Page 938 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼改めて憲法九条と自衛隊 馬鹿正直 04/6/24(木) 9:58 ┣Re(1):改めて憲法九条と自衛隊 赤と黒 04/6/24(木) 21:18 ┃ ┣Re(2):改めて憲法九条と自衛隊 馬鹿正直 04/6/25(金) 12:32 ┃ ┃ ┗Re(3):改めて憲法九条と自衛隊 甲野四太郎 04/6/25(金) 21:49 ┃ ┃ ┣Re(4):改めて憲法九条と自衛隊 あじあのまごころ 04/6/26(土) 1:17 ┃ ┃ ┃ ┗Re(5):改めて憲法九条と自衛隊 甲野四太郎 04/7/2(金) 15:20 ┃ ┃ ┣Re(4):改めて憲法九条と自衛隊 小鉄 04/7/1(木) 13:06 ┃ ┃ ┣「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? ワン太郎 04/7/1(木) 17:51 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 十代です 04/7/2(金) 3:40 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 宮天狗 04/7/2(金) 10:37 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? ワン太郎 04/7/2(金) 10:41 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来る・・・(後半) ワン太郎 04/7/2(金) 11:16 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来る・・・(後半) 十代です 04/7/2(金) 14:15 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(4):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来る・・・(後半) ワン太郎 04/7/2(金) 15:13 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗追加 十代です 04/7/2(金) 15:22 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? koga 04/7/2(金) 16:38 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 悠々 04/7/3(土) 19:27 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 半仙人 04/7/3(土) 22:58 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 敦煌 04/7/4(日) 8:41 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 半仙人 04/7/4(日) 10:26 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):「軍隊を持たずに国を守る」本当に出来ると思うのですか? 敦煌 04/7/4(日) 10:56 ┃ ┃ ┃ ┣ついでに申し上げれば・・・ 敦煌 04/7/4(日) 11:10 ┃ ┃ ┃ ┗シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です 半仙人 04/7/5(月) 8:50 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です ワン太郎 04/7/5(月) 9:41 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です 半仙人 04/7/5(月) 12:08 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です ワン太郎 04/7/5(月) 17:26 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です 半仙人 04/7/5(月) 20:24 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(5):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です 敦煌 04/7/5(月) 21:05 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(5):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です ワン太郎 04/7/6(火) 9:52 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(6):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です 半仙人 04/7/6(火) 16:12 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(7):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です ワン太郎 04/7/6(火) 17:02 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):シビリアンコントロールがちゃんと機能するかどうかが問題です ニック 04/7/6(火) 16:25 ┃ ┃ ┗Re(4):改めて憲法九条と自衛隊 T.Veronika 04/7/6(火) 10:47 ┃ ┃ ┗Re(5):改めて憲法九条と自衛隊 T.Veronika 04/7/6(火) 11:25 ┃ ┗Re(2):改めて憲法九条と自衛隊 甲野四太郎 04/6/26(土) 18:08 ┃ ┗Re(3):改めて憲法九条と自衛隊 馬鹿正直 04/6/28(月) 0:02 ┃ ┗Re(4):改めて憲法九条と自衛隊 甲野四太郎 04/7/2(金) 15:17 ┣憲法九条と自衛隊について Ray 04/6/25(金) 19:05 ┃ ┣Re(1):憲法九条と自衛隊について 敦煌 04/6/25(金) 21:14 ┃ ┃ ┗Re(2):憲法九条と自衛隊について イワオ 04/6/26(土) 2:45 ┃ ┃ ┣Re(3):憲法九条と自衛隊について ゆううつ人 04/6/26(土) 10:46 ┃ ┃ ┣Re(3):戦争と平和、日本の自衛隊(防衛手段)は是か非か! koga 04/6/26(土) 10:50 ┃ ┃ ┣Re(3):憲法九条と自衛隊について 闇をまとう者 04/6/26(土) 23:03 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):憲法九条と自衛隊について 敦煌 04/6/26(土) 23:10 ┃ ┃ ┗Re(3):憲法九条と自衛隊について 敦煌 04/6/26(土) 23:26 ┃ ┃ ┗Re(4):憲法九条と自衛隊について イワオ 04/6/28(月) 1:28 ┃ ┣Re(1):憲法九条と自衛隊について 馬鹿正直 04/6/26(土) 10:10 ┃ ┣Re(1):憲法九条と自衛隊について 源蔵 04/6/26(土) 11:01 ┃ ┣Re(1):憲法九条と自衛隊について しゃねる 04/6/26(土) 14:14 ┃ ┣Re(1):憲法九条と自衛隊について 半仙人 04/6/30(水) 11:43 ┃ ┣Re(1):憲法九条と自衛隊について からかわれしゃねる 04/7/1(木) 4:08 ┃ ┣無効論の立場ですが、安全保障に関して。 つるみ 04/7/3(土) 18:03 ┃ ┣寝言はペキンへでも往って吐け! ニッチモサッチモ 04/7/4(日) 10:13 ┃ ┗Re(1):憲法九条と自衛隊について ニック 04/7/5(月) 16:00 ┃ ┗Re(2):憲法九条と自衛隊について 敦煌 04/7/5(月) 21:02 ┃ ┗Re(3):憲法九条と自衛隊について ニック 04/7/5(月) 21:26 ┃ ┣私からも トッテン氏の主張に反論をお願いします ワン太郎 04/7/6(火) 10:20 ┃ ┃ ┣ワン太郎様と同じ気持ちです ニック 04/7/6(火) 12:18 ┃ ┃ ┗Re(1):トッテン氏の主張に反論(?) 蟷螂の斧 04/7/6(火) 17:48 ┃ ┗Re(4):憲法九条と自衛隊について しげちよ 04/7/6(火) 18:29 ┃ ┣誤植です。申し訳ない。 しげちよ 04/7/6(火) 18:32 ┃ ┗Re(5):憲法九条と自衛隊について ニック 04/7/6(火) 20:21 ┃ ┗Re(6):憲法九条と自衛隊について しげちよ 04/7/6(火) 21:59 ┃ ┗放置プレイ しげちよ 04/7/8(木) 10:32 ┣敦煌さん、馬鹿正直さんへ Ray 04/6/26(土) 14:18 ┃ ┣Re(1):敦煌さん、馬鹿正直さんへ 敦煌 04/6/26(土) 20:48 ┃ ┗Re(1):敦煌さん、馬鹿正直さんへ つるみ 04/6/28(月) 0:24 ┣源蔵さん・しゃねるさんへ Ray 04/6/26(土) 14:46 ┗自衛隊と憲法9条2項 ぎみゆら 04/6/26(土) 15:25 ┣Re(1):自衛隊と憲法9条2項 馬鹿正直 04/6/27(日) 11:42 ┃ ┗Re(2):自衛隊と憲法9条2項 ぎみゆら 04/6/28(月) 10:09 ┃ ┗Re(3):自衛隊と憲法9条2項 馬鹿正直 04/6/29(火) 10:30 ┃ ┗「なぜ」「いま」改憲論議なのか? ぎみゆら 04/6/30(水) 10:29 ┃ ┣Re(1):「なぜ」「いま」改憲論議なのか? 馬鹿正直 04/7/1(木) 11:04 ┃ ┃ ┗最後に──昨今の米国をどう見るか? ぎみゆら 04/7/2(金) 10:40 ┃ ┃ ┗Re(1):最後に──昨今の米国をどう見るか? 甲野四太郎 04/7/2(金) 15:42 ┃ ┗自衛隊の存在は合憲? 馬鹿正直 04/7/3(土) 10:15 ┃ ┣Re(1):自衛隊の存在は合憲? ウミサチヒコ 04/7/3(土) 14:21 ┃ ┗Re(1):自衛隊の存在は合憲? ぎみゆら 04/7/3(土) 17:26 ┃ ┗Re(2):自衛隊の存在は合憲? つるみ 04/7/5(月) 12:27 ┗Re(1):自衛隊と憲法9条2項 つるみ 04/7/6(火) 12:16 ┗Re(2):自衛隊と憲法9条 ・・・ 'other war potential ' への考慮を ワン太郎 04/7/6(火) 14:21 ┗Re(3):自衛隊と憲法9条 ・・・ 'other war potential ' への考慮を つるみ 04/7/7(水) 5:24 ┗米国とのタッグマッチでやれば「完全犯罪」が可能・・・どう防ぐ? ワン太郎 04/7/7(水) 11:51 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 改めて憲法九条と自衛隊 ■名前 : 馬鹿正直 ■日付 : 04/6/24(木) 9:58 -------------------------------------------------------------------------
福島みずほさんの投稿に乗って皆様にお伺いしたのですが、ご意見を頂くことが出来ませんでした。 改めて新規投稿でお伺いします。 下記で二つの考え方を想定していましたが、ご意見がなかったので、ひょっとしたら第三の考え方もあるのかなと思い始めています。 すなわち、自衛隊は国の自衛権がある以上合憲であるが、そのために憲法を改正すると改正による弊害の方が大きい。ここは憲法をいじらず、自衛隊を持たせるほうが得策である。日本人は大人なんだから「暗黙の了解」を受け入れるだろう。 これらを含めてコメントを期待しています。 (投稿11212の内容です) > 有事立法や憲法9条改悪反対というのは、国会のなかで、少数政党 >である社民党と共産党しかいません。 ティッシュを配る感覚で書き込み、コミュニケーションをとるつもりの全くない福島さん、書き込みによって社民党の評価を落としていることに早く気づいてください。 と言うわけで、福島さんからの返事を期待しているわけではありませんが、基本的な疑問があります。どなたか説明いただけたらありがたいです。 憲法改正反対の立場の政党は自衛隊の存在をどう認識しているのでしょうか。 1.自衛隊の存在は憲法違反である。 2.自衛隊の存在は合憲であるから、憲法を改正する必要はない。 のいずれかであろうと想像しています。 憲法違反であれば即刻自衛隊をなくさなければなりませんが、自衛隊なしに国を守る手段を教えてください。 合憲だとする場合、憲法9条のどの語句(文字)が軍隊(自衛隊は明白に軍隊です)を持つことを許していますか、教えてください。 問題が二つあります。 a.子供に「うそを言ってはいけない」と教育できない。法律で禁止されていても解釈をいじくれば反対のことをしても罰せられないことを国家至高の法律が認めているわけですから。 b.9条の条文を英訳して(その他色々の言葉に訳して)外国人に見てもらいましょう。世界の5本の指に入る軍隊を保有する日本の信用はがた落ちになることは必至です。契約書に明記しても平気で解釈をゆがめるのが日本人だと知られたら国境を越えた経済活動など出来るわけはありません。 |
>福島みずほさんの投稿に乗って皆様にお伺いしたのですが、ご意見を頂くことが出来ませんでした。 > >改めて新規投稿でお伺いします。 >下記で二つの考え方を想定していましたが、ご意見がなかったので、ひょっとしたら第三の考え方もあるのかなと思い始めています。 > >すなわち、自衛隊は国の自衛権がある以上合憲であるが、そのために憲法を改正すると改正による弊害の方が大きい。ここは憲法をいじらず、自衛隊を持たせるほうが得策である。日本人は大人なんだから「暗黙の了解」を受け入れるだろう。 > >これらを含めてコメントを期待しています。 > > >(投稿11212の内容です) >> 有事立法や憲法9条改悪反対というのは、国会のなかで、少数政党 >>である社民党と共産党しかいません。 > >ティッシュを配る感覚で書き込み、コミュニケーションをとるつもりの全くない福島さん、書き込みによって社民党の評価を落としていることに早く気づいてください。 >と言うわけで、福島さんからの返事を期待しているわけではありませんが、基本的な疑問があります。どなたか説明いただけたらありがたいです。 > >憲法改正反対の立場の政党は自衛隊の存在をどう認識しているのでしょうか。 >1.自衛隊の存在は憲法違反である。 >2.自衛隊の存在は合憲であるから、憲法を改正する必要はない。 > >のいずれかであろうと想像しています。 > >憲法違反であれば即刻自衛隊をなくさなければなりませんが、自衛隊なしに国を守る手段を教えてください。 > >合憲だとする場合、憲法9条のどの語句(文字)が軍隊(自衛隊は明白に軍隊です)を持つことを許していますか、教えてください。 >問題が二つあります。 >a.子供に「うそを言ってはいけない」と教育できない。法律で禁止されていても解釈をいじくれば反対のことをしても罰せられないことを国家至高の法律が認めているわけですから。 >b.9条の条文を英訳して(その他色々の言葉に訳して)外国人に見てもらいましょう。世界の5本の指に入る軍隊を保有する日本の信用はがた落ちになることは必至です。契約書に明記しても平気で解釈をゆがめるのが日本人だと知られたら国境を越えた経済活動など出来るわけはありません。 1社民党、共産党の皆さん、馬鹿正直さんの質問に答えてください。私も同じ疑問をもっ ていますので。 イ.自衛隊は、現憲法下で許される存在なのかどうか(私は否と思いますが)。 ロ.もし否なら、国を守るのにはどうしたらよいか(武力なしの選択肢も含めて)。 この辺のビジョンがないと護憲も説得力がありません。 ほんとうに判らないので伺うだけで、他意はありません。でも非常に多くの人の素朴な 疑問ではないでしょうか。政党としてはっきりした主張・ビジョンが必要ではありませ か。ちなみに私は今の改憲の動きには絶対反対です。 2.同じく両党のみなさんに。なださんも言われているように、社民党・共産党はもっと 協力すべきでは。例えば選挙。自民党が共産党に感謝するような現状は許せません. 両党の党員あるいは代弁者のご意見を伺いたいのです。他の方のもっぱら攻撃を旨とするレスポンスは無視させて頂きます。 馬鹿正直さん、横から口出ししてすみません。 |
▼赤と黒さん: イ.自衛隊は、現憲法下で許される存在なのかどうか(私は否と思いますが)。 > ロ.もし否なら、国を守るのにはどうしたらよいか(武力なしの選択肢も含めて)。 > この辺のビジョンがないと護憲も説得力がありません。 ちなみに私は今の改憲の動きには絶対反対です。 フォローありがとうございます。 この話題はこの掲示板ではふさわしくないのかなあとなんとなく感じ始めています。 たぶん以下の理由のいずれかなんでしょう。 1.憲法と自衛隊の関係は過去何十年も議論されており、いまさらこの話題で意見を交換する価値がない。今頃こんな低次元の話題を持ってくるな。 2.憲法九条で日本は軍隊を保持してはならないのは「明記」されている。しかしながらいきさつはともかく日本は軍隊を持つことになってしまった。理屈では憲法を変えなければならないのだが、変えてしまうと歯止めが利かなくなる。片目をつぶって見て見ない振りしながら自衛隊を牽制したほうが賢明だ。「くさい物には蓋」「暗黙の了解」「清濁あわせて飲む大人」あんまりほじくるな。 このいずれか、あるいは両方なんでしょうか。 ちなみに改憲の動きには絶対反対の赤と黒さんはどう考えておられるのでしょうか。 私は自衛隊を持つのは明らかに憲法違反だと考えます。自衛隊を持たず国を守る方法を必死で考えなければなりません。最低限必要なのは世界最高の能力と力のある諜報活動でしょう。日本に武力行使をしようとする国を探し出し、その意図(日本への武力行使)を粉砕しなければなりません。舞台裏でのスパイ活動でしか、このような動きは出来ません。日本にこのような活動能力があるのかどうか、はともかく、軍隊を持つよりもっと金がかかる、活動そのものが見えにくいので裏社会のウエイトが大きくなる、そして何よりも世界全体を敵に回す恐れの方が大きくなるでしょう。 となると、現実的に(世界のほとんどが実行しているように)軍隊を持つことになります。軍隊を持つのであれば今の憲法を変えなければなりません。歯止めが効かなくなる恐れは十分あるので、歯止めの議論を尽くさなければなりません。 例えば(思いつきですが)日本の軍隊が外国に出る場合はその人民(たとえゲリラでもテロリストでもです)に銃口を向けてはならない。ひたすら逃げ回るのです、ちょうどイラクで逃げ回っている自衛隊のようにです。そんな足手まといな日本の軍隊でも出てきてほしいと国連の要請があれば出掛けたらよろしい。 |
仮にアメリカの攻撃を受けたとき、日本はどうやって国を守れるのですか。 軍事力に対して軍事力で対抗することは、世界最強の軍事力を持たない限り不可能です。アメリカには勝てなくても北朝鮮に勝てる程度の軍事力があればいいのでしょうか。また、アメリカには勝てっこないから日米同盟という美名の下にアメリカに従属する、こんな屈辱的なことはありません。 アメリカの軍事力に頼るためには、他のどの国との友好も犠牲にすることになるとしてもやむをえないのでしょうか。 イラクにはアメリカに勝てる軍隊はありませんでしたが、アメリカの侵略に対しては、イラクの人々は敢然と闘っていると思います。クウェートはイラクに勝てる軍隊はありませんでしたが、イラクの侵略に対しては諸外国の経済封鎖などの助けを受けることができました。 軍隊がなくては国は守れない、だから憲法は自衛隊という名の軍事力保持を認めているというのは、間違っていると思います。 |
アメリカに勝てないから日米同盟を持つ、 そんなに悪い事でしょうか? 大事な事はプライドを守る事ではなく、 国民を守る事です。 |
日米同盟は、アメリカが侵略戦争をすれば、日本もこれに加担する義務を負担することになるからいけないことなのです。 |
>イラクにはアメリカに勝てる軍隊はありませんでしたが、アメリカの侵略に対しては、イラクの人々は敢然と闘っていると思います。 イラクの人とテロリストは別物ですよ。イラク人が、イラク人を巻き込むテロを起こしますか?そもそもイラクというのは未だに部族社会であり、日本の感覚で「イラク人」とまとめてしまうと実態をとらえられなくなります。 >クウェートはイラクに勝てる軍隊はありませんでしたが、イラクの侵略に対しては諸外国の経済封鎖などの助けを受けることができました。 攻め取られてからでは遅いでしょうが・・・。 |
