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 ▼老夫婦の死  北の元気 05/11/9(水) 21:04
   ┣Re(1):老夫婦の死  Gokai 05/11/9(水) 21:19
   ┃  ┣Re(2):老夫婦の死  北の元気 05/11/9(水) 22:03
   ┃  ┗Re(2):老夫婦の死  キタキツネ 05/11/10(木) 8:48
   ┣Re(1):老夫婦の死  k・satou 05/11/9(水) 22:01
   ┃  ┣Re(2):老夫婦の死  北の元気 05/11/9(水) 22:31
   ┃  ┗Re(2):老夫婦の死  J.I 05/11/10(木) 1:43
   ┃     ┣Re(3):老夫婦の死  k・satou 05/11/10(木) 8:10
   ┃     ┗Re(3):老夫婦の死  北の元気 05/11/10(木) 8:36
   ┃        ┗Re(4):老夫婦の死  J.I 05/11/11(金) 1:44
   ┃           ┗Re(5):老夫婦の死  k・satou 05/11/11(金) 8:56
   ┗Re(1):老夫婦の死  しまったk2 05/11/10(木) 23:49
      ┗Re(2):老夫婦の死  北の元気 05/11/11(金) 9:00
         ┗Re(3):老夫婦の死  ごまめの翁 05/11/11(金) 13:18
            ┣Re(4):老夫婦の死  海軍大将 05/11/11(金) 14:53
            ┣Re(4):老夫婦の死  悠々 05/11/11(金) 19:00
            ┃  ┗Re(5):老夫婦の死  老頭児 05/11/11(金) 20:04
            ┃     ┣Re(6):老夫婦の死  ごまめの翁 05/11/12(土) 9:10
            ┃     ┃  ┣Re(7):老夫婦の死  k・satou 05/11/12(土) 9:22
            ┃     ┃  ┗Re(7):老夫婦の死  海軍大将 05/11/12(土) 11:50
            ┃     ┣Re(6):老夫婦の死  安本単三 05/11/12(土) 16:56
            ┃     ┃  ┗Re(7):老夫婦の死  老頭児 05/11/12(土) 18:20
            ┃     ┃     ┗Re(8):老夫婦の死  海軍大将 05/11/12(土) 20:29
            ┃     ┗Re(6):老夫婦の死  馬の骨 05/11/12(土) 22:52
            ┣Re(4):老夫婦の死  北の元気 05/11/12(土) 9:07
            ┗Re(4):老夫婦の死  ごまめの翁 05/11/12(土) 19:52
               ┣Re(5):老夫婦の死  Gokai 05/11/12(土) 20:21
               ┃  ┗Re(6):老夫婦の死  ごまめの翁 05/11/13(日) 9:05
               ┃     ┗Re(7):老夫婦の死  キタキツネ 05/11/13(日) 10:31
               ┗Re(5):老夫婦の死  海軍大将 05/11/12(土) 22:00

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 老夫婦の死
 ■名前 : 北の元気
 ■日付 : 05/11/9(水) 21:04
 -------------------------------------------------------------------------
   今日のニュースで80代の老夫婦が、今は使われていない火葬場で、妻と共に自らを焼却したという。妻の介護に疲れた夫の遺書が残されていたという。
なんとも涙を誘う事件である。介護保険制度をはじめとして、社会福祉のネットが
日本には存在しているのだが、全国津々浦まで機能しているのだろうかという疑問
が、沸々とわいてきた。幾ら制度があっても利用者が手軽に使えるものでなければ意味がない。少子高齢社会と言われている割には、行き届かない欠陥があるとしか
思えない。今の日本社会の現実を見せつけられた思いがする。
これらを解決するためには、地域社会のセーフティネットを充実することしかない。早く国の権限と財源を地方に委譲して、住民の身近なところで住民参加の基で
制度化を進めることである。厚生労働省がつくった制度では住民からすれば、与えられたものである。地域のことは地域で決め、そして実行できるという、自律的な社会形成が実現できる構造改革を政府は推進するべきだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老夫婦の死  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/11/9(水) 21:19  -------------------------------------------------------------------------
   ▼北の元気さん:

>地域のことは地域で決め、そして実行できるという、自律的な社会形成が実現できる構造改革を政府は推進するべきだ。

貴方の仰る構造改革であるのなら正しいのであるのだろうが、今行われている構造改革と称する物は言葉は同じでも似て非なるもののようです。塩を 味の素や砂糖などと偽って売っているようなものではないのですか。

全ては国民が悪いのです。
物事を正しく見分ける能力を失えた国民が悪いのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老夫婦の死  ■名前 : 北の元気  ■日付 : 05/11/9(水) 22:03  -------------------------------------------------------------------------
   Gokaiさん、レスありがとうございます。

確かに貴方が仰るとおり、今の政府を選んだのは国民です。
その意味で国民自身が学習する事柄と思います。

それにしても日本は、まだまだ中央集権国家過ぎます。社会の様々
な制度は相変わらず法律の名の下に国会で一律的に決められ、地方
の独自性は入る余地はありません。地方の条例制定権は法律の枠内
でしか認められず、国民の税金の大半は国庫に入り、再配分される
という構造は全く変わっておりません。
早く道州制を導入して、連邦制に移行するべきです。そうすれば
国会議員や行政機関も大幅削減し、地方政府である道州を充実し
市町村合併と併せて、住民の身近なところで意思決定が出来る仕
組みをつくることです。
こうしなければ、少子高齢社会に対応できないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老夫婦の死  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/10(木) 8:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokaiさん:
>▼北の元気さん:

>全ては国民が悪いのです。
>物事を正しく見分ける能力を失えた国民が悪いのです。

 結果として選んだ国民に責任がある。これは認めざるを得ません。
 ただ、小泉政権になってから、政治家自体が政策を訴えるより、「見せる事」に重点を置くようになりました。
 国民はGokaiさんのような人ばかりじゃありません。市井の小市民にとっては、どうしても外面で幻惑されてしまうことが多いってことかも……。

 本来はポピュリズムの潮流に乗ることは、怖いことなのですが、自民が悪い、小泉が悪い、国民はバカだ、と言っても事態は何も変わらないでしょう。
 野党も政権交代を目指すならば「目には目を」で、大衆迎合の手法を学ぶ必要もあるのではないのだろうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老夫婦の死  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/9(水) 22:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼北の元気さん:
 はじめまして
  他人ごとでは ありませんね。
  私であり貴方のことなんですね。 
 いわれる構造改革を 政府がやらないとき どうしましょうかね。


>今日のニュースで80代の老夫婦が、今は使われていない火葬場で、妻と共に自らを焼却したという。妻の介護に疲れた夫の遺書が残されていたという。
>なんとも涙を誘う事件である。介護保険制度をはじめとして、社会福祉のネットが
>日本には存在しているのだが、全国津々浦まで機能しているのだろうかという疑問
>が、沸々とわいてきた。幾ら制度があっても利用者が手軽に使えるものでなければ意味がない。少子高齢社会と言われている割には、行き届かない欠陥があるとしか
>思えない。今の日本社会の現実を見せつけられた思いがする。
>これらを解決するためには、地域社会のセーフティネットを充実することしかない。早く国の権限と財源を地方に委譲して、住民の身近なところで住民参加の基で
>制度化を進めることである。厚生労働省がつくった制度では住民からすれば、与えられたものである。地域のことは地域で決め、そして実行できるという、自律的な社会形成が実現できる構造改革を政府は推進するべきだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老夫婦の死  ■名前 : 北の元気  ■日付 : 05/11/9(水) 22:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼k・satouさん:
 
