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 ▼少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/4(火) 22:04
   ┣Re(1):少子化対応インセンテイブについて  月光仮面のおじいさん 05/10/5(水) 8:35
   ┃  ┗Re(2):少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/5(水) 9:21
   ┃     ┗Re(3):少子化対応インセンテイブについて  月光仮面のおじいさん 05/10/6(木) 8:46
   ┃        ┗Re(4):少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/7(金) 12:06
   ┃           ┣自然現象の意味  たけチャン 05/10/7(金) 12:49
   ┃           ┗Re(5):少子化対応インセンテイブについて  月光仮面のおじいさん 05/10/8(土) 16:25
   ┃              ┗Re(6):少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/8(土) 18:29
   ┃                 ┗Re(7):少子化対応インセンテイブについて  月光仮面のおじいさん 05/10/9(日) 7:29
   ┃                    ┗Re(8):少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/9(日) 11:48
   ┃                       ┗Re(9):少子化対応インセンテイブについて  月光仮面のおじいさん 05/10/10(月) 7:13
   ┃                          ┗Re(10):少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/10(月) 17:08
   ┣少子化は民意  たけチャン 05/10/5(水) 10:32
   ┃  ┗Re(1):少子化は民意?  珍 源斎 05/10/5(水) 22:17
   ┃     ┗Re(2):少子化は民意?  J.I 05/10/6(木) 3:27
   ┣Re(1):少子化の陰に結婚難あり!  珍 源斎 05/10/8(土) 12:07
   ┃  ┗Re(2):少子化の陰に結婚難あり!  J.I 05/10/9(日) 4:02
   ┣少子化を解決するには  キタキツネ 05/10/9(日) 9:34
   ┃  ┣Re(1):少子化を解決するには  こころ 05/10/10(月) 3:15
   ┃  ┃  ┗Re(2):少子化を解決するには  キタキツネ 05/10/10(月) 16:57
   ┃  ┃     ┗Re(3):少子化を解決するには  こころ 05/10/17(月) 1:00
   ┃  ┗Re(1):少子化を解決するには  ふきのとう 05/10/10(月) 4:02
   ┃     ┗Re(2):少子化を解決するには  キタキツネ 05/10/10(月) 15:41
   ┃        ┗Re(3):少子化を解決するには  ふきのとう 05/10/10(月) 18:23
   ┣少子化における行動様式  たけチャン 05/10/9(日) 11:02
   ┣エイズウィルスが なぜ 語られないのか?  猫猫 05/10/9(日) 14:33
   ┃  ┗Re(1):エイズウィルスが なぜ 語られないのか?  珍 源斎 05/10/9(日) 15:47
   ┃     ┣Re(2):エイズウィルスが なぜ 語られないのか?  キタキツネ 05/10/9(日) 17:01
   ┃     ┗猿に木登りを教える必要なし。  猫猫 05/10/9(日) 20:42
   ┣Re(1):少子化対応インセンテイブについて  ふきのとう 05/10/10(月) 18:38
   ┣出生率1.2の意味  たけチャン 05/10/10(月) 19:01
   ┃  ┗Re(1):出生率1.2の意味  月光仮面のおじいさん 05/10/11(火) 9:42
   ┃     ┗Re(2):出生率1.2の意味  たけチャン 05/10/11(火) 10:47
   ┗Re(1):少子化対応インセンテイブについて  エックス(X改め) 05/10/11(火) 1:32
      ┣Re(2):少子化対応インセンテイブについて  J.I 05/10/11(火) 4:28
      ┃  ┗Re(3):少子化対応インセンテイブについて  J.I 05/10/11(火) 4:34
      ┃     ┗Re(4):少子化対応インセンテイブについて  エックス(X改め) 05/10/11(火) 8:02
      ┗Re(2):少子化対応インセンテイブについて  珍 源斎 05/10/11(火) 9:26
         ┗Re(3):少子化対応インセンテイブについて  エックス(X改め) 05/10/11(火) 15:20
            ┗Re(4):少子化対応インセンテイブについて  ふきのとう 05/10/11(火) 19:35
               ┗Re(5):少子化対応インセンテイブについて  エックス(X改め) 05/10/11(火) 23:01
                  ┗Re(6):少子化対応インセンテイブについて  ふきのとう 05/10/12(水) 8:38
                     ┗Re(7):少子化対応インセンテイブについて  キタキツネ 05/10/12(水) 12:36
                        ┣:少子化と女性の社会進出  たけチャン 05/10/13(木) 12:22
                        ┗Re(8):少子化対応インセンテイブについて  ふきのとう 05/10/13(木) 21:33

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 ■題名 : 少子化対応インセンテイブについて
 ■名前 : 珍 源斎
 ■日付 : 05/10/4(火) 22:04
 -------------------------------------------------------------------------
   20才台の若い人たちの結婚を勧め・結婚がし易くなること
に徹する社会的な援護策が効果を呼ぶのではないか?

そして結婚後、2年以内に出産したら思い切った金銭的な
インセンテイブに当たる支援を行う。

少子化の要因を考えてみると子供たちの自立が遅くなってることに
根本的な原因がある。

よって若い内に自立を促すインセンテイブを社会的に考える
必要があるように思える。

他方の原因しては親の過保護もある・義務教育を終えたら進学をするに
しても経済的には自立させる。欧米では極く・当たり前の事では
あるが・・・、

日本では大学生になっても経済的には親が全面的に負担する
事例も多く、そのような環境にある学生には真面目に勉強せずに
貴重な青春の時期を娯楽と官能追求で終える連中も少なくないように
思える。(現役大学教員の嘆きを聞くまでもなく)

自立が遅れることのデメリットは本人も含めて親たちからも
人生を奪ってしまうような理不尽な負担が増加して将来の経済
と生活の上でもハンデイを背負うことは明白となる。

日本では社会的な習慣・慣例とでも教育費の親たちの負担が何かに
つけて重いだけでなく、「親の苦労子知らず」で・・

苦労をせずに育った者にみられる他人への思いやりに欠ける
半端人間を育ててしまう事に通じてる・・・。

親が現役を終えて年金生活に入っても親に寄生する自立の出来ない
パラサイト・シングルも現実には存在してると聞く。
親にとっては心細いことになってる。

人間も動物の一員であり生物としても旬の時季・があるので
その期を逃さずに家庭をもち自立することが肝要であるように
思える。

社会的な不合理がそれを許さない面のあることも判るが
今、云う改革のツボはこの辺りに・あるのではないか・と
感じてる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/10/5(水) 8:35  -------------------------------------------------------------------------
   珍源斎さま
お久しぶりです。昨今の老人党サイトは焼け野原状態で野火のなごりがちらちらしているように感じます。

よく親の背中を見て育つと言われますが、戦後急激な経済発展が沢山の富裕層を作り、現在その親たちが消滅過程で甘やかされた子供じみた大人が数多く居ることを嘆かわしく思います。しかしこれらの人々が子供を育てる時には、この親を見て子供が育ちます。そして「こんな親にはなりたくない」と心から思うでしょう。

我々日本人の本来持っている(と思われる)勤勉性を再び取り戻す機会がやってくると信じています。要は自然に任せることこそ大切なのではないでしょうか。。
何らかのインセンティブは結果的には焼け石に水としかならないように思うのですが。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/5(水) 9:21  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさんさん
お久しぶりです。
レス有難うございます。

親が本当の富裕層であるならば、それはそれで結構なのですが、
実際には「勝ち組・負け組」ではありませんが、

多くは負け組とは云わないまでも、決して富裕層と云えない庶民の
実態があるように思えます。

その親たちには社会的・構造的な負担に加えて子供にすねを「かじられ」
重い負担が及んでることも現実です。

そこに視線をおいて見ればそのような理不尽は避けたいとする意識が
働くことも肯けます。

>よく親の背中を見て育つと言われますが、戦後急激な経済発展が沢山の富裕層を作り、現在その親たちが消滅過程で甘やかされた子供じみた大人が数多く居ることを嘆かわしく思います。しかしこれらの人々が子供を育てる時には、この親を見て子供が育ちます。そして「こんな親にはなりたくない」と心から思うでしょう。

仰る日本人のもってる勤勉性は決して無為に存在してるのでは無く
切れ目の無い世代間伝承(親が子に伝える)があってのことで・

これは技術の伝承についても伝統的に日本人が育て伝えてきたことが
あり、これが現在「あやしく」なりかけてることが今、懸念されてる
処です。現実に貴重な技術が途絶えてしまう実態があります。

確かに現状では小手先のインセンテイブでは仰るような焼け石に水かも
知れませんが、他方・ことの始めは極小さい「蝶の羽ばたき」のような
エネルギーが連鎖を呼んで嵐のような大きなエネルギーになることも
「複雑系を論じた現代科学」が説得性のある理論としてあり、それに
照らしても何らかの対策も決して無意味ではないと考えます。

試行錯誤を厭わないことも必要に思えます。

>我々日本人の本来持っている(と思われる)勤勉性を再び取り戻す機会がやってくると信じています。要は自然に任せることこそ大切なのではないでしょうか。。
>何らかのインセンティブは結果的には焼け石に水としかならないように思うのですが。。

仰ってることの反論では無く・別の視点から私見を述べさせて頂きました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/10/6(木) 8:46  -------------------------------------------------------------------------
   珍源斎さま
ご返事ありがとうございます。まずは乱暴な議論をしたのですが、少子化を例えれば何かあると金を使って対策を施すという従来の考え方を考え直さなければならないと提起したつもりです。

先日東北の八幡平に行ったとお話ししましたが、地方を活性化するのに新幹線は走った、立派な道路は作った、大規模なホテルを作った、さてインフラを揃ったのだが肝心の人が来ないと言う現状を垣間見ました。
無理のあることはよほどのことが無ければ成功しません。遠い場所、不便な場所は何れ駄目になっていくでしょうね。これを政治のバブルというのでしょうか。。。

私が静かなる下降線をそのように収斂していくかが問われると書いたことがありますが、人口減少を素直な自然現象と捕らえ、対応を考えることこそ大切と感じます。そして我々は与えられた生活環境の中で自然に知恵を出すものと心得ます。その流れを邪魔しないことこそ我々の使命ではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/7(金) 12:06  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさんさん
こんにちわ!