>軍隊がなくては国は守れない、だから憲法は自衛隊という名の軍事力保持を認めているというのは、間違っていると思います。 では「軍隊を持たずに国を守る」という事になるのでしょうか? 考えただけでも、気が遠くなるほど困難な道を選択する事になります。 先ず、何はともあれ優秀で能力豊かな「政治リーダー」がいなくては話になりません。 国内外から「尊敬を得られる人物」でなくてはいけません。 <今の日本の政治家で可能性のある人物が見当たりますか? <過去100年の間の政治家でこれなら という人がいたら教えてください。 <皆無と思います 同時に、優秀で能力があり誠実な官僚、外国(人)の横暴にも粘り強く対応できる現場の役人達。 <これから2・30年かけて育成しましょう、現在の役人では耐えられないでしょう それにもまして、屈辱的な外国からの恫喝に 日本国民が耐えていけるのか。 日本国民が本当に それでもいいと 腹をくくれるのか。 自衛隊を否定する人たちは こういったことを本当に考えていてくれるのか、とても不安です。 (まさか、いまさら「非武装中立」などと言い出しは しないでしょうね) |
自分はまだ十代ですので、自分の意見が理想だと言われるのを承知で投稿します。 南米に軍隊のない国があります。周囲の国々は内戦などもあって不安定らしいですが、そのくには治安がいいそうです。国民は「軍隊がない」ことを誇りに思い、また、それが平和をもたらしていると語っているそうです。軍事費がかからない分が教育に回されるため、教育水準が高く、自然、外交も達者だそうです。 今の議論には、目指す目標が欠けているように思います。平和を求め、憲法九条を守るという最終目標には、目が向いていないように思います。(もちろん、時代に合わせて臨機応変に対応するのは大事なことですが)そして、目先の処理ばかりで、未来を買っていない、むしろ未来から借金して現在をしのいでいると思います。(これは、経済問題や環境問題にもあてはまります) 自分の意見は、自衛隊はそもそも違憲というものです。大体、憲法から考えれば、治安維持しかできないはずの自衛隊は、いっそのことレンジャー部隊にでも変えたほうがいいと思います。 自衛隊の海外派遣ももちろん違憲です。物資の輸送は戦闘行為に当たらない、あくまで後方支援だ。なんて言ってますが、物資なしでは戦争なんて不可能です。古今東西、相手の輸送部隊を叩く、補給路をつぶすなんてことは、三国志の時代から行われている当たり前の戦略です。 金だけでなく、人もだせ。なんていう湾岸トラウマもありますが、そもそも湾岸戦争にも金なんて出す必要はなかったと、著名な先生がおっしゃっています。 冷戦の頃には、味方にするため、ビンラディンとアメリカの間に経済的つながりもあったわけですし。 それと、現在の法解釈の拡大には危険を感じます。太平洋戦争のときにも、法解釈の拡大、統帥権の拡大が大きな要因となっています。 最後に言いたいことは、これはある環境学者が言っていたのですが、今の国際情勢の中で環境問題が忘れられていくことが問題だそうです。テロの温床には食糧問題、貧困の問題があるわけです。それらの解決こそが抜本的解決につながると思います。そしてまた、もうすでに食糧危機の波が訪れています。人口は増え続けています。空気も汚れます。石油もなくなります。これらの問題にはグローバルな視野と協力が早急に必要です。それなのにいまどき軍隊がどうとかはナンセンスだと思います。 理想論とおっしゃる方が多数だと思われます。ただ、戦争からは何も生まれないのは確かです。自衛隊がなくなれば、教育や医療の充実が少しでも実現すると思います。そうすれば、少年犯罪も減るかもしれません。よりよい政治家も生まれるかもしれません。実際、武力なしでもやっている国があります。武力なき平和を目指す努力こそが重要であり、自衛隊は違憲であるというのが持論です。 (自分は多分にある教授の意見に共感し、不可能ではないと思ったからです) |
▼十代ですさん: あなたのご意見とても貴重です。 戦争の愚かさ怖さ惨めさを身をもって知る65歳以上の高齢者のほとんどは、 今密かに、あるいは公然と戦争への道が開かれていくのを前に呆然と立ちすく んでします。年を取っても思考力はあまり衰えないといわれてますが、どうし ても自分の殻に閉じこもりがちになる。パソコンなんて聞いただけで拒絶反応 を起こし、新聞投書もママならない。というわけで「黙っちゃいるけど何とか しなければ・・」の思いは強いのです。 あなたと同じ年代だった59年前の「還らざる夏」を思い起こしつつ、一筋の 光明を見出して心がやすまりました。ありがとうございます。 |
▼十代ですさん: 力作のレスありがとうございます。 主要な項目について、私の考えを述べさせていただきます。 > 南米に軍隊のない国があります。周囲の国々は内戦などもあって不安定らしいですが、そのくには治安がいいそうです。国民は「軍隊がない」ことを誇りに思い、また、それが平和をもたらしていると語っているそうです。軍事費がかからない分が教育に回されるため、教育水準が高く、自然、外交も達者だそうです。 世界に軍隊を持たない国は結構あります。 大別すれば、 (1)その国に「(侵略・蹂躙する)魅力のない国」である場合。 (2)パトロンとなる「強国の庇護」の下に自国の安全を確保している場合。 総じて「小国」です。 日本はどうでしょう、 (1)の魅力度からすれば、市場的、地理的、戦略的・・・地中資源以外はとても魅力的です。 無防備であれば、侵略・蹂躙の憂き目に会う可能性は充分あります。 現実に国境の島や資源は蹂躙されつつありますし、北朝鮮には国民を拉致されました。 果たして、日本がそういった「小国の仲間」になれるのかどうか、 米国の庇護の下に安住するのは「ただ乗り」と言われます。 > 今の議論には、目指す目標が欠けているように思います。平和を求め、憲法九条を守るという最終目標には、目が向いていないように思います。 「9条を守る」という発想だから「目標を欠く」と感じるので、 「9条の精神を(積極的に)追求する」という観点に立てば、目標は明確になります。 問題は、現実として「9条の精神を追求する」行動が可能なのか、 日本国民の「共通意志」とし得るかどうかでしょう。 長くなりそうなので、ここで「前半終了」とします。 (ご批判・反論は 後半も お読みになってから でお願いします) |
▼十代ですさん: (前半から続きます) > 自分の意見は、自衛隊はそもそも違憲というものです。 恐らく、国民の大多数は「違憲」であるという認識に「本音では」反対しないと思います。 しかし、9条を条文どおりの解釈では、現実にそぐわないと感じているから、本音を表に出さないのだと思います。 > それと、現在の法解釈の拡大には危険を感じます。太平洋戦争のときにも、法解釈の拡大、統帥権の拡大が大きな要因となっています。 だから、私は憲法を改正しなければならないと考えているのです。 誤った解釈を許してしまう(脇の甘い)憲法をこのままにしておく事は、将来に禍根を残す恐れを感じるのです。 「自衛隊を海外に派遣してはいけない」「集団自衛権による軍事行動は許さない」等と明記した憲法に改訂することを何故嫌うのでしょう。 日米安保の見直し時期に 憲法の見直し検討をすべきだったと思います。 そのたび「護憲派」といわれる人々によって、検討(論憲)すらも反対されました。 > 今の国際情勢の中で環境問題が忘れられていくことが問題だそうです。 環境についての日本のとるべき姿勢を憲法に謳いましょう。 > 自衛隊がなくなれば、教育や医療の充実が少しでも実現すると思います。そうすれば、少年犯罪も減るかもしれません。 自衛隊を無くせば「浮いたお金が出る」というのは 幻想だと思っています。 安全保障のためのお金が 今以上に必要となると思います。 (こういった試算を誰もしてくれないのは不満です。 (かつて、シンクタンクで試算を始めたら 右からも左からも圧力がかかって (ダメになったと聞きました。 (こういった「思想による弾圧」は(「思想を弾圧」ではありませんよ) (表に出ないだけに恐ろしいことです。 国際社会からの批判もきつくなるでしょう。 「口と金だけで始末をつける日本」ということです、尊敬は得られません。 >武力なき平和を目指す努力こそが重要であり、自衛隊は違憲であるというのが持論です。 そういった理念をお持ちになるのは立派なことと思います。 しかし「9条の精神を追求する」即ち、「武力なき平和を目指す努力」の具体的行動に不安を感じる人が多くいます。(私もその一人) 現時点において、その不安を解消する説得力のある提案を知りません。 過去に「非武装中立」という まことにお寒い提案がなされました。話になりません。 子供の学芸会ではないのです、一国の1億3千万人の生命・財産・生活がかかっていることです。 納得できる提案のない限り、 軍備を保持することで国の安全保障を確保するのが、 現状では最も「妥当性のある手段」と考えています。 |
ワン太郎様、ご批判ありがとうございます。 自分も憲法改正にはそれほど反対ではありません。おっしゃるとおり、法解釈の拡大を防ぐためにも、しっかりした議論が必要ですし、その結果、よりよい改正案に多数の賛成があれば変えるべきでしょう。ようは、ズルズルと解釈が拡大していることを阻止すべきだということなので、繰り返しですが、おっしゃる通りだと自分も思います。 話は変わりますが、先月、祖父が亡くなりました。祖父は戦時は特攻隊員だったそうで、あと何日か何時間か戦争が続いていれば死んでいたそうです。そうすると、自分の母は存在しないわけで、もちろん自分も存在しません。 もし今戦争が起これば、自分は徴兵されるでしょう。自分は非国民とののしられても、逃亡します。友達に自衛隊員がいます。そいつは死ぬかもしれません。戦争が終わったなら、戦後処理は自分の世代がすることになるでしょう。 せめて、政治家も最前線で戦うという決まりでもあれば、まだ少しは話は分かりますが、、、 すごく話がそれました、申し訳ないです。ただ理屈でなく戦争には反対です。だから、いずれは軍隊がなくなることを望みます。 日本にはもっと根本的な解決につながる支援を努力してもらいたいです。食糧、情報、教育などです。やるだけやって欲しいです。 人類の最後は、食糧問題、環境問題、感染病などな気がします。自分の世代はモロに直面します。自分の世代から見れば、もっと未来につながる政治を望んでしまいます。 ただ、ワン太郎様のおっしゃる通り、軍隊なしでどう自衛するかという問いには、自分にもはっきりした答えが出ません。ただ、だから現在の状況に合わせて自衛隊の位置づけをはっきりさせよう!というのが正しいのかもしれませんが、出来る限り違う方向を模索したいと思います。 中身のない書き込みですいません。自分はまだまだ勉強中でございます。ワン太郎様のように的確な議論が出来るようにがんばります。ありがとうございました。 |
▼十代ですさん: >ワン太郎様、ご批判ありがとうございます。 いえいえ、批判のつもりはありません、私の意見を披露させていただいただけです。 > ズルズルと解釈が拡大していることを阻止すべきだということなので、 全くその通りで、私の目には「平和希求者 & 護憲論者」が 「ズルズル解釈」の片棒を担いでいる、という皮肉な状況と映ります。 > もし今戦争が起これば、自分は徴兵されるでしょう。自分は非国民とののしられても、逃亡します。 その「信念」を批判するつもりはありません。 多分 徴兵に応じるより逃亡する方が困難な状態となるでしょう。 まさに「自己責任」の話しです。 > 日本にはもっと根本的な解決につながる支援を努力してもらいたいです。食糧、情報、教育などです。やるだけやって欲しいです。 チョット苦言を、 「やるだけやって欲しいです」は老い先短い 私のセリフでしょう。 十代のあなたは「やるだけやろうと思います」じゃないですか? もう残りの少ない年寄りは、今戦争が起ころうが 大した事はありません。 そんなに怖くもありません。 いま考えている憲法改正や自衛隊については あなた方 若い人の問題です。 私の世代の責任を回避しようとしているのではありません、責任を強く感じています。 しかし、その結果は私自身の人生には影響ないことなのです。 誰のためでもない、あなた自身のことなのですから・・・ > 中身のない書き込みですいません。自分はまだまだ勉強中でございます。ワン太郎様のように的確な議論が出来るようにがんばります。ありがとうございました。 こちらこそ勉強になりました。 |
たびたびすいません。一つだけ付け足しです。 そもそも憲法とは、国家の動きを束縛、制限する。というのが原理であるはずです。それを、国家が自由に動きづらいから改正するというときには、どう考えても理念に反するものであり、だから慎重に、疑いを持って考えなくてはならないと思います。 同時に、そもそも国民を束縛することが憲法の一番の原理ではないはずなのであったと思います。 当たり前の書き込みですいません。 |
ご参考、 「戦争と平和、日本の自衛隊は是か非か」11591番、私の意見を参考にして下さい。 君が云う様なことが人類の理想だと思う、、。ただ、世界には様々な、善悪の人達が居ることを認識すべき、、。だから、平和の為の安全管理が必要になる、、。 |
きょうの朝日夕刊の記事から。まだ十代の方のご参考までに。 ・・日本でいえば、復興支援のために自衛隊を送っていますが、一番不経済なやりかた ですよ。現地の要望と事情をよく知っているNPOやNGOを使うのが、一番効率的です。 なにしろ、日本の首相は頼まれなくてもアメリカの歩調に合わせる人でしょ。 そんなつけを国民が全部払うんじゃ、たまったもんじゃない。 そういうことをね、的確に指摘する声が少なすぎる。歴史に学ぼうという気持ちが もう少しあれば、随分大きな問題を引き出せる。近代日本の挫折をズーッと 見てきたものとして、今、痛切に感じますよ。余生を送る老人に残された課題は、 どんな苦い経験を日本がしてきたか、それを避けるために何が必要かを、 機会あるごとに考え、語ることだなあ。(by 福田 歓一) |
▼ワン太郎さん: 本当に、軍隊があれば国を守れますか? 私の見るところでは、日本に軍隊があれば軍隊が無いよりはるかに危険です。 > >では「軍隊を持たずに国を守る」という事になるのでしょうか? >考えただけでも、気が遠くなるほど困難な道を選択する事になります。 > >先ず、何はともあれ優秀で能力豊かな「政治リーダー」がいなくては話になりません。 >国内外から「尊敬を得られる人物」でなくてはいけません。 > <今の日本の政治家で可能性のある人物が見当たりますか? > <過去100年の間の政治家でこれなら という人がいたら教えてください。 > <皆無と思います だから軍隊を持ってはいけないのです! 優秀で能力豊かな「政治リーダー」がいないのに軍隊を持てば、その軍隊は必ず国民に害をなします。1920年代後半から1940年代前半にかけての日本の歴史は雄弁にそれを語っています。1946年に現行憲法の草案が国民の前に提示されたときに強い反対論が起こらなかったのは、当時の国民がそれをいやというほど知っていたからです。 外国からの恫喝以上に恐ろしいものを抱え込んでしまったら、外交的努力も何もあったものではありません。そんな恐ろしいものを作ってしまってから「しまった」と言っても手遅れです。今それを阻止しなければなりません。 |
▼半仙人さん: >▼ワン太郎さん: >本当に、軍隊があれば国を守れますか? 私の見るところでは、日本に軍隊があれば軍隊が無いよりはるかに危険です。 >> >>では「軍隊を持たずに国を守る」という事になるのでしょうか? >>考えただけでも、気が遠くなるほど困難な道を選択する事になります。 >> >>先ず、何はともあれ優秀で能力豊かな「政治リーダー」がいなくては話になりません。 >>国内外から「尊敬を得られる人物」でなくてはいけません。 >> <今の日本の政治家で可能性のある人物が見当たりますか? >> <過去100年の間の政治家でこれなら という人がいたら教えてください。 >> <皆無と思います > >だから軍隊を持ってはいけないのです! 優秀で能力豊かな「政治リーダー」がいないのに軍隊を持てば、その軍隊は必ず国民に害をなします。1920年代後半から1940年代前半にかけての日本の歴史は雄弁にそれを語っています。1946年に現行憲法の草案が国民の前に提示されたときに強い反対論が起こらなかったのは、当時の国民がそれをいやというほど知っていたからです。 >外国からの恫喝以上に恐ろしいものを抱え込んでしまったら、外交的努力も何もあったものではありません。そんな恐ろしいものを作ってしまってから「しまった」と言っても手遅れです。今それを阻止しなければなりません。 いや、呼び名と若干の行動制限があるだけで、軍隊(それも世界有数の装備を誇る)は存在しています。 ついでに申し上げれば、支那や朝鮮に外交努力などするだけ無駄です。 やつらは日本を、体よく利用しようとするだけです。 尖閣諸島海域。EEZ境界の海底に刺したストローを、抜いてから モノ言って欲しいですな。 |
敦煌さん。 それではうかがいますが、支那や朝鮮(これは敦煌さんが使った言葉です)との間の問題は軍隊があれば解決できる問題ですか? 軍隊を用いて解決すべき問題ですか? 自衛隊に現在課せられている「若干の行動制限」を外して解決するのが筋道でしょうか? そんなことができるなら苦労はありません。やれば国際社会の袋たたきに会います。 問題は、ワン太郎さんが言ったように、優秀で能力豊かな「政治リーダー」が皆無というところにあるのです。そういうリーダーが居れば、軍隊があるか無いかは問題でなくなります。 例えば拉致問題ですが、事件が起こったときにすぐに綿密な調査をし、厳しい対応をする姿勢を示した政治家がどれだけ居ましたか? それどころか、政治家の中には北の方から聞こえてきた「拉致問題は存在しない」という声を鵜呑みにした人が確かに居ました。そういう姿勢ではバカにされるのが当然です。もし自衛隊の「若干の行動制限」が解かれ、それをそういう無能な政治家が外国に対して用いれば、1940年代の戦争よりもっとわけの悪い戦争になってしまいます。ちなみに、先の戦争は天皇の一声で終わらせることができましたが、今度はそうはいかないでしょう。 こんなことを言ったからといって、誤解しないで下さい。筆者は天皇の大権の復活を望んでいるのではありません。ただ、「若干の行動制限」の解かれた軍隊を持つときに気を付けなければならない事の例を示しただけです。それでも、その気を付けなければならない事が重大な意味を持っているのを見落とさないでいただきたいと思います。 |
▼半仙人さん: >敦煌さん。 > それではうかがいますが、支那や朝鮮(これは敦煌さんが使った言葉です)との間の問題は軍隊があれば解決できる問題ですか? 軍隊を用いて解決すべき問題ですか? 自衛隊に現在課せられている「若干の行動制限」を外して解決するのが筋道でしょうか? > そんなことができるなら苦労はありません。やれば国際社会の袋たたきに会います。 > 問題は、ワン太郎さんが言ったように、優秀で能力豊かな「政治リーダー」が皆無というところにあるのです。そういうリーダーが居れば、軍隊があるか無いかは問題でなくなります。 > 例えば拉致問題ですが、事件が起こったときにすぐに綿密な調査をし、厳しい対応をする姿勢を示した政治家がどれだけ居ましたか? それどころか、政治家の中には北の方から聞こえてきた「拉致問題は存在しない」という声を鵜呑みにした人が確かに居ました。そういう姿勢ではバカにされるのが当然です。もし自衛隊の「若干の行動制限」が解かれ、それをそういう無能な政治家が外国に対して用いれば、1940年代の戦争よりもっとわけの悪い戦争になってしまいます。ちなみに、先の戦争は天皇の一声で終わらせることができましたが、今度はそうはいかないでしょう。 > こんなことを言ったからといって、誤解しないで下さい。筆者は天皇の大権の復活を望んでいるのではありません。ただ、「若干の行動制限」の解かれた軍隊を持つときに気を付けなければならない事の例を示しただけです。それでも、その気を付けなければならない事が重大な意味を持っているのを見落とさないでいただきたいと思います。 解決できる問題ではありません。これは断言できますが、御存知のとおり支那の、過去ベトナムに対して、現在はチベットに対しての行いは如何ですか? これらの抑止力は、持っていることに越したことはありません。 若干の行動制限を外せば、完全な抑止になります。 一時議論されましたが、空中給油機の導入。なども若干の制限を外すことになります。いずれにしろ、皆さんは小泉氏がこのまま暴走するのでは・・・?と不安なんですよね?では何の為に「統合幕僚会議」が、あり。各自衛隊に幕僚監部があるのでしょう?国会だけでは諮りかねる懸案を諮り、出動か否かの判断のために幕僚が居ます。旧軍とは明らかに指揮・命令系統が違います。 それがシビリアン・コントロール(文民統制)ですよ。 |
現在の自衛隊には、「戦争を仕掛ける」能力はありません。 航空母艦も長距離爆撃機も持っておりませんし。 長距離ひこうの出来る邀撃戦闘機も、精緻な偵察衛星も持っていませんよ。 出来るものなら、やってもらいましょう。 |