北の元気です。レスありがとうございます。

> はじめまして
>  他人ごとでは ありませんね。
>  私であり貴方のことなんですね。

まったく、そのとおりですよ。
今の政府の対応をみると目先の処方箋です。年金、医療、税制等々
構造改革とはほど遠いものです。
小泉改革とマスコミは報道していますが、中身は官僚の作文でしょう。
各省は権限と財源を手放したくないというのが、本音です。
 
> いわれる構造改革を 政府がやらないとき どうしましょうかね。

ここは、道州制の受け皿となる都道府県知事に頑張って貰うほかない
でしょう。地方政府の任を担う都道府県が腰が引けては成り立ちません。
今こそ、地方から構造改革を言う時代と思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老夫婦の死  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/11/10(木) 1:43  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   >北の元気様、Gokai様、K.satou様

 小泉構造改革も・・ですが、今の介護保険制度が在宅介護の
支援・ということを柱に・つまり日本の「高齢者介護」は
在宅・・が本来の姿という考え方が色々な介護の「悲劇」を
生んでいるように思います。いま取り上げられた惨劇のご夫婦
はたしか介護保険制度の利用を断られたと言う風に聞いています。
 でも、過去には介護保険制度を、それも限度を超えるまで
利用されていたのに「心中未遂」という悲劇が起こったことも
ありました。
 高齢者介護は物理的というか肉体的というか・のストレスより
精神的、乃至心理的なストレスの方がはるかに多いもののようです。
 在宅介護ではその家族、親族間に軋轢が生じるケースが多くみられ
ます。(私も経験しましたが)

 このごろ、高齢者介護の経験談や、識者の意見などみていますと、
介護者のサポートを考えるべき、「施設」の利用を積極的に
考えるべき・という意見がよく見られるようになって来ています。
 また、「親」の介護を経験した方たちは「自分の介護は子ども
には頼まない」「こんな思いは自分の子どもにはさせたくない」と
いう意見の方が多いようです。

 ただ、「制度」が施設介護をメインにするためには「介護福祉
予算」を大幅に増額しなければならないでしょう・・・

 親は子どもに遺産を残してやろうなんて子どもをあまやかさず、
子どもは親の遺産を当てにせず・・高齢になって介護が必要に
なったら それまで貯め込んだ?貯蓄(あれば・ですが)をつぎ
込んで「老人ホーム」へ・という考え方が普通になれば・と思うし・
何れはそうなって行くのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):老夫婦の死  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/10(木) 8:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼J.Iさん:
しばらくぶりですね。1年ぶり?
 仰られているとうりですね。

病院をだされ在宅で介護をしていた夫あるいは妻が過労で倒れ
その娘が認識のできなくなった親から 毎日 毎朝 都度
 ”どちらさまかわかりませんが ご親切に!”といわれ
 また別のは 実の母から私のお金をとらないで!といわれている。
痴呆そのものはしかたがないとしても 必死で なんとか少しでも
 お役にたとう・快適にしてやろうと努力されている病院や
 現場の人たちの 涙ぐましい個々のケースは まさに
 ドラマそのものです。しかし悲しすぎます。

優秀なSEであった友人が 絶望し会社を辞めて 介護に徹すると
 言った時 辞めるのを止めることなんかできませんでした。
 嫁さんの両親・介護でたおれた嫁さんの3人の世話
 なんかしつつ会社勤めはできませんもの。
 でも ベッドのかたわらで 社会保険労務士に挑戦すべくやってるよ!
 と たまに明るく 電話をしてきます。
 自分らが厚生省に納めた介護システムをまさか実地でやるとは
  思わなかったといいつ。こりゃ不備だらけ!ともいい。

制度・政治がなにもやらない・やってることが不備だという時
 不満があるけどまあいいや!。というだけのは 結局
 それを支持していることで、むしろ温存することに 力を貸している共犯者
 ということになります。つまり 小泉の一派とみなされる。
 
自らは なにを? いやなにかをしなくちゃ。
とにかく小泉の一派だ!なんてだけは 言われたくないのですがね。
 また お元気で あんまり頑張らないでね。


>>北の元気様、Gokai様、K.satou様
>
> 小泉構造改革も・・ですが、今の介護保険制度が在宅介護の
>支援・ということを柱に・つまり日本の「高齢者介護」は
>在宅・・が本来の姿という考え方が色々な介護の「悲劇」を
>生んでいるように思います。いま取り上げられた惨劇のご夫婦
>はたしか介護保険制度の利用を断られたと言う風に聞いています。
> でも、過去には介護保険制度を、それも限度を超えるまで
>利用されていたのに「心中未遂」という悲劇が起こったことも
>ありました。
> 高齢者介護は物理的というか肉体的というか・のストレスより
>精神的、乃至心理的なストレスの方がはるかに多いもののようです。
> 在宅介護ではその家族、親族間に軋轢が生じるケースが多くみられ
>ます。(私も経験しましたが)
>
> このごろ、高齢者介護の経験談や、識者の意見などみていますと、
>介護者のサポートを考えるべき、「施設」の利用を積極的に
>考えるべき・という意見がよく見られるようになって来ています。
> また、「親」の介護を経験した方たちは「自分の介護は子ども
>には頼まない」「こんな思いは自分の子どもにはさせたくない」と
>いう意見の方が多いようです。
>
> ただ、「制度」が施設介護をメインにするためには「介護福祉
>予算」を大幅に増額しなければならないでしょう・・・
>
> 親は子どもに遺産を残してやろうなんて子どもをあまやかさず、
>子どもは親の遺産を当てにせず・・高齢になって介護が必要に
>なったら それまで貯め込んだ?貯蓄(あれば・ですが)をつぎ
>込んで「老人ホーム」へ・という考え方が普通になれば・と思うし・
>何れはそうなって行くのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):老夫婦の死  ■名前 : 北の元気  ■日付 : 05/11/10(木) 8:36  -------------------------------------------------------------------------
   ▼J.Iさん:「北の元気」です。

> 小泉構造改革も・・ですが、今の介護保険制度が在宅介護の
>支援・ということを柱に・つまり日本の「高齢者介護」は
>在宅・・が本来の姿という考え方が色々な介護の「悲劇」を
>生んでいるように思います。いま取り上げられた惨劇のご夫婦
>はたしか介護保険制度の利用を断られたと言う風に聞いています。
> でも、過去には介護保険制度を、それも限度を超えるまで
>利用されていたのに「心中未遂」という悲劇が起こったことも
>ありました。
> 高齢者介護は物理的というか肉体的というか・のストレスより
>精神的、乃至心理的なストレスの方がはるかに多いもののようです。
> 在宅介護ではその家族、親族間に軋轢が生じるケースが多くみられ
>ます。(私も経験しましたが)
>
> このごろ、高齢者介護の経験談や、識者の意見などみていますと、
>介護者のサポートを考えるべき、「施設」の利用を積極的に
>考えるべき・という意見がよく見られるようになって来ています。
> また、「親」の介護を経験した方たちは「自分の介護は子ども
>には頼まない」「こんな思いは自分の子どもにはさせたくない」と
>いう意見の方が多いようです。

