Page 807 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼参院選挙をひかえて 五郎山 04/6/25(金) 17:57 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 参院選挙をひかえて ■名前 : 五郎山 <cy5ta@myad.jp> ■日付 : 04/6/25(金) 17:57 ■Web : http://www5e.biglobe.ne.jp/~kohisaku -------------------------------------------------------------------------
参院選をまえに民主党に五点要望します。 ・・・・・・・ 一つは・・・、年金法案に対して、民主党が与党に比べ、いかに誠実な 態度をとってきたかを声高に、あらゆる機会を捉え、主張することです。 二つは・・・、インターネットメールで数しげく、民主党の考え方を 説明することです。他に優先してITスタッフ・コンピュータオペレータの スタッフを確保してください。インターネットが時代の要求する 党勢拡張の必要不可欠なツールであることは、論をまたないところです。 良心的なメールには必ず返事を出してください。 なによりも味方を大切にしてください。 三つめは・・・「議員年金」への対応です。最近のテレビは、年金の説明 に、国民、厚生、共済までは並べるが、議員年金をなぜ並べて比較、検討 しないのか。 具体的に、マニフェストと演説の中で、議員年金廃止法案もしくは改訂 法案を提案して欲しいと思います。 民主党議員は勇気を出して、“70%税金から”というこの課題に挑戦して 欲しい。 国民が国会議員や政党を信用しない最大の要因の一つは、この問題をなおざりにしているからです。 四つめに・・・決定的なのは「三党合意」です。小泉や与党幹部、公明党 が、鬼の首をとったように、選挙演説や討論会で叫ぶことは、この三党合 意が70%反対の民意に逆らって強引に可決してしまったマヤカシ法案を 合理化する口実に利用・悪用されていることです。 “民主党は、まさか公党間の契約を破るはずはない”という、おどしをかけ て、マヤカシ法案を合理化し、民主党を攻め立てています。 この「三党合意」で選挙民のなん%が、この改悪法案の可決を認めてしまう 姿勢に変わらないか心配です。 “自民党の不誠実さ”を理由に「三党合意の白紙」を、いさぎよく代表の 名において、ハッキリ宣言すべきです。バックに70%反対の民意があるか ら大丈夫。そうでないとコザカシイ自民・公明は、この先、参院選の至る所 で、この「三党合意」を口実に利用してきます。 今日の「党首討論」でも、公明・自民はさつそく、これを持ち出してきて いました。 選挙の本質はまさに政権をとるかどうかの「対決」です。三党合意などの 妥協で政権は取れるはずはない。・・・三党合意した時期が悪かった。 三党合意は正論だが法案議決と参院選挙をひかえた“政党の戦略”とし ては失敗と言うしかない。 「三党合意」の時期は採決を終わって、参院選が終わった後で、三党合意をやるなら、やるべきだったと思うのですが・・・ 今日現在、参院選で増えて欲しい政党は、民主党28%、自民党20% (朝日)、選挙でこの数字が逆転されたら、その主要な要因の一つは、 「三党合意」にあると、私は分析します。 ・・・ 最後に・・・民主主義がコトもあろうに、国会で蹂躙されたことです。 多国籍軍参加問題も極めて重要ですが、自民・公明により年金法案の審議の過程で、三名の議員の発言が封殺されたことです。 どの政治討論会でも、あまり糾弾されていないが、これは民主主義にとって許されざる暴挙です。 共産党や社民党はなぜ不問に付しているのでしょう。 与党を強く糾弾すべきです。 ・・・・・補足1 これまでの政治討論会たとえば フジテレビの「報道2001」 NHKの日曜討論 テレビ朝日の「サンデープロジェクト」 TBSの「NEWS 23」 テレ朝のスーパーモーニング その他どの番組でもあなたの党の議員の発言に、共通して欠けているものがあります。 それは自民党並びにその亜流、「自民・公明の“無責任政治”」に対する 糾弾です。 例えば・・・ 1.民主党の菅、小沢、羽田その他3名の党役職者等は、全員年金未加入 の責任を負って、その地位を辞退したのに、自民、公明はその責めを回 避し、相変わらずその地位に居座ってしまって、他党から攻撃されないこと をいいことに、牛歩など野党の、数ではどうにもならない窮余の策を批判し ています。 内閣不信任の提案理由として、デタラメ「年金法案の説明責任が 果たされていない」ことを言うのもいいのですが、庶民に訴えるには ズバッと説得力のある、わかりやすい言葉で。 