敦煌さん。 私は単に小泉氏がこのまま暴走することだけを心配しているのではありません。もちろん小泉氏が間違った方向に道を開くこともいけないと思いますが、それ以上に心配なのは、今の日本にはシビリアンコントロールのシステムがあるから昔の日本のようなバカな戦争はしないという迷信がはびこることです。 どんなに良いシステムがあってもそれを動かすのは人間です。人間がぼんやりしていたら、人の生活を豊かにするはずのシステムがかえって危険なものになります。その点、日本の政治家はどうでしょうか。 外国の政府首脳が言ったことを鵜呑みにするような政治家が、国運を左右するような重要な場面でシビリアンコントロールを巧みに実行できるでしょうか。大いに疑問です。 憲法さえも骨抜きにして平気で居る人たちが、シビリアンコントロールが骨抜きにされたときに厳しい態度でそれに臨むことができるでしょうか。そんなことはまずあり得ないでしょう。 シビリアンコントロールのシステムがあるから安心だと考えるのは、憲法第9条があるから日本は戦争に巻き込まれることが無いと信じるのと同じ程度に空想的です。平和は、憲法に掲げられた他の諸価値(基本的人権等)と同様、積極的に守る努力をしなければ失われるものです。 ではどうやって平和を守るかというところで意見が分かれるのですが、この問題に答えを出すためには、一見迂遠に見えるかもしれませんが、日本人とは何か、それは他国の人間とどう違うのかを徹底的に研究しなければなりません(すでに60年前にルース・ベネディクトがそれをして『菊と刀』という本を書きましたが、それを超えることをしなければなりません)。そうすれば、たとえば天皇の一声であの大戦争を終わるというようなことが今後もあり得るかどうかが分かるでしょう。そしてまた日本でのシビリアンコントロールが天皇の一声ほどの効果を発揮できるかどうかということにも見当を付けられると思います。 天皇の一声がありえず、シビリアンコントロールも有効に機能しない状態で外国と砲火を交えるような事態が発生したら……想像するだけでも寿命が縮まりそうです。 私は敦煌さんの言われる「抑止力」をわが国が持つことを必ずしも否定しませんが、現在自民党政権が企てているような方向に防衛政策を導くことは決してやってはならないことだと思います。はっきり言えば、自衛隊は縮小すべきです。こういうものを縮小するのが拡大するよりはるかに困難であることは重々知っていますが、それを命がけで断行する政治家が居てほしいと思います。それができてこそシビリアンコントロールが生きていることを国民にも、世界にも示すことができるのです。白昼夢かもしれませんが…… |
▼半仙人さん: >今の日本にはシビリアンコントロールのシステムがあるから昔の日本のようなバカな戦争はしないという迷信がはびこることです。 「迷信」とおっしゃいますか。 戦後60年間の努力は何だったのでしょうか? いまの日本には外国からの「軍事的脅威は無い」と云う考えを、 「迷信だ!」と切り捨てられたら・・・議論にならなくなりますね。 > どんなに良いシステムがあってもそれを動かすのは人間です。人間がぼんやりしていたら、人の生活を豊かにするはずのシステムがかえって危険なものになります。その点、日本の政治家はどうでしょうか。 > 外国の政府首脳が言ったことを鵜呑みにするような政治家が、国運を左右するような重要な場面でシビリアンコントロールを巧みに実行できるでしょうか。大いに疑問です。 確かにシステムとそれを運用・利用する「人」の問題であります。 しかし、この「人」は政治家だけを指しているのではなく、 われわれ国民全員をも指しています。 政治家を認めて、選んでいるのは我々です。 政治家を悪し様にけなすのは、自分自身をけなしているような気がしてしまいます。 > それを命がけで断行する政治家が居てほしいと思います。それができてこそシビリアンコントロールが生きていることを国民にも、世界にも示すことができるのです。白昼夢かもしれませんが…… そういう政治家を、選び、育てる責任はわれわれ国民にあります。 ただ嘆くだけでは「子供の泣きちゃべり」であります。 |
ワン太郎さん。 【12820】の文はいささか興奮気味に見えます。それは多分真面目な人柄の反映なのでしょう。冷静になって私の文の全体を見直せば的を外してしまったことに気付くでしょう。 幸いなことに、わが国では過去50年間シビリアンコントロールが切実な問題になるような事態は起こりませんでした。これはたしかに日本の歴史の中に特筆しても良いほどの快事です。しかしそれは将来にわたってシビリアンコントロールの危機がありえないということではありません。私は、自衛隊を増強し、現在課せられている「行動制限」を解くことはその危機に近づくことになると考えます。私が「迷信」という言葉を使ったのは、敦煌氏【12652】が「それがシビリアン・コントロール(文民統制)ですよ」と言って、それがあるから将来も大丈夫なのだという気分をもって文を結んだからです。それが迷信であることを明言しなければ一般の読者が乗せられるかもしれませんからね。 「そういう政治家を、選び、育てる責任はわれわれ国民にあります」という貴方の言葉には反論の余地がありません。しかし現実には優秀で能力豊かな「政治リーダー」が居ません。そのことを嘆かれたのはほかならぬ貴方ではありませんか。二、三十年かけてそういう人物を育成しようというのであればそれも結構です。でも貴方は、どういう道筋でそういう人物を育成するつもりですか? このことについて何か発言されたのなら、どこを見ればよいかを教えてください。もしそれが無いようでしたら、他人のことを「子供の泣きちゃべり」などと侮蔑するのは止してください。私自身はすでに一つの方向を示す発言をしました。日本人とは何かを徹底的に研究すべきだというのがそれです。この、一見分かりきっているようで実は誰も(高名な学者さえも)まともに答えられない問題こそ、わが国で政治に携わる人の最重要課題です。 以上です。 |
▼半仙人さん: ご丁寧なレスありがとうございます。 >【12820】の文はいささか興奮気味に見えます。 それほど興奮はしておりませんが、戦前の政治的意思決定のシステムと現在のそれとは、格段の差があると認識しております。 そして国民の意識も、世界の情勢に対する認識も 戦前と比較にならないほど向上していると思っているのです。 それを「迷信」と断定された事に多少の「憤慨」の気持ちをおぼえただけです。 > 「そういう政治家を、選び、育てる責任はわれわれ国民にあります」という貴方の言葉には反論の余地がありません。しかし現実には優秀で能力豊かな「政治リーダー」が居ません。そのことを嘆かれたのはほかならぬ貴方ではありませんか。 私は嘆いたおぼえはありません。 「それほどの優秀な人物」を我々は政治家として得ることは、「現実として無理」でしょうと云っているだけです。 >二、三十年かけてそういう人物を育成しようというのであればそれも結構です。でも貴方は、どういう道筋でそういう人物を育成するつもりですか? どうしてもそういった優秀なリーダーを得ようとするならば、 次世代の多くの若者を2、30年かけて必死に教育するしかないのでは、といっているのです。 そして、それとても成功するかどうかは不明でしょう、 そんな不安定な事に この国を「賭けるのですか」と 疑問を呈しているのです。 軍隊を持たないで この国の繁栄と平和を 同時に維持するというのは 「とても困難な道を選択すること」だといっているのです。 >他人のことを「子供の泣きちゃべり」などと侮蔑するのは止してください。 失礼しました、半仙人さんを侮辱する気持ちはありません。 <命がけで断行する政治家が居てほしいと思います>とおっしゃったことが、 「無いものねだり」に感じて そのような表現をしてしまいました、お詫びいたします。 私の主張は、 「他国を侵略しない軍隊」として定義して、きちっとコントロールして「保持」した方が、 ずっと「現実的に安心できる国」として維持できると考えているのです。 その場合の「政治リーダー」は「軍隊を持たない場合のリーダー」と比べて「格別な人物」を必要としないのではないか。 政治リーダーの「暴走」を阻止する仕組みを きちっと持っていれば 大丈夫ではないか、と考えているのです。 「軍隊を持たない」という選択をされる方々が「持たない場合の心配事」には 触れないで主張を展開される事に不満があるのです。 |
ワン太郎さん。 【12907】を拝見して貴方の真意を理解することができました。「迷信」という言葉が行き違いのもとであったのかもしれませんが、私は決してシビリアンコントロールそのものを迷信だと言ったのではありません。シビリアンコントロールのシステムがあるから間違いは起こらないという考えを持たないようにしてほしいと思っただけです。それにしても良くない印象を与える言葉を使ったのは不注意でした。今後気をつけます。 人材の育成についても貴方が真面目な考えを持っておられることが理解できました。 軍隊を持たないことは理想ですが、理想だけを追求しても世の中うまくいくとは限らないことは承知しています。ですから私は必ずしも非武装にこだわりません。しかし危険はできるだけ避けるべきです。強大な軍隊を持つことは非武装よりもっと危険なことだと思いますので、それには徹底的に反対するつもりです。自衛隊の現状は大きすぎると思いますので、縮小すべきだと言いたいのです。 もちろんこれは現行憲法と矛盾します。だから、自民党がやろうとしているのとは全然違う意味で憲法を改める必要があるように思います。それは、自衛隊の行動に厳重な枠をはめる内容になると思います。そういうものを作って、シビリアンコントロールが危機に陥る可能性をできるだけ小さくするのが一番良いように思います。しかしこれだけでも今となっては命がけの仕事になります。もう20年ほど早く手をつけるべきだったのかもしれませんね。 |
▼半仙人さん: >ワン太郎さん。 > 【12907】を拝見して貴方の真意を理解することができました。「迷信」という言葉が行き違いのもとであったのかもしれませんが、私は決してシビリアンコントロールそのものを迷信だと言ったのではありません。シビリアンコントロールのシステムがあるから間違いは起こらないという考えを持たないようにしてほしいと思っただけです。それにしても良くない印象を与える言葉を使ったのは不注意でした。今後気をつけます。 > 人材の育成についても貴方が真面目な考えを持っておられることが理解できました。 > 軍隊を持たないことは理想ですが、理想だけを追求しても世の中うまくいくとは限らないことは承知しています。ですから私は必ずしも非武装にこだわりません。しかし危険はできるだけ避けるべきです。強大な軍隊を持つことは非武装よりもっと危険なことだと思いますので、それには徹底的に反対するつもりです。自衛隊の現状は大きすぎると思いますので、縮小すべきだと言いたいのです。 > もちろんこれは現行憲法と矛盾します。だから、自民党がやろうとしているのとは全然違う意味で憲法を改める必要があるように思います。それは、自衛隊の行動に厳重な枠をはめる内容になると思います。そういうものを作って、シビリアンコントロールが危機に陥る可能性をできるだけ小さくするのが一番良いように思います。しかしこれだけでも今となっては命がけの仕事になります。もう20年ほど早く手をつけるべきだったのかもしれませんね。 それを、しっかり監視するのは「国民の目」でもあるわけです。 |
▼半仙人さん: >ワン太郎さん。 > もちろんこれは現行憲法と矛盾します。だから、自民党がやろうとしているのとは全然違う意味で憲法を改める必要があるように思います。それは、自衛隊の行動に厳重な枠をはめる内容になると思います。そういうものを作って、シビリアンコントロールが危機に陥る可能性をできるだけ小さくするのが一番良いように思います。 なーんだ「結論は全く一致」です。 私も全く同じ考えなのです。 ですから私は「改憲」に賛成なのです。 一定制限下(絶対条件として「他国を侵略しない」)で きちっとコントロールの利く自衛隊。 「(真の意味の)自衛のための軍隊」「必要最低限の軍備、軍備の上限」を明確に規定し「誤謬」を生まない憲法に作り変えるべきだと。 > しかしこれだけでも今となっては命がけの仕事になります。もう20年ほど早く手をつけるべきだったのかもしれませんね。 この点についても全く同意見です。 2、30年前には「論憲」すらタブー視し、抵抗を示した政党とジャーナリズムが存在しました。 (彼らは全く責任意識を持っていない様です) 今からでも遅くはないと思います。(大事件、戦争には至っておりません) 徹底した「論憲」を進めて、大多数の国民の同意が得られる新しい憲法に作り変えるべきだと思います。 |
ワン太郎さん。 おっしゃるとおり、考えている事はほとんど違わないけれど言い方が違ったということのようですね。当初私が憲法を変える必要性をできるだけ言わないようにしていたのは、それを言うと私の考えと逆の方向に持って行こうとする人たちに利用されそうな気がしたからです。でも、貴方に厳しく迫られると結局それを言ってしまいました。決して人を欺くつもりでは無かったのですが、引っ込み思案との批判は免れないかもしれません。「今からでも遅くはないと思います」という貴方のお言葉を真摯に受け止めて、これからも老骨に鞭打って「論憲」の努力をいたします。 現行憲法の最大の問題点は第九条ですが、そのほかにも問題があると思います。たとえば第一章「天皇」ですが、それはこのスレッドで言うことではありませんのでまた改めて論じることにしましょう。 |
▼半仙人さん: >ワン太郎さん。 > おっしゃるとおり、考えている事はほとんど違わないけれど言い方が違ったということのようですね。当初私が憲法を変える必要性をできるだけ言わないようにしていたのは、それを言うと私の考えと逆の方向に持って行こうとする人たちに利用されそうな気がしたからです。でも、貴方に厳しく迫られると結局それを言ってしまいました。決して人を欺くつもりでは無かったのですが、引っ込み思案との批判は免れないかもしれません。「今からでも遅くはないと思います」という貴方のお言葉を真摯に受け止めて、これからも老骨に鞭打って「論憲」の努力をいたします。 えぇ、全くその通りで、私が「9条は改正すべきだ」と云ってしまうと。 その後 何を言っても「好戦的軍備保持主義者」と決め付けられて、 私の主張をまともに聞いていただけない事が多いのです。 やっと「論憲」にヒステリーを起こす人は少なくなってきました。 衆議院、参議院いづれも憲法審査会のHPがあり、国民の意見を聞く体制になっています。 どんどん意見を述べていきましょう。 それが老人世代の 次世代への「責任」だと感じています。 > 現行憲法の最大の問題点は第九条ですが、そのほかにも問題があると思います。たとえば第一章「天皇」ですが、それはこのスレッドで言うことではありませんのでまた改めて論じることにしましょう。 この憲法 変な(現実に即さない)ところがチョコチョコあります。 「89条 公の財産の支出利用の制限」もそのひとつで、現状のそれは「違憲状態」だと思うのです。 いづれにせよ、国民に 「憲法違反を余儀なくさせてしまう憲法」 は見直した方が良さそうです。 |
そうなんですね、その迷信が恐ろしい。 首相自身が憲法違反発言を平気で行ない、最高裁判所は違憲審査権を全く行使しないと言う現状において、戦前と全く同じになる事は無いにしても、米軍と協調して世界中に軍隊を出す事の出来る国家にする事を与党と一部野党の議員が狙っているのは、彼らがしきりに愛国心を並べ立てている事からも明らかでしょう。 自身が負けそうになると選挙制度を都合の良い様に切り替え、地方との格差を5倍以上にも広めてなおかつ合憲と嘯くその背中には、民主主義を守ろうと言う考え方は全く見えてきません。 イラク派兵の際も過半数の国民の反対があったにもかかわらず、派兵を強行した所からも彼らが法律を守る気が無いのが良く分かります。 そんな現状でシビリアンコントロールがきちんとなされると考える事は到底出来ませんね。 |
[本文なし] |
日本が攻撃をうけたとき、ホントにアメリカは守ってくれると思いますか?アメリカは自分の国に危険が迫っているときか、自分の国の国益に反するときしか動かないでしょう。 軍備をといわれますが、日本のように、これだけ輸入に頼っている国がどれだけ軍備をもっても、輸入が止められたら、すぐにだめになります。テポドンが飛んでクルから・・・という人がいますが、飛んでこないようにするのがこの国のあり方でしょう。アメリカの核の傘のしたにいて、「核開発止めよ」とは筋が通らないではありませんか。怖がっているのは向こうですよ。 憲法九条が出来たとき、私たちはこれで戦争とはおさらばだと、どんなに喜んだか知れません。 憲法九条を世界に広げるべきです。原爆を落とされた国は憲法九条を世界に広げる活動をしてこそ、世界各国の信頼を得ることが出来るでしょう。私たちの得る情報の多くはアメリカナイズされたものであることをご承知ください。 私たちの国は、もっと外交に卓越した人物が必要です。今の外務省など、役にも立ちません。ちなみに、私は何党にも入っていません |
「国に自衛権がある以上、自衛隊は合憲であるが、そのために憲法を改正すると云々」 とありますが、ちょっと意味が分かりません。「自衛権がある」といわれますが、その根拠は何になるのか。憲法で自衛権を規定すれば、憲法が根拠になるのでしょうが、憲法に規定がなければ、超憲法的天賦自然の権利とでも説明すればよいかもしれません。 仮に自衛権があるとして、それなら自衛隊はどんな実体のものであっても合憲と言うことになりますか。 また、『そのために憲法を改正すると.....』とありますが、合憲であるなら憲法改正の必要はないでしょう。 以上のような理由で、おっしゃる意味が分からないのです。 |
▼甲野四太郎さん: >「国に自衛権がある以上、自衛隊は合憲であるが、そのために憲法を改正すると云々」 >とありますが、ちょっと意味が分かりません。「自衛権がある」といわれますが、その根拠は何になるのか。憲法で自衛権を規定すれば、憲法が根拠になるのでしょうが、憲法に規定がなければ、超憲法的天賦自然の権利とでも説明すればよいかもしれません。 >仮に自衛権があるとして、それなら自衛隊はどんな実体のものであっても合憲と言うことになりますか。 >また、『そのために憲法を改正すると.....』とありますが、合憲であるなら憲法改正の必要はないでしょう。 > >以上のような理由で、おっしゃる意味が分からないのです。 舌足らずの説明でごめんなさい。 実は私も「自衛権」「合憲(憲法違反)」などの言葉の本当の意味をしっかり理解した上で上のような発言をしたわけではないのです。 ですから、よく分かっている方から見ると合憲と憲法改正の私の発言は矛盾しているかもしれません。 『自衛隊は超憲法的天賦自然の権利である自衛権があるので海外派兵しない限り合憲である、だから改憲の必要はない。しかし、海外派兵をしようとすると改憲しなければならない。』と考える人がいるかもしれない、と私は想定してみました。 『』内の考え方は私の考えではありませんが、このような人がいるのであれば自衛隊を合憲と考える人でも改憲には反対するのかなあ、と考えた次第です。 この説明でご理解いただけたでしょうか。 |
馬鹿正直さんの6/28のご説明なら理解できます。有難うございました。 |
▼馬鹿正直さん(11329): こんばんは、Rayです。 馬鹿正直さんのご質問に対して私が答えるのが適当かどうかわからないのですが (私は老人党以外の政党には所属していませんので)、 憲法改正に反対している立場から、私の個人的な意見を書きます。 >憲法改正反対の立場の政党は自衛隊の存在をどう認識しているのでしょうか。 >1.自衛隊の存在は憲法違反である。 >2.自衛隊の存在は合憲であるから、憲法を改正する必要はない。 >のいずれかであろうと想像しています。 自衛隊は武力を持った戦闘組織であるため、 自衛隊の存在そのものが憲法九条に違反していると思っています。 >憲法違反であれば即刻自衛隊をなくさなければなりませんが、自衛隊なしに国を守る手段を教えてください。 まず、一番重要なのは 「(武装して)国を守る必要がある事態を招かないように 交渉(話し合い)によって物事を解決するべく、外交を行う」 ということだと思います。 「交渉が成立しない相手もいる」 とか 「実際に攻撃されてしまったら、軍隊なしにはどうしようもない」 というご意見もよくありますし、それは一面では真実であると私も思います。 しかし、この掲示板の他のスレッドに書いたことと重複しますが、 どれほど武装したとしても、ひとたび武力が必要な事態が起きてしまったら 完璧に国を守ること(一人の国民も殺さないこと)は不可能ですから、 「武装せずにどうやって国を守るのか」に対する答えは 「武力を必要とする事態を避けるために世界の国と協調して行く」 こと以外にあり得ません (協調=武力を持っている相手にただ屈するという意味ではない)。 「一人の死者も出さないことは不可能だとしても、 武装して(軍を持って)いた方が犠牲が小さくてすむのではないか」 というご意見もおありだろうと思いますが、 反撃することによって余計に攻撃(戦闘)が激しくなれば そのぶん犠牲者の数も多くなるのではないかと思います。 相手国の犠牲者のことを考えても、 犠牲になるのは、侵略を決めた為政者ではなく、一般の国民(兵士)ですから、 「殺さず、殺されず」という姿勢を貫いた方が 結果的に犠牲になる人は少なくて済むでしょう。 「軍を持つことによって可能になるのは 『国を守ること』ではなく『人を殺すこと』なのだ」 ということをもう一度お考えください。 日本国憲法の平和理念と九条が目指しているのは、 「日本が平和であること」だけではなく、 「世界中が平和になること」です。 そのために日本の私たちがやるべきことは、 憲法を変えて再軍備を公に認めることではなく、 「武力を持たず、交渉によって国を守る」 という憲法の精神を他の国にも広めて行くことだと思います。 * この問題に関して、憲法をゆがめているのは、改憲に反対している人たちではなく 勝手な解釈で自衛隊を作り、海外にまで派兵してきた人たちの方です。 改憲派の人たちは「現実とあわない」「憲法は古い」と言い、 それを根拠に改憲しようとしていますが、 憲法が現実に合わなくなってしまったのは、 そのときそのときで都合がいいように勝手に解釈を変えて いろいろなことを決めてきてしまったからです。 もし憲法の条文を書かれているとおりに素直に解釈して忠実に実行してきていれば、 今のような現実と憲法の解離は起こらなかったでしょう。 そうであるにも関わらず、憲法そのものが悪いかのように言い立て、 憲法の方を現実に合わせようとするのは これまでのやり方を棚上げしたやり方ですから、 問題の解決方法として適当であるとは思えません。 また、今、改憲派の人たちが憲法九条を改正しようとしているのは、 これまでのような解釈改憲でさえ不可能だった 海外での武力行使や集団的自衛権の行使を可能にするためだということは明らかです。 これらの行為は自衛の範囲を逸脱していますから、 「国を守るための軍隊が必要」だという彼らの説明と合わないものです。 本当に平和を望み、国を守ろうと思うなら、上に書いたとおり 武力によってではなく外交努力と九条の精神を広めて行くことによってしか それがなし得ないことはすぐに理解できることであろうと思います。 * なお、この件に関する各党の考え方をお知りになりたいのでしたら、 ここの掲示板にお書きになるよりも 各政党宛にメールかファクスでお聞きになった方が 政党としての考え方を直接知ることができて確実だと思います。 (問い合わせへの対応姿勢そのものも政党の判断材料になるでしょうし) 当サイトのリンク集に主要政党のホームページのリンクがありますので どうぞご利用ください。 |