仰るとおりですね。少子化・核家族化が進み、親の介護を子供達に
委ねるというのは酷な状況が多いと思います。私も自分の両親の介護
経験をしました。どうしても妻に大きな負担を強いることになりました。
その当時は、まだ介護保険制度もない頃でしたので、在宅介護サービス
の利用などは考えが及びませんでした。

私は選択肢があった方が良いと思っております。多様性を持たせることで
様々なご家庭の実情にあった対応を可能にする道を確保しておくことが
必要と思います。「在宅介護」か「施設介護」かの二者択一ではなく、
この二つの相互乗入れ方式が望ましいと思います。
そのためには、霞ヶ関で考えてもダメです。地方には様々な生活習慣や
生活の知恵が存在します。地方の実情に即した介護のあり方を基本として
発想するべきと思います。

今、厚生労働省では介護報酬をどうするか審議中です。これとても稚内から
沖縄まで一律的に報酬額を決めるというのです。いわゆるマンパワーの賃金
を霞ヶ関で決めるのは如何かと思います。地方には地方の賃金ベースがあり
需要と供給の原理が働いているものです。低い報酬では人材を確保できない
地方もあるし、又、逆の場合もあります。
このようなことは、国はガイドラインを示す程度に止め、後は地方に任せる
べきと思います。

このように万事が省益を守るための作用が働いている官僚国家の姿です。
これを打破するためには道州制の導入と連邦制しかないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):老夫婦の死  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/11/11(金) 1:44  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   >北の元気様・
 それからK.Satou様へも・・私の書き込みお読みいただき
有難うございます。

 私が母の介護を始めたのは介護保険制度が始まる1年ほど
前でした。その当時母はまだそれほど老化が進んでいなかっ
たので入浴以外は私の手で済んでいたのですが、入浴は難しい
ので区の福祉担当の窓口で相談したら近所の福祉施設・老人
ホームですね・・を紹介され、あとは直接「そこ」との話し
合いで順調に「介護」をしていました。細かいことは省き
ますが、その途中で「介護保険制度」が始まり、その「老人
ホーム」と私の方の間に「福祉事業所」が介入してなんで
必要なのかさっぱりわからない書類を毎月提出させられたり、
たまにちょこっと顔を見せるケアマネジャーさんがいたり・・
、そのときも今も前のままのほうがよっぽど能率的だったのに
・と思っています。

 あの頃はまだ「民で出来るものは民に」なんて言っていません
でしたが、結局はそういって「民間の」事業者にお金儲けさせる
のが目的だったんですね。とにかく、あの制度発足で早速声を
あげたのが「ベルファーレ」で名を上げた青年実業家・・
新聞やテレビで派手に宣伝・・え!と思ったのが「(介護福祉
事業も)割烹と同じ、いいサービスを提供すれば客はいくらでも
来る・・」なんで割烹と高齢者介護が一緒になる??!!
 そんな気持ちでやられたらたまらない・と思って新聞に投書した
けれど(何通か)あえなく没・でインターネットに転進・は余談
ですが・・
 その彼氏、いまやヒルズ族のなかでもいい顔のようで・・・

 まあ厚労省の思惑もそんなところなんでしょうね・・・・
 とにかく今の「介護保険制度」無いほうがよっぽどすっきり・
「過剰介護」もなくなると思うのですが・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):老夫婦の死  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/11(金) 8:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼J.Iさん:
 拝読いたしました。いわれていることよくわかります。
 まったくですね。それに 今度は 11月からのでも栄養士さんは
 大変だね。身長・体重まではかり個別請求し車椅子の重さまで。
 3%なんかどこのだれが決めたのかね。
 官のやることは みんな酷い。次第に 悪いほうへ行くんだからね。
  ご健康に留意されんことを! 小泉首相なんか代わってもいいが
  あなたの代わりはないんだから。


>>北の元気様・
> それからK.Satou様へも・・私の書き込みお読みいただき
>有難うございます。
>
> 私が母の介護を始めたのは介護保険制度が始まる1年ほど
>前でした。その当時母はまだそれほど老化が進んでいなかっ
>たので入浴以外は私の手で済んでいたのですが、入浴は難しい
>ので区の福祉担当の窓口で相談したら近所の福祉施設・老人
>ホームですね・・を紹介され、あとは直接「そこ」との話し
>合いで順調に「介護」をしていました。細かいことは省き
>ますが、その途中で「介護保険制度」が始まり、その「老人
>ホーム」と私の方の間に「福祉事業所」が介入してなんで
>必要なのかさっぱりわからない書類を毎月提出させられたり、
>たまにちょこっと顔を見せるケアマネジャーさんがいたり・・
>、そのときも今も前のままのほうがよっぽど能率的だったのに
>・と思っています。
>
> あの頃はまだ「民で出来るものは民に」なんて言っていません
>でしたが、結局はそういって「民間の」事業者にお金儲けさせる
>のが目的だったんですね。とにかく、あの制度発足で早速声を
>あげたのが「ベルファーレ」で名を上げた青年実業家・・
>新聞やテレビで派手に宣伝・・え!と思ったのが「(介護福祉
>事業も)割烹と同じ、いいサービスを提供すれば客はいくらでも
>来る・・」なんで割烹と高齢者介護が一緒になる??!!
> そんな気持ちでやられたらたまらない・と思って新聞に投書した
>けれど(何通か)あえなく没・でインターネットに転進・は余談
>ですが・・
> その彼氏、いまやヒルズ族のなかでもいい顔のようで・・・
>
> まあ厚労省の思惑もそんなところなんでしょうね・・・・
> とにかく今の「介護保険制度」無いほうがよっぽどすっきり・
>「過剰介護」もなくなると思うのですが・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老夫婦の死  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/11/10(木) 23:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼北の元気さん:
>今日のニュースで80代の老夫婦が、今は使われていない火葬場で、妻と共に自らを焼却したという。妻の介護に疲れた夫の遺書が残されていたという。
>なんとも涙を誘う事件である。介護保険制度をはじめとして、社会福祉のネットが
>日本には存在しているのだが、全国津々浦まで機能しているのだろうかという疑問
>が、沸々とわいてきた。幾ら制度があっても利用者が手軽に使えるものでなければ意味がない。少子高齢社会と言われている割には、行き届かない欠陥があるとしか
>思えない。今の日本社会の現実を見せつけられた思いがする。

本当に、悲しい現実ではないでしょうか。しかし、なぜ、今このような現実になってしまったのでしょうか。

社会保障制度は、当初は、すべての人に公平にをモットーに始まっていると思います。しかし、それを運用する国民が、全員社会福祉制度の精神、つまり互助の精神を弁えていなければなりません。

