度仕方のないことのような気もします。 米からしてみれば、例えば日本が従順にせず言う事を聞かないのであれば、 頭越しに中国とより強固に手を結ぶことも、大いにありえます。 実際尖閣のガス田では米企業が参入しているほどですし、目先の利益の為ならば、 お得意の「グローバル」な視野から、簡単に味方をも見切るのが、米の常套手段です。 しかし、様々なリスクがあろうとも、日本が本気で一独立国として、生きていこうとするのであれば 「少なくとも」フランス並みな意志表示を米や周辺諸国に対しても取っていかねばならないし、 (これは全く「少なくとも」であって、元々文化風習に共通性の薄いわが国であれば、 より以上に、自分の主張を述べるのは当たり前と考えます) 困難で時間は掛かろうとも、そうして勝ち得たシンパシーを元に、諸外国に真の「同盟国」 を求めていくのが、あるべき日本の姿ではないでしょうか。 また、こういったことには、一握りの政治家の意志のみでどうにかなるものではありえませんので、 当然ながら、国民にもそれなりの気概と努力が必要であると考えます。 |
国が、どういったスタンスで存立を図るべきか、それは国個々によって、歴史や周辺事情等によって、色々な方法論があろう。 首領様たる米の傘下でぬくぬくと暮らすも一計だし、道は険しくとも敢えて正義と大義の 筋の通った独自の道を切り拓かんとするも一計であろう。 米に公然と「NO」を突きつけることは、なるほど容易い事ではない。 年端も行かぬ子供が親に向かって「自分の力で好きなように生きてやる」 と抜かしても多くはその通りに行かぬように、いわば「保護者」たる米に どっこい生きてる気概を見せ付け、一目を置かせしめるのは、困難な道程ではある。 しかし、時間が経過すれば何か今より改善がなされるかと言うと、 益々米への一極集中、傍若無人、やりたい放題の各国への不当介入が増長されるだろうことは、 確率としては相当に高いと見て相違あるまい。 殊に経済力に於いて、少なからぬ規模を有する日本国が、一方的に米をサポートする現在の 形態は世界的に見ても、決して芳しいことであるとは、私には思えない。 どこかで「NO」と言う必要性があるのであれば、手遅れになる前に、できることなら 早いうちに言ってしまった方が、長い目でみればよい結果に繋がるのではないかと、私は信じたい。 |
これまでも、イラク特措法に基づく人道援助の自衛隊派遣で、米英とは別組織だから問題ない、だった。今度は多国籍軍に入るけど、統一指揮下には、入らないとのこと。前は一緒ではいけないという見解が、一緒になるけど、まるっきり一緒じゃないよ。次は、まるっきり一緒になったけど、悪い事する訳じゃないから良いよになりそう。「日本独自の指揮権」という言い訳を、鵜呑みにしたとしても、世間一般で言う「なし崩し」というヤツだ。そのまんま自衛隊の「海外戦闘目的派兵」に向かって、一歩一歩着実に進んでいる。 |