▼Rayさん: >▼馬鹿正直さん(11329): > >こんばんは、Rayです。 > >馬鹿正直さんのご質問に対して私が答えるのが適当かどうかわからないのですが >(私は老人党以外の政党には所属していませんので)、 >憲法改正に反対している立場から、私の個人的な意見を書きます。 > >>憲法改正反対の立場の政党は自衛隊の存在をどう認識しているのでしょうか。 >>1.自衛隊の存在は憲法違反である。 >>2.自衛隊の存在は合憲であるから、憲法を改正する必要はない。 >>のいずれかであろうと想像しています。 > >自衛隊は武力を持った戦闘組織であるため、 >自衛隊の存在そのものが憲法九条に違反していると思っています。 > >>憲法違反であれば即刻自衛隊をなくさなければなりませんが、自衛隊なしに国を守る手段を教えてください。 > >まず、一番重要なのは >「(武装して)国を守る必要がある事態を招かないように >交渉(話し合い)によって物事を解決するべく、外交を行う」 >ということだと思います。 > >「交渉が成立しない相手もいる」 >とか >「実際に攻撃されてしまったら、軍隊なしにはどうしようもない」 >というご意見もよくありますし、それは一面では真実であると私も思います。 > >しかし、この掲示板の他のスレッドに書いたことと重複しますが、 >どれほど武装したとしても、ひとたび武力が必要な事態が起きてしまったら >完璧に国を守ること(一人の国民も殺さないこと)は不可能ですから、 >「武装せずにどうやって国を守るのか」に対する答えは >「武力を必要とする事態を避けるために世界の国と協調して行く」 >こと以外にあり得ません >(協調=武力を持っている相手にただ屈するという意味ではない)。 > >「一人の死者も出さないことは不可能だとしても、 >武装して(軍を持って)いた方が犠牲が小さくてすむのではないか」 >というご意見もおありだろうと思いますが、 >反撃することによって余計に攻撃(戦闘)が激しくなれば >そのぶん犠牲者の数も多くなるのではないかと思います。 > >相手国の犠牲者のことを考えても、 >犠牲になるのは、侵略を決めた為政者ではなく、一般の国民(兵士)ですから、 >「殺さず、殺されず」という姿勢を貫いた方が >結果的に犠牲になる人は少なくて済むでしょう。 > >「軍を持つことによって可能になるのは >『国を守ること』ではなく『人を殺すこと』なのだ」 >ということをもう一度お考えください。 > >日本国憲法の平和理念と九条が目指しているのは、 >「日本が平和であること」だけではなく、 >「世界中が平和になること」です。 > >そのために日本の私たちがやるべきことは、 >憲法を変えて再軍備を公に認めることではなく、 >「武力を持たず、交渉によって国を守る」 >という憲法の精神を他の国にも広めて行くことだと思います。 > これをご覧下さい。 http://210.160.208.40/search/20000412/wa_sug1.html 戦場となっただけで、こんなことも有りますが・・・。 > >この問題に関して、憲法をゆがめているのは、改憲に反対している人たちではなく >勝手な解釈で自衛隊を作り、海外にまで派兵してきた人たちの方です。 > >改憲派の人たちは「現実とあわない」「憲法は古い」と言い、 >それを根拠に改憲しようとしていますが、 >憲法が現実に合わなくなってしまったのは、 >そのときそのときで都合がいいように勝手に解釈を変えて >いろいろなことを決めてきてしまったからです。 > >もし憲法の条文を書かれているとおりに素直に解釈して忠実に実行してきていれば、 >今のような現実と憲法の解離は起こらなかったでしょう。 > >そうであるにも関わらず、憲法そのものが悪いかのように言い立て、 >憲法の方を現実に合わせようとするのは >これまでのやり方を棚上げしたやり方ですから、 >問題の解決方法として適当であるとは思えません。 > >また、今、改憲派の人たちが憲法九条を改正しようとしているのは、 >これまでのような解釈改憲でさえ不可能だった >海外での武力行使や集団的自衛権の行使を可能にするためだということは明らかです。 > >これらの行為は自衛の範囲を逸脱していますから、 >「国を守るための軍隊が必要」だという彼らの説明と合わないものです。 > >本当に平和を望み、国を守ろうと思うなら、上に書いたとおり >武力によってではなく外交努力と九条の精神を広めて行くことによってしか >それがなし得ないことはすぐに理解できることであろうと思います。 > 絵空事ですな。極めて危険な思想でしょう。民族浄化とはどんなことか御存知か? そうされないために軍備は存在します。 どこに、非武装中立の国家がありますか? |
▼敦煌さん: >これをご覧下さい。 >http://210.160.208.40/search/20000412/wa_sug1.html >戦場となっただけで、こんなことも有りますが・・・。 アメリカ軍の、ソンミ事件に続く、ベトナムでの韓国軍虐殺の報道ですか。 戦場となったら何でもありでしょう。 ただ、「軍備していたら行為が起こるのをが絶対さけうる」と考えるのもあまりにも単純 すぎます。 こういう事件軍隊持って、海外派兵したら必ず起こります。最近の戦争は敵味方がいて前 線があって、相手はこちらと違うユニフォーム着て、敵に向けてぶっ放していれば済む単 純なものではないからです。 今のイラクのような、ゲリラ戦になると敵味方が判別できず、どこからでも誰からでも何 でもありの攻撃を受けるからです。こちらはわかりやすい統一されたユニフォームと固定陣地、相手は、普通の服に、子供から老人、妊婦に至るまで誰がそのとき敵なのかわかり ません、ゲリラの拠点は時間単位で移動します、移動の後は痕跡さえ残りません。 こんな時一番シンプルなのは、自国のユニフォーム着てるもの以外、動くものはすべて攻撃、倒した後に確かめる。 自衛隊にこんな事させたいですか。一回やったが最後、回教圏での日本の評判がた落ちで す。アメリカ、ヨーロッパ諸国、今まで回教圏での戦争何回かやってますから、まずいこ と起こった後の処理は慣れています。日本慣れてません。 軍備することはこういう事まで考えておっしゃってるのでしょうか。 すべてには順番と、優先順位があります。 北朝鮮が攻めてきて、虐殺が起こる可能性と、このまま自衛隊がイラクに残り多国籍軍 (実際はアメリカ軍)傘下で、回教徒と戦闘、一般人を虐殺する可能性どちらが多いので しょう。 確かに、何の軍備も持た無ければ侵略されて相手国の統治下に入る可能性はあるでしょ う。しかし今実質的に、日本、軍備持っているでしょう。 >絵空事ですな。極めて危険な思想でしょう。民族浄化とはどんなことか御存知か? >そうされないために軍備は存在します。 軍隊は国を守るという名目は持っていますが、どこの国でも暴走始めるとそれの維持自体 が最終目的になってきます。 世界最強と言われた、満州関東軍、一般日本人守らずに、真っ先に軍人家族、満鉄職員、 満州政府要人を逃がし、その後は、移動手段軍隊優先で日本へ向かって遁走始めました。 沖縄でも、防空壕の一般人外へ追い出して自分たちが逃げ込みました。 一般庶民は、実際は日本軍の地域にいるより、アメリカ軍地域に逃げ込んだ方が100% 助かる方法でした。 日本の軍隊ってこんな感じの軍隊ですよ。 しかも、気に入らない上官へは前線の後ろから弾が飛んでくることも多かったようです。 祖父がよく南方や満州の戦線の話聞かせてくれました。日本軍はくそだと言ってました。 >どこに、非武装中立の国家がありますか? こすたりか・コスタリカ・Costa Ricaです。 |
▼イワオさん: >軍隊は国を守るという名目は持っていますが、どこの国でも暴走始めるとそれの維持自体 >が最終目的になってきます。 > >世界最強と言われた、満州関東軍、一般日本人守らずに、真っ先に軍人家族、満鉄職員、 >満州政府要人を逃がし、その後は、移動手段軍隊優先で日本へ向かって遁走始めました。 > >沖縄でも、防空壕の一般人外へ追い出して自分たちが逃げ込みました。 >一般庶民は、実際は日本軍の地域にいるより、アメリカ軍地域に逃げ込んだ方が100% >助かる方法でした。 > >日本の軍隊ってこんな感じの軍隊ですよ。 >しかも、気に入らない上官へは前線の後ろから弾が飛んでくることも多かったようです。 >祖父がよく南方や満州の戦線の話聞かせてくれました。日本軍はくそだと言ってました。 > 全くその通りだと思います。 今も昔も権力者は国民のことなど考えていません。私利私欲の政治家や官僚に強力な軍隊を持たせるわけには行きません。軍隊を持てば、わが国では軍隊をコントロールできなくなり暴走します。それは経験済みでしょう。もう一度経験したいのか? それはまた、今問題になっている年金問題にしても、厚労省や社会保険庁のでたらめすら正すことの出来ない政府、政治屋を見ればおのずと明らかです。賊(族)議員や官僚の利益はあっても国益なし。 また野党も同じ。公明党や旧社会党の変節も怖いことです。 九条改正はずっと先の話だ。 |
「戦争と平和」防衛問題に、無党派、是々非々の立場で一言! 1、戦争反対!、平和賛成!=但し、平和の為に国民を守る抑止力(防衛力)は必要。 *戦争は人間を豹変させる。即ち、建造物、自然を壊し、人間の心を壊し、これほど悲惨な争いはない。絶対に戦争をしてはならない。 2、日本の防衛に「日米安保」は現状で必要!=日本独自で、国土防衛は不可能だ、、。 *例えば、日本を狙う様な狼(国)は、殆ど、核、ミサイルを保持している筈だ、、。 *日本独自防衛の場合、徴兵制度や、軍設備費が国家予算の半分以上に増額等困難だ、。 3、自衛隊は必要!=合憲か違憲かは解釈で異る、国民の代表、時の政府に一任したい。 *自衛隊保持は抑止力。国に鍵を掛ける様なこと。皆んな、日本は平和だから自分の家に鍵を掛けないか、いや、自分の家には鍵をかける。泥棒、強盗に、対話では解決しない。 *約35年以前に、平和で戦争がなく、環境が良く、オアシスと呼ばれた美しい、憧れた国が、世界に3ヶ国あった。しかし、血に飢えた狼が居た、抑止力で明暗を分けた、、。 中近東のオアシス、ベイルートは平和国家だ、軍隊は要らない等、抑止力がない為。外国人に国が壊され、内戦。シリア、パレスチナとイスラエルの戦場になった。悲惨だ、、。 アジアのオアシス、アフガンは緑豊かな国だが、抑止力がない為、ロシア、パキスタン、米国、タリバン、他の戦場になった。国土、文化遺産、民族の心を壊され悲惨だ、、。 欧州のオアシス、スイスは、抑止力を持ち、国民の全員が軍の教育を受けて、小銃を持って訓練している。平和で1度も戦争がない。平和維持には抑止力と危機管理が居る様だ。 |
>>どこに、非武装中立の国家がありますか? > >こすたりか・コスタリカ・Costa Ricaです。 あの・・・コスタリカの防衛費は隣国ニカラグァの3倍近いのですが。 外務省の資料を見ていくと、中米大陸7ヶ国(大陸と地続きのグアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ)の軍事費を比較していくと、コスタリカの防衛費は中米大陸第3位である事が分かります。つまりコスタリカはそれなりの軍事力を保有する、普通の国。軍事費の多寡がそのまま軍事力の差ではないが、さすがに予算で数倍の差があると差を引っくり返すのは余程の努力が無い限り難しいと思われます。 コスタ・リカ共和国 面積 51,100km2 人口 346万人 (1)防衛予算 89百万ドル(03年) (2)兵役 なし(1948年憲法により常設軍を禁止) (3)兵力 8,400人(市民警備隊4,400人、国境警備隊2,000人、地方警備隊2,000人) (注;市民警備隊は小銃、機関銃、ロケット砲を装備する主戦力部隊) ニカラグァ共和国 面積 129,541km2 人口 507万人 (1)防衛予算 31百万ドル(98年) (2)兵役 なし(チャモロ前政権が徴兵制を廃止) (3)兵力 17,000人(陸軍15,000人、空軍1,200人、海軍800人) パナマ共和国 面積 75,517km2 人口 283万人 (1)防衛予算 135百万ドル(2000会計年度) (2)兵役 なし(国防軍は1989年12月の米軍侵攻をもって解体) (3)兵力 11,800人(国家警察隊11,000人、海上保安隊400人、航空保安隊400人) 参考:日本外務省 2004年各国基礎資料より コスタリカに軍隊は無いですが軍隊並みの戦力を保有する「市民警察」がいます。 要するに自衛隊と意味は同じかと思われます。 ちなみにコスタリカの外交方針は新米反共を明確にしていて、台湾と国交を保ちつつ中国とは国交が無く、キューバとも国交がありません。軍事同盟についてはリオ条約を批准し、アメリカ南方軍の影響下にある。また、首都サンホセにはアメリカ中央情報局(CIA)の支局が看板を掲げて建ってる、コスタリカとはそんな国です。 コスタリカは非武装中立宣言をした。しかし国際社会は誰も認めていない。…つまり宣言しただけ。内容は伴っていない。親米路線があまりにも明確だから。(そもそも非武装じゃないし) そういえばコスタリカ憲法には有事の際に軍隊及び徴兵制を復活できるとあるそうですが・・・ コスタリカ憲法は、第12条 常備機関としての軍隊は禁止される。公共秩序の監視と維持のために必要な警察力を置く。 米州の協定によって、あるいは国家の防衛のためにのみ、軍事力を組織することができる。いずれの軍事力も常に文民権力に従属する。軍隊は、個人的であれあるいは集団的な形であれ、声明あるいは宣言を討議したり、発表したりしてはならない http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/sindou.html 私も過去にどっかで言ったと思うけどベルギーは第一次大戦・二次大戦に中立を宣言したがあっさりと侵略されました。ただフランスを攻めるだけの通り道として。下手な中立は危険すぎます。なお、ベルギーは今はNATOの一員となっています。 さてはて、非武装中立国なんてあるのでしょうか・・・。 |
▼闇をまとう者さん: >>>どこに、非武装中立の国家がありますか? >> >>こすたりか・コスタリカ・Costa Ricaです。 > > >あの・・・コスタリカの防衛費は隣国ニカラグァの3倍近いのですが。 >外務省の資料を見ていくと、中米大陸7ヶ国(大陸と地続きのグアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ)の軍事費を比較していくと、コスタリカの防衛費は中米大陸第3位である事が分かります。つまりコスタリカはそれなりの軍事力を保有する、普通の国。軍事費の多寡がそのまま軍事力の差ではないが、さすがに予算で数倍の差があると差を引っくり返すのは余程の努力が無い限り難しいと思われます。 > > >コスタ・リカ共和国 面積 51,100km2 人口 346万人 >(1)防衛予算 89百万ドル(03年) >(2)兵役 なし(1948年憲法により常設軍を禁止) >(3)兵力 8,400人(市民警備隊4,400人、国境警備隊2,000人、地方警備隊2,000人) > (注;市民警備隊は小銃、機関銃、ロケット砲を装備する主戦力部隊) > > ニカラグァ共和国 面積 129,541km2 人口 507万人 >(1)防衛予算 31百万ドル(98年) >(2)兵役 なし(チャモロ前政権が徴兵制を廃止) >(3)兵力 17,000人(陸軍15,000人、空軍1,200人、海軍800人) > > パナマ共和国 面積 75,517km2 人口 283万人 >(1)防衛予算 135百万ドル(2000会計年度) >(2)兵役 なし(国防軍は1989年12月の米軍侵攻をもって解体) >(3)兵力 11,800人(国家警察隊11,000人、海上保安隊400人、航空保安隊400人) > > 参考:日本外務省 2004年各国基礎資料より >コスタリカに軍隊は無いですが軍隊並みの戦力を保有する「市民警察」がいます。 >要するに自衛隊と意味は同じかと思われます。 > >ちなみにコスタリカの外交方針は新米反共を明確にしていて、台湾と国交を保ちつつ中国とは国交が無く、キューバとも国交がありません。軍事同盟についてはリオ条約を批准し、アメリカ南方軍の影響下にある。また、首都サンホセにはアメリカ中央情報局(CIA)の支局が看板を掲げて建ってる、コスタリカとはそんな国です。 >コスタリカは非武装中立宣言をした。しかし国際社会は誰も認めていない。…つまり宣言しただけ。内容は伴っていない。親米路線があまりにも明確だから。(そもそも非武装じゃないし) > >そういえばコスタリカ憲法には有事の際に軍隊及び徴兵制を復活できるとあるそうですが・・・ > >コスタリカ憲法は、第12条 > >常備機関としての軍隊は禁止される。公共秩序の監視と維持のために必要な警察力を置く。 >米州の協定によって、あるいは国家の防衛のためにのみ、軍事力を組織することができる。いずれの軍事力も常に文民権力に従属する。軍隊は、個人的であれあるいは集団的な形であれ、声明あるいは宣言を討議したり、発表したりしてはならない > >http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/sindou.html > > >私も過去にどっかで言ったと思うけどベルギーは第一次大戦・二次大戦に中立を宣言したがあっさりと侵略されました。ただフランスを攻めるだけの通り道として。下手な中立は危険すぎます。なお、ベルギーは今はNATOの一員となっています。 >さてはて、非武装中立国なんてあるのでしょうか・・・。 ありがとうございました。 調べて張り切って書こうとしたら、闇をまとう者さんが全てお書きくださいました。 |
▼イワオさん: >▼敦煌さん: > >>これをご覧下さい。 >>http://210.160.208.40/search/20000412/wa_sug1.html >>戦場となっただけで、こんなことも有りますが・・・。 > >アメリカ軍の、ソンミ事件に続く、ベトナムでの韓国軍虐殺の報道ですか。 >戦場となったら何でもありでしょう。 >ただ、「軍備していたら行為が起こるのをが絶対さけうる」と考えるのもあまりにも単純 >すぎます。 > >こういう事件軍隊持って、海外派兵したら必ず起こります。最近の戦争は敵味方がいて前 >線があって、相手はこちらと違うユニフォーム着て、敵に向けてぶっ放していれば済む単 >純なものではないからです。 > >今のイラクのような、ゲリラ戦になると敵味方が判別できず、どこからでも誰からでも何 >でもありの攻撃を受けるからです。こちらはわかりやすい統一されたユニフォームと固定陣地、相手は、普通の服に、子供から老人、妊婦に至るまで誰がそのとき敵なのかわかり >ません、ゲリラの拠点は時間単位で移動します、移動の後は痕跡さえ残りません。 > >こんな時一番シンプルなのは、自国のユニフォーム着てるもの以外、動くものはすべて攻撃、倒した後に確かめる。 > >自衛隊にこんな事させたいですか。一回やったが最後、回教圏での日本の評判がた落ちで >す。アメリカ、ヨーロッパ諸国、今まで回教圏での戦争何回かやってますから、まずいこ >と起こった後の処理は慣れています。日本慣れてません。 > >軍備することはこういう事まで考えておっしゃってるのでしょうか。 いやいや、ゲリラに攻撃されたら学習能力が高まって、いいじゃないですか? ゲリラは捕虜にしなくていい分。楽なんですよ。 攻撃されたら完膚なきまで反撃すれば・・・ >すべてには順番と、優先順位があります。 >北朝鮮が攻めてきて、虐殺が起こる可能性と、このまま自衛隊がイラクに残り多国籍軍 >(実際はアメリカ軍)傘下で、回教徒と戦闘、一般人を虐殺する可能性どちらが多いので >しょう。 どっちも同じくらいの確立ですが、むしろぜんしゃの方が現実味アリ。 >確かに、何の軍備も持た無ければ侵略されて相手国の統治下に入る可能性はあるでしょ >う。しかし今実質的に、日本、軍備持っているでしょう。 > >>絵空事ですな。極めて危険な思想でしょう。民族浄化とはどんなことか御存知か? >>そうされないために軍備は存在します。 > >軍隊は国を守るという名目は持っていますが、どこの国でも暴走始めるとそれの維持自体 >が最終目的になってきます。 > >世界最強と言われた、満州関東軍、一般日本人守らずに、真っ先に軍人家族、満鉄職員、 >満州政府要人を逃がし、その後は、移動手段軍隊優先で日本へ向かって遁走始めました。 > >沖縄でも、防空壕の一般人外へ追い出して自分たちが逃げ込みました。 >一般庶民は、実際は日本軍の地域にいるより、アメリカ軍地域に逃げ込んだ方が100% >助かる方法でした。 その論拠は? >日本の軍隊ってこんな感じの軍隊ですよ。 >しかも、気に入らない上官へは前線の後ろから弾が飛んでくることも多かったようです。 >祖父がよく南方や満州の戦線の話聞かせてくれました。日本軍はくそだと言ってました。 あなたのお祖父様は軍人だったのですか?満州から南方まで転戦した部隊は無いのですが、部隊指揮官級であったのでしょうか? 軍人ではなく(徴兵を逃れて)平和主義者ぶった方の中にはよくそのようなことを仰った方がいらしたようですが・・・。 見たこともなく、したことも無いことを、さもそれらしく語る詐話師はたくさん居ますが。 >>どこに、非武装中立の国家がありますか? > >こすたりか・コスタリカ・Costa Ricaです。 |