ところが、公平な互助の精神を忘れたか、見向きもしない人達が次第に多くなってきているようです。つまり、ただ乗り、欲張り、弱者の振り、割り込みなど、エゴ丸出しの人間の数が多くなれば、なるほどに、社会福祉の基礎が侵ばばれていくのではないでしょうか。

つまり、社会福祉は確固たる倫理観が担保されなければ、支え切れないものではないでしょうか。

医療、介護制度のタイト化は、単に財務の問題でなく、人々の倫理観の歪曲化が、財政問題に帰結している部分が多いと見れます。

それを口実に、為政者は、ますます制度のタイト化をしてくる。その結果、誠実者、正直者、非戦闘的な人、一口でいえば、まじめな方の中から、絶望者が出て悲劇が作り出されているのではないか、と見てます。

>これらを解決するためには、地域社会のセーフティネットを充実することしかない。早く国の権限と財源を地方に委譲して、住民の身近なところで住民参加の基で
>制度化を進めることである。厚生労働省がつくった制度では住民からすれば、与えられたものである。地域のことは地域で決め、そして実行できるという、自律的な社会形成が実現できる構造改革を政府は推進するべきだ。

上記のように、この問題の根本的な原因は我々国民サイドにありますが、これを現状のままで行政の改革に期待すると、これから金銭的にも、ソフト面でもますます窮屈にならざるを得ません。

私は、自分も同じ国民として、その国民をなじることで、何かのきっかけになればと思っていますが、まだ、先が見えません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老夫婦の死  ■名前 : 北の元気  ■日付 : 05/11/11(金) 9:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん:北の元気です。はじめまして、

>本当に、悲しい現実ではないでしょうか。しかし、なぜ、今このような現実になってしまったのでしょうか。
>
>社会保障制度は、当初は、すべての人に公平にをモットーに始まっていると思います。しかし、それを運用する国民が、全員社会福祉制度の精神、つまり互助の精神を弁えていなければなりません。
>
>ところが、公平な互助の精神を忘れたか、見向きもしない人達が次第に多くなってきているようです。つまり、ただ乗り、欲張り、弱者の振り、割り込みなど、エゴ丸出しの人間の数が多くなれば、なるほどに、社会福祉の基礎が侵ばばれていくのではないでしょうか。
>
>つまり、社会福祉は確固たる倫理観が担保されなければ、支え切れないものではないでしょうか。
>
>医療、介護制度のタイト化は、単に財務の問題でなく、人々の倫理観の歪曲化が、財政問題に帰結している部分が多いと見れます。
>
>それを口実に、為政者は、ますます制度のタイト化をしてくる。その結果、誠実者、正直者、非戦闘的な人、一口でいえば、まじめな方の中から、絶望者が出て悲劇が作り出されているのではないか、と見てます。

仰るように、日本社会は弱肉強食の流れが強まっているように感じられます。
しかし、成熟した社会は公平な互助精神をシステム化された社会が望ましいと
思います。つまり、裕福階層が貧困階層を支える社会構造が望ましいという
ことです。このためには、税制改革により所得の再配分を見直すことが必要
です。

最近、勝ち組、負け組という言葉がマスコミでも使われておりますが、勝ち組
と言われる方々が、どれだけ社会的に貢献されたかの物差しで評価されて、
はじめて勝ち組と言われるべきでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):老夫婦の死  ■名前 : ごまめの翁  ■日付 : 05/11/11(金) 13:18  -------------------------------------------------------------------------
   北の元気さん
 はじめまして。

 私も心臓障害一級の妻を抱えていますと、此の老夫婦の死は胸が痛むどころではありません。
 ですから妻が動けなくなった時に覚悟はできていますが、こちらも老いていますから,此の老夫婦と同じ道を辿るかも知れません。

 昔は子供が親を介護するのは当たり前でした。大家族ですから家族で助け合いながら介護も出来た。もう一つ人生50年と言われた当時と違い30年も長命になり、核家族に成った為に老人だけの家庭が増えたのも原因の一つでしょう。

 近世の社会は、アメリカの影響を受け、お金がお金を生む。

 アメリカの野球の選手の契約金、野球の選手は其れなりに努力されていると思い、其れなりの報酬が有っても良いと思うのですが、松井選手の三年間で56億円云々、其れだけ球団に貢献があったからだと思いますが、余りにも桁が違うと思いませんか。半分以上税金をとられても私達普通の人間の10人分以上の生涯収入が三年間で入るのてす。
 松井選手は色々な所へ援助や寄付をされていると聞きます。ただ引き合いに出しただけで、松井選手は大好きですから誤解のないように。

 処が近世は体を張って仕事をするものが蔑ろにされ、ホリエモンや楽天、村上の様な人物,投資家と称する人々がお金を弄んでお金を生んでいます。

 兎に角、現代はまじめに働いている人々が負け組に入る時代です。

 先日も、有料老人ホームの案内の広告が入っていました。
 入居する時に2500〜5000万円   入居後一人の管理費と食費合わせると15万円〜20万円の費用がいる施設にどのような方が入られるのでしょう。
 私には入居するお金どころか、管理費と食費を払うお金もありません。

 行政の介護保険も、医療機関を太らせる感じがします。老人だからと手厚く看護をしている感じですが、老人の体を退化させている感じがしてならないのです。ご近所でも車を引いて歩いていたおばあちゃん。介護を受けるように成ったら車椅子の生活を見ていると、私は病気で本当に体が動かなくなるまでは介護の認定は受けたくありません。

 政府の福祉行政の法律を作る政治家はお金にゆとりのある人々です。そして老人を経験していないということは、老人の本当の姿が解らない政治家や行政官、ということは年寄りの気持ちは分からない人々が法律を作るのです。
 今福祉行政は絵に描いた餅ではなく、絵にも書けない餅です。

 最後に此の老夫婦に冥福をささげたい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):老夫婦の死  ■名前 : 海軍大将  ■日付 : 05/11/11(金) 14:53  -------------------------------------------------------------------------
   北の元気さん
ごまめの翁さん
 ご投稿を拝読して同じような心痛を覚えました。
 このご夫婦の結末は偶々の突発的な出来事などではなく、多くの高齢者が抱えている心情や状況を端的に示しているように思われてなりません。

 一つは、結局は国家予算の大枠をどのように設定し直すか、という国作りの展望に関わってくる課題だと私は思います。民主党を含め、既成のどの政党も納得できる方向を示していないような印象を受けます。また、他の枠を削減して老人保障の高度化を実現を計ろうとする時、国民の多数が果たして票を投じてくれるかどうか、といういわば人心の今の実情も懸念の材料です。

