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 ▼「別の問題」で逃げるな 小泉首相の国会発言  pierre 06/1/27(金) 17:18
   ┗Re(1):「別の問題」で逃げるな 小泉首相の国会発言  たけチャン 06/1/27(金) 19:10

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 ■題名 : 「別の問題」で逃げるな 小泉首相の国会発言
 ■名前 : pierre
 ■日付 : 06/1/27(金) 17:18
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    小泉首相は、去る1月25日の参院代表質問で、市田忠義氏(日本共産党)が
「靖国神社参拝は靖国神社の戦争観に政府がお墨付きを与えるものだ」
と質したのに対して、
「靖国神社への参拝と靖国神社がどのような主張を持っているかは別の問題だ」
と反論したと新聞にありました。(『日本経済新聞』2006.01.26.朝刊)
 大変残念ながら、首相のこの答弁で議論は深まらずに終わりました。私はこれまで、首相をはじめ勇んで靖国神社へ参拝される政治家たちは誰しも靖国神社が持ち、そして遊就館の展示やホームページを通じて広言している戦争観を支持したり同感していると受け取っていました。これが普通の常識的な受け止め方ではありませんか。恐らく中国や韓国の人たちも同様でしょう。
 だから、市田氏のこの質問はその議論を深める絶好のチャンスだったはずです。つまり首相は、市田氏の指摘に同意できないのであれば、靖国神社の戦争観に政府がお墨付きを与えたことにはならない理由を、明確に説明すべきだったのです。その説明が納得を得られるものであれば、首相の参拝はこれまでとは別の評価ができるでしょう。しかし、「別の問題」という一言で議論を打ち切ってしまった結果、市田氏が提起された疑義はそのまま残りました。
 首相の靖国参拝については、ブッシュ大統領がどう言われたかは知りませんが、中韓両国ばかりではなくアメリカの議会にも問題視する意見があるという新聞報道(『毎日新聞』2006.01.01.朝刊)もありました。そして首相にどうしても忘れて戴きたくないのは、国内にだって、そして戦没者の遺族にも問題視する声は決して少なくないことであります。そういう声が消えないのは、靖国神社があの戦争を肯定し、それを始めた責任者たちと重なるA級戦犯を「英霊」として顕彰しているからではありませんか。
 だからこそ、「別の問題」というなら、なぜ「別の問題」と言えるのか、首相にはキチッと説明する義務があるのです。それでこそ民主国家の首相なのです。それを果たされない限り、貴方の発言は“逃げ”としか言い様がありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):「別の問題」で逃げるな 小泉首相の国会発言  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 06/1/27(金) 19:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:
> 小泉首相は、去る1月25日の参院代表質問で、市田忠義氏(日本共産党)が
>「靖国神社参拝は靖国神社の戦争観に政府がお墨付きを与えるものだ」
>と質したのに対して、
>「靖国神社への参拝と靖国神社がどのような主張を持っているかは別の問題だ」
>と反論したと新聞にありました。(『日本経済新聞』2006.01.26.朝刊)

関連事項。
小泉首相は靖国参拝に反対しているのは中国、韓国だけだと国会で述べていた。
しかし、「靖国参拝 海外 小泉首相」で検索してみると、海外でも幅広く批判されていることがわかる。
例えば http://k-mokuson.at.webry.info/200510/article_18.html

事実を自分の都合の良いように歪曲するのは、今に始まったことではない。前総選挙時、知能指数が低い国民に言った口上には笑っちゃいました。郵政公社を民営化すれば、税金の無駄使いがなくなる。行財政改革の本丸だと言っていた。

ところで、独立採算制の郵政公社には税金が一円も投入されていないことを、小泉首相は知っていたのかな。あれか半年、行財政改革どころか、官僚の給与は高止まり、独立行政法人の給与は焼け太りである。税金の無駄使いが一向になくならないことを小泉首相は知っているのかな。小泉首相のオツムの構造には疑問を感じます。

ところで2006年のアメリカは、投機家のジョージ・ソロスの予測、長短金利の逆転、住宅バブルの崩壊の兆しなどで、アメリカ経済は不況になり、世界同時不況に突入する見通しです。ブッシュ・ワンワン内閣はホリエモンの読みを間違えただけではなくて、日本経済の予測も間違っている。いまは景気回復とはしゃいでいるが、日本経済は必要以上にアメリカの不況に足を引っ張られるでしょう。アメリカのおかげで首相になれた小泉首相も、アメリカの不況でとんだお荷物を拾いそうである。

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