▼敦煌さん: >>戦場となったら何でもありでしょう。 >>今のイラクのような、ゲリラ戦になると敵味方が判別できず、どこからでも誰からでも >>何でもありの攻撃を受けるからです。こちらはわかりやすい統一されたユニフォームと >>固定陣地、相手は、普通の服に、子供から老人、妊婦に至るまで誰がそのとき敵なのか>>わかりません、ゲリラの拠点は時間単位で移動します、移動の後は痕跡さえ残りません >>こんな時一番シンプルなのは、自国のユニフォーム着てるもの以外、動くものはすべて>>攻撃、倒した後に確かめる。自衛隊にこんな事させたいですか。一回やったが最後、回>>教圏での日本の評判がた落ちです。アメリカ、ヨーロッパ諸国、今まで回教圏での戦争>>何回かやってますから、まずいこと起こった後の処理は慣れています。日本慣れてませ>>ん。 >>軍備することはこういう事まで考えておっしゃってるのでしょうか。 >いやいや、ゲリラに攻撃されたら学習能力が高まって、いいじゃないですか? >ゲリラは捕虜にしなくていい分。楽なんですよ。 >攻撃されたら完膚なきまで反撃すれば・・・ 貴方、戦争オタクの高校生ですか? 今の自衛隊に、子供は撃てませんよ、妊婦も、 でもゲリラ戦仕掛ける方は最小の損害で最も効率のよい方法をとってきます。 爆弾仕掛けるのに、警戒心を起こさせないのは、子供、老人、女性これを逆手にとって来 ます。しかし今町歩いている、それらの人は99、99%違うでしょう。 0,01%がゲリラだとすると、貴方の考えでは、まとめて攻撃してしまえと言うことで すか。今のイラクのアメリカ軍でもやらないことです。 確かに2,3度、回りにいる動くイラクの人を攻撃すれば、自衛隊だって慣れては来るでしょう、しかし慣れるまでに、ゲリラ以外の一般庶民も100%敵に回ります。 そして、確実に3桁の自衛隊の死人と、それの10倍から100倍のイラクの人の犠牲者 が出るでしょう。 >ゲリラは捕虜にしなくていい分。楽なんですよ。 えっ、楽なんですか?自衛隊は捕虜になれるんですか? >>すべてには順番と、優先順位があります。 >>北朝鮮が攻めてきて、虐殺が起こる可能性と、このまま自衛隊がイラクに残り多国籍軍 >>(実際はアメリカ軍)傘下で、回教徒と戦闘、一般人を虐殺する可能性どちらが多いの>>でしょう。 >どっちも同じくらいの確立ですが、むしろぜんしゃの方が現実味アリ。 あのね、北朝鮮軍どうやって日本まで来るのでしょう。 エンジン付きのゴムボート? しかも、日本がないと生きては行けない国なんですよ。 自民党政府があれこれ何兆円も援助してやっと生きている国なんですよ。 >>世界最強と言われた、満州関東軍、一般日本人守らずに、真っ先に軍人家族、満鉄職 >>員、満州政府要人を逃がし、その後は、移動手段軍隊優先で日本へ向かって遁走始めま>>した。 >>沖縄でも、防空壕の一般人外へ追い出して自分たちが逃げ込みました。 >>一般庶民は、実際は日本軍の地域にいるより、アメリカ軍地域に逃げ込んだ方が >>100%助かる方法でした。 >その論拠は? その論拠! 「その論拠ってのは何でしょうか?」 論拠ではなくて事実でしょう、関東軍、満州開拓団守りながら南下しましたか。 沖縄、早めにアメリカ軍に投稿したら100%助かりました。 自決用の青酸カリ飲まなくて済んだし、防空壕追い出されなくてよかったし。 缶詰もチョコレートも豊富に有ったし。 >>日本の軍隊ってこんな感じの軍隊ですよ。 >>しかも、気に入らない上官へは前線の後ろから弾が飛んでくることも多かったようで >>す。祖父がよく南方や満州の戦線の話聞かせてくれました。日本軍はくそだと言ってました。 >あなたのお祖父様は軍人だったのですか?満州から南方まで転戦した部隊は無いのです >が、部隊指揮官級であったのでしょうか?軍人ではなく(徴兵を逃れて)平和主義者ぶ >った方の中にはよくそのようなことを仰った方がいらしたようですが・・・。 >見たこともなく、したことも無いことを、さもそれらしく語る詐話師はたくさん居ますが。 私の、祖父達は、貴方のような「詐話師」ではありません。 そして軍人と言えば軍人の一種でしょうが、その中で「1銭5厘」と呼ばれた人たちで す。兵隊、歩兵と言った方がぴったりします。 母方の祖父は南方、父方の祖父は満州ですが。それが何か? 何なら、満州の極寒の戦闘、の話ご希望か? *ちなみにあの有名な「8連隊」も「9連隊」も* 「第8聯隊は、その後、中部第22部隊と変わったが、第37聯隊とともに第4師団では基幹 部隊となり、15年戦争中は、中国、南方方面を転戦した。最後は、タイのランパンで軍旗 を焼いた。」 「京都9聯隊は、大陸を転戦、特に最近では南京占領部隊ということで注目されました。 レイテでも大奮戦。」 大陸と南方、両方転戦してますが。 敦煌さん、8連隊、9連隊の話知ってますよね? |
▼Rayさん: >自衛隊は武力を持った戦闘組織であるため、 >自衛隊の存在そのものが憲法九条に違反していると思っています。 > >>憲法違反であれば即刻自衛隊をなくさなければなりませんが、自衛隊なしに国を守る手段を教えてください。 > >まず、一番重要なのは >「(武装して)国を守る必要がある事態を招かないように >交渉(話し合い)によって物事を解決するべく、外交を行う」 >ということだと思います。 > 丁寧で誠実なご説明を頂きありがとうございました。 前もってお断りしておきますが、私はこのような議論の交換(憲法問題、政治問題、掲示板での論戦などなど)の知識も経験も浅いのでうまく真意が伝わるかどうか心配です。よろしくお付き合いください。 自衛隊を持つことは憲法違反だとのご意見、私も同様の考えを持っています。 自衛隊を持たず国を守る手段が: >「(武装して)国を守る必要がある事態を招かないように >交渉(話し合い)によって物事を解決するべく、外交を行う」 である点は私の考えと大きく離れていますが、ひとつの考え方だと思います。 問題はその次のステップです。 Rayさんの意に反して日本は自衛隊を保持しています。この現状をRayさんがどう判断されているかが私にはまだ理解できていません。 1.自衛隊の存在そのものが憲法違反なので、自衛隊の廃棄を主張する。 2.憲法の拡大解釈で自衛権の行使たる自衛隊は合憲なので、憲法を改正する必要はない。(海外派兵をしない限り合憲である) 3.自衛隊は違憲であるが改憲はしない。 この三つ中のいずれかにRayさんの考えが入っていますか。2.の場合に私の疑問が出てくるのです。憲法9条を多分100回以上読みましたがあの文言の中でそれでも軍隊を保持しても良いとは解釈できないからです。 3.の場合憲法を軽視していることになりますね。憲法の上位に自衛権が存在することを認めるわけですから。 誰が正しい、誰が悪いの議論はそれこそが政治の世界ですから大いに意見交換をすればよいのですが、意見交換の前提である考え方(立場)を鮮明しておいてもらわないと私のような素人の一般市民には理解できません。今の政党はそこら辺を「意識的に」あいまいにしているように見えてしまいます。 |
過日の田園調布での大捕り物では、刃物と催涙スプレーで武装した犯人グループの一人を逮捕する事ができました。発砲した警察官と、立ち向かって負傷した民間の方に敬意を表します。しかし捕り逃がした4人はほとぼりが冷めた頃、また犯行を繰り返すでしょう。社民党の福島党首は過去「警察官は拳銃を所持すべきではない。犯人を取り逃がしても止むを得ない。丸腰で立ち向かえ」という事を発言しました。今般の事件は、福島の発言がいかにいいかげんなものであるかを再認識するいい機会であったと思います。 自衛隊不要・軍隊不要は、まさに福島発言と同じく空理空論です。国家レベルでも同じ事。内に向かってに警察・外に向かって軍隊です。 小学生に向かって諭す様な内容になってしまいました。 |
RAYさんのご意見にはいつも感服しています. 憲法9条ではどのように解釈しても自衛隊の存在は違憲です. 何ゆえ自衛隊を作るときに憲法改正しなかったのか不思議です. まったく自民党政権は信用なりません. さて国の安全確保についてはRAYさんのご意見甘すぎると 思います. 日本を占領しても、太平洋戦後のような甘い占領政策は まったく期待できないと思います. 日本軍の恐ろしさ硫黄島や沖縄周辺諸島での、圧倒的 空海軍の脅威の前で、日本陸軍の敢闘精神に軍人として 敬意と恐怖感を持ち当時400万といわれる本土守備隊が ゲリラ化するのを恐れたからこそ、穏便な占領政策に なったのです. 現在の日本の状態、ではどこかの国が日本を占領したら まあ、日本人は片端からミンチにされ「養豚場」か「養魚場」えさに されますよ. 世界的な潮流の元では、自らの国を守る意思の無い国は、存続を 認められないと思います. スイスの国民の国防意識を見れば分かるでしょう. あの国民の国家に対する意識が、他国に蹂躙されることを防いで いるののだと思います. 韓国の6者協議での北朝鮮への態度、北朝鮮への民族同化政策 表向きは非常にいいことですが、日本の安全保障にとってどうでしょうか. 北朝鮮の核を保有したままの統合を期待しています. もし北朝鮮が核実験でも実施したら、即刻憲法を改正し日本も 核対抗装備に踏み切らざるを得ないと思います. アメリカも「ビンの蓋」政策を緩和してくれるでしょう. |
Rayさん(11524)に拍手! しかし拍手したくない人も居るようですね。たとえば敦煌氏(11539)はRayさんの意見を絵空事で極めて危険な思想だとおっしゃる。彼が「戦場となっただけで、こんな事もありますが…」と言って指し示したホームページには、ベトナム戦争のときの韓国軍の残虐行為を書いた文がありました。 しかしよく考えてみてください。今の憲法を定めた1940年代の日本人が戦争に伴う残虐行為を知らなかったとでも思っているのでしょうか。そうだとしたら、余りにも歴史認識の乏しい議論です。1945年3月10日未明に東京で10万を超える老若男女が殺されたことも、同年8月6日にはそれ以上の広島市民が一瞬の閃光と共に絶命したことも、そして全国の大都市、中小都市の大半でそれに似た事が起こったことも、当時の日本人はなまなまと記憶していたのです。しかも、日本軍が南京やマニラでどんなことをしたかということも戦後まもなく報道されていたのです。 戦争は悪だという認識が当時の日本人の大多数にしみ込んでいたのです。それで、戦争をしない最も確かな方法として戦力の放棄が憲法の条文に掲げられたのです。 今にして思えば、そのときもっと深く徹底した議論がされなかったのが今日の間違いをもたらしたのかもしれません。 戦争のことを単に殺したり、殺されたりすることと考えている間はなぜ戦争が悪であるのかをきちんと認識することはできません。それが例えば死刑の執行とどう違うのかを知らなければなりません。この点について、私はこう考えています。戦争は人間を人間でなくするからいけないのです。戦争は人間を鬼畜にします。敵軍や敵国の市民に対してだけではなく、しばしば味方の軍人や民間人に対してさえそうなるのです。日露戦争のとき、二〇三高地を攻撃した日本軍(第三軍)の首脳部は、何万という日本軍人の命を消耗品のように扱いました。第二次大戦では、もしアメリカ軍が相模湾か九十九里浜に上陸したら高崎の戦車隊は避難民をひき殺して前線に駆けつけることになっていました。ベトナム戦争のずっと前から、戦争とはそういうものであることが分かっていたのです。現代の若い人たちにそれが分からないのは、歪んだ歴史教育のせいかもしれません。 憲法第9条の成立の由来がわかれば、それを安易に変える気持ちが少しは弱まるのではないでしょうか。 |
>武力によってではなく外交努力と九条の精神を広めて行くことによってしか それがなし得ないことはすぐに理解できることであろうと思います。 まったくそのとうりと思います. しかしそれを担当政権が実行できるには100年以上早いと思います. 政権担当する当ての無い野党が理想論を展開するのは自由ですが、 現実の国際情勢は、完全に憲法前文の精神に反してます. まず当面の北朝鮮の脅威、中国のLPG盗掘と核兵器と日本に 向けられた弾道弾の脅威、竹島での韓国の強圧的振る舞いと 北朝鮮の核兵器付併合を希求する民族意識と日本敵視の教科書による 脅威、まさに何時日本がこの100年間で何時攻撃占領されても おかしくないのが国際社会の現状です. 一億国民の命を理想を振りかざして命乞いしても現状では国際社会に 通用しないことが戦後の50年で証明されているでしょう. 北方4島は取られっぱなしの現状が良く物語っています. |
▼Rayさん:こんにちは。 > 横レスですからrayさんのご意見に対する私の考察に過ぎないのですが。 (私は新風を含めて政党には所属はしていません) >自衛隊は武力を持った戦闘組織であるため、 >自衛隊の存在そのものが憲法九条に違反していると思っています。 その通りであります。ですから、憲法の見直しが必要なのだと思いますが。 >まず、一番重要なのは >「(武装して)国を守る必要がある事態を招かないように >交渉(話し合い)によって物事を解決するべく、外交を行う」 >ということだと思います。 > >「交渉が成立しない相手もいる」 >とか >「実際に攻撃されてしまったら、軍隊なしにはどうしようもない」 >というご意見もよくありますし、それは一面では真実であると私も思います。 そのようにご認識されているのでしたら、その対案がなければ、どうにも空理空論に過ぎませんよ? > >しかし、この掲示板の他のスレッドに書いたことと重複しますが、 >どれほど武装したとしても、ひとたび武力が必要な事態が起きてしまったら >完璧に国を守ること(一人の国民も殺さないこと)は不可能ですから、 >「武装せずにどうやって国を守るのか」に対する答えは >「武力を必要とする事態を避けるために世界の国と協調して行く」 >こと以外にあり得ません >(協調=武力を持っている相手にただ屈するという意味ではない)。 > >「一人の死者も出さないことは不可能だとしても、 >武装して(軍を持って)いた方が犠牲が小さくてすむのではないか」 >というご意見もおありだろうと思いますが、 >反撃することによって余計に攻撃(戦闘)が激しくなれば >そのぶん犠牲者の数も多くなるのではないかと思います。 あの、チベットをご存知ですか? 第二次大戦時のベルギーをご存知ですか? 台湾がなぜいまもって中共の侵攻を受けずにすんでいるか理解できますか? ただ、話し合いだけではないでしょう。話し合いの背後にある軍事力。 蜂の一刺しという言葉もございます。 >「軍を持つことによって可能になるのは >『国を守ること』ではなく『人を殺すこと』なのだ」 >ということをもう一度お考えください。 「国を守るためには、侵攻する勢力を殺さねばならないときも有る」 ということをもう一度お考え下さい。 大東亜戦争末期、B−29に体当たりして散華されたパイロットがいました。 日本機の搭乗員、B−29の搭乗員は確かに「死んだ」でしょう。 しかし、本土の非戦闘員を守るために。祖国の「市民」を守るために。祖国を守るために。これを、悪と断じますか? > >日本国憲法の平和理念と九条が目指しているのは、 >「日本が平和であること」だけではなく、 >「世界中が平和になること」です。 ハテ、どこにそのような文言がありましたっけ? >この問題に関して、憲法をゆがめているのは、改憲に反対している人たちではなく >勝手な解釈で自衛隊を作り、海外にまで派兵してきた人たちの方です。 > >改憲派の人たちは「現実とあわない」「憲法は古い」と言い、 >それを根拠に改憲しようとしていますが、 >憲法が現実に合わなくなってしまったのは、 >そのときそのときで都合がいいように勝手に解釈を変えて >いろいろなことを決めてきてしまったからです。 > いや、そもそもこの無効な法の枠組みの中でナンとかしようとしているからですよ。抜本的に見直さなきゃダメですよ。はい。 |
久し振りにメッセージをば。 さて、Rayさんとやら、あんたが本当にそう信じているなら、命を賭けてでもヒヤカシでもいいから、ペキンなりピョンヤンへ赴き、左様な論旨でアッピールして来いや。 年喰ってんのか若衆なのかは存ぜぬが、ほんとアマーイ御仁やなぁ。 ひょっとして、あんた、キョウサントー員?シャミントー員?若しくはそれらのシンパ かい? そんなこと半世紀もほざいてるから、それぞれ国会議員の数だって片手指前後に凋落しちゃうんだよ。○○はなんとかせねば治らぬの謂いか。 (オレの本音:実は斯様な寝言を続けて貰ってた方が有難いんだ。) |
おおよそ好戦的軍隊保有賛成論者のほぼ全員が同じ内容で反論してらっしゃいますね、それにしても専守防衛をとなえる方が殆どいらっしゃらないのが気がかりです。 世の中護憲か好戦的軍隊保有賛成論者のどちらかに染まってしまったのでしょうか? 専守防衛であればまだ納得できる部分はあるのですが・・・ |
▼ニックさん: >おおよそ好戦的軍隊保有賛成論者のほぼ全員が同じ内容で反論してらっしゃいますね、それにしても専守防衛をとなえる方が殆どいらっしゃらないのが気がかりです。 > >世の中護憲か好戦的軍隊保有賛成論者のどちらかに染まってしまったのでしょうか? > >専守防衛であればまだ納得できる部分はあるのですが・・・ お言葉ですが、某国のミサイルが我国を狙っているのがわかっていても 発射されるまで手を出せないのでは手遅れです。 集団的自衛権というのは、こうした不条理を除くためにあります。 打ち込まれた日には「平和」などと、寝言は言えません。 なにせ、丸焼けになって息絶えてますから。 |
「日本の改革は米国に言われるままに行なったものか、叉は米国の真似をしたもの」 「日本の政治家(トッテン氏が会った議員の中では)で日米安保条約を読んでいたのは共産党志位委員長だけ」 「日本の政治家は、日米安保条約があるので日本は米国よりの保護を約束されていると言うが、条約にはそんな約束は書いていない」 「米国は(日本保護は)得になるならば保護するが、そうでなければ契約には無いと言うはず」 「日本は食料自給率が非常に低いにもかかわらず、減反してまで大豆・麦・米までを米国から買っている」 「政府は憲法九条を変えたがっているが、国を護ると言うならば敵は誰でどうやって日本を攻撃してくるのか考えなければならないはず」 「日本は輸出中心国なので円高は困ると言うが、日本の全GDPの99%は国内経済分で国際経済分はたったの1%である、それらの法人が払う法人税は全体のたったの3%、でも円高になると政府は円安に誘導しようとする、車やTVは安く輸出できるが、逆に食料などの輸入品は高くなる」 「昨年政府は円高防止の為に21兆円も米国債を買った、満期に米政府はUS$で返却するが、米政府はその金で米国の土地や会社を購入する事を許さない、日本はその金で更に米国債を買う、表向きは米国に日本が金を貸している形に見えるが、実際は日本が米国に金を差し上げているのと同じである」 「日本は米国のような強い国にはへつらうが、弱い国には威張っている」 「日本国民は論理やデータではなく、印象で政治を見、物事を判断するようになった、TVの影響が大きいと思われるが、それは無知の民族になる事と同じである」 上記は北海道新聞に載った、ビル・トッテン氏(米国出身)の記事の要約です、これに全て反論してから噛みついて頂けませんか?、わざと目立つ様に書いているのに何故かこの文章は無視されて、他の部分でのみ反論されてますよね? どうも都合の悪い部分のみ意図的に無視されている様に思うのですが? この方の考え方はほぼ私と同じです、敦煌様でなくても結構ですが(例えば愚劣な某氏でも結構です)この記事に明確にお答え頂けませんか? |
▼ニックさん: 横からゴメンなさい、お願いがあります。 >【12990】 >上記は北海道新聞に載った、ビル・トッテン氏(米国出身)の記事の要約です、これに全て反論してから噛みついて頂けませんか?、わざと目立つ様に書いているのに何故かこの文章は無視されて、他の部分でのみ反論されてますよね? > >どうも都合の悪い部分のみ意図的に無視されている様に思うのですが? 私は トッテン氏とは彼が来日以来(三十数年前)から存じ上げています。 何度も反論を挑みますが、彼は勉強家で 論破できません。 田原総一郎も1対1では かなわないようです。 (田原氏は困るとすぐ応援団に「質問を振る」 姑息な手を使う・・・と言っていました) もし、トッテン氏の主張に すばらしい反論が見つかれば「ここだけの内緒」にしておいてくれませんか。 氏にぶつけて高い鼻(ホントに高い)をぺチャンコにしてやりたいのです。 皆さん私のたくらみにご協力を! トッテン氏の主張【12990】に反論をお願いします。 |
ワン太郎様 了解致しました、でもトッテン氏の主張は、日本と米国を良く研究された上でのご発言だと思いますから、論破は難しいかもしれません。 それにしても3十数年来お知り合いとは凄いですね。 と言う訳でこの方の主張に反論できる方がいらっしゃいましたら是非お答え下さい |