この法案のデタラメサ加減を、マヤカシの年金改悪法案を庶民の感性に 訴えるには弱いのです。 なにかズバツト、ハートに響くような、庶民に分かりやすい提案理由 が欲しいのです。 2.年金未加入に対して誠実に対応した民主党にひきかえ、小泉その他3名の閣僚、厚労大臣(公明)は、相変わらずその座に居座っている。 ・・・(福田の退任理由は年金未納問題というよりも、小泉訪朝の際、官邸 のツンボ桟敷に置かれたからです) しかも自民党はヘリクツをつけて、未納・未加入の名簿を公表しないまま横 着を決め込んでいる。 公明は党三役と厚労大臣が、その責をとらず、シラバックレテイル。 ・・・相変わらずその座に居座っている。 しかも国民年金の掛け金は、悪名高いグリーンピアその他にムダ使いされ、最も許せないのは、厚労省の誰もその責任をとらないどころか、そのツケを保険料の値上げという形で国民年金の保険者に回している。 更に庶民として、絶対に許せないのは責任を負うべき厚労省が、この法案の立案・提案者というに至っては全く唖然とします。 その法案も、ごり押しの形式だけの多数決で可決されるに至っては、これでは政治は闇の中です。 この参院選。民主党にはなんとしても勝ってもらわなければならないの です。そのためには方法論、技術論を研究し、大衆に分かりやすい言葉で、具体的な事実を取り上げ、民主党の誠実な言動を愚直に訴えてください。 しかも、候補者は地域活動−ドブイタ選挙、町や村をキメコマカク、マメに 歩きまわることです。そしてミニ集会など、ヒンバンに開いてもらって、ズ バツト「大衆にわかるグタイ的な言葉で」自民、公明と民主の比較の上に、 その無責任政治をしつこく叫び回ることです。 ・・・・・補足2 まやかしの年金法案につては、具体的には分かりやすく・・・ 【このままだと若い世代は保険料が上がるだけでなく、時とともにアップ率 は際限なく上がる。13.58⇒18.3に止まらない。給付は59.3⇒ 50.2に減少。しかもすでにこの法案の計算の基礎である出生率は、 1.39⇒1.29に減少。給付は40%以下に減るかもしれない。 (この新しい出生率は、マスコミにスッパ抜かれて政府は法案可決のあとに 公表) 与党・自民、公明のズルガシコイ態度に、もはやこれ以上ダマサレてはいけない。】・・・ などで、どうでしょうか ・・・数字の部分は、庶民には分かりにくいから2,3回繰り返す。 投票率の減少がマスコミにより危惧されている。投票しないとこのま まの「マヤカシ年金法案」が何年か続いてしまう。 3.国民的に関心の高い「いつまでもラチのあかない拉致問題」です。 6カ国協議の主宰は中国です。日本と中国の首脳同士の会見は、久しく行われないままです。理由は、カタクナな小泉総理の個人的宗教信条とやらであることは、間違いなさそうです。 小泉は演説で、都合のいいときは、しばしば「国益のために行動」を口 にします。そのくせ他方では個人の私的宗教的感情で国益を損傷していま す。勿論後者の場合、国益のコの字も口にしない。 そこで野党は、特に民主党は“機を失せず”、“あなたは国益に反すること をやっていないか”と追求して欲しい。 ・・・ イラク問題が参院選の争点になるかどうか、気になりますが、庶民の票に結びつくかどうか、でも子どもらの将来を考え、深刻な問題です。 多国籍軍参加が、国会の論議なし・・・どころか、国会の事後承認さえな く、子分だけを集めた内閣の閣議了解で決められてしまったのです。 「民主的であるべき国会の無視」の暴挙でムチャクチャと言うほかない。 ・・・ 安倍氏も小泉と一緒で、彼らは自民党でも最右翼の派閥です。老人は「いつかきた道」を怖れます。子や孫に・・・誠実に生きる女性らに・・・この道 を歩かせてはならない。 悲しい歴史を繰り返させたくない・・・・・ 私は小泉の政治手法をみていると、ヒットラーの政治手法を連想します。 そのイメージは、ネズミおとこ(ゲゲゲの鬼太郎)そのもの。 彼一流のワンフレーズ、パフォーマンス、ワンパターンの演説技法を駆使し て、まず大衆の心に入り込み、大衆をダマシてから政権奪取−憲法無視− 右翼化というコースを辿る、これはまさにネオ・ナチズム−ネオナチストの 手法です。 「統一された指揮権(14万の米軍)のもとに」とあるのに、日本の指揮権が 機能しうるのか、全然疑問です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 蛇足、舌足らず、・・・多々あると思います。ご寛恕ください。 政権交代の速やかな実現を祈って・・・。 選挙の政敵は自民よりも、むしろ公明・・創価学会です。 ・・・ 愛知 五郎山 73歳 cy5ta@myad.jp |