 強食弱肉のアメリカの風潮のみを無批判に嬉々と受け入れてきた「日本の異常な傾向」に大きな反省が生じない限り、老人問題も解決は難しいのではないでしょうか。

 世相を傍観するのではなく、愚痴のみで終わらないように、微々たる力であっても遠回りであっても、何かできることはないのかと気に病んではいるのですが、やはり愚痴のみで終わってしまうのかな。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):老夫婦の死  ■名前 : 悠々  ■日付 : 05/11/11(金) 19:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごまめの翁さん:
>北の元気さん
 はじめまして。在宅介護と施設でのボランティア体験者として思うところを
少々お話させてください。
> 私も心臓障害一級の妻を抱えていますと、此の老夫婦の死は胸が痛むどころではありません。
介護者教室では、家族がおかれている厳しい事例にいくつも接しました。双方の
ご両親4人もの介護問題を抱えている方、ガンと宣告されながら母親の介護をなさっておられた方(この方のほうが早く亡くなられました。同じ病院で階を違えて
母娘で入院。退院して再びの介護生活でした)、家庭内暴力が絡んでくる状況など、・・言葉を失う場面が度々でした。
お亡くなりになられたご夫婦には、ご冥福を祈るばかりです。

> 先日も、有料老人ホームの案内の広告が入っていました。
> 入居する時に2500〜5000万円   入居後一人の管理費と食費合わせると15万円〜20万円の費用がいる施設にどのような方が入られるのでしょう。
> 私には入居するお金どころか、管理費と食費を払うお金もありません。
介護保険導入直前のシンポジューム(厚生官僚も出席)で華々しく登場したお方
の本を見かけました。介護ビジネスに参入して10年で1400億、1部上場、経団連理事なのだそうです。入居後は管理費と食費の他に、もし介護認定を受けているなら介護保険とは別に1割負担、不足する介護の部分は自己負担になりますから、お金はいくらあっても足りません。住んでおりますこのあたりは次々と介護施設、療養型病院が建っています。まさにビジネスであるような印象は否めません。

> 行政の介護保険も、医療機関を太らせる感じがします。老人だからと手厚く看護をしている感じですが、老人の体を退化させている感じがしてならないのです。ご近所でも車を引いて歩いていたおばあちゃん。介護を受けるように成ったら車椅子の生活を見ていると、私は病気で本当に体が動かなくなるまでは介護の認定は受けたくありません。
先日、他国に比べてあまりに長い日本における入院日数は社会的要因によるものと
放映されておりました。その数27万人!!さらに介護保険の利権の構図を目にしましたら、めまいがいたします。

> 今福祉行政は絵に描いた餅ではなく、絵にも書けない餅です。
『世界の高齢者福祉』岩波新書の著者、山井氏は民主党の現衆議院議員です。
以前「議会で質問をしても、政治家のみなさんにはなかなか関心をもってもらえ
ない」との新聞記事を読んだことがあります。明日はわが身のことなのに・・。

どうぞ、くれぐれも御身お大切にお過ごしください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):老夫婦の死  ■名前 : 老頭児  ■日付 : 05/11/11(金) 20:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼悠々さん:
>▼ごまめの翁さん:
>>北の元気さん
> web記事の報道でこの気の毒な事件を見たのですが、
現在の高齢者の深い絶望を感じ取ることが出来ます。
 経済的に困窮した老人ではなく、地方都市近郊(福井県勝山市)でかなりの不動産を所有する人がなぜあのような最後を遂げたか。
 一昔前なら地域共同体の相互扶助的な”お節介”が働き、老人も孤立することなく世間の世話を受けることもできたのだが。
 いまは世間狭い田舎ゆえかえって人様の助けを受けられないもしれない。
 皆孤立し、身内でもないのに手をだすと変に勘ぐられて誤解をされることが多いので見て見ぬふりをするようになる。
 都会では隣は何をする人ぞという意識がつよく、死んでから何箇月も発見されないケースがたびたび起こるが、地方でもこんなふうになってきたとは何とも心淋しいことです。
 お上の世話にはならない。先祖から引き継いだ土地は処分して自分の代で食いつぶすことはできないという縛りがあったのかもしれない。
 子や孫がいないという事も自由に死を選べたのかもしれませんが。
 私なんかも体にあちこちと故障がでてくると、生き永らえてもたいした意味はないと考えているが、残される者の気持ちを思うと、この世の去りかたがむつかしいのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):老夫婦の死  ■名前 : ごまめの翁  ■日付 : 05/11/12(土) 9:10  -------------------------------------------------------------------------
   >老頭児さん
>悠々さん
>北の元気さん
>海軍大将さん

 人間を含めて動植物は望むとのぞまざるに関わらず老いて死にます。
 
 私の兄は湯船の中に浸かりながら昇天しました。

 一方、家内の兄は、珍しい奇病で体がどんどん衰えて人工栄養を流し込み人工呼吸をしなければ生きていけなくなって、見舞いに行くと何とか判読できる文字で、「早く死にたい」と書いていましたが、後半は文字も書けなくなってただ、体を横たえていただけで、本人のたっての希望で自宅に人工呼吸器を持ち込んで子供や孫に見とられながら黄泉の国に旅立ちました。

 私は、身内の中で全く違った人間の終焉を見ていて、兄嫁さんは、「せめて一週間ぐらいは看病をできる病気で死んでほしかった」
 と言い。

 家内の兄の場合は、この病気を告知した時に本人は、「要らない延命処置はしないでくれ」と一筆入れていましたが、小呼吸困難になり、DRから「苦しかったら人工呼吸をしましょうか」と問われ首を縦に振ったので人工呼吸器を着ける事になったのです。
 詳しい法律は分かりませんが、一度人工呼吸器を付けるとDRは、家族の同意が有っても取り外しはできないそうですから、兄の当初の思いとは反対の事になってしまった様です。
 そして子供たちは、父の「早く死にたい」との思いとは逆に「先生一日でも長く生かしてほしい」とDRに懇願。

 この二つの事例を見ていると、此の二組の家族の思いは痛いほど分かるし胸に堪えます。
 「先生一日でも長く生かしてほしい」という気持ちは子供として当たり前です。でも、病人本人の苦しさを家族としてどう感じているのだろうかとの疑問も生じます。
 病気が進行して苦しみや痛みが全くなければ良いのですが、苦しみがあれば死が確実ととるならば、安楽死の法律も必要に感じました。
 自殺は親が幸福に一生をとこの世に生んでくれた気持ちを思うと容認はできません。しかし自分の終着駅をどうするかは自分で決めたいものです。

 福井のお二方の老夫婦お子さんはいなく、遺書に財産は全部行政に寄付をしたそうで頭が下がります。

 私は老人ホームは昔の姥捨て山を彷佛します。名前は福祉と老人を大切にしているように見えまが、年寄りの集団は姥捨て山です。
 核家族で子供は親の面倒を見なくても行政かしてくれる。しかし世の老人たちは孫や子供たちに取り囲まれて、昔を教えたり、孫には新しいことを教わって暮らすことを一番望んでいるのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):老夫婦の死  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/12(土) 9:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごまめの翁さん:
 読ませていただきました。
 あまりにも 卑近なことで 言葉になりません。