少子化と云われてる現状は一口に云って社会・或いは社会構造の歪み
から表れてる現象と私は捉え考えております。

少子化は自然現象とは異なるものと認識してます。
そこの処がインセンテイブ云々として提議したつもりです。

先進国と云われてる国々では「多産・多死」から脱して「少産・少死」
を達成して現在に至ってますのはご承知のことと存じます。

そこの処の共通点を通じても日本の少子化は問題あり・とする見解です。
日本の少子化の特殊事情をもう少し掘り下げてみることが必要に
思える処なのです。

前のスレッドでも述べさせて頂いてますが、様々な自然現象の成り立ちから
みて、無意味に思えても少し進路を変えただけでも大変わりすることも
あります。

若い人たちへの自立に向けて・ほんの少々手助けするだけでも効果の
ある場合があります。

例えば家賃の安い住宅を提供することもその一つになります。
俗な云い方ですが「所帯を持ち易くする」・諸々の施策。

子育てへの援護「サポート」これには現役で元気な「おばあちゃん」
達の活躍の場にもなり得ます。

やるべき事は色々ありますが、要は問題意識を共有することに
あるように思えます。

大都会では難しくても地方では既に実践して確かな効果を
上げてる実例があると聞き及んでます。

多少の予算や費用を要しても、現在、無駄と云われてるものを
振り向けることによりある程度の解決は可能ではないかと思います。

お述べになってる人口減少を自然現象と捉えてることに関しては
些かの反論をさせて頂きたいと存じます。

>無理のあることはよほどのことが無ければ成功しません。遠い場所、不便な場所は何れ駄目になっていくでしょうね。これを政治のバブルというのでしょうか。。。
>
>私が静かなる下降線をそのように収斂していくかが問われると書いたことがありますが、人口減少を素直な自然現象と捕らえ、対応を考えることこそ大切と感じます。そして我々は与えられた生活環境の中で自然に知恵を出すものと心得ます。その流れを邪魔しないことこそ我々の使命ではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 自然現象の意味  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/10/7(金) 12:49  -------------------------------------------------------------------------
   自然現象とは人間がコントロールすることが困難という意味かと思います。台風とか地震の被害を少なくすることはできるが、台風、地震の発生を止めることは出来ない。自然をある程度受け入れて、自然と妥協することで生きられるのである。

ところで、人間の心は人間がコントロールできるだろうか。子供一人1万円の手当てを出して、つまりインセンティブがあれば、子供を生むようになるわけではない。生む人も多少は居るであろうが、生ま無い人のほうが多いのではなかろうか。日本人の人口を増やすために、また年金保険料の支払いを増やすために、なぜ子供を生まなければならないか疑問に思う人のほうが多いでしょう。

「例えば家賃の安い住宅を提供することもその一つになります。
俗な云い方ですが「所帯を持ち易くする」・諸々の施策。
子育てへの援護「サポート」これには現役で元気な「おばあちゃん」
達の活躍の場にもなり得ます。」

ご意見は大変いいのですが、人口を増やすという「国策」が先では、胡散臭さが見え隠れして、全てが失敗するでしょう。順番が逆だと思います。国策で人の心をコントロールする時代ではないでしょう。この世代の断絶が何時まで続くのかが、私の関心ごとでもあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/10/8(土) 16:25  -------------------------------------------------------------------------
   珍源斎さま
少子化が問題にならないのは、本来出生率の減少により人口が減る実感が見えないことです。その原因は戦後寿命が大幅に伸びたことによって、ちょうど我々の年代層が延命するようになり、出生率の低下と寿命の増加が相殺する関係から一見問題ないように見えるのです。
今後、男女とも大幅な寿命の増加が認められないでしょうから、今後は出生率の低下が人口の減少に直接同期した数値に落ち着くのではないかと思います。

その時には世代が変わる毎にほぼ人口が半減するようになるはずです。見る見る間に周りに空き家が増え、お墓は誰も守る人さえ無くなります。
通勤電車はすっかり人が減り、今の過密ダイヤなど夢の世界になるでしょう。
地方のアスファルト道路はメンテナンスなどが出来なくなります。そして再び昔の野山に戻っていくことでしょうね。新幹線など廃止問題が出るでしょうか。。

だからその時期が来なければ真の対策など考えないと思います。中途半端な対策こそ無駄と考えます。そこで初めて少子化を真剣に考え直すのではないでしょうか。それはそれで良いのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/8(土) 18:29  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさん さん

こんにちわ!
少子化についてのスタンスがかなり異なるようですね。
少子化の問題の中には生命の世代交代と世代間伝承として先祖から
引き継いできたことが先ず第一に上げられます。

これは人間だけのことでは無く動植物すべてが持つ処の自然の摂理に
よる事ですが、日本においてはそれが自然の形が歪められる現象と
しての少子化が問題と云われる所以です。。

自然に任せて「なるようになれ」と云う形もありますが・。
一旦坂を転げだしたら、都合良く行かなくなることもあります。

人口は人数や頭数の事で無く人々が健康的に社会を築いて暮らす
のには人々の知性や能力・更につけ加えれば文化などのポテンシャル
の維持が重要であることは申すまでもありません。

今は、差し当たって事の重大性が多くの人たちの意識の外にありますが、
それに間もなくこの世に順次・別れを告げなければならぬ世代に身を置く
故に真剣に考えてみる必要があるように思えます。「この項・主語省略」
「但し、考えたくない人は別に考える必要はありません。」

そもそも事の初めは中途半端であっても・気の遠くなるような試行錯誤を経て
漸くにして形づいて行くことにあります。

このことは誰でも身の回りで起きてる現象を時空的なスパンでみれば
想い当たること或いは理解に繋がるはずです。

世代間伝承を断つ・例としては怖ろしい話ですが、植物に害を与える昆虫の
駆除法として世代間交替を制約して「少子化させて」根絶やしにする方法も
あります。

少子化の背景には人口が減ると云うだけでない問題がある事を
認識する必要があります。

自分だけの事を考えてるだけならばそれはそれで良いのですが
孫子や次世代の人たちの安寧を考えれば敢えて少子化と云われてる
ことが簡単にすまされぬ・と思考する所以です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/10/9(日) 7:29  -------------------------------------------------------------------------
   珍 源斎さま
お説は良く判りますが、おそらく少子化の傾向は50〜100年程度で反転するように考えます。それはその社会的損失が大きいことが実感として判るからでしょうか。

現在の若者が老後の時期になればニートの人々が生活保護を受けなくてはならない状況となり、独身貴族と生活を謳歌していた人々が子供の無い寂しさを悔いているでしょう。

二度と帰らぬ青春時代を好き勝手に生きた結果は熟年になってどうしようもない結果が待っているはずです。それを社会が実感してこそ、初めて生き方を反省するでしょうね。だから最大の対策は何もしないことです。

ありとキリギリスの話では有りませんが、遊び呆けた人生が社会から救済されることなどまっぴらです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/9(日) 11:48  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさんさん

お述べになってる少子化傾向の自律的な反転を期待するのには疑問を
もちます。文明の消長や国々の興亡にかかわる史実に照らしても
一旦下り坂を転げだしたらアポトーシス・モード「自然死」に入ってしまう
ことに成りましょう。

その要因はこの前のスレッドにて述べてますように・
世代間の伝承が少子化により断絶の確立が高まることにあります。

文化や技術には伝わってゆく過程での確率的な歩留まりが低いことから
伝えるべき相手なり対象が多いことが前提になってるようです。

社会の損失が多いことに気がついても後の祭り、ほぞを噛む結果になります。
文化や文明はひ弱である側面の認識することが必要に思えます。

個人個人の生き方の反映として「原因と結果」の法則に照らして
アリとキリギリスの話の例えにも通じる結果にも通じるものが
あったとしても・「後の後悔先立たず」の真意をを次世代に真摯に
伝えてゆくことも齢を重ねたモノの役目でも・あるのではないかと
思います。