▼ワン太郎さん: >皆さん私のたくらみにご協力を! >トッテン氏の主張【12990】に反論をお願いします。 小生なりに考えてみました。 トッテン氏も知りませんし、また、下記事項が如何なる「文脈の中」で語られたかも知りませんので、的外れの論と思いますが、読み捨て下さい。 1.「日本の改革は米国に言われるままに行なったものか、叉は米国の真似をしたもの」 :だから、どうだと言うのでしょうか。 言われて行なっても、真似をしても、「良いものは良い。悪いものは悪い。」「或ること」が「良いか、悪いか」の判断に、その決定経緯は関係ありません。 2.「日本の政治家(トッテン氏が会った議員の中では)で日米安保条約を読んでいたのは共産党志位委員長だけ」 :多分そうかも知れませんが、事実関係の問題だから、事実を確認、調査すれば良いことであり、「反論」する、しないの問題ではありません。 3.「日本の政治家は、日米安保条約があるので日本は米国よりの保護を約束されていると言うが、条約にはそんな約束は書いていない」 :多分そうかも知れません。これも条約の内容という事実関係ですから、「反論」と言う問題でなく、調査の問題です。 4。「米国は(日本保護は)得になるならば保護するが、そうでなければ契約には無いと言うはず」 :現実に、そう言うかどうかは、兎も角、現実社会は利害で動くものですから、契約条項での規定は規定として、まず自己の利益を主張するのは当然の行動です。英米法の原則ではないでしょうか。こちらは、契約条項に「日本の保護」が、明文化されている(若し、明文化されていれば)ことを主張し、相手の主張の不当性を証明し、保護させれば良いことでしょう。 5.「日本は食料自給率が非常に低いにもかかわらず、減反してまで大豆・麦・米までを米国から買っている」 :事実はそうでしょう。「食糧安全保障の問題」を言っておられるのかと思いますが、現実社会は、経済原則で機能するものだから仕方の無い選択でしょう。国民は、将来いつか起こる、食糧供給停止あるいはその恫喝、また、独占状態での価格高騰などの諸々の危険を予防する為に、「高い国産食料」を消費し続けるより、今、現に「安い輸入食糧」を選択しているだけの話ではありませんか。 (輸入食糧の売り手;米国企業も日本と言うお得意さんを失ってはやっていけないだろうと言う、あまり根拠の無い信頼感もあるのかもしれません)。 そして、いつの日か、「安物買いの銭失い、ならぬ「命失い」」は覚悟!という事でしょう。 6.「政府は憲法九条を変えたがっているが、国を護ると言うならば敵は誰でどうやって日本を攻撃してくるのか考えなければならないはず」 :「戦力を保持しない」という「明文」があるのに、「自衛隊と言う戦力を保持」している事実との捩れ現象(このような捩れ現象を50年間も放置してきた日本人のあいまい精神性は理解を超えます)は正すべきでしょう(尤も、「自衛隊」を解散できるなら、それに越したことはありませんが、50年間も正当に存在したものを解散できるものではありません。法の下の安定(時効の概念?)から考えても解消は出来ないかと思います)。 仮想敵国は、かっては、ソビエト、中共・・・でありましたが、消滅?しました。戦力の保持の目的は必ずしも、「潜在的な敵」が存在するから必要と言うことにはならないでしょう。また、「仮想敵国」を明示するなどは戦略的に考えてありえない事で、表にでてくる話では無いと、素人考えですが、思います。 本来「武力の行使」は、「外交・話し合い」により利害対立がどうにも解決できなくなくなった場合の最後の手段であり、「戦力・武力・暴力」は、最後の最後の拠り所として保持するものと思われます。 どこの国も、「戦争を起こすこと」を想定して、軍備を持っているとは思えません。「平和」が「戦争」に勝ることは論を待ちません。「狂気」の人を除いて「軍隊」を意味もなく「凶器」に使う人は無いと思います。(軍需産業には、ひょっとして、「戦争」による装備の消尽と更新を望む隠れた希望があるかもしれませんが) 7.「日本は輸出中心国なので円高は困ると言うが、日本の全GDPの99%は国内経済分で国際経済分はたったの1%である、それらの法人が払う法人税は全体のたったの3%でも円高になると政府は円安に誘導しようとする、車やTVは安く輸出できるが、逆に食料などの輸入品は高くなる」 8.「昨年政府は円高防止の為に21兆円も米国債を買った、満期に米政府はUS$で返却するが、米政府はその金で米国の土地や会社を購入する事を許さない、日本はその金で更に米国債を買う、表向きは米国に日本が金を貸している形に見えるが、実際は日本が米国に金を差し上げているのと同じである」 :経済のことは良く分かりません。輸入食糧を確保するには外貨を稼ぐ必要はあると思いますが。米国債というドル資産があれば、米国で会社、不動産を買えなくても、必要に応じて、基軸通貨ドルに換金して、米国以外の外国で活用できないのでしょうか。 9.「日本は米国のような強い国にはへつらうが、弱い国には威張っている」 :「弱きを挫き、強きを助ける」のは、功利的、利己的な人の性(さが)です。身の回りでも散見できるのではありませんか。特に「強きを助ける人」はごまんといるでしょう。アメリカといわずどこの国にでもいることでしょう。そして、政治権力を得るのは、往々にして、このような「性(さが)」の人です。日本がそのように映ることは一面真実でしょう。(皮肉に言えば、「意気がって」強い国に歯向かって日本を滅ぼすよりは安全です)どこの国でも良く知れば、このように強い国にはへつらうが、弱い国には威張っていることと信じます(因みに、個人的にはこのような姿勢は勿論好みませんが)。 10.「日本国民は論理やデータではなく、印象で政治を見、物事を判断するようになった、TVの影響が大きいと思われるが、それは無知の民族になる事と同じである」 :近時、どこの国でも、国民と言う「マス」でみると、このような行動に見えます。 アメリカの大統領選において、候補者があの手この手の心理作戦を用い、時には、キャラクタを変え、メディアを介して、国民大衆(マス)に取り入り、票を獲得するのは、良く知られた事と思います。そして、どこの国の世論も、時のリーダーを「熱狂的歓迎」で迎えた後、これが同一人物に対する評価かと思うくらいに「侮蔑的」に送ることになるのです。その昔、今太閤と言われた方もそうですし、又、現在、今太閤の娘さんの現総理に対する姿勢もまたそうです。独り、日本国民だけの挙動ではありません。 浮動する人間、人類のマス・集団としての共通の行動パターンのように思います。以上 |
▼ニックさん: お久しぶりです。こちらで暴れておられましたか。 少しだけ反論です。ニックさんに「そんなもの反論じゃない」と言われるでしょうが。 >「日本の改革は米国に言われるままに行なったものか、叉は米国の真似をしたもの」 それは彼の意見であって,物事はどのようにも取れる。言ったもの勝ちだ。 >「日本の政治家(トッテン氏が会った議員の中では)で日米安保条約を読んでいたのは共産党志位委員長だけ」 どれだけの議員に会ったのかは知らないが。志位委員長は読んでいるだろうことは想像できる。 >「日本の政治家は、日米安保条約があるので日本は米国よりの保護を約束されていると言うが、条約にはそんな約束は書いていない」 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 第五条[共同防衛] 各締約国は,日本国の施政の下にある領域における,いずれか一方に対する武力攻撃が,自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め,自国の憲法上の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するよう行動することを宣言する。 >「米国は(日本保護は)得になるならば保護するが、そうでなければ契約には無いと言うはず」 それも個人の意見にすぎず,アメリカがどうするかはその方が判断するのではない。 >「日本は食料自給率が非常に低いにもかかわらず、減反してまで大豆・麦・米までを米国から買っている」 米の自給率は高い。 >「政府は憲法九条を変えたがっているが、国を護ると言うならば敵は誰でどうやって日本を攻撃してくるのか考えなければならないはず」 憲法9条を変えるのはわたしも反対。しかし,敵が誰かわからなければ防衛のことを考えるな,というのもおかしい。危機が発生する前に準備をするのは当然。 >「日本は輸出中心国なので円高は困ると言うが、日本の全GDPの99%は国内経済分で国際経済分はたったの1%である、それらの法人が払う法人税は全体のたったの3%、でも円高になると政府は円安に誘導しようとする、車やTVは安く輸出できるが、逆に食料などの輸入品は高くなる」 このことに関しては,正直わかりません。しかし,主題がずれているような気がする。 輸出経済がこんな低い比率とは思わなかった。輸出が日本の経済をまず引っ張っていたと感じていたが。 >「昨年政府は円高防止の為に21兆円も米国債を買った、満期に米政府はUS$で返却するが、米政府はその金で米国の土地や会社を購入する事を許さない、日本はその金で更に米国債を買う、表向きは米国に日本が金を貸している形に見えるが、実際は日本が米国に金を差し上げているのと同じである」 買い戻されたが,一時日本に金が余っているときは,アメリカの小腸とでも言うべき建物さえ,日本は買っていた。今は買う余力がないのだと思う。しかし,アメリカの花形産業である,映画,野球チームなどを買い取っている。 >「日本は米国のような強い国にはへつらうが、弱い国には威張っている」 弱い国にも援助をしている。米国は第2次世界大戦以来,防衛面では主人のようなもの。それは誰しもいやだが,防衛体系がそうなっている。米国一辺倒の日米安保をどうにかしないと,ここを脱却することはむずかしい。 >「日本国民は論理やデータではなく、印象で政治を見、物事を判断するようになった、TVの影響が大きいと思われるが、それは無知の民族になる事と同じである」 それは,民主党を応援している人も自民党を応援している人も同じかもしれない。菅直人さんは女性に人気がなかったが,岡田さんになってから盛り返しているという。ほとんど何も政策は変わっていない。 自民党応援団も,小泉・安倍ラインのイメージで応援しているのかもしれない。しかし,与党は,実際に行われる政策によっても判断されている。だから,支持率が下がる。 >上記は北海道新聞に載った、ビル・トッテン氏(米国出身)の記事の要約です、これに全て反論してから噛みついて頂けませんか?、わざと目立つ様に書いているのに何故かこの文章は無視されて、他の部分でのみ反論されてますよね? > >どうも都合の悪い部分のみ意図的に無視されている様に思うのですが? あなたは以前,他人の書き込みに対して,引用ばかりの意見をのせるなとか,自分の意見でものを言えとかおっしゃってらっしゃったと思いますが,自語相違は相変わらずですね。 以前「政府と同じことを言っているだけ」と書かれましたが,意見がほぼ同じ事柄だったからそうなるのもしかたがないでしょう。 あなたもトッテン氏とほぼ同じと書いていらっしゃる。以前のそういう非難は当たらないということです。 |
>買い戻されたが,一時日本に金が余っているときは,アメリカの「小腸」とでも言うべき建物さえ,日本は買っていた。今は買う余力がないのだと思う。しかし,アメリカの花形産業である,映画,野球チームなどを買い取っている。 「象徴」のまちがいでした。 |
▼しげちよさん: >▼ニックさん: >お久しぶりです。こちらで暴れておられましたか。 >少しだけ反論です。ニックさんに「そんなもの反論じゃない」と言われるでしょうが。 いえ、それは私のセリフです、私は元々ここの住人なんで、イラクのスレッドに居座ってらしたあなたに暴れると言われるのは心外に思います。 >>「日本の改革は米国に言われるままに行なったものか、叉は米国の真似をしたもの」 > >それは彼の意見であって,物事はどのようにも取れる。言ったもの勝ちだ。 少なくとも私の知る限りでは、規制撤廃(米国の圧力)、米国債購入(アメリカの圧力)、自衛隊派兵(アメリカの圧力)、小泉首相のアメリカを目指す発言等からもアメリカのいいなりか真似をしたものであることが明白、あなたのご発言には全く論拠がないと思いますが?、違う部分がどの程度あるのか列挙してからおっしゃっていただけませんか? >>「日本の政治家(トッテン氏が会った議員の中では)で日米安保条約を読んでいたのは共産党志位委員長だけ」 > >どれだけの議員に会ったのかは知らないが。志位委員長は読んでいるだろうことは想像できる。 >>「日本の政治家は、日米安保条約があるので日本は米国よりの保護を約束されていると言うが、条約にはそんな約束は書いていない」 > >日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 >第五条[共同防衛] 各締約国は,日本国の施政の下にある領域における,いずれか一方に対する武力攻撃が,自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め,自国の憲法上の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するよう行動することを宣言する。 「自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め」の部分、この部分を米国が認めなければ共同して戦わなくても良いと言う事になります。 仕切りにブッシュ政権を庇い、自衛隊派兵に賛意を表されたあなたの事ですから米国が守ってくれると思いたいのは分かりますが、この条約には「穴」があることを無視されてはいけませんね。 >>「米国は(日本保護は)得になるならば保護するが、そうでなければ契約には無いと言うはず」 > >それも個人の意見にすぎず,アメリカがどうするかはその方が判断するのではない。 現実に米国がその時どうするのかは誰にも分からないが、少なくともベトナムやソマリア、イラク戦争においてはトッテン氏の発言は的を射ているのが明らかである、米国の行動の傾向を見れば上記の様に考えるのはごく当然と言うものでしょう、逆に何も論拠を出さず否定できる方が不思議ですが。 >>「日本は食料自給率が非常に低いにもかかわらず、減反してまで大豆・麦・米までを米国から買っている」 > >米の自給率は高い。 その米もちょっと冷害が来れば直ぐに米不足に陥る、次々と減反の方へ国が圧力をかけて居る事は明白な事実、国民を「食わせる」義務のある国のする事とは到底思えない。 ここにも米国の圧力に屈し、言われるままに国内の農業へ圧力をかけている政府方針が読み取れる。 >>「政府は憲法九条を変えたがっているが、国を護ると言うならば敵は誰でどうやって日本を攻撃してくるのか考えなければならないはず」 > >憲法9条を変えるのはわたしも反対。しかし,敵が誰かわからなければ防衛のことを考えるな,というのもおかしい。危機が発生する前に準備をするのは当然。 誰が敵か分からないうちに高額な費用をかけて軍備を整えると言う方が既に常軌を逸している、「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」とは孫子の発言だが、敵も分からないまま、どのような装備か、どのようなルートで・・・等のような情報を無視する考え方は既に旧日本軍の考え方と全く同じである。 >>「昨年政府は円高防止の為に21兆円も米国債を買った、満期に米政府はUS$で返却するが、米政府はその金で米国の土地や会社を購入する事を許さない、日本はその金で更に米国債を買う、表向きは米国に日本が金を貸している形に見えるが、実際は日本が米国に金を差し上げているのと同じである」 > >買い戻されたが,一時日本に金が余っているときは,アメリカの小腸とでも言うべき建物さえ,日本は買っていた。今は買う余力がないのだと思う。しかし,アメリカの花形産業である,映画,野球チームなどを買い取っている。 誤解されて居る様ですが、映画産業や野球チームを買い取ったのは日本の民間企業のお話で、トッテン氏は国債を日本円に交換できないので、では米国の土地や会社を日本国が買い取る事を米国が許すかと思えばそれは許さないとおっしゃっている、官と民の違いを考慮されたい。 >>「日本は米国のような強い国にはへつらうが、弱い国には威張っている」 > >弱い国にも援助をしている。米国は第2次世界大戦以来,防衛面では主人のようなもの。それは誰しもいやだが,防衛体系がそうなっている。米国一辺倒の日米安保をどうにかしないと,ここを脱却することはむずかしい。 その援助金を盾に言う事を聞かせる部分があると言う事で、これは何も日本に限った事ではないが、この辺りも米国の真似をしていると言えよう。 >>上記は北海道新聞に載った、ビル・トッテン氏(米国出身)の記事の要約です、これに全て反論してから噛みついて頂けませんか?、わざと目立つ様に書いているのに何故かこの文章は無視されて、他の部分でのみ反論されてますよね? >> >>どうも都合の悪い部分のみ意図的に無視されている様に思うのですが? >あなたは以前,他人の書き込みに対して,引用ばかりの意見をのせるなとか,自分の意見でものを言えとかおっしゃってらっしゃったと思いますが,自語相違は相変わらずですね。 全然理解されてませんな、私が過去に発言して来たことと同じ事をおっしゃっている方がいらしたので記事に載せたのです、相変わらず文章を読まれずに反論なさっていますね。 >以前「政府と同じことを言っているだけ」と書かれましたが,意見がほぼ同じ事柄だったからそうなるのもしかたがないでしょう。 >あなたもトッテン氏とほぼ同じと書いていらっしゃる。以前のそういう非難は当たらないということです。 上記に同じです、過去発言を見て頂くと分かると思いますが、トッテン氏の日本政府評価は私が述べてきた事をより詳細に述べて下さっていたので、是を機会に反論される方には反論して頂こうと載せたまでです、あなたの古い国連査察団の資料を元にして、新しい国連査察団の資料を否定するやり方よりはましだと思いますが如何でしょうか? |
▼ニックさん: ちょっと挑発的な文章に答えていただいてありがとうございます。 >少なくとも私の知る限りでは、規制撤廃(米国の圧力)、米国債購入(アメリカの圧力)、自衛隊派兵(アメリカの圧力)、小泉首相のアメリカを目指す発言等からもアメリカのいいなりか真似をしたものであることが明白、あなたのご発言には全く論拠がないと思いますが?、違う部分がどの程度あるのか列挙してからおっしゃっていただけませんか? 規制撤廃は、米国の圧力もあったでしょうが、そうしないと日本自体危ういからではないでしょうか。このまま官の規制があり続けるというのは、日本にとっても決してよくないことでしょう。 自衛隊の件にしても、1つは以前にも書いた防衛従属説、そして国連決議による派遣ともいえると思います(これは何度も話しましたね)。 >「自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め」の部分、この部分を米国が認めなければ共同して戦わなくても良いと言う事になります。 それはちがうのではないでしょうか。認めるという手続きは必要がなく、そういうものがあったら、自国の平和及び安全を危うくするものと認識する、ということです。 >仕切りにブッシュ政権を庇い、自衛隊派兵に賛意を表されたあなたの事ですから米国が守ってくれると思いたいのは分かりますが、この条約には「穴」があることを無視されてはいけませんね。 あなたは論理的で非常に頭脳が明晰だと思うのですが、人のことを簡単にわかったようにおっしゃるのが、欠点だと思います。 ブッシュ政権をかばった、というのはちがいます。イラク戦争に反対だったし、それに間髪いれずに賛成した小泉首相の態度も反対だと明確に申しました。 ただ、米国も悪いが、同時にテロ集団も悪い。しかし、掲示板の論調が圧倒的にテロリスト擁護のように見えたので(りゅうさんも同じことを発言していた)、米国よりも非難されるべきはテロリスト集団だと申しただけです。 >現実に米国がその時どうするのかは誰にも分からないが、少なくともベトナムやソマリア、イラク戦争においてはトッテン氏の発言は的を射ているのが明らかである、米国の行動の傾向を見れば上記の様に考えるのはごく当然と言うものでしょう、逆に何も論拠を出さず否定できる方が不思議ですが。 否定できる、って米国はトッテン氏と逆のことを発言しているのだから、根拠を示すのはトッテン氏のほう。彼が言ったことがよくあたったくらいの根拠では、政府間同士の約束を疑うことはできないでしょう。 >その米もちょっと冷害が来れば直ぐに米不足に陥る、次々と減反の方へ国が圧力をかけて居る事は明白な事実、国民を「食わせる」義務のある国のする事とは到底思えない。 まぁ、米作りにおいてはそうなのかもしれませんね。しかし、あまったときに政府が買い取る額が半端でなくなることもあります。余ったら国際援助すればいいのにと思ったこともあります。 >ここにも米国の圧力に屈し、言われるままに国内の農業へ圧力をかけている政府方針が読み取れる。 確かに米作りをしたい農家はたくさんおられるようですね。 政府の政策が米国の追従かどうかは、わたしには判断できません。ニックさんが自信がおありならば、そうなのかもしれません。 >誰が敵か分からないうちに高額な費用をかけて軍備を整えると言う方が既に常軌を逸している、「敵を知り 己を知れば百戦して危うからず」とは孫子の発言だが、敵も分からないまま、どのような装備か、どのようなルートで・・・等のような情報を無視する考え方は既に旧日本軍の考え方と全く同じである。 敵ではないが、波乱要因ならあります。もちろん朝鮮半島と中国−台湾問題です。 日本に攻めてくることはよもやないでしょうが、とばっちりを受けることはあるでしょう。また、国とは限りません。テロもあります。 外国人犯罪者がふえましたが、彼らの言うことで一致しているのは、日本人は警戒心がまったくない、ということです。 >誤解されて居る様ですが、映画産業や野球チームを買い取ったのは日本の民間企業のお話で、トッテン氏は国債を日本円に交換できないので、では米国の土地や会社を日本国が買い取る事を米国が許すかと思えばそれは許さないとおっしゃっている、官と民の違いを考慮されたい。 しかし、日本政府が直接米国土を買ったり、米国の建物を買ったりはできないでしょう。 >上記に同じです、過去発言を見て頂くと分かると思いますが、トッテン氏の日本政府評価は私が述べてきた事をより詳細に述べて下さっていたので、是を機会に反論される方には反論して頂こうと載せたまでです、あなたの古い国連査察団の資料を元にして、新しい国連査察団の資料を否定するやり方よりはましだと思いますが如何でしょうか? すみません。時間がないのではしょりました。 最後の言葉はいただけませんね。そのことは何度も説明しました。頼みますからもう一度よく読んでください。 新しい査察団の記事ではブリクス委員長が「協力はまだ不十分」という見解でした。その記事を見たのですが、すぐにみつからなかった。しかし、あとから「不十分」という記事を3〜4回提示させていただきました。さらに、3月のブリクス委員長の「不十分」という記事も提示しました。そのことでは、あなたも気づいているはずです、言いがかりだということを。素直に受け取ってください。あなたは一回出し遅れただけで、それほどに追及するのですか? このことについて、一回も返事がなく、無視され続けています。 そして、またそのことを持ち出すのです。すごく執拗な、蛇のような性格とお見受けいたします。 |