  やがての一人旅。かねて聴きしかど やっぱりの長旅への一歩。
  すこし身の回りの整理して
  天気がいいので 今日は近所のポックリ寺へでも行って見ます。 


>>老頭児さん
>>悠々さん
>>北の元気さん
>>海軍大将さん
>
> 人間を含めて動植物は望むとのぞまざるに関わらず老いて死にます。
> 
> 私の兄は湯船の中に浸かりながら昇天しました。
>
> 一方、家内の兄は、珍しい奇病で体がどんどん衰えて人工栄養を流し込み人工呼吸をしなければ生きていけなくなって、見舞いに行くと何とか判読できる文字で、「早く死にたい」と書いていましたが、後半は文字も書けなくなってただ、体を横たえていただけで、本人のたっての希望で自宅に人工呼吸器を持ち込んで子供や孫に見とられながら黄泉の国に旅立ちました。
>
> 私は、身内の中で全く違った人間の終焉を見ていて、兄嫁さんは、「せめて一週間ぐらいは看病をできる病気で死んでほしかった」
> と言い。
>
> 家内の兄の場合は、この病気を告知した時に本人は、「要らない延命処置はしないでくれ」と一筆入れていましたが、小呼吸困難になり、DRから「苦しかったら人工呼吸をしましょうか」と問われ首を縦に振ったので人工呼吸器を着ける事になったのです。
> 詳しい法律は分かりませんが、一度人工呼吸器を付けるとDRは、家族の同意が有っても取り外しはできないそうですから、兄の当初の思いとは反対の事になってしまった様です。
> そして子供たちは、父の「早く死にたい」との思いとは逆に「先生一日でも長く生かしてほしい」とDRに懇願。
>
> この二つの事例を見ていると、此の二組の家族の思いは痛いほど分かるし胸に堪えます。
> 「先生一日でも長く生かしてほしい」という気持ちは子供として当たり前です。でも、病人本人の苦しさを家族としてどう感じているのだろうかとの疑問も生じます。
> 病気が進行して苦しみや痛みが全くなければ良いのですが、苦しみがあれば死が確実ととるならば、安楽死の法律も必要に感じました。
> 自殺は親が幸福に一生をとこの世に生んでくれた気持ちを思うと容認はできません。しかし自分の終着駅をどうするかは自分で決めたいものです。
>
> 福井のお二方の老夫婦お子さんはいなく、遺書に財産は全部行政に寄付をしたそうで頭が下がります。
>
> 私は老人ホームは昔の姥捨て山を彷佛します。名前は福祉と老人を大切にしているように見えまが、年寄りの集団は姥捨て山です。
> 核家族で子供は親の面倒を見なくても行政かしてくれる。しかし世の老人たちは孫や子供たちに取り囲まれて、昔を教えたり、孫には新しいことを教わって暮らすことを一番望んでいるのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):老夫婦の死  ■名前 : 海軍大将  ■日付 : 05/11/12(土) 11:50  -------------------------------------------------------------------------
   > 私は老人ホームは昔の姥捨て山を彷佛します。名前は福祉と老人を大切にしているように見えまが、年寄りの集団は姥捨て山です。

 心底心が痛みます。

子は夭折し老妻と二人暮し。近親も遠方の環境でとっさの事態のとき誰かが駆けつけてくれる環境ではありません。その他のもろもろの個人的な悪条件はありますが、総じて己の選択の結果ですから人の援助も慈愛も望みません。これは私事。とやかく申し上げても詮無いことです。問題は社会の中での老人の立場です。
 
 老人福祉は元来を言えば、地域を含めた近隣の無償の思いやりと行政の両輪で成り立つものだろうと思います。これがなかなかうまくいかないものだ、という愚痴を吐かせてください。

 妻は目下、某老人ホームで定期的なボランテイア活動に参加していますが、不十分な介護のためにホームがかなり悲惨な状況下に置かれていることを折に触れて口にします。これは恐らく行政の対応(主として財政措置)によって殆どが解消されそうな項目です。いわば政治的な課題と言って良いように思います。
 
 秋田県に鷹巣町(現・北秋田市)という自治体があります。羽田澄子さんの映画などによって紹介され、福祉の先進的町としてそれなりに有名な事業だったようです。長い間事業は継続され著名でしたが一昨年福祉を標榜してきた町長は福祉批判派の候補者に大差で敗北、退陣させられました。
 他の問題を犠牲にして福祉ばっかりやっていられるかという町民の声です。これも行政と財政に関わる項目です。(国のレベルでも同じこと)
 
 柄にもなく私が発議して老人クラブを創設したことがありました。老人の助け合いが趣旨で多くの方々が参加して活動を始めました。楽しいパークゴルフや温泉旅行には比較的積極的なのですが、事が助け合いの方向に向かうと腰を引き霧散の結果に終わりました。
 多分、これは地域活動に関わる項目になると思います。人を得るのが厄介なのです。現実的に最も困難なのが肌に温もりのある地域活動のほうなのではありますまいか。

 何を行うにしても厳しいものです。深呼吸をして、さて自分には何ができるか、思いあぐねているところです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):老夫婦の死  ■名前 : 安本単三  ■日付 : 05/11/12(土) 16:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼老頭児さん:はじめまして

> 皆孤立し、身内でもないのに手をだすと変に勘ぐられて誤解をされることが多いので見て見ぬふりをするようになる。
> 都会では隣は何をする人ぞという意識がつよく、死んでから何箇月も発見されないケースがたびたび起こるが、地方でもこんなふうになってきたとは何とも心淋しいことです。

田舎で、老夫婦の片方が亡くなったとたん周囲から「身内でもないのに手をだすと変に勘ぐられて誤解をされることが多いので見て見ぬふりをされた」という例を知っています。一人暮らしの場合、家の中の物が無くなったりしたとき、出入りしている人が真っ先に疑われるのです。今や人情深い田舎でもありません。振り込め詐欺などで、田舎の老人達もそうとう身構えて暮らしています。
結局は、残ったもう片方が心身共に孤立し自殺してしまいました。

今度の心中事件、うちのカミさんは、ダンナさんの深い思慮と愛情に感心していました。奥さんは幸せな死だったんじゃないって。
それに比べアンタのだらしなさでは、私って良い死に方をしないだろうといわんばかりでした。

財産を寄付し身辺整理をし全く他人に迷惑をかけず火葬場の中で焼死心中とはあまりにも完璧じゃありませんか。

渡辺淳一の「失楽園」が頭をよぎりました。(映画・TVではだめですよ。原文の死に方の完璧さを読まなきゃ。)

この事件は老人福祉の問題もさることながら、よりもっと深い尊厳死の問題を私達に突きつけるものだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):老夫婦の死  ■名前 : 老頭児  ■日付 : 05/11/12(土) 18:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼安本単三さん:

>この事件は老人福祉の問題もさることながら、よりもっと深い尊厳死の問題を私達に突きつけるものだと思います。

 今朝の朝日新聞は社会面で大きく報道していましたが、他紙がどう扱っているかと気になり、地域の図書館で新聞閲覧しましたが、ザッとみたところ他紙での報道はありませんでしたネ。「しんぶん赤旗」は現地取材で後片付けに集まった人の声を報じています、親戚の人が「えらい迷惑している」と話していた。
 その気持ちわからないでもないです。日頃、付き合いがなくても親戚だというだけで、近隣の人たちから色々いわれるし、損な立場にたたされ一文の得にもならないから。
 あの地域でも特養施設に入居するには百何十人も順番待ちとのこと・介護保険でも自己負担十数万円となれば、夫婦の国民年金ではかなりの負担になるし。
 ながいこと一人で妻の介護をしていて、疲れきったのと違うかナ。
 私らは今は両方とも介護の世話にならず、なんと自分らでやっているが、どちらが倒れたら、どうするか迷うナ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):老夫婦の死  ■名前 : 海軍大将  ■日付 : 05/11/12(土) 20:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼老頭児さん:
>▼安本単三さん:
>
>>この事件は老人福祉の問題もさることながら、よりもっと深い尊厳死の問題を私達に突きつけるものだと思います。
>