口説くなりますが、まともな人生を送ってきた人にでも・まっぴらと云っても
生活保護などの救済は基本的人権の保障からも負担として避けられないことです。

私は現状の少子化傾向がもし何らかの対策が講じられないとしてら・
後世の日本国民にとっては厳しく暗いものになるのではないかと
大きな懸念を抱いてます。

限られた字数の中ではその全容について述べることは叶いませんが
その一部「サワリ」について述べさせて頂きました。

>お説は良く判りますが、おそらく少子化の傾向は50〜100年程度で反転するように考えます。それはその社会的損失が大きいことが実感として判るからでしょうか。
>
>現在の若者が老後の時期になればニートの人々が生活保護を受けなくてはならない状況となり、独身貴族と生活を謳歌していた人々が子供の無い寂しさを悔いているでしょう。
>
>二度と帰らぬ青春時代を好き勝手に生きた結果は熟年になってどうしようもない結果が待っているはずです。それを社会が実感してこそ、初めて生き方を反省するでしょうね。だから最大の対策は何もしないことです。
>
>ありとキリギリスの話では有りませんが、遊び呆けた人生が社会から救済されることなどまっぴらです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/10/10(月) 7:13  -------------------------------------------------------------------------
   珍 源斎さま
私が語った少子化の傾向が下げ止まることがないとのお話ですが、もしそうならばそれはそれで良いと考えます。
それが自ら選んだ結果なはずですから。。。

なお、現在の出生率が続けば、人口は30年ごとにほぼ半減し、300年後に人口が限りなくゼロに近づきます。出生率1.2というのはそれほど悲惨的な数値です。少しの対策では焼け石に水と言うのがお判りと思います。

9月に私たちの墓がある東京都の多磨霊園に行きました。この墓は都営の霊園でかなり古い歴史を持っているのですが、私の墓の周りにも草ぼうぼうの荒れた墓が目立ち、何年も訪れた気配の無い墓が立ち並んでいました。
今後このようなことが急速に増加することでしょう。栄枯盛衰を垣間見た一瞬でした。人間は起って見なければ反省しないものです。また、目の前の現象には対応できるものです。時期を待つことが大事と心得ます。

ところで私の心配は子供が次々に出来る傾向は家族ごとに遺伝するようで、特にオートバイ関係の方は早期結婚、できちゃった結婚のため生命力が強そうです。
ついては島田伸介のような方がどんどん増え、皆さんのようなインテリ層は根絶やしになるのではないかと危惧しています。
これも馬鹿息子、馬鹿娘しか育てなかった我々の因果でしょうか。
う〜ん、残念。。。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(10):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/10(月) 17:08  -------------------------------------------------------------------------
   月光仮面のおじいさんさん

ご返信有難うございます。
私は少子化について考えるとき時折虚しさも感じない訳ではありません。
しかしながら日本人だけが地球上に生きてるのでは無く、

否応に関わらず他の民族や国々とのお互いに生き残るためのせめぎ合い
があります。

そのような事の背景には日本民族のポテンシャルが低下した場合
他民族の支配を受けて万年奴隷になり果ててしまうことも・・
明治維新を成就させた当時の人たちの怖れ抱いたことは現在にでも
通じる想いがあると考えます。

そこの辺りが私の本意です。少子化が日本民族のポテンシャルの
低下に直結すると思考する所以です。
根底には孫や子の次世代への想いから・・でもあります。

>私が語った少子化の傾向が下げ止まることがないとのお話ですが、もしそうならばそれはそれで良いと考えます。
>それが自ら選んだ結果なはずですから。。。

これも意志があってのことならいざ知らず多くの人たちは
確たる意志も無く安易に流れ漂流した結果で・それでは困るのことよ!です。
>
>なお、現在の出生率が続けば、人口は30年ごとにほぼ半減し、300年後に人口が限りなくゼロに近づきます。出生率1.2というのはそれほど悲惨的な数値です。少しの対策では焼け石に水と言うのがお判りと思います。
>
>9月に私たちの墓がある東京都の多磨霊園に行きました。この墓は都営の霊園でかなり古い歴史を持っているのですが、私の墓の周りにも草ぼうぼうの荒れた墓が目立ち、何年も訪れた気配の無い墓が立ち並んでいました。
>今後このようなことが急速に増加することでしょう。栄枯盛衰を垣間見た一瞬でした。人間は起って見なければ反省しないものです。また、目の前の現象には対応できるものです。時期を待つことが大事と心得ます。

偶然ですね、当家の墓所も多磨霊園にあります。春、秋の彼岸、お盆、
両親の命日には必ず墓参にまいります。

仰るようにその家の栄枯盛衰は墓所にもはっきり表れますね。

>ところで私の心配は子供が次々に出来る傾向は家族ごとに遺伝するようで、特にオートバイ関係の方は早期結婚、できちゃった結婚のため生命力が強そうです。
>ついては島田伸介のような方がどんどん増え、皆さんのようなインテリ層は根絶やしになるのではないかと危惧しています。
>これも馬鹿息子、馬鹿娘しか育てなかった我々の因果でしょうか。
>う〜ん、残念。。。。

真のインテリは意外としぶとく将来を見据えてそれなりに対応してます。
私の周囲におる若いインテリと目されてる人物には意外にも子沢山タイプ
が多いことに気づかされてます。

生活環境がが安定してることも共通してることです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 少子化は民意  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/10/5(水) 10:32  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん:
少子化は正確な民意の結果と分析しています。個人的には日本人が少なくなることはいいことだと思います。政治的な政策で、民意を変えることがいいのかどうか。日本人が日本人の子供を作りたくない。それなら、それでいいじゃないですか。

少子化の原因は経済面には無くて、人間関係、社会関係にあると思います。
例えば、小中学校を見てみると、かっては聖職の場が今では戦場のように荒れている。30年以上も前から、学校での生徒間、生徒対教師、父兄対教師の関係が敵対的になっている。幼少のころから、生きるのが非常に辛い状況にある。経済的にインセンティブが与えられたからといって、状況が変わるわけではない。30年以上にわたって作られた人間関係を、低開発国のように皆で子供を育てようの環境には即座には出来ないでしょう。100年位して日本が落ちぶれれば、古き、よき昔に戻るかもしれない。


>20才台の若い人たちの結婚を勧め・結婚がし易くなること
>に徹する社会的な援護策が効果を呼ぶのではないか?
>
>そして結婚後、2年以内に出産したら思い切った金銭的な
>インセンテイブに当たる支援を行う。
>
>少子化の要因を考えてみると子供たちの自立が遅くなってることに
>根本的な原因がある。
>
>よって若い内に自立を促すインセンテイブを社会的に考える
>必要があるように思える。
>
>他方の原因しては親の過保護もある・義務教育を終えたら進学をするに
>しても経済的には自立させる。欧米では極く・当たり前の事では
>あるが・・・、
>
>日本では大学生になっても経済的には親が全面的に負担する
>事例も多く、そのような環境にある学生には真面目に勉強せずに
>貴重な青春の時期を娯楽と官能追求で終える連中も少なくないように
>思える。(現役大学教員の嘆きを聞くまでもなく)
>
>自立が遅れることのデメリットは本人も含めて親たちからも
>人生を奪ってしまうような理不尽な負担が増加して将来の経済
>と生活の上でもハンデイを背負うことは明白となる。
>
>日本では社会的な習慣・慣例とでも教育費の親たちの負担が何かに
>つけて重いだけでなく、「親の苦労子知らず」で・・
>
>苦労をせずに育った者にみられる他人への思いやりに欠ける
>半端人間を育ててしまう事に通じてる・・・。
>
>親が現役を終えて年金生活に入っても親に寄生する自立の出来ない
>パラサイト・シングルも現実には存在してると聞く。
>親にとっては心細いことになってる。
>
>人間も動物の一員であり生物としても旬の時季・があるので
>その期を逃さずに家庭をもち自立することが肝要であるように
>思える。
>
>社会的な不合理がそれを許さない面のあることも判るが
>今、云う改革のツボはこの辺りに・あるのではないか・と
>感じてる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化は民意?  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/5(水) 22:17  -------------------------------------------------------------------------
   たけチャンさん
こんにちわ・レス有難うございます。

>少子化は正確な民意の結果と分析しています。個人的には日本人が少なくなることはいいことだと思います。政治的な政策で、民意を変えることがいいのかどうか。日本人が日本人の子供を作りたくない。それなら、それでいいじゃないですか。

そうですね・しかし民意と云って片付けられないこともあります。
戦争のもたらした悲劇のなかに結婚出来なかった方々が多く居られます。
自分の生命の証を後世に伝えたいとの想いは本能の中にもあります。

少子化等々と云われてる現状を悲しい思いでおられる人もあります。

少子化の背景の根底には貴兄も述べられてることの意味にも
共通しますが、人が人として軽んじられることにあります。

そうなると、それらを改善出来ないはずは無いと私は思います。
このまま現状を放置することは結果として許されないことに
通じるのではないかと思います。

現にお手本にするような国々も無くはありません。例え、
ラバースタンプコピーであっても見習うことは可能な訳です。

勿論、それには政治がまず第一に大きな役目を果たさねばなりませんが
現在、個人であっても政治家であっても明確な問題意識をもつ人たちが
増えてます。何処かで風が吹き出せば事態は好転するのではないかと
私は期待してます。