ニックさんは,都合が悪いと放置プレイがお得意(^3^)/ |
▼敦煌さん(11539): こんにちは、Rayです。 >絵空事ですな。極めて危険な思想でしょう。民族浄化とはどんなことか御存知か? >そうされないために軍備は存在します。 民族浄化という名のもとに大量虐殺が行われた歴史が 世界各地にあることは知っています。 しかし、過去に起こった民族浄化(大量虐殺)の被害者たちは 武装していなかったために大量虐殺の被害者(犠牲者)となった わけではありませんから、 敦煌さんがおっしゃる「そうされないために軍備は存在する」という理屈は 説得力の少ないものだと思います。 もし本当に「虐殺の犠牲者にならないために軍備が必要」だというなら 「虐殺の犠牲者=軍備を持っていなかった者」 でなければ論理がおかしくなってくると思います。 すでに11545で甲野四太郎さんがお書きのことと重複しますが、 結局のところ、世界中のどこの国よりも強い軍事力を備えたとしても、 他の国々が連合してしまったらそれを超えることは不可能になりますから、 「武装する(常設軍をもつ)ことによって国を守る」 というのはあまり意味がないことになるでしょう。 11570のイワオさんのご意見にも賛成です。 ▼馬鹿正直さん(11586): こんにちは。レスをありがとうございます。 >Rayさんの意に反して日本は自衛隊を保持しています。この現状をRayさんがどう判断されているかが私にはまだ理解できていません。 >1.自衛隊の存在そのものが憲法違反なので、自衛隊の廃棄を主張する。 >2.憲法の拡大解釈で自衛権の行使たる自衛隊は合憲なので、憲法を改正する必要はない。(海外派兵をしない限り合憲である) >3.自衛隊は違憲であるが改憲はしない。 > >この三つ中のいずれかにRayさんの考えが入っていますか。 私の考えは1です。 馬鹿正直さんがおっしゃるとおり、憲法九条を素直に読めば 自衛のためという名目であっても武力を持つことは禁じられているからです。 「日本が攻められたらどうするのか」という反論(?)に対しては 先の書き込みで書いた「武力が必要な事態を起こさない努力をする」としか言えません。 あくまでも私の個人的な考えですが、 日本に必要なのは自衛のための武装組織ではなく、 整った指揮系統と大型の重機や輸送手段を持った災害救助組織だと思いますので、 自衛隊を解体(武装解除)し、災害救助隊として活動してもらうのが 憲法を遵守しつつ国民を守る、一番簡単で有益な方向だと思っています。 自然災害が起きる可能性は日本が侵略される可能性よりもはるかに高いものですから 起きるかどうかわからず、しかも人為的努力によって回避可能な戦争に備えるよりも 必ず起きるうえに防ぎようのない自然災害に備えるために 税金を使う方が無駄がありませんし(さらに言えば経費も大幅削減になるはずです)、 非武装の災害救助組織であれば海外に行って 「人道復興支援活動」を行うことも可能なので 政府が強調する「国際協力を行う」ということにもつながります。 「日本の憲法は武力行使を禁止しているから多国籍軍には参加できないけれど、 非武装であれば、赤十字などと協力して市民生活を支えることはできる」 ということが、なぜ今の政府にできないのだろうと思います。 そういう活動を通じて 「日本は攻撃しない国・困ったときに助けに来てくれる国」 という印象を世界中の人たちに持ってもらえれば、 仮に日本を(しかも武装していない日本を)侵略しようとする国があったとしても 日本が世界の中で孤立してしまうことはないはずです。 重ねて申し上げますが、私は老人党以外の政党とは関係のない人間ですし、 上に書いたことも私の個人的な意見にすぎませんから、 もし各政党がどのように考えているのかをお知りになりたいのであれば 直接各政党に質問状を出した方が正確な情報を得ることがおできになると思います。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
▼Rayさん: >▼敦煌さん(11539): > >こんにちは、Rayです。 > >>絵空事ですな。極めて危険な思想でしょう。民族浄化とはどんなことか御存知か? >>そうされないために軍備は存在します。 > >民族浄化という名のもとに大量虐殺が行われた歴史が >世界各地にあることは知っています。 > >しかし、過去に起こった民族浄化(大量虐殺)の被害者たちは >武装していなかったために大量虐殺の被害者(犠牲者)となった >わけではありませんから、 >敦煌さんがおっしゃる「そうされないために軍備は存在する」という理屈は >説得力の少ないものだと思います。 > >もし本当に「虐殺の犠牲者にならないために軍備が必要」だというなら >「虐殺の犠牲者=軍備を持っていなかった者」 >でなければ論理がおかしくなってくると思います。 いや、Rayさん。「軍備が足りなかった」ということです。 装備などの面もありますが、練度や国防意識の問題です。 >すでに11545で甲野四太郎さんがお書きのことと重複しますが、 >結局のところ、世界中のどこの国よりも強い軍事力を備えたとしても、 >他の国々が連合してしまったらそれを超えることは不可能になりますから、 >「武装する(常設軍をもつ)ことによって国を守る」 >というのはあまり意味がないことになるでしょう。 > >11570のイワオさんのご意見にも賛成です。 > > >▼馬鹿正直さん(11586): > >こんにちは。レスをありがとうございます。 > >>Rayさんの意に反して日本は自衛隊を保持しています。この現状をRayさんがどう判断されているかが私にはまだ理解できていません。 >>1.自衛隊の存在そのものが憲法違反なので、自衛隊の廃棄を主張する。 >>2.憲法の拡大解釈で自衛権の行使たる自衛隊は合憲なので、憲法を改正する必要はない。(海外派兵をしない限り合憲である) >>3.自衛隊は違憲であるが改憲はしない。 >> >>この三つ中のいずれかにRayさんの考えが入っていますか。 > >私の考えは1です。 > >馬鹿正直さんがおっしゃるとおり、憲法九条を素直に読めば >自衛のためという名目であっても武力を持つことは禁じられているからです。 > >「日本が攻められたらどうするのか」という反論(?)に対しては >先の書き込みで書いた「武力が必要な事態を起こさない努力をする」としか言えません。 > >あくまでも私の個人的な考えですが、 >日本に必要なのは自衛のための武装組織ではなく、 >整った指揮系統と大型の重機や輸送手段を持った災害救助組織だと思いますので、 >自衛隊を解体(武装解除)し、災害救助隊として活動してもらうのが >憲法を遵守しつつ国民を守る、一番簡単で有益な方向だと思っています。 > >自然災害が起きる可能性は日本が侵略される可能性よりもはるかに高いものですから >起きるかどうかわからず、しかも人為的努力によって回避可能な戦争に備えるよりも >必ず起きるうえに防ぎようのない自然災害に備えるために >税金を使う方が無駄がありませんし(さらに言えば経費も大幅削減になるはずです)、 >非武装の災害救助組織であれば海外に行って >「人道復興支援活動」を行うことも可能なので >政府が強調する「国際協力を行う」ということにもつながります。 > >「日本の憲法は武力行使を禁止しているから多国籍軍には参加できないけれど、 >非武装であれば、赤十字などと協力して市民生活を支えることはできる」 >ということが、なぜ今の政府にできないのだろうと思います。 > 田園調布の事件で、もし被害者の女性が抵抗したなら・・・ 民間人や警察官でなく、このお年寄りがひょっとしたら犠牲者になって居りました。 前回、銀座で逮捕され送還された犯人の一人が、今回は密入国です。 こういうことを防げない、我国のセキュリティー意識にも問題があります。 物議を醸した石原都知事の「三国人発言」の真意が図らずも証明されています。 幸か不幸か、日本はまだまだ他国からは「金持ち」だと思われています。 災害復興も大切ですが、国民の生命財産を守る。という国防の原点をお考え頂きたい。 |
▼Rayさん:こんばんは。 >しかし、過去に起こった民族浄化(大量虐殺)の被害者たちは >武装していなかったために大量虐殺の被害者(犠牲者)となった >わけではありませんから、 >敦煌さんがおっしゃる「そうされないために軍備は存在する」という理屈は >説得力の少ないものだと思います。 > >もし本当に「虐殺の犠牲者にならないために軍備が必要」だというなら >「虐殺の犠牲者=軍備を持っていなかった者」 >でなければ論理がおかしくなってくると思います。 必ずしも、という事ではないですが、チベットなんかはそうですよね。イコールではないけども前例はあるわけです。 > >すでに11545で甲野四太郎さんがお書きのことと重複しますが、 >結局のところ、世界中のどこの国よりも強い軍事力を備えたとしても、 >他の国々が連合してしまったらそれを超えることは不可能になりますから、 >「武装する(常設軍をもつ)ことによって国を守る」 >というのはあまり意味がないことになるでしょう。 はて? それ以前に何ら非武装であったとしたら、易々と蹂躙されるだけの事ではないでしょうか。バース党政権の評価は別にして、イラクにも見られるように武装していても蹂躙されているのに。 >「日本が攻められたらどうするのか」という反論(?)に対しては >先の書き込みで書いた「武力が必要な事態を起こさない努力をする」としか言えません。 それは、絵空事でしょう? それに、既に破綻しているのは「武力が必要な事態を起こさない努力」を日本側が努力していても相手側がそうだとは限りませんよ。日本が「武力が必要な事態を起こさない努力」につとめていても、世界が足並み合わせてくれるという保障はどこにもない。 尖閣諸島の一例でも判りますが、川口外務大臣は「正式なルートを通して抗議しています」としか説明できない。これが「武力が必要な事態を起こさない努力」の結果ですか? 私は納得できない。 「正式なルートで抗議」しても聞く耳を持たない相手にどう接すればいいですか? 「公正と信義」を信じて「攻め込まないで下さい」と訴えていても攻め込んでくる相手が「聞く耳」持ってるとは限りませんよ。 海保と警察だけで未来永劫対応できるという保障はどこにもない。 警察もヒトツの暴力機構です。彼らには合法的に暴力を行使する権限がある。 暴力はよくないですが、だからといって「犯罪の起きない街づくりをする」と考えて警察機構を解体してしまったらどうなるか自明の理。 基本的には武装蜂起というのは同じコンセプトだと思います。 |
▼源蔵さん(11593)、しゃねるさん(11608): こんにちは、Rayです。 >自衛隊不要・軍隊不要は、まさに福島発言と同じく空理空論です。国家レベルでも同じ事。内に向かってに警察・外に向かって軍隊です。(11593・源蔵さん) 現代の日本社会において、一般市民は武力を持たず、 何かもめごとが起きた場合には法律に基づいて解決することで 円滑な人間関係(というのは言い過ぎかも知れませんが)を維持しています。 国が軍を持って外交問題を武力で解決しようというのは、 一つの国の中のことに置き換えて考えた場合には 各家庭に銃があって、ちょっとでも家の敷地内に無断で立ち入った人は 容赦なく射殺してしまうというような社会と同じことであり、 警官が拳銃を所持しているかどうかとは別の次元の問題になると思います。 今の日本で裁判所や法律が果たしているような役割を果たすものが 国連や国際法なのだと思います (それが正しく機能しているかどうかは別問題ですが)。 一般の人が犯罪を行わないのは、警官の拳銃や刑法が怖いからではないことは、 警官が拳銃を携行していたり刑法でいろいろな罰が定められていても 犯罪がなくならないことから明らかですから、 「軍を持つことによってすべてが解決する」というような考え方は 空理空論ではないにしても短絡的なものの見方であるように私には思えます。 >現在の日本の状態、ではどこかの国が日本を占領したら >まあ、日本人は片端からミンチにされ「養豚場」か「養魚場」えさに >されますよ.(11608・しゃねるさん) 軍隊を持っていればそれが防げるというわけではないので、 私は改憲(日本が再軍備すること)には反対です。 また、他の方へのレスにも書きましたが、 「どこかの国が日本を占領する」という事態が起きる確率は非常に低く、 しかもその事態が発生することは外交努力で回避可能であると 私は考えていますので(しゃねるさんはそれを甘いとおっしゃっていますが) 「そういう事態を避けるためには軍備を持つしかない」 とする考え方はあまり説得力を持たないものであると思います。 |
馬鹿正直さん、みなさん、こんにちは。 お返事というよりも、自分の頭を整理するつもりで、少し書いてみます。 * 日本国憲法 第9条 (第1項)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、 国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を 解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 (第2項)前項の目的を達するために、陸海空軍その他の戦力は、これを 保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 馬鹿正直さんがご指摘の内容において、自衛隊の存在との関係で問題になる のは、この憲法第9条の第2項であると思います。これに対する、考えうる 態度を整理すると、下記3つに集約されるのではないかと考えます。 ア)現在の自衛隊の存在は、9条2項に違反するので、自衛隊を廃止する。 イ)9条2項は、現在の自衛隊の存在と矛盾するので、9条2項を改正 または廃止する。 ウ)現在の自衛隊の存在と、9条2項は、矛盾していないと理解する。 * 戦後日本の政府は歴代、ウ)の立場を取ってきました。憲法9条は自衛権の 存在を否定するものではなく、現在の自衛隊は、自衛のための最低限の 実力であり、9条2項が想定する戦力にはあたらない、という考え方です。 しかし、陸海空で員数25万人余、世界でも有数の装備を持つ実力部隊を、 「戦力にはあたらない」と理解するというのは、やはりかなり苦しい ものがあります。おっしゃるように、子供に教えられない、海外の知人に 説明できない、等々と感じている人も、当然少なくないでしょう。 それでも、苦しくても、ウ)の立場で行けるところまで行く。それはそれで、 一つの見識でしょう。一方で、何らかの理由で、ウ)の立場を今後も長く 続けるのは難しいと考えれば、ア)またはイ)、すなわち、自衛隊の廃止か、 現行憲法9条2項の改正または廃止か、という二者択一になるはずです。 * それでは、自衛隊の廃止は可能でしょうか? 現存する25万人余の部隊を、即刻廃止せよと主張する人は、ごく少ないはず です。ありうるとすれば、段階的、将来的な廃止ということでしょう。 ちなみに、現在の政党のなかで、これを最も明確に政策化しているのは、 共産党です。3つの段階を経て自衛隊の廃止を目指すとしています。すなわち、 1)現状としては、これ以上の軍拡、海外活動を阻止し、軍縮を目指す。 2)国民的合意のもとで、日米安保条約を廃止し、日米軍事同盟を解消する。 3)日本の独立と中立を確立し、平和外交に努め、自衛隊を解消する。 考え方としては、一貫していると思います。とくに、現在の日本の自衛隊と、 日米軍事同盟を分離不可分と見ている点は、事実認識としても妥当でしょう。 なお、日米安保条約との関係では、上とは別に、日米軍事同盟を解消した うえで、自前の防衛力を整備するという考え方も、ありうると思います。 * 次に、9条2項の改正は可能でしょうか? 日本国憲法には改正規定がありますから、手続き的にはもちろん可能です。 大多数の国民の合意が形成されれば、改正という方向に進むでしょう。 改正を検討する場合の、メリット、デメリットは何でしょうか? メリットとしては、まずご指摘の、自衛隊の存在と9条2項の「ねじれ」が 解消されます。自衛隊が「日陰の存在」というニュアンスから解放され、 国民との信頼関係の向上が期待できます。一方で、自衛隊をあくまでも 「危険な存在」と見なすならば、上記はそのまま、デメリットとなります。 次に、これは9条2項の改正内容にもよりますが、自衛隊の国際活動が より柔軟に行えるようになるはずです。たとえば現在自民党から出ている 改正論は、そういった方向性だろうと思います。国際協調、実行力を伴った 国際協力活動が一層求められるなかで、自衛隊の活用価値が高まります。 これも、自衛隊の海外活動を危険視すれば、そのままデメリットになります。 危険視する人たちの理由は、おもに次の二つだろうと、私は見ています。 一つは、自衛隊の海外活動の増加そのものが、海外派兵、海外侵略行動への 道を開くという考え方。もう一つは、日米軍事同盟のもと、日本の自衛隊が、 米軍の手先、肩代わりとして、海外で軍事行動を担わされるという見通しです。 米国は現在、東西冷戦終結後の世界情勢に対応するために、世界的に、とくに アジア地域で、米軍配備の再編成(トランスフォーメーション)を進めており、 日本や韓国においては、指揮、指令は米軍人、実行は日本人や韓国人という態勢 づくりを目論んでいると見なせます。これらをどう見るかは、自衛隊の海外活動を 支持する立場、反対する見方、どちらにとっても、きわめて重要な点でしょう。 * 以上をまとめると、自衛隊と憲法9条2項の関係について検討するためには、 次の諸点が重要なかかわりを持ってくると考えます。 1)現在の自衛隊の地位、国民との信頼関係の現状を、どう評価し、その今後に ついて、どのような改善を望むか? 現状のままでよいと考えるのか? 2)1992年のPKO法以降の自衛隊の国際活動をどう評価し、その今後をどう 考えるのか? 現状維持か? 発展か? 縮小か? 取りやめか? 3)日米安保条約、日米軍事同盟の現状をどう評価し、将来をどう展望するのか? 4)日米軍事同盟下での自衛隊の海外活動をどう見るか? イラクへの自衛隊派遣、 実施が表明されている多国籍軍参加をどう評価するか? 今後、米国の意思が 濃厚に反映した形での自衛隊の海外活動について、どのような展望を持つのか? 5)日本の国としての防衛について、どのような将来展望を持つのか? 増強か? 整備か? 現状維持か? 縮小か? 武装解除か? * 問題点の整理として書いてみたことですので、私の意見はとりあえず控えます。 不適切な見解や、不足している視点があれば、どなたでもご指摘ください。 長文失礼いたしました。 |
▼ぎみゆらさん: 私の頭の中もかなり整理されました。 ありがとうございました。 これでやっと次のステップについて考えることが出来そうです。 今後ともよろしくお願いいたします。 |
馬鹿正直さん、こんにちは。 前回発言を書いていて、あらためて感じたのですが、 ものごとには、往々にして、両面性があるのだと思うのです。 たとえば小泉首相は、イラク自衛隊派遣は、国際貢献だ、復興支援 なんだと言います。私も、行った以上は、よい仕事をしてきてほしいと 思います。ン億円使ってンリットルの給水しかしてないなんて悪口を 言う人もいるけど、行った以上は、現地の人たちに役に立ってほしい。 でも同時に、アメリカの明らかに無茶な戦争への手助けであること、 少なくとも、周りからそういう目で見られうるという一面があることも、 否めない。そこだけを見て、だから言わないこっちゃない。そもそも 自衛隊を海外に出したりするからいけないんだ。そう言う人たちもいる。 だけど私は、アメリカはますます危険な戦争輸出大国になりつつある、 日本も日米同盟だけに片寄りすぎるのは危ない、そう思っているので、 たとえばカンボジアや東ティモールでの国連PKO参加は、国連内での 日本の地位を高め、国際的な信頼関係を強めて、結果的に、アメリカ 一辺倒から相対的に距離を取ることにもなりうる。そうも思うわけです。 あんまりややこしく考えすぎると、何も言えなくなっちゃうけど、 一つの視点だけから見ちゃうのは、もっと危ないなと、思います。 こちらこそ、ありがとうございました。 |