この度のご夫婦が居間や階段で縊死していたとしたら話題になったでしょうか。生者の目から見ると表面的には死に美醜が生じても、死者の心境はまた別。うかがい知ることができないことです。また立ち入るべきでもないように思います。

 この板でも指摘する方がいましたが、最も大きな老人の苦しみは心理的なものであると。
 他者が立ち入ることのできない領域の問題のほうが本当は深刻なのかもしれません。
 人が他者に支援できることは、内面ではなく、元々生活環境の整備のみです。この小さなことをより良く改善するために四苦八苦しているわけです。根底から人が人を救える能力があるなどと私にはとても思えません。そうであっても、やれることはやる、というのが人の道のような気がします。

 うわべだけの美辞を弄しました。
 老頭児さん、お元気で!
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):老夫婦の死  ■名前 : 馬の骨  ■日付 : 05/11/12(土) 22:52  -------------------------------------------------------------------------
   老頭児さん今晩は、この世お去るのが難しいと嘆きなさんな、去るも行くも時期が来れば誰でも嫌やだと言っても連れていかれますよ、これあたりまえ、私も以前は子供だの孫だの競馬で一発当てなきや葬式代ねえしなど、若い???もいい等未練たらたら考えてたものですよ、最近では老いて益々駄目になり真ともに考えることお止めて気楽に一生お、子供、孫達のために?その子孫達若者が爺婆親の面倒みないて若者達が爺婆になった時に俺たち年金貰えねえだろう、だから保険金払わないんだと、そんな若者共の為に新幹線お高速道路 飛行場お米軍基地お造り?国の借金返してこの世から去ってと子孫も政府も言ってます、日本の老人は金持ちで豊かだから福祉医療介護等切り捨てが行われようとしていますね、私共も二人暮らし悩んだところで、如何に成るもんでもなし老夫婦の死此処まで思いつめる深刻ですねだけど何とかなるもんですよ、例えお向かいが来ても引き取りてが否ければ役場で引き取って、これノー天気 私も兄妹と先に去られましたが、子供達決行できるもんですね私ね子供三人娘なんですよ嫁に行ってますが誰か一人ぐらい骨壷持つて南の果ての墓に収めてくれよう願っているですがね、又何でもかんでも金に替えて好きに遊びホイノホイノホイホイと無縁仏これ冗談もやりすぎですね、ご免なさい、私は人生あまり頑張らないで自分の周りの人々お信じて気楽にゆったりとした日々お私は送りたい。。。。。。 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):老夫婦の死  ■名前 : 北の元気  ■日付 : 05/11/12(土) 9:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごまめの翁さん:北の元気です。

> はじめまして。
こちらこそ、はじめまして、よろしく。

> 私も心臓障害一級の妻を抱えていますと、此の老夫婦の死は胸が痛むどころではありません。
> ですから妻が動けなくなった時に覚悟はできていますが、こちらも老いていますから,此の老夫婦と同じ道を辿るかも知れません。

そのようなことは決して考えないでください。
欠陥制度とは云いながら公的な介護サービスを受ける権利があります。
自己責任で済まされる事柄ではなく、人間の尊厳に関わることです。
ご本人が意識しょうとしまいと今日まで日本社会に貢献された人生です。
何の遠慮もしないで地域の福祉サービスを利用するべきです。

> 昔は子供が親を介護するのは当たり前でした。大家族ですから家族で助け合いながら介護も出来た。もう一つ人生50年と言われた当時と違い30年も長命になり、核家族に成った為に老人だけの家庭が増えたのも原因の一つでしょう。

私もそう思います。ですから、尚更のこと社会的なセフティーネットの構築が急がれます。

> 処が近世は体を張って仕事をするものが蔑ろにされ、ホリエモンや楽天、村上の様な人物,投資家と称する人々がお金を弄んでお金を生んでいます。

彼らが富みを手にすることが出来るのは、もちろん自身の努力と才能によるところが大ではありますが、それを可能にしているのは我々現代人がいるからです。
「金は天下の回りもの」という言葉がありますが、国民大衆の消費の結果なのです。国民大衆から得られた富を国民大衆のために還元する社会システムがあって
はじめて国家が成り立つのでないでしょうか。

> 兎に角、現代はまじめに働いている人々が負け組に入る時代です。

経済的レベルをもって、勝ち組、負け組という仕分けは納得出来ません。
世のため人のため、社会的にどれだけ貢献されたか、これが勝ち組、
負け組と言われる世相になって貰いたいと思います。

> 老人だからと手厚く看護をしている感じですが、老人の体を退化させている感じがしてならないのです。ご近所でも車を引いて歩いていたおばあちゃん。介護を受けるように成ったら車椅子の生活を見ていると、私は病気で本当に体が動かなくなるまでは介護の認定は受けたくありません。

私も両親介護の経験がありますが、全く、そのとおりですね。
炊事、洗濯など極力、自分でさせるようにしないと体力、知力が退化します。
また、呆けも早まります。

> 政府の福祉行政の法律を作る政治家はお金にゆとりのある人々です。そして老人を経験していないということは、老人の本当の姿が解らない政治家や行政官、ということは年寄りの気持ちは分からない人々が法律を作るのです。
> 今福祉行政は絵に描いた餅ではなく、絵にも書けない餅です。

その通りです。霞ヶ関でいくら法律をつくっても、庶民の実態と整合性が
とれません。地方に任せるべきです。出来るだけ住民の身近なところで
制度を考えるべきです。

ご健闘を祈ります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):老夫婦の死  ■名前 : ごまめの翁  ■日付 : 05/11/12(土) 19:52  -------------------------------------------------------------------------
   >海軍大将 さん
>k・satouさん
>北の元気
 皆さん夫々に老いの悩みをお持ちで其の思いも色々です。

 私たちの年代は先の戦争の傷を引きずっています。私の両親は満州で餓死して、まともに埋葬はしていないようですから、畳の上で人生を終われると云う事は幸福だと思うのと、父母に申し訳ないのと半々です。

 最近感じることは、物資が豊富になり飽食時代が続くと、人間は逆に心が荒んでいくように感じます。
 親殺し、子殺し,友殺し。昔は生活のための延長戦に殺人がありましたが、今は説明のつけがたい殺人がお過ぎます。

 海軍大将 さん、私は幸か不幸か二人の娘に恵まれましたから貴兄のように奥さんと二人だけでは有りませんから恵まれています。でも、夜中に目を覚ますと,老いたな元気で動けるのは後何年中とつまらないことを考えます。
 奥さんもボランテイアで頑張って居られるとの事、お互いに、元気で行き着くところまで頑張りましょう。