最初から諦めずに試行錯誤であっても、まず手を挙げ声を出し
やってみる必要があるように思えます。

知識が有っても・知恵が無い・知恵が有っても愛が無いでは
その帰結は・・悲しみに通じてます。
訳知りふうで訳知らずでも困ります。

>少子化の原因は経済面には無くて、人間関係、社会関係にあると思います。
>例えば、小中学校を見てみると、かっては聖職の場が今では戦場のように荒れている。30年以上も前から、学校での生徒間、生徒対教師、父兄対教師の関係が敵対的になっている。幼少のころから、生きるのが非常に辛い状況にある。経済的にインセンティブが与えられたからといって、状況が変わるわけではない。30年以上にわたって作られた人間関係を、低開発国のように皆で子供を育てようの環境には即座には出来ないでしょう。100年位して日本が落ちぶれれば、古き、よき昔に戻るかもしれない。
>

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化は民意?  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/10/6(木) 3:27  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   たけチャンさん、珍源斎さん、おはようございます
(と言っても私はこれから寝ますから、今晩は・かな)

 少子化はいろいろ言われていますが、結局は年金保険料
を負担する層が減るから大変とか、とまで言わなくても、
(逆か?)日本の今後を背負う世代が・・という事でしょう。

 でも、今でも次世代??がフリーターだのニートだの、
と言われて、「ふらふら?」している世の中を見ていたら
「子ども」を作る気になれない・という人も多いのでは
ないでしょうか。

 私事で恐縮ですが私には子ども3人、男、既婚が二人、
女、独身が一人、何れも独立して、子どもの一人や二人
養っていける程度の収入は有りますが・・私に孫いません。

私、寡夫なんで、孫なんかいると面倒だから・「子どもを
作らないの?」なんて一言も子どもたちに言いませんし。

 一方、私がもう一寸年を取って「要介護状態」になっても
子どもたちに面倒見てもらおうとは思いませんし・むしろ
おことわり・まあそう言えるのはそうなってもなんとか
「貯え」を取り崩せば数年は生き延びられそうだから。ですが。

 今の「小子化」ってそもそも「一姫二太郎」か好ましい?
といわれていた昔の家族制度が・まあ・崩壊してしまって
いるから・必然なのでは?
 確かに育児支援(保育休暇とか保育施設の充実とか)が
少子化にストップをかけることが出来るかも知れませんが・
 日本社会の傾向としては・一生懸命政府が努力しても
「とんとん」になるかどうか・・(しかも小泉政権、そういう
いわゆる福祉には冷淡みたいだし)

 たけチャンちゃんさんが言っておられましたが、
100年ほどたったら?
 私は100年もしなくても、少子化なんてそんな事があった
の?と言われるような時代が来るような気もします・・

 ほら・戦争になると男子の出生率が上昇するって言います
ね・・「生めよ増やせよ・・」とか

 とにかく今は結局は「人あまり」・だから・・・
あのソニーだって1万人リストラ??社会が人減らしたがってる
のにそんな社会に苦労して子ども産み育てる気になれない、と
言われたら・・・親としては反論できないような気がします。
(私に言えるのは、せいぜいそんなこと言ってると後で後悔するよ
ぐらい・あんまり説得力ないですね)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化の陰に結婚難あり!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/8(土) 12:07  -------------------------------------------------------------------------
   少子化と今云われてる社会現象に若い男女の結婚難があります。
それも経済的なこと以前の問題として、

その昔から比べると男女間の制約も少なく自由であるのにも
かかわらず、伴侶を見つけることが難しい現実があるようです。

特に性格的にシャイで積極性に欠ける男女において、特に男性の場合には
色々問題があるようです。

その昔と云うか以前には世話好きの人が何処にでもいて
年頃の男女の仲もち頼まれなくても「仲人」を努めてくれた人の
存在があったことです。

現在、中高老年の中にはそのような形で縁を得た人も少なくない
のではないでしょうか・・。

男女間の恋愛から結婚と云う・ごく、自然の機会すら得られない
若者も意外に多いのではないかと・周囲を見回して感じます。

経済的な自立と心身の成熟ということが前提になりますが。
最近のこの種の問題での統計に現れてる男性の未婚率からみて
少子化問題の根底にある一つの問題であると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化の陰に結婚難あり!  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/10/9(日) 4:02  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   >珍源斎さん
こんにちは(今晩は・じゃないし、おはよう御座います
も変だし)
 お言葉を返すようですが・・結婚(または交際)の機会
が少ない・かなあ?私の周囲や私の子どもたち見ていても、
「機会」が少ないとは思えないのですけれど・私の子ども、
男二人は社内結婚と言うか・・娘は・自由業、今二人目の
交際相手がいるけれど、結婚する気はないみたいです・・

 昔は親がお見合いだなんだってわいわい言い、(私も
ずいぶん言われた・・)子どもの方もやはり親の言う事を
一応は聞かなければ・と言う事があったでしょうけれど・
今は所謂「親の権威」なんて失墜しちゃってますから・

 それに今みたいな世間の状態では結婚しても家族を
維持していくの、大変だし・・結婚に「尻ごみ」して
しまうのでは?
 

 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 少子化を解決するには  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/10/9(日) 9:34  -------------------------------------------------------------------------
    皆さんも既に上げておられるように、少子化の原因を調査した結果は、次のようなものだ。

1.経済的負担が大きい
2.子育てよりも自分たちの生活を楽しみたい
3.将来の社会状況に不安がある
4.女性の結婚年齢の上昇
5.出産・子育てが女性の自立の障害になっている
6.保育施設・育児休暇などが整っていない
7.住宅事情が良くない
8.少ない子供で手をかけて育てたい人が増えた
9.精神的負担が大きい
10.子育てに魅力を感じない人が増えた

 これはその通りなのだろうが、私は良い悪いは別にして、最大の原因は『みんなや社会で支えあう式』の老後の保障政策であろうと思っている。
 自分は子育てを回避できるが,、人の育てた子供には頼るという制度が根本的原因だろう。

 少子化は、皮肉にも世代間扶養型制度といわれるみんなや社会で連帯して支えあう式の老後の保障制度により引き起こされたのです。

 簡単に言えば暴論かもしれないが、自前の子育てを回避し、他人の子供にみんな頼っていることなのです。こんな無責任が可能ならば誰も子育てをしませんね。一回しかない人生は思いっきり楽しみたいのです。そうやって徐々に少子化になっているのです。

 また文明が発達したことにより娯楽が増えたことも原因の一つだろう。 楽しいことが多ければ男女の営みが減る。貧乏人の子沢山は世界を見れば良く分かる。

 少子化問題を考えるなら、少子化は悪いことなのかどうかの議論も併せてやる必要があるだろう。 全部が良くなることなどありえないのだ。

 どうしても少子化を改善したいのなら、独身者の社会保障費や税金を上げる事だ。今の世代間が支えあう賦課方式を続けるなら、当然のことだろう。人様の子供に老後の面倒を見てもらうのだから。それがいやなら結婚して子供を作ることだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化を解決するには  ■名前 : こころ  ■日付 : 05/10/10(月) 3:15  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:
こんばんは
> 皆さんも既に上げておられるように、少子化の原因を調査した結果は、次のようなものだ。
>
>1.経済的負担が大きい
>2.子育てよりも自分たちの生活を楽しみたい
>3.将来の社会状況に不安がある
>4.女性の結婚年齢の上昇
>5.出産・子育てが女性の自立の障害になっている
>6.保育施設・育児休暇などが整っていない
>7.住宅事情が良くない
>8.少ない子供で手をかけて育てたい人が増えた
>9.精神的負担が大きい
>10.子育てに魅力を感じない人が増えた
>
あなたは医学にくわしいので教えていただきたいのですが、子供を産むメカニズムというか受胎と言うものと生活環境は微妙に関係して居るのでしょうか。
私は都会より田舎のほうが子供が出来やすいと真剣に思うのですが、なんの根拠もないのでここでの持論はやめますが、都会ほど不妊で悩んでいる人が多いような気がしてなりません。
もし都会の生活環境が不妊の一因だと証明出来ればそれを正すような政策を求めることで少子化に歯止めをかけることが出来るかも知れません。
昔と比べ今の若い人は金銭面ではひじょうに恵まれて居り、住宅事情も外国と比べると見劣りするかなといった程度で子供をつくらない原因とは考えにくいので、やはり国の偏った政策が少子化をまねいておると思います。

> これはその通りなのだろうが、私は良い悪いは別にして、最大の原因は『みんなや社会で支えあう式』の老後の保障政策であろうと思っている。
> 自分は子育てを回避できるが,、人の育てた子供には頼るという制度が根本的原因だろう。
>
> 少子化は、皮肉にも世代間扶養型制度といわれるみんなや社会で連帯して支えあう式の老後の保障制度により引き起こされたのです。
>
> 簡単に言えば暴論かもしれないが、自前の子育てを回避し、他人の子供にみんな頼っていることなのです。こんな無責任が可能ならば誰も子育てをしませんね。一回しかない人生は思いっきり楽しみたいのです。そうやって徐々に少子化になっているのです。
>
> また文明が発達したことにより娯楽が増えたことも原因の一つだろう。 楽しいことが多ければ男女の営みが減る。貧乏人の子沢山は世界を見れば良く分かる。
>
> 少子化問題を考えるなら、少子化は悪いことなのかどうかの議論も併せてやる必要があるだろう。 全部が良くなることなどありえないのだ。
>
> どうしても少子化を改善したいのなら、独身者の社会保障費や税金を上げる事だ。今の世代間が支えあう賦課方式を続けるなら、当然のことだろう。人様の子供に老後の面倒を見てもらうのだから。それがいやなら結婚して子供を作ることだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化を解決するには  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/10/10(月) 16:57  -------------------------------------------------------------------------
   こころさん