▼ぎみゆらさん: 改めてお伺いします。 自衛隊と憲法9条の関係をぎみゆらさんは以下の三つに分類されました。 ア)現在の自衛隊の存在は、9条2項に違反するので、自衛隊を廃止する。 イ)9条2項は、現在の自衛隊の存在と矛盾するので、9条2項を改正 または廃止する。 ウ)現在の自衛隊の存在と、9条2項は、矛盾していないと理解する。 私が未だに釈然としないのはウ)と分類された人々の考え方と言うか反応の仕方です。 ウ)の人たちはア)でもイ)でもないのですから、当然自衛隊の存在は合憲であると考えているはずですね。限りなく違憲に近いと考えている人から何の問題もなく合憲だと信じている人たちまで温度差は色々あるにしてもです。 合憲であるのだから改憲する必要はない、これも合理的な考え方です。 ところが、憲法改正に反対する人の中には「合憲だから改憲する必要はない」と言うニュアンスではない人たちがいるように見えるのです。 うまく表現できないのですが、自衛隊が合憲であることはしぶしぶではあるが認める、しかし、改憲しておおっぴらに存在を合法化してしまうと自衛隊そのものが一人歩きを始める、そうなると過去の例にもあるように、日本の軍隊として自己増殖をし始め歯止めが効かなくなる。だから改憲には反対。こんな感じでしょうか。 私は簡潔明瞭に「憲法9条は軍隊を持つことを禁止している。自衛隊は違憲。自衛隊を持つなら憲法を改正しなければならない」と考えていますので、ウ)の状態を長年続けるのは弊害が大きすぎると判断しています。 ウ)の中身をさらに分析していただくわけには行きませんでしょうか。 よろしくお願いします。 |
馬鹿正直さん、こんにちは。 お尋ねありがとうございます。 どこからどのようにお答えすればいいものか、正直に言って、 けっこう考えてしまいましたが、やっぱり、私なりに感じる 勘所を、まず言ってしまうのがいいのかなと、思い至りました。 私は、昨今の憲法論議のいちばんの本質は、以下の点だと思っています。 《そもそも、「なぜ」「いま」、憲法論議、改憲議論なのか?》 憲法の話、改憲の話、どこから入っていっても、結局ここを避けては 通れないと思うのです。以下、順番に説明していきますね。 * なお、かなり長くなりますので、お読みの方、お気をつけください。(笑) * まず、馬鹿正直さんの、以下のお考えに対して。 > 私は簡潔明瞭に「憲法9条は軍隊を持つことを禁止している。自衛隊は違憲。 > 自衛隊を持つなら憲法を改正しなければならない」と考えていますので、 > ウ)の状態を長年続けるのは弊害が大きすぎると判断しています。 (勝手ながら、改行位置等を適宜変更します。以下同じ) このお考えに私は、本質的には、同意も共感もします。というのは、 私は、個々人としての自衛官も、集団としての自衛隊も、社会一般から 十分な敬意をもって遇されるべき存在だと考えているからです。 日々の訓練を重ね、自分の心身を危険にさらして、大勢の日本人の 安全と安心のために働く。このような人々を、私たちは尊敬しなければ いけないと思います。それは、警察官や消防官への敬意と同質ですし、 医療者や福祉職者への敬意とも、本質的につながっているものです。 いつまでもずっと、「戦力不保持」という文言のもとに置いておくのは、 かわいそう、といっては見下すようですね。気の毒というか、失礼と いうか。そう思います。また、馬鹿正直さんが以前にご指摘された、 「わかりにくい」、子供に教えられない、海外の人に説明できない、 というのも、もちろん重要な観点の一つと思います。 * だけど、なんですが。 では、いま改憲論議が、自民党からも民主党からも出てきている状況 ですが、それは上のような理由からかというと、そうじゃないと思います。 自衛隊を、もっと尊敬しよう。その存在を、もっとわかりやすくしよう。 そのような声が、国民の間でしだいに盛り上がって、いま改憲論議が 起きている。そういう状況とは、どう見ても違う。 たしかに、馬鹿正直さんがおっしゃるような「わかりにくさ」を理由に、 9条2項の改正や廃止を望んでいる人が、政治家でも、そのほかの 世界でも、個人のレベルでけっこういることは、私も知っています。 でも、それらの声が盛り上がって、それがいまの改憲論議につながって いるのかというと、どうも、そういうふうには見えない。 つまり、現在の自衛隊の存在と9条2項の「ねじれ」は、いつまでも 座視できない重要な問題ではあるけれど、でもそれは、昨今起きている 改憲論議の本質とは違うようだ。ということが、まずあります。 * ここでもう一度、馬鹿正直さんのお気持ちですが。 > ア)現在の自衛隊の存在は、9条2項に違反するので、自衛隊を廃止する。 > イ)9条2項は、現在の自衛隊の存在と矛盾するので、9条2項を改正 > または廃止する。 > ウ)現在の自衛隊の存在と、9条2項は、矛盾していないと理解する。 > > 私が未だに釈然としないのはウ)と分類された人々の考え方と言うか > 反応の仕方です。ウ)の人たちはア)でもイ)でもないのですから、 > 当然自衛隊の存在は合憲であると考えているはずですね。限りなく違憲に > 近いと考えている人から何の問題もなく合憲だと信じている人たちまで > 温度差は色々あるにしてもです。 > 合憲であるのだから改憲する必要はない、これも合理的な考え方です。 いま、日本のおもな政党の見解は、みんな、ウ)なんですよ。自民党、 公明党、民主党はもちろん、社民党も自衛隊が違憲だとは言っていない。 共産党の自衛隊段階的解消論は【11615】で紹介しましたが、これも、 「段階的」であって、現状では、軍拡の防止、つまり消極的容認と読める。 現在の自衛隊の存在については、みんな、合憲か、容認か、なんです。 だから、身も蓋もないことを言えば、そこから出発する限り、「改憲する 必要はない」。少なくともやっぱり、自衛隊と9条2項の「ねじれ」問題は、 いま起きている改憲論議の本質ではない、ということになります。 * じゃあ、いまの改憲論議はどこから出てきているのかということなんですが。 こないだの日曜日、NHKテレビの党首討論で、集団的自衛権の話題が 出て、その後ニュースでも採り上げられました。たとえばこれなんか、 ある意味で、かなりポイントを突いてるんじゃないかなと、私は思います。 ↓で、まだ映像が見られるはずなんで、よろしければどうぞ。 http://www3.nhk.or.jp/news/2004/06/27/d20040627000051.html 以下に、要点をつまみます。 小泉総理大臣 「日本を守るために米軍が戦っているときに、日本が共同行動できずに、 集団的自衛権を行使できないというのはおかしい。憲法解釈で行使できる ようにすることは可能だが、憲法を改正してはっきりさせるべきだ」 民主党岡田代表 「国際社会のなかで平和をつくる活動には、日本自身の判断で積極的に 参加することを憲法に明確に位置づけるべきだ。また、集団的自衛権の 行使を一般的に認めると、第三国でアメリカが戦争をした際も、一緒に やるということになりかねず、認めるべきではない」 小泉さんは、集団的自衛権、米軍との共同行動という話題を前面に 出してきている。これに対して岡田さんは、日本の国際貢献活動は 大事だが、集団的自衛権を認めるのはダメだ、と言っている。 * ここで話されていること。 1)国連PKO参加のような国際貢献活動 2)米軍との共同行動(集団的自衛権) ODAのような経済協力だけじゃない、実行を伴った国際貢献活動のあり方。 米国、米軍の世界戦略に、今後どのように、どの程度、協力していくのか。 この二つの点について、そろそろ国として、明確な方向性を出していかなきゃ いけないんじゃないか。これが、昨今の憲法論議の焦点だと、私は見ています。 * ちなみにこのNHK党首討論で、共産党、社民党は、それぞれ次のように 言っています。 共産党志位委員長 「集団的自衛権の行使は、憲法9条違反。いまの米国は、やられる前に やるという先制攻撃戦略。日本が米国と一緒に戦争をやる国になったら、 集団的自衛ではなく、集団的侵略をする国になってしまう」 社民党福島党首 「自民党の言う、改憲、集団的自衛権行使は、米国と一緒に戦争ができる ようにするためだ。日本の国際貢献は、はじめに自衛隊の活用ありきでは なく、NGOなどを支援し、非軍事的・平和的な活動を行うべきだ」 * 以上を、若干補足しながら、私なりにまとめると、次のようになります。 ●改憲派 甲 (自民党) 「国際貢献活動、米軍との共同行動(集団的自衛権行使)、どちらも 十分に実行できるように、憲法を改正するべきだ。これによって、 自衛隊の地位にも曖昧さがなくなる」 ●改憲派 乙 (民主党) 「国際貢献活動は大事だが、米軍との共同行動(集団的自衛権行使) には反対する。自衛隊の地位については、憲法を改正する際に、 『制約された自衛権』として明記する」 ●護憲派 諸々 (共産党、社民党、等々) 「憲法改正はいずれにせよ、米軍との共同行動(集団的自衛権行使)に つながるので反対。国際貢献活動は、1992年にできた現行PKO法で 十分できる。憲法9条を堅守して、軍拡の歯止めとしたほうがよい」 ──現状として、こんな感じで、私はとらえています。 * 付け加えるならば。「現在の憲法を、白紙から検討し直して、自由に 改訂できるのなら、どこをどう変えたらいいのか。何も変えなくて いいのか」という根っこの議論。「ここのところ、実際に起こっている 憲法論議の、本質と狙いは何なのか」という現状認識。憲法問題は、 その両方の視点から、見ていく必要があるのではないかと考えます。 とりあえず、ここまでにしておきます。 何らかの、ご参考になれば幸いです。 長々とお読みいただいて、どうもありがとうございました。 |
▼ぎみゆらさん: 重ね重ね丁寧な説明ありがとうございました。 霧の中にいるような感じでしたがぎみゆらさんの解説ですっきりしました。 じっくり考えて私なりの意見をまとめてみます。 |
馬鹿正直さん、みなさん、こんにちは。 自分で論点整理をしておいて、自分で結論を出すのも、ずるい感じだし、 かといって、ここまで書いておいて、自分の考えを何も言わないのは、 逃げているような気もするので、もう少しだけ書いてみることにします。 ※いまここからお読みの方、できれば【11329】【11615】【12024】 を先に読んでいただけると、すごくうれしく思います。 * これまでに書いてきた、昨今の憲法問題の本質と、その行く末について、 全体として、どう見るべきなのか。そこのところを、もう一歩踏み込んで 考えていくうえでは、現在の世界情勢、とくに、最近の米国という国を どう評価するかが、避けて通れない重要な点だと、私は思っています。 東西冷戦終結から十年余、とくに、2001年9月11日の、ニューヨークの 世界貿易センタービルに二機の旅客機が突っ込むという衝撃的な事件以降、 米国は、世界中のテロ勢力と積極的に戦うという戦略を明言しています。 米ソ両大国時代のように、政治的、軍事的な「正面」がなくなり、 いつどこで、どんな戦争やテロ行為が起こるか、まったくわからない。 「正義」の米国は、「テロ」「悪」を叩くためならば、国連の枠組みを 超えることも、先制攻撃もいとわない。それが、いまの米国の姿勢です。 つねに戦争をためらわない国。自分たちの戦争は、つねに正義であると 信じて疑わない国。それが、いまの米国という国です。私は、このような 米国のあり方自体が、非常に危険なものだと思っています。しかし一方で、 日本は、そういう米国と、緊密な軍事同盟を結んでいる国でもあります。 これらの事柄を、現在、将来にわたって、どのように評価して、どのような 展望を持つのか。この点が、これまで私なりに整理をしてきた、憲法論議の 行く末を見守るうえで、最も重要な点であると、私は考えています。 * 以上です。 馬鹿正直さん。霧の中、いいじゃないですか。自分の頭でとことん考え抜き ましょうよ。そのこと自体に、代えがたい値打ちがあると、私は思います。 おかげさまで私も、自分の頭を心地よく揺すぶることができて、 とても感謝しています。どうもありがとうございました。 |
>つねに戦争をためらわない国。自分たちの戦争は、つねに正義であると >信じて疑わない国。それが、いまの米国という国です。私は、このような >米国のあり方自体が、非常に危険なものだと思っています。しかし一方で、 >日本は、そういう米国と、緊密な軍事同盟を結んでいる国でもあります。 > そのとうりだと思います。 ブッシュのような知能の低い、愚かな政治家が大統領に選ばれる可能性は常にある以上、それに協力する義務を負わされるような同盟を結ぶことは注意しなくてはなりません。今は憲法9条があるお陰で、この程度の協力で済んでいるのです。 |
▼ぎみゆらさん: ひとつ教えてください。 > >●護憲派 諸々 (共産党、社民党、等々) > >「憲法改正はいずれにせよ、米軍との共同行動(集団的自衛権行使)に >つながるので反対。国際貢献活動は、1992年にできた現行PKO法で >十分できる。憲法9条を堅守して、軍拡の歯止めとしたほうがよい」 この護憲派 諸々 の皆さんの態度なんですが、「自衛隊の存在は合憲である」と公式に表明しているのでしょうか。 公式に表明しているのであれば「自衛隊の存在は合憲であるから、(合憲である)憲法を改正する必要はない」で明快ですね。 自衛隊の存在を肯定することを前提に次の議論に進むのであれば、改憲であれ改憲反対であれ、現実的な議論になるような気がします。 |
World Peace Now (WPN) のアンケート結果です。 http://give-peace-a-chance.jp/118/040629.html WPNのHPです。 http://give-peace-a-chance.jp/118/040629.html |
馬鹿正直さん、こんにちは。 まず共産党なのですが、憲法9条と自衛隊に関する同党方針の 詳細な記述を、以下↓で読むことができます。 http://www.jcp.or.jp/seisaku/004_0607/kenpou_jieitai_22taikai_.html とくに、(3) の後半に、私が前に【11615】で要約した、自衛隊の 三段階解消論が出てきます。合憲とも容認とも、言葉では言って いませんが、「海外派兵を許さない。軍拡阻止、軍縮への転換」と 言っていますので、私はこれを、前に【12024】でも言ったように、 消極的容認であると理解しています。 * 次に社民党ですが、つい先日、下記↓のような報道がありました。 http://www.asahi.com/politics/update/0630/007.html この記事にあるとおり、旧社会党はずっと、自衛隊は違憲という見解 でしたが、1994年に、いわゆる自社さ政権で、当時の社会党委員長 だった村山富市氏が首相の座に就いたときに、自衛隊合憲、日米安保 堅持の方針に転換しました。 現在の社民党もこの方針を受け継いできましたが、福島党首はこれを もう一度、自衛隊違憲見解に変更したいと言っているわけです。まだ 党の方針として確立されたものではないので、現在のところは自衛隊 合憲見解が続いているということになりますが。 * なお、これは真面目におすすめするのですが、馬鹿正直さんの 現在のお考えと疑問を、さほどきれいにまとまらなくてもよいので、 なるべく簡潔に記して、共産党、社民党に、問い合わせのメールを 出してみてはいかがでしょうか。 とくに共産党は最近、市民運動等との連携に熱心で、一般からの 問い合わせ等にも(批判的、攻撃的なものも含めて)、迅速で丁寧な 回答が返ってくることが多いと、複数の人間から聞いています。 社民党についてはよく知りませんが。 いずれにせよ、それなりの答えは、たぶんもらえると思いますよ。 |
平成十二年の党大会で「アメリカ帝国主義に従属した軍隊」(「日本共産党100問100答」)としてきたはずの自衛隊の活用を容認する決議をわざわざ行ったのだから、変節と言われても仕方がないのですが、現状での国防の必要性を彼らも理解しているからではないかと思いますね。同書によると、もともと共産党の段階的革命論では民主連合政権後に来るであろう、民族民主統一戦線政府内では「人民軍」の保有をする方向なわけで、護憲などと選挙向けに口当たりのいい事を言わずに「アメリカ帝国主義に従属した軍隊」の有様を問題にし、民族自主国防のための軍隊にしよう! と宣言して欲しいものです。 大東亜戦争・支那事変をめぐる評価では絶対に、これはもう絶対に相容れませんが、安全保障・国防の問題では、彼らの姿勢(前掲書に依拠)には一定の評価を与えることが出来ます。 |
私の考えですが、私は憲法の中で 1)日本陸海軍その他の軍事力は、我が国土及び国民を保護し、また、主権国家としての独立を守る事を第一義として組織される。 2)国難に際しては平和的外交手段をもって解決するを第一とし、軍事力の濫用はこれをしてはならない。 3)東アジアの安寧秩序を維持するため、同盟その他国会が承認した国際文書に基づき、国会の承認をもって東アジア域内各国と連携した行動をとり得るが、前項を逸脱してはならない。 4)前項で定める以外の目的をもって海外に派遣される場合は、国会の承認を得てこれを行い、専ら人道支援の目的に終始し、これを逸脱してはならない。戦闘行為及び占領行為には従事しない。 これを明記すればよろしいかと思います。 |
▼つるみさん: つるみさんの意図されるところは賛成です。 細かいところですが、9条が使用している「用語」に気になるところがあります。 現行憲法の「英文(オリジナル?)」では 「force」 と 「other war potential」 を使い分けています。 日本語の条文ではこれを 「武力」「・・・軍」 と 「その他の戦力」としています。 将来「戦争の概念」が今までと違ったものに 変化する可能性が大です。 「force」 より 「other war potential」 の方が 相手国へのダメージ効果を発揮する可能性を感じています。 人や物の物理的破壊でなく、情報ネットワークなどを無効にする技術等の事です。 「経済制裁」「情報制裁」の方が「武力制裁」より効果的となる時代はもうすぐでしょう。 新しい憲法を考える時 「other war potential : その他の戦争能力」について、 しっかりと認識して、手を打っておく必要があると思うのです。 少なくとも今後50年の技術革新に耐えうるものを作っておかないと、 またもや「脇の甘い」憲法となっては困ります。・・・と思うだけで 具体案はまだありません。 つるみさん検討していただけませんか? |
▼ワン太郎さん:おはようございます。 >つるみさんの意図されるところは賛成です。 ありがとうございます。 >将来「戦争の概念」が今までと違ったものに 変化する可能性が大です。 >「force」 より 「other war potential」 の方が 相手国へのダメージ効果を発揮する可能性を感じています。 >人や物の物理的破壊でなく、情報ネットワークなどを無効にする技術等の事です。 >「経済制裁」「情報制裁」の方が「武力制裁」より効果的となる時代はもうすぐでしょう。 >新しい憲法を考える時 「other war potential : その他の戦争能力」について、しっかりと認識して、手を打っておく必要があると思うのです。 その他の戦争能力、としての経済制裁等の能力は十分に保持していますね。現に北韓に対してこれを発動することが出来る態勢は整っていますし……古くはCOCOMなんかもその一種であったでしょう。 国防を担当する省庁の中でサイバー戦争能力を保持すること、これは「軍事力」に値すると思います。 そういった法運用をしていくとよろしいかと。 経済制裁に関しては、これは十二年にわたるイラクへの経済制裁によるイラク社会の破壊にも見られるように、強烈な力をもっていますね。 我が国においても、石油禁輸・日本資産凍結といった「攻撃」をされました。実は我が国がそれをされた経験があるわけなんですが……。 これに関しては「国家安全保障法」とか「国防法」といった法を制定してその枠内で経済制裁等の「攻撃」の段階を規定してこれを時代にあわせて改定してゆくという方法で対応するべきかと思います。 |
▼つるみさん: >▼ワン太郎さん:おはようございます。 本当に「お早い」ですね、レスありがとうございます。 >その他の戦争能力、としての経済制裁等の能力は十分に保持していますね。現に北韓に対してこれを発動することが出来る態勢は整っていますし……古くはCOCOMなんかもその一種であったでしょう。 余談です。 <古くはCOCOMなんか>とおっしゃいますが、 現状は 以前(ソ連崩壊時)より規制は厳しくなってきています。 輸出先国の証明でよかったものが、今は最終顧客(使用者)の証明までが必要になっています。 「対・共産国」から「対・アンチUSA国」の様相に転換しています。 >国防を担当する省庁の中でサイバー戦争能力を保持すること、これは「軍事力」に値すると思います。 >経済制裁に関しては、これは十二年にわたるイラクへの経済制裁によるイラク社会の破壊にも見られるように、強烈な力をもっていますね。 「平和主義」を標榜する人々は、物理暴力的な軍事力ばかりを強調されますが、 経済制裁、情報制裁というものが 一般国民に与えるダメージというのは、爆弾や銃弾に劣らない、ということをイメージできていない人がいます。 >我が国においても、石油禁輸・日本資産凍結といった「攻撃」をされました。実は我が国がそれをされた経験があるわけなんですが……。 これが 9条における 私の一番の問題意識なのです。 日米戦争は真珠湾をもって始まりとするのではなく、 <石油禁輸・日本資産凍結>が戦争の引き金を引く首謀者の一人であったことを思い起こさないといけません。 新しい憲法は「自衛隊を保持」し「他国への侵略はしない」になると思いますが。 さんざ 経済制裁、情報制裁で痛めつけ「窮鼠ネコを・・・」状態にして先制攻撃をさせる、 その攻撃に対して「自衛の戦争」を行う。 こういった行為を「許さないような憲法」にしておかないと、将来が心配です。 (これを米国とのタッグマッチでやれば「完全犯罪」が可能です) この件については どうお考えになりますか? |