 最後に福祉も医療も難しい時代になったと思います。老人医療も無料にすると、使わなければ損だと云う意識が働きます。診療側も無料で過剰診療をしても患者は文句を言わないからと、濃厚診療になります。
 福祉も行き過ぎると何でもかんでも国家に頼る惰眠状態になります。
 政治家でしたら世界の福祉をこの目で見たいものです。

 年のせいか昔々、爺さんやお婆さん、両親兄弟の大家族で過ごした時代が懐かしいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):老夫婦の死  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/11/12(土) 20:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごまめの翁さん:

過剰診療や過剰福祉で どれほどの無駄な資源が浪費されるとお考えですか?
小麦1兆円分ぐらいでしょうか?それとも原油1兆円分ぐらいでしょうか?
私には大して資源の浪費が増えるとは思えないのです。
だから、医療や福祉の無料化は日本経済の発展、競争力強化に貢献こそすれ、日本を破綻させることになりません。
福祉や医療を 遠慮しないで政府に、要求しませんか?

> 最後に福祉も医療も難しい時代になったと思います。老人医療も無料にすると、使わなければ損だと云う意識が働きます。診療側も無料で過剰診療をしても患者は文句を言わないからと、濃厚診療になります。
> 福祉も行き過ぎると何でもかんでも国家に頼る惰眠状態になります。
> 政治家でしたら世界の福祉をこの目で見たいものです。
>
> 年のせいか昔々、爺さんやお婆さん、両親兄弟の大家族で過ごした時代が懐かしいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):老夫婦の死  ■名前 : ごまめの翁  ■日付 : 05/11/13(日) 9:05  -------------------------------------------------------------------------
   Gokai  さん

>▼ごまめの翁さん:

>過剰診療や過剰福祉で どれほどの無駄な資源が浪費されるとお考えですか?
>小麦1兆円分ぐらいでしょうか?それとも原油1兆円分ぐらいでしょうか?
>私には大して資源の浪費が増えるとは思えないのです。
>だから、医療や福祉の無料化は日本経済の発展、競争力強化に貢献こそすれ、日本を破綻させることになりません。
>福祉や医療を 遠慮しないで政府に、要求しませんか?

ご意見拝見。
 私が此の様な事を書いたのは現実社会を見た感じなのです。
 実は60年近く歯科技工をしていました。以前、老人医療が無料の時代に一人の患者さんが私の勤めていた医院に総入れ歯を8つも持ってまいり、先生は入れ歯がお上手と伺いましたので作ってくれと言うのです。DRが色々話を聞いていましたが、一年ほどの間に歯科医院を渡り歩いて8つの入れ歯を作ったそうでした。
 義歯について難しい論議は止めますが、総入歯を入れても義足と同じく人工の咀嚼器ですから、若い時の様には噛めませんので、咀嚼のリハビリで噛める練習をしなくてはなりません。これらの事を含めて患者さんに説明して作るべきだと思うのですが、総入れ歯を入れた経験のない若いDRや技工士が作るのですから難しい問題です。
 或るDRが総入れ歯になって、「ごまめさん総入れ歯を入れて患者さんの気持ちがよく分かるようになった」と言われ、其の後のインフォームド‐コンセントが変わりました。患者さんとの事はこれを顕著に物語っていると思います。
 現在は、半年経たなければ新調はできません。普通のアクリル樹脂の総入れ歯上下の保険点料金は4万円強です。初診料を含めるともっと増えます。もし老人医療が無料になると一年に8つ作った方は32万円以上のの医療費を保険から使ったことになります。
 入れ歯でも5〜20年もお使いの方がいらっしゃいます。患者さんでも入れ歯に向いた方や不向きの口腔内の方も居られると思いますが、私のような元技工士が言う問題でもないと思いますが難しい問題ですが、福祉だから使う方も無駄遣いしてほしくないのです。

 私は国民年金です。少しずつ爪に灯を灯す様に蓄えたのを足しても生きていくのがやっとです。介護保険を引かれると一月7万円切れます。
 しかし生活輪保護を受けておられる方は医療費や家賃を含めると15まんえんほどに成るそうです。
 だいぶ前ですが、生活保護で診療されている方が、お帰りの時に颯爽とベンツに乗ってかえられるのを見ると、福祉でも本当に受けなければ成らない方が疎外されている、行政の不合理さを感じさせられています。

 お答えには成りませんが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):老夫婦の死  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/13(日) 10:31  -------------------------------------------------------------------------
   ごまめの翁さん

> だいぶ前ですが、生活保護で診療されている方が、お帰りの時に颯爽とベンツに乗ってかえられるのを見ると、福祉でも本当に受けなければ成らない方が疎外されている、行政の不合理さを感じさせられています。

 こんにちは。横から失礼します。
 私が医療機関にいた頃の話ですが、確かに生活保護を受けている人の中には、そういう不心得な人間はいました。一方では、本当に生活が困っているのに、役所の窓口でイヤミを言われ、なかなか保護を受けられない人もいます。

 弱者といわれる連中にも悪いやつがいて、階層化したがる人間がいるものです。人間はもともとエゴの塊りです。ただ、それをどれだけ公平で一般生活の中で昇華できるかが問題なんだろうと思います。

 昔の話ですが、私の会社に元北炭の社員がいました。彼から良く聞かされた話ですが、炭鉱内部にも身分格差があったそうです。事務員と鉱員、「組夫」と呼ばれる下請けの人達……。

 それぞれ住む場所も違い、買い物する市場も違えば、病院まで別だったそうです。組合員がけがをすると、労組は「傷害等級を上げろ」と医者に文句を言うのに、下請けの組夫が死んでも何もしないというのです。

 最近は「小さな政府」「自己責任」という言葉を聞かない日がないほどですが、私達が若い頃イメージした「明るい不安の無い老後」は崩れ去り、益々アメリカナイズされた「自己責任」の世の中になろうとしています。

 そしてこの流れは加速し、もう止められないでしょう。願わくは、医療、介護がこれ以上の負担が増えないように祈るばかりです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):老夫婦の死  ■名前 : 海軍大将  ■日付 : 05/11/12(土) 22:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごまめの翁さん:
 温かいお言葉をいただきありがとうございます。

> 最近感じることは、物資が豊富になり飽食時代が続くと、人間は逆に心が荒んでいくように感じます。
> 親殺し、子殺し,友殺し。昔は生活のための延長戦に殺人がありましたが、今は説明のつけがたい殺人がお過ぎます。
   ↑
 まったくおっしゃる通りですね。この傾向をずいぶん気にしていました。政治状況とは結びつかない機械化文明病ではあるまいかと考えています。人と人との結びつきも薄くなりました。子供も悲惨です。かく言う私もパソコンをいじって遊んでいるのですから大口は叩けませんが。近頃では進歩という言葉を用いるのに慎重になってきました。 

> 頑張りましょう。
 ごまめの翁さんもお達者で!    

> 年のせいか昔々、爺さんやお婆さん、両親兄弟の大家族で過ごした時代が懐かしいです。
 全く同感です。

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