>あなたは医学にくわしいので教えていただきたいのですが、子供を産むメカニズムというか受胎と言うものと生活環境は微妙に関係して居るのでしょうか。
>私は都会より田舎のほうが子供が出来やすいと真剣に思うのですが、なんの根拠もないのでここでの持論はやめますが、都会ほど不妊で悩んでいる人が多いような気がしてなりません。

 私は医師でないので迂闊なことは申し上げられませんが、不妊の原因は女性側に問題があるとされたきましたが、医学の進歩により、不妊症の原因は男女とも多岐に及ぶ事がわかってきています。

 不妊で悩むカップルの30%前後が、男性側に障害のあると言われています。
 男性不妊症は、現代特有のさまざまな原因が考えられ、その数も急増しているそうです。

 原因としては、環境汚染による食物汚染・食生活の欧米化・食品添加物・酒・タバコ.農薬.紫外線など、実に様々なことが考えられるそうです。 
その中でも現代の競争社会、情報化社会のストレスだと言われています。

 また、現代人の食生活の乱れも精力減退の大きな原因になっているのではと警告しています。つまり、インスタント食品やフアストフード、食品添加物の多く含まれた加工食品の食べ過ぎ、肉中心になりがちな食事の欧米化、酒・タバコの過剰摂取などによって、現代人は常にミネラルが不足がちになっていることも警告されています。

 WHOの発表では、精子の運動率が20年前に比べて80%から50%にまで落ちたとされます。日本でも精子数、精子運動率ともに低下が目立ち、それも中高同年ばかりでなく20代の若者にさえ同じように顕著な傾向があるとされています。  

 まさに、現代男性の精力は危機にさらされているのです。また、精力減退にはいわゆる生活習慣病の広がりも無視できいものがあります。

 やはり世に言われるように「英雄色を好む」とか、「精力絶倫は元気バリバリ」とは、本当の事なんですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):少子化を解決するには  ■名前 : こころ  ■日付 : 05/10/17(月) 1:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:
丁寧なご返答をいただきながら礼が遅くなりましたこと先にお詫びいたします。
白内障と飛蚊症にわずらわされてパソコンや新聞がきつく感じる毎日ですが、「老人党は心の薬」と自分勝手に解釈してとりとめもない投稿をさせていただいております、駄文は承知の上での投稿ですので返信はそれほど期待してはおりませんが、このようにご返事いただけるとやはりうれしいものです、ありがとうございました。

> まさに、現代男性の精力は危機にさらされているのです。また、精力減退にはいわゆる生活習慣病の広がりも無視できいものがあります。
>
> やはり世に言われるように「英雄色を好む」とか、「精力絶倫は元気バリバリ」とは、本当の事なんですね。
おっしゃるとおりだと思います
人間様と威張ってはみたところで男なんてしょせん種馬、子孫繁栄出来ないようではその値打ちも半減してしまいますよ。
しかし産まない(つくらない)人と産めない(つくれない)人では対処の仕方が違ってくるのは当然のこと、後記の人達は精力剤を飲んだり病院で治療を受けたりと涙ぐましい努力をしているのですから国として援助をしてあげるべきだと思います。
日本では子供が邪魔になり殺してしまう親がおりますが、外国では育てる食料が無いために泣く泣く死なせてしまう親も多いと聞きます、戦後の混乱期には我が国もこのような有様でしたが今では立派な経済大国とやらになって食べ物を捨てるゴミ処理に困るほど裕福なのですから、貧困のために消えゆく幼い命を国が引き取ってあげるのも一考かと存じます。
もっとも、産めない(つくれない)の根本原因を突き止めて対処する措置を執ることが急務ではありますが、平行してそれらのことも考えて良い時代になっているのではないかと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化を解決するには  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/10/10(月) 4:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:

何だか森喜朗の発言を思い出してしまいました。
「子どもをたくさん産んだ女性に、国がご苦労様でしたといって面倒を見るのが本来の福祉」「子どもを一人も産まない女性が、自由を謳歌して、年とって税金で面倒みなさいというのはおかしい」というような内容でした。

「子育てもしてないのにデカい面すんな」なんてあちらこちらから言われる日もそう遠くない気がして恐くなってきました。

> どうしても少子化を改善したいのなら、独身者の社会保障費や税金を上げる事だ。今の世代間が支えあう賦課方式を続けるなら、当然のことだろう。人様の子供に老後の面倒を見てもらうのだから。それがいやなら結婚して子供を作ることだ。

「独身者の社会保障費や税金を上げる」ってペナルティか何かですか?
それがいやで結婚した場合、私のように子どもが産めない女には昔のように「三行半」ってことになりそうですね。

年金ですが、「人様の子供に老後の面倒を見てもらう」なんて言われないような制度にしてほしいものです。それから、子どもを産みやすく、育てやすい社会にするために、税金をどーんと使ってほしいですね。矛先が「子なし」に向かって痛いんです。

いずれにしても、年金対策あるいは他の理由など国の思惑で「産めよ増やせよ」という世の中には、なってほしくないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化を解決するには  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/10/10(月) 15:41  -------------------------------------------------------------------------
   ふきのとうさん

>何だか森喜朗の発言を思い出してしまいました。
>「子どもをたくさん産んだ女性に、国がご苦労様でしたといって面倒を見るのが本来の福祉」「子どもを一人も産まない女性が、自由を謳歌して、年とって税金で面倒みなさいというのはおかしい」というような内容でした。
>
>「子育てもしてないのにデカい面すんな」なんてあちらこちらから言われる日もそう遠くない気がして恐くなってきました。

 レスありがとうございます。ちょっと私のブラックジョークがきつかったようです。 森喜朗は長年、政権与党の政治家ですし、少子化に何の対策もして来ませんでした。その政治家の言う言葉じゃありません。私は市井の小市民、言葉の重さが違います。
 それに、私の場合はそういうつもりで言ったわけじゃないんですよ。書き込みながら、きっとこういう反応はあるだろうと予想はしていましたが……。

 私は社会保障については過去にもたくさんの意見を述べています。そして私自身は、どちらかというと、アメリカ型の自己責任を重視した社会よりも、北欧型に近い社会の方を希望しているものです。

 たまたまこのスレッドで「少子化」が、将来にまったく希望の持てない根源であるような言い方にちょっと違和感を持ったもので、思いっきり皮肉ってみました。

 しかし、少子化に至る原因は私は表現が適当でなかったかも知れませんが、真実はついていると思っています。

 我々の時代は、兄弟7,8人は普通、私の同級生には兄弟12人という者もおりました。その頃はもちろん、年金などない時代でした。長男が親を見、足りない分は他の兄弟が僅かづつ仕送りをし、親の老後を支えたものです。

 つまり、その頃は、子供を老後の担保しているようなものでした。「子は鎹」とか「子は国の宝」と言って……。

 しかし、文明が発達し、世の中が便利になり、社会保障が充実するにつれて女性の社会進出が多くなってきました。それに比例するように、子供の産む数は減り、そして未婚率も増えていったことは、紛れも無い事実であります。

 これは先進国が、一度は通る避けられない道なのかも知れません。
 そして年金も今の賦課方式を続けるならば、いずれ破綻することははっきりしています。結婚はしたくない、子供は産みたくない、しかし、老後は皆で面倒を見てほしい。その面倒を見るのは他人の産んだ子供です。違うと言ってもこの図式には変えられません。
 これでは国が立ち行かなくなるのは、自明の理です。

 私自身は少子化自体は、先進国の行き着くひとつの現象であると捉えていますが、日本の場合はそれが急激であることが問題なのでしょう。
 
 社会保障には、受ける側も負担する側も「相身互い」の精神が必要であり、覚悟も必要であることを、もっとも言いたかったことなのです。

 結婚したくない、子供を産みたくない、払いたくない、しかし、世話になりたい、ではあまりにも虫が良すぎると思うのです。

 失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):少子化を解決するには  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/10/10(月) 18:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:

丁寧なお返事をありがとうございました。

> 結婚したくない、子供を産みたくない、払いたくない、しかし、世話になりたい、ではあまりにも虫が良すぎると思うのです。

調査したわけではないですが、積極的に「結婚したくない」とか「子どもを産みたくない」とか思っている人って、そんなにいないと思いますけどね。
そう思う人がいても、それはそれでひとつの生き方として尊重されてほしいです。

そういう人も「自分には子どもがいないんだから、他人の子どものために税金使わないでよ。」とは言わないでしょうし、現に言ってもいないと思います。

ただ、今の政策では、子育てについて社会から恩恵を受けているという実感が持てないのでしょうね。自分達だけで育てているんだと。

年をとっても「誰の世話にもならねえよ」なんて言ってみたいものですが、よほどの金持ちでなければ無理でしょうね。(金だけあっても無理でしょうが)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 少子化における行動様式  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/10/9(日) 11:02  -------------------------------------------------------------------------
   娘が言っていた。子供は多いほうがにぎやかで良いと。しかし、相手がいないからまだ独身である。人間には、メダカのように群れる性質がある。大学の授業でも、講義の間中、学生は連れとおしゃべりに余念がない。8割以上の講義の実体である。メダカのように群れておれば人間は、もっとも幸せを感じる。これは皮肉で言っているのではない。私自身、月10万円も使わずに、大半を子供達に分配しているのは、家族という群れを大事にしているからである。私の父も、床屋にも行かずに、バリカンでいつも自分で頭を剃って、多くの財産を残してくれた。これ等の行動様式は、全て群れる楽しさから来ている。

その一方で、群れとは矛盾する行動様式もある。昨日までは仲良くおしゃべりしていた、女子大生達が突然喧嘩別れすることもある。女性が朝1時間もかけて、お化粧するのは、オスから自分が選べれたいと思うからである。この選ばれたい意思と、群れの意識は互いに矛盾している。この矛盾を解決するのは時間だけである。
人の消費傾向にも、様々な行動様式が現れている。私のように化粧品など買ったことも無く、服にほころびがあっても全然気にならない者も居れば、化粧品に数万円、自動車の償却に月10万円もかける人も居る。これら消費動向からも。群れよりも選ばれたい、目立ちたい行動様式の強さも伺いしれる。

現政権下では世代間付与の年金制度は消滅するであろう。その時、老後を支えてくれる子供が必要となっても、ロボットのように子供を作ることは出来ない。気がついた時には、既に遅すぎるということになる。それも考え方次第のところがある。日本人が居なくなっても人類が滅びるわけではない。かって、日本人は列島以外から移民してきたといわれる。移民政策を取る代案もある。此方のほうが実現の可能性が高いように思われる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : エイズウィルスが なぜ 語られないのか?  ■名前 : 猫猫  ■日付 : 05/10/9(日) 14:33  -------------------------------------------------------------------------
   どんどん広がってゆく 恐ろしい。
戦争よりも、エイズウィルスを認識するべきだ。と思う。
下手な少子化対策は、エイズウィルスの増殖を加速させる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):エイズウィルスが なぜ 語られないのか?  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/9(日) 15:47  -------------------------------------------------------------------------
   猫猫さん

こんにちわ!

本当に云われてる通りです。
エイズに留まらず性交渉を通じて広がるウイールス性肝炎やら
得体の知れない性感染症が増えてると聞き及んでます。

これは公衆衛生の観点からも感心を持ち対策を講ずべきこと
と思います。「性道徳も含めて」

>どんどん広がってゆく 恐ろしい。
>戦争よりも、エイズウィルスを認識するべきだ。と思う。
>下手な少子化対策は、エイズウィルスの増殖を加速させる。

次世代の健全なることを願えば当然のことでないでしょうか!。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):エイズウィルスが なぜ 語られないのか?  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/10/9(日) 17:01  -------------------------------------------------------------------------
   >エイズに留まらず性交渉を通じて広がるウイールス性肝炎やら
>得体の知れない性感染症が増えてると聞き及んでます。

 誤解を受けるような発言はやめてほしい。ウィルス性肝炎の全てが性交渉で感染するわけじゃない。こうした間違った風評により、C型肝炎の患者は、偏見や差別を受ける。C型肝炎ウィルスはエイズウィルスよりも、ずっと感染力が弱いのだ。

 この私もキャリアだが、子供二人はまったく異常ないし、妻も感染していない。これを機会にウィルス性肝炎について知ってほしい。

A型:
 食べ物などで口から感染。
 急性の肝炎のみで慢性にならない。
B型:
 血液・性行為で感染。母子感染もある。
 急性肝炎のほか慢性感染し、肝硬変・肝ガンにも。
C型:
 血液で感染。母子感染もある。
 時に急性肝炎を起こす。普通は慢性感染し、肝硬変・肝ガンに移行しやすい。
 罹患して早いうちなら、インターフェロンが有効だ。
D型:
 血液で感染。
 B型肝炎ウイルスがいないと肝炎は起きないが、急性肝炎では激症化しやすい。
E型:
 食べ物などで口から感染。
F型:
 昨年インドのグループが報告したが、その後報告が無く、詳細は不明のようだ。

 肝炎を起こすウイルスはこれまでに、AからFまでの6つの型が報告されている。日本にはA・B・C型が多い。

 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 猿に木登りを教える必要なし。  ■名前 : 猫猫  ■日付 : 05/10/9(日) 20:42  -------------------------------------------------------------------------
   > これは公衆衛生の観点からも感心を持ち対策を講ずべきこと
> と思います。「性道徳も含めて」

中国故事辞典に、
「猿に木登りを教える必要なし」という意味の言葉があったと思います。

食欲には「満腹感」があり
食べ過ぎることが無いようになっています。
睡眠欲にも「寝すぎによる床ずれ」などがあり
寝すぎることがないように人間の体はできておりますが、
性欲は 「死」と隣り合わせです。
それは、さまざまな生物の一生を眺めれば理解できることです。

小さなウィルスや菌が、
人間社会のすべてを支配しているようにも思えるのです。

これらの現象は、
社会全体の人間関係の希薄化を促進しています。
そして、大人の幼稚化、幼児化を促進しています。

「危機感」を煽って、
「大量発生 ⇒ 大量絶滅」とつながるのも 困ります。

「種族保存の本能」よりも
「自己保存の本能」を 生きる原点に置く必要があると思います。
そして、治療法を開発してゆくのことが 正しいと思います。

抽象的な性道徳よりも、
具体的な知識、現状認識が必要だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/10/10(月) 18:38  -------------------------------------------------------------------------
   どうも少子化についての話題を読んでいると、どこからともなく、
「お前のせいだ。」「お前のせいだ。」というささやきが聞こえてまいります。
(注:冗談です)

他にもそういう人がいたら、このサイトでものぞいて気晴らししてください。
笑えます。

「スタンダード 反社会学講座」

http://mazzan.at.infoseek.co.jp/index.html#mokuji

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 出生率1.2の意味  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/10/10(月) 19:01  -------------------------------------------------------------------------
   出生率1.2と聞いてもあまりピントこない。この出生率から人口を推計すると以下のようになる。日本の総人口のピークは2005年であり、団塊の世代が寿命を迎える2030年以降急速に減少し、2100年には3500万人(明治時代初期に相当する水準)まで減少する。

いまさらではあるが。出生率が1.2ということは女の子は半数の0.6となり、その子が30歳で出産すると仮定すると、出生数は60年後に.36=0.6*0.6、90年後に0.216=0.6*0.6*0.6、120年後には0.129、150年後0.0774の929万人となる。長期的には累乗しながら減ることが不可避である。この頃になると、生物的な生殖能力も落ちてくるだろうから、佐渡の絶滅したトキが人事ではなくなるでしょう。

巨人軍は永遠と言ったために、巨人軍がボロボロになった例もある。日本は不沈空母といったのは中曽根元首相である。そんなことを言っているから、日本は沈むのかもしれない(植民地化)。親が子供に口うるさく勉強せよと言うほど、子供は勉強しなくなる例も多い。老人は、人口が減ったほうが良いよと、気楽に構えていた方が、到って将来の人口が増えると、私は深読みしています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):出生率1.2の意味  ■名前 : 月光仮面のおじいさん <t-kayama@xf7.sonet.ne.jp>  ■日付 : 05/10/11(火) 9:42  -------------------------------------------------------------------------
   たけチャンさま
当方のような頭の悪い人間のフォローありがとうございます。能天気に「少しばかり人口が減って反って良い」などと過去に投稿がありましたが、日本人は確実に「とき」になりつつあります。

例えばコメの消費量は確実に人口に比例して減少していきます。つまり水田は原野に戻っていくことになります。それ以上に深刻なのは我々のお墓が確実に無縁仏になっていくのです。今いがみあっている投稿者同士も何れ同じ大きな穴の中にざらざらざらと集められてくるのでしょうね。。。

だから、できたらその時気まずい想いにならないように今から気を使いたいと思います。投稿も気を使うものなのです。

なお、たけチャンには申し訳ないのですが、出生率は正確には1.2ではなく1.28あるいは1.29だと思います。だから概算では1.3ですね。。。
ごめんなさい。 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):出生率1.2の意味  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/10/11(火) 10:47  -------------------------------------------------------------------------
   ▼月光仮面のおじいさんさん:
>たけチャンさま
>当方のような頭の悪い人間のフォローありがとうございます。能天気に「少しばかり人口が減って反って良い」などと過去に投稿がありましたが、日本人は確実に「とき」になりつつあります。
>
>例えばコメの消費量は確実に人口に比例して減少していきます。つまり水田は原野に戻っていくことになります。それ以上に深刻なのは我々のお墓が確実に無縁仏になっていくのです。今いがみあっている投稿者同士も何れ同じ大きな穴の中にざらざらざらと集められてくるのでしょうね。。。
>
>だから、できたらその時気まずい想いにならないように今から気を使いたいと思います。投稿も気を使うものなのです。
>
>なお、たけチャンには申し訳ないのですが、出生率は正確には1.2ではなく1.28あるいは1.29だと思います。だから概算では1.3ですね。。。
>ごめんなさい。 

少子化の事実についても色々な感想があるものです。
ゲーテは死の直前に「もっと光を!」と言った。ゴキブリも死ぬ前には明るい所に出てくる。太陽も沈む前には大きくなったように見える。


日本が少子化すると、かえって文化国家になると予測している評論家もいます。
生めよ増やせの富国強兵国家は困るが、老人の多い文化国家を目指せば良いのではないでしょうか。墓を守るというのも文化であるが、骨を太平洋にばら撒いてくれるように依頼するのも、新しい文化になるかもしれない。一つの穴にぶち込まれるのは、空恐ろしい感じがします。

時代が代われば、新しい文化も生まれるのでしょうか。頭の切り替えも無く、あれもこれも全てを求めるようだと、日本の教育のように全てがダメになる恐れがある。日本の昔を懐かしむだけでなくて、日本をどのような国、社会にしたいかの議論を若者と共同で行うことがあってもいいのでは無いでしょうか。

出生率の1.2から1.29の訂正を有難うございます。ただ、1.2のほうが計算し易いことと、今後数年で確実に1.2に近づくために、将来の予測値としては1.2が正しいのかもしれません。いずれにしても銀行の金利みたいなもので、端数を切り上げ、切捨てしても少子化の流れにはあまり変わりがありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : エックス(X改め)  ■日付 : 05/10/11(火) 1:32  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん:
>20才台の若い人たちの結婚を勧め・結婚がし易くなること
>に徹する社会的な援護策が効果を呼ぶのではないか?
>
>そして結婚後、2年以内に出産したら思い切った金銭的な
>インセンテイブに当たる支援を行う。
>
>少子化の要因を考えてみると子供たちの自立が遅くなってることに
>根本的な原因がある。
>
>よって若い内に自立を促すインセンテイブを社会的に考える
>必要があるように思える。
>
>他方の原因しては親の過保護もある・義務教育を終えたら進学をするに
>しても経済的には自立させる。欧米では極く・当たり前の事では
>あるが・・・、
>
>日本では大学生になっても経済的には親が全面的に負担する
>事例も多く、そのような環境にある学生には真面目に勉強せずに
>貴重な青春の時期を娯楽と官能追求で終える連中も少なくないように
>思える。(現役大学教員の嘆きを聞くまでもなく)
>
>自立が遅れることのデメリットは本人も含めて親たちからも
>人生を奪ってしまうような理不尽な負担が増加して将来の経済
>と生活の上でもハンデイを背負うことは明白となる。
>
>日本では社会的な習慣・慣例とでも教育費の親たちの負担が何かに
>つけて重いだけでなく、「親の苦労子知らず」で・・
>
>苦労をせずに育った者にみられる他人への思いやりに欠ける
>半端人間を育ててしまう事に通じてる・・・。
>
>親が現役を終えて年金生活に入っても親に寄生する自立の出来ない
>パラサイト・シングルも現実には存在してると聞く。
>親にとっては心細いことになってる。
>
>人間も動物の一員であり生物としても旬の時季・があるので
>その期を逃さずに家庭をもち自立することが肝要であるように
>思える。
>
>社会的な不合理がそれを許さない面のあることも判るが
>今、云う改革のツボはこの辺りに・あるのではないか・と
>感じてる。

世帯数を推計していくと、20年後には1人暮らしの世帯が最も多くなると予想されています。
そうなる理由はいろいろですが、離婚率の増加も1人世帯を増やしています。
さらに結婚しない人たちの1人暮らしの増加があります。
これは由々しき大問題であり、この社会から「家庭」が急速に消滅しているからです。
人間は遠い祖先の時代から、自分が生まれたわけや、今を生きる意味について、さまざまに考えを巡らせてきました。
「自分の幸せの実現のためだけに生きるのだ」という、極端な個人主義的な説もありましたが、どんな説をひねり出そうとも、生物は子孫を残そうとする存在だという、自然の摂理を超える理由を見出すことはできません。
家庭とは、子どもを育てる生活の場です。子どもを育てる家庭が激減しつつあるということは、この社会が消滅へ向って衰退してゆくことを意味します。
すべての時代とすべての地域において、人々は家庭で子どもを育ててきたのです。その家庭を守り助けるために、社会が生まれたのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/10/11(火) 4:28  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   エックスさん
 横レス、ごめんなさい・・
「家庭が・・」ではなく、「戦前」の家族制度
が崩壊してしまっている・のでしょう。(それは
私老母の介護にかかわった経験から・・言えるの
ですがここでは言及は避けます)
 私は男2人女1人・の子持ちですが・・皆独立、
「必要」以外連絡無し・・まあ昔から言われて
いるように「便りの無いのは無事の便り」で・・

 あ、という事は昔もこども、チャンと育てれば
そう言うことか・・・

 子どもは子ども、親は親・・おやおや?なんて
いう破目に陥らないように育てれば・・

 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/10/11(火) 4:34  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   エックスさんに追伸です・・
 「自然の摂理」って「意識」して従う・とか
自分の「意識?」に反して強制されるとか・
ではないですよね・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : エックス(X改め)  ■日付 : 05/10/11(火) 8:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼J.Iさん:
>エックスさんに追伸です・・
> 「自然の摂理」って「意識」して従う・とか
>自分の「意識?」に反して強制されるとか・
>ではないですよね・・

「生物は子孫を残そうとする存在」と書きましたように
人間に限らず、動植物すべてに言える。
それが自然の成り立ちであり、大自然の摂理である。
人知を超えた摂理であるから、強制の意味はありません。
家庭とは「家」の「庭」と書いてあるように、
放っておくと荒れてしまいますから、
それなりの手入れ(躾、教育。あるいは整理整頓等等)が必要です。
戦前の家族制度を言ったつもりはありませんが、
そこからも学ぶことは多くあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/10/11(火) 9:26  -------------------------------------------------------------------------
   エックスさん

こんにちわ・レスコメント有難うございます。

少子化が問題として孕むことの中には貴兄が下記にお述べになってる
ような結末にいたることは予測されることです。

人には老いと死は誰も避けることの出来ないこと。それを改めて
認識すると人生についての考え方も大きく変わるはずです。

少子化は個人個人と社会にも大きな影響が生じることは目に見えてます。
其処の処をに関心をもって色々な対策を講じること「試行錯誤」があったと
しても必要に思えます。

心身共に健全な男女が出会えばやがて自然にカップルが出来て
「子供が生まれて」未来へ生命を伝えることになりますが、

この自然の営みに通じることが日本の現代社会にはそれが
制約され阻害してるとが多いのではないでしょうか・。

それらの制約・阻害要因を人為的に手当すること・が主題と
させて頂いてる「少子化対応インセンテイブ」と提示させて
頂いてる本意です。
>
>世帯数を推計していくと、20年後には1人暮らしの世帯が最も多くなると予想されています。
>そうなる理由はいろいろですが、離婚率の増加も1人世帯を増やしています。
>さらに結婚しない人たちの1人暮らしの増加があります。
>これは由々しき大問題であり、この社会から「家庭」が急速に消滅しているからです。
>人間は遠い祖先の時代から、自分が生まれたわけや、今を生きる意味について、さまざまに考えを巡らせてきました。
>「自分の幸せの実現のためだけに生きるのだ」という、極端な個人主義的な説もありましたが、どんな説をひねり出そうとも、生物は子孫を残そうとする存在だという、自然の摂理を超える理由を見出すことはできません。
>家庭とは、子どもを育てる生活の場です。子どもを育てる家庭が激減しつつあるということは、この社会が消滅へ向って衰退してゆくことを意味します。
>すべての時代とすべての地域において、人々は家庭で子どもを育ててきたのです。その家庭を守り助けるために、社会が生まれたのです。

全くその通りです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : エックス(X改め)  ■日付 : 05/10/11(火) 15:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん:
>
>心身共に健全な男女が出会えばやがて自然にカップルが出来て
>「子供が生まれて」未来へ生命を伝えることになりますが、
>
>この自然の営みに通じることが日本の現代社会にはそれが
>制約され阻害してるとが多いのではないでしょうか・。
>
>それらの制約・阻害要因を人為的に手当すること・が主題と
>させて頂いてる「少子化対応インセンテイブ」と提示させて
>頂いてる本意です。

近年、夫婦と子ども1人という家庭が多くなって、少子化が問題になっていますが、数年後にはそうした家庭も減少して、夫婦だけの世帯や1人暮らしの世帯のほうが多くなり、20年後には、ついに1人暮らしの世帯が第1位になってしまうと申し上げました。このことに危機感を覚えるのは、世帯は残るものの、この社会から急速に家庭が消滅しようとしているからです。
家庭とは、夫婦、親子などの家族の集まりのことです。
夫婦が子どもたちを育てている場、または、育てた場、あるいは、これから子どもを生み育てようとしている場が家庭です。その、子どもを育てる家庭が激減しつつあることは、この社会が消滅へ向って衰退していくことを意味します。
この世に生を享けた私たちは、独立して社会生活を営むことができるまで、父母に育てられます。そして、独立して家庭をつくって子をなし、子どもたちが自立できるようになるまで育みます。
さまざまな事情によって、自分では家庭を持つことがなかったとしても、人は誰でも仕事を通して、同じ社会に属する人々が家庭を持ち、子どもを育て上げることを支えます。なぜなら、あらゆる仕事はみな、人々の生活の利便を図り、子どもたちの未来を明るいものにするためにあるものだからです。すなわち、この世で働くということは、ただ生きるためだけではなく、自分が属する社会を喜び深いものとして、子孫の繁栄に寄与することでもあるのです。
時代は大きく変わりました。家庭は急速に減少しています。
多くの人がもはや必ずしも家庭が必要だとは考えなくなりました。もし、結婚や子どもを持つことの否定が流行しているのなら、力強く家庭相和の実現を推進しようと思います。老人であっても時代の変化に鈍感であってはなりません。
しかし、時代の流れに媚びようとは思いません。
心ならず1人世帯を余儀なくされたとしても、家庭相和の大切さを人生経験として次世代の教育のために生かしていきたい。
本来あるべき家庭を取り戻すことこそが、少子化への阻害要因の排除につながると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/10/11(火) 19:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼エックス(X改め)さん:

面白い(と私が思う)サイトも紹介したことだし、
もうこのスレッドに書き込むのはやめようと思っていました。

皆さんが子どもや孫、あるいは、その先の世代のことまでいろいろと心配されるお気持ちもわかりますが、また、ついつい書き込みたくなってしまいました。エックスさんだけに言いたいわけではないのですが、レスをつけさせてください。

>さまざまな事情によって、自分では家庭を持つことがなかったとしても、人は誰でも仕事を通して、同じ社会に属する人々が家庭を持ち、子どもを育て上げることを支えます。なぜなら、あらゆる仕事はみな、人々の生活の利便を図り、子どもたちの未来を明るいものにするためにあるものだからです。すなわち、この世で働くということは、ただ生きるためだけではなく、自分が属する社会を喜び深いものとして、子孫の繁栄に寄与することでもあるのです。

エックスさんのおっしゃるように、仕事を通して(仕事だけでなく他にもやり方はいろいろありましょうが)、子どもたちも含め、人々が住みやすい社会にしていきたいですね。

>時代は大きく変わりました。家庭は急速に減少しています。
>多くの人がもはや必ずしも家庭が必要だとは考えなくなりました。もし、結婚や子どもを持つことの否定が流行しているのなら、力強く家庭相和の実現を推進しようと思います。老人であっても時代の変化に鈍感であってはなりません。
>しかし、時代の流れに媚びようとは思いません。
>心ならず1人世帯を余儀なくされたとしても、家庭相和の大切さを人生経験として次世代の教育のために生かしていきたい。
>本来あるべき家庭を取り戻すことこそが、少子化への阻害要因の排除につながると思います。

「結婚や子どもを持つことの否定が流行」していないと思います。
ただ、年金のためやお国のため、あるいは、世間体のために、無理にするようなことではないと思うのです。

「本来あるべき家庭」って、何ですか?
夫婦揃って、子どもは一男一女(あるいはそれ以上)、祖父母も同居すれば、もう言うことなしとか?
こうした家庭観からはずれているために、傷ついたり、疎外感を感じたりしている人もいるのです。周囲から不完全なもののように見られたり、自分でもそう思ってしまったり。

1人世帯でも、様々な形の家族でも、疎外されることなく、互いに支えあうような社会であってほしいし、そうしていきたいのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : エックス(X改め)  ■日付 : 05/10/11(火) 23:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ふきのとうさん:
>「本来あるべき家庭」って、何ですか?
この表現が適当かどうか考えなかったわけではないが、家庭崩壊の原因を探り、家庭のあり方を考えていてこの言葉を使いました。
簡単に使いましたが、適当でなかったら「相(愛)和な家庭」に訂正します。
60年前まで、日本の家族は家父長制を基盤とする大家族が多くを占めていた。
その家父長制家族は、戦後の経済発展とともに衰退し、核家族化が進んで個人主義が伸張。同時に少子化が進んだ。
これはこれで必然ですが、家庭というものがワンパターンでないことを承知の上、家庭というものの役割を考え、もう一度「家庭とは」と考え、見直す必要を感じています。
かつて「狭いながらも楽しいわが家」といった流行語があった。
そこには他人が何を言おうと、わが家は心の安らぎを得られる幸せな場所であることを主張する響きがある。
社会の最小構成単位の家族。
その家庭の中から将来を日本を担う子どもたちが輩出されている。
その家庭での躾教育を疎かにできず、もっともっと家庭を見直すべきと感じています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/10/12(水) 8:38  -------------------------------------------------------------------------
   エックスさん、おはようございます。

どうもこの手の話題になると、自分の経験から思うところがありまして・・・
ついカッカして、つっかかってしまいます。

にもかかわらず、ご自分のお考えをもう一度丁寧に書き込んでくださったことに、
感謝しております。(先日のキタキツネさんもそうでしたが)

ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/10/12(水) 12:36  -------------------------------------------------------------------------
   ふきのとうさん

 あなたの気持ちは良く分かっていますよ。(^^;
 私の過去の投稿を見てください。私もあなたと同じ考えなのです。

 いろんな問題点を全て少子化が原因であるような言説に、ちょっと違和感を持ったので、根がへそ曲がりなものですから、皮肉ってみたのです。

 たしかに、生き方まで人に強制させられてはたまりませんね。本来は自由であるべきです。
 しかし、人間は豊かになり、生活も便利になると、それに留まることなく、もっとモットとなります。また女性の社会進出によりすっかり社会の形態が変わってしまいました。そういう意味では少子化はある意味、先進国の宿命です。

 私もむかしのような「富国強兵時代」のように、産めや増やせは反対です。しかし、一方では老後の問題が大きく圧し掛かってきます。

 人口構成が、逆ピラミッド型になってきました。現行の賦課方式では計算的に言って破綻するのは当たり前なのですよ。もう、税方式にするしか方法がないように思います。

 先進国の少子化問題と対極に、世界的に見た場合、爆発的に人口が増えているところもあります。人口問題の行き着くところは食糧でしょう。

 私は現在の食糧事情が、どの程度まで人口を支える事が出来るのか、皆目分かりませんが、生物が生きていく上での許容量には限界はあります。それも、限界点に近いのではないでしょうか?

 世界レベルで見れば、少子化の地域があっても仕方がないような気がします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : :少子化と女性の社会進出  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/10/13(木) 12:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:
> たしかに、生き方まで人に強制させられてはたまりませんね。本来は自由であるべきです。
> しかし、人間は豊かになり、生活も便利になると、それに留まることなく、もっとモットとなります。また女性の社会進出によりすっかり社会の形態が変わってしまいました。そういう意味では少子化はある意味、先進国の宿命です。


女性の社会進出によって少子化が進むという通説がある。しかし、日米欧の先進諸国を比べるとどうなるか。少子化が最も進んでいるのは日本で、逆に女性の社会進出が最も遅れているのは日本である、というデータもある。少子化の原因についてはいまだ万人を納得させる説がないように思われます。

少し変わった説に自然原因説があります。植物が冬の時代に寒さの中で、葉を落として長い冬の期間を耐えて生きているようでも、じーと栄養を蓄えて春に芽生えるのを今かと待っている。春夏ともなれば、生きとし生ける物が生を謳歌する。秋10月ともなると、気温は5月の気温と同じ24度もあるのに、植物は疲れたのか、どうも元気が無い。5月、ねぎは盛んに株分けして大きくなったのに、10月には全く株分けが起こらない。秋はもう冬の時代の準備期間で無理をしないようである。

日本の20世紀の人口爆発も、冬の時代であった徳川封建社会にエネルギーを蓄えたから出来たのかもしれない。米国大使でもあったライシャワー博士も日本の封建社会が日本の工業化の準備期間であったと言っている。封建社会が近代化の揺籃期といっている。アジア諸国をみても中国のように封建社会が無かった国では近代化と産業化が大きく遅れている。このトピの諸兄の方々の言説を拝聴しても、封建時代の文化と伝統の賛美かもと邪推しかねない。

今の少子化は日本が社会制度的なエネルギーを使い果たしたからとすれば、何事も無理しないことが肝心である。冬来たりなば春遠からじ。若い人たちに期待するしかないわけである。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):少子化対応インセンテイブについて  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/10/13(木) 21:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:

私としては、もともと失言の多い森氏の言葉よりもキタキツネさんの言葉に、よりギョッとしてしまったのです。よく読んでいれば「皮肉」とわかりますね。失礼しました。

キタキツネさんにもエックスさんにも真意を確かめないままに、日頃、自分が抱いているもやもやをぶつけてしまった感があるのですが、それでも、お二人共、その辺りは受け止めた上でお返事をくださったように感じました。

> あなたの気持ちは良く分かっていますよ。(^^;

秋のせい・・・というわけではないと思いますが、ちょっとジーンときてしまいました。ありがとうございました。

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